JP2003214837A - タイヤ車輪の回転軸線上の位置に計測手段を装着するための装着具及び装着方法 - Google Patents

タイヤ車輪の回転軸線上の位置に計測手段を装着するための装着具及び装着方法

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JP2003214837A
JP2003214837A JP2002011935A JP2002011935A JP2003214837A JP 2003214837 A JP2003214837 A JP 2003214837A JP 2002011935 A JP2002011935 A JP 2002011935A JP 2002011935 A JP2002011935 A JP 2002011935A JP 2003214837 A JP2003214837 A JP 2003214837A
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幸一 宇佐美
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイヤ車輪の回転軸線上の位置に計測手段を
精度よくかつ簡便に装着するための装着具及び装着方法
を提供することにある。 【解決手段】 この発明の装着具1は、タイヤ車輪4を
車両に装着するための規格ナット10と同一のボルト穴径
をもち、上端部にねじ切り部11を有する取付部材6と、
上端部に計測手段5を取り付けた棒状部15を有する中心
位置決め部材7と、短冊状の板材からなり、取付部材6
及び中心位置決め部材7を横切って延び、該中心位置決
め部材7の棒状部15のらせん移動を案内するねじ切りさ
れた内面をもつ第1貫通孔18及び取付部材6に対して接
近・離隔する方向に中心位置決め部材7を平行移動可能
にする細長形状の第2貫通孔19を有する連結部材8と、
該取付部材6のねじ切り部11にねじ連結される締付け部
材9とを具えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、タイヤ車輪の回
転軸線上の位置に計測手段を精度よくかつ簡便に装着す
るための装着具及び装着方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】走行車両に装着したタイヤ車輪の実際の
回転数や回転速度を測定するための手段としては、タイ
ヤの回転軸線上にエンコーダ等の回転速度計を配設し、
かかる回転速度計によって計測する方法が有用である。
【0003】タイヤの回転軸線上に回転速度計を配設す
るための手段としては、例えば、図8に示すように、エ
ンコーダ等の回転速度計101を中心位置に取り付けた円
盤状の平板102を、車両にタイヤ車輪100を装着するため
に用いられる専用のホイールナット又はホイールボルト
等の締付け部品103のうち、少なくとも2個以上、好ま
しくは全ての締付け部品103によって、平板102の中心、
すなわち回転速度計101の配設位置がタイヤ車輪100の回
転軸線C上にあるようにタイヤ車輪100に固定する方法
が有用である。
【0004】しかしながら、かかる固定方法は、回転ブ
レを発生させないため、平板102を少なくとも2個以
上、(図8では全て(4個)の締付け部品103)によって
固定する必要があり、これは、取付作業性を悪化させる
とともに、車両走行時の安全性が低下する恐れがあるな
どの問題点があった。
【0005】また、タイヤ車輪を車両に装着するための
締付け部品は、その本数が乗用車やトラック・バス等の
車両の相違等によって、例えば4、5、6、8、10本と
異なり、また、締付け部品のサイズやねじ径も車両タイ
プや製造メーカー等によっても異なり、さらに、締付け
部品の配設位置とタイヤ車輪の回転中心位置間の距離も
一様でない場合が多い。また、全体としても重量物とな
る。
【0006】つまり、上記固定方法は、車両ごとに適合
するように固有の平板(取付治具)を作製する必要があ
るため、取付治具の汎用性が乏しく、使用しない多数の
取付治具を保管する場所を確保する必要が生じるなどの
問題があった。
【0007】加えて、トラック・バスのような重荷重車
両のように複輪のタイヤ車輪104に計測手段を装着する
には、タイヤ車輪104の中心孔にはハブ105が存在するた
め、例えば、図9に示すように、回転速度計106を中心
位置に取り付けた台座107を、ハブ用ボルト108に固定す
るのが一般的である。
【0008】しかしながら、上記固定方法の場合も、2
個以上のハブ用ボルト108を用いる必要があるため、取
付作業性が悪化するとともに、車両走行時の安全性が低
下する恐れがあるなどの問題点がある他、回転速度計10
6の配設位置が、タイヤ車輪の側面よりも外側に突出す
るため、車両走行時に回転速度計106が破損する恐れも
あった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、タ
イヤ車輪の回転軸線上の位置に計測手段を精度よくかつ
簡便に装着するための装着具及び装着方法を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の装着具は、タイヤをホイールに組み付け
て形成したタイヤ車輪の回転中心軸線上の位置に回転数
計測手段を装着するための装着具であって、タイヤ車輪
を車両に装着するための規格ナット又は規格ボルトと同
一のボルト穴径又はボルト径をもち、上端部に、固定
部、好ましくはねじ切り部を有する取付部材と、少なく
とも下端部が、タイヤ車輪の中心に存在する穴に挿入可
能である棒状部を有し、この棒状部の上端部に回転数計
測手段が取付けられた中心位置決め部材と、短冊状の板
材からなり、取付部材及び中心位置決め部材を横切って
延び、該中心位置決め部材の棒状部が挿入可能な内径で
形成された内面をもち、好ましくは、ボルト棒のような
棒状部のらせん移動を案内するようにねじ切りされた内
面をもつ第1貫通孔、及び取付部材に対して接近・離隔
する方向に中心位置決め部材を平行移動可能にする細長
形状の第2貫通孔を有する連結部材と、該取付部材の固
定部にねじ連結され、取付部材を連結部材の所定位置に
位置決め固定する締付け部材とを具えることにある。
【0011】また、取付部材は、1本の規格ナット又は
規格ボルトに代えて使用すること、中心位置決め部材の
棒状部の下端部に、先細になる円錐形又はピン形の位置
合わせ部材を着脱可能に設けること、及び/又は、回転
数計測手段はエンコーダであることが好ましい。
【0012】尚、車両が乗用車である場合、タイヤ車輪
のホイールナット又はホイールボルトのうちの1本に代
えて取付部材を使用することが好ましく、また、タイヤ
車輪の中心孔から突出したハブを有する車両、例えばト
ラックやバス等の重荷重車両である場合、取付部材は、
クランク状をなし、一端部がハブボルトに連結され、他
端部が締付け部材と連結される取付台座であることがよ
り好適である。
【0013】また、この発明の装着方法は、上記装着具
を用いてタイヤ車輪の回転中心軸線上の位置に回転数計
測手段を装着するにあたり、タイヤ車輪を車両に装着す
るための規格ナット又は規格ボルトのうちの1本に代え
て取付部材を用い、この取付部材を、残りの規格ナット
又は規格ボルトと同様な方法で締付ける工程と、取付部
材の固定部又は締付け部材を連結部材の第2貫通孔に貫
通させ、中心位置決め部材の棒状部を、連結部材の上端
面から下端面に向かって第1貫通孔に貫通させた状態の
連結部材を、取付部材の上端面に沿って移動させて、取
付部材に対して中心位置決め部材を平行移動させて、中
心位置決め部材の下端部を車輪の中心に存在する穴に挿
入して位置決めする工程と、締付け部材を締付けて取付
部材と連結部材を固定連結する工程とを具えることにあ
る。
【0014】さらに、中心位置決め部材の棒状部の下端
部に、先細になる円錐形又はピン形の位置合わせ部材を
装着した状態で中心位置決めを行った後、タイヤ車輪に
装着した計測手段で計測する前に位置合わせ部材を取り
外すことが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、この発
明に従う装着具をタイヤ車輪に装着したときの斜視図で
あり、図2は図1の装着具の拡大図であり、図中の符号
1は装着具、2はタイヤ、3はホイール、4はタイヤ車
輪、5は計測手段、6は取付部材、7は位置決め部材、
8は連結部材、9は締付け部材である
【0016】これらの図に示す装着具1は、タイヤ2を
ホイール3に組み付けて形成したタイヤ車輪4の回転中
心軸線C上の位置に、計測手段5、例えば図1ではエン
コーダのような回転数計測手段を装着するためのもので
あり、取付部材6と、中心位置決め部材7と、連結部材
8と、締付け部材9とで主に構成されている。
【0017】取付部材6は、タイヤ車輪4を車両に装着
するための規格ナットや規格ボルト等の締付け部品10と
同一のボルト穴径又はボルト径をもち、上端部に固定部
11を有している。尚、締付け部品10は、通常、国産車の
場合には規格ナット6A(図4(a))、外国車の場合には規格
ボルト6B(図4(b))であるのが一般的であるため、取付
部材6は、車両に用いられている締付け部品10と同一の
ボルト穴径又はボルト径で形成すればよい。例えば、図
1では、締付け部品10が5本の規格ナットで構成されて
いるため、そのうちの1本の規格ナット10に代えて、こ
の規格ナット10と同一のボルト穴径をもつ取付部材6を
用いた場合を示す。
【0018】また、車両が乗用車である場合には、タイ
ヤ車輪4のホイールナット10(図1)又はホイールボル
トのうちの1本に代えて取付部材6を使用することが好
ましく、また、タイヤ車輪4の中心孔から突出したハブ
12を有する車両である場合、図6に示すように、取付部
材6は、クランク状をなし、一端部がハブボルト13に連
結され、他端部が締付け部材9と連結される取付台座23
であることが乗用車からトラック・バス等の重荷重車両
に至るまで利用できる点でより好適である。
【0019】尚、取付部材6の配設位置と中心位置決め
部材7の配設位置との間に高低差が存在するような場合
でも、ある程度の高低差であれば装着可能にするため、
図1では、取付部材6のヘッド部22を長くした場合(図4
(a),(b))、図6では、取付部材6をクランク状の取付
台座23とした場合(図4(c),(d))の例を示したが、取付
部材6は、必要に応じて適宜選択することができる。
【0020】中心位置決め部材7は、その少なくとも下
端部14が、タイヤ車輪の中心に存在する穴に挿入可能で
あるボルト棒のような棒状部15を有し、この棒状部15の
上端部に回転数計測手段5が取付けられている。棒状部
15は、全体にねじ切りが施されている必要はなく、タイ
ヤ車輪4に装着具1を着脱する際に、後述する連結部材
8の第1貫通孔18の内面及び/又は調整ナット21とねじ
連結できる棒状部15の部分に少なくともねじ切りが施さ
れていればよい。
【0021】中心位置決め部材7の棒状部15の下端部14
には、図5に示すように、先細になる円錐形の位置合わ
せ部材16又はピン形の位置合わせ部材17を着脱可能に設
けることが容易に中心位置を決める点で好ましい。図3
は、円錐形の位置合わせ部材16を棒状部にねじ連結した
中心位置決め部材7を用いた場合の装着具の一例を示し
たものである。
【0022】連結部材8は、短冊状の板材からなり、取
付部材6及び中心位置決め部材7を横切って延び、該中
心位置決め部材7の棒状部15が挿入可能な内径で形成さ
れた内面をつ第1貫通孔18、及び取付部材6に対して接
近・離隔する方向に中心位置決め部材7を平行移動可能
にする細長形状の第2貫通孔19を有している。
【0023】締付け部材9は、該取付部材6の固定部11
に連結され、取付部材6を連結部材8の所定位置に位置
決め固定する。尚、図2では、取付部材6の固定部11で
あるねじ切り部が取付部材6の上端面から突出したボル
ト部20として形成し、締付け部材9を前記ボルト部20に
適合するナットとして形成した場合を示したが、ねじ切
り部11をナット部として形成し、締付け部材9を前記ナ
ット部に適合するボルトとして形成してもよい。
【0024】また、図2では、連結部材に対する棒状部
の位置ずれを防止するため、中心位置決め部材7の棒状
部15の、少なくとも連結部材8と計測手段5との間の部
分に、調整ナット21を配置することが好ましい。尚、図
2では、連結部材の第1貫通孔18の内面にねじ切りを施
したため、1個の調整ナット21の配設だけで位置ずれを
防止できるが、第1貫通孔18の内面にねじ切りが施され
ていないキリ孔である場合には、図7に示すように、2
個の調整ナットで連結部材の両側から締付けることが好
ましい。さらに、計測手段5をタイヤ車輪の中心に正確
に位置決めするには、中心位置決め部材7の棒状部15が
連結部材8に対して直交する方向に第1貫通孔18を移動
できるように設定することが好ましい。このため、第1
貫通孔18の内面にねじ切りし、このねじ切りした内面に
沿って、該中心位置決め部材7の棒状部15、例えばボル
ト棒のらせん移動を案内することによって、棒状部15を
連結部材8に対して直交する方向に移動させるか、又
は、図7に示すように、連結部材8を厚くして、第1貫
通孔18の孔長さを長くすることによって、棒状部15を連
結部材8に対して直交する方向に移動させることが好ま
しい。
【0025】次に、この発明の装着具1を用いて、タイ
ヤ車輪4の回転軸線C上の位置に計測手段5を装着する
方法の一例を以下で説明する。
【0026】まず、タイヤ車輪4を車両に装着するため
の規格ナット又は規格ボルトのうちの1本に代えて取付
部材6を用い、この取付部材6を、残りの規格ナット又
は規格ボルトと同様な方法で締付ける。
【0027】次いで、取付部材6のねじ切り部11又は締
付け部材9を連結部材8の第2貫通孔19に貫通させ、中
心位置決め部材7の棒状部15を、連結部材8の上端面8a
から下端面8bに向かって第1貫通孔18に貫通させた状態
の連結部材8を、取付部材6の上端面24に沿って移動さ
せて、取付部材6に対して中心位置決め部材7を平行移
動させて、中心位置決め部材7の下端部14をタイヤ車輪
4の中心に存在する穴に挿入して位置決めをする。
【0028】尚、中心位置決めを行う場合には、図3に
示すように、中心位置決め部材7の棒状部15の下端部14
に、先細になる円錐形の位置合わせ部材16又はピン形の
位置合わせ部材17を装着した状態で中心位置決めを行う
ことが好ましい。この場合には、タイヤ車輪4に装着し
た計測手段5で計測する前に位置合わせ部材16又は17を
取り外すことが好ましい。
【0029】その後、締付け部材9を締付けて取付部材
6と連結部材8を固定連結することによって、タイヤ車
輪4の回転軸線C上の位置に計測手段5を精度よくかつ
簡便に装着することができる。
【0030】上述したところは、この発明の実施形態の
一例を示したにすぎず、請求の範囲において種々の変更
を加えることができる。尚、上記した実施形態では、計
測手段5として、タイヤ車輪4の回転数等を計測するた
めの回転数計測手段の場合についてだけ説明したが、こ
れだけには限定されず、他の計測手段、例えば、タイヤ
の接地や旋回状況の近接撮影や非接触温度の計測などを
行うこともできる。
【0031】
【発明の効果】この発明の装着具を用いれば、タイヤ車
輪の回転軸線上の位置に計測手段を精度よくかつ簡便に
装着することができる。しかも、装着具をタイヤ車輪に
装着するごとに、回転軸線上に計測手段を位置決めする
ため、タイヤ車輪の回転数の計測時の回転ブレがほとん
ど生じることがない。
【0032】また、タイヤ車輪を車両に装着するための
規格ナット又は規格ボルトのうちの1本に代えて取付部
材を取り付ければよいので、車両走行の安全性が確保で
きるとともに、どの車両でも短時間(例えば2分間程
度)で装着することができ、取付作業性が向上する。さ
らに、この発明の装着具は、図8に示すような従来の装
着具の質量(2〜5kg程度)に比べて10分の1以下の質
量(150g程度)と軽量であるため、車両の運動性能を損
なうことなく計測できる。
【0033】さらにまた、規格ナットや規格ボルトが同
一である車両である場合には、規格ナットや規格ボルト
の配設本数が異なっていても同一の装着具を用いて計測
手段をタイヤ車輪に装着することができ、加えて、規格
ナットや規格ボルトのサイズ等の規格が異なる場合であ
っても、取付部材のみを製造すれば、その他の装着具を
構成する部材(例えば中心位置決め部材や連結部材等)
は共用することができるため、使用しない装着具の保管
スペースを狭くすることができる。特に、この発明は、
乗用車だけでなく、トラックやバスのような重荷重車両
にも共用できる装着具(但し、取付部材は除く。)の提
供を可能にした点で画期的な発明と言える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に従う装着具を装着したタイヤ車輪
の斜視図である。
【図2】 この発明に従う装着具の斜視図である。
【図3】 中心位置決め部材の下端部に位置合わせ部材
を取り付けたときの装着具の斜視図である。
【図4】 この発明の装着具に用いられる取付部材の4
種類の実施形態を示す図である。
【図5】 中心位置決め部材の下端部への取付け前後に
おける、円錐形とピン形の位置合わせ部材を示す図であ
る。
【図6】 ハブを有するタイヤ車輪にこの発明の装着具
を装着したときの斜視図である。
【図7】 この発明の装着具の他の実施形態を示す図で
ある。
【図8】 従来の装着方法を説明するための図である。
【図9】 従来の装着方法を説明するための図である。
【符号の説明】
1 装着具 2 タイヤ 3 ホイール 4 タイヤ車輪 5 計測手段 6,6A〜6D 取付部材 7,7A,7B 中心位置決め部材 8 連結部材 9 締付け部材 10 締付け部品 11 固定部(又はねじ切り部) 12 ハブ 13 ハブボルト 14 中心位置決め部材の下端部 15 棒状部 16,17 位置合わせ部材 18 第1貫通孔 19 第2貫通孔 20 ボルト部 21 調整ナット 22 取付部材のヘッド部 23 取付台座 24 取付部材の上端面

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤをホイールに組み付けて形成した
    タイヤ車輪の回転軸線上の位置に計測手段を装着するた
    めの装着具において、 前記装着具は、 タイヤ車輪を車両に装着するための規格ナット又は規格
    ボルトと同一のボルト穴径又はボルト径をもち、上端部
    に固定部を有する取付部材と、 少なくとも下端部が、タイヤ車輪の中心に存在する穴に
    挿入可能である棒状部を有し、この棒状部の上端部に計
    測手段が取付けられた中心位置決め部材と、 短冊状の板材からなり、取付部材及び中心位置決め部材
    を横切って延び、該中心位置決め部材の棒状部が挿入可
    能な内径で形成された内面をもつ第1貫通孔、及び取付
    部材に対して接近・離隔する方向に中心位置決め部材を
    平行移動可能にする細長形状の第2貫通孔を有する連結
    部材と、 該取付部材の固定部に連結され、取付部材を連結部材の
    所定位置に位置決め固定する締付け部材と、を具えるこ
    とを特徴とするタイヤ車輪の回転軸線上の位置に計測手
    段を装着するための装着具。
  2. 【請求項2】 取付部材の固定部はねじ切り部であり、
    締付け部材が前記ねじ切り部とねじ連結される請求項1
    記載の装着具。
  3. 【請求項3】 第1貫通孔は、該中心位置決め部材の棒
    状部のらせん移動を案内するねじ切りされた内面を有す
    る請求項1又は2記載の装着具。
  4. 【請求項4】 1本の規格ナット又は規格ボルトに代え
    て取付部材を使用する請求項1、2又は3記載の装着
    具。
  5. 【請求項5】 中心位置決め部材の棒状部の下端部に、
    先細になる円錐形又はピン形の位置合わせ部材を着脱可
    能に設ける請求項1〜4のいずれか1項記載の装着具。
  6. 【請求項6】 計測手段はエンコーダである請求項1〜
    5のいずれか1項記載の装着具。
  7. 【請求項7】 車両が乗用車である場合、タイヤ車輪の
    ホイールナット又はホイールボルトのうちの1本に代え
    て取付部材を使用する請求項1〜6のいずれか1項記載
    の装着具。
  8. 【請求項8】 タイヤ車輪の中心孔から突出したハブを
    有するトラックやバス等の重荷重車両である場合、取付
    部材は、クランク状をなし、一端部がハブボルトに連結
    され、他端部が締付け部材と連結される取付台座である
    請求項1〜6のいずれか1項記載の装着具。
  9. 【請求項9】 上記請求項1〜8のいずれか1項記載の
    装着具を用いてタイヤ車輪の回転軸線上の位置に計測手
    段を装着するにあたり、 タイヤ車輪を車両に装着するための規格ナット又は規格
    ボルトのうちの1本に代えて取付部材を用い、この取付
    部材を、残りの規格ナット又は規格ボルトと同様な方法
    で締付ける工程と、 取付部材の固定部又は締付け部材を連結部材の第2貫通
    孔に貫通させ、中心位置決め部材の棒状部を、連結部材
    の上端面から下端面に向かって第1貫通孔に貫通させた
    状態の連結部材を、取付部材の上端面に沿って移動させ
    て、取付部材に対して中心位置決め部材を平行移動させ
    て、中心位置決め部材の下端部を車輪の中心に存在する
    穴に挿入して位置決めする工程と、 締付け部材を締付けて取付部材と連結部材を固定連結す
    る工程と、を具えることを特徴とするタイヤ車輪の回転
    軸線上の位置に計測手段を装着するための装着方法。
  10. 【請求項10】 中心位置決め部材の棒状部の下端部
    に、先細になる円錐形又はピン形の位置合わせ部材を装
    着した状態で中心位置決めを行った後、計測手段で計測
    する前に位置合わせ部材を取り外す請求項9記載の装着
    方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006162598A (ja) * 2004-11-11 2006-06-22 Corghi Spa センサー用の支持ブラケット

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JP2006162598A (ja) * 2004-11-11 2006-06-22 Corghi Spa センサー用の支持ブラケット

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