JP2003212176A - 二輪スクーター - Google Patents

二輪スクーター

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JP2003212176A
JP2003212176A JP2002052319A JP2002052319A JP2003212176A JP 2003212176 A JP2003212176 A JP 2003212176A JP 2002052319 A JP2002052319 A JP 2002052319A JP 2002052319 A JP2002052319 A JP 2002052319A JP 2003212176 A JP2003212176 A JP 2003212176A
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JP
Japan
Prior art keywords
wheels
wheel scooter
wheel
frame
axle
Prior art date
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Pending
Application number
JP2002052319A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Kamekawa
誠 亀川
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】遊戯用、スポーツ用になるだけでなく、凹凸の
ある非舗装道路でも走れる走行性で実用的移動具として
も使える頑強な二輪スクータの提供 【解決手段】上部をハンドル形状にし、下方に伸ばした
鋼管製の簡単なフレームに大直径の車輪2個を並列に備
えたことと、該フレームを車軸位置から後方に曲げて延
長した端末に姿勢安定用と制動用を兼ねた小さな補助輪
を備えることで解決した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、左右並列に付けた
車輪による遊戯・スポーツ用および日常の実用的移動具
としての人力二輪スクーターに関する。
【0002】
【従来の技術】片足で蹴って走らせる従来のスクーター
は車輪を前後に配置した二輪車形式かまたは前に1輪後
ろに2輪の三輪車形式のものであった。いずれも前の車
輪をつけたハンドル支柱部と足を乗せるための後車輪を
付けた台車部とを結合した構成である。
【0003】また、大型車輪を左右に平列にした2輪車
形式として特殊のものが複数考案されていた。実新公:
昭58−11644、同:昭58−11646、および
同:昭58−28941などであるが、これらは運搬用
を主目的としたものでスポーツ用および個人の移動用具
としては適さないものであった。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】従来の人力スクータ
ーは、前後に車輪を有することから前後方向の小型化に
は車輪の径を小さくせざるを得ず、二輪車形式、三輪車
形式にかかわらずいづれも小さな車輪のために走行性に
限度があり非舗装路面での使用には適さなかった。
【0005】また、足を載せるための台車部と、前輪か
ら立ち上がらせたハンドル支柱部との二つの構造体から
成るので結合部の複雑さがあり強度の確保も必要とし
た。
【0006】最大の欠点は主として小車輪の採用に起因
する走行性の不備で非舗装道路での使用には向かず、従
って遊戯用としてのみ存在し得るものとなっており実用
的な個人の移動用具としては使えないものであった。
【0007】本発明は従来形式のスクーターがもつ上記
の欠点を解決して遊戯用、スポーツ用としての使用はも
ちろん、実用的な移動用具としても充分に使える二輪ス
クーターの提供を課題としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのために本発明では、
非舗装路面での充分な走行性の確保には大直径車輪の使
用、実用性に対する頑丈性には全体構成の簡潔化による
ことにした。
【0009】その解決手段として、大型車輪の採用に対
してはこれまでのように車輪を前後に並べるのではなく
て左右に並べた二輪車形式にした。これにより前後方向
での長大化も避けられた。
【0010】また、車輪を左右に平行配置とすることで
フレームとしての主要構造体を一つだけの単体とし、従
来のようにハンドル支柱部と台車部による分割構成では
ない一体構成なので実用品としての頑丈性の確保にも寄
与するものとなった。
【0011】さらにまた本発明では、片方の足でこれま
でと同様に路面を蹴って走行させるものであるが、必要
により本体フレームの傾きを変えて補助輪を接地させる
ことで安定を確保するとともに制動もかけられるように
した。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の形態を実施例にもとづき
図面を用いて説明する。
【0013】フレーム本体1は曲げ加工をした鋼管製
で、図1〜図3に示した如く上端で左右に広げたハンド
ル部を形成し、下方に伸ばした途中で両足の幅ていどの
間隔で広げて二又にし、下端ちかくに固着させたブラケ
ット1aに車軸2を固着。その位置から曲げて後方に伸
ばした末端に補助輪4を軸4aとワッシャ4b、スペー
サー4C、ナット4dによって遊合軸着させる。
【0014】車輪3は車軸2の左右両端に遊合軸着し、
ナット3aとワッシャ3bによって取りつける。車軸2
はブラケット1aに固着されているので回転はせず、車
輪3のみが左右それぞれ独立に自由回転をする。
【0015】5はプレス加工による鋼板製の制動板で、
フレーム本体1に固着させた左右のブラケット1bにボ
ルト5aとナットによって揺動自由な状態で補助輪4の
上を覆う姿で取り付けられている。この制動板5は、ボ
ルト5aで軸支されたスプリング5bによって常に上方
に上げられているので普段は補助輪4に接触しない状態
になっている。
【0016】なお、補助輪4の代わりにフレーム本体の
末端を橇状にカーブさせただけでもよい。ただしこの場
合は制動作用のためのみとなる。
【0017】次に使用法について説明する。まず両手で
ハンドル部を握ってから片足、例えば左足を車軸2に乗
せる。初めはフレーム本体1を立て気味姿勢にして補助
輪4を路面に接地させた状態で少し練習する。その練習
時にハンドル部をわずか前方に押してフレーム本体1を
前倒し姿勢にし、補助輪4が接地しない状態でのバラン
ス感覚を習得する。
【0018】このバランス感覚の必要性が本品をして玩
具よりもむしろスポーツ用具としての性格をもたせてい
る面でもある。
【0019】バランス感覚が習得できれば主車輪二輪だ
けの抵抗の少ない状態で自由に走らせることができるよ
うになり充分に実用的な移動用具として使えるものとな
る。
【0020】なお、下り坂などの場合は補助輪4を接地
させた状態にして抵抗を増やすとともに安定性をもたせ
る。また、右足を制動板に乗せて適度に下方に押したり
離したりして制動動作を行う。急停車が必要な時は全体
重を右足に掛けるようにすればよい。
【0021】
【発明の効果】本発明は以上説明したような構成であり
使用法であるので下記のごとき効果を奏する。
【0022】構成の主要をなす本体が一つである簡潔性
のために全体が堅固であり、故障個所も少ない。
【0023】大直径車輪の採用で舗装路面以外の悪路で
も充分な走行性が得られる。
【0024】ある程度のバランス感覚の習得が必要なこ
とから高度な遊戯用として、また、スポーツ用具にも向
く。
【0025】左右並列配置の二輪方式なので旋回半径ゼ
ロの定置旋回も可能であり、これまでのスクーターでは
不可能な高度なスポーツ的楽しみが出来る。
【0026】バランス感覚習得後は充分に実用的な移動
用具として使える。
【0027】原動機なしなので(道路交通車両法では)
歩道での使用が許される。また、歩道での使用では歩行
者に対する危険性は自転車の場合より少ない。
【0028】非使用時は壁に立掛けて置くかフック1c
で吊り下げておけばよく、自転車のように場所をとるこ
とがない。
【0029】フックに鞄やショッピングバッグなどを引
っかけられるので、日常の足として多用に使える。
【0030】在来のスクーターがもつ形から脱却してお
り、折畳む必要のない形態である。今日一部にある折り
畳み式のスクーターは手で持って運ぶ必要があるが、こ
れはそのまま引いて歩ける。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の正面図
【図2】全体の側面図
【図3】全体構成要素の分解説明図
【符号の説明】
1:フレーム本体 2:車軸 3:車輪 4:補助輪 5:制動板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上端にハンドル部を有し下方に伸ばしたフ
    レーム本体の下端近くで左右並列に付けた車輪による二
    輪スクーター
  2. 【請求項2】請求項1による二輪スクーターにおけるフ
    レーム本体の下部を車軸近くの位置から後方に曲げて伸
    ばし、その端末に小型の補助輪を付けた二輪スクーター
  3. 【請求項3】請求項1による二輪スクーターにおけるフ
    レーム本体の下部を車軸近くの位置から曲げて後方に伸
    ばし、橇状にした二輪スクーター
JP2002052319A 2002-01-24 2002-01-24 二輪スクーター Pending JP2003212176A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104627291A (zh) * 2015-02-12 2015-05-20 常州摩本智能科技有限公司 电动平衡车及其支撑机构
WO2016072931A1 (en) * 2014-11-07 2016-05-12 Wai Soon CHEW A personal transport vehicle

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