JP2003210874A - 体毛処理器具及びその処理材 - Google Patents

体毛処理器具及びその処理材

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JP2003210874A
JP2003210874A JP2002009942A JP2002009942A JP2003210874A JP 2003210874 A JP2003210874 A JP 2003210874A JP 2002009942 A JP2002009942 A JP 2002009942A JP 2002009942 A JP2002009942 A JP 2002009942A JP 2003210874 A JP2003210874 A JP 2003210874A
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extract
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hair
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JP2002009942A
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English (en)
Inventor
Katsumasa Tanaka
克昌 田中
Isao Tono
功 東野
Suketoshi Kawamuki
左敏 川向
Atsuhiro Saito
篤裕 齋藤
Yuichi Kato
裕一 加藤
Shigezaemon Iwasaki
重左エ門 岩崎
Hideki Tanaka
秀樹 田中
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Nihon Kolmar Co Ltd
Original Assignee
Nihon Kolmar Co Ltd
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理材供給部内での処理材の固着を防止し
て、安定して処理材を吐出することができ且つ処理材供
給部内で目詰まりを起こすことをなくし、また使用した
際に使用者に清涼感を与え、刺激を抑え、肌荒れを防止
する体毛処理器具及び体毛処理器具に使用される処理材
を提供する。 【解決手段】 体毛の切断処理または体毛の脱毛処理を
行う体毛処理部6を有する。体毛処理部6付近に体毛処
理用の処理剤を吐出するための処理材供給部を有する。
該処理材は低級アルコールと水とを主成分とする。処理
材の成分は全て揮発成分乃至液状成分で構成して成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、体毛処理器具及び
体毛処理器具に使用される処理材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より体毛を処理するための器具とし
て例えば特開昭57−150992号公報に示されるよ
うな石鹸をブラシで擦り付けて吐出させるものが知られ
ていた。
【0003】しかしながら従来の処理材は固着成分を含
んだものであるため、処理材供給部内で処理材が固着し
てしまい、吐出量が減少してしまったり、目詰まりを起
こしてしまったりしていた。また目詰まりにより、処理
材供給部の交換が必要になるため、ランニングコストが
高くなっていた。また従来の処理材は体毛を処理した際
に、肌荒れが起きたり、刺激が強い、あるいは清涼感が
足りないといった問題があった。さらに固着成分を含む
処理材では処理材が肌に残り、べとべとしてしまい、不
快に感じることがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、処
理材供給部内での処理材の固着を防止して、安定して処
理材を吐出することができ且つ処理材供給部内で目詰ま
りを起こすことをなくし、また使用した際に使用者に清
涼感を与え、刺激を抑え、肌荒れを防止する体毛処理器
具及び体毛処理器具に使用される処理材を提供すること
を課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る体毛処理器具は、体毛の切断処理または
体毛の脱毛処理を行う体毛処理部と、体毛処理部付近に
体毛処理用の処理剤を吐出するための処理材供給部とを
有する体毛処理器具において、該処理材は低級アルコー
ルと水とを主成分とし、処理材の成分は全て揮発成分乃
至液状成分で構成して成ることを特徴とする体毛処理器
具を特徴とするものである。
【0006】このように処理材を低級アルコールと水と
を主成分とし、処理材の成分を全て揮発成分乃至液状成
分で構成することで、処理材が処理材供給部内で固着す
ることがなくなる。
【0007】また請求項2記載の体毛処理器具に使用さ
れる処理材は、低級アルコールと水とを主成分とする体
毛処理器具用の処理材であって、処理材の成分は全て揮
発成分乃至液状成分で構成して成ることを特徴とするも
のである。
【0008】このように処理材を低級アルコールと水と
を主成分とし、処理材の成分を全て揮発成分乃至液状成
分で構成することで、処理材が処理材供給部内で固着す
ることがなくなる。
【0009】また請求項3記載の体毛処理器具に使用さ
れる処理材は、請求項2記載の処理材において、処理材
をゲル状として成ることを特徴とするものである。
【0010】このように処理材をゲル状とすることで、
処理材が吐出した際に周囲に飛散することがなくなる。
また処理材の交換時に周囲に処理材がこぼれたり、飛散
して周囲を汚すことがなくなり、容易に処理材の交換を
行うことができる。
【0011】また請求項4記載の体毛処理器具に使用さ
れる処理材は、請求項2記載の処理材において、処理材
に保湿成分1.00〜10.00重量%、油性成分0.
01〜5.00重量%を配合して成ることを特徴とする
ものである。
【0012】このように処理材に保湿成分と油性成分と
を配合することで、肌にしっとり感を与え、肌荒れを防
止し、体毛処理時の刺激を抑えることができる。
【0013】また請求項5記載の体毛処理器具に使用さ
れる処理材は、請求項2記載の処理材において、処理材
に清涼成分を配合して成ることを特徴とするものであ
る。
【0014】このように処理材に清涼成分を添加するこ
とにより、体毛処理時に清涼感を得ることができ、快適
に体毛処理を行うことができる。
【0015】また請求項6記載の体毛処理器具に使用さ
れる処理材は、請求項2記載の処理材において、処理材
にアロエエキス、ハマメリスエキス、オウゴンエキス、
ヒバマタエキス、カミツレエキス、コンフリーエキス、
サンショウエキス、シコンエキス、シソエキス、スギナ
エキス、セージエキス、チャエキス、チョウジエキス、
ジュウヤクエキス、ラベンダーエキス、のうち少なくと
も1種又は2種以上配合して成ることを特徴とするもの
である。
【0016】このように処理材を構成することで、体毛
処理時に刺激が少なく、肌荒れを防ぎ、肌のつるつる感
を得ることができる。
【0017】また請求項7記載の体毛処理器具に使用さ
れる処理材は、請求項2記載の処理材において、処理材
に着色成分を配合して成ることを特徴とするものであ
る。
【0018】上記のように処理材を構成することで、処
理材は着色料により着色され、複数の種類の処理材が存
在する場合に区別が容易である。また処理材を貯蔵する
容器を透明にする等して、処理材の残量を検知すること
ができる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明を添付図面に示す実施形態
に基づいて説明する。本実施形態における体毛処理用の
処理剤は、体毛の切断処理または体毛の脱毛処理を行う
体毛処理部6と、体毛処理部6付近に体毛処理用の処理
剤を吐出するための処理材供給部とを有する体毛処理器
具に使用されるものであり、以下に体毛処理器具の詳細
について説明する。
【0020】図示例の体毛処理器具は、体毛(髭)の切
断を行う電気かみそりであって、体毛の切断処理を行う
体毛処理部6を具備する本体1と、この本体1の外面に
着脱もしくは開閉自在に配されているカバー2と、体毛
処理用の処理剤が充填されている処理剤容器3と、該処
理剤容器3を加圧して処理剤を本体1の体毛処理部6の
近傍に位置させた吐出部5から吐出させる加圧手段4と
で構成されている。上記加圧手段4と処理材容器3と吐
出部5とで体毛処理部6付近に体毛処理用の処理剤を吐
出するための処理材供給部としている。
【0021】まず本体1から説明すると、この本体1
は、筒状のハウジング10内に駆動用のモータ11と電
源としての電池12とをシャーシ18を介して収納した
もので、その上端に位置する体毛処理部6は、ネット状
の外刃と往復駆動される内刃とからなるネット刃61を
2組備えるとともに、スリット状の外刃と往復駆動され
る内刃とからなるスリット刃62を1組備えたものとな
っており、これらにおける各内刃は、モータ11の回転
を往復動に変換する駆動子14,14とスリット刃用駆
動子15とに連結されている。図中19はモータ11の
オンオフ用のスイッチである。
【0022】上記本体1の一面にはカバー2が着脱自在
に配されているとともに、本体1とカバー2との間の空
間の上部に吐出部5が配設され、下部に加圧手段4と後
述する処理材を貯えるための処理剤容器3とが配設され
ている。
【0023】ここにおける処理剤容器3は、柔軟性を有
する縦長の袋として形成されたもので、その上端には接
続口30を備えている。
【0024】また、本例における加圧手段4は、カバー
2の内面との間で処理剤容器3を挟持することになる押
さえ板40と、上下一対の圧縮コイル型のばね41,4
1と、ばねを利用した一対のアクチュエータ42,42
とからなるもので、本体1の外面と押さえ板40との間
に配されたこれらばね41,41及びアクチュエータ4
2,42による付勢で押さえ板40はカバー2の内面側
に向けてばね付勢されており、このためにカバー2と押
さえ板40との間に処理剤容器3を配した時、処理剤容
器3は常に加圧された状態となる。
【0025】なお、上記アクチュエータ42は、図6及
び図7に示すように、ばね420と、リンク421,4
22とを備えて、リンク421,422同士を連結する
連結軸423を左右一対のアクチュエータ42,42で
共有しているもので、ばね420によるリンク421の
一端の付勢によって連結軸423が押さえ板40側に突
出するものとなっている。
【0026】吐出部5は図8〜10に示すように、ベー
ス部57と、このベース部57の側面の弧状溝572に
スライド係合するリブ501を備えているヘッド部50
と、ベース部57とヘッド部50との間に配されてヘッ
ド部50を上方に向けて付勢するばね55,55と、ヘ
ッド部50内に上下動自在に配されている可動体52
と、ヘッド部50の下部に固定されている受け部材54
と、受け部材54の接続口540と上記ベース部57と
の間をつないでる可撓性を有するチューブ56と、ヘッ
ド部50の上端面に設けた複数の吐出口500に夫々配
したボール51とからなるもので、吐出口500の上端
開口径d1はボール51の直径Dより小さく、且つ吐出
口500の下部開口径d2はボール51の直径Dより大
きくされており、受け部材54との間に配されたばね5
3によって上方に向けて付勢されている上記可動体52
によって、上記の各ボール51が回転自在に受けられて
いる。
【0027】また可動体52の下方に突出する軸部52
0は受け部材54を貫通して接続口540の下方に突出
しているのであるが、この軸部520の下端部には逆止
弁521として機能することになるOリングが装着され
ている。図中541は受け部材54の外周とヘッド部5
0の内周との間のシール用のOリング、560は屈曲自
在なゴム体で形成されて上記チューブ56の中に配され
ることでチューブ56内の流路断面積を小さくしている
チューブ芯、561はベース部57内に配されてベース
部57における下部の接続口570からチューブ56に
至る内部流路の断面積を絞って処理剤の流量を一定にす
る中空パイプ、571は処理剤容器3の接続口30が着
脱自在に接続される接続口570の外周に装着されて、
接続口30との間のシールを行うOリングである。
【0028】この吐出部5においては、ベース部57に
対してヘッド部50がばね55によって上方へ付勢され
ており、さらにヘッド部50に対して可動体52及びボ
ール51が上方へ付勢されており、この状態では上記逆
止弁521が閉じているとともにボール51が吐出口5
00を閉じているが、ヘッド部50の上端を肌に押し付
ければ、図11に示すようにボール51及び可動体52
がばね53に抗して沈んで吐出口500を開くとともに
逆止弁521を開くものであり、このために上記加圧手
段4で加圧されている処理剤容器3内の処理剤は、接続
口30からベース部57内とチューブ56内を通り、開
いている逆止弁521並びにヘッド部50内面と可動体
52の溝が形成されている外面との間の空間を通じて吐
出口500から外部へと吐出される。さらに強くヘッド
部50の上端を肌に押し当てれば、ヘッド部50がばね
55に抗して沈み込むフロート動作がなされる。上記処
理材が通る処理材容器3から吐出口50までの流路を処
理材流路とする。
【0029】加圧手段4で処理剤容器3を常時加圧して
いることから、処理剤は常に押し出されて吐出部5のヘ
ッド部50に向かうものの、ヘッド部50の上端面を肌
に押し当てないことには処理剤の吐出がなされないもの
である。また、上向きだけでなく下向きや横向きに使用
されても処理剤の吐出量は変化せず、処理剤を均一に肌
に塗布することができるものとなっている。
【0030】図7は処理剤容器3内の処理剤が減ってき
た時点での状態を示しており、さらに図12〜図14は
処理剤がすべて吐出された時点での状態を示している。
このように処理剤が無くなった時には、図13に示すよ
うに、押さえ板40が本体1に装着した検知スイッチ4
9を押して接点を切り替えるために、本体1内の制御駆
動回路を実装した基板13上に搭載した発光ダイオード
130が点灯するとともにこの点灯がカバー2における
透光部を通じて視認することができるために、使用者は
処理剤容器3の交換時期にあることを知ることができ
る。なお、押さえ板40は図15に示すように、処理剤
容器3の幅よりも大きく且つ本体1に対する位置決め係
止部105,106も処理剤容器3の外側にくるように
しておくことが好ましい。処理剤容器3内の処理剤の残
量を少なくすることができるからである。同様の理由で
押さえ板40の処理剤容器3に接する面は、カバー2の
内面と同じ形状としてある。また、押さえ板40の上端
と吐出部5の接続口570に接続される処理剤容器3の
剛体からなる接続口30との間の部分は、押さえ板40
で絞ることができない部分であるが、この部分に関して
は、図12に示すように、本体1及びカバー2からリブ
17を突出させておくとよい。
【0031】さらには、処理剤容器3を加圧する上下一
対のばね41,41については、下方側のばね41の方
を強くしておくとよい。処理剤容器3の下端側から絞る
ようにして処理剤を押し出すことができるからである。
【0032】処理剤容器3の交換は、カバー2における
着脱釦20をばね付勢に抗して押して本体1との係合を
解除することでカバー2を取り外し、古い処理剤容器3
を取り外した後、新しい処理剤容器3の接続口30を吐
出部5の接続口570に接続し、カバー2を再度装着す
ることで行う。処理剤容器3から吐出口500に至る流
路の全容積及び流路断面積は小さくされているために、
吐出部5の内部への無駄な処理剤の滞留量は少なく、こ
のために初めて処理剤容器3を装填して使用する時にも
処理剤の吐出はすぐになされる。
【0033】また以上の例では本体1が髭剃り用の体毛
処理部6を備えたものを示したが、図16に示すよう
に、モータによって回転駆動される脱毛ブロック70に
開閉駆動される脱毛爪71を設けた脱毛用の体毛処理部
7を備えたものであってもよい。
【0034】上記髭剃り用と脱毛用の体毛処理器具の処
理材容器3には体毛処理の際に肌の手入れを行うために
下記の処理材が充填される。
【0035】処理材は低級アルコールと水とを主成分と
するものであって、処理材の成分は全て揮発成分乃至液
状成分で構成してある。すなわち処理材の成分は全て揮
発成分で構成してもよいし、全て液状成分で構成しても
よいし、また全て揮発成分と液状成分との両方で構成し
てあってもよい。以下に本実施形態における処理材の具
体的な成分の1例を挙げる。処理材の成分は少なくとも
アルコール約60重量%、オイル成分2.5重量%、香
料0.2重量%を含んでいる(他は水分)。またアルコ
ールの構成比率が10〜60重量%である処理材や、ア
ルコールと水とで構成される処理材であっても良い。こ
のように処理材を低級アルコールと水とを主成分とし、
処理材の成分を全て揮発成分乃至液状成分で構成するこ
とで、処理材供給部6の内部である処理材容器3から外
部に吐出するまでの間の流路(処理材流路)や処理材容
器3内部にある処理材は固着しなくなるため、安定した
吐出量を得る事ができる。また体毛処理器具を長期間使
用したとしても、体毛処理器具内で処理材が目詰まりを
起こすことがなくなる。また処理材を肌につけて使用し
たとしても、肌がべとつくことがなくなり、使用者が水
で洗顔等する必要がなくなる。
【0036】また上記処理材をゲル状としてもよい。こ
の場合処理材は少なくとも処理材容器3に充填されて体
毛処理器具内に保管されている初期状態においてはゲル
状である必要がある。以下に本実施形態における処理材
の具体的な成分の1例を挙げる。処理材の成分は少なく
ともアルコール約60重量%、増粘材0.1重量%、オ
イル成分2.5重量%、香料0.2重量%を含んでいる
(他は水分)。このように処理材をゲル状とすること
で、処理材が吐出した際に周囲に飛散することがなくな
る。また処理材の交換時に周囲に処理材がこぼれたり、
飛散して汚れることがなく容易に処理材の交換を行うこ
とができる。
【0037】また処理材に保湿成分1.00〜10.0
0重量%、油性成分0.01〜5.00重量%を配合し
てもよい。以下に本実施形態における処理材の具体的な
成分の1例を挙げる。処理材の成分は少なくともアルコ
ール約60重量%、オイル成分2.5重量%、香料0.
2重量%、ポリオール1.00〜10.00重量%を含
んでいる(他は水分)。上記のように処理材に保湿成分
と油性成分とを配合することで、体毛処理時に刺激が少
なく、肌荒れを防ぎ、肌のつるつる感を得る事ができ
る。
【0038】また処理材に清涼成分を配合してもよい。
以下に本実施形態における処理材の具体的な成分の1例
を挙げる。処理材の成分は少なくともアルコール約60
重量%、オイル成分2.5重量%、アロエ0.1重量
%、香料0.2重量%、メントール重量0.1%を含ん
でいる(他は水分)。上記のように処理材に清涼成分を
添加することにより、体毛処理時に清涼感を得ることが
でき、快適に体毛処理を行うことができる。
【0039】また処理材にアロエエキス、ハマメリスエ
キス、オウゴンエキス、ヒバマタエキス、カミツレエキ
ス、コンフリーエキス、サンショウエキス、シコンエキ
ス、シソエキス、スギナエキス、セージエキス、チャエ
キス、チョウジエキス、ジュウヤクエキス、ラベンダー
エキス、のうち少なくとも1種又は2種以上配合しても
よい。以下に本実施形態における処理材の具体的な成分
の1例を挙げる。処理材の成分は少なくともアルコール
約60重量%、オイル成分2.5重量%、アロエ0.1
重量%、香料0.2重量%、メントール0.1重量%を
含んでいる(他は水分)。上記のように処理材を構成す
ることで、体毛処理時に刺激が少なく、肌荒れを防ぎ、
肌のつるつる感を得ることができる。
【0040】また処理材に着色成分を配合してもよい。
以下に本実施形態における処理材の具体的な成分の1例
を挙げる。処理材の成分は少なくともアルコール約60
重量%、オイル成分2.5重量%、着色量0.1重量%
を含んでいる(他は水分)。上記のように処理材を構成
することで、処理材は着色料により着色され、複数の種
類の処理材が存在する場合に区別が容易である。また処
理材を貯蔵する容器を透明にする等して、処理材の残量
を検知することができる。
【0041】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1記載の発
明にあっては、処理材を低級アルコールと水とを主成分
とし、処理材の成分を全て揮発成分乃至液状成分で構成
することで、処理材供給部内部にある処理材は固着しな
くなるため、安定した吐出量を得る事ができる。また体
毛処理器具を長期間使用したとしても、体毛処理器具内
で処理材が目詰まりを起こすことがなくなるため、処理
材供給部を交換する必要がなくなり、ランニングコスト
を下げることができる。さらに処理材を肌につけて使用
したとしても、肌がべとつくことがなくなり、使用者が
水で洗顔等する必要がなくなり、使い勝手がよい。
【0042】請求項2記載の発明にあっては、処理材を
低級アルコールと水とを主成分とし、処理材の成分を全
て揮発成分乃至液状成分で構成することで、処理材供給
部内部にある処理材は固着しなくなるため、安定した吐
出量を得る事ができる。また体毛処理器具を長期間使用
したとしても、体毛処理器具内で処理材が目詰まりを起
こすことがなくなる。さらに処理材を肌につけて使用し
たとしても、肌がべとつくことがなくなり、使用者が水
で洗顔等する必要がなくなる。
【0043】請求項3記載の発明にあっては、上記請求
項2記載の発明の効果に加えて処理材をゲル状とするこ
とで、処理材が吐出した際に周囲に飛散することがなく
なる。また処理材の交換時に周囲に処理材がこぼれた
り、飛散して汚れることがなく容易に処理材の交換を行
うことができる。
【0044】また請求項4記載の発明にあっては、上記
請求項2記載の発明の効果に加えて、処理材に保湿成分
と油性成分とを配合することで、肌にしっとり感を与
え、肌荒れを防止し、体毛処理時の刺激を抑えることが
できる。
【0045】また請求項5記載の発明にあっては、上記
請求項2記載の発明の効果に加えて、処理材に清涼成分
を添加することにより、体毛処理時に清涼感を得ること
ができ、快適に体毛処理を行うことができる。
【0046】また請求項6記載の発明にあっては、上記
請求項2記載の発明の効果に加えて、処理材にアロエエ
キス、ハマメリスエキス、オウゴンエキス、ヒバマタエ
キス、カミツレエキス、コンフリーエキス、サンショウ
エキス、シコンエキス、シソエキス、スギナエキス、セ
ージエキス、チャエキス、チョウジエキス、ジュウヤク
エキス、ラベンダーエキス、のうち少なくとも1種又は
2種以上配合して成ることで、体毛処理時に刺激が少な
く、肌荒れを防ぎ、肌のつるつる感を得ることができ
る。
【0047】また請求項7記載の発明にあっては、上記
請求項2記載の発明の効果に加えて処理材に着色成分を
配合することで、処理材は着色され、複数の種類の処理
材が存在する場合に区別が容易になる。また処理材を貯
蔵する容器を透明にする等して、処理材の残量を検知す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の縦断面図である。
【図2】同上の正面図である。
【図3】同上の側面図である。
【図4】同上の水平断面図である。
【図5】同上の本体部の分解斜視図である。
【図6】同上の処理剤吐出関係部材の分解斜視図であ
る。
【図7】同上の縦断面図である。
【図8】同上の吐出部の分解斜視図である。
【図9】同上の吐出部の縦断面図である。
【図10】同上の吐出部の横断面図である。
【図11】同上の吐出部の処理剤吐出時の横断面図であ
る。
【図12】同上の縦断面図である。
【図13】同上の縦断面図である。
【図14】同上の水平断面図である。
【図15】同上のカバーを外した状態の正面図である。
【図16】他の実施の形態の一例の縦断面図である。
【符号の説明】
6 体毛処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 東野 功 大阪府柏原市円明町16番2号 日本コルマ ー株式会社柏原研究所内 (72)発明者 川向 左敏 大阪府柏原市円明町16番2号 日本コルマ ー株式会社柏原研究所内 (72)発明者 齋藤 篤裕 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 加藤 裕一 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 岩崎 重左エ門 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 田中 秀樹 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 Fターム(参考) 3C056 MB01 4C083 AA111 AB051 AC101 AC102 BB11 BB21 BB51 CC18 DD41 EE03 EE06 EE10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体毛の切断処理または体毛の脱毛処理を
    行う体毛処理部と、体毛処理部付近に体毛処理用の処理
    剤を吐出するための処理材供給部とを有する体毛処理器
    具において、該処理材は低級アルコールと水とを主成分
    とし、処理材の成分は全て揮発成分乃至液状成分で構成
    して成ることを特徴とする体毛処理器具。
  2. 【請求項2】 低級アルコールと水とを主成分とする体
    毛処理器具用の処理材であって、処理材の成分は全て揮
    発成分乃至液状成分で構成して成ることを特徴とする請
    求項1記載の体毛処理器具に使用される処理材。
  3. 【請求項3】 処理材をゲル状として成ることを特徴と
    する請求項2記載の処理材。
  4. 【請求項4】 処理材に保湿成分1.00〜10.00
    重量%、油性成分0.01〜5.00重量%を配合して
    成ることを特徴とする請求項2記載の処理材。
  5. 【請求項5】 処理材に清涼成分を配合して成ることを
    特徴とする請求項2記載の処理材。
  6. 【請求項6】 処理材にアロエエキス、ハマメリスエキ
    ス、オウゴンエキス、ヒバマタエキス、カミツレエキ
    ス、コンフリーエキス、サンショウエキス、シコンエキ
    ス、シソエキス、スギナエキス、セージエキス、チャエ
    キス、チョウジエキス、ジュウヤクエキス、ラベンダー
    エキス、のうち少なくとも1種又は2種以上配合して成
    ることを特徴とする請求項2記載の処理材。
  7. 【請求項7】 処理材に着色成分を配合して成ることを
    特徴とする請求項2記載の処理材。
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