JP2003210430A - 磁気共鳴イメージング装置及びmrイメージングの計画方法 - Google Patents

磁気共鳴イメージング装置及びmrイメージングの計画方法

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JP2003210430A JP2002010249A JP2002010249A JP2003210430A JP 2003210430 A JP2003210430 A JP 2003210430A JP 2002010249 A JP2002010249 A JP 2002010249A JP 2002010249 A JP2002010249 A JP 2002010249A JP 2003210430 A JP2003210430 A JP 2003210430A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】撮像対象が3次元的に湾曲している腰椎などの
椎体であっても、撮像スライスを椎間板などの撮像位置
に、より正確に且つ迅速に設定できる。 【解決手段】被検体のMR画像を得るために事前に撮像
計画を立てるようにした磁気共鳴イメージング装置であ
る。この装置は、被検体内の腰椎のコロナル像CO及び
サジタル像SGを用いて腰椎の長手方向への走行状態を
3次元の近似曲線ACで表す手段と、この近似曲線AC
に直交する撮像スライスを含む撮像情報を、撮像計画を
表す情報として設定する手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検体の内部を磁
気共鳴現象に基づいて画像化する磁気共鳴イメージング
(MRI)装置及び磁気共鳴イメージングの計画方法に
係り、とくに、被検体の腰椎などの脊柱を撮像するとき
に必要な撮像計画機能を備えた磁気共鳴イメージング装
置及び磁気共鳴イメージングの計画方法に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気共鳴イメージングは、静磁場中に置
かれた被検体の原子核スピンをそのラーモア周波数の高
周波信号で磁気的に励起し、この励起に伴って発生する
MR信号から画像を再構成する撮像法である。
【0003】この撮像法は、被検体の撮像断面の方向を
自由に設定できるため、頚椎、胸椎、腰椎などの脊柱の
撮像にも適している。この撮像には通常、マルチスラブ
撮像と呼ばれる手法が用いられ、複数の椎間板のMR画
像が得られる。
【0004】腰椎など、被検体である人体の脊椎を磁気
共鳴イメージング装置で撮像するときの撮像計画法は、
例えば特開平6−22933号や特開平8−28988
8号の公報に記載のものが知られている。
【0005】前者の公報記載の撮像計画法に拠る好適な
態様は、MRイメージングの撮像計画に関する。具体的
には、オペレータは腰椎のサジタル像を見ながら所望の
撮像部位に在る椎間板に平行な初期スライスを指令す
る。これに呼応して、演算装置により、予め記憶してい
る手順にしたがって、指令された位置及び角度の初期ス
ライスが1枚設定される。次いで、演算装置により、初
期スライスの上側及び/又は下側に隣接スライスが自動
的に設定される。
【0006】一方、後者の公報記載の撮像計画法は、X
線断層撮影装置で例示されているが、磁気共鳴イメージ
ング装置によっても実行可能な計画法である。具体的に
は、脊柱周囲の予備的な撮影画像(X線透過像)から各
椎の領域を認識し、各椎の対向する面の中間位置を設定
することで撮影位置が設定される。さらに、予備的な撮
影画像から脊柱の中心ラインが生成され、この中心ライ
ンに垂直な方向の撮影角度が認識される。これらの撮影
位置及び撮影角度により撮影計画が立案される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】通常、腰椎など、被検
体である人体の脊椎は3次元的に湾曲しているので、そ
の椎間板に沿った面は個々に様々な方向に向いている。
従来の撮像計画法は、上述した公報記載の例にみられる
ように、1枚の2次元画像上で行われている。このた
め、撮像スライスを個々の椎間板に完全に一致させて撮
像することは著しく困難であった。
【0008】このよう状況において、3次元の方向性を
持つ個々の椎間板の方向を正確に設定するためには、複
数の画像を用いて撮像位置及び撮像方向を計画すること
も想定される。しかしながら、複数の2次元画像を用い
て、個々の画像上で撮像計画を立てることは、計画に要
する時間が著しく長くなり、したがってトータルの撮像
時間も長くなることから、かかる撮像計画法の採用は事
実上、不可能であった。
【0009】一方、同じ脊椎内に在っても、個々の椎間
板により診断上の関心の度合いも異なる。このため、そ
れぞれの椎間板を撮像する断面(スライス)数は、使用
するパルスシーケンスに拠る撮像枚数の上限及び医療的
な関心の度合いに応じて、椎間板毎に自在に変更できる
ことが望ましい。しかしながら、このような椎間板毎の
撮像枚数の調整を2次元画像上で正確に行うことは困難
であったし、また複数の2次元画像を用いて行うことも
時間上の制約から事実上、不可能であった。
【0010】本発明は、このような現状を打破するため
になされたもので、撮像対象が3次元的に湾曲している
腰椎などの椎体であっても、撮像スライスを椎間板など
の撮像位置に、より正確に且つ迅速に設定できる撮像計
画の機能を備えた磁気共鳴イメージング装置及び磁気共
鳴イメージングの計画方法を提供することを、その1つ
の目的とする。
【0011】また、本発明は、上述した目的に加えて、
医療的な関心の度合いなどに応じて、オペレータが撮像
スライスを椎間板毎に自在に変更できる機能を併せ持つ
ことを、別の目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成させるた
め、本発明の磁気共鳴イメージング装置は、被検体のM
R画像を得るために事前に撮像計画を立てるようにした
磁気共鳴イメージング装置において、前記被検体内の2
枚の断面像を用いて撮像対象をその長手方向への走行状
態を3次元の近似曲線で表す近似手段と、この近似手段
により表された近似曲線に直交する撮像スライスを含む
撮像情報を、前記撮像計画を表す情報として設定するス
ライス設定手段とを備えたことを特徴とする。これによ
り、撮像対象が3次元的に湾曲している腰椎などの椎体
であっても、撮像スライスを椎間板などの撮像位置に、
より正確に且つ迅速に設定できる撮像計画の機能を提供
できる。
【0013】好適には、前記近似手段は、前記2枚の断
層像のうちの一方の断層像上で前記撮像対象に沿って複
数の所望の位置を指定する位置指定手段と、この一方の
断層上で指定された複数の所望位置をもう一方の断層上
に投影する投影手段と、このもう一方の断層上にて前記
投影された複数の位置を前記撮像対象に沿って移動させ
る位置移動手段と、前記位置指定手段により前記一方の
断層上で指定された複数の位置と前記位置移動手段によ
り前記もう一方の断層上で設定された複数の位置とを通
る前記近似曲線を演算する演算手段とを備える。これに
より、オペレータの位置指定が容易になり、操作が簡便
になるとともに、近似度の高い近似曲線を設定できる。
【0014】例えば、前記スライス設定手段は、前記位
置指定手段により指定された複数の位置及び前記位置移
動手段により設定された複数の位置が共に前記近似曲線
上に仮想的に投影されて一義的に決まる複数の位置それ
ぞれにて当該近似曲線に直交する撮像スライスを決める
決定手段を有する。これにより、直交する撮像スライス
を椎間板にほぼ平行な撮像スライスとみなすことがで
き、簡便に且つ正確度の高いスライス方向を設定でき
る。
【0015】また例えば、前記位置指定手段は、オペレ
ータが手動にて前記複数の所望位置を指定可能に構成さ
れた手段であり、かつ、前記位置移動手段は、オペレー
タが手動にて前記複数の位置を移動可能に構成された手
段であってもよい。これにより、オペレータとの間でイ
ンターラクティブな撮像計画を立てることができる。
【0016】一例として、前記撮像対象は脊柱であっ
て、前記位置指定手段及び前記位置移動手段により指定
又は移動させる位置は、前記脊柱の椎体間に位置する椎
間板の位置である。この結果、椎間板の位置で容易に且
つ迅速に椎間板を正確に捉えた撮像スライスを設定する
ことができる。
【0017】さらに、一例として、前記2枚の断層像
は、前記被検体の前記撮像対象を含むコロナル像及びサ
ジタル像である。コロナル像及びサジタル像は互いに直
交しているので、立体感覚の把握が視覚的にも容易にな
る。
【0018】好適な別の態様として、前記スライス設定
手段は、前記複数の位置それぞれにて当該近似曲線に直
交する撮像スライスの数を前記演算手段に指定可能なス
ライス数指定手段を更に有する。この場合、スライス設
定手段は、前記スライス数指定手段により前記複数の位
置の少なくとも1つの位置で複数の前記撮像スライスが
指定されたときに、その複数の撮像スライスの何れのス
ライスを当該位置に当てるかについて選択するスライス
位置選択手段を更に有することも好ましい。このスライ
ス数の指定及びスライス位置の選択により、医療的な関
心の度合いなどに応じて、オペレータが撮像スライスを
椎間板毎に自在に変更でき、使用性及び操作性に優れ
る。
【0019】さらに、前記スライス設定手段により設定
された撮像スライスにしたがってスキャンを行って前記
MR画像のデータを収集するスキャン手段を備えること
ができる。この結果、撮像計画で正確に且つ迅速に得ら
れた情報をスキャンに確実に反映させることができる。
【0020】一方、本発明の別の態様は、被検体のMR
画像を得るために事前に撮像計画を立てる磁気共鳴イメ
ージングの計画方法であり、この方法は、前記被検体内
の2枚の断面像を用いて前記撮像対象をその長手方向へ
の走行状態を3次元の近似曲線で表し、この近似曲線に
直交する撮像スライスを含む撮像情報を、前記撮像計画
を表す情報として設定することを特徴とする。この計画
方法に拠っても、3次元的に湾曲している腰椎などの椎
体であっても、撮像スライスを椎間板などの撮像位置
に、より正確に且つ迅速に設定できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態
を、添付図面を参照して説明する。
【0022】本発明に係る1つの実施形態を図1〜図7
に基づき説明する。
【0023】この実施形態にかかる磁気共鳴イメージン
グ装置の概略構成を図1に示す。
【0024】この磁気共鳴イメージング装置は、被検体
としての患者Pを載せる寝台部と、静磁場を発生させる
静磁場発生部と、静磁場に位置情報を付加するための傾
斜磁場発生部と、RF(高周波)信号を送受信する送受
信部と、システム全体のコントロール及び画像再構成を
担う制御・演算部と、患者Pの心時相を表す信号として
のECG(心電図)信号を計測する心電計測部と、患者
Pに息止めを指令する息止め指令部とを機能的に備えて
いる。
【0025】静磁場発生部は、例えば超電導方式の磁石
1と、この磁石1に電流を供給する静磁場電源2とを備
え、被検体Pが遊挿される円筒状の開口部(診断用空
間)の長手軸方向(Z軸方向)に静磁場Hを発生させ
る。なお、この磁石部にはシムコイル14が設けられて
いる。このシムコイル14には、後述するホスト計算機
の制御下で、シムコイル電源15から静磁場均一化のた
めの電流が供給される。寝台部は、被検体Pを載せた天
板を磁石1の開口部に退避可能に挿入できる。
【0026】傾斜磁場発生部は、磁石1に組み込まれた
傾斜磁場コイルユニット3を備える。この傾斜磁場コイ
ルユニット3は、互いに直交するX、Y、Z軸方向の傾
斜磁場を発生させるための3組(種類)のx,y,zコ
イル3x〜3zを備える。傾斜磁場部はさらに、x,
y,zコイル3x〜3zに電流を供給する傾斜磁場電源
4を備える。この傾斜磁場電源4は、後述するシーケン
サの制御のもと、x,y,zコイル3x〜3zに傾斜磁
場を発生させるためのパルス電流を供給する。
【0027】傾斜磁場電源4からx,y,zコイル3x
〜3zに供給されるパルス電流を制御することにより、
3軸X,Y,Z方向の傾斜磁場を合成して、スライス方
向傾斜磁場G、位相エンコード方向傾斜磁場G、お
よび読出し方向(周波数エンコード方向)傾斜磁場G
の各方向を任意に設定・変更することができる。スライ
ス方向、位相エンコード方向、および読出し方向の各傾
斜磁場は静磁場Hに重畳される。
【0028】送受信部は、磁石1内の撮影空間にて患者
Pの近傍に配設されるRF(高周波)コイル7と、この
RFコイル7に接続された送信器8T及び受信器8Rと
を備える。後述するシーケンサの制御のもと、この送信
器8Tは、磁気共鳴(NMR)を励起させるためのラー
モア周波数のRF電流パルスをRFコイル7に供給する
一方、受信器8Rは、RFコイル7が受信したMR信号
(高周波信号)を受信し、この受信信号に各種の信号処
理を施して、対応するデジタルデータを形成するように
なっている。
【0029】さらに、制御・演算部は、シーケンサ(シ
ーケンスコントローラとも呼ばれる)5、ホスト計算機
6、演算ユニット10、記憶ユニット11、表示器1
2、および入力器13を備える。この内、ホスト計算機
6は、記憶したソフトウエア手順により、シーケンサ5
にパルスシーケンス情報を指令するとともに、シーケン
サ5を含む装置全体の動作を統括する機能に加え、本発
明に係る撮影計画法を実行する処理を行う。
【0030】シーケンサ5は、CPUおよびメモリを備
えており、ホスト計算機6から送られてきたパルスシー
ケンス情報を記憶し、この情報にしたがって傾斜磁場電
源4、送信器8T、受信器8Rの一連の動作を制御す
る。ここで、パルスシーケンス情報とは、一連のパルス
シーケンスにしたがって傾斜磁場電源4、送信器8Tお
よび受信器8Rを動作させるために必要な全ての情報で
あり、例えばx,y,zコイル3x〜3zに印加するパ
ルス電流の強度、印加時間、印加タイミングなどに関す
る情報を含む。また、シーケンサ5は、受信器8Rが出
力するデジタルデータ(MR信号)を入力して、このデ
ータを演算ユニット10に転送する。
【0031】このパルスシーケンスとしては、フーリエ
変換法を適用できるものであれば、2次元(2D)スキ
ャンまたは3次元(3D)スキャンであってもよい。ま
た、パルス列の形態としては、SE(スピンエコー)
法、FE(フィールド・グラジェントエコー)法、FS
E(高速SE)法、EPI(エコープラナーイメージン
グ)法、Fast asymmetric SE(FA
SE:FSE法にハーフフーリエ法を組み合わせた手
法)法などを適用できる。
【0032】また、演算ユニット10は、受信器8Rか
らシーケンサ5を介して送られてくるMR信号のデジタ
ルデータを入力してフーリエ空間(k空間または周波数
空間とも呼ばれる)への原データ(生データとも呼ばれ
る)の配置、および、原データを実空間画像に再構成す
るための2次元または3次元のフーリエ変換処理を行う
一方で、画像データの合成処理を行うようになってい
る。なお、フーリエ変換処理はホスト計算機6に担当さ
せてもよい。
【0033】記憶ユニット11は、原データおよび再構
成画像データのみならず、各種の処理が施された画像デ
ータを保管することができる。表示器12は画像を表示
する。また入力器13を介して、オペレータが希望する
パラメータの種類、スキャン条件、パルスシーケンスの
種類とそのパラメータ、所望の画像処理法などの情報を
ホスト計算機6に入力できるようになっている。
【0034】また、息止め指令部として音声発生器19
を備えている。この音声発生器19は、ホスト計算機6
から指令があったときに、息止め開始および息止め終了
の例えばメッセージを音声として発することができる。
【0035】さらに、心電計測部は、患者Pの体表に付
着させてECG信号を電気信号として検出するECGセ
ンサ17と、このセンサ信号にデジタル化処理を含む各
種の処理を施してホスト計算機6およびシーケンサ5に
出力するECGユニット18とを備える。この心電計測
部による計測信号はイメージングスキャンを心電同期法
に拠り実行するときにホスト計算機6およびシーケンサ
5により用いられる。
【0036】次に、本実施形態の全体動作を説明する。
【0037】いま、撮像対象は腰椎であり、腰椎の所望
の椎間板のそれぞれの面に平行に撮像スライスを設定
し、これらのスライスのMR画像(断層像)を得るMR
イメージングが行われるものとする。撮像はマルチスラ
ブ収集法により行われる。この撮像に先だって、以下に
説明する撮像計画が立てられる。
【0038】ホスト計算機6が、記憶ユニット11、表
示器12、及び入力器13と協働して、オペレータとの
間でインターラクティブ方式で撮像計画を立てる。この
撮像計画に際し、ホスト計算機6が実行する処理の概要
を図2に示す。
【0039】なお、この処理はホスト計算機6に代え
て、演算ユニット10で実行するようにしてもよい。ま
た、この磁気共鳴イメージング装置の外部に設けた、プ
ロセッサやメモリなどを有したコンピュータ構成の撮像
計画装置で実行するようにし、必要なデータや情報のや
り取りを磁気共鳴イメージング装置と撮像計画装置との
間で通信ネットワークを介して実行するようにしてもよ
い。
【0040】図2に戻って、ホスト計算機6は入力器1
3から与えられるオペレータからの操作信号の検出を試
みながら、位置決め画像を収集すべきか否かを判断する
(ステップS1)。位置決め画像の収集を行うと判断し
た場合、ホスト計算機6はシーケンサ5に被検体Pの腰
椎を含むサジタル面及びコロナル面のスキャンを所定の
パルスシーケンスで実行させる(ステップS2)。これ
により、図3(a),(b)に示すように、腰椎のサジ
タル像SG及びコロナル像COが得られ、表示器12の
同一画面上に例えば分割モードで表示される。
【0041】なお、ここで表示される位置決め画像とし
ては、サジタル像SG及びコロナル像のように必ずしも
相互に直交した画像でなくてもよく、撮像対象である腰
椎を含んで互いに90°以外の角度で交差した2枚のオ
ブリークな断層像であってもよい。
【0042】次いで、ホスト計算機6は、表示されたサ
ジタル像SG及びコロナル像COのうち、一方の画像で
ある、例えばコロナル像上に表示された腰椎の椎間板H
Dのうち、撮像したい複数の椎間板HDの位置に点状の
ROI(以下、ポイントPTと呼ぶ)をそれぞれ設定す
る(ステップS3、S4)。このポイントPTの設定
は、表示器12及び入力器13をインターフェースと
し、このインターフェースを介してホスト計算機6とオ
ペレータとが情報をインターラクティブにやり取りする
ことでなされる。具体的には、ホスト計算機6は、オペ
レータに表示器12の画面表示を介して各ポイントの設
定を催促し、これに応じてオペレータが入力器13を操
作してコロナル像COの椎体CV間に存在する各椎間板
HDの位置にポイントPTを設定する。
【0043】なお、最初にオペレータがインターラクテ
ィブにポイントを設定する画像はコロナル像ではなく、
サジタル像であってもよい。
【0044】次いで、ホスト計算機6は、上述のように
設定されたコロナル像CO上の全ポイントPTを演算に
よってサジタル像SGに投影して表示する(ステップS
5)。このとき、例えば、コロナル像とサジタル像との
間で体軸方向の位置のみが合わせて投影され、サジタル
像上では左右方向に任意の初期位置に各ポイントPTが
表示される。
【0045】次いで、ホスト計算機6は、サジタル像S
G上に投影された各ポイントPTの位置を前記初期位置
から当該画像上で左右方向にオペレータの指示に基づい
てインターラクティブに移動させ、各ポイントPTの位
置がそれぞれの椎間板HDの位置に合うように設定する
(ステップS6,S7)。この結果、表示器12の画面
上には、図4(a),(b)に示す如く、撮像したい椎
間板HD上にポイントPTが正確に表示される。
【0046】この設定が済むと、ホスト計算機6は、サ
ジタル像SG及びコロナル像COそれぞれに設定された
ポイントPTによって3次元的に一意に決まる仮想点P
T´の位置を両画像上の共通するポイント1対毎にそれ
ぞれ演算する(図5参照、ステップS8))。さらに、
ホスト計算機6は、この複数の仮想点PT´を通るワイ
ヤフレームに拠る近似曲線ACを演算し、表示する(ス
テップS9、S10)。この近似曲線ACは、例えばス
プライン関数に拠る近似処理、又は、より簡便な3点を
通る2次曲線近似による処理で得られる。このように演
算されたワイヤフレームに拠る近似曲線ACは、例えば
図6(a),(b)に示すように、サジタル像SG及び
コロナル像COの双方に腰椎像に重畳して表示される。
なお、一方の画像のみに重畳表示するようにしてもよ
い。
【0047】なお、この表示された近似曲線ACを観察
したオペレータが再度、設定をやり直したいときには、
その処理をステップS3まで戻すことができる(ステッ
プS11)。
【0048】次に、ホスト計算機6は、近似曲線AC上
の各ポイントPTの位置でその近似曲線ACの接線に直
交する平面をそれぞれ演算し、その平面の情報を記憶す
る(ステップS12)。このように直交平面は厚みを与
えることで撮像スライス(面)を構成する。
【0049】このように撮像スライスをワイヤフレーム
に拠る近似曲線ACに直交する面として捉える理由は以
下のようである。腰椎など脊柱は3次元空間に跨って湾
曲しているとは言っても、その曲線は連続的に変化して
いるので、個々の椎間板の方向も連続的に変化している
ものとみなすことができる。このため、個々の椎間板は
ワイヤフレームによる近似曲線ACに直交すると仮定で
きるのである。そこで、椎間板それぞれに対応する平面
の方向を求めることは止めて、その代わりに、椎間板を
貫くワイヤフレーム(近似曲線AC)を設定することに
より、その各ポイントPTにおける接線方向に直交する
面が椎間板の面として捉えられる。
【0050】このように直交平面が各ポイントPT毎に
決められると、ホスト計算機6は、スライス枚数を各ポ
イントPT毎に制御する(ステップS13〜S17)。
具体的には、オペレータからの指令に応じて、既に設定
されている腰椎上の複数のポイントPTの中から1つの
ポイントPTが選択され(ステップS13)、次いで、
そのポイントPTの位置で撮像するスライス数が選択さ
れ、そのスライス数に応じたスライスが前記直交平面に
平行に設定されて表示される(ステップS14)。
【0051】このスライス数の選択は、例えば表示器1
2の表示画面上に表示されたプルダウンメニューからオ
ペレータが所望枚数を選択することで容易に設定され
る。この選択枚数には、1枚から複数枚数(例えば3
枚)まで連続的に用意されている。このように複数枚数
のスライスを選択可能にしている理由は、腰椎などの脊
椎の走行方向において椎体と椎間板のそれぞれの断面画
像を比較することで、椎間板ヘルニアなどの進行度を評
価できるので、椎体内の断面と椎間板の断面の双方につ
いて撮像計画を立てることが重要であること、及び、椎
間板HDのみならず、その体軸方向に少しずれた椎体位
CVの部位も診断したい場合があることに依る。図7に
は、選択したスライス数が2枚のときの表示状態の一例
を示している。
【0052】次いで、選択したスライス数が2枚以上で
あるか否かが判断され(ステップS15)、YESの判
断(スライス数は2枚以上)となるときには、かかるポ
イントPT(すなわち椎間板HDの中心位置)に合わせ
るスライスをオペレータから指令に応じて選択する(ス
テップS16)。
【0053】図7の例では、上述した複数枚数のスライ
ス選択の理由で説明した趣旨に沿って、2枚のスライス
SL1,SL2のうち、図面上で上側のスライスSL1
をポイントPTの位置に合わせている。また、図7に示
すスライス位置の設定は、下側の椎体CV2の椎間板側
部位の断層像を診たい場合にも有効である。同様にし
て、3枚のスライスも設定できる。この複数のスライス
はその相互間にギャップを設けてもよいし、ギャップレ
スで設定することもできる。
【0054】このスライス数の選択及び表示の処理はポ
イントPT毎に繰り返され(ステップS17)。これに
より、腰椎の撮像したい椎間板それぞれについて許容範
囲内で所望数のスライスが椎間板と平行とみなせる状態
で設定される。
【0055】このように撮像したい椎間板に対する撮像
計画が終了すると、ホスト計算機6はシーケンサ5にマ
ルチスラブ収集法に拠るスキャンが指令され、計画した
撮像スライスのMR画像が得られる(ステップS1
8)。
【0056】したがって、本実施形態によれば、撮像対
象が3次元的に湾曲している腰椎などの椎体であって
も、撮像スライスを椎間板などの撮像位置に、より正確
に且つ迅速に設定できる撮像計画の機能を提供できる。
【0057】また、複数の断面像を使用するものの、そ
れは椎間板の位置指定のみに止まっており、前述したよ
うに、複数の断面像を個別に用いて撮像位置及び撮像方
向を計画することとは異なり、撮影計画に要する時間は
大幅に短いものに止まる。このため、トータルの撮像時
間も抑制され、実際の医療現場でも十分に実施すること
ができる。
【0058】加えて、医療的な関心の度合いや、椎体と
椎間板との断面比較の要求などに応じて、オペレータが
撮像スライスを椎間板毎に自在に変更できるので、確実
に診たい部位を撮像することができる。これにより、撮
像のやり直しを殆ど回避でき、患者するプットの向上は
勿論のこと、オペレータの操作労力も軽減される。
【0059】なお、本発明は上述した実施形態の構成及
びその変形形態の構成に限定されるものではなく、特許
請求の範囲に記載した本発明の要旨を逸脱しない範囲
で、さらに多くの変形が可能である。例えば、上述した
実施形態にあっては、一方の画像(コロナル像CO)上
に設定したポイントはもう一方の画像(サジタル像S
G)に体軸方向の位置を合わせて投影させるようにした
が、両画像それぞれに前述したステップS3、S4に係
るインターラクティブなポイント設定を個別に行うよう
に構成してもよい。また、撮像したい椎間板の位置が1
箇所である場合でも、その位置を挟んでその長手方向の
上下それぞれに1箇所、合計3箇所の椎間板の位置にポ
イントを設定することで、前述した撮像計画を遂行する
ことが望ましい。さらに、前述した撮像計画の処理をホ
スト計算機に代えて、演算ユニットに実行させるように
してもよい。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る磁気
共鳴イメージング装置及び磁気共鳴イメージングの計画
方法によれば、撮像対象が3次元的に湾曲している腰椎
などの椎体であっても、撮像スライスを椎間板などの撮
像位置に、より正確に且つ迅速に設定できる。さらに、
医療的な関心の度合いなどに応じて、オペレータが撮像
スライスを椎間板毎に自在に変更でき、実際の医療現場
の要求に確実に応えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る磁気共鳴イメージング
装置の構成の一例を示す機能ブロック図。
【図2】実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置のホ
スト計算機により実施される撮像計画の一例を示す概略
フローチャート。
【図3】撮像計画を説明する図であって、表示された腰
椎のサジタル像及びコロナル像の模式図。
【図4】撮像計画を説明する図であって、椎間板の位置
にポイントを設定した腰椎のサジタル像及びコロナル像
の模式図。
【図5】撮像計画を説明する図であって、腰椎のサジタ
ル像及びコロナル像それぞれに設定したポイントと腰椎
の椎間板の位置との対応関係を説明する図。
【図6】撮像計画を説明する図であって、腰椎を曲線で
近似して表示した状態を示すサジタル像及びコロナル像
の模式図。
【図7】撮像計画を説明する図であって、各椎間板の位
置に設定される複数のスライスの位置関係を説明する
図。
【符号の説明】
1 磁石 2 静磁場電源 3 傾斜磁場コイルユニット 4 傾斜磁場電源 5 シーケンサ 6 ホスト計算機 7 RFコイル 8T 送信器 8R 受信器 10 演算ユニット 11 記憶ユニット 12 表示器 13 入力器

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体のMR画像を得るために事前に撮
    像計画を立てるようにした磁気共鳴イメージング装置に
    おいて、 前記被検体内の2枚の断面像を用いて撮像対象をその長
    手方向への走行状態を3次元の近似曲線で表す近似手段
    と、 この近似手段により表された近似曲線に直交する撮像ス
    ライスを含む撮像情報を、前記撮像計画を表す情報とし
    て設定するスライス設定手段とを備えたことを特徴とす
    る磁気共鳴イメージング装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の磁気共鳴イメージング
    装置において、 前記近似手段は、前記2枚の断層像のうちの一方の断層
    像上で前記撮像対象に沿って複数の所望の位置を指定す
    る位置指定手段と、この一方の断層上で指定された複数
    の所望位置をもう一方の断層上に投影する投影手段と、
    このもう一方の断層上にて前記投影された複数の位置を
    前記撮像対象に沿って移動させる位置移動手段と、前記
    位置指定手段により前記一方の断層上で指定された複数
    の位置と前記位置移動手段により前記もう一方の断層上
    で設定された複数の位置とを通る前記近似曲線を演算す
    る演算手段とを備えたことを特徴とする磁気共鳴イメー
    ジング装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の磁気共鳴イメージング
    装置において、 前記スライス設定手段は、前記位置指定手段により指定
    された複数の位置及び前記位置移動手段により設定され
    た複数の位置が共に前記近似曲線上に仮想的に投影され
    て一義的に決まる複数の位置それぞれにて当該近似曲線
    に直交する撮像スライスを決める決定手段を有する磁気
    共鳴イメージング装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3に記載の磁気共鳴イメー
    ジング装置において、 前記位置指定手段は、オペレータが手動にて前記複数の
    所望位置を指定可能に構成された手段であり、かつ、前
    記位置移動手段は、オペレータが手動にて前記複数の位
    置を移動可能に構成された手段であることを特徴とする
    磁気共鳴イメージング装置。
  5. 【請求項5】 請求項2乃至4の何れか一項に記載の磁
    気共鳴イメージング装置において、 前記撮像対象は脊柱であって、前記位置指定手段及び前
    記位置移動手段により指定又は移動させる位置は、前記
    脊柱の椎体間に位置する椎間板の位置であることを特徴
    とする磁気共鳴イメージング装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5の何れか一項に記載の磁
    気共鳴イメージング装置において、 前記2枚の断層像は、前記被検体の前記撮像対象を含む
    コロナル像及びサジタル像であることを特徴とする磁気
    共鳴イメージング装置。
  7. 【請求項7】 請求項3に記載の磁気共鳴イメージング
    装置において、 前記スライス設定手段は、前記複数の位置それぞれにて
    当該近似曲線に直交する撮像スライスの数を前記演算手
    段に指定可能なスライス数指定手段を更に有したことを
    特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の磁気共鳴イメージング
    装置において、 前記スライス設定手段は、前記スライス数指定手段によ
    り前記複数の位置の少なくとも1つの位置で複数の前記
    撮像スライスが指定されたときに、その複数の撮像スラ
    イスの何れのスライスを当該位置に当てるかについて選
    択するスライス位置選択手段を更に有したことを特徴と
    する磁気共鳴イメージング装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8の何れか一項に記載の磁
    気共鳴イメージング装置において、 前記スライス設定手段により設定された撮像スライスに
    したがってスキャンを行って前記MR画像のデータを収
    集するスキャン手段を備えたことを特徴とする磁気共鳴
    イメージング装置。
  10. 【請求項10】 被検体のMR画像を得るために事前に
    撮像計画を立てる磁気共鳴イメージングの計画方法にお
    いて、 前記被検体内の2枚の断面像を用いて前記撮像対象をそ
    の長手方向への走行状態を3次元の近似曲線で表し、 この近似曲線に直交する撮像スライスを含む撮像情報
    を、前記撮像計画を表す情報として設定することを特徴
    とした磁気共鳴イメージングの計画方法。
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