JP2003210417A - 特に肌の乾燥を評価する方法、装置、組立体、キット、機器、スケール及びデバイダー - Google Patents

特に肌の乾燥を評価する方法、装置、組立体、キット、機器、スケール及びデバイダー

Info

Publication number
JP2003210417A
JP2003210417A JP2002323878A JP2002323878A JP2003210417A JP 2003210417 A JP2003210417 A JP 2003210417A JP 2002323878 A JP2002323878 A JP 2002323878A JP 2002323878 A JP2002323878 A JP 2002323878A JP 2003210417 A JP2003210417 A JP 2003210417A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skin
substance
zone
collecting member
droplets
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002323878A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4001540B2 (ja
Inventor
Francis Pruche
プルシエ,フランシス
Gilles Rubinstenn
ルバンスタン,ジレ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
LOreal SA
Original Assignee
LOreal SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=8869142&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2003210417(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by LOreal SA filed Critical LOreal SA
Publication of JP2003210417A publication Critical patent/JP2003210417A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4001540B2 publication Critical patent/JP4001540B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/44Detecting, measuring or recording for evaluating the integumentary system, e.g. skin, hair or nails
    • A61B5/441Skin evaluation, e.g. for skin disorder diagnosis
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N13/00Investigating surface or boundary effects, e.g. wetting power; Investigating diffusion effects; Analysing materials by determining surface, boundary, or diffusion effects

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Dermatology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 肌のタイプを測定するため民間と専門家に利
用可能な方法及び装置の多様性を増し、それらを広く使
用できるように充分シンプルなものにすること。 【解決手段】 本発明が、肌のタイプを決定する方法に
関連し、少なくとも一つの液滴(G)の物質を肌のゾー
ンまたは、肌の前記ゾーンに予め接触した収集部材に塗
り付ける段階と、物質が前記ゾーンの表面の、または前
記物質にさらす前記収集部材の少なくとも一つの物理化
学的特性を変えるのに適しており;液滴を無くすか、取
り除いた後、前記表面の程度を評価する段階;前記程度
を関数として、肌のタイプを決定する段階と;を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、特に肌のタイプを
決定することに関連するものである。
【0002】
【従来の技術】経験により、消費者はその肌のタイプと
その特別な必要ものに関して正確に気付いていないの
で、消費者が肌用に最高のケア製品を常に選択してはい
ないことは明らかである。
【0003】結果的に、目標となるまたは全く個人化し
た調製品を作る際に、調製者を案内する脂質及び/また
は水分の必要性をよい知識を持って、特に脂質及び/ま
たは水分の必要性を評価するため、肌のタイプを決定で
きるように、例えば肌が乾燥しているか、脂っこいかを
知ることができるようにする必要がある。
【0004】米国特許明細書第5 094 248号及び第5 433
214号は、皮脂を集めるため、肌に付ける装置を提案し
ている。
【0005】それらの提案は、“皮脂及び角質層脂質
が、Colloid and Surface B:Bio interfaceジャーナ
ル、8(1997)、pp.147〜155に発表された、論説“接触角
測定法により測定される、人の肌表面自由エネルギーを
増す:二つの解剖学上の位置の考察”(“Sebum and st
ratum corneum lipids increase human skin surface f
ree energy as determined from contact angle measur
ement:a study of two anatomical sites”)におい
て、額の肌と前腕の肌との間の違いを表すため、肌に蓄
積した液滴と肌の表面との間の接触角を測定することで
ある。
【0006】
【特許文献1】米国特許明細書第5 094 248号
【特許文献1】米国特許明細書第5 433 214号
【非特許文献1】Colloid and Surface B:Bio interfac
e、8(1997)、pp.147〜155“Sebum and stratum corneum
lipids increase human skin surface free energyas
determined from contact angle measurement:a study
of two anatomical sites”
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、更に肌のタ
イプを測定するため民間と専門家に利用可能な方法及び
装置の多様性を増し、それらを広く使用できるように充
分シンプルなものにすることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】数ある中の第一の概念に
関して、本発明は特に肌のタイプを測定できる方法を提
供し、その方法は:肌のゾーンまたは予め肌の前記ゾー
ンに接触する皮脂収集部材に、少なくとも一つの液滴の
物質を塗り付ける段階と、その際に物質は、前記物質に
さらされる前記収集部材の、または前記ゾーンの表面の
少なくとも一つの物理化学的な特性を変えるのに適して
いる;液滴が消えるかまたは取り除かれた後、前記表面
の程度を例えば前記物質により生じる外見上の変化を観
察することによって、評価される段階と;前記程度を関
数として、肌のタイプを測定する段階と;を含む。
【0009】そのような方法は、簡単に実行できるとい
う利点をもたらし、やはり診断を簡単に行うのに充分正
確な情報を得られる。
【0010】
【本発明の実施の形態】本発明の一つの概念において、
液滴の物質がタイプを測定する肌のゾーンに直接塗り付
けられる。
【0011】本発明の別の概念において、液滴の物質
は、予め皮脂を収集部材へ移すのに適した肌のゾーンに
接触する、接触部材に付けられる。収集部材は任意に人
体の一部分でもよい。
【0012】収集部材は、例えば腕すなわち前腕の領域
によって構成され得る。従って、本発明の実行の際に、
人はその肌のタイプを測定するため、例えば前腕を額に
持っていって(pass over)、額の表面上にある皮脂を
前腕に移し、そして一液滴の物質を、皮脂が移された前
腕にたまる。特に例えば一液滴の物質を顔に付かないよ
うとする時、この手順は有利である。加えて比較評価
は、例えば皮脂を移す前の収集部材上における評価の結
果と、移した後の収集部材上における評価とを比較する
ことによって、行うことができる。例えば、前腕におけ
る評価の結果を、それが前腕を持っていった後、別の前
腕上での評価の結果と比較することが可能である。
【0013】収集部材は、人体とは無関係の媒体、例え
ばシートによって非常に均一に構成され得、特にシート
はセルロースファイバーから成る。そのようなシート
は、その上に既にプリントされたスケールまたは目盛り
を有し得る。
【0014】本発明の一つの概念において、使用される
物質は、着色物質または肌を着色するのに適した物質で
ある。
【0015】使用される物質が着色物質である時、その
色は次の着色剤、特に水性の溶媒:エリトロシンB、カ
ルミンインジゴ、過マンガン酸カリウム、タンニン、特
にポリフェノールの酸化生成物、メラニン、ヘンナ染
料、アントシアニン、蛍光物質、特に塩化ダンシル、の
うち一つを溶媒に混合することによって得られる。
【0016】また使用される物質は、磁気特性をもたら
し得る。この目的のため、使用される物質が例えば磁粒
子、特に鉄分を有する粒子を含み、重合体、共重合体ま
たは、例としてセルロース、ポリブテン、ポリスチレン
のようなプラスティック材料に関連し得る。
【0017】使用される物質は、少なくとも一つの抗
体、特にケラチンに対する抗体を含み得る。抗体は、以
下のリストの要素の一つに関連する。それは、磁粒子、
蛍光要素、酵素(例えば過酸化物)、“Elisa”タイプ
のシステムである。
【0018】また使用される物質は、肌の微小な起伏を
変えるのに適し得る。
【0019】使用される物質は、その溶媒として:数あ
る中から水、アルコール、油を有し得る。
【0020】肌上に蓄積する一液滴の物質の量は、5マ
イクロリットル(μl)〜100μlの範囲内、または10μl
〜60μlの範囲内であり得、あるいは例えば約20μlであ
り得る。
【0021】本発明の概念において、液滴は、例えば一
切れの吸い取り紙または綿製塗布用芽状突起のような、
吸収要素によって取り除かれる。本発明の範囲内で、別
の手段を使用してもよく、例えば吸引を利用することに
よって、液滴を取り除いてもよい。また液滴を例えば蒸
発させることによって無くすこともできる。やはり、液
滴が蒸発するまで、待つよりも液滴を取り除くことが好
ましい。
【0022】その特性が液滴の物質によって変えられ
る、肌の表面のまたは収集部材の程度は、液滴を無くす
か、または取り除いた後、生じた変化の特長により、多
くの方法で測定することができる。
【0023】この程度は、肌上または収集部材上におけ
る直接測定によって、元の位置で評価され得、または変
形例において程度は、前記液滴の物質によって肌上また
は収集部材上に残された、跡を媒体に移した後に評価し
得る。
【0024】例えば、着色された或いは肌または収集部
材を着色するのに適した一液滴の物質を使用する時、肌
または収集部材の表面上に液滴によって残された、マー
クのサイズは、一対のデバイダー、カメラ、光線また
は、光学システムと関連し得る任意の目盛り付きスケー
ルによって測定され得る。また使用されであろうこのリ
ストの手段に限定されない。
【0025】例えば肌或いは収集部材の電気的または磁
気的な特性または微小な起伏に関して変化するので、液
滴の物質と肌または収集部材との間の接触が、非光学的
手段で測定することができる跡を残す時、例えば少なく
とも一つの磁気センサーまたは、肌または収集部材の微
小な起伏のイメージを送るのに適切な、少なくとも一つ
の非光センサーを使用可能である。
【0026】適切には測定の結果が、分析を目的とした
コンピューターへ伝送され得る。測定の結果が、例えば
キーボードまたはタッチセンサースクリーンを介してコ
ンピューターに入る。また測定の結果は、ワイヤー接続
またはワイヤレス接続を利用して、測定を行うため使用
される機器によって、コンピューターへ直接伝送しても
よい。
【0027】適切には、測定の結果がコンピューターネ
ットワーク特にインターネットをわたって、例えば診断
センターへ遠隔伝送され得る。
【0028】一例として液滴の物質が、別の個所の中か
ら、額と、胸の頂部と、前腕と、肩の頂部に塗り付けら
れる。テストが本体の別の部分で行われ得、肌のタイプ
を決定するために利用する情報が、種々のテストの結果
を比較することによって得られる。
【0029】肌または収集部材に対して、連続的に異な
る物質を塗り付けることも可能であり、異なる物質は、
脂質及び/または水に関する親和性の変化をもたらし、
そして異なるテストの結果を比較することを、肌のタイ
プを決定するため利用する情報を得ることも可能であ
る。ゆえに例えば、水性物質そして油性物質を、または
その逆にも続けて使用することが可能である。
【0030】本発明の概念において、ケアトリートメン
トが好ましい。
【0031】その別の概念では、本発明は例えば化学的
に肌を処理する方法も提供し、方法は、少なくとも一つ
の液滴のテスト物質を、肌のゾーン上または、予め前記
ゾーンに接触している収集部材上に塗り付ける段階と、
その場合はテスト物質が、前記テスト物質にさらす収集
部材に、または肌の前記ゾーンの表面における少なくと
も一つの物理化学的な性質を、変えるのに適しており、
特に物質が、着色されまたは、収集部材或いは肌の前記
ゾーンを着色するのに適切なものであり、液滴が無くな
った、または取り除かれた後、前記表面の程度を評価す
る段階と、前記程度を関数として、肌のタイプを決定す
る段階と、トリートメント物質、特にこの方法で決定し
た肌のタイプを関数とした、化粧品で肌を処理する段階
と、を含む。
【0032】EEC化粧指導書76/768を参照すると、本応
用例の意味における“化粧品”を理解されるであろう。
【0033】用語“化粧トリートメント”は、上記の指
導書において定義されたような化粧品によって、いかな
る非治療学的トリートメントもカバーしている。
【0034】一例として、トリートメントは、テスト物
質に関する肌の親和性を変える重要性を有し得、ケア製
品を塗り付けた後、肌のタイプを決定する新しい動作が
別の結果に至る。
【0035】テストが行われる身体または顔の範囲は、
テストの結果として行われるであろうトリートメントの
種類を関数として、選択され得る。
【0036】従って、例えばトリートメント物質が全身
用であれば、液滴のテスト物質は、前腕に塗り付けら
れ、例えばトリートメント物質が更に特別に顔に塗り付
けるものであれば、液滴のテスト物質が、額に塗り付け
られる。
【0037】また本発明は、トリートメントの効力、特
に水分及び/または肌の脂質含有量に作用するトリート
メントの効力を決定する方法も提供し、その方法は: a)少なくとも一つの液滴の物質を、肌のゾーンまたは
予め前記ゾーンに接触している収集部材に塗り付ける段
階と、物質は前記液滴に接触する収集部材の、または肌
の前記ゾーンの表面における、少なくとも一つの物理化
学的性質を変えるのに適しており; b)液滴を取り除いたり、無くしたりした後、前記液滴
に接触していた収集部材のまたは肌の前記ゾーンの表面
の程度を、前記物質によって誘発される変化を監視する
ことによって評価する段階と; c)トリートメントを行う段階と; d)処理される肌に段階a)とb)を繰り返す段階と; e)トリートメントの前と後の結果を比較して、それか
らトリートメントの効力に関係する治療の必要性を導き
出す段階と; を含む。
【0038】本発明の概念において、物質にさらされる
収集部材のまたは肌の表面の程度が、普通の状態の肌よ
りも乾燥した肌に対応しているとき、肌の乾燥を減らす
のに適切な物質が利用され、前記表面の程度が、普通に
相当する肌よりも脂っぽい肌に対応している場合、物質
が肌の皮脂含有量を減らすために適した物質を利用す
る。
【0039】例えば、もし肌に塗り付けられるケア製品
の肌における影響を評価しようとすれば、新しく肌に塗
った一液滴を取り除くか、無くして、テスト物質にさら
した表面の程度を測定すること、その表面を液滴によっ
て最初に塗り付けた、テスト製品にさらした表面とを比
較することが可能である。新たな測定を基本にして、例
えばケア製品が適切であるかを決定することが可能であ
る。
【0040】その別の概念において、本発明は、肌の脂
質膜が年齢と共に消えるという、肌の生理学的な年齢を
評価する方法も提供し、その方法は以下の段階すなわ
ち:少なくとも一つの液滴の物質を、肌のゾーンまた
は、予め前記ゾーンに接触している収集部材に塗り付け
る段階と、物質は、前記物質にさらす収集部材または、
肌の前記ゾーンの表面における、少なくとも一つの物理
化学的性質を変えるのに適しており;水滴を無くすか、
または取り除いた後、前記液滴に接触している収集部材
または肌の前記ゾーンの表面の程度を、前記物質によっ
て誘発される変化を監視することによって、評価する段
階と;前記程度を関数として、肌の年齢を決定する段階
と;を含む。
【0041】また本発明は、一液滴の物質を肌または収
集部材に塗り付けるのに適した塗布装置と、前記液滴を
無くすか、取り除いた後に、前記液滴に接触していた収
集部材のまたは肌の表面の程度を評価する、少なくとも
一つのスケールまたは測定機器を備えた、組立体も提供
し、物質は収集部材または肌の表面における、少なくと
も一つの物理化学的性質を変えるのに適しており、特に
物質は着色されるか、または肌または収集部材を着色す
るのに適している。
【0042】スケールは、任意に目盛りを付けてもよ
く、例えばそれは肌のタイプを直接指定するのに適切な
マーキングを所持し得る。
【0043】着色されるか、または肌を着色するのに適
切な物質を使用する時、スケールは、例えばマークの拡
大イメージを同時に見えるようにできる、何らかの光学
システムに関連し得る。
【0044】またスケールは、塗布装置によっても所持
され得る。
【0045】またスケールは、貼り付けスケールでもよ
い。
【0046】またスケールは媒体上にあり、そこに液滴
の物質によって収集部材または肌の表面上に残された跡
を、液滴が取り除かれるか、無くされた後、移す必要が
ある。この場合、スケールは例えばそのような媒体上に
プリントされ得る。
【0047】問題となる媒体は、例えば診断センターへ
郵送する回答カードの形でもよい。また媒体は、例えば
読み取り機器に挿入するストリップによって構成されて
もよい。
【0048】媒体は、収集部材または肌の表面上に液滴
の物質によって残された跡を媒体へ、容易に移せる接着
面を有し得る。
【0049】媒体は、液滴を構成する物質に接触して、
反応するため適切な顕色剤を染み込ませてもよく、肌ま
たは収集部材上に残された物質の跡を媒体に移す間、反
応例えば着色反応が、媒体上で生じる。
【0050】任意に、媒体が接着面を有するとき、肌の
表面に存在する、生気のない肌の粒子または別の不純物
を収集することができ、そして診断センターが、媒体に
移された跡の程度に関連する情報と、媒体上に蓄積した
不純物の量に関する情報とを、移された跡の周囲に位置
した接着表面のゾーンにおいて、比較することによっ
て、肌のタイプに関連する情報を送る。
【0051】好ましくは媒体は、跡が移された後、接着
表面を覆うのに適切な保護シートを具備し、そのような
保護シートは例えば、接着表面に強く接着しないように
処理された表面を提供する。
【0052】移すことで媒体上に形成されたマークのイ
メージも、ファックスまたはカメラ或いはスキャナーに
よって、診断センターへ遠隔的に伝送され得る。
【0053】塗布装置は、物質の供給部と、スナップ外
しできるか、カットされるか穴を開けるように設計され
た部分とを具備し得る。
【0054】物質の供給部は、少なくとも一つの可撓壁
に接触するように形成され得る。物質の供給部は、例え
ば二つの重ね合わせたシートの間に形成される。
【0055】一例として、塗布装置はダクトを具備し
得、それを介して液滴が分配され、ダクトの内径は50マ
イクロメートル(μm)から3ミリメートル(mm)の範囲
内で、好ましくは約0.1mm〜約2mmの範囲内である。
【0056】特性が液滴のテスト物質によって変えられ
る、肌の表面の程度を測定する機器を使用する時、機器
は肌に向かって光線を放射し得、例えば反射された光を
ピックアップし得る。光線は、少なくとも一つのダイオ
ードまたは、例えば少なくとも一つの光放射ダイオード
(LED)によって作られ得る。そのような光は、例えば
液滴の物質にさらした収集部材の、または肌の表面の反
射または色特性に関する変化を、検出することを可能に
する。
【0057】一例として測定機器は、光学システムに関
連したセンサーの少なくとも一つのストリップも具備し
得、光学システムは、液滴の物質によって収集部材上ま
たは肌上に残されたマークのイメージを、ストリップ上
に投影させることができる。
【0058】適切には測定機器は、トレーサーに蛍光発
光を起こすような方法で選択された、スペクトル要素を
有する光で、肌を照らす照明手段を具備し得る。ゆえに
測定機器は、例えば赤外線または紫外線の光を送る照明
手段を具備し得る。
【0059】測定機器は、例えばパーソナルコンピュー
ターに接続されたカメラを備え得る。
【0060】測定機器は、少なくとも一つの磁気センサ
ーを備え得る。
【0061】測定機器は、収集部材上または肌上の微小
な起伏のイメージを送るのに適した、少なくとも一つの
非光センサーを備え得る。
【0062】一例として測定機器は、データをパーソナ
ルコンピューター及び/またはコンピューターネットワ
ークへ伝送することができる、インターフェースも具備
し得る。
【0063】本発明は、収集部材のまたは肌の少なくと
も一つの物理化学的特徴を変えるのに適切な一液滴の物
質、特に着色物質または収集部材または肌上に着色を行
うのに適した一液滴の物質にさらす、収集部材のまたは
肌の表面の程度を測定する機器も提供し、前記機器は、
前記表面の程度を測定する手段と、測定の結果を関数と
して、肌のタイプを表示する手段とを備える。一例とし
て、機器は数字以外の形で、“乾燥肌”、“普通の
肌”、または“脂肌”のタイプの情報を送るか、または
数値、例えばn〜mの範囲のスコアを送り、ここでn及びm
は整数で、ディジットnは非常に乾燥した肌に対応して
おり、ディジットmは非常に脂っぽい肌に対応してい
る。
【0064】本発明は、肌のタイプを直接表すのに適し
たマーキングを有したスケールも提供する。
【0065】本発明は、媒体も提供し、そこに一液滴の
物質によって収集部材または肌上に残された跡を移し、
肌のタイプを直接示すのに適切なマーキングを具備す
る。
【0066】本発明は、肌のタイプを直接示すのに適切
なマーキングを有する、一対のディバイダーも提供す
る。
【0067】本発明は、機器とスケールまたは上記で定
義された測定機器と、肌に塗り付けるトリートメント物
質、特にケア製品を備えた、組立体から作られたキット
も提供する。
【0068】
【実施例】本発明は、それを制限しない以下の詳細な記
載を読み、且つ記載の全部分を形成する添付図面を考察
することで、より理解されるであろう。
【0069】請求項を含むこの本文を通して、用語“一
つ備える(comprising a)”は、“少なくとも一つ備え
る(comprising at least one)”と同意語であり、反
意語とは明記されない。
【0070】図1は、一液滴Gの着色物質を肌に塗り付
ける装置10の一例を示している。装置10は、一種の
ピペットの形をしており、一端で供給部12と連通し、
且つ他端に壊れ易い部分13を具備した管11を備えて
いる。供給部12の壁は変形可能で、例えば壊れやすい
部分13を、図2に示したように壊して取り外した後、
ユーザーは壁を圧縮して、一液滴の物質を放出すること
ができる。
【0071】管11は、以下で説明するように、マーク
のサイズを測定する際に使用する目盛りを有し得る。
【0072】肌上に置くのに適切な液滴Gの量は、例え
ば5μl〜100μlの範囲で、約20μlである。
【0073】一液滴Gの物質を肌上に蓄積した後、液滴
は図3に示しているように、例えば一切れの吸い取り紙
15によって、液滴Gを取り除いた後、物質と肌との間
の接触に関して、マークTを監視することが可能なよう
に、充分長い時間そこに残る。このマークTは、例えば
実質的に円形であり、図4に示されているように、直径
dを有する。
【0074】供給部12に収容された物質が水性物質、
例えば水によるエリトロシンBの溶液であり、液滴Gと
肌との間の接触領域の程度は、肌が乾燥しているか、脂
っぽいかによって異なる。
【0075】脂肌に関して、肌の脂肪親和性及び親和性
の特徴が、より強くなる。ゆえに前腕の肌上で、例えば
もし肌が非常に脂っぽいと、図5のように液滴Gは更に
外へ広がる傾向があり、もし肌が適度に脂っぽいのであ
れば、接触領域が図6に示されているように、より小さ
くなる。
【0076】ゆえに液滴を取り除いた後、肌に残ったマ
ークTの直径dを測定することによって、肌の脂質が多
いか少ないかに関しての表示を得ることが可能であるこ
とは理解されよう。
【0077】一例として、1ミリグラム/ミリメートル
(mg/ml)の濃度で、水によるエリトロシンBの溶液の
量が約20μlである液滴は、約一分間の持続時間で肩の
頂部に蓄積され、液滴が一切れの吸い取り紙によって取
り除かれると、マークを監視することができ、マークは
“普通”と考えられる肌に関して、約5mmの直径を有
し、例えば肌が“乾燥”である時、その直径は約3mmで
あり、例えば肌が“脂っぽい”とき、約7mmほどであり
得る。
【0078】本発明は、図1及び図2に示されているよ
うな塗布装置の一例に制限されるものではない。
【0079】例えば、別の実施例を図7に示す。
【0080】この図面において、塗布装置20は例えば
その周縁部の周囲を、熱シールによって互いに組立てら
れた、二つの可撓シートの形をした供給部21を備えて
いるのが見れる。
【0081】供給部21は、二つのシートの間で形成さ
れたダクト22と連通している。ユーザーが供給部21
を押すと、ダクトの自由端は切り取られ、引き剥がさ
れ、穴を開けられるか、または開くことができる。
【0082】塗布装置20は、スケール23を設けた媒
体としても作用し得る。スケール23は、その裏面をは
がすのに適した貼り付けスケールであり得、マークのサ
イズを評価するため、肌上に蓄積された物質の液滴によ
って形成されたマークの横の肌に付けられるようになっ
ている。
【0083】本発明は、マークの横に配置されたスケー
ルを使用して、肌上の液滴によって残されたマークに関
して、寸法を測定することに制限されない。
【0084】特に、マークの寸法を評価する別の手段、
例えば図8に示されているような測定機器30を使用す
ることが可能であり、そのような機器は一般的にペンの
形をして、マークを光学的に測定するのに適しており、
例えば肌のタイプに関連する情報を提供するディスプレ
イ31を具備し得る。
【0085】マークの寸法が測定されると、それはディ
スプレイ31上にmm単位で直接映し出すことができ、ま
たはそれをより詳細な情報に変換することができ、例え
ばスコアは肌の脂質が多いか少ないかを、または例えば
“脂肌”、“普通肌”、または“乾燥肌”のように非数
字的な表示で表す。
【0086】カメラ、例えばウエブカムタイプのカメラ
(Webcam type camera)を、できればマークの測方に既
知の寸法の要素を配置した後、所定の距離から肌を観察
することによって、マークのサイズを測定するため、使
用することが可能で、それによりマークに対応する画素
の数が、情報に変換される。
【0087】測定機器は、マークのサイズまたは肌のタ
イプに関連する情報を直接、遠隔処理及びディスプレイ
装置へ送ることができるか、または情報を映し出さなく
ても、情報を直接、遠隔処理及びディスプレイ装置へ伝
送することができ、情報はワイヤーまたはワイヤレスに
よって伝送される。特にインターフェースは、測定値を
得る機器と測定の結果を処理できる装置、例えばパーソ
ナルコンピューターまたはリモートサーバーとの間に備
えられる。
【0088】一例として、図9はインターネットを介し
てリモートサーバー40に接続されたパーソナルコンピ
ューター41を示した概略図である。パーソナルコンピ
ューター41は、肌に残ったマークのサイズに関連する
情報を受けることができ、この情報は例えばキーボード
42によってインプットされるか、例えば図8に示され
ている機器30のような測定機器によって伝送される。
【0089】一例として、リモートサーバー40は、肌
のタイプを決定するため、そして測定の結果を関数とし
て、任意に例えば個人の年齢、性別、肌の色を関数とし
て、ケアを薦めるため、プログラムでき、このことは図
10のフローチャートによって表されている。追加の情
報は、例えばコンピューター41のスクリーン上に映し
出される質問に答えることによって、インプットされ得
る。適切には、任意の追加情報を関数として、測定の結
果を、データベース43に蓄積された情報を使用するこ
とによって、評価することができる。
【0090】また、適切な物質を使用すると、液滴の物
質によって肌に残された跡のプリントを、媒体に移すこ
とが可能で、跡のサイズを間接的に測定することができ
る。
【0091】一例として、図17は例えば、着脱可能な
保護フィルム91でカバーするのに適した接着面を有し
た媒体90を示している。
【0092】液滴の物質を取り除いた後、媒体の接着面
を、肌に付けることができる。そして媒体に移されたマ
ークのサイズは、どの手段によっても測定でき、媒体上
にある目盛りを使用することもできる。
【0093】適切には、保護フィルムは跡を移した後、
接着面に対して折り畳むことができ、そして媒体は全体
を郵送により診断センターへ送られる。
【0094】物質例えばケア製品の効力を決定するた
め、図11のフローチャートによって表されたように、
肌に塗り付けられた液滴の物質によって、肌上に残され
たマークのサイズを、別々の瞬間で連続測定することが
できる。
【0095】特に、肌のタイプを決定するためのマーク
の寸法の第一測定により、例えばもし肌が乾燥している
と分かって、新しい測定を行えば、皮脂の分泌物を減ら
すことを目的に、ケアを応用する。もしマークのサイズ
が、新しい測定から分かるように、“普通”肌に対応し
ていると、塗り付ける物質が適切であるとみなすことが
できる。もしマークのサイズが非常に脂っぽいか、表示
乾燥している肌に対応していると、適切に物質の適用量
を変更するか、または物質を変える。
【0096】一例として、肌をビューティーサロンで評
価することができ、またはそれ自体、消費者によって評
価することができる。例えば、図12のフローチャート
によって示されているように、キットを家での使用のた
め消費者へ送ることができ、ケアを薦めるため、測定の
結果を診断センターへ送ることができる。一例として、
消費者へ送られるキットは、一切れの吸い取り紙または
液滴を取り除くことができる別の何らかの手段によっ
て、液滴を取り除くか、無くした後、肌に残されたマー
クのサイズを測定する手段と共に、塗布装置を備えるこ
とができる。またキットは肌に接触することによって、
肌上に液滴によって残された跡のイメージを取得するこ
とが可能な媒体も具備することができる。また媒体は適
切に回答カードを構成できる。
【0097】図13に示されているように、物質パッケ
ージング、例えば箱またはブリスターパックを、一液滴
の着色物質を肌に塗り付けることができる塗布装置と、
液滴を取り除く手段と、液滴を取り除いた後、肌上に残
されたマークの寸法を測定することができる手段とを提
供しており、塗布装置は、例えば図7に示された塗布装
置によって構成され、液滴を取り除く手段は、例えば一
切れの吸い取り紙15によって構成される。箱は、例え
ば図17に示したような移し媒体も収容する。
【0098】当然、本発明は上記の例には制限されるも
のではない。
【0099】肌に塗り付けられた物質は、例えば可視ス
ペクトルでなく、赤外線または紫外線で、肌の光学的性
質を変更し得る。
【0100】ゆえに液滴が取り除かれた後、肌に残され
たマークは赤外線または紫外線のみで監視され得るか、
それを赤外線光または紫外線光によって照らすと見える
ようになり得る。マークは任意に蛍光物でよく、使用さ
れる物質は、塩化ダンシル、フルオレセインまたはロー
ダミンを含むことができる。
【0101】また着色されないで、物質にさらす肌の領
域を着色するのに適切な物質を、肌に塗りつけることも
可能である。使用される物質は、例えば空気中で酸化で
きる酸化体、または酸化剤(例えばPPDと過酸化水素)
を含むことによって、肌を着色するため適切なものにさ
れ得る。また還元剤も、使用できる。本来肌の表面上に
存在する酵素の物質、例えばグルコースグルコシドを使
用することも、放出されるグリコースを現す顕色剤を使
用することも可能である。またポリフェノールを使用し
て、マークのサイズを現すためポリフェノール酸化酵素
を使用することも可能である。
【0102】また肌の化学物理的特性を変えるのに適し
た何か別の物質、例えば色以外の特徴すなわち肌の微小
な起伏、または電気、静電容量、誘導、或いは磁気の特
性を変えるのに適した物質を使用することが可能であ
る。
【0103】肌の微小な起伏を変えるため、例えば酸ま
たは塩基(acid)を使用することが可能である。肌の磁
気特性を変えるため、使用される肌は、磁性粒子、特に
強磁性粒子を含み得る。
【0104】物質は抗体、特にケラチンに対して作用す
る抗体を含有し得、抗体はそれに融合される強磁性また
は発色性配位子を有する。これによって例えば、次の顕
色(development)のため用意される肌に、物質を固定
することを改善するために作用できる。
【0105】跡を顕色剤(developer)にさらすまで、
現れることがない程度で肌上に跡を残すため適切な物質
を使用することも可能である。ゆえに例えば、接着特性
を有する物質を使用すること、及び液滴を取り除いて後
に顕色剤として、肌に散布されるパウダーを使用するこ
とが可能である。パウダーは、接着物質の液滴と接触し
た領域わたって肌により強く接着し、ゆえにマークを明
確に示し、その寸法を測定できる。また接着物質の使用
は、接着剤の跡を媒体に移すためにも作用し得、そこで
跡を例えばパウダーによって同じように現すことができ
る。また接着物質を使用することで、適切には肌が媒体
によって支えられる移送可能コーティングと接触させら
れ、コーティングを肌に移すことによって、物質のマー
クを示すことができる。
【0106】また、水以外の溶液、例えばアルコール溶
液または脂質溶液(例えば、グルセロール(glycero
l)、イドオクタン(idooctane)、イドメタン(idomet
hane)、オクタノール(octanol))で作られた物質
を、着色剤の性質に関連させて使用することもできる。
【0107】またマークのサイズを測定する別の手段、
例えば(糸を数えるための)ピックグラスまたは一対の
デバイダーを使用することもできる。
【0108】図14は、一対のデバイダーの一例を示し
ている。この図面において、一対のデバイダー60は見
ると、その脚部の間の角度空間を測定するスケール61
を指示している。スケール61は、非数字標示例えば直
接的な任意の肌のタイプを有し得る。
【0109】適切には、スケールがピックアップグラス
に似た装置を形成するように、光学システムに関連して
もよい。
【0110】一例として、図15は二つのレンズ71及
び72と、上にエッチングまたはプリントされたスケー
ル74を有する透明中間要素73とを備えた装置70を
示している。スケールは、例えばレンズ72の対象物焦
平面と、レンズ71のイメージ焦平面71に位置し、そ
れによって観察者がスケールと共に、マークの拡大イメ
ージを見れるようにできる。
【0111】上記の例において、スケールは目盛りを備
え、例えばミリメートルで目盛られ得る。そしてユーザ
ーは、例えば対応表を使用して、測定値を肌のタイプに
関する情報に変換することができる。またスケールは、
肌のタイプを直接決定することができる標示を有し得
る。
【0112】一例として図16は、上記の定義に合った
スケール80を示している。スケール80は、色の異な
る種々の領域を有しており、すなわち第一色と乾燥肌に
対応する程度の中心領域81と、中心領域の両側にあ
り、且つ普通の肌に対応する程度の二つの中間ゾーン8
2と、脂肌に対応する態度の二つの外側領域83とを有
している。文字または別の記名は、それらが例えば文字
“N”、“G”及び“D”に対応して示すため、種々の
領域に関連し得る。
【0113】スケール80を使用するため、ユーザーは
それをマークTの横に配置して、スケールのどの領域が
マークTに合っているかを決定し、中心領域はスケール
の中心部にわたって配置される。
【0114】示されている例において、マークTは中間
領域82に限ってのみ広がるので、マークTは普通の肌
に対応している。
【0115】図18に示されているように、非光センサ
ー100を使用することも可能である。
【0116】非光センサーは、例えば並置した個別の検
出セルを備えることができ、そのようなセルは例えば、
静電容量、抵抗または熱感知式である。このタイプのセ
ンサーは特に商標名TOUCH CHIPで供給者SGS Thomson Mi
cro Electronicsによって、販売されている。
【0117】非光センサー100は、肌の微小な起伏の
イメージを取得するために作用し得る。
【0118】変形例において、非光センサー100は磁
気特性を有する物質によって、イメージを肌に残った跡
の取得することができる。
【0119】携帯電話に組み込まれた非光センサーを使
用することも可能であり、そのようなセンサーは通常、
電話の所有者を確認するために使用される。電話は、残
すために選択された一液滴の物質にさらす肌の表面の程
度を決定するため、非光センサーを使用することができ
るプログラムを受け得、取り除いた時の跡は前記非光セ
ンサーによって検出可能である。
【0120】図1〜図18を参照して記載した本発明の
実施例において、一液滴の物質は、肌のゾーンに塗り付
けられ、そのタイプは例えば肩、額または前腕により決
定される。物質の液滴に関して、肌のゾーン上に存在し
得る皮脂のどれも、接触部材へ移すため、予め肌の前記
ゾーンに接触させる収集部材に塗り付けることは、本発
明の目的の範囲内である。図1〜図18を参照した上記
記載は、物質を収集部材に塗りつける場合、同様に利用
される。
【0121】一例として、収集部材は図19に示したよ
うなシート110によって構成することができる。その
ようなシートは、例えばセルロースファイバーを基に作
ることができる。それを例えば額のように皮脂が濃い肌
のゾーンに持っていって、物質に接触するシートのエリ
アの程度を、上記と同じ方法で測定することができる。
適切には、シートは目盛りまたは既に決定されたスケー
ルを支持できる。
【0122】また収集部材は、身体の一部分、例えば図
20に示されているような額120によって構成するこ
ともできる。
【0123】額上に存在する皮脂をピックアップするた
め、第一ステップで前腕を、額に持っていくことがで
き、そして一液滴の物質は、物質に接触する肌のエリア
の程度を、評価することができるように、前腕上にたま
ることができる。
【0124】適切には、一液滴の物質は別の前腕上にも
たまることができ、評価の結果を比較できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一液滴の物質を肌上に塗り付ける際に使用する
のに適した塗布装置の概略図。
【図2】一液滴の物質を図1の塗布装置によって肌に塗
りつける様子を示した図。
【図3】一液滴の物質を一切れの吸い取り紙によって取
り除く様子を示した図。
【図4】液滴を取り除いた後に、肌の表面上に残された
マークを示す概略図。
【図5】液滴と肌との間の接触領域において、肌の脂質
が多いまたは少ないに依存した相違を示した概略図。
【図6】液滴と肌との間の接触領域において、肌の脂質
が多いまたは少ないに依存した相違を示した概略図。
【図7】一液滴を肌に塗り付けることができ、生じたマ
ークのサイズを測定できる装置の別の例を示した図。
【図8】液滴の物質によって肌上に残されたマークの寸
法を測定する装置を示した概略図。
【図9】情報を収集し、リモートサーバーへ伝送する様
子を示した図。
【図10】本発明の実行例を図示したフローチャート。
【図11】本発明の実行例を図示したフローチャート。
【図12】本発明の実行例を図示したフローチャート。
【図13】肌に一液滴の物質を塗り付け、且つ肌に残っ
たマークのサイズを測定する装置を最初に備えたキッ
ト。
【図14】マークのサイズを測定する一対の装置の概略
図。
【図15】光学システムに関連するスケールを示した概
略図。
【図16】肌のタイプについての情報を直接与える表示
を有するスケールを示した概略図であり、それを使用す
る方法を示していいる。
【図17】一液滴の物質によって肌上に残された跡を移
すのに適した媒体の概略図。
【図18】非光センサーの概略図。
【図19】収集部材の一例を示した図。
【図20】収集部材の別の例を示した図。
【符号の説明】
10 装置 11 管 12 供給部 13 壊れやすい部分 14 目盛 15 吸い取り紙 20 塗布装置 21 供給部 22 ダクト 23 スケール 30 器具 31 ディスプレイ 40 サーバー 41 コンピューター 42 キーボード 43 データベース 60 デバイダー 61 スケール 70 装置 71 レンズ 72 レンズ 73 透明中間要素 74 スケール 80 スケール 81 中心領域 82 中間ゾーン 83 外側領域 90 媒体 91 保護フィルム 100 センサー 110 シート 120 前腕 d 直径 G 液滴 T マーク

Claims (45)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 肌のタイプを決定する方法において、少
    なくとも一液滴(G)の物質を肌のゾーンまたは、肌の
    前記ゾーンに予め接触した収集部材のゾーンに塗り付け
    る段階と、;液滴を無くしたり、取り除いたりした後、
    前記表面の程度を評価する段階と;前記程度を関数とし
    て、肌のタイプを決定する段階と;を含み、物質が前記
    ゾーンの表面の、または前記物質にさらす前記収集部材
    の物理化学的特性を変えるのに適切であることを特徴と
    する方法。
  2. 【請求項2】 前記物質が、着色物質または、肌或いは
    収集部材上に着色を行うのに適した物質であることを特
    徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 物質の着色が、次の着色剤、特に水性の
    溶媒:エリトロシンB、カルミンインジゴ、過マンガン
    酸カリウム、タンニン、特にポリフェノールの酸化生成
    物、メラニン、ヘンナ染料、アントシアニン、蛍光物
    質、特に塩化ダンシル、のうち一つを溶媒に混合するこ
    とによって得られることを特徴とする請求項2に記載の
    方法。
  4. 【請求項4】 物質が、磁気特性を有することを特徴と
    する請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 物質が、特に鉄分を含んだ粒子を含有す
    ることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 物質は、少なくとも一つの抗体、特にケ
    ラチンに対して特別な抗体を含むことを特徴とする請求
    項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記抗体が、以下のリスト:磁粒子、蛍
    光要素、酵素(例えば過酸化物)、“ELISA”タイプの
    システムの中の一つに関連することを特徴とする請求項
    6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 物質が、肌の前記ゾーンの、または収集
    部材の微小な起伏を変えるのに適切であることを特徴と
    する請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法
  9. 【請求項9】 肌上または収集部材上に蓄積する液滴の
    物質の量が、5マイクロリットル(μl)〜100μlの範囲
    内、好ましくは10μl〜60μlの範囲内であることを特徴
    とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 【請求項10】 液滴(G)が、吸収要素(15)によ
    って取り除かれることを特徴とする請求項1〜9のいず
    れか一項に記載の方法。
  11. 【請求項11】 使用される物質が、着色されるか、ま
    たは肌或いは収集部材において着色を行うのに適切であ
    ること、液滴によって残されたマークのサイズを一対の
    デバイダー、カメラ、光線、または光学システムに関連
    し得る任意の目盛り付スケールによって測定されるこ
    と、を特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載
    の方法。
  12. 【請求項12】 測定の結果が、分析のためコンピュー
    ターに伝送されることを特徴とする請求項4に記載の方
    法。
  13. 【請求項13】 測定の結果を、メールまたはコンピュ
    ーターネットワーク、特にインターネットによって遠隔
    的に伝送されることを特徴とする請求項1〜12のいず
    れか一項に記載の方法。
  14. 【請求項14】 ケアを薦める段階を含むことを特徴と
    する請求項1〜13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記程度が、もとの位置で評価される
    ことを特徴とする請求項1〜14のいずれか一項に記載
    の方法。
  16. 【請求項16】 前記液滴の物質が媒体に移される際
    に、収集部材(110;120)の、または肌の前記ゾ
    ーン上に形成期を残した後、前記程度が評価されること
    を特徴とする請求項1〜14のいずれか一項に記載の方
    法。
  17. 【請求項17】 液滴の物質が、肌の前記ゾーンに直接
    塗りつけられることを特徴とする請求項1〜16のいず
    れか一項に記載の方法。
  18. 【請求項18】 液滴の物質が、肌の前記ゾーンに予め
    接触する接触部材(110;120)に塗る付けられる
    ことを特徴とする請求項1〜16のいずれか一項に記載
    の方法。
  19. 【請求項19】 収集部材は、人体の一部、特に前腕が
    構成要素になることを特徴とする請求項18に記載の方
    法。
  20. 【請求項20】 比較評価は、皮脂を肌の前記ゾーンか
    ら収集部材へ移す前の収集部材における評価の結果と、
    移した後に行われる評価とを比較することによって、行
    われることを特徴とする請求項19に記載の方法。
  21. 【請求項21】 一方の前腕(120)における評価の
    結果を、額にそれをわたした後、他方の前腕における評
    価の結果と比較することを特徴とする請求項19に記載
    の方法。
  22. 【請求項22】 セルラー部材が、身体に関係ない媒体
    (110)、特にシートによって構成されることを特徴
    とする請求項18に記載の方法。
  23. 【請求項23】 少なくとも一つの液滴の物質を、肌の
    ゾーンまたは前記ゾーンに接触する収集部材(110;
    120)に塗り付ける段階と;液滴を無くすか、取り除
    いた後、肌の前記ゾーンの、または前記液滴に接触する
    収集部材の表面の程度を評価する段階と;前記程度を関
    数として、肌のタイプを評価する段階と;この方法で決
    定したように、スキンのタイプを関数として、肌を処理
    する段階と;を含み、テスト物質が、肌の前記ソーン
    の、または前記テスト物質にさらす収集部材の表面の、
    少なくとも一つに物理化学的特性を変えるため、適切で
    あり、特に物質が着色されるか、肌の前記ゾーンまたは
    収集部材上で着色を行うのに適していることを特徴とす
    る肌を処理する方法。
  24. 【請求項24】 前進に関してトリートメントを行う
    時、液滴のテスト物質が、前腕に塗りつけられることを
    特徴とする請求項1〜23のいずれか一項に記載の方
    法。
  25. 【請求項25】 顔に物質を塗りつけてトリートメント
    を行う時、液滴のテスト物質が、額に塗り付けられるこ
    とを特徴とする請求項23に記載の方法。
  26. 【請求項26】 特に肌の水分及び/または脂質含有量
    に作用する適切なトリートメントの効力を決定する方法
    において、 a)少なくとも一つの液滴の物質を、肌のゾーンまたは
    予め前記ゾーンに接触している収集部材に塗り付ける段
    階と、物質は前記液滴に接触する収集部材の、または肌
    の前記ゾーンの表面における、少なくとも一つの物理化
    学的性質を変えるのに適しており; b)液滴を取り除いたり、無くしたりした後、前記液滴
    に接触していた収集部材のまたは肌の前記ゾーンの表面
    の程度を、前記物質によって誘発される変化を監視する
    ことによって評価する段階と; c)トリートメントを行う段階と; d)処理される肌に段階a)とb)を繰り返す段階と; e)トリートメントの前と後の結果を比較して、それか
    らトリートメントの効力に関係する治療の必要性を導き
    出す段階と; を含むことを特徴とする方法。
  27. 【請求項27】 肌の生理学的な年齢を評価する方法に
    おいて:少なくとも一つの液滴の物質を、肌のゾーンま
    たは、予め前記ゾーンに接触している収集部材に塗り付
    ける段階と;水滴を無くすか、または取り除いた後、前
    記液滴に接触している収集部材または肌の前記ゾーンの
    表面の程度を、前記物質によって誘発される変化を監視
    することによって、評価する段階と;前記程度を関数と
    して、肌の年齢を決定する段階と;を含み、物質が、前
    記物質にさらす収集部材または、肌の前記ゾーンの表面
    における、少なくとも一つの物理化学的性質を変えるの
    に、適していることを特徴とする方法。
  28. 【請求項28】 一液滴の物質を肌または収集部材に塗
    り付けるのに適した塗布装置と、前記液滴を無くすか、
    取り除いた後に、前記液滴に接触していた収集部材また
    は肌の表面の程度を評価する、少なくとも一つのスケー
    ルまたは測定機器を備え、物質が収集部材または肌の表
    面における、少なくとも一つの物理化学的性質を変える
    のに適しており、特に物質は着色されるか、または肌ま
    たは収集部材を着色するのに適していることを特徴とす
    る組立体。
  29. 【請求項29】 塗布装置が、物質の供給部(12;2
    1)を備え、スナップ外しできるか、または切り落とす
    か穴を開けるように設計された部分を備えることを特徴
    とする請求項28に記載の組立体。
  30. 【請求項30】 前記スケールが、塗布装置によって支
    持されることを特徴とする請求項28または29に記載
    の組立体。
  31. 【請求項31】 前記スケールが、貼り付きスケールで
    あることを特徴とする請求項28〜30のいずれか一項
    に記載の組立体。
  32. 【請求項32】 前記スケール(80)が、肌のタイプ
    を直接表すのに適切なマーキングを具備することを特徴
    とする請求項28〜31のいずれか一項に記載の組立
    体。
  33. 【請求項33】 塗布装置が、少なくとも一つの可撓壁
    に接触して形成された物質の供給部を有することを特徴
    とする請求項28〜32のいずれか一項に記載の組立
    体。
  34. 【請求項34】 物質の前記供給部が、重なり合った二
    つのシートによって形成されることを特徴とする請求項
    33に記載の組立体。
  35. 【請求項35】 塗布装置がダクトを備え、そのダクト
    を介して液滴が送られ、ダクトの内径が50μm〜30mmの
    範囲内で、好ましくは約0.1mm〜約2mmの範囲内であるこ
    とを特徴とする請求項28〜34のいずれか一項に記載
    の組立体。
  36. 【請求項36】 測定機器が、カメラを備えることを特
    徴とする請求項28〜35の一つに記載の組立体。
  37. 【請求項37】 測定機器が、少なくとも一つの磁気セ
    ンサーを備えることを特徴とする請求項28〜36のい
    ずれか一項に記載の組立体。
  38. 【請求項38】 測定機器が、肌の微小な起伏のイメー
    ジを送るのに適切な少なくとも一つの非光センサーを備
    えることを特徴とする請求項28〜37のいずれか一項
    に記載の組立体。
  39. 【請求項39】 測定機器が更に、データをパーソナル
    コンピューター及び/またはコンピューターネットワー
    クへ送ることができる、インターフェースを備えること
    を特徴とする請求項28〜38のいずれか一項に記載の
    組立体。
  40. 【請求項40】 請求項28〜30のいずれか一項に定
    義された組立体を、肌に塗布する物質、特にケア製品と
    共に備えることを特徴とするキット。
  41. 【請求項41】 変えられる少なくとも一つの物理化学
    的特性を有する、収集部材の、または肌の表面の程度を
    測定し、前記表面の周囲に位置する収集部材の、または
    肌のゾーンと比較する機器であり、機器は、特に肌上ま
    たは収集部材上の着色マークのサイズを測定するための
    もので、前記機器が前記表面の程度を測定する手段と、
    測定の結果を関数として、肌のタイプを映し出す手段を
    有することを特徴とする機器。
  42. 【請求項42】 数字以外の形式で、例えば“乾燥
    肌”、“普通肌”、または“脂肌”での情報を送るよう
    に構成されることを特徴とする請求項41に記載の機
    器。
  43. 【請求項43】 肌のタイプを直接表すため、適切なマ
    ーキングを具備することを特徴とするスケール。
  44. 【請求項44】 スケールを、マークの拡大イメージと
    同時に見ることができる光学システム(71、72)に
    関連することを特徴とする請求項請求項43に記載のス
    ケール。
  45. 【請求項45】 肌のタイプを表すのに適切な標示を有
    することを特徴とする一対のデバイダー(60)
JP2002323878A 2001-11-07 2002-11-07 特に肌の乾燥を評価する方法、装置、組立体、キット、機器、スケール及びデバイダー Expired - Fee Related JP4001540B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR0114393A FR2831789B1 (fr) 2001-11-07 2001-11-07 Procede et dispositif pour l'evaluation de la secheresse cutanee notamment
FR0114393 2001-11-07

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006249123A Division JP2007021234A (ja) 2001-11-07 2006-09-14 特に肌を評価する方法、装置、組立体、キット、機器、スケール及びデバイダー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003210417A true JP2003210417A (ja) 2003-07-29
JP4001540B2 JP4001540B2 (ja) 2007-10-31

Family

ID=8869142

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002323878A Expired - Fee Related JP4001540B2 (ja) 2001-11-07 2002-11-07 特に肌の乾燥を評価する方法、装置、組立体、キット、機器、スケール及びデバイダー
JP2006249123A Withdrawn JP2007021234A (ja) 2001-11-07 2006-09-14 特に肌を評価する方法、装置、組立体、キット、機器、スケール及びデバイダー

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006249123A Withdrawn JP2007021234A (ja) 2001-11-07 2006-09-14 特に肌を評価する方法、装置、組立体、キット、機器、スケール及びデバイダー

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7211043B2 (ja)
EP (1) EP1310212A1 (ja)
JP (2) JP4001540B2 (ja)
FR (1) FR2831789B1 (ja)

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20040146290A1 (en) * 2001-11-08 2004-07-29 Nikiforos Kollias Method of taking images of the skin using blue light and the use thereof
US7738032B2 (en) * 2001-11-08 2010-06-15 Johnson & Johnson Consumer Companies, Inc. Apparatus for and method of taking and viewing images of the skin
US7811232B1 (en) * 2003-04-21 2010-10-12 Chameleon Development LLC System for characterizing skin condition
FR2861177A1 (fr) * 2003-10-16 2005-04-22 Oreal Ensemble comportant un systeme d'analyse du niveau de clarte de la peau et des gammes de produits cosmetiques
US8026942B2 (en) * 2004-10-29 2011-09-27 Johnson & Johnson Consumer Companies, Inc. Skin imaging system with probe
US8084268B2 (en) * 2005-02-25 2011-12-27 L'oreal Method of evaluating the potential of the skin for scavenging free radicals
WO2007026335A2 (en) * 2005-09-02 2007-03-08 The Procter & Gamble Company Methods for measuring moisture content of skin
EP1919352A2 (en) * 2005-09-02 2008-05-14 The Procter and Gamble Company Methods for measuring moisture as a predictor of scalp health
US8112293B2 (en) * 2006-03-24 2012-02-07 Ipventure, Inc Medical monitoring system
US7764303B2 (en) * 2006-10-02 2010-07-27 Johnson & Johnson Consumer Companies, Inc. Imaging apparatus and methods for capturing and analyzing digital images of the skin
WO2008061952A1 (en) * 2006-11-23 2008-05-29 L'oreal Cosmetic assembly and cosmetic treatment process
FR2908965B1 (fr) * 2006-11-23 2010-09-03 Oreal Ensemble cosmetique et procede de traitement cosmetique
US8357090B2 (en) * 2007-03-09 2013-01-22 Covidien Lp Method and apparatus for estimating water reserves
US8147466B2 (en) 2008-01-25 2012-04-03 The Procter And Gamble Company Method of determining a skin agent transferred to skin
WO2009142835A2 (en) * 2008-04-08 2009-11-26 Reveal Sciences, Llc Method and apparatus for analyzing skin and hair
FR2933611B1 (fr) 2008-07-10 2012-12-14 Oreal Procede de maquillage et dispositif pour la mise en oeuvre d'un tel procede.
FR2933582B1 (fr) * 2008-07-10 2011-10-07 Oreal Dispositif de traitement des matieres keratiniques humaines
FR2933584B1 (fr) * 2008-07-10 2011-12-23 Oreal Procedes de traitement des matieres keratiniques et appareil pour la mise en oeuvre de tels procedes
FR2933581B1 (fr) 2008-07-10 2011-12-02 Oreal Procede de maquillage et dispositif pour la mise en oeuvre d'un tel procede
FR2933583B1 (fr) * 2008-07-10 2011-10-07 Oreal Dispositif pour appliquer une composition sur les matieres keratiniques humaines
EP2226092B1 (de) * 2009-03-03 2016-06-15 Courage + Khazaka electronic GmbH System zur messtechnischen Erfassung der Veränderung von Parametern der Haut
US20110040192A1 (en) * 2009-05-21 2011-02-17 Sara Brenner Method and a system for imaging and analysis for mole evolution tracking
US20110152640A1 (en) * 2009-12-17 2011-06-23 Sensorderm Method and system for utilizing health care products
WO2014108758A1 (en) 2013-01-14 2014-07-17 Itc Limited Nanoparticles dispersion for detection of skin health conditions and a diagnostic kit thereof
JP2021000761A (ja) * 2019-06-21 2021-01-07 ロレアル 化粧インク塗布装置および化粧インクを塗布する方法

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR1333761A (fr) * 1962-04-19 1963-08-02 Procédé permettant de déterminer l'affinité de la peau aux produits cosmétiqueset hygiéniques
FR2001768A1 (fr) * 1968-02-12 1969-10-03 Gillette Co Compositions pour l'application topique de medicaments sur la peau
US4071020A (en) * 1976-06-03 1978-01-31 Xienta, Inc. Apparatus and methods for performing in-vivo measurements of enzyme activity
US4313393A (en) * 1976-12-01 1982-02-02 American Cyanamid Company Indicator device for detecting the amount of sebum in hair and scalp and method therefor
FR2427084A1 (fr) * 1978-05-31 1979-12-28 Oreal Appareil de determination de la quantite de sebum secretee par une peau
US4430013A (en) * 1979-07-23 1984-02-07 Kaufman Jack W Disposable swab article
US4401122A (en) * 1979-08-02 1983-08-30 Children's Hospital Medical Center Cutaneous methods of measuring body substances
US4623793A (en) * 1983-03-07 1986-11-18 Revlon, Inc. Device and method for determining skin type
US5094248A (en) 1987-06-10 1992-03-10 The Gillette Company Device and method for simple visual measurement of the amount of sebum present on human skin
US4894547A (en) * 1987-09-28 1990-01-16 Yale University Optical method and apparatus for detecting and measuring aging, photoaging, dermal disease and pigmentation in skin
US5489510A (en) * 1988-01-19 1996-02-06 2860601 Canada Inc. Method for visual indication of cholesterol on skin surface agents used therefor and methods for producing such agents
US5441048A (en) * 1988-09-08 1995-08-15 Sudor Partners Method and apparatus for determination of chemical species in perspiration
FR2645152B1 (fr) * 1989-03-30 1991-05-31 Lipha 3h-pteridinones-4, procedes de preparation et medicaments les contenant
US5018531A (en) * 1989-09-07 1991-05-28 Hartman William B Skin blemish measuring and recording system and method
US4981145A (en) * 1989-10-24 1991-01-01 Goldstein Jay A Method and apparatus for determining sebum production for selection of cosmetics of complementary formulation
US5140986A (en) * 1991-08-19 1992-08-25 Colormetric Laboratories, Inc. System, device and method for skin contamination detection
DE4302218C2 (de) 1992-01-28 1995-04-13 Robert Dr Brehm Indikator zur Ermittlung und Anzeige des Fett- und Feuchtigkeitsgehaltes menschlicher Haut
US5309643A (en) * 1992-05-19 1994-05-10 Mccollom Robert M Adapter apparatus mounted on a marking instrument to achieve movement in a straight line
CA2199554C (en) * 1996-03-12 2006-03-14 Loren R. Ouellette Skin analyzer with speech capability
EP0997104B1 (de) * 1998-09-30 2004-12-01 COURAGE + KHAZAKA ELECTRONIC GmbH Vorrichtung zur messtechnischen Erfassung von Parametern der Haut
JP2001275993A (ja) 2000-03-31 2001-10-09 Pola Chem Ind Inc 化粧料の選択法及び選択のためのバランスマップ
US6343717B1 (en) * 2000-11-21 2002-02-05 Jack Yongfeng Zhang Pre-filled disposable pipettes
US6524242B2 (en) * 2001-06-19 2003-02-25 Unilever Home & Personal Care Usa, Division Of Conopco, Inc. Non-contact method for measuring amount of sebum or oil on substrate in real time using fluorescence dye

Also Published As

Publication number Publication date
FR2831789B1 (fr) 2004-01-23
EP1310212A1 (fr) 2003-05-14
JP4001540B2 (ja) 2007-10-31
US20030108542A1 (en) 2003-06-12
US7211043B2 (en) 2007-05-01
FR2831789A1 (fr) 2003-05-09
JP2007021234A (ja) 2007-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4001540B2 (ja) 特に肌の乾燥を評価する方法、装置、組立体、キット、機器、スケール及びデバイダー
US20220187214A1 (en) Assay reader operable to scan a test strip
CA2185555C (en) Integrated system for biological fluid constituent analysis
US6157442A (en) Micro optical fiber sensor device
US20170027482A1 (en) Wireless colorimetric sensor
US7986987B2 (en) Device, system and method for observing a typological characteristic of the body
US8145431B2 (en) Body fluid testing component for simultaneous analyte detection
EP4010698B1 (en) Bodily fluid testing method
US20060030761A1 (en) Micro optical sensor device
WO2013144186A1 (en) Hand held device and method for capturing images of skin portions
US20110165688A1 (en) Single-use handheld diagnostic test device, and an biological and environmental test samples
CN101551383A (zh) 体液检验装置
WO2010048431A2 (en) Device, method and apparatus for analysing skin and hair
US11806164B2 (en) Method and apparatus for health condition of a person based on bodily fluid
JP2020516482A (ja) 水分応答性フィルム
CN102687022B (zh) 测定系统和测定方法
JP3225023B2 (ja) 皮膚状態評価方法およびそれを用いた皮膚状態カウンセリング方法
FR3042872A1 (fr) Systeme et procede de determination de parametres physico-chimiques et/ou biochimiques des couches superficielles de l'epiderme humain
US20090143653A1 (en) Miniature device for analyzing physicochemical properties of the skin
EP2884882A1 (en) Improved skin and scalp diagnosis device and method
KR20010110838A (ko) 원격 피부 진단 시스템 및 그 방법
WO2019239427A1 (en) A biosensor for detecting multi analyte in oral fluid
US4672973A (en) Device and method for determining skin type
Chang et al. A self-adaptive fluidic probe for electrical caries detection
JP3556878B2 (ja) 皮脂量チェックツール

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041102

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20050202

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20050218

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050502

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060517

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060815

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060914

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061027

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20061101

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061122

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070222

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070718

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070814

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100824

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees