JP2003210230A - カード収納ケース及び自動改札機用カードの管理システム - Google Patents
カード収納ケース及び自動改札機用カードの管理システムInfo
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Abstract
(例えば自動改札機)との間の利用に際して、誤動作を
簡単に防止可能なカード収納ケースを提供すること。 【解決手段】複数の種類のカードを収納可能なカード収
納ケースであり、磁気カードを収納可能な磁気カード収
納部と、電子カードを収納可能な電子カード収納部とを
有し、前記電子カードを収納した状態で該カードの情報
を読取り又は授受可能なカード収納ケースにおいて、前
記電子カード収納部と前記磁気カード収納部との間に、
磁気シールド部材を設けた。
Description
ド、例えば銀行のATM用磁気カードと電子化されたI
Cカード等を収納して好適なカード収納ケース及び自動
改札機用カードの管理システムに関する。
カード、例えば複数の交通機関のカード(定期券、切
符、バスカード等)或いはその他のカード(ATMカー
ド、ICテレホンカード、ポイントカード、ギフトカー
ド等)を所有していることは珍しくなく、しかもこれら
のカードは、一般的には、一つのカード収納ケース或い
はカード入れを兼用した財布等に入れて所有しているの
が普通である。
はJR東日本株式会社より、「Suica」と言う名称
の「Suica定期券」「Suicaイオカード」等が
普及されている。
に、自動改札機(情報認識装置)20のカード読み取り
部21に「タッチ」するだけで、自動改札機の読み取り
部によって読み取られる。自動改札機は、電子定期券の
情報を情報認識部によってその情報を認識し、その認識
結果に基づいて制御部をもって改札扉22を開閉制御す
る。このように電子定期券は、鉄道機関の利用者にとっ
て便利である。自動改札機には、磁気カード、例えば定
期券、切符の出し入れ口部23、24と、該磁気カード
の各種情報を読み取る読取り部(図示せず)と、該出し
入れ口、デスプレイ部25と、前記電子カード読み取り
部21にタッチした前記電子カードの情報を読み取る電
子カード読み取り部(図示せず)及び上記両カード読取
り部にて読み取った情報を認識処理し、正常の読取り時
には自動改札機の改札扉22を開閉し、異常の読取り時
には改札扉22を開くことなく、前記デスプレイ部25
に異常である旨表示制御する制御部(図示せず)等が設
けられている。
カードを単独でカード収納ケースに入れて利用する分に
は何ら問題がない。しかし、カード収納ケースに、この
電子カード以外のカード、例えば磁気カード(他の交通
機関の磁気カードや銀行用磁気カード、磁気化身分証明
書等)やICテレホンカード或いはコイン、貴金属等を
入れた状態で利用した場合、自動改札機が誤動作を起こ
し、改札扉が開閉しない等の問題が発生する場合が生じ
る。その原因として、電子カードが、自動改札機と電波
によりデータのやり取りを行なうことこと、或いは自動
改札機が、電子カード専用でなく、既存の磁気カードタ
イプの定期券(カード)等が使用可能となっていること
から、電子カード情報の読取り時にカード収納ケースに
装着した別の磁気カードやICカード等が、自動改札機
の電子カード読取り部又は磁気読取り読取り部に反応
し、電子カードの読取りに時に影響を与えていると考え
られる。
鑑みなされ、その目的は、電子カードの、カード情報を
認識可能な装置(例えば自動改札機)との間の利用に際
して、誤動作を簡単に防止可能なカード収納ケースを提
供することにある。
基本情報及び継続情報に基づいてカード利用者の指定す
る端末に継続申請依頼を通知することが可能なカードの
管理システムを提供することにある。
ドを収納可能な磁気カード収納部と、電子カードを収納
可能な電子カード収納部とを有し、前記電子カードを収
納した状態で該カードの情報を読取り可能なカード収納
ケースにおいて、前記電子カード収納部と前記磁気カー
ド収納部との間に、例えば磁気シールド部材を設け、前
記電子カードの利用時に前記磁気カードの影響を防止可
能とした。
に基づいてカード利用者に継続手配依頼通知等が可能な
管理部を設ける。
納ケースを例にした本発明のカード入れ、つまりカード
収納ケースを示す図である。図1は二つ折りカード収納
ケースを閉じた状態の正面図、図2は開いた状態を示す
図である。同図において、1は二つ折りカード収納ケー
スを示し、該カード収納ケース本体11は、例えば布、
革、合成樹脂等から構成されている。カード収納ケース
を開いた状態における左側には、カードケース表面12
(図1参照)とカードケース裏面13(図2参照)を構
成するカード収納部14が形成されるように三辺が糸縫
してある。カード収納部14には、電子カード、例えば
交通機関で利用されている電子定期券4が装着される。
電子定期券4には、その定期券の内部に設けられたメモ
リ(ICチップ)に利用改札駅情報(利用駅区間情
報)、使用開始及び有効期間情報、新規・継続情報、通
勤・通学情報、個人情報(生年月日、住所、氏名、勤務
先、電話番号、支払い方法)、金額情報等が電子的に記
憶されている。この電子カードの構成については公知で
あるので、詳細説明は省略する。カード収納部14の一
辺はカードが収納可能に開放されている。カード収納部
14の表面12には、カード4を収納したとき、そのカ
ード表面が見えるように透明部材15、例えばビニール
材が取り付けてある。裏面にも同様に透明部材16が設
けてある。この裏面は必ずしも透明部材にする必要はな
い。カード収納ケース本体11を開いた状態における右
側及び中央部も同様にカード収納部17、18が形成さ
れるように三辺が糸縫してある。カード収納部17、1
8等には、磁気カード5、例えば銀行ATM用磁気カー
ドや名刺、身分証明署等を収納可能である。3はカード
収納部14の裏面部に設けられた磁気シールド部材であ
る。磁気シールド材3をシート状とすれば、裏面の透明
部材16に貼り付けても良い。或いは透明部材そのもの
を遮蔽部材としても良い。この場合には必ずしも透明部
材にする必要がない。他の用途に応じて形成すれば良
い。このように磁気シールド部材を設けることで、自動
改札機(図3参照)による電子カードの読取り時に磁気
カードの磁気による影響を防止することができる。具体
的には交通機関における情報認識の誤動作を防止でき
る。
いるが、この例に特定されるものではなく、少なくとも
電子カードと共に磁気カードも入れることが可能のよう
に構成されたカード収納ケースであれば良い。また、カ
ード自身に磁気シールドを施しても良い。磁気シールド
部材に代えて金属や他のICカードからのデータの影響
を防止するシールド部材としても良く、また両機能を有
したシールド部材としても良い。また、自動改札機が磁
気の影響を受けて電子カードの情報を認識できなかった
場合、報知器にて警報するだけでなく、その理由が利用
者に容易に判断できるように自動改札機のデイプレイ部
に表示して利用者に告知するように構成しても良い。こ
の場合には、自動改札機の制御部に電子カードが正常に
読み取れなかったときや、有効期間が過ぎたり、不正な
電子カードの使用時には従来と同様に異常表示すると共
に電子カードの使用には何ら問題がない場合であって、
電子カード以外の磁気カードの影響によって異常の場合
には、その旨が判別可能な異常表示する機能を付加した
構成とする。
ムを示すブロック図である。図4において、管理システ
ムは、電子カートセンサー41、磁気カードセンサー4
2からなるカート情報読取り部40、該情報読取り部に
て読み取った情報を認識するカード情報認識部43、該
認識部の認識結果に基づいて自動改札機の改札扉22、
デスプレイ部25を制御すると共に認識結果を、自動改
札機を管理する管理部45を備えている。認識部43
は、例えば図5に示すカード情報の基本情報(利用駅区
間(駅名)情報、使用開始及び有効期間情報、個別情報
(会社名、氏名、住所、電話番号等の情報))と、カー
ドの継続情報(定期券継続購入要否、継続連絡方法情
報)を認識し、制御部44は、その例えば有効期間情報
をもって自動改札機の改札扉22の開閉を制御し、また
有効期間が過ぎた場合には改札扉22を閉じた状態に制
御すると共にデスプレイ部25に異常である旨表示制御
する。また制御部44は、認識部43で認識した各情報
を情報管理部45に伝送し、その情報を受けた管理部4
5は、カード情報の更新要否情報に基づいて、つまり定
期券継続購入要のときには、その連絡方法情報(電話番
号、FAX番号、メールアドレス、住所等)に基づいて
カード利用者の端末(電話、FAX、PC、PDC)5
0に通知し、例えば利用期間満了日又は満了日前に例え
ば1週間前に通知し、継続申請依頼を行なう。管理部4
5からユーザ端末50への連絡はユーザ端末に応じて有
線(電話、FAX)、無線(携帯電話)、インターネッ
ト(PC,PDC)等を介して実行できる。これによっ
てユーザへの利用性の向上を図ることが可能である。
単な構成でもって、電子カードを有効に活用でき、電子
カードを誤動作なく有効に利用できるカード収納ケース
を提供できる。
利用者が継続意志がある場合、その継続申請を有効に促
すことができ、その管理、継続申請を効率よく対応可能
である。
面図。
図。
ック図。
14、17、18…カード収納部 15、16…
透明部材 3…磁気遮蔽部材 4…電子カード
5…磁気カード 40…センサー部 43…情報認
識部 44…制御部 45…管理部 50…ユー
ザ端末
Claims (5)
- 【請求項1】複数の種類のカードを収納可能なカード収
納ケースであり、 電子カードを収納可能な第1のカード収納部と、前記電
子カード以外のカードを収納可能な第2のカード収納部
とを有し、前記電子カードを収納した状態で該カードの
情報を読取り可能なカード収納ケースにおいて、 前記第1のカード収納部と前記第2のカード収納部との
間に、第1のカード読取りのときに前記第2のカードの
影響を防止するシールド部材を設けたカード収納ケー
ス。 - 【請求項2】前記第1のカード収納部の表面が、前記電
子カードを収納した状態でその存在を確認することが可
能な透明部材からなり、前記シールド部材が、前記電子
カードの自動改札機による情報読取りのときに前記電子
カード以外の磁気カードによる情報認識誤動作を防止可
能な磁気シールド材からなる請求項1記載のカード収納
ケース。 - 【請求項3】前記シールド部材が、前記電子カード収納
部を構成するカード収納ケース本体の一部を利用又は別
個に設けてなる請求項1、2のいずれかに記載のカード
収納ケース。 - 【請求項4】前記電子カードが、利用駅情報、有効期間
情報を含む交通情報を記憶したメモリを内蔵したカード
であり、前記電子カード収納部が、前記自動改札機にタ
ッチされる側の面には透明部材が設けられ、その後の面
には前記シールド部材が一体的に又は接着して設けられ
た請求項1、2、3のいずれかに記載のカード収納ケー
ス。 - 【請求項5】電子カード及び磁気カードのカード情報を
読み取る読取り部と、該読取り部で読み取った情報を認
識する認識部と、該認識部の認識結果に応じて自動改札
機の改札扉を開閉制御する制御部と、前記認識部の認識
情報を受けて自動改札機を管理する管理部とを備えた自
動改札機の管理システムであって、前記管理部は、前記
カード情報の有効期間情報、継続要否情報、連絡方法情
報に基づいてカード利用者が指定する端末に継続時期で
ある旨連絡することを特徴とする自動改札機用カードの
管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002010954A JP2003210230A (ja) | 2002-01-21 | 2002-01-21 | カード収納ケース及び自動改札機用カードの管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2002010954A JP2003210230A (ja) | 2002-01-21 | 2002-01-21 | カード収納ケース及び自動改札機用カードの管理システム |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007152235A Division JP2007234064A (ja) | 2007-06-08 | 2007-06-08 | 自動改札機用カードの管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003210230A true JP2003210230A (ja) | 2003-07-29 |
Family
ID=27648548
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002010954A Pending JP2003210230A (ja) | 2002-01-21 | 2002-01-21 | カード収納ケース及び自動改札機用カードの管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003210230A (ja) |
-
2002
- 2002-01-21 JP JP2002010954A patent/JP2003210230A/ja active Pending
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