JP2003209619A - 加入者局装置 - Google Patents
加入者局装置Info
- Publication number
- JP2003209619A JP2003209619A JP2002003515A JP2002003515A JP2003209619A JP 2003209619 A JP2003209619 A JP 2003209619A JP 2002003515 A JP2002003515 A JP 2002003515A JP 2002003515 A JP2002003515 A JP 2002003515A JP 2003209619 A JP2003209619 A JP 2003209619A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- outdoor
- indoor
- subscriber station
- coaxial cable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Telephone Function (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 屋内装置と屋外装置とを接続する同軸ケーブ
ルに流れる電流量を抑えて一般的な同軸ケーブル、コネ
クタで対応できる加入者局装置を提供することを目的と
する。 【解決手段】 屋外装置12に商用電源を供給し、屋外
装置12は、供給された商用電源を直流電源に変換し、
その一部をIF信号に重畳して同軸ケーブル14を介し
て屋内装置11に供給し、屋内装置11は、IF部11
4でIF信号と直流電源とを分離し、分離した直流電源
を電源部116へ供給し、電源部116は、さらに低電
圧の必要な電源を各部に供給する。
ルに流れる電流量を抑えて一般的な同軸ケーブル、コネ
クタで対応できる加入者局装置を提供することを目的と
する。 【解決手段】 屋外装置12に商用電源を供給し、屋外
装置12は、供給された商用電源を直流電源に変換し、
その一部をIF信号に重畳して同軸ケーブル14を介し
て屋内装置11に供給し、屋内装置11は、IF部11
4でIF信号と直流電源とを分離し、分離した直流電源
を電源部116へ供給し、電源部116は、さらに低電
圧の必要な電源を各部に供給する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、加入者局装置お
よび電源供給方法に関し、特に、屋外装置と屋内装置と
を接続する同軸ケーブルにかかる負担を抑えた加入者局
装置に関する。
よび電源供給方法に関し、特に、屋外装置と屋内装置と
を接続する同軸ケーブルにかかる負担を抑えた加入者局
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、加入者無線通信システムにおい
て、加入者局装置は、送受信用アンテナを含み主に無線
信号と中間周波数信号との間の周波数変換を行う屋外装
置(ODU)と、加入者が保有する通信端末装置からの
通信信号を中間周波数信号に変調若しくは屋外装置から
の中間周波数信号を復調して基地局装置からの通信信号
を取り出す機能を有する屋内装置(IDU)とから構成
される(図5)。
て、加入者局装置は、送受信用アンテナを含み主に無線
信号と中間周波数信号との間の周波数変換を行う屋外装
置(ODU)と、加入者が保有する通信端末装置からの
通信信号を中間周波数信号に変調若しくは屋外装置から
の中間周波数信号を復調して基地局装置からの通信信号
を取り出す機能を有する屋内装置(IDU)とから構成
される(図5)。
【0003】図6は、従来の加入者局装置の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【0004】図6において、従来の加入者局装置10i
は、屋内装置11iと屋外装置12iとアンテナ13と
から構成され、屋内装置11iと屋外装置12iとの接
続には、通常、減衰率の低い同軸ケーブル14が利用さ
れる。
は、屋内装置11iと屋外装置12iとアンテナ13と
から構成され、屋内装置11iと屋外装置12iとの接
続には、通常、減衰率の低い同軸ケーブル14が利用さ
れる。
【0005】屋内装置11iは、屋内装置11iおよび
屋外装置12iの制御やユーザ端末とのインタフェース
制御を行うCPU111と、プログラムおよびデータを
保存するメモリ112と、ユーザ端末装置との通信デー
タを基地局装置との無線通信方式にエンコードするモデ
ム部113と、屋外装置12iの制御信号と応答信号と
を主信号に重畳して生成された信号をさらに屋内装置1
1iおよび屋外装置12i間のインタフェース周波数に
変換するIF部114、LANに接続してユーザ端末と
の通信を制御するLANインターフェース部115、屋
内装置11iおよび屋外装置12iに電力を供給する電
源部116とから構成される。
屋外装置12iの制御やユーザ端末とのインタフェース
制御を行うCPU111と、プログラムおよびデータを
保存するメモリ112と、ユーザ端末装置との通信デー
タを基地局装置との無線通信方式にエンコードするモデ
ム部113と、屋外装置12iの制御信号と応答信号と
を主信号に重畳して生成された信号をさらに屋内装置1
1iおよび屋外装置12i間のインタフェース周波数に
変換するIF部114、LANに接続してユーザ端末と
の通信を制御するLANインターフェース部115、屋
内装置11iおよび屋外装置12iに電力を供給する電
源部116とから構成される。
【0006】また、屋外装置12iは、ユーザ端末装置
の通信信号(主信号)と屋外装置12iを制御するため
の制御信号とを分離して重畳するスプリッタ部121
と、屋内装置11iと屋外装置12i間のインタフェー
ス周波数の送受信周波数を周波数変換する周波数変換部
122(122a、122b)と、アンプ123(12
3a、123b)と、デュプレクサ124とから構成さ
れる。
の通信信号(主信号)と屋外装置12iを制御するため
の制御信号とを分離して重畳するスプリッタ部121
と、屋内装置11iと屋外装置12i間のインタフェー
ス周波数の送受信周波数を周波数変換する周波数変換部
122(122a、122b)と、アンプ123(12
3a、123b)と、デュプレクサ124とから構成さ
れる。
【0007】このような構成が必要な理由は、加入者無
線通信システムで使用する周波数がマイクロ波帯を利用
するため、屋内装置とアンテナ間の無線信号損失を極力
少なくするためであり、その結果、屋内装置と屋外装
置、およびアンテナの間は損失の少ない数百MHz帯の
中間周波数(IF)帯で接続するよう加入者局装置を構
成しなければならないためである。
線通信システムで使用する周波数がマイクロ波帯を利用
するため、屋内装置とアンテナ間の無線信号損失を極力
少なくするためであり、その結果、屋内装置と屋外装
置、およびアンテナの間は損失の少ない数百MHz帯の
中間周波数(IF)帯で接続するよう加入者局装置を構
成しなければならないためである。
【0008】ところで、従来、加入者局装置10iの動
作に必要な電源は、屋外装置12iに必要な電力を含め
て屋内装置11iに商用電源(1次電源:AC100V
等)を供給し、屋外装置12iへは、取り扱いのし易い
直流電源(2次電源:DC24V等)に変換して同軸ケ
ーブル14にIF信号に重畳して供給していた。
作に必要な電源は、屋外装置12iに必要な電力を含め
て屋内装置11iに商用電源(1次電源:AC100V
等)を供給し、屋外装置12iへは、取り扱いのし易い
直流電源(2次電源:DC24V等)に変換して同軸ケ
ーブル14にIF信号に重畳して供給していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】一般に、屋外装置の消
費電力が大きくなると、同軸ケーブルおよびこれを接続
するコネクタに流れる電流が増大し、電気容量の少ない
同軸ケーブル、コネクタでは、直流抵抗成分が大きく電
圧の低下やケーブル、コネクタの発熱を招く。したがっ
て、これらを防止するために、同軸ケーブルおよびコネ
クタは直流抵抗成分の少ないものを選定する必要がある
が、通常、直流抵抗成分の少ない同軸ケーブルは直径が
太く、コネクタは大型になる。例えば、従来、一般的な
3C2V程度の同軸ケーブルにF型コネクタが使用でき
たものが、十分な電流容量を確保するためには一回り太
い5C2V程度の同軸ケーブルにN型コネクタを使用す
る必要がでてくる。
費電力が大きくなると、同軸ケーブルおよびこれを接続
するコネクタに流れる電流が増大し、電気容量の少ない
同軸ケーブル、コネクタでは、直流抵抗成分が大きく電
圧の低下やケーブル、コネクタの発熱を招く。したがっ
て、これらを防止するために、同軸ケーブルおよびコネ
クタは直流抵抗成分の少ないものを選定する必要がある
が、通常、直流抵抗成分の少ない同軸ケーブルは直径が
太く、コネクタは大型になる。例えば、従来、一般的な
3C2V程度の同軸ケーブルにF型コネクタが使用でき
たものが、十分な電流容量を確保するためには一回り太
い5C2V程度の同軸ケーブルにN型コネクタを使用す
る必要がでてくる。
【0010】しかしながら、一般的な同軸ケーブル、コ
ネクタが使用できないと、工事部材の入手が困難だった
り、部材が高価だったりして装置を安価に提供すること
ができなくなる。また、太いケーブルおよび大型のコネ
クタを必要とすることは、装置の小型化に対して障害と
なる。
ネクタが使用できないと、工事部材の入手が困難だった
り、部材が高価だったりして装置を安価に提供すること
ができなくなる。また、太いケーブルおよび大型のコネ
クタを必要とすることは、装置の小型化に対して障害と
なる。
【0011】そこで、この発明は、屋外装置の消費電力
量に関わらず、屋内装置と屋外装置とを接続する同軸ケ
ーブルに流れる電流量を抑えて一般的な同軸ケーブル、
コネクタで対応できる加入者局装置を提供することを目
的とする。
量に関わらず、屋内装置と屋外装置とを接続する同軸ケ
ーブルに流れる電流量を抑えて一般的な同軸ケーブル、
コネクタで対応できる加入者局装置を提供することを目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、請求項1記載の発明は、無線信号を送受信するア
ンテナと、高周波回路を含む屋外装置と、前記屋外装置
に同軸ケーブルを介して接続され、送受信信号の信号処
理調回路を含む屋内装置とを有する加入者局装置におい
て、前記屋外装置は、前記無線信号の周波数変換を行う
周波数変換部と、前記屋外装置および前記屋内装置に電
力を供給する電源手段と、前記電源手段の出力を所定の
直流電圧に変換する電圧変換手段と、前記周波数変換部
により変換された中間周波信号と前記電圧変換手段によ
り変換された直流電圧とを重畳した重畳信号を前記同軸
ケーブルを介して前記屋内装置へ伝送する第1の伝送制
御手段とを具備し、前記屋内装置は、前記同軸ケーブル
を介して伝送される前記重畳信号から前記直流電圧を分
離する分離手段と、前記信号処理回路で信号処理された
中間周波信号を前記同軸ケーブルを介して前記屋外装置
へ伝送する第2の伝送制御手段とを具備することを特徴
とする。
ため、請求項1記載の発明は、無線信号を送受信するア
ンテナと、高周波回路を含む屋外装置と、前記屋外装置
に同軸ケーブルを介して接続され、送受信信号の信号処
理調回路を含む屋内装置とを有する加入者局装置におい
て、前記屋外装置は、前記無線信号の周波数変換を行う
周波数変換部と、前記屋外装置および前記屋内装置に電
力を供給する電源手段と、前記電源手段の出力を所定の
直流電圧に変換する電圧変換手段と、前記周波数変換部
により変換された中間周波信号と前記電圧変換手段によ
り変換された直流電圧とを重畳した重畳信号を前記同軸
ケーブルを介して前記屋内装置へ伝送する第1の伝送制
御手段とを具備し、前記屋内装置は、前記同軸ケーブル
を介して伝送される前記重畳信号から前記直流電圧を分
離する分離手段と、前記信号処理回路で信号処理された
中間周波信号を前記同軸ケーブルを介して前記屋外装置
へ伝送する第2の伝送制御手段とを具備することを特徴
とする。
【0013】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記電源手段は、太陽電池または燃
料電池または風力発電装置等の発電手段を含むことを特
徴とする。
載の発明において、前記電源手段は、太陽電池または燃
料電池または風力発電装置等の発電手段を含むことを特
徴とする。
【0014】また、請求項3記載の発明は、無線信号を
送受信するアンテナと、高周波回路を含む屋外装置と、
前記屋外装置に同軸ケーブルを介して接続され、送受信
信号の変復調回路を含む屋内装置とを有する加入者局装
置において、前記屋外装置は、前記無線信号の周波数変
換を行う周波数変換部と、該屋外装置に電力を供給する
第1の電源手段前記屋外装置に電力を供給する電源手段
と、前記周波数変換部により変換されたIF信号を前記
同軸ケーブルを介して前記屋内装置ヘ伝送する第1の伝
送制御手段とを具備し、前記屋内装置は、前記屋内装置
に電力を供給する第2の電源手段と、前記信号処理回路
で信号処理された中間周波信号を前記同軸ケーブルを介
して前記屋外装置へ伝送する第2の伝送制御手段とを具
備することを特徴とする加入者局装置。
送受信するアンテナと、高周波回路を含む屋外装置と、
前記屋外装置に同軸ケーブルを介して接続され、送受信
信号の変復調回路を含む屋内装置とを有する加入者局装
置において、前記屋外装置は、前記無線信号の周波数変
換を行う周波数変換部と、該屋外装置に電力を供給する
第1の電源手段前記屋外装置に電力を供給する電源手段
と、前記周波数変換部により変換されたIF信号を前記
同軸ケーブルを介して前記屋内装置ヘ伝送する第1の伝
送制御手段とを具備し、前記屋内装置は、前記屋内装置
に電力を供給する第2の電源手段と、前記信号処理回路
で信号処理された中間周波信号を前記同軸ケーブルを介
して前記屋外装置へ伝送する第2の伝送制御手段とを具
備することを特徴とする加入者局装置。
【0015】また、請求項4記載の発明は、前記第3記
載の発明において、前記第1の電源手段は、太陽電池ま
たは燃料電池または風力発電装置等の発電手段を含むこ
とを特徴とする。
載の発明において、前記第1の電源手段は、太陽電池ま
たは燃料電池または風力発電装置等の発電手段を含むこ
とを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わる加入者局
装置の実施の形態を添付図面を参照して詳細に説明す
る。
装置の実施の形態を添付図面を参照して詳細に説明す
る。
【0017】図1は、この発明に係わる加入者局装置の
一構成例を示すブロック図である。図1において、加入
者局装置10は、図6に示した従来の加入者局装置10
iと同様に屋内装置11および屋外装置12とから構成
される。この加入者局装置10が従来の加入者局装置1
0iと異なる点は、屋外装置12にも電源部125が設
けられ、動作に必要な電源は、屋内装置11に必要な電
力も含めて屋外装置12に商用電源(1次電源:AC1
00V等)が供給される点である。
一構成例を示すブロック図である。図1において、加入
者局装置10は、図6に示した従来の加入者局装置10
iと同様に屋内装置11および屋外装置12とから構成
される。この加入者局装置10が従来の加入者局装置1
0iと異なる点は、屋外装置12にも電源部125が設
けられ、動作に必要な電源は、屋内装置11に必要な電
力も含めて屋外装置12に商用電源(1次電源:AC1
00V等)が供給される点である。
【0018】図2は、図1に示した加入者局装置10へ
の電源供給方法の一例を示す図である。
の電源供給方法の一例を示す図である。
【0019】図2において、アンテナ13および屋外装
置12は、建物の屋上等の屋外に設置され、屋内装置1
1は、ユーザ端末であるパーソナルコンピュータ(パソ
コン)2に近接する屋内に設置される。屋外装置12と
屋内装置11とは同軸ケーブル14で接続され、パソコ
ン2と屋内装置11とはLAN接続される。なお、パソ
コン2と屋内装置11の接続方法は、LAN接続に限ら
ず、無線接続等の他の接続手段によってもよい。
置12は、建物の屋上等の屋外に設置され、屋内装置1
1は、ユーザ端末であるパーソナルコンピュータ(パソ
コン)2に近接する屋内に設置される。屋外装置12と
屋内装置11とは同軸ケーブル14で接続され、パソコ
ン2と屋内装置11とはLAN接続される。なお、パソ
コン2と屋内装置11の接続方法は、LAN接続に限ら
ず、無線接続等の他の接続手段によってもよい。
【0020】この加入者局装置10では、屋外装置12
に商用電源が供給され、屋外装置12は、供給された商
用電源を取り扱いのし易い直流電源(2次電源:24V
等)に変換し、その一部をIF信号に重畳して同軸ケー
ブル14を介して屋内装置11に供給する。屋内装置1
1では、IF部114でIF信号と直流電源とを分離
し、分離した直流電源を電源部116へ供給し、電源部
116は、さらに低電圧の必要な電源を各部に供給す
る。
に商用電源が供給され、屋外装置12は、供給された商
用電源を取り扱いのし易い直流電源(2次電源:24V
等)に変換し、その一部をIF信号に重畳して同軸ケー
ブル14を介して屋内装置11に供給する。屋内装置1
1では、IF部114でIF信号と直流電源とを分離
し、分離した直流電源を電源部116へ供給し、電源部
116は、さらに低電圧の必要な電源を各部に供給す
る。
【0021】このように、屋外装置12から屋内装置1
1へ2次電源を供給することにより、無線出力の増加等
によって屋外装置12の消費電力が増大しても屋内装置
11の消費電力は変わらないため、一般的な同軸ケーブ
ル、コネクタで十分に対応でき、加入者局装置を安価に
提供することができる。
1へ2次電源を供給することにより、無線出力の増加等
によって屋外装置12の消費電力が増大しても屋内装置
11の消費電力は変わらないため、一般的な同軸ケーブ
ル、コネクタで十分に対応でき、加入者局装置を安価に
提供することができる。
【0022】図3は、この発明に係わる加入者局装置の
別の構成例を示すブロック図である。
別の構成例を示すブロック図である。
【0023】図3において、加入者局装置10は、図6
に示した従来の加入者局装置10iと同様に屋内装置1
1および屋外装置12とから構成されるが、従来の加入
者局装置10iとは、屋外装置12にも電源部125が
設けられるという点で異なる。加入者局装置10の動作
に必要な電源は、屋内装置11、屋外装置12のそれぞ
れに商用電源が供給される。
に示した従来の加入者局装置10iと同様に屋内装置1
1および屋外装置12とから構成されるが、従来の加入
者局装置10iとは、屋外装置12にも電源部125が
設けられるという点で異なる。加入者局装置10の動作
に必要な電源は、屋内装置11、屋外装置12のそれぞ
れに商用電源が供給される。
【0024】図4は、図3に示した加入者局装置10へ
の電源供給方法の一例を示す図である。
の電源供給方法の一例を示す図である。
【0025】図4において、図2と同様に、アンテナ1
3および屋外装置12は、建物の屋上等の屋外に設置さ
れ、屋内装置11は、ユーザ端末であるパーソナルコン
ピュータ(パソコン)2に近接する屋内に設置される。
屋外装置12と屋内装置11とは、同軸ケーブル14で
接続され、パソコン2と屋内装置11とは、LAN接続
される。なお、パソコン2と屋内装置11の接続方法
は、LAN接続に限らず、無線接続等の他の接続手段に
よってもよい。
3および屋外装置12は、建物の屋上等の屋外に設置さ
れ、屋内装置11は、ユーザ端末であるパーソナルコン
ピュータ(パソコン)2に近接する屋内に設置される。
屋外装置12と屋内装置11とは、同軸ケーブル14で
接続され、パソコン2と屋内装置11とは、LAN接続
される。なお、パソコン2と屋内装置11の接続方法
は、LAN接続に限らず、無線接続等の他の接続手段に
よってもよい。
【0026】この加入者局装置10では、屋内装置11
および屋外装置12のそれぞれに商用電源が供給され
る。
および屋外装置12のそれぞれに商用電源が供給され
る。
【0027】したがって、2次電源を供給する必要がな
いので、一般的な同軸ケーブル、コネクタを使用できる
とともに、同軸ケーブルは、高周波の損失のみでケーブ
ルの選定、長さの選択が可能となる。
いので、一般的な同軸ケーブル、コネクタを使用できる
とともに、同軸ケーブルは、高周波の損失のみでケーブ
ルの選定、長さの選択が可能となる。
【0028】なお、上記の各実施例において、屋外装置
12に供給する1次電源は、商用電源に限らず、例え
ば、太陽電池、燃料電池、風力発電で得られる電源等の
自家発電手段により供給してもよい。
12に供給する1次電源は、商用電源に限らず、例え
ば、太陽電池、燃料電池、風力発電で得られる電源等の
自家発電手段により供給してもよい。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、無線出力の増加等によって消費電力が増大する屋外
装置から比較的消費電力が小さく安定している屋内装置
へ2次電源を供給するので、テレビ等で使用する入手し
やすい安価な通常の同軸ケーブルと電気容量が小さく小
型で安価なコネクタを利用することができ、装置を安価
かつ小型に構成できるという効果を奏する。
ば、無線出力の増加等によって消費電力が増大する屋外
装置から比較的消費電力が小さく安定している屋内装置
へ2次電源を供給するので、テレビ等で使用する入手し
やすい安価な通常の同軸ケーブルと電気容量が小さく小
型で安価なコネクタを利用することができ、装置を安価
かつ小型に構成できるという効果を奏する。
【0030】また、屋外装置および屋内装置のそれぞれ
に独立して電源を供給することで、同軸ケーブルを選定
する際に、2次電源の損失を考慮する必要がなく、高周
波の損失のみを考慮して選定できるという効果を奏す
る。
に独立して電源を供給することで、同軸ケーブルを選定
する際に、2次電源の損失を考慮する必要がなく、高周
波の損失のみを考慮して選定できるという効果を奏す
る。
【図1】この発明に係わる加入者局装置の構成の一例を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】加入者局装置10への電源供給方法の一例を示
す図である。
す図である。
【図3】この発明に係わる加入者局装置の構成の他の一
例を示すブロック図である。
例を示すブロック図である。
【図4】加入者局装置10への電源供給方法の他の一例
を示す図である。
を示す図である。
【図5】従来の加入者局装置の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図6】従来の加入者局装置10iへの電源供給方法を
示す図である。
示す図である。
10 加入者局装置
11 屋内装置
12 屋外装置
13 アンテナ
14 同軸ケーブル
112 メモリ
113 モデム部
114 IF部
115 LANインターフェース部
116 電源部
121 スプリッタ部
122 周波数変換部
123 アンプ
124 デュプレクサ
125 電源部
2 パソコン
Claims (4)
- 【請求項1】 無線信号を送受信するアンテナと、高周
波回路を含む屋外装置と、前記屋外装置に同軸ケーブル
を介して接続され、送受信信号の信号処理調回路を含む
屋内装置とを有する加入者局装置において、 前記屋外装置は、 前記無線信号の周波数変換を行う周波数変換部と、 前記屋外装置および前記屋内装置に電力を供給する電源
手段と、 前記電源手段の出力を所定の直流電圧に変換する電圧変
換手段と、 前記周波数変換部により変換された中間周波信号と前記
電圧変換手段により変換された直流電圧とを重畳した重
畳信号を前記同軸ケーブルを介して前記屋内装置へ伝送
する第1の伝送制御手段とを具備し、 前記屋内装置は、 前記同軸ケーブルを介して伝送される前記重畳信号から
前記直流電圧を分離する分離手段と、 前記信号処理回路で信号処理された中間周波信号を前記
同軸ケーブルを介して前記屋外装置へ伝送する第2の伝
送制御手段とを具備することを特徴とする加入者局装
置。 - 【請求項2】 前記電源手段は、 太陽電池または燃料電池または風力発電装置等の発電手
段を含むことを特徴とする請求項1記載の加入者局装
置。 - 【請求項3】 無線信号を送受信するアンテナと、高周
波回路を含む屋外装置と、前記屋外装置に同軸ケーブル
を介して接続され、送受信信号の変復調回路を含む屋内
装置とを有する加入者局装置において、 前記屋外装置は、 前記無線信号の周波数変換を行う周波数変換部と、 該屋外装置に電力を供給する第1の電源手段前記屋外装
置に電力を供給する電源手段と、 前記周波数変換部により変換されたIF信号を前記同軸
ケーブルを介して前記屋内装置ヘ伝送する第1の伝送制
御手段とを具備し、 前記屋内装置は、 前記屋内装置に電力を供給する第2の電源手段と、 前記信号処理回路で信号処理された中間周波信号を前記
同軸ケーブルを介して前記屋外装置へ伝送する第2の伝
送制御手段とを具備することを特徴とする加入者局装
置。 - 【請求項4】 前記第1の電源手段は、 太陽電池または燃料電池または風力発電装置等の発電手
段を含むことを特徴とする請求項4記載の加入者局装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002003515A JP2003209619A (ja) | 2002-01-10 | 2002-01-10 | 加入者局装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002003515A JP2003209619A (ja) | 2002-01-10 | 2002-01-10 | 加入者局装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003209619A true JP2003209619A (ja) | 2003-07-25 |
Family
ID=27643084
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002003515A Pending JP2003209619A (ja) | 2002-01-10 | 2002-01-10 | 加入者局装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003209619A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102536731A (zh) * | 2010-11-12 | 2012-07-04 | 思科普有限责任公司 | 冷冻剂压缩机 |
-
2002
- 2002-01-10 JP JP2002003515A patent/JP2003209619A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102536731A (zh) * | 2010-11-12 | 2012-07-04 | 思科普有限责任公司 | 冷冻剂压缩机 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5511240A (en) | Radio telephone system capable of transmitting data communication through a battery charger | |
US7343180B2 (en) | Wireless transmit/receive units having multiple receivers and methods | |
US20060294550A1 (en) | Digital TV broadcast signal receiving system and outdoor appliance used therein | |
JP2002525981A (ja) | 電力線を使用し無線到達範囲を広げるよう無線信号を配信するための方法およびシステム | |
TW201014107A (en) | Intelligent wireless power charging system | |
KR20210005087A (ko) | 무선 충전 수신 장치 및 이동 단말기 | |
CN101562877B (zh) | 一种全球互通微波接入用户端设备天线拉远方法及其设备 | |
JP2003209619A (ja) | 加入者局装置 | |
EP1062748B1 (en) | Switching vsat transmitter | |
CN101132216B (zh) | 一种基于scdma微波直放站的通信方法及其微波直放站 | |
CN201323581Y (zh) | 卫星应急通讯系统 | |
CN114465634A (zh) | 一种ku波段的双模卫星便携站 | |
CN210641086U (zh) | 一种5g信号射频分布系统 | |
CN202535485U (zh) | 一种实现wifi信号传输的系统 | |
CN113507310A (zh) | 支持多网多模互联互通的卫星通信中继终端站及通信方法 | |
CN216451544U (zh) | 一种基于多模通信的异频集群对讲通信系统 | |
CN115065403B (zh) | 一种天地一体化通信设备 | |
CN110649927A (zh) | 一种野外型调频发射机 | |
CN216851956U (zh) | 一种ku波段的双模卫星便携站 | |
JP2001069150A (ja) | データ通信システム | |
CN210120232U (zh) | 短波天线巴伦及短波天线 | |
JP2006165653A (ja) | デジタル放送受信システム及びそれに用いられる屋外装置 | |
JP2003209618A (ja) | 加入者局装置 | |
CN1122415C (zh) | 混合传输型安保终端 | |
KR19990073082A (ko) | 통신시스템의전송망확장장치 |