JP2003209576A - マルチキャスト通信方法及びそのシステム - Google Patents

マルチキャスト通信方法及びそのシステム

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JP2003209576A
JP2003209576A JP2002005764A JP2002005764A JP2003209576A JP 2003209576 A JP2003209576 A JP 2003209576A JP 2002005764 A JP2002005764 A JP 2002005764A JP 2002005764 A JP2002005764 A JP 2002005764A JP 2003209576 A JP2003209576 A JP 2003209576A
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timer
delay time
terminal
receiving terminals
retransmission
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Takao Yamaguchi
孝雄 山口
Tomoyoshi Ito
智祥 伊藤
Hiroshi Arakawa
博 荒川
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • H04L1/12Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel
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    • H04L1/1829Arrangements specially adapted for the receiver end
    • H04L1/1848Time-out mechanisms
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    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L2001/0092Error control systems characterised by the topology of the transmission link
    • H04L2001/0093Point-to-multipoint

Abstract

(57)【要約】 【課題】 メディアデータのマルチキャスト配信におい
て許容時間内のデータ配信を達成する。 【解決手段】 送信端末100からネットワーク150
を介して複数の受信端末200へデータを配信するにあ
たり、ある受信端末200でロスしたデータパケットを
近隣の受信端末200からの再送で回復する。各受信端
末200はNACK(受信否定応答)タイマ207と再
送パケットタイマ208とを有する。再送制御部205
は、データパケットのロス検知から再送パケットの到着
までの遅延時間が、バッファ202の容量で決まる許容
時間内に収まるように、再送回数、ネットワーク伝搬遅
延時間、受信端末数、許容できる遅延時間から両タイマ
207,208の設定値を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット、
イントラネットなどを利用したメディアデータ(映像デ
ータ、音声データなど)のマルチキャスト配信技術にお
いて、許容時間内のデータ配信を達成するためのマルチ
キャスト通信方法及びそのシステムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】インターネット会議やライブ放送に代表
される1対多通信のアプリケーションが広がりをみせて
いる。これら1対多通信のアプリケーションを実現する
ための技術として、マルチキャスト配信の技術が知られ
ている。
【0003】マルチキャスト配信においてデータパケッ
トの到着の信頼性を保証するプロトコルの1つとして、
ロスしたパケットを再送により回復するSRM(Scalab
le Reliable Multicast)が挙げられる(S. Floyd et a
l.,"A Reliable Multicast Framework for Light-weigh
t Sessions and Application Level Framing", IEEE/AC
M Transactions on Networking, Vol. 5, No. 6, Dec.
1997参照)。SRMにおける再送制御は、NACK(受
信否定応答)に基づいている。ここで問題になるのは、
ネットワーク上のあるリンクでロスしたデータパケット
に対するNACKが複数の受信端末から送信され、送信
端末に同一のNACKが複数返ってくること、同一のN
ACKに対する再送が複数回行われることである。いず
れの場合も送信端末が過負荷になり、伝送速度に影響を
及ぼす。また、重複したパケットが送信されるので、ネ
ットワークも過負荷になる。そこで、SRMでは、受信
端末からのNACKの送出間隔、送信端末や近隣の受信
端末からの再送パケットの送出間隔を変化させることに
より、NACKと再送パケットの集約を行う。
【0004】詳細に説明すると、データパケットのロス
の発見は、シーケンスナンバを用いて行われる。受信端
末はシーケンスナンバの欠損を確認するとデータパケッ
トをロスしたとみなし、所定の待ち時間(t1)後、N
ACKを送信するためのNACKタイマ(リクエストタ
イマ)をタイムアウトさせ、NACKをマルチキャスト
送信する。データパケットをロスしていない受信端末又
は送信端末がNACKを受信した場合には、所定時間
(t2)後、データパケットを再送するための再送パケ
ットタイマ(リペアタイマ)をタイムアウトさせ、デー
タパケットをマルチキャスト再送する(再送処理)。t
1は[C1d,(C1+C2)d]の範囲の一様乱数で
あり、t2は[D1d,(D1+D2)d]の範囲の一
様乱数である。ここで、dは送信端末から受信端末まで
の片道伝搬遅延時間であり、C1、C2、D1、D2は
再送パラメータである。ただし、NACKに対する再送
パケットが既に届いていれば、他の受信端末は再送処理
を行わない。以上の動作により、正常にパケットを受信
した受信端末が近隣の受信端末に再送パケットを送信で
きるので、パケットロス検知から再送パケット到着まで
の遅延時間を抑えることができる。
【0005】以上のようなSRMでは、再送パラメータ
C1,C2,D1,D2に適切な値を設定することが肝
要である。これらの再送パラメータを調整してt1、t
2の値を小さく設定すれば、低遅延にはなるが、高負荷
になる。反対に再送パラメータを調整してt1、t2の
値を大きく設定すると、低負荷にはなるが、高遅延にな
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のSRM技術
を採用しても、パケットロス検知から許容時間内に再送
パケットが到着するという保証はない。許容時間内に再
送パケットが到着しなければ、メディアデータのリアル
タイム再生を継続することができなくなり、映像が乱れ
たり、音声が途切れたりする。この点が、従来のマルチ
キャストにおける再送の技術課題となっていた。
【0007】本発明の目的は、メディアデータのマルチ
キャスト配信において許容時間内のデータ配信を達成す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、メディアデータのマルチキャスト配信で
は、各受信端末が数秒間のデータバッファリングを行う
点、つまり数秒間の遅延が許容される点に着目して、許
容される遅延時間に基づいて再送パラメータを決定する
こととしたものである。
【0009】具体的に説明すると、本発明によれば、送
信端末からネットワークを介して複数の受信端末へデー
タを配信するにあたり、受信すべきデータパケットのロ
スを検知した受信端末が、第1のタイマ(NACKタイ
マ)で制御される所定時間(t1)経過後にNACKを
マルチキャスト送信する。そして、当該データパケット
を正常に受信し、かつNACKを受け取った他の受信端
末が、第2のタイマ(再送パケットタイマ)で制御され
る所定時間(t2)経過後に再送パケットをマルチキャ
スト送信する。本発明は、データパケットのロス検知か
ら再送パケットの到着までの遅延時間が許容できる遅延
時間以内に収まるように、例えば前記送信端末と前記複
数の受信端末との間の伝搬遅延時間と、前記受信端末の
数とに応じて、前記第1又は第2のタイマの設定値を決
定することとしたものである。当該第1又は第2のタイ
マの設定値は、指定された再送回数に応じて変更すれば
よい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態を説明する。
【0011】図1は、本発明に係るマルチキャスト通信
方法を適用できるネットワークトポロジの一例を示して
いる。図1によれば、送信端末100からネットワーク
150を介してメディアデータを、N(Nは整数)個の
受信端末200が参加した1つのグループに宛ててマル
チキャスト配信する。ネットワーク150は、複数の2
分岐ルータからなる4段トリー構造を有し、送信端末1
00に1段目のルータ(A)151が、当該ルータAに
2段目のルータ(B)152及びルータ(C)153が
それぞれリンクされている。ルータBが他のルータを介
してサブグループBへのデータ配信を、ルータCが更に
他のルータを介してサブグループCへのデータ配信をそ
れぞれ司る。サブグループBに属する受信端末(RB1
〜RBn)の数、及びサブグループCに属する受信端末
(RC1〜RCn)の数は、いずれもn(=N/2)で
ある。データパケットのロスはルータAより下位の全て
のリンクで発生し得るものとする。
【0012】ここで、送信端末100とルータAとの間
の片道伝搬遅延時間をa(秒)とし、送信端末100か
ら最も遠い受信端末200までの片道伝搬遅延時間をd
(秒)とする。例えば、各リンク間の遅延は0.01秒
である。この場合には、送信端末100から各受信端末
200までの片道伝搬遅延時間は、いずれも0.05秒
である。したがって、a=0.01秒、d=0.05秒
である。
【0013】以上の条件の下で、ある受信端末RB1の
直近リンクでデータパケットがロスしたものとすると、
当該受信端末RB1がパケットロスを検知してから再送
パケットを受信するまでの処理手順は、SRMによれ
ば、 (1) 受信端末RB1がデータパケットロスを検知する; (2) 受信端末RB1は一定時間[C1d]待機する; (3) 受信端末RB1が0〜[C2d]間の一様乱数でN
ACKを送信する; (4) 送信されたNACKがデータパケットを持っている
受信端末(RB2〜RBn、RC1〜RCn)に到着す
る; (5) データパケットを持っている受信端末(RB2〜R
Bn、RC1〜RCn)がNACKを受信すると、一定
時間[D1d]待機する; (6) データパケットを持っている各受信端末が、0〜
[D2d]間の一様乱数で再送パケットタイマを設定
し、最も早くタイムアウトした受信端末(例えばRC
1)が再送パケットをマルチキャスト送信する; (7) 送信された再送パケットが、受信端末RB1を含む
全ての受信端末へ到着する; という手順となる。したがって、受信端末RB1がデー
タパケットのロスを検知してから、再送パケットを受け
取るまでの遅延時間は、手順(2)から(7)までの処理遅延
で表現できる。
【0014】手順(2)、(5)の待機時間は遅延時間を大き
くするだけであり、かつ使用帯域にも影響を与えないの
で、C1=D1=0とする。また、手順(4)、(7)にかか
る伝搬遅延時間は受信端末の位置に応じて様々である
が、最大値は2(d−a)=0.08秒である。
【0015】手順(3)については、一般にパケットをロ
スした全受信端末が0〜[C2d]間の一様乱数でNA
CKタイマを設定し、最も早くタイムアウトした受信端
末がNACKを送信するが、ロスの起こる位置(上流又
は下流)により、NACKタイマを設定する受信端末数
が異なる。よって、[C2d]を大きく取り過ぎると、
NACKが送信されるまでの時間が長くなり過ぎ、[C
2d]を小さく取り過ぎると、ネットワーク150のト
ラフィックが急激に増大する可能性がある。つまり、許
容時間内、かつネットワーク150のトラフィックが急
激に増大しない範囲で[C2d]の値を設定する必要が
ある。
【0016】最後に、手順(6)については、サブグルー
プB内でロスが発生する際、サブグループCの受信端末
(RC1〜RCn)にはデータパケットが届いているた
め、少なくともこれらn個の受信端末(RC1〜RC
n)は再送を行うことができる。これら再送可能な受信
端末は0〜[D2d]間の一様乱数で再送パケットタイ
マをタイムアウトさせ、再送パケットを送信するため、
再送パケットが送信されるまでの時間はランダムにな
る。ここで、[D2d]を均等にn分割した際のp分割
目までに1つの再送パケットタイマがタイムアウトしな
い確率は、(n−p)/nである。ゆえに、n個の受信
端末(RC1〜RCn)の再送パケットタイマ全てがp
分割目までにタイムアウトしない確率は、{(n−p)
/n}nとなり、n個の再送パケットタイマのいずれか
がp分割目までにタイムアウトする確率は、1−{(n
−p)/n}nで与えられる。したがって、n≧5、か
つp=4とすれば、98%以上の確率で再送パケットタ
イマがタイムアウトする。つまり、4/n×[D2d]
までに98%以上の確率で再送パケットタイマがタイム
アウトすることになる。
【0017】本発明によれば、受信端末200がデータ
パケットのロスを検知してから再送パケットを受信する
までの遅延時間、すなわち上記手順(3)、(4)、(6)、(7)
の処理遅延の合計が、当該受信端末200のデータバッ
ファリングで許容できる遅延時間b(秒)以内に収まる
ように、 [C2d]+2(d−a)+4/n×[D2d]+2(d−a)≦b …(1) とする。ここで、適切な固定値[C2d]fixを選択す
るものとすると、不等式(1)を満たす[D2d]の最
大値、すなわち[D2d]maxは、 [D2d]max ={b−4(d−a)−[C2d]fix }×(n/4) …(2) で与えられる。このような[D2d]maxを再送パラメ
ータとして選択することにより、伝送帯域を最も効率良
く使用しながら、メディアデータを許容時間内にマルチ
キャスト配信することができる。
【0018】等式(2)においてa=0.01秒、b=
2秒、d=0.05秒、[C2d]fix=0.1秒とす
ると、 [D2d]max =1.74×(n/4)=1.74×(N/8) …(3) が得られる。本発明によれば、例えば等式(3)に従っ
て、再送パケットタイマの設定値を各サブグループの受
信端末数n又は総受信端末数Nに正比例するように変化
させる。図2は、このようにして決定された[D2d]
maxの値を示している。
【0019】図3、図4及び図5は、シミュレーション
結果を示している。「比較例1」では[D2d]maxを
13.9秒に、「比較例2」では[D2d]maxを6
9.6秒にそれぞれ固定し、「本発明」では図2に従っ
て[D2d]maxを13.9秒から69.6秒まで総受
信端末数Nに応じて変えた。ここでは、図1に示すネッ
トワークトポロジにおいて、データパケットロスはルー
タAとルータBとの間と、ルータAとルータCとの間と
で独立に発生し、パケットロス率はそれぞれ5%である
ものとした。各ネットワークリンク間の帯域は10Mb
psであり、送信レートは1Mbpsであるものとし
て、送信端末100とルータAとの間のリンクの帯域測
定を行った。
【0020】図3によれば、総受信端末数Nに応じて
[D2d]maxの値を変える本発明は、比較例1と比べ
て、総受信端末数Nが少ないときには大きな違いがな
い。ところが、総受信端末数Nが増えるにつれて比較例
1の場合の使用帯域は急激に増加しているが、本発明の
使用帯域は急激には増加しない。よって、本発明の方が
効率の良い帯域使用ができていることが分かる。一方、
比較例2によれば、使用帯域こそ本発明よりも小さくな
っているが、図4に示すとおり再送パケットの到着まで
の遅延時間が2秒を超えているため、必要な条件を満た
していない。これに対して、本発明によれば、図5に示
すとおり、総受信端末数Nが変化しても遅延時間が2秒
以内に収まっている。つまり、本発明によれば、総受信
端末数Nの広い範囲に渡って、伝送帯域を有効利用しつ
つ、遅延時間の制約を守ることができ、メディア伝送の
リアルタイム性が確保される。
【0021】なお、ネットワークトポロジが非対称であ
る場合には、小さい方のサブグループの受信端末数をn
とすればよい。この場合のdは、例えば送信端末と複数
の受信端末との間の伝搬遅延時間の最大値とすればよ
い。送信端末と各受信端末との間の伝搬遅延時間の平均
値をdとして採用することもできる。また、2以上の可
能な再送回数Mを指定してもよく、この場合には上記等
式(2),(3)の右辺に1/Mを乗じたものを採用す
ればよい。
【0022】さて、上記手順(3)においてサブグループ
B内でロスが発生する際、最大限n個の受信端末(RB
1〜RBn)がNACKを送信する。これらの受信端末
は0〜[C2d]間の一様乱数でNACKタイマをタイ
ムアウトさせるため、NACKが送信されるまでの時間
はランダムになる。したがって、n≧5ならば、上記再
送パケットタイマの場合と同様の理由により、4/n×
[C2d]までに98%以上の確率でNACKタイマが
タイムアウトすることになる。したがって、上記不等式
(1)に代えて、 4/n×[C2d]+2(d−a)+[D2d]+2(d−a)≦b …(4) を採用することもできる。ここで、適切な固定値[D2
d]fixを選択するものとすると、不等式(4)を満た
す[C2d]の最大値、すなわち[C2d]maxは、 [C2d]max ={b−4(d−a)−[D2d]fix }×(n/4) …(5) で与えられる。このような[C2d]maxを再送パラメ
ータとして選択することによっても、伝送帯域を最も効
率良く使用しながら、メディアデータを許容時間内にマ
ルチキャスト配信することができる。ただし、NACK
タイマのパラメータ[C2d]を可変制御するよりも、
再送パケットタイマのパラメータ[D2d]を可変制御
する方が使用帯域の制御効果は大きい。
【0023】次に、上記本発明のマルチキャスト通信方
法を実現するための具体的なシステム構成を説明する。
図6は、本発明に係るマルチキャスト通信システムの一
構成例を示している。図6の通信システムは、送信端末
100からネットワーク150を介して複数の受信端末
200へメディアデータをマルチキャスト配信するもの
である。
【0024】図6中の送信端末100は、データ配信セ
ッションに参加した受信端末200の数を管理するため
の端末監視部101と、メディアデータをネットワーク
150に配信するための配信部102と、配信すべきメ
ディアデータを記録するための記録部103とを有す
る。送信するメディアデータは、予め符号化しておき、
ハードディスクのような記録媒体に記録しておいてもよ
いし、リアルタイムに符号化して生成してもよい。符号
化方式は任意である。配信部102は、メディアデータ
の配信処理も行うが、ある受信端末200からNACK
が返された場合、再送パケットをマルチキャスト送信す
る機能をも有する。
【0025】図6中のネットワーク150は、各々マル
チキャスト配信機能を有する複数の汎用ルータを有す
る。物理的な伝送路は、例えば有線網(ISDN、AT
Mなど)、又は無線網(携帯電話や無線LANなど)で
ある。また、有線網と無線網とを相互接続したネットワ
ークであってもよい。
【0026】図6中の各受信端末200は、ネットワー
ク150に接続された通信部201と、受信したメディ
アデータを一時保存するためのバッファ202と、映像
データを表示するための表示部203と、当該セッショ
ンへの参加と当該セッションからの離脱とを要求するた
めの利用要求部204と、本発明のマルチキャスト通信
方法に従った再送を制御するための再送制御部205
と、再送パラメータの決定に用いる制御情報を格納する
ための制御情報メモリ206と、NACKタイマ207
と、再送パケットタイマ208とを有する。
【0027】制御情報メモリ206は、再送回数、伝搬
遅延時間、受信端末数、許容できる遅延時間を格納す
る。再送回数は、受信端末200の利用者や送信端末1
00を管理する管理者が明示的に決めてもよいし、許容
できる遅延時間などから決定してもよい。また、送信端
末100と各受信端末200との間で計測された伝播遅
延時間の最大値、平均値などをネットワーク150の全
体で使用する共通の伝播遅延時間とし、これを制御情報
メモリ206に格納する。例えば、送信端末100へ当
該データ配信セッションへの参加要求(利用要求)を行
った際に伝播遅延時間を計測するか、一定時間ごとに送
信端末100と各受信端末200との間の伝播遅延時間
を計測する。伝播遅延時間は、送信端末100で計測し
てもよいし、受信端末200で計測してもよい。あるい
は、送受信端末100,200以外で計測してもよい。
計測する伝播遅延時間は、送信端末100と各受信端末
200との間の片道伝播遅延時間であっても、また往復
伝搬遅延時間であってもよい。ネットワーク150が有
線網と無線網とで構成される場合、無線網はハンドオー
バ処理などの無線網固有の処理遅延を含むため、有線網
の区間のみの伝播遅延時間を用いてもよい。各受信端末
200は、例えば、送信端末100において端末監視部
101で管理される受信端末数の情報と、送信端末10
0の端末監視部101又は配信部102において計測・
演算された伝搬遅延時間とを、一定時間ごと送信端末1
00に問い合わせをすることで取得することができる。
許容できる遅延時間は、バッファ202の容量に応じて
決まる。
【0028】図7は、図6中の各受信端末200の動作
を示している。受信端末200は、送信端末100に対
してデータの利用要求を通知する(ステップ301)。
これにより、送信端末100は、当該データ配信セッシ
ョンに参加している受信端末200の現在数を端末監視
部101で逐次更新することができる。なお、受信端末
200がデータを受信しない場合は、離脱することを送
信端末100に通知する。したがって、端末監視部10
1は受信端末数の増減を常に把握することができる。次
に、現在の受信端末数と伝播遅延時間とについて、受信
端末200が送信端末100から情報を取得する(ステ
ップ302)。次に、制御情報メモリ206に格納され
た再送回数、伝搬遅延時間、受信端末数、許容できる遅
延時間の情報から再送制御部205が上述の方法で再送
パラメータ(再送間隔)を決定し、NACKタイマ20
7及び再送パケットタイマ208に設定値を与える(ス
テップ303)。
【0029】以上のようにして設定されたNACKタイ
マ207及び再送パケットタイマ208を用いたSRM
再送制御の採用により、ネットワーク105上の汎用ル
ータを利用しつつ、メディアデータを許容時間内にマル
チキャスト配信することができる。したがって、メディ
アデータのリアルタイム再生が保証される結果、映像が
乱れたり、音声が途切れたりすることがない。
【0030】なお、図6中の送信端末100は複数存在
してもよい。複数のメディアデータアイテムを並列に配
信する場合にも本発明は適用可能である。また、必ずし
もSRMを用いる必要はなく、パケットロスに対して再
送を利用して品質劣化を改善するプロトコルであればよ
い。
【0031】
【発明の効果】以上説明してきたとおり、本発明によれ
ば、各受信端末における再送パラメータの設定値を適切
に決定することにより、メディアデータを許容時間内に
マルチキャスト配信することができる。したがって、メ
ディアデータのリアルタイム再生が保証される結果、映
像が乱れたり、音声が途切れたりすることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマルチキャスト通信方法を適用で
きるネットワークトポロジの一例を示す概念図である。
【図2】本発明に係るマルチキャスト通信方法における
再送パラメータ決定方法の一例を示す説明図である。
【図3】本発明による総受信端末数と使用帯域との関係
の一例を、2つの比較例の場合とともに示す図である。
【図4】図3中の1つの比較例による、パケットロス検
知から再送パケット到着までの遅延時間に対する再送パ
ケット到着割合の分布を示す図である。
【図5】本発明による、パケットロス検知から再送パケ
ット到着までの遅延時間に対する再送パケット到着割合
の分布の例を示す図である。
【図6】本発明に係るマルチキャスト通信システムの一
構成例を示すブロック図である。
【図7】図6中の各受信端末の動作を示すフローチャー
ト図である。
【符号の説明】
100 送信端末 101 端末監視部 102 配信部 103 記録部 150 ネットワーク 151〜153 ルータ 200 受信端末 201 通信部 202 バッファ 203 表示部 204 利用要求部 205 再送制御部 206 制御情報メモリ 207 NACKタイマ 208 再送パケットタイマ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒川 博 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5K030 HA08 KA21 LA01 LD02 LE17 5K034 AA03 BB07 DD02 FF02 HH01 HH02 HH09 HH11 HH65 MM01 MM03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信端末からネットワークを介して複数
    の受信端末へデータを配信するように、 受信すべきデータパケットのロスを検知した受信端末
    が、第1のタイマで制御される所定時間経過後に受信否
    定応答をマルチキャスト送信するステップと、 前記データパケットを正常に受信し、かつ前記受信否定
    応答を受け取った他の受信端末が、第2のタイマで制御
    される所定時間経過後に再送パケットをマルチキャスト
    送信するステップとを備えたマルチキャスト通信方法で
    あって、 前記データパケットのロス検知から前記再送パケットの
    到着までの遅延時間が許容できる遅延時間以内に収まる
    ように前記第1又は第2のタイマの設定値を決定するタ
    イマ設定値決定ステップを更に備えたことを特徴とする
    マルチキャスト通信方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のマルチキャスト通信方法
    において、 前記タイマ設定値決定ステップは、前記送信端末と前記
    複数の受信端末との間の伝搬遅延時間と、前記受信端末
    の数とに応じて前記設定値を決定するステップを備えた
    ことを特徴とするマルチキャスト通信方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のマルチキャスト通信方法
    において、 前記タイマ設定値決定ステップは、指定された再送回数
    に応じて前記設定値を決定するステップを備えたことを
    特徴とするマルチキャスト通信方法。
  4. 【請求項4】 送信端末からネットワークを介して複数
    の受信端末へデータを配信するように、 受信すべきデータパケットのロスを検知した受信端末
    が、第1のタイマで制御される所定時間経過後に受信否
    定応答をマルチキャスト送信するための手段と、 前記データパケットを正常に受信し、かつ前記受信否定
    応答を受け取った他の受信端末が、第2のタイマで制御
    される所定時間経過後に再送パケットをマルチキャスト
    送信するための手段とを備えたマルチキャスト通信シス
    テムであって、 前記データパケットのロス検知から前記再送パケットの
    到着までの遅延時間が許容できる遅延時間以内に収まる
    ように前記第1又は第2のタイマの設定値を決定するた
    めのタイマ設定値決定手段を更に備えたことを特徴とす
    るマルチキャスト通信システム。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のマルチキャスト通信シス
    テムにおいて、 前記タイマ設定値決定手段は、前記送信端末と前記複数
    の受信端末との間の伝搬遅延時間と、前記受信端末の数
    とに応じて前記設定値を決定するための手段を備えたこ
    とを特徴とするマルチキャスト通信システム。
  6. 【請求項6】 請求項4記載のマルチキャスト通信シス
    テムにおいて、 前記タイマ設定値決定手段は、指定された再送回数に応
    じて前記設定値を決定するための手段を備えたことを特
    徴とするマルチキャスト通信システム。
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