JP2003208996A - 積層シートおよびこれを備えたプリント配線板装置ならびに電子機器 - Google Patents

積層シートおよびこれを備えたプリント配線板装置ならびに電子機器

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JP2003208996A
JP2003208996A JP2002005976A JP2002005976A JP2003208996A JP 2003208996 A JP2003208996 A JP 2003208996A JP 2002005976 A JP2002005976 A JP 2002005976A JP 2002005976 A JP2002005976 A JP 2002005976A JP 2003208996 A JP2003208996 A JP 2003208996A
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conductive
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Shinichi Shinohara
慎一 篠原
Tomoki Taniguchi
友基 谷口
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Original Assignee
Sony Corp
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  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 静電気の放電先を確実に誘導しながら、放電
により生じる電磁界の影響を排除することができる積層
シートおよびこれを備えたプリント配線板装置ならびに
電子部品を提供すること。 【解決手段】 プリント配線板6を静電気放電から保護
するための積層シート7を、導電性シート材8と非導電
性磁性シート材9との積層体で構成することにより、静
電気放電を上層の導電性シート材8に確実に誘導すると
ともに、放電により生じた電磁界を両シート材8,9に
よって吸収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、情報機器
等の電子機器における静電気放電による誤動作や構成回
路部品の破損を防止するための積層シートおよびこれを
備えたプリント配線板装置ならびに電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯型情報通信端末等の情報機器
に代表される電子機器の発展は著しく、機器の小型・軽
量化、多機能化の傾向が顕著となっている。このような
電子機器は表示パネルや操作ボタン等を含む操作面を有
する機器本体と、この機器本体の内部に収容され、電気
部品あるいは電子部品等の回路部品が搭載されたプリン
ト配線板とから構成されるのが一般的である。
【0003】ここで問題となるのは、人体に帯電した静
電気が、機器の操作中に、機器本体と操作ボタンとの間
の隙間を介して内部のプリント配線板へ放電し、機器の
誤動作を招いたり、電子部品を破損させるということで
ある。
【0004】従来、例えば情報機器等の電子機器での静
電気対策では、人体などの帯電物と機器内部のプリント
配線板の回路パターンとの間で放電が生じないように、
これら帯電物と回路パターンとの間の遠隔距離を確保し
ていた。また、この遠隔距離の確保が難しい場合には、
放電させたい部材(導電体)を別途用意し、そこに放電
するように静電気を誘導したり、プリント配線板上の放
電を避けたい領域に絶縁シートを被せるなどの対策が講
じられていた。
【0005】放電用の導電体を機器内部に設置する構造
は、静電気放電対策としては効果的ではあるが、スペー
ス的な制約でこの対策が適用できない場合がある。ま
た、適用できたとしても、静電気放電対策としての確実
性に欠けるという問題がある。すなわち、静電気放電に
おける放電箇所は確率の問題であり、帯電物による電界
強度に対して機器内に放電させたい導電体と放電を避け
たい領域との位置関係あるいはそれぞれの曲率半径に依
存する電界強度の集中に依っているが、それでも特定の
箇所に放電させるようにすることが困難な状況がある。
【0006】一方、絶縁シートをプリント配線板上の放
電を避けたい領域に被せる対策は通常広く用いられ、絶
縁シートが厚ければ確かに有効な静電気放電対策となり
得る。しかし、絶縁シートが薄いと、絶縁シートを突き
破って上記領域に放電する場合がある。近年の機器の小
型化・薄型化の要請から、十分な厚さの絶縁シートを設
置できるスペースが必ずしも確保できるとは限らないの
で、満足できる程度のスペースが得られない場合は、当
該絶縁シートを有効に機能させることができない。
【0007】この意図しない放電を避けるために、従
来、例えば図13に示すような構成のシートが用いられ
ていた。図13は、プリント配線板上の放電を避けたい
領域に被せられる従来の静電気放電対策シートの一構成
例である。
【0008】従来の静電気放電対策シート101はゴム
や紙、プラスチックフィルム等の絶縁性シート材102
から構成され、その面内には、開口103が穿設されて
いる。そして、開口103の形成部位に対応して、プリ
ント配線板上のグラウンド部を配置することにより、静
電気放電を当該グラウンド部へ誘導するようにしてい
る。なお、符号104は、プリント配線板上に搭載され
るスイッチ部品の可動部を収容するためのドーム状の突
状部である。
【0009】ところが、上記構成の静電気放電対策シー
トによってもやはり、静電気放電が必ずしも特定の導体
部(この場合、プリント配線板上のグラウンド部)に誘
導されるとは限らず、静電気放電対策としての確実性を
確保できないという問題がある。
【0010】一方、絶縁シートの上に金属や導電性プラ
スチック等の導電性シートを貼る対策もある(例えば特
開平5−116243号公報)。この手法によれば、帯
電体からの相対位置関係からも確実に導電性シートへ放
電を誘導することができるので、上記の問題は解消する
ようにも考えられる。
【0011】例えば、実開平5−6893号公報には、
図14に示すような構成の電子機器105が記載されて
いる。この電子機器105は、操作キー107が配列さ
れた操作面108を有する機器本体106と、機器本体
106の内部に収容配置され電子部品114が搭載され
たプリント配線板110と、機器本体106の操作面1
08とプリント配線板110との間に配置されプリント
配線板110を静電気放電から保護するための静電気放
電対策シート111とを備えている。静電気放電対策シ
ート111は導電性シートからなり、プリント配線板1
10の裏面側に設けられたグラウンド層112に導線1
13を介して電気的に接続されている。
【0012】導電性シート111は、操作キー107と
操作面108との隙間109から侵入する静電気放電を
誘導して、プリント配線板110への放電を防止すると
ともに、放電により生じた電流を導線113を介してグ
ラウンド層112へ逃がすようになっている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように静電気放電対策シートを導電性シート111で構
成した場合には、当該シートへ放電した後の電流によ
り、そのまわりに電磁界が生じるので、これによりプリ
ント配線板110上の回路パターンに誘導電圧が生じ
て、機器の誤動作を招くという問題がある。
【0014】本発明は上述の問題に鑑みてなされ、静電
気の放電先を確実に誘導しながら、放電により生じる電
磁界の影響を排除することができる積層シートおよびこ
れを備えたプリント配線板装置ならびに電子機器を提供
することを課題とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するに
当たり、本発明の積層シートは、導電層と非導電性磁性
層との積層体からなる。非導電性磁性層は、静電気放電
から保護すべき電気回路に対向するように配置される。
これにより、静電気放電は上記導電層へ誘導されて、電
気回路への放電が防止される。また、導電層への放電時
に発生する電流により引き起こされる電磁界は、導電層
および非導電性磁性層によって吸収される。これによ
り、電気回路に対する電磁界の影響を排除することがで
きる。
【0016】また、本発明のプリント配線板装置は、プ
リント配線板の回路パターンの形成面に対向して配置さ
れる積層シートが、プリント配線板の回路パターンに対
向する非導電性磁性シート材と、この非導電性磁性シー
ト材の上記回路パターン側とは反対側の面に積層される
導電性シート材とから構成されている。これにより、静
電気放電は導電性シート材へ誘導されて、プリント配線
板の回路パターンへの放電が防止される。また、導電性
シート材への放電時に発生する電流により引き起こされ
る電磁界は、導電性シート材および非導電性磁性シート
材によって吸収される。これにより、プリント配線板の
回路パターンに対する電磁界の影響を排除することがで
きる。
【0017】さらに、本発明の電子機器は、機器本体の
操作面と機器本体内部のプリント配線板との間に配置さ
れる積層シートが、プリント配線板に対向する非導電性
磁性シート材と、非導電性磁性シート材の上記操作面側
の面に積層される導電性シート材とから構成されてい
る。これにより、静電気放電は導電性シート材へ誘導さ
れて、プリント配線板の回路パターンへの放電が防止さ
れる。また、導電性シート材への放電時に発生する電流
により引き起こされる電磁界は、導電性シート材および
非導電性磁性シート材によって吸収される。これによ
り、プリント配線板の回路パターンに対する電磁界の影
響を排除することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0019】図1および図2は、本発明の実施の形態に
よる電子機器1を示している。本実施の形態では、電子
機器1として、例えばPDA(Personal Digital Assist
ant)すなわち携帯型情報通信端末を例に挙げて説明す
る。ここで、図1は電子機器1の斜視図、図2は電子機
器1の要部の断面図である。
【0020】電子機器1の機器本体2は、絶縁性の合成
樹脂材料で構成される。機器本体2の操作面3には、文
字データ、図形あるいは画像データ、更には数字データ
等の各種情報が表示される液晶表示部4と、当該電子機
器1を操作するための各種操作キー5が設けられてい
る。
【0021】図2を参照して、機器本体2の内部空間に
は、所定の電子部品が搭載されたプリント配線板6が収
容されている。プリント配線板6は公知のように、例え
ばガラスエポキシ等の絶縁基板の表面(片面、両面を含
む。)に回路パターンが形成されることによって構成さ
れるが、勿論、基板内部に回路パターンが形成された多
層プリント配線板も含まれる。プリント配線板6の上に
は各種LSIからなる半導体部品のほか、抵抗やコンデ
ンサ等の受動部品等が実装されている。
【0022】プリント配線板6は、銅箔でなる回路パタ
ーンが形成される面が操作面3に対向した状態で機器本
体2に固定、支持されている。これら操作面3とプリン
ト配線板6との間には、本発明に係る静電気放電対策用
の積層シート7が配置されている。
【0023】積層シート7は、図3および図4に示すよ
うに、導電層としての導電性シート材8と、非導電性磁
性層としての非導電性磁性シート材9とを互いに積層し
て構成されている。積層シート7の大きさは、例えば、
プリント配線板6の大きさと略同等とされる。
【0024】導電性シート材8は、銅やアルミニウムあ
るいはそれらの各種合金、ステンレス等の金属シートで
構成することができる。また、絶縁性の合成樹脂材料に
導電性フィラーを添加してなる導電性プラスチックによ
って、導電性シート材8を構成するようにしてもよい。
【0025】ここで、導電性フィラーとは、材料に導電
性能を付与するために添加される充填材をいう。導電性
フィラーとしては、粒状フィラー、フレーク状フィラー
および繊維状フィラーがある。粒状フィラーは導電性カ
ーボンが代表的で、フレーク状フィラーにはアルミニウ
ムフレーク、ニッケルフレーク、ニッケルコートマイカ
などがある。また、繊維状フィラーには、カーボン、ア
ルミニウム、銅、黄銅、ステンレス鋼などの各種繊維が
ある。
【0026】一方、非導電性磁性シート材9は、磁性体
あるいは磁性粉を絶縁性の合成樹脂材料やゴム材料に含
有させた複合磁性シートが好適に用いられる。上記磁性
体あるいは磁性粉としては、フェライト(γ−Fe
23、Fe34など)やセンダスト(商標)(Fe−A
l−Si)、パーマロイ(Ni−Fe)、更には、Fe
−Si−B等の遷移金属−半金属系合金といった高透磁
率特性を有する軟磁性材料が用いられる。特に、フェラ
イト等の非導電性磁性材料を適用すれば、その含有量を
高くしても当該シート材の非導電性(電気的絶縁性)を
維持することができる。
【0027】ここで、非導電性磁性シート材9の電気抵
抗[Ω/□]は、10の6乗オーダ以上が好ましく、更
には、10の9乗オーダ以上が信頼性の観点からより好
ましい。
【0028】以上のような構成の導電性シート材8およ
び非導電性磁性シート材9は互いに積層されることによ
って、本発明の積層シート7が構成される。積層方法と
しては、両シート材8,9を重ね合わせた状態で圧延す
る公知のラミネート法が適用できる。また、導電性シー
ト材8を導電性プラスチックシートで構成する場合に
は、その樹脂母材を非導電性磁性シート材9の樹脂母材
と同一または同種のものを採用することによって、各々
の積層面における融着により互いに一体化することがで
きる。
【0029】本実施の形態の積層シート7の積層厚は、
50μm以上300μm以下(うち、導電性シート材8
の厚さは10μm以上50μm以下)が好ましい。積層
厚が上記範囲未満であると、シート7の機械的強度が悪
化するだけでなく、静電気放電が非導電性磁性シート材
9を突き破る可能性が高くなるからである。また、積層
厚が上記範囲を超えると、静電気放電対策としての実効
性は向上する反面、電子機器1の内部のスペース的な制
約が大きくなるとともに、機器の大型化に結びつくから
である。なお、内部の設置スペースに余裕度がある電子
機器に対しては、上記範囲を超える積層厚で本発明の積
層シートを適用できるのは、勿論である。
【0030】次に、図3および図4に示すように、積層
シート7の一方の非導電性磁性シート材9には、このシ
ート材9を部分的に開口する(貫通する)複数の開口1
0,11が形成されている。他方の導電性シート材8の
上記開口10,11の形成位置に対応する部位には、プ
リント配線板6側(図4において下側)に凸なる形状の
突状部12および、プリント配線板6側とは反対側(図
4において上側)に凸なる形状の突状部13がそれぞれ
形成されている。
【0031】開口10,11は、略円形を呈している。
一方の開口10は、プリント配線板6の回路パターンの
一部であるグラウンド部16の形成部位に対応して設け
られ、本発明に係る「接地用開口」を構成する。他方の
開口11は、プリント配線板6の回路部品18の搭載位
置に対応して設けられ、本発明に係る「部品挿通用開
口」を構成する。
【0032】突状部12,13は、互いに同形のドーム
状を呈している。一方の突状部12は、接地用開口10
内に進入し、その頂部が、非導電性磁性シート材9の表
面よりも外部へ突出している。他方の突状部13は、部
品挿通用開口11と協働して所定容積の収容部14を形
成している。
【0033】なお、上記構成の積層シート7の製造方法
としては、ベタ状の導電性シート材8を、予め開口1
0,11を形成した非導電性磁性シート材9と重ね合わ
せて、上述したような手法で積層した後、導電性シート
材8にパンチ加工等の機械加工を施して突状部12,1
3を形成する工程が採用可能である。他方、突状部1
2,13を予め形成しておき、非導電性磁性シート材9
との積層時に、これら突状部12,13を開口10,1
1と係合あるいは整列させるようにしてもよい。
【0034】なおまた、開口10に係合する突状部12
を複数形成し、これらの開口10と突状部12との間の
係合関係に機械的結合力を生じさせるような構成(例え
ば、突状部12の頂部を拡径して開口10に対する抜け
止め機能を付加する等。)を具備させて、両シート材
8,9を一体化することも可能である。
【0035】以上のように構成される本実施の形態の積
層シート7は、図2に示すように、機器本体2の操作面
3に対向して配置されるプリント配線板6の上に装着さ
れる。積層シート7とプリント配線板6とを一体化させ
る方法としては、例えば、積層シート7とプリント配線
板6とを重ねた状態で、その縁部を一括的に狭圧するク
リップ部材等を用いることによって容易に行うことがで
きる。なお、これらプリント配線板6と積層シート7と
により、本発明に係る「プリント配線板装置」が構成さ
れる。
【0036】このとき、上述した一方の突状部12は、
プリント配線板6上のグラウンド部16に接触してい
る。グラウンド部16は、プリント配線板6の接地回路
(グラウンド層)を構成する回路パターンの一部であ
る。これにより、突状部12は、本発明に係る「接地
部」を構成している。
【0037】また、他方の突状部13は、電子機器1の
操作面3に配置された操作キー5の直下に位置するとと
もに、プリント配線板6上の所定部位に搭載された回路
部品としての単キースイッチ18を覆い、開口11およ
び収容部14の内部において当該単キースイッチ18を
収容している。単キースイッチ18は、公知のように、
単一の操作部材をもち、操作力の除去で直ちに最初の状
態に復帰する接点構造を備えたスイッチであり、例えば
メンブレンスイッチ等が該当する。図5Aおよび図5B
に、単キースイッチ18の構成の一例を示す。
【0038】単キースイッチ18は、プリント配線板6
に固定されたケーシング19に対して相対移動可能な操
作部材20を有し、この操作部材20の下端部がケーシ
ング19の内壁面に固定されたゴム製の復帰部材21の
略中央部に接続されている。復帰部材21は、図5Aに
示す初期状態を自然状態とし、操作キー5の押圧操作に
伴って変形する突状部13を介して操作部材20が図中
下向きに操作力を受けることにより、図5Bに示すよう
に弾性変形する。このとき、復帰部材21の下面に設け
られた導電部材22が、プリント配線板6上に相隣接し
て形成される一対の接点23a,23bに接触し、両接
点23a,23bを互いに導通させる。これにより、ス
イッチが閉成する。操作部材20に対する操作力が解除
されると、操作部材20は復帰部材21による復帰作用
を受けて図5Aに示す位置まで戻されて、スイッチが開
成される。
【0039】本実施の形態は以上のように構成される。
次に、本実施の形態の作用について説明する。
【0040】電子機器1は、機器本体2の操作面3に配
列された各種操作キー5および、液晶表示部4に表示さ
れたアイコン等を押圧操作することによって、機能の選
定あるいは選定された機能の操作等がなされる。このと
き、操作キー5の押圧操作時に、人体に帯電した静電気
が放電して当該操作キー5と機器本体2の間の隙間に侵
入する場合がある。
【0041】本実施の形態では、電子機器1の機器本体
2の操作面3と、内蔵されるプリント配線板6との間に
配置される積層シート7の上層側の導電性シート材8
が、当該静電気放電を誘導するので、直下のプリント配
線板6への放電が防止される。これにより、静電気放電
によるプリント配線板6上の回路部品の破損を回避する
ことができる。また、電子機器1の静電気放電耐力を高
めることができる。
【0042】一方、非導電性磁性シート材9は、10の
9乗オーム以上の高抵抗であるので、導電性シート材8
とプリント配線板6の回路パターンとの間の短絡を防止
することができる。
【0043】また、積層シート7の下層側の非導電性磁
性シート材9が、導電性シート材8への放電時に生じる
電流に起因して電磁波(ノイズ)が発生するが、このう
ち電界成分は導電性シート材8により、磁界成分は非導
電性シート材9によりそれぞれ吸収される。これによ
り、静電気放電に伴う電磁ノイズによってプリント配線
板6上の回路パターンへの誘導電圧の発生が阻止される
ので、電子機器1の誤動作が防止される。
【0044】特に、本実施の形態によれば、積層シート
7に、プリント配線板6のグラウンド部16に電気的に
接続される突状部12が接地部として設けられているの
で、静電気放電によって導電性シート材8に生じた電流
を確実にグラウンドへ逃がすことができ、プリント配線
板6上の回路部品へこの電流が伝達することはない。ま
た、この構成により、浮遊電位によるプリント配線板6
への悪影響(回路パターンに対する誘導電圧の発生等)
を排除することができる。
【0045】なお、このとき、突状部12を通る電流に
よって電磁ノイズが発生するが、導電性シート材8およ
び非導電性磁性シート材9によって当該電磁ノイズが吸
収される。これにより、電子機器1の誤動作が防止され
る。
【0046】また、プリント配線板6に搭載された単キ
ースイッチ18を収容する突状部13が積層シート7に
設けられているので、可動部を有するスイッチ部品等の
ように静電気放電によって誤動作が起き易い部位に対し
ても、効果的な静電気放電防止対策を講じることができ
る。
【0047】次に、図6から図8は、本発明の第2の実
施の形態を示している。なお、図において上述の第1の
実施の形態と対応する部分については同一の符号を付
し、その詳細な説明は省略するものとする。
【0048】本実施の形態の積層シート27は、金属ま
たは導電性プラスチックからなる導電性シート材8と、
磁性体あるいは磁性粉を絶縁性のゴム材料あるいは可撓
性のある合成樹脂材料に含有させた複合磁性シートから
なる非導電性磁性シート材9との積層体で構成されてい
る。
【0049】本実施の形態では、導電性シート材8に、
当該導電性シート材8の一部を切り欠いてなる切欠き部
28が形成されているとともに、非導電性磁性シート材
9の上記切欠き部28の形成位置に対応する部位には、
図8に示すように切欠き部28を介してプリント配線板
6とは反対側(操作面3側)へ屈曲可能な舌状部29が
形成されている。
【0050】切欠き部28は、略半円形状を呈してい
る。舌状部29は、切欠き部28の円弧部分に沿って非
導電性磁性シート材9に形成されたスリット30(図6
および図7参照)により区画され、切欠き部28の直線
部を支点として図8に示すように屈曲するようになって
いる。
【0051】以上のように構成される本実施の形態の積
層シート27は、上述の第1の実施の形態と同様に、プ
リント配線板6を静電気放電から防止することができる
とともに、静電気放電による電子機器1の誤動作を回避
することができる。
【0052】本実施の形態によれば、図8に示したよう
に、プリント配線板6に挿入実装された例えば発光ダイ
オード(LED)等のリード付き電子部品31を機器本
体2の操作面3に形成した部品挿通窓33を介して外部
へ露出させて電源ランプ等として用いる場合に、特に有
効である。
【0053】すなわち、プリント配線板6に挿入実装さ
れる発光ダイオード31のリード部32は導電性を有す
るので、電子機器1の操作中に発光ダイオード31と部
品挿通窓33との間の隙間を介してリード部32に対し
て静電気放電が発生する可能性がある。本実施の形態で
は、舌状部29を操作面3側へ屈曲変形させることによ
って発光ダイオード31を操作面3側へ導出しながら、
絶縁性を有する舌状部29がリード部32の側方を遮蔽
するので、発光ダイオード31を静電気放電からの保護
を図ることができる。
【0054】以上のような構成は、電子機器1の設計段
階から適用することができるのは勿論、静電気放電試験
を実施して問題があった場合に初めて導入する場合に、
大きな設計変更をしないで容易に適用できる有効な手段
である。
【0055】続いて、図9は、本発明の第3の実施の形
態を示している。なお、図において上述の第1の実施の
形態と対応する部分については同一の符号を付し、その
詳細な説明は省略するものとする。
【0056】本実施の形態の積層シート37は、金属ま
たは導電性プラスチックからなる導電性シート材8と、
磁性体あるいは磁性粉を絶縁性のゴム材料あるいは合成
樹脂材料に含有させた複合磁性シートからなる非導電性
磁性シート材9との積層体で構成されている。非導電性
磁性シート材9の所定部位には開口11が形成され、こ
の開口11の形成位置に対応する導電性シート材8の領
域には、接地部としての突状部12と、プリント配線板
6に搭載された単キースイッチ18を収容するための突
状部13とがそれぞれ形成されている。
【0057】接地部としての突状部12は、上述の第1
の実施の形態と同様に、プリント配線板6上のグラウン
ド部16側に凸なる形状のドーム型を呈しているが、本
実施の形態においては、このドーム型の突出部12の頂
部に貫通孔38が形成されている。そして、この貫通孔
38を含む突状部12の内部に、はんだ39が充填され
ている。
【0058】これにより、突状部12とグラウンド部1
6との間の接続が確保されるので、突状部12が確実に
グラウンド部16に固定されることになる。したがっ
て、例えば図10に示すように、プリント配線板6への
積層シート37の装着時、突状部12とグラウンド部1
6との間に僅かに隙間が生じていたとしても、はんだ3
9によって両者の機械的、電気的接続が確保されるため
に、接地部としての機能が確実化される。
【0059】また、この構成により、突状部12とグラ
ウンド部16との間の接触面積の増大を図ることができ
るので、両者間の接触抵抗の低減が図られる。これによ
り、静電気放電による電磁妨害雑音の発生を更に抑制す
ることができるとともに、外来電磁妨害波によるプリン
ト配線板に対する誘導電圧の発生を効果的に抑制するこ
とができる。
【0060】以上、本発明の各実施の形態について説明
したが、勿論、本発明はこれらに限定されることなく、
本発明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能であ
る。
【0061】例えば以上の第1の実施の形態では、単キ
ースイッチ18が搭載されたプリント配線板6の静電気
放電対策用の積層シート7を例に挙げて説明したが、当
該積層シートによって、上記単キースイッチと同等のス
イッチング機能を行わせることも可能である。
【0062】すなわち、例えば図11に示すように、導
電性シート材8と非導電性磁性シート材9との積層体か
らなる積層シート47において、プリント配線板6上の
接点23a,23bの形成位置に対応して、導電性シー
ト材8には突状部13が設けられ、非導電性磁性シート
材9には、接点23a,23b側に隆起する隆起部48
が設けられている。隆起部48の頂部には、接点23
a,23bを互いに導通させるための銅等の導電部材4
9が設けられている。この構成により、操作キー(図示
略)の操作に伴って突状部13が押圧されると、非導電
性磁性シート材9の弾性変形により導電部材49が接点
23a,23bに接触し、これによりスイッチ閉成作用
を行わせることができる。なお必要に応じて、隆起部4
8を省略してもよい。
【0063】一方、突状部13は導電性を備えているの
で、当該突状部13を変形させることによって、接点2
3a,23bを導通させることも可能である。
【0064】また、以上の第2の実施の形態では、単一
の舌状部29でもって、発光ダイオード31の側方を静
電気放電から保護する構成としたが、これに代えて、例
えば図12に示すように、発光ダイオード31の側方を
4枚の舌状部51で保護するようにすれば、静電気放電
防止の確実性を上げることができる。この場合、部品3
1が挿通される切欠き部50の形状を円形とし、舌状部
51は、非導電性磁性シート材9に対して十字形状にス
リットを形成することによって容易に構成することがで
きる。
【0065】また、以上の第3の実施の形態において
は、接地部としての突状部12の頂部に貫通孔38を形
成し、これにはんだ39を充填してグラウンドの強化を
図るようにしたが、これに限らず、例えば、突状部12
とグラウンド部16とを直接、はんだ付けすることによ
っても同等の効果を得ることができる。
【0066】また、非導電性磁性シート材9に形成され
る開口10,11は、部品挿通用および接地用それぞれ
1つずつ設ける必要はなく、プリント配線板6の種類に
応じて何れか1つ、あるいは、ぞれぞれ複数ずつ設ける
ようにしてもよい。
【0067】また、以上の各実施の形態では、本発明に
係る積層シートの導電層として、導電性シート材8を適
用したが、これに限らず、例えば金属線材を網状に織り
込んだものも適用可能である。この場合、勿論、網の大
きさ(メッシュ)が小さいほど、静電気放電防止対策と
しては効率的なものとなる。
【0068】さらに、以上の各実施の形態では、プリン
ト配線板6を静電気放電から保護するための積層シート
を例に挙げて説明したが、例えば配線部や接点部、コネ
クタ接続部等の導体部が剥き出しとされている電気回路
に対しても、本発明は適用可能である。
【0069】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の静電気放電
対策用の積層シートによれば、導電層と非導電性磁性層
との積層体で構成されているので、静電気放電を確実に
誘導しながら、放電により生じる電磁界の影響を排除す
ることができる。
【0070】また、本発明のプリント配線板装置によれ
ば、プリント配線板上の回路パターンを静電気放電から
保護するための積層シートが導電性シート材と非導電性
磁性シート材との積層体で構成されているので、静電気
放電を導電性シート材に確実に誘導してプリント配線板
に対する静電気放電を防止できるとともに、放電により
生じる電磁界を吸収してプリント配線板に対する誘導電
圧の発生を回避することができる。
【0071】さらに、本発明の電子機器によれば、機器
本体に内蔵されるプリント配線板を静電気放電から保護
するための積層シートが導電性シート材と非導電性磁性
シート材との積層体で構成されているので、静電気放電
を導電性シート材に確実に誘導して静電気放電による回
路部品の損傷を防止できるとともに、放電により生じる
電磁界を吸収して機器の誤動作を回避することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による電子機器の全
体を模式的に示す斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態による電子機器の要
部の断面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態による積層シートの
構成を示す斜視図である。
【図4】図3における[4]−[4]線方向断面図であ
る。
【図5】本発明の第1の実施の形態に適用されるプリン
ト配線板に搭載された単キースイッチの一構成例を示す
断面図であり、Aは非作動状態を示し、Bは作動状態を
示している。
【図6】本発明の第2の実施の形態による積層シートの
構成を示す斜視図である。
【図7】図6における[7]−[7]線方向断面図であ
る。
【図8】本発明の第2の実施の形態による積層シートの
作用を示す電子機器内部の断面図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態を示す要部の断面図
である。
【図10】図9における要部拡大図である。
【図11】本発明の第1の実施の形態の変形例を示す要
部断面図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態の変形例を示す要
部斜視図である。
【図13】従来の静電気放電防止対策シートの構成を示
す斜視図である。
【図14】従来の他の静電気放電防止対策シートを備え
た電子機器の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1…電子機器、2…機器本体、3…操作面、5…操作キ
ー、6…プリント配線板、7,27,37,47…積層
シート、8…導電性シート材(導電層)、9…非導電性
磁性シート材(非導電性磁性層)、10…接地用開口、
11…部品挿通用開口、12…突状部(接地部)、13
…突状部、16…グラウンド部、18…単キースイッチ
(回路部品)、28,50…切欠き部、29,51…舌
状部、31…発光ダイオード(回路部品)、32…リー
ド部、33…部品挿通窓、38…貫通孔、39…はん
だ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E321 AA14 BB21 BB33 BB34 BB44 GG01 5E338 BB71 BB75 CC06 CC07 CD32 EE13 5G067 AA42 BA02 CA03 DA02 DA13

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気回路を静電気放電から保護するため
    の積層シートであって、 前記電気回路に対向する非導電性磁性層と、 前記非導電性磁性層の前記電気回路側とは反対側の面に
    積層される導電層とからなることを特徴とする積層シー
    ト。
  2. 【請求項2】 前記導電層を前記電気回路のグラウンド
    部へ電気的に接続するための接地部を備えたことを特徴
    とする請求項1に記載の積層シート。
  3. 【請求項3】 前記非導電性磁性層には、前記非導電性
    磁性層を部分的に開口する単数または複数の開口が形成
    されているとともに、 前記導電層の前記開口の形成位置に対応する部位には、
    前記電気回路側またはこれと反対側に凸なる形状の突状
    部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の
    積層シート。
  4. 【請求項4】 前記導電層には、前記導電層の一部を切
    り欠いてなる切欠き部が形成されているとともに、 前記非導電性磁性層の前記切欠き部の形成位置に対応す
    る部位には、前記切欠き部を介して前記電気回路側とは
    反対側へ屈曲可能な舌状部が形成されていることを特徴
    とする請求項1に記載の積層シート。
  5. 【請求項5】 表面に回路パターンが形成されたプリン
    ト配線板と、前記回路パターンに対向して配置され、前
    記回路パターンを静電気放電から保護するための積層シ
    ートとを備えたプリント配線板装置であって、 前記積層シートが、 前記回路パターンに対向する非導電性磁性シート材と、 前記非導電性磁性シート材の前記回路パターン側とは反
    対側の面に積層される導電性シート材とからなることを
    特徴とするプリント配線板装置。
  6. 【請求項6】 前記非導電性磁性シート材には、前記回
    路パターンのグラウンド部の形成位置に対応して接地用
    開口が設けられ、 前記接地用開口を介して前記グラウンド部に接触される
    接地部が、前記導電性シート材と一体的に形成されるこ
    とを特徴とする請求項5に記載のプリント配線板装置。
  7. 【請求項7】 前記接地部が、前記導電性シート材の前
    記接地用開口の形成位置に対応する部位を前記グラウン
    ド部側に凸なるドーム状に形成してなることを特徴とす
    る請求項6に記載のプリント配線板装置。
  8. 【請求項8】 前記ドーム状の接地部の頂部に貫通孔が
    設けられ、 前記接地部が、前記貫通孔に充填されたはんだによって
    前記グラウンド部に固定されていることを特徴とする請
    求項7に記載のプリント配線板装置。
  9. 【請求項9】 前記非導電性磁性シート材には、前記回
    路パターン上に搭載された回路部品を挿通させるための
    部品挿通用開口が形成されているとともに、前記部品挿
    通用開口の形成位置に対応して、前記導電性シート材に
    は前記回路パターン側とは反対側へ凸なるドーム状の突
    状部が形成されていることを特徴とする請求項5に記載
    のプリント配線板装置。
  10. 【請求項10】 前記回路部品が、単キースイッチであ
    ることを特徴とする請求項9に記載のプリント配線板装
    置。
  11. 【請求項11】 前記導電性シート材には、前記導電性
    シート材の一部を切り欠いてなる切欠き部が形成されて
    いるとともに、 前記非導電性磁性シート材の前記切欠き部の形成位置に
    対応する部位には、前記切欠き部を介して前記回路パタ
    ーン側とは反対側へ屈曲可能な舌状部が形成されている
    ことを特徴とする請求項5に記載のプリント配線板装
    置。
  12. 【請求項12】 操作面を有する機器本体と、前記機器
    本体の内部に収容され回路部品が搭載されたプリント配
    線板と、前記操作面と前記プリント配線板との間に配置
    され、前記プリント配線板を静電気放電から保護するた
    めの積層シートとを備えた電子機器であって、 前記積層シートが、 前記プリント配線板に対向する非導電性磁性シート材
    と、 前記非導電性磁性シート材の前記操作面側の面に積層さ
    れる導電性シート材とからなることを特徴とする電子機
    器。
  13. 【請求項13】 前記非導電性磁性シート材には、前記
    プリント配線板上のグラウンド部の形成位置に対応して
    接地用開口が設けられ、 前記接地用開口を介して前記グラウンド部に接触される
    接地部が前記導電性シート材と一体的に形成されている
    ことを特徴とする請求項12に記載の電子機器。
  14. 【請求項14】 前記接地部が、前記導電性シート材の
    前記接地用開口の形成位置に対応する部位を前記グラウ
    ンド部側に凸なるドーム状に形成してなることを特徴と
    する請求項13に記載の電子機器。
  15. 【請求項15】 前記非導電性磁性シート材には、前記
    回路部品を挿通させるための部品挿通用開口が形成され
    ているとともに、 前記部品挿通用開口の形成位置に対応して、前記導電性
    シート材には前記操作面側へ凸なるドーム状の突状部が
    形成されていることを特徴とする請求項12に記載の電
    子機器。
  16. 【請求項16】 前記導電性シート材には、前記導電性
    シート材の一部を切り欠いてなる切欠き部が形成されて
    いるとともに、 前記非導電性磁性シート材の前記切欠き部の形成位置に
    対応する部位には、前記切欠き部を介して前記プリント
    配線板側とは反対側へ屈曲可能な舌状部が形成されてお
    り、 前記舌状部を屈曲させて前記切欠き部に挿通される前記
    回路部品の頂部が、前記操作面に形成された部品挿通窓
    を介して外部へ露出していることを特徴とする請求項1
    2に記載の電子機器。
  17. 【請求項17】 前記回路部品が、前記プリント配線板
    上に立設される発光ダイオードであることを特徴とする
    請求項16に記載の電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008010646A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Nitto Denko Corp 配線回路基板

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