JP2003208492A - 情報提供システム、情報処理装置および方法、並びにプログラム - Google Patents

情報提供システム、情報処理装置および方法、並びにプログラム

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JP2003208492A
JP2003208492A JP2002005854A JP2002005854A JP2003208492A JP 2003208492 A JP2003208492 A JP 2003208492A JP 2002005854 A JP2002005854 A JP 2002005854A JP 2002005854 A JP2002005854 A JP 2002005854A JP 2003208492 A JP2003208492 A JP 2003208492A
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Satoshi Miyazaki
敏 宮崎
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Original Assignee
Sony Corp
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ストリーミングにおけるコンテンツデータの
権利保護が簡単にできるようにする。 【解決手段】 データ管理部231は、ユーザ端末から
コンテンツ提供の要求を受け、それが有料のコンテンツ
データのものであれば、ライセンスサーバに、そのコン
テンツに対応するユーザ端末のライセンスの有無を確認
し、ライセンスがない場合、無音データベース243か
ら無音データを読み出し、オーディオデータベース24
2からオーディオデータを読み出し、選択制御部234
に出力する。選択制御部234は、データ管理部231
より供給されたオーディオデータを、無音のオーディオ
データに変換し、オーディオパケット化部233に出力
する。オーディオパケット化部233は、選択制御部2
34により変換されたオーディオデータをデータ送信に
適応した形式に変換し、通信部99を介して、ユーザ端
末に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報提供システ
ム、情報処理装置および方法、並びにプログラムに関
し、特に、ストリーミングにおけるコンテンツデータの
権利保護が簡単にできるようにした情報提供システム、
情報処理装置および方法、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、ADSL(Asymmetric Digital S
ubscriber Line)やCATV(Cable Television)網を用
いたブロードバンド通信網の発達などにより、インター
ネット上において、アーティストのプロモーションビデ
オや、ライブ、ニュース番組などのストリーミング配信
を用いての映像の配信が数多く行われるようになってき
た。
【0003】これに伴い、ストリーミング配信されてく
るコンテンツデータの視聴を有料化し、利益をあげよう
とするビジネスが検討されている。
【0004】一方、これに先行して、マルチメディアコ
ンテンツ(以下、コンテンツと称する)データをユーザ
端末にダウンロードさせ、視聴させるサービスがある
が、このサービスでは、データの違法コピーに対応する
ため、有料コンテンツデータは、暗号化されている場合
が多い。
【0005】ストリーミング配信においても、違法コピ
ーという観点からではないが、コンテンツに対する著作
権の権利保護の重要性が増している。ストリーミング配
信の場合は、例えば、コンテンツを視聴する権利を購入
したユーザには、簡単にコンテンツを視聴させ、コンテ
ンツを視聴する権利を購入していないユーザには、コン
テンツを不完全に視聴させる(完全なコンテンツの視聴
から妨げる)ように、コンテンツを視聴する権利を購入
するか否かによる、コンテンツの視聴に対する差別化の
仕組みが必要になる。
【0006】そこで、上記のコンテンツのダウンロード
サービスと同様に、ストリーミング配信において、コン
テンツデータを暗号化することによりコンテンツの著作
権保護を行うストリーミング配信システムを、図1を参
照して説明する。
【0007】ユーザ端末1は、インターネットなどのネ
ットワークを介して、コンテンツサーバ2に対して、コ
ンテンツデータの送信(提供)を要求する。これに対し
て、コンテンツサーバ2は、予め暗号化されたコンテン
ツデータが格納されている暗号化コンテンツデータベー
ス3から、ユーザ端末1により指定されたコンテンツを
暗号化されたままの暗号化コンテンツデータとして、ユ
ーザ端末1に送信する。
【0008】ユーザ端末1は、別途ライセンス処理によ
りコンテンツ視聴ライセンスを獲得した後、コンテンツ
サーバ2より配信されてくる暗号化コンテンツデータの
暗号を、暗号解除部11により解除させながら、出力部
12に出力する。
【0009】出力部12は、暗号が解除され、平文にな
ったコンテンツデータとしてのビデオデータおよびオー
ディオデータを、それぞれ、モニタ4およびスピーカ5
により出力再生させる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ようなコンテンツサーバ2において、暗号化コンテンツ
データをパケット化し、送信するためには、新たな規格
(例えば、使用された暗号化に関する情報の追加など)
が必要になり、その規格化に手間がかかってしまう課題
があった。
【0011】また、図2は、ストリーミング配信システ
ムの他の例を表している。図2に示されるように、ユー
ザ端末1で再生されるコンテンツデータは、暗号化され
たものばかりとは限らない。例えば、コンテンツサーバ
2は、広告などのように、基本的にフリーで供給される
平文の(暗号化されていない)コンテンツデータを平文
コンテンツデータベース21から、ユーザ端末1に送信
し、平文のコンテンツデータを直接、出力部12に、再
生させる場合もある。このような場合には、暗号化され
たコンテンツデータおよび平文のコンテンツデータの2
種類のデータ処理を行うことが必要になり、ユーザ端末
1において、システムが複雑化する課題があった(な
お、図2において、図1における場合と対応する部分に
は対応する符号を付してあり、その説明は繰り返しにな
るので省略する)。
【0012】さらに、暗号化コンテンツデータが常に送
信されてくるので、ユーザ端末1は、リアルタイムに暗
号化コンテンツデータの暗号を常に解除する作業が必要
になり、平文の(暗号化されていない)コンテンツデー
タを再生する場合と比して、処理が重くなり、さらに、
システムの規模も大きくなってしまう課題があった。
【0013】また、暗号化の有無だけによりコンテンツ
を視聴できるか否かが決まってしまう場合、コンテンツ
サーバ(著作権利者)2から、そのコンテンツの視聴の
許可不許可を制御できないため、暗号がクラックされた
とき、ライセンスを持たない不特定多数のユーザがコン
テンツを視聴可能になってしまう危険性があるといった
課題があった。
【0014】さらに、ユーザ端末1がコンテンツデータ
を再生できるか否かは、暗号を解除する鍵(ライセン
ス)を持っているか否かの二者択一の選択しかなく、例
えば、視聴用に、コンテンツのある部分だけをフリーで
視聴できるようにするなどの著作権の権利保護の細かな
設定ができない課題があった。
【0015】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、ストリーミングにおけるコンテンツデータ
の権利保護が簡単にできるようにするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の情報提供システ
ムは、第1の情報処理装置に、情報処理端末からコンテ
ンツデータの提供が要求されたとき、情報処理端末の情
報およびコンテンツデータの情報を第1の情報処理装置
から第2の情報処理装置に送信し、情報処理端末の情報
に対応するコンテンツデータのライセンス情報を第2の
情報処理装置から第1の情報処理装置に送信し、第1の
情報処理装置は、コンテンツデータのライセンス情報に
基づいて、情報処理端末に対応するコンテンツデータの
ライセンスの有無を判断し、ライセンスがないと判断し
たとき、コンテンツデータを変換して、情報処理端末に
送信することを特徴とする。
【0017】第1の情報処理装置は、情報処理端末に対
応するコンテンツデータのライセンスの有無を判断し、
ライセンスがないと判断したとき、コンテンツデータと
してのオーディオデータを無音のオーディオデータに変
換するようにすることができる。
【0018】第1の情報処理装置は、情報処理端末に対
応するコンテンツデータのライセンスの有無を判断し、
ライセンスがないと判断したとき、コンテンツデータと
してのオーディオデータを予め設定されたオーディオデ
ータに変換するようにすることができる。
【0019】情報処理端末の情報は、情報処理端末のI
Pアドレスであるようにすることができる。
【0020】情報処理端末から第2の情報処理装置にコ
ンテンツデータのライセンスの付与が要求されたとき、
第2の情報処理装置は、情報処理端末の情報に関連付け
てコンテンツデータのライセンス情報を登録し、ライセ
ンス情報を第1の情報処理装置に送信し、第1の情報処
理装置は、コンテンツデータを変換し、情報処理端末に
送信している間に、情報処理端末の情報に対応するコン
テンツデータのライセンス情報を第2の情報処理装置か
ら受信した場合、情報処理端末に対応するコンテンツデ
ータのライセンスの有無を判断し、ライセンスがあると
判断したとき、コンテンツデータの変換を中止し、コン
テンツデータをそのまま情報処理端末に送信するように
することができる。
【0021】本発明の第1の情報処理装置は、情報処理
端末からコンテンツデータの提供が要求されたとき、情
報処理端末の情報とコンテンツデータの情報を他の情報
処理装置に送信する第1の送信手段と、他の情報処理装
置から情報処理端末の情報に対応するコンテンツデータ
のライセンス情報を受信する受信手段と、受信手段によ
り受信された情報処理端末の情報に対応するコンテンツ
データのライセンス情報に基づいて、情報処理端末に対
応するコンテンツデータのライセンスがあるか否かを判
断する判断手段と、判断手段により情報処理端末に対応
するコンテンツデータのライセンスがないと判断された
場合、コンテンツデータを変換する変換手段と、変換手
段により変換されたコンテンツデータを送信する第2の
送信手段とを備えることを特徴とする。
【0022】変換手段は、コンテンツデータとしてのオ
ーディオデータを無音のオーディオデータに変換するよ
うにすることができる。
【0023】変換手段は、コンテンツデータとしてのオ
ーディオデータを予め設定されたオーディオデータに変
換するようにすることができる。
【0024】第1の送信手段は、情報処理端末の情報と
して、情報処理端末のIPアドレスを送信するようにす
ることができる。
【0025】変換手段は、コンテンツデータを変換して
いる間に、受信手段により他の情報処理装置から情報処
理端末の情報に対応するコンテンツデータのライセンス
情報が受信された場合、判断手段により情報処理端末に
対応するコンテンツデータのライセンスがあると判断さ
れたとき、コンテンツデータの変換を中止し、第2の送
信手段は、コンテンツデータをそのまま情報処理端末に
送信するようにすることができる。
【0026】本発明の第1の情報処理方法は、情報処理
端末からコンテンツデータの提供が要求されたとき、情
報処理端末の情報とコンテンツデータの情報を他の情報
処理装置に送信する第1の送信ステップと、他の情報処
理装置から情報処理端末の情報に対応するコンテンツデ
ータのライセンス情報を受信する受信ステップと、受信
ステップの処理により受信された情報処理端末の情報に
対応するコンテンツデータのライセンス情報に基づい
て、情報処理端末に対応するコンテンツデータのライセ
ンスがあるか否かを判断する判断ステップと、判断ステ
ップの処理により情報処理端末に対応するコンテンツデ
ータのライセンスがないと判断された場合、コンテンツ
データを変換する変換ステップと、変換ステップの処理
により変換されたコンテンツデータを送信する第2の送
信ステップとを含むことを特徴とする。
【0027】本発明の第1のプログラムは、情報処理端
末からコンテンツデータの提供が要求されたとき、他の
情報処理装置に情報処理端末の情報とコンテンツデータ
の情報の送信を制御する第1の送信制御ステップと、他
の情報処理装置から情報処理端末の情報に対応するコン
テンツデータのライセンス情報の受信を制御する受信制
御ステップと、受信制御ステップの処理により受信が制
御された情報処理端末の情報に対応するコンテンツデー
タのライセンス情報に基づいて、情報処理端末に対応す
るコンテンツデータのライセンスがあるか否かの判断を
制御する判断制御ステップと、判断制御ステップの処理
により情報処理端末に対応するコンテンツデータのライ
センスがないと判断が制御された場合、コンテンツデー
タの変換を制御する変換制御ステップと、変換制御ステ
ップの処理により変換が制御されたコンテンツデータの
送信を制御する第2の送信制御ステップとを含む処理を
コンピュータに実行させることを特徴とする。
【0028】本発明の第2の情報処理装置は、情報処理
端末からコンテンツデータのライセンスの付与が要求さ
れたとき、情報処理端末の情報を取得する取得手段と、
情報処理端末に対するコンテンツデータの課金を処理す
る課金処理手段と、情報処理端末の情報に関連付けて、
取得手段により取得されたコンテンツデータのライセン
ス情報を登録する登録手段と、登録手段により登録され
た情報処理端末の情報に対応するコンテンツデータのラ
イセンス情報を、情報処理端末および他の情報処理装置
に送信する第1の送信手段とを備えることを特徴とす
る。
【0029】取得手段は、情報処理端末の情報として、
情報処理端末のIPアドレスを取得するようにすること
ができる。
【0030】他の情報処理装置より、情報処理端末の情
報およびコンテンツデータの情報を受信する受信手段
と、受信手段により受信された情報処理端末の情報およ
びコンテンツデータの情報に基づいて、登録手段により
登録された情報処理端末の情報に対応するコンテンツデ
ータのライセンス情報を読み出す読み出し手段と、読み
出し手段により読み出された情報処理端末の情報に対応
するコンテンツデータのライセンス情報を他の情報処理
装置に送信する第2の送信手段とをさらに備えるように
することができる。
【0031】本発明の第2の情報処理方法は、情報処理
端末からコンテンツデータのライセンスの付与が要求さ
れたとき、情報処理端末の情報を取得する取得ステップ
と、情報処理端末に対するコンテンツデータの課金を処
理する課金処理ステップと、情報処理端末の情報に関連
付けて、取得ステップの処理により取得されたコンテン
ツデータのライセンス情報を登録する登録ステップと、
登録ステップの処理により登録された情報処理端末の情
報に対応するコンテンツデータのライセンス情報を、情
報処理端末および他の情報処理装置に送信する送信ステ
ップとを含むことを特徴とする。
【0032】本発明の第2のプログラムは、情報処理端
末からコンテンツデータのライセンスの付与が要求され
たとき、情報処理端末の情報の取得を制御する取得制御
ステップと、情報処理端末に対するコンテンツデータの
課金の処理を制御する課金処理制御ステップと、情報処
理端末の情報に関連付けて、取得制御ステップの処理に
より取得が制御されたコンテンツデータのライセンス情
報の登録を制御する登録制御ステップと、登録制御ステ
ップの処理により登録が制御された情報処理端末の情報
に対応するコンテンツデータのライセンス情報の、情報
処理端末および他の情報処理装置に送信を制御する送信
制御ステップとを含む処理をコンピュータに実行させる
ことを特徴とする。
【0033】本発明の情報提供システム、情報処理装置
および方法、並びにプログラムにおいては、ネットワー
クを介して、第1の情報処理装置に、情報処理端末から
コンテンツデータの提供が要求されたとき、情報処理端
末の情報およびコンテンツデータの情報が第1の情報処
理装置から第2の情報処理装置に送信され、情報処理端
末の情報に対応するコンテンツデータのライセンス情報
が第2の情報処理装置から第1の情報処理装置に送信さ
れ、第1の情報処理装置により、コンテンツデータのラ
イセンス情報に基づいて、情報処理端末に対応するコン
テンツデータのライセンスの有無が判断され、ライセン
スがないと判断されたとき、コンテンツデータが変換さ
れて、情報処理端末に送信される。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態について説明する。
【0035】図3は、本発明を適用したストリーミング
コンテンツ提供システムの構成例を表している。インタ
ーネット42には、ユーザ端末41−1,41−2(以
下、これらのユーザ端末を個々に区別する必要がない場
合、単にユーザ端末41と称する)が接続されている。
この例においては、ユーザ端末が2台のみ示されている
が、インターネット42には、任意の台数のユーザ端末
が接続される。
【0036】また、インターネット42には、コンテン
ツサーバ44が提供するコンテンツを利用するのに必要
なライセンスをユーザ端末41に対して付与するライセ
ンスサーバ43、および、ユーザ端末41に対してスト
リーミングコンテンツ(以下、コンテンツと称する)を
提供するコンテンツサーバ44が接続されている。さら
に、ライセンスサーバ43およびコンテンツサーバ44
は、通信モジュール45によっても接続されており、ラ
イセンスサーバ43およびコンテンツサーバ44は、サ
ーバ間の通信を通信モジュール45を介して行う(な
お、サーバ間の通信もインターネット42を介して行う
ようにしてもよい)。
【0037】これらのライセンスサーバ43およびコン
テンツサーバ44も任意の台数、インターネット42に
接続される。
【0038】図4はユーザ端末41の構成を表してい
る。図4において、CPU(Central Processing Unit)6
1は、ROM(Read Only Memory)62に記憶されている
プログラム、または記憶部68からRAM(Random Access
Memory)63にロードされたプログラムに従って各種
の処理を実行する。RAM63にはまた、CPU61が各
種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜
記憶される。
【0039】CPU61、ROM62およびRAM63は、バス
64を介して相互に接続されている。このバス64には
また、入出力インタフェース65も接続されている。
【0040】入出力インタフェース65には、キーボー
ド、マウスなどよりなる入力部66、CRT(Cathode Ray
Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)などよりなるディ
スプレイ、並びにスピーカなどよりなる出力部67、ハ
ードディスクなどより構成される記憶部68、モデム、
ターミナルアダプタなどより構成される通信部69が接
続されている。通信部69は、インターネット42を介
しての通信処理を行う。
【0041】入出力インタフェース65にはまた、必要
に応じてドライブ70が接続され、磁気ディスク71、
光ディスク72、光磁気ディスク73、或いは半導体メ
モリ74などが適宜装着され、それらから読み出された
コンピュータプログラムが、必要に応じて記憶部68に
インストールされる。
【0042】図5は、ライセンスサーバ43の構成例を
示すブロック図である。
【0043】図5において、ライセンスサーバ43は、
図4のユーザ端末41のCPU61乃至通信部69に対応
するCPU91乃至通信部99を有しており、その基本的
構成は、ユーザ端末41と同様であるので、その説明は
省略する。
【0044】また、図5において、入出力インタフェー
ス95は、さらに、データベース100を有している。
データベース100は、各ユーザ端末に対応するコンテ
ンツのライセンス情報データ(図7を参照して後述す
る)などが記憶され、必要に応じて、CPU91等により
読み出され、通信部99等に供給される。通信部99
は、ユーザ端末41に対して、インターネット42を介
しての通信処理を行い、さらに、コンテンツサーバ44
に対して、通信モジュール45を介しての通信処理を行
う。
【0045】さらに、入出力インタフェース95には、
必要に応じてドライブ110が接続され、磁気ディスク
111、光ディスク112、光磁気ディスク113、或
いは半導体メモリ114などが適宜装着され、それらか
ら読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じ
て記憶部98にインストールされる。
【0046】なお、図示は省略するが、コンテンツサー
バ44も、図5に示したライセンスサーバ43と基本的
に同様の構成を有するコンピュータにより構成される。
コンテンツサーバ44においては、データベース100
は、コンテンツデータのビデオデータ、オーディオデー
タ、ライセンスがないユーザ端末に送信するための無音
データ(図10を参照して後述する)などが記憶され、
必要に応じて、CPU91等により読み出され、通信部9
9等に供給される。
【0047】図6は、ライセンスサーバ43の機能構成
例を示すブロック図である。図6に示される機能ブロッ
クは、CPU91により所定の制御プログラムが実行され
ることで実現される。
【0048】ユーザ情報取得部201は、コンテンツサ
ーバ44の利用者に関する情報を取得し、それを課金処
理部202または登録管理部203に通知する。例え
ば、ユーザ情報取得部201は、ライセンスサーバ43
にアクセスしたユーザ端末41のIPアドレスおよびユ
ーザ端末41から送信されてきたコンテンツのライセン
ス付与の要求の情報を取得し、ユーザ端末41のIPア
ドレスおよびユーザ端末41のユーザによりライセンス
の付与が要求されたコンテンツの情報等を課金処理部2
02および登録管理部203に通知する。
【0049】課金処理部202は、ユーザ情報取得部2
01から供給されたユーザ端末41のIPアドレスおよ
びユーザ端末41のユーザによりライセンスの付与が要
求されたコンテンツの情報等に基づいて、そのコンテン
ツに対するライセンスの課金処理を行う。
【0050】登録管理部203は、データベース100
のライセンスデータベース211を管理し、例えば、ユ
ーザ情報取得部201から供給されたユーザ端末41の
IPアドレスに関連付けて、課金処理部202により課
金処理されたコンテンツのライセンス情報をライセンス
データベース211に登録させる。また、登録管理部2
03は、ユーザ情報取得部201から供給されたユーザ
端末41のIPアドレスに基づいて、ライセンスデータ
ベース211に登録されているコンテンツのライセンス
情報を読み出す。
【0051】図7は、ライセンスデータベース211に
記憶されるユーザ情報の例を示す図である。
【0052】図7に示されるように、ライセンスデータ
ベース211においては、例えば、コンテンツのライセ
ンスの購入者(ユーザ端末)のIPアドレス、その購入
者により購入されたコンテンツ、購入されたコンテンツ
に対しての視聴権利情報(視聴可能期間)等のライセン
ス情報が管理される。
【0053】この例においては、IPアドレス「xx.
xx.xx.xx」のユーザ端末のユーザは、「コンテ
ンツA」、「コンテンツB」および「コンテンツC」の
ライセンスを購入しており、「コンテンツA」の視聴権
利状態は、「完全視聴可能状態」であり、「コンテンツ
B」の視聴権利状態は、「2001/11/01乃至2001/12/31」
までの期間の「期間限定視聴可能状態」であり、「コン
テンツC」の視聴権利状態は、「完全視聴可能状態」で
ある。また、IPアドレス「xx.xx.xx.yy」
のユーザ端末のユーザは、「コンテンツA」および「コ
ンテンツB」のライセンスを購入しており、「コンテン
ツA」の視聴権利状態は、「2001/09/15乃至2001/10/1
5」までの期間の「期間限定視聴可能状態」であり、
「コンテンツB」の視聴権利状態は、「完全視聴可能状
態」である。さらに、IPアドレス「aa.bb.c
c.dd」のユーザ端末のユーザは、「コンテンツC」
のライセンスを購入しており、「コンテンツC」の視聴
権利状態は、「完全視聴可能状態」である。
【0054】次に、図8のフローチャートを参照して、
IPアドレス「aa.bb.cc.dd」のユーザ端末
41がライセンスサーバ43からコンテンツCに対応す
るライセンスを取得する処理について説明する。
【0055】ステップS1において、ユーザが、入力部
66を操作することでライセンスサーバ43に対するア
クセスを指令すると、CPU61は、通信部69を制御
し、インターネット42を介してライセンスサーバ43
にアクセスさせる。ステップS2において、ユーザが、
入力部66を操作して、ライセンスを購入するコンテン
ツCを指定すると、CPU61は、この指定情報を受け取
り、通信部69から、インターネット42を介してライ
センスサーバ43に、指定されたコンテンツCを通知す
る。
【0056】図9のフローチャートを参照して後述する
ように、この通知を受けたライセンスサーバ43は、コ
ンテンツのライセンスCの登録完了情報を送信してくる
ので、ステップS3において、CPU61は、通信部69
を介して、このコンテンツCのライセンスの登録完了情
報を受信し、出力部67のモニタに表示させる。
【0057】次に、図9のフローチャートを参照して、
ユーザ端末41の以上の処理に対応するライセンスサー
バ43のライセンス登録処理について説明する。ライセ
ンスサーバ43においては、CPU91により、所定の制
御プログラムが実行され、図6に示されるような各機能
が展開されている。
【0058】ステップS21において、ライセンスサー
バ43のユーザ情報取得部201は、インターネット4
2から通信部99を介してユーザ端末41よりアクセス
を受けるまで待機し、アクセスを受けたと判定したと
き、ステップS22に進み、ユーザ端末41のIPアド
レス「aa.bb.cc.dd」を通信部99を介して
取得し、さらに、ユーザ端末41から送信されてきたコ
ンテンツCを指定する情報(コンテンツ名およびコンテ
ンツ視聴可能状態の情報)を取得する。このコンテンツ
を指定する情報は、ユーザ端末41が、図8のステップ
S2の処理において通知してきた情報である。
【0059】ステップS23において、ユーザ情報取得
部201は、課金処理部202に、ユーザ端末41のコ
ンテンツCのライセンスに対する課金処理を行わせる。
その後、ステップS24において、ユーザ情報取得部2
01は、登録管理部203に、ユーザ端末41のIPア
ドレス、課金処理済みのコンテンツ、そのコンテンツに
対しての視聴権利情報(視聴可能期間)等の情報を供給
し、ユーザ端末41のIPアドレスに関連付けて、課金
処理済みのコンテンツ、および、そのコンテンツに対し
ての視聴権利情報(視聴可能期間)等の情報をライセン
スデータベース211に登録させる。この場合、コンテ
ンツCに対応する情報が登録される。
【0060】ステップS25において、ユーザ情報取得
部201は、通信部99を制御し、インターネット42
を介してユーザ端末41に、さらに、通信モジュール4
5を介してコンテンツサーバ44に、コンテンツCのラ
イセンスの登録完了情報を送信する。なお、図20を参
照して後述するが、これがコンテンツAのライセンスの
登録完了情報であった場合、コンテンツAのライセンス
の登録完了情報は、ユーザ端末41にコンテンツAのコ
ンテンツデータ(無音データ)を送信中のコンテンツサ
ーバ44により、後述する図20のステップS205の
処理で受信される。
【0061】以上の処理により、ユーザ端末41は、コ
ンテンツCに対応するライセンスを取得する。
【0062】図10は、コンテンツサーバ44の機能構
成例を示すブロック図である。
【0063】図10に示される機能ブロックは、CPU9
1により所定の制御プログラムが実行されることで実現
される。
【0064】データ管理部231は、ビデオデータベー
ス241、オーディオデータベース242および無音デ
ータベース243に登録されているデータを管理する。
データ管理部231は、通信部99を介して、ユーザ端
末41から送信されてきたコンテンツの提供の要求を受
け、そのコンテンツが有料のコンテンツデータであれ
ば、ライセンスサーバ43に、そのコンテンツに対応す
るユーザ端末41のライセンスの有無を確認し、その結
果に基づいて、各データベースからデータを読み出し、
ビデオパケット化部232、オーディオパケット化部2
33または選択制御部234に出力する。
【0065】ビデオパケット化部232は、データ管理
部231より供給されたコンテンツのビデオデータをデ
ータ送信に適応した形式(例えば、RTP(Real Time T
ransport Protocol)パケット)に変換し、通信部99を
介して、ユーザ端末41に送信する。
【0066】選択制御部234は、データ管理部231
の指示に基づいて、データ管理部231より供給された
コンテンツのオーディオデータを、無音データに変換
し、オーディオパケット化部233に出力する。
【0067】オーディオパケット化部233は、データ
管理部231または選択制御部234から供給されたコ
ンテンツのオーディオデータ、または、選択制御部23
4により無音データに変換されたオーディオデータをデ
ータ送信に適応した形式(例えば、RTPパケット)に
変換し、通信部99を介して、ユーザ端末41に送信す
る。
【0068】コンテンツサーバ44は、データベース1
00に、ビデオデータベース241、オーディオデータ
ベース242および無音データベース243の3つのデ
ータベースを有する。ビデオデータベース241には、
コンテンツのビデオデータが登録され、オーディオデー
タベース242には、コンテンツのオーディオデータが
登録される。なお、コンテンツサーバ44では、有料コ
ンテンツも無料コンテンツも、同じデータベースに登録
されているが、分けて登録するようにしてもよいし、ま
た、ビデオデータおよびオーディオデータが分けて登録
されているが、一緒に登録するようにしてもよい。無音
データベース243は、後述する図11に示されるよう
に、コンテンツデータの圧縮形式に合った無音データを
登録する。無音データは、有料コンテンツの提供を要求
したが、そのコンテンツのライセンスを持たないユーザ
端末に対して、コンテンツのオーディオデータを変換す
るために用いられる(図13を参照して後述する)。
【0069】図11を参照して、無音データベース24
3に記憶される無音データの例を説明する。例えば、コ
ンテンツサーバ44において、ATRAC(Adaptive Transf
ormAcoustic Coding)3方式で圧縮されたオーディオデ
ータが使用されている場合を考える。ATRAC3のオーデ
ィオ圧縮データは、サウンドフレームと呼ばれる、デー
タ圧縮の単位ごとにひとまとまりにされた状態で、圧縮
が行われる。例えば、ATRAC3の場合は、1024サンプル
のPCM(Pulse Coded Modulation:パルス符号変調)オ
ーディオデータが1単位として圧縮される。
【0070】図11は、ATRAC3 132kbpsで圧縮された
場合のサウンドフレーム1つ分の無音データの一例を表
す図である。なお、図11においては、最初の1byteが
「A2」であり、残り191byteが「00」で構成される1
92byte(L,Rチャンネルで同じ物を使用)の場合の例
が示されているが、他の構成となる場合、または、L,
Rチャンネルで違う物を使用する場合もある。
【0071】この無音データを繰り返し使用することに
より、容易に任意のコンテンツのオーディオデータの無
音データが作成される。したがって、無音データベース
243では、無音データをコンテンツの再生時間分、コ
ンテンツのすべてのデータに対して登録しておく必要が
なく、各圧縮形式に応じたサウンドフレーム1つ分の無
音データのみが登録されている。
【0072】次に、図12のフローチャートを参照し
て、IPアドレス「aa.bb.cc.dd」のユーザ
端末41がコンテンツサーバ44からコンテンツCのコ
ンテンツデータを取得する処理について説明する。
【0073】ステップS41において、ユーザが、入力
部66を操作することでコンテンツサーバ44に対する
アクセスを指令すると、CPU61は、通信部69を制御
し、インターネット42を介してコンテンツサーバ44
にアクセスさせる。ステップS42において、ユーザ
が、入力部66を操作して、提供を受けるコンテンツC
を指定すると、CPU61は、この指定情報を受け取り、
通信部69から、インターネット2を介してコンテンツ
サーバ44に、指定されたコンテンツCを通知する。こ
の通知を受けたコンテンツサーバ44は、このコンテン
ツCに対応するライセンスの有無に基づいて、コンテン
ツデータを送信してくる(後述する図14のステップS
84または図15のステップS102)ので、ステップ
S43において、CPU61は、通信部69を介して、コ
ンテンツCのコンテンツデータを受信すると、ステップ
S44において、その受信したコンテンツデータを出力
部67のモニタおよびスピーカに再生させる。なお、こ
のとき、図13を参照して詳しく後述するが、ユーザ端
末41にコンテンツCに対応するライセンスがある場
合、完全なコンテンツデータが視聴され、ユーザ端末4
1にコンテンツCに対応するライセンスがない場合、不
完全なコンテンツデータ(無音のコンテンツデータ)が
視聴される。
【0074】ステップS45において、CPU61は、ユ
ーザにより入力部66が操作されることでコンテンツデ
ータの再生が中断されたか否かを判断し、データの再生
が中断されたと判断した場合、ステップS46におい
て、CPU61は、通信部69から、インターネット42
を介してコンテンツサーバ44に、コンテンツデータの
再生の中断を指示し、コンテンツCのコンテンツデータ
の取得処理を終了する。また、ステップS45におい
て、コンテンツデータの再生が中断されないと判断され
た場合、ステップS47において、CPU61は、コンテ
ンツデータの再生が終了したか否かを判断し、まだ、終
了していないと判断した場合、ステップS43に戻り、
それ以降の処理を繰り返す。
【0075】ステップS47において、コンテンツデー
タの再生が終了したと判断された場合、コンテンツCの
コンテンツデータの取得処理が終了される。
【0076】次に、図13のフローチャートを参照し
て、ユーザ端末41の以上の処理に対応するコンテンツ
サーバ44のコンテンツCのコンテンツデータ提供処理
について説明する。コンテンツサーバ44においては、
CPU91により、所定の制御プログラムが実行され、図
10に示されるような各機能が展開されている。
【0077】コンテンツサーバ44のデータ管理部23
1は、ステップS61において、インターネット42か
ら通信部99を介してユーザ端末41よりアクセスを受
けるまで待機し、アクセスを受けたと判定したとき、ス
テップS62に進み、ユーザ端末41のIPアドレス
「aa.bb.cc.dd」を通信部99を介して取得
し、さらに、ユーザ端末41から送信されてきたコンテ
ンツCを指定する(コンテンツCの提供を要求する)情
報(コンテンツ名およびコンテンツ視聴可能状態の情
報)を取得する。このコンテンツCを指定する情報は、
ユーザ端末41が、図12のステップS42の処理にお
いて通知してきた情報である。
【0078】ステップS63において、データ管理部2
31は、各データベース(ビデオデータベース241ま
たはオーディオデータベース242)を参照して、指定
されたコンテンツCが有料か否かを判断し、指定された
コンテンツCが有料であると判断した場合、ステップS
64において、データ管理部231は、通信部99を制
御し、通信モジュール45を介して、ライセンスサーバ
43に、ユーザ端末41のコンテンツCに対応するライ
センスの情報を求める信号を送信する。これに対して、
ライセンスサーバ43は、ライセンス情報を送信してく
る(後述する図16のステップS123)ので、そのラ
イセンス情報に基づいて、データ管理部231は、ユー
ザ端末41に、コンテンツCに対応するライセンスがあ
るか否かを判断し、ユーザ端末41に、このコンテンツ
Cに対応するライセンスがないと判断した場合、ステッ
プS66において、無音データの送信処理が実行され
る。
【0079】ステップS66において実行される、コン
テンツサーバ44における無音データの送信処理を図1
4のフローチャートを参照にして説明する。
【0080】ステップS81において、データ管理部2
31は、無音データベース243から、図11で上述し
たように、指定されたコンテンツCのコンテンツデータ
の圧縮形式の無音データのサウンドフレーム1つ分を読
み出し、選択制御部234に出力する。また、ステップ
S82において、データ管理部231は、ビデオデータ
ベース241から、コンテンツCのビデオデータを読み
出し、ビデオパケット化部232に出力し、オーディオ
データベース242からコンテンツCのオーディオデー
タを読み出し、選択制御部234へ出力する。
【0081】次に、ステップS83において、選択制御
部234は、コンテンツCのコンテンツのオーディオデ
ータを、無音データに変換して、オーディオパケット化
部233に出力する。ステップS84において、ビデオ
パケット化部232は、ビデオデータを、オーディオパ
ケット化部233は、ステップS83において無音デー
タに変換されたオーディオデータを、それぞれ送信に適
応したRTPパケットに変換し、通信部99を制御し、
インターネット42を介して、ユーザ端末41へ送信す
る。
【0082】ステップS85において、データ管理部2
31は、コンテンツCのコンテンツデータがすべて読み
出されていない、かつ、ユーザ端末41よりコンテンツ
Cの再生の中断の指示を受けていないと判断した場合、
ステップS82に戻り、それ以降の処理を繰り返す。ス
テップS85において、コンテンツCのコンテンツデー
タがすべて読み出されたか、または、ユーザ端末41よ
りコンテンツ再生の中断の指示を受けたと判断された場
合、無音データの送信処理は終了される。
【0083】一方、図13のステップS63において、
指定されたコンテンツCが有料ではない(無料コンテン
ツである)と判断された場合、あるいは、ステップS6
5において、ユーザ端末41に指定されたコンテンツC
に対応するライセンスがあると判断された場合、ステッ
プS67において、コンテンツデータ送信処理が実行さ
れる。
【0084】ステップS67において実行される、コン
テンツサーバ44におけるコンテンツデータの送信処理
を図15のフローチャートを参照にして説明する。
【0085】ステップS101において、データ管理部
231は、ビデオデータベース241から、指定された
コンテンツCのビデオデータを読み出し、ビデオパケッ
ト化部232に出力し、オーディオデータベース242
からコンテンツCのオーディオデータを読み出し、オー
ディオパケット化部233に出力する。
【0086】ステップS102において、ビデオパケッ
ト化部232は、ビデオデータを、オーディオパケット
化部233は、オーディオデータをそれぞれ、送信に適
応したRTPパケットに変換し、通信部99を制御し、
インターネット42を介して、ユーザ端末41へ送信す
る。
【0087】ステップS103において、データ管理部
231は、コンテンツCのコンテンツデータがすべて読
み出されていない、かつ、ユーザ端末41よりコンテン
ツCの再生の中断の指示を受けていないと判断した場
合、ステップS101に戻り、それ以降の処理を繰り返
す。ステップS103において、コンテンツCのコンテ
ンツデータがすべて読み出された、または、ユーザ端末
41よりコンテンツCの再生の中断の指示を受けたと判
断された場合、コンテンツデータ送信処理は終了され
る。
【0088】さらに、図16のフローチャートを参照し
て、コンテンツサーバ44の以上の処理に対応するライ
センスサーバ43のライセンス情報提供処理について説
明する。
【0089】ステップS121において、ユーザ情報取
得部201は、コンテンツサーバ44より、ユーザ端末
41のコンテンツCに対応するライセンスの情報を求め
る信号を受信するまで待機する。この信号は、コンテン
ツサーバ44が、図13のステップS64の処理におい
て送信してきた信号である。
【0090】ユーザ情報取得部201は、ステップS1
21において、ユーザ端末41のコンテンツCに対応す
るライセンスの情報を求める信号を受信した場合、ステ
ップS122において、登録管理部203に、ユーザ端
末41のIPアドレスに基づいて、ユーザ端末41のコ
ンテンツCに対応するライセンスの情報を、ライセンス
データベース211から取得する。この場合、図7に示
されるように、IPアドレス「aa.bb.cc.d
d」のユーザの「コンテンツC」に対応する視聴権利状
態が、「完全視聴可能状態」であるというライセンス情
報である。そこで、ステップS123において、ユーザ
情報取得部201は、取得したユーザ端末41のコンテ
ンツCに対応するライセンスの情報を、通信部99を制
御し、通信モジュール45を介して、コンテンツサーバ
44に送信する。
【0091】以上のように、このコンテンツ提供システ
ムを利用するユーザは、コンテンツの著作権の権利保護
に関して、特別に何も行う必要がなく、コンテンツサー
バ44側で、極めて小さな無音データ(例えば、ATRAC
3 132kbpsの場合、192byte)の登録とユーザの視聴ラ
イセンスの有無に応じて、指定された(提供が要求され
た)コンテンツのオーディオデータを登録された無音デ
ータに変えて送信する処理を追加するだけで、例えば、
視聴ライセンスを有して完全な視聴が可能なユーザと視
聴ライセンスを持たず、無音でしかコンテンツを視聴す
ることのできないユーザというように、視聴ライセンス
の有無により、コンテンツの再生(視聴)結果を明確に
区別することができるシステムを構築することができ
る。
【0092】また、この無音データのコンテンツデータ
を用いることにより、コンテンツデータを一切加工する
ことなく、無音データのコンテンツデータを視聴「お試
し版」のコンテンツデータとして提供するようにするこ
とも可能である。
【0093】次に、図17のフローチャートを参照し
て、IPアドレス「aa.bb.cc.dd」のユーザ
端末41がコンテンツサーバ44からライセンスのない
コンテンツAのコンテンツデータを取得する処理の他の
例について説明する。ステップS141乃至S144の
処理は、図12のステップS41乃至S44の処理と同
様であり、その説明は、繰り返しになるので適宜省略す
る。
【0094】ステップS142において、ユーザは、入
力部66を操作して、提供を要求するコンテンツAを指
定すると、CPU61は、この指定情報を受け取り、通信
部69から、インターネット42を介してコンテンツサ
ーバ43に、指定されたコンテンツAを通知する。この
通知を受けたコンテンツサーバ43は、このコンテンツ
Aに対応するライセンスがないので、図14を参照して
上述したように、コンテンツAのビデオデータおよび無
音データに変換されたオーディオデータを送信してくる
(後述する図20のステップS206)ので、ステップ
S143において、CPU61は、通信部69を介して、
このコンテンツデータを受信すると、ステップS144
において、その受信したコンテンツデータを出力部67
のモニタおよびスピーカに再生させる。なお、今の場
合、スピーカからは、オーディオデータとして、無音デ
ータしか出力されていない。
【0095】そこで、ユーザは、モニタに出力されたビ
デオデータを見て、このコンテンツAのオーディオデー
タが視聴したくなり、このコンテンツAに対応するライ
センスを取得するため、入力部66を操作する。これに
対して、CPU61は、ステップS145において、ユー
ザの入力部66の操作に基づいて、コンテンツAのライ
センスを取得するか否かを判断し、コンテンツAのライ
センスを取得すると判断した場合、ステップS146に
おいて、コンテンツAのライセンス取得処理を実行す
る。このコンテンツAのライセンス取得処理を図18の
フローチャートを参照して説明する。
【0096】ステップS161乃至S163およびステ
ップS166乃至S168の処理は、図8のステップS
1乃至S3および図12のステップS45乃至S47の
処理と同様であり、繰り返しになるので、その説明を適
宜省略する。
【0097】ステップS162の通知を受けたライセン
スサーバ43は、コンテンツAのライセンスの登録完了
情報をユーザ端末41だけでなく、コンテンツサーバ4
4にも送信している(図9のステップS25)。したが
って、その情報を取得したコンテンツサーバ44は、こ
のコンテンツのオーディオデータを、今まで送信してい
た無音データではなく、元(コンテンツA)のオーディ
オデータを送信してくる(後述する図20のステップS
204)ので、ステップS164において、CPU61
は、通信部69を介して、このコンテンツデータを受信
すると、ステップS165において、その受信したコン
テンツデータを出力部67のモニタおよびスピーカに再
生させる。このときのオーディオデータは、コンテンツ
Aのオーディオデータであり、これにより、ユーザは、
コンテンツAの無音データの受信の途中からもコンテン
ツAを完全な状態で視聴することができるようになる。
【0098】一方、図17のステップS145におい
て、コンテンツAのライセンスを取得しないと判断され
た場合、処理は、ステップS147に進む。ステップS
147乃至S149の処理は、図12のステップS45
乃至S47の処理と同様であり、その説明を省略する。
【0099】次に、図19のフローチャートを参照し
て、ユーザ端末41の以上の処理に対応するコンテンツ
サーバ44のコンテンツ提供処理について説明する。図
19において、ステップS181乃至S185およびS
187の処理は、図13のステップS61乃至S65お
よびS67の処理と同様であり、繰り返しになるので、
その説明を省略する。
【0100】ステップS186において、無音データ送
信処理が実行される。この無音データ送信処理を図20
のフローチャートを参照して説明する。
【0101】ステップS201乃至S204およびステ
ップS207の処理は、図14のステップS81乃至S
84およびステップS85の処理と同様であり、その説
明は、繰り返しになるので適宜省略する。
【0102】ステップS201乃至S204の処理にお
いて、コンテンツサーバ44がコンテンツAの無音デー
タを送信している間に、ユーザ端末41がライセンスサ
ーバ43よりコンテンツAのライセンスを取得し(図1
8ステップS161乃至S163)、ライセンスサーバ
43から、ユーザ端末41のコンテンツAに対応するラ
イセンスの情報(登録完了の情報)を送ってくる(図9
のステップS25)ので、ステップS205において、
データ管理部231は、通信部99を制御し、通信モジ
ュール42を介して、ライセンスサーバ43からユーザ
端末41のコンテンツAに対応するライセンスの情報を
受信したか否かを判断し、受信したと判断した場合、デ
ータ管理部231は、そのライセンス情報に基づいて、
ユーザ端末41がコンテンツAのライセンスを取得した
(ユーザ端末41にコンテンツAのライセンスがある)
とし、ステップS206において、コンテンツサーバ4
4は、コンテンツデータの送信処理を行う(図13のス
テップS67の処理と同様)。すなわち、ステップS2
06のコンテンツデータの送信処理において、データ管
理部231は、選択制御部234に出力していたオーデ
ィオデータを、直接、オーディオパケット化部233に
出力するようになる。
【0103】これにより、コンテンツAのオーディオデ
ータは、無音データに変換されずにユーザ端末41に送
信される。さらに、データ管理部231は、ビデオデー
タとオーディオデータを同時に読み出しているため、同
期が外れることはない。
【0104】ステップS205において、データ管理部
231は、通信部99を制御し、通信モジュール42を
介して、ライセンスサーバ43からユーザ端末41のコ
ンテンツAに対応するライセンスの情報を受信していな
いと判断した場合、ステップS207に進む。
【0105】以上の処理により、コンテンツAのオーデ
ィオデータを無音状態で再生している(視聴「お試し
版」の)途中でも、オーディオデータは、通常通り、デ
ータベースから読み出されており、ビデオデータとオー
ディオデータの同期が取れているので、再生の途中から
視聴ライセンスを取得したユーザに対しても、完全な状
態の視聴への移行が容易に行える。
【0106】なお、ユーザは、視聴の途中での状態の変
更だけでなく、視聴ライセンスの取得処理のために、コ
ンテンツの視聴を一時中断し、ライセンス取得後、完全
な状態での視聴を開始するようにもできる。
【0107】図21は、コンテンツサーバ44の機能の
他の構成例を示すブロック図である。
【0108】図21に示される機能ブロックは、CPU9
1により所定の制御プログラムが実行されることで実現
される。なお、図21において、図10における場合と
対応する部分には対応する符号を付してあり、その説明
は繰り返しになるので適宜省略する。
【0109】データ管理部301は、ビデオデータベー
ス241、オーディオデータベース242、無音データ
ベース243および無音化パートリストデータベース3
13に登録されているデータを管理する。データ管理部
301は、通信部99を介して、ユーザ端末41から送
信されてきたコンテンツの提供の要求を受け、そのコン
テンツが有料のコンテンツデータであれば、ライセンス
サーバ43に、そのコンテンツに対応するユーザ端末4
1のライセンスの有無を確認し、その結果に基づいて、
各データベースのコンテンツデータを読み出し、ビデオ
パケット化部232、オーディオパケット化部233ま
たは選択制御部234に出力する。さらに、データ管理
部301は、無音化パートリストデータベース313よ
り、コンテンツに対応する無音化パートリストデータを
読み出し、時間監視部302に出力する。
【0110】時間監視部302は、コンテンツデータの
読み出しが始まると、常に、コンテンツデータの再生時
間を監視し、データ管理部301からの無音化パートリ
ストデータの指示に基づいて、選択制御部234を制御
し、データ管理部301より供給されたコンテンツのオ
ーディオデータの一部分を、無音データに変換させる。
選択制御部234は、時間監視部302の指示に基づい
て、コンテンツのオーディオデータの一部分を、無音デ
ータに変換し、指示のない部分は、コンテンツのオーデ
ィオデータをそのままオーディオパケット化部233に
出力する。
【0111】コンテンツサーバ44は、データベース1
00に、ビデオデータベース241、オーディオデータ
ベース242、無音データベース243、無音化パート
リストデータベース313の4つのデータベースを有す
る。無音化パートリストデータベース313には、各コ
ンテンツに対応する、無音化パートリストデータが登録
される。無音化パートリストデータは、有料コンテンツ
の提供を要求したが、そのコンテンツのライセンスを持
たないユーザ端末に対して、コンテンツのオーディオデ
ータのどの部分を無音データに変換するかを決めたタイ
ムテーブル情報である。
【0112】図22は、無音化リストデータベース31
3に記憶される無音化リストデータの例を示す図であ
る。
【0113】例えば、コンテンツAに対しては、コンテ
ンツAに対する無音化部分「なし」とされる。したがっ
て、コンテンツAに関しては、すべてにわたって視聴可
能であるとされる。また、コンテンツBに対して無音化
部分は、「1:00− 」に示されるように、最初乃至1:00
(1分間)は、コンテンツのオーディオデータが再生さ
れ、コンテンツの1分が過ぎた以降は、オーディオデー
タを無音データに変換するように指定されている。
【0114】さらに、コンテンツCに対しての無音化部
分は、「0:00−1:20」、「1:30−」に示されるように、
コンテンツの最初乃至1:20(1分20秒間)は、オーデ
ィオデータが無音データに変換され、例えば、曲のサビ
部分などにあたる、1:20乃至1:30の間(1分30秒間)
は、コンテンツのオーディオデータが再生され、その後
は、また、オーディオデータが無音データに変換される
ことが指定されている。また、コンテンツDに対しての
無音化部分は、「0:25−0:30」、「1:25−1:30」に示さ
れるように、最初の0:25(25秒間)は、コンテンツの
オーディオデータが再生され、0:25乃至0:30(5秒間)
は、オーディオデータが無音データに変換され、0:30乃
至1:25(55秒間)は、コンテンツのオーディオデータ
が再生され、さらに、1:25乃至1:30(5秒間)は、オー
ディオデータが無音データに変換され、その後は、コン
テンツのオーディオデータが再生されることが指定され
ている。
【0115】以上のように、無音化パートリストは、コ
ンテンツごとに、無音データに変換するオーディオデー
タの部分が予め決められており、この無音化パートリス
トを使用した無音データ送信処理を図23のフローチャ
ートを参照に説明する。なお、この処理は、図13のス
テップS66の無音データ送信処理の他の例である。
【0116】ステップS251において、データ管理部
301は、無音データベース243から、指定されたコ
ンテンツデータの圧縮形式の無音データのサウンドフレ
ーム1つ分を読み出し、選択制御部234に出力する。
また、ステップS252において、データ管理部301
は、無音化パートリストデータベース313から、図2
2を参照して上述したように、指定されたコンテンツC
に対応する無音化パートリストデータを読み出し、時間
監視部302に出力する。
【0117】次に、ステップS253において、データ
管理部301は、ビデオデータベース241から、指定
されたコンテンツCのビデオデータを読み出し、ビデオ
パケット化部232に出力し、オーディオデータベース
242から指定されたコンテンツCのオーディオデータ
を読み出し、選択制御部234へ出力する。
【0118】次に、ステップS254において、時間監
視部302は、選択制御部234を制御し、コンテンツ
Cの無音化パートリストデータに基づいて、コンテンツ
Cのオーディオデータの指定された部分を無音データに
変換し、また、コンテンツCのオーディオデータの指定
されない部分をそのままのオーディオデータとして、オ
ーディオパケット化部233に出力させる。ステップS
255およびS256の処理は、図14のステップS8
4乃至S85の処理と同様のため、その処理は、繰り返
しになるので説明を省略する。
【0119】以上のように、視聴「お試し版」として、
例えば、ミュージックビデオのサビの部分のみ、また
は、映画の最初の10分間は、無音ではなく音を聞こえる
ようにするなど、コンテンツの一部のみを無音データに
変換するようにできる。
【0120】さらに、上記説明においては、コンテンツ
のオーディオデータの無音データに変換する場合につい
て、説明したが、予め決められた警告音をデータベース
に登録し、変換するようにすることもできる。
【0121】例えば、「現在、お試し状態での再生中で
す。そのため、音声をおききいただくことはできませ
ん」などのような警告音を予めデータベースに登録して
おき、それを読み出し、指定されたコンテンツのオーデ
ィオデータに変換して、繰り返し再生させる。なお、こ
の場合のデータ量は、ATRAC3 132kbpsの場合、10秒間
のデータで、約170KBであるため、コンテンツサーバ4
4の全体に対するデータ容量の負荷の影響は少ない。
【0122】また、送信するコンテンツ(ストリーミン
グコンテンツ)として、コンテンツサーバ44のデータ
ベース100に保存されているマルチメディアデータの
例を説明したが、カメラからの画像、マイク入力からの
音声をリアルタイムでエンコードし、送信するような、
ライブストリーミングにも、使用することが容易にでき
る。
【0123】上記説明においては、オーディオデータと
してATRAC3の例をあげたが、他のオーディオコーデック
(MP3、Windows(R) Media Audio等)についても同様であ
る。
【0124】また、上記説明においては、完全なビデオ
データと、不完全なオーディオデータによる視聴「お試
し版」を説明したが、完全なオーディオデータと、不完
全なビデオデータ(この場合は音だけがでて、画像は表
示されない)という状態での「お試し版」にも、本発明
を適用することができる。
【0125】以上の本発明により、コンテンツサーバ側
で簡単にユーザに対する視聴の制御をすることができ
る。
【0126】上述した一連の処理は、ハードウェアによ
り実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行
させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより
実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプロ
グラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコン
ピュータ、または、各種のプログラムをインストールす
ることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば
汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム格納
媒体からインストールされる。
【0127】コンピュータにインストールされ、コンピ
ュータによって実行可能な状態とされるプログラムを格
納するプログラム格納媒体は、図5に示されるように、
磁気ディスク111(フレキシブルディスクを含む)、
光ディスク112(CD-ROM(CompactDisc-Read Only Mem
ory)、DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気
ディスク113(MD(Mini-Disc)(商標)を含む)、も
しくは半導体メモリ114などよりなるパッケージメデ
ィア、または、プログラムが一時的もしくは永続的に格
納されるROM92や、記憶部98などにより構成され
る。
【0128】なお、本明細書において、記録媒体に記録
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に従って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
【0129】なお、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表すものであ
る。
【0130】
【発明の効果】以上の如く、本発明の情報提供システ
ム、情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログ
ラムによれば、ストリーミングにおけるコンテンツデー
タの権利保護が簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のストリーミング配信システムの例を説明
する図である。
【図2】従来のストリーミング配信システムの他の例を
説明する図である。
【図3】本発明を適用したコンテンツ提供システムの構
成例を示す図である。
【図4】図3のユーザ端末の構成例を示すブロック図で
ある。
【図5】図3のライセンスサーバの構成例を示すブロッ
ク図である。
【図6】図3のライセンスサーバの機能構成例を示すブ
ロック図である。
【図7】図3のライセンスサーバのライセンスデータベ
ースを説明する図である。
【図8】図3のユーザ端末のライセンス取得処理を説明
するフローチャートである。
【図9】図3のライセンスサーバのライセンス登録処理
を説明するフローチャートである。
【図10】図3のコンテンツサーバの機能構成例を示す
ブロック図である。
【図11】図3のコンテンツサーバの無音データを説明
する図である。
【図12】図3のユーザ端末のコンテンツデータ取得処
理を説明するフローチャートである。
【図13】図3のコンテンツサーバのコンテンツデータ
提供処理を説明するフローチャートである。
【図14】図13のステップS66の無音データ送信処
理を説明するフローチャートである。
【図15】図13のステップS67のコンテンツデータ
送信処理を説明するフローチャートである。
【図16】図3のライセンスサーバのライセンス情報提
供処理を説明するフローチャートである。
【図17】図3のユーザ端末のコンテンツデータ取得処
理の他の例を説明するフローチャートである。
【図18】図17のステップS146のライセンス取得
処理の他の例を説明するフローチャートである。
【図19】図3のコンテンツサーバのコンテンツデータ
提供処理の他の例を説明するフローチャートである。
【図20】図19のステップS186の無音データ送信
処理の他の例を説明するフローチャートである。
【図21】図3のコンテンツサーバの機能構成の他の例
を示すブロック図である。
【図22】図3のコンテンツサーバの無音化パートリス
トを説明する図である。
【図23】図13のステップS66の無音データ送信処
理の他の例を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
41−1,41−2 ユーザ端末,42 インターネッ
ト,43 ライセンスサーバ,44 コンテンツサー
バ,45 通信モジュール,61 CPU,66入力部,
67 出力部,69 通信部,91 CPU,99 通信
部,100 データベース,201 ユーザ情報取得
部,202 課金処理部,203 登録管理部,211
ライセンスデータベース,231 データ管理部,
232 ビデオパケット化部,233 オーディオパケ
ット化部, 234 選択制御部,241 ビデオデー
タベース,242 オーディオデータベース,243
無音データベース,301 データ管理部,302 時
間監視部,313 無音化パートリストデータベース

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理端末と、ネットワークを介し
    て、前記情報処理端末にコンテンツデータを提供する第
    1の情報処理装置と、前記情報処理端末の情報に関連付
    けて前記コンテンツデータのライセンス情報を管理する
    第2の情報処理装置とからなる情報提供システムにおい
    て、 前記第1の情報処理装置に、前記情報処理端末から前記
    コンテンツデータの提供が要求されたとき、前記情報処
    理端末の情報および前記コンテンツデータの情報を前記
    第1の情報処理装置から前記第2の情報処理装置に送信
    し、 前記情報処理端末の情報に対応する前記コンテンツデー
    タの前記ライセンス情報を前記第2の情報処理装置から
    前記第1の情報処理装置に送信し、 前記第1の情報処理装置は、前記コンテンツデータの前
    記ライセンス情報に基づいて、前記情報処理端末に対応
    する前記コンテンツデータのライセンスの有無を判断
    し、前記ライセンスがないと判断したとき、前記コンテ
    ンツデータを変換して、前記情報処理端末に送信するこ
    とを特徴とする情報提供システム。
  2. 【請求項2】 前記第1の情報処理装置は、前記情報処
    理端末に対応する前記コンテンツデータのライセンスの
    有無を判断し、前記ライセンスがないと判断したとき、
    前記コンテンツデータとしてのオーディオデータを無音
    のオーディオデータに変換することを特徴とする請求項
    1に記載の情報提供システム。
  3. 【請求項3】 前記第1の情報処理装置は、前記情報処
    理端末に対応する前記コンテンツデータのライセンスの
    有無を判断し、前記ライセンスがないと判断したとき、
    前記コンテンツデータとしてのオーディオデータを予め
    設定されたオーディオデータに変換することを特徴とす
    る請求項1に記載の情報提供システム。
  4. 【請求項4】 前記情報処理端末の情報は、前記情報処
    理端末のIPアドレスであることを特徴とする請求項1
    に記載の情報提供システム。
  5. 【請求項5】 前記情報処理端末から前記第2の情報処
    理装置に前記コンテンツデータの前記ライセンスの付与
    が要求されたとき、前記第2の情報処理装置は、前記情
    報処理端末の情報に関連付けて前記コンテンツデータの
    前記ライセンス情報を登録し、前記ライセンス情報を前
    記第1の情報処理装置に送信し、 前記第1の情報処理装置は、前記コンテンツデータを変
    換し、前記情報処理端末に送信している間に、前記情報
    処理端末の情報に対応する前記コンテンツデータの前記
    ライセンス情報を前記第2の情報処理装置から受信した
    場合、前記情報処理端末に対応する前記コンテンツデー
    タの前記ライセンスの有無を判断し、前記ライセンスが
    あると判断したとき、前記コンテンツデータの変換を中
    止し、前記コンテンツデータをそのまま前記情報処理端
    末に送信することを特徴とする請求項1に記載の情報提
    供システム。
  6. 【請求項6】 ネットワークを介して、情報処理端末に
    コンテンツデータを提供する情報処理装置において、 前記情報処理端末から前記コンテンツデータの提供が要
    求されたとき、前記情報処理端末の情報と前記コンテン
    ツデータの情報を他の情報処理装置に送信する第1の送
    信手段と、 前記他の情報処理装置から前記情報処理端末の情報に対
    応する前記コンテンツデータの前記ライセンス情報を受
    信する受信手段と、 前記受信手段により受信された前記情報処理端末の情報
    に対応する前記コンテンツデータの前記ライセンス情報
    に基づいて、前記情報処理端末に対応する前記コンテン
    ツデータのライセンスがあるか否かを判断する判断手段
    と、 前記判断手段により前記情報処理端末に対応する前記コ
    ンテンツデータの前記ライセンスがないと判断された場
    合、前記コンテンツデータを変換する変換手段と、 前記変換手段により変換されたコンテンツデータを前記
    情報処理端末に送信する第2の送信手段とを備えること
    を特徴とする情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記変換手段は、前記コンテンツデータ
    としてのオーディオデータを無音のオーディオデータに
    変換することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装
    置。
  8. 【請求項8】 前記変換手段は、前記コンテンツデータ
    としてのオーディオデータを予め設定されたオーディオ
    データに変換することを特徴とする請求項6に記載の情
    報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記第1の送信手段は、前記情報処理端
    末の情報として、前記情報処理端末のIPアドレスを送
    信することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装
    置。
  10. 【請求項10】 前記変換手段は、前記コンテンツデー
    タを変換している間に、前記受信手段により前記他の情
    報処理装置から前記情報処理端末の情報に対応する前記
    コンテンツデータの前記ライセンス情報が受信された場
    合、前記判断手段により前記情報処理端末に対応する前
    記コンテンツデータの前記ライセンスがあると判断され
    たとき、前記コンテンツデータの変換を中止し、前記第
    2の送信手段は、前記コンテンツデータをそのまま前記
    情報処理端末に送信することを特徴とする請求項6に記
    載の情報処理装置。
  11. 【請求項11】 ネットワークを介して、情報処理端末
    にコンテンツデータを提供する情報処理装置の情報処理
    方法であって、 前記情報処理端末から前記コンテンツデータの提供が要
    求されたとき、前記情報処理端末の情報と前記コンテン
    ツデータの情報を他の情報処理装置に送信する第1の送
    信ステップと、 前記他の情報処理装置から前記情報処理端末の情報に対
    応する前記コンテンツデータの前記ライセンス情報を受
    信する受信ステップと、 前記受信ステップの処理により受信された前記情報処理
    端末の情報に対応する前記コンテンツデータの前記ライ
    センス情報に基づいて、前記情報処理端末に対応する前
    記コンテンツデータのライセンスがあるか否かを判断す
    る判断ステップと、 前記判断ステップの処理により前記情報処理端末に対応
    する前記コンテンツデータの前記ライセンスがないと判
    断された場合、前記コンテンツデータを変換する変換ス
    テップと、 前記変換ステップの処理により変換されたコンテンツデ
    ータを送信する第2の送信ステップとを含むことを特徴
    とする情報処理方法。
  12. 【請求項12】 ネットワークを介して、情報処理端末
    にコンテンツデータを提供する情報処理装置用のプログ
    ラムであって、 前記情報処理端末から前記コンテンツデータの提供が要
    求されたとき、他の情報処理装置に前記情報処理端末の
    情報と前記コンテンツデータの情報の送信を制御する第
    1の送信制御ステップと、 前記他の情報処理装置から前記情報処理端末の情報に対
    応する前記コンテンツデータの前記ライセンス情報の受
    信を制御する受信制御ステップと、 前記受信制御ステップの処理により受信が制御された前
    記情報処理端末の情報に対応する前記コンテンツデータ
    の前記ライセンス情報に基づいて、前記情報処理端末に
    対応する前記コンテンツデータのライセンスがあるか否
    かの判断を制御する判断制御ステップと、 前記判断制御ステップの処理により前記情報処理端末に
    対応する前記コンテンツデータの前記ライセンスがない
    と判断が制御された場合、前記コンテンツデータの変換
    を制御する変換制御ステップと、 前記変換制御ステップの処理により変換が制御されたコ
    ンテンツデータの送信を制御する第2の送信制御ステッ
    プとを含む処理をコンピュータに実行させることを特徴
    とするプログラム。
  13. 【請求項13】 ネットワークを介してコンテンツデー
    タの提供を受ける情報処理端末の前記コンテンツデータ
    のライセンス情報を管理する情報処理装置において、 前記情報処理端末から前記コンテンツデータのライセン
    スの付与が要求されたとき、前記情報処理端末の情報を
    取得する取得手段と、 前記情報処理端末に対する前記コンテンツデータの課金
    を処理する課金処理手段と、 前記情報処理端末の情報に関連付けて、前記取得手段に
    より取得された前記コンテンツデータの前記ライセンス
    情報を登録する登録手段と、 前記登録手段により登録された前記情報処理端末の情報
    に対応する前記コンテンツデータの前記ライセンス情報
    を、前記情報処理端末および他の情報処理装置に送信す
    る第1の送信手段とを備えることを特徴とする情報処理
    装置。
  14. 【請求項14】 前記取得手段は、前記情報処理端末の
    情報として、前記情報処理端末のIPアドレスを取得す
    ることを特徴とする請求項13に記載の情報処理装置。
  15. 【請求項15】 前記他の情報処理装置より、前記情報
    処理端末の情報および前記コンテンツデータの情報を受
    信する受信手段と、 前記受信手段により受信された前記情報処理端末の情報
    および前記コンテンツデータの情報に基づいて、前記登
    録手段により登録された前記情報処理端末の情報に対応
    する前記コンテンツデータの前記ライセンス情報を読み
    出す読み出し手段と、 前記読み出し手段により読み出された前記情報処理端末
    の情報に対応する前記コンテンツデータの前記ライセン
    ス情報を前記他の情報処理装置に送信する第2の送信手
    段とをさらに備えることを特徴とする請求項13に記載
    の情報処理装置。
  16. 【請求項16】 ネットワークを介してコンテンツデー
    タの提供を受ける情報処理端末の前記コンテンツデータ
    のライセンス情報を管理する情報処理装置の情報処理方
    法であって、 前記情報処理端末から前記コンテンツデータのライセン
    スの付与が要求されたとき、前記情報処理端末の情報を
    取得する取得ステップと、 前記情報処理端末に対する前記コンテンツデータの課金
    を処理する課金処理ステップと、 前記情報処理端末の情報に関連付けて、前記取得ステッ
    プの処理により取得された前記コンテンツデータの前記
    ライセンス情報を登録する登録ステップと、 前記登録ステップの処理により登録された前記情報処理
    端末の情報に対応する前記コンテンツデータの前記ライ
    センス情報を、前記情報処理端末および他の情報処理装
    置に送信する送信ステップとを含むことを特徴とする情
    報処理方法。
  17. 【請求項17】 ネットワークを介してコンテンツデー
    タの提供を受ける情報処理端末の前記コンテンツデータ
    のライセンス情報を管理する情報処理装置用のプログラ
    ムであって、 前記情報処理端末から前記コンテンツデータのライセン
    スの付与が要求されたとき、前記情報処理端末の情報の
    取得を制御する取得制御ステップと、前記情報処理端末
    に対する前記コンテンツデータの課金の処理を制御する
    課金処理制御ステップと、 前記情報処理端末の情報に関連付けて、前記取得制御ス
    テップの処理により取得が制御された前記コンテンツデ
    ータの前記ライセンス情報の登録を制御する登録制御ス
    テップと、 前記登録制御ステップの処理により登録が制御された前
    記情報処理端末の情報に対応する前記コンテンツデータ
    の前記ライセンス情報の、前記情報処理端末および他の
    情報処理装置に送信を制御する送信制御ステップとを含
    む処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプ
    ログラム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100343850C (zh) * 2003-07-30 2007-10-17 索尼株式会社 数据处理方法及其系统
JP2013509023A (ja) * 2009-10-14 2013-03-07 トムソン ライセンシング オンラインソーシャルネットワークによる自動メディア資産アップデート

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