JP2003205677A - インクジェット記録要素およびインクジェット印刷方法 - Google Patents

インクジェット記録要素およびインクジェット印刷方法

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JP2003205677A
JP2003205677A JP2002350869A JP2002350869A JP2003205677A JP 2003205677 A JP2003205677 A JP 2003205677A JP 2002350869 A JP2002350869 A JP 2002350869A JP 2002350869 A JP2002350869 A JP 2002350869A JP 2003205677 A JP2003205677 A JP 2003205677A
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porous
porous polymeric
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Paul B Merkel
ビー.マーケル ポール
Gregory E Missell
イー.ミッセル グレゴリー
Jeanne E Kaeding
イー.カエディング ジーン
Dennis E Smith
イー.スミス デニス
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  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、速いインク乾燥時間を有す
るインクジェット記録要素を提供することである。本発
明のもう1つの目的は、オゾンおよび高湿度条件に暴露
される際に良好な安定性を有するインクジェット記録要
素を提供することである。本発明のさらにもう1つの目
的は、上述のインクジェット記録要素を使用する印刷方
法を提供することである。 【解決手段】 高分子バインダー中の多孔質高分子粒子
の画像受容層を担持している支持体を有するインクジェ
ット記録要素であって、上記多孔質高分子粒子が、アニ
オン性またはカチオン性の分散剤の存在下で調製され、
そして、上記画像受容層が、上記多孔質高分子粒子を製
造するのに使用される分散剤の電荷とは反対の電荷を有
する界面活性剤を含有しており、上記界面活性剤が、上
記分散剤の0.04〜0.30質量部の量で存在する、インクジ
ェット記録要素。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット記
録要素および上記要素を使用する印刷方法に関する。よ
り詳細には、本発明は、多孔質高分子粒子を含有してい
る多孔質インクジェット記録要素に関する。
【0002】
【従来の技術】典型的なインクジェット記録システムま
たはインクジェット印刷システムにおいては、インク液
滴が、記録要素または記録媒体に向かってノズルから高
速で噴射され、媒体上に画像を生ずる。インク液滴(ま
たは記録液体)は、一般に、記録薬剤(例えば、染料ま
たは顔料)および大量の溶媒を含んでなる。溶媒(また
はキャリア液体)は、概して、水および有機材料(例え
ば、一価アルコール、多価アルコール、またはそれらの
混合物)から作られている。
【0003】インクジェット記録要素は、概して、少な
くとも一方の表面に、インク受容層または画像形成層を
担持している支持体を含んでなり、このような要素に
は、不透明な支持体を有する、反射式観察を目的とする
もの、および透明な支持体を有する、透過光による観察
を目的とするものが含まれる。
【0004】インクジェット装置と共に使用するための
多種多様な種々のタイプの画像記録要素がこれまでに提
案されているけれども、当該技術分野には多くの未解決
の問題があり、既知の製品には、それらの商業的有用性
を制限してきた多くの欠陥が存在する。
【0005】このような画像記録要素上に写真画質の画
像を達成および維持するためには、インクジェット記録
要素が以下の条件を満たさなければならないことがよく
知られている。
【0006】・容易に濡れ、パッドリング(puddling)
(すなわち、不均一な濃度につながる隣接するインクド
ットの凝集)がまったく無いこと。 ・画像の滲み(bleeding)をまったく呈さないこと。 ・高濃度のインクを吸収し、素速く乾燥して、次のプリ
ントまたは他の表面と重ねられた際に要素がいっしょに
ブロッキングを生ずるのを防ぐこと。 ・支持体および/または層(複数であってもよい)の間
の相互作用に起因する不連続性または欠陥(例えば、亀
裂、はじき、櫛筋など)をまったく呈さないこと。 ・吸収されなかった染料が自由表面で凝集して、染料の
結晶化が起こり、像形成領域においてブルームまたはフ
ェロ焼け(ブロンジング)の影響が生ずるようなことが
無いこと。 ・水との接触または日光、タングステン灯、もしくは蛍
光灯による照射に起因する退色を防ぐのに最適化された
画像堅牢度を有すること。
【0007】殆ど瞬間的なインク乾燥時間および良好な
画質を同時に提供するインクジェット記録要素が望まし
い。しかしながら、記録要素が適合する必要のあるイン
クの組成およびインクの容量は広範囲にわたるので、イ
ンクジェット記録媒体のこれらの要求条件を同時に達成
するのは困難である。
【0008】多孔質または非多孔質の支持体の片面もし
くは両面に好適な画像受容層として作用する多孔質また
は非多孔質の単層コーティングもしくは多層コーティン
グを用いるインクジェット記録要素が知られている。非
多孔質コーティングを使用する記録要素は概して良好な
画質を有するけれども、不十分なインク乾燥時間を呈す
る。多孔質コーティングを使用する記録要素は優れた乾
燥時間を呈するけれども、概して、より不十分な画質を
有し、亀裂を生じやすい。
【0009】好適な画像受容層(複数であってもよい)
として作用する多孔質の単層コーティングまたは多層コ
ーティングを用いる既知のインクジェット記録要素に伴
う問題は、貯蔵時の染料安定性である。特に、インクジ
ェット受容体要素上に印刷された染料は、大気中に存在
するオゾンへの暴露に起因する退色を生ずる傾向を有す
る。
【0010】好適な画像受容層(複数であってもよい)
として作用する多孔質の単層コーティングまたは多層コ
ーティングを用いる既知のインクジェット記録要素に伴
うもう1つの問題は、高湿度貯蔵条件下での画像安定性
である。特に、染料画像受容層は、親水性であり、大気
から水を吸収する傾向を有するので、染料が画像受容層
を通って移動する傾向を有する。
【0011】特開 2000-203154号公報は、インクジェッ
ト記録層中にカチオン性多孔質粒子を含有しているイン
クジェット記録シートに関する。しかしながら、この要
素には、その上に印刷されたインクが、オゾンの存在下
で不十分な安定性を有するという点において問題があ
る。
【0012】この出願の発明に関連する先行技術文献情
報としては次のものがある。
【特許文献1】特開 2000-203154号公報
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、速い
インク乾燥時間を有するインクジェット記録要素を提供
することである。本発明のもう1つの目的は、オゾンお
よび高湿度条件に暴露される際に良好な安定性を有する
インクジェット記録要素を提供することである。本発明
のさらにもう1つの目的は、上述のインクジェット記録
要素を使用する印刷方法を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】これらの目的および他の
目的は、高分子バインダー中に多孔質高分子粒子を含む
画像受容層を担持している支持体を含んでなるインクジ
ェット記録要素であって、上記多孔質高分子粒子が、ア
ニオン性またはカチオン性の分散剤の存在下で調製さ
れ、そして、上記画像受容層が、上記多孔質高分子粒子
を製造するのに使用される分散剤の電荷とは反対の電荷
を有する界面活性剤を含有しており、上記界面活性剤
が、上記分散剤の0.04〜0.30質量部の量で存在する、イ
ンクジェット記録要素を含む本発明によって達成され
る。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい態様は、 A)ディジタルデータ信号に応答するインクジェットプ
リンターを用意する工程、 B)上記プリンターに、上述のインクジェット記録要素
を装填する工程、 C)上記プリンターに、インクジェットインク組成物を
装填する工程、並びに D)上記ディジタルデータ信号に応答して上記インクジ
ェットインク組成物を使用して上記インクジェット記録
要素に印刷する工程、を含むインクジェット印刷方法、
に関する。
【0016】本発明のインクジェット記録要素において
使用される支持体は、不透明であっても、半透明であっ
ても、または透明であってもよい。例えば、普通紙、樹
脂コート紙、ポリエステル樹脂(例えば、ポリエチレン
テレフタレート、ポリエチレンナフタレート、およびポ
リエステルジアセテート)、ポリカーボネート樹脂、弗
素樹脂(例えば、ポリテトラフルオロエチレン)などの
種々のプラスチック、金属箔、種々のガラス材料などを
使用してもよい。好ましい態様において、上記支持体は
紙材料またはボイド化プラスチック材料である。本発明
において用いられる支持体の厚みは、12〜 500μm 、好
ましくは75〜 300μm とすることができる。
【0017】本発明において使用される多孔質高分子粒
子は、多孔質ビーズ、多孔質の不規則な形状の粒子の形
のものであり、または乳剤粒子の凝集体である。
【0018】本発明において使用される好適な多孔質高
分子粒子は、例えば、アクリル系樹脂、スチレン系樹
脂、またはセルロース誘導体(例えば、酢酸セルロー
ス、酢酸酪酸セルロース、プロピオン酸セルロース、酢
酸プロピオン酸セルロース、およびエチルセルロー
ス)、ポリビニル樹脂(例えば、ポリ塩化ビニル、塩化
ビニルと酢酸ビニルとのコポリマー、およびポリビニル
ブチラール、ポリビニルアセタール、エチレン−酢酸ビ
ニルコポリマー、エチレン−ビニルアルコールコポリマ
ー)、およびエチレン−アリルコポリマー(例えば、エ
チレン−アリルアルコールコポリマー、エチレン−アリ
ルアセトンコポリマー、エチレン−アリルベンゼンコポ
リマー、エチレン−アリルエーテルコポリマー)、エチ
レンアクリル系コポリマーおよびポリオキシメチレン、
重縮合ポリマー(例えば、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレート、ポリウレタン、およ
びポリカーボネートなどのポリエステル)を含んでな
る。
【0019】本発明の好ましい態様において、上記多孔
質高分子粒子は、スチレン系モノマーまたはアクリル系
モノマーから製造される。このようなスチレン系ポリマ
ーまたはアクリル系ポリマーの製造においては、いずれ
の好適なエチレン系不飽和モノマーまたはモノマーの混
合物を使用してもよい。例えば、スチレン系化合物(例
えば、スチレン、ビニルトルエン、p-クロロスチレン、
塩化ビニルベンジル、またはビニルナフタレン)、また
はアクリル系化合物(例えば、アクリル酸メチル、アク
リル酸エチル、アクリル酸n-ブチル、アクリル酸n-オク
チル、アクリル酸2-クロロエチル、アクリル酸フェニ
ル、α−クロロアクリル酸メチル、メタクリル酸メチ
ル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル)、およ
びそれらの混合物を使用してもよい。もう1つの好まし
い態様においては、メタクリル酸メチルまたはジメタク
リル酸エチレングリコールが使用される。
【0020】本発明の好ましい態様において、上記多孔
質高分子粒子は架橋されている。それらは、27モル%以
上、好ましくは50モル%、もっとも好ましくは 100モル
%の架橋度を有することができる。架橋度は、上記多孔
質高分子粒子中に導入される多官能価架橋用モノマーの
モル%によって定まる。
【0021】本発明において用いられる多孔質高分子粒
子の製造において使用してもよい典型的な架橋用モノマ
ーは、芳香族ジビニル化合物(例えば、ジビニルベンゼ
ン、ジビニルナフタレン、またはそれらの誘導体)、ジ
エチレンカルボン酸のエステルおよびアミド(例えば、
ジメタクリル酸エチレングリコール、ジアクリル酸ジエ
チレングリコール)、および他のジビニル化合物(例え
ば、ジビニルスルフィド化合物またはジビニルスルホン
化合物)である。ジビニルベンゼンおよびジメタクリル
酸エチレングリコールがとりわけ好ましい。
【0022】本発明において使用される多孔質高分子粒
子は、例えば、多孔質有機化合物の微粉砕および分級に
よって、有機モノマーの乳化重合、懸濁重合、および分
散重合によって、有機化合物を含有している溶液の噴霧
乾燥によって、または水不混和性溶媒中に有機材料を溶
解させ、この溶液を微細な液滴として水溶液中に分散さ
せ、そして上記溶媒を蒸発または他の好適な技法によっ
て除去することからなるポリマー懸濁技法によって、調
製することができる。バルク重合、乳化重合、分散重
合、および懸濁重合の各手順については、ポリマー技術
分野における当業者によく知られており、G. Odianの"P
rinciples of Polymerization", 2nd Ed.,Wiley (1981)
およびW. P. Sorenson and T. W. Campbellの"Prepara
tion Method of Polymer Chemistry", 2nd Ed., Wiley
(1968) などの教科書において教示されている。
【0023】多孔質ポリマー粒子を合成するための技法
については、例えば、米国特許第 5,840,293号、同 5,9
93,805号、同 5,403,870号、および同 5,599,889号の各
明細書、並びに特開平5-222108号公報(1993年)におい
て教示されている。例えば、不活性液体または多孔質化
剤(porogen) を、多孔質ポリマー粒子の製造において使
用されるモノマーと混合してもよい。ポリマーは多孔質
化剤の周りに形成され、それにより、細孔の網状組織が
形成されるので、重合が完了した後に、この時点におい
て、得られた高分子粒子は実質的に多孔質である。この
技法については、上記において参照されている米国特許
第 5,840,293号明細書に、より完全に記載されている。
従って、上記多孔質高分子粒子の多孔性は、上記多孔質
高分子粒子を製造するのに使用されるモノマーと多孔質
化剤とを混合し、得られる混合物を水中に分散させ、そ
して上記モノマーを重合させて上記多孔質高分子粒子を
形成させることによって達成される。
【0024】本発明において使用される多孔質高分子粒
子を調製するための好ましい方法には、水性媒体中に上
記架橋用モノマーおよび多孔質化剤を含有しているエチ
レン系不飽和モノマーの液滴の懸濁液または分散液を形
成させること、上記モノマーを重合させて、固体多孔質
高分子粒子を形成させること、並びに任意選択的にバキ
ュームストリッピングによって上記多孔質化剤を除去す
ることが含まれる。このようにして調製される粒子は、
比表面積によって測定した場合に、35m2/g以上、好まし
くは 100m2/g以上の多孔度を有する。この表面積は、通
常は、当業者に知られているB.E.T.窒素分析によって測
定される。
【0025】上記多孔質高分子粒子を、米国特許第 5,2
88,598号、同 5,378,577号、同 5,563,226号、および同
5,750,378号の各明細書に記載されているコロイド状無
機粒子の層で覆ってもよい。また、上記多孔質高分子粒
子を、米国特許第 5,279,934号明細書に記載されている
コロイド状ポリマーラテックス粒子の層で覆ってもよ
い。
【0026】本発明において使用される多孔質高分子粒
子は、10μm 未満、好ましくは1μm 未満、もっとも好
ましくは 0.6μm 未満のメジアン直径を有する。メジア
ン直径とは、容量をベースとして測定される粒径分布の
統計的平均値として定義される。メジアン直径の測定に
関するさらなる詳細については、T. Allen, "Particle
Size Measurement", 4th Ed., Chapman and Hall (199
0) を参照されたい。
【0027】上記の如く、本発明において使用される高
分子粒子は多孔質である。多孔質とは、ボイドが有る
か、または液体透過性である粒子を意味する。これらの
粒子は、平滑な表面または粗い表面のいずれを有してい
てもよい。
【0028】上記の如く、上記多孔質高分子粒子は分散
剤の存在下で調製される。好適な分散剤には、脂肪族カ
ルボン酸塩(例えば、リチウム塩、ナトリウム塩、カリ
ウム塩、およびアンモニウム塩)、アビエチン酸塩、ヒ
ドロキシアルカン−スルホン酸塩、アルカンスルホン酸
塩 (Triton X-200(商標)) 、α−オレフィンスルホネ
ート ( Rhodacal A246(商標)) 、ジアルキルスルホ琥
珀酸塩(例えば、ジオクチル2-スルホ琥珀酸のナトリウ
ム塩 (Aerosol OT(商標)) )、直鎖アルキルベンゼン
スルホン酸塩および枝分れしたアルキルベンゼンスルホ
ン酸塩(例えば、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム塩 (SDBS) )、アルキルナフタレンスルホン酸塩 (Al
kanol XC(商標)) 、スルホ琥珀酸のアルキル半エステ
ルの二ナトリウム塩、スルホ琥珀酸のエトキシル化アル
キル半エステルの二ナトリウム塩、並びにスルホ琥珀酸
のアルキル誘導体およびアリールアルキル誘導体の他の
塩、アルキルフェノキシ−ポリオキシエチレンプロピル
スルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルスルホフェ
ニルエーテル塩、N-メチル -N-オレイルタウリンの塩
(例えば、ナトリウムN-メチル -N-オレイルタウリン
(OMT))、N-アルキルスルホ琥珀酸モノアミド二ナトリ
ウム塩、石油スルホネート、アルキル硫酸の塩(例え
ば、ドデシル硫酸ナトリウム)、硫酸化ヒマシ油、硫酸
化獣脂、脂肪酸アルキルエステルの硫酸エステル塩、ア
ルキル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルエ
ーテル硫酸エステル塩、脂肪酸モノグリセリド硫酸エス
テル塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル
硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンスチリルフェニル
エーテル硫酸エステル塩、モノアルキル燐酸エステルお
よびジアルキル燐酸エステルのナトリウム塩およびカリ
ウム塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル燐酸エス
テル塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル
燐酸エステル塩、部分的に鹸化されたスチレン−無水マ
レイン酸コポリマー、部分的に鹸化されたオレフィン−
無水マレイン酸コポリマー、およびホルムアルデヒドと
縮合されたナフタレンスルホン酸塩などのアニオン性分
散剤が含まれる。本発明の好ましい態様において、上記
アニオン性分散剤は、ドデシルベンゼンスルホン酸ナト
リウム、ドデシル硫酸ナトリウム、N-オレイル -N-メチ
ルタウリンのナトリウム塩、またはスルホ琥珀酸ナトリ
ウムのジオクチルエステルである。これらすべてのアニ
オン性塩の対イオンは、リチウム、ナトリウム、カリウ
ム、アンモニウム、または他の正に帯電しているイオン
であってもよい。
【0029】また、カチオン性分散剤を本発明において
使用してもよく、これらのカチオン性分散剤には、例え
ば、アルキルアミン塩(これらの対イオンは、ハロゲン
化物、スルホネート、ホスフェート、スルフェートなど
であってもよい)、アルキルおよびベンジル第四級アン
モニウム塩(例えば、塩化N-アルキル(C12〜C16)-
N,N-ジメチル -N-ベンジルアンモニウム[ここで、アル
キル(C12〜C16)は、12〜16個の炭素原子を有するア
ルキル基の混合物を意味する]および塩化セチルトリメ
チルアンモニウム、ポリオキシエチレン−アルキルアミ
ン塩、ポリエチレンアルキル第四級アンモニウム塩、ポ
リエチレンポリアミン誘導体、アルキルピリジニウム塩
(例えば、塩化ヘキサデシルピリジニウム))、アルキ
ルイミダゾリウム塩、および他のアルキル置換芳香族環
式アミン塩、アルキルホスホニウム塩および芳香族ホス
ホニウム塩が含まれる。これらすべてのカチオン性塩の
対イオンは、ハロゲン化物、スルホネート、ホスホネー
ト、スルフェート、ニトレート、アセテートなどであっ
てもよい。
【0030】上記の如く、上記画像受容層は界面活性剤
を含有している。上記多孔質高分子粒子を製造するのに
使用される分散剤の電荷とは反対の電荷を有しており、
かつ、上述の量で用いられる限り、アニオン性分散剤ま
たはカチオン性分散剤として上記において列挙されてい
るものと同じ材料などの、いずれの既知のアニオン性界
面活性剤またはカチオン性界面活性剤を用いることもで
きる。
【0031】本発明において使用される高分子バインダ
ーは、ポリビニルアルコール、ゼラチン、セルロースエ
ーテル、ポリビニルピロリドン、ポリエチレンオキシド
などを含んでいてもよい。また、上記画像受容層は、例
えば硝酸などのpH調節剤、架橋剤、レオロジー調節
剤、界面活性剤、紫外線吸収剤、殺生剤、滑剤、水分散
性ラテックス、媒染剤、色素、蛍光増白剤などの添加剤
を含有していてもよい。
【0032】上記画像受容層は、従来の前計量または後
計量のコーティング方法(例えば、ブレードコーティン
グ、エアナイフコーティング、ロッドコーティング、ロ
ールコーティング、スロットダイコーティング、カーテ
ンコーティング、スライドコーティングなど)によっ
て、基材の一方または両方の表面に適用することができ
る。コーティング方法の選択は操作の経済性から定ま
り、これは、次に、コーティング固形分、コーティング
粘度、およびコーティング速度などの調合物の仕様を決
定するであろう。
【0033】上記画像受容層の厚みは、5〜 100μm 、
好ましくは10〜50μm の範囲にわたることができる。必
要とされるコーティング厚は、コーティングがインク溶
媒を吸収するための溜めとして作用することの必要性に
よって定まる。本発明の画像受容層は、0.20〜10.0g/
m2、好ましくは0.40〜 5.0g/m2の高分子バインダー、お
よび 1.5〜60g/m2、好ましくは 3.0〜30g/m2の多孔質高
分子粒子を含有している。
【0034】本発明の記録要素を像形成させるのに使用
されるインクジェットインクは当該技術分野においてよ
く知られている。概してインクジェット印刷において使
用されるインク組成物は、溶媒またはキャリア液体、染
料または顔料、湿潤剤、有機溶媒、洗浄剤、増粘剤、保
恒剤などを含んでなる液体組成物である。溶媒またはキ
ャリア液体は単なる水とすることができ、または多価ア
ルコールなどの他の水混和性溶媒と混合された水とする
こともできる。また、多価アルコールなどの有機材料が
主たるキャリアまたは溶媒液体であるインクを使用して
もよい。特に有用なものは、水と多価アルコールとの混
合溶媒である。このような組成物において使用される染
料は、概して、水溶性の直接染料または酸性型染料であ
る。このような液体組成物は、例えば、米国特許第 4,3
81,946号、同 4,239,543号、および同 4,781,758号の各
明細書を含む従来技術に広範に記載されている。
【0035】本明細書において開示されている記録要素
は主にインクジェットプリンターに有用であると言及し
たけれども、それらをペンプロッター集成装置のための
記録媒体として使用することもできる。ペンプロッター
は、インク溜めと接触している毛管の束からなるペンを
使用して、記録媒体の表面に直接筆記することによって
作動する。
【0036】以下の例により、本発明をさらに説明す
る。
【0037】
【実施例】多孔質高分子粒子の合成 配合物1−カチオン性界面活性剤を有する多孔質高分子
粒子の合成 ビーカーに、以下の成分を添加した。モノマーとしての
260gのジメタクリル酸エチレングリコール、多孔質化
剤としての 132gのトルエン、8gのヘキサデカン、お
よび 3.9gの 2,2'-アゾビス (2,4-ジメチルバレロニト
リル) 、 Vazo52(商標)(DuPont Corp.)。これらの成
分を、固形分が溶解するまで撹拌した。
【0038】この溶液に、1200gの蒸留水中の21.6gの
塩化N-アルキル(C12〜C16) -N,N-ジメチル -N-ベン
ジルアンモニウム(Lonza Inc.からの Barquat MB-50
(商標))の混合物を添加した。次に、この混合物を、
船用プロペラタイプの撹拌機を用いて5分間撹拌して、
粗エマルジョンを形成させた。この粗エマルジョンを、
420kg/cm2において、 Crepaco(商標)ホモジナイザー
に1回通した。得られたモノマー液滴分散液を2リット
ルの三つ口丸底フラスコに入れた。このフラスコを50℃
の恒温浴に入れ、上記分散液を正圧下で 130回転/分に
おいて16時間撹拌して、上記モノマー液滴を重合させ
て、多孔質高分子粒子とした。生成物を粗いフィルター
に通して濾過し、凝塊を除去した。次に、4滴のMAZU
(商標)消泡剤(BASF Corp.) を添加し、トルエンおよ
び若干量の水を70℃において減圧下で留去して、固形分
20.8%とした。上記多孔質高分子粒子を粒度分析器、 H
oriba LA-920(商標)によって測定したところ、メジア
ン直径が0.17μm であることが判明した。Quantachrome
Corp.の NOVA 1000(商標)分析器を使用して B.E.T.
Multipointによって分析したところ、上記分散液の乾燥
部分は 218m2/gの比表面積を有していた。
【0039】配合物2−アニオン性界面活性剤を有する
多孔質高分子粒子の合成 この配合物は、1200gの蒸留水中の12gのドデシルベン
ゼンスルホン酸ナトリウム塩 (SDBS) の混合物を上記モ
ノマー混合物に添加し、上記 Barquat MB-50(商標)を
省いたことを除き、配合物1と同じに調製した。最終的
な分散液は固形分が22.1%であることが判明した。多孔
質高分子粒子を粒度分析器、 Horiba LA-920(商標)に
よって測定したところ、メジアン直径が0.16μm である
ことが判明した。Quantachrome Corp.の NOVA 1000(商
標)分析器を使用して B.E.T. Multipointによって分析
したところ、上記分散液の乾燥部分は 224m2/gの比表面
積を有していた。
【0040】配合物3−アニオン性界面活性剤を有する
多孔質高分子粒子の合成 この配合物は、1200gの蒸留水中の、SDBSの代わりの、
21.6gのドデシル硫酸ナトリウム (SDS)の混合物を上記
モノマー混合物に添加したことを除き、配合物2と同じ
に調製した。最終的な分散液は固形分が23.7%であるこ
とが判明した。多孔質高分子粒子を粒度分析器、 Horib
a LA-920(商標)によって測定したところ、メジアン直
径が0.16μm であることが判明した。
【0041】配合物4−アニオン性界面活性剤を有する
多孔質高分子粒子の合成 この配合物は、1200gの蒸留水中の、SDBSの代わりの、
21.6gのN-オレイル -N-メチルタウリン (OMT)のナトリ
ウム塩の混合物を上記モノマー混合物に添加したことを
除き、配合物2と同じに調製した。最終的な分散液は固
形分が25.5%であることが判明した。多孔質高分子粒子
を粒度分析器、 Horiba LA-920(商標)によって測定し
たところ、メジアン直径が0.18μm であることが判明し
た。
【0042】配合物5−アニオン性界面活性剤を有する
多孔質高分子粒子の合成 この配合物は、21.6gのスルホ琥珀酸のナトリウムのジ
オクチルエステル (Aerosol OT-100(商標)) を上記モ
ノマーに添加し、SDBSを省いたことを除き、配合物2と
同じに調製した。さらに、粗エマルジョンを、 420kg/c
m2において Crepaco(商標)ホモジナイザーに通す代わ
りに、 225kg/cm2において、Gaulin(商標)ホモジナイ
ザーに2回通した。多孔質高分子粒子を粒度分析器、 H
oriba LA-920(商標)によって測定したところ、メジア
ン直径が0.14μm であることが判明した。Quantachrome
Corp.の NOVA 1000(商標)分析器を使用して B.E.T.
Multipointによって分析したところ、上記分散液の乾燥
部分は 187m2/gの比表面積を有していた。
【0043】コーティング溶液の調製 配合物1〜5の多孔質高分子粒子と、Gohsenol AH-22
(商標)(日本の Gohsen Nippon)および下記表Iに列
挙されている界面活性剤を使用するポリビニルアルコー
ルのバインダーとをいっしょに混合することによって、
コーティング溶液CS−1〜CS−35を調製した。表
Iに列挙されている界面活性剤の量は、配合物1〜5に
おいて使用されている分散剤に対する質量あたりの部
(ppw)である。得られたコーティング溶液は固形分が15
%および水が85%であり、この固形分は、85%が多孔質
高分子粒子であり、15%がポリビニルアルコールであっ
た。これらの溶液を、塗布の前に、40℃において、およ
そ30分間撹拌した。これらのコーティング溶液を、凝集
について、視覚的に評価した。凝集している溶液は塗布
不能であった。
【0044】
【表1】
【0045】上記結果は、上記多孔質高分子粒子を製造
するのに使用される分散剤の電荷とは反対の電荷を有す
る界面活性剤を0.30部超有するコーティングは許容不能
な凝集を有し、塗布に不適格であることを示している。
【0046】要素の調製 表Iに列挙されている許容可能なコーティング溶液を使
用して、要素1〜28を製造した。それらを、計量ブレ
ードを使用して、全乾燥レイダウンが約 3.8g/m2( 350m
g/ft2)の、50:50の比のポリエステル(Eastman Chemi
cal Co.製AQ29(商標))および Boraxで予め塗布され
た、コロナ放電処理済みの写真グレードのポリエチレン
コート紙上に塗布して、 120μm の湿潤レイダウンと
し、そして40℃において30分間オーブン乾燥した。これ
らの要素は、18μm の乾燥厚みに塗布した。
【0047】高湿度保存試験 各々の色(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック、
赤、緑、青)についての一連の線を、 Epson 870プリン
ター並びにカラーカートリッジT008番およびブラックカ
ートリッジT007番を使用して、上記要素上に印刷し、2
時間乾燥させた。各々の線の幅を、顕微鏡を使用して測
定した。次に、これらの印刷された要素を22℃および相
対湿度88%のチャンバーに入れた。7日後、これらの要
素を取り出し、各々の線の幅を再測定した。いずれの色
であるかにかかわらず、最大の変化を使用して、その要
素の変化を特定した。次に、これらの要素を、表IIにお
ける尺度に従って評価した。結果を表III に列挙する。
【0048】
【表2】
【0049】等級1および2は許容可能であるけれど
も、等級3〜5は許容不能である。
【0050】オゾン退色試験 高湿潤剤 Direct Blue 199インク調合物の一連のシアン
濃度パッチを、Hewlett Packard Desk Jet 695C プリン
ターを用いて印刷した。各々のシアンパッチのステータ
スAの赤の濃度を、X-RITE 338反射式濃度計を使用して
読み取った。次に、これらの要素を、4週間にわたっ
て、周囲の蛍光灯(約 0.1キロルクス)の下で、およそ
60 ppbの濃度を含有している大気に暴露した。オゾン量
は、KLEENAIR King II Model 1004紫外線オゾン発生器
を用いて維持した。赤の濃度を再び読み取り、退色率
(%)を計算した(5%未満が許容可能である)。結果
を表III に列挙する。
【0051】
【表3】
【0052】上記結果は、上記多孔質高分子粒子を製造
するのに使用される分散剤の電荷とは反対の電荷を有
し、上記多孔質高分子粒子の調製時に上記分散剤の0.04
〜0.30質量部の量で存在する界面活性剤を用いて製造さ
れたインクジェット受容体が、許容可能な高湿度保存お
よび許容可能なオゾン退色の両方を有することを示して
いる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジーン イー.カエディング アメリカ合衆国,ニューヨーク 14620, ロチェスター,クロスマン テラス 161 (72)発明者 デニス イー.スミス アメリカ合衆国,ニューヨーク 14626, ロチェスター,リッジウェイ アベニュ 2750 Fターム(参考) 2C056 EA13 FB01 FB04 FC06 2H086 BA15 BA19 BA21 BA31 BA34 BA35 BA45 BA48

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高分子バインダー中に多孔質高分子粒子
    を含む画像受容層を担持している支持体を含んでなるイ
    ンクジェット記録要素であって、前記多孔質高分子粒子
    が、アニオン性またはカチオン性の分散剤の存在下で調
    製され、そして、前記画像受容層が、前記多孔質高分子
    粒子を製造するのに使用される分散剤の電荷とは反対の
    電荷を有する界面活性剤を含有しており、前記界面活性
    剤が、前記分散剤の0.04〜0.30質量部の量で存在する、
    インクジェット記録要素。
  2. 【請求項2】 前記多孔質高分子粒子が10μm 未満のメ
    ジアン直径を有する、請求項1に記載の要素。
  3. 【請求項3】 前記多孔質高分子粒子が、架橋されてお
    り、27モル%以上の架橋度を有する、請求項1に記載の
    要素。
  4. 【請求項4】 前記多孔質高分子粒子がスチレンモノマ
    ーまたはアクリル系モノマーから製造される、請求項1
    に記載の要素。
  5. 【請求項5】 前記アクリル系モノマーがメタクリル酸
    メチルまたはジメタクリル酸エチレングリコールを含ん
    でなる、請求項4に記載の要素。
  6. 【請求項6】 前記高分子バインダーが、ポリビニルア
    ルコール、ゼラチン、セルロースエーテル、ポリビニル
    ピロリドン、またはポリエチレンオキシドを含んでな
    る、請求項1に記載の要素。
  7. 【請求項7】 前記支持体が紙材料またはボイド化プラ
    スチック材料である、請求項1に記載の要素。
  8. 【請求項8】 前記多孔質高分子粒子の多孔性が、前記
    高分子粒子を製造するのに使用されるモノマーと多孔質
    化剤とを混合し、得られる混合物を水中に分散させ、そ
    して前記モノマーを重合させて前記多孔質高分子粒子を
    形成させることによって達成される、請求項1に記載の
    要素。
  9. 【請求項9】 前記多孔質高分子粒子が少なくとも35m2
    /gの表面積を有する、請求項1に記載の要素。
  10. 【請求項10】 A)ディジタルデータ信号に応答する
    インクジェットプリンターを用意する工程、 B)前記プリンターに、請求項1に記載のインクジェッ
    ト記録要素を装填する工程、 C)前記プリンターに、インクジェットインク組成物を
    装填する工程、並びに D)前記ディジタルデータ信号に応答して前記インクジ
    ェットインク組成物を使用して前記インクジェット記録
    要素上に印刷する工程、を含むインクジェット印刷方
    法。
JP2002350869A 2001-12-04 2002-12-03 インクジェット記録要素およびインクジェット印刷方法 Pending JP2003205677A (ja)

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US10/011655 2001-12-04
US10/011,681 US6677004B2 (en) 2001-12-04 2001-12-04 Ink jet recording element
US10/011681 2001-12-04

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