JP2003204438A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2003204438A JP2002000262A JP2002000262A JP2003204438A JP 2003204438 A JP2003204438 A JP 2003204438A JP 2002000262 A JP2002000262 A JP 2002000262A JP 2002000262 A JP2002000262 A JP 2002000262A JP 2003204438 A JP2003204438 A JP 2003204438A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は画像データのCMYKのそれぞれの
色版に対して、適応的に特徴量の蓄積、特徴量の選択を
行い、全体のメモリ容量を少なくし、画質面で不可欠な
特徴量データを後段の処理で使用することが可能となる
画像処理装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明の画像処理装置によれば、入力さ
れた画像データの特徴量を抽出し、抽出された特徴量を
入力された画像データの上位ビットに混合して、この特
徴量混合画像データを圧縮して蓄積する。そして、蓄積
された圧縮データを読み出して特徴量混合画像データへ
と伸張し、伸張された特徴量混合画像データから画像デ
ータと特徴量へと分離する。分離された特徴量に基づい
て特徴量と分離された画像データに対して画像処理を施
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装置に関
し、画像データの圧縮・伸張処理を含む画像処理を施す
装置に係り、特に像域分離や特徴量による適応処理を行
う画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像をハードディスクやメモリに
蓄積する場合には、画像データそのものは固定長で不可
逆圧縮し、画質面から必要とされる像域分離データは解
像度を落として生データのまま保存するようになってい
る。このように、像域分離データの解像度を落としてし
まうと、出力時にジャギーのような文字再現性が極端に
悪化するという不具合がある。そこで、特許第3,13
4,756号明細書では、伸張後のデータに対してさら
に像域分離を行い、上記不具合を改善している。しかし
ながら、新たに回路が増加し、コストアップとなってし
まっていた。また、分離データと画像データの圧縮する
/しないというように2通りの蓄積方法で別個に管理す
る必要があり、制御やデータフローが非常に複雑なもの
になってしまっていた。更に、像域分離データを保持し
ないという方法もあるが、伸張後のデータに対して均一
な処理となってしまい、文字と写真の混在した原稿など
では画質面での不利は否めなかった。このため、画像蓄
積の際に像域分離データを保存するが、画像データと同
様に非可逆な圧縮を行うと、データが圧縮による劣化の
ために変化してしまう。よって、生データのまま保存し
ていたため、メモリ容量が増加するという問題があっ
た。
【0003】そこで、従来より、像域分離結果を画像デ
ータの最上位ビットに割り当てて圧縮蓄積することによ
り、像域分離結果を非可逆な圧縮による劣化から防ぎ、
かつ像域分離結果を非可逆な圧縮によりメモリ容量の削
減を実現している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フルカ
ラー時において、CMYK全ての色版に対して同じ特徴
量データを蓄積してしまい、やはりメモリ容量が増えて
しまう。本発明はこれを鑑みて成されたものであり、画
像データのCMYKのそれぞれの色版に対して、適応的
に特徴量の蓄積、特徴量の選択を行い、全体のメモリ容
量を少なくし、画質面で不可欠な特徴量データを後段の
処理で使用することが可能となる画像処理装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記問題点を解決するた
めに、本発明の画像処理装置は、入力された画像データ
の特徴量を抽出する特徴量抽出手段と、特徴量抽出手段
で抽出された特徴量を入力された画像データの上位ビッ
トに混合する特徴量混合手段と、特徴量混合手段で特徴
量を混合された特徴量混合画像データを圧縮して蓄積す
る圧縮蓄積手段と、圧縮蓄積手段に蓄積された圧縮デー
タを読み出して特徴量混合画像データへと伸張する伸張
手段と、伸張手段で伸張された特徴量混合画像データか
ら画像データと特徴量へと分離する特徴量分離手段と、
特徴量分離手段で分離された特徴量に基づいて特徴量分
離手段で特徴量と分離された画像データに対して画像処
理を施す画像処理手段とを有し、色版に応じて混合する
特徴量を切り替える。よって、全体のメモリ容量を少な
くし、画質面で不可欠な特徴量データを後段の処理で使
用することが可能となる。
【0006】また、特徴量を混合する色版データはイエ
ロー版であることが好ましい。
【0007】更に、特徴量はフルカラー時に色版データ
に応じて混合する特徴量の種類を切り替えることが好ま
しい。
【0008】また、特徴量の有無によって、圧縮・伸張
の方法を切り替えることで、最適な圧縮処理又は伸張処
理が行われる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の画像処理装置では、入力
された画像データの特徴量を抽出し、抽出された特徴量
を入力された画像データの上位ビットに混合して、この
特徴量混合画像データを圧縮して蓄積する。そして、蓄
積された圧縮データを読み出して特徴量混合画像データ
へと伸張し、伸張された特徴量混合画像データから画像
データと特徴量へと分離する。分離された特徴量に基づ
いて特徴量と分離された画像データに対して画像処理を
施す。
【0010】
【実施例】図1は本発明の画像処理装置を適用するデジ
タル複写機の構成を示すブロック図である。同図に示す
ように、デジタル複写機1は、主に、複写機本体2と、
原稿自動送り装置(以下、ADFという)3と、自動仕
分け装置4とを有する。また、複写機本体2は、原稿を
読み取るスキャナ部5と、書込ユニット6、エンジン部
7及び給紙ユニット8を有するプリンタ部9とを含んで
構成されている。更に、ADF3は、読み取る原稿をス
キャナ部5に送り、スキャナ部5で読み取った原稿を回
収する。また、スキャナ部5は、光源と複数のミラーと
を有するキャリッジ10、レンズ11及びCCD12を
有し、ADF3で送られた原稿を走査して読み取る。書
込ユニット6は、レーザ光源やポリゴンミラー等を有
し、画像情報を含むレーザビーム13をエンジン部7に
出射する。エンジン部7は、画像形成ユニット14、1
次転写ユニット15、2次転写ユニット16及び定着ユ
ニット17を有する。また、画像形成ユニット14は、
感光体18の周囲に配置された帯電チャージャ19、シ
アン(C),マゼンタ(M),イエロー(Y),ブラッ
ク(K)からなるカラー現像部20及びドラムクリーニ
ング部21を有し、帯電チャージャ19で帯電した感光
体18上に書込みユニット6から出射されるレーザビー
ム13で静電潜像を形成し、形成した静電潜像をカラー
現像部20で可視化してトナー像を形成する。更に、1
次転写ユニット15は、中間転写ベルト22、1次転写
部23、テンションローラ24、2次転写ローラ25、
クリーニング部26及び基準位置センサ27を有し、感
光体18に形成されたトナー像を中間転写ベルト22に
1次転写して各色のトナー像を重ね合わす。中間転写ベ
ルト22は感光体18上のトナー像を1次転写するとき
以外は接離機構によって感光体18表面から離れ、中間
転写ベルト22に画像を1次転写するときだけ感光体1
8表面に圧接される。2次転写ユニット16は中間転写
ベルト22に転写されたトナー像を記録紙に2次転写す
る。定着ユニット17は記録紙に転写されたトナー像を
熱と圧力で定着する。また、給紙ユニット8は複数の給
紙カセット28a〜28cと手差トレイ29を有し、記
録紙を2次転写ユニット16に送る。更に、自動仕分け
装置4は複数段の仕分けビン30a〜30nを有し、画
像が形成された記録紙を仕分けして排出する。
【0011】図2は本発明の一実施例に係る画像処理装
置の構成を示すブロック図である。同図に示す本実施例
の画像処理装置は、当該装置を適用するフルカラーデジ
タル複写機を例として示すものである。なお、入力画像
データはRGB 600dpi 8ビットとするが、こ
れに限るものではない。同図において、本実施例の画像
処理装置は、スキャナγ補正回路101、像域分離回路
102、フィルタ103、色補正回路104、特徴量混
合回路105、圧縮・伸張回路106、データ蓄積回路
107、特徴量抽出回路108、プリンタγ補正回路1
09及び中間調処理回路110を含んで構成されてい
る。
【0012】次に、このような構成を有する本実施例の
画像処理装置の動作について説明する。先ず、入力画像
信号は、スキャナγ補正回路101により反射率リニア
なRGB画像信号を、濃度リニアなRGB画像信号に変
換される。また、入力画像信号はこれと並行して像域分
離回路102に入力され、画像の特徴量を抽出、判定さ
れる。判定された結果は、網点領域を判定する網点分離
信号、エッジかどうかを判定するエッジ分離信号、有彩
か無彩かを判定する色判定信号、白地領域かどうかを判
定する白背景分離信号、そしてこれらの総合的な判定結
果である文字領域か写真領域かを判定する文字・写真分
離信号としてスキャナγ補正回路101に供給される。
ここでは、「1」の時は文字領域、「0」の時は写真領
域とする。この結果はフィルタ103へと出力され、以
降のブロックでそれぞれの分離データに基づいて適応的
に画像処理を切り替えるために用いられる。ここで、像
域分離回路2は、文字領域において高レベル濃度の画素
と低レベル濃度の画素が多く、かつエッジ部分にこれら
の高レベル濃度の画素と低レベル濃度の画素が連続する
ことに着目して当該各画素の連続性に基づいて文字エッ
ジを抽出し、
【0013】そして、フィルタ103では平滑化処理と
エッジ強調処理が行われ、網点分離信号で網点と判定さ
れた場合には強い平滑化処理及び弱いエッジ強調処理が
行われる。非網点の領域においては弱い平滑化処理及び
弱いエッジ強調処理が行われる。また、文字領域におい
ては文字エッジの保存のため、平滑化処理はほとんど行
われず、強いエッジ強調処理が行われる。これらの適応
的な処理によって、写真部は滑らかに、文字部はくっき
りと読みやすくすることができる。
【0014】次に、フィルタ処理された画像信号と各種
像域分離信号は色補正回路104に供給され、色補正回
路104は濃度リニアなRGB画像信号をそれぞれの補
色であるCMY画像信号に変換し、変換後のデータに対
して下色除去や墨生成が行われ、最終的にCMYKの4
色のデータにする。この際にも、各種像域分離のデータ
が用いられ、これらの判定結果をそのまま、あるいは組
み合わせて適応的に処理を行う。例えば、黒文字に対し
て適応的に処理を行うためには、白背景分離で白地判
定、色判定で無彩色、かつエッジ分離でエッジとなる領
域とそれ以外の領域とに区別するとよい。
【0015】更に、色補正回路104でCMYKのデー
タに変換された画像データは、図3に示す構成を有する
特徴量混合回路105でいずれか1つの像域分離信号を
画像信号に混合される。なお、画像データはCMYKと
4版であるが、ここでは1つの色成分に対する単一の回
路のみを示してある。この処理は各画像データの最上位
ビット(以下MSBと略す)に図3の特徴量選択レジス
タ113に設定された情報に基づいて図3のセレクタ1
12で選択された特徴量データを用い、8ビットの画像
データは最下位ビット(以下LSBと略す)が図3の右
シフトレジスタ111で1ビット右シフトすることによ
って削られ、この2つを合わせて8ビットの画像データ
として再構築される。MSBに画質的に重要度が高い特
徴量データを挿入することによって、後段での固定長非
可逆圧縮による特徴量データの致命的なデータ化けを防
ぐことが可能となる。また、この特徴量混合回路105
の出力は色版に応じて、特徴量を混合した画像データと
特徴量を含まない画像データを切り替えることができ
る。これは、図3のセレクタ114で、図3の色版設定
レジスタ115に設定された色版情報に基づいて特徴量
を混合した画像データと特徴量を含まない画像データの
どちらを出力するか選択することにより実現できる。こ
れにより、フルカラー出力時には選択した色版のみに特
徴量データを混合し、それ以外の色版には特徴量データ
を混合しないので、特徴量を混合することによる画質の
劣化を必要最小限にすることができる。なお、非タンデ
ムエンジン以外では、特徴量を各色で共有する関係上、
特徴量を画像データに混合する色版を最初に作像するほ
うがシステム構成上望ましい。
【0016】以上説明したように、このフルカラー出力
時において、特徴量を混合させる色版はイエロー版を選
択するとより良い結果が得られる。イエロー版に混合す
る場合、特徴量を混合して画質が劣化したとしても、イ
エローはその色自体が認識されにくいため目立ちにくい
ためである。混合する特徴量は、色版毎に異なる特徴量
を混合してもよく、色判定結果と文字判定結果を組み合
わせて、ブラック版には黒文字に相当する特徴量を、イ
エロー版には色文字に相当する特徴量を混合するなどし
ても良い。この場合、イエロー版の画像データに混合さ
れた色文字相当の特徴量は、マゼンタ版及びシアン版と
も共用されることになる。
【0017】なお、本実施例では1つの特徴量データを
図3のセレクタ112で選択して混合したが、圧縮率に
応じて特徴量を混ぜる割合を変化させても良い。一般的
には圧縮率が低くなる(データサイズ大)場合には、複数
の特徴量を、圧縮率が高い場合には一つの特徴量を混ぜ
た方が良い結果が得られる。また、MSBに割り当てる
特徴量の論理を文字/写真分離信号、網点分離信号、エ
ッジ分離信号においては、それぞれ文字判定・網点判定
・エッジ判定時に「1」となるようにした方が良い。こ
れは、一般に圧縮のアルゴリズムが文字部の高域成分の
劣化を防ぐため、エッジ部・非エッジ部において処理を
切り替えているためである。このため、エッジ成分と大
きな相関を持つこれら3つの特徴量は「1」にした方が
圧縮時にエッジに適した圧縮が行われるため画質的に有
利となる。更に、特徴量混合回路105で特徴量が混合
された8ビットの画像データは圧縮・伸張回路106で
ブロック単位に固定長の非可逆データ圧縮処理が行わ
れ、例えば、8ビットのデータが4ビットに変換され
る。この場合圧縮率は50%となる。特徴量はMSBに
置かれているため、通常の非可逆圧縮では劣化はほとん
ど発生しない。固定長で圧縮することにより、個々の圧
縮データが等しいデータ量になるため、データの取り扱
いが容易となる。従って、データの回転などの操作がブ
ロックごとに行うことが可能となる。
【0018】ここで、特徴量の有無に応じて、圧縮の方
法を切り替えても良い。図4はその場合の構成例を示し
たもので、2つの圧縮回路116,117に8ビットの
特徴量混合画像データ又は特徴量非混合データが入力さ
れ、特徴量の有無に応じて最適な圧縮処理が行われる。
この2種類の圧縮データは特徴量ON/OFF設定レジ
スタ119の設定により、セレクタ118で対応した出
力が選択される。図2の圧縮・伸張回路106で圧縮さ
れたCMYKの画像データは図2のデータ蓄積装置10
7へと送られ、一度データ蓄積される。データ蓄積回路
107は汎用メモリでの構成や、HDDのような大容量
のデバイスなど、様々なものを使用することができる。
データ蓄積回路107に蓄積されたCMYKの圧縮画像
データは、出力エンジンの現像タイミングに合わせて所
定のタイミングで読み出され、再び圧縮・伸張回路10
6へと転送される。また、出力エンジンがタンデム構成
の場合には、CMYK各色に対応する現像ユニット間隔
分のディレイを考慮して読み出す必要がある。圧縮・伸
張回路106に送られてきた圧縮画像データは圧縮時の
アルゴリズムに対応する伸張アルゴリズムに基づいて、
特徴量の混合された8ビットの画像データへと伸張され
る。伸張された8ビットのデータは図2の特徴量抽出回
路108へと出力され、特徴量混合回路105で混合さ
れた特徴量と画像データを分離する。
【0019】ここで、特徴量の有無に応じて、伸張の方
法を切り替えても良い。図5はその場合の構成例を示し
たもので、2つの伸張回路120,121に8ビットの
圧縮画像データが入力され、特徴量の有無に応じて最適
な伸張処理が行われる。この2種類の伸張されたデータ
は特徴量ON/OFF設定レジスタ123の設定によ
り、セレクタ122で対応した出力が選択される。
【0020】図6は図2の特徴量抽出回路の一例を示す
ブロック図である。同図において、入力された特徴量混
合データ8ビットのうち、MSB1ビットが特徴量とし
て抽出され、セレクタ126へ出力されるのと同時にメ
モリ125で保存される。メモリ125は抽出された特
徴量を1面分保存し、特徴量が含まれていない色版での
出力時にはここに蓄えられたデータがセレクタ126に
よって選択されて、後段へ特徴量として出力される。特
徴量混合データを用いる色版の場合には、特徴量を除い
た下位7ビットは左シフトレジスタ124で1ビット左
シフトすることによって8ビットの画像データに復元さ
れ、純粋な画像データとして抽出される。特徴量非混合
データの場合には、8ビットのデータがそのまま8ビッ
トの画像信号となる。この選択は色版設定レジスタ12
8の設定によって、自動的にセレクタ127で切り替え
られる。ここでは1つの特徴量データを抽出したが、前
述した圧縮率に応じて特徴量を混ぜる割合を変化させる
場合には複数個の特徴量データを抽出する必要がある。
【0021】図2の特徴量抽出回路108で分離された
特徴量データ1ビットと画像データ8ビットは図2のプ
リンタγ補正回路109へと送られる。プリンタγ補正
回路109では、入力された特徴量データに応じて適応
的にプリンタγの補正を行う。
【0022】最後に、プリンタγ補正回路109で補正
された画像データと特徴量データは中間調処理回路11
0へと出力され、特徴量に応じて最適な中間調処理が施
され、出力エンジンへ転送される。
【0023】図7は本発明の一実施例に係る画像処理装
置の別の構成を示すブロック図である。同図に示す本実
施例の画像処理装置はタンデムエンジンでのフルカラー
画像形成装置における構成を示すブロック図である。同
図において、図2と同じ参照符号は同じ構成要素を示
し、異なる構成要素としては、復号後のデータを処理す
る系がCMYKの4系統並列に用意されている。各処理
の動作については同様に構成することができる。
【0024】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、特許請求の範囲内の記載であれば多種の変
形や置換可能であることは言うまでもない。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像処理
装置は、入力された画像データの特徴量を抽出する特徴
量抽出手段と、特徴量抽出手段で抽出された特徴量を入
力された画像データの上位ビットに混合する特徴量混合
手段と、特徴量混合手段で特徴量を混合された特徴量混
合画像データを圧縮して蓄積する圧縮蓄積手段と、圧縮
蓄積手段に蓄積された圧縮データを読み出して特徴量混
合画像データへと伸張する伸張手段と、伸張手段で伸張
された特徴量混合画像データから画像データと特徴量へ
と分離する特徴量分離手段と、特徴量分離手段で分離さ
れた特徴量に基づいて特徴量分離手段で特徴量と分離さ
れた画像データに対して画像処理を施す画像処理手段と
を有し、色版に応じて混合する特徴量を切り替える。よ
って、全体のメモリ容量を少なくし、画質面で不可欠な
特徴量データを後段の処理で使用することが可能とな
る。
【0026】また、特徴量を混合する色版データはイエ
ロー版であることが好ましい。
【0027】更に、特徴量はフルカラー時に色版データ
に応じて混合する特徴量の種類を切り替えることが好ま
しい。
【0028】また、特徴量の有無によって、圧縮・伸張
の方法を切り替えることで、最適な圧縮処理又は伸張処
理が行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像処理装置を適用するデジタル複写
機の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例における画像処理装置の構成
を示すブロック図である。
【図3】図2の特徴量混合回路の構成を示すブロック図
である。
【図4】圧縮回路の構成を示すブロック図である。
【図5】伸張回路の構成を示す図である。
【図6】図2の特徴量抽出回路の構成を示すブロック図
である。
【図7】本発明の一実施例に係る画像処理装置の別の構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
101;スキャナγ補正回路、102;像域分離回路、
103;フィルタ、104;色補正回路、105;特徴
量混合回路、106;圧縮・伸張回路、107;データ
蓄積回路、108、108−K、108−C、108−
M、108−Y;特徴量抽出回路、109、109−
K、109−C、109−M、109−Y;プリンタγ
補正回路、110、110−K、110−C、110−
M、110−Y;中間調処理回路。111;右シフトレ
ジスタ、112,114,118,122,126,1
27;セレクタ、113;特徴量選択レジスタ、11
5,128;色版設定レジスタ、116,117;圧縮
回路、119,123;特徴量ON/OFF設定レジス
タ、120,121;伸張回路、124;左シフトレジ
スタ、125;メモリ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/46 H04N 1/46 Z 1/60 1/40 F Fターム(参考) 2C087 AA15 AC08 BA03 BA08 BB10 BC03 BD36 BD40 5B057 AA11 BA02 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CE08 CE17 CE18 CG01 CH09 CH18 DA17 DB02 DB06 DB09 DC25 5C077 LL19 MP08 NN01 PP01 PP15 PP27 PP28 PP33 PP37 PQ08 RR21 TT06 5C078 AA09 CA02 DA01 5C079 HB03 LA02 LA12 LA15 LA26 LA31 NA01 PA02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された画像データの特徴量を抽出す
    る特徴量抽出手段と、 該特徴量抽出手段で抽出された特徴量を入力された画像
    データに混合する特徴量混合手段と、 該特徴量混合手段で特徴量を混合された特徴量混合画像
    データを圧縮して蓄積する圧縮蓄積手段と、 該圧縮蓄積手段に蓄積された圧縮データを読み出して前
    記特徴量混合画像データへと伸張する伸張手段と、 該伸張手段で伸張された前記特徴量混合画像データから
    前記画像データと前記特徴量へと分離する特徴量分離手
    段と、 該特徴量分離手段で分離された前記特徴量に基づいて前
    記特徴量分離手段で前記特徴量と分離された前記画像デ
    ータに対して画像処理を施す画像処理手段とを有し、 色版に応じて混合する前記特徴量を切り替えることを特
    徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記特徴量は、フルカラー時に1つの色
    版データのみに混合する請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記特徴量を混合する色版データは、イ
    エロー版である請求項1記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記特徴量は、フルカラー時に色版デー
    タに応じて混合する特徴量の種類を切り替える請求項1
    記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記特徴量の有無によって、圧縮・伸張
    の方法を切り替える請求項1記載の画像処理装置。
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Cited By (2)

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