JP2003202590A - 反射型薄膜トランジスタ液晶表示装置及びその製造方法 - Google Patents

反射型薄膜トランジスタ液晶表示装置及びその製造方法

Info

Publication number
JP2003202590A
JP2003202590A JP2001402100A JP2001402100A JP2003202590A JP 2003202590 A JP2003202590 A JP 2003202590A JP 2001402100 A JP2001402100 A JP 2001402100A JP 2001402100 A JP2001402100 A JP 2001402100A JP 2003202590 A JP2003202590 A JP 2003202590A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
insulating layer
liquid crystal
crystal display
display device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001402100A
Other languages
English (en)
Inventor
Kanchu Rai
來漢中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AU Optronics Corp
Original Assignee
Acer Display Technology Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Acer Display Technology Inc filed Critical Acer Display Technology Inc
Priority to JP2001402100A priority Critical patent/JP2003202590A/ja
Publication of JP2003202590A publication Critical patent/JP2003202590A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Thin Film Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 散光表面を形成するための凸状バンプを
形成する工程前にすでに完成している素子又は絶縁透過
基板などに傷害を与えずに生産性を高めることができる
反射型薄膜トランジスタ液晶表示装置及び製造方法を提
供する。 【解決手段】 透明絶縁基板と、該基板上に成膜・形成
した第1金属層にエッチングを行なって形成したゲート
構造と、該構造上に成膜・形成した第1絶縁層と、該層
上のゲート極絶縁層と、該層上に所定のパターンを形成
した半導体層と、該層上に形成したドーピングケイ素層
と、該層上に形成したドレイン構造とソース構造とを形
成した第2金属層と、上層に形成される保護層と画素電
極とを具えてなり、前記透明絶縁基板上には、該ゲート
構造と凸状の第1バンプを形成し、該半導体層と該ドー
ピングケイ素層との間に第2絶縁層を介在させ、該層を
エッチングしてなるエッチングストップを該半導体層上
の該ゲート極に対応する位置に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薄膜トランジスタ
液晶表示装置(TFT-LCD)及び、その製造方法に関し、特
に凹凸構造の散光表面(slant diffuser)を反射層(r
eflected layer)とする画素電極を具える反射型薄膜
トランジスタ液晶表示装置及び、その製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】薄膜トランジスタの製造技術の急速な進
歩によって、液晶表示装置は、体積が小さく、軽量で、
パワーの消費が少ないなどの優れた特徴を具えるように
なった。このためパーソナルデジタルアシスト、ノート
ブックタイプのコンピュータ、高画質カラーテレビ、も
しくは携帯電話機など各種の電子製品に幅広く、かつ大
量に使用されるようになった。
【0003】新しい世代の反射型液晶表示装置を例に挙
げると、これは外部から入射する光源を利用してディス
プレー効果を得るものであって、薄膜トランジスタのド
レインに対して電気的に接続した画素電極(pixel ele
ctrode)は、金属材質によって構成されて必要とされる
反射特性を得る。また、外部の光源から光がこの種の画
素電極に照射されると、該照射された光が反射し、液晶
分子及びカラーフィルタを透過して、対応する画像をデ
ィスプレーに結像する。このような液晶表示装置は、外
部の光線を液晶表示装置の光源とするため、液晶表示装
置を構成する上でバックライトを付加する必要がなく、
従来の液晶表示装置に比してさらに軽量、薄型化を達成
することができ、かつさらに大きな節電効果を得る液晶
表示装置であるといえる。
【0004】上述の反射型液晶表示装置において技術上
注意すべき点は、外部から照射される光線を光源とする
点にある。即ち、如何にして画素電極の光線反射効率を
高めるかが極めて重要なポイントとなる。よって、従来
の反射型液晶表示装置においては、分極板などの手段を
設けることによって入射光の位相を調整し、光線の反射
効率を高める技術が応用されている。
【0005】しかし、分極板などの手段を付加すること
は、実際の生産に応用した場合、工程数を増加して手間
がかかるのみならず、製造コストも高くなる。
【0006】このため、上述の問題に対する改善策とし
て、凹凸構造の画素電極を利用して反射層とする技術が
常用されている。即ち、該画素電極の凹凸構造mp表面
が散光特性(diffuser)を有することによって、外部か
ら入射する光を十分に利用し、反射効率を大幅に高めて
液晶表示装置の輝度を高める技術である。
【0007】図1は従来の技術によって凹凸構造の反射
面を形成した薄膜トランジスタ液晶表示装置の絶縁透過
基板の断面図である。この断面図に関する従来の製造工
程は次の通りである。即ち、ガラス基板(10)上にゲ
ート極構造(12)を形成し、該ゲート極構造(12)
の表面を覆う絶縁層(14)を形成する。次いで、該ゲ
ート極構造(12)の上方に当たる位置に半導体層(1
6)、ドーピングケイ素層(18)と金属層との積層構
造を形成する。該半導体層(16)は無定形ケイ素(am
orphous Si)を選択してもよい。また、マイクロフォ
トエッチングの工程を経てドレイン(20)とソース
(22)とを形成し、薄膜トランジスト(24)全体の
構造を形成した後、さらに別途、次の工程を進める。即
ち、後続の工程において画素電極を形成する領域にフォ
トレジスタ材料によってなる複数の凸状バンプ(bump)
(26)を形成する。そして、例えば高分子ポリマー材
料による保護層(28)を該凸状バンプ上に塗布し、且
つ画素電極(30)をその上に形成する。このため、形
成された画素電極(30)は凹凸形状が連続して起伏す
る波状の粗い表面を具えることになり、全体的な反射効
率を高めることができる。
【0008】しかし、フォトレジスタ材料によって前記
凸状バンプ(26)を形成する場合は、フォトレジスタ
層をガラス基板(10)の表面に成膜してレジストコー
ティングを行い、さらに露光の工程によってそれぞれの
凸状のバンプ(26)のパターンを形成し、ついで現
像、焼き付けなどの工程を実施する。即ち、フォトマス
クを利用したマイクロフォト関連工程が余分に追加され
ることになり、液晶表示装置の製造工程が煩雑となると
ともに、このように別途製造工程を追加することは液晶
表示装置の製造工程に必要する時間を延長させることに
なり、生産性を低下させることに繋がる。
【0009】また、薄膜トランジスタ(24)、走査線
構造、データ線構造、及び保存コンデンサなどの素子は
いずれも凸状のバンプ(26)を形成する工程の前にす
でに作成が完了している。よって後続のフォトレジスタ
材料に係る一連のステップを経て、バンプ(26)を形
成する工程は、前記のそれぞれの素子に傷害を与える可
能性が自ずから発生し、甚だしくは絶縁透過基板(1
0)を損傷する場合もある。よって、液晶表示装置の歩
留まりが容易に低下することになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は、凹凸構造の散光表面を反射層とする画素電極を具え
る反射型薄膜トランジスタ液晶表示装置において、該散
光表面を形成するための凸状バンプを形成する以前の工
程ですでに完成している素子、もしくは絶縁透過基板な
どに対して、バンプを形成する工程によって傷害を与え
て製品の歩留まりが低下することのない反射型薄膜トラ
ンジスタ液晶表示装置及びその製造方法を提供すること
にある。
【0011】また、本発明の課題は、従来の技術に見ら
れるようにフォトマスクを利用した製造工程を追加する
ことなく、生産性を高めることのできる反射型薄膜トラ
ンジスタ液晶表示装置及びその製造方法を提供すること
にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載する反射
型薄膜トランジスタ液晶表示装置は、凹凸構造の散光面
を形成してなる画素電極を具えてなり、透明絶縁基板上
と、該透明絶縁基板上に成膜して形成した第1金属層に
マイクロフォトエッチングを行なって形成したゲート構
造と、該ゲート極構造上に成膜して形成した第1絶縁層
と、該第1絶縁層上に成膜して形成したゲート極絶縁層
と、該ゲート極絶縁層上に成膜して形成し、かつ所定の
パターンを形成した半導体層と、該半導体層上に形成し
たドーピングケイ素層と、ドーピングケイ素層上に形成
し、かつ該第2のマイクロフォトエッチング工程によっ
てドレイン構造とソース構造とを形成した第2金属層
と、上層に形成される保護層と画素電極とを有し、さら
に、前記透明絶縁基板上には、該第1金属層に対してマ
イクロフォトエッチングを行う場合に、エッチングによ
って該ゲート構造と同時に凸状の第1バンプを形成し、
また、該半導体層と該ドーピングケイ素層との間に第2
絶縁層を介在させ、該第2絶縁層をエッチングしてなる
エッチングストップ(Etching Stop)を該半導体層上の
該ゲート極に対応する位置に設ける。
【0013】請求項2に記載する反射型薄膜トランジス
タ液晶表示装置は、請求項1における透明絶縁基板とゲ
ート極構造の表面に形成した第1絶縁層上にゲート極絶
縁層と半導体層とを順に成膜して形成し、かつマイクロ
フォトエッチングを行ない、ゲート極構造の上方に所要
の半導体層のパターンを形成し、さらに第2絶縁層を形
成して該半導体層と第1絶縁層の表面を覆い、該第2絶
縁層に対してマイクロフォトエッチングを行い該ゲート
極構造の上方にエッチングストップ(EtchingStop)を
形成するとともに、後続の工程によって画素電極を構成
する領域に画素電極に対応する凸状の第2バンプを第2
絶縁層によって形成する。
【0014】請求項3に記載する反射型薄膜トランジス
タ液晶表示装置は、請求項2における前記透過基板上に
第1金属層を形成し、該第1金属層にマイクロフォトエ
ッチングによって該ゲート極構造を形成する場合、同時
に構造の工程によって画素電極を形成する領域に第1の
バンプを形成し、該第1のバンプと前記第2バンプとが
上下対応する位置において積層構造を形成するか、もし
くは上下の位置が交錯した構造を形成するか、もしくは
これら構造を組み合わせる。
【0015】請求項4に記載する反射型薄膜トランジス
タ液晶表示装置は、請求項2、もしくは請求項3におけ
る第2金属層にマイクロエッチングを行い、ソース構造
とドレイン構造を形成する場合、後続の工程で画素電極
を形成するエリアに、該第2金属層によってなる第3の
バンプを同時に形成する。
【0016】請求項5に記載する反射型薄膜トランジス
タ液晶表示装置の製造方法は透明絶縁基板に凹凸構造の
表面を有する画素電極を形成してなる反射型薄膜トラン
ジスタ液晶表示装置の製造方法であって、該透明絶縁基
板上に第1金属層を成膜して形成し、該第1金属層に第
1のマイクロフォトエッチングによってゲート構造を形
成し、該ゲート極構造上に第1絶縁層と半導体層とを成
膜して形成し、かつ該半導体層のパターンをゲート極上
に形成し、さらに、ドーピングケイ素層と、第2金属層
とを成膜して形成し、かつドーピングケイ素層と、第2
金属層とに該第2のマイクロフォトエッチング工程によ
ってドレイン構造とソース構造とを形成し、該ドレイン
構造とソース構造上に保護層と画素電極を形成し、前記
第1のマイクロフォトエッチング工程と第2のマイクロ
フォトエッチング工程を進行させる場合に、第1金属層
によって凸状の第1バンプを同時に形成し、また第2金
属層によって凸状の第2バンプを同時に形成し、かつ該
第1バンプ、もしくは第2バンプの少なくともいずれか
が、透明絶縁基板上の画素電極を形成する位置に対応し
た位置に形成されて、後続の工程によって形成される画
素電極が該第1バンプ、もしくは第2バンプの凸状に沿
って起伏し、凹凸構造の散光表面を形成する工程によっ
てなる。
【0017】請求項6に記載する反射型薄膜トランジス
タ液晶表示装置の製造方法は、請求項5における半導体
層のパターンを形成した後、さらに第2絶縁層を成膜し
て形成し、かつ該第2絶縁層に対して第3のマイクロフ
ォトエッチングを進行させる工程を含み、前記ゲート極
構造の上方の半導体層の表面にエッチングストップ(Et
ching Stop)を形成するとともに、透明絶縁基板上の画
素電極を形成する位置に対応した位置に該第2絶縁層に
よってなる凸状の第3のバンプを形成する工程を含む。
【0018】請求項7に記載する記載する反射型薄膜ト
ランジスタ液晶表示装置の製造方法は、請求項6にける
第2絶縁層が窒化ケイ素を材料である。
【0019】請求項8に記載する記載する反射型薄膜ト
ランジスタ液晶表示装置の製造方法は、請求項5におけ
る第1金属層と、第2金属層とがアルミか、クロムか、
チタンか、もしくはタングステンか、タンタルか、もし
くはモリブデンから選択されるか、またはこれら金属か
ら任意に選択し、組み合わせた合金によってなる。
【0020】請求項9に記載する記載する反射型薄膜ト
ランジスタ液晶表示装置の製造方法は、該透明絶縁基板
上に第1金属層を形成し、該第1金属層に第1のマイク
ロフォトエッチングを行なって、該透明絶縁基板上にゲ
ート構造を形成し、該ゲート極構造と透過基板の表面に
第1絶縁層を形成し、該第1絶縁層の表面で該ゲート極
構造の上方の位置に半導体層を形成し、該半導体層と第
1絶縁層の表面に第2絶縁層を形成し、該第2絶縁層に
第2のマイクロフォトエッチングを行い、該ゲート構造
上方の半導体層上にエッチングストップ(Etching Sto
p)を形成し、該エッチングストップ(Etching Stop)
と、該半導体層と、該第絶縁層の表面に第2金属層を形
成し、該第2金属層に第3のマイクロエッチングを行
い、該エッチングストップ(Etching Stop)の両側の位
置にドレイン構造とソース構造とを形成し、該透過基板
上方に保護層を形成し、かつ該ドレイン構造とソース構
造の一部表面を露出させ、該保護層の表面に画素電極を
形成し、かつ該ドレイン構造と電気的に接続する反射型
薄膜トランジスタ液晶表示装置の製造方法であって、該
第1のマイクロフォトエッチング工程か、第2のマイク
ロエッチング工程か、もしくは第3のマイクロフォトエ
ッチングの工程を行う場合、該透明絶縁基板上の画素電
極を形成する領域に、少なくとも一種類以上の凸状のバ
ンプを形成し、後続の工程において保護層と画素電極を
形成する場合、該保護層と画素電極が凸状のバンプの形
状に沿って表面を起伏させ、該画素電極に凹凸構造の散
光表面を形成する。
【0021】請求項10に記載する反射型薄膜トランジ
スタ液晶表示装置の製造方法は、請求項9における第1
金属層と、第2金属層とがアルミか、クロムか、チタン
か、もしくはタングステンか、タンタルか、もしくはモ
リブデンから選択されるか、またはこれら金属から任意
に選択し、組み合わせた合金によってなる。
【0022】請求項11に記載する反射型薄膜トランジ
スタ液晶表示装置の製造方法は、請求項9における第1
絶縁層の材料が窒化ケイ素か、酸化ケイ素か、もしくは
窒酸化ケイ素から選択されるか、またはこれらを任意に
組み合わせてなる。
【0023】請求項12に記載する反射型薄膜トランジ
スタ液晶表示装置の製造方法は、請求項9における第2
金属層を成膜して形成する工程の前に、さらにドーピン
グケイ素層を該半導体層と、エッチングストップ(Etch
ing Stop)の表面に形成する工程を含む。
【0024】請求項13に記載する反射型薄膜トランジ
スタ液晶表示装置の製造方法は、請求項9における保護
層を形成した後、さらに被覆層を形成して該保護層の表
面を覆い、画素電極の凹凸構造の表面角度を調整するこ
と工程を含む。
【0025】請求項14に記載するに記載する反射型薄
膜トランジスタ液晶表示装置の製造方法は、透明絶縁基
板に第1金属層を形成し、該第1金属層に第1のマイク
ロフォトエッチングを行ない、ゲート構造と複数の第1
バンプを該透明絶縁基板上に形成し、該ゲート極構造と
第1バンプの表面に第1絶縁層を形成し、該第1絶縁層
の表面で該ゲート極構造の上方の位置に半導体層を形成
し、該半導体層と第1絶縁層の表面に第2絶縁層を形成
し、該第2絶縁層に第2のマイクロフォトエッチングを
行い、該ゲート構造上方の半導体層表面にエッチングス
トップ(Etching Stop)を形成し、該エッチングストッ
プ(Etching Stop)と、該半導体層と、該第絶縁層の表
面に第2金属層を形成し、該第2金属層に第3のマイク
ロエッチングを行い、該エッチングストップ(Etching
Stop)の両側の位置にドレイン構造とソース構造とを形
成し、該透過基板上方に保護層を形成し、かつ該ドレイ
ン構造とソース構造の一部表面を露出させ、該保護層の
表面に画素電極を形成し、かつ該ドレイン構造と電気的
に接続する反射型薄膜トランジスタ液晶表示装置の製造
方法であって、該第1バンプによって、後続の工程にお
いて保護層と画素電極を形成する場合、該保護層と画素
電極が凸状のバンプの形状に沿って表面を起伏させ、該
画素電極に凹凸構造の散光表面を形成する。
【0026】請求項15に記載するに記載する反射型薄
膜トランジスタ液晶表示装置の製造方法は、請求項14
における保護層を形成した後、さらに被覆層を形成して
該保護層の表面を覆い、画素電極の凹凸構造の表面角度
を調整する工程を含む。
【0027】請求項16に記載するに記載するに記載す
る反射型薄膜トランジスタ液晶表示装置の製造方法は、
請求項14における第2絶縁層に対して第2のマイクロ
フォトエッチングを行う場合、該第2絶縁層によってな
る複数の第2バンプを該第1絶縁層の表面に形成するこ
と工程を含む。
【0028】請求項17に記載するに記載するに記載す
る反射型薄膜トランジスタ液晶表示装置の製造方法は、
請求項14における第2金属層に対して第3のマイクロ
フォトエッチングを行う場合、該第2金属層によってな
る複数の第3バンプを該第1絶縁層の表面に形成する工
程を含む。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明による反射型薄膜トランジ
スタ液晶表示装置は、凹凸構造の散光面を形成してなる
画素電極を有する反射型薄膜トランジスタ液晶表示装置
であって、透明絶縁基板上に形成する各層を利用してバ
ンプを形成し、該バンプの凸形状に沿って画素電極に凹
凸構造を形成するものである。かかる反射型薄膜トラン
ジスタ液晶表示装置の構造と特徴及びその製造方法を説
明するために、具体的な実施例を挙げ、図面を参照にし
て以下に詳述する。
【0030】
【実施例】[第1の実施例]本発明の第1の実施例は、
図2に開示するように透明絶縁基板(50)上に第1金
属層(52)を形成する。好ましくは、該透明絶縁基板
(50)は例えばガラス、石英、若しくはその他透過性
を有する絶縁材料によってなる。また、第1金属層(5
2)を成膜しる工程は例えば、スパッタリングなどの物
理的気相成膜の工程によって該透明絶縁基板(50)の
表面に形成する。該第1金属層(52)はアルミか、チ
タンか、クロムか、タングステンか、タンタルか、もし
くはモリブデンから選択される。または、これら金属を
任意に選択してなる合金であってもよい。
【0031】次いで、フォトレジスタ材料を該第1金属
層(52)の表面に塗布し、露光、現像を含むマイクロ
フォトの工程によってフォトレジスタブロック(54)
を該該第1金属層(52)上に形成する。
【0032】次いで、図3に開示するように、フォトレ
ジスタブロック(54)をエッチングマスクとして、第
1金属層(52)に対して第1のマイクロフォトエッチ
ング工程を行い、ゲート極構造(56)と複数の第1バ
ンプ(58)とを同時に透明絶縁基板(50)上に形成
する。該第1バンプ(58)は後続の工程によって画素
電極を形成する領域A内に形成される。ここにおいて当
業者が熟知するようにゲート極構造(56)を形成する
第1マイクロフォトエッチングの工程において同時にコ
ンデンサ保存電極、データライン構造、及び走査線構造
(いずれも図示しない)を同時に透明絶縁基板(50)
の表面に形成してもよい。また、第1金属層(52)に
対してパターン形成の工程を行なう場合は、イオン反応
エッチング(RIE)の工程によって必要とするゲート極
構造(56)と第1バンプ(58)を形成してもよい。
第1マイクロフォトエッチングの工程が完了した後、余
剰のフォトレジスタブロック(54)を除去する。
【0033】次に、図4に開示するように、ゲート極構
造(56)と、第1バンプ(58)と、透明絶縁基板
(50)の表面に第1絶縁層(60)を形成する。該第
1絶縁層(60)は、例えば酸化物、窒化物、若しくは
窒酸化ケイ素などの一般に用いられる適宜な絶縁材料に
よってなる。好ましくは低温化学気相成膜法(CVD)に
よって窒酸化ケイ素材料を成膜し、第1絶縁層(60)
を形成する。ついでゲート極絶縁層(62)と半導体層
(64)を第1絶縁層(60)の表面に順に形成する。
該ゲート極絶縁層(62)は、例えば窒化ケイ素などの
絶縁材料を選択して形成する。また、半導体層(64)
は半導体(例えば無定形ケイ素)等によって構成し、後
続の工程によって薄膜トランジスタ(TFT)のチャネル
を形成する。
【0034】図5においては、半導体層(64)とゲー
ト極絶縁層(62)に対してエッチングを行い、ゲート
極構造(56)の上方に所定のチャネルパターンを形成
する。半導体層(64)と、ゲート極絶縁層(62)の
その他部分は除去して第1絶縁層(60)の表面を露出
させる。次に第2絶縁層(66)を形成し、半導体層
(64)と第1絶縁層(60)の表面を覆う。
【0035】図6においては、第2絶縁層(62)に対
して第2のマイクロフォトエッチング工程を施し、ゲー
ト極構造(56)上方の半導体層(64)の表面にエッ
チングストップ(Etching Stop)(67)を形成する。
ついで、該エッチングによって形成されたエッチングス
トップ(Etching Stop)(67)と、半導体層(64)
と、及び第1絶縁層(60)の表面にドーピングケイ素
層(68)と第2金属層(70)とを順に成膜して形成
する。
【0036】図7に開示する工程においては、第2金属
層(70)とドーピングケイ素層(68)に対して、第
3のマイクロフォトエッチング工程を施し、ソース構造
(72)と、ドレイン構造(74)とを該エッチングに
よって形成されたエッチングストップ(Etching Stop)
(67)の両側で、半導体層(64)の表面の位置に形
成する。該エッチングストップ(Etching Stop)(6
7)は、下方の半導体層(64)を第3のマイクロフォ
トエッチングの工程によって発生する傷害から保護する
ものである。ソース構造(72)とドレイン構造(7
4)を形成した後、透明絶縁基板(50)の後方に保護
層(70)を形成し、且つ後続の電気的接続工程のため
にエッチング工程によってソース構造(72)とドレイ
ン構造(74)の一部表面を露出させる。
【0037】図8においては、画素電極(78)を保護
層(76)の表面に形成し、ドレイン構造(74)と電
気的に接続させる。反射型の薄膜トランジスタ液晶表示
装置においては、画素電極(78)は反射層としての作
用をも有する。よってその材質は、例えば金属材料など
の好ましい反射特性を有する材料から選択される。好ま
しくは、アルミ金属から選択される。ここにおいて注目
すべき点は、上述のゲート極構造(56)を形成する第
1のマイクロフォトエッチングの工程において、画素電
極(78)を形成する領域に複数の第1バンプ(58)
を同時に形成する点である。このように形成することに
よって、第1バンプ(58)の表面に成膜する第1絶縁
層(60)と保護層(76)も第1バンプ(58)に対
応する起伏した表面が形成される。従って、最終的に成
膜する画素電極(78)もまた保護層(76)の表面の
起伏に沿って形成され、凹凸構造の散光表面(diffuser)
が形成される。
【0038】[第2の実施例]図9から図11に本発明
の第2の実施例を開示する。第2の実施例は上述の第1
の実施例に類似する。即ち、図9に開示する工程におい
ては、透明絶縁基板(50)上に第1金属層を形成し、
該第1金属層にマイクロフォトエッチングを施して、ゲ
ート極構造(56)を形成する。但し、ゲート極構造
(56)を形成する場合には、図3に開示するように後
続の工程において、画素電極を形成する領域Aに第1バ
ンプ(58)を形成しない。次いで、ゲート極構造(5
6)と透明絶縁基板(50)の表面に第1絶縁層(6
0)を形成する。第1絶縁層(60)は第1の実施例と
同様に窒酸化ケイ素材料によってなる。
【0039】図10においては、第1絶縁層(60)の
表面に、ゲート極絶縁層(62)と半導体層(64)と
を順に成膜して、さらにエッチングを行ない、ゲート極
構造(56)の上方に所要の半導体層(64)のパター
ンを形成する。次いで第1の実施例と同様に第2絶縁層
で半導体層(64)と第1絶縁層(60)の表面を覆
う。次いで、第2絶縁層に対して第2のマイクロフォト
エッチングの工程を進行させ、ゲート極構造(56)の
上方にエッチングストップ(Etching Stop)(67)を
形成する。同時に後続の工程によって画素電極を構成す
る領域Aに第2絶縁層によってなる複数の第2バンプ
(69)を形成する。
【0040】図11においては、第1の実施例と同様に
ドーピングケイ素層と第2金属層を透明絶縁基板(5
0)上に成膜して形成し、さらに第3のマイクロフォト
エッチングの工程によってエッチングストップ(Etchin
g Stop)(67)の両側にそれぞれソース構造(72)
とドレイン構造(74)とを形成する。次に薄膜トラン
ジスタと第2バンプ(69)の表面に保護層(76)を
形成し、エッチングによって該ソース構造(72)とド
レイン構造(74)の一部表面を露出させる。さらに、
画素電極(78)を保護層(76)の表面に形成し、且
つドレイン構造(74)と電気的に接続させる。ここで
注目すべき点はエッチングストップ(Etching Stop)
(67)を形成する第2のマイクロフォトエッチングの
工程において画素電極(78)を形成する領域に複数の
第2バンプ(69)を同時に形成する点である。このよ
うに形成することによって第2バンプ(69)の表面に
成膜しる保護層(76)は第2バンプに対応して起伏す
る表面が形成される。また、画素電極(78)について
も保護層(76)に対応して起伏する表面が形成され、
この為凹凸構造の散光表面が形成される。
【0041】即ち、上述の第1実施例においては、第1金
属層(52)に対してエッチングを行なう場合画素電極
(78)を形成する透明絶縁基板(50)上に複数の第
1バンプ(58)を同時に形成し、後続の工程において
各層を成膜しる場合の形状を伝達する効果を達成する。
よって反射層としての作用を有する画素電極(78)は
凹凸構造の散光表面を具えることになる。第2の実施例
においては、第2絶縁層(66)に対してエッチングを行
なう場合、複数の第2バンプ(69)を同時に形成し、
後続の工程によって形成される画素電極(78)が起伏
する散光表面を具えるようにする。
【0042】当然のことながら、上述の実施例において
は第2金属層(70)のエッチング工程を応用して、凹
凸構造の起伏を形成してもよい。これは当業者にとって
容易に想到し得ることである。即ち、第2金属層(7
0)を第1絶縁層(60)の上に成膜した後、第三のマ
イクロフォトエッチング工程を進行させる場合、前記ソ
ース構造(72)及び、ドレイン構造(74)を形成す
る以外に画素電極(78)を形成する領域内に複数の第
3のバンプ(71)を同時に形成しても良い。このよう
にしても後続の工程において、保護層(76)と画素電
極(78)とを形成した後、同様に画素電極(78)は
凹凸構造の反射表面を同様に具えることになる。
【0043】また、前記第1バンプ、第2バンプ、及び
第3バンプはその厚さが第1金属層(52)、第2絶縁
層、及び第2金属層(70)の制限を受ける。即ち、実
際の製造工程においては、前記のそれぞれのバンプの高
さはゲート極構造エッチングストップ(Etching Stop)
及びドレイン構造の厚さによって制限と影響を受ける。
但し、それぞれのバンプの幅について言えば、画素電極
(78)の散光表面が必要とする粗さの程度によって相
対的に調整を行なうことができる。例えば画素電極(7
8)が密集した凹凸構造の表面であることを必要とする
場合、それぞれのバンプを形成する際に隣り合うバンプ
の間の距離を短縮し、且つ、バンプの幅を短縮すること
によって密集した配列にする。この為画素電極は起伏が
密集した凹凸構造の表面に形成する事ができる。
【0044】また、上述の実施例においては、いずれも
特定のバンプ(例えば第1バンプ、第2バンプ、若しく
は第3バンプ)によって所望の凹凸構造の反射面を形成
する。但し、実際に応用する場合、画素電極表面の起伏
の特性に対する異なる要求に合わせてこれらバンプを任
意に選択するか、若しくは組み合わせて用いることがで
きる。即ち薄膜トランジスタを形成すると同時に、画素
電極を形成する領域に三種類のバンプを任意に組み合わ
せた堆積構造を形成することによって、後続の工程で成
膜して形成する画素電極及びその散光表面に更に多くの
選択性を持たせることができる。また、前記第1、第
2、第3のバンプを交錯させて配列し、これを堆積する
ことによってバンプの凸構造に高さを持たせることがで
き、画素電極の起伏の高さを調整する目的を達成するこ
とができる。
【0045】以上の説明の態様について、図面を参考に
して以下に説明する。即ち、前記バンプの可能な体積方
法を図12から図20に開示する。
【0046】図12は第1金属層(52)に対するエッ
チングを利用して、複数の第1バンプを透明絶縁基板上
に形成する。次いで第1絶縁層(60)を成膜した後、
第2のマイクロフォトエッチングによって第2絶縁層
(66)のパターンを形成し、第2バンプ(69)を形
成する。該第2バンプ(69)は隣り合う第1バンプ
(58)の間に位置する。この為第1バンプ(58)と
第2バンプ(69)を結合させ、画素電極(78)の表
面の起伏の形状を調整することができる。
【0047】図13においては、第2バンプ(69)を
第1バンプ(58)の真上に形成する。このため画素電
極(78)は、起伏の高さが更に大きくなる。
【0048】図14においては、第2バンプ(69)を
第1バンプ(58)の真上と、及び隣合う第1バンプ
(58)の間に形成し、密集させる。
【0049】図15においては、第1バンプ(58)、
第2バンプ(69)、及び第3バンプ(71)を堆積し
た状態を開示する。該第2バンプ(69)は第1バンプ
(58)の真上に位置し、第3バンプ(71)は隣合う
第1バンプ(58)の間に形成する。
【0050】図16においては、先に第1バンプ(5
8)の真上に第2バンプ(69)を形成し、更に第3バ
ンプ(71)を該第2バンプ(69)上と、及び第1絶
縁層(60)の表面で隣合う第1バンプ(58)の間の
位置に形成する。
【0051】図17から図19においては、第1バンプ
(58)に対して第3バンプ(71)を任意の位置に設
けて堆積し、画素電極(78)を形成した状態を開示す
る。
【0052】図20は図15の開示に近似する。即ち第
1バンプ(58)上に第3バンプ(71)を形成し、隣
合う第1バンプ(58)の間に第2バンプ(69)を形
成して凹凸構造の反射面の効果を達成する。
【0053】ここにおいて、注目すべき点は三種類のバ
ンプ(58)(69)(71)を配列し、堆積すること
によって様々の構造上の変化を持たすことができ、画素
電極の表面の起伏の状態について調整を行なうことがで
きるが、画素電極の表面に勾配の緩い起伏を形成する
か、若しくは更に一歩進んで粗い表面の起伏の角度を調
整する場合は、画素電極を形成する前に被覆層を形成し
なければならない点である。
【0054】図24に開示するように保護層(76)を
成膜した後、先に被覆層(80)を該保護層(76)の
表面に塗布し、更に画素電極(78)を成膜して形成す
る。画素電極(78)を形成する領域Aにおいては、既
に透明絶縁基板(50)の表面に第1金属層によって構
成される第1バンプ(58)が形成されている。よっ
て、後続の工程で第1絶縁層(60)と保護層(76)
を成膜して形成した場合、第1バンプ(58)の表面の
形状が上層に伝達される。よって例えば有機材料などに
よる被覆層(80)を塗布した場合表面の起伏が緩和さ
れた形状となり、画素電極(78)の表面起伏角度
(θ)を調整する目的を達することができる。
【0055】図21、22、23は、前記の三つのバン
プ(58)(69)(71)と被覆層(80)とを組み
合わせてなる起伏の形状を開示する。図21において
は、第1金属層(52)に対してエッチングを行なう場
合、図面に開示する第1バンプ(58)を同時に形成
し、次いで第1絶縁層(60)を形成した後、第1バン
プ(58)の真上に第2絶縁層(66)によってなる第
2バンプ(69)と第2金属層(70)によってなる第
3バンプ(71)を順に形成する。該第3バンプ(7
1)は第2バンプ(69)の真上に位置し、第2バンプ
(69)に比して表面積を小さく形成する。また、第2
バンプ(69)は第1バンプ(58)に比して表面積を
小さく形成する。この為図面に開示するようにテーパ状
の堆積構造が形成される。また、被覆層(80)を該堆
積構造上に成膜して形成し、勾配が緩和された表面が突
起する効果を達成する。よって後続の工程によって形成
される画素電極(78)が必要とする起伏形状を得るこ
とができる。
【0056】図22においても同様の原理で画素電極
(78)の表面の起伏形状を調整する。但し第1バンプ
(58)と第2バンプ(69)と第3バンプ(71)の
大きさを調整し、異なる堆積方法を構成する。該第3バ
ンプ(71)は下方の第2バンプ(69)を覆うと共に
一端が延伸して第1絶縁層(60)に至り、起伏が更に
緩和された表面の形状を形成する事ができる。よって後
続の工程において被覆層(80)と画素電極(78)を
形成した場合、図22に開示する表面の形状を得ること
ができる。
【0057】図23においては、第2バンプ(69)の
大きさが第1バンプ(58)と第3バンプ(71)との
間の大きさに調整される。よってこのような堆積構造に
よる起伏は図面に開示するように明らかな起伏形状とな
る。
【0058】また、第1の実施例においては、エッチン
グによる傷害を防ぐ為に、保護層を設けた薄型トランジ
スタ液晶表示の構造と製造方法について開示した。但
し、該保護層を具えないバックチャネルエッチング(ba
ck channel etching/BCE)タイプの薄型トランジスタ液
晶表示装置の場合、その構造と製造方法については、上
述の第1の実施例に比して、第2絶縁層を形成する工程
および第2のマイクロフォトエッチングの工程が省かれ
る点において異なる。即ち、この場合は、第2絶縁層を
半導体層と第1絶縁層上に形成しない。よって、第2絶
縁層に対して第2のマイクロフォトエッチング工程を進
行させる場合、エッチングストップ(Etching Stop)を
ゲート極構造の上方に形成することなく、同時に第2バ
ンプを画素電極形成領域に形成しない。よって、第1の
実施例における第1バンプと第2バンプのみを形成す
る。このため、画素電極の表面に形成される凹凸状の起
伏は、該第1バンプと第3バンプとを任意に組み合わせ
て堆積し、形成する。その製造方法は上述の実施例に開
示する通りであって、ここでは詳述しない。
【0059】本発明による製造方法によって製造される
反射型薄膜トランジスタ液晶表示装置において画素電極
に凹凸構造を形成する第1、第2もしくは第3のバンプ
は、本発明による製造方法の工程におけるマイクロフォ
トエッチングを利用して、第1金属層か、第2絶縁層
か、もしくは第2金属層の内の少なくとも1によってな
る。また、これらバンプを交錯させて形成して画素電極
の凹凸構造の起伏を調整することができる。よって、従
来の技術に見られるように、別途フォトマスクとフォト
レジスタ層によるエッチングを行う工程を追加してバン
プを形成する必要がなく、散光作用を有する画素電極を
形成することができ、好ましい生産性を維持することが
できる。
【0060】また、本発明による製造方法における第3
のエッチングを行う場合に、第3のバンプを同時に形成
し、第1、第2、第3のバンプの任意の組み合わせ構造
にすることができる。また、バンプを形成する間隔を調
整することができる。よって、これらバンプの堆積構
造、配列間隔などを調整することによって、後続の工程
によって形成する画素電極の凹凸構造の起伏角度、高さ
などを調整することができる。
【0061】以上は本発明の好ましい実施例であって、
本発明の実施の範囲を制限するものではない。例えば、
実施例においてはエッチングストップ(Etching Stop)
によって下方の半導体層の浸食を防ぐようにしたが、実
際に応用する場合は、生産性を考慮して同様の構造と特
徴を、フォトマスクによる工程を省いたバックチャネル
エッチング(back channel etching)に応用して、該エ
ッチングストップ(Etching Stop)を形成する工程を省
いてもよい。また、本発明の実施例においては、いずれ
もボトムゲート型のトランジスタを例に挙げたが、当業
者が本発明による製造方法をトップゲート型のトランジ
スタに応用することは容易なことである。よって、当業
者のなし得る修正、変更であって、本発明に対して均等
の効果を有し、かつ本発明の精神と、特許請求の範囲の
範疇に含まれるものは、いずれも本発明の特許請求の範
囲に含まれるものとする。
【0062】
【発明の効果】 本発明による反射型薄膜トランジスタ
液晶表示装置は、画素電極に散光作用を具える凹凸構造
を形成する。その製造工程において、該散光表面を形成
するための凸状バンプを形成する以前の工程ですでに完
成している素子、もしくは絶縁透過基板などに対して、
バンプを形成する工程によって傷害を与えて製品の歩留
まりが低下することがない。また、本発明は、従来の技
術に見られるようにフォトマスクを利用した製造工程を
追加することないため、生産性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の技術による凹凸構造を有する反射型薄
膜トランジスタ液晶表示装置断面図である。
【図2】 本発明による凹凸構造を有する反射型薄膜ト
ランジスタ液晶表示装置の製造方法の第1の工程を説明
する断面図である。
【図3】 本発明による凹凸構造を有する反射型薄膜ト
ランジスタ液晶表示装置の製造方法の第2の工程を説明
する断面図である。
【図4】 本発明による凹凸構造を有する反射型薄膜ト
ランジスタ液晶表示装置の製造方法の第3の工程を説明
する断面図である。
【図5】 本発明による凹凸構造を有する反射型薄膜ト
ランジスタ液晶表示装置の製造方法の第4の工程を説明
する断面図である。
【図6】 本発明による凹凸構造を有する反射型薄膜ト
ランジスタ液晶表示装置の製造方法の第5の工程を説明
する断面図である。
【図7】 本発明による凹凸構造を有する反射型薄膜ト
ランジスタ液晶表示装置の製造方法の第6の工程を説明
する断面図である。
【図8】 本発明による凹凸構造を有する反射型薄膜ト
ランジスタ液晶表示装置の製造方法の第8の工程を説明
する断面図である。
【図9】 本発明の第2の実施例の第1の工程を説明す
る断面図である。
【図10】本発明の第2の実施例の第2の工程を説明す
る断面図である。
【図11】本発明の第2の実施例の第3の工程を説明す
る断面図である。
【図12】本発明によるバンプの堆積のその他態様を表
わす断面図である。
【図13】本発明によるバンプの堆積のその他態様を表
わす断面図である。
【図14】本発明によるバンプの堆積のその他態様を表
わす断面図である。
【図15】本発明によるバンプの堆積のその他態様を表
わす断面図である。
【図16】本発明によるバンプの堆積のその他態様を表
わす断面図である。
【図17】本発明によるバンプの堆積のその他態様を表
わす断面図である。
【図18】本発明によるバンプの堆積のその他態様を表
わす断面図である。
【図19】本発明によるバンプの堆積のその他態様を表
わす断面図である。
【図20】本発明によるバンプの堆積のその他態様を表
わす断面図である。
【図21】本発明によるバンプの堆積のその他態様を表
わす断面図である。
【図22】本発明によるバンプの堆積のその他態様を表
わす断面図である。
【図23】本発明によるバンプの堆積のその他態様を表
わす断面図である。
【図24】本発明による凹凸構造を有する反射型薄膜ト
ランジスタ液晶表示装置で凹凸の起伏を調整した例を説
明する断面図である。
【符号の説明】
10 ガラス基板 12 ゲート極構造 14 絶縁層 16 半導体層 18 ドーピングケイ素層 20 ドレイン 22 ソース 24 薄膜トランジスタ 26 凸状バンプ 28 保護層 30 画素電極 50 透明絶縁基板 52 第1金属層 54 フォトレジスタブロック 56 ゲート極構造 58 第1バンプ 60 第1絶縁層 62 ゲート極絶縁層 64 半導体層 66 第2絶縁層 67 エッチングストップ 68 ドーピングケイ素層 69 第2バンプ 70 第2金属層 71 第3バンプ 72 ソース構造 74 ドレイン構造 76 保護層 78 画素電極 80 被覆層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H092 JA24 JA34 JA41 MA15 MA17 MA27 NA25 PA12 5F110 AA16 BB01 CC07 DD02 DD03 EE03 EE04 FF02 FF03 FF04 FF09 FF29 GG02 GG15 HK09 NN12 NN72

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凹凸構造の散光面を形成してなる画素
    電極を有する反射型薄膜トランジスタ液晶表示装置であ
    って、 透明絶縁基板と、 該透明絶縁基板上に成膜して形成した第1金属層にマイ
    クロフォトエッチングを行なって形成したゲート構造
    と、 該ゲート極構造上に成膜して形成した第1絶縁層と、 該第1絶縁層上に成膜して形成したゲート極絶縁層と、 該ゲート極絶縁層上に成膜して形成し、かつ所定のパタ
    ーンを形成した半導体層と、 該半導体層上に形成したドーピングケイ素層と、 該ドーピングケイ素層上に形成し、かつ該第2のマイク
    ロフォトエッチング工程によってドレイン構造とソース
    構造とを形成した第2金属層と、 上層に形成される保護層と画素電極とを具え、 さらに、前記透明絶縁基板上には、該第1金属層に対し
    てマイクロフォトエッチングを行う場合に、エッチング
    によって該ゲート構造と同時に凸状の第1バンプを形成
    し、 また、該半導体層と該ドーピングケイ素層との間に第2
    絶縁層を介在させ、該第2絶縁層をエッチングしてなる
    エッチングストップ(Etching Stop)を該半導体層上の
    該ゲート極に対応する位置に設けたことを特徴とする反
    射型薄膜トランジスタ液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記透明絶縁基板とゲート極構造の表
    面に形成した第1絶縁層上にゲート極絶縁層と半導体層
    とを順に成膜して形成し、かつマイクロフォトエッチン
    グを行ない、ゲート極構造の上方に所要の半導体層のパ
    ターンを形成し、さらに第2絶縁層を形成して該半導体
    層と第1絶縁層の表面を覆い、該第2絶縁層に対してマ
    イクロフォトエッチングを行い該ゲート極構造の上方に
    エッチングストップ(Etching Stop)を形成するととも
    に、後続の工程によって画素電極を構成する領域におい
    て画素電極に対応する凸状の第2バンプを第2絶縁層に
    よって形成することを特徴とする請求項1に記載の反射
    型薄膜トランジスタ液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 前記透過基板上に第1金属層を形成
    し、該第1金属層にマイクロフォトエッチングによって
    該ゲート極構造を形成する場合、同時に構造の工程によ
    って画素電極を形成する領域に第1のバンプを形成し、
    該第1のバンプと前記第2バンプとが上下対応する位置
    において積層構造を形成するか、もしくは上下の位置が
    交錯した構造を形成するか、もしくはこれら構造を組み
    合わせたことを特徴とする請求項2に記載の反射型薄膜
    トランジスタ液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 前記第2金属層にマイクロエッチング
    を行い、ソース構造とドレイン構造を形成する場合、後
    続の工程で画素電極を形成するエリアに、該第2金属層
    によってなる第3のバンプを同時に形成することを特徴
    とする請求項1、もしくは請求項2、もしくは請求項3
    に記載の反射型薄膜トランジスタ液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 透明絶縁基板に凹凸構造の表面を有す
    る画素電極を形成してなる反射型薄膜トランジスタ液晶
    表示装置の製造方法であって、 該透明絶縁基板上に第1金属層を成膜して形成し、 該第1金属層に第1のマイクロフォトエッチングによっ
    てゲート構造を形成し、 該ゲート極構造上に第1絶縁層と半導体層とを成膜して
    形成し、かつ該半導体層のパターンをゲート極上に形成
    し、 さらに、ドーピングケイ素層と、第2金属層とを成膜し
    て形成し、かつドーピングケイ素層と、第2金属層とに
    該第2のマイクロフォトエッチング工程によってドレイ
    ン構造とソース構造とを形成し、 該ドレイン構造とソース構造上に保護層と画素電極を形
    成し、 前記第1のマイクロフォトエッチング工程と第2のマイ
    クロフォトエッチング工程を進行させる場合に、第1金
    属層によって凸状の第1バンプを同時に形成し、また第
    2金属層によって凸状の第2バンプを同時に形成し、か
    つ該第1バンプ、もしくは第2バンプの少なくともいず
    れかが、透明絶縁基板上の画素電極を形成する位置に対
    応した位置に形成されて、後続の工程によって形成され
    る画素電極が該第1バンプ、もしくは第2バンプの凸状
    に沿って起伏し、凹凸構造の散光表面を形成することを
    特徴とする反射型薄膜トランジスタ液晶表示装置の製造
    方法。
  6. 【請求項6】 前記半導体層のパターンを形成した
    後、さらに第2絶縁層を成膜して形成し、かつ該第2絶
    縁層に対して第3のマイクロフォトエッチングを進行さ
    せる工程を含み、前記ゲート極構造の上方の半導体層の
    表面にエッチングストップ(Etching Stop)を形成する
    とともに、透明絶縁基板上の画素電極を形成する位置に
    対応した位置に該第2絶縁層によってなる凸状の第3の
    バンプを形成することを特徴とする請求項5に記載の反
    射型薄膜トランジスタ液晶表示装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記第2絶縁層が窒化ケイ素を材料と
    することを特徴とする請求項6に記載の反射型薄膜トラ
    ンジスタ液晶表示装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記第1金属層と、第2金属層とがア
    ルミか、クロムか、チタンか、もしくはタングステン
    か、タンタルか、もしくはモリブデンから選択される
    か、またはこれら金属から任意に選択し、組み合わせた
    合金によってなることを特徴とする請求項5に記載の反
    射型薄膜トランジスタ液晶表示装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 該透明絶縁基板上に第1金属層を形成
    し、 該第1金属層に第1のマイクロフォトエッチングを行な
    って,該透明絶縁基板上にゲート構造を形成し、 該ゲート極構造と透過基板の表面に第1絶縁層を形成
    し、 該第1絶縁層の表面で該ゲート極構造の上方の位置に半
    導体層を形成し、 該半導体層と第1絶縁層の表面に第2絶縁層を形成し、 該第2絶縁層に第2のマイクロフォトエッチングを行
    い、該ゲート構造上方の半導体層上にエッチングストッ
    プ(Etching Stop)を形成し、 該エッチングストップ(Etching Stop)と、該半導体層
    と、該第絶縁層の表面に第2金属層を形成し、 該第2金属層に第3のマイクロエッチングを行い、該エ
    ッチングストップ(Etching Stop)の両側の位置にドレ
    イン構造とソース構造とを形成し、 該透過基板上方に保護層を形成し、かつ該ドレイン構造
    とソース構造の一部表面を露出させ、 該保護層の表面に画素電極を形成し、かつ該ドレイン構
    造と電気的に接続する反射型薄膜トランジスタ液晶表示
    装置の製造方法であって、 該第1のマイクロフォトエッチング工程か、第2のマイ
    クロエッチング工程か、もしくは第3のマイクロフォト
    エッチングの工程を行う場合、該透明絶縁基板上の画素
    電極を形成する領域に、少なくとも一種類以上の画素電
    極に対応する凸状のバンプを形成し、後続の工程におい
    て保護層と画素電極を形成する場合、該保護層と画素電
    極が凸状のバンプの形状に沿って表面を起伏させ、該画
    素電極に凹凸構造の散光表面を形成することを特徴とす
    る反射型薄膜トランジスタ液晶表示装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記第1金属層と、第2金属層とが
    アルミか、クロムか、チタンか、もしくはタングステン
    か、タンタルか、もしくはモリブデンから選択される
    か、またはこれら金属から任意に選択し、組み合わせた
    合金によってなることを特徴とする請求項9に記載の反
    射型薄膜トランジスタ液晶表示装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記第1絶縁層の材料が窒化ケイ素
    か、酸化ケイ素か、もしくは窒酸化ケイ素から選択され
    るか、またはこれらを任意に組み合わせてなることを特
    徴とする請求項9に記載の反射型薄膜トランジスタ液晶
    表示装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記第2金属層を成膜して形成する
    工程の前に、さらにドーピングケイ素層を該半導体層
    と、エッチングストップ(Etching Stop)の表面に形成
    することを特徴とする請求項9に記載の反射型薄膜トラ
    ンジスタ液晶表示装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記保護層を形成した後、さらに被
    覆層を形成して該保護層の表面を覆い、画素電極の凹凸
    構造の表面角度を調整することを特徴とする請求項9に
    記載の反射型薄膜トランジスタ液晶表示装置の製造方
    法。
  14. 【請求項14】 透明絶縁基板に第1金属層を形成
    し、 該第1金属層に第1のマイクロフォトエッチングを行な
    い、ゲート構造と複数の第1バンプを該透明絶縁基板上
    に形成し、 該ゲート極構造と第1バンプの表面に第1絶縁層を形成
    し、 該第1絶縁層の表面で該ゲート極構造の上方の位置に半
    導体層を形成し、 該半導体層と第1絶縁層の表面に第2絶縁層を形成し、 該第2絶縁層に第2のマイクロフォトエッチングを行
    い、該ゲート構造上方の半導体層表面にエッチングスト
    ップ(Etching Stop)を形成し、 該エッチングストップ(Etching Stop)と、該半導体層
    と、該第絶縁層の表面に第2金属層を形成し、 該第2金属層に第3のマイクロエッチングを行い、該エ
    ッチングストップ(Etching Stop)の両側の位置にドレ
    イン構造とソース構造とを形成し、 該透過基板上方に保護層を形成し、かつ該ドレイン構造
    とソース構造の一部表面を露出させ、 該保護層の表面に画素電極を形成し、かつ該ドレイン構
    造と電気的に接続する反射型薄膜トランジスタ液晶表示
    装置の製造方法であって、 該第1バンプによって、後続の工程において保護層と画
    素電極を形成する場合、該保護層と画素電極が凸状のバ
    ンプの形状に沿って表面を起伏させ、該画素電極に凹凸
    構造の散光表面を形成することを特徴とする反射型薄膜
    トランジスタ液晶表示装置の製造方法。
  15. 【請求項15】 前記保護層を形成した後、さらに被
    覆層を形成して該保護層の表面を覆い、画素電極の凹凸
    構造の表面角度を調整することを特徴とする請求項14
    に記載の反射型薄膜トランジスタ液晶表示装置の製造方
    法。
  16. 【請求項16】 前記第2絶縁層に対して第2のマイ
    クロフォトエッチングを行う場合、該第2絶縁層によっ
    てなる複数の第2バンプを該第1絶縁層の表面に形成す
    ることを特徴とする請求項14に記載の反射型薄膜トラ
    ンジスタ液晶表示装置の製造方法。
  17. 【請求項17】 前記第2金属層に対して第3のマイ
    クロフォトエッチングを行う場合、該第2金属層によっ
    てなる複数の第3バンプを該第1絶縁層の表面に形成す
    ることを特徴とする請求項14に記載の反射型薄膜トラ
    ンジスタ液晶表示装置の製造方法。
JP2001402100A 2001-12-28 2001-12-28 反射型薄膜トランジスタ液晶表示装置及びその製造方法 Pending JP2003202590A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001402100A JP2003202590A (ja) 2001-12-28 2001-12-28 反射型薄膜トランジスタ液晶表示装置及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001402100A JP2003202590A (ja) 2001-12-28 2001-12-28 反射型薄膜トランジスタ液晶表示装置及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003202590A true JP2003202590A (ja) 2003-07-18

Family

ID=27640444

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001402100A Pending JP2003202590A (ja) 2001-12-28 2001-12-28 反射型薄膜トランジスタ液晶表示装置及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003202590A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110147749A1 (en) * 2009-12-17 2011-06-23 Yang Sweehan J H Transflective liquid crystal display panel and manufacturing method thereof

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110147749A1 (en) * 2009-12-17 2011-06-23 Yang Sweehan J H Transflective liquid crystal display panel and manufacturing method thereof
US8440482B2 (en) * 2009-12-17 2013-05-14 Hannstar Display Corp. Transflective liquid crystal display panel and manufacturing method thereof

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102236230B (zh) 反射型或透反射型液晶显示设备的阵列基板及其制造方法
JP5010586B2 (ja) 液晶表示装置および液晶表示装置の製造方法
US7956963B2 (en) Pixel structure for transflective LCD panel having a reflective structure formed in a depression on the TFT substrate
WO2017219411A1 (zh) 阵列基板及其制作方法
US8717530B2 (en) Array substrate for transreflective liquid crystal display, manufacturing method thereof and liquid crystal display
JP4444110B2 (ja) 液晶表示装置
US20140106513A1 (en) Thin film transistor, method of fabricating thin film transistor and pixel structure
CN101676781B (zh) 影像显示系统及其制造方法
JP2003149679A (ja) 凸起状構造を有するフィルム・トランジスタ液晶表示器の構造及び製造方法
WO2015010416A1 (zh) 阵列基板及其制作方法和显示面板
EP3623861A1 (en) Display substrate, manufacturing method therefor, reflective liquid crystal display panel, and display device
WO2015180302A1 (zh) 阵列基板及其制备方法、显示装置
JP2000284272A (ja) 液晶表示装置及びその製造方法
WO2015010410A1 (zh) 阵列基板及其制作方法和显示面板
CN107425074B (zh) 一种薄膜晶体管及其制作方法、阵列基板、显示面板
TW554199B (en) Reflective thin-film transistor liquid crystal display with rough diffuser
US6667241B2 (en) Process for manufacturing reflective TFT-LCD with slant diffusers
JP4012405B2 (ja) 薄膜トランジスタ液晶表示装置の製造方法
JP2003202590A (ja) 反射型薄膜トランジスタ液晶表示装置及びその製造方法
CN100412632C (zh) 半反射半穿透液晶显示器的阵列基板的制造方法
CN107608113A (zh) 一种显示面板、其制作方法及显示装置
JP2003215575A (ja) 凹凸構造の散光面を有する反射式薄膜トランジスタ液晶表示装置の製造方法
JP2004004164A (ja) 液晶表示装置用基板及びそれを備えた液晶表示装置及びその製造方法
JP2010032765A (ja) Tftアレイ基板およびそれを用いた液晶表示装置
TWI651572B (zh) 可增加間隙柱高度的面板結構及其製造方法