JP2003202094A - 連結器、流体ライン及び流体動力手段 - Google Patents

連結器、流体ライン及び流体動力手段

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JP2003202094A JP2002345808A JP2002345808A JP2003202094A JP 2003202094 A JP2003202094 A JP 2003202094A JP 2002345808 A JP2002345808 A JP 2002345808A JP 2002345808 A JP2002345808 A JP 2002345808A JP 2003202094 A JP2003202094 A JP 2003202094A
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fluid
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Wolf-Dieter Kerscher
ケルシャー ヴォルフ−ディーター
Hans-Walter Brenner
ブレンナー ハンス−ヴァルター
Klaus Zoller
ツォラー クラウス
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Festo SE and Co KG
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L25/00Constructive types of pipe joints not provided for in groups F16L13/00 - F16L23/00 ; Details of pipe joints not otherwise provided for, e.g. electrically conducting or insulating means
    • F16L25/01Constructive types of pipe joints not provided for in groups F16L13/00 - F16L23/00 ; Details of pipe joints not otherwise provided for, e.g. electrically conducting or insulating means specially adapted for realising electrical conduction between the two pipe ends of the joint or between parts thereof
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
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  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 少なくとも1つの信号接点を有する連結器、
少なくとも1つの信号導体を有する流体ライン、該連結
器及び/又は流体ラインを有する流体動力手段におい
て、信号導体と信号接点との相関関係を改善する。 【解決手段】 流体ライン11の壁15には、信号導体
16a,16bが設けられている。連結器10は、信号
導体16a,16bに接続するための信号接点31a,
31bを備える。プラグソケット23内には、角度を合
わせて流体ライン11を配置するためのガイド手段32
が設けられている。ガイド手段32は、流体ダクト14
内部に導入され、信号接点31a,31bと信号導体1
6a,16bとが接触する前に、予め決められた角度位
置に流体ダクト14を移動できるように、流体ダクト1
4に配置された角コード化手段19に沿ってスライドす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内部に流体ダクト
を有する流体ライン用の連結器に関する。流体ラインの
壁には、電気及び/又は光信号を伝達するための少なく
とも1つの信号導体が設けられ、該連結器は、流体ライ
ン用のプラグソケットと、流体ラインを保持するための
保持手段と、少なくとも1つの信号導体に接続するため
の少なくとも1つの信号接点とを備える。
【0002】さらに、本発明は、そのような連結器と共
に使用される流体ラインと、そのような連結器又は流体
ラインを備えた、例えばバルブ配列部、修理装置等の流
体動力手段とに関する。該流体ラインは、流体ダクトを
取り囲む壁を備え、その壁に、電気及び/又は光信号を
伝達するための少なくとも1つの信号導体を備えてい
る。
【0003】
【従来の技術】例えば特許文献1には、壁に2つの導電
体を配置した流体ラインが開示されている。その流体ラ
インは、連結器への差し込みが可能である。接続位置に
おいては、導電体が流体ラインから突出し、連結器の信
号接点とつながって、電気接触接続がなされる。連結器
又は流体ラインは、流体動力手段上に配置されている。
【0004】流体ラインを介して、流体圧力媒体と制御
信号及び/又は情報とを、流体動力手段とやりとりする
ことが可能である。
【0005】
【特許文献1】特開平8−270845号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記既
知の連結器は、扱いが不便であり、これは採用された連
結システムに関係している。連結器又は流体動力手段と
流体ラインとは、圧力漏れがないように接続されなけれ
ばならない。さらに、信号導体は、連結器又は流体動力
手段の信号接点に接続されなければならない。
【0007】これに関連して、連結器上の信号接点は、
少なくとも1つの信号導体に関連して位置付けられなけ
ればならない。しかしながら、このことが、利用者が流
体ラインを正しく連結器に差し込むことをより困難にし
ている。この結果、接触に問題が起きたり、誤作動又は
接続の反転による損傷が起きることがある。
【0008】本発明の目的は、冒頭に述べたようなタイ
プの連結器、流体ライン、流体動力手段において、少な
くとも1つの信号導体と少なくとも1つの信号接点との
相関関係を改善することである。
【0009】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】本明細
書、請求の範囲、図面から明らかなこれら及び/または
その他の目的を達成するために、本発明における冒頭に
記載したような連結器は、プラグソケット内の領域に、
流体ラインを角度を合わせて配置するためのガイド手段
を備える。このガイド手段は、少なくとも1つの流体ダ
クト内部に挿入可能であり、挿入された場合には、少な
くとも1つの信号接点と少なくとも1つの信号導体との
間で接触が起きる前に、流体ダクトを予め決められた角
度位置に導けるように、少なくとも1つの流体ダクトに
配置された少なくとも1つの角コード化手段に沿ってス
ライドする。
【0010】冒頭に記載の流体ラインの場合、流体ライ
ンは、少なくとも1つの流体ダクトを有し、流体ダクト
は、連結器のガイド手段を導入可能な少なくとも1つの
角コード化手段を備えている。ガイド手段は、導入の
間、少なくとも1つの角コード化手段に沿ってスライド
できるようにされている。また、流体ラインは、連結器
との接続のために設けられた終端部を有し、少なくとも
1つの信号導体が、該終端面と同一平面で重なるか、又
は、この少なくとも1つの信号導体が該終端面より引き
込まれた箇所に配置される。
【0011】冒頭に記載したような流体動力手段の場
合、本発明の目的は、少なくとも1つの上述したような
連結器及び/又は少なくとも1つの上述したような流体
ラインを備えることにより達成される。この場合、本発
明の主概念は、角コード化手段を流体ラインの内側に設
ける点にある。この結果、流体ラインが、その外側に、
連結器との間で流体漏れ又は圧力漏れのない接続をする
上で最適化された外形を有するように構成できる。しか
しながら、本発明に基づいて角コード化手段を流体ライ
ンの内側に配置することに加え、流体ラインの外形に、
角コード化手段を設けてもよいことが理解されるであろ
う。いずれにせよ、本発明の連結器の場合、少なくとも
1つの信号導体に接触するのに必要な所望の角度位置を
容易に得ることができる。操作は単純で、少なくとも1
つの信号導体との確実な接触が行われる。
【0012】本発明のさらなる有利な展開は、請求項に
示されている。流体ラインの導入の際、保持手段により
流体ラインが固定される前に、流体ラインが予め決めら
れた角度位置に到達するよう、ガイド手段が構成される
のが好ましい。保持手段が回転の邪魔をしたり妨げたり
する前に、流体ラインを所定の角度位置に問題なく回転
させることができる。
【0013】ガイド手段は、プラグソケット内に配置さ
れるのが好ましく、この場合、プラグソケット内の中央
に配置されるのが好ましい。ガイド手段は、プラグソケ
ット内において流体ラインを中央に配置するように構成
されるのが好ましい。この場合は、しかし、ガイド手段
とは別に、例えばセンタリングピンといった形式の中央
配置手段を設けて、それによって流体ラインをプラグソ
ケット内の中央に配置できるよう構成してもよい。
【0014】流体ラインに対する当接部がプラグソケッ
トに配置され、ガイド手段が当接部の前面から突出して
いると有利である。これにより、流体ラインをガイド手
段上で滑動させ、当接部まで前進させることが可能であ
る。ガイド手段上に、少なくとも1つのカムが、角コー
ド化手段と協働させるために設けられるのが好ましい。
カムは、例えば、流体ラインを一種の回転及び差し込み
動作により連結器につなぐ際に動作して、流体ラインを
所定の位置に差し込む際に、回転運動を重畳させる。し
かしながら、部品の配置を逆にすることは可能であり、
角コード化手段は、少なくとも1つのカムを備えるか又
はカムにより構成されていてもよい。
【0015】角コード化手段としては、様々な構成を取
ることが可能である。例えば流体ダクトの断面により構
成されてもよい。1つ以上の角度位置を設定するために
長円形又は四角い断面を流体ダクトの断面に取ることも
可能である。さらに、少なくとも1つの溝及び/又は少
なくとも1つの突起部が角コード化手段として設けられ
ていてもよい。この突起部内には、少なくとも1つの信
号導体が配置されるのが好ましい。どんな場合でも、ガ
イド手段は、それに対応して設計される角コード化手段
と協働するように設計され、この目的で、流体ダクトの
断面、溝及び突起部の形状に適合するラグやピン等を備
える。
【0016】本発明の特に好ましい設計によれば、ガイ
ド手段は、流体ダクトの外形、輪郭、内壁面に合致する
ように作られた少なくとも2つのラグを有し、これらの
ラグは、流体ラインが取り付けられた状態では、流体ダ
クトの外径面、内壁面に支持される。ラグは、固定リブ
で相互に接続されるのが好ましい。
【0017】信号導体又は導体の種類、機能方法、数量
により、上述の予め決められた角度位置が、単一の角度
位置であってもよいし、また、回転方向に対称的な複数
の角度位置であってもよい。信号導体が単一の場合、単
一の角度位置のみが可能である。しかしながら、例えば
信号導体が2つ存在する場合、電気接続の対象が逆でも
問題がなければ、例えば回転方向に対称的な2つの角度
位置を、本発明によるガイド手段により設定することも
可能である。
【0018】具体的には、以下の方法により、より確実
な接触接続が行われる。この方法は、冒頭に記載したよ
うな連結器又は流体動力手段に関連して本発明の特徴を
基本的に構成するものである。この場合、少なくとも1
つの信号接点は流体ラインの挿入方向にスライド可能で
あり、かつ、少なくとも1つの信号接点が流体ダクトを
挿入するための開口部に向かって付勢されたバネ手段を
備え、連結器に対して流体ダクトが長手方向に動いたと
きに少なくとも1つの信号接点が少なくとも1つの信号
導体と接続されたままの状態になるようにされる。信号
接点を流体ラインの挿入方向に滑動させることができる
一方で、信号接点は、挿入方向を横切る方向に関して
は、接触している信号導体に対して相対的に固定された
位置にほぼ留まる。
【0019】少なくとも1つの信号接点は、挿入方向を
横切る方向に関しては支持作用を奏する接触要素保持手
段上に設置され固定されるのが好ましい。この接触要素
保持手段は、流体ダクトの挿入方向にはスライド可能と
なるよう、連結器に取り付けられる。ガイド手段は、接
触要素保持手段に配置されるのが最も適している。
【0020】少なくとも1つの信号接点が、信号導体に
対応した流体ダクト上の箇所に少なくとも摩擦により固
定されるようにすると便利である。この固定効果は、バ
ネ手段の作用により、さらに有利に強化される。少なく
とも1つの信号導体を、流体ラインに配置された信号導
体チャネル内に配置するのが最も適している。少なくと
も1つの信号接点が、流体ダクトの終端部から信号導体
チャネルの部分に挿入されるように設計するのが最も適
している。この場合、少なくとも1つの信号接点は、摩
擦により、より具体的にはクランプ作用により、保持さ
れる。信号導体チャネルに導入されるために、信号接点
は、端部において鋭くされ或いは尖った形状等を有する
先端部を有するのが好ましい。信号導体チャネルは、例
えば流体ダクト内に突出する突起部の内部に配置され
る。
【0021】少なくとも1つの信号接点が、挿入方向に
反して作用する当接部を備えるのが好ましい。少なくと
も1つの信号接点が、プラグソケットへの流体ダクトの
挿入に際し、当接部に支持されてもよい。この態様は、
上述した態様と組み合わせると特に効果的である。この
場合、信号接点は、流体ラインの挿入の際に当接部に支
持され、その結果、信号接点は、信号導体チャネルの部
分に進入することができる。当接部は、さらに、過負荷
から信号接点又はバネ手段を保護できる。
【0022】少なくとも1つの流体ダクトから、取り付
けられた状態の少なくとも1つの信号接点への漏れをシ
ールする接触シーリング手段を設けると便利である。こ
れにより、流体又は圧力媒体中の汚れ粒子又はその他の
酸化及び/又は汚染物質により、信号導体と信号接点と
の間の電気接触が損なわれることがない。
【0023】バネ手段が、挿入開口部に向かって付勢さ
れるのが好ましい。さらに、バネ手段は、少なくとも1
つの信号接点に続く接続ラインの形式で設計されるのが
好ましい。しかしながら、バネ手段が、少なくとも1つ
の信号接点とは別のバネ手段として構成されることもま
た可能である。
【0024】ガイド手段は、少なくとも1つの信号接点
を越えて突出するのが好ましい。これは、流体ラインを
連結器に取り付ける際に、以下の手順を辿るためであ
る。すなわち、ガイド手段が流体ダクトに挿入されるこ
とにより、流体ラインは、連結器に対して予め決められ
た角度位置に到達する。この角度位置においてのみ、少
なくとも1つの信号接点が、少なくとも1つの信号導体
に接触する。その後、少なくとも1つの信号接点は、例
えば、挿入方向における長手方向の動作の際に、流体ラ
インの信号導体チャネルに挿入される。
【0025】流体ラインの場合、以下の態様がとられる
のが好ましい。すなわち、その終端部がほぼ平らである
のが好ましい。平らな終端部は、例えば、流体ラインを
切断することにより形成される。流体ラインの壁は、連
結器と接続するための領域である接続部において、最適
な圧力シーリング作用が行われるように設計されるのが
好ましい。例えば、本発明の好ましい形態によると、そ
の外表面は、精密な寸法公差を有する。流体ラインが、
その長手方向全体に渡り、外面的に(外径等の寸法上)
精密に製造されるのが好ましいことは明らかである。こ
の結果、例えば、流体ラインを、ナイフを使って、所望
の地点で一定の長さに切断し、本発明の連結器に連結す
ることも可能である。
【0026】さらに、流体ラインは、少なくとも連結器
に接続するように意図された部分において、突起部又は
溝のない滑らかな外形を備えると良い。外形は、もっぱ
らあるいはほぼ凸状で外面上湾曲するものが好ましい。
しかしながら、外面上湾曲しない、平らな断面を有する
ものであってもよい。
【0027】流体ラインは、柔軟性のあるホース管及び
/又は堅い管の形式のものであるとよい。角コード化手
段が、流体ラインの内側に配置されるのが好ましい。角
コード化手段は、流体ラインの壁により構成されてもよ
い。
【0028】流体ラインの壁は、主としてプラスチック
から作られるのが好ましい。少なくとも1つの信号導体
に関しては、例えばガラス繊維配列又は金属ワイヤの形
態のものとして構成して、信号接点により流体ラインの
長手方向に十分に押圧されないものとしても良い。しか
しながら、少なくとも1つの信号導体が、流体ラインの
長手方向に押圧され得るよう構成するのが好ましい。よ
り具体的には、流体ラインが連結器に挿入される際にお
ける少なくとも1つの信号接点の動作下で、信号導体が
いわば壁に押し込まれる又は所定の位置に移動されるよ
う構成する。
【0029】連結器が、流体動力手段に一体化された構
成要素であることが好ましい。連結器が、流体動力手段
のハウジングによって少なくとも部分的に構成されると
便利である。プラグソケットは、流体動力手段のハウジ
ングに配置されるか又は流体動力手段のハウジングによ
って構成される。
【0030】本発明のさらに有利な展開と便利な形態
は、以下に詳細に記載される、付属の図面に関連する幾
つかの実施例の開示により理解されるであろう。
【0031】
【発明の実施の形態】図2に示すように、流体動力装置
12において、バルブユニット61のバルブ配列部60
は、流体ライン11を介して流体動力手段62に接続さ
れている。流体動力手段62は、例えば空気直線駆動装
置といった形式の空気動力シリンダである。本実施例の
バルブ配列部60は、電気及び/又は電磁気により動作
する空気パイロットバルブを備える。バルブ配列部60
によるパイロット動作により、動力シリンダ62に圧縮
空気が供給されたり、又は、動力シリンダから圧縮空気
が排出されたりして、各ピストンが動作する。
【0032】バルブユニット61は、圧縮空気供給ライ
ン66を介して圧縮空気の供給を受ける。バルブ配列部
60は、バルブユニット61の局部コントローラ65に
よって制御及び監視されている。中央コントローラ63
は、例えばバスに設けられる制御及び監視ライン64を
介して、バルブユニット61を制御及び監視する。
【0033】動力シリンダ62は、流体ライン11を介
してバルブユニット61に接続されている。流体ライン
11は、単一の接続ラインによって、本実施例の場合は
圧縮空気である流体と電気及び/又は光信号とを一緒に
伝送できるように設計されている。例えば電気又は光信
号である信号を使って、例えば位置センサ等のセンサ3
0が、状態に関する情報をバルブユニット61に伝達し
たり、電気又は光によって制御される、流体動力手段の
ための作動装置(図示されず)を制御することができ
る。
【0034】図1,3〜5に示すように、流体ライン1
1は、本実施例では、柔軟性のあるホース管の形式のも
のである。流体ライン11は、例えば、押出成形された
プラスチック管であり、その壁15が、流体ライン11
それぞれの内部に延在する少なくとも1つの流体ダクト
14を取り囲んでいる。本実施例の場合、壁15は、完
全に円形な外縁と、流体ライン11の断面を規定するほ
ぼ円形の内縁を有する。壁15内には、信号導体16a
及び16bが配置されており、本実施例の場合、それら
は、例えば、銅撚り線又は銅線等の導電材から構成され
る。壁15において信号導体16a及び16bが配置さ
れた部分は、その断面が他の部分より厚くなっている。
本実施例におけるこのより厚い断面には、リブ状の突起
部18が設けられている。該突起部18は、流体ライン
11の長手方向全体に沿って延在している。突起部18
は、流体ダクト14の壁15内部に収められ、信号導体
チャネル17が、信号導体16a及び16b用にそれぞ
れ配置されている。流体ライン11では、バルブユニッ
ト61及び動力シリンダ62の連結器9及び10に対し
て流体ライン11を正確な角度で確実に配置するため
に、壁15の内壁面の形、より具体的には回転方向に対
称的に配置された突起部18により、角コード化手段1
9(言い換えれば、流体ライン11の連結器9,10に
対する角度位置を規定する手段)が構成されている。
【0035】連結器10及び流体ライン11に関して、
以下に、本発明により改善される接続技術を説明する。
流体ライン11は、所望の地点で所望の長さに切断可能
である。このとき、信号導体16a及び16bは、例え
ば流体ライン11を所望の長さに切断することにより形
成されるほぼ平ら又は平坦な面20を越えて突出せず、
実際には面20と同一平面でぴったり重なるか、又は、
その後方に幾分引き込まれる。この結果、連結器10と
の確実な接触が妨げられるが、それにもかかわらず、流
体ライン11は、連結器に単純な方法で取り付けられ、
連結器に確実かつ永久的に連結される。
【0036】流体ライン11の連結器10への取り付け
は以下のようにして行われる。図3に示すように、流体
ライン11は、挿入開口部21を介してプラグソケット
23の前部22に挿入される。前部22は、挿入開口部
21に向かって漏斗のように開いた解除リング24によ
り構成される。このリングは、保持手段25の解除のた
めの解除手段としての役割を果たす。
【0037】保持手段25は、プラグソケット23内部
に延びる弾性変形可能な柔軟性のある歯又は爪を備え
る。歯又は爪は、さらに、プラグソケット23の長手軸
に対して傾斜しており、流体ライン11がプラグソケッ
ト23に挿入される際、半径方向外側に向かって移動す
るように、保持リング27上で回転させられる。流体ラ
イン11をプラグソケット23から引く際、又は、流体
ライン11を、流体ライン11に作用する挿入方向28
上のその他の力から開放する際、歯26は、流体ライン
11とかみ合い、その結果、流体ライン11をしっかり
と固定する。
【0038】しかしながら、保持手段25の保持作用が
働く前にも、流体ライン11は、ガイド手段32によ
り、プラグソケット23の挿入に際して、予め決められ
た角度位置に移動させられる。その角度位置で、連結器
10の信号接点31a及び31bは、信号導体16a及
び16bに電気接触する(図4参照)。
【0039】ガイド手段32は、図1、3に示すよう
に、挿入開口部21に向かって、信号接点31a及び3
1bを越えて突出する。ガイド手段32は、流体ダクト
14に導入されることができ、導入の際には、流体ダク
ト14及び突起部18の形に構成された角コード化手段
19に沿ってスライドし、信号接点31a及び31bを
信号導体16a及び16bに対して適切な角度位置に移
動させる。
【0040】ガイド手段32は、図5に示すように、互
いに対向するラグ33を備える。ラグ33は、開口部2
1、本実施例の場合は先端部、に向かって細くなってい
る。ラグ33は、その前部において、横断(固定)リブ
34により連結されている。まれに、流体ライン11の
導入の際に、ラグ33が突起部18に当たるため、その
際には、流体ライン11を意図的にわずかに回転させる
必要がある(図1参照)。さもなければ、流体ダクト1
4の外形によりこちらの場合の方が通常であるが、本実
施例の場合、図1に示すように、先端に向かうラグ33
の前部の側面により形成されるカム35が、流体ライン
11及び/又は連結器10を、挿入方向28における挿
入の際に、予め決められた角度位置に達するように回転
させる効果を持つ。これが起こると、カム35は、角コ
ード化手段19として作用する突起部18に沿ってスラ
イドする。流体ライン11は、どちらにしても、自動的
かつひとりでにこの角度位置に到達する。
【0041】ガイド手段32は、さらに、流体ライン1
1をプラグソケット23内の中央に配置する役割を果た
す(図3、4参照)。ラグ33は、この目的のため、流
体ダクト14の外形に合わせられ、本実施例の場合、挿
入方向28を横切り、連結器10の外縁に関連して湾曲
する。流体ライン11をさらにプラグソケット23に挿
入すると、流体ライン11は、歯26を押し分けながら
保持手段25を越えてスライドする。流体ライン11
は、保持手段25及びガイド手段32の間にクランプさ
れ、挿入方向28にしか動けなくなる。一旦前記の方法
で保持されると、さらなる挿入の際、流体ラインは信号
接点31a及び31bに到達する。この接点は、本実施
例の場合、金属ピンの形式のものである。
【0042】信号接点31a及び31bは、図1に示す
ように、挿入開口部21に向けられた先端部36を有す
る。流体ライン11がさらに挿入されると、先端部36
は、信号導体チャネル17に挿入され、その結果、信号
導体16a及び16bに電気接続する。連結器10の場
合、信号接点31a及び31bは、挿入方向28にスラ
イド可能に配置され、信号接点31a及び31bが、連
結器10上の流体ライン11の長手方向への動作の場合
においても、それぞれの信号導体16a及び16bに接
続されたままであるように、バネ手段37が設けられ
る。この長手方向の動きは、例えば、流体ライン11に
おいて、以下に示す圧力の急上昇又はその他の圧力の変
化が起きた際に起きる。
【0043】本実施例の場合、信号接点31a及び31
bは、連結器10のハウジング39上に挿入方向28に
おけるスライド動作のために設けられる接触要素保持手
段38に固定される(図1,3参照)。接触要素保持手
段38は、本実施例の場合、スリーブの形をしており、
その外縁はハウジング39に支持され、その内部には、
バネ手段37が延在している。バネ手段37は、信号接
点31a及び31bに続く供給リード41a及び41b
における、螺旋状に巻かれた部分40により構成され
る。リード41a及び41bは、本実施例の場合、信号
接点31a及び31bの後部として構成される。
【0044】図1に示すように、信号接点31a及び3
1bの反対側に位置する、供給リード41a及び41b
の終端部42は、連結器10の外に延び、例えば、連結
器10から図2のセンサ30に延びるリード29に接続
する。リード41a及び41bは、図1に示すように、
絶縁要素43により、電気的及び機械的に周囲から隔て
られている。絶縁要素43のスリーブ状の本体85は、
ハウジング39内に配置され、リード41a及び41b
は本体85の壁内に配置される。本実施例では、柔軟性
のある部分として構成された絶縁要素43の部分44は
ハウジング39の前方に突出し、リード41a及び41
bの終端部42は、部分44内に配置される。部分44
は、ハウジング39に向かってスライドでき、及び/又
はハウジング39から引き出されることができ、終端部
42と電気接触するための電気接触要素を受け入れるこ
とができる漏斗のような開口部を有する。部分44は、
弾性変形可能に構成され、例えばプリント基板上の例え
ば終端部42が据えられる部分では、接触領域のための
クッション構造又は接触領域を覆う構造を有していても
良い。
【0045】挿入開口部21に面して、シーリングリン
グ45が接触要素保持手段38上に配置される(図1等
参照)。このリング45は、その内部において延在する
信号接点31a及び31bを有し、該切替接点を保持す
る。本実施例では、シーリングリング45は信号接点3
1a及び31bを接触要素保持手段38に固定する役割
を果たす。しかしながら、信号接点31a及び31b
は、接触要素保持手段38上に直接固定されてもよい。
【0046】バネの部分40の一方の端部は、それぞ
れ、接触要素保持手段38に及び/又はシーリングリン
グ45に支持される。その一方で、部分40の他方の端
部は、ハウジング39、すなわち本実施例では絶縁要素
43、上に支持される。バネ手段37は挿入方向28に
対してバイアスをかけられ、接触要素保持手段38は、
支持リング46又はその他の当接部上で、挿入方向28
とは逆の方向に支持される。
【0047】本実施例の場合、ガイド手段32は、接触
要素支持手段38上に配置され、挿入開口部21に向か
ってその前部を突出させている。ここで、流体ライン1
1を連結器10に挿入する(本実施例の場合、「流体ラ
イン11をガイド手段32上で滑動させる」とも言え
る)際に、信号接点31a及び31bが、流体ライン1
1の終端面20又は信号導体16a及び16bに突き当
たる場合、流体ライン11は、挿入方向28において、
信号接点31a及び31bをハウジング39についてそ
の後方に幾分滑動させることになる。これが起こると、
接触要素保持手段38全体がその後方に移動させられ、
バネ手段37は、接触要素保持手段38がハウジング3
9上のステップ及び/又は絶縁要素43の本体85によ
り構成される当接部47に突き当たるまで圧縮させられ
る。この結果、信号接点31a及び31bは、それ以上
挿入方向28に滑動することができなくなり、流体ライ
ン11をさらに連結器10に挿入した場合、流体ライン
11が、プラグソケット23に関連付けられた当接部を
構成するシーリングリング45に突き当たるまで、導体
チャネル17の部分48において連結器10内部にさら
に移動する。この後、シーリングリング45(接触シー
リング手段に相当)は、流体ラインの終端面20と密封
接触し、信号接点31a及び31bは、流体又はその他
の酸化及び/又は汚染物質から守られる。
【0048】連結器10内において流体ライン11が長
手方向に動く場合もまた、シーリングリング45は、バ
ネ手段37により確実に終端面20とかみ合う。さら
に、そしてこれが重要な点であるが、信号接点31a及
び31bは、長手方向において、流体ライン11に対し
てほぼ同じ位置に維持される。流体ライン11の長手方
向への動作の間、信号接点31a及び31bもまた弾性
的に移動させられ、信号導体16a及び16bとの接触
を確実に維持する。
【0049】原則として、信号接点31a及び31b
が、信号導体チャネル17の部分48を長手方向におい
て移動することは可能ではあるが、本実施例の場合、信
号接点31a及び31bは、部分48において、摩擦又
は締め付け動作によって保持されるような断面及び/又
は表面を有する。信号接点31a及び31bの断面は、
例えば、信号導体チャネル17の断面より大きい。その
表面は、例えば、粗く、凹凸を有している。
【0050】信号接点31a及び31bと信号導体16
a及び16bとの間の電気接触に関しては様々な可能性
がある。例として、信号接点31a及び31bは、図1
に示したように、部分48から信号導体16a及び16
bを部分的に又は完全に移動させてもよい。しかしなが
ら、信号接点31a及び31bは、信号導体16a及び
16bに隣接する信号導体チャネル17に入るか、及び
/又は、信号導体16a及び16bに割り込んでもよ
い。その結果、部分48において信号導体16a及び1
6bが、少なくとも部分的に信号接点31a及び31b
に隣接する位置をとる。優れた電気接続を可能にするた
め、この設計は特に好ましい。
【0051】信号接点31a及び31bが細長い形をし
ていて、信号導体チャネル17に挿入されるのが特に好
ましいが、原則として、接触面を、シーリングリング4
5に沿うよう平らにしたり、又は、挿入開口部21に向
かって湾曲させたりすることが可能である。接触面は、
バネ接触要素上にあるのが好ましい。このような接触に
より、信号導体16a及び16bが終端面20と同一平
面上にあったとしても、信号導体16a及び16bとは
確実に接触する。
【0052】図3,4に示すように、保持手段25及び
支持リング46との間に、Oリングの形式の流体シール
86が設けられ、流体シール86は、流体ライン11が
連結器10に挿入されると、流体ライン11の外側に接
触し、流体シーリング作用を提供する。流体ダクト14
からの流体は、従って、接触要素保持手段38を越え
て、本実施例の場合、連結器10における挿入開口部2
1と逆の側にある接続開口部50に流れ、そこから、例
えば流体シリンダ62のチャンバに流れる。
【0053】流体ライン11を保持手段25から外すた
めには、歯又は爪26が流体ライン11の外縁から離れ
るように、解除リング24を挿入方向28に移動し、流
体ライン11を連結器10から引き出せばよい。連結器
10のハウジング39は、外部ステップ51と、外部ス
テップ51により形成される溝52に設置されるシール
49とを備えており、例えば、動力シリンダ62のハウ
ジング53にねじり込んだり又は押し込むことが可能で
ある(図1,3,4参照)。
【0054】しかしながら、連結器のハウジングも、原
則として、流体動力手段のハウジング、例えばハウジン
グ53、により形成することができる。例えば、図6に
示す連結器87は、連結器10と異なり、それ自身のハ
ウジングを有していないが、流体動力手段のハウジング
への組み込みが可能である。
【0055】本実施例の場合、流体ライン11は、最小
の、或いは精密な外径公差を有し、連結器10において
高品質のシールを可能にしている。さらに、流体ライン
11が円形の外径を有しているのもシールの品質を高め
るのに貢献している。しかしながら、原則として、例え
ば多角形又は長円形等、その他の外形であってもよい。
【0056】流体ライン11が、その長手方向全体にお
いて、均一の断面を有するのが好ましい。これにより、
流体ラインをどの位置で切断しても連結器に適合する。
しかしながら、流体ラインが、例えば図2に示したよう
に分岐している設計も可能である。この場合、ライン自
身が分岐を有するか、及び/又は、図2に示すように、
例えばT字型の継ぎ手88が分岐を形成するために提供
される。バルブ配列部60の連結器9は、例えば2つの
特定の流体ライン11を受け入れるように、又は、例え
ば各T字型継ぎ手88において流体ライン11の流体ダ
クトへの分岐を備えた流体ライン89を受け入れるよう
に設計されてもよい。
【0057】図11に示した連結器13は、原則とし
て、連結器10と同じ構造を有している。類似の構成要
素は同じ参照番号で記されている。その違いを以下に記
す。保持手段25及び解除リング24は、ハウジング3
9内部に挿入可能なサブアセンブリ55を構成する。接
触要素保持手段56はこのハウジングに配置されてい
て、挿入方向28に滑動可能である。この保持手段は、
本質的に、接触要素保持手段38と同じ機能を備える。
保持手段56上には、信号接点31a及び31bが、挿
入方向28を横切る配置で固定されており、さらにガイ
ド手段32も固定されている。リード41a及び41b
の代わりにリード57a及び57bが設けられている。
リード57a及び57bは、ハウジング39を越えて突
出する接触ピン58と、接触ピン58と信号接点31a
及び31bとの間に配置されたバネ接点59と、を有す
る。バネ接点59は、一方で、接点31a及び31bと
接触ピン58との間で電気信号を伝達するものとして機
能し、他方で、挿入開口部21に向かって接触要素保持
手段56にバイアスをかける本発明のバネ手段37とし
て機能する。
【0058】バネ67を鎖線で示す。バネ67は、バネ
接点59の代わりに、又はそれに加えて、本発明のバネ
手段37の機能を果たす。接点31a及び31bと接触
ピン58とは、バネ接点59に接続する代わりに柔軟性
のある管路(図示せず)に接続される。
【0059】本発明による角コード化手段の様々な形態
を、図7〜10の流体ライン68〜71の場合において
示す。以下では、図1〜6における要素と同等の機能を
有する構成要素は、同じ参照番号を付されている。図7
の流体ライン68の壁15は、外部が円形であるが、内
部はほぼ長円形の流体ダクト72を規定している。さら
に、壁15の内壁には、相互に対向する溝73が設けら
れて角コード化手段を形成している。溝73には、溝片
74が設けられ、本発明のガイド手段を構成している。
溝片74は、例えば、ラグ33のように先端に向かって
細くなるように設計されており、溝片74は、容易に溝
74に配置されることができる。溝片74を流体ダクト
72に配置する際には、原則として、連結器に対する流
体ダクト68の2つの角度位置が選択可能である。その
場合、壁15に配置された信号導体16a及び16b
は、連結器上の信号導体16a及び16bに関連付けら
れた信号接点に接する。
【0060】図8に基づく流体ライン69の場合、4つ
の角度位置が可能である。流体ライン69は、その外形
が円形であり、内部に、角コード化手段を形成するほぼ
正方形の断面を備えた流体ダクト76を有する。この流
体ダクト76の側面の角には、本発明によるガイド手段
の一部として、例えばガイドロッドの形式のガイド要素
77が設けられている。それぞれの場合において、一般
的には、流体ダクト76の側面の中心、すなわち、壁1
5が最も厚い場所に、信号導体75が配置される。
【0061】図9の流体ライン70は長円形の外形を有
しており、図8に示したのと同じような、ほぼ正方形の
断面を有する流体ダクト76(その中にガイド要素77
が挿入される)を備える。流体ライン70の場合、その
外形と、流体ダクト76の正方形の断面との両方が、角
コード化手段を構成する。流体ライン70の場合、4つ
の信号導体78が設けられ、それらは、それぞれ流体ダ
クト76の対向する側面に2つ一組で配置される。ここ
でも、信号導体78は、流体ライン69の場合と同様
に、壁15が最も厚い場所に配置される。
【0062】これまでのあらゆる例と対照区別して、図
10の流体ライン71の場合は、適切な連結器79との
接続に際し、たった1つの角度位置のみが可能である。
この設計は、例えば、信号導体がたったひとつである場
合、又は、複数の信号導体が、接続反転なしで接続され
る場合に選択される。連結器79は、爪83とそれに対
向するラグ82とを備えたガイド手段81を有する。爪
83は、溝84内で延び、壁15において角コード化手
段を構成する。ラグ82は、壁15のほぼ円形の対向す
る面に配置される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に基づく連結器と、本発明に基づく挿
入動作中の流体ラインとの部分断面図であり、構成要素
のいくつかは省略された図である。
【図2】 本発明の連結技術が用いられた場合の流体動
力装置を示す図である。
【図3】 図1の連結器と流体ラインとの挿入動作中の
立面断面図であり、図1のように連結器の構成要素の省
略はない図である。
【図4】 図3に対応する図であり、流体ラインが完全
に連結器内部に挿入された状態を示す図である。
【図5】 図1、3、4の連結器及び流体ラインの分解
斜視図である。
【図6】 図3〜5の連結器を単純化した構成を示す図
である。
【図7】 本発明に基づく流体ラインの断面図であり、
その流体路に本発明に基づくガイド手段が挿入されてい
ることを示す図である。
【図8】 本発明に基づく流体ラインの断面図であり、
その流体路に本発明に基づくガイド手段が挿入されてい
ることを示す図である。
【図9】 本発明に基づく流体ラインの断面図であり、
その流体路に本発明に基づくガイド手段が挿入されてい
ることを示す図である。
【図10】 本発明に基づく流体ラインの断面図であ
り、その流体路に本発明に基づくガイド手段が挿入され
ていることを示す図である。
【図11】 本発明に基づく連結器の変形例を示す図で
ある。
【符号の説明】
9,10,13…連結器、11…流体ライン、12…流
体動力装置、14…流体ダクト、15…壁、16a,1
6b…信号導体、17…導体チャネル、18…突起部、
19…角コード化手段、20…終端面、21…挿入開口
部、22…前部、23…プラグソケット、24…解除リ
ング、25…保持手段、26…歯又は爪、27…保持リ
ング、28…挿入方向、29…リード、30…センサ、
31a,31b…信号接点、32…ガイド手段、33…
ラグ、34…横断リブ、35…カム、36…先端部、3
7…バネ手段、38…接触要素保持手段、39…ハウジ
ング、41a,41b…リード、42…終端部、43…
絶縁要素、44…部分、45…シーリングリング、46
…支持リング、47…当接部、48…部分、49…シー
ル、50…接続開口部、51…外部ステップ、52…
溝、53…ハウジング、55…サブアセンブリ、56…
接触要素保持手段、57a,57b…リード、58…接
触ピン、59…バネ接点、60…バルブ配列部、61…
バルブユニット、62…流体動力手段(動力シリン
ダ)、67…バネ、68,69,70,71…流体ライ
ン、72,76…流体ダクト、73…溝、74…溝片、
75,78…信号導体、77…ガイド要素、79…連結
器、80…信号導体、81…ガイド手段、82…ラグ、
83…爪、84…溝、85…本体、86…流体シール、
87…連結器、88…継ぎ手、89…流体ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴォルフ−ディーター ケルシャー ドイツ連邦共和国 73230 キルヒハイム ラッペン 14 (72)発明者 ハンス−ヴァルター ブレンナー ドイツ連邦共和国 70565 シュトゥット ガルト シュッペルシュトラーセ 11 (72)発明者 クラウス ツォラー ドイツ連邦共和国 70186 シュトゥット ガルト ファレンシュトラーセ 56 Fターム(参考) 3H016 EA01 3H111 AA02 CB27 DA03 DB01 3J106 AB01 AB10 BC04 BD01 CA13 EA03

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体ダクトを内部に有する流体ラインの
    ための連結器であって、該流体ラインの壁には、電気及
    び/又は光信号を伝達するための少なくとも1つの信号
    導体が設けられ、該連結器は、該流体ライン用のプラグ
    ソケットと、該流体ラインを取り付けた状態に保持する
    ための保持手段と、該少なくとも1つの信号導体に接続
    するための少なくとも1つの信号接点とを備え、該プラ
    グソケット内の領域には、該流体ラインを角度を合わせ
    て配置するためのガイド手段が配置され、このようなガ
    イド手段が、該少なくとも1つの流体ダクト内部に導入
    可能であり、導入された場合には、該少なくとも1つの
    信号接点と該少なくとも1つの信号導体との間で接触が
    起こる前に該流体ダクトが予め決められた角度位置に導
    かれるように、該ガイド手段が、該少なくとも1つの流
    体ダクトに配置された少なくとも1つの角コード化手段
    に沿って滑動することを特徴とする連結器。
  2. 【請求項2】 前記流体ラインの導入の際、該流体ライ
    ンが前記保持手段により固定される前に予め決められた
    角度位置に到達するように、前記ガイド手段が構成され
    たことを特徴とする請求項1に記載の連結器。
  3. 【請求項3】 前記ガイド手段が、前記プラグソケット
    内の中央に位置したことを特徴とする請求項1または2
    に記載の連結器。
  4. 【請求項4】 前記ガイド手段が、前記流体ラインを前
    記プラグソケットの中央に配置するように構成されたこ
    とを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の連
    結器。
  5. 【請求項5】 前記プラグソケットに、前記流体ライン
    のための当接部を設け、前記ガイド手段が、該当接部の
    前面において突出することを特徴とする請求項1ないし
    4のいずれかに記載の連結器。
  6. 【請求項6】 前記ガイド手段が、角コード化手段と協
    働する少なくとも1つのカムを備えたことを特徴とする
    請求項1ないし5のいずれかに記載の連結器。
  7. 【請求項7】 前記角コード化手段が、前記流体ダクト
    の断面、及び/又は、前記少なくとも1つの信号導体が
    内部に配置された少なくとも1つの突起部により構成さ
    れ、前記ガイド手段が、該角コード化手段と協働するよ
    うに構成されたことを特徴とする請求項1ないし6のい
    ずれかに記載の連結器。
  8. 【請求項8】 前記ガイド手段が、前記流体ダクトの外
    形に適合する少なくとも2つのラグを備え、該2つのラ
    グが、取り付けられた状態において、該流体ダクトの外
    形面を支持し、好ましくは固定リブにより互いに接続さ
    れていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか
    に記載の連結器。
  9. 【請求項9】 前記予め決められた角度位置が、唯一の
    角度位置であるか、又は、該予め決められた角度位置
    が、回転方向に対称的に配置された第二の角度位置と関
    連付けられることを特徴とする請求項1ないし8のいず
    れかに記載の連結器。
  10. 【請求項10】 前記少なくとも1つの信号接点が、前
    記流体ラインの挿入方向にスライド可能であり、かつ、
    該連結器に取り付けられた該流体ラインが長手方向に移
    動した際に、該少なくとも1つの信号接点が、前記少な
    くとも1つの信号導体に接続された状態が維持されるよ
    うに、該少なくとも1つの信号接点が、挿入開口部に向
    かって付勢する該流体ラインのためのバネ手段に関連付
    けられたことを特徴とする請求項1ないし9のいずれか
    に記載の連結器。
  11. 【請求項11】 前記少なくとも1つの信号接点が、前
    記流体ラインの挿入方向に滑動可能な接触要素保持手段
    上に設置されたことを特徴とする請求項1ないし10の
    いずれかに記載の連結器。
  12. 【請求項12】 前記ガイド手段が、前記接触要素保持
    手段上に配置されたことを特徴とする請求項11に記載
    の連結器。
  13. 【請求項13】 前記少なくとも1つの信号接点が、少
    なくとも摩擦により、前記少なくとも1つの信号導体に
    対応して前記流体ライン上に設置されるよう構成された
    ことを特徴とする請求項1ないし12のいずれかに記載
    の連結器。
  14. 【請求項14】 前記少なくとも1つの信号導体が、前
    記流体ラインに配置された信号導体チャネル内に配置さ
    れ、かつ、該少なくとも1つの信号接点が、該信号導体
    チャネルの部分にその終端部から導入されるように構成
    されたことを特徴とする請求項1ないし13のいずれか
    に記載の連結器。
  15. 【請求項15】 内部に流体ダクトを有し、電気及び/
    又は光信号を伝達するための少なくとも1つの信号導体
    が設けられた壁を備えた請求項1ないし14のいずれか
    に記載の連結器のための流体ラインであって、該流体ダ
    クトが、該連結器のガイド手段を導入させるための少な
    くとも1つの角コード化手段を備え、この導入の際、該
    ガイド手段は該少なくとも1つの角コード化手段に沿っ
    て滑動可能であり、該流体ラインが、該連結器に接続す
    るための終端面を備え、該少なくとも1つの信号導体
    が、該終端面と同一平面で終結するか、又は、該少なく
    とも1つの信号導体が該終端面より後方に引き込まれて
    いることを特徴とする流体ライン。
  16. 【請求項16】 前記終端面がほぼ平坦であり、より具
    体的には、前記流体ラインを長手方向において任意に選
    択された地点で切断することにより規定されることを特
    徴とする請求項15に記載の流体ライン。
  17. 【請求項17】 前記流体ラインの壁が、精密な公差の
    外径を備えることを特徴とする請求項15または16に
    記載の流体ライン。
  18. 【請求項18】 少なくとも前記連結器に接続するため
    の部分である接続部において、突起部又は溝のない均等
    な外径を有することを特徴とする請求項15ないし17
    のいずれかに記載の流体ライン。
  19. 【請求項19】 少なくとも1つの請求項1ないし14
    のいずれかに記載の連結器及び/又は少なくとも1つの
    請求項15ないし18のいずれかに記載の流体ラインを
    備えることを特徴とする流体動力手段、より具体的には
    バルブ配列部、又は、修理装置、又は、少なくとも1つ
    のバルブ配列部及び/又は少なくとも1つの修理装置の
    ための制御手段。
  20. 【請求項20】 前記少なくとも1つの連結器が、前記
    流体動力手段に一体化された構成を有し、より具体的に
    は、該流体動力手段のハウジングにより構成されたこと
    を特徴とする請求項19に記載の流体動力手段。
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