JP2003198862A - ハーフトーン・スクリーンの作成方法 - Google Patents

ハーフトーン・スクリーンの作成方法

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JP2003198862A
JP2003198862A JP2002307728A JP2002307728A JP2003198862A JP 2003198862 A JP2003198862 A JP 2003198862A JP 2002307728 A JP2002307728 A JP 2002307728A JP 2002307728 A JP2002307728 A JP 2002307728A JP 2003198862 A JP2003198862 A JP 2003198862A
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screen
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frequency
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JP2002307728A
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Shen-Ge Wang
ワン シェン−ゴォ
Zhigang Fan
ファン ジガン
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/405Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels
    • H04N1/4055Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels producing a clustered dots or a size modulated halftone pattern
    • H04N1/4058Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels producing a clustered dots or a size modulated halftone pattern with details for producing a halftone screen at an oblique angle

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  • Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
  • Color, Gradation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スクリーン角度の選択肢数をさらに増やす。 【解決手段】 所与の要求に応じて、ハーフトーン・ス
クリーンの周波数およびスクリーン角度を定義するステ
ップと、所与の周波数およびスクリーン角度の要求を満
たす所望のサブセルを画定するステップと、サブセルの
アレイを有するスーパーセルを形成するステップと、を
含む、ハーフトーン・スクリーンの作成方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー印刷に係
り、詳細には、非直交スーパーセルを組み合わせること
により形成される、最適化されたハーフトーン・スクリ
ーンを設計するプロセスに関する。
【0002】
【従来の技術】ハーフトーニングもしくはスクリーニン
グは、シングル・シェードのドットを使用し、そのサイ
ズを変えることで、異なるグレイ・シェードに見せ掛
け、グレイ・スケール画像を再生する技術である。ハー
フトーン・スクリーンのドット・パターンは、粗くて
も、細かくてもよい。スクリーンの周波数は、通常、ス
クリーン・ルーリング(スクリーンの罫)として認識さ
れ、一般的に、1インチ当たりのライン数(lpi)で定
義される。60lpiのスクリーン・ルーリングは、ドッ
トが最も近接する方向に沿って、インチ(linear inc
h)当たり60のドットが存在することを意味してい
る。この方向が、スクリーン角度である。デジタル・マ
ーキング・エンジンを使用してスクリーン・パターンを
生成する場合、マシン画素の有効なグリッドは、それぞ
れが複数のマシン画素を含む、タイル状の「ハーフトー
ン・セル」に分割される。マーキング・エンジンが、マ
シン画素の一部をマーキングし、残りをマーキングしな
いことで、ハーフトーン・ドットのパターンが形成され
る。
【0003】通常、各ハーフトーン・セルは、所定の閾
値レベルの2次元アレイである。複数のハーフトーン・
セルが空間的に形成され、タイル状に並べられて、ハー
フトーン・スクリーンを形成する。ハーフトーン・スク
リーニングでは、各色分解について、各画素の要求され
る連続色調レベルを、所定の閾値レベルの1つと比較す
る。要求される色調レベルが、閾値ハーフトーン・レベ
ルよりも暗い場合、特定の画素の位置にカラー・スポッ
トが印刷される。要求される色調レベルが、閾値ハーフ
トーン・レベルよりも明るい場合、カラースポットは印
刷されない。ハーフトーン・セルの形状およびタイルの
配列は、正方形、長方形、平行四辺形、直線などが一般
的である。
【0004】マシン画素グリッドには制約があるため、
ハーフトーン・スクリーンを任意にデジタル的に回転さ
せることはできない。回転されたハーフトーン・スクリ
ーンを形成する方法は数多い。有理タンジェント法で
は、各ハーフトーン・セルは、隣接するハーフトーン・
セルと同一サイズ、形状であり、それぞれに含まれるマ
シン画素数も等しい。しかし、採用できるスクリーン角
度と周波数の組合せは比較的少なく、角度と周波数の量
子化誤差は極めて大きくなる場合がある。
【0005】分解されたシアン、マゼンタ、イエロー、
ブラックのそれぞれについて、ハーフトーン・スクリー
ンを重ねて使用するフルカラー印刷では、スクリーン角
度の選択肢数が多いことが重要である。2色、3色およ
び4色カラー印刷では、量子化誤差が発生するほか、重
複するドット・パターン間の干渉により、視認できるモ
アレが発生することがある。また、画像のタイプが異な
っていれば、異なるタイプのハーフトーン・スクリーン
が必要となる場合が多い。特定のハーフトーン・スクリ
ーンを、特定の出力ジョブのすべての画像タイプに適用
することはできないため、最適なハーフトーン・スクリ
ーンの設計に開発の重点が置かれてきた。例えば、従来
のハーフトーン・スクリーンには、形状および角度が異
なるさまざまなデジタル・ハーフトーン・スクリーンが
ある(例えば、非特許文献1参照)。
【0006】スーパーセルは、ハーフトーン・スクリー
ンの角度上の精度を高め、スクリーンが生成し得る階調
レベル数を低減させるために使用されてきた。スーパー
セルは、通常ハーフトーン・セルのアレイであるが、ス
ーパーセル内の個々のハーフトーン・セルは、必ずしも
すべてが同一サイズ、形状でなくともよい。スーパーセ
ルは、有理タンジェント法を用いて、マシン画素グリッ
ド上にはめ込まれる。
【0007】
【非特許文献1】ホラディ(T. M. Holladay)、「ディ
スプレイおよびハードコピーのための、最適なハーフト
ーン生成アルゴリズム」(An Optimum Algorithm for Ha
lftoneGeneration for Displays and Hard Copies)、Pr
oc. Soc. for Information Display, 1980年、2
1、 185ページ
【0008】
【発明が解決しようとする課題】スーパーセルを有する
ハーフトーン・スクリーンの場合、設計者は、特定の最
適な解を求めるための、スクリーン角度の選択肢をより
多く与えられる。しかし、スーパーセルを求めることは
膨大な時間を要するし、直交形状のスーパーセルを求め
る現行の技術には限界がある。ゆえに、現行の技術で
は、完全な解のセットを求めることはできない。スクリ
ーン角度の選択肢数をさらに増やす設計技術への要望が
ある。また、概して平行四辺形となり得るスーパーセル
を求める技術への要望がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】スーパーセルとサブセル
とのいずれもが任意の空間ベクトルで画定される非直交
スーパーセルを有するハーフトーン・スクリーンの場
合、ハーフトーン設計者は、最適なハーフトーン・スク
リーンの新しいソースを利用することができる。ハーフ
トーン・スクリーンを作成する方法は、当該ハーフトー
ン・スクリーンの周波数とスクリーン角度とを選択する
ことを含む。選択された周波数とスクリーン角度を満足
させる空間ベクトルを有するサブセルが特定され、サブ
セルのアレイを有するスーパーセルが形成される。スー
パーセルとサブセルとの間には、多数の解を潜在的に持
っている、整数関係がある。この整数関係は、整数の値
について解かれ、さらにサブセルの空間ベクトル値に対
してテストされる。解は、空集合である場合もあるが、
通常は多数の解が存在する。解が存在する場合、得られ
た解は、特定のハーフトーン・スクリーンに関して特定
された任意のさらなる制約もしくは許容範囲に応じて、
個々にテストされる。得られたスーパーセルの解のいず
れかがテストを満足させた場合、このスーパーセルをハ
ーフトーン・スクリーン作成のために使用することがで
きる。
【0010】スーパーセルは、所望の周波数およびスク
リーン角度に関する任意の制約、および空間ベクトルの
セットに変換することができる、そのほかの任意の制約
に適合するよう作成することができる。例えば、所望の
制約がモアレのないカラーハーフトーニングに関連した
ものである場合、非直交スーパーセルを利用する解の数
は、直交スーパーセルを利用する解の数よりも1桁多い
ことが少なくない。
【0011】
【発明の実施の形態】図1に示されるように、1つのセ
ルからなるハーフトーン・スクリーンは、2つのベクト
ルv1=(x1,y1)およびv2=(x2,y2)からなる
空間ドメインで表すことが可能な、任意形状の平行四辺
形とすることができる。すなわち、2つの空間ベクトル
1およびv2は、空間座標値x1、y1、x2、y2により
特定される。図1の図に示されている、1つのセルから
なるハーフトーン・スクリーンは、図7に示されるよう
なハーフトーン・スクリーニング・システムで使用さ
れ、その結果、セルが繰り返し形成され、すなわちタイ
ル状に並べられ、2次元パターンが形成される。
【0012】フーリエ解析を行えば、2次元の繰り返し
型パターンを、2つの周波数ベクトルF1=(fx1,f
y1)およびF2=(fx2,fy2)からなる周波数ドメイ
ンで表すことができる。例えば、図2は、2つの空間ベ
クトルv1、v2のフーリエ変換にそれぞれ対応する、2
つの周波数ベクトルF1、F2を示している。2つの周波
数ベクトルF1、F2は、2つの空間ベクトルv1、v2
それぞれ直交しており、周波数ベクトルF1、F2のベク
トル長は式(1a)および(1b)で与えられる。ただ
し、θは2つのベクトルv1、v2間の角度を表し、この
角度は、2つのベクトルF1、F2間の角度と等しい。通
常、絶対値|F1|および|F2|は実数である。
【0013】
【数2】
【0014】v2とv1とで囲まれる平行四辺形の面積A
は、式(2a)で表すことができる。
【0015】
【数3】
【0016】あるいは、平行四辺形の面積Aは、次のよ
うに、空間座標値x1、y1、x2、y2の関数として表す
こともできる。
【0017】
【数4】
【0018】従って、式(1a)および式(1b)は、
式(2a)および式(2b)により、式(3a)および
(3b)に変形することができる。
【0019】
【数5】
【0020】ベクトルF1およびF2は、式(4a)〜
(4d)のようにそれぞれのスカラー成分に分解するこ
とができる。
【0021】
【数6】
【0022】式(2b)のx1、y1、x2、y2に式(4
a)ないし式(4d)を代入すると、平行四辺形の面積
Aは、周波数成分について、次式で表される。
【0023】
【数7】
【0024】ゆえに、式(4a)ないし式(4d)は、
空間ベクトルv1およびv2で画定されるセルについて、
周波数対空間成分の関係を表している。周波数成分
x1、f y1、fx2、fy2は、4つの座標値x1、y1、x
2、y2によって完全な定義を与えられ、逆に、4つの座
標値x1、y1、x2、y2は、周波数成分fx1、fy1、f
x2、fy2によって完全な定義を与えられる。式(4a)
ないし式(4d)は、周波数成分の、空間成分に対応す
る「マッピング」を表しているため、周波数ドメインに
おける所望条件の任意の分析は、空間ドメインの仕様に
容易に変換できる。上記の式は、1つのセルからなる非
直交平行四辺形のハーフトーン・セルに関連して展開さ
れたが、例えば正方形や長方形などの直交平行四辺形
も、一般的な非直交平行四辺形の特殊な例と考えられる
ため、上記の式は、直交平行四辺形のセルを表す際にも
適用できる。
【0025】図3および図4を参照する。スーパーセル
は、平行四辺形を形成する任意の2つの空間ベクトルu
1=(m1,n1)およびu2=(m2,n2)で画定され
る。ただし、m1、n1、m2、n2は整数である。スーパ
ーセルは、平行四辺形を形成する2つのベクトルv1
(x1,y1)およびv2=(x2,y2)で画定されるサ
ブセルのアレイである。ただし、x1、y1、x2、y2
実数である。ここに示す方法では、平行四辺形のスーパ
ーセルがタイル状に並べられるとき、サブセルもまたタ
イル状に並べられるという特性を有する、すべての可能
な平行四辺形のスーパーセルを求めることができる。図
4は、2つのベクトルu1、u2で画定される、タイル状
に並べられた2つのスーパーセルを示している。
【0026】ここでは、スーパーセルとサブセルとをい
ずれもおおむね平行四辺形で表しているが、スーパーセ
ルとサブセルとは、周期的配列でタイル状に並べること
ができるものであれば、任意形状の多角形とすることが
できる。任意形状のサブセルが、平行四辺形の中にはめ
込まれてもよい。
【0027】非直交スーパーセルを形成する方法は、所
望の周波数およびスクリーン角度に応じたサブセルを選
択し、このサブセルを利用して形成することのできるす
べてのスーパーセルを求めることを含む。すべてのスー
パーセルの解を求めることは、スーパーセルとサブセル
との間の、整数解についての一般的な関係を求めること
を含む。一連の整数解が求められると、これらの解は最
初の要求とそのほかの任意の制約について、テストされ
る。スーパーセルは、空間ベクトル関係に変形すること
のできる、任意の所望特性(例えば、モアレのない状
態)に適合するよう、設計することができる。
【0028】発明者らは、サブセルとスーパーセルとの
間に、式(5a)および(5b)で表される単純な関係
が存在することを見いだした。ただし、k1、k2
3、k4は整数である。現時点では、式(5a)および
式(5b)に分析的な解を与えることに成功していな
い。高性能な計算および分析リソースの開発により、式
(5a)および式(5b)に分析的な解を与えること
は、将来的に可能である。なお、式(5a)および式
(5b)は、解を持たないことが多い。現行の分析ツー
ルと計算能力では、解の大部分はv1およびv2の近似値
を含む。このため、現行の技術に基づいて実用化を行う
際には、ほとんどの場合、許容レベルが設計上のパラメ
ータの一部として与えられる。
【0029】
【数8】
【0030】図3および図4のスーパーセルについて、
対応する式は次式で表される。
【0031】
【数9】
【0032】式(5a)および式(5b)は、式(6
a)〜(6b)のように、スカラー式に変換することが
できる。
【0033】
【数10】
【0034】図5を参照する。ダイレクト・サーチング
(解を直接求める)により、式(5a)および式(5
b)の(近似)解を得ることができる。ダイレクト・サ
ーチングは、当該式に関する特定のパラメータ用の値を
特定し、さらに、このほかのパラメータを解くことを含
む。
【0035】ステップ100で、2つの周波数ベクトル
1=(fx1,fy1)およびF2=(fx2,fy2)によ
り、所望の周波数とスクリーン角度を特定する。ステッ
プ110で、式(4a)ないし式(4d)を解くことに
より、これらの周波数とスクリーン角度に対応する、ベ
クトルv1、v2によって表される空間的仕様を求める。
【0036】ステップ120で、最大値がKまで1ずつ
増分される整数値k1、k2、k3、k4のセットを選択す
る。なお、k1ないしk4は正または負の整数とすること
ができ、k1ないしk4の可能な組合せのすべてについて
ループする。ステップ130で、所与のk1、k2
3、k4のセットについて、式(5a)および式(5
b)を演算し、所望のスーパーセルの解u1、u2を求め
る。u1、u2は、通常、特定の実数である。次のステッ
プ140で、実数ベクトルu1、u2を四捨五入し、最も
近い整数ベクトルu’1(m1,n1)およびu’
2(m2,n2)とすることにより、スーパーセルの近似
整数解を求める。ここで、m1、n1、m2、n2は整数で
ある。ステップ150で、近似解u’1およびu’2が許
容要求を満足させるか否かを確かめるため、整数ベクト
ルu’1およびu’2を用いて式(5a)および式(5
b)を解くことにより、対応するサブセルv’1および
v’2を演算する。ステップ160で、近似解v’1およ
びv’2と、所望のサブセルv1およびv2とを比較す
る。このときの差分が許容範囲にあれば、このスーパー
セルの解u’1およびu’2を保存し(ステップ17
0)、許容範囲外であれば、サーチング・ループは整数
解k1、k2、k3、k4の別のセットに移る(ステップ1
80)。
【0037】上記のように生成されたスーパーセルは、
ハーフトーニングおよびレンダリング方法において、ハ
ーフトーン・スクリーンで使用することができる。図6
の概略フローチャートを参照する。所与の要求を解決す
る、カラー画像のハーフトーニングおよびレンダリング
方法1910は、分析ステップ1912より開始され
る。分析ステップ1912では、プロセス効果、対象と
するレンダリング・デバイスの特性、特定の画像タイプ
要求、あるいはそのほかの要求など、さまざまな要求が
考慮される。例えば、効果の方向および周波数成分など
のプロセス効果、すなわち、ディベロップメント・オー
ダー効果、デュアル・ビーム効果、フォトレセプタ速度
の非均一性効果、ミラー・ウォブル効果、および/また
はラスタ開始位置ジッタ効果などを決定することができ
る。
【0038】スクリーン・セット選択ステップ1914
で、基本的なスクリーン周波数およびスクリーン角度を
有するハーフトーン・スクリーンのセットを求めるため
のサーチを行う。サーチは、図5を参照して説明した、
スーパーセルからなるハーフトーン・スクリーンのセッ
トを求める方法で行うこともできる。
【0039】スクリーンのセットが選択されると、スク
リーン関連付けステップ1916で、色(colorant)す
なわち色分解が、この選択されたスクリーンのセットに
関連付けられる。選択された個々のスクリーン・セット
に着色剤が関連付けられている場合、カラー画像受け取
りステップ1918で、画像を受け取る。画像は、任意
の画像ソースから受け取ることができる。画像は、例え
ば画像作成ツールから直接受け取ってもよいし、磁気デ
ィスクや光ディスクのようなデジタル媒体やドキュメン
ト・スキャナの出力から、コンピュータ・ネットワーク
を通じて受け取ってもよい。いずれのソースの場合も、
画像はラスタ形式、または既知のラスタ化処理により作
成されるラスタ化版である。ラスタ化処理もしくは後続
処理で、画像は、選択されたスクリーン・セットのスク
リーンと予め関連付けられた着色剤と関連するカラー平
面に分解される。
【0040】各色分解を、ハーフトーニングステップ1
920で、関連する色のハーフトーン・スクリーンを通
じてハーフトーニングし、次のレンダリングステップ1
922でレンダリングする。画像は、例えばゼログラフ
ィック・プリンタ、リソグラフィック・プリンタ、イン
クジェット・プリンタ、このほかのプリンタもしくはデ
ィスプレイ・デバイスなどのレンダリング・デバイスを
用いてレンダリングされる。この方法1910は、例え
ば、少なくとも何らかのイメージ・オン・イメージ・ゼ
ログラフィック・プリンタや、さまざまなリソグラフィ
ック環境に適用すると効果的である。
【0041】図7を参照する。カラー画像を、所与の最
適化パラメータのセットに応じてハーフトーニングおよ
びレンダリングする方法1910を実施するための、例
示的な画像プロセッサ2010は、スクリーン・セット
・レポジトリ(ドットおよびライン・スクリーン・デー
タ)2014、ハーフトナー2018、画像入力デバイ
ス2022、一時画像記憶デバイス2026、長期間も
しくは大容量(bulk)記憶デバイス(大容量文書記憶デ
バイス)2030、汎用画像プロセッサ・コンポーネン
トおよび機能2034、レンダリング・デバイス(プリ
ント・エンジン)2038、およびスクリーン・セット
・サーチャー2042を含む。
【0042】画像入力デバイス2022は、任意の画像
データソースとすることができ、例えば、スキャナや、
ディスクドライブ、CD−ROMドライブ、コンピュー
タ通信ネットワーク・コネクションのような電子媒体リ
ーダとすることができる。いずれのソースの場合も、画
像データは、一時画像記憶デバイス2026に記憶され
る。一時画像記憶デバイス2026は、例えばコンピュ
ータ・メモリである。
【0043】スクリーン・セット・レポジトリ2014
は、不揮発性メモリデバイスを含む。スクリーン・セッ
ト・レポジトリ2014は、スクリーン組選択ステップ
1914で選択されたスクリーン・セットのような、選
択されたハーフトーン・スクリーンのセットを記憶し、
これに対するアクセスを提供する。選択されたスクリー
ンは、予め決定され、スクリーン・セット・レポジトリ
2014にロードされる。スクリーンのセットの選択
は、例えばレンダリング・デバイス2038であるプリ
ント・エンジン2038の特性や特質、あるいは画像タ
イプのような所与の最適化要求に基づいて行うことがで
きる。あるいは、スクリーンのセットの選択は、スクリ
ーン・セット・サーチャー2042により、リアルタイ
ムで行うこともできる。スクリーン・セット・サーチャ
ー2042は、例えば、プロセッサのオペレータまたは
ほかのエキスパートもしくはエージェント(図示せず)
により指定されたレンダリング嗜好に基づいてスクリー
ンのセットを選択する。上記したように、選択は、プリ
ント・エンジン(レンダリング・デバイス)2038の
特性、またはこのほかの何らか定義された基準に基づい
て行うことができる。ハーフトナー2018は、選択さ
れたスクリーンのセットに記憶された閾値情報と画像デ
ータとを比較するため、一時画像記憶デバイス2026
内の画像データを調査し、選択されたスクリーン・セッ
ト・レポジトリ2014と通信する。比較結果は、例え
ば汎用画像プロセッサ機能2034に送られ、プリント
・エンジン(レンダリング・デバイス)2038を操作
する制御信号を生成するための基盤をなす。あるいは、
比較結果はバルク記憶デバイス2030に記憶され、後
の処理を待ってもよい。
【0044】汎用画像プロセッサ機能2034は、プリ
ント・エンジン(レンダリング・デバイス2038)と
の通信機能のほかに、編集および画像強調機能を有する
ことが当該技術で知られている。汎用画像プロセッサ2
034は、ハーフトナー2018から送られた情報に修
正を加えることもでき、あるいはそのままプリント・エ
ンジン(レンダリング・デバイス)2038に転送する
こともできる。
【0045】プリント・エンジン2038は、任意の画
像レンダリング・デバイスとすることができる。ゼログ
ラフィック環境では、プリント・エンジン(レンダリン
グ・デバイス2038)は、イメージ・オン・イメージ
・ゼログラフィック・プリンタのような、ゼログラフィ
ック・プリンタである。リソグラフィック環境では、プ
リント・エンジン(レンダリング・デバイス2038)
は、例えば選択されたスクリーンのセットを使用してエ
ッチングされた印刷版を含む、リソグラフィック・プリ
ンタとすることができる。ゼログラフィック・プリンタ
はフューザ、現像部、および画像形成部材もしくはフォ
トレセプタを含むことが知られている。プリント・エン
ジン(レンダリング・デバイス)2038は、このほか
にも電子ディスプレイやインクジェット・プリンタのよ
うなデバイスとしてもよい。
【0046】ハーフトーニング方法1910を実行する
ための画像プロセッサは、数多くの方法で実施すること
ができる。例示的な画像プロセッサ2010では、ハー
フトナー2018および汎用ドキュメント・プロセッサ
機能2034は、コンピュータのメモリに記憶されマイ
クロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、またはこの
ほかの計算デバイス上で動作する、ソフトウェア上で実
行される。ドキュメント・プロセッサのこのほかのコン
ポーネントは、ハードウェア・コンポーネントとソフト
ウェア・コンポーネントの両方を含むことが当該技術で
知られている。これらのモジュールの機能がほかの機能
ブロックに分散されたり、例示された方法以外の方法で
編成されたりした場合でも、これらの態様は本発明の一
実施形態として認識される。
【図面の簡単な説明】
【図1】1つのセルを有するハーフトーン・セルの、二
次元空間ベクトル表示である。
【図2】図1のハーフトーン・セルの、周波数ベクトル
表示である。
【図3】スーパーセル・ハーフトーン・スクリーンの二
次元空間表示である。
【図4】タイル状に並べられた2つのスーパーセル・ハ
ーフトーン・スクリーンの、二次元空間表示である。
【図5】スーパーセル・ハーフトーン・スクリーンを作
成する方法の一実施形態の概略を示す、フローチャート
である。
【図6】カラー画像のハーフトーニングおよびレンダリ
ング方法の概略を示す、フローチャートである。
【図7】図6の方法を実行するための画像プロセッサの
ブロック図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジガン ファン アメリカ合衆国 14580 ニューヨーク州 ウェブスター ヨークタウン ドライブ 153 Fターム(参考) 2C262 AA29 AB01 BB03 BB05 BC11 BC13 5B057 CA01 CA08 CA16 CB01 CB07 CB16 CE13 CE16 CH11 5C077 MP08 NN04 PQ22 TT02 5C079 LC01 LC14 MA01 PA03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所与の要求に応じて、ハーフトーン・ス
    クリーンの周波数およびスクリーン角度を定義するステ
    ップと、 所与の周波数およびスクリーン角度の要求を満たす所望
    のサブセルを画定するステップと、 前記サブセルのアレイを有するスーパーセルを形成する
    ステップと、を含み、 前記サブセルは2つの空間ベクトルv1=(x1
    1)、v2=(x2,y2)によって特定され、 x1、y1、x2、y2は実数であり、 前記スーパーセルは2つの空間ベクトルu1、u2によっ
    て特定され、 前記スーパーセルと前記サブセルとの関係が、 【数1】 ただし、k1、k2、k3、k4は整数である。を満たす、 ハーフトーン・スクリーンの作成方法。
  2. 【請求項2】 k1、k2、k3、k4およびu’1
    (m1,n1)、u’2=(m2,n2)に特定の整数値を
    使用するステップと、 v’1、v’2と、v1、v2とを比較するステップと、を
    さらに含み、 m1、n1、m2、n2は、v1’およびv2’について、前
    記スーパーセルと前記サブセルとの関係を解くための整
    数であり、 v’1およびv’2は、所望のサブセルv1およびv2の近
    似解である、 請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記スーパーセルと前記サブセルとの関
    係を解くことは、解を直接求めることを含む、請求項2
    に記載の方法。
  4. 【請求項4】 所与の解に制約を設けるステップと、 前記制約を満たさないスーパーセルの解を削除するステ
    ップと、をさらに含み、 複数のスーパーセルの解を決定することを特徴とする、
    請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記制約を満たすスーパーセルの解を選
    択し、選択した前記スーパーセルを用いてハーフトーン
    ・スクリーンを作成するステップをさらに含む、請求項
    4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 ハーフトーン・スクリーンの周波数とス
    クリーン角度とを選択するステップと、 選択した前記周波数とスクリーン角度とを満足させるサ
    ブセルを、空間ベクトルによって特定するステップと、 前記サブセルのアレイを有するスーパーセルを形成する
    ステップであって、前記スーパーセルと前記サブセルと
    の間に、整数関係が存在する、ステップと、 前記整数関係を解くステップと、 任意のさらなる制約または許容範囲に応じて、得られた
    解のうち、任意の1つの解をテストするステップと、 前記得られた解のうちの任意の1つの解が前記テストを
    満足させる場合、テストされた前記解を用いてハーフト
    ーン・スクリーンを作成するステップと、 を含む、ハーフトーン・スクリーンの作成方法。
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