JP2003198481A - 光通信システム - Google Patents

光通信システム

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JP2003198481A
JP2003198481A JP2001389874A JP2001389874A JP2003198481A JP 2003198481 A JP2003198481 A JP 2003198481A JP 2001389874 A JP2001389874 A JP 2001389874A JP 2001389874 A JP2001389874 A JP 2001389874A JP 2003198481 A JP2003198481 A JP 2003198481A
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light
transmitter
optical
light emitting
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Application number
JP2001389874A
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English (en)
Inventor
Shingo Tamai
進悟 玉井
Hayami Hosokawa
速美 細川
Shigeru Yasuda
成留 安田
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信部と受信部との間における光軸調整の容
易な光通信システムを提供する。 【解決手段】 送信部12は機器本体11に搭載され
る。送信部12からは、鉛直方向に長く、水平方向に短
い楕円形状をした配光パターンの光信号が送信される。
送信部12は受信部13の方向に向けられており、送信
部12から送信された光信号は受信部13により受信さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信システムに
関する。特に、テレビや液晶プロジェクタ、パーソナル
コンピュータ等の機器とリモートコントローラ等の機器
との間で光通信を行うための光通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図1はリモートコントローラ(以下、リ
モコンという。)1とテレビ(受像器)3との間で赤外
光データ通信を行っている様子を表している。リモコン
1の送信部2からは、配光パターン(光束断面)が円形
をしていて光軸のまわりに均等に広がる、赤外光による
データ信号が投光されており、リモコン1から送信され
た赤外光はテレビ3に設けられた受信部4により受光さ
れている。テレビ3とそのリモコン1との間で赤外光デ
ータ通信を行う場合には、送信されるデータ量が少な
く、短い時間で通信が完了されるので、受信部4で必要
とされる受光量は少なくてよい。そのため、リモコン1
の送信部2から送信される赤外光は、十分広い領域に広
がるように設計されており、送信部2と受信部4との光
軸調整はほとんど必要ない。
【0003】しかし、たとえば赤外通信機能付きハンデ
ィビデオカメラのような場合には、3m程度の距離で画
像などの大量のデータを連続的に送信するので、受信部
で十分な受光量を確保するため、送信部より投光される
光の広がる範囲を狭く絞って光強度が高くなるようにし
ている。そのため、ハンディビデオカメラ等の送信部か
ら受信部へ送信する際には、受信部における受信状態を
確認しながら送信部を動かして受信部の受光面に対して
水平方向と鉛直方向で光軸調整を行ない、送信部の光軸
を受信部に一致させる必要があり、赤外光は目に見えな
いので、その調整に時間が掛かっていた。また、このよ
うなハンディビデオカメラのような機器の場合、その機
器底面は平らになっているので、送信部の光軸が受信部
と一致するように調整したとしても、その機器を光軸調
整された姿勢に保持しておくのは容易でなかった。
【0004】
【発明の開示】本発明は、上記の従来例の問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、送信
部と受信部との間における光軸調整の容易な光通信シス
テムを提供することにある。
【0005】本発明にかかる光通信システムは、一方向
に長い光束断面を有する光信号を送信する送信部と、前
記光信号を受信する受信部とを備えたことを特徴として
いる。
【0006】本発明にかかる光通信システムにあって
は、送信部から出力される光信号の光束断面が一方向に
長くなっているので、光束断面が長くなっている方向で
は、送信部からの送信方向を受信部の位置する方向に合
わせる際に極めてラフに行うことができ、光束断面が短
い方向でのみ送信部と受信部との光軸合わせを行えばよ
く、送信部と受信部との光軸合わせを容易にすることが
できる。特に、送信部もしくは送信部を搭載した機器が
安定に保持されたままで方向を変えられる方向と直交す
る方向に長い光束断面の光信号を出力させるようにする
ことで、送信部と受信部との光軸合わせを容易にすると
共に光軸合わせを行った後の送信部の保持も容易にする
ことができる。
【0007】なお、このような光通信システムの送信部
で用いる発光素子ないし発光光源としては、発光チップ
や発光素子から出射される光がもともと一方向に長い光
束断面を有しているものを用いるか、光の進路を非対称
に変化させて光束断面を一方向に長いものに変換するも
のを用いるのが望ましい。これらの発光素子ないし発光
光源によれば、マスク等で光束の一部を遮ることによっ
て光束断面を一方向に長いものにする場合と比較して、
受光部における受光感度を低下させることなく、光軸合
わせを容易にすることができる。
【0008】本発明の実施態様にあっては、前記送信部
は第1の機器から受け取った電気信号を光信号に変換し
て送信するものであり、前記受信部は受信した光信号を
電気信号に変換して第2の機器に送り出すものである。
よって、この実施態様では、第1の機器からの信号を光
通信システムを介して第2の機器に伝達することがで
き、その際の光通信システムの送信部と受信部との間の
光軸合わせも容易にすることができる。
【0009】本発明の別な実施態様にあっては、前記送
信部は第1の機器から受け取った電気信号を光信号に変
換して送信するものであり、該送信部は、その光信号の
光束断面が長く延びた方向とほぼ平行な回転軸の周りに
回動できるようにして第1の機器に取り付けられている
ことを特徴としている。この実施態様によれば、送信部
は、光束断面が長く延びた方向とほぼ平行な回転軸の周
りに回動できるようにして第1の機器に回動自在に取り
付けられているので、第1の機器を動かすことなく送信
部だけを回動させて送信部と受信部との光軸合わせを行
うことができ、光軸合わせの作業を容易にできる。ま
た、光軸合わせを行った後の送信部の姿勢の保持も容易
に行える。
【0010】さらには、当該実施態様においては、前記
第1の機器に取り付けられた前記送信部を回転させるた
めの手段と、前記受信部から受け取った受光感度信号に
基づいて前記送信部回転手段により送信部の方向を制御
する手段とを備えていてもよい。この実施態様によれ
ば、受信部から受け取った受光感度信号に基づいて受光
感度が良好となるように送信部の方向を自動調整するこ
とができるので、送信部と受信部との光軸合わせがきわ
めて簡単になる。
【0011】なお、この発明の以上説明した構成要素
は、可能な限り任意に組み合わせることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図2は本発明
の第1の実施形態による光通信システムを示す概略斜視
図である。ビデオカメラ等の機器本体11には、赤外光
による光信号を送信するための送信部12が内蔵されて
いる。機器本体11の前面から出射される光信号は、図
2で斜線を施して表しているように、鉛直方向に長い楕
円状をした配光パターン(光束断面)を有しており、送
信部12から出射された光信号は、鉛直方向では大きな
(光軸調整が不要になるほど広い角度)広がり角となる
が、水平方向には小さな広がり角となっていて、長軸/
短軸の比の大きな光束断面を有している。LED等の発
光素子から楕円状の配光パターンを有する光を出射させ
る方法については、後述する。受信部13は、例えばテ
レビやディスプレイ装置等の機器に内蔵されたものや、
これらの機器に接続するアダプタに内蔵されたものであ
る。
【0013】図3は送信部12及び受信部13の構成例
を表している。即ち、送信部12は信号源21、変調部
22、増幅器23、LED等の発光素子24からなり、
信号源21から出力されたデータ(デジタル信号)に対
して変調部22で所定の変調方式により変調を施し、こ
の変調信号を増幅器23で増幅した後、発光素子24に
当該信号を印加することによって発光素子24を発光さ
せ、発光素子24から光信号を出力する。また、受信部
13は、フォトダイオード等の受光素子25、フィルタ
26、復調部27、増幅器28、データ出力部29より
なり、受光素子25で光信号を受信すると、受光素子2
5から出力された受信信号(電気信号)をフィルタ26
に通過させてノイズを除去し、復調部27で受信信号を
復調して元の信号を再生した後、この再生信号を増幅器
28で増幅してデータ出力部29からテレビ等の機器へ
出力する。
【0014】この実施形態では、送信部12は機器本体
11に固定されているが、送信部12から投光される光
信号の配光パターンが鉛直方向に長くなっているので、
鉛直方向では送信部12と受信部13との光軸調整がほ
とんど必要なくなるほど容易となり、そのため受信部1
3との光軸調整は水平方向のみで行えばよくなる。例え
ば、図4はテレビ14の上に受信部13を設置した様子
を表しているが、この受信部13に対して図のように機
器本体11を上下に動かしても、いずれの場合も受信部
13には光信号が達するので、機器本体11の向きを上
下に調整する必要はなく、機器本体11の左右の向きだ
けを調整すればよいことが分かる。よって、この実施形
態では、機器本体11の向きを水平方向に回して受信部
13との光軸調整を行うことになり、例えばビデオカメ
ラ等のように、その構造上水平方向に動かして光軸調整
を行った後にその姿勢を保持し易いが、鉛直方向には調
整後の姿勢を保持しにくい場合に有用である。
【0015】(第2の実施形態)図5は本発明の第2の
実施形態による光通信システムを示す概略斜視図であ
る。この実施形態にあっては、機器本体30に内蔵され
た送信部12から出射される光信号は、図5で斜線を施
して表しているように、水平方向に長い楕円状をした配
光パターンを有しており、送信部12から出射された光
信号は、水平方向では大きな広がり角となるが、鉛直方
向には小さな広がり角となっている。
【0016】この実施形態では、送信部12は機器本体
30に固定されているが、送信部12から投光される光
信号の配光パターンが水平方向に長くなっているので、
水平方向では送信部12と受信部13との光軸調整がほ
とんど必要なく、受信部13との光軸調整は鉛直方向の
みで行えばよくなる。この実施形態では、機器本体11
の向きを鉛直方向に回動させて受信部13との光軸調整
を行うことになり、その構造上鉛直方向に動かして光軸
調整を行った後にその姿勢を保持し易い場合に有用であ
る。
【0017】図6(a)(b)は送信部12を搭載した
ノート型パソコン15の正面側からの斜視図と側面図を
表している。ノート型パソコン15は、ディスプレイ部
31をヒンジ部33でパソコン本体(キーボード部分)
32に回動自在に取り付けたものであり、ディスプレイ
部31の額縁部分の上部に送信部12が取り付けられて
いる。この送信部12から出射される光信号の配光パタ
ーンは、水平方向に長い楕円形状になっている。したが
って、送信部12からの送信方向がほぼ受信部側へ向け
られていれば、水平方向では送信部12から出射される
光信号の方向を特に調整する必要はなく、鉛直方向での
み調整すればよい。光信号の方向を鉛直方向で調整する
には、図6(b)に示すように、ディスプレイ部31を
傾けることによって容易に行うことができ、また、調整
後の位置もディスプレイ部31によって容易に保持でき
る。
【0018】なお、上記実施形態では、光信号の配光パ
ターンは楕円形状をしていたが、図7に示すように、配
光パターンが鉛直方向に長い長方形状になっていてもよ
い。また、図示しないが、水平方向に長い長方形状にな
っていてもよい。
【0019】(第3の実施形態)図8は本発明の第3の
実施形態による光通信システムに用いられる機器本体3
5を表している。この実施形態にあっては、図9に示す
ように、送信部12は、機器本体35内に立てられた回
転軸37によって水平方向に回動自在に保持されてい
る。送信部12は、平面視で扇形をした柱状に形成され
ており、後部を回転軸37によって保持され、前面の湾
曲した光出射面38からは鉛直方向に長い配光パターン
の光信号が投光される。送信部12は、図10に示すよ
うに、機器本体35に設けられた凹部36内に納められ
ており、凹部36内で回転軸37によって回動自在に保
持されている。
【0020】送信部12から出射される光信号は、図9
に示しているように、鉛直方向に長い楕円形となってい
るので、上下方向には細かな光軸調整をする必要が無
く、しかも、送信部12を手で動かすことによって左右
に首を振ることができるようになっているので、左右方
向では容易に光軸調整をすることができる。よって、水
平方向の光軸調整を行うのに、機器本体35全体を動か
す必要が無く、送信部12だけを動かせばよいので、光
軸調整を容易に行える。
【0021】また、このように送信部12を回転軸37
で回動自在に支持され、光信号の配光パターンが回転軸
37の長さ方向に長くなった実施形態では、送信部12
の形状は実装上の都合や回転角度の都合などにより任意
の形状にすることができる。
【0022】例えば、図11及び図12(a)(b)に
示す実施形態では、送信部12が平面視で長方形又は正
方形となっており、その前部が凹部36から飛び出すよ
うにして機器本体35の凹部36内に納められている。
【0023】また、図13及び図14(a)(b)に示
す実施形態では、送信部12は円柱状に形成されてお
り、一部が凹部36から飛び出すようにして機器本体3
5の凹部36内に納められている。この実施形態では送
信部12が回動する角度に制限が無く、回転軸37の周
りに360°回転させることも可能である。
【0024】(第4の実施形態)図15は本発明の第4
の実施形態による光通信システムに用いられる送信部1
2の構成を示す斜視図であって、この光通信システムで
は、モータによって送信部12を動かすようにしてい
る。すなわち、送信部12を回転自在に支持している回
転軸37の下端部にはプーリー39が固定されており、
パルスステップモータ40の回転軸41に取り付けられ
たプーリー42と回転軸37のプーリー39との間には
駆動ベルト43が掛け回されている。
【0025】図16はモータドライバ44でパルスステ
ップモータ40を駆動することによって送信部12の光
軸調整を行う方法を説明するフロー図である。このフロ
ー図に示すように、送信部12の光軸調整が開始する
と、操作者は例えばテレビ等の受光側機器の状態を監視
することによって受信部における受光感度を判断し(S
1)、受光感度が良好であれば光軸調整を行わない。こ
れに対し、受光感度が不良であれば、モータドライバ4
4からパルスステップモータ40へプラスのパルス出力
を送信させ(S2)パルスステップモータ40を正回転
させる(S3)。そして、操作者は、送信部12を正方
向に回動させながら受光感度を判断し(S4)、受光感
度が良好となる方向に変化していれば、そのままモータ
ドライバ44からプラスのパルス信号を出力し続け、受
光感度が低下する方向に変化すればプラスのパルス出力
を終了させる(S5)。
【0026】ついで、モータドライバ44からパルスス
テップモータ40へマイナスのパルス出力を送信させ
(S6)パルスステップモータ40を逆回転させる(S
7)。そして、操作者は、送信部12を逆方向に回動さ
せながら受光感度を判断し(S8)、受光感度が良好と
なる方向に変化していれば、そのままモータドライバ4
4からマイナスのパルス信号を出力し続け、受光感度が
低下する方向に変化したらマイナスのパルス出力を終了
させ(S9)、光軸調整を終了する。
【0027】従って、この実施形態では、送信部12を
手で動かすことなく、モータで自動的に送信部12を動
かして送信部12と受信部との光軸調整を行うことがで
きる。なお、後述のように、受光感度判断を自動化して
送信部12と受信部との光軸調整をより自動化すること
もできる。
【0028】(配光パターン実現手段の第1の実施形
態)次に、鉛直方向または水平方向に長い配光パターン
の光(光信号)を送信部12から出力させるための光源
を説明する。図17に示すものは、送信部12に用いら
れているLED等の発光素子34であって、LEDチッ
プ等の発光チップ45を断面楕円形状をした透明なモー
ルド樹脂46中に封止した砲弾型素子である。この発光
素子34は、モールド樹脂46が断面楕円形状をしてい
るので、発光素子34から出射された光の配光パターン
も楕円形状となる。なお、この発光素子34において、
発光チップ45の背後の反射板も楕円形状にしておいて
もよい。
【0029】(配光パターン実現手段の第2の実施形
態)図18は鉛直方向または水平方向に長い配光パター
ンの光(光信号)を出力させる発光素子47の別な構造
を示す斜視図、図19(a)はその正面図、図19
(b)は図19(a)のX1−X1線断面図、図19
(c)は図19(a)のY1−Y1線断面図である。こ
の実施形態によれば、LEDチップ等の発光チップ45
は透光性樹脂材料からなるモールド樹脂46中に封止さ
れている。モールド樹脂46中に封止された発光チップ
45はリードフレーム48の先端に設けられたステム4
9上に搭載され、ボンディングワイヤ50によってもう
一方のリードフレーム51に接続されており、光出射側
を発光素子47の前方へ向けて配置されている。
【0030】光反射部52は、金属部材をプレス加工等
でパラボラ状に成形したものであり、その表面はアルミ
ニウムや銀のメッキを施すことによって鏡面加工されて
いる。あるいは、アルミニウムや銀等のプレス加工品に
化学処理を施すことによって表面に光沢を持たせたもの
を光反射部52として用いてもよい。光反射部52の中
心部にはステム49を納めるための開口53があいてお
り、発光チップ45を実装されたステム49を開口53
に納めた状態で、光反射部52はリードフレーム51及
び48と共にモールド樹脂46内に封止されている。
【0031】この光反射部52は、図19(a)に示す
ように、正面から見た状態では長軸方向と短軸方向とを
有しており、この実施形態では略楕円形をしている。ま
た、光反射部52の外周縁は、モールド樹脂46の前面
と平行となるように形成されているので、光反射部52
の外周縁とモールド樹脂46の前面との間に大きな隙間
が発生せず、この隙間から光が漏れてロスになるのを防
止することができる。
【0032】この発光素子47は光反射部52を備えて
いるので、後方へ出射された光を利用しない一般的な砲
弾型発光ダイオードや図17に示した楕円断面の発光素
子34と比較して光の利用効率が2倍となる。よって、
一般的な砲弾型発光ダイオードを光源として利用した場
合と比較して、受信部から離れた位置からでも良好な光
通信が可能となる。また、同一パワー密度の場合には、
照射範囲を拡大できるので、光軸調整がより容易にな
る。
【0033】図19(b)に示す長軸方向の断面と図1
9(c)に示す短軸方向の断面とでは、光反射部52は
いずれも凹状に湾曲しているが、互いに形状が異なって
いる。すなわち、長軸方向における断面の曲率の分布範
囲と、短軸方向における断面の曲率の分布範囲とが互い
に異なっている。即ち、長軸方向における断面の曲率分
布は短軸方向における断面の曲率分布よりも小さな値の
側にずれている。
【0034】例えば、長軸方向における断面でも、短軸
方向における断面でも、光反射部52の断面が円弧であ
るとすれば、長軸方向における断面の半径をRl、短軸
方向における断面の半径をRsとしたとき、 (1/Rl) < (1/Rs) つまり、長軸方向断面における半径Rlが短軸方向断面
における半径Rsよりも大きくなっている(Rl>R
s)。
【0035】また、光反射部52の断面が円弧でない場
合には、長軸方向断面においても、短軸方向断面におい
ても、曲率は場所によって異なるため拡がり(分布)を
有している。このような場合には、たとえば曲率の分布
の中心値によって特徴づけることができる。即ち、長軸
方向断面における曲率の最小値が(ρl)min、最大値が
(ρl)maxであるとし、短軸方向断面における曲率の最小
値が(ρs)min、最大値が(ρs)maxであるとすれば、それ
ぞれの中心値(ρl)c、(ρs)cは、 長軸方向: (ρl)c={(ρl)min+(ρl)max}/2 短軸方向: (ρs)c={(ρs)min+(ρs)max}/2 で表される。そして、本発明にかかる発光素子47に用
いられる光反射部52では、長軸方向断面における曲率
の中心値(ρl)cを短軸方向断面における曲率の中心値
(ρs)cよりも小さくし、 (ρl)c<(ρs)c とすればよい。
【0036】あるいは、曲率の分布の両端、すなわち最
小値と最大値によって特徴付け、 (ρl)min ≦ (ρs)min (ρl)max ≦ (ρs)max としてもよい。ただし、この等号は同時に成り立たない
ものとする。
【0037】モールド樹脂46の前面中央部には、凸レ
ンズ形状をした直接出射領域54が形成されており、そ
の周囲には直接出射領域54を囲むようにして平面状を
した全反射領域55が形成されている。また、直接出射
領域54は、その光軸が発光チップ45の光軸と一致す
るように形成されており、全反射領域55は発光チップ
45の光軸と垂直な平面となっている。発光チップ45
は、この直接出射領域54の焦点もしくはその近傍に位
置している。また、発光チップ45から直接出射領域5
4と全反射領域55との境界を見た方向が光軸となす角
度は、モールド樹脂46と空気との間の全反射の臨界角
θcと等しいか、それよりも大きくなっている。
【0038】このレンズ状をした直接出射領域54にお
いても、正面から見ると、図19(a)に示すように長
軸方向と短軸方向を有する略楕円状をしており、長軸方
向及び短軸方向はそれぞれ光反射部52の長軸方向及び
短軸方向に一致している。直接出射領域54も、長軸方
向における断面の曲率の分布範囲と、短軸方向における
断面の曲率の分布範囲とは互いに異なっており、特に、
長軸方向における断面の曲率分布は短軸方向における断
面の曲率分布よりも小さな値の側にずれている。ここ
で、直接出射領域54で長軸方向における断面の曲率分
布が短軸方向における断面の曲率分布よりも小さな値の
側にずれているというのは、光反射部52の場合と同じ
意味である。
【0039】しかして、発光チップ45から出射された
光のうち、直接出射領域54へ放射された光は、ほぼ平
行光化されて直接モールド樹脂46の前面から前方へ出
射される。また、発光チップ45から出射された光のう
ち、全反射領域55へ出射された光は樹脂界面で全反射
され、樹脂界面で全反射された光のほぼ全てが光反射部
52で反射されることにより、全反射領域55から前方
へ出射される。よって、発光チップ45から前面側へ出
射されたほぼ全ての光を(すなわち、全反射領域55で
全反射された光も)発光素子47の前方へ取り出すこと
ができ、光利用効率を高くすることができる。しかも、
発光チップ45から前方へ出射された光は、何物にも遮
られることなく直接出射領域54から出射されるので、
前記従来例のように光軸上が暗くなることがなく、指向
特性が改善される。
【0040】さらに、発光チップ45から斜め方向へ出
射された光は、全反射領域55で全反射され、光反射部
52でも反射されて前方へ出射されるので、光路長が長
くなり、その分だけ収差を小さくして発光素子47を高
精度化することができる。
【0041】また、光反射部52は略楕円形状をしてい
るので、このとき光反射部52で反射されて前方へ出射
される光も、図20に示すように出射プロファイルが略
楕円形状のビームとなる。しかも、直接出射領域54も
略楕円形状をしていて長軸方向が光反射部52の長軸方
向と一致しているから、直接出射領域54から出射され
る光ビームも断面略楕円状となり、図21に示すよう
に、直接出射領域54から出射される光が全反射領域5
5から出射される光を補完し、直接出射領域54から出
射される光と全反射領域55から出射される光とを合わ
せると、ほぼ強度均一な楕円プロファイルの出射光が実
現される。
【0042】なお、一方向に拡がった略楕円状の光を出
射させようとすれば、任意の方向で曲率が一定な半球面
状の金属部材を用意し、その左右両側をカットして縦に
長くした光反射部を考えると、このカットした部分でモ
ールド樹脂の前面との間に大きな隙間が発生し、ここか
ら光が漏れて光の利用効率が悪くなる。これに対し、方
向によって曲率を異ならせることによってこのような隙
間を小さくすることができ、発光素子47の輝度を高く
できる。また、正面視で円形をした光反射部52におい
て、直交2方向で曲率を異ならせた場合には、反射した
光の広がりを異ならせることができるので、一方向に拡
がった略楕円状プロファイルの出射光を得ることができ
る。もっとも、光反射部52も楕円状にしておくことに
より、光反射部52の設計は容易になる。
【0043】特に、光反射部52は、非球面のトーリッ
ク面、バイコニック面として実現することができ、より
均一なビームプロファイルの設計が可能となる。図22
(a)はバイコニック面で形成された光反射部52を表
しており、図22(b)のように光反射部52の長軸方
向にX軸、短軸方向にY軸、前方に向けてZ軸をとると
き、このバイコニック面を有する光反射部52の光反射
面は次の(1)式で表される。
【0044】
【数1】
【0045】但し、このバイコニック面のXZ平面にお
ける断面の形状をZ=g(X)と表すとき、この曲線
の曲率をcv、コーニック係数をccとし、YZ平面に
おける断面の形状をZ=g(Y)と表すとき、この曲
線の曲率をcvx(≠cv)、コーニック係数をccx
としている。また、a、b、c、dはいずれも高次項の
係数である。
【0046】(配光パターン実現手段の第3の実施形
態)図23は鉛直方向または水平方向に長い配光パター
ンの光を出力させる発光素子56のさらに別な構造を示
す概略断面図である。この発光素子56にあっては、ス
テム57に複数個の発光チップ45を一方向に長くなる
ように一列又は複数列に並べて実装し、当該ステム57
及び発光チップ45等を透明樹脂からなるモールド樹脂
46内に封止したものである。このような構造の発光素
子56にあっては、個々の発光チップ45から出射され
る光の配光パターンが円形をしていても、一方向に長く
配列された複数個の発光チップ45から出射された光が
重なり合うことによって一方向に長い配光パターンが得
られる。また、複数個の発光チップ45を用いているの
で、強い光信号を送信部12から出射することができ、
通信距離を長くでき、あるいは光信号の広がりを広げる
ことが可能になる。
【0047】(配光パターン実現手段の第4の実施形
態)図24は鉛直方向または水平方向に長い配光パター
ンの光を出力させる発光素子58のさらに別な構造を示
す概略図である。この発光素子58にあっては、反射板
60の前面に対向させてステム59を設け、ステム59
の裏面に発光チップ45を実装し、ステム59や反射板
60、発光チップ45等をモールド樹脂46内に封止し
ている。この実施形態でも、ステム59の裏面には複数
個の発光チップ45が一方向に長くなるように一列ない
し複数列に並べて実装されている。しかして、発光チッ
プ45から後方へ出射された光は、反射板60で反射さ
れた後、発光素子58から前方へ向けて出射され、複数
の発光チップ45から出射された光が重なり合うことで
全体として一方向に長い配光パターンとなる。また、複
数個の発光チップ45を用いているので、強い光信号を
送信部12から出射することができ、通信距離を長くで
き、あるいは光信号の広がりを広げることが可能にな
る。
【0048】(配光パターン実現手段の第5の実施形
態)図25は鉛直方向または水平方向に長い配光パター
ンの光を出力させる発光光源61の構造を示す概略図で
ある。この発光光源61にあっては、発光素子62の前
方にシリンドリカルレンズ63を配置している。従っ
て、発光素子62から出射された断面円形の配光パター
ンを有する光は、シリンドリカルレンズ63を通過する
ことによって一方向に長い、例えば楕円状の配光パター
ンの光に変換される。また、一般的に用いられるいる安
価な砲弾型の発光ダイオード等とシリンドリカルレンズ
とを組み合わせることで安価に発光光源61を構成する
ことができる。
【0049】(配光パターン実現手段の第6の実施形
態)図26は鉛直方向または水平方向に長い配光パター
ンの光を出力させる発光光源64の別な構造を示す概略
図である。この発光光源64にあっては、複数個の発光
素子65を一方向に長くなるように、例えば一列に配列
している。従って、各発光素子65から出射された光が
重なり合うことにより、全体としては一方向に長い配光
パターンの光が出射されることになる。また、複数個の
発光素子65を用いているので、強い光信号を送信部1
2から出射することができ、通信距離を長くでき、ある
いは光信号の広がりを広げることが可能になる。
【0050】ここで述べたような発光素子もしくは発光
光源にあっては、いずれもマスクなどで光を遮ることに
よって配光パターン(光束断面)を一方向に長い形状に
整形していないので、全出射光量を減らすことなく一方
向、例えば水平方向や鉛直方向に長い配光パターンの出
射光を得ることができ、受信部における受光感度を低下
させることなく送信部と受信部との光軸合わせを容易に
することができる。
【0051】(具体的な実施形態)図27はノート型パ
ソコン15に送信部12を搭載した光通信システムを示
す概略斜視図、図28はノート型パソコン15のディス
プレイ部31を示す拡大斜視図である。このノート型パ
ソコン15にあっては、ディスプレイ部31の額縁部分
の上部(ディスプレイ部31のヒンジ部と反対側)に回
転軸37によって送信部12が回転自在に取り付けられ
ており、回転軸37の方向は、上部(ディスプレイ部3
1のヒンジ部の回転軸と平行になっている。また、送信
部12からは水平方向に長い楕円状をした光が出射され
る。
【0052】このノート型パソコン15では、図29に
示すように、入力信号に応じて発光素子ドライバ67で
発光素子24を駆動することによって光信号を発光素子
24から送信するようになっている。また、回転軸37
及び送信部12は、モータを用いた回転駆動部66(例
えば、図15に示したようなもの)をモータドライバ4
4で制御することによって回転駆動されるようになって
いる。送信部12からの光信号を受信する受信部13内
の受光素子25は、受光した光信号に応じて光電流を出
力すると共に受光強度出力送信器69へ受光強度信号を
出力する。受光強度信号を受け取った受光強度出力送信
器69は、送信部12内の受光強度出力受信器68に向
けて無線通信又は有線通信により受光強度信号を送信す
る。
【0053】この受光強度信号を受信した送信部12
は、回転駆動部66によって発光素子24を回動させな
がら、受信部13における受光強度が最大となる位置を
見つけ、受光強度が最大となる位置で送信部12を停止
させる。この動作は、図16のフロー図により説明した
通りであるが、操作者が受光感度を監視していた点が、
受光強度出力受信器68及び受光強度出力送信器69に
よって受光感度が検知され、操作者が送信部12の回転
と停止を操作していたのが、受光強度出力受信器68か
らの信号によって自動的に送信部12が回転及び停止の
制御を行われるようになる。
【0054】すなわち、図16のフロー図を再度参照し
て説明すると、送信部12の光軸調整が開始すると、受
信部13の受光強度出力送信器69は、送信部12の受
光強度出力受信器68へ受光強度信号を送信する。送信
部12のモータドライバ44は受光強度信号に基づいて
受信部13における受光感度を判断し(S1)、受光感
度が良好であれば光軸調整を行わない。これに対し、受
光感度が不良であれば、モータドライバ44からパルス
ステップモータ40へプラスのパルス出力を送信し(S
2)パルスステップモータ40を正回転させる(S
3)。そして、モータドライバ44は、送信部12を正
方向に回動させながら受光強度信号を監視し(S4)、
受光強度信号が大きくなる方向に変化していれば、その
ままモータドライバ44からプラスのパルス信号を出力
し続け、受光強度信号が低下する方向に変化すればプラ
スのパルス出力を終了させる(S5)。
【0055】ついで、モータドライバ44からパルスス
テップモータ40へマイナスのパルス出力を送信し(S
6)パルスステップモータ40を逆回転させる(S
7)。そして、モータドライバ44は、送信部12を逆
方向に回動させながら受光強度信号を監視し(S8)、
受光強度信号が良好となる方向に変化していれば、その
ままモータドライバ44からマイナスのパルス信号を出
力し続け、受光強度信号が低下する方向に変化したらマ
イナスのパルス出力を終了させ(S9)、光軸調整を終
了する。
【0056】よって、この実施形態によれば、自動的に
送信部12と受信部13との光軸合わせを行うことがで
きる。
【0057】なお、ノート型パソコン15において送信
部12を取り付ける位置は、図30及び図31に示すよ
うに、ディスプレイ部31の額縁部分の右側部または左
側部であってもよい。その場合には、送信部12から出
射される光信号は鉛直方向に長い配光パターンを有する
ものとし、回転軸37によって送信部12を左右に回動
させられるようにする。すなわち、回転軸37の方向は
ディスプレイ部31のヒンジ部の回転軸と直交してい
る。
【0058】また、図32に示すものは、手の平サイズ
のパソコンや電子手帳等の携帯情報端末70に送信部1
2を搭載された光通信システムを表わしている。この実
施形態では、ディスプレイ画面72を囲む額縁部分のう
ち、ボタン等の操作部分71と反対側に位置している部
分に送信部12を設けている。図33(a)(b)に示
すように、送信部12は回転軸37によって携帯情報端
末70に回動自在に取り付けられている。回転軸37
は、送信部12の取り付けられている辺と平行に配設さ
れており、携帯情報端末70を水平に保持した状態で
は、送信部12は回転軸37を中心として上下に回動す
るようになっている。さらに、このて携帯情報端末70
は、例えば図15に示したような構造の回転駆動部によ
って送信部12をモータ駆動できるようになっており、
操作部分71に設けられたボタンの操作で送信部12を
回転させられるようにしている。また、送信部12から
出射される光信号は、水平方向に長い(つまり、回転軸
37の長さ方向に長くなった)配光パターンを有してい
る。
【0059】一方、受信側の機器73の前面には、受信
部13と共に受光状態を表示するための表示器74、例
えばランプ等が設けられており、送信部12と受信部1
3の光軸が一致して受信部13が所定レベル以上の感度
で受光すると、表示器74が動作(例えば、ランプの点
灯)するようになっている。
【0060】しかして、この携帯情報端末70によれ
ば、光信号の配光パターンが水平方向に長くなっている
ので、携帯情報端末70を手に持った人が体の向きをほ
ぼ受信部13側に向けるだけで簡単に光軸調整を行うこ
とができる。また、鉛直方向の光軸調整を行うには、受
信側の機器73の表示器74を見ながら操作部分71の
ボタン操作で送信部12を上下に動かし、表示器74が
点灯したら送信部12を停止させればよい。このように
送信部12は上下方向に回動するようになっているの
で、鉛直方向の光軸調整を行うために携帯情報端末70
を上下に動かす必要が無く、光軸調整を行った後も携帯
情報端末70のディスプレイ画面72が見にくい角度に
なることがない。
【0061】
【発明の効果】本発明にかかる光通信システムにあって
は、送信部から出力される光信号の光束断面が一方向に
長くなっているので、光束断面が長くなっている方向で
は、送信部からの送信方向と受信部との光軸合わせを極
めてラフに行うことができ、光束断面が短い方向でのみ
送信部と受信部との光軸合わせを行えばよく、送信部と
受信部との光軸合わせを容易にすることができる。特
に、送信部もしくは送信部を搭載した機器が安定に保持
されたままで方向を変えられる方向と直交する方向に長
い光束断面の光信号を出力させるようにすることで、送
信部と受信部との光軸合わせを容易にすると共に光軸合
わせを行った後の送信部の保持も容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】リモートコントローラとテレビとの間で赤外光
データ通信を行っている様子を表した概略図である。
【図2】本発明の第1の実施形態による光通信システム
を示す概略斜視図である。
【図3】同上の光通信システムにおける送信部と受信部
の構成例である。
【図4】テレビの上に設置された受信部に対してビデオ
カメラ等の機器本体の送信部から光信号を送信する様子
を表わした図である。
【図5】本発明の第2の実施形態による光通信システム
を示す概略斜視図である。
【図6】(a)(b)は送信部を搭載したノート型パソ
コンの正面側からの斜視図と側面図である。
【図7】長方形状をした配光パターンの光信号を出射す
る光通信システムを示す概略斜視図である。
【図8】本発明の第3の実施形態による光通信システム
に用いられる機器本体を表わした斜視図である。
【図9】同上の実施形態において、送信部を機器本体に
回動自在に取り付けた様子を示す斜視図である。
【図10】同上の送信部を機器本体内の凹部に納めてい
る様子を表わした概略断面図である。
【図11】平面視で長方形又は正方形となった直方体状
の送信部を示す斜視図である。
【図12】(a)(b)は同上の送信部を機器本体内の
凹部に納めている様子を表わした概略水平断面図及び概
略縦断面図である。
【図13】円柱状をした送信部を示す斜視図である。
【図14】(a)(b)は同上の送信部を機器本体内の
凹部に納めている様子を表わした概略水平断面図及び概
略縦断面図である。
【図15】本発明の第4の実施形態による光通信システ
ムに用いられる送信部の構成を示す斜視図である。
【図16】モータドライバでパルスステップモータを駆
動するための手順を表わしたフロー図である。
【図17】(a)(b)は鉛直方向または水平方向に長
い配光パターンの光を出射させる発光素子の正面図及び
斜視図である。
【図18】送信部に用いられる別な発光素子の構造を示
す斜視図である。
【図19】(a)は図18の発光素子の正面図、(b)
は(a)のX1−X1線断面図、(c)は(a)のY1
−Y1線断面図である。
【図20】図18の発光素子から出射される光ビームの
プロファイルを示す図である。
【図21】図18の発光素子から出射される光の強度分
布を示す図である。
【図22】(a)はバイコニック面となるように形成さ
れた光反射部の斜視図、(b)はバイコニック面と座標
との関係を示す図である。
【図23】送信部に用いられるさらに別な発光素子の構
造を示す概略断面図である。
【図24】送信部に用いられるさらに別な発光素子の構
造を示す概略断面図である。
【図25】送信部に用いられる発光光源の構造を示す概
略図である。
【図26】送信部に用いられる別な発光光源の構造を示
す概略図である。
【図27】ノート型パソコンに送信部を搭載した光通信
システムを示す概略斜視図である。
【図28】図27に示したノート型パソコンのディスプ
レイ部を示す拡大斜視図である。
【図29】図27に示した光通信システムの構成を示す
ブロック図である。
【図30】ノート型パソコンに送信部を搭載した別な光
通信システムを示す概略斜視図である。
【図31】図30に示したノート型パソコンのディスプ
レイ部を示す拡大斜視図である。
【図32】携帯情報端末に送信部を搭載された光通信シ
ステムを示す概略図である。
【図33】(a)は同上の携帯情報端末の斜視図、
(b)はその一部を破断して示す拡大斜視図である。
【符号の説明】
11 機器本体 12 送信部 13 受信部 15 ノート型パソコン 21 信号源 24 発光素子 25 受光素子 29 データ出力部 30 機器本体 31 ディスプレイ部 35 機器本体
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 311 331 (72)発明者 安田 成留 京都府京都市下京区塩小路通堀川東入南不 動堂町801番地 オムロン株式会社内 Fターム(参考) 5C056 AA05 BA01 EA20 5K002 BA12 FA04 GA04 5K048 AA04 BA02 BA10 DB04 HA05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方向に長い光束断面を有する光信号を
    送信する送信部と、前記光信号を受信する受信部とを備
    えた光通信システム。
  2. 【請求項2】 前記送信部は第1の機器から受け取った
    電気信号を光信号に変換して送信するものであり、前記
    受信部は受信した光信号を電気信号に変換して第2の機
    器に送り出すものであることを特徴とする、請求項1に
    記載の光通信システム。
  3. 【請求項3】 前記送信部は第1の機器から受け取った
    電気信号を光信号に変換して送信するものであり、該送
    信部は、その光信号の光束断面が長く延びた方向とほぼ
    平行な回転軸の周りに回動できるようにして第1の機器
    に取り付けられていることを特徴とする、請求項1に記
    載の光通信システム。
  4. 【請求項4】 前記第1の機器に取り付けられた前記送
    信部を回転させるための手段と、 前記受信部から受け取った受光感度信号に基づいて前記
    送信部回転手段により送信部の方向を制御する手段とを
    備えた、請求項3に記載の光通信システム。
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