JP2003198201A - 信号伝送路及び、光モジュール - Google Patents

信号伝送路及び、光モジュール

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JP2003198201A
JP2003198201A JP2001390960A JP2001390960A JP2003198201A JP 2003198201 A JP2003198201 A JP 2003198201A JP 2001390960 A JP2001390960 A JP 2001390960A JP 2001390960 A JP2001390960 A JP 2001390960A JP 2003198201 A JP2003198201 A JP 2003198201A
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conductor
line
carrier
substrates
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Yuji Masuyama
祐士 増山
Shinichi Takagi
晋一 高木
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 従来の信号伝送路及び、光モジュールでは、
信号伝送速度が2.5Gbps以上の高速伝送を行った
場合、伝送損失が増大するという課題があった。また、
信号を外部から入力するために設けられたフィードスル
ーの位置に制約があった。 【解決手段】 光素子1と、前記光素子1の設けられた
キャリア3と、前記キャリア3上面に地導体が接合され
た第1の基板15と、キャリア3上面に地導体が接合さ
れた第2の基板18と、導体線路の設けられた側壁を有
するケースとを備え、前記第1の基板15と前記光素子
1が接続され、前記第1、第2の基板のそれぞれの一端
が、前記キャリア3上で互いに接合されるとともに、該
第1、第2の基板のそれぞれの一端側の導体線路が互い
に接続導体で接続され、前記第1の基板の一端もしく
は、前記第2の基板の一端の少なくとも一方における、
導体線路側に間隙を有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は高周波の信号を伝
送する信号伝送路及び、前記信号伝送路を有する光モジ
ュールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10に、従来の光モジュールの構成を
示す。図10において(a)は上蓋を外した状態の上面
図、(b)はAA方向からみた側断面図である。1は例えば
レーザダイオードのようにレーザ光を出射する光素子、
2は前記光素子1を上面に載置する窒化アルミ(AL
N)等の光素子マウント、3は前記光素子マウント2を
上面に載置し、光素子マウント2からの熱を伝達するキ
ャリア、4は例えばペルチェ効果を利用してキャリアを
冷却する電子冷却素子、5は上層に導体線路が設けら
れ、高周波(RF)信号を含む入力信号Sを外部から入
力するフィードスルー、6はフィードスルー5の信号電
位となる信号端子、7はフィードスルー5の接地電位と
なる接地端子、8は電子冷却素子4及びキャリア3を収
納し、アルミナセラミック製のフィードスルー5が側壁
にはめ込まれたFe-Ni-Co合金や、CuW等のケースであ
り、図示しない上蓋が接合される。9はフィードスルー
5から入力された外部からの入力信号Sを光素子1に伝
達する基板、10は基板9の一方面(表面)に設けられ
た基板の導体線路、11は基板9の他方面(裏面)に設
けられた基板の地導体、12は光素子1と光素子マウン
ト2、光素子マウント2と基板9、基板9とフィードス
ルー5とをそれぞれ接続する金ワイヤや金リボン等の接
続導体、13は光素子1からの射出光を外部へ出力する
光ファイバーの設けられたインタフェース、14は光素
子1のバイアス電圧、電子冷却素子4等の駆動電流やそ
の他の制御信号等を入出力する入出力端子、50は光素
子1からの射出光を集光するレンズである。
【0003】まず、熱的な部分の動作について説明す
る。光素子1は発光することにより発熱する。光素子1
の温度は、熱的に接続されている光素子マウント2及
び、キャリア3を介して、電子冷却素子4の吸熱及び発
熱作用によって調整される。電子冷却素子4の温度は、
入出力端子14からの制御信号により制御される。
【0004】次に、電気的な部分の動作について説明す
る。外部からの信号はフィードスルー5を通してケース
8の内部に導入される。フィードスルー5の信号端子6
には、グランドレベルに対して入力信号分の電位差が発
生し、フィードスルー5の導体線路に、外部からの入力
信号Sを伝達する。フィードスルー5の導体線路は、接
続導体12aにより、基板の導体線路10に接続され
る。更に、基板の導体線路10は、接続導体12bによ
り、光素子マウント2上の導体線路に接続される。その
後、光素子マウント2上の導体線路は、接続導体12c
により、光素子1に接続される。
【0005】一方、フィードスルー5の接地端子7は、
ケース8と接続される。なお、ケース8の電位は、キャ
リア3及び、基板の地導体11と同電位(グランドレベ
ル)である。この様に、光素子1へ外部からの入力信号
Sが伝達される。光素子1は、外部からの入力信号Sに
応じて発振動作を行い、光信号を出射する。この光信号
はレンズ50で集光され、集光された光はインタフェー
ス13の光ファイバー端面に射出され、その後、外部に
光信号を出力する。
【0006】以下に外部から入力される信号Sに基づい
て出力される光信号の信号伝送速度が2.5Gbps以
上の高速伝送で行った場合について説明する。この様な
高速伝送を行った場合、接続導体12aの影響により伝
送損失が増大し、高周波特性が劣化する。すなわち、フ
ィードスルー5の導体線路の端縁と、基板9の導体線路
10の端縁とが、空気層を挟んで離間し、接合導体12
aで接続されるため、この接続部で伝送信号が損失す
る。この劣化を抑えるためには、フィードスルー5の信
号端子6と、基板の導体線路10とを極力接近させる必
要があり、高さを合わせる必要がある。しかしながら、
ケース8内にキャリア3を載置し、その上に後から基板
9を載置する際に、ケース8の内側底面と電子冷却素子
4の底面、電子冷却素子4の上面とキャリア3の底面、
キャリア3の上面と基板9の地導体11とは、それぞれ
半田等で接合されている。このため、電子冷却素子4が
配置されているケース8から、基板9までの高さは、半
田の接合状態によってばらつきが生じ、結果として製品
によるばらつきが顕著に発生する。結果として、ケース
8から基板9までの高さを合わせることは困難であっ
た。このため、接続導体12aの影響により伝送損失が
増大し、高周波特性が劣化すると言う問題があった。
【0007】一方、従来の技術として特開平1−192
188号公報には、キャリアとフィードスルーとの間で
信号伝達を行うために、マイクロストリップ線路が設け
られた、信号伝送用の基板を、フィードスルー5の上面
に載置する技術が開示されている。この場合でも、信号
伝送用の基板の導体線路と、光素子マウントの導体線路
との間の位置決めの具体的な方法についての開示が無
く、場合によってはこの間が離間し、その間を接続導体
で接続するために伝送特性の劣化が生じる可能性があっ
た。また、光素子と信号伝達用の基板の延長上に信号端
子が設けられたフィードスルーを配置する構成上、信号
伝達用の基板の配置にも制約があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記の様に従来の信号
伝送路及び、光モジュールでは、信号伝送速度が2.5
Gbps以上の高速伝送を行った場合、伝送損失が増大
するという課題があった。また、信号を外部から入力す
るフィードスルーの位置に制約があった。
【0009】本発明は、上記のような問題点を解消する
ためのものであり、高速伝送を行った場合でも、伝送損
失を抑えると共に、信号を外部から入力するフィードス
ルーの位置の制約を緩和した信号伝送路及び、光モジュ
ールを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、一方面に
導体線路が設けられ、他方面に地導体が設けられた第1
の基板と、一方面に導体線路が設けられ、他方面に地導
体が設けられた第2の基板と、前記第1、第2の基板の
他方面側が載置されたキャリアとを備え、前記第1、第
2の基板のそれぞれの一端が互いに接合されるととも
に、該第1、第2の基板のそれぞれの一端側の導体線路
が、互いに接続導体で接続され、前記第1の基板の一端
もしくは、第2の基板の一端の少なくとも一方におけ
る、導体線路側に間隙を有することを特徴とする信号伝
送路に関するものである。
【0011】第2の発明は、前記第1、第2の基板の一
端の少なくとも一方の、導体線路側の間隙の深さが、前
記第1の基板もしくは、前記第2の基板の厚さの1/2
以上であることを特徴とする信号伝送路に関するもので
ある。
【0012】第3の発明は、前記第1、第2の基板の一
端の少なくとも一方の、導体線路側の間隙における、当
該一端側の導体線路が走向する方向の幅が、0.2mm
以下であることを特徴とする信号伝送路に関するもので
ある。
【0013】第4の発明は、前記第1の基板の一端もし
くは、前記第2の基板の一端の少なくとも一方におけ
る、地導体側に間隙を有することを特徴とする信号伝送
路に関するものである。
【0014】第5の発明は、一方面に導体線路が設けら
れ、他方面に地導体が設けられた第1の基板と、一方面
に導体線路が設けられ、他方面に地導体が設けられた第
2の基板と、前記第1、第2の基板の他方面側が載置さ
れたキャリアとを備え、前記第1、第2の基板のそれぞ
れの一端が互いに接合されるとともに、該第1、第2の
基板のそれぞれの一端側の導体線路が、互いに接続導体
で接続され、前記第1の基板の一端もしくは、前記第2
の基板の一端の少なくとも一方における、地導体側に間
隙を有することを特徴とする信号伝送路に関するもので
ある。
【0015】第6の発明は、前記第1、第2の基板の一
端の少なくとも一方の、地導体側の間隙の深さが、前記
第1の基板もしくは、前記第2の基板の厚さの1/2以
上であることを特徴とする信号伝送路に関するものであ
る。
【0016】第7の発明は、前記第1の基板の導体線路
もしくは、前記第2の基板の導体線路が、マイクロスト
リップ線路であることを特徴とする信号伝送路に関する
ものである。
【0017】第8の発明は、前記第1の基板の導体線路
もしくは、前記第2の基板の導体線路が、コプレナ線路
であることを特徴とする信号伝送路に関するものであ
る。
【0018】第9の発明は、前記接続導体が、導体ワイ
ヤもしくは導体リボンで接続されたことを特徴とする信
号伝送路に関するものである。
【0019】第10の発明は、前記キャリアは、前記第
1、第2の基板の接合部の下方に、溝が設けられたこと
を特徴とする信号伝送路に関するものである。
【0020】第11の発明は、前記キャリアの溝は、前
記第1、第2の基板の接合部から連なる、半田または導
電性接着剤等の接合材を収容することを特徴とする信号
伝送路に関するものである。
【0021】第12の発明は、前記キャリアは、金属導
体から成ることを特徴とする信号伝送路に関するもので
ある。
【0022】第13の発明は、前記キャリアは、表面に
導体層が設けられたセラミックから成り、前記第1、第
2の基板の地導体が、当該キャリアの導体層に接合され
たことを特徴とする信号伝送路に関するものである。
【0023】第14の発明は、光素子と、前記光素子の
設けられたキャリアと、一方面に導体線路が設けられ、
他方面に地導体が設けられて、前記キャリア上面に当該
地導体が接合された第1の基板と、一方面に導体線路が
設けられ、他方面に地導体が設けられて、前記キャリア
上面に当該地導体が接合された第2の基板と、導体線路
の設けられた側壁を有するケースとを備え、前記キャリ
アは、前記ケースに収納され、当該ケースに直接的もし
くは間接的に接合され、前記第1の基板と前記光素子が
接続され、前記第1、第2の基板のそれぞれの一端が、
前記キャリア上で互いに接合されるとともに、該第1、
第2の基板のそれぞれの一端側の導体線路が互いに接続
導体で接続され、前記第1の基板の一端もしくは、前記
第2の基板の一端の少なくとも一方における、導体線路
側に間隙を有し、前記第2の基板の他端が、前記ケース
側壁の導体線路と接続されたことを特徴とする光モジュ
ール関するものである。
【0024】第15の発明は、光素子と、前記光素子の
設けられたキャリアと、一方面に導体線路が設けられ、
他方面に地導体が設けられて、前記キャリア上面に当該
地導体が接合された第1の基板と、一方面に導体線路が
設けられ、他方面に地導体が設けられて、前記キャリア
上面に当該地導体が接合された第2の基板と、導体線路
の設けられた側壁を有するケースとを備え、前記キャリ
アは、前記ケースに収納され、当該ケースに直接的もし
くは間接的に接合され、前記第1の基板と前記光素子が
接続され、前記第1、第2の基板のそれぞれの一端が、
前記キャリア上で互いに接合されるとともに、該第1、
第2の基板のそれぞれの一端側の導体線路が互いに接続
導体で接続され、前記第1の基板の一端もしくは、前記
第2の基板の一端の少なくとも一方における、地導体側
に間隙を有し、前記第2の基板の他端が、前記ケース側
壁の導体線路と接続されたことを特徴とする光モジュー
ル関するものである。
【0025】第16の発明は、前記キャリアは、前記第
1、第2の基板の接合部の下方に、溝が設けられたこと
を特徴とする光モジュール関するものである。
【0026】第17の発明は、前記ケース側壁の導体線
路は、フィードスルーに設けられたことを特徴とする光
モジュール関するものである。
【0027】第18の発明は、前記ケース側壁の導体線
路は、上記ケース側壁を貫通する同軸線路に形成された
ことを特徴とする光モジュール関するものである。
【0028】第19の発明は、前記ケース側壁の導体線
路は、前記ケース側壁に設けられた第3の基板上に形成
され、前記第3の基板は、上記ケース側壁を貫通する同
軸線路に直接接続されたことを特徴とする光モジュール
関するものである。
【0029】第20の発明は、前記ケース側壁の導体線
路は、前記ケース外部との間でRF信号を伝送すること
を特徴とする光モジュール関するものである。
【0030】
【発明の実施の形態】実施の形態1 図1は、本発明の実施の形態1を示す図であり、光モジ
ュールに関するものである。図1において(a)は上蓋を
外した状態の上面図、(b)はBB方向から見た側面図、(c)
はキャリア3の拡大図である。図1において、1から1
4及び50は、従来技術と同じである。15は信号を伝
達するための第1の基板、16は第1の基板15の信号
伝送路である第1の基板の導体線路、17は第1の基板
15の地導体である第1の基板の地導体、18は信号を
伝達するための第2の基板、19は第2の基板18の信
号伝送路である第2の基板の導体線路、20は第1の基
板18の地導体である第2の基板の地導体、21はキャ
リア3に設けられた溝、22はキャリア上に設けられた
光素子1にバイアス電流を供給するバイアス回路や、光
素子1の出力光の強度を測定するフォトダイオード等が
設けられた回路基板、23は素子冷却素子4、キャリア
3、光素子マウント2、光素子1及び第1の基板15に
より構成された光素子基板である。なお、インタフェー
ス13に、レンズ50を備えた構成であってもよい。
【0031】以下に、各部位の配置について説明する。
ケース8には、電子冷却素子4、フィードスルー5、イ
ンタフェース13及び、入出力端子14が直接的、間接
的に接合されている。なお、フィードスルー5の信号端
子6、接地端子7を構成する導体線路は、ケース8の側
面を貫通してに設けられている。また、電子冷却素子4
の上には、キャリア3が接合されている。キャリア3の
上には、光素子マウント2、第1の基板15及び、第2
の基板18が接合されている。光マウント2の上には、
光素子1が接合されている。また、第1の基板15と、
光素子1とは接続導体12b、12cにより接続されて
いる。ここで、接合導体12は、導体ワイヤでもよくま
た、導体リボンであっても良い。これらは、設計/製造
上で任意に決定すればよい。第1の基板15の端面と、
第2の基板18の一端部の側面とは、キャリア3上で互
いに接合されており、それぞれの基板の導体線路は、接
続導体12で接続されている。また、第1の基板15
と、第2の基板18とが接続されている部分において、
第1の基板15の端面もしくは、第2の基板18の一端
部の側面の少なくとも一方に間隙を有している。間隙
は、導体線路側でもよく、地導体側でもよく、両方に設
けてもよい。また、第1の基板15と、第2の基板18
との接合部の下方のキャリア3には、溝21が設けられ
ている。
【0032】次に、熱的、電気的な動作に関して以下で
説明する。熱的な動作に関しては、従来技術と同様に、
入力端子14からの制御信号により冷却素子4の温度を
制御し、温度制御された冷却素子4により光素子1の温
度を調整する。次に、電気的な動作について以下で説明
する。外部からの信号はフィードスルー5を通してケー
ス8の内部に導入される。フィードスルー5の信号端子
6には、グランドレベルに対して入力信号分の電位差が
発生する。信号端子6は、接続導体12aにより、第2
の基板の導体線路19に接続される。第2の基板の導体
線路19は、接続導体12dにより、第1の基板の導体
線路16に接続される。第1の基板の導体線路6は、接
続導体12a、12bにより、光素子マウント2に接続さ
れる。その後、光素子マウント2は、接続導体12cに
より、光素子1に接続される。
【0033】一方、フィードスルー5の接地端子7は、
第2の基板の地導体20と接続される。また、フィード
スルー5の接地端子7は、ケース8と接地している。第
2の基板の地導体20は、キャリア3と接合される。キ
ャリア3の電位は、ケース8及び、第1の基板の地導体
17と同電位となる。以後は、従来技術と同じである。
【0034】また、キャリア3は、金属導体、表面に導
体層が設けられたセラミックのいずれであってもよい。
表面に導体層を設けた誘電体を積層した、多層のセラミ
ックの場合、導体層をエッチングすることで、回路基板
22上に多層基板を形成することができ、コスト的に有
利になる。
【0035】この様に、フィードスルー5へ入力された
入力信号光を素子マウント2に伝送する信号伝送路とし
て、第1の基板15と、第2の基板18とを用いること
により、フィードスルー5の位置をケース8の側面に沿
った方向(図の左右方向)に任意に配置できる。例え
ば、第1の基板15の長さや、第2の基板18上での導
体線路19の配置を適当に設置することによって、ケー
ス8に対する導体線路19の位置を調整でき、これに接
触されるフィードスルー5の位置を、外部との接続イン
タフェースに合わせて設定することができる。また、回
路基板22を迂回して、第2の基板18を配置すること
で、キャリア3の配置上の制約が緩和される。
【0036】次に、図1の各構成品の組立方法に関して
以下に述べる。まず、ケース8に電子冷却素子4を配置
する。その上に、光素子基板23を接合する。また、予
めフィードスルー5をケース8に構成しておく。その
後、光素子基板23と、フィードスルー5とを電気的に
接続するため、その両者の間に、第2の基板18を取り
付ける。ここで、高周波特性を向上させるためには、第
1の基板15の長手方向の端面と、第2の基板18の一
端部の側面とを導電性の接合材を介在させて接合させた
状態にする必要がある。
【0037】図3は、2つの基板を単純に接合した場合
の信号伝送路の図である。図3(a)は上面図、図3(b)は
CC方向から見た側面図である。24は基板同士を接合す
る導電性の接合材、25は一端が平坦な第1の基板、2
6は第1の基板25の導体線路、27は第1の基板25
の地導体、28は第1の基板25の端面に、一端部の側
面が結合される第2の基板であり、当該側面が平坦にな
っている。また、29は第2の基板28の導体線路、3
0は第2の基板28の地導体を示す。前記したように、
高周波特性を向上させるため、第1の基板25と、第2
の基板28とを導電性の接合材24を用いて接合する。
接合に当たり、両者をその接合面に充分に押しつけるこ
とが重要となる。ここで、充分押しつけて接合した場
合、図3に示すように導電性の接合材24が、第1の基
板の導体線路26と、第2の基板の導体線路29との接
合部分まで迫り上がる場合がある。この場合、第1の基
板25と第2の基板28との間に隙間が形成されていな
いため、第1の基板25及び、第2の基板28の、導体
線路と、地導体との間が導電性の接合材24で電気的に
接合されてしまい、短絡が発生する。なお、導電性の接
合材24としては、例えば、半田、導電性接着剤等があ
るが、使用温度、材料特性等により適当に設定する。接
合強度や、アウトガスの影響を考慮すると半田の方が望
ましい。
【0038】前記図3で発生した、導体線路と地導体と
の短絡現象の発生を無くす事を目的とした、本実施の形
態1の信号伝送路を図2に示す。図2において、31a
は間隙を示す。図2の説明を、第1の基板15もしく
は、第2の基板18に間隙31aを設けた場合と、キャ
リア3に溝21を設けた場合とに分けて以下で説明す
る。
【0039】第2の基板18の導電線路19は、第2の
基板18の側面の一端部に、第1の基板15の端面を接
続できる様な形状であればよい。図2は、一例として第
2の基板18の導体線路19がL字型の場合を示す。ま
た、第2の基板18の側面の一端部の角には凹みがあ
る。さらに、第1の基板15の端面は、第2の導体18
と接続できるように、導体線路16が設けられている。
なお、基板上の凹みは、第1の基板15上に設けてもよ
し、両方に設けてもよい。ここで、第1の基板15と、
第2の基板18とを接合すると、基板上の凹みにより間
隙31aが設けられる。この場合、この間隙31a内に、
第1の基板15と、第2の基板18との接合時に接合部
からはみ出した余分な導電性の接合材24が収納され
る。これにより、図3を用いて説明したような、導電性
の接合材24が導体線路まで迫り上がり、短絡すること
を防止できる。
【0040】さらに、キャリア3に溝21を設けた場
合、第1の基板15と第2の基板18との接合時にはみ
出した余分な導電性の接合材24を溝21内に収納す
る。これにより、図3を用いて説明したような、導電性
の接合材24が導体線路まで迫り上がり、短絡すること
を防止できる。ここで溝21の大きさは、導電性の接合
材24である、例えば、半田、導線性接着剤などを充分
に収納できる大きさであればよい。なお、第1の基板1
5もしくは、第2の基板18に間隙31aを設け、更
に、キャリア3に溝21を設けた構成であってもよい。
【0041】この様な構成を取ることにより、高周波特
性を劣化させることなく、かつ、導体線路と地導体とが
短絡することなく、第1の基板15と、第2の基板18
とを接合することができる。また、第1の基板15の長
さを変えることにより、フィードスルー5の位置を自由
に設定することが可能となる。
【0042】なお、本実施の形態1では、マイクロスト
リップ線路に関して示したが、コプレナ線路にであって
も同じ効果を得ることが可能である。
【0043】また、第1の導体15に薄膜抵抗を入れる
ことにより、第1の基板の導体線路16と、光素子マウ
ント2の間のインピーダンスマッチングを図った構成に
してもよい。また、この場合、光素子1から光素子マウ
ント2を介して、第1の基板の導体線路16に流れ込む
直流電流成分を遮断することが可能となる。
【0044】実施の形態2 図4から図7はこの発明の実施の形態2を示すものであ
り、信号伝送路に関するものである。各図において3か
ら31は、実施の形態1と同様である。図4の構成につ
いて以下に示す。第1の基板15は、一方面に導体線路
の導体線路16を備え、他方面に地導体17が備えられ
ている。また、第2の基板18は、一方面に導体線路1
9を備え、他方面に地導体20が備えられている。ま
た、第1の基板の地導体17と、第2の基板の地導体2
0とは、キャリア3と接合されている。また、第1の基
板の導体線路16と、第2の基板の導体線路19とは、
接続導体12dにより電気的に接続されている。そし
て、第1の基板15と、第2の基板18との接合部分に
おいて、第2の基板18の導体線路19側に間隙31a
を有している。なお、間隙31aは、第1の基板の導体
線路16側であってもよく、設計に応じて決定すればよ
い。場合によっては、第1の基板15と、第2の基板1
8の両方に間隙31aを設けてもよい。以下では第2の
基板18に間隙31aを設けた場合について説明する
が、第1の基板15に間隙31aを設けた場合でも同様
である。
【0045】間隙31aを設置する目的は、導電性の接
合材24による、導電線路と地導体との短絡を防ぐこと
である。前記の目的のためであれば、間隙31aの寸法
を任意に決定しても良い。しかしながら、2.5Gbp
s以上の高周波特性で使用する場合は、伝送損失の増大
を招くおそれがある。このため、導体線路19側からの
間隙31aの深さLは、導電性の接合材量24の収納
と、短絡の防止を考慮し、第2の基板18の厚さDに対
して以下の関係である事が望まれる。 L≧D/2・・・(式1) つまり、間隙31aの深さLは、第2の基板15の厚
さの半分以上であればよい。
【0046】図5について説明する。図5は、第2の基
板18の導体線路が走向している方向の間隙31aの最
大寸法Xを定義するものである。間隙31aの最大寸法
Xは0.2mm以下であればよい。これは、伝送特性の
劣化を防止する上で望ましい寸法である。なお、間隙3
1aは、第1の導体15の導体線路が走向している方向
であってもよい。
【0047】図6について説明する。図6の構成につい
て以下に示す。第1の基板15と、第2の基板18と、
キャリア3との配置に関しては図4と同様である。図6
は、第1の基板15と、第2の基板18との接合部分に
おいて、第2の基板の地導体20側に間隙31bを有し
ている。
【0048】なお、間隙31bは、第1の基板の地導体
17側であってもよく、設計に応じて決定すればよい。
場合によっては、第1の基板15と、第2の基板18の
両方に間隙31bを設けてもよい。以下では第2の基板
18に間隙31bを設けた場合について説明するが、第
1の基板15に間隙31bを設けた場合でも同様であ
る。地導体20側からの間隙31bの深さLは、導電
性の接合材24の収納と、短絡の防止を考慮し、第2の
基板18の厚さDに対して以下の関係であることが望ま
れる。 L≧D/2・・・(式2) つまり、間隙31bの深さLは、第2の基板15の厚
さの半分以上であればよい。
【0049】図7について説明する。第1の基板15
と、第2の基板18と、キャリア3との配置に関しては
図4と同様である。第1の基板15と、第2の基板18
との接合部分において、第2の基板の導体線路19及
び、第2の基板の地導体20側に間隙31a及び31bを
有している。なお、間隙31は、第1の基板15側であ
ってもよく、設計に応じて決定すればよい。場合によっ
ては、第1の基板15と、第2の基板18の両方に間隙
31を設けてもよい。この様に、間隙31を設けること
により、導電性の接合材の迫り上がりによる導体線路と
地導体との短絡を防止することができる。
【0050】なお実施の形態2では、マイクロストリッ
プ線路に関して示したが、コプレナ線路であっても同じ
効果を得ることが可能である。
【0051】また、図4から図7第1の導体15に薄膜
抵抗を入れることにより、第1の基板の導体線路16
と、光素子マウント2の間のインピーダンスマッチング
を図った構成にしてもよい。また、この場合、光素子1
から光素子マウント2を介して、第1の基板の導体線路
16に流れ込む直流電流成分を遮断することが可能とな
る。
【0052】実施の形態3 図8は、この発明の実施の形態3を示すものである。各
図において5から20は、実施の形態1と同様である。
図8において、32はフィードスルー5を保持する保持
基板である。図8の構成について以下に示す。フィード
スルー5及び、第2の基板18は、保持基板32の上に
配置される。また、フィードスルー5と、第2の基板1
8とは、接続導体12により接続される。この様な構成
にすることで、フィードスルー5と、第2の基板18と
の間で高さの差異が発生しなくなり、高周波特性の劣化
が抑えられる。なお、保持基板32と、フィードスルー
5とは、セラミックなどの誘電体を積層して一体に形成
してもよい。ところで、保持基板32は、外表面がメタ
ライズされており、ケース8と接触することによって、
第2の基板18の地導体20のグランドレベルとなる。
【0053】図8において、第2の基板18の位置は、
第1の基板15との接合により位置決めされる。よっ
て、フィードスルー5と、第2の基板18との間に隙間
が開き、この隙間の影響で、高周波特性が劣化する場合
がある。
【0054】図9は、この実施の形態の他の対応を示す
ものである。図9において、33はケース8を貫通して
いる同軸線路、34は第3の基板、35は第3の基板3
4の導体線路、36は第3の基板34の地導体、37は
同軸線路33と第3の基板の導体線路35とを接合する
接合材である。ここで、同軸線路33は金属であり、周
囲には誘電体が充填されている。高周波特性を向上させ
るためには、第2の基板18の一端と、第3の基板34
の一端とを充分に当てて接続する必要がある。
【0055】第2の基板18は、実施の形態1の図1に
示すところの第1の基板の導体線路の位置により、図1
の上下方向の制約を受けるが、第3の基板34は、位置
の制約を受けない。よって、第3の基板34とを接続す
るに当たり、第2の基板18と充分に当てて接続した状
態で、第3の基板34を固定する。このとき、第2の基
板の地導体20と、第3の基板の地導体36とは接続さ
れる。なお、第2の基板の導体線路19と、第3の基板
の導体線路35とは、接続導体12により接続される。
前記のように、第2の基板18と、第3の基板34とを
接続できる。更に、同軸線路33は、第3の基板の導体
線路35とを、接合体37により接合する。この様に、
更に高周波特性を挙げることができる。なお、高周波と
は、RF信号のことであり、2.5Gbps以上を想定
している。
【0056】
【発明の効果】以上によれば、高速伝送を行った場合で
も、伝送損失を抑えると共に、信号を外部から入力する
フィードスルーの位置を制限しない信号伝送路及び、光
モジュールを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の光モジュールを示す図であ
る。
【図2】 導体線路と地導体との短絡現象の発生をなく
すための信号伝送路の一例を示す図である。
【図3】 接合面が平坦な2つの基板を接合した場合の
信号伝送路の図である
【図4】 実施の形態2の信号伝送路を示す図である。
【図5】 実施の形態2の信号伝送路を示す図である。
【図6】 実施の形態2の信号伝送路を示す図である。
【図7】 実施の形態2の信号伝送路を示す図である。
【図8】 実施の形態3によるフィードスルーを用いた
信号伝送路を示す図である。
【図9】 実施の形態3による同軸線路を用いた信号伝
送路を示す図である。
【図10】 従来の光モジュールを示す図である。
【符号の説明】
1 光素子 2 光素子マウント 3 キャリア 4 電子冷却素子 5 フィードスルー 6 信号端子 7 接地端子 8 ケース 9 基板 10 基板の導体線路 11 基板の地導体 12 接続導体 13 インタフェース 14 入出力端子 15 第1の基板 16 第1の基板の導体線路 17 第1の基板の地導体 18 第2の基板 19 第2の基板の導体線路 20 第2の基板の地導体 21 溝 22 回路基板 23 光素子基板 24 導電性の接合材 25 第1の基板 26 第1の基板の導体線路 27 第1の基板の地導体 28 第2の基板 29 第2の基板の導体線路 30 第2の基板の地導体 31 間隙 32 保持基板 33 同軸線路 34 第3の基板 35 第3の基板の導体線路 36 第3の基板の地導体 37 接合材 50 レンズ

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方面に導体線路が設けられ、他方面に
    地導体が設けられた第1の基板と、 一方面に導体線路が設けられ、他方面に地導体が設けら
    れた第2の基板と、 前記第1、第2の基板の他方面側が載置されたキャリア
    とを備え、 前記第1、第2の基板のそれぞれの一端が互いに接合さ
    れるとともに、該第1、第2の基板のそれぞれの一端側
    の導体線路が、互いに接続導体で接続され、 前記第1の基板の一端もしくは、第2の基板の一端の少
    なくとも一方における、導体線路側に間隙を有すること
    を特徴とする信号伝送路。
  2. 【請求項2】 前記第1、第2の基板の一端の少なくと
    も一方の、導体線路側の間隙の深さが、前記第1の基板
    もしくは、前記第2の基板の厚さの1/2以上であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の信号伝送路。
  3. 【請求項3】 前記第1、第2の基板の一端の少なくと
    も一方の、導体線路側の間隙における、当該一端側の導
    体線路が走向する方向の幅が、0.2mm以下であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の信号伝送路。
  4. 【請求項4】 前記第1の基板の一端もしくは、前記第
    2の基板の一端の少なくとも一方における、地導体側に
    間隙を有することを特徴とする請求項1に記載の信号伝
    送路。
  5. 【請求項5】 一方面に導体線路が設けられ、他方面に
    地導体が設けられた第1の基板と、 一方面に導体線路が設けられ、他方面に地導体が設けら
    れた第2の基板と、 前記第1、第2の基板の他方面側が載置されたキャリア
    とを備え、 前記第1、第2の基板のそれぞれの一端が互いに接合さ
    れるとともに、該第1、第2の基板のそれぞれの一端側
    の導体線路が、互いに接続導体で接続され、 前記第1の基板の一端もしくは、前記第2の基板の一端
    の少なくとも一方における、地導体側に間隙を有するこ
    とを特徴とする信号伝送路。
  6. 【請求項6】 前記第1、第2の基板の一端の少なくと
    も一方の、地導体側の間隙の深さが、前記第1の基板も
    しくは、前記第2の基板の厚さの1/2以上であること
    を特徴とする請求項5に記載の信号伝送路。
  7. 【請求項7】 前記第1の基板の導体線路もしくは、前
    記第2の基板の導体線路が、マイクロストリップ線路で
    あることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか
    に記載の信号伝送路。
  8. 【請求項8】 前記第1の基板の導体線路もしくは、前
    記第2の基板の導体線路が、コプレナ線路であることを
    特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の信
    号伝送路。
  9. 【請求項9】 前記接続導体が、導体ワイヤもしくは導
    体リボンで接続されたことを特徴とする請求項1から請
    求項8のいずれかに記載の信号伝送路。
  10. 【請求項10】 前記キャリアは、前記第1、第2の基
    板の接合部の下方に、溝が設けられたことを特徴とする
    請求項1から請求項9のいずれかに記載の信号伝送路。
  11. 【請求項11】 前記キャリアの溝は、前記第1、第2
    の基板の接合部から連なる、半田または導電性接着剤等
    の接合材を収容することを特徴とする請求項10記載の
    信号伝送路。
  12. 【請求項12】 前記キャリアは、金属導体から成るこ
    とを特徴とする請求項1から請求項11のいずれかに記
    載の信号伝送路。
  13. 【請求項13】 前記キャリアは、表面に導体層が設け
    られたセラミックから成り、 前記第1、第2の基板の地導体が、当該キャリアの導体
    層に接合されたことを特徴とする請求項1から11のい
    ずれかに記載の信号伝送路。
  14. 【請求項14】 光素子と、 前記光素子の設けられたキャリアと、 一方面に導体線路が設けられ、他方面に地導体が設けら
    れて、前記キャリア上面に当該地導体が接合された第1
    の基板と、 一方面に導体線路が設けられ、他方面に地導体が設けら
    れて、前記キャリア上面に当該地導体が接合された第2
    の基板と、 導体線路の設けられた側壁を有するケースとを備え、 前記キャリアは、前記ケースに収納され、当該ケースに
    直接的もしくは間接的に接合され、 前記第1の基板と前記光素子が接続され、 前記第1、第2の基板のそれぞれの一端が、前記キャリ
    ア上で互いに接合されるとともに、該第1、第2の基板
    のそれぞれの一端側の導体線路が互いに接続導体で接続
    され、 前記第1の基板の一端もしくは、前記第2の基板の一端
    の少なくとも一方における、導体線路側に間隙を有し、 前記第2の基板の他端が、前記ケース側壁の導体線路と
    接続されたことを特徴とする光モジュール。
  15. 【請求項15】 光素子と、 前記光素子の設けられたキャリアと、 一方面に導体線路が設けられ、他方面に地導体が設けら
    れて、前記キャリア上面に当該地導体が接合された第1
    の基板と、 一方面に導体線路が設けられ、他方面に地導体が設けら
    れて、前記キャリア上面に当該地導体が接合された第2
    の基板と、 導体線路の設けられた側壁を有するケースとを備え、 前記キャリアは、前記ケースに収納され、当該ケースに
    直接的もしくは間接的に接合され、 前記第1の基板と前記光素子が接続され、 前記第1、第2の基板のそれぞれの一端が、前記キャリ
    ア上で互いに接合されるとともに、該第1、第2の基板
    のそれぞれの一端側の導体線路が互いに接続導体で接続
    され、 前記第1の基板の一端もしくは、前記第2の基板の一端
    の少なくとも一方における、地導体側に間隙を有し、 前記第2の基板の他端が、前記ケース側壁の導体線路と
    接続されたことを特徴とする光モジュール。
  16. 【請求項16】 前記キャリアは、前記第1、第2の基
    板の接合部の下方に、溝が設けられたことを特徴とする
    請求項14もしくは請求項15に記載の光モジュール。
  17. 【請求項17】 前記ケース側壁の導体線路は、フィー
    ドスルーに設けられたことを特徴とする請求項14から
    請求項16のいずれかに記載の光モジュール。
  18. 【請求項18】 前記ケース側壁の導体線路は、上記ケ
    ース側壁を貫通する同軸線路に形成されたことを特徴と
    する請求項14から請求項16のいずれかに記載の光モ
    ジュール。
  19. 【請求項19】 前記ケース側壁の導体線路は、前記ケ
    ース側壁に設けられた第3の基板上に形成され、 前記第3の基板は、上記ケース側壁を貫通する同軸線路
    に直接接続されたことを特徴とする請求項14から請求
    項16のいずれかに記載の光モジュール。
  20. 【請求項20】 前記ケース側壁の導体線路は、前記ケ
    ース外部との間でRF信号を伝送することを特徴とする
    請求項14から請求項16のいずれかに記載の光モジュ
    ール。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012098411A (ja) * 2010-10-29 2012-05-24 Panasonic Corp 光モジュール
JP2013153136A (ja) * 2011-12-27 2013-08-08 Sumitomo Electric Ind Ltd 発光モジュール及び光トランシーバ
JP2014096424A (ja) * 2012-11-08 2014-05-22 Sumitomo Electric Ind Ltd 発光モジュール及び光トランシーバ
JP2015109347A (ja) * 2013-12-04 2015-06-11 日本電信電話株式会社 高周波モジュール

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