JP2003197452A - マイクロコイルの製造方法 - Google Patents

マイクロコイルの製造方法

Info

Publication number
JP2003197452A
JP2003197452A JP2001396376A JP2001396376A JP2003197452A JP 2003197452 A JP2003197452 A JP 2003197452A JP 2001396376 A JP2001396376 A JP 2001396376A JP 2001396376 A JP2001396376 A JP 2001396376A JP 2003197452 A JP2003197452 A JP 2003197452A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring
epoxy resin
forming
metal layer
microcoil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001396376A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeo Maeda
重雄 前田
Kazuhiro Abe
一博 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Cable Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Cable Industries Ltd
Priority to JP2001396376A priority Critical patent/JP2003197452A/ja
Publication of JP2003197452A publication Critical patent/JP2003197452A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Micromachines (AREA)
  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 配線間隔を狭く且つ配線高さを大きくして断
面積を大きくした配線を備え且つ配線間の絶縁信頼性が
高いマイクロコイルの製造方法を提供する。 【解決手段】 エポキシ樹脂の下地層2の上の配線5が
形成される予定の部分に触媒金属層3を形成し、光反応
性硬化剤を含有するエポキシ樹脂をパターニングして触
媒金属層3が存しない部分に型枠6を形成する。そし
て、触媒金属層3の上であって型枠6の相対向する壁面
間の底部に電解めっき用電極4を無電解めっきにより形
成する。それから、型枠6の相対向する壁面間に電解め
っきにより銅を析出させて満たし、配線5を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板上に電解めっ
きにより配線を形成するマイクロコイルの製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、様々な装置の小型化に伴って、マ
イクロマシンの技術が注目されている。なかでもマイク
ロコイルは、マイクロバルブ、ポンプ、光スイッチ等を
駆動するための電磁アクチュエーターとして用いられる
のみでなく、マイクロリレーやDC/DCコンバーター
等の電子機器用途にも多く使われるため、重要度が増し
ている。
【0003】このようなマイクロコイルとして、例えば
“A Planer Micromachined SpiralInductor for Integr
ated Magnetic Microactuator Applications”;J. Micr
omech. Microeng. 3 (1993)には、線間及び層間絶縁膜
としてポリイミドを用いて平面マイクロコイルを作成し
た例が報告されている。この例では、巻き数18のコイ
ル全体のサイズが3mm弱×3mm弱である。
【0004】また、“A Bi-directional Magnetic Micr
opump on A Silicon Wafer”;the10th Annual Internat
ional Workshop on Micro Electro Mechanical System
s,1996 pp94-97には、フォトレジスト(ナフトキノンジ
アジド誘導体とノボラック樹脂誘導体との混合物)を用
いて、8mm×8mmのダイアフラムを有するマイクロ
ポンプを駆動する平面マイクロコイルを作成した例が報
告されている。
【0005】これらのマイクロコイルは、いずれも感光
性樹脂をパターニングしてコイル状の溝を形成して、こ
の溝を型枠として、その中に電解めっき等でCuやAl
を埋め込んで形成している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
例では、感光性ポリイミドを用いてマイクロコイルを作
成しているので、アスペクト比が1未満と低く、配線間
隔を狭くし且つ配線高さを大きくすることはできないた
めに、配線断面積が小さくなり、大きな電流を流し且つ
高密度化することが非常に困難である。これは、感光性
ポリイミドの解像度が劣っているためである。
【0007】また、後者の例では、フォトレジストが経
時的に劣化すること及び有機溶剤耐性が小さいことによ
り、コイル作製後にフォトレジストを除去する必要があ
り、線間及び層間絶縁膜としてフォトレジストを利用で
きないために電気特性の信頼性が低く、また、積み重ね
て2層以上のコイルを作製することができないという欠
点がある。
【0008】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、配線間隔を狭く
且つ配線高さを大きくして断面積を大きくした配線を備
え且つ配線間の絶縁信頼性が高いマイクロコイルの製造
方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、エポキシ樹脂をコイル形成の型枠として用いて、
この型枠の凹部の底にのみ電解めっき用電極を形成する
触媒金属層を設けてマイクロコイルを製造することとし
た。
【0010】具体的には、請求項1の発明は、基板上に
電解めっきにより配線を形成するマイクロコイルの製造
方法を対象とする。
【0011】そして、上記基板上に上記電解めっき用の
電極を形成するための触媒金属層を上記配線が形成され
る予定の部分にのみ形成する工程と、上記触媒金属層が
形成された基板の上に光反応性硬化剤を含有するエポキ
シ樹脂を塗布する工程と、塗布された上記エポキシ樹脂
をパターニングすることにより、少なくとも上記触媒金
属層上から該エポキシ樹脂を全て除去することで、該エ
ポキシ樹脂の残部を、該エポキシ樹脂を除去した空間を
相対向する壁面で挟む形状を備えた該配線の形成用の型
枠とする工程と、上記触媒金属層の上に無電解めっきに
より上記電解めっき用電極を形成する工程と、上記電解
めっき用電極の上であって上記型枠の相対向する壁面の
間に電解めっきにより上記配線を形成する工程と、を備
えているものとする。
【0012】ここで、マイクロコイルとは、線幅が10
0μm以下の配線により形成されたコイルのことであ
り、光反応性硬化剤とは、紫外光等の光により分解して
エポキシ樹脂の硬化反応開始剤を生成する物質、例えば
芳香族スルホニウム塩や芳香族ジアゾニウム塩等のこと
である。また、パターニングするとは、感光性物質を含
有する樹脂を露光、現像して所定のパターンを形成する
ことである。
【0013】請求項1の構成であれば、解像度が高くパ
ターニング後の安定性も高いエポキシ樹脂を型枠とし、
その型枠の相対向する壁面間に金属を電解めっきにより
満たすことで配線が形成されて、マイクロコイルが製造
されるので、配線幅を狭く且つ配線高さを大きくでき
る。従って、配線断面積が大きくなって大電流を流すこ
とができ、しかも、エポキシ樹脂を線間絶縁膜として利
用しているため、電気特性の信頼性が高く、また、上方
向に複数層のコイルを積み重ねて作製することができ
る。これらのことにより、小型で磁束密度の大きなマイ
クロコイルとすることができる。ここで、基板上に触媒
金属層を配線が形成される予定の部分にのみ形成して、
パターニングによりエポキシ樹脂を前述のように配線の
形状のパターンとした触媒金属層上から全て除去するの
で、配線が形成される予定の部分の触媒金属層が剥き出
しとなって、配線を形成することができる。なお、無電
解めっきによる電解めっき用電極の形成は、エポキシ樹
脂の塗布及びパターニングの前でも後でもよい。
【0014】また、エポキシ樹脂は触媒金属等の金属と
の密着性があまり高くないので、もし触媒金属層上にエ
ポキシ樹脂の型枠が形成されると型枠が倒れたり傾いた
りしてしまうが、請求項1の発明では、触媒金属層上か
らエポキシ樹脂が全て除去され、触媒金属層が存しない
部分にエポキシ樹脂の型枠が設けられるため、型枠は安
定して形成され、倒れたり傾いたりすることがない。即
ち、触媒金属層の配線形状のパターン以外の場所にエポ
キシ樹脂の型枠が設けられるので、型枠の高さが高くな
っても安定して形成される。
【0015】このマイクロコイルの構成を別言すれば、
基板上に塗布された光反応性硬化剤を含有するエポキシ
樹脂をパターニングして形成されたコイル形状であって
触媒金属層又はその上に設けられた電解めっき用電極に
まで達する溝に、電解めっきにより析出する金属を満た
して作製されているということであり、この溝が型枠の
ことである。なお、この溝は連続していても不連続であ
ってもどちらでもよい。さらに、電解めっきにより配線
を形成するため一度に複数のマイクロコイルを製造する
ことができて、製造効率が上がる。また、コイルの型枠
をパターニングにより作製するので、一度に複数の微細
なパターンを作製することができる。
【0016】ここで、触媒金属は無電解めっきによって
電解めっき用電極を形成するものであって、Pt、P
d、Au等を好ましく挙げることができ、特にPtが触
媒活性が高いためより好ましい。
【0017】次に、請求項2の発明は、請求項1におい
て、基板と触媒金属層との間に、電気絶縁性の下地層を
形成する工程を備えているものとする。
【0018】請求項2の製造方法であれば、基板と配線
との間が電気的に絶縁されるため、電気的特性に優れた
マイクロコイルを製造することができる。なお、下地層
の形成方法は特に限定されないが、電気絶縁性の樹脂を
塗布して形成する方法が簡便な方法であるため好まし
い。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0020】図1(a)は、本実施形態に係るマイクロ
コイル10の平面模式図であり、そのA−A線断面図を
図1(b)に示す。本実施形態に係るマイクロコイル1
0は、Siの基板1の上に形成されており、この基板1
の上面にはエポキシ樹脂の下地層2が形成され、その上
にエポキシ樹脂の型枠6のパターンとこのパターン間に
挟まれるように触媒金属層3が形成されている。触媒金
属層3の上には、電解めっき用電極4が形成され、さら
に電解めっき用電極4の上に銅の配線5が形成されてい
る。
【0021】上記型枠6は、上から見ると一筆書きの矩
形渦巻き状であり、型枠6の渦巻き線の幅よりも高さの
方が大きい。この高さと幅の比をアスペクト比という
が、本実施形態では、アスペクト比が2〜20に設定さ
れており、配線5幅は5〜20μmに設定されている。
この型枠6は、基板1から垂直に立ち上がり、コイル状
に渦巻いている連続した壁状のものであり、この型枠6
の相対向する壁面間が溝になっているとも言える。この
溝の底の部分に電解めっき用電極4が形成されていて、
この上に型枠6の上面と同じ高さまで配線5がやはり一
筆書きの矩形渦巻き状に電解めっきにより形成されてい
る。また、下地層2のエポキシ樹脂は、型枠6を構成す
るエポキシ樹脂と同じであり、電気絶縁性に優れてい
る。
【0022】次に、このマイクロコイル10の製造方法
について説明する。
【0023】まず、Siの基板1を用意する(図2参
照)。この基板1の上面全面に光反応性硬化剤を含有す
るエポキシ樹脂(日本マクダーミッド株式会社製、商品
名SU−8)をスピンコート法などで塗布して下地層2
を形成する(図3参照)。
【0024】それから、光反応性硬化剤を含有するエポ
キシ樹脂をパターニングして、下地層2を所望形状にす
る(図4参照)。これらエポキシ樹脂の塗布及びパター
ニングの工程が、下地層2を形成する工程である。
【0025】この下地層2及び周囲の基板1面の上全面
にフォトレジスト11をスピンコート法などで塗布する
(図5参照)。それから、このフォトレジスト11をパ
ターニングして、配線5を形成する予定の部分のみを取
り除く(図6参照)。
【0026】そして、スパッタ蒸着法によりPtを上面
に蒸着して触媒金属層3を形成する(図7参照)。
【0027】それから、フォトレジスト11を除去する
(図8参照)。そうすると、配線5をを形成する予定の
部分のみに触媒金属層3が残り、触媒金属層3は配線5
と同形状のパターンを有する。これらフォトレジストの
塗布、パターニング、Pt蒸着及びフォトレジスト除去
の工程が、触媒金属層を配線が形成される予定の部分に
のみ形成する工程である。
【0028】次に、下地層2の上に触媒金属層3のパタ
ーンを形成した基板1上面全面に光反応性硬化剤を含有
するエポキシ樹脂(日本マクダーミッド株式会社製、商
品名SU−8)をスピンコート法等で厚く塗布してエポ
キシ樹脂層8を形成する(図9参照)。エポキシ樹脂層
8の厚みは、具体的には配線5幅の2〜20倍である。
エポキシ樹脂層8の厚みが配線5幅の2〜15倍である
と、大きな配線5高さが得られるともに、型枠6が安定
して得られるので好ましく、2〜10倍であると型枠6
がより安定するためさらに好ましい。
【0029】それから、このエポキシ樹脂層8をパター
ニングして型枠6を形成する(図10参照)。このパタ
ーニングにより、配線5が形成される予定の部分に存し
ていたエポキシ樹脂が触媒金属層3の上から全て除去さ
れる。また、配線5の外側の型枠6が不要な部分も除去
される。但し、触媒金属層3のパターンの最外周の外側
にも型枠6の最外周部分を作成する。なお、ここでは、
型枠6の線幅と配線5幅即ち触媒金属層3のパターン線
幅とは同じ幅に設定している。
【0030】次に、型枠6の相対向する壁面間の底部に
ある触媒金属層3の上に無電解めっきにより銅を析出さ
せて電解めっき用電極4とする(図11参照)。
【0031】そして、この電解めっき用電極4を用いて
電解めっきを施して、銅により配線5を型枠6の相対向
する壁面間に形成し、図1に示すマイクロコイル10が
出来上がる。
【0032】これまで説明してきたように、本実施形態
のマイクロコイル10は、型枠6をエポキシ樹脂で形成
しているので、高アスペクト比を利用して配線5幅を狭
く配線5高さを大きくでき、その結果、マイクロコイル
10を小型で磁束密度の大きいものとすることができ
る。そして、型枠6をそのまま線間絶縁層として利用す
るので、電気特性の信頼性が高い。さらに、予め触媒金
属層3を配線5が形成される予定の部分にのみ形成して
いるので、型枠6は触媒金属層3の上には形成されてい
なくて、そのため配線5が安定して形成されるととも
に、型枠6もパターニング工程や電解めっき工程で倒れ
たりすることなく安定して歩留まりよくマイクロコイル
10を製造することができる。また、電解めっきにより
配線5を形成するので、複数のマイクロコイル10を短
時間で一度に製造することができ、製造コストを下げる
ことができる。リソグラフィーを利用したパターン形成
を行っているので、一度に複数の且つ微細なパターン作
製ができる。下地層2を構成するエポキシ樹脂が型枠6
を構成するエポキシ樹脂と同じものであるので、基板1
と配線5との間の電気絶縁が確実に行われ、コストも低
減できる。
【0033】(他の実施形態)上記の実施形態は一つの
例に過ぎず、本発明はこの例に限定されない。例えば、
上記実施形態では一層のマイクロコイル10であった
が、この上に図2乃至図11及び図1の工程を複数回繰
り返してコイルを積み重ねていき、複数層に積層したマ
イクロコイルとしてもよい。このとき、上下に隣接する
二層の単層マイクロコイル同士の導通をとるために、こ
の二層間の下地層2にスルーホールを設けて導電性物質
を充填することが好ましい。エポキシ樹脂は、上記実施
形態中に示した種類以外のものでも構わない。また、下
地層2の材質はエポキシ樹脂に限定されず、電気絶縁性
を有すればどのようなものでもよい。また、触媒金属も
PdやAu等のPt以外の金属を用いても構わない。電
解めっき用電極4も銅以外の金属等でもよい。配線5を
形成する金属は、銅以外でもよく、合金であっても構わ
ない。マイクロコイル10の形状も、コイルとしての機
能を発揮することができればどのようなものでもよい。
配線5幅と配線5間の型枠6の幅とは、同じ幅であって
も異なる幅であってもよい。また、基板1もSiに限定
されず、金属やプラスチック、セラミックス等でも構わ
ない。このとき、基板1を電気絶縁性物質からなるもの
とすれば、基板1が下地層2の役割も兼ねるため、エポ
キシ樹脂を塗布して別途下地層2を設ける必要はない。
製造工程も、途中に別の工程を入れてもよいし、エポキ
シ樹脂の塗布・パターニング工程と無電解めっきによる
電解めっき用電極形成工程とを入れ替える等順序を入れ
替えてもよいし、それぞれの工程の内容も変更しても構
わない。
【0034】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に述べる効果を奏する。
【0035】エポキシ樹脂をパターニングして型枠とし
て用いて、電解めっきで析出させた金属により配線を形
成してマイクロコイルを製造するので、配線幅が狭く且
つ配線高さを高くでき、従って大電流を流すことが可能
で磁束密度を大きくできる。そして、触媒金属層を予め
配線と同じ平面形状にしてから型枠を形成するので、倒
壊等のない安定した型枠を形成できる。また、パターニ
ングと電解めっきとにより短時間で製造するので、大量
に且つ微細なパターンを製造でき、小型のマイクロコイ
ルを低コストで製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は実施形態に係るマイクロコイルの平面
模式図であり、(b)は(a)のA−A線断面図であ
る。
【図2】(a)はSiの基板の平面図であり、(b)は
(a)のA−A線断面図である。
【図3】(a)は下地層を塗布した平面模式図であり、
(b)は(a)のA−A線断面図である。
【図4】(a)は下地層をパターニングした平面模式図
であり、(b)は(a)のA−A線断面図である。
【図5】(a)はフォトレジストを塗布した平面模式図
であり、(b)は(a)のA−A線断面図である。
【図6】(a)はフォトレジストをパターニングした平
面模式図であり、(b)は(a)のA−A線断面図であ
る。
【図7】(a)は触媒金属をスパッタした平面模式図で
あり、(b)は(a)のA−A線断面図である。
【図8】(a)はフォトレジストを除去した平面模式図
であり、(b)は(a)のA−A線断面図である。
【図9】(a)はエポキシ樹脂層を形成した平面模式図
であり、(b)は(a)のA−A線断面図である。
【図10】(a)はエポキシ樹脂をパターニングした平
面模式図であり、(b)は(a)のA−A線断面図であ
る。
【図11】(a)は電解めっき用電極を形成した平面模
式図であり、(b)は(a)のA−A線断面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 下地層 3 触媒金属層 4 電解めっき用電極 5 配線 6 型枠 10 マイクロコイル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に電解めっきにより配線を形成す
    るマイクロコイルの製造方法であって、 上記基板上に上記電解めっき用の電極を形成するための
    触媒金属層を上記配線が形成される予定の部分にのみ形
    成する工程と、 上記触媒金属層が形成された基板の上に光反応性硬化剤
    を含有するエポキシ樹脂を塗布する工程と、 塗布された上記エポキシ樹脂をパターニングすることに
    より、少なくとも上記触媒金属層上から該エポキシ樹脂
    を全て除去することで、該エポキシ樹脂の残部を、該エ
    ポキシ樹脂を除去した空間を相対向する壁面で挟む形状
    を備えた該配線の形成用の型枠とする工程と、 上記触媒金属層の上に無電解めっきにより上記電解めっ
    き用電極を形成する工程と、 上記電解めっき用電極の上であって上記型枠の相対向す
    る壁面の間に電解めっきにより上記配線を形成する工程
    と、を備えていることを特徴とするマイクロコイルの製
    造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 基板と触媒金属層との間に、電気絶縁性の下地層を形成
    する工程を備えていることを特徴とするマイクロコイル
    の製造方法。
JP2001396376A 2001-12-27 2001-12-27 マイクロコイルの製造方法 Pending JP2003197452A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001396376A JP2003197452A (ja) 2001-12-27 2001-12-27 マイクロコイルの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001396376A JP2003197452A (ja) 2001-12-27 2001-12-27 マイクロコイルの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003197452A true JP2003197452A (ja) 2003-07-11

Family

ID=27602488

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001396376A Pending JP2003197452A (ja) 2001-12-27 2001-12-27 マイクロコイルの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003197452A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005122194A1 (en) * 2004-06-09 2005-12-22 Agency For Science, Technology And Research Microfabricated system for magnetic field generation and focusing
JP2006267224A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Sumitomo Osaka Cement Co Ltd 光変調器の製造方法及び光変調器
JP2008036774A (ja) * 2006-08-07 2008-02-21 Seiko Instruments Inc Memsデバイス及びmemsデバイスの製造方法、並びに、電子機器

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005122194A1 (en) * 2004-06-09 2005-12-22 Agency For Science, Technology And Research Microfabricated system for magnetic field generation and focusing
US7791440B2 (en) 2004-06-09 2010-09-07 Agency For Science, Technology And Research Microfabricated system for magnetic field generation and focusing
JP2006267224A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Sumitomo Osaka Cement Co Ltd 光変調器の製造方法及び光変調器
JP2008036774A (ja) * 2006-08-07 2008-02-21 Seiko Instruments Inc Memsデバイス及びmemsデバイスの製造方法、並びに、電子機器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20210125766A1 (en) Coil electronic component and method of manufacturing the same
US6249039B1 (en) Integrated inductive components and method of fabricating such components
JP6562363B2 (ja) 多層導電性パターンインダクタ及びその製造方法
JP4191506B2 (ja) 高密度インダクタおよびその製造方法
US6661617B1 (en) Structure and fabrication process for integrated moving-coil magnetic micro-actuator
CN107622857B (zh) 线圈组件及其制造方法
KR101762039B1 (ko) 코일 부품
US7394341B2 (en) Coil electric conductor, laminated coil conductor, production method of the same and electronic component using the same
JP5113025B2 (ja) コイル構造体及びその製造方法
JP2001202731A (ja) フレクシャ及びその製造方法ならびにそれに用いるフレクシャ用基板
KR20160108935A (ko) 코일 전자부품 및 그 제조방법
CN108987039B (zh) 线圈组件及其制造方法
US6809436B2 (en) Microactuator having a ferromagnetic substrate
US10515753B2 (en) Coil component and method of manufacturing the same
JP2003197452A (ja) マイクロコイルの製造方法
JP2003197451A (ja) マイクロコイルの製造方法
KR20230086579A (ko) 임베디드 인덕터 구조 및 이의 제조 방법
TW201023216A (en) Magnetic induction devices and methods for producing them
JP2019186518A (ja) コイル部品及びその製造方法
KR20000019683A (ko) 쏠레노이드 인덕터의 모놀리식 제조방법
JPH02123706A (ja) 高周波コイルの製造方法
JP2004055666A (ja) 平面コイル付き基板および多層コイルとそれらの製造方法そして揺動体
JP7450063B2 (ja) 多層基板及びその製造方法
CN113923864B (zh) 电路板及其制作方法
KR100324759B1 (ko) 마이크로 트랜스포머와 자성스위치 및 그의 제조방법