JP2003196352A - 旅行情報処理システム及び方法並びに旅行情報処理用プログラム - Google Patents

旅行情報処理システム及び方法並びに旅行情報処理用プログラム

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JP2003196352A
JP2003196352A JP2001401001A JP2001401001A JP2003196352A JP 2003196352 A JP2003196352 A JP 2003196352A JP 2001401001 A JP2001401001 A JP 2001401001A JP 2001401001 A JP2001401001 A JP 2001401001A JP 2003196352 A JP2003196352 A JP 2003196352A
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travel
moving image
information processing
processing system
tour
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Yasuki Horibe
泰樹 堀部
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Clarion Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パックツアー等の旅行内容について、その行
程とともに、行程中に含まれる景勝地等の要素につき動
画像再生により詳細に確認できる技術、すなわち旅行情
報処理システム及び方法並びに旅行情報処理用プログラ
ムを提供することである。 【解決手段】 選択されたツアーについて、CGI制御
部6はクライアントシステムCに対し、予め用意された
データに基いて旅行行程を日程ごとに表示し、その旅行
行程中に含まれる場所等の要素についてマウスクリック
等の選択操作が行われると、予め用意された動画データ
に基き動画を表示する。動画で紹介する旅行に関する要
素としては、出発地、経由地、目的地等となる地域や場
所の他、その間の交通機関、言葉、慣習、食べ物等の名
産品など自由に定めることができる。動画配信の規格
は、MPEGや他のストリーミング配信規格など自由で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パックツアー等の
旅行内容について、その行程とともに、行程中に含まれ
る景勝地等の要素につき動画像再生により詳細に確認で
きる技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、生活水準の向上や、航空機を含む
長距離交通手段の発達に伴い、国内外の旅行が商品とし
て広く販売・利用されている。このような旅行商品につ
いては、旅行会社等の扱うパックツアーが代表的である
が、個別のチラシやシリーズの冊子形式等でパンフレッ
ト等の資料が一般に発行される。
【0003】そして、従来、旅行に興味のある利用者
は、駅頭や旅行代理店店頭などで多数陳列された資料
や、雑誌広告等の情報媒体から興味ある旅行を探してパ
ンフレット等の資料を入手し、旅行内容の確認は、それ
らに記載された行程表を見て行っていた。
【0004】また近時では、コンピュータやネットワー
ク等の情報処理技術を旅行関連分野に適用する例もあ
り、例えば、特開平9−134340では、通信ネット
ワーク経由でクライアントシステムから、乗り物の空席
を座席図上の表示で確認したり、旅行の目的や場所を一
画面ごとに順次選んでツアーを選択することが提案され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、旅行の構成
要素としては、出発地、経由地、目的地、名勝、旧跡、
景勝地等の場所的要素も非常に重要であるが、従来、そ
れら個々の要素について理解する手段は、例えばパンフ
レットの該当ページに記載された写真や解説文をみて理
解する程度であった。このため、従来では、旅行の行程
ともにそれら要素ごとの詳細な状況を把握することは事
実上不可能という問題があり、利用者は未知の場所への
不安、期待外れをおそれる気持ちが十分解消されず、興
味や旅行への参加意欲が十分刺激されなかったため、旅
行の効果的需要増大や顧客確保も不十分であった。
【0006】本発明は、上記のような従来技術の問題点
を解決するために提案されたもので、その目的は、パッ
クツアー等の旅行内容について、その行程とともに、行
程中に含まれる景勝地等の要素につき動画像再生により
詳細に確認できる技術、すなわち旅行情報処理システム
及び方法並びに旅行情報処理用プログラムを提供するこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の発明は、旅行の内容を確認するための旅
行情報処理システムにおいて、操作を入力するための入
力手段と、情報を表示するための表示手段と、前記旅行
ごとの行程を表す行程データを予め記憶する行程記憶手
段と、前記旅行に関係する可能性のある要素をそれぞれ
紹介する動画を表す動画データを予め記憶する動画記憶
手段と、前記入力手段から与えられる操作と、記憶され
た前記行程データとに基づいて旅行の行程を前記表示手
段に出力する制御手段と、を備え、前記制御手段は、与
えられる操作と、出力される前記旅行の行程に関係する
前記要素の動画データと、に基いて前記動画を再生する
ように構成されたことを特徴とする。
【0008】請求項11の発明は、請求項1の発明を方
法という見方から捉えたもので、旅行の内容を確認する
ための旅行情報処理方法において、前記旅行ごとの行程
を表す行程データと、前記旅行に関係する可能性のある
要素をそれぞれ紹介する動画を表す動画データと、を予
め記憶しておき、与えられる操作と、記憶された前記行
程データとに基づいて旅行の行程を出力し、前記旅行の
行程に関係して選択される前記要素の前記動画データを
再生することを特徴とする。
【0009】請求項18の発明は、請求項1,11の発
明をコンピュータのプログラムという見方から捉えたも
ので、コンピュータを制御することにより、旅行の内容
を確認するための旅行情報処理用プログラムにおいて、
そのプログラムは前記コンピュータに、前記旅行ごとの
行程を表す行程データと、前記旅行に関係する可能性の
ある要素をそれぞれ紹介する動画を表す動画データと、
を予め記憶させ、与えられる操作と、記憶された前記行
程データとに基づいて旅行の行程を出力させ、前記旅行
の行程に関係して選択される前記要素の前記動画データ
を再生させることを特徴とする。
【0010】これらの態様では、旅行の行程内容だけで
なく各地の情景等を動画で紹介するので、旅行内容をよ
り具体的に確認でき円滑に良く理解できる。このため、
自分の好みに合うとの確信が得られるので申し込みが効
果的に増加し、また、参加後の期待外れも事前に避けら
れる。したがってリピート利用の増加、口コミ等の評判
向上も期待され、旅行の効果的需要増大、顧客確保が図
られる。なお、動画で紹介する旅行に関する要素として
は、出発地、経由地、目的地等となる地域や、景勝地、
名勝旧跡等の場所の他、その間の交通機関、言葉、慣
習、食べ物等の名産品など自由に定めることができる。
また、動画配信の規格は、MPEGや他のストリーミン
グ配信規格など自由である。
【0011】請求項2の発明は、請求項1記載の旅行情
報処理システムにおいて、前記制御手段は、出力される
前記旅行の行程に関係する要素の動画データが前記動画
記憶手段に含まれているとき、その要素に関連し、その
動画データへのハイパーリンクを設定してウェブページ
を前記表示手段に表示し、そのハイパーリンクに対応す
る操作に基いて対応する前記動画データを再生するよう
に構成されたことを特徴とする。
【0012】請求項12の発明は、請求項2の発明を方
法という見方から捉えたもので、請求項11記載の旅行
情報処理方法において、出力される前記旅行の行程に関
係する要素の動画データへのハイパーリンクを、その旅
行の行程を表すウェブページに設定し、そのハイパーリ
ンクに対応する操作が行われたときに、対応する前記動
画データを再生することを特徴とする。
【0013】これらの態様では、HTML等のページ記
述言語によるウェブページで行程を紹介する際、動画が
ある要素については、その要素の文字列や動画がある旨
の図形等に動画データ再生のためのハイパーリンクを設
定する。このため、それに対しマウスクリック等所定の
操作をするだけで円滑容易に動画が再生され、操作が容
易になるので旅行の効果的需要増大と顧客確保が図られ
る。
【0014】請求項3の発明は、請求項1又は2記載の
旅行情報処理システムにおいて、前記制御手段は、前記
動画データの再生を前記表示手段において行うように構
成されたことを特徴とする。
【0015】この態様では、行程中の要素ごとの動画が
行程が出力されるのと同様、パソコンのモニタ等の表示
手段で再生されるので、テレビ受像機などで別途再生さ
れる場合と比べ、必要な機器が少なくて済み、理解の流
れも中断されないので、旅行の効果的需要増大と顧客確
保が図られる。
【0016】請求項4の発明は、請求項1から3のいず
れかに記載の旅行情報処理システムにおいて、前記制御
手段は、前記動画の再生を、前記表示手段において前記
旅行の行程が出力されている領域の少なくとも一部にお
いて行うように構成されたことを特徴とする。
【0017】請求項13の発明は、請求項4の発明を方
法という見方から捉えたもので、請求項11又は12記
載の旅行情報処理方法において、前記旅行の行程を画像
表示装置の所定の領域に表示し、前記動画の再生を、前
記旅程の領域の少なくとも一部において行うことを特徴
とする。
【0018】これらの態様では、動画が、元となる旅行
行程の出力領域の少なくとも一部、例えば子画面に表示
したり、元の行程と入れ替わるように表示されるので、
旅行内容が円滑に理解でき、旅行の効果的需要拡大と顧
客確保が図られる。特に、複数の行程を互いに異なる領
域にそれぞれ同時に表示しているような場合、どの動画
がどの行程の一部か等の対応関係が判りやすくなる。
【0019】請求項5の発明は、請求項1から4のいず
れかに記載の旅行情報処理システムにおいて、前記制御
手段は、前記動画の再生終了又は中断の指示が与えられ
ると、再度旅行の行程を前記表示手段に出力するように
構成されたことを特徴とする。
【0020】請求項14の発明は、請求項5の発明を方
法という見方から捉えたもので、請求項11から13の
いずれかに記載の旅行情報処理方法において、前記動画
の再生終了又は中断の指示が与えられると、再度前記旅
行の行程を出力することを特徴とする。
【0021】これらの態様では、動画の再生につき終了
や中断の指示が与えられると、動画の再生を止めるだけ
でなく、動画を再生していたウィンドウや領域につき閉
じたり解放したり着替えたりする操作をするまでも無
く、再度行程の表示に戻る。このため、いつでも自由に
動画の再生を中断し行程を確認したり、行程中の他の要
素の動画再生へ移行するなど、優れたユーザインタフェ
ースが得られるので、旅行の効果的需要拡大と顧客確保
が図られる。
【0022】請求項6の発明は、請求項1から5のいず
れかに記載の旅行情報処理システムにおいて、前記制御
手段は、前記動画の再生中に前記旅行の行程を出力する
指示が与えられると、前記動画の再生終了又は中断を行
うと共に、再度その旅行の行程を前記表示手段に出力す
るように構成されたことを特徴とする。
【0023】請求項15の発明は、請求項5の発明を方
法という見方から捉えたもので、請求項11から14の
いずれかに記載の旅行情報処理方法において、前記動画
の再生中に前記旅行の行程を出力する指示が与えられる
と、前記動画の再生終了又は中断を行うと共に、再度そ
の旅行の行程を前記表示手段に出力することを特徴とす
る。
【0024】これらの態様では、動画の再生中でも行程
の出力指示が与えられれば、動画の再生終了又は中断の
指示を別途与えなくても、動画再生は終了又は中断し、
再度行程が表示される。このため、動画の再生終了や中
断を意識することなく、容易な操作でいつでも自由に行
程の確認や、行程中の他の要素の動画再生へ移行するな
ど、優れたユーザインタフェースが得られるので、旅行
の効果的需要拡大と顧客確保が図られる。
【0025】請求項7の発明は、請求項1から6のいず
れかに記載の旅行情報処理システムにおいて、前記行程
記憶手段は、複数の旅行の行程を記憶することを特徴と
する。
【0026】この態様では、複数の旅行の行程から所望
のものを参照するだけでなく、互いに異なる行程の間で
も同じ要素の動画については同じ動画データにリンクし
て呼び出すなど、効率的処理が実現される。
【0027】請求項8の発明は、請求項1から7のいず
れかに記載の旅行情報処理システムにおいて、前記制御
手段は、前記行程記憶手段に記憶された複数の旅行の行
程データに基き、任意の行程を選択して切替表示し、表
示した行程に対応する動画を再生開始後、他の所望の行
程を選択することによりさらに行程を切替表示するよう
に構成されたことを特徴とする。
【0028】請求項16の発明は、請求項8の発明を方
法という見方から捉えたもので、請求項11から15の
いずれかに記載の旅行情報処理方法において、予め記憶
された複数の旅行の行程データに基き、任意の行程を選
択して切替表示し、表示した行程に対応する動画の再生
開始後、他の所望の行程を選択することによりさらに行
程を切替表示することを特徴とする。
【0029】これらの態様では、テレビ番組をザッピン
グ(次々切り替えてチョット見すること)するように、
複数の異なる行程から所望のものを切替表示し、そのな
かの要素から目ぼしい動画を再生し、さらに次の行程に
切り替え表示できる。このため、行程と動画とを見なが
ら要領よく気に入ったものを見つけることが容易とな
り、旅行の効果的需要増大と顧客確保が図られる。
【0030】請求項9の発明は、ウェブサーバシステム
と、ブラウザを備えたクライアントシステムと、を通信
ネットワークで接続して構成する請求項1から8のいず
れかに記載の旅行情報処理システムにおいて、前記行程
記憶手段と、前記動画記憶手段と、前記制御手段とは、
前記ウェブサーバシステムに設けられ、前記入力手段及
び前記表示手段は前記クライアントシステムに設けられ
たことを特徴とする。
【0031】この態様では、インターネット等の通信ネ
ットワークを経由して、携帯情報端末等のクライアント
システムとの間でサーバ・クライアント・システムを構
築する。これにより、誰でもいつでもどこからでもTC
P/IP等の標準化されたプロトコルでアクセスが容易
になり、旅行を思い立ったときにすぐ行程や動画を閲覧
のうえ申し込むことが可能となるので旅行需要の効果的
増大や顧客確保が実現される。
【0032】請求項10の発明は、請求項1から9のい
ずれかに記載の旅行情報処理システムにおいて、旅行に
対する申込みをウェブページへの情報入力により受け付
ける手段を備えたことを特徴とする。
【0033】請求項17の発明は、請求項10の発明を
方法という見方から捉えたもので、請求項11から16
のいずれかに記載の旅行情報処理方法において、旅行に
対する申込みをウェブページへの情報入力により受け付
けることを特徴とする。
【0034】これらの態様では、旅行の情報をただ単に
一方的に提供するだけではなく、動画等を見て好みに合
った旅行が見つかり利用者がその気になった取引機会を
逃さず、いつでもどこからでも直ちにそのまま申込手続
を可能とすることにより、旅行需要の効果的拡大と顧客
確保が可能となる。
【0035】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態(以下
「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照して具体的に
説明する。なお、各実施形態は、コンピュータをソフト
ウェアで制御することにより実現できるが、この場合の
ハードウェアやソフトウェアの実現態様は各種変更可能
であるから、以下の説明では、本発明及び本実施形態の
各機能を実現する仮想的回路ブロックを用いる。
【0036】〔1.構成〕本実施形態は、指定される条
件に基いて旅行(ツアーとも呼ぶ)を検索したり、検索
された旅行の内容を行程や動画で確認したり、さらに申
込受付けを行うための旅行情報処理システム(以下「本
システム」と呼ぶ)及び本システム上で実行される旅行
情報処理方法に関するもので、旅行情報処理用プログラ
ムとして把握することもできる。具体的には、本システ
ムは、図1の機能ブロック図に示すように、ウェブサー
バシステム(以下単に「サーバ」と呼ぶ)Sと、ブラウ
ザを備えたクライアントシステム(以下「端末」と呼
ぶ)Cとを、通信ネットワークであるインターネットN
で接続して構成される。
【0037】このうち端末Cは、利用者がインターネッ
トNを経てサーバSにアクセスするもので、端末Cで
は、操作を入力するためのマウスやキーボード等の入力
手段1と、情報を表示するためのTFT液晶ディスプレ
イ装置等の表示手段2とを含むハードウェアを、CPU
とウェブブラウザや動画再生プラグイン等を含む端末側
制御部3が制御する。なお、図示はしないが、サーバS
及び端末Cは、ネットワークインタフェース回路、TC
P/IP等のプロトコル処理プログラムなど、必要な通
信手段を備えている。
【0038】また、サーバSは、端末Cからのインター
ネットN経由のアクセスを処理するもので、図1に示す
各部分に分けて把握でき、各部分は以下のように作用す
る。
【0039】〔2.作用〕本実施形態では、ツアーの行
程と動画を閲覧できるが、閲覧対象とするツアーを絞り
込む態様として、地図による絞り込みと、条件検索によ
る絞込みと、地図で絞り込んだうえで条件検索を行うこ
とが考えられる。
【0040】〔2−1.地図からの絞り込み〕すなわ
ち、地図からの絞込みでは、検索部4の作用により、端
末Cの表示手段2において、画面表示される地図中に一
又は二以上の地域又は場所の候補が表示され、それら候
補から入力手段1により所望のものを選択することで、
複数階層の前記地図を順次切替表示する。そして、各地
図ではその地図における各候補のいずれか一つが強調表
示され、強調表示されている地図中の候補を所定の第一
の操作により所定の順序で切り替え、強調表示中の候補
を所定の第二の操作により選択確定する。
【0041】ここで、本実施形態における全体的処理手
順を図2のフローチャートに、地図表示の一例として日
本の全体図の表示例(ステップ01)を図3に示す。す
なわち、このような図3の画面において、「送る」ボタ
ンB1を操作するたびに、強調表示が、中部→関東→東
北→北海道→沖縄→九州→四国→中国→近畿→中部のよ
うに移り変わり、「戻す」ボタンB2を操作すれば逆に
進み、強調表示されている地域名が表示される「決定」
ボタンB3(セレクタとも呼ぶ)を操作すれば、その地
域について選択確定となり、選択された地域に対応する
次の地図が表示され、このような操作を繰り返して(ス
テップ02→03→08→09→16→17)対象とす
る地域や場所を絞り込んでいく。
【0042】なお、強調表示対象をキーボードの矢印キ
ーを押すことで移り変わらせたり、地図上の所望の候補
に対し、マウスでポイント・クリックしたり、タッチパ
ネルでタッチするといった画面上での操作により、地域
や場所を選択確定してもよい。このような操作の繰り返
しにより、例えば図3の画面においては「中部」で決定
し(ステップ02)、続く図4(ステップ03)におい
ては「石川」で決定(ステップ08)し、続く図5(ス
テップ09)においては「石川中部」、のように地域を
選択し(ステップ16)、さらに「石川中部」の地図
(図6、ステップ17)から「兼六園」など名勝旧跡等
の場所を選択できる(ステップ27)。
【0043】すなわち、図4では「静岡」の選択状態か
らボタンB1で「山梨→長野…」、ボタンB2で逆に
「愛知」へといった具合に強調表示対象を順次切り替
え、所望の候補をボタンB3で確定する。同様に、図5
では「石川中部」の選択状態からボタンB1で「石川北
部」、ボタンB2で逆に「石川南部」へといった具合に
強調表示対象を順次切り替え、所望の候補をボタンB3
で確定する。同様に、図6では「兼六園」の選択状態か
らボタンB1で「千里浜なぎさドライブウェイ」、ボタ
ンB2で逆に「金沢城」といった具合に強調表示対象を
順次切り替え、所望の候補をボタンB3で確定する。
【0044】そして、「条件で探す」ボタンB4を操作
すると(ステップ04,10,18,29,38)、ツ
アー検索画面(図7〜9)によるツアー検索のうえ(結
合子C,ステップ05,11,19)、ツアー選択/決
定ルーチンに進む(結合子E,ステップ26)。
【0045】なお、「条件で探す」ボタンB4の操作に
続くツアー検索の対象は、地域の絞り込み前は全国のツ
アー、地域や場所が絞り込まれた後は絞り込まれた該当
地域のツアーである。すなわち、図3からは図7、図4
からは図8、図5からは図9へ進む。また、ある程度以
上まで地域を絞り込んだ以降の画面では(図5、図6)
の「ツアー」ボタンB5を押せば(ステップ24,3
4,43)、ツアー検索画面(図7〜9)は飛ばし、選
択された地域のツアーがツアーデータベース5(図1)
から検索され(ステップ25,35,44)、その結果
がツアー一覧表示され(図10)、ツアー選択/決定
(結合子E、ステップ26)の対象となる。
【0046】〔2−2.条件検索〕次に条件検索につい
て説明するが、まず、サーバSにおいて条件検索に用い
るツアーデータベース5の内容を図11に示す。すなわ
ち、ツアーデータベース5には、ツアーごとに、検索条
件に対応する属性を含むツアーデータD1が予め格納さ
れ、ツアーデータD1の項目としては、ツアーNo.
(番号)、ツアー名、価格帯、価格、行程、出発日、タ
イプを表す各データとエリアデータがある。このうちエ
リアデータは、そのツアーが最小単位に分けたどの地域
のツアーかを表すデータで、例えばエリアコードなどで
表現される。
【0047】また、ツアーデータD1の各項目のうち価
格データD2は、繁忙度などに応じた期間の種類と一室
の利用人数ごとに定められ、また、行程データD3は、
行程の日程ごとに、出発地や経由地等の各場所とその間
の交通手段を表し、これら価格データD2や行程データ
D3はツアーデータからリンクされる別形式のデータや
リレーショナルデータベースの別のテーブルとして構成
してもよい。いずれにしても、ツアーデータベース5
は、上記のような行程データを含むので、旅行ごとの行
程を表す行程データを予め記憶する行程記憶手段として
の役割も果たす。
【0048】また、条件検索のときは、検索部4(図
1)が、少なくとも二以上の各検索条件の指定を単一の
入力画面において一度に受け付け、指定された条件に基
いてツアーデータを検索し、その結果をクライアントシ
ステムCへ出力する。
【0049】ここで、属性及び条件の種類は、典型的に
は出発日、旅行費用、旅行エリア及び旅行タイプである
が、それらの他にも他の項目を自由に採用可能であり、
また、条件指定に使うGUI部品の種類は、押しボタ
ン、選択ボックス(コンボボックス、ドロップボック
ス、ドロップダウンリスト)、チェックボックス、択一
的なラジオボタン等など自由である。
【0050】特に、検索条件の指定の際は、指定可能な
全ての各条件を、単一の入力画面において一度に受け付
けることが望ましい。そのための入力画面の具体例とし
ては、図7〜9に示すように、指定すべき条件に応じ、
出発日を指定するための領域R1と、予算を指定するた
めの領域R2と、エリアを指定するための領域R3と、
タイプを指定するための領域R4と、を設け、各領域R
1〜R4にはそれぞれ選択肢に対応し、操作すると選択
状態に変化する押しボタンBX等のGUI部品を一又は
二以上表示する。
【0051】すなわち、図12のフローチャートに示す
ように、その時点で選択されている地域内の地名の候補
をエリアの領域R3にセットし(ステップ80)、検索
画面(図7〜9)を表示し(ステップ81)、キー入力
があった場合は(ステップ82)どの領域の押しボタン
BXを操作したかに応じ、出発日(ステップ82→8
3)、エリア(ステップ85→86)、予算(ステップ
87→88)、タイプ(ステップ89→90)の検索条
件がそれぞれセットされる。
【0052】そして、「検索開始」ボタンB6(図7〜
9)を押せば検索開始となり(ステップ91)、条件で
ある出発日、エリア、予算、タイプがすべて入力されて
いる場合は(ステップ92)ツアー検索が行われる(ス
テップ93)。なお、このステップ92を省略し、少な
くとも一つの条件を入力すれば検索を開始できるように
してもよい。
【0053】〔2−3.ツアーの選択/決定〕次に、上
記のように検索されたツアーから所望のものを選択/決
定したりその申込受付を行う処理手順を図13に示す。
すなわち、検索結果に含まれるツアー一覧はツアー選択
画面(図10)に表示され(ステップ51)、そのなか
からツアーを選択すると(ステップ52)、日程表示サ
ブルーチン(ステップ58、図14)において、選択さ
れたツアーの出発地、経由地、到着地と、「場所」D/
B(動画データベース7)内の名称とを比較し(ステッ
プ101)、一致するものの出発地、経由地、到着地を
「場所」D/B(動画データベース7)とリンクしつ
つ、日程表示を行う(ステップ102)。
【0054】ここで、図10のツアー選択画面では、図
3〜6と同様、強調表示された候補が「送る」ボタンB
1や「戻す」ボタンB2で上下に循環的に切り替わり、
ボタンB3で選択確定となる。例えば、「ロイヤル<能
登・金沢・山代温泉>3日間」から「送る」ボタンB1
で「旅多彩<奥能登と金沢老舗めぐり>3日間」へ候補
が切り替わり、逆「戻す」ボタンB2で「黒部峡谷トロ
ッコ電車と立山黒部アルペンルート3日間」へ候補が切
り替わる。
【0055】〔2−4.行程と動画の出力〕すなわち、
選択されたツアーについて、CGI制御部6はクライア
ントシステムCに対し、予め用意されたデータに基いて
旅行行程を日程ごとに表示し(図13のステップ5
8)、その旅行行程中に含まれる場所等の要素について
マウスクリック等の選択操作が行われると(ステップ5
9,73)、予め用意された動画データに基き動画を表
示する(結合子X、図15、ステップ711,72
1)。
【0056】なお、動画で紹介する旅行に関する要素と
しては、出発地、経由地、目的地等となる地域や場所の
他、その間の交通機関、言葉、慣習、食べ物等の名産品
など自由に定めることができる。また、動画配信の規格
は、MPEGや他のストリーミング配信規格など自由で
ある。
【0057】すなわち、ツアーデータベース5には、上
記のように、ツアーごとのデータの一部として、ツアー
ごとの行程を表す行程データが予め記憶されている。ま
た、動画データベース(「場所」D/Bとも表す)7に
は、ツアーに関係する可能性のある要素をそれぞれ紹介
する動画を表す動画データを予め記憶しておく。そし
て、CGI制御部6が、与えられる操作と、記憶された
前記行程データとに基づいて旅行の行程を表示手段2に
出力し、また、行程中から選択される要素の動画データ
に基いて動画を再生する。
【0058】〔2−5.動画へのリンク〕具体的には、
CGI制御部6が、HTML等のページ記述言語による
ウェブページで行程を紹介する際、出力されるツアーの
行程に関係する要素の動画データが動画データベース7
に含まれているとき、その要素に関連し、その動画デー
タへのハイパーリンクを設定してウェブページをクライ
アントシステムCへ送って表示手段2に表示させる。そ
して、CGI制御部6は、そのハイパーリンクに対応す
る操作に基いて対応する動画データを再生する。
【0059】また、動画データの再生は表示手段2にお
いて行われ、その具体的態様は自由であるが、一例とし
て動画の再生は、表示手段2において旅行行程が出力さ
れている領域の少なくとも一部において、例えば子画面
に表示したり、元の行程と入れ替わるように行われる。
【0060】例えば、図16に示す行程の表示例では、
各日程の地名について、動画が再生可能なものには映画
フィルムをかたどった特有の図形Gが表示され、その図
形に対しマウスでクリックする等の操作をしたり、ボタ
ンB1やB2で候補を切り替えボタンB3で決定するな
どの操作を行うと、例えば図17に例示する動画再生画
面へ切り替わり、動画表示領域にR5に動画が表示され
る。
【0061】ここで、図16の行程の表示例では、図3
〜6と同様、動画のある景勝地の候補が強調表示され、
それが「送る」ボタンB1や「戻す」ボタンB2で前後
に循環的に切り替わり、ボタンB3で選択確定となる。
例えば、「兼六園」から「送る」ボタンB1で「合掌文
化村」からさらに「世界遺産白川郷合掌村」へ候補が切
り替わり、逆に「戻す」ボタンB2で「安宅の関跡」か
らさらに「東尋坊」へ候補が切り替わる。
【0062】また、図17に例示する動画再生画面で
は、音声付の動画が動画表示領域R5において直ちに再
生開始され、この画面では、ボタンB1を押すごとに、
図6に示した各景勝地の動画に順次切り替わる。また、
この画面で「条件で探す」ボタンB4を操作すると図9
の画面へ移行する。なお、図16や図17の例におい
て、景勝地等の候補を切り替えている間は新たな動画の
再生を始めず、「決定」ボタンB3を押して初めて新た
な動画がスタートするようにしてもよい。
【0063】〔2−6.動画再生の中断・中止〕また、
動画の再生終了又は中断の指示が与えられると、再度旅
行の行程が表示手段2に出力される。また、前記動画の
再生中に、旅行の行程を出力する指示が与えられた場合
も、動画の再生終了又は中断を行うと共に、再度その旅
行の行程が表示手段2に出力される。このようなクライ
アントシステムCにおける処理は、サーバSのCGI制
御部6が必要なプログラムをクライアントシステムC上
で実行させることによって実現してもよい。
【0064】〔2−7.複数行程の処理〕また、ツアー
データベース5は、複数の旅行の行程を記憶しており、
CGI制御部6の作用により利用者は、そのように記憶
された複数の旅行の行程から任意の行程を選択すること
により切替表示し、表示した行程に対応する動画を再生
開始後、他の所望の行程を選択することによりさらに行
程の切替表示を行うことも可能である。
【0065】〔2−8.申込の受け付け〕以上のように
行程や動画を閲覧して納得した利用者が、図16に示す
「申込み」ボタンB6を操作すると(図13のステップ
60)、申込受付部8が、旅行に対する申込みをウェブ
ページへの情報入力により受け付け、申込者の氏名住所
連絡先等の情報を申込データベース9へ登録する。
【0066】具体的には(図13)、タイプが選択され
ていれば(ステップ61)、申込項目入力画面が端末C
の表示手段2に表示され(ステップ62)、利用者が出
発日、氏名、電話番号、住所等を入力し(ステップ6
7)登録ボタンを押すと(ステップ68)、必要項目の
入力が完了していれば(ステップ69)入力項目が登録
される。
【0067】〔2−9.他の操作〕また、図3〜10,
16,17の各画面において、「操作方法」ボタンB7
を操作すると、一律の又は画面状態に応じた音声ガイド
等による操作方法説明が提供される(図2のステップ0
6→07,12→13,20→21,30→31,39
→40,図13のステップ54→55,63→64、図
15のステップ75→76,図12のステップ94→9
5)。例えば、図3の状態で「操作方法」ボタンB7を
操作すると、音声等により「地図帳を選択するかセレク
タの決定ボタンを押してください」のように操作方法が
案内される。
【0068】また、各画面において、「前画面」ボタン
B8を操作すると(図2のステップ14,22,32,
41、図12のステップ98、図13のステップ56,
65,71、図15のステップ77)、現在の画面への
推移ルートに応じて一つ前の画面(結合子A,B,D,
F,Z,Y)へ戻り、図7〜9の検索画面で「エリア選
択」ボタンB9を操作した場合も同様である。
【0069】この場合、より広域の一つ上位の画面へ戻
る場合、下位の地図が属していた領域が選択され強調表
示された地図表示の状態となり、すなわち図6の状態か
らでも図10の状態からでも図17の状態からでも、図
5の状態へ戻る。例えば、「石川中部」から一つ上位へ
戻ると「石川」県がブリンク(点滅)している状態とな
る。また、各画面において、最初の画面へ戻るため「最
初へ戻る」ボタンB10を操作すると(図2のステップ
15,23,33,42、図13のステップ57,6
6、図15のステップ78)図3の初期画面(結合子
A)へ戻る。
【0070】〔3.効果〕以上説明したように、本実施
形態では、インターネットNを経由して、携帯情報端末
等のクライアントシステムとの間でサーバ・クライアン
ト・システムを構築する(図1)。これにより、誰でも
いつでもどこからでもTCP/IP等の標準化されたプ
ロトコルでアクセスが容易になり、旅行を思い立ったと
きにすぐ検索したり、行程や動画を閲覧のうえ申し込む
ことが可能となるので旅行需要の効果的増大や顧客確保
が実現される。
【0071】また、本実施形態では、地域や場所を指定
する際、地域や場所を、広域地図から詳細地図へ選択を
繰り返して段階的に絞り込み、各地図では点滅等強調表
示される候補の切り替えは「送る」「戻す」「次へ」
「次候補」ボタンの操作といった所定の第一の操作で循
環的(サイクリック)に行い、その選択確定は「決定」
ボタンの操作といった所定の第二の操作で行う(図3〜
6)。これにより、誰にもわかりやすく円滑な選択操作
と優れた使い勝手が実現されるので顧客満足度が向上
し、旅行の効果的需要増大と顧客確保が図られる。
【0072】また、本実施形態では、条件検索におい
て、パックツアー等の旅行商品について、段階的絞込み
等の煩雑なステップを踏むことなく、単一の画面で好み
の条件を複数同時に指定できる(図7〜9)。このた
め、真に利用者の好みに合致した的確な候補がピンポイ
ント的に高精度かつ効率良く検索されるので、旅行需要
の効果的拡大と顧客確保が可能となる。
【0073】特に、本実施形態では、一つの検索条件指
定画面で全ての条件を指定できるため(図7〜9)、操
作が単純で早くなるだけではなく、画面の移り変わりも
単純で済み、操作が容易になるためどのような顧客層で
も満足度が向上し、旅行の効果的需要拡大と顧客確保が
容易となる。
【0074】また、本実施形態では、条件ごとの各領域
に選択肢が並んだ状態となるので(図7〜9)、誰にで
もわかりやすく誤解や誤操作の少ない優れたユーザイン
タフェースが実現され、旅行の効果的需要拡大と顧客確
保が図られる。
【0075】また、本実施形態では、条件を複数指定す
ることは必須ではなく、少なくとも一つの条件を入力す
れば検索を開始できる(図12)。このため、利用者の
好みや考え方に応じて、段階的絞込など多様な検索が選
択でき、顧客満足度を高めるので、旅行の効果的需要増
大及び顧客確保が可能となる。
【0076】また、本実施形態では、この態様では、旅
行を検索し表示した後、さらにその旅行行程と動画によ
り内容を具体的に確認することで旅行内容が円滑に良く
理解できる(図15〜17)。このため、自分の好みに
合うとの確信が得られるので申し込みが効果的に増加
し、また、参加後の期待外れも事前に避けられるのでリ
ピート利用の増加、口コミ等の評判向上も期待され、旅
行の効果的需要増大、顧客確保が図られる。
【0077】すなわち、本実施形態では、旅行の行程内
容だけでなく各地の情景等を動画で紹介するので、旅行
内容をより具体的に確認でき円滑に良く理解できる。こ
のため、自分の好みに合うとの確信が得られるので申し
込みが効果的に増加し、また、参加後の期待外れも事前
に避けられる。したがってリピート利用の増加、口コミ
等の評判向上も期待され、旅行の効果的需要増大、顧客
確保が図られる。
【0078】また、本実施形態では、HTML等のペー
ジ記述言語によるウェブページで行程を紹介する際、動
画がある要素については、その要素の文字列や動画があ
る旨の図形等に動画データ再生のためのハイパーリンク
を設定する。このため、それに対しマウスクリック等所
定の操作をするだけで円滑容易に動画が再生され、操作
が容易になるので旅行の効果的需要増大と顧客確保が図
られる。
【0079】また、本実施形態では、行程中の要素ごと
の動画が行程が出力されるのと同様、パソコンのモニタ
等の表示手段で再生されるので、テレビ受像機などで別
途再生される場合と比べ、必要な機器が少なくて済み、
理解の流れも中断されないので、旅行の効果的需要増大
と顧客確保が図られる。
【0080】また、本実施形態では、動画が、元となる
旅行行程の出力領域の少なくとも一部において表示され
るので、旅行内容が円滑に理解でき、旅行の効果的需要
拡大と顧客確保が図られる。特に、複数の行程を互いに
異なる領域にそれぞれ同時に表示しているような場合、
どの動画がどの行程の一部か等の対応関係が判りやすく
なる。
【0081】また、本実施形態では、動画の再生につき
終了や中断の指示が与えられると、動画の再生を止める
だけでなく、動画を再生していたウィンドウや領域につ
き閉じたり解放したり着替えたりする操作をするまでも
無く、再度行程の表示に戻る。このため、いつでも自由
に動画の再生を中断し行程を確認したり、行程中の他の
要素の動画再生へ移行するなど、優れたユーザインタフ
ェースが得られるので、旅行の効果的需要拡大と顧客確
保が図られる。
【0082】また、本実施形態では、動画の再生中でも
行程の出力指示が与えられれば、動画の再生終了又は中
断の指示を別途与えなくても、動画再生は終了又は中断
し、再度行程が表示される。このため、動画の再生終了
や中断を意識することなく、容易な操作でいつでも自由
に行程の確認や、行程中の他の要素の動画再生へ移行す
るなど、優れたユーザインタフェースが得られるので、
旅行の効果的需要拡大と顧客確保が図られる。
【0083】また、本実施形態では、複数の旅行の行程
から所望のものを参照するだけでなく、互いに異なる行
程の間でも同じ要素の動画については同じ動画データに
リンクして呼び出すなど、効率的処理が実現される。
【0084】また、本実施形態では、テレビ番組をザッ
ピング(次々切り替えてチョット見すること)するよう
に、複数の異なる行程から所望のものを切替表示し、そ
のなかの要素から目ぼしい動画を再生し、さらに次の行
程に切り替え表示できる。このため、行程と動画とを見
ながら要領よく気に入ったものを見つけることが容易と
なり、旅行の効果的需要増大と顧客確保が図られる。
【0085】また、本実施形態では、旅行の情報をただ
単に一方的に提供するだけではなく、動画等を見て好み
に合った旅行が見つかり利用者がその気になった取引機
会を逃さず、いつでもどこからでも直ちにそのまま申込
手続を可能とすることにより、旅行需要の効果的拡大と
顧客確保が可能となる。
【0086】〔4.他の実施形態〕なお、本発明は上記
実施形態に限定されるものではなく、次に例示するよう
な他の実施形態も含むものである。例えば、各図に示し
た処理手順、データ項目、画面構成等はあくまで単なる
例示であり、適宜変更して実施可能である。また、本発
明は国内旅行だけでなく海外旅行にも適用可能である。
また、本発明は、通信ネットワークやサーバ・クライア
ント・システムを必須とするものではなく、スタンドア
ロンコンピュータ上で実行されるコンピュータプログラ
ムとして実現することもできる。
【0087】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、パック
ツアー等の旅行内容について、その行程とともに、行程
中に含まれる景勝地等の要素につき動画像再生により詳
細に確認できる技術、すなわち旅行情報処理システム及
び方法並びに旅行情報処理用プログラムを提供すること
ができるので、旅行の効果的需要増大及び顧客確保が図
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の構成を示す機能ブロック
図。
【図2】本発明の実施形態における全体的処理手順を示
すフローチャート。
【図3】本発明の実施形態における全国地図の表示例を
示す図。
【図4】本発明の実施形態における地域地図(中部)の
表示例を示す図。
【図5】本発明の実施形態における地域地図(石川)の
表示例を示す図。
【図6】本発明の実施形態における地域地図(石川中
部)の表示例を示す図。
【図7】本発明の実施形態における検索画面(エリアの
候補は全国の各地域)の表示例を示す図。
【図8】本発明の実施形態における検索画面(エリアの
候補は中部の各地域)の表示例を示す図。
【図9】本発明の実施形態における検索画面(エリアの
候補は石川の各地域)の表示例を示す図。
【図10】本発明の実施形態におけるツアー一覧画面の
表示例を示す図。
【図11】本発明の実施形態におけるデータベースの内
容を示す図。
【図12】本発明の実施形態におけるツアー検索の処理
手順を示すフローチャート。
【図13】本発明の実施形態におけるツアー選択/決定
の処理手順を示すフローチャート。
【図14】本発明の実施形態における日程表示の処理手
順を示すフローチャート。
【図15】本発明の実施形態における動画表示の処理手
順を示すフローチャート。
【図16】本発明の実施形態におけるツアー行程の表示
例を示す図。
【図17】本発明の実施形態における動画表示画面の表
示例を示す図。
【符号の説明】
S…サーバ C…クライアントシステム(端末) N…インターネット 1…入力手段 2…表示手段 3…端末側制御部 4…検索部 5…ツアーデータベース 6…CGI制御部 7…動画データベース 8…申込受付部 9…申込データベース

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 旅行の内容を確認するための旅行情報処
    理システムにおいて、 操作を入力するための入力手段と、情報を表示するため
    の表示手段と、 前記旅行ごとの行程を表す行程データを予め記憶する行
    程記憶手段と、 前記旅行に関係する可能性のある要素をそれぞれ紹介す
    る動画を表す動画データを予め記憶する動画記憶手段
    と、 前記入力手段から与えられる操作と、記憶された前記行
    程データとに基づいて旅行の行程を前記表示手段に出力
    する制御手段と、を備え、 前記制御手段は、与えられる操作と、出力される前記旅
    行の行程に関係する前記要素の動画データと、に基いて
    前記動画を再生するように構成されたことを特徴とする
    旅行情報処理システム。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、出力される前記旅行の
    行程に関係する要素の動画データが前記動画記憶手段に
    含まれているとき、その要素に関連し、その動画データ
    へのハイパーリンクを設定してウェブページを前記表示
    手段に表示し、そのハイパーリンクに対応する操作に基
    いて対応する前記動画データを再生するように構成され
    たことを特徴とする請求項1記載の旅行情報処理システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記動画データの再生
    を前記表示手段において行うように構成されたことを特
    徴とする請求項1又は2記載の旅行情報処理システム。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記動画の再生を、前
    記表示手段において前記旅行の行程が出力されている領
    域の少なくとも一部において行うように構成されたこと
    を特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の旅行情
    報処理システム。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記動画の再生終了又
    は中断の指示が与えられると、再度旅行の行程を前記表
    示手段に出力するように構成されたことを特徴とする請
    求項1から4のいずれかに記載の旅行情報処理システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記動画の再生中に前
    記旅行の行程を出力する指示が与えられると、前記動画
    の再生終了又は中断を行うと共に、再度その旅行の行程
    を前記表示手段に出力するように構成されたことを特徴
    とする請求項1から5のいずれかに記載の旅行情報処理
    システム。
  7. 【請求項7】 前記行程記憶手段は、複数の旅行の行程
    を記憶することを特徴とする請求項1から6のいずれか
    に記載の旅行情報処理システム。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記行程記憶手段に記
    憶された複数の旅行の行程データに基き、任意の行程を
    選択して切替表示し、表示した行程に対応する動画の再
    生開始後、他の所望の行程が選択されるとさらに行程を
    切替表示するように構成されたことを特徴とする請求項
    1から7のいずれかに記載の旅行情報処理システム。
  9. 【請求項9】 ウェブサーバシステムと、ブラウザを備
    えたクライアントシステムと、を通信ネットワークで接
    続して構成する請求項1から8のいずれかに記載の旅行
    情報処理システムにおいて、 前記行程記憶手段と、前記動画記憶手段と、前記制御手
    段とは、前記ウェブサーバシステムに設けられ、 前記入力手段及び前記表示手段は前記クライアントシス
    テムに設けられたことを特徴とする旅行情報処理システ
    ム。
  10. 【請求項10】 旅行に対する申込みをウェブページへ
    の情報入力により受け付ける手段を備えたことを特徴と
    する請求項1から9のいずれかに記載の旅行情報処理シ
    ステム。
  11. 【請求項11】 旅行の内容を確認するための旅行情報
    処理方法において、 前記旅行ごとの行程を表す行程データと、前記旅行に関
    係する可能性のある要素をそれぞれ紹介する動画を表す
    動画データと、を予め記憶しておき、 与えられる操作と、記憶された前記行程データとに基づ
    いて旅行の行程を出力し、 前記旅行の行程に関係して選択される前記要素の前記動
    画データを再生することを特徴とする旅行情報処理方
    法。
  12. 【請求項12】 出力される前記旅行の行程に関係する
    要素の動画データへのハイパーリンクを、その旅行の行
    程を表すウェブページに設定し、そのハイパーリンクに
    対応する操作が行われたときに、対応する前記動画デー
    タを再生することを特徴とする請求項11記載の旅行情
    報処理方法。
  13. 【請求項13】 前記旅行の行程を画像表示装置の所定
    の領域に表示し、前記動画の再生を、前記旅程の領域の
    少なくとも一部において行うことを特徴とする請求項1
    1又は12記載の旅行情報処理方法。
  14. 【請求項14】 前記動画の再生終了又は中断の指示が
    与えられると、再度前記旅行の行程を出力することを特
    徴とする請求項11から13のいずれかに記載の旅行情
    報処理方法。
  15. 【請求項15】 前記動画の再生中に前記旅行の行程を
    出力する指示が与えられると、前記動画の再生終了又は
    中断を行うと共に、再度その旅行の行程を前記表示手段
    に出力することを特徴とする請求項11から14のいず
    れかに記載の旅行情報処理方法。
  16. 【請求項16】 予め記憶された複数の旅行の行程デー
    タに基き、任意の行程を選択して切替表示し、表示した
    行程に対応する動画の再生開始後、他の所望の行程を選
    択されるとさらに行程を切替表示することを特徴とする
    請求項11から15のいずれかに記載の旅行情報処理方
    法。
  17. 【請求項17】 旅行に対する申込みをウェブページへ
    の情報入力により受け付けることを特徴とする請求項1
    1から16のいずれかに記載の旅行情報処理方法。
  18. 【請求項18】 コンピュータを制御することにより、
    旅行の内容を確認するための旅行情報処理用プログラム
    において、 そのプログラムは前記コンピュータに、 前記旅行ごとの行程を表す行程データと、前記旅行に関
    係する可能性のある要素をそれぞれ紹介する動画を表す
    動画データと、を予め記憶させ、 与えられる操作と、記憶された前記行程データとに基づ
    いて旅行の行程を出力させ、 前記旅行の行程に関係して選択される前記要素の前記動
    画データを再生させることを特徴とする旅行情報処理用
    プログラム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100445996C (zh) * 2004-09-01 2008-12-24 诺日士钢机株式会社 游览信息查询装置
JP2015132776A (ja) * 2014-01-15 2015-07-23 株式会社半導体エネルギー研究所 プログラム、情報処理装置

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