JP2003195295A - 液晶表示装置のバックライト - Google Patents

液晶表示装置のバックライト

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JP2003195295A JP2001392039A JP2001392039A JP2003195295A JP 2003195295 A JP2003195295 A JP 2003195295A JP 2001392039 A JP2001392039 A JP 2001392039A JP 2001392039 A JP2001392039 A JP 2001392039A JP 2003195295 A JP2003195295 A JP 2003195295A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 両面粘着テープを用いずに光学フィルムを導
光体に固定することのできる液晶表示装置のバックライ
トを提供する。 【解決手段】 一対の管ホルダ15L,15Rに、光学
フィルム19を導光体13との間で挟持可能なホルダ側
フィルム挟持部15Lb,15Rbを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置のバ
ックライトに係り、特に、導光体を用いたサイドライト
方式の液晶表示装置のバックライトに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、文字や図形などの各種の画像
を表示する表示装置の一種として、2枚の透明基板の間
に液晶が密封されている液晶表示パネルを用いた液晶表
示装置が知られている。このような液晶表示装置には、
背面照明と称されるバックライトによる外部照射光を用
いて液晶表示パネルの表示部を明るく表示する構成が知
られている。また、液晶表示装置のバックライトとして
は、直下方式のものや、サイドライト方式(エッジライ
ト方式)のものなど多種多様のものがあるが、導光体を
用いた導光体方式の一つであるサイドライト方式のバッ
クライトが、薄型化および熱対策に有利で、輝度を均一
にできるなどの理由により多用されている。
【0003】図5および図6は、従来の液晶表示装置に
用いられるサイドライト方式のバックライトの一例の要
部を示すもので、このバックライト1は、上部が開口の
平面ほぼ矩形状に形成されたケース体2を有しており、
ケース体2の底面には、平面ほぼ矩形状に形成された平
板状の導光体3が配設されている。そして、導光体3の
図5における下側面と、ケース体2の図5における下側
板との間には、直線状に形成された冷陰極管4が配置さ
れている。この冷陰極管4の両端は、一対の弾性材料か
らなる管ホルダ5によってケース体2の内部にそれぞれ
保持されている。また、冷陰極管4の図5における右端
には、コネクタ6が接続されている。さらに、冷陰極管
4の長手方向の2つの管ホルダ5の間には、冷陰極管4
の導光体3と対向する部位を除いた周囲を囲繞するよう
にランプリフレクタ7が配置されている。なお、ケース
体2の内面には、導光体3から漏れた光を再利用するた
めの反射シート8(図6)が配置されている。また、導
光体3の上面には、光学フィルム9が両面粘着テープ1
0によって固定されている。この両面粘着テープ10
は、導光体3の図5における左辺および右辺に貼着され
ている。
【0004】なお、光学フィルム9としては、プリズム
シート、複層のプリズムシート、プリズムシートと拡散
シートを組み合わせた積層シートなどが、単独、もしく
は組み合わせて用いられている。そして、光学フィルム
としてプリズムシートと拡散シートを組み合わせた積層
シートを用いる場合には、拡散シートが導光体3と対向
するように配置されることになる。また、図5および図
6は、各部の厚さを誇張して示してある。
【0005】このような構成の液晶表示装置のバックラ
イト1によれば、冷陰極管4から放射される光をランプ
リフレクタ7によって導光体3の図5における下側面に
入射し、導光体3の内部で光を多重反射させて導光体3
の上面を発光面とする面光源とし、発光面からの光を光
学フィルム9を介して図示しない液晶表示パネルの背面
に向かって平面光として照射することができるようにな
っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の液晶表示装置のバックライト1においては、光
学フィルム9が両面粘着テープ10によって導光体3に
固定されているため、両面粘着テープ10の配置位置が
液晶表示パネルに対する光の照射に用いる有効発光範囲
に重なる場合があるという問題点があった。
【0007】また、従来の液晶表示装置のバックライト
1においては、両面粘着テープ10によって導光体3に
光学フィルム9が固定されているため、バックライト1
の液晶表示パネルと対向する有効発光範囲における厚さ
が、両面粘着テープ10の厚さの分だけ厚くなる。その
結果、液晶表示装置の薄型化の阻害要因になるという問
題点があった。
【0008】そこで、両面粘着テープを用いずに光学フ
ィルムを導光体に固定することのできる液晶表示装置の
バックライトが求められている。
【0009】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、両面粘着テープを用いずに光学フィルムを導光
体に固定することのできる液晶表示装置のバックライト
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため特許請求の範囲の請求項1に係る本発明の液晶表示
装置のバックライトの特徴は、ケース体と、導光体と、
導光体の一面に配置される光学フィルムと、ケース体内
において導光体の側方に配置されている冷陰極管と、ケ
ース体内において冷陰極管を保持する弾性材料からなる
管ホルダとを備え、光学フィルムが液晶表示パネルの背
面に対向配置される液晶表示装置のバックライトにおい
て、管ホルダに、光学フィルムを導光体との間で挟持可
能なホルダ側フィルム挟持部が設けられている点にあ
る。そして、このような構成を採用したことにより、両
面粘着テープを用いずに光学フィルムを導光体に確実に
固定することができる。
【0011】また、請求項2に係る本発明の液晶表示装
置のバックライトの特徴は、請求項1において、ケース
体に、光学フィルムを導光体との間で挟持可能なケース
側フィルム挟持部が設けられている点にある。そして、
このような構成を採用したことにより、両面粘着テープ
を用いずに光学フィルムを導光体により確実に固定する
ことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施形
態により説明する。
【0013】図1および図2は本発明に係る液晶表示装
置のバックライトの第1実施形態を示すものである。
【0014】本実施形態の液晶表示装置のバックライト
は、直線状に形成された冷陰極管を用いる場合を例示し
ている。
【0015】図1および図2に示すように、本実施形態
の液晶表示装置のバックライト11は、上部が開口の平
面ほぼ矩形状に形成されたケース体12を有しており、
ケース体12の底面には、平面ほぼ矩形状に形成された
平板状の導光体13が配設されている。このケース体1
2の上側板には、2つのケース側フィルム挟持部12a
がケース体12の内部へと突出形成されている。これら
のケース側フィルム挟持部12aは、先端がケース体1
2の内部で下側に向かって底面とほぼ平行に延在するほ
ぼL字状の弾性変形可能な薄板状に形成されており、各
ケース側フィルム挟持部12aの下面は、後述する光学
フィルム19を導光体13との間で挟持できるようにな
っている。
【0016】前記導光体13の図1における下側面と、
ケース体12の図1における下側板との間には、直線状
に形成された冷陰極管14が配置されている。この冷陰
極管14の両端は、ケース体12の内部に配置されてい
る一対の弾性材料からなる管ホルダ15L,15Rによ
ってそれぞれ保持されている。よって、冷陰極管14
は、ケース体12内において導光体13の下側面の側方
に配置されている。
【0017】本実施形態における管ホルダ15L,15
Rは、それぞれ、ゴム、熱可塑性エラストマなどのゴム
弾性を呈する高分子材料を成型加工することによりホル
ダ本体15Ra,15Laとそれぞれのホルダ側フィル
ム挟持部15Rb,15Lbとが一体形成されている。
なお、ホルダ側フィルム挟持部15Lb,15Rbを、
薄板状の樹脂あるいは金属により別個に形成し、これを
インサート成型によりホルダ本体15La,15Raと
一体化する構成としてもよい。
【0018】図1の左側に配置されている一方の管ホル
ダ15Lは、それぞれが弾性変形可能なホルダ本体15
Laとホルダ側フィルム挟持部15Lbとを有してい
る。そして、ホルダ本体15Laは、ほぼ長方体状に形
成されており、冷陰極管14の左端側が挿入されてい
る。その結果、冷陰極管14の左側がケース体12内に
保持されている。また、ホルダ側フィルム挟持部15L
bは、ホルダ本体15Laの上面からケース体12の内
側に向かって片持ち状に突出形成されており、導光体1
3の上面に配置された光学フィルム9の図1における下
辺の左側を上側から押さえ付けることができるように構
成されている。
【0019】図1の右側に配置されている他方の管ホル
ダ15Rは、それぞれが弾性変形可能な材料により形成
されているホルダ本体15Raとホルダ側フィルム挟持
部15Rbとを有している。そして、ホルダ本体15R
aは、ほぼ長方体状に形成されており、その内部には冷
陰極管14の右端側が挿入されている。その結果、冷陰
極管14の右側がケース体12内に保持されている。ま
た、ホルダ側フィルム挟持部15Rbは、ホルダ本体1
5Raの左上角部に相互に隣位する2辺が支持された状
態で配置されており、導光体13の上面に配置された光
学フィルム9の図1における右下角部の上側を上方から
押さえ付けることができるように構成されている。
【0020】なお、管ホルダ15L,15Rのそれぞれ
のホルダ側フィルム挟持部15Lb,15Rbは、光学
フィルム19を導光体13との間で挟持するためのもの
であり、ホルダ本体15La,15Raの厚さより薄い
板状に形成されている。
【0021】前記冷陰極管14の図1における右端に
は、コネクタ16が接続されている。また、冷陰極管1
4の長手方向の2つの管ホルダ15の間には、冷陰極管
14の導光体13と対向する部位を除いた周囲を囲繞す
るようにランプリフレクタ17が配置されている。な
お、ケース体12の内面には、導光体13から漏れた光
を再利用するための反射シート18が配置されている。
この反射シート18は、必要に応じて配置すればよい。
【0022】前記導光体13の上面には、従来公知の光
学フィルム19が配設されており、この光学フィルム1
9の図1における下辺の左端側および右下角部は、導光
体13と管ホルダ15L,15Rのホルダ側フィルム挟
持部15Lb,15Rbとの間に挟持されている。ま
た、光学フィルム19の図1における上辺は、導光体1
3とケース体12に形成されているケース側フィルム挟
持部12aとの間に挟持されている。
【0023】すなわち、本実施形態の光学フィルム19
は、ケース体12に形成されている2つのケース側フィ
ルム挟持部12aと、2つの管ホルダ15L,15Rに
形成されているそれぞれのホルダ側フィルム挟持部15
Lb,15Rbとによって導光体13の上面に固定され
ている。
【0024】なお、光学フィルム19としては、プリズ
ムシート、複層のプリズムシート、プリズムシートと拡
散シートを組み合わせた積層シートなどが、単独、もし
くは組み合わせて用いられている。そして、光学フィル
ム19としてプリズムシートと拡散シートを組み合わせ
た積層シートを用いる場合には、拡散シートが導光体1
3と対向するように配置されている。また、図1および
図2は、各部の厚さを誇張して示してある。
【0025】その他の構成については、従来公知のバッ
クライトと同様とされており、導光板の上面の角部に形
成されている光学フィルムの位置決め用の突起、光学フ
ィルムの角部の形状などに示される詳しい説明は省略す
る。
【0026】つぎに、前述した構成からなる本実施形態
の作用について説明する。
【0027】本実施形態のバックライト11によれば、
ケース体12に形成されている2つのケース側フィルム
挟持部12aは、その弾性によって、光学フィルム19
の相互に対向する2辺のうちの一方である図1における
上辺側を導光体13の上面に押し付けている。また、管
ホルダ15L,15Rに形成されているホルダ側フィル
ム挟持部15Lb,15Rbは、その弾性によって、光
学フィルム19の相互に対向する2辺のうちの他方であ
る図1における下辺の両端側を導光体13の上面に押し
付けている。
【0028】すなわち、本実施形態のバックライト11
における光学フィルム19は、ケース側フィルム挟持部
12aにより図1における上辺側が2点支持されるとと
もに、ホルダ側フィルム挟持部15Lb,15Rbによ
り図1における下辺側が2点支持されることにより、導
光体13の上面に全体として4点支持されることで確実
に固定されている。
【0029】したがって、本実施形態のバックライト1
1によれば、従来の両面粘着テープ10を用いずに、光
学フィルム19を導光体13に確実に固定できる。この
ことは、従来のバックライト1の光学フィルム9を両面
粘着テープ10によって導光体3に固定することに起因
して生じている、両面粘着テープ10の配置位置が光の
照射に用いる有効発光範囲に重なり、有効発光範囲にお
ける厚さが両面粘着テープ10の厚さの分だけ厚くなる
という不都合を、確実かつ容易に防止できる。
【0030】なお、本実施形態のバックライト11のケ
ース側フィルム挟持部12aは、弾性変形可能に形成さ
れているので、導光体13とともに光学フィルム19を
容易に着脱できる。
【0031】また、本実施形態のバックライト11のケ
ース体12を、薄板のアルミニウムあるいはアルミニウ
ム合金で形成した場合には、ケース側フィルム挟持部1
2aを底面に対して直立させておき、光学フィルム9を
導光体13の上面に載置した後に、直立しているケース
側フィルム挟持部12aの先端部を内側に折り曲げるカ
シメ加工を施すことで、導光体13の上面に光学フィル
ム9を固定することが可能である。
【0032】図3は、本発明に係る液晶表示装置のバッ
クライト11の第2実施形態を示すものである。
【0033】本実施形態のバックライト11Aは、L字
状に形成された冷陰極管14Aを用いる場合を例示して
いる。
【0034】図3に示すように、本実施形態のバックラ
イト11Aにおいては、ケース体12Aには、前述した
第1実施形態のバックライト11におけるケース側フィ
ルム挟持部12aは設けられておらず、ケース体12A
の図3における下側板および左側板の両者に隣位するよ
うに、L字状に形成された冷陰極管14Aが配置されて
いる。この冷陰極管14Aの両端、詳しくは図3の下右
端および左上端が、一対の管ホルダ15LA,15RA
によってそれぞれ保持されている。よって、冷陰極管1
4Aは、ケース体12A内において導光体13の左側面
および下側面の側方に配置されている。そして、冷陰極
管14Aの図3における右端には、コネクタ16が接続
されている。
【0035】図3の下右端に配置されている一方の管ホ
ルダ15RAは、前述した第1実施形態のバックライト
11の管ホルダ15Rと同様に、ホルダ本体15RAa
と、このホルダ本体15RAaの左上角部に配設されて
いるホルダ側フィルム挟持部15RAbとを有してお
り、ホルダ側フィルム挟持部15RAbによって、導光
体13の上面に配置されている光学フィルム19の図3
における右下角部を上側から押さえ付けることができる
ように構成されている。
【0036】また、図3の左上端に配置されている他方
の管ホルダ15LAは、前述した第1実施形態のバック
ライト11の管ホルダ15Lと同様に、ホルダ本体15
LAaと、このホルダ本体15LAaの上面からケース
体12Aの内側に向かって突出形成されているホルダ側
フィルム挟持部15LAbとを有しており、ホルダ側フ
ィルム挟持部15LAbによって、導光体13の上面に
配置されている光学フィルム19の図3における左辺の
上部を上側から押さえ付けることができるように構成さ
れている。
【0037】前記冷陰極管14Aの図3における下側に
位置する図3の左右方向に沿った直線状部分と、図3に
おける左側に位置する図3の上下方向に沿った直線状部
分とには、ランプリフレクタ17がそれぞれ配置されて
いる。
【0038】その他の構成については、前述した第1実
施形態のバックライト11と同様とされており、その詳
しい説明は省略する。
【0039】このような構成の本実施形態のバックライ
ト11によれば、管ホルダ15LA,15RAに形成さ
れているホルダ側フィルム挟持部15LAb,15RA
bは、その弾性によって、光学フィルム19の左上角部
と右下角部とを結ぶ対角線上に位置する2つの角部を導
光体13の上面に押し付けている。すなわち、本実施形
態のバックライト11Aにおける光学フィルム19は、
ホルダ側フィルム挟持部15LAb,15RAbにより
図3における左上角部と右下角部とが全体として2点支
持されることにより、導光体13の上面に確実に固定さ
れている。
【0040】したがって、本実施形態のバックライト1
1によれば、従来の両面粘着テープを用いずに、ホルダ
側フィルム挟持部15bによって、光学フィルム19を
導光体13に確実に固定できる。
【0041】なお、本実施形態のケース体12Aには、
前述した第1実施形態のケース体12のケース側フィル
ム挟持部12aが設けられていないので、ケース体12
Aの設計自由度が向上する。すなわち、ケース側フィル
ム挟持部12aを設けると、薄型化のために厚さを薄く
した際に強度低下を来したり、多少の加工工程の増加に
よるコストアップなどが生じることがある。
【0042】また、図3に長い破線にて示すように、本
実施形態のケース体12Aの上側板に、前述した第1実
施形態のケース体12と同様のケース側フィルム挟持部
12Aaを設ける構成としてもよい。この場合、光学フ
ィルム19の支持点の数が増加するので、光学フィルム
19を導光体13により確実に固定できる。
【0043】図4は、本発明に係る液晶表示装置のバッ
クライト11の第3実施形態を示すものである。
【0044】本実施形態のバックライト11Bは、U字
状に形成された冷陰極管14Bを用いる場合を例示して
いる。
【0045】図4に示すように、本実施形態のバックラ
イト11Bにおいては、ケース体12Bの左側板に、第
1実施形態のケース体12と同様の2つのケース側フィ
ルム挟持部12Baが間隔をおいて形成されている。そ
して、ケース体12Bの図4における下側板、左側板お
よび上側板の3者に隣位するように、U字状に形成され
た冷陰極管14Bが配置されている。この冷陰極管14
Bの両端、詳しくは図4の下右端および上右端が、一対
の管ホルダ15RD,15RUによってそれぞれ保持さ
れている。よって、冷陰極管14Bは、ケース体12B
内において導光体13の左側面、下側面および上側面の
側方に配置されている。そして、冷陰極管14Bの図4
における下側の右端には、コネクタ16が接続されてい
る。
【0046】図4の下右端に配置されている一方の管ホ
ルダ15RDは、前述した第1実施形態のバックライト
11の管ホルダ15Rと同様に、ホルダ本体15RDa
と、このホルダ本体15RDaの左上角部に配設された
ホルダ側フィルム挟持部15RDbとを有しており、こ
のホルダ側フィルム挟持部15RDbによって、導光体
13の上面に配置されている光学フィルム19の図4に
おける右下角部を上側から押さえ付けることができるよ
うに構成されている。
【0047】また、図4の上右端に配置されている他方
の管ホルダ15RUは、前述した第1実施形態のバック
ライト11の管ホルダ15Lと同様に、ホルダ本体15
RUaと、このホルダ本体15RUaの上面からケース
体12Bの内側に向かって突出形成されているホルダ側
フィルム挟持部15RUbとを有しており、ホルダ側フ
ィルム挟持部15RUbによって、導光体13の上面に
配置されている光学フィルム19の図4における右上角
部を上側から押さえ付けることができるように構成され
ている。
【0048】前記冷陰極管14Bの図4における下側に
位置する図4の左右方向に沿った直線状部分と、図4に
おける上側に位置する図4の左右方向に沿った直線状部
分とには、ランプリフレクタ17がそれぞれ配置されて
いる。
【0049】その他の構成については、前述した第1実
施形態のバックライト11と同様とされており、その詳
しい説明は省略する。
【0050】このような構成の本実施形態のバックライ
ト11Bによれば、ケース体12Bに形成されている2
つのケース側フィルム挟持部12Baは、その弾性によ
って、光学フィルム19の図4における左辺側を導光体
13の上面に押し付けている。また、管ホルダ15R
D,15RUに形成されているホルダ側フィルム挟持部
15RDb,15RUbは、その弾性によって、光学フ
ィルム19の図4における右下角部および右上角部の2
つの角部を導光体13の上面に押し付けている。すなわ
ち、本実施形態のバックライト11における光学フィル
ム19は、ケース側フィルム挟持部12Baにより図4
における左辺側が2点支持されるとともに、ホルダ側フ
ィルム挟持部15RDb,15RUbにより図4におけ
る右下角部および右上角部が2点支持されることによ
り、導光体13の上面に全体として4点支持されること
で確実に固定されている。
【0051】したがって、本実施形態のバックライト1
1Bによれば、前述した第1実施形態のバックライト1
1と同様の効果を奏することができる。すなわち、両面
粘着テープ10を用いずに、光学フィルム19を導光体
13に確実に固定できる。
【0052】なお、本発明は前記各実施形態に限定され
るものではなく、必要に応じて種々変更することができ
る。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に係る本発
明の液晶表示装置のバックライトによれば、両面粘着テ
ープを用いずに光学フィルムを導光体に確実に固定する
ことができ、液晶表示装置の薄型化に寄与できるなどの
極めて優れた効果を奏する。
【0054】また、請求項2に係る本発明の液晶表示装
置のバックライトによれば、従来の両面粘着テープを用
いずに、光学フィルムを導光体により確実に固定できる
などの極めて優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る液晶表示装置のバックライトの
第1実施形態の要部を示す正面図
【図2】 図1のB−B線に沿った要部拡大断面図
【図3】 本発明に係る液晶表示装置のバックライトの
第2実施形態の要部を示す正面図
【図4】 本発明に係る液晶表示装置のバックライトの
第3実施形態の要部を示す正面図
【図5】 従来の晶表示装置のバックライトの要部を示
す正面図
【図6】 図5のA−A線に沿った要部拡大断面図
【符号の説明】
11、11A、11B バックライト 12、12A、12B ケース体 12a、12Ba ケース側フィルム挟持部 13 導光体 14、14A、14B 冷陰極管 15L、15R、15LA、15LB、15RD、15
RU 管ホルダ 15La、15Ra、15LAa、15LBa、15R
Da、15RUa ホルダ本体 15Lb、15Rb、15LAb、15LBb、15R
Db、15RUb ホルダ側フィルム挟持部 19 光学フィルム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース体と、導光体と、導光体の一面に
    配置される光学フィルムと、前記ケース体内において導
    光体の側方に配置されている冷陰極管と、前記ケース体
    内において前記冷陰極管を保持する弾性材料からなる管
    ホルダとを備え、前記光学フィルムが液晶表示パネルの
    背面に対向配置される液晶表示装置のバックライトにお
    いて、 前記管ホルダに、前記光学フィルムを前記導光体との間
    で挟持可能なホルダ側フィルム挟持部が設けられている
    ことを特徴とする液晶表示装置のバックライト。
  2. 【請求項2】 前記ケース体に、前記光学フィルムを前
    記導光体との間で挟持可能なケース側フィルム挟持部が
    設けられていることを特徴とする請求項1に記載の液晶
    表示装置のバックライト。
JP2001392039A 2001-12-25 2001-12-25 液晶表示装置のバックライト Expired - Fee Related JP3998471B2 (ja)

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