JP2003194419A - 太陽放射集中装置及び太陽放射の集中方法 - Google Patents

太陽放射集中装置及び太陽放射の集中方法

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JP2003194419A
JP2003194419A JP2002259414A JP2002259414A JP2003194419A JP 2003194419 A JP2003194419 A JP 2003194419A JP 2002259414 A JP2002259414 A JP 2002259414A JP 2002259414 A JP2002259414 A JP 2002259414A JP 2003194419 A JP2003194419 A JP 2003194419A
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solar radiation
directional
reflecting mirror
directional converging
reflector
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Mikio Kinoshita
幹夫 木下
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    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S23/00Arrangements for concentrating solar-rays for solar heat collectors
    • F24S23/70Arrangements for concentrating solar-rays for solar heat collectors with reflectors
    • F24S23/77Arrangements for concentrating solar-rays for solar heat collectors with reflectors with flat reflective plates
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S30/00Arrangements for moving or orienting solar heat collector modules
    • F24S30/40Arrangements for moving or orienting solar heat collector modules for rotary movement
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E10/40Solar thermal energy, e.g. solar towers
    • Y02E10/47Mountings or tracking

Abstract

(57)【要約】 【課題】太陽放射集中システムにおいて、集光比の向上
にある。 【解決手段】指向性収束反射鏡10と、該指向性収束反
射鏡10に付随して動く動座標系において定義される所
定の斜めの入射方向に沿って太陽放射Sが入射するよう
に該指向性収束反射鏡を駆動する為の駆動機構と、該駆
動機構により該指向性収束反射鏡が集光領域を中心とす
る所定の半径を有する球面に沿って運動するように該指
向性収束反射鏡を案内する案内機構とを有することを特
徴とする太陽放射集中装置が提供される。該駆動機構5
0は、例えば、穴54Aが穿孔された接続部材54、該
穴54を貫通する駆動棒52、該駆動棒52を支持する
可動台座56を有する。該案内機構は、例えば、該指向
性収束反射鏡が設置される設置面に鉛直に固定される固
定鉛直棒20、該指向性収束反射鏡10を吊り下げるた
めの複数の紐40を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は収束反射鏡を有する
太陽放射集中装置及び太陽放射の集中方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術による太陽放射集中装置により
太陽放射を所定の太陽放射集中領域に集中する場合、一
般的に、集光鏡の光軸を太陽放射の入射方向に平行に配
置する追尾機構が使用される。この場合、太陽放射は該
集光鏡の光軸上に存在する集光領域に集光される。この
ため、日の出後の数時間、日没前の数時間、あるいは冬
季において、水平面に対して小さな角度で太陽放射が入
射する場合、比較的低い角度で迷光が周辺に散乱され
る。
【0003】例えば、住宅の屋根等の建造物上にこのよ
うな集光鏡を配置する場合、上記時間帯で迷光が比較的
低い角度で周辺に散乱される。このような迷光が景観を
損なう、あるいは周囲の施設へ迷光を照射するという問
題があった。
【0004】あるいは、太陽熱調理において、水平面に
対して小さな角度で太陽放射が入射する場合には調理器
の底面があまり有効に加熱されないという問題点があっ
た。
【0005】更に、上記のような追尾機構は集光鏡の回
動運動における大きな角度変化に対応する必要があり、
高価であるという問題点があった。特に、多数の集光反
射鏡を有する太陽放射集中装置においては機構が複雑で
あるという問題点があった。更に、都市や田園の景観と
の調和を維持するという観点から、大きな角度で傾けら
れた集光鏡の外観には問題点があった。
【0006】これに替わり、集光鏡の中心点から固定さ
れた方向に存在する集光領域に太陽放射を集光する太陽
放射集中装置がある。この場合、集光鏡を回動する際の
反射鏡の回転量は、上記太陽放射集中装置おける回転量
の半分である。このため、追尾機構は簡易な構造とな
る。しかし、入射太陽放射が好ましい入射方向から大き
く外れる場合には、集光比が著しく低下するという問題
点があった。太陽放射が上記所定の入射方向と大きく異
なる角度で入射する時間帯、例えば早朝において、集光
比が著しく低下するという問題があった。更に、太陽放
射集中装置が太陽熱調理器として利用される場合、合焦
操作が煩雑となる、あるいは合焦状態を利用者が把握し
にくいという問題点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記に鑑みな
されたもので、本発明の一目的は、上記諸問題の解決に
ある。本発明の別の一目的は、多数の集光鏡を有する太
陽放射集中装置において、集光比の向上にある。本発明
の更に別の一目的は、周囲の環境に適合する太陽放射集
中装置及び太陽放射の集中方法の提供にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された太
陽放射集中装置は、指向性収束反射鏡と、該指向性収束
反射鏡に付随して動く動座標系において定義される所定
の斜めの入射方向に沿って太陽放射が入射するように該
指向性収束反射鏡を駆動する為の駆動機構と、該駆動機
構により該指向性収束反射鏡が集光領域を中心とする所
定の半径を有する球面に沿って運動するように該指向性
収束反射鏡を案内する案内機構とを有することを特徴と
する。
【0009】請求項2に記載された太陽放射集中装置
は、請求項1に記載された太陽放射集中装置において、
該指向性収束反射鏡に該指向性収束反射鏡の指向線に沿
って延伸する切欠部が形成されていることを特徴とす
る。
【0010】請求項3に記載された太陽放射集中装置
は、請求項2に記載された太陽放射集中装置において、
該案内機構が、該切欠部を貫通して設置面に垂直に延伸
する固定鉛直棒を有することを特徴とする。
【0011】請求項4に記載された太陽放射集中装置
は、請求項3に記載された太陽放射集中装置において、
該案内機構が該集光領域と該指向性収束反射鏡との間に
介在する連結部材を有し、該指向性収束反射鏡が該連結
部材により吊り下げられることを特徴とする。
【0012】請求項5に記載された太陽放射集中装置
は、請求項1に記載された太陽放射集中装置において、
該案内機構が所定の半径を有する円弧状の表面を有する
台座を有することを特徴とする。
【0013】請求項6に記載された太陽放射集中装置
は、請求項1に記載された太陽放射集中装置において、
該指向性収束反射鏡に対する設置面が該集光領域を中心
とする球面状に形成されることを特徴とする。
【0014】請求項7に記載された太陽放射集中装置
は、請求項1に記載された太陽放射集中装置において、
該所定の斜めの入射方向を指示する入射方向指示部材を
更に有することを特徴とする。
【0015】請求項8に記載された太陽放射集中装置
は、請求項1に記載された太陽放射集中装置において、
該集光領域を指示する集光領域指示部材を更に有するこ
とを特徴とする。
【0016】請求項9に記載された太陽放射集中装置
は、請求項1に記載された太陽放射集中装置において、
該指向性収束反射鏡の該所定の斜めの入射方向が切り替
え可能であることを特徴とする。
【0017】請求項10に記載された太陽放射集中装置
は、請求項1に記載された太陽放射集中装置において、
複数の該指向性収束反射鏡を一括して駆動する為の共通
リンクを更に有することを特徴とする。
【0018】請求項11に記載された太陽放射集中方法
は、複数の反射鏡が配列される反射鏡配列面を有する指
向性収束反射鏡に付随して動く動座標系において該指向
性収束反射鏡の指向線に沿って所定の入射角の太陽放射
が入射するように該指向性収束反射鏡を駆動する工程
と、該指向性収束反射鏡が固定された集光領域を中心と
する所定の半径を有する球面に沿って運動するように該
指向性収束反射鏡を案内する工程とを有することを特徴
とする。
【0019】請求項12に記載された太陽放射集中装置
は、指向性収束反射鏡を有し、該指向性収束反射鏡に付
随して動く動座標系において定義される所定の斜めの入
射方向に沿って太陽放射が入射するように該指向性収束
反射鏡が駆動されることを特徴とする太陽放射集中装置
において、該太陽放射集中装置が、所定の半径を有する
円弧状の表面を有する台座と、該台座を搭載する為の基
体と、該基体上に装着される台座搭載部材とを有するこ
とを特徴とする案内機構を有することを特徴とする。
【0020】請求項13に記載された太陽放射集中は、
指向性収束反射鏡を有し、該指向性収束反射鏡に付随し
て動く動座標系において定義される所定の斜めの入射方
向に沿って太陽放射が入射するように該指向性収束反射
鏡が駆動されることを特徴とする太陽放射集中装置にお
いて、該太陽放射集中装置が、該指向性収束反射鏡を摺
動可能に支持し、所定の半径を有する円弧状の切欠部を
有する指向性収束反射鏡搭載部材と、該指向性収束反射
鏡搭載部材を装着する為の基体とを有することを特徴と
する案内機構を有することを特徴とする。該指向性収束
反射鏡の側部には突出部が形成されている。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態による太陽放
射集中装置及び太陽放射の集中方法は、図1−3に言及
して説明される。いくつかの図を通して、同一の参照符
号は、同一もしくは対応する部分を表わす。図1は本発
明の一実施形態による太陽放射集中装置を説示する概念
図である。
【0022】図1において、該太陽放射集中装置1は、
指向性収束反射鏡10と、該指向性収束反射鏡10を駆
動する為の駆動機構50と、該指向性収束反射鏡の運動
を案内する案内機構を有する。
【0023】該指向性収束反射鏡10は、基板12及び
該基板12上の反射鏡配列面に配列される複数の反射鏡
14を有する。
【0024】該基板12は平面である。該基板12に
は、切欠部として、一方向に延伸する穴12Aが穿孔さ
れている。図1に説示される形状を有する基板に替わ
り、該基板は、三角形、六角形、円形、あるいはその他
の形状を有していてもよい。該基板12は骨組み構造で
あってもよい。更に、平面の基板に替わり、該基板は球
面の一部、円筒面の一部、あるいは放物面等の曲面であ
ってもよい。
【0025】それぞれの反射鏡として、放物面鏡、一軸
方向に僅かに歪んだ放物面鏡、平面反射鏡、凸面鏡、フ
レネル反射鏡、マルチミラー型反射鏡等が使用されても
よい。
【0026】それぞれの反射鏡14は該指向性収束反射
鏡10による太陽放射の集光領域に向けて所定の方向か
ら入射する太陽放射を反射するような傾きで該基板12
に固定部材16を介して固定される。該集光領域は、後
述される固定鉛直棒20の上端30に対応する。該集光
領域は該基板12に概ね垂直な方向に存在する。なお、
それぞれの反射鏡による反射太陽放射の進行方向は該基
板に対し必ずしも垂直ではないが、複数の反射鏡14に
よる反射太陽放射は、全体として、該基板に概ね垂直な
方向に向けて進行する収束光ビームとなる。
【0027】それぞれ反射鏡の固定は、該反射鏡14の
3個以上の点を固定することにより行われてもよい。例
えば、反射鏡14の1つの角は自由回転関節等を用いて
該基板12に固定されてもよい。更に、該反射鏡14は
それぞれ所定の形状を有する複数の固定部材16により
固定されてもよい。これに替わり、直線あるいは面状の
接触部を有する固定部材が使用されてもよい。また、収
納時にそれぞれの反射鏡を折り畳み可能とする固定部材
が使用されてもよい。
【0028】高集光比で太陽放射の集中が行われる場
合、一般に、多数の反射鏡を該反射鏡配列面に配列す
る。図1に説示される指向性収束反射鏡に替わり、所定
の斜めの入射方向から入射する太陽放射を基板に概ね垂
直な方向に存在する集光領域に集中する指向性フレネル
収束反射鏡が使用されてもよい。
【0029】該駆動機構50は穴54Aが穿孔された接
続部材54、該穴54を貫通する駆動棒52、該駆動棒
52を支持する可動台座56を有する。該駆動機構50
は該太陽放射集中装置1が設置される設置面内を移動
し、該指向性収束反射鏡10を駆動する。該指向性収束
反射鏡10に付随する座標系において、太陽放射が常時
該所定の入射方向に平行に入射するように該駆動機構5
0は該指向性収束反射鏡10を駆動する。矢印Sは該所
定の入射方向に平行に入射する太陽放射を説示する。
【0030】所定の入射方向は基板12に対して斜めに
設定される。即ち、入射太陽放射は該基板面に対し斜め
に入射する。該所定の入射方向と該基板12とのなす角
は90度未満であり、典型的には30度以上60度以下
の範囲、好ましくは45度以上55度以下の範囲にあ
る。該角は設置地域における代表的入射太陽放射の入射
角に基づき決定される。例えば、該所定の入射方向は基
板12に対して45度の角度に設定されてもよい。この
場合、基板をあまり傾けずに太陽放射の追尾を行うこと
ができる。この為強風による風圧に起因する悪影響は大
幅に低減される。また、追尾に必要な力も大幅に低減さ
れる。該所定の入射方向に平行なベクトルの該基板12
に対する射影は、図1の矢印Aに平行である。該矢印A
に平行な方向は該指向性収束反射鏡の指向線と定義され
る。該矢印Aは上記穴12Aの延伸方向に平行である。
即ち、該穴12Aは該所定の方向から入射する太陽放射
に沿って延伸する。該所定の入射方向は、上記のように
該指向性収束反射鏡に付随して運動する動座標系におい
て定義される。該穴12Aは、設置面に平行な該基板1
2Aの角度を基準角度(仰角ゼロ)として、好ましくは
プラスマイナス20度以上、更に好ましくはプラスマイ
ナス30度以上の該基板の仰角を変更する回転にを可能
とする幅を有している。
【0031】該案内機構は該指向性収束反射鏡が設置さ
れる設置面に鉛直に固定される固定鉛直棒20、該指向
性収束反射鏡10を吊り下げるための複数の紐40を有
する。該指向性収束反射鏡の自重による変形を抑制する
為、多数の紐が使用されてもよい。該複数の紐40は、
該集光領域と該指向性収束反射鏡とを連結する連結部材
として作用する。該複数の紐40として、耐熱性を有す
るワイヤー等が使用されてもよい。該複数の紐40に替
わり、該指向性収束反射鏡を吊り下げるための支持部材
として剛体棒等が使用されてもよい。
【0032】該固定鉛直棒20の上端30は該複数の紐
40を固定する。該上端30に耐熱性を有する回転軸受
けが配備されてもよい。該指向性収束反射鏡10が該上
端30を中心とする所定の半径を有する球面に沿って自
由に回転可能なように該複数の紐40は該指向性収束反
射鏡10を吊り下げる。即ち、該案内機構は該指向性収
束反射鏡の運動が該球面に沿ってなされるような力学的
束縛条件を提供する。該運動において、指向性収束反射
鏡の各点と該集光領域との距離は不変である。図1に説
示された状態に替わり、各反射鏡14の中心点と該集光
領域との距離が同一となるように該指向性収束反射鏡が
吊り下げられてもよい。
【0033】ここで、図示のように該固定鉛直棒20は
該穴12Aを貫通している。このため、該駆動機構50
の設置面における位置を制御することにより、該指向性
収束反射鏡に付随する座標系において該所定の入射方向
から常時太陽放射が入射するように該指向性収束反射鏡
の傾き及び偏角を制御することができる。該駆動機構5
0は図2において、矢印Bにより説示される方向に回転
可能である。該回転により該指向性収束反射鏡の該固定
鉛直棒20回りの偏角が変更される。同時に、該駆動機
構は該矢印Aにより説示される方向に平行に運動可能で
ある。この運動により該指向性収束反射鏡の設置面に対
する傾きが変更される。
【0034】該太陽放射集中装置1の動作を好適に行う
為、該所定の方向を指示する入射方向指示部材60が配
備されている。該太陽放射集中装置1の動作において、
該入射方向指示部材に平行に常時太陽放射が入射するよ
うに該駆動機構50は該指向性収束反射鏡を制御する。
これにより常時複数の反射鏡14により反射された太陽
放射は集光領域に所定の集光比で集中される。該複数の
反射鏡14の上部に描かれている矢印はそれぞれ反射太
陽放射の進行方向を説示する。
【0035】上記所定の入射角を変更するために、変形
可能な固定部材が使用されてもよい。図3はこのような
固定部材の構造の一例を説示する。図3において、固定
部材16は、外筒610、内筒620、該内筒620を
固定する為の固定ネジ630、及び旋回関節640をそ
れぞれ有する一対の棒を有する。該内筒620は該外筒
に嵌装可能である。該固定ネジ630を緩めることによ
り該固定部材16は変形可能である。
【0036】該所定の入射角を多段階に変更することに
より、該指向性収束反射鏡の設置面に対する傾きが常時
小さい状態で太陽放射の集中が可能となる。これにより
強風などによる悪影響が高度に抑制される。更に該指向
性収束反射鏡の駆動に要する力が低減される。更に、反
射光の傾きの変化が小さくなる。これにより迷光の散乱
が高度に抑制される。上記変形可能な固定部材に替わ
り、着脱可能な複数種の固定部材が使用されてもよい。
【0037】該指向性収束反射鏡の所定の入射角が変更
される場合、該入射方向指示部材の傾きは変更される。
これに替わり、複数の入射方向指示部材が使用されても
よい。
【0038】該駆動機構50は、追尾を好適に行う為の
アクチュエータ、モーター、動力伝達機構、センサー、
時計、コントローラー、プロセッサ、及び/または情報
蓄積媒体等を有していてもよい。例えば、該入射方向指
示部材に4分割光検知領域を有する光センサが、追尾駆
動の為に配備されてもよい。
【0039】該太陽放射集中装置の動作において、該駆
動機構の位置を制御することにより、設置面に対して固
定された焦点に安定した高集光比で太陽放射が集中され
る。該太陽放射集中装置により太陽熱調理が行われる場
合、該固定鉛直棒20は調理器具の固定のために使用さ
れてもよい。
【0040】図4は本発明の別の一実施形態による太陽
放射集中装置を説示する概念図である。図4において、
該太陽放射集中装置1は、指向性収束反射鏡10と、該
指向性収束反射鏡10の傾きを調整する為の一対の仰角
調整部材150と、該指向性収束反射鏡の運動を案内す
る案内機構を有する。
【0041】該指向性収束反射鏡10は、基板12及び
該基板上の反射鏡配列面に配列される複数の反射鏡14
を有する。
【0042】それぞれの反射鏡14は該指向性収束反射
鏡による太陽放射の集光領域100に向けて入射方向指
示部材60により示される所定の方向から入射する太陽
放射を反射するような傾きで該基板12に図示されない
固定部材を介して固定される。
【0043】該指向性収束反射鏡10に付随する座標系
において、太陽放射が常時該所定の入射方向に平行に入
射するように該指向性収束反射鏡10は該仰角調整部材
150を用いて駆動される。矢印Sは該所定の入射方向
に平行に入射する太陽放射を説示する。
【0044】該案内機構は該指向性収束反射鏡が設置さ
れる設置面に鉛直に固定される固定鉛直棒20及び設置
面上に配置される円弧状の底部を有する台座140を有
する。該台座140は設置面上を運動可能である。該台
座140は該集光領域100と該設置面との間の距離を
半径とする円筒の一部に対応する形状を有する。
【0045】ここで、図示のように該基板12には、切
欠部として穴12Aが形成されている。該固定鉛直棒2
0は該穴12Aを貫通している。このため、該太陽放射
集中装置は該指向性収束反射鏡10が該固定鉛直棒20
を回転軸として自由に回転可能な構造を有する。即ち、
該指向性収束反射鏡に付随する座標系において該所定の
入射方向に沿って太陽放射入射するように該指向性収束
反射鏡の偏角を制御することができる。この状態で、入
射太陽放射に平行なベクトルの該基板に対する射影は該
穴12Aの延伸方向に平行となる。この状態を維持した
まま該一対の仰角調整部材150を動作させることによ
り入射太陽放射が上記所定の入射方向と一致する状態と
なる。ここで、該太陽放射集中装置1を矢印Aに平行な
方向に移動させることにより太陽放射が集光領域100
に集中される。
【0046】図5は太陽放射の入射角が変化した場合の
該太陽放射集中装置の一状態を説示する概念図である。
該指向性収束反射鏡に付随して動く動座標系において、
太陽放射は所定の入射方向から入射する状態が維持され
ている。該所定の方向は該入射方向指示部材60により
指示される。
【0047】上記所定の入射角を変更するために、変形
可能な固定部材が使用されてもよい。
【0048】図6は本発明の更に別の一実施形態による
太陽放射集中装置を説示する概念図である。該太陽放射
集中装置1は、指向性収束反射鏡10と、該指向性収束
反射鏡が設置される球面80Aを有する設置面80を有
する。駆動機構として、指向性収束反射鏡に接続される
図示されない駆動棒が配備されてもよい。太陽放射は集
光領域100に集中される。該球面80Aは該集光領域
100を中心とする。該指向性収束反射鏡10は該球面
80Aに内接する。入射太陽放射の向きが変化した場
合、該指向性収束反射鏡10に付随する動座標系におい
て、所定の入射方向から太陽放射が該指向性収束反射鏡
に入射するように該指向性収束反射鏡は該球面80A上
を移動する。これにより常時太陽放射が集光領域100
に収束する。該指向性収束反射鏡に図示されないキャス
ター等の摩擦低減手段が配備されてもよい。案内機構
は、該球面80Aに対応する。球面80Aに対応する領
域の排水を行う図示されない排水機構が配備されてもよ
い。
【0049】図7は、本発明の更に別の一実施形態によ
る太陽放射集中装置に使用される指向性収束反射鏡を説
示する概念図である。図7において、複数の指向性収束
反射鏡10が複数の旋回関節17により連結されてい
る。即ち、それぞれの指向性収束反射鏡10は、隣接す
る指向性収束反射鏡との稜線の回りに回転可能である。
このように連結された複数の指向性収束反射鏡は、例え
ば、図6に説示されるように、球面状の設置面上に配置
されてもよい。
【0050】図8は、本発明の更に別の一実施形態によ
る太陽放射集中装置を説示する概念図である。該太陽放
射集中装置1は、指向性収束反射鏡10と、該指向性収
束反射鏡10を支持する台座82と、該台座82が設置
される球面80Aを有する設置面80を有する。太陽放
射は集光領域100に集中される。該球面80Aは該集
光領域100を中心とする。該台座82は該球面80A
に内接した状態で移動する。該台座82は大型の指向性
収束反射鏡を駆動可能である。
【0051】図9は、本発明の更に別の一実施形態によ
る太陽放射集中装置を説示する概念図である。該太陽放
射集中装置1は、複数の反射鏡14を搭載する基板12
を有する指向性収束反射鏡10と、該指向性収束反射鏡
10を支持する台座82と、該台座82が設置される球
面80Aを有する設置面80と、該設置面により支持さ
れる固定鉛直棒20を有する。該基板には指向線Aに沿
って延伸する穴12Aが穿孔されている。同様に、該台
座82に穴82Aが穿孔されている。該固定鉛直棒20
は該穴12A及び該穴82Aを貫通する。該球面80A
の中心は集光領域100に位置する。入射太陽放射Sが
該指向性収束反射鏡10の所定の入射方向に一致するよ
うに該指向性収束反射鏡10は駆動される。これにより
太陽放射は該集光領域100に集中される。該台座82
は該球面80Aに内接した状態で移動する。
【0052】図10は、本発明の更に別の一実施形態に
よる太陽放射集中装置に搭載される指向性収束反射鏡を
説示する概念図である。該指向性収束反射鏡10は、複
数の反射鏡14及び該複数の反射鏡14を搭載する基板
12を有する。該基板12には穴12Aが穿孔されてい
る。更に、該基板12は切欠き部12Bを有する。該切
欠き部12Bは太陽熱調理における太陽放射の集中に対
応するものである。これにより調理者は容易に該指向性
収束反射鏡の焦点に近づくことが可能となる。
【0053】図11は、本発明の更に別の一実施形態に
よる太陽放射集中装置に搭載される反射鏡を説示する概
念図である。該反射鏡14は、複数の反射面242と、
該複数の反射面を搭載するフレーム構造の基体を有す
る。該基体は平面板244、該平面板244の一面に密
着する複数の棒246と、該平面板の別の一面に密着す
る複数の棒248と、該複数の棒246にそれぞれ配備
される複数の突起247と、該複数の棒248にそれぞ
れ配備される複数の突起249とを有する。該突起は該
反射面の向きを定める。該反射鏡は多面体の収束反射鏡
として動作する。
【0054】同一の形状を有する反射面は量産性に優
れ、低コストで製造される。このような反射面を組み合
わせて本発明による指向性収束反射鏡が構築される場
合、コストが著しく低下する。また、フレーム構造は軽
量化に寄与する。それぞれの反射面242は、フレーム
構造により支持される多面体鏡であってもよい。
【0055】図12は本発明の更に別の一実施形態によ
る太陽放射集中システムを説示する概念図である。該太
陽放射集中システムは、複数の太陽放射集中装置1を有
する。それぞれの太陽放射集中装置1は、上記のよう
に、本発明により開示される構造を有する。該複数の太
陽放射集中装置を一括して駆動する為、該太陽放射集中
システムは共通駆動体350及び該共通駆動体350を
駆動する為の駆動機構360を更に有する。該太陽放射
集中システムは複数の集光領域100に太陽放射を集中
する。冷水供給部710、配管720、及び熱湯出口7
30を有する配管が太陽放射により暖められた熱湯を供
給するために配備される。
【0056】図13は本発明の更に別の一実施形態によ
る太陽放射集中装置を説示する概念図である。該太陽放
射集中装置1は、指向性収束反射鏡10と、該指向性収
束反射鏡10を自由に回動するための回動機構810
と、該指向性収束反射鏡10に対する太陽放射の所定の
入射方向を指示する入射方向指示部材60と、該指向性
収束反射鏡による集光領域100を指示するための集光
領域指示棒270とを有する。該太陽放射集中装置1が
太陽熱調理のために使用される場合、該集光領域指示棒
270は調理器具を支持する為に使用されてもよい。
【0057】図14は、本発明による太陽放射集中装置
に使用される基板の更に別の一例を説示する図である。
切欠部12Aにより、基板12の案内機構への装脱着が
容易化される。
【0058】図15は本発明による太陽放射集中装置の
案内機構の更に別の一例を説示する図である。基体50
0上に一対の台座搭載部材510が装着される。基体5
00は太陽放射の向き、即ち設置面内における太陽放射
の偏角の変化に対応して、設置面内において回転する。
この案内機構上に、図4に説示された所定の半径を有す
る円弧状の底部を有する台座140が摺動可能に搭載さ
れる。太陽放射の仰角の変化に対応して、該台座140
は該一対の台座搭載部材510上を摺動する。これによ
り太陽放射は集光領域に集光される。なお、この案内機
構上に後述する図16及び図17に説示される円弧状の
底部を有する台座140を搭載するために使用されても
よい。太陽熱調理器として本発明が実施される場合、調
理器支持体は該基体500に固定されてもよい。また、
該一対の台座搭載部材510は、設置面、即ち該基体5
00に平行な状態での該基板の角度を基準角度(仰角ゼ
ロ)として、好ましくはプラスマイナス20度以上、更
に好ましくはプラスマイナス30度以上の該基板の仰角
の変更を可能とする幅を有している。
【0059】図16は、本発明の更に別の一実施形態に
よる太陽放射集中装置に使用される指向性収束反射鏡を
説示する図である。一対の基板12が使用される。それ
ぞれの基板12には複数の反射鏡14が搭載され、これ
により指向性収束反射鏡が形成される。それぞれの基板
12には円弧状の底部を有する台座140が配備され
る。基板12の突出部12Dにより一対の基板12は所
定の間隔12Aを有するように配置される。この所定の
間隔12Aを鉛直棒20が貫通する。
【0060】図17は、本発明の更に別の一実施形態に
よる太陽放射集中装置に使用される指向性収束反射鏡を
説示する図である。固定部材として、頃角板650及び
660が反射鏡14と基板12との間にそれぞれ設置さ
れる。これによりそれぞれの反射鏡14は集光領域に向
けて太陽放射を集中するような所定の面角度をもって該
基板12に固定される。それぞれの反射鏡14と基板1
2との接触部には紐652が配備される。この紐は自由
回転関節を提供する。頃角板650及び660は着脱可
能に配備されてもよい。この場合、それぞれの反射鏡1
4は折り畳まれた状態で収納することができる。また、
それぞれの指向性収束反射鏡14と頃角板とを接続する
旋回関節及びそれぞれの頃角板を基板12に装着する為
の図示されない頃角板装着部材が配備されてもよい。
【0061】図18及び図19に言及して、本発明によ
る太陽放射集中装置に使用される案内機構の更に別の一
例を説明する。図18は、本発明による太陽放射集中装
置に使用される案内機構の更に別の一例を説示する図で
ある。図19は、図18に説示された案内機構に搭載さ
れる基板12を説示する図である。この案内機構は、基
体500と、この基体500上に固定される一対の指向
性収束反射鏡搭載部材144を有する。調理器を支持す
るための支持部材900が基体500上に搭載される。
太陽放射の向きの変化、即ち設置面内における入射太陽
放射の偏角の変化に対応して、基体500は設置面内に
おいて回転する。基板12の一対の張り出し部12Cは
一対の指向性収束反射鏡搭載部材144上に摺動可能に
搭載される。太陽放射の仰角の変化に対応して、基板1
2は指向性収束反射鏡搭載部材144上を摺動する。こ
れにより基体500上に搭載される指向性収束反射鏡
は、集光領域に向けて太陽放射を集中する。該一対の指
向性収束反射鏡搭載部材144は、設置面に平行な該基
板12Aの角度を基準角度(仰角ゼロ)として、好まし
くはプラスマイナス20度以上、更に好ましくはプラス
マイナス30度以上の該基板の仰角を変更する回転に対
応する幅を有している。
【0062】図20は、本発明による太陽放射集中装置
に使用される反射鏡の一例を説明する図である。反射鏡
基板840上に反射鏡側板810〜816が固定され
る。更に、反射鏡基板840上に、突起820〜834
が固定される。反射鏡800は、この反射鏡基板840
上の突起820〜832及び指向性収束反射鏡側板81
0〜816上に図示されない16枚の角型平面反射鏡を
搭載することにより形成される。それぞれの反射鏡側板
及び突起は、16枚の角型平面反射鏡が集光領域に太陽
放射を集中するような形状を有する。
【0063】以上において、本発明による太陽放射集中
装置及び太陽放射の集中方法は詳細に説明された。本発
明による太陽放射の集中によれば、指向性収束反射鏡に
常時所定の入射方向から太陽放射が入射する為、高い集
光比で太陽放射が集中される。更に、上記に詳細に説明
された本発明による太陽放射集中装置の構造により、容
易に追尾駆動を行うことができる。
【0064】その他、本発明による太陽放射集中装置及
び太陽放射の集中方法を好適に動作させるための補助的
な手段、例えば、照度計、光パワーメータ、追尾駆動用
の光センサ、任意の方向に運動部材を駆動可能なアクチ
ュエータ、光シャッター、集光部における過度な光の集
中を抑制する為のデフォーカス手段、付加的な光学系、
分光手段、蛍光発生手段、温度コントローラー、選択透
過膜、選択反射膜、反射防止膜、透明カバー、蓄熱手
段、ヒートパイプ、基板の側板、各部材を着脱自在にす
るための機構、各部材が折り畳まれた状態で収納する為
の機構、壁掛け用部材、筐体、及び/または熱交換手段
等を伴って本発明が実施されてもよい。
【0065】ここに開示された本発明は、新規な太陽放
射集中装置及び太陽放射の集中方法を提供するが、以上
の詳細な説明に開示された教唆に鑑み、本発明の実施
は、本発明の最良の形態を説明するためになされた上記
実施例に限定されるものではなく、以下の請求の範囲の
中で、諸変化を伴ってその他の形態で実施してもよく、
あるいは上記実施例の中の最良の一実施形態を説明する
ために附加された付加的な形態や構成要素を伴わずに実
施されてもよい。
【0066】
【発明の効果】本発明は上記のごとくなした故に、常時
高い集光比が得られた。更に、多数の指向性収束反射鏡
を有する太陽放射集中システムが実現された。更に、迷
光の周囲への散乱が抑制され、周囲の環境への適応性が
向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による太陽放射集中装置を
説示する概念図である。
【図2】図1に説示された太陽放射集中装置の上部を説
示する概念図である。
【図3】本発明の別の一実施形態による傾斜部材を説示
する図式的な図である。
【図4】本発明の更に別の一実施形態による太陽放射集
中装置を説示する概念図である。
【図5】図4に説示された太陽放射集中装置の別の一状
態を説示する概念図である。
【図6】本発明の更に別の一実施形態による太陽放射集
中装置を説示する概念図である。
【図7】本発明の更に別の一実施形態による指向性収束
反射鏡を説示する概念図である。
【図8】本発明の更に別の一実施形態による太陽放射集
中装置を説示する概念図である。
【図9】本発明の更に別の一実施形態による太陽放射集
中装置を説示する概念図である。
【図10】本発明の更に別の一実施形態による指向性収
束反射鏡を説示する概念図である。
【図11】本発明の更に別の一実施形態による反射鏡を
説示する概念図である。
【図12】本発明の更に別の一実施形態による太陽放射
集中システムを説示する概念図である。
【図13】本発明の更に別の一実施形態による太陽放射
集中装置を説示する概念図である。
【図14】本発明による太陽放射集中装置に使用される
基板の更に別の一例を説示する図である。
【図15】本発明による太陽放射集中装置の案内機構の
更に別の一例を説示する図である。
【図16】本発明の更に別の一実施形態による太陽放射
集中装置に使用される指向性収束反射鏡を説示する図で
ある。
【図17】本発明の更に別の一実施形態による太陽放射
集中装置に使用される指向性収束反射鏡を説示する図で
ある。
【図18】本発明による太陽放射集中装置に使用される
案内機構の更に別の一例を説示する図である。
【図19】図18に説示された案内機構に搭載される基
板12を説示する図である。
【図20】本発明による太陽放射集中装置に使用される
指向性収束反射鏡の反射鏡基板の一例を説明する図であ
る。
【符号の説明】
1 太陽放射集中装置 10 指向性収束反射鏡 12 基板 12A 穴 14 反射鏡 16 固定部材 20 固定鉛直棒 30 上端 40 紐 50 駆動機構 60 入射方向指示部材

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】指向性収束反射鏡と、該指向性収束反射鏡
    に付随して動く動座標系において定義される所定の斜め
    の入射方向に沿って太陽放射が入射するように該指向性
    収束反射鏡を駆動する為の駆動機構と、該駆動機構によ
    り該指向性収束反射鏡が集光領域を中心とする所定の半
    径を有する球面に沿って運動するように該指向性収束反
    射鏡を案内する案内機構とを有することを特徴とする太
    陽放射集中装置。
  2. 【請求項2】該指向性収束反射鏡に該指向性収束反射鏡
    の指向線に沿って延伸する切欠部が形成されていること
    を特徴とする請求項1記載の太陽放射集中装置。
  3. 【請求項3】該案内機構が、該切欠部を貫通して設置面
    に垂直に延伸する固定鉛直棒を有することを特徴とする
    請求項2記載の太陽放射集中装置。
  4. 【請求項4】該案内機構が該集光領域と該指向性収束反
    射鏡との間に存在する連結部材を有し、該指向性収束反
    射鏡が該連結部材により吊り下げられることを特徴とす
    る請求項3記載の太陽放射集中装置。
  5. 【請求項5】該案内機構が所定の半径を有する円弧状の
    表面を有する台座を有することを特徴とする請求項1記
    載の太陽放射集中装置。
  6. 【請求項6】該指向性収束反射鏡に対する設置面が該集
    光領域を中心とする球面状に形成されることを特徴とす
    る請求項1記載の太陽放射集中装置。
  7. 【請求項7】該所定の斜めの入射方向を指示する入射方
    向指示部材を更に有することを特徴とする請求項1記載
    の太陽放射集中装置。
  8. 【請求項8】該集光領域を指示する集光領域指示部材を
    更に有することを特徴とする請求項1記載の太陽放射集
    中装置。
  9. 【請求項9】該指向性収束反射鏡の該所定の斜めの入射
    方向が切り替え可能であることを特徴とする請求項1記
    載の太陽放射集中装置。
  10. 【請求項10】複数の該指向性収束反射鏡を一括して駆
    動する為の共通リンクを更に有することを特徴とする請
    求項1記載の太陽放射集中装置。
  11. 【請求項11】複数の反射鏡が配列される反射鏡配列面
    を有する指向性収束反射鏡に付随して動く動座標系にお
    いて該指向性収束反射鏡の指向線に沿って所定の入射角
    の太陽放射が入射するように該指向性収束反射鏡を駆動
    する工程と、該指向性収束反射鏡が固定された集光領域
    を中心とする所定の半径を有する球面に沿って運動する
    ように該指向性収束反射鏡を案内する工程とを有するこ
    とを特徴とする太陽放射集中方法。
  12. 【請求項12】指向性収束反射鏡を有し、該指向性収束
    反射鏡に付随して動く動座標系において定義される所定
    の斜めの入射方向に沿って太陽放射が入射するように該
    指向性収束反射鏡が駆動されることを特徴とする太陽放
    射集中装置において、該太陽放射集中装置が、所定の半
    径を有する円弧状の表面を有する台座と、該台座を搭載
    する為の基体と、該基体上に装着される台座搭載部材と
    を有することを特徴とする案内機構を有することを特徴
    とする太陽放射集中装置。
  13. 【請求項13】指向性収束反射鏡を有し、該指向性収束
    反射鏡に付随して動く動座標系において定義される所定
    の斜めの入射方向に沿って太陽放射が入射するように該
    指向性収束反射鏡が駆動されることを特徴とする太陽放
    射集中装置において、該太陽放射集中装置が、該指向性
    収束反射鏡を摺動可能に支持し、所定の半径を有する円
    弧状の切欠部を有する指向性収束反射鏡搭載部材と、該
    指向性収束反射鏡搭載部材を装着する為の基体とを有す
    ることを特徴とする案内機構を有することを特徴とし、
    該指向性収束反射鏡の側部に突出部が形成されているこ
    とを特徴とする太陽放射集中装置。
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