JP2003193863A - ガスタービン経済性評価システム - Google Patents

ガスタービン経済性評価システム

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JP2003193863A
JP2003193863A JP2001390284A JP2001390284A JP2003193863A JP 2003193863 A JP2003193863 A JP 2003193863A JP 2001390284 A JP2001390284 A JP 2001390284A JP 2001390284 A JP2001390284 A JP 2001390284A JP 2003193863 A JP2003193863 A JP 2003193863A
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English (en)
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Hideaki Sugishita
秀昭 椙下
Hideyuki Uechi
英之 上地
Masahiro Kobayashi
雅博 小林
Satoshi Hata
聰 秦
Hiroshi Fukui
宏 福井
Osamu Fukahori
修 深堀
Junichi Kono
順一 河野
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガスタービンを購入して発電を行うことに対
する経済的評価を、種々のパラメータを用いた経済試算
により行うことのできるシステムを提供する。 【解決手段】 本発明によるガスタービン経済性評価
システム100は、複数種類の発電システムの各々を構
成する複数の機器の各々の価格を示す価格情報1PDを
格納するコンポーネント選定テーブル2bと、前記機器
から選定された選定機器を基に特定発電システムを特定
し、前記コンポーネント選定テーブル2bを参照して前
記特定発電システムの機器代2hを決定し、燃料単価1
3ad−5と予め決められた運転期間13ae−1、1
3ae−3から燃料代2iを計算し、売電単価13ad
−6と前記運転期間から売電料金2jを計算し、前記売
電料金2j、前記機器代2h、及び前記燃料代2iから
前記運転期間13ae−1、13ae−3における利益
2lを計算する情報処理装置30とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスタービン経済
性評価システムに関し、特にガスタービンを購入して発
電を行うことに対する経済的評価を行うシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】熱エネルギー供給プラントの運転方法に
関する技術が、特開平7−120180号に記載されて
いる。
【0003】この従来技術は、蓄熱装置を含む熱エネル
ギー供給プラントにおいて、省エネ性、経済性に富む運
転エネルギーを高速に立案することを目的としたもので
ある。蓄熱計画は、蓄・放熱条件を満たすような時間毎
の蓄熱量及び放熱量を定めた蓄熱計画を複数個作成する
初期蓄熱計画作成工程と、計画評価工程と評価値に従い
計画を選択する計画変更工程とを含み、蓄熱計画の作
成、変更に遺伝アルゴリズムを適用し、目的に沿ったも
のが求められる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ガス
タービンを購入して発電を行うことに対する経済性評価
を、種々のパラメータを用いた経済試算により行うこと
のできるシステムを提供することにある。
【0005】本発明の他の目的は、システム構成(ガス
タービン、ボイラー、吸気冷却器のいずれを含むか)の
違い、夏季と他季による大気温度の違いを経済性評価の
結果に反映できるシステムを提供することにある。
【0006】本発明の更に他の目的は、各コンポーネン
ト(選定機器)の違いを、経済性評価の結果に反映でき
るシステムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】以下に、[発明の実施の
形態]で使用する番号・符号を用いて、課題を解決する
ための手段を説明する。これらの番号・符号は、[特許
請求の範囲]の記載と[発明の実施の形態]の記載との
対応関係を明らかにするために付加されたものである
が、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的
範囲の解釈に用いてはならない。
【0008】本発明によるガスタービン経済性評価シス
テム(100)は、複数種類の発電システムの各々を構
成する複数の機器の各々の価格を示す価格情報(1P
D)を格納するコンポーネント選定テーブル(2b)
と、前記機器から選定された選定機器を基に特定発電シ
ステムを特定し、前記コンポーネント選定テーブル(2
b)を参照して前記特定発電システムの機器代(2h)
を決定し、燃料単価(13ad−5)と予め決められた
運転期間(13ae−1、13ae−3)から燃料代
(2i)を計算し、売電単価(13ad−6)と前記運
転期間(13ae−1、13ae−3)から売電料金
(2j)を計算し、前記売電料金(2j)、前記機器代
(2h)、及び前記燃料代(2i)から前記運転期間
(13ae−1、13ae−3)における利益(2k)
を計算する情報処理装置(30)とを具備する。
【0009】本発明によるガスタービン経済性評価シス
テム(100)は、前記売電単価(13ad−6)を示
す売電料金情報(3PD−1)を格納する売電料金テー
ブル(2d)と、前記特定発電システムによる発電に使
用される燃料の種類(13ac−3)と、前記燃料の各
々の単価とを示す燃料単価情報(2PD)を格納する燃
料単価テーブル(2c)とを更に具備している。前記売
電単価情報(3PD−1)は、前記売電料金テーブル
(2d)から抽出され、前記燃料単価情報(2PD)
は、前記燃料単価テーブル(2c)から抽出される。
【0010】本発明によるガスタービン経済性評価シス
テム(100)は、複数の電力会社のいずれかから電力
を購入するのに必要な電力単価(13ad−1、13a
d−2、13ad−3)を示す電力単価情報を格納する
電力単価テーブル(2a)を更に具備している。前記情
報処理装置(30)は、前記電力単価テーブル(2a)
から抽出された前記電力単価情報と前記運転期間(13
ae−1、13ae−3)から電力料金(2g)を計算
し、前記電力料金(2g)と前記利益(2k)から前記
運転期間(13ae−1、13ae−3)における収支
(2l)を計算し、前記収支(2l)から前記機器代
(2h)に対する投資を回収するのに要する投資回収年
数を計算する。
【0011】本発明によるガスタービン経済性評価シス
テム(100)において、前記情報処理装置(30)
は、画面(10a)を記憶し、前記画面(10a)は、
前記特定発電システムにおいて使用される前記選定機器
の名称の入力を要求するコンポーネント選定画面(13
b)と、前記燃料の種類(13ac−3)の入力を要求
する仕様条件入力画面(13ac)と、前記売電単価
(13ac−6)、前記燃料単価(13ad−5)、及
び前記電力単価(13ad−1、13ad−2、13a
d−3)の入力を要求する費用条件入力画面(13a
d)と、前記運転期間(13ae−1、13ae−3)
の入力を要求する運用条件入力画面(13ae)とを含
んでいる。
【0012】本発明によるガスタービン経済性評価シス
テム(100)において、前記運転期間(13ae−
1、13ae−3)は、7月から9月までの時期におけ
る前記特定発電システムの運転時間を示す夏季運転時間
(13ae−1)と、前記時期以外の他の時期における
前記特定発電システムの運転時間を示す他季運転時間
(13ae−3)とを含んでいる。
【0013】本発明によるガスタービン経済性評価シス
テム(100)において、前記燃料単価(13ad−
5)は、前記燃料単価(13ad−5)の変動に関する
情報である燃料単価変動情報に基づいて算出され、前記
電力単価(13ad−1、13ad−2、13ad−
3)は、前記電力単価の変動に関する情報である電力単
価変動情報に基づいて算出される。
【0014】本発明によるガスタービン経済性評価シス
テム(100)において、前記電力単価は、前記時期に
おける夏季電力単価(13ad−2)と、前記他の時期
における他季電力単価(13ad−3)とを含み、前記
夏季電力単価(13ad−2)及び前記他季電力単価
(13ad−3)は、前記電力単価変動情報に基づいて
算出される。
【0015】本発明によるガスタービン経済性評価シス
テム(100)は、複数種類の発電システムの各々を構
成する複数の機器の各々の価格を示す価格情報(1P
D)を格納するコンポーネント選定テーブル(2b)
と、前記機器から選定された選定機器を基に特定発電シ
ステムを特定し、前記コンポーネント選定テーブル(2
b)を参照して前記特定発電システムの機器代(2h)
を決定し、燃料単価(13ad−5)と予め決められた
運転期間(13ae−1、13ae−3)から燃料代
(2i)を計算し、売電単価と前記運転期間から売電料
金(2j)を計算し、前記売電料金(2j)、前記機器
代(2h)、及び前記燃料代(2i)から前記運転期間
(13ae−1、13ae−3)における利益(2k)
を計算する情報処理装置(30)とを具備する。
【0016】本発明によるガスタービン経済性評価シス
テム(100)は、前記売電単価(13ad−6)を示
す売電料金情報(3PD−1)を格納する売電料金テー
ブル(2d)と、前記特定発電システムによる発電に使
用される燃料の種類(13ac−3)と、前記燃料の各
々の単価とを示す燃料単価情報(2PD)を格納する燃
料単価テーブル(2c)とを更に具備している。前記売
電単価(13ad−6)は、前記売電料金テーブル(2
d)から抽出され、前記燃料単価情報(2PD)は、前
記燃料単価テーブル(2c)から抽出される。
【0017】本発明によるガスタービン経済性評価シス
テム(100)は、複数の電力会社の各々から電力を購
入するのに必要な電力単価(13ad−1、13ad−
2、13ad−3)を示す電力単価情報を格納する電力
単価テーブル(2a)を更に具備している。前記情報処
理装置(30)は、前記電力単価テーブル(2a)から
抽出された前記電力単価情報と前記運転期間(13ae
−1、13ae−3)から電力料金(2g)を計算し、
前記電力料金(2g)と前記利益(2k)から前記運転
期間(13ae−1、13ae−3)における収支(2
l)を計算し、前記収支(2l)から前記機器代(2
h)に対する投資を回収するのに要する投資回収年数を
計算する。
【0018】本発明によるガスタービン経済性評価シス
テム(100)において、前記情報処理装置(30)
は、画面(10a)を記憶し、前記画面(10a)は、
前記特定発電システムにおいて使用される機器の名称の
入力を要求するコンポーネント選定画面(13b)と、
前記発電システムにガスタービン、ボイラー、吸気冷却
器のうちいずれが含まれるかを示す使用システム情報
(13ad−6)、前記特定発電システムの使用頻度
(13ad−7)、前記特定発電システムの使用に起因
する騒音の許容値(13ad−8)、前記電力料金テー
ブル(2a)から抽出された前記電力会社(13ad−
9)の名称の入力を要求する一般条件入力画面(13a
b)と、前記燃料の種類(13ac−3)の入力を要求
する仕様条件入力画面(13ac)と、前記電力単価
(13ad−1、13ad−2、13ad−3)及び前
記燃料単価(13ad−5)の入力を要求する費用条件
入力画面(13ad)と、前記運転期間の入力を要求す
る運用条件入力画面(13ae)とを含んでいる。
【0019】本発明によるガスタービン経済性評価シス
テム(100)において、前記機器は、前記ガスタービ
ン(13ba)、前記ボイラー(13bb)、再生器
(13bc)、スターター(13bd)、直流電源盤
(13be)、補機(13bf)、燃料ガス圧縮機(1
3bg)、潤滑油供給装置(13bh)、エンクロージ
ャ(13bi)、吸気フィルタ(13bj)、発電機
(13bk)、減速機(13bl)、脱硝装置(13b
m)、純粋製造装置(13bn)、前記吸気冷却器(1
3bo)のうちのいずれかである。
【0020】本発明によるガスタービン経済性評価シス
テム(100)において、前記燃料の種類(13ac−
3)は、都市ガス、LPG、灯油、軽油、特A重油のう
ちのいずれかである。
【0021】本発明によるガスタービン経済性評価シス
テム(100)において、前記運転期間(13ae−
1、13ae−3)は、7月から9月までの時期におけ
る前記特定発電システムの運転時間を示す夏季運転時間
(13ae−1)と、前記時期以外の他の時期における
前記特定発電システムの運転時間を示す他季運転時間
(13ae−3)とを含んでいる。
【0022】本発明によるガスタービン経済性評価シス
テム(100)において、前記燃料単価(13ad−
5)は、前記燃料単価(13ad−5)の変動に関する
情報である燃料単価変動情報に基づいて算出され、前記
電力単価(13ad−1、13ad−2、13ad−
3)は、前記電力単価の変動に関する情報である電力単
価変動情報に基づいて算出される。
【0023】本発明によるガスタービン経済性評価シス
テム(100)において、前記電力単価は、前記時期に
おける夏季電力単価(13ad−2)と、前記他の時期
における他季電力単価(13ad−3)とを含み、前記
夏季電力単価(13ad−2)及び前記他季電力単価
(13ad−3)は、前記電力単価変動情報に基づいて
算出される。
【0024】
【発明の実施の形態】添付図面を参照して、本発明によ
るガスタービン経済性評価システム100の実施の形態
を以下に説明する。
【0025】(実施の形態1)本発明のガスタービン経
済性評価システム100の構成を図1に示す。ガスター
ビン経済性評価システム100は、経済性評価を行う際
に用いる情報処理装置30、経済性評価の計算に必要な
情報を記憶しているWebサーバ10を有している。情
報処理装置30とWebサーバ10とは、インターネッ
ト20で接続されている。
【0026】この経済性評価システム100は、工場等
の事業所がガスタービンを含む機器(以下、「機器」と
記す)を購入し、更に購入した機器を用いて発電を行う
(以下、「自家発電」と記す)ことに対する、経済性評
価を行う場合に用いられる。事業所は、用いる電力の全
てを自家発電により発電する場合と、自家発電により生
成した電力(以下、「自家発電電力」と記す)と電力会
社から購入した電力(以下、「購入電力」と記す)とを
併用して用いる場合がある。経済性評価システム100
で行われる経済性評価は、これらのうちいずれかの場合
に対して行われる。
【0027】その経済性評価システムの手段を、図2を
基に説明する。図2に示す電力単価テーブル2a(図3
に示す)、コンポーネント選定テーブル2b(図4に示
す)、燃料単価テーブル2c(図5に示す)、売電料金
テーブル2d(図6に示す)は、全てWebサーバ10
に記憶されている。
【0028】電力単価テーブル2aは、各電力会社の電
力単価を格納している。電力単価には、基本料金13a
d−1、7月から9月の夏季電力単価13ad−2、及
び10月から6月の他季電力単価13ad−3が含まれ
る。電力単価は、電力単価の変動に関する電力単価変動
情報に基づいて算出される。
【0029】基本料金13ad−1は、電力会社13a
b−9によって異なる。但し、図3に示す例では電力会
社13ab−9により一律に決定されるように表現され
ているが、実際には、契約種別13ab−10、及び事
業者が使用しているガスタービンのエンジンの出力によ
っても異なる場合がある。従って、設定される基本料金
13ad−1の種類は各電力会社13ab−9毎に複数
となることがある。
【0030】夏季電力単価13ad−2と他季電力単価
13ad−3とを比較すると、一般的に夏季電力単価1
3ad−2の方が相対的に高い。これは、夏季(7〜9
月、但しこの期間には限定されない)は一般的に冷房の
使用頻度が他季(10〜6月、但しこの期間には限定さ
れない)と比較して多いこと、及び夏季は暑さのため、
ガスタービンのエンジンの出力効率が他季と比較して低
くなることによる。
【0031】コンポーネント選定テーブル2bは複数で
構成され、各コンポーネント選定テーブル2bは、自家
発電を行うための発電システムを構成する複数の機器の
うち、いずれかの機器に対する複数の候補名、及び各候
補名に対応する機器の価格を示す第1価格情報1PDを
格納している。図4においてはガスタービン13baに
対する候補名(ガスタービンAA、ガスタービンBB、
ガスタービンCC、ガスタービンDD、ガスタービンE
E)を格納したコンポーネント選定テーブル2bの例を
挙げているが、その他のコンポーネント選定テーブル2
bも同様である。その他のコンポーネント選定テーブル
2bは、ボイラー13bb、再生器13bc、スタータ
13bd、直流電源盤13be、補機13bf、燃料ガ
ス圧縮機13bg、潤滑油供給装置13bh、エンクロ
ージャ13bi、吸気フィルタ13bj、発電機13b
k、減速機13bl、脱硝装置13bm、純粋製造装置
13bn、吸気冷却器13boのうち、いずれか一つの
機器に対する第1価格情報1PDを格納している。
【0032】図5に示す燃料単価テーブル2cは、各燃
料(燃料aa、燃料bb、燃料cc、燃料dd、燃料e
e)abcdeに対する燃料単価を示す第2価格情報2
PDを格納している。燃料単価テーブル2cで示される
燃料abcdeのうち、いずれかが特定発電システムに
よる発電に使用される。図6に示す売電料金テーブル2
dは、自家発電により発電した電力もしくは蒸気を販売
した場合の、売電単価13ad−6と蒸気単価13ad
−4とに対する第3価格情報3PDを格納している。第
3価格情報3PDは、売電単価13ad−6を示す売電
料金情報3PD−1、及び蒸気単価13ad−4を示す
蒸気料金情報3PD−2のいずれかを含んでいる。
【0033】運用予定データ2eには、特定発電システ
ムの運転時間(夏季における夏季運転時間13ae−
1、他季における他季運転時間13ae−3)、ボイラ
ーから採取される蒸気の蒸気利用量(夏季における夏季
蒸気利用量13ae−2、他季における他季蒸気利用量
13ae−4)が含まれている。但し、特定発電システ
ムにおいてボイラーが用いられない場合には、運用予定
データ2eに蒸気利用量は含まれない。
【0034】これらの蒸気利用量は、ガスタービンに備
えられるボイラーから発生する蒸気量を示したものでは
ない。例えば、あるガスタービンに対する蒸気発生量が
8tであっても、事業所が使用する蒸気量が6tである
場合(残りは処分される)には、夏季蒸気利用量13a
e−2もしくは他季蒸気利用量13ae−4に対し、6
tと入力する必要がある。尚、図15において記されて
いる「最大蒸気発生量」とは、コンポーネント選定画面
12において設定されるガスタービン13baに対応す
る能力値である。また、蒸気発生量を夏季と他季とで区
別しているのは、上述したように夏季はガスタービンの
エンジンの出力効率が低下し、結果的にボイラーから発
生する蒸気の量も他季と比較して少なくなるからであ
る。
【0035】電力単価テーブル2aと運用予定データ2
eから電力料金2gが算出される。また、コンポーネン
ト選定テーブル2bから特定発電システムが特定され、
特定発電システムに含まれる機器の購入に必要な初期投
資額2hが計算される。更に、燃料単価テーブル2cと
運用予定データ2eとを基に、自家発電を行う際の燃料
代2iが計算される。更に、売電料金テーブル2dと運
用予定データ2eとを基に、売電料金2jが計算され
る。但し、発電システムにおいてボイラーが用いられな
い場合には、売電料金2jの計算に用いられるのは売電
単価13ad−6のみで、蒸気単価13ad−4は用い
られない。
【0036】初期投資額2h、燃料代2i、売電料金2
jから、発電システムを予め決められた運転時間運転し
たことによる利益2kが計算される。また、利益2kと
電力料金2gとから、その運転時間運転したことによる
収支2lが計算される。この収支2lから、初期投資額
2hに対する投資回収に要する投資回収年数が計算され
る。
【0037】情報処理装置30は、ガスタービンを製
作、販売する会社の販売員等で構成されるユーザにより
操作される。情報処理装置30は、画面10aを記憶し
ており、ユーザは、情報処理装置30に表示される画面
10aにおいて要求される操作(必要事項の入力等)を
順次行う。画面10a(図7に示す)は、ホームページ
11、設計システム表紙画面12、設計システム入力画
面13を含んでいる。設計システム入力画面13(図8
に示す)は、設計仕様画面13a、コンポーネント選定
画面13b、配置図画面13c、経済性評価表紙画面1
3d、経済性評価画面13eを含んでいる。設計仕様画
面13aは、ケース名入力画面13aa、一般条件入力
画面13ab、仕様条件入力画面13ac、費用条件入
力画面13ad、運用条件入力画面13aeを含んでい
る。
【0038】ホームページ11を図9に示す(空欄部分
は、いずれも入力箇所である。図11から図16の各図
においても同様。但し、概要12−1を除く)。ホーム
ページ11においては、ガスタービンのモデル図11−
3が示されると共に、情報処理装置30のユーザに対し
て識別番号11−1、及びパスワード11−2の入力が
要求される。ユーザは、識別番号11−1及びパスワー
ド11−2の入力後、ログインボタンAAAを押す。
【0039】設計システム表紙画面12を図10に示
す。設計システム表紙画面12においては、ガスタービ
ンのモデル図11−3、操作順序の概要12−1、設計
開始ボタンBBBが表示される。操作順序の概要12−
1は、例えば「設計仕様〜コンポーネント選定〜経済性
評価〜客先レポート」のような形で表示される。これ
は、設計仕様を入力し、コンポーネント選定を行った結
果を基に経済性評価を行い、最終的にその経済性評価の
結果を客先レポートとして情報処理装置30から出力す
ることを表わしている。情報処理装置30のユーザは、
設計開始ボタンBBBを押すことにより、ケース名入力
画面13aaを表示させる。
【0040】ケース名入力画面13aaを図11に示
す。ケース名入力画面13aaにおいては、情報処理装
置30のユーザに対し、新規ケース名13aa−1の入
力、もしくはケース名一覧13aa−2からのケース名
の選択が要求されている。ユーザは、新たに経済性評価
を行う場合は、新規ケース名13aa−1として、任意
の名称を付して入力する。もしくは、ユーザは、過去に
行った経済性評価のデータ(情報処理装置30に記憶さ
れている)について再検討をする場合は、そのデータに
付した名称をケース名一覧13aa−2(情報処理装置
30に記憶されている)から選択する。作成ボタンCC
C、編集ボタンDDD、閲覧ボタンDDD、削除ボタン
EEEは、必要に応じてユーザにより操作される。
【0041】一般条件入力画面13abを図12に示
す。一般条件入力画面13abにおいては、ケース名1
3ab−1、製作者名13ab−2、製作年月日13a
b−3、データベース名13ab−4が示される。ま
た、一般条件入力画面13abはユーザに対し、客先名
13ab−5、発電システム13ab−6、用途13a
b−7、騒音レベル13ab−8、電力会社13ab−
9、契約種別13ab−10、契約電力13ab−11
(単位:kW)、受電電圧13ab−12(単位:V)
の入力を要求している。入力操作の完了後、ユーザは、
次ボタンGGGを押すことにより、仕様条件入力画面1
3acを情報処理装置30に表示させる。
【0042】客先名13ab−5は、事業所の名称であ
る(以下、事業所の経営者もしくは従業員も含め、単に
「事業所」と記す)。発電システム13ab−6は、客
先名13ab−5の示す事業所の行う自家発電におい
て、(1)ガスタービンが用いられるのか、(2)ガス
タービン及びボイラーが用いられるのか、(3)ガスタ
ービン、ボイラー、及び吸気冷却器が用いられるのかを
示すものである。
【0043】用途13ab−7は、常用もしくは非常用
のいずれかである。常用とは、客先名13ab−5の示
す事業所が、(1)、(2)、(3)のうちいずれかの
発電システム13ab−6に含まれる装置(以下、「装
置」と記す)を長時間(12〜24時間程度)に渡って
作動させておくことを示している。非常用とは、装置を
定期点検(数ヶ月に一回程度)のときのみ作動させるこ
とを示している。用途13ab−7が常用である場合に
は、その材料(特に高温部品等)には、耐久性の高い物
が求められる。一方、用途13ab−7が非常用である
場合には、常用の場合と比較して、その材料に耐久性の
高いことは要求されない(常用の場合と比較して、安価
なものでよい)。
【0044】騒音レベル13ab−8は、装置の作動に
より発せられ得る最大の騒音に対する許容値を表してい
る。この許容値は、装置を所定の条件下(箱の中に封入
する)に置き、かつその装置から1m離れた地点におい
て測定される。騒音レベル13ab−8が高い程、その
騒音を軽減するための吸音材には、高価で、質の良いも
のが求められる。図12の例では、騒音レベル13ab
−8は85db、75db、70dbのいずれかに指定
することが要求されている。
【0045】電力会社13ab−9は、事業所が購入電
力を用いる際の、その購入電力の購入先を表している。
もしくは、電力会社13ab−9は、事業者が電力の使
用契約をした契約先の会社名を表している。電力会社1
3ab−9によって契約電気料金は異なり、また、契約
電気料金は頻繁(最低でも半年に一回)に更新される。
尚、電力会社13ab−9の入力に当たって、情報処理
装置30のユーザもしくは事業所によって、Webサー
バ10に記憶されている電力単価テーブル2aが参照さ
れる。
【0046】契約種別13ab−10は、電力会社13
ab−9が設けている、電力の契約プランの名称を表し
ている。契約電力13ab−11は、事業所が電力会社
13ab−9と契約している電力量を表しており、受電
電圧13ab−12は、事業所が契約している電力会社
13ab−9から受電する電圧を表している。但し、事
業所は契約電力13ab−11分の購入電力全てを使用
するとは限らない。また、契約種別13ab−10、契
約電力13ab−11、受電電圧13ab−12は入力
される必要はあるが、経済性評価の結果(収支2l、及
び投資回収年数の値)には反映されない。
【0047】仕様条件入力画面13acを図13に示
す。仕様条件入力画面13acにおいては、ユーザに対
し、発電電圧13ac−1(単位:V)、周波数13a
c−2(単位:Hz)、燃料の種類13ac−3の入力
が要求されている。
【0048】発電電圧13ac−1は、事業所が自家発
電する電力の電圧を示したものである。周波数13ac
−2は、事業所が機器を設置している工場等の所在する
地域によって異なってくる。例えば、北関東では50H
zであり、南関東では60Hzであり、これによって発
電機(ガスタービン)の値段が違ってくる。
【0049】燃料の種類13ac−3は、事業所が自家
発電を行う際に用いる燃料であり、どの燃料を選択する
かによって、同じエンジンでも単位流量当たりの発熱量
が異なる(結果的に、発電効率は異なる)。図13にお
いては、燃料の種類13ac−3として都市ガス、LP
G、灯油、軽油、特A重油が挙げられており、このうち
いずれかの燃料を指定することが要求されている。この
場合、Webサーバ10に記憶されている燃料単価テー
ブル2cにおいて、例えば燃料aaは都市ガス、燃料b
bはLPG、燃料ccは灯油、燃料ddは軽油、燃料e
eは特A重油のようになり、それぞれに対する第2価格
情報2PDが示される。燃料の種類13ac−3の入力
に当たって、情報処理装置30のユーザ及び事業所は、
この燃料単価テーブル2cを参照することが可能であ
る。
【0050】費用条件入力画面13adを図14に示
す。費用条件入力画面13adにおいては、情報処理装
置30のユーザに対し、基本料金13ad−1(単位:
円/kW/月)、夏季電力単価13ad−2(単位:円
/kWh)、他季電力単価13ad−3(単位:円/k
Wh)、蒸気単価13ad−4(単位:円/t)、燃料
単価13ad−5(単位:円/Nm)、売電単価13
ad−6(単位:円/kWh)の入力を要求している。
【0051】情報処理装置30のユーザによって電力単
価テーブル2aが参照された上で基本料金13ad−
1、夏季電力単価13ad−2、他季電力単価13ad
−3が抽出され、情報処理装置30に入力される。ま
た、情報処理装置30のユーザにより、燃料単価テーブ
ル2cが参照され、特定発電システムにおいて使用され
る燃料の種類13ac−3に対応する第2価格情報2P
Dが抽出され、情報処理装置30に入力される。更に、
情報処理装置30のユーザによって売電料金テーブル2
dが参照され、蒸気単価13ad−4及び売電単価13
ad−6が抽出され、情報処理装置30に入力される。
【0052】運用条件入力画面13aeを図15に示
す。運用条件入力画面13aeにおいては、夏季稼働時
間13ae−1、夏季蒸気利用量13ae−2、他季稼
働時間13ae−3、他季蒸気利用量13ae−4の入
力が要求されている。夏季稼働時間13ae−1、夏季
蒸気利用量13ae−2、他季稼働時間13ae−3、
他季蒸気利用量13ae−4は、運用予定データ2eと
して情報処理装置30に入力される。
【0053】コンポーネント選定画面12を図16に示
す。コンポーネント選定画面12では、事業所が使用可
能なガスタービン13ba、ボイラー13bb、再生器
13bc、スターター13bd、直流電源盤13be、
補機13bf、燃料ガス圧縮機13bg、潤滑油供給装
置13bhの各々に対し、複数の候補名が示される。ま
た、コンポーネント選定画面12では、エンクロージャ
13bi、吸気フィルタ13bj、発電機13bk、減
速機13bl、脱硝装置13bm、純粋製造装置13b
n、吸気冷却器13bo、据え付け工事13bp、雑費
13bqの各々に対し、複数の候補名が示される。
【0054】情報処理装置30のユーザによって、それ
ぞれの機器に対していずれかの候補が指定され、情報処
理装置30に入力される。情報処理装置30は、入力さ
れた機器を基に特定発電システム(このシステムの構成
図は、配置図画面13cに示される)を特定し、Web
サーバ10に格納されているコンポーネント選定テーブ
ル2bを参照して、特定発電システムを構成する機器の
機器代を決定する。尚、情報処理装置30のユーザは、
それぞれの機器に対していずれかの候補の選定に当たっ
て、コンポーネント選定テーブル2bを参照することが
可能である。また、それぞれの機器に対して複数の候補
が選定されることも可能である。
【0055】配置図画面13c(13ca、13cb)
の例を図17に示す。配置図画面13cは、情報処理装
置30のユーザがコンポーネント選定画面12にて入力
したデータを基に作成されたものである。配置図画面1
3cには、コンポーネント選定画面12にて選定された
機器の各々から構成されるシステムの配置構成(見取り
図)13cが示される。図17の例では、その配置構成
は2種類の図で示されており、例えば配置図画面13c
aはシステム全体の配置構成、配置図画面13cbはシ
ステムのある一部分の配置構成を示す図とすることが出
来る。
【0056】経済性評価表紙画面13dを図18に示
す。情報処理装置30のユーザが経済試算ボタンKKK
をクリックすることにより、情報処理装置30は、収支
2l及び投資回収年数(X1、X2)を計算し、その結
果を経済性評価画面13eに表示する。経済性評価画面
13eの例を図19に示す。経済性評価画面13eのグ
ラフの横軸は、事業所がガスタービンを購入して自家発
電を開始してからの年数を示している。縦軸は、収支2
lの額を示しており、単位は10(n=1,2,…,
i)円である。
【0057】図19に示す経済性評価画面13eは、2
種類の直線を含んでおり、これはコンポーネント選定画
面12において、それぞれの機器に対して2種類の候補
が選定されたことを示している。図19のグラフにおい
て、y切片の値は、第1直線1L及び第2直線2Lのい
ずれに対しても負となっており、また、第1直線1L及
び第2直線2Lのいずれも傾きは正になっている。これ
は、事業所において自家発電を開始するには必ず一定額
の初期投資額2hが必要であり、自家発電を継続するに
つれて収支2lが正の値となることを表わしている。図
19において、第1交点1X(X1、0)及び第2交点
2X(X2、0)に対するX1、X2の値は、初期投資
額2hに対する投資回収年数を表わしている。図19の
例では、第1直線1Lと第2直線2Lとを比較すると第
1直線1Lの方が相対的に傾きが大きく、また、X1<
X2である。従って、第2直線2Lを求める際に用いた
パラメータ(コンポーネント選定画面13bにて選定さ
れたもの)に基づいて自家発電を行った方が、第1直線
1Lを求める際に用いたパラメータに基づいて自家発電
を行うよりも、相対的にメリットが大きいことになる。
【0058】以上に述べたガスタービン経済性評価シス
テム100は、次のような例に適用することが可能であ
る。
【0059】ガスタービンのエンジンは、使用されるこ
とで徐々に性能(出力効率及び燃費)が低下してくる。
これは、エンジンに含まれる圧縮機の表面に空気中のゴ
ミが張り付くことが主な原因である。出力効率及び燃費
の低下は、定期的に圧縮機の水洗浄を行うことによって
最小限に食い止めることが出来る。従って、事業所がエ
ンジンの性能を維持するには圧縮機をどの間隔で洗浄す
ればよいかを算出し、算出された洗浄間隔を基にして実
際に圧縮機の水洗浄を行うことがある。このとき、事業
所が更にその圧縮機を含むガスタービンを他の事業所
(以下、「他事業所」と記す)に販売する場合がある。
【0060】この場合、販売されたガスタービンを他事
業所で使用することに対する経済性評価が行われる。こ
の経済性評価を行うには、他事業所が使用している際の
燃料使用量13ae−5(Nm)、電力単価(基本料
金13ad−1、夏季電力単価13ad−2、他季電力
単価13ad−3)に関するデータが必要となる。これ
らのデータのうち、燃料使用量13ae−5は、他事業
所で使用されるガスタービンから自動的に取得すること
が可能である。情報処理装置30のユーザは、これらの
取得したデータに基づいた数値等を所定の画面に入力す
る。更に、ユーザの操作により、経済性評価の結果を示
した経済性評価画面13eが情報処理装置30に表示さ
れる。
【0061】図20を基に、本発明のガスタービン経済
性評価システム100における処理の過程を説明する。
尚、以下の処理は、全て情報処理装置30のユーザによ
り、情報処理装置30に対して行われる。また、各テー
ブルから抽出される情報の種類は異なるが、図20にお
いては全て「情報」と統一して記すこととする。
【0062】Webサーバ10の電力単価テーブル2a
が検索され、いずれかの電力会社13ad−9に対応す
る基本料金13ad−1、夏季電力単価13ad−2、
他季電力単価13ad−3が抽出される(ステップS
1)。Webサーバ10のコンポーネント選定テーブル
2bが検索され、各機器に対して示される複数の候補の
うち、いずれかの候補が選択され、選択された候補に対
する第1価格情報1PDが抽出される(ステップS
2)。Webサーバ10の燃料単価テーブル2cが検索
され、いずれかの燃料に対する第2価格情報2PDが抽
出される(ステップS3)。Webサーバ10の売電料
金テーブル2dが検索され、売電単価13ad−6及び
蒸気単価13ad−4が抽出される(ステップS4)。
ステップS1からステップS4において抽出された情報
を含め、画面10aにおいて入力が要求されている情報
が画面10aに従って情報処理装置30へ順次入力され
る(ステップS5)。
【0063】ステップS6以下の処理は、経済性評価表
紙画面13dにおいて、経済試算ボタンKKKがクリッ
クされることで、情報処理装置30によって行われる。
【0064】電力単価テーブル2aから抽出された情報
と運用予定データ2eとから、電力料金2gが計算され
る(ステップS6)。コンポーネント選定テーブル2b
から抽出された第1価格情報1PDに基づき、初期投資
額2hが計算される(ステップS7)。燃料単価テーブ
ル2cから抽出された第2価格情報2PDと燃料使用量
13ae−5とから、燃料代2iが計算される(ステッ
プS8)。売電料金テーブル2dから抽出された売電単
価13ad−6及び蒸気単価13ad−4とから、売電
料金2jが計算される(ステップS9)。初期投資額2
h、燃料代2i、及び売電料金2jとから、利益2kが
計算される(ステップS10)。電力料金2gと利益2
kとから収支2lが計算される(ステップS11)。計
算された収支2lの値に基づいた経済性評価の結果(直
線及び投資回収年数)を経済性評価画面13eに表示す
る(ステップS12)。
【0065】
【発明の効果】本発明のガスタービン経済性評価システ
ムは、事業所がガスタービンを購入して自家発電を行う
ことの、電力会社から電力を購入することに対する経済
的なメリットの程度を、種々のパラメータを用いた経済
試算(経済的評価)を行うことにより判断できる。
【0066】本発明のガスタービン経済性評価システム
は、ガスタービンを使用する事業所の用いる装置の構成
の違い、夏季と他季による大気温度の違い、及び各コン
ポーネント(使用装置の種類等)の違いを、経済試算の
結果に反映できる。
【0067】本発明のガスタービン経済性評価システム
は、事業所が現在使用中のガスタービンに対し、経済試
算を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガスタービン経済性評価システムの構
成を示す図である。
【図2】本発明のガスタービン経済性評価システムにお
ける、経済性評価システムの手段を示す図である。
【図3】本発明のガスタービン経済性評価システムにお
ける、電力単価テーブルに格納される情報を示す図であ
る。
【図4】本発明のガスタービン経済性評価システムにお
ける、コンポーネント選定テーブルに格納される情報を
示す図である。
【図5】本発明のガスタービン経済性評価システムにお
ける、燃料単価テーブルに格納される情報を示す図であ
る。
【図6】本発明のガスタービン経済性評価システムにお
ける、売電料金テーブルに格納される情報を示す図であ
る。
【図7】本発明のガスタービン経済性評価システムにお
ける、情報処理装置によって示される画面を示す図であ
る。
【図8】本発明のガスタービン経済性評価システムにお
ける、設計システム入力画面を示す図である。
【図9】本発明のガスタービン経済性評価システムにお
ける、ホームページを示す図である。
【図10】本発明のガスタービン経済性評価システムに
おける、設計システム表紙画面を示す図である。
【図11】本発明のガスタービン経済性評価システムに
おける、ケース名入力画面を示す図である。
【図12】本発明のガスタービン経済性評価システムに
おける、一般条件入力画面を示す図である。
【図13】本発明のガスタービン経済性評価システムに
おける、仕様条件入力画面を示す図である。
【図14】本発明のガスタービン経済性評価システムに
おける、費用条件入力画面を示す図である。
【図15】本発明のガスタービン経済性評価システムに
おける、運用条件入力画面を示す図である。
【図16】本発明のガスタービン経済性評価システムに
おける、コンポーネント選定画面を示す図である。
【図17】本発明のガスタービン経済性評価システムに
おける、配置図画面を示す図である。
【図18】本発明のガスタービン経済性評価システムに
おける、経済性評価表紙画面を示す図である。
【図19】本発明のガスタービン経済性評価システムに
おける、経済性評価画面を示す図である。
【図20】本発明のガスタービン経済性評価システムに
おいて行われる処理の過程を示す図である。
【符号の説明】
10 Webサーバ 20 インターネット 30 情報処理装置 2a 電力単価テーブル 2b コンポーネント選定テーブル 2c 燃料単価テーブル 2d 売電料金テーブル 2e 運用予定データ 2g 電力料金 2h 初期投資額 2i 燃料代 2j 売電料金 2k 利益 2l 収支 A、B、C、D、E 電力会社 AA、BB、CC、DD、EE ガスタービン 1PD 第1価格情報 aa、bb、cc、dd、ee 燃料 2PD 第2価格情報 3PD 第3価格情報 10a 画面 11 ホームページ 12 設計システム表紙画面 13 設計システム入力画面 13a 設計仕様画面 13aa ケース名入力画面 13aa−1 新規ケース名 13aa−2 ケース名一覧 13ab 一般条件入力画面 13ab−1 ケース名 13ab−2 制作者名 13ab−3 制作年月日 13ab−4 データベース名 13ab−5 客先名 13ab−6 発電システム 13ab−7 用途 13ab−8 騒音レベル 13ab−9 電力会社 13ab−10 契約種別 13ab−11 契約電力 13ab−12 受電電圧 13ac 仕様条件入力画面 13ac−1 発電電圧 13ac−2 周波数 13ac−3 燃料の種類 13ad 費用条件入力画面 13ad−1 基本料金 13ad−2 夏季電力単価 13ad−3 他季電力単価 13ad−4 蒸気単価 13ad−5 燃料単価 13ad−6 売電単価 13ae 運用条件入力画面 13ae−1 夏季稼働時間 13ae−2 夏季蒸気利用量 13ae−3 他季稼働時間 13ae−4 他季蒸気利用量 13ae−5 燃料使用量 13b コンポーネント選定画面 13ba ガスタービン機種 13bb ボイラー 13bc 再生器 13bd スターター 13be 直流電源盤 13bf 補機 13bg 燃料ガス圧縮機 13bh 潤滑油供給装置 13bi エンクロージャ 13bj 吸気フィルタ 13bk 発電機 13bl 減速機 13bm 脱硝装置 13bn 純粋製造装置 13bo 吸気冷却器 13bp 据え付け工事 13bq 雑費 13c(13ca、13cb) 配置図画面 13d 経済性評価表紙画面 13e 経済性評価画面 1L 第1直線 2L 第2直線 1X 第1交点 2X 第2交点 11−1 識別番号 11−2 パスワード 11−3 モデル図 12−1 概要 AAA ログインボタン BBB 設計開始ボタン CCC 作成ボタン DDD 編集ボタン EEE 閲覧ボタン FFF 削除ボタン GGG 次ボタン HHH 配置図ボタン III 保存/完了ボタン JJJ 戻りボタン KKK 経済試算ボタン
フロントページの続き (72)発明者 小林 雅博 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島製作所内 (72)発明者 秦 聰 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島製作所内 (72)発明者 福井 宏 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島製作所内 (72)発明者 深堀 修 愛知県小牧市大字東田中1200番地 三菱重 工業株式会社名古屋誘導推進システム製作 所内 (72)発明者 河野 順一 愛知県小牧市大字東田中1200番地 三菱重 工業株式会社名古屋誘導推進システム製作 所内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の発電システムの各々を構成す
    る複数の機器の各々の価格を示す価格情報を格納するコ
    ンポーネント選定テーブルと、 前記機器から選定された選定機器を基に特定発電システ
    ムを特定し、前記コンポーネント選定テーブルを参照し
    て前記特定発電システムの機器代を決定し、燃料単価と
    予め決められた運転期間から燃料代を計算し、売電単価
    と前記運転期間から売電料金を計算し、前記売電料金、
    前記機器代、及び前記燃料代から前記運転期間における
    利益を計算する情報処理装置とを具備するガスタービン
    経済性評価システム。
  2. 【請求項2】 前記売電単価を示す売電料金情報を格納
    する売電料金テーブルと、 前記特定発電システムによる発電に使用される燃料の種
    類と、前記燃料の各々の単価とを示す燃料単価情報を格
    納する燃料単価テーブルとを更に具備し、 前記売電単価情報は、前記売電料金テーブルから抽出さ
    れ、前記燃料単価情報は、前記燃料単価テーブルから抽
    出される請求項1に記載のガスタービン経済性評価シス
    テム。
  3. 【請求項3】 複数の電力会社のいずれかから電力を購
    入するのに必要な電力単価を示す電力単価情報を格納す
    る電力単価テーブルを更に具備し、 前記情報処理装置は、前記電力単価テーブルから抽出さ
    れた前記電力単価情報と前記運転期間から電力料金を計
    算し、前記電力料金と前記利益から前記運転期間におけ
    る収支を計算し、前記収支から前記機器代に対する投資
    を回収するのに要する投資回収年数を計算する請求項1
    もしくは2に記載のガスタービン経済性評価システム。
  4. 【請求項4】 前記情報処理装置は、画面を記憶し、前
    記画面は、 前記特定発電システムにおいて使用される前記機器の名
    称の入力を要求するコンポーネント選定画面と、 前記燃料の種類の入力を要求する仕様条件入力画面と、 前記売電料金、前記燃料単価、及び前記電力単価の入力
    を要求する費用条件入力画面と、 前記運転期間の入力を要求する運用条件入力画面とを含
    む請求項1乃至3のいずれか一項に記載のガスタービン
    経済性評価システム。
  5. 【請求項5】 前記運転期間は、 7月から9月までの時期における前記特定発電システム
    の運転時間を示す夏季運転時間と、 前記時期以外の他の時期における前記特定発電システム
    の運転時間を示す他季運転時間とを含む請求項1乃至4
    のいずれか一項に記載のガスタービン経済性評価システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記燃料単価は、前記燃料単価の変動に
    関する情報である燃料単価変動情報に基づいて算出さ
    れ、前記電力単価は、前記電力単価の変動に関する情報
    である電力単価変動情報に基づいて算出される請求項1
    乃至5のいずれか一項に記載のガスタービン経済性評価
    システム。
  7. 【請求項7】 前記電力単価は、前記時期における夏季
    電力単価と、前記他の時期における他季電力単価とを含
    み、前記夏季電力単価及び前記他季電力単価は、前記電
    力単価変動情報に基づいて算出される請求項1乃至6の
    いずれか一項に記載のガスタービン経済性評価システ
    ム。
  8. 【請求項8】 複数種類の発電システムの各々を構成す
    る複数の機器の各々の価格を示す価格情報を格納するコ
    ンポーネント選定テーブルと、 前記機器から選定された選定機器を基に特定発電システ
    ムを特定し、前記コンポーネント選定テーブルを参照し
    て前記特定発電システムの機器代を決定し、燃料単価と
    予め決められた運転期間から燃料代を計算し、売電単価
    と前記運転期間から売電料金を計算し、前記売電料金、
    前記機器代、及び前記燃料代から前記運転期間における
    利益を計算する情報処理装置とを具備するガスタービン
    経済性評価システム。
  9. 【請求項9】 前記売電単価を示す売電料金情報を格納
    する売電料金テーブルと、 前記特定発電システムによる発電に使用される燃料の種
    類と、前記燃料の各々の単価とを示す燃料単価情報を格
    納する燃料単価テーブルとを更に具備し、 前記売電料金情報は、前記売電料金テーブルから抽出さ
    れ、前記燃料単価情報は、前記燃料単価テーブルから抽
    出される請求項8に記載のガスタービン経済性評価シス
    テム。
  10. 【請求項10】 複数の電力会社のいずれかから電力を
    購入するのに必要な電力単価を示す電力単価情報を格納
    する電力単価テーブルを更に具備し、 前記情報処理装置は、前記電力単価テーブルから抽出さ
    れた前記電力単価情報と前記運転期間から電力料金を計
    算し、前記電力料金と前記利益から前記運転期間におけ
    る収支を計算し、前記収支から前記機器代に対する投資
    を回収するのに要する投資回収年数を計算する請求項8
    もしくは9に記載のガスタービン経済性評価システム。
  11. 【請求項11】 前記情報処理装置は、画面を記憶し、
    前記画面は、 前記特定発電システムにおいて使用される機器の名称の
    入力を要求するコンポーネント選定画面と、 前記特定発電システムにガスタービン、ボイラー、吸気
    冷却器のうちいずれが含まれるかを示す使用システム情
    報、前記特定発電システムの使用頻度、前記特定発電シ
    ステムの使用に起因する騒音の許容値、前記電力会社の
    名称の入力を要求する一般条件入力画面と、 前記燃料の種類の入力を要求する仕様条件入力画面と、 前記電力単価及び前記燃料単価の入力を要求する費用条
    件入力画面と、 前記運転期間の入力を要求する運用条件入力画面とを含
    む請求項8乃至10のいずれか一項に記載のガスタービ
    ン経済性評価システム。
  12. 【請求項12】 前記機器は、前記ガスタービン、前記
    ボイラー、再生器、スタータ、直流電源盤、補機、燃料
    ガス圧縮機、潤滑油供給装置、エンクロージャ、吸気フ
    ィルタ、発電機、減速機、脱硝装置、純粋製造装置、前
    記吸気冷却器のうちのいずれかである請求8乃至11の
    いずれか一項に記載のガスタービン経済性評価システ
    ム。
  13. 【請求項13】 前記燃料の種類は、都市ガス、LP
    G、灯油、軽油、特A重油のうちのいずれかである請求
    項8乃至12のいずれか一項に記載のガスタービン経済
    性評価システム。
  14. 【請求項14】 前記運転期間は、 7月から9月までの時期における前記特定発電システム
    の運転時間を示す夏季運転時間と、 前記時期以外の他の時期における前記特定発電システム
    の運転時間を示す他季運転時間とを含む請求項8乃至1
    3のいずれか一項に記載のガスタービン経済性評価シス
    テム。
  15. 【請求項15】 前記燃料単価は、前記燃料単価の変動
    に関する情報である燃料単価変動情報に基づいて算出さ
    れ、前記電力単価は、前記電力単価の変動に関する情報
    である電力単価変動情報に基づいて算出される請求項8
    乃至14のいずれか一項に記載のガスタービン経済性評
    価システム。
  16. 【請求項16】 前記電力単価は、前記時期における夏
    季電力単価と、前記他の時期における他季電力単価とを
    含み、前記夏季電力単価及び前記他季電力単価は、前記
    電力単価変動情報に基づいて算出される請求項8乃至1
    5のいずれか一項に記載のガスタービン経済性評価シス
    テム。
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