JP2003193436A - 高さ可変型スノーポール - Google Patents
高さ可変型スノーポールInfo
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Abstract
夏季等においては目障りにならず、降雪のある冬季にお
いては積雪によって埋もれないような高さ可変型スノー
ポールとする。 【構成】 光源110Bと、この光源110Bを収納
し、光源110Bからの光を上側ポール122Bの発光
窓130Bから発するポール120Bとを備えており、
前記ポール120Bは、地面GLに固定される下側ポー
ル123Bと、この下側ポール124Bに連結され、下
側ポール124Bに対して伸縮可能になった上側ポール
122Bとを有している。
Description
ポールに関する。
間隔で設置され、積雪があった場合でも光源からの光が
発せられるポールの頭部は雪に埋もれないようにしたも
のであるこのスノーポールは、光源と、この光源を収納
し、光源からの光を頭部の発光窓から発するポールとを
有している。かかるスノーポールは積雪のある道路の路
肩を示すものである。
が設置されている。
ノーポールが設置されるような場所は、吹雪が発生しや
すい場所でもあるため、ポールの高さは積雪により埋も
れないような寸法、例えば2.5mに設定されている。
このため、降雪のない夏季等においては、走行する車両
の乗員にとっては路肩や中央分離帯に立ったスノーポー
ルは目障りなものとなっていた。しかし、スノーポール
のポールの高さを夏季等において目障りにならないよう
なものにすると、降雪時には埋もれてしまうため、どう
しても積雪量を基準とした高いものにならざるをえない
のである。
であって、高さを可変とすることによって、降雪のない
夏季等においては目障りにならず、降雪のある冬季にお
いては積雪によって埋もれないような高さ可変型スノー
ポールを提供することを目的としている。
スノーポールは、光源と、この光源を収納し、光源から
の光を頭部の発光窓から発するポールとを備えており、
前記ポールは、前記発光窓の高さ位置を変更することが
できるようになっている。
に係る高さ可変型スノーポールの概略的断面図、図2は
本発明の第2の実施の形態に係る高さ可変型スノーポー
ルを最も高くした状態の概略的断面図、図3は本発明の
第2の実施の形態に係る高さ可変型スノーポールを最も
低くした状態の概略的断面図、図4は本発明の第2の実
施の形態に係る高さ可変型スノーポールにおける固定手
段を示す概略的断面図、図5は本発明の第3の実施の形
態に係る高さ可変型スノーポールを最も高くした状態の
概略的断面図、図6は本発明の第3の実施の形態に係る
高さ可変型スノーポールを最も低くした状態の概略的断
面図、図7は本発明の第4の実施の形態に係る高さ可変
型スノーポールを最も高くした状態の概略的断面図であ
る。
形態に係る高さ可変型スノーポール100Aについて説
明する。
ノーポール100Aは、図1に示すように、ガードレー
ル等を支持する支持柱200にバンド210等の固定手
段で取り付けれらるものであって、光源(図示省略)
と、この光源を収納し、光源からの光を頭部の発光窓1
30Aから発するポール120Aとを備えており、前記
ポール120Aは、前記発光窓130Aの高さ位置を変
更することができるようになっている。
おいて、発光窓130Aの高さの変更は、バンド210
等による支持柱200に対する固定位置を変更すること
で行う。前記ポール120Aは、下端から内部の光源や
トランス等に接続される電線140Aが導出入されてい
る。かかる電線140Aは、発光窓130Aの高さ位置
の変更に対応可能なように余裕の長さに設定されてい
る。
さ可変型スノーポール100Bについて図2〜図4を参
照しつつ説明する。
型スノーポール100Bは、図2及び図3に示すよう
に、光源110Bと、この光源110Bを収納し、光源
110Bからの光を上側ポール122Bの発光窓130
Bから発するポール120Bとを備えており、前記ポー
ル120Bは、地面GLに固定される下側ポール124
Bと、この下側ポール124Bに連結され、下側ポール
124Bに対して伸縮可能になった上側ポール122B
とを有している。
ードランプ111Bと、この発光ダイオードランプ11
1Bが実装された基板112Bとから構成される。
れた丸パイプである。この下側ポール124Bの下端部
には前記地面GLに固定するためのフランジ部163B
が形成されている。また、この下側ポール124Bの上
端部は、図2等に示すように、外周面がなだらかに細く
なっている。これは、上側ポール122Bとの間で段差
を形成しないようにするためである。もし、下側ポール
124Bと上側ポール122Bとの間に段差があれば、
降雪があった場合にその段差に雪が付着し、場合によっ
ては上側ポール122Bの発光窓130Bを覆ってしま
うためである。段差がなければ、発光窓130Bが雪に
よって覆われるおそれを減少させることができる。
内側には、上側突出部161Bが形成されている。この
上側突出部161Bは、後述する上側ポール122Bの
フランジ部160Bと対応して、上側ポール122Bが
下側ポール124Bから抜けないようにするためのもの
である。
の内側には、下側突出部162Bが形成されている。こ
の下側突出部162Bは、上側ポール122Bが下側ポ
ール124Bに沈み込んで最も低くなった場合に、上側
ポール122Bのフランジ部160Bと対応して、上側
ポール122Bがそれ以上、下側ポール124Bに沈み
込まないようにするためのものである。なお、最も低く
なったとしても、上側ポール122Bに形成されている
発光窓130Bは、下側ポール124Bから突出してい
ることは勿論である。
ル122Bの上端側の周面には開口128Bが形成され
ている。しかも、その開口128Bには透光性を有する
カバー129Bが水密、気密に嵌め込まれている。この
カバー129Bが嵌め込まれた開口128Bが発光窓1
30Bとなるのである。前記光源110Bは、発光ダイ
オードランプ111Bがこの発光窓130Bに正対する
ようにして上側ポール122Bに収納されている。
れた丸パイプである。この上側ポール122Bの下端部
には、上側ポール122Bが下側ポール124Bから抜
けないようにするためのフランジ部160Bが形成され
ている。すなわち、このフランジ部160Bは、前記下
側ポール124Bの上側突出部161Bと対応する部分
である。
ール122Bのフランジ部160Bの外径より若干大き
く設定されている。従って、上側ポール122Bは、下
側ポール124Bの内側に入り込むことができるように
なっている。
22Bとの間には、図4に示すように、上側ポール12
2Bの下側ポール124Bに対して固定するための固定
手段170Bが設けられている。この固定手段170B
としては、下側ポール124Bの周面に貫通して開設さ
れた雌ねじ171Bと、この雌ねじ171Bに噛合する
雄ねじ172Bとがある。すなわち、前記雄ねじ172
Bを雌ねじ171Bに螺合させることによって、雄ねじ
172Bの先端が上側ポール122Bの外周面に圧接さ
れ、これによって上側ポール122Bが下側ポール12
4Bに固定されるのである。
と、図4に示すように、前記雌ねじ171Bは上側ポー
ル122Bのフランジ部160Bに対向する位置に設け
る必要がある。この位置に雌ねじ171Bを設けておけ
ば、最も低くなった状態でも対応することが可能であ
る。また、この雌ねじ171Bは一箇所だけではなく、
複数箇所に設けると、上側ポール122Bを下側ポール
124Bに対してより強固に固定することができるので
望ましい。
Bとの間は、例えば、電話機本体と受話器との間を接続
するのに用いられるような伸縮可能なスパイラル状の電
線140Bで接続されている。すなわち、この高さ可変
型スノーポール100Bは、上側ポール122Bが下側
ポール124Bに対して伸縮するため、最も高くなった
場合でも、最も低くなった場合でも光源110Bとトラ
ンス180Bとの間の電気的接続を確保することが必要
になるためである。従って、このスパイラル状の電線1
40Bは、ポール120Bの高さの変更に対応できるだ
けの余裕のある長さに設定されている電線である。
は、高さ可変型スノーポール100Bを最も低くした状
態では最も縮んだ状態となり、高さ可変型スノーポール
100Bを最も高くした状態では最も伸びた状態となる
ようになっている。
下側ポール124Bと上側ポール122Bとの高さ寸法
は、この高さ可変型スノーポール100Bが設置される
場所の積雪量と道路から除雪される雪の量とに応じてそ
の長さが決定されている。最も高くした場合には、除雪
された道路上の雪が積み上げられても、少なくとも発光
窓130Bがある位置にまでは達することがないように
設定されている。
上側ポール122Bを最も伸ばして、すなわち高さ可変
型スノーポール100Bの高さを最も高くして使用す
る。すると、積雪があっても、発光窓130Bは積雪に
埋もれることはない。また、降雪のない夏季等にあって
は、図3に示すように、上側ポール122Bを最も縮め
て、すなわち高さ可変型スノーポール100Bの高さを
最も低くして使用する。すると、走行する車両の乗員に
とって目障りになることがない。
0Bとトランス180Bとを接続する電線140Bは、
スパイラル状のものを使用すると説明したが、図5及び
図6に示すように、通常の電線140Cを使用した本発
明の第3の実施の形態に係る高さ可変型スノーポール1
00Cもある。ただし、この高さ可変型スノーポール1
00Cを最も低くした場合に、電線140Cが絡まない
ようにすることが必要である。例えば、図5に示すよう
に、電線140Cの一部141Cを下側ポール124C
の内面に固定するとともに、固定された部分より上側に
おいて重り142Cを付けておき、電線140Cはこの
重り142Cが付けられた部分から必ず折れ曲がるよう
にすることが考えれらる。この重り142Cを付けた電
線140Cは、ポール120Cの高さの変更に対応でき
るだけの余裕のある長さに設定されている電線である。
る高さ可変型スノーポール100Cのその他の部分は、
高さ可変型スノーポール100Bと同一である。図5及
び図6では、符号の添字を除いて同じ符号のものは同一
の部材を示すものとする。
地面GLに埋設された収納部123Dの内部に収納して
おき、発光窓130Dに対向して反射板190Dを設け
ておき、光源110Dからの光は反射板190Dによっ
て発光窓130D側に反射させるようにする第4の実施
の形態に係る高さ可変型スノーポール100Dもある。
この場合には、前記光源110Dとトランス180Dと
を接続する電線140Dは、高さ可変型スノーポール1
00Dの高さのいかんに係わらず常に同じ長さになるの
で、スパイラル状のものを使用する必要はない。
る高さ可変型スノーポール100Dのその他の部分は、
高さ可変型スノーポール100B等と同一である。図6
では、符号の添字を除いて同じ符号のものは同一の部材
を示すものとする。
ノーポール100Dでは、略箱状の収納部123Dと、
この収納部123Dから立設された下側ポール124D
とを有するベース部121Dと、下側ポール124Dの
上方に設けられる上側ポール122Dとを有している。
前記収納部123Dは、トランス180Dの他に光源1
10Dの点減制御部(図示省略)等の電子回路も収納さ
れている。この収納部123Dは、弁当箱状に形成され
ており、本体125Dに蓋体126Dを取り付けること
で内部を水密、気密に密閉することができる。前記蓋体
126Dには、開口127Dが開設されており、この開
口127Dの上に下側ポール124Dが立設されてい
る。
面GLから露出されるように地面GLに埋設される。ま
た、この収納部123Dの本体125Dの側面には、他
のスノーポール(同じ高さ可変型スノーポール100D
とは限らない。)と電気的に接続するためのケーブル1
50Dが貫通する貫通孔151Dが開設されている。な
お、この貫通孔151Dは当然、水密、気密構造になっ
ている。
Dでは、下側ポール124Dとベース部123Dとは相
互に独立した別部品であって、両者の間は水密、気密構
造になっている。
係る高さ可変型スノーポール100A〜100Dでは、
光源110A等に発光ダイオードランプ111A等を使
用したが、それ以外のものであってもよいことは勿論で
ある。
は、光源と、この光源を収納し、光源からの光を頭部の
発光窓から発するポールとを備えており、前記ポール
は、前記発光窓の高さ位置を変更することができるよう
になっている。
れば、降雪のある冬季には、頭部を最も高くして、すな
わち高さ可変型スノーポールの高さを最も高くして使用
する。すると、積雪があっても、発光窓は積雪に埋もれ
ることはない。また、降雪のない夏季等にあっては、頭
部を最も低くして、すなわち高さ可変型スノーポールの
高さを最も低くして使用する。すると、走行する車両の
乗員にとって目障りになることがない。
ルは、光源と、この光源を収納し、光源からの光を頭部
の発光窓から発するポールとを備えており、前記ポール
は、地面に固定されるベース部と、このベース部に連結
され、ベース部に対して伸縮可能になった頭部とを有し
ている。
れば、降雪のある冬季には、頭部を最も伸ばして、すな
わち高さ可変型スノーポールの高さをベース部に対して
伸ばすことで最も高くして使用する。すると、積雪があ
っても、発光窓は積雪に埋もれることはない。また、降
雪のない夏季等にあっては、頭部をベース部に対して縮
めることで最も縮めて、すなわち高さ可変型スノーポー
ルの高さを最も低くして使用する。すると、走行する車
両の乗員にとって目障りになることがない。
ては、前記光源と、この光源に電力を供給する電源との
間を接続する電線は、ポールの高さの変更に対応できる
だけの余裕のある長さに設定されている。
源と電源との間の電気的接続は確実に確保されるのであ
る。
する電源が内蔵されており、この電源と前記光源とはス
パイラル状の電線で接続されている。
ルの高さを高くしても低くしても、電線は伸び縮みする
だけで、垂れ下がられないため、内部において絡まった
りそれに起因する断線等の問題が発生しない。
給する電源が内蔵されており、この電線と前記光源とが
スパイラル状の電線以外の電線で接続されている場合に
は、電線の一部に重りを付けている。
電線を使用しなくても、内部において絡まったりそれに
起因する断線等の問題が発生しにくい。
ノーポールの概略的断面図である。
ノーポールを最も高くした状態の概略的断面図である。
ノーポールを最も低くした状態の概略的断面図である。
ノーポールにおける固定手段を示す概略的断面図であ
る。
ノーポールを最も高くした状態の概略的断面図である。
ノーポールを最も低くした状態の概略的断面図である。
ノーポールを最も高くした状態の概略的断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 光源と、この光源を収納し、光源からの
光を頭部の発光窓から発するポールとを具備しており、
前記ポールは、前記発光窓の高さ位置を変更することが
できることを特徴とする高さ可変型スノーポール。 - 【請求項2】 光源と、この光源を収納し、光源からの
光を頭部の発光窓から発するポールとを具備しており、
前記ポールは、下側ポールと、この下側ポールに連結さ
れ、下側ポールに対して伸縮可能になった上側ポールと
を有していることを特徴とする高さ可変型スノーポー
ル。 - 【請求項3】 前記光源と、この光源に電力を供給する
電源との間を接続する電線は、ポールの高さの変更に対
応できるだけの余裕のある長さに設定されていることを
特徴とする請求項1又は2記載の高さ可変型スノーポー
ル。 - 【請求項4】 前記電線は、スパイラル状の電線である
ことを特徴とする請求項3記載の高さ可変型スノーポー
ル。 - 【請求項5】 前記電線は、電線の一部に重りを付け、
この重りより下方でポールに対して固定されていること
を特徴とする請求項3記載の高さ可変型スノーポール。
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2001
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