JP2003193369A - 優れた柔軟性および粘性を備えたハイソリッド布地柔軟剤に用いられるイミダゾリニウム第四級物とジアルキルジメチル第四級物のブレンド - Google Patents

優れた柔軟性および粘性を備えたハイソリッド布地柔軟剤に用いられるイミダゾリニウム第四級物とジアルキルジメチル第四級物のブレンド

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    • C11D1/38Cationic compounds
    • C11D1/62Quaternary ammonium compounds

Abstract

(57)【要約】 【課題】優れた柔軟性および粘性を備えたハイソリッド
布地柔軟剤に用いられるイミダゾリニウム第四級物とジ
アルキルジメチル第四級物のブレンドを提供する。 【手段】粘性および柔軟性の改善されたハイソリッド濯
ぎサイクル布地柔軟剤処方は、少なくとも1種類のイミ
ダゾリニウム第四級アンモニウム化合物と、少なくとも
1種類のジアルキルジメチル第四級アンモニウム化合物
と、少なくとも1種類の溶剤とを含み、増稠剤を用いる
ことなく粘性を高められる。この処方を希釈すると、商
業的に成功するレベルまで粘性が増大する。このブレン
ドは、再湿潤および柔軟性を改善するため、硬質および
軟質の両方の獣脂の組み合わせとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、布地柔軟剤に係
り、特に、改善された粘性および柔軟性を有するハイソ
リッド濯ぎサイクル布地柔軟剤処方に関する。特に、本
発明は、少なくとも1種類のイミダゾリニウム第四級ア
ンモニウム化合物と、少なくとも1種類のジアルキルジ
メチル第四級アンモニウム化合物と、少なくとも1種類
の溶剤とを含み、増稠剤を用いることなく粘性を高めら
れる、低粘度のハイソリッド濯ぎサイクル布地柔軟剤処
方に関する。
【0002】
【従来の技術】洗濯の分野において、カチオン性第四級
アンモニウム化合物またはその塩のような少なくとも1
種類の柔軟剤を含有する液体の布地柔軟剤を直接洗濯プ
ロセスに加えることは周知である。液体布地柔軟剤の添
加は、濯ぎサイクルの最中になされるのが一般的であ
る。
【0003】濯ぎサイクル布地柔軟剤は、10重量%を
超える布地柔軟剤を含有する濃縮(すなわちハイソリッ
ド)組成物と、10重量%以下の布地柔軟剤を含有する
希釈(すなわちローソリッド)組成物の2つの形態で提
供される。濯ぎサイクル布地柔軟剤が消費者に認められ
るかどうかは、その製品により得られる性能ばかりでな
く、その外観によっても決まる。例えば、環境に配慮す
る消費者は、包装が少ない方が環境に有益であることか
ら希釈可能な組成物に惹かれる傾向がある。しかしなが
ら、高粘度の布地柔軟剤(約400cp・s(0.4P
a・s)という粘度を有する)は、多くの消費者にとっ
て、低粘度の布地柔軟剤より優れていると考えられてい
る。従って、濯ぎサイクル布地柔軟剤の粘度はかかる商
業製品を有益な処方とするための重要な要素である。
【0004】フィラーを添加しないハイソリッドの布地
柔軟剤組成物が開示されている(特許文献1参照)。し
かしながら、この布地柔軟剤組成物は、かかる組成物が
希釈したレベルで高粘度でないことから目的に適うもの
ではない。
【0005】多くのローソリッド布地柔軟剤は、処方の
粘度を消費者が望む範囲まで増大させようとして、ポリ
アクリルアミド、多糖類およびポリウレタンのようなポ
リマー増稠剤を布地柔軟剤処方に加えている(特許文献
2参照)。しかしながら、低粘度の布地柔軟剤に有効な
増稠性を与えるためには、一般に、大量の増稠剤が必要
である。かかる大量の増稠剤を用いれば、溶液の粘度問
題は解決するが、この解決策だと布地柔軟剤を処方する
コストが上がってしまう。かかるコストは消費者にかか
ってくる。この処方コストの望ましくない増大はさら
に、従来のポリマー増稠剤は、布地充填剤処方に更なる
利点は与えず、活性成分含量を減少させるという点で問
題を招く。このように、処方の性能をさらに向上させる
追加の成分が増稠剤以外に必要となる。
【0006】同様に問題となるのは、かかるフィラー強
化布地柔軟剤は濃縮処方中では効率的に生成されないと
いう事実である。このように、粘性が極めて高いと、か
かる材料を注入するのが極めて困難になるため、環境に
配慮する消費者にとっても濃縮は望ましくない。
【0007】第四級アンモニウム化合物は、一般式R
のカチオン性有機窒素含有化合物であり、式
中、各Rは同一または異なる炭化水素のような有機基で
あってもよく、またさらに官能基およびヘテロ原子も含
んでいてよい。その物理特性のために、一般的に「第四
級物」と呼ばれるものには、界面活性剤から殺菌剤、有
機クレイから調整溶液まで様々な工業用途がある。
【0008】
【特許文献1】米国特許第3,625,891号明細書
【0009】
【特許文献2】米国特許第4,233,167号明細書
【0010】
【特許文献3】米国特許第2,220,099号明細書
【0011】
【特許文献4】米国特許第2,477,383号明細書
【0012】
【特許文献5】国際公開第98/53034号パンフレ
ット
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術の欠
点を鑑みると、従来のポリマー増稠剤を用いる必要のな
いハイソリッド濯ぎサイクル布地柔軟剤の粘性を改善す
るための新規なコスト有効性のある手段を提供できると
良いであろう。好ましくは、かかる材料は、濃縮処方に
おいても注入可能で、低い粘度特性を保持していて、希
釈処方においては、消費者に認められるような高い粘性
に変わる。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、粘性および柔
軟性の向上した低粘度のハイソリッド濯ぎサイクル布地
柔軟剤処方に関する。本発明において向上は、少なくと
も1種類のイミダゾリニウム第四級アンモニウム化合物
と少なくとも1種類のジアルキルジメチル第四級アンモ
ニウム化合物のブレンドを、少なくとも1種類の溶剤ま
たは溶剤系と併せて提供することにより達成される。ポ
リマー増稠剤は存在させないが、該処方は水で希釈する
と粘度を増大させることができる。
【0015】以下に、本発明の用語の好ましい意味につ
いて説明する。「高粘度」布地柔軟剤という用語は、本
明細書において、約400cp・s(0.4Pa・s)
以上の粘度を有する布地柔軟剤を表すのに用いられ、
「低粘度」布地柔軟剤という用語は、約400cp・s
(0.4Pa・s)未満の粘度を有する布地柔軟剤を表
す。
【0016】「ハイソリッド」布地柔軟剤という用語
は、布地柔軟化合物、すなわち、第四級アンモニウム化
合物が10重量%を超える量で存在する布地柔軟剤処方
を表し、「ローソリッド」という用語は、布地柔軟剤成
分が約10重量%以下、好ましくは約1〜約10重量%
以下、さらに好ましくは約2〜約5重量%の量で存在す
る布地柔軟剤処方を表す。
【0017】本発明の他の態様によれば、上述の低粘度
ハイソリッド濯ぎサイクル布地柔軟剤処方の製造方法が
提供される。具体的には、本発明の方法は、約1〜約5
0重量%の少なくとも1種類のイミダゾリニウム第四級
アンモニウム化合物と、約1〜約40重量%の少なくと
も1種類のジアルキルジメチル第四級アンモニウム化合
物と、約1〜約50重量%の少なくとも1種類の溶剤と
をブレンドする工程を含む。該処方は、水で希釈した際
に粘度を増大可能である。従来の増稠剤を処方に添加す
る必要なく、粘度を増大させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
するが、これらは好ましい実施態様であって、本発明は
これらに限定されるものではない。上述したように、本
発明は、ポリマー増稠剤は存在しないという条件で、
(a)約1〜約50重量%の少なくとも1種類のイミダ
ゾリニウム第四級アンモニウム化合物と、(b)約1〜
約40重量%の少なくとも1種類のジアルキルジメチル
第四級アンモニウム化合物と、(c)約1〜約50重量
%の少なくとも1種類の溶剤または溶剤系との実質的に
均一なブレンドを含み、水で希釈すると処方の粘度を増
大させることのできる、低粘度ハイソリッド濯ぎサイク
ル布地柔軟剤処方に関する。
【0019】「イミダゾリニウム第四級アンモニウム化
合物」という用語は、本明細書において、下式の第四級
アンモニウム化合物を表す。
【化4】 式中、Rは飽和または不飽和C11−21アルキル、
は二価のC1−6アルキル基、Gは酸素またはNH
である。アニオンXは塩素や臭素のようなハロゲン、硫
酸メチルや硫酸エチルのようなアルキルサルフェート;
ホルメート;アセテート;カーボネート;サルフェー
ト;ニトレートおよびその他同様のアニオンである。好
ましいアニオンとしては塩化物と硫酸メチルが挙げられ
る。本発明に用いることのできるイミダゾリニウム第四
級物またはイミダゾリニウム第四級物ブレンドとして
は、Rewoteric(登録商標)472ET80、
Varisoft(登録商標)475、Rewoqua
t(登録商標)W90、Rewoquat(登録商標)
W75、Rewoquat(登録商標)W3690およ
びVarisoft(登録商標)3690等が挙げられ
るがこれらに限られるものではない。Varisoft
(登録商標)475、Rewoquat(登録商標)W
90、Rewoquat(登録商標)W75は、メチル
−1−獣脂アミドエチル2−獣脂イミダゾリニウム硫酸
メチルの商品名であり、Rewoquat(登録商標)
W3690およびVarisoft(登録商標)369
0は第四級物、メチル−1−オレイルアミドエチル2−
オレイルイミダゾリニウム硫酸メチルの商品名である。
【0020】「ジアルキルジメチル第四級アンモニウム
化合物」という用語は、本明細書において、下式の第四
級アンモニウム化合物を表す。
【化5】 式中、RおよびRは同一または異なっており、それ
ぞれC1−18アルキルであり、Xは上述のアニオンの
いずれかである。RおよびRは両方ともC −C
18アルキルであるのが好ましい。本発明に用いること
のできるジアルキルジメチル第四級物としては、ジ(水
素化獣脂)アルキルジメチル塩化アンモニウム、Var
isoft(登録商標)137(二水素化獣脂ジメチル
アンモニウム硫酸メチル)、Adogen(登録商標)
442(二水素化獣脂ジメチル塩化アンモニウム)およ
びArosurf(登録商標)TA100(ジステアリ
ルジメチル塩化アンモニウム)が例示されるがこれらに
限られるものではない。
【0021】「溶剤」または「溶剤系」または同様の用
語は、本明細書において、本発明の処方の水吸収性を改
善するのに用いられる溶液を表す。好適な溶剤として
は、エタノール、イソプロピルアルコール、プロピレン
グリコール、ジプロピレングリコール、ヘキシレングリ
コール、ジエチルフタレートおよびこれらの組み合わせ
が挙げられるがこれらに限られるものではない。溶剤の
組み合わせ、すなわち溶剤系によって、濃縮注入性、希
釈し易さ、希釈後の粘度および臭気のような選ばれた好
ましい特性が組み合わせられる。溶剤のかかる好ましい
ブレンドの一つは、約9:1〜約1:9の比率のジプロ
ピレングリコール(DPG)とジエチルフタレート(D
EP)である。より好ましくは、DPG:DEPの比率
は3:1である。
【0022】本発明によれば、高粘度のハイソリッド濯
ぎサイクル布地柔軟剤処方は、約1〜約50重量%の少
なくとも1種類のイミダゾリニウム第四級物と、約1〜
約40重量%の少なくとも1種類のジアルキルジメチル
第四級物と、約1〜約50重量%の溶剤とを含む。本発
明の処方は、約20〜約40重量%の少なくとも1種類
のイミダゾリニウム第四級物と、約10〜約30重量%
の少なくとも1種類のジアルキルジメチル第四級物と、
約10〜約30重量%の溶剤とを含むのが好ましい。本
発明の処方は、約25〜約35重量%の少なくとも1種
類のイミダゾリニウム第四級物と、約15〜約25重量
%の少なくとも1種類のジアルキルジメチル第四級物
と、約15〜約25重量%の溶剤とを含むのがより好ま
しい。本発明における「約」とは、例えば「約1重量
%」であれば実質的に「1重量%」という意味である。
【0023】好ましくは、本発明はさらに、第四級物:
溶剤:水の比率が約2:1:1で脱イオン水を含む。
【0024】本発明の処方は、香料、着色剤、およびゴ
ールドシュミット社製Tego(登録商標)消泡剤14
88(10%)やシリコーン消泡エマルジョン(10
%)のような消泡剤といった様々な任意の成分を含んで
いてもよい。
【0025】ポリマー増稠剤は存在しないという条件
で、約1〜約50重量%の少なくとも1種類のイミダゾ
リニウム第四級アンモニウム化合物と、約1〜約40重
量%の少なくとも1種類のジアルキルジメチル第四級ア
ンモニウム化合物と、約1〜約50重量%の少なくとも
1種類の溶剤とをブレンドする工程を含み、水で希釈し
た際に粘度が増大可能な低粘度ハイソリッド濯ぎサイク
ル布地柔軟剤処方を製造する方法も提供される。このブ
レンドは硬質と軟質の両方の獣脂となるのが好ましい。
【0026】本発明の高密度ハイソリッド濯ぎサイクル
布地柔軟剤は、少なくとも1種類のイミダゾリニウム第
四級物とジアルキルジメチル第四級物を、約50℃〜約
80℃、好ましくは約60°〜約70℃の温度で、溶剤
を存在させてブレンドすることにより形成される。ブレ
ンドの間中、連続的に攪拌を行っても行わなくてもよ
い。
【0027】組成物がRewoteric(登録商標)
472ET80、ジプロピレングリコール(DPG)お
よびジエチルフタレート(DEP)を含むときは、Re
woteric(登録商標)472ET80を組成物が
透明になる温度まで加熱することにより処方される。一
般に、これは約35°〜約40℃の温度でなされる。組
成物を加熱した後、他の成分をブレンドし、実質的に均
一になるまで攪拌してもよい。生成物の粘性が高すぎる
場合には、少量のエタノールまたはその他同様のアルコ
ールを添加してもよい。粘度が低すぎる場合には、少量
の脱イオン水を添加して、溶剤を湿潤させるのが好まし
い。
【0028】上記のブレンド条件を用いることにより、
室温で、約100〜200cp・s(0.1〜0.2P
a・s)以下の粘度を有する懸濁液であるハイソリッド
濯ぎサイクル布地柔軟剤濃縮物を形成することができる
ことを見出した。このように、約15℃以下で、生成物
はペーストとなるため、それより高い温度で貯蔵する
か、または使用前室温まで加熱しなければならない。さ
らに、生成物は懸濁液であるため、静置により分離可能
であることから、希釈する前にはこの生成物を振とうし
なければならない。しかしながら、ポリマー増稠剤を補
助として用いることなく、本発明においては粘度を増大
させることができることに留意されたい。
【0029】濃縮物を希釈して、下記の表1にあるよう
な様々な異なる粘度とすることができる。後述するよう
に、高濃度の本発明の生成物は、処方に溶剤が存在して
いるため、低粘度(100〜200cp・s(0.1〜
0.2Pa・s)である。この生成物を水で希釈する
と、溶剤の効果が減じて、生成物が「膨潤」し、自然と
増稠してくる。増稠添加剤やフィラーを添加することな
く、粘度は商業的な成功に最適なものである。このよう
に、本発明の生成物は、濃縮形態で低粘度であるため注
入可能で、しかも希釈すると高粘度となって消費者に好
まれる外観となる。本生成物は約6倍から約10倍に希
釈するよう設計されている。約8倍の希釈因子まで希釈
するのが好ましい。
【0030】
【表1】表1:希釈因子
【0031】高粘度を有することに加えて、本発明のハ
イソリッド濯ぎサイクル布地柔軟剤組成物は柔軟性およ
び黄変防止特性を有している。
【0032】本発明の低粘度ハイソリッド濯ぎサイクル
布地柔軟剤処方は、いかなる洗剤を含む洗濯液を用いる
場合にも、希釈して、洗濯プロセスの濯ぎサイクル中に
加えることができる。すなわち、本発明の低粘度ハイソ
リッド濯ぎサイクル布地柔軟剤処方は、アニオン性界面
活性剤、非イオン性界面活性剤、双性界面活性剤、両性
界面活性剤またはこれらの組み合わせまたはこれらの混
合物を含有する洗濯液に加えることができる。
【0033】洗剤組成物に用いることのできる好適なア
ニオン性界面活性剤としては、水溶性塩、好ましくは、
約10〜約20個の炭素原子を含有するアルキル基と、
スルホン酸または硫酸エステル基とを分子構造中に有す
る有機硫酸反応生成物の、アルカリ金属、アンモニウム
およびアルキルアンモニウム塩が挙げられる。(「アル
キル」という用語にはアシル基のアルキル部分が含まれ
る。)
【0034】上記のタイプのアニオン性界面活性剤の例
をいくつか挙げると、アルキル硫酸ナトリウムおよびカ
リウム、特に、高級C8−18アルコールを硫酸化する
ことにより得られるもの、例えば、獣脂またはヤシ油の
グリセリドを還元することにより生成されるもの、アル
キル基が直鎖または分岐鎖で、アルキルが約9〜約15
個の炭素原子を含有するアルキルベンゼンスルホン酸ナ
トリウムおよびカリウムがある。前者のタイプのアルキ
ルベンゼンスルホン酸塩は、例えば、その開示内容がこ
こに参考文献として組み込まれている(特許文献3及び
4参照。)。
【0035】特に好ましいアルキルベンゼンスルホン酸
塩は、C10−15LASと略記されるアルキル基の平
均炭素原子数が約10〜15の直鎖アルキルベンゼンス
ルホン酸塩である。これらのアニオン性界面活性剤のア
ルカリ塩、特に、ナトリウム塩が好ましい。アルキルベ
ンゼンスルホン酸塩およびこの製造方法は開示されてい
る(特許文献3及び4参照。)。
【0036】洗剤組成物に用いることのできるその他の
アニオン性界面活性剤としては、アルコキシル化硫酸ア
ルキルが挙げられる。これらの化合物は、式R
(E)SOMの水溶性塩または酸である。式中、R
はC10−18アルキルまたはヒドロキシアルキル基
を有する非置換C10−24アルキルまたはヒドロキシ
アルキル基であり、Eはエトキシまたはプロポキシ単位
であり、mはゼロより大きく、好ましくは約0.5〜約
6であり、Mは例えば水素または金属カチオン(例え
ば、ナトリウム、カリウム、リチウム、カルシウム、マ
グネシウム等)、アンモニウムまたは置換アンモニウム
カチオンとすることのできる水溶性カチオンである。置
換アンモニウムカチオンの具体例としては、メチル−、
エチル−、ジメチル−、トリメチル−アンモニウムおよ
び第四級アンモニウムカチオン、例えば、テトラメチル
−アンモニウム、ジメチルピペリジウム(dimethyl pipe
rdinum)、およびモノエタノールアミン、ジエタノール
アミンおよびトリエチルアミン等のアルカノールアミン
からのカチオン誘導体およびこれらの混合物が挙げられ
るがこれらに限られるものではない。
【0037】前述のアルコキシル化硫酸アルキルとして
は、Mがナトリウムまたはカリウムであるポリエトキシ
ル化(1.0)硫酸C12−18アルキル、ポリエトキ
シル化(2.25)硫酸C12−18アルキル、ポリエ
トキシル化(3.0)硫酸C 12−18アルキル、ポリ
エトキシル化(4.0)硫酸C12−18アルキルが例
示される。
【0038】本洗剤組成物に有用なその他のアニオン性
界面活性剤としては、アルキルグリセリルエーテルスル
ホン酸ナトリウム、特に、獣脂およびヤシ油から誘導さ
れた高級アルコールのエーテル、ヤシ油脂肪酸モノグリ
セリドスルホン酸および硫酸ナトリウムが挙げられる。
【0039】さらにアニオン性界面活性剤としては、約
6〜約20個の炭素原子を化合物の脂肪酸部分に、1〜
約10個の炭素原子をエステル基に含有するアルファ−
スルホン化脂肪酸のエステルの水溶性塩;約2〜約9個
の炭素原子を化合物のアシル部分に、約9〜約23個の
炭素原子をアルカン部分に含有する2−アシルオキシア
ルカン−1−スルホン酸の水溶性塩;約12〜約20個
の炭素原子を含有するオレフィンおよびパラフィンスル
ホン酸の水溶性塩;および1〜約3個の炭素原子をアル
キル基に、約8〜約20個の炭素原子をアルカン部分に
含有するベータ−アルキルオキシアルカンスルホネート
が挙げられる。
【0040】本洗剤組成物に存在させることのできる代
表的な非イオン性界面活性剤としては、ポリエチレン、
ポリプロピレンおよびポリブチレンの、アルキルフェノ
ールとのオキシド縮合物が挙げられる。非イオン性界面
活性剤のその他の例としては、第1級および第2級脂肪
族アルコールの縮合生成物、アルキル多糖類、酸化プロ
ピレンとプロピレングリコールの縮合により形成される
酸化エチレンと疎水性ベースの縮合生成物、酸化プロピ
レンとエチレンジアミンの反応から得られる生成物と酸
化エチレンの縮合生成物、およびポリヒドロキシ脂肪酸
アミドが挙げられる。
【0041】本洗剤にはまた従来の双性または両性界面
活性剤も含まれていてもよい。本発明の高粘度ハイソリ
ッド濯ぎサイクル布地柔軟剤処方の使用は、特定の種類
の洗剤に限られるものではなく、むしろ、本発明の濯ぎ
サイクル布地柔軟剤処方は従来の洗剤のいずれにも用い
ることができる。
【0042】上述の成分に加えて、本洗剤組成物はま
た、洗濯洗剤に一般的に用いられる従来の洗剤ビルダ
ー、酵素、漂白剤、漂白活性剤、ポリマー汚れ放出剤、
キレート化剤、汚れ剥離および再付着防止剤、分散剤、
光学増白剤、白化剤、ベタイン、スルテインおよびその
他同様の成分も含んでいてよい。これらの化合物は全て
従来のものであるため、任意の成分の詳細な説明はここ
には記載しない。これらの洗剤成分の詳細な説明につい
ては、ここに参考文献として組み込まれている(特許文
献5参照。)。
【0043】本発明の低粘度ハイソリッド濯ぎサイクル
布地柔軟剤処方は、一般に、希釈して、約20°〜約7
0℃の従来の洗浄温度および約10°〜約50℃の濯ぎ
温度を用いて、洗濯プロセスの濯ぎサイクル中に加えら
れる。本発明の濯ぎサイクル布地柔軟剤処方は、様々な
水硬度レベルについて有効である。
【0044】本発明の濯ぎサイクル布地柔軟剤は、この
処方を一般的に用いられている量で、洗濯容器に加える
ことにより洗濯操作中に用いてもよい。本発明の低粘度
ハイソリッド濯ぎサイクル布地柔軟剤処方は、従来の洗
剤を用いる洗濯プロセスの濯ぎサイクルに加えられる。
具体的には、本発明の濯ぎサイクル処方は、洗濯対象布
地100グラム当たり約0.1〜約0.3重量%の前記
布地柔軟剤の量で用いられる。ただし、濯ぎサイクルに
用いられる布地柔軟剤の特定の量は本発明にとって重要
なことではない。
【0045】以下の実施例は、本発明を例証し、これを
用いて得ることのできるいくつかの利点を立証するもの
である。
【0046】実施例1:溶剤およびブレンドの比較 濃縮注入性、希釈し易さ、希釈後の粘度および臭気につ
いて、選ばれた溶剤溶液および組み合わせを本発明によ
り試験した。試験した溶剤を下の表に示す。「v」は溶
剤が目的を達成したことを表し、「X」は試験において
溶剤が目的を達成しなかったことを表す。
【0047】
【表2】
【0048】上に示したように、DPG/DEPのブレ
ンドは、本発明の処方に用いたときに、単一の溶剤ブレ
ンドで全て好ましい特性を達成している。
【0049】実施例2:見本処方
【化6】
【0050】本実施例において、本発明の低粘度ハイソ
リッド濯ぎサイクル布地柔軟剤処方を本発明に従って調
整し、Rewoteric(登録商標)472ET80
を含む従来技術の布地柔軟剤処方と比較した。R基は獣
脂(60〜70重量%のイミダゾリニウム化合物と30
〜40重量%のジアルキルジメチル第四級物化合物)の
みであり、80%の固体を含み、粘度は約200cp・
s(0.2Pa・s)(スピンドル3番、60rpm)
である。本発明のブレンドは、50重量%のRewot
eric(登録商標)472ET80(Varisof
t(登録商標)475とVarisoft(登録商標)
137の組み合わせ)と25重量%の溶剤溶液(70%
のジプロピレングリコールと25%のジエチルフタレー
トを含む)とを含み、このブレンドは25%の脱イオン
水含量、3%の香料含量、2%のTego(登録商標)
消泡剤1488を有しており、粘度は100〜200c
p・s(0.1〜0.2Pa・s)であった。ここに記
録した粘度は全てブルックフィールドスピンドル3番を
30rpmで用いて23℃で測定された。
【0051】実施例3:柔軟性 実施例2の方法により調製した本発明のブレンドの柔軟
性を、以下の条件を用いて、Rewoteric(登録
商標)472ET80と比べた。 水温=25℃ 布地=4枚の綿のタオル(〜240g)、シート(〜
1.3kg) 水の容積=43L 水/布地の比率=25/1 水の種類=水道水 柔軟剤の量=乾燥布地重量基準で15% 洗剤の量=なし 乾燥=ライン
【0052】プログラムの設定は次の通りであった。水
力設定を標準に設定した濯ぎおよびスピンのエコノミー
プロセス。水レベルは少量とした。洗濯機を始動し、水
を溜めた。水レベルが略半分になったら、柔軟剤分散液
を加えた。濯ぎサイクルが始まる直前にタオルとシーツ
を入れた。濯ぎおよびスピンサイクルが完了したら、布
地を取り出し、分析するために一晩空気乾燥した。
【0053】上記の条件を用いたところ、4名のパネリ
ストによれば、本発明のブレンドと通常のRewote
ric(登録商標)472ET80のみとの差が感じら
れなかったということであった。
【0054】実施例4:再湿潤性 実施例2の本発明の処方の再湿潤性を、通常のRewo
teric(登録商標)472ET80の再湿潤性と比
べた。再湿潤試験装置をセットアップし、レトルトスタ
ンドに定規を水平に取り付けた。水吸収性を試験するた
めに、実施例3のタオルから1”×6”の見本を作成し
た。各見本の細い方の下部から1cmの線を引いた。こ
のようにして、底部が水平となるようにして、布ペグで
見本を定規に取り付けた。トレイに染料溶液を入れた。
見本の底部近くの1cmのマークのレベルまでトレイが
上がったら、ストップウォッチをスタートさせた。1、
5および10分後の移動距離を永久マーカーでマークし
た。正確を期すために各試験を3回繰り返し、読取値を
平均した。未処理のタオル見本は対照例として用いた。
10分の結果を以下の表3に示す。
【0055】
【表3】
【0056】上に示したように、Rewoteric
(登録商標)472ET80とDPG/DEP(75
%:25%)の溶剤ブレンドを含む本発明の処方は希釈
可能な濃縮物に好適である。開発された本処方は、8倍
に希釈したときに400cp・s(0.4Pa・s)の
粘度が得られる、低粘度で注入可能な懸濁液である。本
発明の処方は臭気が少なく、優れた柔軟性および再湿潤
性を有している。
【0057】本発明を、その好ましい実施形態に関して
特定して示し、記載してきたが、形態および詳細におい
て前述およびその他の変更を、本発明の範囲および技術
思想から逸脱することなく行えることは当業者には明白
であるものと考えられる。従って、本発明は、説明し例
証した形態そのもののみに限られるわけではなく、添付
の特許請求の範囲により定められるものと考えられる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リュー,ジェン ファルン シンガポール国,シンガポール 310017, ブロック 17 ロール 7 #18−216 トア ペイオー Fターム(参考) 4L033 AC02 BA86 BA89

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリマー増稠剤は存在しないという条件
    で、(a)約1〜約50重量%の少なくとも1種類のイ
    ミダゾリニウム第四級アンモニウム化合物と、(b)約
    1〜約40重量%の少なくとも1種類のジアルキルジメ
    チル第四級アンモニウム化合物と、(c)約1〜約50
    重量%の少なくとも1種類の溶剤とのブレンドを含む低
    粘度ハイソリッド濯ぎサイクル布地柔軟剤処方。
  2. 【請求項2】 前記少なくとも1種類のイミダゾリニウ
    ム第四級アンモニウム化合物が約20〜約40重量%の
    量で存在する請求項1記載の布地柔軟剤処方。
  3. 【請求項3】 前記少なくとも1種類のイミダゾリニウ
    ム第四級アンモニウム化合物が約25〜約35重量%の
    量で存在する請求項2記載の布地柔軟剤処方。
  4. 【請求項4】 前記少なくとも1種類のイミダゾリニウ
    ム第四級アンモニウム化合物が次の一般式 【化1】 (式中、Xはアニオン、Rは飽和または不飽和C
    11−21アルキル、Rは二価のC1−6アルキル
    基、Gは酸素またはNHである)を有する請求項1記載
    の布地柔軟剤処方。
  5. 【請求項5】 前記少なくとも1種類のイミダゾリニウ
    ム第四級アンモニウム化合物がメチル1−獣脂アミドエ
    チル2−獣脂イミダゾリニウム硫酸メチルである請求項
    4記載の布地柔軟剤処方。
  6. 【請求項6】 前記少なくとも1種類のイミダゾリニウ
    ム第四級アンモニウム化合物がメチル1−オレイルアミ
    ドエチル2−オレイルイミダゾリニウム硫酸メチルであ
    る請求項4記載の布地柔軟剤処方。
  7. 【請求項7】 前記少なくとも1種類のジアルキルジメ
    チル第四級アンモニウム化合物が約10〜約30重量%
    の量で存在する請求項1記載の布地柔軟剤処方。
  8. 【請求項8】 前記少なくとも1種類のジアルキルジメ
    チル第四級アンモニウム化合物が約15〜約25重量%
    の量で存在する請求項7記載の布地柔軟剤処方。
  9. 【請求項9】 前記少なくとも1種類のジアルキルジメ
    チル第四級アンモニウム化合物が次の一般式 【化2】 (式中、Xはアニオン、RおよびRは同一または異
    なるC1−18アルキルである)を有する請求項1記載
    の布地柔軟剤処方。
  10. 【請求項10】 RおよびRが両方ともC14−C
    18アルキルである請求項9記載の布地柔軟剤処方。
  11. 【請求項11】 前記少なくとも1種類のジアルキルジ
    メチル第四級アンモニウム化合物がジ(水素化獣脂)ア
    ルキルジメチル塩化アンモニウムである請求項9記載の
    布地柔軟剤処方。
  12. 【請求項12】 前記少なくとも1種類のジアルキルジ
    メチル第四級アンモニウム化合物が脱水素化獣脂ジメチ
    ルアンモニウム硫酸メチルまたはジステアリルジメチル
    塩化アンモニウムである請求項9記載の布地柔軟剤処
    方。
  13. 【請求項13】 前記少なくとも1種類の溶剤が約10
    〜約30重量%の量で存在する請求項1記載の布地柔軟
    剤処方。
  14. 【請求項14】 前記少なくとも1種類の溶剤が約10
    〜約25重量%の量で存在する請求項13記載の布地柔
    軟剤処方。
  15. 【請求項15】 前記少なくとも1種類の溶剤がジプロ
    ピレングリコール(DPG)およびジエチルフタレート
    (DEP)を含む溶剤系である請求項1記載の布地柔軟
    剤処方。
  16. 【請求項16】 DPG:DEPの比率が約9:1〜約
    1:9である請求項15記載の布地柔軟剤処方。
  17. 【請求項17】 DPG:DEPの比率が3:1である
    請求項16記載の布地柔軟剤処方。
  18. 【請求項18】 さらに脱イオン水を含む請求項1記載
    の布地柔軟剤処方。
  19. 【請求項19】 第四級物:溶剤:水の比率が約2:
    1:1である請求項18記載の布地柔軟剤処方。
  20. 【請求項20】 前記ブレンドが硬質と軟質の両方の獣
    脂となる請求項1記載の布地柔軟剤処方。
  21. 【請求項21】 ポリマー増稠剤は存在しないという条
    件で、約1〜約50重量%の少なくとも1種類のイミダ
    ゾリニウム第四級アンモニウム化合物と、約1〜約40
    重量%の少なくとも1種類のジアルキルジメチル第四級
    アンモニウム化合物と、約1〜約50重量%の少なくと
    も1種類の溶剤とをブレンドする工程を含み、水で希釈
    した際に粘度が増大可能な低粘度ハイソリッド濯ぎサイ
    クル布地柔軟剤処方を製造する方法。
  22. 【請求項22】 前記布地柔軟剤処方を約50℃〜約8
    0℃の温度でブレンドする請求項21記載の方法。
  23. 【請求項23】 前記布地柔軟剤処方を約60℃〜約7
    0℃の温度でブレンドする請求項22記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記少なくとも1種類のイミダゾリニ
    ウム第四級アンモニウム化合物が約20〜約40重量%
    の量で存在する請求項21記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記少なくとも1種類のイミダゾリニ
    ウム第四級アンモニウム化合物が約25〜約35重量%
    の量で存在する請求項24記載の方法。
  26. 【請求項26】 前記少なくとも1種類のイミダゾリニ
    ウム第四級アンモニウム化合物が次の一般式 【化3】 (式中、Xはアニオン、Rは飽和または不飽和C
    11−21アルキル、Rは二価のC1−6アルキル
    基、Gは酸素またはNHである)を有する請求項21記
    載の方法。
  27. 【請求項27】 前記少なくとも1種類のジアルキルジ
    メチル第四級アンモニウム化合物が約10〜約30重量
    %の量で存在する請求項21記載の方法。
  28. 【請求項28】 請求項1記載の前記布地柔軟剤処方が
    さらに脱イオン水を含む請求項27記載の方法。
  29. 【請求項29】 第四級物:溶剤:水の比率が約2:
    1:1である請求項21記載の方法。
  30. 【請求項30】 RおよびRが両方ともC14−C
    18アルキルである請求項29記載の方法。
  31. 【請求項31】 前記少なくとも1種類の溶剤が約10
    〜約30重量%の量で存在する請求項21記載の方法。
  32. 【請求項32】 前記少なくとも1種類の溶剤が約10
    〜約25重量%の量で存在する請求項31記載の方法。
  33. 【請求項33】 前記少なくとも1種類の溶剤がジプロ
    ピレングリコール(DPG)およびジエチルフタレート
    (DEP)を含む溶剤系である請求項21記載の方法。
  34. 【請求項34】 低粘度ハイソリッド濯ぎサイクル布地
    柔軟剤処方を、洗濯の必要な物品に添加する工程を含
    み、前記布地柔軟剤処方が、ポリマー増稠剤は存在しな
    いという条件で、約1〜約50重量%の少なくとも1種
    類のイミダゾリニウム第四級アンモニウム化合物と、約
    1〜約40重量%の少なくとも1種類のジアルキルジメ
    チル第四級アンモニウム化合物と、約1〜約50重量%
    の少なくとも1種類の溶剤とのブレンドを含み、水で希
    釈した際に前記処方の粘度が増大可能である洗濯方法。
  35. 【請求項35】 前記ブレンドが、洗濯対象布地100
    グラム当たり約0.1〜約0.3重量%の前記布地柔軟
    剤の量で用いられる請求項34記載の方法。
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