JP2003191889A - 翼端湾曲折り曲げ構造による低振動高効率プロペラ - Google Patents
翼端湾曲折り曲げ構造による低振動高効率プロペラInfo
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- JP2003191889A JP2003191889A JP2001403139A JP2001403139A JP2003191889A JP 2003191889 A JP2003191889 A JP 2003191889A JP 2001403139 A JP2001403139 A JP 2001403139A JP 2001403139 A JP2001403139 A JP 2001403139A JP 2003191889 A JP2003191889 A JP 2003191889A
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- propeller
- propulsion
- low vibration
- wing end
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 推進プロペラの回転時における翼端付近の流
体の飛散を防ぐ事により、効率の損失を防ぐと共に低振
動、低騒音の快適な環境を可能とする。 【解決手段】 プロペラの翼端部を円周方向に沿い(図
1)、且つ推進方向に対し、後方L字型に湾曲せしめ
(図2)、さらに回転方向に対し後方に位置する(図
1)事により、遠心力による飛散流を効率よく受け止
め、湾曲面に沿って後方に導くことで推進力に寄与し
(図3)、高効率と低振動を同時に可能とした。
体の飛散を防ぐ事により、効率の損失を防ぐと共に低振
動、低騒音の快適な環境を可能とする。 【解決手段】 プロペラの翼端部を円周方向に沿い(図
1)、且つ推進方向に対し、後方L字型に湾曲せしめ
(図2)、さらに回転方向に対し後方に位置する(図
1)事により、遠心力による飛散流を効率よく受け止
め、湾曲面に沿って後方に導くことで推進力に寄与し
(図3)、高効率と低振動を同時に可能とした。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明に属する技術分野】本発明は、水又は空気(以下
流体という)中において、回転する推進プロペラの遠心
力による翼端付近の飛散する流体の流れ(以下飛散流と
いう)を、一体型の翼端面に沿って後方に誘導する事に
より推進力に寄与せしめ、プロペラ効率の向上と飛散流
の減少による振動の発生を抑える事を可能とした。 【0002】 【従来の技術】従来は、プロペラは、翼根より翼端まで
ほぼ平たんで、翼端を推進方向に対し後方に一体型で折
り曲げたものはなく、遠心力による飛散流を直接後方に
導き、プロペラの推進力に寄与させる構造としては不可
能。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】回転するプロペラの翼
端において発生する飛散流による効率の損失を防ぎ、発
生振動の少ない快適なプロペラとする。 【0004】 【問題を解決するための手段】本発明は、回転する推進
プロペラの翼面に触れる流体が、翼面に沿って後方及び
遠心力により周辺方向へ飛散することをとらえ、特に翼
端付近においては周辺に飛散するのみで推進に寄与せず
振動、騒音の原因になっている事から、、遠心力による
流体の流れを滑らかに受けるべく、プロペラの翼端部を
円周方向に沿い(図1)、且つ推進方向に対し後方L字
型に湾曲せしめ(図2)、さらに回転方向に対し後方に
位置する事(図1)により、遠心力による飛散流を効率
よく受け止め、湾曲面に沿って後方に導くことで推進力
として寄与せしめ(図3)、高効率と低振動を同時に可
能とした。又、翼端部の構造は本体と一体型の滑らかな
半月状(図5)とし、凹凸による新たな渦流等の回転抵
抗の発生を防ぐものとした。 【0005】 【発明の実施の形態】本発明は、推進プロペラの翼端付
近の流体の飛散流を後方に導き、推進力とし、プロペラ
としての本来の機能を高めた。 【0006】 【発明の効果】このようにすればプロペラ推進に不要な
飛散流を減少させ、推進力を増大させる事でプロペラ効
率の向上を可能とし、飛散流の圧力によるプロペラ付近
の衝撃振動が減少し、低騒音で良好な環境が得られる。
流体という)中において、回転する推進プロペラの遠心
力による翼端付近の飛散する流体の流れ(以下飛散流と
いう)を、一体型の翼端面に沿って後方に誘導する事に
より推進力に寄与せしめ、プロペラ効率の向上と飛散流
の減少による振動の発生を抑える事を可能とした。 【0002】 【従来の技術】従来は、プロペラは、翼根より翼端まで
ほぼ平たんで、翼端を推進方向に対し後方に一体型で折
り曲げたものはなく、遠心力による飛散流を直接後方に
導き、プロペラの推進力に寄与させる構造としては不可
能。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】回転するプロペラの翼
端において発生する飛散流による効率の損失を防ぎ、発
生振動の少ない快適なプロペラとする。 【0004】 【問題を解決するための手段】本発明は、回転する推進
プロペラの翼面に触れる流体が、翼面に沿って後方及び
遠心力により周辺方向へ飛散することをとらえ、特に翼
端付近においては周辺に飛散するのみで推進に寄与せず
振動、騒音の原因になっている事から、、遠心力による
流体の流れを滑らかに受けるべく、プロペラの翼端部を
円周方向に沿い(図1)、且つ推進方向に対し後方L字
型に湾曲せしめ(図2)、さらに回転方向に対し後方に
位置する事(図1)により、遠心力による飛散流を効率
よく受け止め、湾曲面に沿って後方に導くことで推進力
として寄与せしめ(図3)、高効率と低振動を同時に可
能とした。又、翼端部の構造は本体と一体型の滑らかな
半月状(図5)とし、凹凸による新たな渦流等の回転抵
抗の発生を防ぐものとした。 【0005】 【発明の実施の形態】本発明は、推進プロペラの翼端付
近の流体の飛散流を後方に導き、推進力とし、プロペラ
としての本来の機能を高めた。 【0006】 【発明の効果】このようにすればプロペラ推進に不要な
飛散流を減少させ、推進力を増大させる事でプロペラ効
率の向上を可能とし、飛散流の圧力によるプロペラ付近
の衝撃振動が減少し、低騒音で良好な環境が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】船舶で使用するプロペラの平面図である。
【図2】船舶で使用するプロペラの断面図でる。
【図3】水中におけるプロペラの水流の側面図でる。
【図4】従来のプロペラの水流の側面図でる。
【図5】船舶で使用するプロペラの見通し図でる。
【符号の説明】
1. 飛散水流
2. 翼端湾曲折り曲げ部
3. 翼
4. プロペラ軸
5. 後方水流
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】プロペラの翼端部を円周方向に沿い、且つ
推進方向に対し、後方に湾曲しL字型に折り曲げた一体
型のプロペラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001403139A JP2003191889A (ja) | 2001-12-26 | 2001-12-26 | 翼端湾曲折り曲げ構造による低振動高効率プロペラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001403139A JP2003191889A (ja) | 2001-12-26 | 2001-12-26 | 翼端湾曲折り曲げ構造による低振動高効率プロペラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003191889A true JP2003191889A (ja) | 2003-07-09 |
Family
ID=27605885
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001403139A Withdrawn JP2003191889A (ja) | 2001-12-26 | 2001-12-26 | 翼端湾曲折り曲げ構造による低振動高効率プロペラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003191889A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007052626A1 (ja) * | 2005-11-01 | 2007-05-10 | Global Energy Co., Ltd. | 静音プロペラ |
JP2007125914A (ja) * | 2005-11-01 | 2007-05-24 | Fjc:Kk | 流体集束プロペラ |
JP2014173552A (ja) * | 2013-03-12 | 2014-09-22 | Dr Nakamats Com | 高効率プロペラ/スクリュー/ブレード |
CN106672184A (zh) * | 2015-11-11 | 2017-05-17 | 赵春来 | 具有大角度纵向倾斜结构的船用螺旋桨 |
CN108357657A (zh) * | 2018-03-14 | 2018-08-03 | 大连海事大学 | 一种具有叶梢小翼的船舶螺旋桨 |
-
2001
- 2001-12-26 JP JP2001403139A patent/JP2003191889A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007052626A1 (ja) * | 2005-11-01 | 2007-05-10 | Global Energy Co., Ltd. | 静音プロペラ |
JP2007125914A (ja) * | 2005-11-01 | 2007-05-24 | Fjc:Kk | 流体集束プロペラ |
CN101300169B (zh) * | 2005-11-01 | 2011-06-15 | 株式会社铃诗苑 | 无噪声推进器 |
US8371819B2 (en) | 2005-11-01 | 2013-02-12 | Kabushiki Kaisha Bellsion | Quiet propeller |
JP2014173552A (ja) * | 2013-03-12 | 2014-09-22 | Dr Nakamats Com | 高効率プロペラ/スクリュー/ブレード |
CN106672184A (zh) * | 2015-11-11 | 2017-05-17 | 赵春来 | 具有大角度纵向倾斜结构的船用螺旋桨 |
CN108357657A (zh) * | 2018-03-14 | 2018-08-03 | 大连海事大学 | 一种具有叶梢小翼的船舶螺旋桨 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050301 |