JP2003189242A - 映像記録再生装置および再生方法 - Google Patents

映像記録再生装置および再生方法

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JP2003189242A
JP2003189242A JP2001388800A JP2001388800A JP2003189242A JP 2003189242 A JP2003189242 A JP 2003189242A JP 2001388800 A JP2001388800 A JP 2001388800A JP 2001388800 A JP2001388800 A JP 2001388800A JP 2003189242 A JP2003189242 A JP 2003189242A
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JP2001388800A
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English (en)
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Teisho Emura
禎昭 江村
Yoshito Tosawa
義人 東澤
Masanori Harada
正則 原田
Masaaki Sato
正章 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】受信データの重要度に応じて圧縮レベルを動的
に変化させ重要なデータの圧縮度を小さくして蓄積する
映像記録再生装置を提供するものである。 【解決手段】コンテンツ制御手段100により、監視カ
メラ400から送られてきた圧縮データを、圧縮レベル
を与えて情報記録手段300に蓄積し、再符号化するに
必要なデータが再符号化可能な量まで蓄積されたとき
に、再符号化手段200が使用されていない場合は再符
号化を行い、再符号化前のデータを削除して再符号化さ
れた圧縮データを情報記録手段300に蓄積する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像符号化方式に
より符号化された複数の符号化映像を再符号化して圧縮
記録を行う映像記録再生装置および再生方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のカメラなどを用いて監視を行う映
像記録再生技術によると、長時間に亘って映像を記録す
る機能を必要とするため、そのまま記録を行うと必要な
記録媒体の容量が膨大なものとなってしまう。しかし、
映像は必ずしも連続して記録する必要がないため、全映
像の代わりに間欠的に記録することも行われ、これはタ
イムラプス記録と呼ばれている。監視などに使用する場
合、監視は複数の個所で行われ、ある個所だけ映像を扱
うこともあるため、マルチチャネルのタイムラプス記録
が使用される。一方、近年ディジタル技術の発展によ
り、映像をディジタル化するようになってきた。ディジ
タル映像データを圧縮する方法としては、MPEGが挙
げられる。ここで、図21および図22を参照して、M
PEGについて簡単に説明する。図21は、MPEGデ
ータを扱うデータ単位であるGOP(Group Of Picture)
の構成を示し、図22は、MPEGデータを復号すると
きの復号動作を示すものである。
【0003】図21に示すように、GOPはIフレー
ム、Pフレーム、Bフレームの3種類、計15フレーム
から成り立っている。Iフレームは、自フレームの情報
だけを用いて符号化、復号される。Pフレームは、過去
のフレームの情報を参考にして符号化、復号される。B
フレームは、過去と未来のフレームの情報を参考にして
符号化、復号される。符号化する方法として、フレーム
内で周波数成分の情報の偏りを利用して空間的冗長を取
り除くDCT (Discrete Cosine Transform)と、フレー
ム間で動物体の動きベクトルを利用して時間的冗長を取
り除く動き補償が用いられる。IフレームはDDTのみ
用いられ、P、Bフレームは両手法が用いられる。
【0004】以上のようなMPEGデータを復号するに
は、次の手順で行われる。最初に自フレームの情報だけ
で符号化されたIフレームを復号する(図22の(1)
の処理)。次に、時間的に次に現れるPフレームを、復
号されたIフレームを参照して復号する(図22の
(2)の処理)。次に、間に挟まれたBフレームを、復
号されたIフレームとPフレームを参照して復号する
(図22の(3)の処理)。その後、復号されたPフレ
ームは図22のIフレームの代わりとなり、次のBBP
フレームが以上と同様な手順で復号される。
【0005】以上のようなMPEGデータを用いたタイ
ムラプス記録を行う従来技術として開示されているもの
は、特開平2001−103423号公報および特開平
2001−103471号公報等が挙げられる。特開平
2001−103423号公報に記されているタイムラ
プスレコーダは、通常はフレームを間欠して記録を行う
が、監視中に異常を通知するアラームを受けると、フレ
ームの間欠数を減らすか、もしくは間欠なしで記録する
ようにしたものである。しかしこの従来技術では、1入
力1出力のタイムラプス記録のため、監視するカメラ毎
にこのタイムラプスレコーダを設置する必要があり、金
銭面や設置面において望ましいものとはいえない。
【0006】一方、特開平2001−103471号公
報に記載の圧縮装置は、図23に示すように構成され
る。図23に示す圧縮装置は、監視カメラ1a、1b、
1n(以下、1で代表する)と、監視カメラ1から送ら
れてくる映像の入力を一定間隔で切り替えるスイッチ2
と、監視カメラ1毎に対応し入力した映像を保存するメ
モリ3a、3b、3n(以下、3で代表する)と、入力
された映像をMPEGに符号化するMPEGエンコーダ
4と、符号化されたMPEGデータを記録する情報記録
手段5とで構成される。
【0007】次に、図24を参照して、上記のように構
成された圧縮装置の動作を説明する。まず、複数の監視
カメラ1から入力した映像に対し、スイッチ2は、図2
4に示すように定められた間隔で複数の映像から1つの
映像を取り出す。取り出された映像は、各監視カメラ1
に対応するメモリ3に蓄積される。メモリ3に映像があ
る程度、例えば15フレーム(1GOP)蓄積された場
合、MPEGエンコーダ4へ送り、MPEGエンコーダ
4はその映像を符号化してMPEGデータを作成し、情
報記録手段5に記録する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、アラームが発生した場合の重要な
映像に対しても他の監視カメラからの映像と同等に間欠
されてしまい、たとえアラームを発信した監視カメラの
入力を優先するようにスイッチを作動して、間欠なしの
MPEGデータを作成するように動作したとしても、例
えば、複数の監視カメラからアラームを発信した場合に
は、複数の間欠なしのMPEGデータを作成することは
出来ないという問題があった。
【0009】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたもので、受信データの重要度に応じて圧縮レ
ベルを変化させデータ圧縮の度合いを変えて蓄積するよ
うにした映像記録再生装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明における映像記録
再生装置は、映像からMPEG規格の圧縮データを作成
し異常を感知したときにアラームを発信する監視カメラ
と、圧縮データを送受信し圧縮データの蓄積管理を行う
コンテンツ制御手段と、再符号化された圧縮データを蓄
積する情報記録手段と、前記情報記録手段に蓄積した圧
縮データの再符号化処理を行う再符号化手段とを備え、
前記コンテンツ制御手段は、前記監視カメラから受信し
たアラームや圧縮データから再符号化の圧縮レベルを決
定する圧縮レベル決定手段と、前記圧縮レベル決定手段
で決定された前記圧縮レベルを記録し、記録した圧縮レ
ベルに基づき受信した圧縮データを再符号化して蓄積す
るかまたは再符号化しないで蓄積するかを指示する圧縮
レベル記録手段と、受信した圧縮データからIフレーム
の情報を抜き出し、前記圧縮レベル決定手段で決定され
た圧縮レベルに対応するスキップ数に応じて間欠された
間欠フレームを生成するレート制御手段と、前記監視カ
メラから受信した圧縮データと前期再符号化手段におい
て再符号化された圧縮データの前記情報記録手段に対す
る蓄積を制御し、再符号化処理を待つ圧縮データの待ち
行列を有し前記再符号化の処理を行う順序を前記待ち行
列を用いて制御する情報記録制御手段とを備えるという
構成を有している。この構成により、1つの再符号化手
段を用いて、複数の監視カメラで作成された圧縮データ
全てを一時的に蓄積することが出来、また、圧縮データ
の圧縮レベルに応じた再符号化を順に行い、アラーム信
号を受けたデータに関しては時間を少しさかのぼった位
置から高画質で蓄積することができることとなる。
【0011】本発明における映像記録再生装置は、前記
再符号化手段が、前記レート制御手段から受信した間欠
フレームを動画像データに復号するデコード手段と、前
記デコード手段で復号された動画像データを符号化する
エンコード手段と、前記エンコード手段で符号化される
圧縮データのIフレームを前記レート制御手段からの間
欠フレームから抽出して前記エンコード手段に供給する
Iフレーム再利用手段とを備えるという構成を有してい
る。この構成により、圧縮データを再符号化する時に、
Iフレームの符号化の処理を省くことが出来、再符号化
処理を高速化することができる。
【0012】本発明における映像記録再生装置は、前記
再符号化手段が、前記エンコード手段の動き補償処理に
対し前記圧縮レベルに対応する動きベクトル探索範囲を
供給するエンコード条件制御手段を備えるという構成を
有している。この構成により、圧縮データを符号化する
時に、動きの少ないフレームの動き補償では、動きベク
トルの探索範囲を狭めることが出来、再符号化する処理
速度を改善することができる。
【0013】本発明における映像記録再生装置は、前記
情報記録手段が少なくとも第1および第2の情報記録手
段の2つを有し、前記情報記録制御手段は、前記監視カ
メラから受信した圧縮データを前記第1の情報記録手段
に蓄積し、再符号化された圧縮データと前記第1の情報
記録手段に蓄積されていて前記圧縮レベルから再符号化
を必要としない圧縮データとを前記第2の情報記録手段
に蓄積する各機能を有するという構成を有している。こ
の構成により、再符号化前の圧縮データと、タイムラプ
ス画像とを区別して蓄積することが出来、情報記録手段
のクラッシュに対する信頼性を上げることができ、また
再符号化された圧縮データを蓄積した情報記録手段を自
由に取り外すことができる。
【0014】本発明における映像記録再生装置は、前記
レート制御手段が、前記情報記録制御手段が記憶する待
ち行列の待ち状態の圧縮データの数に応じ、前記圧縮レ
ベルに対応するスキップ数を変化させる機能を有すると
いう構成を有している。この構成により、待ち行列に存
在する再符号化を行う圧縮データの数に応じて、間欠す
るフレーム数を変化することが出来、再符号化処理の負
荷を抑えることができる。
【0015】本発明における映像記録再生装置は、前記
情報記録制御手段が、前記監視カメラから受信した圧縮
データを前記情報記録手段に記録するときに、前記情報
記録手段に記録する領域がない場合、前記情報記録手段
に蓄積されている再符号化に用いられない圧縮データを
削除する機能を有するという構成を有している。この構
成により、前記監視カメラから受信した圧縮データを蓄
積する領域を増加することが出来、圧縮データを蓄積で
きないという問題を最小限に抑えることができる。
【0016】本発明における映像記録再生装置は、前記
情報記録制御手段が、管理する前記待ち行列から圧縮レ
ベルの高い再符号化対象の圧縮データを検出し、検出さ
れた圧縮データから順に再符号化処理を施す各機能を有
するという構成を有している。この構成により、再符号
化を行う圧縮データのうち、再符号化を行うことで最も
圧縮される圧縮データから順に、再符号化を行うことが
出来、情報記録手段の空領域が最大限になるようにする
ことができる。
【0017】本発明における映像記録再生方法は、映像
からMPEG規格の圧縮データを作成し異常を感知した
ときにアラームを発信する監視カメラと、圧縮データを
送受信し圧縮データの蓄積管理を行うコンテンツ制御部
と、再符号化された圧縮データを蓄積する情報記録部
と、前記情報記録部に蓄積した圧縮データの再符号化処
理を行う再符号化部とを設け、前記コンテンツ制御部
は、前記監視カメラから受信したアラームや圧縮データ
を前記情報記録部に蓄積し、再符号化の圧縮レベルを決
定して記録し、受信した圧縮データについて再符号化を
行う指示または再符号化せずにそのまま蓄積処理させる
指示を出し、再符号化を行う圧縮データからIフレーム
の情報を抜き出して前記圧縮レベルに対応するスキップ
数だけ間欠された間欠フレームを作り、前記再符号化部
において再符号化処理を行い、また前記コンテンツ制御
部は再符号化を行う圧縮データの待ち行列を記憶し、前
期再符号化部が使用中でない場合、前記待ち行列を参照
して、符号化するために待ち状態にある圧縮データを順
に再符号化する各ステップを有するという構成を有して
いる。この構成により、複数の前記監視カメラで作成さ
れた圧縮データ全てを一時的に蓄積することが出来、ま
た圧縮データの圧縮レベルに応じた再符号化を順に行
い、アラーム信号を受けたデータに関しては時間を少し
さかのぼった位置から高画質で蓄積することができる。
【0018】本発明における映像記録再生方法は、前記
再符号化部が、前記コンテンツ制御部において作られた
間欠フレームを動画像データに復号し、圧縮データのI
フレームを前記間欠フレームから抽出し、抽出されたI
フレームを用いて復号された動画像データを再符号化す
る各ステップを有するという構成を有している。この構
成により、圧縮データを再符号化する時に、Iフレーム
の符号化の処理を省くことが出来、再符号化処理を高速
化することができる。
【0019】本発明における映像記録再生方法は、前記
再符号化部が、動き補償を行う場合、前記圧縮レベルに
対応する動きベクトル探索範囲を用いるステップを有す
るという構成を有している。この構成により、圧縮デー
タを符号化する時に、動きの少ないフレームの動き補償
では、動きベクトルの探索範囲を狭めることが出来、再
符号化する処理速度を改善することができる。
【0020】本発明における映像記録再生方法は、前記
情報記録部が少なくとも第1および第2の情報記録手段
を有し、前記コンテンツ制御部は、前記監視カメラから
受信した圧縮データを前記第1の情報記録部に蓄積し、
再符号化された圧縮データと前記第1の情報記録部に蓄
積されていて前記圧縮レベルに従い再符号化を必要とし
ない圧縮データを第2の情報記録部に蓄積する各ステッ
プを有するという構成を有している。この構成により、
再符号化前の圧縮データと、タイムラプス画像とを区別
して蓄積することが出来、情報記録手段のクラッシュに
対する信頼性を上げることができ、また再符号化された
圧縮データを蓄積した情報記録手段を自由に取り外すこ
とができる。
【0021】本発明における映像記録再生方法は、前記
コンテンツ制御部が、待ち行列で待ち状態にある圧縮デ
ータの数に応じて、前記圧縮レベルに対応するスキップ
数を変化させるステップを有するという構成を有してい
る。この構成により、待ち行列に存在する再符号化を行
う圧縮データの数に応じて、間欠するフレーム数を変化
することが出来、再符号化処理の負荷を抑えることがで
きる。
【0022】本発明における映像記録再生方法は、前記
コンテンツ制御部が、前記情報記録部に対し前記監視カ
メラから受信した圧縮データを記録するときに、前記情
報記録部に記録領域がない場合、前記情報記録部に蓄積
されている再符号化に用いられない圧縮データを削除す
るステップを有するという構成を有している。この構成
により、前記監視カメラから受信した圧縮データを蓄積
する領域を増やすことができるため、圧縮データを蓄積
できないという問題を最小限に抑えることができる。
【0023】本発明における映像記録再生方法は、前記
コンテンツ制御部が、前記圧縮レベルを用いて、再符号
化を行う圧縮データの順番を制御するステップを有する
という構成を有している。この構成により、圧縮される
圧縮データから順に、再符号化を行うことが出来、情報
記録手段の空領域が最大限になるようにすることができ
る。
【0024】本発明におけるプログラムは、コンピュー
タを、請求項1ないし7のいずれかに記載の映像記録再
生装置における各手段の一部または全部として機能さ
せ、コンピュータに、請求項4ないし7のいずれかに記
載の映像記録再生装置における各機能の一部または全部
を実現させ、またはコンピュータに、請求項8ないし1
4のいずれかに記載の映像記録再生方法における各ステ
ップの一部または全部を実行させるという構成を有して
いる。この構成により、本発明の映像記録再生装置にお
ける各手段または機能、または映像記録再生方法におけ
る各ステップをプログラム化することにより、コンピュ
ータで容易に実施することができることとなる。
【0025】本発明におけるコンピュータ読み取り可能
な記録媒体は、請求項15に記載のプログラムを記録し
たという構成を有している。この構成により、本発明の
映像記録再生装置における各手段または機能、または映
像記録再生方法における各ステップをプログラム化し
て、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録する
ことにより、本発明を他のコンピュータで容易に実施す
ることができることとなる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、本発明
の第1ないし第6の実施の形態を詳細に説明する。 (第1の実施の形態)まず、図1ないし図12を参照し
て、本発明の第1の実施の形態における映像記録再生装
置および方法について説明する。図1は本実施の形態の
映像記録再生装置の構成例を示し、図2は図1に示すコ
ンテンツ制御手段100の構成例を示し、図3は図1に
示す再符号化手段200の構成例を示し、図5は図2に
示すレート制御手段103が用いる、圧縮レベルとそれ
に対応するスキップ数および再符号化された圧縮データ
のレートとの関係例を示し、図6、図9は図2に示す圧
縮レベル記録手段102が記録する、監視カメラ400
毎の圧縮データと圧縮レベル間の関係例を示し、図7、
図8は間欠フレームを作成する動作を示し、図10は再
符号化前後の圧縮データの変移例を示し、図11は情報
記録制御手段104が管理する再符号化対象圧縮データ
の待ち行列の例を示し、図12はエンコード手段203
とIフレーム再利用手段204の動作を示す。
【0027】図1に示す本実施の形態における映像記録
再生装置は、圧縮データの送受信や蓄積の制御管理を行
うコンテンツ制御手段100と、圧縮データの再符号化
を行う再符号化手段200と、圧縮データを蓄積する情
報記録手段300と、映像を撮影しMPEG規格の圧縮
データを作成する監視カメラ400a、b、n(以下、
400で表わす)と、監視カメラ400とコンテンツ制
御手段100とを接続するネットワーク500とから構
成される。図2に示すコンテンツ制御手段100は、再
符号化の圧縮レベルを決定する圧縮レベル決定手段10
1と、その圧縮レベルを記録し、再符号化に関する指示
を出す圧縮レベル記録手段102と、圧縮レベルに応じ
た間欠フレームを作るレート制御手段103と、情報記
録手段300へデータの読み書きを行う情報記録制御手
段104とから構成される。
【0028】図3に示す再符号化手段200は、コンテ
ンツ制御手段100から受信した間欠フレームの圧縮デ
ータを蓄積する受信メモリ201と、圧縮データを復号
するデコード手段202と、復号された圧縮データを符
号化するエンコード手段203と、再符号化処理におい
て再利用できるIフレームの符号を抽出するIフレーム
再利用手段204と、コンテンツ制御手段100へ送信
するデータを蓄積する送信メモリ205とから構成され
る。
【0029】次に、図2および図3を参照して、本実施
の形態におけるコンテンツ制御手段100と再符号化手
段200の各構成部についてその詳細を説明する。図2
において、圧縮レベル決定手段101は、入力された圧
縮データもしくは送信元の監視カメラ400のアラーム
が発信されているか否かによって、再符号化の圧縮レベ
ルを決定する。ところで圧縮データであるMPEGは、
前述のようにDCTを用いた符号と動き補償を用いた符
号とから構成されており、この動き補償を用いた符号
は、映像の変化の情報を含んでいる。そのため、動き補
償を用いた符号を画像の圧縮レベル決定に用いることが
できる。例えば、圧縮データから予測するフレームの動
きベクトル情報を抽出し、動きベクトルの絶対平均値を
算出して、その値が大きければ、映像の変化が大きく、
重要なデータと判断して、低い圧縮レベルが与えられ
る。但し、アラーム信号を受けている場合には、圧縮レ
ベルが最低の圧縮レベル1とする。圧縮レベルを与える
圧縮データの区間は、GOPを最小単位とする。例え
ば、1GOP毎に1つの圧縮レベルが与えられる。
【0030】また、圧縮レベル記録手段102は、圧縮
レベル決定手段101から与えられた圧縮データの圧縮
レベルを監視カメラ400毎に、図6に示すように記録
する。図6において、インデクスは、記録に発生した圧
縮レベルの順に付けられ、GOPは、同一圧縮レベルが
連続した圧縮データのGOP数を示し、抽出フレーム数
は、レート制御手段103によって間欠され、抽出され
るフレーム数を示す。また、圧縮レベル記録手段102
は、記録された圧縮レベルを参照して、抽出フレーム数
の総和が再符号化に必要な間欠フレーム数を超えたら、
再符号化処理の指示を情報記録制御手段104に出力す
る。一方、圧縮レベル記録手段102は、圧縮レベル1
の圧縮データが入力された場合は、再符号化を行わない
でそのまま蓄積する。またアラーム処理の指示を情報記
録手段104に出力する。例えば、監視カメラ400か
ら受信した圧縮データの圧縮レベルが図6のような場
合、図7に示すようにインデクス毎に異なるスキップ数
でフレームが抽出される。図7の例では、1175GO
P(17625フレーム)から41フレームが抽出され
ている。また再符号化に必要な抽出フレーム数を30と
した場合、インデクス3を受信した時点で条件が満たさ
れるため、その時点で再符号化処理の指示が出される。
【0031】さらに、レート制御手段103は、圧縮デ
ータを再符号化するために必要なIフレームからなる間
欠フレームを作成して、再符号化手段200へ送信す
る。間欠フレームは、図7を用いた前述の例のようにし
てフレームを抽出するが、その中でも用いるフレームは
図8に示すようにスキップして残ったGOPのIフレー
ムのみである。
【0032】情報記録制御手段104は、情報記録手段
300に圧縮データの読み書きを行うもので、監視カメ
ラ400から受信した圧縮データを蓄積し、圧縮レベル
記録手段102から再符号化処理の指示が出されたら、
再符号化対象の圧縮データを読み出し、レート制御手段
103を経由して再符号化手段200に送信する。ま
た、再符号化手段200から再符号化処理された圧縮デ
ータを受信した場合、再符号化を行う前の圧縮データを
削除し、換わりに再符号化された圧縮データを蓄積す
る。一方、アラーム処理の指示が出されたら、時間的に
前に蓄積されている、再符号化対象の圧縮データに関し
ては、一部再符号化を行い、残りの再符号化対象の圧縮
データと圧縮レベル1の圧縮データに関しては、再符号
化を行わず、そのまま情報記録手段300に蓄積する。
【0033】次に、図9および図10を参照して、アラ
ーム処理の例を説明する。再符号化対象でありながら再
符号化が行われない圧縮データを30GOPとし、圧縮
レベル記録手段102が、監視カメラ400の圧縮レベ
ルを図9に示すように記録している場合、図10に示す
ように、再符号化対象でありながら再符号化が行われな
いインデクス3と圧縮レベル1のインデクス4が、再符
号化が行われない圧縮データとなる。また他の再符号化
対象の圧縮データであるインデクス1、2は、再符号化
対象圧縮データとして取り扱われる。また、情報記録制
御手段104は、再符号化手段200が他の件で使用中
に再符号化処理の指示が出された場合、再符号化を行う
圧縮データを、待ち行列を用いて制御する。例えば、図
11に示すように、再符号化処理の指示が出た場合、F
IFO(FirstIn First Out)型待ち行列に入れ、再符号
化手段200の使用が終わった後に、待ち行列から次の
再符号化対象の圧縮データ情報を取り出し、該当する圧
縮データを再符号化手段200に送信する。
【0034】次に、図3において、受信メモリ201
は、コンテンツ制御手段100から受信した再符号化を
行う圧縮データを蓄積する。デコード手段202は、受
信メモリ201に蓄積された圧縮データを復号する。蓄
積された圧縮データは前述のとおりIフレームの符号の
みであり、P、Bフレームの符号は存在しないため、デ
コード手段202は、DCTの復号を用いるが、動き補
償の復号機能を必要としない。Iフレーム再利用手段2
04は、図12に示すように、デコード手段202に入
力された圧縮データから、エンコード手段203でIフ
レームとして符号化されるIフレームの符号を抽出す
る。エンコード手段203は、デコード手段202で復
号された動画像データを符号化するが、図12に示すよ
うに、IフレームはIフレーム再利用手段204から提
供された符号化されているIフレームをそのまま用い、
残りのPおよびBフレームは符号化して、圧縮データを
再符号化する。送信メモリ205は、再符号化された圧
縮データを蓄積し、コンテンツ制御手段100へ送信す
る。
【0035】情報記録手段300は、圧縮データを蓄積
するもので、例えばハードディスクが用いられる。監視
カメラ400は、映像を撮影してMPEG規格の圧縮デ
ータを作成してネットワーク500へ送信し、また異常
事態などが発生したことを示すアラームを発信する。ネ
ットワーク500は、監視カメラ400とコンテンツ制
御手段100を接続するものである。ネットワーク50
0として、例えばイーサネット(登録商標)が用いられ
るが、IEEE1394やUSB、シリアルケーブルな
どを用いてもよい。
【0036】次に、図13のフローチャートを参照し
て、本発明の第1の実施の形態における映像記録再生装
置の動作を説明する。まず、ステップS101(以下、
ステップの文字は省略する)において、各監視カメラ4
00は、圧縮データを作成しネットワーク500を経由
してコンテンツ制御手段100へ送信する。次にS10
2において、コンテンツ制御手段100の圧縮レベル決
定手段101は、監視カメラ400から受信した圧縮デ
ータの圧縮レベルを決定する。圧縮レベル記録手段10
2は、図6に示すように、監視カメラ400毎に圧縮デ
ータと圧縮レベルとの関係を記録する。情報記録制御手
段104は、受信した圧縮データを情報記録手段300
に蓄積する。
【0037】次に、S103において、圧縮レベル記録
手段102が再符号化処理の指示を出した場合について
説明する。すなわち、再符号化処理の指示は情報記録手
段300に蓄積されている、ある監視カメラ400の圧
縮データについて抽出フレーム数の総和が再符号化に必
要な間欠フレーム数を超えた場合に出される。次に、S
104において、情報記録制御手段104が、再符号化
対象の圧縮データを読み出し、レート制御手段103に
より間欠フレームを作成し、作成した間欠フレームを再
符号化手段200に送信する。但し、再符号化手段20
0が使用中の場合は、図11に示すように、この間欠フ
レームの圧縮データを待ち状態として待ち行列に追加
し、再符号化手段200が不使用になるまで再符号化が
待機される。
【0038】次に、S105において、再符号化手段2
00は、コンテンツ制御手段100から間欠フレームを
受信して受信メモリ201に蓄積する。デコード手段2
02は、受信メモリ201に蓄積された圧縮データを復
号する。Iフレーム再利用手段204は、エンコード手
段203で圧縮データを符号化する場合に再利用できる
符号化されているIフレームの符号を抽出し、エンコー
ド手段203に送る。エンコード手段203は、図12
に示すように、デコード手段202で復合された動画像
の圧縮データと、Iフレーム再利用手段204から提供
された符号化されているIフレームの符号を用いて符号
化をする。送信メモリ205は、再符号化された圧縮デ
ータを蓄積し、コンテンツ制御手段100へ送信する。
【0039】次に、S106において、コンテンツ制御
手段100の情報記録制御手段104は、情報記録手段
300から再符号化前の圧縮データを削除し、再符号化
手段200から受信した再符号化された圧縮データを情
報記録手段300に蓄積する。
【0040】次に、S103に戻り、圧縮レベル記録手
段102がアラーム処理の指示を出した場合について説
明する。つまり、監視カメラ400からアラームが発信
された場合であり、ステップS107に進む。S107
において、情報記録制御手段104は、アラーム処理対
象の圧縮データと、アラーム処理の指示を受ける前まで
の再符号化対象の圧縮データの一部を再符号化されない
圧縮データとする。他の再符号化対象の圧縮データは再
符号化の扱いとされる(S104)。一方、再符号化さ
れない圧縮データは、再符号化されず、情報記録手段3
00にそのまま蓄積される。
【0041】以上のように、本実施の形態における映像
記録再生装置および方法によれば、1つのコンテンツ制
御手段、再符号化手段および情報記録手段を用いて、発
生した複数の圧縮データをリアルタイムに再符号化する
ことにより、記録する動画情報量を抑えることができ、
また動きの大きい部分といった重要な映像については間
欠するフレーム数を少なくして画質をあまり落とさず、
さらにアラームが発生した最重要とされる映像について
は、アラーム発生の少し前から監視カメラから送信され
てきた圧縮データをそのまま蓄積するため、高画質で保
存することができる。また、符号化されたIフレームを
再利用することにより、再符号化における符号化する処
理速度を改善することができる。
【0042】(第2の実施の形態)次に、図1、図4、
図13ないし図15を参照して、本発明の第2の実施の
形態における映像記録再生装置および方法について説明
する。図13は本実施の形態における映像記録再生装置
の動作を示し、図14はエンコード条件制御手段206
が用いる圧縮レベルとそれに対応する動きベクトルの探
索範囲の関係例を示し、図15はエンコード手段203
とエンコード条件制御手段206の動作例を示すもので
ある。また図4に示すように、本実施の形態における再
符号化手段200の構成は、第1の実施の形態で説明し
た図3とほぼ同じであるが、異なる点は、本実施の形態
では、再符号化する圧縮データの圧縮レベルに応じて、
エンコードの条件を制御するエンコード条件制御手段2
06を備えることである。なお、図1に示すように、本
実施の形態における映像記録再生装置の構成は、第1の
実施の形態で説明したものと同一である。
【0043】以下、本実施の形態における構成部の詳細
について説明する。但し、第1の実施の形態と異なる点
についてのみ説明する。受信メモリ201は、コンテン
ツ制御手段100から受信した再符号化を行う圧縮デー
タとフレーム毎の圧縮レベルを蓄積する。エンコード条
件制御手段206は、図14に示すような、圧縮レベル
と動き補償を行うときに求める動きベクトルの探索範囲
との関係表を参照して、符号化するフレーム毎に動きベ
クトルの検索範囲を決定する。
【0044】次に、図13および図15を参照して、本
発明の第2の実施の形態における映像記録再生装置の動
作を説明する。本実施の形態における映像記録再生装置
の動作は、第1の実施の形態で説明した動作とほぼ同じ
であるため、以下異なる点について説明する。再符号化
手段200が圧縮データを再符号化する場合(S10
5)、再符号化手段200は再符号化を行う圧縮データ
と、フレーム毎の圧縮レベルを受信して受信メモリ20
1に蓄積する。受信メモリ201に蓄積された圧縮デー
タは、デコード手段202で復号される。エンコード手
段203では、図15に示すように、Iフレームは、I
フレーム再利用手段204から提供された符号化されて
いるIフレームが用いられる。一方、エンコード手段2
03は、P、Bフレームを動き補償およびDCTを用い
て求めるが、動き補償を用いるときに動きベクトルを検
出する範囲を、フレーム毎にエンコード条件制御手段2
06が指示する値に設定する。例えば、図15に示すよ
うな圧縮データを符号化する場合、再符号化後の圧縮デ
ータで、過去から2番目のフレームであるBフレームを
求める場合、そのフレームの圧縮レベルは3であるた
め、動きベクトルの検索範囲は±10.5となる。
【0045】以上のように、本実施の形態における映像
記録再生装置および方法によれば、動きの少ないフレー
ムの再符号化処理では、動きベクトルの探索範囲を狭め
ることにより、再符号化における符号化する処理速度を
改善することができる。
【0046】(第3の実施の形態)次に、図2、図16
および図17を参照して、本発明の第3の実施の形態に
おける映像記録再生装置および方法について説明する。
図16は本実施の形態における映像記録再生装置の構成
を示し、図17は本実施の形態における映像記録再生装
置の動作を示す。図16に示すように、本実施の形態に
おける映像記録再生装置の構成は、第1の実施の形態で
説明した図1のものとほぼ同様であり、コンテンツ制御
手段100の構成も、図16に示すように、第1の実施
の形態で説明したものと同じであるが、異なる点は、本
実施の形態では、監視カメラ400から受信した圧縮デ
ータを蓄積する第1の情報記録手段300aと、再符号
化された圧縮データと再符号化の必要がない圧縮データ
とを蓄積する第2の情報記録手段300bとを備えるこ
とである。
【0047】以下、本実施の形態における各部の詳細に
ついて、第1の実施の形態と異なる点についてのみ説明
する。図2において、情報記録制御手段104は、第1
の情報記録手段300aと第2の情報記録手段300b
に圧縮データの読み書きを行うもので、第1の実施の形
態で説明したものとほぼ同じである。さらに、情報記録
制御手段104は、監視カメラ400から受信した圧縮
データを第1の情報記録手段300aに蓄積し、再符号
化を行う指示が出されたら、第1の情報記録手段300
aから再符号化対象である、監視カメラ400のMPE
Gエンコーダで符号化してコンテンツ制御手段100で
受信したMPEGを読み出し、再符号化処理された圧縮
データが再符号化手段200から送られてくると、再符
号化された圧縮データを第2の情報記録手段300bへ
蓄積する。一方、アラーム処理の指示が出されたとき
は、第1の情報記録手段300aに蓄積されている再符
号化対象の圧縮データに対しては一部再符号化を行い、
再符号化された圧縮データを第2の情報記録手段300
bに蓄積し、残りは再符号化を行わず、そのまま第2の
情報記録手段300bに蓄積する。
【0048】第1の情報記録手段300aは、監視カメ
ラ400から送られてきた圧縮データを蓄積し、全ての
領域に書き込みが行われた場合、古く処理された圧縮デ
ータから削除して、新しく送られてくる圧縮データを蓄
積する。第2の情報記録手段300bは、再符号化され
た圧縮データと、再符号化の必要がない圧縮データとを
蓄積する。
【0049】次に、図17を参照して、本発明の第3の
実施の形態における映像記録再生装置の動作を説明す
る。図17に示す本実施の形態における映像記録再生装
置の動作は、第1の実施の形態で説明した図13のもの
とほぼ同様である。以下、異なる点についてのみ説明す
る。まず、S102Aにおいて、第1の実施の形態のS
102で説明したように、コンテンツ制御手段100の
圧縮レベル決定手段101は、監視カメラ400から受
信した圧縮データに重要度を与え、圧縮レベル記録手段
102は、受信した圧縮データと重要度との関係を記録
する。情報記録制御手段104は、受信した圧縮データ
を第1の情報記録手段300aに蓄積する。また、情報
記録制御手段104は、第1の情報記録手段300aへ
のデータ書き込みが一杯になった場合、古いデータを順
に削除して書き込み領域を作る。
【0050】次に、S106Aにおいて、コンテンツ制
御手段100の情報記録制御手段104は、再符号化手
段200から受信した再符号化された圧縮データを、第
2の情報記録手段300bに蓄積する。次に、S107
Aにおいて、第1の実施の形態のS107で説明したよ
うに、情報記録制御手段104は、第1の情報記録手段
300aに蓄積されている圧縮データを、再符号化対象
圧縮データと非再符号化圧縮データと圧縮レベル1の圧
縮データに区別する。再符号化対象圧縮データは、再符
号化手段200で再符号化され(S104)、再符号化
された圧縮データは第2の情報記録手段300bに蓄積
される(S106A)。一方、非再符号化圧縮データと
圧縮レベル1の圧縮データは、再符号化されず、第2の
情報記録手段300bにそのまま蓄積される。
【0051】以上のように、本実施の形態における映像
記録再生装置および方法によれば、監視カメラ400が
撮影した圧縮データと、タイムラプス記録されたデータ
が個別に蓄積され、また監視カメラ400が撮影した圧
縮データは古いものから順に削除されることにより、最
近の圧縮データに関しては監視カメラ400で作成され
た圧縮データと再符号化されタイムラプス化された圧縮
データと2種類蓄積されているため、情報記録手段のク
ラッシュに対する信頼性を上げることができ、また再符
号化された圧縮データを蓄積した情報記録手段を自由に
取り外し、他の映像記録再生装置で読み取ることもでき
る。
【0052】(第4の実施の形態)次に、図1、図2、
図13、図18および図19を参照して、本発明の第4
の実施の形態における映像記録再生装置および方法につ
いて説明する。図18は図2に示すレート制御手段10
3が用いる、圧縮レベルとそれに対応するスキップ数の
関係例を示し、図19は図2に示す情報記録制御手段1
04が用いる、再符号化待ち数とそれに対応する再符号
化レベルの関係例を示すものである。なお、図1に示す
本実施の形態における映像記録再生装置および図2に示
す本実施の形態におけるコンテンツ制御手段100の構
成は第1の実施の形態で示したものと同様である。
【0053】以下、本実施の形態における各構成部の詳
細を第1の実施の形態のものと異なる点についてのみ説
明する。レート制御手段103は、圧縮データを再符号
化する場合、図18に示すような、圧縮レベルとそれに
対応するスキップ数の関係表を参照して、再符号化を行
う圧縮データの圧縮レベルと情報記録制御手段104が
指示する再符号化レベルからスキップ数を検出し、その
スキップ数だけ間欠されたIフレームの符号からなる間
欠フレームを作り、再符号化手段200へ送信する。例
えば、圧縮レベル3の圧縮データを、再符号化レベル2
で再符号化手段200へ送信する場合、10GOPスキ
ップした時のIフレームの符号が抽出された間欠フレー
ムが作られる。
【0054】情報記録制御手段104は、情報記録手段
300に圧縮データの読み書きを行うもので、第1の実
施の形態で説明したものとほぼ同じである。異なる点
は、情報記録制御手段104は、再符号化を行う場合、
再符号化対象の圧縮データを読み出し、また図19に示
すような、再符号化待ち数と再符号化レベルの関係表か
ら、レート制御手段103に再符号化待ち数に対応する
再符号化レベルを指示する。再符号化待ち数とは、情報
記録制御手段104が管理する待ち行列の、待ち状態の
圧縮データの数である。例えば、再符号化待ち数が6の
時に再符号化処理を行う場合、再符号化レベルは2とな
る。
【0055】次に、図13を参照して、本発明の第4の
実施の形態における映像記録再生装置の動作を説明す
る。本実施の形態における映像記録再生装置の動作は第
1の実施の形態で説明したものとほぼ同様であるが、以
下、異なる点についてのみ説明する。コンテンツ制御手
段100が再符号化のための間欠フレームを作る場合
(S―104)、情報記録制御手段104は、再符号化
対象の圧縮データを読み出し、レート制御手段103に
より、再符号化待ち数に対応する再符号化レベルで間欠
フレームを作成し、再符号化手段200に送信する。以
上のように、本実施の形態における映像記録再生装置お
よび方法によれば、再符号化待ち数が増えるにつれてタ
イムラプス記録で間欠するフレーム間隔を広くし、再符
号化処理の発生頻度を低くすることにより、再符号化処
理の負荷を抑えることができる。
【0056】(第5の実施の形態)次に、図16に示す
映像記録再生装置の構成例と図2に示すコンテンツ制御
手段100の構成例と図17に示す映像記録再生装置の
動作例とを参照して、本発明の第5の実施の形態におけ
る映像記録再生装置および方法について説明する。な
お、図16および図2に示す本実施の形態の構成は、そ
れぞれ第3の実施の形態で説明したものと同一である。
【0057】以下、図16および図2を参照して、本実
施の形態における各構成部の第3の実施の形態のものと
異なる点についてのみ詳細に説明する。情報記録制御手
段104は、第1の情報記録手段300aと第2の情報
記録手段300bに圧縮データの読み書きを行うもの
で、第3の実施の形態で説明したものとほぼ同様であ
る。さらに、情報記録制御手段104は、第1の情報記
録手段300aにおいて、圧縮データを蓄積する空領域
が少ない場合、再符号化されていない、圧縮レベルの値
が大きい圧縮データを抽出し、レート制御手段103で
間欠して間欠された圧縮データに変換し、第1の情報記
録手段300aから再符号化されていない圧縮データを
削除して、間欠されたデータを蓄積する。これにより、
第1の情報記録手段300aの空き容量を増加する。
【0058】次に、図17に示すフローチャートを参照
して、本発明の第5の実施の形態における映像記録再生
装置の動作を説明する。本実施の形態における映像記録
再生装置の動作は、第3の実施の形態で説明したものと
ほぼ同様である。以下、異なる点についてのみ説明す
る。図17において、コンテンツ制御手段100が圧縮
データに圧縮レベルを与え、第1の情報記録手段300
aに蓄積する場合(ステップS102A)、情報記録制
御手段104は、第1の情報記録手段300aに圧縮デ
ータを蓄積する空領域を求める。空領域が監視カメラ4
00から受信した圧縮データのサイズに満たない場合、
情報記録制御手段104は、第1の情報記録手段300
aから、まだ再符号化されていない圧縮データのうち、
蓄積されてから最も期間が経っていて、重要度が低く圧
縮レベルの高い圧縮データを抽出する。抽出された圧縮
データは、レート制御手段103により、間欠処理され
て、間欠されたデータに変換され、第1の情報記録手段
300aに蓄積され、変換前の抽出された圧縮データは
削除される。
【0059】コンテンツ制御手段100が再符号化のた
めの間欠フレームを作る場合(S104)、上記のよう
に既に間欠されているため、レート制御手段103では
間欠されずに再符号化手段200に送信され、再符号化
される。以上のように、本実施の形態における映像記録
再生装置および方法によれば、監視カメラから送られて
くる圧縮データを蓄積する情報記録手段の空領域が少な
い場合、情報記録手段に蓄積されているデータで圧縮レ
ベルの高いものを圧縮し、情報記録手段の空き容量を増
やすことにより、圧縮データを蓄積できないという問題
を最小限に抑えることができる。
【0060】(第6の実施の形態)次に、図1に示す映
像記録再生装置の構成例と、図2に示すコンテンツ制御
手段100の構成例と、図20に示す情報記録制御手段
104が管理する再符号化対象の圧縮データの待ち行列
例と、図13に示す映像記録再生装置の動作例とを参照
して、本発明の第6の実施の形態における映像記録再生
装置および方法について説明する。なお、図1および図
2に示す本実施の形態の構成は、それぞれ第1の実施の
形態で説明したものと同一である。
【0061】以下、図1および図2を参照して、本実施
の形態における各構成部の第1の実施の形態のものと異
なる点についてのみ詳細に説明する。図2に示す情報記
録制御手段104は、情報記録手段300に圧縮データ
の読み書きを行うもので、第1の実施の形態で説明した
ものとほぼ同様である。さらに、情報記録制御手段10
4は、圧縮データの再符号化を行う場合、待ち行列で待
ち状態となっている再符号化対象の圧縮データのうち、
圧縮レベルの高いフレームを多く含むもの、いいかえる
と再符号化対象の圧縮データのサイズが小さいものを検
索し、検索された圧縮データを優先的に、再符号化処理
が行われる。
【0062】次に、図13に示すフローチャートを参照
して、本発明の第6の実施の形態における映像記録再生
装置の動作を説明する。本実施の形態における映像記録
再生装置の動作は、第1の実施の形態で説明したものと
ほぼ同様である。以下、異なる点についてのみ説明す
る。図13において、コンテンツ制御手段100が再符
号化のための間欠フレームを作る場合(ステップS10
4)、情報記録制御手段104は、図20に示すような
待ち行列を管理している場合、圧縮レベルの高いフレー
ムを多く含む圧縮データ“監視カメラ400a、圧縮レ
ベル4”を検索し、検索された圧縮データから再符号化
を行う。以上のように、本実施の形態における映像記録
再生装置および方法によれば、再符号化対象の圧縮デー
タを、圧縮レベルの高いフレームを多く含むものから順
に再符号化することにより、情報記録手段の空領域が最
大限になるようにすることができる。
【0063】
【発明の効果】本発明における映像記録再生装置および
方法は、上記のように構成され、特に、随時発生する複
数の圧縮データをリアルタイムに再符号化することによ
り、記録する動画情報量を抑えることができるととも
に、動きの大きい部分等の重要な映像は間欠するフレー
ム数を少なくして画質を落とさず、さらにアラームが発
生した最重要とされる映像については、監視カメラから
送られてきた圧縮データをそのまま蓄積して、高画質で
保存することができる。
【0064】また、本発明における映像記録再生装置お
よび方法は、再符号化手段がIフレームを再利用し、圧
縮レベルに応じた動き補償の条件設定により、再符号化
処理を高速化することができ、さらに、動きの少ないフ
レームの再符号化処理では、動きベクトルの探索範囲を
狭めることにより、再符号化における符号化の処理速度
を改善することができる。また、本発明における映像記
録再生装置および方法は、時間的に最近の圧縮データに
ついては監視カメラで作成された圧縮データとタイムラ
プス化された圧縮データの2種類を蓄積することによ
り、情報記録手段のクラッシュに対する信頼性を上げる
ことができ、また再符号化された圧縮データを蓄積した
情報記録手段を自由に取り外して利用することができ
る。
【0065】また、本発明における映像記録再生装置お
よび方法は、コンテンツ制御手段が再符号化を行うMP
EGの待ち行列を管理し、待ち数に応じた間欠フレーム
を作成することにより、再符号化処理の負荷を抑えるこ
とができ、また、情報記録手段に蓄積されているデータ
で、圧縮レベルの高いものを圧縮して、情報記録手段の
空き容量を増やすことにより、監視カメラから送られて
くる圧縮データを蓄積する情報記録手段の空領域が少な
い場合でも、圧縮データを蓄積できないという問題を最
小限に抑えることができ、さらに、再符号化対象の圧縮
データのうち、圧縮レベルの高いフレームを多く含むも
のから順に再符号化することにより、情報記録手段の空
領域が最大限になるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1、第2、第4および第6の実施の
形態における映像記録再生装置の構成を示す図、
【図2】本発明の第1、第3、第4、第5および第6の
実施の形態における映像記録再生装置のコンテンツ制御
手段の構成を示す図、
【図3】本発明の第1の実施の形態における再符号化手
段の構成を示す図、
【図4】本発明の第2の実施の形態における再符号化手
段の構成を示す図、
【図5】本発明の第1の実施の形態におけるレート制御
手段に用いる、圧縮レベルとスキップ数および再符号化
されたデータのレートの関係を示す図、
【図6】本発明の第1の実施の形態における圧縮レベル
記録手段が記録する、圧縮データと圧縮レベルとの関係
を示す図、
【図7】本発明の第1の実施の形態における間欠フレー
ムを作成する動作を示す図、
【図8】本発明の第1の実施の形態における間欠フレー
ムを作成する動作を示す図、
【図9】本発明の第1の実施の形態における圧縮レベル
記録手段が記録する、圧縮データと圧縮レベルの関係を
示す図、
【図10】本発明の第1の実施の形態における再符号化
前後の圧縮データの変移例を示す図、
【図11】本発明の第1の実施の形態における情報記録
制御手段が管理する、再符号化対象圧縮データの待ち行
列の例を示す図、
【図12】本発明の第1の実施の形態におけるエンコー
ド手段とIフレーム再利用手段の動作を示す図、
【図13】本発明の第1、第2、第4および第6の実施
の形態における映像記録再生装置の動作を示す図、
【図14】本発明の第2の実施の形態におけるエンコー
ド条件制御手段が用いる、圧縮レベルと動きベクトルの
探索範囲との関係を示す図、
【図15】本発明の第2の実施の形態におけるエンコー
ド手段とエンコード条件制御手段の動作を示す図、
【図16】本発明の第3および第5の実施の形態におけ
る映像記録再生装置の構成を示す図、
【図17】本発明の第3および第5の実施の形態におけ
る映像記録再生装置の動作を示す図、
【図18】本発明の第4の実施の形態におけるレート制
御手段が用いる、圧縮レベルとスキップ数との関係を示
す図、
【図19】本発明の第4の実施の形態における情報記録
制御手段が用いる、再符号化待ち数と再符号化レベルと
の関係を示す図、
【図20】本発明の第6の実施の形態における情報記録
制御手段が管理する、再符号化対象データの待ち行列の
例を示す図、
【図21】MPEGデータの基本単位GOPを示す図、
【図22】MPEGデータを復号する動作を示す図、
【図23】従来技術の圧縮装置の構成を示す図、
【図24】従来技術の圧縮装置のスイッチの動作を例示
する図。
【符号の説明】
100 コンテンツ制御手段 101 圧縮レベル決定手段 102 圧縮レベル記録手段 103 レート制御手段 104 情報記録制御手段 200 再符号化手段 201 受信メモリ 202 デコード手段 203 エンコード手段 204 Iフレーム再利用手段 205 送信メモリ 206 エンコード条件制御手段 300 情報記録手段 300a 第1の情報記録手段 300b 第2の情報記録手段 400 監視カメラ 500 ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原田 正則 石川県金沢市西念一丁目1番3号 株式会 社松下通信金沢研究所内 (72)発明者 佐藤 正章 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 5C053 FA02 FA12 GA11 GB21 GB38 LA01 5C054 AA01 CA04 CC03 DA01 EA01 EA03 EA05 EA07 EG06 EG07 FC13 GA01 GB02 HA19 5C059 KK41 LB07 MA05 MA12 NN03 PP05 PP06 PP07 RB02 SS11 SS20 TA07 TA17 TC00 TC38 TD12 UA02 UA05 UA38 UA39

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像からMPEG規格の圧縮データを作成
    し異常を感知したときにアラームを発信する監視カメラ
    と、圧縮データを送受信し圧縮データの蓄積管理を行う
    コンテンツ制御手段と、再符号化された圧縮データを蓄
    積する情報記録手段と、前記情報記録手段に蓄積した圧
    縮データの再符号化処理を行う再符号化手段とを備え、
    前記コンテンツ制御手段は、前記監視カメラから受信し
    たアラームや圧縮データから再符号化の圧縮レベルを決
    定する圧縮レベル決定手段と、前記圧縮レベル決定手段
    で決定された前記圧縮レベルを記録し、記録した圧縮レ
    ベルに基づき受信した圧縮データを再符号化して蓄積す
    るかまたは再符号化しないで蓄積するかを指示する圧縮
    レベル記録手段と、受信した圧縮データからIフレーム
    の情報を抜き出し、前記圧縮レベル決定手段で決定され
    た圧縮レベルに対応するスキップ数に応じて間欠された
    間欠フレームを生成するレート制御手段と、前記監視カ
    メラから受信した圧縮データと前期再符号化手段におい
    て再符号化された圧縮データの前記情報記録手段に対す
    る蓄積を制御し、再符号化処理を待つ圧縮データの待ち
    行列を有し前記再符号化の処理を行う順序を前記待ち行
    列を用いて制御する情報記録制御手段とを備えることを
    特徴とする映像記録再生装置。
  2. 【請求項2】前記再符号化手段は、前記レート制御手段
    から受信した間欠フレームを動画像データに復号するデ
    コード手段と、前記デコード手段で復号された動画像デ
    ータを符号化するエンコード手段と、前記エンコード手
    段で符号化される圧縮データのIフレームを前記レート
    制御手段からの間欠フレームから抽出して前記エンコー
    ド手段に供給するIフレーム再利用手段とを備えること
    を特徴とする請求項1記載の映像記録再生装置。
  3. 【請求項3】前記再符号化手段は、前記エンコード手段
    の動き補償処理に対し前記圧縮レベルに対応する動きベ
    クトル探索範囲を供給するエンコード条件制御手段を備
    えることを特徴とする請求項1または2記載の映像記録
    再生装置。
  4. 【請求項4】前記情報記録手段は少なくとも第1および
    第2の情報記録手段の2つを有し、前記情報記録制御手
    段は、前記監視カメラから受信した圧縮データを前記第
    1の情報記録手段に蓄積し、再符号化された圧縮データ
    と前記第1の情報記録手段に蓄積されていて前記圧縮レ
    ベルから再符号化を必要としない圧縮データとを前記第
    2の情報記録手段に蓄積する各機能を有することを特徴
    とする請求項1ないし3のいずれかに記載の映像記録再
    生装置。
  5. 【請求項5】前記レート制御手段は、前記情報記録制御
    手段が記憶する待ち行列の待ち状態の圧縮データの数に
    応じ、前記圧縮レベルに対応するスキップ数を変化させ
    る機能を有することを特徴とする請求項1ないし4のい
    ずれかに記載の映像記録再生装置。
  6. 【請求項6】前記情報記録制御手段は、前記監視カメラ
    から受信した圧縮データを前記情報記録手段に記録する
    ときに、前記情報記録手段に記録する領域がない場合、
    前記情報記録手段に蓄積されている再符号化に用いられ
    ない圧縮データを削除する機能を有することを特徴とす
    る請求項1ないし5のいずれかに記載の映像記録再生装
    置。
  7. 【請求項7】前記情報記録制御手段は、管理する前記待
    ち行列から圧縮レベルの高い再符号化対象の圧縮データ
    を検出し、検出された圧縮データから順に再符号化処理
    を施す各機能を有することを特徴とする請求項1ないし
    6のいずれかに記載の映像記録再生装置。
  8. 【請求項8】映像からMPEG規格の圧縮データを作成
    し異常を感知したときにアラームを発信する監視カメラ
    と、圧縮データを送受信し圧縮データの蓄積管理を行う
    コンテンツ制御部と、再符号化された圧縮データを蓄積
    する情報記録部と、前記情報記録部に蓄積した圧縮デー
    タの再符号化処理を行う再符号化部とを設け、前記コン
    テンツ制御部は、前記監視カメラから受信したアラーム
    や圧縮データを前記情報記録部に蓄積し、再符号化の圧
    縮レベルを決定して記録し、受信した圧縮データについ
    て再符号化を行う指示または再符号化せずにそのまま蓄
    積処理させる指示を出し、再符号化を行う圧縮データか
    らIフレームの情報を抜き出して前記圧縮レベルに対応
    するスキップ数だけ間欠された間欠フレームを作り、前
    記再符号化部において再符号化処理を行い、また前記コ
    ンテンツ制御部は再符号化を行う圧縮データの待ち行列
    を記憶し、前期再符号化部が使用中でない場合、前記待
    ち行列を参照して、符号化するために待ち状態にある圧
    縮データを順に再符号化する各ステップを有することを
    特徴とする映像記録再生方法。
  9. 【請求項9】前記再符号化部は、前記コンテンツ制御部
    において作られた間欠フレームを動画像データに復号
    し、圧縮データのIフレームを前記間欠フレームから抽
    出し、抽出されたIフレームを用いて復号された動画像
    データを再符号化する各ステップを有することを特徴と
    する請求項8記載の映像記録再生方法。
  10. 【請求項10】前記再符号化部は、動き補償を行う場
    合、前記圧縮レベルに対応する動きベクトル探索範囲を
    用いるステップを有することを特徴とする請求項8また
    は9記載の映像記録再生方法。
  11. 【請求項11】前記情報記録部は少なくとも第1および
    第2の情報記録手段を有し、前記コンテンツ制御部は、
    前記監視カメラから受信した圧縮データを前記第1の情
    報記録部に蓄積し、再符号化された圧縮データと前記第
    1の情報記録部に蓄積されていて前記圧縮レベルに従い
    再符号化を必要としない圧縮データを第2の情報記録部
    に蓄積する各ステップを有することを特徴とする請求項
    8ないし10のいずれかに記載の映像記録再生方法。
  12. 【請求項12】前記コンテンツ制御部は、待ち行列で待
    ち状態にある圧縮データの数に応じて、前記圧縮レベル
    に対応するスキップ数を変化させるステップを有するこ
    とを特徴とする請求項8ないし11のいずれかに記載の
    映像記録再生方法。
  13. 【請求項13】前記コンテンツ制御部は、前記情報記録
    部に対し前記監視カメラから受信した圧縮データを記録
    するときに、前記情報記録部に記録領域がない場合、前
    記情報記録部に蓄積されている再符号化に用いられない
    圧縮データを削除するステップを有することを特徴とす
    る請求項8ないし12のいずれかに記載の映像記録再生
    方法。
  14. 【請求項14】前記コンテンツ制御部は、前記圧縮レベ
    ルを用いて、再符号化を行う圧縮データの順番を制御す
    るステップを有することを特徴とする請求項8ないし1
    3のいずれかに記載の映像記録再生方法。
  15. 【請求項15】コンピュータを、請求項1ないし7のい
    ずれかに記載の映像記録再生装置における各手段の一部
    または全部として機能させ、コンピュータに、請求項4
    ないし7のいずれかに記載の映像記録再生装置における
    各機能の一部または全部を実現させ、またはコンピュー
    タに、請求項8ないし14のいずれかに記載の映像記録
    再生方法における各ステップの一部または全部を実行さ
    せるためのプログラム。
  16. 【請求項16】請求項15に記載のプログラムを記録し
    たコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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