JP2003187918A - カードコネクタ - Google Patents

カードコネクタ

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JP2003187918A
JP2003187918A JP2001387278A JP2001387278A JP2003187918A JP 2003187918 A JP2003187918 A JP 2003187918A JP 2001387278 A JP2001387278 A JP 2001387278A JP 2001387278 A JP2001387278 A JP 2001387278A JP 2003187918 A JP2003187918 A JP 2003187918A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カード挿入空間に挿入したカードのカード側
電極がコネクタ側電極に接触する前に、カードに帯電し
ている静電気がそのカードに具備されている接地電極を
経て接地放電されるようにする。 【解決手段】 カード3に設けたカード側電極が、筐体
1に設けたコネクタ側電極2に接触することによってカ
ード3とカードコネクタとの電気的接続が行われる。カ
ード側電極に接地電極33が含まれている。配線基板1
00に重ね合わされた筐体1の壁板部16に、その配線
基板100に形成した接地ライン110に臨む複数の開
口18を開設する。開口18は、カード3を挿抜すると
きの接地電極33の移動路にも臨んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カードコネクタ、
特にカードに帯電した静電気を放電させるための対策を
講じたカードコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カード挿入空間を備えた筐体が上
下のカバーに分割されているカードコネクタでは、上下
のカバーの両方又は一方が金属製であった。そして、カ
ードを筐体に挿入したときに、カードに帯電した静電気
がカードに具備されている接地電極(アース電極)を経
ずに放電してしまい、カード側の電子部品が静電破壊を
起こすという事態の起こることがあった。同様の事態
は、筐体の上下のカバーの両方が合成樹脂製である場合
にも起こることがあった。
【0003】一方、電子部品を搭載したメモリカードな
どのカードが使用対象となっているカードコネクタは、
様々な種類の家電製品やデジタル電子機器に用いられる
ようになってきており、この種のカードコネクタでは、
カード側や機器セット側に搭載されている電子部品など
の静電破壊を防ぐために、何らかの静電破壊対策が講じ
らているのが普通である。
【0004】たとえば、特開平4−279990号公報
(先行例)に記載されているカードコネクタでは、非導
電性物質、具体的にはプラスチックで成形されたコネク
タハウジングに接触端子が備わり、その接触端子にカー
ド側の電極を接続する際のカードの挿入を案内するため
のガイドレールに導電性の物質が用いられている。そし
て、このカードコネクタによると、カードがガイドレー
ルに接触することによってカードに帯電している静電気
がガイドレールを経て接地放電されるので、ガイドレー
ルに案内されて挿入されたカードのカード側電極が接触
端子に接触するときには、カードに高圧の電荷が帯電し
ているという事態が起こらず、そのために、カード側の
電子部品や電子機器セット側の電子部品などの静電破壊
が防止されるとしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の事例の
ように、筐体にカードを挿入した場合に、カードに帯電
した静電気がカード側の接地電極を経ることなく、その
カードの外装などから放電してしまうと、そのことが原
因になって、カード側電極がコネクタ側電極(コンタク
ト)に接触する前に、カード側又は機器セット側の電子
部品が静電破壊を起こすことがある。そのため、上掲の
先行例のカードコネクタについても、カード側電極がコ
ネクタ側の接触端子に接触する前に、カードに帯電した
静電気がカード側の接地電極を経ることなく放電してし
まい、カード側又は機器セット側の電子部品が静電破壊
を起こすおそれがあった。
【0006】そのため、家電製品やデジタル電子機器の
中でも、テレビジョン受像機のように静電破壊対策の仕
様が厳しく定められるものについては、上記した従来例
や先行例に見られるようなカードコネクタは、その静電
破壊対策が不十分なために用いられていなかった。
【0007】本発明は以上の状況の下でなされたもので
あり、筐体のカード挿入空間に挿入したカードのカード
側電極がコネクタ側電極に接触する前に、カードに帯電
している静電気がそのカードに具備されている接地電極
を経て接地放電されるようにすることによって、カード
側又は機器セット側の電子部品の静電破壊を防ぐことの
できるカードコネクタを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るカードコネ
クタは、配線基板に重なり状に搭載される合成樹脂製の
筐体の内部にカード挿入空間が形成され、そのカード挿
入空間に挿入されてきたカードに具備されているカード
側電極が、上記筐体に設けられたコネクタ側電極に接触
することによってカードとの電気的接続が行われるよう
になっている。また、上記カード側電極に接地電極が含
まれ、上記カード挿入空間を形作りかつ配線基板に具備
された接地回路に重ね合わされる上記筐体の壁板部に、
上記接地回路に臨む開口が開設されていると共に、この
開口が、上記カード挿入空間に対してカードが挿抜され
るときの上記接地電極の移動路にも臨んでいる。
【0009】この構成であると、カード挿入空間に挿入
されてきたカードのカード側電極に含まれている接地電
極が、カード挿入途中での接地電極の移動路を移動中
に、筐体の壁板部の開口を通して配線基板の接地回路に
臨むようになる。そのため、カードが静電気に帯電して
電荷を帯びている場合、カード側電極がコネクタ側電極
に接触する前に、カードに帯電している静電気が、カー
ド側の接地電極を経て配線基板の接地回路に逃がされて
接地放電される。また、筐体が合成樹脂製であるので、
カードと筐体との間で放電が行われることがなくなり、
カード側の接地電極を経ずにカードの静電気が接地放電
されるという事態は起こらない。したがって、カードや
機器セット側の電子部品が静電破壊されるという事態が
起こらなくなる。この発明において、筐体の壁板部の開
口が臨む接地回路は、筐体の壁板部が重なり合う配線基
板の重なり領域の全体又はその一部分に面状に形成され
ていても、その重なり領域をカード挿抜方向に縦断する
形に面状あるいは線状に形成されていても、その重なり
領域をカード挿抜方向に対して横断する形に面状あるい
は線状に形成されていてもよい。
【0010】上記接地回路が、上記カード挿入空間に対
するカードの挿抜方向に延びる接地ラインとして形成さ
れていることが望ましく、これによれば、上記壁板部の
上記接地ラインに沿って並ぶ複数箇所に上記開口が開設
されている、という構成、上記壁板部の上記カード挿抜
方向中間部に、上記開口が上記接地ラインに沿って延び
る細長いスリット状に形成されている、という構成、上
記壁板部に上記接地ラインに沿って延びる細長いスリッ
ト状に形成された上記開口が、その壁板部の後端縁で開
放している、という構成、などを適宜選択して採用する
ことが可能になり、そのようにすることによって、カー
ド挿入空間に挿入されてきたカードのカード側電極に含
まれている接地電極を、カード挿入途中での接地電極の
移動路を移動中に、筐体の壁板部の開口を通して配線基
板の接地回路に広い範囲で臨ませることができるように
なり、そのために、カード側電極がコネクタ側電極に接
触する前に、カードに帯電している静電気を、カード側
の接地電極を経て配線基板の接地回路に確実に逃がして
接地放電させることができるようになる。また、上記接
地回路が、上記カード挿入空間に対するカードの挿抜方
向に延びる接地ラインとして形成されているという構成
を採用する場合、当幅の接地ラインがカードの挿抜方向
に延びているという形態のほか、その接地ラインが波形
あるいはジクザグ形に形成されてカードの挿抜方向に延
びている形態であっても、さらには、カードの挿抜方向
に延びる接地ラインの中間部の所定箇所に幅広の容量部
が形成されている形態であってもよい。
【0011】本発明では、上記筐体が、上記カード挿入
空間を形作っている合成樹脂製の下カバーとこの下カバ
ーに装着された合成樹脂製の上カバーとに分割されてい
ることが望ましく、これによれば、下カバーや上カバー
を合成樹脂で容易にかつ安価に成形して筐体の製作コス
トを低減することが可能になる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明のカードコネクタの
実施形態の平面図、図2は同側面図、図3は図1のII
I−III線に沿う部分の拡大断面図、図4は図1のI
V−IV線に沿う部分の拡大断面図である。
【0013】図1及び図2において、このカードコネク
タのボディを形成している筐体1は電気絶縁性に優れた
合成樹脂成形体で作られていて、下カバー12と上カバ
ー13とに分割されている。そして、下カバー12の左
右の側面の適所に設けられた係止突起14に、上カバー
13の側壁に具備された係止孔部15を係止させること
によって下カバー12に上カバー13が装着されてい
る。この筐体1は、その内部に、下カバー12と上カバ
ー13とで形作られたカード挿入空間Sを有していると
共に、下カバー12の前端部には、カード挿入空間Sに
挿入されてきたカード(不図示)に具備されているカー
ド側電極(不図示)が接触する複数のコネクタ側電極2
が配備されている。また、筐体1はその後端部にカード
挿入口16を有し、かつ、その挿入口16にはカード
(不図示)が出し入れされる際にそのカードに追従して
矢印Aのように開閉動されるシャッタ17が取り付けら
れている。18はシャッタ13の回動中心を形成してい
る軸部である。
【0014】図5は上カバー13を取り外した状態での
下カバー12の平面図であり、同図のように、複数のコ
ネクタ側電極2には、その並び方向両側に位置する一対
の接地電極(アース電極)21,21のほか、それらの
接地電極(アース電極)21,21の中間部に位置する
複数の信号授受電極22…が含まれている。図3に接地
電極21の形状が例示されており、同図のように、この
接地電極21は、頂部が接点23となされた山形に形成
されていて、この接地電極21から折り返されて前方に
延び出た取付片部24が下カバー12の前端部に固定さ
れ、その取付片部24の前方に延び出た半田付け端子部
25が、下カバー12の平坦な下面とほゞ面一に位置す
る面実装タイプに形成されている。他のコネクタ側電極
2も接地電極21と同様の形状に形成されていると共
に、接地電極21に見られるものと同様の形状の取付片
部が下カバー12の前端部に固定され、その取付片部2
4の前方に延び出た半田付け端子部26が、下カバー1
2の平坦な下面とほゞ面一に位置する面実装タイプに形
成されている。なお、個々のコネクタ側電極2や取付片
部、半田付け端子部は、金属製のばね片を所定の形状に
折り曲げることによって形成されたコンタクトを形成し
ている。
【0015】上記筐体1は、配線基板に重なり状に搭載
され、上記半田付け端子部25,26が配線基板の半田
付けランドに半田付けされる。そのうち、一対の接地電
極21,21のそれぞれに連設されている半田付け端子
部25,25が半田付けされる半田付けランドは接地回
路に連設されている。
【0016】図6は配線基板100における上記筐体1
の搭載箇所を示した平面図、図7は配線基板100に搭
載された筐体1のカード挿入空間Sにカード3を挿入し
ている工程を示した拡大縦断面図である。
【0017】図6に示したように、配線基板100に
は、筐体1の搭載箇所に位置する接地回路としての2条
の接地ライン110,110が形成されている。同図で
判るように、これらの接地ライン110,110は、配
線基板100に筐体1を搭載した場合に、その下カバー
12の底面を形成している壁板部16が重ね合わされる
重なり領域に形成されていると共に、その下カバー12
に備わっている一対の上記接地電極21,21のそれぞ
れに対応して、カード挿抜方向Aにまっすぐに延びてい
る。これに対し、図5に示したように、上記壁板部16
には、その幅方向の2箇所において、カード挿抜方向A
に一定間隔を隔ててまっすぐに並ぶ複数箇所に位置する
矩形の開口18…,18…が開設されている。そして、
筐体1を配線基板100に搭載すると、それらの開口1
8…,18…が、図6のように2条の接地ライン11
0,110のそれぞれに臨んでそれらの接地ライン11
0,110の上に位置するようになっている。
【0018】図7に示されているように、カード3はそ
の前端部に凹所31を有し、その凹所31の壁面32
に、上記した複数のコネクタ側電極2…に対応する複数
の面状のカード側電極を備えている。これらのカード電
極には、コネクタ側電極2の一対の接地電極21,21
に対応する一対の接地電極33,33と、コネクタ側電
極2の信号授受電極22…に対応する複数の信号授受電
極(不図示)が含まれている。そして、カード3を筐体
1のカード挿入空間Sに対して挿抜するときの一対の接
地電極33,33の移動路に、上記開口18…,18…
が臨むようになっている。また、図5に仮想線で示した
ようにカード3がそのセット位置まで挿入されたときに
は、図3に示したように接地電極33がコネクタ側の接
地電極23を撓ませてその接地電極23に弾接する。他
のカード側電極も、他のコネクタ側電極2に同様に弾接
し、これによりカード3とカードコネクタとの電気的接
続が行われる。
【0019】以上において、配線基板100に搭載され
た筐体1のカード挿入空間Sに、図7の矢印Iのように
カード3を挿入していくと、カード3側の接地電極33
が、カード挿入途中での接地電極33の移動路を移動中
に、壁板部16の複数の開口16…を通して配線基板1
00の接地ライン110に次々と臨む。そのため、カー
ド3が静電気に帯電して電荷を帯びている場合、カード
側電極がコネクタ側電極2…に接触する前に、カード3
に帯電している静電気が、カード3側の接地電極33を
経て配線基板100の接地ライン110に逃がされて接
地放電される。また、筐体1を形成している下ケース1
2や上ケース13は両方共が合成樹脂製であるので、接
地電極33を経ずにカード3と筐体1との間で放電が行
われることはない。したがって、カード3側の接地電極
33を経ずにカード3の静電気が接地放電されるという
事態が起こらなくなって、カードや機器セット側の電子
部品が静電破壊されるという事態が防止される。
【0020】この実施形態では、壁板部16のカード挿
抜方向Aの中間部に、複数の開口18が接地ライン11
0に沿って並んでいるので、カード挿入空間Sに挿入さ
れてきたカード3の接地電極33が、カード挿入途中に
何回も開口18を通して接地ライン110に臨むことに
なり、そのことが、カード3に帯電している静電気を、
カード3側の接地電極33を経て接地ライン110に確
実に逃がして接地放電させることに役立つ。
【0021】開口18の形状や数は図5などで説明した
ものに限定されない。たとえば、1つの接地ライン11
0に対して1つだけの開口を設けておいてもよい。ま
た、図8に示したように、開口18が、接地ライン11
0(図6参照)に沿って延びる細長いスリット状に形成
されていて、その開口18が、壁板部16のカード挿抜
方向中間部にだけ長く形成されているものであっても、
図9に示したように、開口18が、接地ライン110
(図6参照)に沿って延びる細長いスリット状に形成さ
れていて、その開口18が、壁板部16の後端縁で開放
しているものであってもよい。図8や図9で説明した開
口18を壁板部16に形成しておくと、カード挿入空間
に挿入されてきたカードの接地電極が、コネクタ側電極
2に含まれる接地電極21に接触するまでの間、常時、
接地ライン110に臨むようになるので、カードに帯電
した静電気を、効率よく、接地電極21を経て接地ライ
ン110に逃がし、接地放電させることが可能になる。
【0022】上記実施形態では、配線基板100側の接
地回路として、カード挿抜方向Aにまっすぐに延びた線
状の接地ライン110,110を例示したけれども、こ
の接地回路は、筐体の壁板部の開口が臨む接地回路は、
筐体の壁板部が重なり合う配線基板の重なり領域の全体
又はその一部分に面状に形成されていても、その重なり
領域をカード挿抜方向に縦断する形に面状あるいは線状
に形成されていても、その重なり領域をカード挿抜方向
に対して横断する形に面状あるいは線状に形成されてい
てもよい。図10は、筐体の壁板部16が重なり合う配
線基板100の重なり領域のほゞ全体に亘る面状の接地
回路110’を形成した事例を示し、図11は筐体の壁
板部16が重なり合う配線基板100の重なり領域をカ
ード挿抜方向に縦断する形に複数条の接地ライン110
を線状に形成した事例を示している。さらに、接地回路
を線状の接地ライン110として形成する場合、その接
地ラインを当幅に形成する必要は必ずしもなく、その接
地ラインを波形あるいはジクザグ形に形成しておくこと
も可能であり、さらに、図12のように、接地ライン1
10の中間部の所定箇所に幅広の容量部110aが形成
されている形態であってもよい。なお、接地回路ないし
接地ラインの形成パターンは上記した各事例に限定され
ず、配線基板100に形成すべき他の種類の回路パター
ンや実装部品などのレイアウトなどを勘案して適宜設定
すべきである。
【0023】また、上記実施形態では、筐体1を配線基
板100に搭載した場合に、その下ケース12が配線基
板100に重ね合わされるので、下ケース12の壁板部
16に開口18を形成したけれども、筐体1を配線基板
100に搭載した場合に、その上ケース13が配線基板
100に重ね合わされる場合には、その上ケース13の
壁板部に開口を形成しておけばよい。また、筐体1を合
成樹脂の一体成形体で形成する場合には、配線基板に重
ね合わされる側の壁板部に開口を形成しておけばよい。
【0024】以上説明したカードコネクタは、カード側
電極がコネクタ側電極2に接触する前に、カード挿入工
程の途中でカード3に帯電した静電気がカード3側の接
地電極33を経て接地放電されるため、テレビジョン受
像機のように静電破壊対策の仕様が厳しく定められるも
のについても、十分な静電破壊対策が講じられたカード
コネクタとして好適に使用することが可能である。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、筐体のカード挿入空間
に挿入したカードのカード側電極がコネクタ側電極に接
触する前に、カードに帯電している静電気がそのカード
に具備されている接地電極を経て接地放電され、しか
も、カードと筐体との間では放電が行われない。したが
って、テレビジョン受像機のように静電破壊対策の仕様
が厳しく定められるものについても、十分な静電破壊対
策が講じられたものとして好適に使用することが可能な
カードコネクタを提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカードコネクタの実施形態の平面図で
ある。
【図2】同側面図である。
【図3】図1のIII−III線に沿う部分の拡大断面
図である。
【図4】図1のIV−IV線に沿う部分の拡大断面図で
ある。
【図5】上カバーを取り外した状態での下カバーの平面
図である。
【図6】配線基板における筐体の搭載箇所を示した平面
図である。
【図7】カードを挿入している工程を示した拡大縦断面
図である。
【図8】開口の変形例を示した平面図である。
【図9】開口の他の変形例を示した平面図である。
【図10】接地回路の変形例を例示した図6に相応する
説明図である。
【図11】接地回路の他の変形例を例示した図6に相応
する説明図である。
【図12】接地ラインの変形例の説明図である。
【符号の説明】
A カード挿抜方向 S カード挿入空間 1 筐体 2 コネクタ側電極 3 カード 12 下カバー 13 上カバー 16 壁板部 18 開口 33 接地電極 110 接地ライン 100 配線基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B058 CA03 CA13 CA28 KA24 5E021 FA05 FA11 FB02 FB18 FC17 LA01 5E023 AA04 AA16 AA21 BB19 BB22 BB29 CC02 CC23 CC26 DD22 EE07 EE10 GG02 GG04 HH12 HH14 HH30

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配線基板に重なり状に搭載される合成樹
    脂製の筐体の内部にカード挿入空間が形成され、そのカ
    ード挿入空間に挿入されてきたカードに具備されている
    カード側電極が、上記筐体に設けられたコネクタ側電極
    に接触することによってカードとの電気的接続が行われ
    るようになっているカードコネクタにおいて、 上記カード側電極に接地電極が含まれ、上記カード挿入
    空間を形作りかつ配線基板に具備された接地回路に重ね
    合わされる上記筐体の壁板部に、上記接地回路に臨む開
    口が開設されていると共に、この開口が、上記カード挿
    入空間に対してカードが挿抜されるときの上記接地電極
    の移動路にも臨んでいることを特徴とするカードコネク
    タ。
  2. 【請求項2】 上記接地回路が、上記カード挿入空間に
    対するカードの挿抜方向に延びる接地ラインとして形成
    されている請求項1に記載したカードコネクタ。
  3. 【請求項3】 上記壁板部の上記接地ラインに沿って並
    ぶ複数箇所に上記開口が開設されている請求項2に記載
    したカードコネクタ。
  4. 【請求項4】 上記壁板部の上記カード挿抜方向中間部
    に、上記開口が上記接地ラインに沿って延びる細長いス
    リット状に形成されている請求項2に記載したカードコ
    ネクタ。
  5. 【請求項5】 上記壁板部に上記接地ラインに沿って延
    びる細長いスリット状に形成された上記開口が、その壁
    板部の後端縁で開放している請求項2に記載したカード
    コネクタ。
  6. 【請求項6】 上記筐体が、上記カード挿入空間を形作
    っている合成樹脂製の下カバーとこの下カバーに装着さ
    れた合成樹脂製の上カバーとに分割されている請求項1
    ないし請求項5のいずれか1項に記載したカードコネク
    タ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105210455A (zh) * 2013-06-14 2015-12-30 三菱电机株式会社 电子设备

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CN105210455A (zh) * 2013-06-14 2015-12-30 三菱电机株式会社 电子设备

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