JP2003187879A - 電池監視装置及び充電装置 - Google Patents

電池監視装置及び充電装置

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JP2003187879A
JP2003187879A JP2001380275A JP2001380275A JP2003187879A JP 2003187879 A JP2003187879 A JP 2003187879A JP 2001380275 A JP2001380275 A JP 2001380275A JP 2001380275 A JP2001380275 A JP 2001380275A JP 2003187879 A JP2003187879 A JP 2003187879A
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battery
cord
monitoring device
internal pressure
battery monitoring
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Daisuke Konishi
大助 小西
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Japan Storage Battery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電池の内圧の上昇を低コストで検出できるよ
うにする。 【解決手段】 電池筐体内の内圧の上昇を検出する電池
監視装置において、前記電池筐体の形状変化に伴って姿
勢変化する状態で前記電池筐体の外周に沿って配置され
る索状体WBと、その索状体の姿勢変化を検出する検出
手段SEとが設けられている。このように構成すること
によって、電池の内圧の上昇を索状体の姿勢変化という
単純な動作に変換して、電池の内圧の上昇を低コストで
検出できるものとなった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電池筐体内の内圧
の上昇を検出する電池監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる電池監視装置は、電池の過放電や
過充電等に伴う電池筐体内の内圧上昇を検出する装置で
ある。電池には、電池内が過度に温度上昇して内圧が上
昇した際に、電池の過度な膨張を防止するいわゆる防爆
弁が備えられることが多いが、この防爆弁は内圧を下げ
るために電池内の電解液を外部に排出するように動作す
る。従って、防爆弁が作動するより前に必要な対策をと
れるようにするために、電池の内圧の上昇を検知するた
めの手段を備えることが望ましい。従来、電池の内圧の
上昇を検知するための手段としては、電池の内部に圧力
センサを備える構成が考えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成では、電池の構造によっては圧力センサの取り付
けが困難な場合があり、又、高価な部品を使用すること
によるコストアップを招いてしまうことになる。本発明
は、かかる実情に鑑みてなされたものであって、その目
的は、電池の内圧の上昇を低コストで検出できるように
する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記請求項1記載の構成
を備えることにより、電池筐体内の内圧の上昇を検出す
る電池監視装置において、前記電池筐体の形状変化に伴
って姿勢変化する状態で前記電池筐体の外周に沿って配
置される索状体と、その索状体の姿勢変化を検出する検
出手段とが設けられている。すなわち、電池が過放電や
過充電等によって電池の内圧が上昇すると、電池筐体が
膨張する。そこで、索状体を電池筐体の外周に沿って配
置することで、電池の内圧の上昇を索状体の姿勢変化と
いう単純な動作に変換することができ、電池の内圧の上
昇を低コストで検出できるものとなった。
【0005】又、上記請求項2記載の構成を備えること
により、前記索状体の両端に互いに着脱可能な雌雄のコ
ネクタが振り分けて取り付けられ、前記雌雄のコネクタ
に、前記雌雄のコネクタが接続された状態で接触する一
対の導電部材が振り分けて備えられ、前記検出手段は、
前記索状体を前記電池筐体の外周に巻回して前記雌雄の
コネクタを接続した状態で、前記雌雄のコネクタの離脱
移動に伴う前記一対の導電部材間の通電状態の変化によ
って前記索状体の姿勢変化を検出するように構成されて
いる。すなわち、索状体を電池筐体に巻回して両端の雌
雄のコネクタを接続しておくと、電池筐体が内圧の上昇
によって膨張したときに現れる索状体の姿勢変化として
索状体の両端が離間し、その結果として両端に取り付け
られたコネクタが離脱移動する。従って、このコネクタ
の離脱移動を電気的に検出するだけの簡素な構成で索状
体の姿勢変化を検出することができ、電池監視装置を一
層低コストで構成できる。しかも、前記一対の導電部材
を振り分けて備える雌雄のコネクタとしては汎用のコネ
クタを流用することができ、この点においても電池監視
装置のコストの低減化を図ることができる。
【0006】又、上記請求項3記載の構成を備えること
により、前記索状体が導電部材をループ状に形成して構
成され、前記検出手段は、前記ループ状の索状体を前記
電池筐体の外周に巻回した状態で、前記索状体の破断に
よって生じる前記ループ状の索状体における2点間の電
気抵抗の変化を検出することによって前記索状体の姿勢
変化を検出するように構成されている。すなわち、例え
ば細線等の比較的に外部からの力の作用によって破断し
易い導電部材からなる索状体をループを形成するように
電池筐体に巻回しておくと、電池筐体が内圧の上昇によ
って膨張したときに現れる索状体の姿勢変化として、索
状体がループの何れかの箇所で破断する。ループ状の索
状体の2点間の電気抵抗は、一方の点から他方の点に向
かう2つの通電ルートについての電気抵抗が並列接続さ
れた関係となるので、その2つの通電ルートの何れかに
おいて索状体の破断が発生すると、前記2点間の電気抵
抗が上昇する。従って、この2点間の電気抵抗の変化を
検出するだけの簡素な構成で索状体の姿勢変化を検出す
ることができ、電池監視装置を一層低コストで構成でき
る。
【0007】又、上記請求項4記載の構成を備えること
により、前記電池は、複数の単電池を組み合わせて構成
した組電池にて構成され、前記索状体は、前記複数の単
電池に掛け回すように配置されている。すなわち、内圧
の上昇を監視する対象が単電池を組み合わせて構成した
組電池であるときは、組電池を構成する複数の単電池に
索状体を掛け回すことで、複数の単電池の内圧の上昇を
一括して検出することができる。従って、個々の単電池
毎に内圧の上昇を検知する構成を備える場合に比べて、
極めて簡素な構成で電池の内圧の上昇を検出することが
できる。しかも、各単電池が密着して配置されて組電池
が構成されている場合には、単電池の膨張による索状体
の姿勢変化の程度が大きくなり、索状体の姿勢変化を検
出し易くなるので、これを検出する検出手段の装置構成
を一層簡素化できるものとなる。
【0008】又、上記請求項5記載の構成を備えること
により、充電装置に、上記構成の電池監視装置が備えら
れて、前記検出手段の検出情報に基づいて、前記電池の
内圧の上昇を検出したときに、前記電池に対する充電動
作を停止する。すなわち、一般に、電池の異常な内圧の
上昇は、二次電池である電池に対して充電している際
に、過充電となったときに発生し易い。そこで、このよ
うな過充電によって電池の内圧が上昇したときに、充電
動作を停止させるのである。もって、上記構成の電池監
視装置を充電装置に備えさせることで、装置コストの上
昇を可及的に抑制しながら、充電装置の機能の向上を図
ることができるに至った。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電池監視装置及び
その電池監視装置を備えた充電装置の実施の形態を図面
に基づいて説明する。 〔第1実施形態〕第1実施形態における電池監視装置B
Wは、図1に示すように、電池BTとしていわゆる組電
池CBを監視対象とし、電池BTの電池筐体内の内圧の
上昇によって電池筐体が膨張したことを検出する。組電
池CBは、夫々が二次電池である複数の単電池SBを組
み合わせて一つのパッケージに収めたものであり、本第
1実施形態では、夫々単電池SBである4個のリチウム
イオン電池を直列接続して構成した組電池CBを例示す
る。個々の単電池SBの形状は扁平状の直方体形状であ
り、この4個の単電池SBを厚さ方向に重ねて組電池C
Bを構成している。尚、図1等の図面では皮膜状のパッ
ケージの図示を省略している。
【0010】電池監視装置BWの概略構成は、組電池C
Bの電池筐体の形状変化(すなわち膨張)に伴って姿勢
変化する状態で組電池CBの電池筐体の外周に沿って配
置される索状体WBと、その索状体WBの姿勢変化を検
出する検出手段SEとを備えて構成されている。本第1
実施形態における索状体WBは、図1に示すように、電
池筐体の外周に巻回するベルト1にて構成されており、
このベルト1の両端に互いに着脱可能な雌雄のコネクタ
2,3が振り分けて取り付けられている。ベルト1は、
例えば強固に織られた布材や繊維強化された樹脂等の非
導電性で伸縮しにくく十分な強度を有する部材にて形成
されている。本第1実施形態におけるベルト1の姿勢変
化は、前記単電池SBの内圧が上昇して電池筐体が膨張
したときに、ベルト1の長手方向に沿った組電池CBの
周囲長が実質的に長くなるので、雌雄のコネクタ2,3
が取り付けられたベルト1の両端が互いに離間するとい
う形で現れる。
【0011】検出手段SEは、このベルト1の両端の離
間に伴って、雌雄のコネクタ2,3が離間方向へ移動
(離脱移動)したことを検出する。この検出のために、
検出手段SEは、平面視による概略図である図2(b)
及び図3(b)に示すように、雌雄のコネクタ2,3に
振り分けて備えられている一対の導電部材4,5と、そ
の一対の導電部材4,5の通電状態によってベルト1の
姿勢変化を検出する検出回路6とによって構成されてお
り、コネクタ2,3の離脱移動に伴う一対の導電部材
4,5の通電状態の変化を検出する。従って、雌雄のコ
ネクタ2,3が離脱移動したときに一対の導電部材4,
5が電気的に接続された状態を維持し得る長さを設定す
ることによって、検出する電池BTの内圧の上昇の程度
を設定できる。検出回路6は、雄側のコネクタ2に備え
られた一方の導電部材4を電源電圧(Vcc)に接続
し、雌側のコネクタ3に備えられた他方の導電部材5を
抵抗R1を介して接地させている。
【0012】電池監視装置BWは、図1等に示すよう
に、ベルト1を4つの単電池SB全てに掛け回して両端
の雌雄のコネクタ2,3同士を接続して取り付ける。雌
雄のコネクタ2,3を接続した状態では、図2(b)に
示すように、雄側のコネクタ2に備えられた導電部材4
の先端側コの字状部分が雌側のコネクタ3に備えられた
導電部材5のピン状部分に外嵌して、それを挟持してい
る。この状態では、一対の導電部材4,5が電気的に接
続されて導通状態となっているので、出力端子7の出力
電圧は電源電圧(Vcc)に一致する。一方、単電池S
Bの内圧が大きく上昇すると、図2(a)と同方向視で
示す図3(a)のように雌雄のコネクタ2,3が離脱移
動して、図3(b)に示すように一対の導電部材4,5
が電気的に離脱して非導通となり、これによって、出力
端子7の出力電圧は接地電位(0V)となる。
【0013】上記構成の電池監視装置BWは、図7に示
すように、充電装置CHの一部を構成することで、充電
装置CHの機能を大きく向上させることができる。すな
わち、上記した電池BTの内圧の上昇は、充電装置CH
にて充電動作しているときに、過充電となってしまった
場合に発生することが多いからである。充電装置CHに
は、上記構成の電池監視装置BWの他に、充電回路11
と、組電池側のコネクタ10の充電用端子12,13と
接続するための直流出力端子14,15を備えた充電装
置側のコネクタ16と、充電回路11に対する電力供給
を入り切りするスイッチ17と、スイッチ17の入り切
りを制御して充電動作の実行とその停止とを切換え制御
する充電制御回路18とが備えられている。
【0014】上記構成の充電装置CHは、スイッチ17
が入り操作されるに伴って組電池CBに対する充電を開
始し、充電回路11が各単電池SBを充電して行く。こ
の充電過程において何らかの理由により単電池SBが過
充電の状態となり、単電池SBの内圧が大きく上昇する
ような事態が発生した場合、電池監視装置BWが上述の
ようにして内圧の上昇を検出する。これに伴って、例え
ば論理回路により構成される充電制御回路18が検出回
路6における出力端子7の信号を受けて、スイッチ17
を切り操作し、充電装置CHの充電動作を停止させる。
【0015】〔第2実施形態〕次に、本発明の第2実施
形態について説明する。第2実施形態における電池監視
装置BWも、第1実施形態と同様に、電池BTとしてい
わゆる組電池CBを監視対象とし、電池BTの電池筐体
内の内圧の上昇によって電池筐体が膨張したことを検出
する。電池監視装置BWの概略構成として、組電池CB
の電池筐体の形状変化(すなわち膨張)に伴って姿勢変
化する状態で組電池CBの電池筐体の外周に沿って配置
される索状体WBと、その索状体WBの姿勢変化を検出
する検出手段SEとを備えて構成されている点も上記第
1実施形態と共通する。本第2実施形態は、索状体WB
の構成及び索状体WBの姿勢変化を検出するための具体
構成が上記第1実施形態と異なる。本第2実施形態にお
ける索状体WBは、図4に示すように、導電部材である
抵抗線30にて構成されており、この抵抗線30をルー
プ状に形成して組電池CBに巻回する。本第2実施形態
における索状体WBである抵抗線30の姿勢変化は、前
記単電池SBの内圧が上昇して電池筐体が膨張したとき
に、抵抗線30が長手方向に引張られて破断するという
形で現れる。
【0016】検出手段SEは、この抵抗線30の破断を
検出する。従って、太さ等の抵抗線30の強度に関係す
る要素を設定することによって、検出する電池BTの内
圧の上昇の程度を設定できる。検出手段SEは、抵抗線
30の破断によって生じる抵抗線30における2点間の
電気抵抗の変化を検出することによって抵抗線30の破
断を検出する。すなわち、図4及び平面視で示す図5
(a)等に示すように、抵抗線30の長手方向の2箇所
の検出点A,Bから信号線を引き出し、その一方(検出
点A側)を接地し、他方(検出点B側)を抵抗R2を介
して電源電圧(Vcc)に接続する。上記2箇所の検出
点A,Bは平面視で点対象位置に設定してあり、検出点
A,B間の2つの通電ルートの抵抗値がほぼ等しくなる
ようにしてある。抵抗R2の抵抗値を「r」、検出点
A,B間の2つの通電ルート夫々の抵抗値を「R」とす
ると、等価回路は図5(b)に示すものとなる。
【0017】電池監視装置BWは、図4等に示すよう
に、抵抗線30を4つの単電池SB全てに掛け回して端
部同士を圧着端子等により接続してループ状に形成す
る。そして2箇所の検出点A,Bそれぞれから圧着端子
等によって信号線を引き出す。引き出された信号線は図
5(a)に示すように接続する。この状態では、検出点
A,B間の2つの通電ルート夫々が抵抗として作用し
て、出力端子31の出力電圧(Vo)は、Vo=(Vc
c・R/2)/(r+R/2)となる。一方、単電池S
Bの内圧が大きく上昇すると、図5(a)と同方向視で
示す図6(a)のように、2箇所の検出点A,B間の2
つの通電ルートのうちの何れか一方で破断が発生する。
これによって、等価回路は図6(b)に示す形となっ
て、出力端子31の出力電圧(Vo)は、Vo=(Vc
c・R)/(r+R)となり、2箇所の検出点A,B間
の電気抵抗の変化が電圧の変化として出力される。本第
2実施形態の電池監視装置BWも、当然に第1実施形態
の電池監視装置BWと同様に上記充電装置CHに備えさ
せることができ、充電制御回路18がコンパレータ等に
よって出力端子31の出力電圧を弁別し、充電動作中に
おいて、出力端子31の電圧が設定電圧(破断時の出力
電圧と正常時の出力電圧の中間に設定)よりも高くなっ
たときに、スイッチ17を切り操作して充電動作を停止
させる。
【0018】〔別実施形態〕以下、本発明のその他の実
施形態を列記する。 (1)上記実施の形態では、第1実施形態としてベルト
1の両端に雌雄のコネクタ2,3を備えてベルト1の姿
勢変化を検出する場合を例示し、第2実施形態としてル
ープ状に形成した抵抗線30の破断をそれの姿勢変化と
して検出する場合を例示しているが、電池筐体に巻回し
た索状体WBの姿勢変化を検出するための具体構成は種
々変更可能である。例えば、上記第1実施形態における
ベルト1の両端同士を導電線にて接続し、その導電線の
通電状態を検出することによって電池監視装置BWを構
成することもできる。このように構成した場合、電池B
Tの内圧が上昇して電池筐体が膨張することによってベ
ルト1の両端同士を接続した導電線が破断し、この導電
線が導通状態から非導通状態に変化したときに索状体W
Bの姿勢変化として検出することができる。
【0019】(2)上記第1実施形態及び第2実施形態
では、組電池CBとして構成された電池BTの筐体の外
周を1周させる状態で索状体WBを巻回しているが、電
池筐体の膨張が索状体WBの姿勢変化として現れさえす
れば、必ずしも電池筐体を完全に1周させる必要はな
く、例えば、索状体WBの端部を電池筐体に固着して電
池筐体の外周を半周させるような構成でも良い。又、逆
に、前記索状体WBが、電池筐体を複数回巻回するよう
に構成しても良い。 (3)上記第1実施形態及び第2実施形態では、電池監
視装置BWの監視対象の電池BTとして組電池CBを例
示しているが、単電池SBが単独で使用される場合にも
本発明を適用できる。又、電池監視装置BWを単独で一
次電池の過放電の監視に使用することもできる。
【0020】
【発明の効果】上記請求項1記載の構成によれば、電池
が過放電や過充電等によって電池の内圧が上昇すると電
池筐体が膨張するので、索状体を電池筐体の外周に沿っ
て配置することで、電池の内圧の上昇を索状体の姿勢変
化という単純な動作に変換して、電池の内圧の上昇を低
コストで検出できるものとなった。又、上記請求項2記
載の構成によれば、電池筐体が内圧の上昇によって膨張
したときのコネクタの離脱移動を電気的に検出するだけ
の簡素な構成で索状体の姿勢変化を検出することがで
き、電池監視装置を一層低コストで構成できる。又、上
記請求項3記載の構成によれば、電池筐体が内圧の上昇
によって膨張したときに索状体がループの何れかの箇所
で破断すると、ループ状の索状体の2点間の電気抵抗が
上昇するので、この2点間の電気抵抗の変化を検出する
だけの簡素な構成で索状体の姿勢変化を検出することが
でき、電池監視装置を一層低コストで構成できる。
【0021】又、上記請求項4記載の構成によれば、組
電池を構成する複数の単電池に索状体を掛け回すこと
で、複数の単電池の内圧の上昇を一括して検出すること
ができ、個々の単電池毎に内圧の上昇を検知する構成を
備える場合に比べて、極めて簡素な構成で電池の内圧の
上昇を検出することができる。又、上記請求項5記載の
構成によれば、一般に、電池の異常な内圧の上昇は、二
次電池である電池に対して充電装置にて充電している際
に、過充電となったときに発生し易いので、このような
過充電によって電池の内圧が上昇したときに、充電装置
の充電動作を停止させる。もって、上記構成の電池監視
装置を充電装置に備えさせることで、装置コストの上昇
を可及的に抑制しながら、充電装置の機能の向上を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態にかかる電池監視装置を
取り付けた状態の組電池の斜視図
【図2】(a)本発明の第1実施形態にかかる電池監視
装置を取り付けた状態の組電池の平面図(正常状態) (b)本発明の第1実施形態にかかる電池監視装置の検
出手段の概略構成図(正常状態)
【図3】(a)本発明の第1実施形態にかかる電池監視
装置を取り付けた状態の組電池の平面図(内圧が上昇し
た状態) (b)本発明の第1実施形態にかかる電池監視装置の検
出手段の概略構成図(内圧が上昇した状態)
【図4】本発明の第2実施形態にかかる電池監視装置を
取り付けた状態の組電池の斜視図
【図5】(a)本発明の第2実施形態にかかる電池監視
装置を取り付けた状態の組電池の平面図(正常状態) (b)本発明の第2実施形態にかかる正常状態の等価回
【図6】(a)本発明の第2実施形態にかかる電池監視
装置を取り付けた状態の組電池の平面図(内圧が上昇し
た状態) (b)本発明の第2実施形態にかかる索状体が破断した
状態の等価回路
【図7】本発明の実施の形態にかかる電圧監視装置を備
えた充電装置のブロック構成図
【符号の説明】
BW 電池監視装置 CB 組電池 SB 単電池 SE 検出手段 WB 索状体 2,3 コネクタ 4,5 一対の導電部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池筐体内の内圧の上昇を検出する電池
    監視装置であって、 前記電池筐体の形状変化に伴って姿勢変化する状態で前
    記電池筐体の外周に沿って配置される索状体と、その索
    状体の姿勢変化を検出する検出手段とが設けられた電池
    監視装置。
  2. 【請求項2】 前記索状体の両端に互いに着脱可能な雌
    雄のコネクタが振り分けて取り付けられ、 前記雌雄のコネクタに、前記雌雄のコネクタが接続され
    た状態で接触する一対の導電部材が振り分けて備えら
    れ、 前記検出手段は、前記索状体を前記電池筐体の外周に巻
    回して前記雌雄のコネクタを接続した状態で、前記雌雄
    のコネクタの離脱移動に伴う前記一対の導電部材間の通
    電状態の変化によって前記索状体の姿勢変化を検出する
    ように構成されている請求項1記載の電池監視装置。
  3. 【請求項3】 前記索状体が導電部材をループ状に形成
    して構成され、 前記検出手段は、前記ループ状の索状体を前記電池筐体
    の外周に巻回した状態で、前記索状体の破断によって生
    じる前記ループ状の索状体における2点間の電気抵抗の
    変化を検出することによって前記索状体の姿勢変化を検
    出するように構成されている請求項1記載の電池監視装
    置。
  4. 【請求項4】 前記電池は、複数の単電池を組み合わせ
    て構成した組電池にて構成され、 前記索状体は、前記複数の単電池に掛け回すように配置
    されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の電池監
    視装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の電
    池監視装置が備えられて、 前記検出手段の検出情報に基づいて、前記電池の内圧の
    上昇を検出したときに、前記電池に対する充電動作を停
    止するように構成された充電装置。
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