JP2003186888A - 部品情報分類装置、部品情報検索装置および部品情報検索サーバ - Google Patents

部品情報分類装置、部品情報検索装置および部品情報検索サーバ

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JP2003186888A
JP2003186888A JP2001388358A JP2001388358A JP2003186888A JP 2003186888 A JP2003186888 A JP 2003186888A JP 2001388358 A JP2001388358 A JP 2001388358A JP 2001388358 A JP2001388358 A JP 2001388358A JP 2003186888 A JP2003186888 A JP 2003186888A
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Kazunobu Ukikawa
和宣 浮川
Naoya Uematsu
直也 植松
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JustSystems Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 膨大な数の部品の中から互換性のある部品を
探し出すのは困難であった。 【解決手段】 部品情報検索サーバ120は、ユーザか
ら部品に対する問い合わせを受けて、部品メーカーの異
同は問わず、互換性を有する部品どうしを組み合わせて
提示する。部品情報分類装置126は、部品の仕様をデ
ジタルデータとして取得し、それらの部品を種別に応じ
てグループに分類し、分類されたグループごとにそのグ
ループに属する部品の仕様を解析することによってグル
ープ内で部品間の互換性を検証し、検証の結果判明した
互換性の基づく部品の検索が可能な形で書くグループの
部品を分類して保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、部品情報分類装
置、部品情報検索装置、および部品情報検索サーバに関
する。この発明は特に、多数の部品情報の中から互換性
のある部品を分類または検索する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】ITの発達により、以前にも増して電子
機器などの高度化、複雑化が著しい。高度で複雑な機器
には、多くの部品が使用されており、それらの部品の調
達、管理に要するコストをいかに低減するかが、激しい
価格競争の渦中にある機器メーカーにとって、重要な鍵
となっている。同種の部品を複数の部品メーカーが製造
している場合も多く、機器メーカーとしては、互換性の
ある範囲内で、価格、納期、耐用年数、などの条件を考
慮し、どの部品メーカーのどの部品を使用するか慎重に
検討すべきである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、各部品
の情報は、それぞれの部品メーカーが独自の方式で管理
しているため、メーカーの枠を越えて、互換性のある部
品を見つけ出すのは困難である。機器メーカーは、部品
の仕様を照らし合わせることにより部品間の互換性を検
証し、実際に互換性が判別できたものの情報を蓄積して
利用することはできるが、数千万とも言われる膨大な部
品の情報の全てを互換性の観点から分類していくには、
気が遠くなるほどの時間と労力を要する。
【0004】各部品メーカーも、流通コストの低減を目
指して、部品の仕様を示すカタログなどの電子化に取り
組んでいるが、機器メーカー側は、現状では、このよう
な部品の仕様のデジタルデータを効果的に利用できてい
るとは言えない。
【0005】本発明者は以上の認識に基づき本発明をな
したもので、その目的は、利便性の高い方法で多数の部
品情報を管理するための技術の提供にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のある態様は、部
品情報分類装置に関する。この装置は、複数の部品の仕
様をデジタルデータとして取得する部品データ入力部
と、それらの部品を種別に応じて複数のグループに分類
するグループ化部と、分類されたグループごとにそのグ
ループに属する部品の仕様を解析することによってグル
ープ内で部品間の互換性を検証する解析部と、検証の結
果判明した互換性に基づく部品の検索が可能な形で各グ
ループの部品を分類して保持する記憶部と、を含む。
【0007】この装置を単体のPCで構成してもよい
し、互いにネットワークで接続されたサーバおよびユー
ザ端末を組み合わせたシステムの形で構成してもよい。
後者の場合、本装置に含まれるべき各機能ブロックを、
システムを構成するサーバおよびユーザ端末のいずれに
包含させてもよい。例えば、部品データ入力部、グルー
プ化部、解析部、および記憶部は、それぞれサーバおよ
びユーザ端末のいずれか一方または双方に包含されても
よく、いずれの場合にも同一の呼称で表現してもよい。
これらの機能をソフトウエアモジュールの形で提供する
場合、サーバまたはユーザ端末のいずれにおいて実行し
てもよい。
【0008】本発明の別の態様も、部品情報分類装置に
関する。この装置は、部品メーカー各社が提供する部品
の仕様をデジタルデータの形で取得する部品データ入力
部と、メーカーの異同は問わず、それらの部品の種別に
応じて複数のグループに分類するグループ化部と、分類
されたグループごとにそのグループに属する部品の仕様
を解析することによってグループ内で部品間の互換性を
検証する解析部と、検証の結果判明した互換性に基づく
部品の検索が可能な形で各グループの部品を分類し、少
なくとも各部品のメーカーが特定可能な記述形態で保持
する記憶部と、を含む。
【0009】部品の仕様は、その部品のメーカーから入
手可能なカタログなどであってよく、これを必要であれ
ばデジタル化して利用してもよい。メーカーの枠を越え
て部品間の互換性を検証し、その情報を保持しておくこ
とにより、ユーザは、必要な部品について、その部品と
互換な範囲内で最適なものを見つけ出すことができる。
【0010】解析部は、部品の仕様を構成する各項目に
対し、互換性の観点から定まる重要度に対応する重み付
けを付したうえで、部品間で互換の度合いを算出しても
よい。たとえば、多少の差異が互換性にさして影響を与
えないような項目については重み付けを低くし、些細な
差異が互換性に多大な影響を与える項目については重み
付けを高くしてもよい。解析部は、部品の仕様を、その
仕様を構成する各項目の内容を成分に持つ多次元ベクト
ルとして表現し、多次元ベクトルを用いて互換の度合い
を算出してもよい。多次元ベクトルを生成するときに、
各成分に重み付けを付してもよい。
【0011】解析部は、互換性を検証すべき部品間で、
部品の仕様を構成する項目の内容が一致したときと一致
しないときで正負を異にする点数を与え、その点数の合
計値に基づいて互換の度合いを算出してもよい。たとえ
ば、内容が一致したときに+1、内容が一致しないとき
に−1を加算して、互換の度合いを算出してもよい。各
項目の重要度に応じて、加算する値に重み付けを付して
もよい。
【0012】解析部は、部品間で互換性があると判定で
きるための最低限の項目を部品間で比較してもよい。解
析部は、部品間の互換を示唆する情報をユーザが入力し
たとき、それらの部品が互換性を有すると判定してもよ
い。部品間の互換を示唆する情報は、たとえば、ユーザ
が経験的に互換であることを認知したことを示す情報で
あってもよいし、同種の部品の検索を連続して実行し
た、などの情報であってもよい。解析部は、互換を示唆
する情報に基づいて、互換の度合いを算出するときの項
目の重要度を調整してもよい。記憶部は、互換性がある
と判定された部品をシソーラス辞典に類する形式にて保
持してもよい。
【0013】本発明のさらに別の態様は、部品情報検索
装置に関する。この装置は、部品メーカーの異同は問わ
ず、互換性を有する部品どうしを対応づけて保持する記
憶部と、ユーザから部品に対する問い合わせを受ける要
求受付部と、その問い合わせに対し、互換性のある部品
を組み合わせて提示する回答部と、を含む。
【0014】回答部は、部品を提示する際、部品間の互
換の度合いを併せて提示してもよい。記憶部は各部品の
提供の状況に関する情報をも記録し、回答部は部品を情
報とともに提示してもよい。部品の提供の状況に関する
情報は、たとえば、部品の価格、納期、営業窓口などの
情報であってもよい。
【0015】本発明のさらに別の態様は、部品情報検索
サーバに関する。このサーバは、ユーザ端末とネットワ
ークを介して接続されるサーバであって、部品メーカー
の異同は問わず、互換性を有する部品どうしを対応づけ
て保持する記憶部と、ユーザからネットワークを介して
部品に対する問い合わせを受ける要求受付部と、その問
い合わせに対し、ネットワークを介して互換性のある部
品を組み合わせて提示する回答部と、を含む。
【0016】サーバはさらに、部品メーカーがネットワ
ークを介して自社製品およびその仕様を登録するための
メーカーインタフェイスを備えてもよい。
【0017】なお、以上の構成要素の任意の組合せや、
本発明の構成要素や表現を方法、装置、システム、コン
ピュータプログラム、コンピュータプログラムを格納し
た記録媒体などの間で相互に置換したものもまた、本発
明の態様として有効である。
【0018】
【発明の実施の形態】(前提技術)この前提技術におけ
るファイル検索装置は、検索条件としてユーザが指定し
た文章に類似するファイルを複数のファイルの中から検
索する。これにより、予め内容に応じてファイルを分類
しておかなくともファイルの検索が容易となり、大量の
ファイルを管理する負担が軽減される。
【0019】図1は、前提技術におけるファイル検索装
置の構成を示す機能ブロック図である。ファイル検索装
置10は、複数のファイルから所望のファイルを検索す
る際に参照される索引データの生成に必要な処理をなす
処理ユニット20と、ユーザから指定された条件に基づ
いて検索処理をなす検索ユニット30と、検索対象とな
る複数のファイル(以下、「蓄積ファイル」という。)
や検索処理に必要なデータを保持する保持ユニット40
と、本装置と外部との間でデータの入出力を処理する入
出力処理部50と、を有する。
【0020】このファイル検索装置10は、ハードウエ
ア的にはコンピュータのCPUやメモリなどの構成で実
現でき、ソフトウエア的にはファイル管理やファイル検
索機能のあるプログラムなどによって実現できるが、本
図ではそれらの連携によって実現される機能ブロックを
描いている。したがって、これらの機能ブロックはハー
ドウエア、ソフトウエアの組合せによっていろいろなか
たちで実現できる。
【0021】処理ユニット20は、保持ユニット40が
保持する複数の蓄積ファイルを処理対象とし、それぞれ
から特徴的な文字列を複数抽出する。この複数の特徴的
な文字列は、その蓄積ファイルの内容を端的に示したコ
ンセプト(概念)を形成するものとし、このコンセプト
を索引データとして記録する。処理ユニット20は、蓄
積ファイルに含まれる文字列を言語解析する解析処理部
22と、その解析結果に基づいて索引データを生成する
生成処理部24と、を含む。
【0022】解析処理部22は、前処理部26と文字列
抽出部27を含む。前処理部26は、言語解析に先だっ
て前処理を行う。例えば、処理対象となる蓄積ファイル
からファイル形式や文書形式を検出し、これに基づいて
その蓄積ファイルをテキスト形式などの非定型な形式に
変換して解析容易な状態を形成してもよい。ひとつの蓄
積ファイルを複数のブロックに分割して解析に適した状
態を形成してもよい。このとき形態素解析、構文解析、
意味解析などの技術を利用してもよい。
【0023】文字列抽出部27は、処理対象の蓄積ファ
イルから複数の文字列を抽出する。後述する単語辞書に
含まれる単語を抽出する形でもよいし、スペースやブラ
ンクで区切られた文字列を単語として認識してもよい。
【0024】生成処理部24は、統計処理部28と索引
生成部29を含む。統計処理部28は、抽出された文字
列のその蓄積ファイルにおける出現頻度を計数するとと
もに、ファイル格納部42が保持する複数の蓄積ファイ
ル全体にわたるその文字列の出現頻度を計数する。この
とき文字列同士の類似性を考慮する。例えば、類義語、
同義語、統制語として定義された相互に意味が近似する
複数の単語間の相違を吸収して文字列の出現頻度を計数
する。
【0025】索引生成部29は、統計処理部28によっ
て計数された文字列の出現頻度に基づいて索引データを
生成する。この索引データは、抽出された複数の文字列
にそれぞれの出現頻度に応じた重み付けが付加された一
覧として構成される。各文字列に対する重み付けは、処
理対象の蓄積ファイルにおける出願頻度が高い文字列ほ
ど重み付けを高くする一方で、ファイル格納部42が保
持する複数の蓄積ファイル全体にわたって出現頻度が高
い文字列に対しては重み付けを低くする。その結果、そ
の蓄積ファイルに特有な文字列を統計的な手法で顕在化
させることができる。各蓄積ファイルが前処理部26に
よって複数のブロックに分割された場合はブロックごと
に索引データが生成される。
【0026】保持ユニット40は、ファイル格納部4
2、索引格納部44、辞書格納部46、および関連デー
タ格納部48を含む。ファイル格納部42は、複数の蓄
積ファイルを保持する。例えばワードプロセッサなどの
文書作成ソフトウエアによって生成された文書ファイ
ル、HTML(Hyper Text Markup Language)やXML
(eXtensible Markup Language)などの記述言語を用い
て生成されたファイルなど、多様な形式のファイルを含
み、その内容は必ずしも文章でなくともよい。また、蓄
積ファイル自体は、検索を前提とした分類および定型化
が予めなされることを必要としない。
【0027】索引格納部44は、処理ユニット20によ
って生成された索引データを蓄積ファイルと対応づけら
れたかたちで保持する。辞書格納部46は、単語辞書、
類義語辞書、同義語辞書、統制語辞書など、処理ユニッ
ト20による言語解析や統計処理において参照されるデ
ータを保持する。関連データ格納部48は、検索ユニッ
ト30による処理においてオプション的に利用されるデ
ータを保持する。例えば、検索条件として指定された言
葉を上位概念の単語、下位概念の単語、関連性をもつ単
語などに置き換えるために参照する関連辞書を保持す
る。こうしたデータを処理ユニット20が蓄積ファイル
から抽出して生成してもよい。
【0028】検索ユニット30は、ユーザから検索条件
を受け取り、これに適合する蓄積ファイルをファイル格
納部42から抽出する。検索ユニット30は、検索条件
と索引データを比較する比較処理部32と、比較結果に
基づいて検索条件に適合する蓄積ファイルをユーザに提
示する結果処理部34を含む。
【0029】比較処理部32は、条件設定部36および
類似度判断部37を含む。条件設定部36は、ユーザか
ら検索条件を取得する。この検索条件は、自然文によっ
て記述された文章のかたちでもよいし、何らかの文字列
を含んだファイルのかたちでもよい。その検索条件は処
理ユニット20に送られて前述した索引データの生成過
程と同様の処理対象となり、その検索条件のコンセプト
が生成される。
【0030】類似度判断部37は、検索条件のコンセプ
トと索引データとして記録されたコンセプト同士を比較
することにより、検索条件と蓄積ファイルの類似度を検
出する。比較の際に、辞書格納部46や関連データ格納
部48が保持する各種辞書に基づき、検索条件に含まれ
る文字列と関連する他の文字列を追加してその検索条件
を補完してもよい。
【0031】ここで、検索条件と索引データの比較には
ベクトル空間モデルを利用する。すなわち、検索条件の
コンセプトと索引データのコンセプトをそれぞれ多次元
空間上のベクトルとして表現し、これらを比較する。コ
ンセプトにn個の文字列が含まれる場合はn次元のベク
トル空間が形成され、各文字列の出現頻度に応じた重み
付けが各成分に加えられる。こうして形成されるベクト
ル同士の近似度が検索条件と蓄積ファイルの類似度とな
る。
【0032】結果処理部34は、一覧生成部38および
表示処理部39を含む。一覧生成部38は、類似度の高
い順に蓄積ファイルの一覧を生成する。このとき一覧に
含まれる蓄積ファイルの数が適当な数に限定されるよう
調整してもよい。
【0033】表示処理部39は、検索結果として蓄積フ
ァイルの一覧を画面に表示させる。蓄積ファイルの一覧
は、ファイル名とその内容の要約で構成してもよい。
【0034】入出力処理部50は、ファイル検索装置1
0に対する各種処理の指示、検索条件の入力、検索結果
の出力など、ファイル検索装置10とその外部との間で
データを入出力するインタフェイスである。ファイル検
索装置10がスタンドアロンで実現される場合にはユー
ザと本装置を結ぶインタフェイスとなり、ファイル検索
装置10がネットワークサーバとして実現される場合に
は本装置をクライアント端末とネットワークを介して接
続させる通信インタフェイスとなる。
【0035】図2は、前提技術における索引データの生
成過程を示すフローチャートである。まず、複数のファ
イルから処理対象となる蓄積ファイルを設定し(S1
0)、その蓄積ファイルに前処理を施し(S12)、そ
の蓄積ファイルから形態素解析などの処理により文字列
を抽出する(S14)。抽出された文字列ごとに出現頻
度などの統計的なデータを算出し(S16)、これをも
とに索引データを生成する(S18)。まだ索引データ
生成がされていない蓄積ファイルがファイル格納部42
に残っている場合(S20Y)、その残りファイルを処
理対象にしてS10〜S18の処理を施し、すべての蓄
積ファイルを処理するまでこれを繰り返す(S20)。
【0036】図3は、前提技術における検索過程を示す
フローチャートである。まず、検索条件となる文章をユ
ーザが自然文の形で指定すると(S30)、処理ユニッ
ト20がその検索条件から文字列を抽出して索引データ
を生成する(S32)。その索引データと索引格納部4
4が保持する複数の索引データを照合してそれぞれの類
似度を判断し(S34)、その類似度の順に蓄積ファイ
ルの一覧を生成し(S36)、これを検索結果として画
面に表示させる(S38)。
【0037】以上の前提技術との対比において、以下、
実施の形態を説明する。なお、前提技術に含まれる機能
ブロックと同じ働きをなす機能ブロックに対しては同じ
名称と符号を付すとともに、その説明を適宜省略する。
【0038】(第1実施形態)本実施形態において、部
品情報検索システムは、複数のメーカーが製造している
各種の部品を、その仕様を解析することによって互換性
の観点から分類し、ユーザからの問い合わせに対して、
互換性のある部品を組み合わせて提示する。
【0039】図4は、部品情報検索システムの全体構成
を示す機能ブロック図である。部品情報検索システム1
30において、部品情報検索サーバ120はネットワー
ク124を介して複数のユーザ端末122およびメーカ
ー端末128と接続される。部品情報検索サーバ120
は、部品の互換性に関する情報を保持する。ユーザが部
品情報検索サーバ120に部品の検索を依頼する場合、
ユーザ端末122がその指示を部品情報検索サーバ12
0へ発する。また、メーカーが自社製品およびその仕様
の登録を依頼する場合、メーカー端末128がその指示
を部品情報検索サーバ120へ発する。ユーザ端末12
2およびメーカー端末128は、PCなどの情報処理装
置である。ネットワーク124は、例えば、インターネ
ット、または企業内で敷設されるLAN(Local Area N
etwork)などである。
【0040】部品情報分類装置126は、部品情報検索
サーバ120に接続される。部品情報分類装置126
は、部品の仕様に関する情報を取得して、その仕様を解
析することによって部品間の互換性を検証し、その結果
判明した互換性に基づいて部品を分類する。部品の互換
性に関する情報は部品情報検索サーバ120に提供され
る。部品情報分類装置126は、インターネットまたは
LANなどのネットワークにより部品情報検索サーバ1
20に接続されてもよいし、部品情報検索サーバ120
と同一の装置内に設けられてもよい。また、別の形態に
おいては、部品情報分類装置126と部品情報検索サー
バ120は接続されていなくてもよく、部品情報分類装
置126により生成された部品間の互換性に関する情報
を、記録媒体などを介して、またはそれ以外の任意の方
法により部品情報検索サーバ120に提供してもよい。
【0041】図5は、部品情報検索サーバおよび部品情
報分類装置の構成を示す機能ブロック図である。部品情
報検索サーバ120は、通信部60、要求受付部62、
回答部64、登録受付部66、部品情報データベース6
8、および互換情報データベース70を有する。本実施
形態の部品情報検索サーバ120は、ウェブサーバとし
ての機能を有しており、ウェブページを介してユーザか
ら部品の検索依頼を受け付け、その結果をウェブページ
によりユーザに提示する。
【0042】通信部60は、ネットワーク124を介し
た他装置との通信を制御する。通信部60は、通信に必
要なモデムなどのハードウエアと通信を制御するドライ
バその他のプログラムを備える。部品情報データベース
68は、部品の詳細情報を格納する。互換情報データベ
ース70は、部品間の互換性に関する情報を格納する。
【0043】要求受付部62は、ユーザから部品に対す
る問い合わせを受け付ける。このとき、要求受付部62
は、部品に対する問い合わせを受け付けるためのインタ
フェイスを備えたウェブページをユーザに提示し、ユー
ザが入力した情報をCGI(Common Gateway Interfac
e)などの機能を利用して取得する。回答部64は、要
求受付部62にて受け付けたユーザからの問い合わせに
対し、互換情報データベース70を参照して、互換性の
ある部品を組み合わせて提示する。このとき、回答部6
4は、部品間の互換の度合いを併せて提示してもよい。
また、部品情報データベース68から、その部品のメー
カー、価格、納期、営業窓口など、提供の状況に関する
情報を併せて提示してもよい。
【0044】登録受付部66は、部品メーカーが自社製
品およびその仕様を登録するためのメーカーインタフェ
イスを備えたウェブページをメーカー端末128に提供
する。登録受付部66は、メーカーから部品の登録依頼
を受け付けると、その部品に関する情報を部品情報デー
タベース68に登録するとともに、その仕様に関する情
報を部品情報分類装置126に送り、その部品と既に登
録済みの部品との間の互換性を検証させ、その結果を受
けて互換情報データベース70を更新する。
【0045】部品情報分類装置126は、入出力処理部
50、部品データ入力部72、グループ化部74、解析
部76、ユーザアクション取得部78、および互換情報
データベース80を有する。入出力処理部50は、部品
情報検索サーバ120などの他装置およびユーザとの間
での情報の入出力を制御する。
【0046】部品データ入力部72は、部品メーカー各
社が提供する複数の部品の仕様をデジタルデータとして
取得する。部品データ入力部72は、前述のように、部
品情報検索サーバ120の登録受付部66を介して部品
の仕様を取得してもよいし、その他、オンライン、オフ
ラインを問わず、任意の方式で仕様を取得してもよい。
デジタルデータは、テキストデータであってもよいし、
カタログなどの画像データであってもよいし、その他、
ワードプロセッサ、表計算、データベース管理等の任意
のプログラムにより採用された形式のデータであっても
よい。グループ化部74は、デジタルデータの中から部
品の種別に関する情報を抽出し、部品を種別に応じて複
数のグループに分類する。このとき、メーカーの異同は
問わない。解析部76は、分類されたグループごとにそ
のグループに属する部品の仕様を解析することによって
グループ内で部品間の互換性を検証する。解析部76の
詳細については、図6を用いて後述する。
【0047】ユーザアクション取得部78は、部品情報
検索サーバ120または部品情報分類装置126に対す
るユーザのアクションを取得し、部品間の互換を示唆す
る情報をユーザが入力したとき、その情報を解析部76
に伝達する。たとえば、ユーザが明示的に互換性のある
部品を指定したとき、同種の部品に関する検索依頼を連
続して行ったとき、同種の部品の登録依頼を連続して行
ったときなどに、それらの部品の間の互換性が示唆され
たと判断してもよい。解析部76は、ユーザアクション
取得部78からの情報を取得すると、それらの部品が互
換性を有すると判定する。このとき、解析部76は、互
換性があると判定された部品の仕様を構成する項目のう
ち、一致している項目と一致していない項目がどれかを
解析し、一致していた項目については互換性判定の際の
重要度を上げ、一致していない項目については互換性判
定の際の重要度を下げることで、互換性の判断基準を学
習していくようにしてもよい。
【0048】互換情報データベース80は、解析部76
による検証の結果、互換性があると判断された部品の情
報を格納する。互換情報データベース80は、シソーラ
ス辞典(類義語辞典)に類する形式にて部品の情報を格
納してもよい。互換情報データベース80の内容は、所
定のタイミングで、またはリアルタイムに、部品情報検
索サーバ120の互換情報データベース70に複製され
る。別の形態では、互換情報データベース80を設け
ず、解析部76が直接互換情報データベース70を更新
してもよい。
【0049】図6は、解析部の内部構成を示す機能ブロ
ック図である。解析部76は、処理ユニット20、検索
ユニット30、および保持ユニット40を含む。
【0050】処理ユニット20は、前提技術と同様の構
成である解析処理部22および生成処理部24を含む。
解析処理部22は、前提技術と同様の構成である前処理
部26と、本実施形態に特有の構成である項目抽出部1
02を含む。前処理部26は、部品データ入力部72が
取得したデジタルデータを蓄積ファイルとしてファイル
格納部42に格納するとともに、その蓄積ファイルか
ら、テキストデータなど、仕様の解析に必要な情報を抽
出する。部品の仕様が画像データとして提供された場合
は、前処理部26は、文字認識機能などを利用してテキ
ストデータを抽出してもよい。項目抽出部102は、項
目格納部110を参照して、その蓄積ファイルに格納さ
れた部品の互換性の検証に必要な項目に関する情報を抽
出する。たとえば、蓄積ファイルがコンデンサの仕様に
関する情報を格納しており、コンデンサの互換性の検証
に必要な項目として、項目格納部110に、「型」、
「形状」、「耐圧」、「サイズ」、「容量」などが指定
されていた場合、項目抽出部102は、蓄積ファイルの
中から、これらの項目名に一致または類する語句を抽出
する。
【0051】生成処理部24は、前提技術と同様の構成
である索引生成部29と、本実施形態に特有の構成であ
る属性値抽出部104を含む。属性値抽出部104は、
項目抽出部102により抽出された項目について、その
属性値を抽出する。たとえば、項目抽出部102が
「型」という項目名を抽出したときに、それに続く語
句、たとえば、「電解コンデンサ」などの語句を、
「型」の属性値として抽出する。このように、項目抽出
部102および属性値抽出部104により、部品の互換
性の検証に必要な情報が蓄積ファイルから抽出される。
索引生成部29は、それぞれの属性値を成分とする多次
元ベクトルを生成して索引格納部44に格納する。この
とき、それぞれの属性値は、抽出されたままの状態で格
納されてもよいし、所定の変換規則に基づいて、数値化
されて格納されてもよい。たとえば、「型」が「電解コ
ンデンサ」であれば「1」、「セラミックコンデンサ」
であれば「2」と変換して格納してもよい。それぞれの
属性値の表現方法が、メーカーによって異なる場合もあ
るので、それらの表現の揺れを吸収するために、適切な
変換テーブルを用意しておいてもよい。さらに、互換性
の観点から定まる重要度を考慮して、属性値に重み付け
を付加しておいてもよい。
【0052】保持ユニット40は、前提技術と同様の構
成であるファイル格納部42、索引格納部44、辞書格
納部46、および関連データ格納部48と、本実施形態
に特有の構成である項目格納部110を含む。項目格納
部110は、部品の互換性の検証に必要な項目を、部品
種別ごとに格納する。これらの項目は、部品間で互換性
があると判定できるための最低限の項目であってもよ
い。項目格納部110は、各項目の重要度を格納しても
よい。この重要度は、互換度を算出する際に、各項目に
付する重み付けを判断するために利用されてもよい。
【0053】検索ユニット30は、前提技術と同様の構
成である比較処理部32および結果処理部34を含む。
比較処理部32は、前提技術と同様の構成である条件設
定部36と、本実施形態に特有の構成である互換度判断
部106を含む。条件設定部36は、互換性を検証しよ
うとする対象部品の仕様を格納したデジタルデータを検
索条件に設定する。互換度判断部106は、対象部品の
索引データと、索引格納部44に格納された索引データ
とから、部品間の互換の度合いを算出して、対象部品と
互換性のある部品を抽出する。このとき、互換度判断部
106は、それぞれの索引データをベクトルとして取り
扱い、それらの近似度を算出してもよい。互換度判断部
106は、たとえば、部品間で項目の内容が一致または
類似したときに+1、一致しないときに−1を加算し、
その点数の合計値に基づいて互換度を算出してもよい。
このとき、加算する点数は、重要度により重み付けが付
加されてもよい。たとえば、多少の属性値の差異が許容
される項目については、重み付けを低くし、属性値の些
細な差異が互換性に多大な影響を与える項目について
は、重み付けを高くする。属性値の差異が全く許容され
ない項目があれば、まずその項目について一致性を検証
してもよい。
【0054】結果処理部34は、本実施形態に特有の構
成である互換情報生成部108を含む。互換情報生成部
108は、互換度判断部106が算出した互換度に基づ
いて、対象部品と互換性があると判断される部品を抽出
し、その情報を互換情報データベース80に登録する。
互換情報生成部108は、算出された互換度が、所定の
しきい値よりも良好な部品を互換情報データベース80
に登録してもよい。
【0055】図7は、部品情報データベースの内部デー
タを示す。部品情報データベース68には、品番欄20
0、部品種別欄202、メーカー欄204、価格欄20
6、納期欄208、およびカタログファイル名欄210
が設けられている。部品情報データベース68は、部品
の提供の状況に関する情報や、カタログには記載されて
いないような情報を含んでもよい。これにより、ユーザ
に検索結果を提示する際に、より有用な情報を提供する
ことができる。
【0056】図8は、互換情報データベースの内部デー
タを示す。互換情報データベース70および80には、
部品種別欄220、サブカテゴリ欄222、互換群ID
欄224、および品番欄226が設けられている。サブ
カテゴリ欄222は、それぞれの部品のサブカテゴリを
格納し、たとえば、部品種別が「コンデンサ」の場合、
「電解コンデンサ」、「セラミックコンデンサ」などの
分類を示す。互換群ID欄224は、互換な部品群のそ
れぞれに割り当てられた識別情報を示す。ここで、たと
えば、互換群ID「C001b」に含まれる部品群は、
互換群ID「C001a」に含まれる部品群の上位互換
部品群であり、品番「a0001」の部品の代わりに品
番「a0002」の部品を使用できるが、その逆はでき
ない。このように、単に互換な部品群に分類するだけで
なく、特定の項目について上位互換であるもの、特定の
項目については互換でないがその他の項目について互換
であるもの、などが判別可能な形で部品を分類してもよ
い。なお、互換情報データベース70および80には、
部品のメーカーに関する情報が格納されていないが、部
品情報データベース68を参照することにより、品番か
らメーカー名が特定できる記述形態となっている。
【0057】図9は、項目格納部110の内部データを
示す。項目格納部110には、部品種別欄230、項目
欄232、および重要度欄234が設けられている。項
目欄232は、それぞれの部品種別について、その部品
の互換性を検証するために必要な仕様の項目を格納す
る。重要度欄234は、それぞれの項目が互換性の検証
に寄与する度合いを格納する。ここでは、重要度を数値
により表現している。項目格納部110は、このほか、
「互換であるためには一致が必要」、「対象部品の属性
値よりも小さければ互換」、「対象部品の属性値よりも
大きければ互換」など、各項目について、互換性を判断
するときの条件を保持してもよい。
【0058】図10は、部品を検索するときに検索条件
を入力する画面を示す。要求受付部62がユーザ端末1
22に提示した互換部品検索画面300には、項目別に
条件を指定して部品を検索する欄302と、品番を指定
して部品を検索する欄304とが設けられている。項目
別検索欄302には、部品種別を入力する欄306、お
よび項目別に検索条件を入力する欄308a、310
a、308b、310bが設けられていて、ユーザがこ
れらを入力して検索ボタン312を押すことにより、検
索が実行される。品番検索欄304には、品番を入力す
る欄314が設けられていて、ユーザが品番を入力して
検索ボタン316を押すことにより、検索が実行され
る。
【0059】図11は、部品検索の結果を提示する画面
を示す。回答部64は、検索要求を受けて互換情報デー
タベース70を検索し、その結果をユーザ端末122に
提示する。検索結果画面320には、品番「a000
1」と互換な部品のリストが提示されており、それぞれ
の品番、互換度、メーカー、価格、納期が併せて提示さ
れている。
【0060】図12は、部品情報を分類する過程を示す
フローチャートである。部品の仕様をデジタルデータと
して取得し(S40)、それらの部品を種別に応じて複
数のグループに分類し(S42)、分類されたグループ
ごとにそのグループに属する部品の仕様を解析すること
によってグループ内で部品間の互換性を検証し(S4
4)、検証の結果判明した互換性に基づく部品の検索が
可能な形で、各グループの部品を分類して保持する(S
46)。
【0061】図13は、部品情報検索サーバおよび部品
情報分類装置のハードウェアコンポーネントを示す。部
品情報検索サーバ120および部品情報分類装置126
は、それぞれ、CPU140、入力装置142、表示装
置144、RAM(ランダムアクセスメモリ)150、
ハードディスク152、およびドライブ装置148を備
える。これらの構成は、バス146などの信号伝送路に
より電気的に接続されている。
【0062】ハードディスク152は、大容量の磁気記
憶装置であり、各種データベースなどを記憶する。記録
媒体154は、実施の形態に関連して説明した部品情報
検索サーバ120および部品情報分類装置126の機能
を、CPU140に実現させるためのプログラムを記録
する。記録媒体154がドライブ装置148に挿入され
ると、そのプログラムは、RAM150またはハードデ
ィスク152に読み出され、CPU140は、読み出さ
れたプログラムにより部品情報検索処理または部品情報
分類処理を行う。この記録媒体154は、CD−RO
M、DVD、FDなどのコンピュータ読み取り可能な媒
体である。
【0063】ここでは、プログラムが記録媒体154に
記録されている例について説明したが、別の例において
は、このプログラムは、無線、有線を問わず、外部のサ
ーバから送信されてもよい。図13に示したハードウエ
ア構成において、プログラムは、コンピュータに部品情
報検索機能または部品情報分類機能を実現させればよい
のであって、外部から供給される場合だけでなく、予め
ハードディスク152に格納されていてよいことも当業
者には理解されるところである。
【0064】以上、本発明を実施の形態をもとに説明し
た。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素
や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形が可能なこ
と、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当
業者に理解されるところである。以下、変形例を挙げ
る。
【0065】部品情報検索サーバ120を複数のサーバ
装置の組合せで構成することによって処理負担を分散し
てもよい。
【0066】実施の形態では、部品情報分類装置126
が予め部品を互換性の観点から分類して保持していた
が、別の形態では、部品情報検索サーバ120がユーザ
から検索依頼を受け付けたときに、その条件に基づいて
互換な部品を検索してもよい。すなわち、ユーザからの
検索条件をもとに、索引格納部44に格納された各部品
の索引データを参照して互換度を算出し、互換度の高い
部品をユーザに提示してもよい。
【0067】
【発明の効果】本発明によれば、利便性の高い方法で多
数の部品情報を管理できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 前提技術におけるファイル検索装置の構成を
示す機能ブロック図である。
【図2】 前提技術における索引データの生成過程を示
すフローチャートである。
【図3】 前提技術における検索過程を示すフローチャ
ートである。
【図4】 本実施形態における部品情報検索システムの
全体構成を示す機能ブロック図である。
【図5】 本実施形態における部品情報検索サーバおよ
び部品情報分類装置の構成を示す機能ブロック図であ
る。
【図6】 本実施形態における部品情報分類装置の解析
部の内部構成を示す図である。
【図7】 部品情報データベースの内部データを示す図
である。
【図8】 互換情報データベースの内部データを示す図
である。
【図9】 項目格納部の内部データを示す図である。
【図10】 ユーザ端末に提示される互換部品検索画面
の例を示す図である。
【図11】 ユーザ端末に提示される検索結果画面の例
を示す図である。
【図12】 部品情報を分類する過程を示すフローチャ
ートである。
【図13】 部品情報検索サーバおよび部品情報分類装
置のハードウェアコンポーネントを示す図である。
【符号の説明】
62 要求受付部、 64 回答部、 66 登録受付
部、 68 部品情報データベース、 70 互換情報
データベース、 72 部品データ入力部、74 グル
ープ化部、 76 解析部、 78 ユーザアクション
取得部、 120 部品情報検索サーバ、 126 部
品情報分類装置。
フロントページの続き Fターム(参考) 5B046 CA06 HA05 KA05 5B075 ND03 ND34 ND35 NR12 PQ02 PQ34 PR06 QM08 UU22

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の部品の仕様をデジタルデータとし
    て取得する部品データ入力部と、 それらの部品を種別に応じて複数のグループに分類する
    グループ化部と、 分類されたグループごとにそのグループに属する部品の
    仕様を解析することによってグループ内で部品間の互換
    性を検証する解析部と、 検証の結果判明した互換性に基づく部品の検索が可能な
    形で各グループの部品を分類して保持する記憶部と、 を含むことを特徴とする部品情報分類装置。
  2. 【請求項2】 部品メーカー各社が提供する部品の仕様
    をデジタルデータの形で取得する部品データ入力部と、 メーカーの異同は問わず、それらの部品の種別に応じて
    複数のグループに分類するグループ化部と、 分類されたグループごとにそのグループに属する部品の
    仕様を解析することによってグループ内で部品間の互換
    性を検証する解析部と、 検証の結果判明した互換性に基づく部品の検索が可能な
    形で各グループの部品を分類し、少なくとも各部品のメ
    ーカーが特定可能な記述形態で保持する記憶部と、 を含むことを特徴とする部品情報分類装置。
  3. 【請求項3】 前記解析部は、部品の仕様を構成する各
    項目に対し、互換性の観点から定まる重要度に対応する
    重み付けを付したうえで、部品間で互換の度合いを算出
    することを特徴とする請求項1または2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記解析部は、部品の仕様を、その仕様
    を構成する各項目の内容を成分に持つ多次元ベクトルと
    して表現し、前記多次元ベクトルを用いて前記互換の度
    合いを算出することを特徴とする請求項3に記載の装
    置。
  5. 【請求項5】 前記解析部は、互換性を検証すべき部品
    間で、部品の仕様を構成する項目の内容が一致したとき
    と一致しないときで正負を異にする点数を与え、その点
    数の合計値に基づいて互換の度合いを算出することを特
    徴とする請求項1または2に記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記解析部は、部品間で互換性があると
    判定できるための最低限の項目を部品間で比較すること
    を特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記解析部は、部品間の互換を示唆する
    情報をユーザが入力したとき、それらの部品が互換性を
    有すると判定することを特徴とする請求項1〜6のいず
    れかに記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記解析部は、前記互換を示唆する情報
    に基づいて、前記互換の度合いを算出するときの前記項
    目の重要度を調整することを特徴とする請求項7に記載
    の装置。
  9. 【請求項9】 前記記憶部は、互換性があると判定され
    た部品をシソーラス辞典に類する形式にて保持すること
    を特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の装置。
  10. 【請求項10】 部品メーカーの異同は問わず、互換性
    を有する部品どうしを対応づけて保持する記憶部と、 ユーザから部品に対する問い合わせを受ける要求受付部
    と、 その問い合わせに対し、互換性のある部品を組み合わせ
    て提示する回答部と、 を含むことを特徴とする部品情報検索装置。
  11. 【請求項11】 前記回答部は、部品を提示する際、部
    品間の互換の度合いを併せて提示することを特徴とする
    請求項10に記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記記憶部は各部品の提供の状況に関
    する情報をも記録し、前記回答部は部品を前記情報とと
    もに提示することを特徴とする請求項10または11に
    記載の装置。
  13. 【請求項13】 ユーザ端末とネットワークを介して接
    続されるサーバであって、 部品メーカーの異同は問わず、互換性を有する部品どう
    しを対応づけて保持する記憶部と、 ユーザから前記ネットワークを介して部品に対する問い
    合わせを受ける要求受付部と、 その問い合わせに対し、前記ネットワークを介して互換
    性のある部品を組み合わせて提示する回答部と、 を含むことを特徴とする部品情報検索サーバ。
  14. 【請求項14】 前記サーバはさらに、部品メーカーが
    前記ネットワークを介して自社製品およびその仕様を登
    録するためのメーカーインタフェイスを備えたことを特
    徴とする請求項13に記載のサーバ。
  15. 【請求項15】 複数の部品の仕様をデジタルデータと
    して取得する工程と、 それらの部品を種別に応じて複数のグループに分類する
    工程と、 分類されたグループごとにそのグループに属する部品の
    仕様を解析することによってグループ内で部品間の互換
    性を検証する工程と、 検証の結果判明した互換性に基づく部品の検索が可能な
    形で各グループの部品を分類して保持する工程と、 をコンピュータに実行せしめることを特徴とするコンピ
    ュータプログラム。
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