JP2003186516A - 装置運行自動化システム、先行処理判断サーバ、作業手続き管理サーバ、製造装置、プログラム、記録媒体および装置運行自動化方法 - Google Patents
装置運行自動化システム、先行処理判断サーバ、作業手続き管理サーバ、製造装置、プログラム、記録媒体および装置運行自動化方法Info
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- JP2003186516A JP2003186516A JP2001380459A JP2001380459A JP2003186516A JP 2003186516 A JP2003186516 A JP 2003186516A JP 2001380459 A JP2001380459 A JP 2001380459A JP 2001380459 A JP2001380459 A JP 2001380459A JP 2003186516 A JP2003186516 A JP 2003186516A
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 人手または移載機を用いたウェーハの分割お
よび合成による作業手順の煩雑化と作業工数の増大とを
招くことがなく、他に移載機を必要とすることもなく、
製造時間の長大化と製造装置の稼働率の低下とを招くこ
とがない装置運行自動化システムおよび方法等を提供す
る。 【解決手段】 製造装置20上でウェーハ等の材料の分
割を行って所定の枚数だけ先行処理し、先行処理された
所定の枚数のウェーハ等をAMHS70により測定装置
26へ自動的に搬送して測定装置26で加工結果を測定
することができる。測定結果に基づく加工条件の補正
は、先行処理判断部35から生産装置制御部60へレシ
ピのパラメータの補正という形で行われる。測定が終了
したウェーハは再びAMHS70により製造装置20側
へ自動的に搬送され、製造装置20上で先行処理された
ウェーハと先行処理されなかったウェーハとを合流する
ことができる。
よび合成による作業手順の煩雑化と作業工数の増大とを
招くことがなく、他に移載機を必要とすることもなく、
製造時間の長大化と製造装置の稼働率の低下とを招くこ
とがない装置運行自動化システムおよび方法等を提供す
る。 【解決手段】 製造装置20上でウェーハ等の材料の分
割を行って所定の枚数だけ先行処理し、先行処理された
所定の枚数のウェーハ等をAMHS70により測定装置
26へ自動的に搬送して測定装置26で加工結果を測定
することができる。測定結果に基づく加工条件の補正
は、先行処理判断部35から生産装置制御部60へレシ
ピのパラメータの補正という形で行われる。測定が終了
したウェーハは再びAMHS70により製造装置20側
へ自動的に搬送され、製造装置20上で先行処理された
ウェーハと先行処理されなかったウェーハとを合流する
ことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装置運行自動化シ
ステムおよび方法等に関し、特に半導体製造工程におい
て、キャリア内の材料群を加工する前に一部の材料を用
いた先行処理および検査を必要とする製造工程の自動化
を行う装置運行自動化システムおよび方法等に関する。
ステムおよび方法等に関し、特に半導体製造工程におい
て、キャリア内の材料群を加工する前に一部の材料を用
いた先行処理および検査を必要とする製造工程の自動化
を行う装置運行自動化システムおよび方法等に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造工程の中でも極めて微細な加
工を行う工程では、加工対象となる材料に対する適切な
加工条件の設置が必要である。この加工条件は、製造工
程の前工程における処理結果または製造装置のコンディ
ション等により、その最適値は常に変動しているのが実
情である。このため、従来、キャリア内の加工対象とな
る材料、例えばキャリア内の半導体ウェーハ(以下、単
に「ウェーハ」という)群から1ないし数枚のウェーハ
を先行的に取出して先行処理し、その処理結果を検査装
置で検査し、検査結果に応じて加工条件を検証し、必要
に応じて加工条件の設定値を変更した後、先行処理され
なかった残りのウェーハの処理を開始する作業が行われ
ていた。
工を行う工程では、加工対象となる材料に対する適切な
加工条件の設置が必要である。この加工条件は、製造工
程の前工程における処理結果または製造装置のコンディ
ション等により、その最適値は常に変動しているのが実
情である。このため、従来、キャリア内の加工対象とな
る材料、例えばキャリア内の半導体ウェーハ(以下、単
に「ウェーハ」という)群から1ないし数枚のウェーハ
を先行的に取出して先行処理し、その処理結果を検査装
置で検査し、検査結果に応じて加工条件を検証し、必要
に応じて加工条件の設定値を変更した後、先行処理され
なかった残りのウェーハの処理を開始する作業が行われ
ていた。
【0003】上述の従来の作業の手順は、まず、あるキ
ャリアから取り出し先行処理した1ないし数枚のウェー
ハ(先行ウェーハ)を、製造装置上の同一のキャリアに
戻し、次に作業員がこのキャリアをいったん製造装置か
ら搬出し、人手または移載機により先行ウェーハを別の
キャリアへ移し替え、この別のキャリアを検査装置へ運
んでいた。検査装置における検査後は、当該キャリアを
製造装置へ再搬送していた。
ャリアから取り出し先行処理した1ないし数枚のウェー
ハ(先行ウェーハ)を、製造装置上の同一のキャリアに
戻し、次に作業員がこのキャリアをいったん製造装置か
ら搬出し、人手または移載機により先行ウェーハを別の
キャリアへ移し替え、この別のキャリアを検査装置へ運
んでいた。検査装置における検査後は、当該キャリアを
製造装置へ再搬送していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の作業にお
いては、先行処理を行う前は先行ウェーハと先行処理さ
れないウェーハとを区別するための人手または移載機に
よるウェーハの分割作業が必要であった。先行処理後は
先行ウェーハと先行処理されなかったウェーハとの人手
または移載機による合成作業が必要であった。このため
作業手順の煩雑化と作業工数の増大とを招くという問題
があった。さらに、製造装置および検査装置の他に移載
機が必要となるという問題があった。
いては、先行処理を行う前は先行ウェーハと先行処理さ
れないウェーハとを区別するための人手または移載機に
よるウェーハの分割作業が必要であった。先行処理後は
先行ウェーハと先行処理されなかったウェーハとの人手
または移載機による合成作業が必要であった。このため
作業手順の煩雑化と作業工数の増大とを招くという問題
があった。さらに、製造装置および検査装置の他に移載
機が必要となるという問題があった。
【0005】上述の従来の作業においては、先行ウェー
ハを同一のキャリアに戻し、このキャリアを製造装置か
ら搬出していたため、当該キャリアの検査装置への搬送
と製造装置への再搬送という一連の作業が終了するま
で、製造装置は待機している必要があった。この待機の
時間は製造時間の長大化を招くと共に、製造装置の稼働
率の低下を招くという問題があった。
ハを同一のキャリアに戻し、このキャリアを製造装置か
ら搬出していたため、当該キャリアの検査装置への搬送
と製造装置への再搬送という一連の作業が終了するま
で、製造装置は待機している必要があった。この待機の
時間は製造時間の長大化を招くと共に、製造装置の稼働
率の低下を招くという問題があった。
【0006】そこで、本発明の目的は、上記問題を解決
するためになされたものであり、人手または移載機を用
いたウェーハの分割および合成による作業手順の煩雑化
と作業工数の増大とを招くことがなく、他に移載機を必
要とすることもなく、製造時間の長大化と製造装置の稼
働率の低下とを招くことがない装置運行自動化システム
および方法等を提供することにある。
するためになされたものであり、人手または移載機を用
いたウェーハの分割および合成による作業手順の煩雑化
と作業工数の増大とを招くことがなく、他に移載機を必
要とすることもなく、製造時間の長大化と製造装置の稼
働率の低下とを招くことがない装置運行自動化システム
および方法等を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の装置運行自動
化システムは、キャリアに格納された所定の材料を含む
ロットに対し該材料を加工して製品を製造する製造装
置、該製造装置による材料の加工結果を測定する測定装
置および該製造装置と該測定装置との間でキャリアの搬
送を行う自動搬送装置の各装置の運行を自動化する装置
運行自動化システムであって、製造装置の識別子および
ロットの識別子を受信した場合、該製造装置で該ロット
に含まれる材料を加工する際にロットの一部を先行処理
した結果に応じて該製造装置における加工条件の設定を
行うか否かの判断を行い、ロットの識別子、ロットに含
まれる材料に対する加工と測定との内容を示すパラメー
タを含むレシピおよび製造装置の識別子を受信した場
合、該パラメータの値を返信する先行処理判断手段と、
製造装置の識別子を受信した場合、前記先行処理判断手
段の判断と共に該製造装置が次に加工する材料を含むロ
ットの識別子を返信する割当て手段と、ロットの合成ま
たは分割の通知を受信した場合、ロットと該ロットが格
納されているキャリアとの対応関係を管理し、ロットの
識別子を受信した場合、該ロットが格納されているキャ
リアの識別子を返信する製品管理手段と、製造装置に依
存しない内容のレシピを受信した場合、該レシピの内容
を製造装置に依存した内容へ変換するレシピ管理手段
と、キャリアからロットを取り出して先行処理を示す内
容のレシピにより該ロットに含まれる材料を加工し、該
ロットを該キャリアと異なる他のキャリアへ格納する要
求を受信し且つ該要求を受け入れる場合、該製造装置と
該測定装置とを含む生産装置へ先行処理の指示を行い、
生産装置に対する処理要求を待ち指定で受信した場合、
該生産装置に対して処理終了後にキャリア取り外し可能
状態へ移行せず指示待ち状態へ移行する指示を行い、生
産装置に対する強制的なキャリア取り外し可能状態への
移行要求を受信した場合、該生産装置に対して強制的に
キャリア取り外し可能状態へ移行する指示を行う生産装
置制御手段と、キャリアを生産装置の所定のポートへ搬
送させる要求を受信した場合、自動搬送装置に対して該
要求を指示する自動搬送装置統合制御手段と、前記自動
搬送装置統合制御手段に対し、キャリアを生産装置の所
定のポートへ搬送させる要求を送信する作業手続き管理
手段とを備え、前記作業手続き管理手段から前記割当て
手段へ製造装置の識別子が送信され、該製造装置の識別
子とロットの識別子とが前記割当て手段から前記先行処
理判断手段へ送信され、前記先行処理判断手段が該製造
装置における該ロットに含まれる材料の加工について先
行処理の必要性を認める判断を行い、該判断と共に該ロ
ットの識別子が前記割当て手段から前記作業手続き管理
手段へ返信された場合、前記作業手続き管理手段は、前
記製品管理手段に対し、前記割当て手段から返信された
ロットの識別子で示されるロットの分割を通知した後、
該ロットの識別子を送信して該ロットが格納されている
キャリアの識別子を返信させ、前記生産装置制御手段に
対し、該キャリアから所定の数のロットを取り出して先
行処理を示す内容のレシピにより該ロットに含まれる材
料を加工した後、該所定の数のロットを該キャリアと異
なる他のキャリアへ格納する要求を行い、前記生産装置
制御手段は、前記作業手続き管理手段から示された先行
処理を示す内容のレシピであって製造装置に依存しない
内容のレシピを、前記レシピ管理手段へ送信して製造装
置に依存した内容のレシピへ変換させ、前記先行処理判
断手段に対し、ロットの識別子、該レシピおよび該製造
装置の識別子を送信して該レシピ中のパラメータの値を
返信させ、該パラメータの値を設定したレシピに基づき
生産装置に対して先行処理を指示し、前記作業手続き管
理手段は、前記自動搬送装置統合制御手段に対し、前記
生産装置制御手段により先行処理を指示された所定の数
のロットが格納された他のキャリアを測定装置の所定の
ポートへ搬送する要求を送信し、前記自動搬送装置統合
制御手段に対し、該他のキャリアを製造装置の所定のポ
ートへ搬送する要求を送信して、前記生産装置制御手段
に対し、製造装置に対するロットに含まれる材料の加工
要求を待ち指定で送信し、該他のキャリア中の所定の数
のロットが該キャリア中のロットと合流した後、前記製
品管理手段に対しロットの合成を通知し、前記生産装置
制御手段に対し、製造装置に対するロットが合成された
キャリアの強制的な取り外し可能状態への移行要求を送
信し、前記生産装置制御手段は、製造装置に対してロッ
トが合成されたキャリアの強制的な取り外し可能状態へ
の移行を指示することを特徴とする。
化システムは、キャリアに格納された所定の材料を含む
ロットに対し該材料を加工して製品を製造する製造装
置、該製造装置による材料の加工結果を測定する測定装
置および該製造装置と該測定装置との間でキャリアの搬
送を行う自動搬送装置の各装置の運行を自動化する装置
運行自動化システムであって、製造装置の識別子および
ロットの識別子を受信した場合、該製造装置で該ロット
に含まれる材料を加工する際にロットの一部を先行処理
した結果に応じて該製造装置における加工条件の設定を
行うか否かの判断を行い、ロットの識別子、ロットに含
まれる材料に対する加工と測定との内容を示すパラメー
タを含むレシピおよび製造装置の識別子を受信した場
合、該パラメータの値を返信する先行処理判断手段と、
製造装置の識別子を受信した場合、前記先行処理判断手
段の判断と共に該製造装置が次に加工する材料を含むロ
ットの識別子を返信する割当て手段と、ロットの合成ま
たは分割の通知を受信した場合、ロットと該ロットが格
納されているキャリアとの対応関係を管理し、ロットの
識別子を受信した場合、該ロットが格納されているキャ
リアの識別子を返信する製品管理手段と、製造装置に依
存しない内容のレシピを受信した場合、該レシピの内容
を製造装置に依存した内容へ変換するレシピ管理手段
と、キャリアからロットを取り出して先行処理を示す内
容のレシピにより該ロットに含まれる材料を加工し、該
ロットを該キャリアと異なる他のキャリアへ格納する要
求を受信し且つ該要求を受け入れる場合、該製造装置と
該測定装置とを含む生産装置へ先行処理の指示を行い、
生産装置に対する処理要求を待ち指定で受信した場合、
該生産装置に対して処理終了後にキャリア取り外し可能
状態へ移行せず指示待ち状態へ移行する指示を行い、生
産装置に対する強制的なキャリア取り外し可能状態への
移行要求を受信した場合、該生産装置に対して強制的に
キャリア取り外し可能状態へ移行する指示を行う生産装
置制御手段と、キャリアを生産装置の所定のポートへ搬
送させる要求を受信した場合、自動搬送装置に対して該
要求を指示する自動搬送装置統合制御手段と、前記自動
搬送装置統合制御手段に対し、キャリアを生産装置の所
定のポートへ搬送させる要求を送信する作業手続き管理
手段とを備え、前記作業手続き管理手段から前記割当て
手段へ製造装置の識別子が送信され、該製造装置の識別
子とロットの識別子とが前記割当て手段から前記先行処
理判断手段へ送信され、前記先行処理判断手段が該製造
装置における該ロットに含まれる材料の加工について先
行処理の必要性を認める判断を行い、該判断と共に該ロ
ットの識別子が前記割当て手段から前記作業手続き管理
手段へ返信された場合、前記作業手続き管理手段は、前
記製品管理手段に対し、前記割当て手段から返信された
ロットの識別子で示されるロットの分割を通知した後、
該ロットの識別子を送信して該ロットが格納されている
キャリアの識別子を返信させ、前記生産装置制御手段に
対し、該キャリアから所定の数のロットを取り出して先
行処理を示す内容のレシピにより該ロットに含まれる材
料を加工した後、該所定の数のロットを該キャリアと異
なる他のキャリアへ格納する要求を行い、前記生産装置
制御手段は、前記作業手続き管理手段から示された先行
処理を示す内容のレシピであって製造装置に依存しない
内容のレシピを、前記レシピ管理手段へ送信して製造装
置に依存した内容のレシピへ変換させ、前記先行処理判
断手段に対し、ロットの識別子、該レシピおよび該製造
装置の識別子を送信して該レシピ中のパラメータの値を
返信させ、該パラメータの値を設定したレシピに基づき
生産装置に対して先行処理を指示し、前記作業手続き管
理手段は、前記自動搬送装置統合制御手段に対し、前記
生産装置制御手段により先行処理を指示された所定の数
のロットが格納された他のキャリアを測定装置の所定の
ポートへ搬送する要求を送信し、前記自動搬送装置統合
制御手段に対し、該他のキャリアを製造装置の所定のポ
ートへ搬送する要求を送信して、前記生産装置制御手段
に対し、製造装置に対するロットに含まれる材料の加工
要求を待ち指定で送信し、該他のキャリア中の所定の数
のロットが該キャリア中のロットと合流した後、前記製
品管理手段に対しロットの合成を通知し、前記生産装置
制御手段に対し、製造装置に対するロットが合成された
キャリアの強制的な取り外し可能状態への移行要求を送
信し、前記生産装置制御手段は、製造装置に対してロッ
トが合成されたキャリアの強制的な取り外し可能状態へ
の移行を指示することを特徴とする。
【0008】ここで、この発明の装置運行自動化システ
ムにおいて、前記作業手続き管理手段は、前記製品管理
手段に対しロットの分割を通知する場合、キャリア内に
おけるロットの論理的分割とキャリア別のロットの物理
的分割とを分けて指示することができる。
ムにおいて、前記作業手続き管理手段は、前記製品管理
手段に対しロットの分割を通知する場合、キャリア内に
おけるロットの論理的分割とキャリア別のロットの物理
的分割とを分けて指示することができる。
【0009】ここで、この発明の装置運行自動化システ
ムにおいて、前記作業手続き管理手段は、前記製品管理
手段に対しロットの合成を通知する場合、キャリア内に
おけるロットの論理的合成とキャリア別のロットの物理
的合成とを分けて指示することができる。
ムにおいて、前記作業手続き管理手段は、前記製品管理
手段に対しロットの合成を通知する場合、キャリア内に
おけるロットの論理的合成とキャリア別のロットの物理
的合成とを分けて指示することができる。
【0010】ここで、この発明の装置運行自動化システ
ムにおいて、前記手作業手続き管理手段は、前記製造装
置に対し1キャリア内の材料群毎に複数の処理を時間差
をもって与えることができる。
ムにおいて、前記手作業手続き管理手段は、前記製造装
置に対し1キャリア内の材料群毎に複数の処理を時間差
をもって与えることができる。
【0011】ここで、この発明の装置運行自動化システ
ムにおいて、前記製造装置はキャリアを保持するロード
ポートを有しており、該製造装置は、1キャリア内の材
料群毎に時間差をもって与えられた複数の処理を、該キ
ャリアをロードポートに保持した状態で処理することが
できる。
ムにおいて、前記製造装置はキャリアを保持するロード
ポートを有しており、該製造装置は、1キャリア内の材
料群毎に時間差をもって与えられた複数の処理を、該キ
ャリアをロードポートに保持した状態で処理することが
できる。
【0012】ここで、この発明の装置運行自動化システ
ムにおいて、前記ロットに含まれる材料は半導体ウェー
ハとすることができる。
ムにおいて、前記ロットに含まれる材料は半導体ウェー
ハとすることができる。
【0013】この発明の先行処理判断サーバは、キャリ
アに格納された所定の材料を含むロットに対し該材料を
加工して製品を製造する製造装置、該製造装置による材
料の加工結果を測定する測定装置および該製造装置と該
測定装置との間でキャリアの搬送を行う自動搬送装置の
各装置の運行を自動化する装置運行自動化システムにお
ける、製造装置でロットの一部の先行処理を行うか否か
の判断を行う先行処理判断サーバであって、前記製造装
置の識別子およびロットの識別子を受信した場合、該製
造装置で該ロットに含まれる材料を加工する際にロット
の一部を先行処理し、該ロットの一部を前記搬送装置に
より前記測定装置へ搬送し、該測定装置に測定させた結
果に応じて該製造装置における加工条件の設定を行うか
否かの判断を行い、ロットの識別子、ロットに含まれる
材料に対する加工と測定との内容を示すパラメータを含
むレシピおよび製造装置の識別子を受信した場合、該パ
ラメータの値を返信することを特徴とする。
アに格納された所定の材料を含むロットに対し該材料を
加工して製品を製造する製造装置、該製造装置による材
料の加工結果を測定する測定装置および該製造装置と該
測定装置との間でキャリアの搬送を行う自動搬送装置の
各装置の運行を自動化する装置運行自動化システムにお
ける、製造装置でロットの一部の先行処理を行うか否か
の判断を行う先行処理判断サーバであって、前記製造装
置の識別子およびロットの識別子を受信した場合、該製
造装置で該ロットに含まれる材料を加工する際にロット
の一部を先行処理し、該ロットの一部を前記搬送装置に
より前記測定装置へ搬送し、該測定装置に測定させた結
果に応じて該製造装置における加工条件の設定を行うか
否かの判断を行い、ロットの識別子、ロットに含まれる
材料に対する加工と測定との内容を示すパラメータを含
むレシピおよび製造装置の識別子を受信した場合、該パ
ラメータの値を返信することを特徴とする。
【0014】この発明の割当てサーバは、キャリアに格
納された所定の材料を含むロットに対し該材料を加工し
て製品を製造する製造装置、該製造装置による材料の加
工結果を測定する測定装置および該製造装置と該測定装
置との間でキャリアの搬送を行う自動搬送装置の各装置
の運行を自動化する装置運行自動化システムにおける、
製造装置に加工するロットを割当てる割当てサーバであ
って、前記製造装置の識別子を受信した場合、該製造装
置でロットに含まれる材料を加工する際にロットの一部
を先行処理し、該ロットの一部を前記搬送装置により前
記測定装置へ搬送し、該測定装置に測定させた結果に応
じて該製造装置における加工条件の設定を行うか否かの
判断を得て、該判断と共に該製造装置が次に加工するロ
ットの識別子を返信することを特徴とする。
納された所定の材料を含むロットに対し該材料を加工し
て製品を製造する製造装置、該製造装置による材料の加
工結果を測定する測定装置および該製造装置と該測定装
置との間でキャリアの搬送を行う自動搬送装置の各装置
の運行を自動化する装置運行自動化システムにおける、
製造装置に加工するロットを割当てる割当てサーバであ
って、前記製造装置の識別子を受信した場合、該製造装
置でロットに含まれる材料を加工する際にロットの一部
を先行処理し、該ロットの一部を前記搬送装置により前
記測定装置へ搬送し、該測定装置に測定させた結果に応
じて該製造装置における加工条件の設定を行うか否かの
判断を得て、該判断と共に該製造装置が次に加工するロ
ットの識別子を返信することを特徴とする。
【0015】この発明の作業手続き管理サーバは、キャ
リアに格納された所定の材料を含むロットに対し該材料
を加工して製品を製造する製造装置、該製造装置による
材料の加工結果を測定する測定装置および該製造装置と
該測定装置との間でキャリアの搬送を行う自動搬送装置
の各装置の運行を自動化する装置運行自動化システムに
おける、該自動搬送装置に対し、製造装置と測定装置と
を含む生産装置の所定のポートへキャリアを搬送させる
要求を送信する作業手続き管理サーバであって、ロット
の識別子を受信した場合、該ロットの識別子で示される
ロットの分割を通知し、この後、該ロットの識別子を送
信して該ロットが格納されているキャリアの識別子を受
信して、該キャリアから所定の数のロットを取り出して
先行処理を示す内容のレシピにより該ロットに含まれる
材料を加工し該所定の数のロットを該キャリアと異なる
他のキャリアへ格納する要求を送信し、前記自動搬送装
置に対し先行処理を指示された所定の数のロットが格納
された他のキャリアを前記測定装置の所定のポートへ搬
送する要求を送信し、前記自動搬送装置に対し該他のキ
ャリアを該製造装置の所定のポートへ搬送する要求を送
信し、該製造装置に対しロットに含まれる材料の加工要
求を待ち指定で送信し、該他のキャリア中の所定の数の
ロットが該キャリア中のロットと合流した後、ロットの
合成を通知し、該製造装置に対しロットが合成されたキ
ャリアの強制的な取り外し可能状態への移行要求を送信
することを特徴とする。
リアに格納された所定の材料を含むロットに対し該材料
を加工して製品を製造する製造装置、該製造装置による
材料の加工結果を測定する測定装置および該製造装置と
該測定装置との間でキャリアの搬送を行う自動搬送装置
の各装置の運行を自動化する装置運行自動化システムに
おける、該自動搬送装置に対し、製造装置と測定装置と
を含む生産装置の所定のポートへキャリアを搬送させる
要求を送信する作業手続き管理サーバであって、ロット
の識別子を受信した場合、該ロットの識別子で示される
ロットの分割を通知し、この後、該ロットの識別子を送
信して該ロットが格納されているキャリアの識別子を受
信して、該キャリアから所定の数のロットを取り出して
先行処理を示す内容のレシピにより該ロットに含まれる
材料を加工し該所定の数のロットを該キャリアと異なる
他のキャリアへ格納する要求を送信し、前記自動搬送装
置に対し先行処理を指示された所定の数のロットが格納
された他のキャリアを前記測定装置の所定のポートへ搬
送する要求を送信し、前記自動搬送装置に対し該他のキ
ャリアを該製造装置の所定のポートへ搬送する要求を送
信し、該製造装置に対しロットに含まれる材料の加工要
求を待ち指定で送信し、該他のキャリア中の所定の数の
ロットが該キャリア中のロットと合流した後、ロットの
合成を通知し、該製造装置に対しロットが合成されたキ
ャリアの強制的な取り外し可能状態への移行要求を送信
することを特徴とする。
【0016】ここで、この発明の作業手続き管理サーバ
において、前記製造装置に対し1キャリア内の材料群毎
に複数の処理を時間差をもって与えることができる。
において、前記製造装置に対し1キャリア内の材料群毎
に複数の処理を時間差をもって与えることができる。
【0017】この発明の製造装置は、キャリアに格納さ
れた所定の材料を含むロットに対し該材料を加工して製
品を製造する製造装置、該製造装置による材料の加工結
果を測定する測定装置および該製造装置と該測定装置と
の間でキャリアの搬送を行う自動搬送装置の各装置の運
行を自動化する装置運行自動化システムにおける製造装
置であって、キャリアを少なくとも2つ保持可能なロー
ドポートを備え、材料の加工後にキャリアを取り外し可
能状態へ移行するか否かを判断し、強制的なキャリアの
取り外し可能状態への移行を指示された場合、キャリア
を取り外し可能状態へ移行させることを特徴とする。
れた所定の材料を含むロットに対し該材料を加工して製
品を製造する製造装置、該製造装置による材料の加工結
果を測定する測定装置および該製造装置と該測定装置と
の間でキャリアの搬送を行う自動搬送装置の各装置の運
行を自動化する装置運行自動化システムにおける製造装
置であって、キャリアを少なくとも2つ保持可能なロー
ドポートを備え、材料の加工後にキャリアを取り外し可
能状態へ移行するか否かを判断し、強制的なキャリアの
取り外し可能状態への移行を指示された場合、キャリア
を取り外し可能状態へ移行させることを特徴とする。
【0018】ここで、この発明の製造装置において、1
キャリア内の材料群毎に時間差をもって与えられた複数
の処理を、該キャリアを前記ロードポートに保持した状
態で処理することができる。
キャリア内の材料群毎に時間差をもって与えられた複数
の処理を、該キャリアを前記ロードポートに保持した状
態で処理することができる。
【0019】この発明のプログラムは、キャリアに格納
された所定の材料を含むロットに対し該材料を加工して
製品を製造する製造装置、該製造装置による材料の加工
結果を測定する測定装置および該製造装置と該測定装置
との間でキャリアの搬送を行う自動搬送装置の各装置の
運行を自動化するプログラムであって、コンピュータ
を、製造装置の識別子およびロットの識別子を受信した
場合、該製造装置で該ロットに含まれる材料を加工する
際にロットの一部を先行処理した結果に応じて該製造装
置における加工条件の設定を行うか否かの判断を行い、
ロットの識別子、ロットに含まれる材料に対する加工と
測定との内容を示すパラメータを含むレシピおよび製造
装置の識別子を受信した場合、該パラメータの値を返信
する先行処理判断手段、製造装置の識別子を受信した場
合、前記先行処理判断手段の判断と共に該製造装置が次
に加工する材料を含むロットの識別子を返信する割当て
手段、ロットの合成または分割の通知を受信した場合、
ロットと該ロットが格納されているキャリアとの対応関
係を管理し、ロットの識別子を受信した場合、該ロット
が格納されているキャリアの識別子を返信する製品管理
手段、製造装置に依存しない内容のレシピを受信した場
合、該レシピの内容を製造装置に依存した内容へ変換す
るレシピ管理手段、キャリアからロットを取り出して先
行処理を示す内容のレシピにより該ロットに含まれる材
料を加工し、該ロットを該キャリアと異なる他のキャリ
アへ格納する要求を受信し且つ該要求を受け入れる場
合、該製造装置と該測定装置とを含む生産装置へ先行処
理の指示を行い、生産装置に対する処理要求を待ち指定
で受信した場合、該生産装置に対して処理終了後にキャ
リア取り外し可能状態へ移行せず指示待ち状態へ移行す
る指示を行い、生産装置に対する強制的なキャリア取り
外し可能状態への移行要求を受信した場合、該生産装置
に対して強制的にキャリア取り外し可能状態へ移行する
指示を行う生産装置制御手段、キャリアを生産装置の所
定のポートへ搬送させる要求を受信した場合、自動搬送
装置に対して該要求を指示する自動搬送装置統合制御手
段、前記自動搬送装置統合制御手段に対し、キャリアを
生産装置の所定のポートへ搬送させる要求を送信する作
業手続き管理手段として機能させるものであり、前記作
業手続き管理手段から前記割当て手段へ製造装置の識別
子が送信され、該製造装置の識別子とロットの識別子と
が前記割当て手段から前記先行処理判断手段へ送信さ
れ、前記先行処理判断手段が該製造装置における該ロッ
トに含まれる材料の加工について先行処理の必要性を認
める判断を行い、該判断と共に該ロットの識別子が前記
割当て手段から前記作業手続き管理手段へ返信された場
合、前記作業手続き管理手段は、前記製品管理手段に対
し、前記割当て手段から返信されたロットの識別子で示
されるロットの分割を通知した後、該ロットの識別子を
送信して該ロットが格納されているキャリアの識別子を
返信させ、前記生産装置制御手段に対し、該キャリアか
ら所定の数のロットを取り出して先行処理を示す内容の
レシピにより該ロットに含まれる材料を加工した後、該
所定の数のロットを該キャリアと異なる他のキャリアへ
格納する要求を行い、前記生産装置制御手段は、前記作
業手続き管理手段から示された先行処理を示す内容のレ
シピであって製造装置に依存しない内容のレシピを、前
記レシピ管理手段へ送信して製造装置に依存した内容の
レシピへ変換させ、前記先行処理判断手段に対し、ロッ
トの識別子、該レシピおよび該製造装置の識別子を送信
して該レシピ中のパラメータの値を返信させ、該パラメ
ータの値を設定したレシピに基づき生産装置に対して先
行処理を指示し、前記作業手続き管理手段は、前記自動
搬送装置統合制御手段に対し、前記生産装置制御手段に
より先行処理を指示された所定の数のロットが格納され
た他のキャリアを測定装置の所定のポートへ搬送する要
求を送信し、前記自動搬送装置統合制御手段に対し、該
他のキャリアを製造装置の所定のポートへ搬送する要求
を送信して、前記生産装置制御手段に対し、製造装置に
対するロットに含まれる材料の加工要求を待ち指定で送
信し、該他のキャリア中の所定の数のロットが該キャリ
ア中のロットと合流した後、前記製品管理手段に対しロ
ットの合成を通知し、前記生産装置制御手段に対し、製
造装置に対するロットが合成されたキャリアの強制的な
取り外し可能状態への移行要求を送信し、前記生産装置
制御手段は、製造装置に対してロットが合成されたキャ
リアの強制的な取り外し可能状態への移行を指示するよ
うに機能させるためのプログラムである。
された所定の材料を含むロットに対し該材料を加工して
製品を製造する製造装置、該製造装置による材料の加工
結果を測定する測定装置および該製造装置と該測定装置
との間でキャリアの搬送を行う自動搬送装置の各装置の
運行を自動化するプログラムであって、コンピュータ
を、製造装置の識別子およびロットの識別子を受信した
場合、該製造装置で該ロットに含まれる材料を加工する
際にロットの一部を先行処理した結果に応じて該製造装
置における加工条件の設定を行うか否かの判断を行い、
ロットの識別子、ロットに含まれる材料に対する加工と
測定との内容を示すパラメータを含むレシピおよび製造
装置の識別子を受信した場合、該パラメータの値を返信
する先行処理判断手段、製造装置の識別子を受信した場
合、前記先行処理判断手段の判断と共に該製造装置が次
に加工する材料を含むロットの識別子を返信する割当て
手段、ロットの合成または分割の通知を受信した場合、
ロットと該ロットが格納されているキャリアとの対応関
係を管理し、ロットの識別子を受信した場合、該ロット
が格納されているキャリアの識別子を返信する製品管理
手段、製造装置に依存しない内容のレシピを受信した場
合、該レシピの内容を製造装置に依存した内容へ変換す
るレシピ管理手段、キャリアからロットを取り出して先
行処理を示す内容のレシピにより該ロットに含まれる材
料を加工し、該ロットを該キャリアと異なる他のキャリ
アへ格納する要求を受信し且つ該要求を受け入れる場
合、該製造装置と該測定装置とを含む生産装置へ先行処
理の指示を行い、生産装置に対する処理要求を待ち指定
で受信した場合、該生産装置に対して処理終了後にキャ
リア取り外し可能状態へ移行せず指示待ち状態へ移行す
る指示を行い、生産装置に対する強制的なキャリア取り
外し可能状態への移行要求を受信した場合、該生産装置
に対して強制的にキャリア取り外し可能状態へ移行する
指示を行う生産装置制御手段、キャリアを生産装置の所
定のポートへ搬送させる要求を受信した場合、自動搬送
装置に対して該要求を指示する自動搬送装置統合制御手
段、前記自動搬送装置統合制御手段に対し、キャリアを
生産装置の所定のポートへ搬送させる要求を送信する作
業手続き管理手段として機能させるものであり、前記作
業手続き管理手段から前記割当て手段へ製造装置の識別
子が送信され、該製造装置の識別子とロットの識別子と
が前記割当て手段から前記先行処理判断手段へ送信さ
れ、前記先行処理判断手段が該製造装置における該ロッ
トに含まれる材料の加工について先行処理の必要性を認
める判断を行い、該判断と共に該ロットの識別子が前記
割当て手段から前記作業手続き管理手段へ返信された場
合、前記作業手続き管理手段は、前記製品管理手段に対
し、前記割当て手段から返信されたロットの識別子で示
されるロットの分割を通知した後、該ロットの識別子を
送信して該ロットが格納されているキャリアの識別子を
返信させ、前記生産装置制御手段に対し、該キャリアか
ら所定の数のロットを取り出して先行処理を示す内容の
レシピにより該ロットに含まれる材料を加工した後、該
所定の数のロットを該キャリアと異なる他のキャリアへ
格納する要求を行い、前記生産装置制御手段は、前記作
業手続き管理手段から示された先行処理を示す内容のレ
シピであって製造装置に依存しない内容のレシピを、前
記レシピ管理手段へ送信して製造装置に依存した内容の
レシピへ変換させ、前記先行処理判断手段に対し、ロッ
トの識別子、該レシピおよび該製造装置の識別子を送信
して該レシピ中のパラメータの値を返信させ、該パラメ
ータの値を設定したレシピに基づき生産装置に対して先
行処理を指示し、前記作業手続き管理手段は、前記自動
搬送装置統合制御手段に対し、前記生産装置制御手段に
より先行処理を指示された所定の数のロットが格納され
た他のキャリアを測定装置の所定のポートへ搬送する要
求を送信し、前記自動搬送装置統合制御手段に対し、該
他のキャリアを製造装置の所定のポートへ搬送する要求
を送信して、前記生産装置制御手段に対し、製造装置に
対するロットに含まれる材料の加工要求を待ち指定で送
信し、該他のキャリア中の所定の数のロットが該キャリ
ア中のロットと合流した後、前記製品管理手段に対しロ
ットの合成を通知し、前記生産装置制御手段に対し、製
造装置に対するロットが合成されたキャリアの強制的な
取り外し可能状態への移行要求を送信し、前記生産装置
制御手段は、製造装置に対してロットが合成されたキャ
リアの強制的な取り外し可能状態への移行を指示するよ
うに機能させるためのプログラムである。
【0020】この発明のプログラムは、キャリアに格納
された所定の材料を含むロットに対し該材料を加工して
製品を製造する製造装置、該製造装置による材料の加工
結果を測定する測定装置および該製造装置と該測定装置
との間でキャリアの搬送を行う自動搬送装置の各装置の
運行を自動化するプログラムであって、コンピュータ
を、前記製造装置の識別子およびロットの識別子を受信
した場合、該製造装置で該ロットに含まれる材料を加工
する際にロットの一部を先行処理し、該ロットの一部を
前記搬送装置により前記測定装置へ搬送し、該測定装置
に測定させた結果に応じて該製造装置における加工条件
の設定を行うか否かの判断を行い、ロットの識別子、ロ
ットに含まれる材料に対する加工と測定との内容を示す
パラメータを含むレシピおよび製造装置の識別子を受信
した場合、該パラメータの値を返信するように機能させ
るためのプログラムである。
された所定の材料を含むロットに対し該材料を加工して
製品を製造する製造装置、該製造装置による材料の加工
結果を測定する測定装置および該製造装置と該測定装置
との間でキャリアの搬送を行う自動搬送装置の各装置の
運行を自動化するプログラムであって、コンピュータ
を、前記製造装置の識別子およびロットの識別子を受信
した場合、該製造装置で該ロットに含まれる材料を加工
する際にロットの一部を先行処理し、該ロットの一部を
前記搬送装置により前記測定装置へ搬送し、該測定装置
に測定させた結果に応じて該製造装置における加工条件
の設定を行うか否かの判断を行い、ロットの識別子、ロ
ットに含まれる材料に対する加工と測定との内容を示す
パラメータを含むレシピおよび製造装置の識別子を受信
した場合、該パラメータの値を返信するように機能させ
るためのプログラムである。
【0021】この発明のプログラムは、キャリアに格納
された所定の材料を含むロットに対し該材料を加工して
製品を製造する製造装置、該製造装置による材料の加工
結果を測定する測定装置および該製造装置と該測定装置
との間でキャリアの搬送を行う自動搬送装置の各装置の
運行を自動化するプログラムであって、コンピュータ
を、前記製造装置の識別子を受信した場合、該製造装置
でロットに含まれる材料を加工する際にロットの一部を
先行処理し、該ロットの一部を前記搬送装置により前記
測定装置へ搬送し、該測定装置に測定させた結果に応じ
て該製造装置における加工条件の設定を行うか否かの判
断を得て、該判断と共に該製造装置が次に加工するロッ
トの識別子を返信するように機能させるためのプログラ
ムである。
された所定の材料を含むロットに対し該材料を加工して
製品を製造する製造装置、該製造装置による材料の加工
結果を測定する測定装置および該製造装置と該測定装置
との間でキャリアの搬送を行う自動搬送装置の各装置の
運行を自動化するプログラムであって、コンピュータ
を、前記製造装置の識別子を受信した場合、該製造装置
でロットに含まれる材料を加工する際にロットの一部を
先行処理し、該ロットの一部を前記搬送装置により前記
測定装置へ搬送し、該測定装置に測定させた結果に応じ
て該製造装置における加工条件の設定を行うか否かの判
断を得て、該判断と共に該製造装置が次に加工するロッ
トの識別子を返信するように機能させるためのプログラ
ムである。
【0022】この発明のプログラムは、キャリアに格納
された所定の材料を含むロットに対し該材料を加工して
製品を製造する製造装置、該製造装置による材料の加工
結果を測定する測定装置および該製造装置と該測定装置
との間でキャリアの搬送を行う自動搬送装置の各装置の
運行を自動化するプログラムであって、コンピュータ
を、ロットの識別子を受信した場合、該ロットの識別子
で示されるロットの分割を通知し、この後、該ロットの
識別子を送信して該ロットが格納されているキャリアの
識別子を受信して、該キャリアから所定の数のロットを
取り出して先行処理を示す内容のレシピにより該ロット
に含まれる材料を加工し該所定の数のロットを該キャリ
アと異なる他のキャリアへ格納する要求を送信し、前記
自動搬送装置に対し先行処理を指示された所定の数のロ
ットが格納された他のキャリアを前記測定装置の所定の
ポートへ搬送する要求を送信し、該測定装置による該他
のキャリア中の所定の数のロットに含まれる材料の測定
が終了した後、前記製造装置に対し測定結果に応じた加
工条件の設定を指示し、前記自動搬送装置に対し該他の
キャリアを該製造装置の所定のポートへ搬送する要求を
送信し、該製造装置に対しロットに含まれる材料の加工
要求を待ち指定で送信し、該他のキャリア中の所定の数
のロットが該キャリア中のロットと合流した後、ロット
の合成を通知し、該製造装置に対しロットが合成された
キャリアの強制的な取り外し可能状態への移行要求を送
信するように機能させるプログラムである。
された所定の材料を含むロットに対し該材料を加工して
製品を製造する製造装置、該製造装置による材料の加工
結果を測定する測定装置および該製造装置と該測定装置
との間でキャリアの搬送を行う自動搬送装置の各装置の
運行を自動化するプログラムであって、コンピュータ
を、ロットの識別子を受信した場合、該ロットの識別子
で示されるロットの分割を通知し、この後、該ロットの
識別子を送信して該ロットが格納されているキャリアの
識別子を受信して、該キャリアから所定の数のロットを
取り出して先行処理を示す内容のレシピにより該ロット
に含まれる材料を加工し該所定の数のロットを該キャリ
アと異なる他のキャリアへ格納する要求を送信し、前記
自動搬送装置に対し先行処理を指示された所定の数のロ
ットが格納された他のキャリアを前記測定装置の所定の
ポートへ搬送する要求を送信し、該測定装置による該他
のキャリア中の所定の数のロットに含まれる材料の測定
が終了した後、前記製造装置に対し測定結果に応じた加
工条件の設定を指示し、前記自動搬送装置に対し該他の
キャリアを該製造装置の所定のポートへ搬送する要求を
送信し、該製造装置に対しロットに含まれる材料の加工
要求を待ち指定で送信し、該他のキャリア中の所定の数
のロットが該キャリア中のロットと合流した後、ロット
の合成を通知し、該製造装置に対しロットが合成された
キャリアの強制的な取り外し可能状態への移行要求を送
信するように機能させるプログラムである。
【0023】この発明の記録媒体は、本発明のプログラ
ム(請求項13ないし16のいずれかに記載のプログラ
ム)を記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体であ
る。
ム(請求項13ないし16のいずれかに記載のプログラ
ム)を記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体であ
る。
【0024】この発明の装置自動化方法は、キャリアに
格納された所定の材料を含むロットに対し該材料を加工
して製品を製造する製造装置、該製造装置による材料の
加工結果を測定する測定装置および該製造装置と該測定
装置との間でキャリアの搬送を行う自動搬送装置の各装
置の運行を自動化するシステムの装置運行自動化方法で
あって、該システムは、製造装置の識別子およびロット
の識別子を受信した場合、該製造装置で該ロットに含ま
れる材料を加工する際にロットの一部を先行処理した結
果に応じて該製造装置における加工条件の設定を行うか
否かの判断を行い、ロットの識別子、ロットに含まれる
材料に対する加工と測定との内容を示すパラメータを含
むレシピおよび製造装置の識別子を受信した場合、該パ
ラメータの値を返信する先行処理判断部と、製造装置の
識別子を受信した場合、前記先行処理判断手段の判断と
共に該製造装置が次に加工する材料を含むロットの識別
子を返信する割当て部と、ロットの合成または分割の通
知を受信した場合、ロットと該ロットが格納されている
キャリアとの対応関係を管理し、ロットの識別子を受信
した場合、該ロットが格納されているキャリアの識別子
を返信する製品管理部と、製造装置に依存しない内容の
レシピを受信した場合、該レシピの内容を製造装置に依
存した内容へ変換するレシピ管理部と、キャリアからロ
ットを取り出して先行処理を示す内容のレシピにより該
ロットに含まれる材料を加工し、該ロットを該キャリア
と異なる他のキャリアへ格納する要求を受信し且つ該要
求を受け入れる場合、該製造装置と該測定装置とを含む
生産装置へ先行処理の指示を行い、生産装置に対する処
理要求を待ち指定で受信した場合、該生産装置に対して
処理終了後にキャリア取り外し可能状態へ移行せず指示
待ち状態へ移行する指示を行い、生産装置に対する強制
的なキャリア取り外し可能状態への移行要求を受信した
場合、該生産装置に対して強制的にキャリア取り外し可
能状態へ移行する指示を行う生産装置制御部と、キャリ
アを生産装置の所定のポートへ搬送させる要求を受信し
た場合、自動搬送装置に対して該要求を指示する自動搬
送装置統合制御部と、前記自動搬送装置統合制御手段に
対し、キャリアを生産装置の所定のポートへ搬送させる
要求を送信する作業手続き管理部とを備えており、前記
装置運行自動化方法は、前記作業手続き管理部から前記
割当て部へ製造装置の識別子が送信され、該製造装置の
識別子とロットの識別子とが前記割当て部から前記先行
処理判断部へ送信され、前記先行処理判断部が該製造装
置における該ロットに含まれる材料の加工について先行
処理の必要性を認める判断を行い、該判断と共に該ロッ
トの識別子が前記割当て部から前記作業手続き管理部へ
返信される先行処理判断工程と、前記作業手続き管理部
が、前記製品管理部に対し、前記先行処理判断工程にお
いて前記割当て部から返信されたロットの識別子で示さ
れるロットの分割を通知した後、該ロットの識別子を送
信して該ロットが格納されているキャリアの識別子を返
信させ、前記生産装置制御部に対し、該キャリアから所
定の数のロットを取り出して先行処理を示す内容のレシ
ピにより該ロットに含まれる材料を加工した後、該所定
の数のロットを該キャリアと異なる他のキャリアへ格納
する要求を行う先行処理要求工程と、前記生産装置制御
部が、前記先行処理要求工程において前記作業手続き管
理部から示された先行処理を示す内容のレシピであって
製造装置に依存しない内容のレシピを、前記レシピ管理
部へ送信して製造装置に依存した内容のレシピへ変換さ
せ、前記先行処理判断部に対し、ロットの識別子、該レ
シピおよび該製造装置の識別子を送信して該レシピ中の
パラメータの値を返信させ、該パラメータの値を設定し
たレシピに基づき生産装置に対して先行処理を指示する
先行処理指示工程と、前記先行処理指示工程における指
示に基づき生産装置で先行処理を行う先行処理工程と、
前記作業手続き管理部が、前記自動搬送装置統合制御部
に対し、前記生産装置制御部により先行処理を指示され
た所定の数のロットが格納された他のキャリアを測定装
置の所定のポートへ搬送する要求を送信し、前記自動搬
送装置統合制御部に対し、該他のキャリアを製造装置の
所定のポートへ搬送する要求を送信して、前記生産装置
制御部に対し、製造装置に対するロットに含まれる材料
の加工要求を待ち指定で送信し、該他のキャリア中の所
定の数のロットが該キャリア中のロットと合流した後、
前記製品管理部に対しロットの合成を通知し、前記生産
装置制御部に対し、製造装置に対するロットが合成され
たキャリアの強制的な取り外し可能状態への移行要求を
送信する先行処理後工程と、前記生産装置制御部が、製
造装置に対してロットが合成されたキャリアの強制的な
取り外し可能状態への移行を指示するキャリア取り外し
指示工程とを備えたことを特徴とする。
格納された所定の材料を含むロットに対し該材料を加工
して製品を製造する製造装置、該製造装置による材料の
加工結果を測定する測定装置および該製造装置と該測定
装置との間でキャリアの搬送を行う自動搬送装置の各装
置の運行を自動化するシステムの装置運行自動化方法で
あって、該システムは、製造装置の識別子およびロット
の識別子を受信した場合、該製造装置で該ロットに含ま
れる材料を加工する際にロットの一部を先行処理した結
果に応じて該製造装置における加工条件の設定を行うか
否かの判断を行い、ロットの識別子、ロットに含まれる
材料に対する加工と測定との内容を示すパラメータを含
むレシピおよび製造装置の識別子を受信した場合、該パ
ラメータの値を返信する先行処理判断部と、製造装置の
識別子を受信した場合、前記先行処理判断手段の判断と
共に該製造装置が次に加工する材料を含むロットの識別
子を返信する割当て部と、ロットの合成または分割の通
知を受信した場合、ロットと該ロットが格納されている
キャリアとの対応関係を管理し、ロットの識別子を受信
した場合、該ロットが格納されているキャリアの識別子
を返信する製品管理部と、製造装置に依存しない内容の
レシピを受信した場合、該レシピの内容を製造装置に依
存した内容へ変換するレシピ管理部と、キャリアからロ
ットを取り出して先行処理を示す内容のレシピにより該
ロットに含まれる材料を加工し、該ロットを該キャリア
と異なる他のキャリアへ格納する要求を受信し且つ該要
求を受け入れる場合、該製造装置と該測定装置とを含む
生産装置へ先行処理の指示を行い、生産装置に対する処
理要求を待ち指定で受信した場合、該生産装置に対して
処理終了後にキャリア取り外し可能状態へ移行せず指示
待ち状態へ移行する指示を行い、生産装置に対する強制
的なキャリア取り外し可能状態への移行要求を受信した
場合、該生産装置に対して強制的にキャリア取り外し可
能状態へ移行する指示を行う生産装置制御部と、キャリ
アを生産装置の所定のポートへ搬送させる要求を受信し
た場合、自動搬送装置に対して該要求を指示する自動搬
送装置統合制御部と、前記自動搬送装置統合制御手段に
対し、キャリアを生産装置の所定のポートへ搬送させる
要求を送信する作業手続き管理部とを備えており、前記
装置運行自動化方法は、前記作業手続き管理部から前記
割当て部へ製造装置の識別子が送信され、該製造装置の
識別子とロットの識別子とが前記割当て部から前記先行
処理判断部へ送信され、前記先行処理判断部が該製造装
置における該ロットに含まれる材料の加工について先行
処理の必要性を認める判断を行い、該判断と共に該ロッ
トの識別子が前記割当て部から前記作業手続き管理部へ
返信される先行処理判断工程と、前記作業手続き管理部
が、前記製品管理部に対し、前記先行処理判断工程にお
いて前記割当て部から返信されたロットの識別子で示さ
れるロットの分割を通知した後、該ロットの識別子を送
信して該ロットが格納されているキャリアの識別子を返
信させ、前記生産装置制御部に対し、該キャリアから所
定の数のロットを取り出して先行処理を示す内容のレシ
ピにより該ロットに含まれる材料を加工した後、該所定
の数のロットを該キャリアと異なる他のキャリアへ格納
する要求を行う先行処理要求工程と、前記生産装置制御
部が、前記先行処理要求工程において前記作業手続き管
理部から示された先行処理を示す内容のレシピであって
製造装置に依存しない内容のレシピを、前記レシピ管理
部へ送信して製造装置に依存した内容のレシピへ変換さ
せ、前記先行処理判断部に対し、ロットの識別子、該レ
シピおよび該製造装置の識別子を送信して該レシピ中の
パラメータの値を返信させ、該パラメータの値を設定し
たレシピに基づき生産装置に対して先行処理を指示する
先行処理指示工程と、前記先行処理指示工程における指
示に基づき生産装置で先行処理を行う先行処理工程と、
前記作業手続き管理部が、前記自動搬送装置統合制御部
に対し、前記生産装置制御部により先行処理を指示され
た所定の数のロットが格納された他のキャリアを測定装
置の所定のポートへ搬送する要求を送信し、前記自動搬
送装置統合制御部に対し、該他のキャリアを製造装置の
所定のポートへ搬送する要求を送信して、前記生産装置
制御部に対し、製造装置に対するロットに含まれる材料
の加工要求を待ち指定で送信し、該他のキャリア中の所
定の数のロットが該キャリア中のロットと合流した後、
前記製品管理部に対しロットの合成を通知し、前記生産
装置制御部に対し、製造装置に対するロットが合成され
たキャリアの強制的な取り外し可能状態への移行要求を
送信する先行処理後工程と、前記生産装置制御部が、製
造装置に対してロットが合成されたキャリアの強制的な
取り外し可能状態への移行を指示するキャリア取り外し
指示工程とを備えたことを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を詳細に説明する。
実施の形態を詳細に説明する。
【0026】実施の形態1.図1は、本発明の装置運行
自動化システムおよび方法の概要を示す。図1におい
て、符号10は製品の材料となるウェーハが格納された
キャリアをストックしておくストッカ、12は製品ロッ
ト(以下、「ロット」という)のウェーハ群が格納され
たキャリア、14は製品ロットを格納したキャリアを保
持するロット用ロードポート、16は先行ウェーハを格
納したキャリアを保持する先行ウェーハのキャリア用ロ
ードポート、18は塗布および現像を行う塗布/現像機
(Coater/Developer : C/D)、22はステッパ、2
4は先行ウェーハが格納されたキャリア、26は先行ウ
ェーハの加工結果を測定する目ずれ測定器等の測定装置
である。C/D18とステッパ22とを合わせてインラ
インステッパ(製造装置)20と呼ぶ。以下では場合に
より製造装置20またはインラインステッパ20と参照
するが、いずれも同じ装置のことである。
自動化システムおよび方法の概要を示す。図1におい
て、符号10は製品の材料となるウェーハが格納された
キャリアをストックしておくストッカ、12は製品ロッ
ト(以下、「ロット」という)のウェーハ群が格納され
たキャリア、14は製品ロットを格納したキャリアを保
持するロット用ロードポート、16は先行ウェーハを格
納したキャリアを保持する先行ウェーハのキャリア用ロ
ードポート、18は塗布および現像を行う塗布/現像機
(Coater/Developer : C/D)、22はステッパ、2
4は先行ウェーハが格納されたキャリア、26は先行ウ
ェーハの加工結果を測定する目ずれ測定器等の測定装置
である。C/D18とステッパ22とを合わせてインラ
インステッパ(製造装置)20と呼ぶ。以下では場合に
より製造装置20またはインラインステッパ20と参照
するが、いずれも同じ装置のことである。
【0027】次に、本発明の装置運行自動化システムの
オペレーション・フローの概要を説明する。まず、スト
ッカ10からロボット・アーム付き搬送装置(不図示)
等により、ウェーハ群が格納されたキャリア12を取り
出す(P1)。キャリア12をロット用ロードポート1
4に保持する(P2)。製造装置20がロット用ロード
ポート14に保持されたキャリア12から1ないし数枚
の所定の枚数のウェーハを分割して先行処理した後、先
行ウェーハのキャリア用ロードポート16に保持された
キャリア24へ取り出す。先行ウェーハが格納されたキ
ャリア24を測定装置26へ搬送する(P3)。測定装
置26で先行ウェーハを測定した後、先行ウェーハの入
ったキャリア24は製造装置20へ再搬送され、キャリ
ア12に残されていたウェーハ群と合流させる(P
4)。測定結果に基づく加工条件の補正は、後述するレ
シピのパラメータの補正という形で行われる。
オペレーション・フローの概要を説明する。まず、スト
ッカ10からロボット・アーム付き搬送装置(不図示)
等により、ウェーハ群が格納されたキャリア12を取り
出す(P1)。キャリア12をロット用ロードポート1
4に保持する(P2)。製造装置20がロット用ロード
ポート14に保持されたキャリア12から1ないし数枚
の所定の枚数のウェーハを分割して先行処理した後、先
行ウェーハのキャリア用ロードポート16に保持された
キャリア24へ取り出す。先行ウェーハが格納されたキ
ャリア24を測定装置26へ搬送する(P3)。測定装
置26で先行ウェーハを測定した後、先行ウェーハの入
ったキャリア24は製造装置20へ再搬送され、キャリ
ア12に残されていたウェーハ群と合流させる(P
4)。測定結果に基づく加工条件の補正は、後述するレ
シピのパラメータの補正という形で行われる。
【0028】図2は、本発明の装置運行自動化システム
のブロック図を示す。図2において、符号20はキャリ
ア12(図1参照)に格納されたウェーハ等の所定の材
料を含むロットに対し、ウェーハを加工して製品を製造
する製造装置、26は製造装置20による材料の加工結
果を測定する測定装置、70は製造装置20と測定装置
26との間でキャリア24(図1参照)の搬送を行う自
動搬送システム(Automated Material Handling System
: AMHS、自動搬送装置)である。以下、本発明の
装置運行自動化システムにおけるソフトウェアの構成要
素につき説明する。まず、各構成要素の基本的な機能を
与えられた入力に対する処理と出力とを用いて説明す
る。次に、システム全体の基本的な動作を説明する。各
構成要素の他の機能および具体的な命令(要求または指
示等)の例については後述する。
のブロック図を示す。図2において、符号20はキャリ
ア12(図1参照)に格納されたウェーハ等の所定の材
料を含むロットに対し、ウェーハを加工して製品を製造
する製造装置、26は製造装置20による材料の加工結
果を測定する測定装置、70は製造装置20と測定装置
26との間でキャリア24(図1参照)の搬送を行う自
動搬送システム(Automated Material Handling System
: AMHS、自動搬送装置)である。以下、本発明の
装置運行自動化システムにおけるソフトウェアの構成要
素につき説明する。まず、各構成要素の基本的な機能を
与えられた入力に対する処理と出力とを用いて説明す
る。次に、システム全体の基本的な動作を説明する。各
構成要素の他の機能および具体的な命令(要求または指
示等)の例については後述する。
【0029】図2において、符号35は、製造装置20
の識別子およびロットの識別子を受信した場合、製造装
置20でロットに含まれる材料を加工する際にロットの
一部を先行処理した結果に応じて製造装置20における
加工条件の設定を行うか否かの判断を行う先行処理判断
部(先行処理判断手段、先行処理サーバ)である。先行
処理判断部35は、製品の品質と各装置の品質とに基づ
き先行処理が必要であるか否かの判断を行う。さらに、
ロットの識別子、ロットに含まれる材料に対する加工と
測定との内容を示すパラメータを含むレシピおよび製造
装置20の識別子を受信した場合、このパラメータの値
の返信も行う。
の識別子およびロットの識別子を受信した場合、製造装
置20でロットに含まれる材料を加工する際にロットの
一部を先行処理した結果に応じて製造装置20における
加工条件の設定を行うか否かの判断を行う先行処理判断
部(先行処理判断手段、先行処理サーバ)である。先行
処理判断部35は、製品の品質と各装置の品質とに基づ
き先行処理が必要であるか否かの判断を行う。さらに、
ロットの識別子、ロットに含まれる材料に対する加工と
測定との内容を示すパラメータを含むレシピおよび製造
装置20の識別子を受信した場合、このパラメータの値
の返信も行う。
【0030】符号30は、製造装置20の識別子を受信
した場合、先行処理判断部35の判断と共にこの製造装
置20が次に加工する材料を含むロットの識別子を返信
する割当て部(割当て手段、割当てサーバ)である。割
当て部30は、スケジューラとディスパッチャとの両方
の機能を有している。
した場合、先行処理判断部35の判断と共にこの製造装
置20が次に加工する材料を含むロットの識別子を返信
する割当て部(割当て手段、割当てサーバ)である。割
当て部30は、スケジューラとディスパッチャとの両方
の機能を有している。
【0031】符号40は、ロットの合成または分割の通
知を受信した場合、ロットとそのロットが格納されてい
るキャリア12等との対応関係を管理する製品管理部
(製品管理手段)である。製品管理部40は、ロットの
識別子を受信した場合、このロットが格納されているキ
ャリア12等の識別子を返信する。
知を受信した場合、ロットとそのロットが格納されてい
るキャリア12等との対応関係を管理する製品管理部
(製品管理手段)である。製品管理部40は、ロットの
識別子を受信した場合、このロットが格納されているキ
ャリア12等の識別子を返信する。
【0032】符号65は、製造装置20に依存しない内
容のレシピを受信した場合、このレシピの内容を製造装
置20に依存した内容へ変換するレシピ管理部(レシピ
管理手段)である。
容のレシピを受信した場合、このレシピの内容を製造装
置20に依存した内容へ変換するレシピ管理部(レシピ
管理手段)である。
【0033】符号60は、「キャリア12からロットを
取り出して先行処理を示す内容のレシピによりこのロッ
トに含まれる材料を加工し、このロットをキャリア12
と異なる他のキャリアへ格納せよ」という要求を受信
し、且つこの要求を受け入れる場合、製造装置20と測
定装置26とを含む生産装置100へ先行処理の指示を
行う生産装置制御部(生産装置制御手段)である。生産
装置制御部60は、生産装置100に対する処理要求を
「待ち」指定で受信した場合、生産装置100に対して
処理終了後にキャリア12等を取り外し可能な状態へ移
行させず、指示待ち状態へ移行させる指示を行う。さら
に、生産装置制御部60は、生産装置100に対する強
制的なキャリア12取り外し可能状態への移行要求を受
信した場合、生産装置100に対して強制的にキャリア
取り外し可能状態へ移行させる指示を行う。
取り出して先行処理を示す内容のレシピによりこのロッ
トに含まれる材料を加工し、このロットをキャリア12
と異なる他のキャリアへ格納せよ」という要求を受信
し、且つこの要求を受け入れる場合、製造装置20と測
定装置26とを含む生産装置100へ先行処理の指示を
行う生産装置制御部(生産装置制御手段)である。生産
装置制御部60は、生産装置100に対する処理要求を
「待ち」指定で受信した場合、生産装置100に対して
処理終了後にキャリア12等を取り外し可能な状態へ移
行させず、指示待ち状態へ移行させる指示を行う。さら
に、生産装置制御部60は、生産装置100に対する強
制的なキャリア12取り外し可能状態への移行要求を受
信した場合、生産装置100に対して強制的にキャリア
取り外し可能状態へ移行させる指示を行う。
【0034】符号50は、キャリア24を生産装置10
0の所定のポートへ搬送させる要求を受信した場合、A
MHS70に対してこの要求を指示するAMHS統合制
御部(自動搬送装置統合制御手段)である。
0の所定のポートへ搬送させる要求を受信した場合、A
MHS70に対してこの要求を指示するAMHS統合制
御部(自動搬送装置統合制御手段)である。
【0035】符号45は、AMHS統合制御部50に対
し、キャリア24を生産装置100の所定のポートへ搬
送させる要求を送信する作業手続き管理部(作業手続き
管理手段、作業手続き管理サーバ)である。
し、キャリア24を生産装置100の所定のポートへ搬
送させる要求を送信する作業手続き管理部(作業手続き
管理手段、作業手続き管理サーバ)である。
【0036】符号55は、キャリア12等の耐久材の位
置が変化したことを受信してその位置を管理する耐久材
管理部である。
置が変化したことを受信してその位置を管理する耐久材
管理部である。
【0037】次に、図2を用いてシステム全体の基本的
な動作である本発明の装置運行自動化方法を説明する。
まず、作業手続き管理部30から割当て部30へ製造装
置20の識別子が送信される。割当て部30はこの製造
装置20の識別子とロットの識別子とを先行処理判断部
35へ送信する。先行処理判断部35は、製造装置20
においてこのロットに含まれる材料の加工につき先行処
理の必要性があるかどうかを判断する。先行処理判断部
35が必要性を認める判断を行った場合、この判断は割
当て部30へ送信され、割当て部30はこの判断と共に
ロットの識別子を作業手続き管理部45へ返信する(先
行処理判断工程)。
な動作である本発明の装置運行自動化方法を説明する。
まず、作業手続き管理部30から割当て部30へ製造装
置20の識別子が送信される。割当て部30はこの製造
装置20の識別子とロットの識別子とを先行処理判断部
35へ送信する。先行処理判断部35は、製造装置20
においてこのロットに含まれる材料の加工につき先行処
理の必要性があるかどうかを判断する。先行処理判断部
35が必要性を認める判断を行った場合、この判断は割
当て部30へ送信され、割当て部30はこの判断と共に
ロットの識別子を作業手続き管理部45へ返信する(先
行処理判断工程)。
【0038】次に、作業手続き管理部45は、製品管理
部40に対し、先行処理判断工程において割当て部30
から返信されたロットの識別子で示されるロットの分割
を通知する。続いて製品管理部40にこのロットの識別
子を送信して、このロットが格納されているキャリア1
2等の識別子を返信させる。作業手続き管理部45は、
生産装置制御部60に対し、「キャリア12等から所定
の数のロットを取り出して先行処理を示す内容のレシピ
によりこのロットに含まれる材料を加工した後、この所
定の数のロットをキャリア12等と異なる他のキャリア
へ格納せよ」という要求を行う(先行処理要求工程)。
部40に対し、先行処理判断工程において割当て部30
から返信されたロットの識別子で示されるロットの分割
を通知する。続いて製品管理部40にこのロットの識別
子を送信して、このロットが格納されているキャリア1
2等の識別子を返信させる。作業手続き管理部45は、
生産装置制御部60に対し、「キャリア12等から所定
の数のロットを取り出して先行処理を示す内容のレシピ
によりこのロットに含まれる材料を加工した後、この所
定の数のロットをキャリア12等と異なる他のキャリア
へ格納せよ」という要求を行う(先行処理要求工程)。
【0039】生産装置制御部60は、先行処理要求工程
において作業手続き管理部45から示された先行処理を
示す内容のレシピであって、製造装置20に依存しない
内容のレシピをレシピ管理部65へ送信する。レシピ管
理部65は受信したレシピを製造装置20に依存した内
容のレシピへ変換して返信する。生産装置制御部60
は、先行処理判断部35に対し、ロットの識別子、上記
レシピおよび製造装置20の識別子を送信して上記レシ
ピ中のパラメータの値を返信させる。生産装置制御部6
0は、このパラメータの値を設定したレシピに基づき生
産装置100に対して先行処理を指示する(先行処理指
示工程)。
において作業手続き管理部45から示された先行処理を
示す内容のレシピであって、製造装置20に依存しない
内容のレシピをレシピ管理部65へ送信する。レシピ管
理部65は受信したレシピを製造装置20に依存した内
容のレシピへ変換して返信する。生産装置制御部60
は、先行処理判断部35に対し、ロットの識別子、上記
レシピおよび製造装置20の識別子を送信して上記レシ
ピ中のパラメータの値を返信させる。生産装置制御部6
0は、このパラメータの値を設定したレシピに基づき生
産装置100に対して先行処理を指示する(先行処理指
示工程)。
【0040】生産装置100は先行処理指示工程におけ
る指示に基づき先行処理を行う(先行処理工程)。
る指示に基づき先行処理を行う(先行処理工程)。
【0041】作業手続き管理部45は、AMHS統合制
御部50に対し、「生産装置制御部60により先行処理
を指示された所定の数のロットが格納された他のキャリ
ア24等を測定装置26の所定のポートへ搬送せよ」と
いう要求を送信する。次に、AMHS統合制御部50に
対し、「上記他のキャリア24等を製造装置20の所定
のポートへ搬送せよ」という要求を送信する。続いて生
産装置制御部60に対し、製造装置20に対するロット
に含まれる材料の加工要求を「待ち」指定で送信する。
上記他のキャリア24等の中の所定の数のロットがキャ
リア12等の中のロットと合流した後、製品管理部40
に対しロットの合成を通知する。続いて、生産装置制御
部60に対し、製造装置20に対し「ロットが合成され
たキャリアの強制的な取り外し可能状態への移行」要求
を送信する(先行処理後工程)。
御部50に対し、「生産装置制御部60により先行処理
を指示された所定の数のロットが格納された他のキャリ
ア24等を測定装置26の所定のポートへ搬送せよ」と
いう要求を送信する。次に、AMHS統合制御部50に
対し、「上記他のキャリア24等を製造装置20の所定
のポートへ搬送せよ」という要求を送信する。続いて生
産装置制御部60に対し、製造装置20に対するロット
に含まれる材料の加工要求を「待ち」指定で送信する。
上記他のキャリア24等の中の所定の数のロットがキャ
リア12等の中のロットと合流した後、製品管理部40
に対しロットの合成を通知する。続いて、生産装置制御
部60に対し、製造装置20に対し「ロットが合成され
たキャリアの強制的な取り外し可能状態への移行」要求
を送信する(先行処理後工程)。
【0042】生産装置制御部60は、製造装置20に対
し「ロットが合成されたキャリア12等の強制的な取り
外し可能状態への移行」を指示する(キャリア取り外し
指示工程)。
し「ロットが合成されたキャリア12等の強制的な取り
外し可能状態への移行」を指示する(キャリア取り外し
指示工程)。
【0043】次に、上述した各構成要素の他の機能およ
び具体的な命令(要求または指示等)の例について説明
する。以下で、命令の形式は、命令の名前(パラメータ
変数1:パラメータ変数1の値、パラメータ変数2:パ
ラメータ変数2の値、・・・パラメータ変数N:パラメー
タ変数Nの値)である。例えば、「受信 isPilotRequi
red(Machine:EQ1, materialGroup:SG1)」という命令
は、受信する命令の名前が「isPilotRequired」、パラ
メータ変数1が「製造装置Machine」、パラメータ変数
1の値が「EQ1」、パラメータ変数2が「ロットmateria
lGroup」、パラメータ変数2の値が「SG1」である。以
下、簡略化のためにパラメータ変数とパラメータ変数の
値とを「パラメータ変数:パラメータ変数の値(例。Ma
chine:EQ1)」のように表す。
び具体的な命令(要求または指示等)の例について説明
する。以下で、命令の形式は、命令の名前(パラメータ
変数1:パラメータ変数1の値、パラメータ変数2:パ
ラメータ変数2の値、・・・パラメータ変数N:パラメー
タ変数Nの値)である。例えば、「受信 isPilotRequi
red(Machine:EQ1, materialGroup:SG1)」という命令
は、受信する命令の名前が「isPilotRequired」、パラ
メータ変数1が「製造装置Machine」、パラメータ変数
1の値が「EQ1」、パラメータ変数2が「ロットmateria
lGroup」、パラメータ変数2の値が「SG1」である。以
下、簡略化のためにパラメータ変数とパラメータ変数の
値とを「パラメータ変数:パラメータ変数の値(例。Ma
chine:EQ1)」のように表す。
【0044】先行処理判断部35.
受信 isPilotRequired(Machine:EQ1, materialGroup:S
G1) 応答 Reply(yes) 製造装置20(Machine:EQ1)とロット(materialGrou
p:SG1)とを与えて、先行処理が必要かどうかを返させ
る。必要な場合、応答Reply(yes)を返させる。先行処理
判断部35は、今までの生産装置100からの加工デー
タ、測定装置26からの測定データ、さらに生産装置1
00および加工工程のデータに基づいて、製造装置20
(Machine:EQ1)でロット(materialGroup:SG1)を加工
する際に、先行処理が必要かどうかを、製品に要求され
る品質と生産装置100の状態とを加味して判断する。 (2)受信 requestVariableParatmeter(Machine:EQ1,
substrateGroup:SGP1,Recipe:先行処理) 応答 Reply(Parameter1:****, Parammeter2:****) ロットと製造装置20とが決定しても、今までの製造装
置20での加工結果をトレースして(後述のData Collec
tion命令でトレースできる)微調整が必要になることが
ある。そのためにレシピの一部を修正する必要がある。
レシピの一部をなすParameter1, Parameter2などの値を
問い合わせるのがこの命令である。requestVariablePar
ameterでは、製造装置20(Machine:EQ1)とロット(subs
trateGroup:SGP1)とレシピ(Recipe:先行処理)とを与
える。応答ではParameter1, 2・・・の具体的な値が返答さ
れる。
G1) 応答 Reply(yes) 製造装置20(Machine:EQ1)とロット(materialGrou
p:SG1)とを与えて、先行処理が必要かどうかを返させ
る。必要な場合、応答Reply(yes)を返させる。先行処理
判断部35は、今までの生産装置100からの加工デー
タ、測定装置26からの測定データ、さらに生産装置1
00および加工工程のデータに基づいて、製造装置20
(Machine:EQ1)でロット(materialGroup:SG1)を加工
する際に、先行処理が必要かどうかを、製品に要求され
る品質と生産装置100の状態とを加味して判断する。 (2)受信 requestVariableParatmeter(Machine:EQ1,
substrateGroup:SGP1,Recipe:先行処理) 応答 Reply(Parameter1:****, Parammeter2:****) ロットと製造装置20とが決定しても、今までの製造装
置20での加工結果をトレースして(後述のData Collec
tion命令でトレースできる)微調整が必要になることが
ある。そのためにレシピの一部を修正する必要がある。
レシピの一部をなすParameter1, Parameter2などの値を
問い合わせるのがこの命令である。requestVariablePar
ameterでは、製造装置20(Machine:EQ1)とロット(subs
trateGroup:SGP1)とレシピ(Recipe:先行処理)とを与
える。応答ではParameter1, 2・・・の具体的な値が返答さ
れる。
【0045】割当て部30.
(1)受信 whatNextForMaterialGroup(MaterialGrou
p:SGP1) 応答 reply(Machine:EQ2, MaterialGroup:SGP1) ロット(MaterialGroup:SGP1)を与えて、このロット
(MaterialGroup:SGP1) が次にどの生産装置100(Machine:EQ2)で作業すべ
きかを応答させる。 受信 whatNextForResource(Machine:EQ1) 応答 reply(Machine:EQ1, MaterialGroup:SGP1) 生産装置100(Machine:EQ1)を与えて、この生産装
置100(Machine:EQ1)が次にどのロット(MaterialG
roup:SGP1)を作業すべきかを応答させる。応答replyの
前に先行処理判断部35isPilotRequiredを送信して問
い合わせる点に本発明の装置自動化システム及び方法等
の特徴がある。
p:SGP1) 応答 reply(Machine:EQ2, MaterialGroup:SGP1) ロット(MaterialGroup:SGP1)を与えて、このロット
(MaterialGroup:SGP1) が次にどの生産装置100(Machine:EQ2)で作業すべ
きかを応答させる。 受信 whatNextForResource(Machine:EQ1) 応答 reply(Machine:EQ1, MaterialGroup:SGP1) 生産装置100(Machine:EQ1)を与えて、この生産装
置100(Machine:EQ1)が次にどのロット(MaterialG
roup:SGP1)を作業すべきかを応答させる。応答replyの
前に先行処理判断部35isPilotRequiredを送信して問
い合わせる点に本発明の装置自動化システム及び方法等
の特徴がある。
【0046】製品管理部40.
受信 carrierOfSG(MaterialGroup: SGP1)
応答 reply(MaterialContainer:CA)
製品管理部40は、ロットとロットが格納されているキ
ャリア12等との対応関係を保持する。この命令はロッ
ト(MaterialGroup: SGP1)を与えて、それが格納され
ているキャリア(MaterialContainer:CA)を返させるも
のである。 (2)受信 informLotCombine(SourceMaterialGroupLi
st: (SG1, SGP1), DestMaterialGroupInfo(SG1, WaferI
DList3)) ロット(SG1)とロット(SGP1)とが合成されてロット
(SG1)になったことを通知する命令。リスト(WaferID
List3)はロット(SG1)の各ウェーハがキャリア12等
の中でどのスロットに位置するかを示すリストである。
製品管理部40はこの命令を受信すると部内のロットデ
ータを合成する。 (3)受信 informLotSplit (SourceMaterialGroup:SG
1, DestMaterialGroupInfoList: ((SG1, WaferIDList1)
(SGP1, WaferIDList2))) ロット(SG1)が分割されて、ロット(SG1)とロット
(SGP1)とになったことを通知する命令。リスト(Wafe
rIDList1)は分割後のロット(SG1)の各ウェーハがキ
ャリア12等の中でどのスロットに位置するかを示すリ
ストである。同様にリスト(WaferIDList2)はロット
(SGP1)の各ウェーハがキャリア12等の中でどのスロ
ットに位置するかを示すリストである。製品管理部40
はこの命令を受信すると部内のロットデータを合成す
る。
ャリア12等との対応関係を保持する。この命令はロッ
ト(MaterialGroup: SGP1)を与えて、それが格納され
ているキャリア(MaterialContainer:CA)を返させるも
のである。 (2)受信 informLotCombine(SourceMaterialGroupLi
st: (SG1, SGP1), DestMaterialGroupInfo(SG1, WaferI
DList3)) ロット(SG1)とロット(SGP1)とが合成されてロット
(SG1)になったことを通知する命令。リスト(WaferID
List3)はロット(SG1)の各ウェーハがキャリア12等
の中でどのスロットに位置するかを示すリストである。
製品管理部40はこの命令を受信すると部内のロットデ
ータを合成する。 (3)受信 informLotSplit (SourceMaterialGroup:SG
1, DestMaterialGroupInfoList: ((SG1, WaferIDList1)
(SGP1, WaferIDList2))) ロット(SG1)が分割されて、ロット(SG1)とロット
(SGP1)とになったことを通知する命令。リスト(Wafe
rIDList1)は分割後のロット(SG1)の各ウェーハがキ
ャリア12等の中でどのスロットに位置するかを示すリ
ストである。同様にリスト(WaferIDList2)はロット
(SGP1)の各ウェーハがキャリア12等の中でどのスロ
ットに位置するかを示すリストである。製品管理部40
はこの命令を受信すると部内のロットデータを合成す
る。
【0047】レシピ管理部65.
(1)受信 getProcessPrograms(Machine:EQ1, Substr
ateGroup:最初の1枚、Recipe:先行処理) 応答reply(先行処理のPPID) レシピ(Recipe:先行処理)は加工および測定の内容を
表す。同じ内容の加工または測定であっても、具体的な
生産装置100によって具体的なレシピは機種の差等で
異なっている可能性がある。そこで、生産装置100に
依存しないレシピ(Recipe:先行処理)から生産装置1
00に依存するレシピへの変換が必要になる。レシピ管
理部65はこの変換を行う。命令getProcessProgramsは
生産装置100(Machine:EQ1)とロット(SubstrateGr
oup:最初の1枚)とを与えて、具体的なレシピ(先行処
理のPPID)を返答させるものである。
ateGroup:最初の1枚、Recipe:先行処理) 応答reply(先行処理のPPID) レシピ(Recipe:先行処理)は加工および測定の内容を
表す。同じ内容の加工または測定であっても、具体的な
生産装置100によって具体的なレシピは機種の差等で
異なっている可能性がある。そこで、生産装置100に
依存しないレシピ(Recipe:先行処理)から生産装置1
00に依存するレシピへの変換が必要になる。レシピ管
理部65はこの変換を行う。命令getProcessProgramsは
生産装置100(Machine:EQ1)とロット(SubstrateGr
oup:最初の1枚)とを与えて、具体的なレシピ(先行処
理のPPID)を返答させるものである。
【0048】生産装置制御部60.
(1)受信 requestJob(JobType:Process, SubstrateG
roup:SGP1(先行ウェーハ), Recipe:先行処理, FromCa
rrier:CA, ToCarrier:CB, DeadLine) 応答 Reply(Job:PJ1) ジョブタイプ(JobType:Process)は、ジョブタイプがP
rocess、すなわち生産装置での処理等のプロセスである
ことを意味する。より詳しくは、製造装置20でのウェ
ーハの加工および測定装置26でのウェーハの測定の両
方を示す。生産装置制御部は、ジョブタイプ(JobType:
Porcess)のrequestJob命令しか受け付けない。デッド
ライン(DeadLine)は、プロセス実行完了の要求納期
(年月日時分秒)を示す。ロット(SubstrateGroup:SGP
1(先行ウェーハ))のSubstrateGroupはロット(ウェ
ーハの集まり)を示す。よってこの例の場合、ロットは
SGP1という意味になる。なお、本明細書の例ではSGP1は
先行ウェーハを示す。レシピ(Recipe:先行処理)は、
加工のレシピが先行処理用のレシピであることを示す。
フロムキャリア(FromCarrier:CA)はキャリアCAからウ
ェーハを取り出して加工することを意味する。トウキャ
リア(ToCarrier:CB)は、加工後のウェーハをキャリア
CBに格納することを示す。キャリアからのウェーハの取
り出しおよびキャリアへのウェーハの格納は生産装置1
00の持つ機能である。したがって、この命令全体の意
味は「キャリアCAからロットSG1を取り出しレシピ先行
処理で加工しキャリアCBへ格納せよ」という、生産装置
制御部60への命令を表す。これに対して生産装置制御
部60は、コマンドを受け付けるか拒否するかの返答が
出来る。受け付ける場合には、ジョブを自分の内部に生
成し、その名前を命令requestJobの要求者に返す。この
命令は後述のフローチャート中で命令reply(Job TJ1)等
と示してあるものである。応答(Job:PJ1)の意味は、
コマンドを受けて生成したジョブのIDがPJ1であること
を示す。
roup:SGP1(先行ウェーハ), Recipe:先行処理, FromCa
rrier:CA, ToCarrier:CB, DeadLine) 応答 Reply(Job:PJ1) ジョブタイプ(JobType:Process)は、ジョブタイプがP
rocess、すなわち生産装置での処理等のプロセスである
ことを意味する。より詳しくは、製造装置20でのウェ
ーハの加工および測定装置26でのウェーハの測定の両
方を示す。生産装置制御部は、ジョブタイプ(JobType:
Porcess)のrequestJob命令しか受け付けない。デッド
ライン(DeadLine)は、プロセス実行完了の要求納期
(年月日時分秒)を示す。ロット(SubstrateGroup:SGP
1(先行ウェーハ))のSubstrateGroupはロット(ウェ
ーハの集まり)を示す。よってこの例の場合、ロットは
SGP1という意味になる。なお、本明細書の例ではSGP1は
先行ウェーハを示す。レシピ(Recipe:先行処理)は、
加工のレシピが先行処理用のレシピであることを示す。
フロムキャリア(FromCarrier:CA)はキャリアCAからウ
ェーハを取り出して加工することを意味する。トウキャ
リア(ToCarrier:CB)は、加工後のウェーハをキャリア
CBに格納することを示す。キャリアからのウェーハの取
り出しおよびキャリアへのウェーハの格納は生産装置1
00の持つ機能である。したがって、この命令全体の意
味は「キャリアCAからロットSG1を取り出しレシピ先行
処理で加工しキャリアCBへ格納せよ」という、生産装置
制御部60への命令を表す。これに対して生産装置制御
部60は、コマンドを受け付けるか拒否するかの返答が
出来る。受け付ける場合には、ジョブを自分の内部に生
成し、その名前を命令requestJobの要求者に返す。この
命令は後述のフローチャート中で命令reply(Job TJ1)等
と示してあるものである。応答(Job:PJ1)の意味は、
コマンドを受けて生成したジョブのIDがPJ1であること
を示す。
【0049】上述の命令の他の例として以下の命令があ
る。 (2)受信 requestJob(JobType:Porcess, SubstrateG
roup:SGP1, Recipe:合流, DeadLine、待て) この命令には、最後に「待て」という指定が追加されて
いる。通常は生産装置制御部60またはその制御下にあ
る生産装置100は、プロセスを完了すると自動的に後
述の命令inform(Machine **, Port **, to:ReadyToUnLo
ad, MaterialContainer **)を発してシステムにキャリ
アの取り外しを要求する。しかし、命令requestJob要求
時に「待て」という指定を追加することによって、生産
装置100が、プロセス完了後もキャリア取り外し可能
状態ReadyToUnLoad状態にならず、上位からの次の指示
を待つようにする。本願発明の装置自動化システムの特
徴は、このような指示をすること、および生産装置10
0がこのような指示に対応することにある。 (3)受信 getMachineType() 応答 reply(machineType FixedBuffer) 命令getMachineTypeは生産装置100のタイプを問い合
わせる通信である。生産装置100のタイプとしてはタ
イプ(FixedBuffer)およびタイプ(InternalBuffer)
の2種類が存在する。 (4)受信 getPortReservation(Port:EQ1LP1, Materi
alContainer:CA) 応答 Reply(Port:EQ1LP1) 命令getPortReservationは、AMHS統合制御部50が
キャリア12等の搬送を起動しようとする際、搬送先の
生産装置100のポートを予約するためのコマンドであ
る。ポート(Port:EQ1LP1)は予約しようとするポー
ト、キャリア(MaterialContainer:CA)は搬送するキャ
リアを表す。よってこの命令の意味は「ポートEQ1LP1を
キャリアCAのために予約する」という生産装置制御部6
0への要求を表す。応答reply(Port:EQ1LP1)は予約でき
た時には予約されたポート(Port:EQ1LP1)を返す。予約
できなかった場合はNullを返す。 (5)受信 carrierCompleteCommand(MaterialContain
er:CA) この命令は、生産装置制御部60に「キャリアCAを強制
的にアンロード可能にせよ」という要求を示す。これは
上述の命令requestJobの「待て」の指定と組み合わせて
使用する。この命令も本発明の装置自動化システムの特
徴的な命令である。上位からReadyToUnloadを待てとい
う指示または上位から強制的にReadyToUnloadを出せと
いう指示の組合せがあり得るが、本命例は「上位から強
制的にReadyToUnloadを出せ」の部分を示したものであ
る。 (6)送信 inform(Machine:EQ1, Port:EQ1LP2, to:Re
adyToUnload, MaterialContainer:CB) この命令は生産装置のポートの状態が変化したことを通
知するものである。装置(Machine:EQ1)は対象となる
生産装置100、ポート(Port: EQ1LP)はそのポー
ト、状態(to:ReadyToUnload)は状態変化後の状態、
(キャリアMaterialContainer:CB)は搬送するキャリア
を示す。ポートの状態としては、ReadyToLoad(ロード
可能。つまりこのポートはキャリアを受入れ可能)、Tr
ansferBlocked(ロードもアンロードも出来ない)、Rea
dyToUnload(アンロード可能、つまりこのポートはキャ
リアを取り外し可能)の3種類がある。したがって、こ
の命令の意味は「生産装置EQ1のポートEQ1LP2はキャリ
アCBを取り外すことが可能な状態になった」というもの
である。 (7)送信 Data Collection この命令は、プロセス結果(測定結果データを含む)を
先行処理判断部35に通知する命令である。具体的な変
数は生産装置100により種々異なる。
る。 (2)受信 requestJob(JobType:Porcess, SubstrateG
roup:SGP1, Recipe:合流, DeadLine、待て) この命令には、最後に「待て」という指定が追加されて
いる。通常は生産装置制御部60またはその制御下にあ
る生産装置100は、プロセスを完了すると自動的に後
述の命令inform(Machine **, Port **, to:ReadyToUnLo
ad, MaterialContainer **)を発してシステムにキャリ
アの取り外しを要求する。しかし、命令requestJob要求
時に「待て」という指定を追加することによって、生産
装置100が、プロセス完了後もキャリア取り外し可能
状態ReadyToUnLoad状態にならず、上位からの次の指示
を待つようにする。本願発明の装置自動化システムの特
徴は、このような指示をすること、および生産装置10
0がこのような指示に対応することにある。 (3)受信 getMachineType() 応答 reply(machineType FixedBuffer) 命令getMachineTypeは生産装置100のタイプを問い合
わせる通信である。生産装置100のタイプとしてはタ
イプ(FixedBuffer)およびタイプ(InternalBuffer)
の2種類が存在する。 (4)受信 getPortReservation(Port:EQ1LP1, Materi
alContainer:CA) 応答 Reply(Port:EQ1LP1) 命令getPortReservationは、AMHS統合制御部50が
キャリア12等の搬送を起動しようとする際、搬送先の
生産装置100のポートを予約するためのコマンドであ
る。ポート(Port:EQ1LP1)は予約しようとするポー
ト、キャリア(MaterialContainer:CA)は搬送するキャ
リアを表す。よってこの命令の意味は「ポートEQ1LP1を
キャリアCAのために予約する」という生産装置制御部6
0への要求を表す。応答reply(Port:EQ1LP1)は予約でき
た時には予約されたポート(Port:EQ1LP1)を返す。予約
できなかった場合はNullを返す。 (5)受信 carrierCompleteCommand(MaterialContain
er:CA) この命令は、生産装置制御部60に「キャリアCAを強制
的にアンロード可能にせよ」という要求を示す。これは
上述の命令requestJobの「待て」の指定と組み合わせて
使用する。この命令も本発明の装置自動化システムの特
徴的な命令である。上位からReadyToUnloadを待てとい
う指示または上位から強制的にReadyToUnloadを出せと
いう指示の組合せがあり得るが、本命例は「上位から強
制的にReadyToUnloadを出せ」の部分を示したものであ
る。 (6)送信 inform(Machine:EQ1, Port:EQ1LP2, to:Re
adyToUnload, MaterialContainer:CB) この命令は生産装置のポートの状態が変化したことを通
知するものである。装置(Machine:EQ1)は対象となる
生産装置100、ポート(Port: EQ1LP)はそのポー
ト、状態(to:ReadyToUnload)は状態変化後の状態、
(キャリアMaterialContainer:CB)は搬送するキャリア
を示す。ポートの状態としては、ReadyToLoad(ロード
可能。つまりこのポートはキャリアを受入れ可能)、Tr
ansferBlocked(ロードもアンロードも出来ない)、Rea
dyToUnload(アンロード可能、つまりこのポートはキャ
リアを取り外し可能)の3種類がある。したがって、こ
の命令の意味は「生産装置EQ1のポートEQ1LP2はキャリ
アCBを取り外すことが可能な状態になった」というもの
である。 (7)送信 Data Collection この命令は、プロセス結果(測定結果データを含む)を
先行処理判断部35に通知する命令である。具体的な変
数は生産装置100により種々異なる。
【0050】AMHS統合制御部50.
(1)受信 requestJob(JobType:Transport, DeadLin
e, Container:CA, DestMachine:EQ1, DestPort:EQ1LP1) 応答reply(Job:TJ1) この命令requestJobは、各部に仕事(Job)の実行を要求
するための命令である。ジョブタイプ(JobType:Transp
ort)は、ジョブタイプ(仕事のタイプ)がTransportす
なわち搬送であることを示す。AMHS統合制御部は、
ジョブタイプ(JobType:Transport)の命令requestJob
しか受け付けない。要求納期(DeadLine)は搬送実行完
了の要求納期(年月日時分秒)を示す。キャリア(Cont
ainer:CA)のContainerはキャリアを示す。よってこの
例の場合、キャリアはCAという意味になる。装置(Dest
Machine:EQ1)は搬送先の生産装置100を示す。本明
細書において生産装置100とは製造装置と測定装置の
両方を総称して言う。この例では搬送先の生産装置はEQ
1であることを示す。ポート(DestPort:EQ1LP1)のDest
Portは搬送先の装置のポート(キャリアを載せたりはず
したりする場所)を示す。この例では搬送先装置ポート
はEQ1LP1である。したがって、この命令の意味は「キャ
リアCAを装置EQ1のポートEQ1LP1へ搬送せよ」という、
AMHS統合制御部への命令となる。これに対してAM
HS統合制御部50は、命令を受け付けるか拒否するか
の返答が出来る。受け付ける場合には、ジョブを自分の
内部に生成し、その名前を命令requestJobの要求者に返
す。この命令は後述のフローチャート中で応答reply(Jo
b:TJ1)等と示してあるものである。Job: TJ1の意味は、
命令を受けて生成したジョブのIDがTJ1であることを示
す。後述のフローチャート中では搬送のジョブ(AMH
S統合制御部50内で動作)はTJ1, TJ2, TJ3等で示
し、プロセスジョブ(生産装置制御部内で動作)はPJ1,
PJ2, PJ3等で表している。 (2)送信 informJobStateChange(Job:TJ1, Previous
State, newState:COMPLETED) この命令informJobStateChangeは、各部内のジョブの状
態が変化したことを作業手続管理部45へ報告するもの
である。これはAMHS統合制御部50および生産装置
制御部60の両者に共通である。ジョブ(Job:TJ1)は
ジョブの名前がTJ1であることを示す。状態(PreviousS
tate)は状態変化が起きる前の状態を示す。例えば状態
(PreviousState QUEUED)等のように具体的な値も一緒
に記載される。状態(NewState:COMPLETED)は状態変化
後の状態がCOMPLETED状態(ジョブが完了した状態)で
あることを示す。したがって、この命令は「ジョブTJ1
が完了した」ことを表している。ジョブの状態としては
EXECUTINGとCOMPLETEDとがある。状態EXECUTINGはジョ
ブが実行中であることを示す。従ってinformJobStateCh
ange(Job:TJ1, previousSate, newState:EXECUTING)は
「ジョブ:TJ1が実行開始した」ことを表す。
e, Container:CA, DestMachine:EQ1, DestPort:EQ1LP1) 応答reply(Job:TJ1) この命令requestJobは、各部に仕事(Job)の実行を要求
するための命令である。ジョブタイプ(JobType:Transp
ort)は、ジョブタイプ(仕事のタイプ)がTransportす
なわち搬送であることを示す。AMHS統合制御部は、
ジョブタイプ(JobType:Transport)の命令requestJob
しか受け付けない。要求納期(DeadLine)は搬送実行完
了の要求納期(年月日時分秒)を示す。キャリア(Cont
ainer:CA)のContainerはキャリアを示す。よってこの
例の場合、キャリアはCAという意味になる。装置(Dest
Machine:EQ1)は搬送先の生産装置100を示す。本明
細書において生産装置100とは製造装置と測定装置の
両方を総称して言う。この例では搬送先の生産装置はEQ
1であることを示す。ポート(DestPort:EQ1LP1)のDest
Portは搬送先の装置のポート(キャリアを載せたりはず
したりする場所)を示す。この例では搬送先装置ポート
はEQ1LP1である。したがって、この命令の意味は「キャ
リアCAを装置EQ1のポートEQ1LP1へ搬送せよ」という、
AMHS統合制御部への命令となる。これに対してAM
HS統合制御部50は、命令を受け付けるか拒否するか
の返答が出来る。受け付ける場合には、ジョブを自分の
内部に生成し、その名前を命令requestJobの要求者に返
す。この命令は後述のフローチャート中で応答reply(Jo
b:TJ1)等と示してあるものである。Job: TJ1の意味は、
命令を受けて生成したジョブのIDがTJ1であることを示
す。後述のフローチャート中では搬送のジョブ(AMH
S統合制御部50内で動作)はTJ1, TJ2, TJ3等で示
し、プロセスジョブ(生産装置制御部内で動作)はPJ1,
PJ2, PJ3等で表している。 (2)送信 informJobStateChange(Job:TJ1, Previous
State, newState:COMPLETED) この命令informJobStateChangeは、各部内のジョブの状
態が変化したことを作業手続管理部45へ報告するもの
である。これはAMHS統合制御部50および生産装置
制御部60の両者に共通である。ジョブ(Job:TJ1)は
ジョブの名前がTJ1であることを示す。状態(PreviousS
tate)は状態変化が起きる前の状態を示す。例えば状態
(PreviousState QUEUED)等のように具体的な値も一緒
に記載される。状態(NewState:COMPLETED)は状態変化
後の状態がCOMPLETED状態(ジョブが完了した状態)で
あることを示す。したがって、この命令は「ジョブTJ1
が完了した」ことを表している。ジョブの状態としては
EXECUTINGとCOMPLETEDとがある。状態EXECUTINGはジョ
ブが実行中であることを示す。従ってinformJobStateCh
ange(Job:TJ1, previousSate, newState:EXECUTING)は
「ジョブ:TJ1が実行開始した」ことを表す。
【0051】作業手続き管理部45.
作業手続き管理部45は、一連のフローを進めるための
判断をし、他の部にジョブをリクエストしたり問合せを
したりする。 (1)生産装置制御部60からのinform(machine ***,
Port ***, to ReadyToLoad)(ロード可能の通知)を受
信して、割当て部30へ次にこの生産装置100で作業
すべきロットをwhatNextForResource命令で問い合わせ
る。 (2)生産装置制御部60からのinform(machine ***,
Port ***, to ReadyToUnload, MaterialContainer ***)
(アンロード可能の通知)を受信して、割当て部30へ
次にこのロットが作業されるべき生産装置100を命令
whatNextForMaterialGroupで問い合わせる。 (3)先行処理が完了した時(informJobStateChangeで
通知。内部判断必要。)に、割当て部30へ次にこの生
産装置100で作業すべきロットを命令whatNextForRes
ourceで問い合わせる。 (4)アノード割り当て部30の応答replyに基づい
て、ロットのキャリアを製品管理部40に問合せ、キャ
リアの搬送先となる生産装置100のポートを命令getP
ortReservationで予約し、AMHS統合制御部50に命
令reqestJobで搬送を要求する。 (5)ロットの分割または合成を決定した時、製品管理
部40にそれを命令informLotSplitまたは命令informLo
tCombineで通知する。 (6)命令informJobStateChangeによりプロセスジョブ
の完了または搬送ジョブの完了を受信すると、予め各部
内に定義されたフローに従って、次の命令を発行する。
特に本発明の装置自動管理システムでは、ロットSGP1の
装置EQ1のプロセスPJ3の処理と、ロットSG1の装置EQ1で
のプロセスPJ4の処理とを命令requestJobで要求する際
に、「待て」の指示を追加する。ロットSGP1の装置EQ1
でのプロセスPJ3の処理と、ロットSG1の装置EQ1でのプ
ロセスPJ4の処理との両方が完了したことを監視し、両
方が完了した時点で命令carrierCompleteCommandを生産
装置制御部60へ送信する。
判断をし、他の部にジョブをリクエストしたり問合せを
したりする。 (1)生産装置制御部60からのinform(machine ***,
Port ***, to ReadyToLoad)(ロード可能の通知)を受
信して、割当て部30へ次にこの生産装置100で作業
すべきロットをwhatNextForResource命令で問い合わせ
る。 (2)生産装置制御部60からのinform(machine ***,
Port ***, to ReadyToUnload, MaterialContainer ***)
(アンロード可能の通知)を受信して、割当て部30へ
次にこのロットが作業されるべき生産装置100を命令
whatNextForMaterialGroupで問い合わせる。 (3)先行処理が完了した時(informJobStateChangeで
通知。内部判断必要。)に、割当て部30へ次にこの生
産装置100で作業すべきロットを命令whatNextForRes
ourceで問い合わせる。 (4)アノード割り当て部30の応答replyに基づい
て、ロットのキャリアを製品管理部40に問合せ、キャ
リアの搬送先となる生産装置100のポートを命令getP
ortReservationで予約し、AMHS統合制御部50に命
令reqestJobで搬送を要求する。 (5)ロットの分割または合成を決定した時、製品管理
部40にそれを命令informLotSplitまたは命令informLo
tCombineで通知する。 (6)命令informJobStateChangeによりプロセスジョブ
の完了または搬送ジョブの完了を受信すると、予め各部
内に定義されたフローに従って、次の命令を発行する。
特に本発明の装置自動管理システムでは、ロットSGP1の
装置EQ1のプロセスPJ3の処理と、ロットSG1の装置EQ1で
のプロセスPJ4の処理とを命令requestJobで要求する際
に、「待て」の指示を追加する。ロットSGP1の装置EQ1
でのプロセスPJ3の処理と、ロットSG1の装置EQ1でのプ
ロセスPJ4の処理との両方が完了したことを監視し、両
方が完了した時点で命令carrierCompleteCommandを生産
装置制御部60へ送信する。
【0052】耐久材管理部55.
(1)受信 getUnit(MaterialContainer:CA)
応答reply(unit)
キャリア(MaterialContainer:CA)のユニット(キャリ
アの種類)を問い合わせる命令とその応答である。AM
HS統合制御部50がキャリア12等のストッカ10に
おける保管先を決定する際、ユニットを使って決定する
ために用いられる。 (2)受信 requestSlotInform(MaterialContainer:C
A) 応答reply(CarrierPropertiesList) キャリア12等のスロットの内容を問い合わせる命令と
その応答である。CarrierPropertiesListはどのスロッ
トにウェーハが存在するかの情報を示す。 (3)受信 setMaterialTrackingLocation(materialCo
ntainer:CA, materialTrackingLocation:通過するAMHS) 耐久材管理部55は、キャリア12等の耐久材の位置を
管理する。この命令は耐久材の位置が変化したことを通
知する。materialTrackingLocationは位置を示す。この
例の場合、AMHS統合制御部50が一般には複数のA
MHS70を使ってキャリア24等を搬送するため、キ
ャリア24等がAMHS70を変わるたびにこの報告で
キャリア24等の位置を更新している。
アの種類)を問い合わせる命令とその応答である。AM
HS統合制御部50がキャリア12等のストッカ10に
おける保管先を決定する際、ユニットを使って決定する
ために用いられる。 (2)受信 requestSlotInform(MaterialContainer:C
A) 応答reply(CarrierPropertiesList) キャリア12等のスロットの内容を問い合わせる命令と
その応答である。CarrierPropertiesListはどのスロッ
トにウェーハが存在するかの情報を示す。 (3)受信 setMaterialTrackingLocation(materialCo
ntainer:CA, materialTrackingLocation:通過するAMHS) 耐久材管理部55は、キャリア12等の耐久材の位置を
管理する。この命令は耐久材の位置が変化したことを通
知する。materialTrackingLocationは位置を示す。この
例の場合、AMHS統合制御部50が一般には複数のA
MHS70を使ってキャリア24等を搬送するため、キ
ャリア24等がAMHS70を変わるたびにこの報告で
キャリア24等の位置を更新している。
【0053】以下、図3ないし図9に本発明の装置自動
化方法のフローチャートを示す。図3ないし図9は一連
の連続したフローチャートであり、例えば図3の下部は
図4の上部へと繋がっており、図4の下部は図5の上部
へと繋がっている。しかし、図面の都合上、図3ないし
図9に分けて示してある。図3ないし図9で、生産装置
制御部60は製造装置20側の制御を行うインラインス
テッパ(EQ1)と測定装置26側の制御を行う目ずれ測
定器(EQ2)とに分けてある。さらに図面の都合上、省
略符号を用いており、符号「SD」割当て部30、「F
O」は作業手続き管理部45を表す。各工程はステップ
番号(S10等)が付されており、特にコメントを要す
る工程にはステップ番号としてA、B等の英記号が付さ
れている。図6ないし図8のうち、左側に「並行する」
と付されているステップMからステップS192まで
と、ステップS194からステップS218までとは、
並行して処理される部分を示している。
化方法のフローチャートを示す。図3ないし図9は一連
の連続したフローチャートであり、例えば図3の下部は
図4の上部へと繋がっており、図4の下部は図5の上部
へと繋がっている。しかし、図面の都合上、図3ないし
図9に分けて示してある。図3ないし図9で、生産装置
制御部60は製造装置20側の制御を行うインラインス
テッパ(EQ1)と測定装置26側の制御を行う目ずれ測
定器(EQ2)とに分けてある。さらに図面の都合上、省
略符号を用いており、符号「SD」割当て部30、「F
O」は作業手続き管理部45を表す。各工程はステップ
番号(S10等)が付されており、特にコメントを要す
る工程にはステップ番号としてA、B等の英記号が付さ
れている。図6ないし図8のうち、左側に「並行する」
と付されているステップMからステップS192まで
と、ステップS194からステップS218までとは、
並行して処理される部分を示している。
【0054】ステップA.図3に示されるように、ま
ず、空キャリアは最初からインラインステッパEQ1(6
0)に置かれているものとする。インラインステッパEQ
1(60)から作業手続き管理部45へ命令inform(Mach
ine EQ1, Port:EQ1LP1, to:ReadyToLoad)を送信する
(ステップS10)。作業手続き管理部45は割当て部
30へ命令whatNextForResource(Machine:EQ1)を送信す
る(ステップS12)。割当て部30は先行処理判断部
35へ命令isPilotRequired(Machine:EQ1, materialGro
up:SG1)を送信する(ステップS14)。
ず、空キャリアは最初からインラインステッパEQ1(6
0)に置かれているものとする。インラインステッパEQ
1(60)から作業手続き管理部45へ命令inform(Mach
ine EQ1, Port:EQ1LP1, to:ReadyToLoad)を送信する
(ステップS10)。作業手続き管理部45は割当て部
30へ命令whatNextForResource(Machine:EQ1)を送信す
る(ステップS12)。割当て部30は先行処理判断部
35へ命令isPilotRequired(Machine:EQ1, materialGro
up:SG1)を送信する(ステップS14)。
【0055】ステップB.先行処理判断部35はインラ
インステッパEQ1(60)でサブストレート・グループ
SG1の処理に、先行処理が必要であると判断する。先
行処理判断部35は割当て部30へ応答(yes)を返信
する(ステップS16)。
インステッパEQ1(60)でサブストレート・グループ
SG1の処理に、先行処理が必要であると判断する。先
行処理判断部35は割当て部30へ応答(yes)を返信
する(ステップS16)。
【0056】ステップC.SD(割当て部)30はSG
1を先行ウェーハSGP1と残りSG1とに分割するこ
とを決定する。割当て部30はFO(作業手続き管理
部)45へ先行処理であることをReply(machine:EQ1, m
aterialGroup:SGP1、先行処理)により通知する(ステッ
プS18)。
1を先行ウェーハSGP1と残りSG1とに分割するこ
とを決定する。割当て部30はFO(作業手続き管理
部)45へ先行処理であることをReply(machine:EQ1, m
aterialGroup:SGP1、先行処理)により通知する(ステッ
プS18)。
【0057】ステップD.FO45は、これが先行であ
ることを知って、SGP1とSG1とをキャリアCAで一緒に
運ぶことを決定する。FOは、Product ManagementにS
G1がSGP1とSG1に分かれたことを、informLotS
plit(SourceMaterialGroup:SG1, DestMaterialGroupInf
oList:((SG1, WaferIDList1)(SGP1, WaferIDList2)))に
より通知する(ステップS20)。作業手続き管理部4
5は製品管理部40へ命令carrierOfSG(materialGroup:
SGP1)を送信する(ステップS22)。製品管理部40
は作業手続き管理部45へ応答reply(MaterialContaine
r:CA)を返信する(ステップS24)。作業手続き管理
部45はインラインステッパEQ1(60)へ命令getPort
Reservation(Port:EQ1LP1, MaterialContainer:CA)を送
信する(ステップS26)。インラインステッパEQ1(6
0)は作業手続き管理部45へ応答Reply(Port:EQ1LP1)
を返信する(ステップS28)。作業手続き管理部45
はAMHS統合制御部50へ命令requestJob(JobType:T
ransport, DeadLine, Container:CA, DestMachine:EQ1,
DestPort:EQ1LP1)を送信する(ステップS30)。A
MHS統合制御部50は作業手続き管理部45へ応答Re
ply(Job TJ1)を返信する(ステップS32)。AMHS
統合制御部50は作業手続き管理部45へ命令informJo
bStateChange(Job TJ1, previousState, newState EXEC
UTING)を送信する(ステップS34)。AMHS統合制
御部50は耐久材管理部55へ命令getUnit(MaterialCo
ntainer:CA)を送信する(ステップS36)。耐久材管
理部55はAMHS統合制御部50へ応答Reply(unit)
を返信する。
ることを知って、SGP1とSG1とをキャリアCAで一緒に
運ぶことを決定する。FOは、Product ManagementにS
G1がSGP1とSG1に分かれたことを、informLotS
plit(SourceMaterialGroup:SG1, DestMaterialGroupInf
oList:((SG1, WaferIDList1)(SGP1, WaferIDList2)))に
より通知する(ステップS20)。作業手続き管理部4
5は製品管理部40へ命令carrierOfSG(materialGroup:
SGP1)を送信する(ステップS22)。製品管理部40
は作業手続き管理部45へ応答reply(MaterialContaine
r:CA)を返信する(ステップS24)。作業手続き管理
部45はインラインステッパEQ1(60)へ命令getPort
Reservation(Port:EQ1LP1, MaterialContainer:CA)を送
信する(ステップS26)。インラインステッパEQ1(6
0)は作業手続き管理部45へ応答Reply(Port:EQ1LP1)
を返信する(ステップS28)。作業手続き管理部45
はAMHS統合制御部50へ命令requestJob(JobType:T
ransport, DeadLine, Container:CA, DestMachine:EQ1,
DestPort:EQ1LP1)を送信する(ステップS30)。A
MHS統合制御部50は作業手続き管理部45へ応答Re
ply(Job TJ1)を返信する(ステップS32)。AMHS
統合制御部50は作業手続き管理部45へ命令informJo
bStateChange(Job TJ1, previousState, newState EXEC
UTING)を送信する(ステップS34)。AMHS統合制
御部50は耐久材管理部55へ命令getUnit(MaterialCo
ntainer:CA)を送信する(ステップS36)。耐久材管
理部55はAMHS統合制御部50へ応答Reply(unit)
を返信する。
【0058】続いて図4に示すように、インラインステ
ッパEQ1(60)はAMHS統合制御部50へ命令getMa
chineType()を送信する(ステップS40)。AMHS統
合制御部50はインラインステッパEQ1(60)へ応答R
eply(MachineType FixedBuffer)を返信する(ステップS
42)。AMHS統合制御部50から耐久材管理部55
へ一連の命令setMaterialTrackingLocation(materialCo
ntainer:CA,materialTrackingLocation:通過するAMH
S)、setMaterialTrackingLocation(materialContaine
r:CA, materialTrackingLocation:通過するAMHS)を
送信する(ステップS44ないしS50)。
ッパEQ1(60)はAMHS統合制御部50へ命令getMa
chineType()を送信する(ステップS40)。AMHS統
合制御部50はインラインステッパEQ1(60)へ応答R
eply(MachineType FixedBuffer)を返信する(ステップS
42)。AMHS統合制御部50から耐久材管理部55
へ一連の命令setMaterialTrackingLocation(materialCo
ntainer:CA,materialTrackingLocation:通過するAMH
S)、setMaterialTrackingLocation(materialContaine
r:CA, materialTrackingLocation:通過するAMHS)を
送信する(ステップS44ないしS50)。
【0059】ステップE.製品キャリアCAがインライン
ステッパEQ1に到着する。AMHS統合制御部50から
耐久材管理部55へ命令setMaterialTrackingLocation
(materialContainer:CA,materialTrackingLocation EQ1
LP1)を送信する(ステップS52)。AMHS統合制御
部50から耐久材管理部55へ命令requestSlotInform
(MaterialContainer:CA)を送信する(ステップS5
4)。耐久材管理部55からMHS統合制御部50へ応
答Reply(CarrierPropertiesList)を返信する(ステップ
S56)。AMHS統合制御部50から作業手続き管理
部45へ命令informJobStateChange(Job:TJ1, previous
State, newState:COMPLETED)を送信する(ステップS5
8)。
ステッパEQ1に到着する。AMHS統合制御部50から
耐久材管理部55へ命令setMaterialTrackingLocation
(materialContainer:CA,materialTrackingLocation EQ1
LP1)を送信する(ステップS52)。AMHS統合制御
部50から耐久材管理部55へ命令requestSlotInform
(MaterialContainer:CA)を送信する(ステップS5
4)。耐久材管理部55からMHS統合制御部50へ応
答Reply(CarrierPropertiesList)を返信する(ステップ
S56)。AMHS統合制御部50から作業手続き管理
部45へ命令informJobStateChange(Job:TJ1, previous
State, newState:COMPLETED)を送信する(ステップS5
8)。
【0060】ステップF.FO(作業手続き管理部)4
5がインラインステッパEQ1(60)へ先行ウェーハS
GP1の処理を要求する。作業手続き管理部45からイ
ンラインステッパEQ1(60)へ命令requestJob(JobTyp
e:Porcess, SubstrateGroup:SGP1(先行ウェーハ), Re
cipe:先行処理, FromCarrier:CA, ToCarrier:CB,DeadLi
ne)を送信する(ステップS60)。インラインステッ
パEQ1(60)からレシピ管理部65へ命令getProcessP
rograms(Machine:EQ1, SubstrateGroup:SGP1, Recipe:
先行処理)を送信する(ステップS62)。レシピ管理
部65からインラインステッパEQ1(60)へ応答Reply
(先行処理のPPID)を返信する(ステップS64)。イン
ラインステッパEQ1(60)から先行処理判断部35へ
命令requestVariableParameter(Machine:EQ1, substrat
egroup:SGP1, Recipe:先行処理)を送信する(ステップ
S66)。先行処理判断部35からインラインステッパ
EQ1(60)へ応答Reply(Parameter1:****, Parameter
2:****)を返信する(ステップS68)。インラインス
テッパEQ1(60)から作業手続き管理部45へ応答Rep
ly(Job PJ1)を返信する(ステップS70)。インライ
ンステッパEQ1(60)から作業手続き管理部45へ命
令informJobStateChange(Job:PJ1, previousState, new
State:EXECUTING)を送信する(ステップS72)。
5がインラインステッパEQ1(60)へ先行ウェーハS
GP1の処理を要求する。作業手続き管理部45からイ
ンラインステッパEQ1(60)へ命令requestJob(JobTyp
e:Porcess, SubstrateGroup:SGP1(先行ウェーハ), Re
cipe:先行処理, FromCarrier:CA, ToCarrier:CB,DeadLi
ne)を送信する(ステップS60)。インラインステッ
パEQ1(60)からレシピ管理部65へ命令getProcessP
rograms(Machine:EQ1, SubstrateGroup:SGP1, Recipe:
先行処理)を送信する(ステップS62)。レシピ管理
部65からインラインステッパEQ1(60)へ応答Reply
(先行処理のPPID)を返信する(ステップS64)。イン
ラインステッパEQ1(60)から先行処理判断部35へ
命令requestVariableParameter(Machine:EQ1, substrat
egroup:SGP1, Recipe:先行処理)を送信する(ステップ
S66)。先行処理判断部35からインラインステッパ
EQ1(60)へ応答Reply(Parameter1:****, Parameter
2:****)を返信する(ステップS68)。インラインス
テッパEQ1(60)から作業手続き管理部45へ応答Rep
ly(Job PJ1)を返信する(ステップS70)。インライ
ンステッパEQ1(60)から作業手続き管理部45へ命
令informJobStateChange(Job:PJ1, previousState, new
State:EXECUTING)を送信する(ステップS72)。
【0061】ステップG.図5に示されるように、先行
処理が行われる。インラインステッパEQ1(60)から
作業手続き管理部45へ命令informJobStateChange(Job
PJ1, previousState, newState COMPLETED)を送信する
(ステップS74)。インラインステッパEQ1(60)
から先行処理判断部35へ命令Data Collectionを送信
する(ステップS76)。
処理が行われる。インラインステッパEQ1(60)から
作業手続き管理部45へ命令informJobStateChange(Job
PJ1, previousState, newState COMPLETED)を送信する
(ステップS74)。インラインステッパEQ1(60)
から先行処理判断部35へ命令Data Collectionを送信
する(ステップS76)。
【0062】ステップH.インラインステッパEQ1(6
0)がキャリアCBのアンロードを要求する。インライン
ステッパEQ1(60)から作業手続き管理部45へ命令i
nform(Machine EQ1, Port:EQ1LP2, to:ReadyToUnload,
MaterialContainer:CB)を送信する(ステップS7
8)。作業手続き管理部45から割当て部30へ命令wh
atNextForMaterialGroup(MaterialGroup:SGP1)を送信す
る(ステップS80)。割当て部30から作業手続き管
理部45へ応答Reply(machine:EQ2, materialGroup:SGP
1)を返信する(ステップS82)。
0)がキャリアCBのアンロードを要求する。インライン
ステッパEQ1(60)から作業手続き管理部45へ命令i
nform(Machine EQ1, Port:EQ1LP2, to:ReadyToUnload,
MaterialContainer:CB)を送信する(ステップS7
8)。作業手続き管理部45から割当て部30へ命令wh
atNextForMaterialGroup(MaterialGroup:SGP1)を送信す
る(ステップS80)。割当て部30から作業手続き管
理部45へ応答Reply(machine:EQ2, materialGroup:SGP
1)を返信する(ステップS82)。
【0063】ステップI.FOがキャリアCBを測定器EQ
2に搬送するようにAMHS70に要求する。作業手続き管
理部45から目ずれ測定器EQ2(60)へ命令getPortRe
servation(Port:EQ2LP1, MaterialContainer:CB)を送信
する(ステップS84)。目ずれ測定器EQ2(60)から
作業手続き管理部45へ応答Reply(Port:EQ2LP1)を返信
する(ステップS86)。作業手続き管理部45からA
MHS統合制御部50へ命令requestJob(JobType Trans
port, DeadLine, Container CB, DestMachine EQ2, Des
tPortLP1)を送信する(ステップS88)。AMHS統
合制御部50から作業手続き管理部45へ応答Reply(Jo
b TJ2)を返信する(ステップS90)。AMHS統合制
御部50から作業手続き管理部45へ命令informJobSta
teChange(Job TJ2, previousState, newState EXECUTIN
G)を送信する(ステップS92)。AMHS統合制御部
50から耐久材管理部55へ命令getUint(materialCont
ainer:CB)を送信する(ステップS94)。耐久材管理
部55からAMHS統合制御部50へ応答Reply(unit)
を送信する(ステップS96)。AMHS統合制御部5
0から目ずれ測定器EQ2(60)へ命令getMachineTyp
e()を送信する(ステップS98)。目ずれ測定器EQ2
(60)からAMHS統合制御部50へ応答Reply(Mach
ineTypeFixedBuffer)を返信する(ステップS100)。
AMHS統合制御部50から耐久材管理部55へ一連の
命令setMaterialTrackingLocation(materialContainer:
CB,materialTrackingLocation 通過するAMHS)、setMate
rialTrackingLocation(materialContainer:CB, materia
lTrackingLocation 通過するAMHS)を送信する(ステッ
プS102、S110)。
2に搬送するようにAMHS70に要求する。作業手続き管
理部45から目ずれ測定器EQ2(60)へ命令getPortRe
servation(Port:EQ2LP1, MaterialContainer:CB)を送信
する(ステップS84)。目ずれ測定器EQ2(60)から
作業手続き管理部45へ応答Reply(Port:EQ2LP1)を返信
する(ステップS86)。作業手続き管理部45からA
MHS統合制御部50へ命令requestJob(JobType Trans
port, DeadLine, Container CB, DestMachine EQ2, Des
tPortLP1)を送信する(ステップS88)。AMHS統
合制御部50から作業手続き管理部45へ応答Reply(Jo
b TJ2)を返信する(ステップS90)。AMHS統合制
御部50から作業手続き管理部45へ命令informJobSta
teChange(Job TJ2, previousState, newState EXECUTIN
G)を送信する(ステップS92)。AMHS統合制御部
50から耐久材管理部55へ命令getUint(materialCont
ainer:CB)を送信する(ステップS94)。耐久材管理
部55からAMHS統合制御部50へ応答Reply(unit)
を送信する(ステップS96)。AMHS統合制御部5
0から目ずれ測定器EQ2(60)へ命令getMachineTyp
e()を送信する(ステップS98)。目ずれ測定器EQ2
(60)からAMHS統合制御部50へ応答Reply(Mach
ineTypeFixedBuffer)を返信する(ステップS100)。
AMHS統合制御部50から耐久材管理部55へ一連の
命令setMaterialTrackingLocation(materialContainer:
CB,materialTrackingLocation 通過するAMHS)、setMate
rialTrackingLocation(materialContainer:CB, materia
lTrackingLocation 通過するAMHS)を送信する(ステッ
プS102、S110)。
【0064】ステップJ.製品キャリアCBが目ずれ測定
器EQ2(60)に到着する。図6に示されるように、目
ずれ測定器EQ2(60)から耐久材管理部55へ命令set
MaterialTrackingLocation(materialContainer:CB,mate
rialTrackingLocation EQ2LP1)を送信する(ステップS
112)。目ずれ測定器EQ2(60)から耐久材管理部
55へ命令requestSlotInform(MaterialContainer:CB)
を送信する(ステップS114)。耐久材管理部55か
ら目ずれ測定器EQ2(60)へ応答Reply(CarrierProper
tiesList)を返信する(ステップS116)。AMHS
統合制御部50から作業手続き管理部45へ命令inform
JobStateChange(Job TJ2, previousState, newState CO
MPLETED)を送信する(ステップS118)。
器EQ2(60)に到着する。図6に示されるように、目
ずれ測定器EQ2(60)から耐久材管理部55へ命令set
MaterialTrackingLocation(materialContainer:CB,mate
rialTrackingLocation EQ2LP1)を送信する(ステップS
112)。目ずれ測定器EQ2(60)から耐久材管理部
55へ命令requestSlotInform(MaterialContainer:CB)
を送信する(ステップS114)。耐久材管理部55か
ら目ずれ測定器EQ2(60)へ応答Reply(CarrierProper
tiesList)を返信する(ステップS116)。AMHS
統合制御部50から作業手続き管理部45へ命令inform
JobStateChange(Job TJ2, previousState, newState CO
MPLETED)を送信する(ステップS118)。
【0065】ステップK.FO45が目ずれ測定器EQ2
(60)に先行ウェーハSGP1の測定を命令requestJo
b(JobType Porcess, SubstrateGroup:SGP1, Recipe:測
定, DeadLine)により要求する(ステップS120)。
目ずれ測定器EQ2(60)からレシピ管理部65へ命令g
etProcessPrograms(Machine:EQ2, SubstrateGroup:SGP
1, Recipe:測定)を送信する(ステップS122)。レ
シピ管理部65から目ずれ測定器EQ2(60)へ応答Rep
ly(測定のPPID)を返信する(ステップS124)。目ず
れ測定器EQ2(60)から作業手続き管理部45へ応答R
eply(Job PJ2)を返信する(ステップS126)。目ず
れ測定器EQ2(60)から作業手続き管理部45へ命令i
nformJobStateChange(Job PJ2, previousState, newSta
te EXECUTING)を送信する(ステップS128)。
(60)に先行ウェーハSGP1の測定を命令requestJo
b(JobType Porcess, SubstrateGroup:SGP1, Recipe:測
定, DeadLine)により要求する(ステップS120)。
目ずれ測定器EQ2(60)からレシピ管理部65へ命令g
etProcessPrograms(Machine:EQ2, SubstrateGroup:SGP
1, Recipe:測定)を送信する(ステップS122)。レ
シピ管理部65から目ずれ測定器EQ2(60)へ応答Rep
ly(測定のPPID)を返信する(ステップS124)。目ず
れ測定器EQ2(60)から作業手続き管理部45へ応答R
eply(Job PJ2)を返信する(ステップS126)。目ず
れ測定器EQ2(60)から作業手続き管理部45へ命令i
nformJobStateChange(Job PJ2, previousState, newSta
te EXECUTING)を送信する(ステップS128)。
【0066】ステップL.目ずれ測定器EQ2(60)で
測定が行われる。目ずれ測定器EQ2(60)から先行処
理判断部35へ命令Data Collectionを送信する(ステ
ップS130)。すなわち測定結果が一旦先行処理判断
部35へ送信される。先行処理判断部35は、当該測定
結果に応じて製造装置20における加工条件を作成す
る。目ずれ測定器EQ2(60)から作業手続き管理部4
5へ命令informJobStateChange(Job PJ2, previousStat
e, newState COMPLETED)を送信する(ステップS13
2)。
測定が行われる。目ずれ測定器EQ2(60)から先行処
理判断部35へ命令Data Collectionを送信する(ステ
ップS130)。すなわち測定結果が一旦先行処理判断
部35へ送信される。先行処理判断部35は、当該測定
結果に応じて製造装置20における加工条件を作成す
る。目ずれ測定器EQ2(60)から作業手続き管理部4
5へ命令informJobStateChange(Job PJ2, previousStat
e, newState COMPLETED)を送信する(ステップS13
2)。
【0067】ステップM.以下のステップMからステッ
プS192までと、ステップS194からステップS2
18までとは、上述のように並行して処理される部分を
示す。目ずれ測定器EQ2(60)がキャリアCBのアンロ
ードを命令inform(Machine EQ2, Port:EQ2LP1, to:Read
yToUnload, MaterialContainer:CB)により要求する(ス
テップS150)。作業手続き管理部45は割当て部3
0へ命令whatNextForMaterialGroup(MaterialGroup:SGP
1)を送信する(ステップS152)。割当て部30は作
業手続き管理部45へ応答Reply(machine:EQ1, materia
lGroup:SGP1、合流しなさい。)を返信する(ステップS
154)。
プS192までと、ステップS194からステップS2
18までとは、上述のように並行して処理される部分を
示す。目ずれ測定器EQ2(60)がキャリアCBのアンロ
ードを命令inform(Machine EQ2, Port:EQ2LP1, to:Read
yToUnload, MaterialContainer:CB)により要求する(ス
テップS150)。作業手続き管理部45は割当て部3
0へ命令whatNextForMaterialGroup(MaterialGroup:SGP
1)を送信する(ステップS152)。割当て部30は作
業手続き管理部45へ応答Reply(machine:EQ1, materia
lGroup:SGP1、合流しなさい。)を返信する(ステップS
154)。
【0068】ステップN.FO45がキャリアCBをイン
ラインステッパEQ1(60)に搬送するようにAMHS
70に要求する。作業手続き管理部45からインライン
ステッパEQ1(60)へ命令getPortReservation(Port:E
Q1LP2, MaterialContainer:CB)を送信する(ステップS
156)。インラインステッパEQ1(60)から作業手
続き管理部45へ応答Reply(Port:EQ1LP2)を返信する
(ステップS158)。作業手続き管理部45からAM
HS統合制御部50へ命令requestJob(JobType:Transpo
rt,DeadLine, Container:CB, DestMachine:EQ1, DestPo
rt:LP2)を送信する(ステップS160)。
ラインステッパEQ1(60)に搬送するようにAMHS
70に要求する。作業手続き管理部45からインライン
ステッパEQ1(60)へ命令getPortReservation(Port:E
Q1LP2, MaterialContainer:CB)を送信する(ステップS
156)。インラインステッパEQ1(60)から作業手
続き管理部45へ応答Reply(Port:EQ1LP2)を返信する
(ステップS158)。作業手続き管理部45からAM
HS統合制御部50へ命令requestJob(JobType:Transpo
rt,DeadLine, Container:CB, DestMachine:EQ1, DestPo
rt:LP2)を送信する(ステップS160)。
【0069】図7に示されるように、AMHS統合制御
部50から作業手続き管理部45へ応答Reply(Job TJ4)
を返信する(ステップS162)。AMHS統合制御部
50から作業手続き管理部45へ命令informJobStateCh
ange(Job TJ4, previousState, newState EXECUTING)を
送信する(ステップS164)。AMHS統合制御部5
0から耐久材管理部55へ命令getUint(materialContai
ner:CB)を送信する(ステップS166)。耐久材管理
部55からAMHS統合制御部50へ応答Reply(unit)
を送信する(ステップS168)。AMHS統合制御部
50からインラインステッパEQ1(60)へ命令getMach
ineType()を送信する(ステップS170)。インライ
ンステッパEQ1(60)からAMHS統合制御部50へ
応答Reply(MachineType FixedBuffer)を返信する(ステ
ップS172)。AMHS統合制御部50から耐久材管
理部55へ命令setMaterialTrackingLocation(material
Container:CB,materialTrackingLocation 通過するAMH
S)を送信する(ステップS174)。
部50から作業手続き管理部45へ応答Reply(Job TJ4)
を返信する(ステップS162)。AMHS統合制御部
50から作業手続き管理部45へ命令informJobStateCh
ange(Job TJ4, previousState, newState EXECUTING)を
送信する(ステップS164)。AMHS統合制御部5
0から耐久材管理部55へ命令getUint(materialContai
ner:CB)を送信する(ステップS166)。耐久材管理
部55からAMHS統合制御部50へ応答Reply(unit)
を送信する(ステップS168)。AMHS統合制御部
50からインラインステッパEQ1(60)へ命令getMach
ineType()を送信する(ステップS170)。インライ
ンステッパEQ1(60)からAMHS統合制御部50へ
応答Reply(MachineType FixedBuffer)を返信する(ステ
ップS172)。AMHS統合制御部50から耐久材管
理部55へ命令setMaterialTrackingLocation(material
Container:CB,materialTrackingLocation 通過するAMH
S)を送信する(ステップS174)。
【0070】ステップO.製品キャリアCBがインライン
ステッパEQ1(60)に到着する。インラインステッパE
Q1(60)から耐久材管理部55へ命令setMaterialTra
ckingLocation(materialContainer:CB,materialTrackin
gLocation EQ1LP2)を送信する(ステップS176)。
インラインステッパEQ1(60)から耐久材管理部55
へ命令requestSlotInform(materialContainer:CB)を送
信する(ステップS178)。耐久材管理部55からイ
ンラインステッパEQ1(60)へ応答Reply(CarrierProp
ertiesList)を返信する(ステップS180)。AMH
S統合制御部50から作業手続き管理部45へ命令info
rmJobStateChange(Job TJ4, previousState, newStateC
OMPLETED)を送信する(ステップS182)。作業手続
き管理部45からインラインステッパEQ1(60)へ命
令requestJob(JobType Porcess, SubstrateGroup:SGP1,
Recipe:合流, DeadLine、待て)を送信する(ステップ
S184)。インラインステッパEQ1(60)から作業
手続き管理部45へ応答Reply(Job PJ3)を返信する(ス
テップS186)。インラインステッパEQ1(60)か
ら作業手続き管理部45へ命令informJobStateChange(J
ob PJ3, previousState, newState EXECUTING)を送信
する(ステップS188)。
ステッパEQ1(60)に到着する。インラインステッパE
Q1(60)から耐久材管理部55へ命令setMaterialTra
ckingLocation(materialContainer:CB,materialTrackin
gLocation EQ1LP2)を送信する(ステップS176)。
インラインステッパEQ1(60)から耐久材管理部55
へ命令requestSlotInform(materialContainer:CB)を送
信する(ステップS178)。耐久材管理部55からイ
ンラインステッパEQ1(60)へ応答Reply(CarrierProp
ertiesList)を返信する(ステップS180)。AMH
S統合制御部50から作業手続き管理部45へ命令info
rmJobStateChange(Job TJ4, previousState, newStateC
OMPLETED)を送信する(ステップS182)。作業手続
き管理部45からインラインステッパEQ1(60)へ命
令requestJob(JobType Porcess, SubstrateGroup:SGP1,
Recipe:合流, DeadLine、待て)を送信する(ステップ
S184)。インラインステッパEQ1(60)から作業
手続き管理部45へ応答Reply(Job PJ3)を返信する(ス
テップS186)。インラインステッパEQ1(60)か
ら作業手続き管理部45へ命令informJobStateChange(J
ob PJ3, previousState, newState EXECUTING)を送信
する(ステップS188)。
【0071】ステップP.ロットの合流が行われる。イ
ンラインステッパEQ1(60)から作業手続き管理部4
5へ命令informJobStateChange(Job PJ3, previousStat
e, newState COMPLETED)を送信する(ステップS19
0)。
ンラインステッパEQ1(60)から作業手続き管理部4
5へ命令informJobStateChange(Job PJ3, previousStat
e, newState COMPLETED)を送信する(ステップS19
0)。
【0072】ステップQ.FO45は、製品管理部40
にロットSG1とロットSGP1とが合流してロットS
G1になったことを命令informLotCombine(SourceMater
ialGroupList:(SG1,SGP1),DestMaterialGroupInfo(SG1,
WaferIDList3))により通知する(ステップS19
2)。
にロットSG1とロットSGP1とが合流してロットS
G1になったことを命令informLotCombine(SourceMater
ialGroupList:(SG1,SGP1),DestMaterialGroupInfo(SG1,
WaferIDList3))により通知する(ステップS19
2)。
【0073】以上までのステップMからステップS19
2までと、以下のステップS194からステップS21
8までとは、上述のように並行して処理される。作業手
続き管理部45から割当て部30へ命令whatNextForRes
ource(Machine:EQ1)を送信する(ステップS194)。
2までと、以下のステップS194からステップS21
8までとは、上述のように並行して処理される。作業手
続き管理部45から割当て部30へ命令whatNextForRes
ource(Machine:EQ1)を送信する(ステップS194)。
【0074】ステップR.SD30は先行処理判断部3
5に、インラインステッパEQ1(60)でのロットSG1の
先行処理が必要かどうか、命令isPilotRequired(Machin
e:EQ1, materialGroup:SG1)を送信して問い合わせる
(ステップS196)。
5に、インラインステッパEQ1(60)でのロットSG1の
先行処理が必要かどうか、命令isPilotRequired(Machin
e:EQ1, materialGroup:SG1)を送信して問い合わせる
(ステップS196)。
【0075】ステップS.図8に示されるように、先行
処理判断部35はインラインステッパEQ1(60)でロ
ットSG1の処理に、先行処理が不要であると判断し、
割当て部30へ応答Reply(No)を返信する(ステップS
198)。
処理判断部35はインラインステッパEQ1(60)でロ
ットSG1の処理に、先行処理が不要であると判断し、
割当て部30へ応答Reply(No)を返信する(ステップS
198)。
【0076】ステップT.SD30はFO45に、イン
ラインステッパEQ1(60)でのロットSG1の処理をする
ように命令Reply(machine:EQ1, materialGroup:SG1)で
指示する(ステップS200)。
ラインステッパEQ1(60)でのロットSG1の処理をする
ように命令Reply(machine:EQ1, materialGroup:SG1)で
指示する(ステップS200)。
【0077】ステップU.FO45がインラインステッ
パEQ1(60)に後続ウェーハの処理を命令requestJob
(JobType Porcess, SubstrateGroup:SG1, Recipe:処理,
DeadLine、待て)を送信して要求する(ステップS20
2)。インラインステッパEQ1(60)からレシピ管理
部65へ命令getProcessPrograms(Machine:EQ1, Substr
ateGroup:SG1, Recipe:処理)を送信する(ステップS2
04)。レシピ管理部65からインラインステッパEQ1
(60)へ応答Reply(処理のPPID)を返信する(ステッ
プS206)。インラインステッパEQ1(60)から先
行処理判断部35へ命令requestVariableParameter(Mac
hine:EQ1, substrategroup:SG1, Recipe:処理)を送信す
る(ステップS208)。先行処理判断部35からイン
ラインステッパEQ1(60)へ応答Reply(Parameter1:**
**, Parameter2:****)を返信する(ステップS21
0)。つまり、上述のステップS130の後に先行処理
判断部35で作成された測定結果に応じた製造装置20
における加工条件が、上記パラメータの具体的な値とし
て生産装置制御部(インラインステッパEQ1(60))
へ通知される。すなわち、測定装置26の測定結果によ
る製造装置20の加工条件の補正は、具体的にはレシピ
のパラメータの値の補正という形で行われる。インライ
ンステッパEQ1(60)から作業手続き管理部45へ応
答Reply(Job PJ4)を返信する8ステップS212)。イ
ンラインステッパEQ1(60)から作業手続き管理部4
5へ命令informJobStateChange(Job PJ4, previousStat
e, newState EXECUTING)を送信する(ステップS21
4)。
パEQ1(60)に後続ウェーハの処理を命令requestJob
(JobType Porcess, SubstrateGroup:SG1, Recipe:処理,
DeadLine、待て)を送信して要求する(ステップS20
2)。インラインステッパEQ1(60)からレシピ管理
部65へ命令getProcessPrograms(Machine:EQ1, Substr
ateGroup:SG1, Recipe:処理)を送信する(ステップS2
04)。レシピ管理部65からインラインステッパEQ1
(60)へ応答Reply(処理のPPID)を返信する(ステッ
プS206)。インラインステッパEQ1(60)から先
行処理判断部35へ命令requestVariableParameter(Mac
hine:EQ1, substrategroup:SG1, Recipe:処理)を送信す
る(ステップS208)。先行処理判断部35からイン
ラインステッパEQ1(60)へ応答Reply(Parameter1:**
**, Parameter2:****)を返信する(ステップS21
0)。つまり、上述のステップS130の後に先行処理
判断部35で作成された測定結果に応じた製造装置20
における加工条件が、上記パラメータの具体的な値とし
て生産装置制御部(インラインステッパEQ1(60))
へ通知される。すなわち、測定装置26の測定結果によ
る製造装置20の加工条件の補正は、具体的にはレシピ
のパラメータの値の補正という形で行われる。インライ
ンステッパEQ1(60)から作業手続き管理部45へ応
答Reply(Job PJ4)を返信する8ステップS212)。イ
ンラインステッパEQ1(60)から作業手続き管理部4
5へ命令informJobStateChange(Job PJ4, previousStat
e, newState EXECUTING)を送信する(ステップS21
4)。
【0078】ステップV.ウェーハの処理が行われる。
インラインステッパEQ1(60)から作業手続き管理部
45へ命令informJobStateChange(Job PJ4, previousSt
ate, newState COMPLETED)を送信する(ステップS21
6)。インラインステッパEQ1(60)から先行処理判
断部35へ命令Data Collectionを送信する(ステップ
S218)。以上までのステップS194からステップ
S218までと、ステップMからステップS192まで
とが、上述のように並行して処理される。
インラインステッパEQ1(60)から作業手続き管理部
45へ命令informJobStateChange(Job PJ4, previousSt
ate, newState COMPLETED)を送信する(ステップS21
6)。インラインステッパEQ1(60)から先行処理判
断部35へ命令Data Collectionを送信する(ステップ
S218)。以上までのステップS194からステップ
S218までと、ステップMからステップS192まで
とが、上述のように並行して処理される。
【0079】ステップW.FO45は、PJ3とPJ4との両
方がCompleteしたことを確認して、強制キャリアコンプ
リート指示を製品管理部40に出す。作業手続き管理部
45からインラインステッパEQ1(60)へ命令carrier
CompleteCommand(MaterialContainer:CA)を送信する
(ステップS220)。
方がCompleteしたことを確認して、強制キャリアコンプ
リート指示を製品管理部40に出す。作業手続き管理部
45からインラインステッパEQ1(60)へ命令carrier
CompleteCommand(MaterialContainer:CA)を送信する
(ステップS220)。
【0080】ステップX.インラインステッパEQ1(6
0)がキャリアCAのアンロードを命令inform(Machine E
Q1, Port:EQ1LP1, to:ReadyToUnload, MaterialContain
er:CA)を作業手続き管理部45へ送信して要求する(ス
テップS222)。作業手続き管理部45は割当て部3
0へ命令whatNextForMaterialGroup(MaterialGroup:SG
1)を送信する(ステップS224)。割当て部30から
作業手続き管理部45へ応答Reply(machine:Nothing, m
aterial:SG1)を返信する(ステップS226)。
0)がキャリアCAのアンロードを命令inform(Machine E
Q1, Port:EQ1LP1, to:ReadyToUnload, MaterialContain
er:CA)を作業手続き管理部45へ送信して要求する(ス
テップS222)。作業手続き管理部45は割当て部3
0へ命令whatNextForMaterialGroup(MaterialGroup:SG
1)を送信する(ステップS224)。割当て部30から
作業手続き管理部45へ応答Reply(machine:Nothing, m
aterial:SG1)を返信する(ステップS226)。
【0081】ステップY.図9にかけて示されるよう
に、FO45がキャリアCAをストッカSTK2に搬送するよ
うにAMHS70に命令requestJob(JobType Transpor
t, DeadLine, Container CA, DestMachine STK2、待て)
を送信して要求する(ステップS228)。AMHS統
合制御部50から作業手続き管理部45へ応答Reply(Jo
b TJ5)を返信する(ステップS230)。AMHS統合
制御部50から作業手続き管理部45へ命令informJobS
tateChange(Job TJ5, previousState, newState EXECUT
ING)を送信する(ステップS232)。AMHS統合制
御部50から耐久材管理部55へ命令getUint(material
Container:CA)を送信する(ステップS234)。耐久
材管理部55からAMHS統合制御部50へ応答Reply
(unit)を返信する(ステップS236)。AMHS統合
制御部50から耐久材管理部55へ一連の命令setMater
ialTrackingLocation(materialContainer:CA,materialT
rackingLocation通過するAMHS)、setMaterialTrackingL
ocation(materialContainer:CA, materialTrackingLoca
tion STK2)を送信する(ステップS238、S25
0)。
に、FO45がキャリアCAをストッカSTK2に搬送するよ
うにAMHS70に命令requestJob(JobType Transpor
t, DeadLine, Container CA, DestMachine STK2、待て)
を送信して要求する(ステップS228)。AMHS統
合制御部50から作業手続き管理部45へ応答Reply(Jo
b TJ5)を返信する(ステップS230)。AMHS統合
制御部50から作業手続き管理部45へ命令informJobS
tateChange(Job TJ5, previousState, newState EXECUT
ING)を送信する(ステップS232)。AMHS統合制
御部50から耐久材管理部55へ命令getUint(material
Container:CA)を送信する(ステップS234)。耐久
材管理部55からAMHS統合制御部50へ応答Reply
(unit)を返信する(ステップS236)。AMHS統合
制御部50から耐久材管理部55へ一連の命令setMater
ialTrackingLocation(materialContainer:CA,materialT
rackingLocation通過するAMHS)、setMaterialTrackingL
ocation(materialContainer:CA, materialTrackingLoca
tion STK2)を送信する(ステップS238、S25
0)。
【0082】ステップZ.製品キャリアCAがストッカST
K2に到着する。AMHS統合制御部50から作業手続き
管理部45へ命令informJobStateChange(Job TJ5, prev
iousState, newState COMPLETED)を送信する(ステップ
S252)。
K2に到着する。AMHS統合制御部50から作業手続き
管理部45へ命令informJobStateChange(Job TJ5, prev
iousState, newState COMPLETED)を送信する(ステップ
S252)。
【0083】上述の製造装置20は、生産装置制御部6
0からの指示により、材料の加工後にキャリア12等を
取り外し可能状態へ移行するか否かを判断することがで
きる。さらに、強制的なキャリアの取り外し可能状態へ
の移行を指示された場合、キャリアを取り外し可能状態
へ移行させることができる。
0からの指示により、材料の加工後にキャリア12等を
取り外し可能状態へ移行するか否かを判断することがで
きる。さらに、強制的なキャリアの取り外し可能状態へ
の移行を指示された場合、キャリアを取り外し可能状態
へ移行させることができる。
【0084】上述の製造装置20に対し、本発明の装置
運行自動化システムの作業手続き管理部45は、1キャ
リア内の材料群(ウェーハ群等)毎に複数の処理を時間
差をもって与えることができる。上述の製造装置20
は、1キャリア内の材料群(ウェーハ群等)毎に時間差
をもって与えられた複数の処理を、このキャリア12等
をロードポート14または16等に保持した状態で処理
することができる。
運行自動化システムの作業手続き管理部45は、1キャ
リア内の材料群(ウェーハ群等)毎に複数の処理を時間
差をもって与えることができる。上述の製造装置20
は、1キャリア内の材料群(ウェーハ群等)毎に時間差
をもって与えられた複数の処理を、このキャリア12等
をロードポート14または16等に保持した状態で処理
することができる。
【0085】以上より、本発明の実施の形態1によれ
ば、製造装置20上でウェーハ等の材料の分割を行って
所定の枚数だけ先行処理し、先行処理された所定の枚数
のウェーハ等をAMHS70により測定装置26へ自動
的に搬送して測定装置26で加工結果を測定することが
できる。測定結果に基づく加工条件の補正は、先行処理
判断部35から生産装置制御部60へレシピのパラメー
タの補正という形で行われる。測定が終了したウェーハ
は再びAMHS70により製造装置20側へ自動的に搬
送され、製造装置20上で先行処理されたウェーハと先
行処理されなかったウェーハとを合流することができ
る。この結果、人手または移載機を用いたウェーハの分
割および合成による作業手順の煩雑化と作業工数の増大
とを招くことがなく、他に移載機を必要とすることもな
く、製造時間の長大化と製造装置の稼働率の低下とを招
くことがない装置運行自動化システムおよび方法等を提
供することができる。
ば、製造装置20上でウェーハ等の材料の分割を行って
所定の枚数だけ先行処理し、先行処理された所定の枚数
のウェーハ等をAMHS70により測定装置26へ自動
的に搬送して測定装置26で加工結果を測定することが
できる。測定結果に基づく加工条件の補正は、先行処理
判断部35から生産装置制御部60へレシピのパラメー
タの補正という形で行われる。測定が終了したウェーハ
は再びAMHS70により製造装置20側へ自動的に搬
送され、製造装置20上で先行処理されたウェーハと先
行処理されなかったウェーハとを合流することができ
る。この結果、人手または移載機を用いたウェーハの分
割および合成による作業手順の煩雑化と作業工数の増大
とを招くことがなく、他に移載機を必要とすることもな
く、製造時間の長大化と製造装置の稼働率の低下とを招
くことがない装置運行自動化システムおよび方法等を提
供することができる。
【0086】実施の形態2.上述の各実施の形態に加え
て、本発明の装置運行自動化システムの作業手続き管理
部45は、製品管理部40に対しロットの分割を通知す
る場合、キャリア12等の中におけるロットの論理的分
割とキャリア12等別のロットの物理的分割とを分けて
指示することができる。例えば、図1に示されるキャリ
ア12に25枚のウェーハが格納されている場合、作業
手続き管理部45はキャリア12内におけるウェーハ
を、先行処理する予定の1枚のウェーハとその他の24
枚のウェーハとに論理的に分割して指示することができ
る。この後、24枚のウェーハをロードポート14に保
持し、1枚の先行処理されたウェーハをロードポート1
6に保持するように物理的に分割して保持するように指
示することができる。同様にして、作業手続き管理部4
5は、製品管理部40に対しロットの合成を通知する場
合、キャリア24の中におけるロット(1枚の測定後の
ウェーハ)とロードポート14に残されたロット(24
枚のウェーハ)とを物理的または論理的に合成するよう
に両者を分けて指示することができる。上述の説明では
1キャリア内に25枚のウェーハが格納されているもの
としたが、キャリアに格納可能なウェーハの枚数は25
枚に限定されるものではない。
て、本発明の装置運行自動化システムの作業手続き管理
部45は、製品管理部40に対しロットの分割を通知す
る場合、キャリア12等の中におけるロットの論理的分
割とキャリア12等別のロットの物理的分割とを分けて
指示することができる。例えば、図1に示されるキャリ
ア12に25枚のウェーハが格納されている場合、作業
手続き管理部45はキャリア12内におけるウェーハ
を、先行処理する予定の1枚のウェーハとその他の24
枚のウェーハとに論理的に分割して指示することができ
る。この後、24枚のウェーハをロードポート14に保
持し、1枚の先行処理されたウェーハをロードポート1
6に保持するように物理的に分割して保持するように指
示することができる。同様にして、作業手続き管理部4
5は、製品管理部40に対しロットの合成を通知する場
合、キャリア24の中におけるロット(1枚の測定後の
ウェーハ)とロードポート14に残されたロット(24
枚のウェーハ)とを物理的または論理的に合成するよう
に両者を分けて指示することができる。上述の説明では
1キャリア内に25枚のウェーハが格納されているもの
としたが、キャリアに格納可能なウェーハの枚数は25
枚に限定されるものではない。
【0087】以上より、本発明の実施の形態2によれ
ば、作業手続き管理部45は、製品管理部40に対しロ
ットの分割を通知する場合、キャリア12等の中におけ
るロットの論理的分割とキャリア12等別のロットの物
理的分割とを分けて指示することができる。同様にし
て、作業手続き管理部45は、製品管理部40に対しロ
ットの合成を通知する場合、キャリア24の中における
ロット(1枚の測定後のウェーハ)とロードポート14
に残されたロット(24枚のウェーハ)とを物理的また
は論理的に合成するように両者を分けて指示することが
できる。このため、このため実施の形態1に加えて、人
手または移載機を用いたウェーハの分割および合成によ
る作業手順の煩雑化と作業工数の増大とを招くことがな
く、他に移載機を必要とすることもない装置運行自動化
システムおよび方法等を提供することができる。
ば、作業手続き管理部45は、製品管理部40に対しロ
ットの分割を通知する場合、キャリア12等の中におけ
るロットの論理的分割とキャリア12等別のロットの物
理的分割とを分けて指示することができる。同様にし
て、作業手続き管理部45は、製品管理部40に対しロ
ットの合成を通知する場合、キャリア24の中における
ロット(1枚の測定後のウェーハ)とロードポート14
に残されたロット(24枚のウェーハ)とを物理的また
は論理的に合成するように両者を分けて指示することが
できる。このため、このため実施の形態1に加えて、人
手または移載機を用いたウェーハの分割および合成によ
る作業手順の煩雑化と作業工数の増大とを招くことがな
く、他に移載機を必要とすることもない装置運行自動化
システムおよび方法等を提供することができる。
【0088】実施の形態3.上述した各実施の形態の機
能を実現するコンピュータ・プログラムを記録した記録
媒体を本発明の装置運行自動化システムに記録媒体入出
力部(不図示)を介して供給し、その装置運行自動化シ
ステムのコンピュータが記録媒体に格納されたコンピュ
ータ・プログラムを読み取り実行することによっても、
本発明の目的が達成されることは言うまでもない。この
場合、記録媒体から読み取られたコンピュータ・プログ
ラム自体が本発明の装置運行自動化システムの新規な機
能を実現することになり、そのコンピュータ・プログラ
ムを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
コンピュータ・プログラムを記録した記録媒体として
は、例えば、MO、光ディスク、CD−ROM、FD,
ハードディスク、ROM、メモリカード等を用いること
ができる。
能を実現するコンピュータ・プログラムを記録した記録
媒体を本発明の装置運行自動化システムに記録媒体入出
力部(不図示)を介して供給し、その装置運行自動化シ
ステムのコンピュータが記録媒体に格納されたコンピュ
ータ・プログラムを読み取り実行することによっても、
本発明の目的が達成されることは言うまでもない。この
場合、記録媒体から読み取られたコンピュータ・プログ
ラム自体が本発明の装置運行自動化システムの新規な機
能を実現することになり、そのコンピュータ・プログラ
ムを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
コンピュータ・プログラムを記録した記録媒体として
は、例えば、MO、光ディスク、CD−ROM、FD,
ハードディスク、ROM、メモリカード等を用いること
ができる。
【0089】以上より、本発明の実施の形態3によれ
ば、上述した各実施の形態の機能を実現するコンピュー
タ・プログラムを記録した記録媒体を本発明の装置運行
自動化システムに供給し、その装置運行自動化システム
のコンピュータが記録媒体に格納されたコンピュータ・
プログラムを読み取り実行することによっても、本発明
の目的を達成することができる。
ば、上述した各実施の形態の機能を実現するコンピュー
タ・プログラムを記録した記録媒体を本発明の装置運行
自動化システムに供給し、その装置運行自動化システム
のコンピュータが記録媒体に格納されたコンピュータ・
プログラムを読み取り実行することによっても、本発明
の目的を達成することができる。
【0090】
【発明の効果】以上より、本発明の装置運行自動化シス
テムおよび方法等によれば、製造装置20上でウェーハ
等の材料の分割を行って所定の枚数だけ先行処理し、先
行処理された所定の枚数のウェーハ等をAMHS70に
より測定装置26へ自動的に搬送して測定装置26で加
工結果を測定することができる。測定結果に基づく加工
条件の補正は、先行処理判断部35から生産装置制御部
60へレシピのパラメータの補正という形で行われる。
測定が終了したウェーハは再びAMHS70により製造
装置20側へ自動的に搬送され、製造装置20上で先行
処理されたウェーハと先行処理されなかったウェーハと
を合流することができる。このため、人手または移載機
を用いたウェーハの分割および合成による作業手順の煩
雑化と作業工数の増大とを招くことがなく、他に移載機
を必要とすることもなく、製造時間の長大化と製造装置
の稼働率の低下とを招くことがない装置運行自動化シス
テムおよび方法等を提供することができる。
テムおよび方法等によれば、製造装置20上でウェーハ
等の材料の分割を行って所定の枚数だけ先行処理し、先
行処理された所定の枚数のウェーハ等をAMHS70に
より測定装置26へ自動的に搬送して測定装置26で加
工結果を測定することができる。測定結果に基づく加工
条件の補正は、先行処理判断部35から生産装置制御部
60へレシピのパラメータの補正という形で行われる。
測定が終了したウェーハは再びAMHS70により製造
装置20側へ自動的に搬送され、製造装置20上で先行
処理されたウェーハと先行処理されなかったウェーハと
を合流することができる。このため、人手または移載機
を用いたウェーハの分割および合成による作業手順の煩
雑化と作業工数の増大とを招くことがなく、他に移載機
を必要とすることもなく、製造時間の長大化と製造装置
の稼働率の低下とを招くことがない装置運行自動化シス
テムおよび方法等を提供することができる。
【図1】 本発明の装置運行自動化システムおよび方法
の概要を示す図である。
の概要を示す図である。
【図2】 本発明の装置運行自動化システムのブロック
図である。
図である。
【図3】 本発明の装置自動化方法の一例のフローチャ
ートである。
ートである。
【図4】 本発明の装置自動化方法の一例のフローチャ
ートである。
ートである。
【図5】 本発明の装置自動化方法の一例のフローチャ
ートである。
ートである。
【図6】 本発明の装置自動化方法の一例のフローチャ
ートである。
ートである。
【図7】 本発明の装置自動化方法の一例のフローチャ
ートである。
ートである。
【図8】 本発明の装置自動化方法の一例のフローチャ
ートである。
ートである。
【図9】 本発明の装置自動化方法の一例のフローチャ
ートである。
ートである。
10 ストッカ、 12,12a,12n ロットが格
納されたキャリア、14 ロット用ロードポート、 1
6 先行ウェーハのキャリア用ロードポート、 18
塗布/現像機(C/D)、 20 製造装置(インライ
ンステッパ)、 22 ステッパ、 24 先行ウェー
ハが格納されたキャリア、 26 測定装置、 30
割当て部、 35 先行処理判断部、 40 製品管理
部、45 作業手続き管理部、 50 AMHS統合制
御部、 55 耐久材管理部、 60 生産装置制御
部、 65 レシピ管理部、 70 自動搬送システム
(Automated Material Handling System : AMH
S)。
納されたキャリア、14 ロット用ロードポート、 1
6 先行ウェーハのキャリア用ロードポート、 18
塗布/現像機(C/D)、 20 製造装置(インライ
ンステッパ)、 22 ステッパ、 24 先行ウェー
ハが格納されたキャリア、 26 測定装置、 30
割当て部、 35 先行処理判断部、 40 製品管理
部、45 作業手続き管理部、 50 AMHS統合制
御部、 55 耐久材管理部、 60 生産装置制御
部、 65 レシピ管理部、 70 自動搬送システム
(Automated Material Handling System : AMH
S)。
Claims (18)
- 【請求項1】 キャリアに格納された所定の材料を含む
ロットに対し該材料を加工して製品を製造する製造装
置、該製造装置による材料の加工結果を測定する測定装
置および該製造装置と該測定装置との間でキャリアの搬
送を行う自動搬送装置の各装置の運行を自動化する装置
運行自動化システムであって、 製造装置の識別子およびロットの識別子を受信した場
合、該製造装置で該ロットに含まれる材料を加工する際
にロットの一部を先行処理した結果に応じて該製造装置
における加工条件の設定を行うか否かの判断を行い、ロ
ットの識別子、ロットに含まれる材料に対する加工と測
定との内容を示すパラメータを含むレシピおよび製造装
置の識別子を受信した場合、該パラメータの値を返信す
る先行処理判断手段と、 製造装置の識別子を受信した場合、前記先行処理判断手
段の判断と共に該製造装置が次に加工する材料を含むロ
ットの識別子を返信する割当て手段と、 ロットの合成または分割の通知を受信した場合、ロット
と該ロットが格納されているキャリアとの対応関係を管
理し、ロットの識別子を受信した場合、該ロットが格納
されているキャリアの識別子を返信する製品管理手段
と、 製造装置に依存しない内容のレシピを受信した場合、該
レシピの内容を製造装置に依存した内容へ変換するレシ
ピ管理手段と、 キャリアからロットを取り出して先行処理を示す内容の
レシピにより該ロットに含まれる材料を加工し、該ロッ
トを該キャリアと異なる他のキャリアへ格納する要求を
受信し且つ該要求を受け入れる場合、該製造装置と該測
定装置とを含む生産装置へ先行処理の指示を行い、生産
装置に対する処理要求を待ち指定で受信した場合、該生
産装置に対して処理終了後にキャリア取り外し可能状態
へ移行せず指示待ち状態へ移行する指示を行い、生産装
置に対する強制的なキャリア取り外し可能状態への移行
要求を受信した場合、該生産装置に対して強制的にキャ
リア取り外し可能状態へ移行する指示を行う生産装置制
御手段と、 キャリアを生産装置の所定のポートへ搬送させる要求を
受信した場合、自動搬送装置に対して該要求を指示する
自動搬送装置統合制御手段と、 前記自動搬送装置統合制御手段に対し、キャリアを生産
装置の所定のポートへ搬送させる要求を送信する作業手
続き管理手段とを備え、 前記作業手続き管理手段から前記割当て手段へ製造装置
の識別子が送信され、該製造装置の識別子とロットの識
別子とが前記割当て手段から前記先行処理判断手段へ送
信され、前記先行処理判断手段が該製造装置における該
ロットに含まれる材料の加工について先行処理の必要性
を認める判断を行い、該判断と共に該ロットの識別子が
前記割当て手段から前記作業手続き管理手段へ返信され
た場合、 前記作業手続き管理手段は、前記製品管理手段に対し、
前記割当て手段から返信されたロットの識別子で示され
るロットの分割を通知した後、該ロットの識別子を送信
して該ロットが格納されているキャリアの識別子を返信
させ、前記生産装置制御手段に対し、該キャリアから所
定の数のロットを取り出して先行処理を示す内容のレシ
ピにより該ロットに含まれる材料を加工した後、該所定
の数のロットを該キャリアと異なる他のキャリアへ格納
する要求を行い、 前記生産装置制御手段は、前記作業手続き管理手段から
示された先行処理を示す内容のレシピであって製造装置
に依存しない内容のレシピを、前記レシピ管理手段へ送
信して製造装置に依存した内容のレシピへ変換させ、前
記先行処理判断手段に対し、ロットの識別子、該レシピ
および該製造装置の識別子を送信して該レシピ中のパラ
メータの値を返信させ、該パラメータの値を設定したレ
シピに基づき生産装置に対して先行処理を指示し、 前記作業手続き管理手段は、前記自動搬送装置統合制御
手段に対し、前記生産装置制御手段により先行処理を指
示された所定の数のロットが格納された他のキャリアを
測定装置の所定のポートへ搬送する要求を送信し、前記
自動搬送装置統合制御手段に対し、該他のキャリアを製
造装置の所定のポートへ搬送する要求を送信して、前記
生産装置制御手段に対し、製造装置に対するロットに含
まれる材料の加工要求を待ち指定で送信し、該他のキャ
リア中の所定の数のロットが該キャリア中のロットと合
流した後、前記製品管理手段に対しロットの合成を通知
し、前記生産装置制御手段に対し、製造装置に対するロ
ットが合成されたキャリアの強制的な取り外し可能状態
への移行要求を送信し、 前記生産装置制御手段は、製造装置に対してロットが合
成されたキャリアの強制的な取り外し可能状態への移行
を指示することを特徴とする装置運行自動化システム。 - 【請求項2】 請求項1記載の装置運行自動化システム
において、前記作業手続き管理手段は、前記製品管理手
段に対しロットの分割を通知する場合、キャリア内にお
けるロットの論理的分割とキャリア別のロットの物理的
分割とを分けて指示することを特徴とする装置運行自動
化システム。 - 【請求項3】 請求項1記載の装置運行自動化システム
において、前記作業手続き管理手段は、前記製品管理手
段に対しロットの合成を通知する場合、キャリア内にお
けるロットの論理的合成とキャリア別のロットの物理的
合成とを分けて指示することを特徴とする装置運行自動
化システム。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の装
置運行自動化システムにおいて、前記手作業手続き管理
手段は、前記製造装置に対し1キャリア内の材料群毎に
複数の処理を時間差をもって与えることを特徴とする装
置運行自動化システム。 - 【請求項5】 請求項4記載の装置運行自動化システム
において、前記製造装置はキャリアを保持するロードポ
ートを有しており、該製造装置は、1キャリア内の材料
群毎に時間差をもって与えられた複数の処理を、該キャ
リアをロードポートに保持した状態で処理することを特
徴とする装置運行自動化システム。 - 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の装
置運行自動化システムにおいて、前記ロットに含まれる
材料は半導体ウェーハであることを特徴とする装置運行
自動化システム。 - 【請求項7】 キャリアに格納された所定の材料を含む
ロットに対し該材料を加工して製品を製造する製造装
置、該製造装置による材料の加工結果を測定する測定装
置および該製造装置と該測定装置との間でキャリアの搬
送を行う自動搬送装置の各装置の運行を自動化する装置
運行自動化システムにおける、製造装置でロットの一部
の先行処理を行うか否かの判断を行う先行処理判断サー
バであって、 前記製造装置の識別子およびロットの識別子を受信した
場合、該製造装置で該ロットに含まれる材料を加工する
際にロットの一部を先行処理し、該ロットの一部を前記
搬送装置により前記測定装置へ搬送し、該測定装置に測
定させた結果に応じて該製造装置における加工条件の設
定を行うか否かの判断を行い、ロットの識別子、ロット
に含まれる材料に対する加工と測定との内容を示すパラ
メータを含むレシピおよび製造装置の識別子を受信した
場合、該パラメータの値を返信することを特徴とする先
行処理判断サーバ。 - 【請求項8】 キャリアに格納された所定の材料を含む
ロットに対し該材料を加工して製品を製造する製造装
置、該製造装置による材料の加工結果を測定する測定装
置および該製造装置と該測定装置との間でキャリアの搬
送を行う自動搬送装置の各装置の運行を自動化する装置
運行自動化システムにおける、製造装置に加工するロッ
トを割当てる割当てサーバであって、 前記製造装置の識別子を受信した場合、該製造装置でロ
ットに含まれる材料を加工する際にロットの一部を先行
処理し、該ロットの一部を前記搬送装置により前記測定
装置へ搬送し、該測定装置に測定させた結果に応じて該
製造装置における加工条件の設定を行うか否かの判断を
得て、該判断と共に該製造装置が次に加工するロットの
識別子を返信することを特徴とする割当てサーバ。 - 【請求項9】 キャリアに格納された所定の材料を含む
ロットに対し該材料を加工して製品を製造する製造装
置、該製造装置による材料の加工結果を測定する測定装
置および該製造装置と該測定装置との間でキャリアの搬
送を行う自動搬送装置の各装置の運行を自動化する装置
運行自動化システムにおける、該自動搬送装置に対し、
製造装置と測定装置とを含む生産装置の所定のポートへ
キャリアを搬送させる要求を送信する作業手続き管理サ
ーバであって、 ロットの識別子を含むロットの分割の指示を受信した場
合、該ロットの識別子で示されるロットの分割を通知
し、この後、該ロットの識別子を送信して該ロットが格
納されているキャリアの識別子を受信して、該キャリア
から所定の数のロットを取り出して先行処理を示す内容
のレシピにより該ロットに含まれる材料を加工し該所定
の数のロットを該キャリアと異なる他のキャリアへ格納
する要求を送信し、 前記自動搬送装置に対し先行処理を指示された所定の数
のロットが格納された他のキャリアを前記測定装置の所
定のポートへ搬送する要求を送信し、前記自動搬送装置
に対し該他のキャリアを該製造装置の所定のポートへ搬
送する要求を送信し、該製造装置に対しロットに含まれ
る材料の加工要求を待ち指定で送信し、該他のキャリア
中の所定の数のロットが該キャリア中のロットと合流し
た後、ロットの合成を通知し、該製造装置に対しロット
が合成されたキャリアの強制的な取り外し可能状態への
移行要求を送信することを特徴とする作業手続き管理サ
ーバ。 - 【請求項10】 請求項9記載の作業手続き管理サーバ
において、前記製造装置に対し1キャリア内の材料群毎
に複数の処理を時間差をもって与えることを特徴とする
作業手続き管理サーバ。 - 【請求項11】 キャリアに格納された所定の材料を含
むロットに対し該材料を加工して製品を製造する製造装
置、該製造装置による材料の加工結果を測定する測定装
置および該製造装置と該測定装置との間でキャリアの搬
送を行う自動搬送装置の各装置の運行を自動化する装置
運行自動化システムにおける製造装置であって、キャリ
アを少なくとも2つ保持可能なロードポートを備え、材
料の加工後にキャリアを取り外し可能状態へ移行するか
否かを判断し、強制的なキャリアの取り外し可能状態へ
の移行を指示された場合、キャリアを取り外し可能状態
へ移行させることを特徴とする製造装置。 - 【請求項12】 請求項11記載の製造装置において、
1キャリア内の材料群毎に時間差をもって与えられた複
数の処理を、該キャリアを前記ロードポートに保持した
状態で処理することを特徴とする製造装置。 - 【請求項13】 キャリアに格納された所定の材料を含
むロットに対し該材料を加工して製品を製造する製造装
置、該製造装置による材料の加工結果を測定する測定装
置および該製造装置と該測定装置との間でキャリアの搬
送を行う自動搬送装置の各装置の運行を自動化するプロ
グラムであって、コンピュータを、 製造装置の識別子およびロットの識別子を受信した場
合、該製造装置で該ロットに含まれる材料を加工する際
にロットの一部を先行処理した結果に応じて該製造装置
における加工条件の設定を行うか否かの判断を行い、ロ
ットの識別子、ロットに含まれる材料に対する加工と測
定との内容を示すパラメータを含むレシピおよび製造装
置の識別子を受信した場合、該パラメータの値を返信す
る先行処理判断手段、 製造装置の識別子を受信した場合、前記先行処理判断手
段の判断と共に該製造装置が次に加工する材料を含むロ
ットの識別子を返信する割当て手段、 ロットの合成または分割の通知を受信した場合、ロット
と該ロットが格納されているキャリアとの対応関係を管
理し、ロットの識別子を受信した場合、該ロットが格納
されているキャリアの識別子を返信する製品管理手段、 製造装置に依存しない内容のレシピを受信した場合、該
レシピの内容を製造装置に依存した内容へ変換するレシ
ピ管理手段、 キャリアからロットを取り出して先行処理を示す内容の
レシピにより該ロットに含まれる材料を加工し、該ロッ
トを該キャリアと異なる他のキャリアへ格納する要求を
受信し且つ該要求を受け入れる場合、該製造装置と該測
定装置とを含む生産装置へ先行処理の指示を行い、生産
装置に対する処理要求を待ち指定で受信した場合、該生
産装置に対して処理終了後にキャリア取り外し可能状態
へ移行せず指示待ち状態へ移行する指示を行い、生産装
置に対する強制的なキャリア取り外し可能状態への移行
要求を受信した場合、該生産装置に対して強制的にキャ
リア取り外し可能状態へ移行する指示を行う生産装置制
御手段、 キャリアを生産装置の所定のポートへ搬送させる要求を
受信した場合、自動搬送装置に対して該要求を指示する
自動搬送装置統合制御手段、 前記自動搬送装置統合制御手段に対し、キャリアを生産
装置の所定のポートへ搬送させる要求を送信する作業手
続き管理手段として機能させるものであり、 前記作業手続き管理手段から前記割当て手段へ製造装置
の識別子が送信され、該製造装置の識別子とロットの識
別子とが前記割当て手段から前記先行処理判断手段へ送
信され、前記先行処理判断手段が該製造装置における該
ロットに含まれる材料の加工について先行処理の必要性
を認める判断を行い、該判断と共に該ロットの識別子が
前記割当て手段から前記作業手続き管理手段へ返信され
た場合、 前記作業手続き管理手段は、前記製品管理手段に対し、
前記割当て手段から返信されたロットの識別子で示され
るロットの分割を通知した後、該ロットの識別子を送信
して該ロットが格納されているキャリアの識別子を返信
させ、前記生産装置制御手段に対し、該キャリアから所
定の数のロットを取り出して先行処理を示す内容のレシ
ピにより該ロットに含まれる材料を加工した後、該所定
の数のロットを該キャリアと異なる他のキャリアへ格納
する要求を行い、 前記生産装置制御手段は、前記作業手続き管理手段から
示された先行処理を示す内容のレシピであって製造装置
に依存しない内容のレシピを、前記レシピ管理手段へ送
信して製造装置に依存した内容のレシピへ変換させ、前
記先行処理判断手段に対し、ロットの識別子、該レシピ
および該製造装置の識別子を送信して該レシピ中のパラ
メータの値を返信させ、該パラメータの値を設定したレ
シピに基づき生産装置に対して先行処理を指示し、 前記作業手続き管理手段は、前記自動搬送装置統合制御
手段に対し、前記生産装置制御手段により先行処理を指
示された所定の数のロットが格納された他のキャリアを
測定装置の所定のポートへ搬送する要求を送信し、前記
自動搬送装置統合制御手段に対し、該他のキャリアを製
造装置の所定のポートへ搬送する要求を送信して、前記
生産装置制御手段に対し、製造装置に対するロットに含
まれる材料の加工要求を待ち指定で送信し、該他のキャ
リア中の所定の数のロットが該キャリア中のロットと合
流した後、前記製品管理手段に対しロットの合成を通知
し、前記生産装置制御手段に対し、製造装置に対するロ
ットが合成されたキャリアの強制的な取り外し可能状態
への移行要求を送信し、 前記生産装置制御手段は、製造装置に対してロットが合
成されたキャリアの強制的な取り外し可能状態への移行
を指示するように機能させるためのプログラム。 - 【請求項14】 キャリアに格納された所定の材料を含
むロットに対し該材料を加工して製品を製造する製造装
置、該製造装置による材料の加工結果を測定する測定装
置および該製造装置と該測定装置との間でキャリアの搬
送を行う自動搬送装置の各装置の運行を自動化するプロ
グラムであって、コンピュータを、 前記製造装置の識別子およびロットの識別子を受信した
場合、該製造装置で該ロットに含まれる材料を加工する
際にロットの一部を先行処理し、該ロットの一部を前記
搬送装置により前記測定装置へ搬送し、該測定装置に測
定させた結果に応じて該製造装置における加工条件の設
定を行うか否かの判断を行い、ロットの識別子、ロット
に含まれる材料に対する加工と測定との内容を示すパラ
メータを含むレシピおよび製造装置の識別子を受信した
場合、該パラメータの値を返信するように機能させるた
めのプログラム。 - 【請求項15】 キャリアに格納された所定の材料を含
むロットに対し該材料を加工して製品を製造する製造装
置、該製造装置による材料の加工結果を測定する測定装
置および該製造装置と該測定装置との間でキャリアの搬
送を行う自動搬送装置の各装置の運行を自動化するプロ
グラムであって、コンピュータを、 前記製造装置の識別子を受信した場合、該製造装置でロ
ットに含まれる材料を加工する際にロットの一部を先行
処理し、該ロットの一部を前記搬送装置により前記測定
装置へ搬送し、該測定装置に測定させた結果に応じて該
製造装置における加工条件の設定を行うか否かの判断を
得て、該判断と共に該製造装置が次に加工するロットの
識別子を返信するように機能させるためのプログラム。 - 【請求項16】 キャリアに格納された所定の材料を含
むロットに対し該材料を加工して製品を製造する製造装
置、該製造装置による材料の加工結果を測定する測定装
置および該製造装置と該測定装置との間でキャリアの搬
送を行う自動搬送装置の各装置の運行を自動化するプロ
グラムであって、コンピュータを、 ロットの識別子を含むロットの分割の指示を受信した場
合、該ロットの識別子で示されるロットの分割を通知
し、この後、該ロットの識別子を送信して該ロットが格
納されているキャリアの識別子を受信して、該キャリア
から所定の数のロットを取り出して先行処理を示す内容
のレシピにより該ロットに含まれる材料を加工し該所定
の数のロットを該キャリアと異なる他のキャリアへ格納
する要求を送信し、 前記自動搬送装置に対し先行処理を指示された所定の数
のロットが格納された他のキャリアを前記測定装置の所
定のポートへ搬送する要求を送信し、該測定装置による
該他のキャリア中の所定の数のロットに含まれる材料の
測定が終了した後、前記製造装置に対し測定結果に応じ
た加工条件の設定を指示し、前記自動搬送装置に対し該
他のキャリアを該製造装置の所定のポートへ搬送する要
求を送信し、該製造装置に対しロットに含まれる材料の
加工要求を待ち指定で送信し、該他のキャリア中の所定
の数のロットが該キャリア中のロットと合流した後、ロ
ットの合成を通知し、該製造装置に対しロットが合成さ
れたキャリアの強制的な取り外し可能状態への移行要求
を送信するように機能させるプログラム。 - 【請求項17】 請求項13ないし16のいずれかに記
載のプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記
録媒体。 - 【請求項18】 キャリアに格納された所定の材料を含
むロットに対し該材料を加工して製品を製造する製造装
置、該製造装置による材料の加工結果を測定する測定装
置および該製造装置と該測定装置との間でキャリアの搬
送を行う自動搬送装置の各装置の運行を自動化するシス
テムの装置運行自動化方法であって、 該システムは、 製造装置の識別子およびロットの識別子を受信した場
合、該製造装置で該ロットに含まれる材料を加工する際
にロットの一部を先行処理した結果に応じて該製造装置
における加工条件の設定を行うか否かの判断を行い、ロ
ットの識別子、ロットに含まれる材料に対する加工と測
定との内容を示すパラメータを含むレシピおよび製造装
置の識別子を受信した場合、該パラメータの値を返信す
る先行処理判断部と、 製造装置の識別子を受信した場合、前記先行処理判断手
段の判断と共に該製造装置が次に加工する材料を含むロ
ットの識別子を返信する割当て部と、 ロットの合成または分割の通知を受信した場合、ロット
と該ロットが格納されているキャリアとの対応関係を管
理し、ロットの識別子を受信した場合、該ロットが格納
されているキャリアの識別子を返信する製品管理部と、 製造装置に依存しない内容のレシピを受信した場合、該
レシピの内容を製造装置に依存した内容へ変換するレシ
ピ管理部と、 キャリアからロットを取り出して先行処理を示す内容の
レシピにより該ロットに含まれる材料を加工し、該ロッ
トを該キャリアと異なる他のキャリアへ格納する要求を
受信し且つ該要求を受け入れる場合、該製造装置と該測
定装置とを含む生産装置へ先行処理の指示を行い、生産
装置に対する処理要求を待ち指定で受信した場合、該生
産装置に対して処理終了後にキャリア取り外し可能状態
へ移行せず指示待ち状態へ移行する指示を行い、生産装
置に対する強制的なキャリア取り外し可能状態への移行
要求を受信した場合、該生産装置に対して強制的にキャ
リア取り外し可能状態へ移行する指示を行う生産装置制
御部と、 キャリアを生産装置の所定のポートへ搬送させる要求を
受信した場合、自動搬送装置に対して該要求を指示する
自動搬送装置統合制御部と、 前記自動搬送装置統合制御手段に対し、キャリアを生産
装置の所定のポートへ搬送させる要求を送信する作業手
続き管理部とを備えており、 前記装置運行自動化方法は、 前記作業手続き管理部から前記割当て部へ製造装置の識
別子が送信され、該製造装置の識別子とロットの識別子
とが前記割当て部から前記先行処理判断部へ送信され、
前記先行処理判断部が該製造装置における該ロットに含
まれる材料の加工について先行処理の必要性を認める判
断を行い、該判断と共に該ロットの識別子が前記割当て
部から前記作業手続き管理部へ返信される先行処理判断
工程と、 前記作業手続き管理部が、前記製品管理部に対し、前記
先行処理判断工程において前記割当て部から返信された
ロットの識別子で示されるロットの分割を通知した後、
該ロットの識別子を送信して該ロットが格納されている
キャリアの識別子を返信させ、前記生産装置制御部に対
し、該キャリアから所定の数のロットを取り出して先行
処理を示す内容のレシピにより該ロットに含まれる材料
を加工した後、該所定の数のロットを該キャリアと異な
る他のキャリアへ格納する要求を行う先行処理要求工程
と、 前記生産装置制御部が、前記先行処理要求工程において
前記作業手続き管理部から示された先行処理を示す内容
のレシピであって製造装置に依存しない内容のレシピ
を、前記レシピ管理部へ送信して製造装置に依存した内
容のレシピへ変換させ、前記先行処理判断部に対し、ロ
ットの識別子、該レシピおよび該製造装置の識別子を送
信して該レシピ中のパラメータの値を返信させ、該パラ
メータの値を設定したレシピに基づき生産装置に対して
先行処理を指示する先行処理指示工程と、 前記先行処理指示工程における指示に基づき生産装置で
先行処理を行う先行処理工程と、 前記作業手続き管理部が、前記自動搬送装置統合制御部
に対し、前記生産装置制御部により先行処理を指示され
た所定の数のロットが格納された他のキャリアを測定装
置の所定のポートへ搬送する要求を送信し、前記自動搬
送装置統合制御部に対し、該他のキャリアを製造装置の
所定のポートへ搬送する要求を送信して、前記生産装置
制御部に対し、製造装置に対するロットに含まれる材料
の加工要求を待ち指定で送信し、該他のキャリア中の所
定の数のロットが該キャリア中のロットと合流した後、
前記製品管理部に対しロットの合成を通知し、前記生産
装置制御部に対し、製造装置に対するロットが合成され
たキャリアの強制的な取り外し可能状態への移行要求を
送信する先行処理後工程と、 前記生産装置制御部が、製造装置に対してロットが合成
されたキャリアの強制的な取り外し可能状態への移行を
指示するキャリア取り外し指示工程とを備えたことを特
徴とする装置運行自動化方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001380459A JP2003186516A (ja) | 2001-12-13 | 2001-12-13 | 装置運行自動化システム、先行処理判断サーバ、作業手続き管理サーバ、製造装置、プログラム、記録媒体および装置運行自動化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001380459A JP2003186516A (ja) | 2001-12-13 | 2001-12-13 | 装置運行自動化システム、先行処理判断サーバ、作業手続き管理サーバ、製造装置、プログラム、記録媒体および装置運行自動化方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003186516A true JP2003186516A (ja) | 2003-07-04 |
Family
ID=27591511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001380459A Pending JP2003186516A (ja) | 2001-12-13 | 2001-12-13 | 装置運行自動化システム、先行処理判断サーバ、作業手続き管理サーバ、製造装置、プログラム、記録媒体および装置運行自動化方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003186516A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100411092C (zh) * | 2005-04-15 | 2008-08-13 | 力晶半导体股份有限公司 | 缩短机台闲置时间的方法以及使用该方法的制造系统 |
CN100424674C (zh) * | 2005-08-22 | 2008-10-08 | 力晶半导体股份有限公司 | 改善物料搬运效率的方法以及使用该方法的制造系统 |
JP2015168033A (ja) * | 2014-03-07 | 2015-09-28 | 株式会社豊田自動織機 | ワークの製造方法 |
-
2001
- 2001-12-13 JP JP2001380459A patent/JP2003186516A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100411092C (zh) * | 2005-04-15 | 2008-08-13 | 力晶半导体股份有限公司 | 缩短机台闲置时间的方法以及使用该方法的制造系统 |
CN100424674C (zh) * | 2005-08-22 | 2008-10-08 | 力晶半导体股份有限公司 | 改善物料搬运效率的方法以及使用该方法的制造系统 |
JP2015168033A (ja) * | 2014-03-07 | 2015-09-28 | 株式会社豊田自動織機 | ワークの製造方法 |
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