JP2003185947A - 光スイッチ - Google Patents

光スイッチ

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JP2003185947A
JP2003185947A JP2001384341A JP2001384341A JP2003185947A JP 2003185947 A JP2003185947 A JP 2003185947A JP 2001384341 A JP2001384341 A JP 2001384341A JP 2001384341 A JP2001384341 A JP 2001384341A JP 2003185947 A JP2003185947 A JP 2003185947A
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JP
Japan
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optical fiber
side optical
lens
light
incident
Prior art date
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Application number
JP2001384341A
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English (en)
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Kazumi Kawano
和美 川野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 光路を切り替えるために必要な支持具の移動
量を小さくすることで、光スイッチの高速化、小型化を
実現し、しかも切り替え接続できる光ファイバの多チャ
ネル化にも対応できる光スイッチを得ること。 【解決手段】 入射側光ファイバ11と、出射側光ファ
イバ12とがあって、レンズ15と、前記レンズ15を
搭載しかつ移動機構を有する支持具16と、進行光を透
過することなく全反射する全反射ミラー20とから構成
され、前記入射側光ファイバ11から前記レンズ15へ
の入射光の進行光路を前記レンズ15の屈折によって変
更し、さらに前記変更された進行光路を前記全反射ミラ
ー20によって、前記出射側光ファイバ12の光軸と一
致方向に反射させてから、前記出射側光ファイバ12へ
入射させるよう構成したことを特徴とする光スイッチと
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバを用い
た通信機器に用いられる光スイッチに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、ブロードバンド化が進むにつれ、
光ファイバを用いた通信システムが実用化され始めてお
り、光ファイバ伝送回線の切り替えなどに用いられる光
スイッチは、これらのシステムにおいて不可欠なデバイ
スとなっている。
【0003】この光スイッチに関しては、様々な構成の
ものが検討され実用化されている。
【0004】以下、その一例について、図8〜図9を参
照しながら説明する。
【0005】図8は従来の光スイッチの構成ブロック図
であり、1は入射側光ファイバ、2a、2bは出射側光
ファイバ、3は入射側光ファイバ1からの導波光を平行
光にするコリメートレンズ、4は前記コリメートレンズ
3からの出射光、5は光が漏れなく全反射するように施
された全反射プリズム、6は前記全反射プリズム5を固
定している支持具であり移動機構を有している。7aは
前記支持具6部を前記全反射プリズム5を介さずにその
まま通過する出射光、7bは前記支持具6部を前記全反
射プリズム5を介し出射される出射光、8a、8bはそ
れぞれ前記出射光7a、7bを集光するための集光用レ
ンズ、9は支持具6の移動量zである。
【0006】図9は従来の光スイッチにおける図8をA
方向から見た図であり、この図からもわかるように、支
持具6の移動する方向は入射側光ファイバ1と出射側光
ファイバ2a、2bの3つの光軸に対して垂直で、かつ
この3つの光軸によって作られる平面に平行である。
【0007】次に、このような構成の光スイッチにおい
て、光路の切り替え手段について図8を参照しながら説
明する。
【0008】まず、入射側光ファイバ1と出射側光ファ
イバ2bとの光学的結合動作について述べる。
【0009】まず、全反射プリズム5を固定した支持具
6は実線の位置(第一の位置)に支持されている。この
状態で、入射側光ファイバ1内を導波してきた導波光
は、コリメートレンズ3に入射され、平行光となり、出
射光4として全反射プリズム5に入射される。さらに、
全反射プリズム5内で光量が損失することなく屈折され
た後、出射光7bとして集光用レンズ8bに入射され、
その後、出射側光ファイバ2b内を導波していくことに
なる。このようにして、入射側光ファイバ1と出射側光
ファイバ2bとの光学的結合が成される。
【0010】次に、入射側光ファイバ1と出射側光ファ
イバ2aとの光学的結合動作について述べる。
【0011】この時、全反射プリズム5を固定した支持
具6は移動量9だけ移動し、点線の位置(第二の位置)
即ち、全反射プリズム5が入射側光ファイバ内を導波し
てきた導波光、即ち出射光4の光路を妨げない位置ま
で、移動して支持されることになる。この状態で、入射
側光ファイバ1内を導波してきた導波光は、前記同様に
コリメートレンズ3に入射され、平行光となり、出射光
4のように出射される。そして、この出射光4はそのま
ま出射光7aとして集光用レンズ8aに入射され、その
後、出射側光ファイバ2a内を導波していくことにな
る。このようにして、入射側光ファイバ1と出射側光フ
ァイバ2aとの光学的結合が成される。
【0012】また、支持具6の駆動装置については特に
説明していないが、例えば、支持具6と駆動装置との間
に磁気回路を形成し、駆動装置を駆動して励磁すること
で、支持具6を引き寄せたり引き離したりしても可能で
ある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような光スイッチの構成では、以下のような問題点を
有している。
【0014】近年のブロードバンド化の進展に伴い、光
ファイバを用いた伝送情報も、ますます大容量化・高速
化してきており、従ってこのシステムに欠かせない光ス
イッチにも更なる高性能化、小型化などの要求がある。
具体的には光路切り替え速度の高速化や光ファイバの多
チャネル化などである。
【0015】このような状況において、従来の光スイッ
チの構成では、光路を切り替えるために、上記したよう
に全反射プリズムを固定している支持具を第一の位置と
第二の位置との間で移動させる必要があるが、その移動
量が大きく、つまりこのことが光路切り替え速度の高速
化に対する阻害要因となっている。また、その移動量が
大きいと、それに伴い、装置自体も大型化することにな
る。さらに、全反射プリズムの形状は固定であるため、
上記したように入射側光ファイバ1本と出射側光ファイ
バ2本との光路切り替え接続にしか対応できず、多チャ
ネル化が困難である、という問題がある。
【0016】そこで本発明は上記問題を解決し、光路を
切り替えるために必要な支持具の移動量を小さくするこ
とで、光スイッチの高速化、小型化を実現し、しかも切
り替え接続できる光ファイバの多チャネル化にも対応で
きる光スイッチを提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の光スイッチの構成は、入射側光ファイバか
らの導波光の光路切り替えを行う光スイッチにおいて、
入射側光ファイバと、出射側光ファイバとがあって、レ
ンズと、前記レンズを搭載するとともに移動可能に設け
られた支持具と、前記支持具を移動させる移動手段と、
進行光を透過することなく全反射する全反射ミラーとを
備え、前記入射側光ファイバから前記レンズへの入射光
の進行光路を前記レンズの屈折によって変更し、さらに
前記変更された進行光路を前記全反射ミラーによって、
前記出射側光ファイバの光軸と一致方向に反射させてか
ら、前記出射側光ファイバへ入射させるよう構成したこ
とを特徴とする。
【0018】この構成により、入射側光ファイバの導波
光の光路切り替えは、レンズの屈折を利用するため、入
射側光ファイバ内を導波してきた導波光の光路を妨げな
い位置まで、レンズを移動させる必要がなく、レンズの
径の範囲内での移動で光路切り替えが可能となる。従っ
て、移動量が小さくでき、その結果小型化が可能でしか
も切り替え速度の高速化が可能となる。
【0019】またレンズの屈折によって変更された進行
光路はさらに、全反射ミラーによって出射側光ファイバ
の光軸との一致方向から出射側光ファイバへ入射できる
ように再変更できるので、出射側光ファイバの光軸との
一致方向でない方向からの出射側光ファイバへの入射に
比べて、挿入損失を抑えることが可能となる。
【0020】さらに出射側光ファイバの配置を、入射側
光ファイバの光軸に対し、同一水平方向に配置可能なの
で、例えば垂直方向に取り付けたりする場合に比べ、入
射側光ファイバと出射側光ファイバの全体の取り付け面
積を小さくすることも可能となる。
【0021】以上のことから、光路の切り替え速度が速
くかつ小型化で損入損失も小さい光スイッチを提供する
ことが可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、入射側光ファイバからの導波光の光路切り替えを行
う光スイッチにおいて、入射側光ファイバと、出射側光
ファイバとがあって、レンズと、前記レンズを搭載する
とともに移動可能に設けられた支持具と、前記支持具を
移動させる移動手段と、進行光を透過することなく全反
射する全反射ミラーとを備え、前記入射側光ファイバか
ら前記レンズへの入射光の進行光路を前記レンズの屈折
によって変更し、さらに前記変更された進行光路を前記
全反射ミラーによって、前記出射側光ファイバの光軸と
一致方向に反射させてから、前記出射側光ファイバへ入
射させるよう構成したことを特徴とするものであり、こ
の構成により、入射側光ファイバの導波光の光路切り替
えは、レンズの屈折を利用するため、入射側光ファイバ
内を導波してきた導波光の光路を妨げない位置まで、レ
ンズを移動させる必要がなく、レンズの径の範囲内での
移動で光路切り替えが可能となる。従って、移動量が小
さくでき、その結果小型化が可能でしかも切り替え速度
の高速化が可能となる。またレンズの屈折によって変更
された進行光路はさらに、全反射ミラーによって出射側
光ファイバの光軸との一致方向から出射側光ファイバへ
入射できるように再変更できるので、出射側光ファイバ
の光軸との一致方向でない方向からの出射側光ファイバ
への入射に比べて、挿入損失を抑えることが可能とな
る。さらに出射側光ファイバの配置を、入射側光ファイ
バの光軸に対し、同一水平方向に配置可能なので、例え
ば垂直方向に取り付けたりする場合に比べ、入射側光フ
ァイバと出射側光ファイバの全体の取り付け面積を小さ
くすることも可能となる、という作用を有する。
【0023】本発明の請求項2に記載の発明は、入射側
光ファイバからの導波光の光路切り替えを行う光スイッ
チにおいて、入射側光ファイバと、出射側光ファイバと
があって、第1のレンズと、前記第1のレンズを搭載す
るとともに移動可能に設けられた支持具と、前記支持具
を移動させる移動手段と、第2のレンズとを備え、前記
入射側光ファイバから前記第1のレンズへの入射光の進
行光路を前記第1のレンズの屈折によって変更し、さら
に前記変更された進行光路を前記第二のレンズによって
前記出射側光ファイバの光軸と一致方向に屈折させてか
ら、前記出射側光ファイバへ入射させるよう構成したこ
とを特徴とするものであり、この構成により、前記した
本発明の請求項1記載の作用と同様にして、光路切り替
え速度の高速化と小型化及び低挿入損失化が可能になる
という作用を有する。
【0024】本発明の請求項3に記載の発明は、入射側
光ファイバからの導波光の光路切り替えを行う光スイッ
チにおいて、入射側光ファイバと、出射側光ファイバと
があって、進行光を透過することなく全反射する第1の
全反射ミラーと、前記第1の全反射ミラーをするととも
に移動可能に設けられた支持具と、前記支持具を移動さ
せる移動手段と、進行光を透過することなく全反射する
第2の全反射ミラーとを備え、前記入射側光ファイバか
ら前記第1の全反射ミラーへの入射光の進行光路を前記
第1の全反射ミラーの反射によって変更し、さらに前記
変更された進行光路を前記第二の全反射ミラーによって
前記出射側光ファイバの光軸と一致方向に反射させてか
ら、前記出射側光ファイバへ入射させるよう構成したこ
とを特徴とするものであり、この構成により、前記した
本発明の請求項1記載の作用と同様にして、出射側光フ
ァイバの光軸との一致方向でない方向からの出射側光フ
ァイバへの入射に比べて、挿入損失を抑えることが可能
となり、さらに出射側光ファイバの配置を、入射側光フ
ァイバの光軸に対し、同一水平方向に配置可能なので、
例えば垂直方向に取り付けたりする場合に比べ、入射側
光ファイバと出射側光ファイバの全体の取り付け面積を
小さくすることも可能となる、という作用を有する。
【0025】請求項4に記載の発明では、入射側光ファ
イバと、出射側光ファイバを略並行に配置したことを特
徴とする請求項1〜3いずれか1記載の光スイッチとす
ることで、特に出射側光ファイバをマルチ構造とした場
合には、出射側ファイバの引き回しを省スペースで行う
ことができるので、光スイッチ自体の小型化を実現でき
る。
【0026】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図7を参照しながら説明する。なお、これらの図面
において同一の部材には同一の符号を付しており、ま
た、重複した説明は省略されている。
【0027】(実施の形態1)図1から図3は本発明の
実施の形態1の光スイッチの構成ブロック図である。
【0028】図1において、11は入射側光ファイバ、
12a、12bは出射側光ファイバ、13は入射側光フ
ァイバ11からの入射光を平行光にするコリメートレン
ズ、14は前記コリメートレンズ13からの出射光、1
5は進行光を屈折させ進行光の光路を変更するレンズ、
16は前記レンズ15を固定している支持具であり移動
機構を有している。17a、17bは前記レンズ15か
ら出射される出射光、18a、18bは前記出射光17
a、17bをそれぞれ集光するための集光用レンズ、1
9aは支持具16の移動量Y、20aは光が漏れなく全
反射するように施された全反射ミラーであり、この全反
射ミラー20aによって、前記レンズ15からの出射光
17bの光路が前記出射側光ファイバ12bの光軸と一
致方向に反射されるように、全反射ミラー20aの位
置、角度が調整されている。なお、本実施の形態では、
レンズ15として1つの凸型レンズを用いたが、複数の
凸レンズを組み合わせて構成しても良いし、更には、1
乃至複数の凹レンズを用いても良い。また、レンズとし
ては、ホログラム(例えば、透明基板上に溝を複数形成
したもの)等を用いても良い。
【0029】本実施の形態では、これら光スイッチを通
過する光の波長としては1500〜1600nmの範囲
を用いたが、可視光或いは可視光よりの波長の長い光も
用いることができる。
【0030】また、本実施の形態としては、コリメート
レンズ13で入射側光ファイバ11からの入射光を平行
光に変換したが、ホログラム素子などの他の光学素子を
用いて入射光を平行光に変換しても良い。
【0031】図2は本発明の実施の形態1における図1
をA方向から見た図であり、この図からもわかるよう
に、支持具16の移動する方向は入射側光ファイバ11
と出射側光ファイバ12a、12bの3つの光軸に対し
て垂直で、かつこの3つの光軸によって作られる平面に
平行である。
【0032】次に、このような構成の光スイッチにおい
て、光路の切り替え手段について図1を参照しながら説
明する。
【0033】まず、入射側光ファイバ11と出射側光フ
ァイバ12aとの光学的結合動作について述べる。
【0034】まず、レンズ15を固定した支持具16は
実線の位置(第一の位置)に支持されている。この状態
で、入射側光ファイバ11内を導波してきた導波光は、
コリメートレンズ13に入射され、平行光となり、出射
光14としてレンズ15に入射される。この時、出射光
14はレンズ15の中心を通過するため、ほとんど屈折
は生じず、光路は変更されることなく、出射光17aの
ようにほぼ直進して集光用レンズ18aに入射され、そ
の後、出射側光ファイバ12a内を導波していくことに
なる。このようにして、入射側光ファイバ11と出射側
光ファイバ12aとの光学的結合が成される。
【0035】次に、入射側光ファイバ11と出射側光フ
ァイバ12bとの光学的結合動作について述べる。
【0036】この時、レンズ15を固定した支持具16
は移動量19aだけ移動し、点線の位置(第二の位置)
に支持されることになる。この状態で、入射側光ファイ
バ11内を導波してきた導波光は、前記同様にコリメー
トレンズ13に入射され、平行光となり、出射光14と
してレンズ15に入射される。この時、出射光14はレ
ンズ15の中心より上側を通過するため下向きに屈折が
生じ、出射光17bのように光路が変更されてレンズ1
5から出射され、全反射ミラー20aへと入射される。
その後、この出射光路17bは全反射ミラー20aによ
り、出射側光ファイバ12bの光軸と一致方向に光の損
失を生じることなく反射され、集光用レンズ18bに入
射され、その後、出射側光ファイバ12b内を導波して
いくことになる。このようにして、入射側光ファイバ1
1と出射側光ファイバ12bとの光学的結合が成され
る。
【0037】また、支持具16の駆動装置については特
に説明していないが、従来の技術記載と同様に、支持具
16と駆動装置との間に磁気回路を形成し、駆動装置を
駆動して励磁することで、支持具16を引き寄せたり引
き離したりしても可能である。また、駆動装置を支持具
16にのみ設けたり、或いは駆動装置を支持具とは別の
部材のみに設けたり、更には、駆動装置を分割し、駆動
装置の一部を支持具16に設け、他の部分を別の部材に
設ける構成でも良い。
【0038】このように、本発明の実施の形態における
光スイッチは、レンズの屈折を利用するため、入射側光
ファイバ内を導波してきた導波光の光路を妨げない位置
まで、レンズを移動させる必要がなく、レンズの径の範
囲内での移動で光路切り替えが可能となる。従って、移
動量が小さくでき、その結果小型化が可能でしかも切り
替え速度の高速化が可能となる。またレンズの屈折によ
って変更された進行光路はさらに、全反射ミラーによっ
て出射側光ファイバの光軸との一致方向から出射側光フ
ァイバへ入射できるように再変更できるので、出射側光
ファイバの光軸との一致方向でない方向からの出射側光
ファイバへの入射に比べて、挿入損失を抑えることが可
能となる。さらに出射側光ファイバの配置を、入射側光
ファイバの光軸に対し、同一水平方向に配置可能なの
で、例えば垂直方向に取り付けたりする場合に比べ、入
射側光ファイバと出射側光ファイバの全体の取り付け面
積を小さくすることも可能となる。これらのことから、
非常に高機能な光スイッチが実現できる。
【0039】図3は、多チャネル化への対応の一例であ
り、12cは出力側光ファイバ、17cは前記レンズ1
5から出射される出射光、18cは前記出射光17cを
集光するための集光用レンズ、19bは支持具16の移
動量Y´、20bは光が漏れなく全反射するように施さ
れた全反射ミラーであり、この全反射ミラー20bによ
って、前記レンズ15からの出射光17cの光路が前記
出射側光ファイバ12cの光軸と一致方向に反射される
ように、全反射ミラー20bの位置、角度が調整されて
いる。
【0040】この時、入射側光ファイバ11と出射側光
ファイバ12a及び12bとの光学的結合動作について
は、上記同様である。
【0041】次に、入射側光ファイバ11と出射側光フ
ァイバ12cとの光学的結合動作について述べる。この
時、レンズ15を固定した支持具16は移動量19bだ
け移動し、点線の位置(第三の位置)に支持されること
になる。この状態で、入射側光ファイバ11内を導波し
てきた導波光は、上記同様にして、コリメートレンズ1
3を介し、レンズ15に入射される。この時、出射光1
4はレンズ15の中心より下側を通過するため上向きに
屈折が生じ、出射光17cのように光路が変更されてレ
ンズ15から出射され、全反射ミラー20bへと入射さ
れる。その後、この出射光路17cは全反射ミラー20
bにより、出射側光ファイバ12cの光軸と一致方向に
光の損失を生じることなく反射され、集光用レンズ18
cに入射され、その後、出射側光ファイバ12c内を導
波していくことになる。このようにして、入射側光ファ
イバ11と出射側光ファイバ12cとの光学的結合が成
される。
【0042】このような構成により、光スイッチの多チ
ャネル化も可能となり、大容量化にも対応でき、さらな
る高機能化が可能となる。
【0043】(実施の形態2)図4、図5は本発明の実
施の形態2の光スイッチの構成ブロック図である。
【0044】図4において、21は進行光を屈折させ進
行光の光路を変更する第一のレンズ、22aは進行光を
屈折させ進行光の光路を変更する第二のレンズであり、
この第二のレンズ22aによって、前記第一のレンズ2
1からの出射光17bの光路が出射側光ファイバ12b
の光軸と一致方向に屈折されるように、第二のレンズ2
2aの位置は調整されている。
【0045】また、特に図示していないが実施の形態1
同様に、支持具16の移動する方向は入射側光ファイバ
11と出射側光ファイバ12a、12bの3つの光軸に
対して垂直で、かつこの3つの光軸によって作られる平
面に平行である。
【0046】次に、このような構成の光スイッチにおい
て、光路の切り替え手段について図4を参照しながら説
明する。
【0047】まず、入射側光ファイバ11と出射側光フ
ァイバ12aとの光学的結合動作について述べる。
【0048】まず、第一のレンズ21を固定した支持具
16は実線の位置(第一の位置)に支持されている。こ
の状態で、入射側光ファイバ11内を導波してきた導波
光が、コリメートレンズ13、第一のレンズ21、集光
用レンズ18aを介して出射側光ファイバ12a内を導
波していく動作は実施の形態1記載と全く同様である。
【0049】次に、入射側光ファイバ11と出射側光フ
ァイバ12bとの光学的結合動作について述べる。
【0050】この時、第一のレンズ21を固定した支持
具16は移動量19aだけ移動し、点線の位置(第二の
位置)に支持されることになる。この状態で、入射側光
ファイバ11内を導波してきた導波光は、前記同様にコ
リメートレンズ13に入射され、平行光となり、出射光
14として第一のレンズ21に入射される。この時、出
射光14は第一のレンズ21の中心より上側を通過する
ため下向きに屈折が生じ、出射光17bのように光路が
変更されて第一のレンズ21から出射され、第二のレン
ズ22aへと入射される。その後、この出射光路17b
は第二のレンズ22aにより、出射側光ファイバ12b
の光軸と一致方向に屈折された後、集光用レンズ18b
に入射され、その後、出射側光ファイバ12b内を導波
していくことになる。このようにして、入射側光ファイ
バ11と出射側光ファイバ12bとの光学的結合が成さ
れる。
【0051】また、支持具16の駆動装置の一例につい
ては、従来の技術同様である。
【0052】このように、本発明の実施の形態における
光スイッチは、実施の形態1記載と同様の非常に高機能
な光スイッチが実現できる。
【0053】図5は、多チャネル化への対応の一例であ
り、12cは出射側光ファイバ、17cは前記第一のレ
ンズ21から出射される出射光、18cは前記出射光1
7cを集光するための集光用レンズ、19bは支持具1
6の移動量Y´、22bは進行光を屈折させ進行光の光
路を変更する第二のレンズであり、この第二のレンズ2
2bによって、前記第一のレンズ21からの出射光17
cの光路が出射側光ファイバ12cの光軸と一致方向に
屈折されるように、第二のレンズ22bの位置は調整さ
れている。
【0054】この時、入射側光ファイバ11と出射側光
ファイバ12a及び12bとの光学的結合動作について
は、上記同様である。
【0055】次に、入射側光ファイバ11と出射側光フ
ァイバ12cとの光学的結合動作について述べる。
【0056】この時、第一のレンズ21を固定した支持
具16は移動量19bだけ移動し、点線の位置(第三の
位置)に支持されることになる。この状態で、入射側光
ファイバ11内を導波してきた導波光は、上記同様にし
て、コリメートレンズ13を介し、第一のレンズ21に
入射される。この時、出射光14は第一のレンズ21の
中心より下側を通過するため上向きに屈折が生じ、出射
光17cのように光路が変更されて第一のレンズ21か
ら出射され、第二のレンズ22bへと入射される。その
後、この出射光路17cは第二のレンズ22bにより、
出射側光ファイバ12cの光軸と一致方向に屈折された
後、集光用レンズ18cに入射され、その後、出射側光
ファイバ12c内を導波していくことになる。このよう
にして、入射側光ファイバ11と出射側光ファイバ12
cとの光学的結合が成される。
【0057】このような構成により、光スイッチの多チ
ャネル化も可能となり、大容量化にも対応でき、さらな
る高機能化が可能となる。
【0058】(実施の形態3)図6、図7は本発明の実
施の形態3の光スイッチの構成ブロック図である。
【0059】図6において、31aは光が漏れなく全反
射するように施された第一の全反射ミラー、32bは光
が漏れなく全反射するように施された第二の全反射ミラ
ーであり、第二の全反射ミラー32bによって、前記第
一の全反射ミラー31aからの出射光17bの光路が出
射側光ファイバ12bの光軸と一致方向に反射されるよ
うに、前記第二の全反射ミラー32bの位置、角度が調
整されている。
【0060】また、特に図示していないが実施の形態1
同様に、支持具16の移動する方向は入射側光ファイバ
11と出射側光ファイバ12a、12bの3つの光軸に
対して垂直で、かつこの3つの光軸によって作られる平
面に平行である。
【0061】次に、このような構成の光スイッチにおい
て、光路の切り替え手段について図6を参照しながら説
明する。
【0062】まず、入射側光ファイバ11と出射側光フ
ァイバ12aとの光学的結合動作について述べる。
【0063】まず、第一の全反射ミラー31aを固定し
た支持具16は実線の位置(第一の位置)に支持されて
いる。この状態では、入射側光ファイバ11内を導波し
てきた導波光は、コリメートレンズ13に入射され、平
行光となるが、何ら光路変更の作用を受けることなくそ
のまま直進し、出射光17aとして集光用レンズ18a
に入射され、その後、出射側光ファイバ12a内を導波
していくことになる。このようにして、入射側光ファイ
バ11と出射側光ファイバ12aとの光学的結合が成さ
れる。
【0064】次に、入射側光ファイバ11と出射側光フ
ァイバ12bとの光学的結合動作について述べる。
【0065】この時、第一の全反射ミラー31aを固定
した支持具16は移動量19aだけ移動し、点線の位置
(第二の位置)に支持されることになる。この状態で、
入射側光ファイバ11内を導波してきた導波光は、前記
同様にコリメートレンズ13に入射され、平行光とな
り、出射光14として第一の全反射ミラー31aに入射
される。その後、この出射光14は光の損失を生じるこ
となく反射され、出射光17bのように光路が変更され
て、第二の全反射ミラー32bへと入射される。その
後、この出射光17bは第二の全反射ミラー32bによ
り、出射側光ファイバ12bの光軸と一致方向に光の損
失を生じることなく反射され、集光用レンズ18bに入
射され、その後、出射側光ファイバ12b内を導波して
いくことになる。このようにして、入射側光ファイバ1
1と出射側光ファイバ12bとの光学的結合が成され
る。
【0066】また、支持具16の駆動装置の一例につい
ては、従来の技術同様である。
【0067】このように、本発明の実施の形態における
光スイッチは、実施の形態1記載と同様にして出射側光
ファイバの光軸との一致方向でない方向からの出射側光
ファイバへの入射に比べて、挿入損失を抑えることが可
能となり、さらに出射側光ファイバの配置を、入射側光
ファイバの光軸に対し、同一方向に配置可能なので、例
えば垂直方向に取り付けたりする場合に比べ、入射側光
ファイバと出射側光ファイバの全体の取り付け面積を小
さくすることも可能となり、高機能化及び小型化が可能
な光スイッチが実現できる。
【0068】図7は、多チャネル化への対応の一例であ
り、12cは出力側光ファイバ、31bは31a同様に
光が漏れなく全反射するように施された第一の全反射ミ
ラー、32aは32b同様に光が漏れなく全反射するよ
うに施された第二の全反射ミラーであり、第二の全反射
ミラー32aによって、前記第一の全反射ミラー31b
からの出射光17cの光路が出射側光ファイバ12cの
光軸と一致方向に反射されるように、前記第二の全反射
ミラー32aの位置、角度が調整されている。18cは
前記出射光17cを集光するための集光用レンズ、19
bは支持具16の移動量Y´である。
【0069】この時、入射側光ファイバ11と出射側光
ファイバ12a及び12bとの光学的結合動作について
は、上記同様である。
【0070】次に、入射側光ファイバ11と出射側光フ
ァイバ12cとの光学的結合動作について述べる。
【0071】この時、31a、31bを固定した支持具
16は移動量19bだけ移動し、点線の位置(第三の位
置)に支持されることになる。この状態で、入射側光フ
ァイバ11内を導波してきた導波光は、上記同様にし
て、コリメートレンズ13を介し、出射光14として第
一の全反射ミラー31bに入射される。その後、この出
射光14は光の損失を生じることなく反射され、出射光
17cのように光路が変更されて、第二の全反射ミラー
32aへと入射される。その後、この出射光17cは第
二の全反射ミラー32aにより、出射側光ファイバ12
cの光軸と一致方向に光の損失を生じることなく反射さ
れ、集光用レンズ18cに入射され、その後、出射側光
ファイバ12c内を導波していくことになる。このよう
にして、入射側光ファイバ11と出射側光ファイバ12
cとの光学的結合が成される。
【0072】尚、本実施の形態では、出力側光ファイバ
を3本設けた場合の例であるが、勿論、反射角度の異な
る第一および第二の全反射ミラーを更に多数個設け、そ
れに相応する分の出力側光ファイバも多数個設けた構成
としても、何ら問題はない。
【0073】このような構成により、光スイッチの多チ
ャネル化も可能となり、大容量化にも対応でき、さらな
る高機能化が可能となる。
【0074】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、レンズ
の屈折を利用するため、レンズの移動量を小さくするこ
とができ、その結果小型化が可能でしかも切り替え速度
の高速化が可能となる。またレンズの屈折によって変更
された進行光路はさらに、出射側光ファイバの光軸との
一致方向から出射側光ファイバへ入射できるように構成
しているので、出射側光ファイバの光軸との一致方向で
ない方向からの出射側光ファイバへの入射に比べて、挿
入損失を抑えることが可能となる。さらにまた、出射側
光ファイバの配置を、入射側光ファイバの光軸に対し、
同一方向に配置可能なので、例えば垂直方向に取り付け
たりする場合に比べ、入射側光ファイバと出射側光ファ
イバの全体の取り付け面積を小さくすることも可能とな
り、非常に高機能な光スイッチが実現できる。
【0075】加えて、光スイッチの多チャネル化への対
応も容易に構成でき、大容量化も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における光スイッチの構
成ブロック図
【図2】本発明の実施の形態1における図1をA方向か
ら見た図
【図3】本発明の実施の形態1における多チャネル化へ
対応した場合の光スイッチの構成ブロック図
【図4】本発明の実施の形態2における光スイッチの構
成ブロック図
【図5】本発明の実施の形態2における多チャネル化へ
対応した場合の光スイッチの構成ブロック図
【図6】本発明の実施の形態3における光スイッチの構
成ブロック図
【図7】本発明の実施の形態3における多チャネル化へ
対応した場合の光スイッチの構成ブロック図
【図8】従来の光スイッチの構成ブロック図
【図9】従来の光スイッチにおける図8をA方向から見
た図
【符号の説明】
11 入射側光ファイバ 12a〜12c 出射側光ファイバ 13 コリメートレンズ 14、17a〜17c 出射光 15 レンズ 16 支持具 18a〜18c 集光用レンズ 19a〜19b 移動量 20a〜20b 全反射ミラー 21 第一のレンズ 22a〜22b 第二のレンズ 31a〜31b 第一の全反射ミラー 32a〜32b 第二の全反射ミラー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入射側光ファイバと、出射側光ファイバと
    があって、レンズと、前記レンズを搭載するとともに移
    動可能に設けられた支持具と、前記支持具を移動させる
    移動手段と、進行光を透過することなく全反射する全反
    射ミラーとを備え、前記入射側光ファイバから前記レン
    ズへの入射光の進行光路を前記レンズの屈折によって変
    更し、さらに前記変更された進行光路を前記全反射ミラ
    ーによって、前記出射側光ファイバの光軸と一致方向に
    反射させてから、前記出射側光ファイバへ入射させるよ
    う構成したことを特徴とする光スイッチ。
  2. 【請求項2】入射側光ファイバと、出射側光ファイバと
    があって、第1のレンズと、前記第1のレンズを搭載す
    るとともに移動可能に設けられた支持具と、前記支持具
    を移動させる移動手段と、第2のレンズとを備え、前記
    入射側光ファイバから前記第1のレンズへの入射光の進
    行光路を前記第1のレンズの屈折によって変更し、さら
    に前記変更された進行光路を前記第二のレンズによって
    前記出射側光ファイバの光軸と一致方向に屈折させてか
    ら、前記出射側光ファイバへ入射させるよう構成したこ
    とを特徴とする光スイッチ。
  3. 【請求項3】入射側光ファイバと、出射側光ファイバと
    があって、進行光を透過することなく全反射する第1の
    全反射ミラーと、前記第1の全反射ミラーをするととも
    に移動可能に設けられた支持具と、前記支持具を移動さ
    せる移動手段と、進行光を透過することなく全反射する
    第2の全反射ミラーとを備え、前記入射側光ファイバか
    ら前記第1の全反射ミラーへの入射光の進行光路を前記
    第1の全反射ミラーの反射によって変更し、さらに前記
    変更された進行光路を前記第二の全反射ミラーによって
    前記出射側光ファイバの光軸と一致方向に反射させてか
    ら、前記出射側光ファイバへ入射させるよう構成したこ
    とを特徴とする光スイッチ。
  4. 【請求項4】入射側光ファイバと、出射側光ファイバを
    略並行に配置したことを特徴とする請求項1〜3いずれ
    か1記載の光スイッチ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010531469A (ja) * 2007-06-28 2010-09-24 シュライフリング ウント アパラーテバウ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 運動の能動補正を備えた光学回転継手
CN109633827A (zh) * 2019-02-21 2019-04-16 北京热刺激光技术有限责任公司 高功率光纤激光器用分时输出光路

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