JP2003185946A - 連続的に制御可能な回折効率を有する電気機械的な回折格子装置 - Google Patents

連続的に制御可能な回折効率を有する電気機械的な回折格子装置

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JP2003185946A
JP2003185946A JP2002271615A JP2002271615A JP2003185946A JP 2003185946 A JP2003185946 A JP 2003185946A JP 2002271615 A JP2002271615 A JP 2002271615A JP 2002271615 A JP2002271615 A JP 2002271615A JP 2003185946 A JP2003185946 A JP 2003185946A
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イー クルシュウィッツ ブライアン
John C Brazas
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、回折効率の連続制御の提供
が可能で、リボン要素の機械的な故障をほとんど有しな
い電気機械的な回折格子装置を提供する。 【解決手段】 表面を有する基部;基部に提供される底
の伝導性の層;上部表面を確定し、第一と第二の相対す
る側壁及び底部を有する通路を確定するスペーサー層が
提供され、縦方向の通路がスペーサー層に形成されるこ
と;互いに平行に間隔が置かれて位置し、通路にかかっ
ている複数のリボン要素であって、リボン要素は通路の
各側のスペーサー層の上部表面に固定され、各リボン要
素は伝導性の層を備えて提供されることを特徴とするリ
ボン要素;底の伝導性の層と通路の底との間に提供され
る機械的な停止であって、機械的な停止は距離hでリ
ボン要素の低部のリボン表面から分離される固い障壁を
形成することを特徴とする機械的な停止を含有する電気
機械的な回折格子装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気機械的な回折
格子装置に関し、より詳細には連続的に制御可能な回折
効率を有する電気機械的な回折格子装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電気機械的空間の光変調器は、画像処
理、表示、光計算、及び印刷を含有する様々な応用のた
めに設計されている。変形可能な鏡で印刷するための光
ビーム処理は片持ち梁の機械的なビームを使用する光ビ
ーム変調用の装置として周知である。電気機械的空間光
変調器の他の適用は、波長区分マルチプレックス化及び
分光計を含む。
【0003】さらに、電気機械的な回折格子は、特許文
献の中で文書化されている(例えば、特許文献1及び2
を参照。)。より最近では、ブルーム等は回折格子光バ
ルブ(GLV)として当業者に周知の光ビーム変調器の
装置を組立てる装置及び方法を記載している(例えば、
特許文献3を参照。)。この装置は、1)リボン及び基
板との間のスティクションを除去する接触域を最小限に
するリボンの下のパターン化された高くしたエリアと;
2)リボン間の間隔が縮小し、良好なコントラストを生
成するように代替リボンが作動される代替装置の設計
と;3)代替リボンを固定するための固体のサポート
と;及び4)サスペンドされた表面の回転によって焼か
れた回折格子を生産した代替装置設計を含んだ構造にお
ける変化を備えてブルーム等によって後に記載された
(例えば、特許文献4を参照。)。
【0004】ブルームによると、装置は、リボンは適用
された電圧を変えることにより、基板上の高さの連続的
な範囲の中で偏向されることが記載されている(例え
ば、特許文献4を参照。)。この装置中のリボンと接地
面との間の空間は、回折効率の連続制御を装置によって
許容できるようにしておくために好ましくは比較的大き
いに違いない。しかしながら、リボンを作動し、それに
よって基板の表面と接触する場合、誤差によって、若し
くは誘電性のリボン物質中のチャージ蓄積による何れか
によって、リボンの機械的な負荷はリボン物質の重大な
負荷を超過し、機械的な故障を引き起こす(つまり、リ
ボンの故障、深割れ若しくは摩耗)。
【0005】
【特許文献1】US4011009
【特許文献2】US5115344
【特許文献3】US5311360
【特許文献4】US5459610
【発明が解決しようとする課題】本発明は、結果とし
て、回折効率の連続制御が提供ができ、リボン要素の機
械的な故障をほとんど有しない電気機械的な回折格子装
置の提供を必要とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の必要性は、表面を
有する基部;基部に提供される底部の伝導性層;上部表
面を確定し、第一と第二の相対する側壁及び底部を有す
る通路を確定するスペーサー層が提供され、縦方向の通
路がスペーサー層に形成されること;互いに平行に間隔
が置かれて位置し、通路にかかっている複数のリボン要
素であって、リボン要素は通路の各側のスペーサー層の
上部表面に固定され、各リボン要素は伝導性層を備えて
提供されることを特徴とするリボン要素;底部の伝導性
層と通路の底部との間に提供される機械的な停止であっ
て、機械的な停止は距離hでリボン要素の低部のリボ
ン表面から分離される固い障壁を形成し、プルダウン電
圧の適用においてhに制限されるリボン要素の実際の
偏向距離を引き起こし、それによってリボン要素の破損
を減少し、ここでdmax>h>λ/4である場合、dm
axはプルダウンが発生する場合のリボン偏向であり、λ
は電気機械的な回折格子装置によって偏向される光の波
長であることを特徴とする機械的な停止を含有する電気
機械的回折格子装置を提供することにより満たされる。
【0007】さらに、前述の必要性は本発明の第二実施
態様によって達成される。第二実施態様は、表面を有す
る基部;基部に提供される底部の伝導性層;上部表面を
確定し、第一と第二の相対する側壁及び底部を有する通
路を確定するスペーサー層が提供され、縦方向の通路が
スペーサー層に形成されること;互いに平行に間隔が置
かれて位置し、通路にかかっている複数のリボン要素で
あって、リボン要素は通路の各側のスペーサー層の上部
表面に固定され、各リボン要素は伝導性層を備えて提供
され、厚さtを有することを特徴とするリボン要素;
底部の伝導性層とスペーサー層との間に提供される保護
層であって、少なくとも厚さtを有し、ここで
【0008】
【数2】 であり、εはリボン要素の誘電率で、λは電気機械的
な回折格子装置によって偏向される光の波長であること
を特徴とする保護層;通路の幅内にパターン化され、保
護層の上部に位置し、機械的な停止が構成されるような
保護層の厚さと等しい高さを有する複数の隔離を含有す
る電気機械的回折格子装置である。
【0009】別の実施態様は、表面を有する基部;基部
に提供される底部の伝導性層;上部表面を確定し、第一
と第二の相対する側壁及び底部を有する通路を確定する
スペーサー層が提供され、縦方向の通路がスペーサー層
に形成されること;互いに平行に間隔が置かれて位置
し、通路にかかっている複数のリボン要素であって、リ
ボン要素は通路の各側のスペーサー層の上部表面に固定
され、各リボン要素は伝導性層を備えて提供され、厚さ
を有することを特徴とするリボン要素;底部の伝導
性層とスペーサー層との間に提供される保護層であっ
て、少なくとも厚さtを有し、ここで
【0010】
【数3】 であり、隔離が保護層の厚さよりも薄い高さを有するよ
うな通路の幅内でパターン化された複数の隔離を有する
保護層である一方、一旦作動されると、リボン要素用の
固い障壁を成形するために保護膜の上に定住することを
特徴とする保護層を含有する電気機械的回折格子装置で
ある。
【0011】
【発明の実施の形態】一つの実施態様において、連続的
に制御可能な回折効率を備える電気機械的な回折格子装
置は一つ以上のエッチングされた通路上にサスペンドさ
れた複数の変形可能なリボン要素を有し、リボン要素の
一つ以上のセットの作動により光ビームを変調する。作
動は、基板上の電極(底部の伝導性層)に関してリボン
要素に電圧を適用することによって提供される静電力を
用いて、基板上で通路の壁に関する、リボン要素の中心
の高さの制御である。リボン要素の高さへの影響により
生成された周期的な構造は、λ/4の作動の高さの差で
得られた、一次の回折された方向への最小及び最大の回
折効率を備える回折効率を必要とする。λ/4の高さま
でのリボン要素の連続した作動を得るために、最大の所
望の偏向よりもより大きいギャップはリボン要素と基板
の電極との間に好ましく提供される。そのような大きな
ギャップの一つの結果は、機械的な故障を引き起こし得
る基板に偏向しているリボン要素の通常の作動である。
本発明はリボン要素の下に機械的な停止を形成する誘電
体層の使用を含む。誘電性層は、機械的な故障によって
引き起こされたリボン要素の破損を防ぐ一方で、回折さ
れた強度のダイナミックレンジを最大限にするために、
隔離パターンの形成を連続的若しくはパターン化する。
【0012】光表面上の周期的な溝(つまり、回折格
子)は、入射光の方向性に影響すると知られている。回
折格子表面上の空気中の平行な光の入射は、回折格子方
程式
【0013】
【数4】 によって記述される次で回折される。この式においてλ
は光の波長であり、mは回折される次を表示する整数で
ある。
【0014】図1は角度θで回折格子10に入射する
光ビーム11を有する従来の反射する回折格子10を例
証する。回折格子の表面は、式1にしたがった回折角度
を確定する周期Λを有することを確定する。回折次mに
対応する回折されたビーム13は角度θmで回折格子1
0を出る。
【0015】図1に描かれた回折格子10は、回折格子
のプロファイルが方形波である2元の回折格子である。
デューティサイクルは、回折格子周期Λへの溝Lの幅
の比率として定義される。2元相の回折格子は、デュー
ティサイクルが0.5に等しく、回折格子10を形成す
るために使用される物質の反射率Rが1.0に等しい場
合に最大の回折効率を有する。
【0016】一定の反射率及び0.5のデューティサイ
クルにおいて、式2はスカラー回折理論の正確で理論的
な回折効率を与える。
【0017】
【数5】 この式でqは幾何学的因子である。
【0018】
【数6】 通常の入射の解明において、第一(m=1)次の最大効
率は光回折格子の深さdがλ/4と等しい場合に発生す
る。かかる回折格子は、回折格子の重要性(λ/Λ
0.5)において、40%までの+1及び−1次方向の
等しい回折効率を有しており、一方、残りの光はより高
い奇数の次(つまり、±3、±5、など)に回折され
る。
【0019】格子光バルブなどの電気機械的回折格子装
置が所望の変調された光ビームを生成するために光ビー
ムを変調するであろうことによる適当な2つの方法があ
る。第一の変調方法は、リボンが等しい強度の光のパル
スを生成する時間量の変化においてオンとオフ間で作動
する、パルス幅変調(PWM)である。この方法におい
て、作動した回折格子の回折効率は最適な性能において
最大化すべきである。
【0020】本発明の主題である第二変調方法は、連続
的に電気機械的な回折格子の回折効率を変化し、一方で
一定のパルス幅を維持する、強度変調(IM)と呼ばれ
る。この方法は、回折された強度がほとんどないか若し
くは全く無いポイント(静電力がないことにむしろ対応
する)と最大の回折された強度のポイント(移動可能な
リボンにおいてλ/4の作動距離に対応する)との間で
連続的に制御される作動したリボンの高さを許容する。
可変の回折効率を伴うGLVの概念はブルーム等のUS
5311360によって特許文献で議論されている。
【0021】図2は連続的なレベルの制御のためにブル
ーム等によって記載される従来の電気機械的な回折格子
装置30の図である。複数の移動可能なリボン要素34
及び静止しているリボン要素32は基板44上にインタ
ーデジタル手法で配列される。伝導性の反射層35は移
動可能なリボン要素34及び静止しているリボン要素3
2の両者の上に提供される。移動可能なリボン要素34
は、伝導性の反射層35と基板44の下に提供されてい
る接地電極40との間に電圧を適用することにより任意
の深さdに作動できる。静止しているリボン要素32は
固体のサポート36によって固定されている。したがっ
て、移動可能なリボン要素34が作動する場合、可変の
回折効率を伴う回折格子が形成される。
【0022】固体のサポート36と底部の電極40との
間の基板44は明白にされないが、ブルーム等のUS5
311360で開示の発明のすべての実施態様と一致し
ている半導体であると仮定される。マイクロエレクトロ
ニクス業界基準と一致して、低抵抗性シリコンウェハー
が基板44として最も好ましく使用され、底部電極40
と上部の基板表面42との間で些細な電位降下が起こ
る。
【0023】電圧Vが図2に例示された電気機械的回折
格子装置30の接地電極40に関連して移動可能なリボ
ン要素34に適用される場合、偏向量dにより作動して
いない高さhからの移動可能なリボン要素34の中心
の高さを縮小する静電力が生成される。リボンの中心に
適用された単位面積あたりの静電力の強さは、
【0024】
【数7】 によってほぼ与えられ、この式において、t及びε
は、それぞれリボン層の厚さ及び相対的な誘電率であ
る。
【0025】静電力へ反することは、リボンの増加した
長さに起因する引張力である。この力は、偏向した場
合、静電力に反対する垂直成分を有するリボンの長さに
沿って導かれる。単位面積当たり引張力の垂直成分は、
ばね力としてかたどられる。
【0026】
【数8】 式5において、kは、リボン物質の内因性のストレス及
び弾性係数、並びに移動可能なリボン要素34の幾何学
的配置によって影響されるばね定数である。
【0027】各々のわずかに適用された電圧において、
リボンが平衡である、つまり静電力とばね力は互いを無
効にする偏向量dが存在する。しかしながら、適用され
た電圧が増大すると、電圧はばね力が平衡を維持するこ
とが不十分であるところまで達し、静電力は、リボンが
一般的に基板である機械的な障壁に接触するまで、リボ
ンの下降を促進する。この現象は“プルダウン”と呼ば
れ、この現象が起こる場合の電圧はプルダウン電圧V
PDと呼ばれる。
【0028】プルダウン電圧は、ばね力がリボン偏向の
線形機能であり、一方で静電力が(h−d)−2とし
て振舞うことを観察することによって推定できる。この
ようにプルダウン電圧は、−F対dの曲線がFes
dの曲線への接線であるポイントと等価である。数学的
に言及すると、プルダウン状態における必要性は、
【0029】
【数9】
【0030】
【数10】 である。
【0031】式6は平衡が維持されることを表している
(平衡が存在する場合の最も大きい電圧としてプルダウ
ン状態を定義する)。この式はすべてのVがVPD以下
であることを維持している。式7は二つの曲線が接して
いることを表している。式7において、dmaxはプル
ダウンが起こる場合でのリボン偏向として示されてい
る。
【0032】方程式6及び7の解決は、プルダウン電圧及
び対応するリボン偏向のための近似式を産出し、
【0033】
【数11】
【0034】
【数12】 である。このように、プルダウンが起こる以前にリボン
が連続的に作動できる最大距離は、作動しない高さのお
よそ3分の1である。
【0035】基板上のエアーギャップは、ゼロから最大
までの回折効率の連続的制御を保証する光の波長の少な
くとも3/4の厚さを有するべきである。しかしなが
ら、リボンが基板まで引き下げられた場合は、この距離
を作動することによりリボン物質に被られた負荷は、受
ける負荷を超過し、リボンの故障に帰着する。
【0036】原理において、リボンはプルダウン電圧V
PDよりも低い値に電圧を制限することによってプルダ
ウンを作動することを防ぐことができる。しかしなが
ら、偶然の電気的な過渡状態は故意でない作動の過去の
プルダウンに帰着することができる。さらに、様々な他
の要因(例えば、誘電性のリボン物質への電荷の注入、
若しくは老朽化のためにリボンフィルムの内因的なスト
レスの弛緩があった場合)によって、所望の偏向量dを
達成するために必要とされる電圧は時間をかけて変化で
きる量である。同様に、プルダウン電圧は時間で変化で
きる。このように、プルダウン電圧が作動のために使用
された電圧の範囲外に流されることを防ぐために、装置
は電圧の頻繁なモニタリングを必要とする。
【0037】代替として、装置は、回折効率の十分なダ
イナミックレンジへ作動するために必要となる、よりは
るかに大きな通路の深さで構築することができる。しか
しながら、通路の深さの増大は作動において必要とされ
る電圧を増大する望ましくない作用を有する。
【0038】この発明は、電荷することによって影響さ
れず、作動において必要とされる電圧を増加しない偶発
的なプルダウンによる機械的な故障を防ぐために内蔵さ
れた構造を有する装置を記載している。
【0039】図3は従来の発明を記載するために使用さ
れた電気機械的な回折格子装置100の従来技術の斜視
図である。電気機械的な回折格子装置100の機械的に
変形可能な構造は基部50の上部に形成される。図3で
示される実施態様は、静電力の適用によって作動できる
電気機械的な回折格子装置100を含む。基部50は基
板52を含む。基板52の物質はガラス物質、プラスチ
ック、金属、及び半導体物質から選択される。基板52
は、薄い底部の伝導性層56によって覆われる。この実
施態様において、薄い底部の伝導性層56は、機械的な
回折格子装置100を作動する電圧を適用するための電
極として作用するために必要である。薄い底部の伝導性
層56は、アルミウム、チタン、金、銀、タングステ
ン、シリコン若しくはシリコン合金、及び酸化スズイン
ジウムからなるグループから選択される。薄い底部の伝
導性層56は、誘電性の機械的停止層58によって覆わ
れる。前述の誘電性の機械的停止層58には、スペーサ
ー層65が提供される。スペーサー層65の上部には、
反射層78によって覆われたリボン層70が形成され
る。この実施態様において、機械的な回折格子装置10
0の作動のための第二電極を提供するために、反射層7
8は伝導性であるべきである。さらに、電極は反射及び
伝導性層78からパターン化される。
【0040】スペーサー層65は、そこに形成される縦
方向の通路67を有する。縦方向の通路67は、それぞ
れ第一及び第二側壁67a及び67b、並びに底部67
cを含む。通路67は上部に向かって開いており、それ
ぞれの変形可能なリボン要素72a及び72bの第一及
び第二セットによって覆われている。各変形可能なリボ
ン要素72a及び72bは通路67にかかっており、通
路67の何れの側のスペーサー層65の表面に固定され
る。前述で記載のように、リボン層70は反射的で、伝
導的な層78によって覆われている。反射的で、伝導的
な層78は第一及び第二伝導領域78a及び78bがそ
れぞれ存在するようにパターン化される。パターン化に
したがって、第一及び第二伝導領域78a及び78bの
両者はそれぞれはクシ状構造を有し、インターデジタル
手法によって機械的な回折格子装置100の表面で配置
されている。第一及び第二伝導領域78a及び78b
は、機械的及び電気的にお互いから分離される。反射的
であり、伝導的な層78のパターンに従い、リボン層7
0が同じ手法でパターン化されている。結果として、通
路67にかかる各変形可能なリボン要素72a及び72
bの第一及び第二セットが存在し、通路67の方向で、
一つおきの変形可能なリボン要素が一つのセットに属す
るように配置される。
【0041】図4は本発明の上部図である。電気機械的
な回折格子装置100の長さに垂直な第一図面5、6、
7−5、6、7は、図5乃至7で示されるような電気機
械的な回折格子装置100の断面図を提供する。電気機
械的な回折格子装置100の長さに平行な第二図面8、
9−8、9は、図8及び97で示されるような装置の操
作の断面図を提供する。
【0042】図4に示される電気機械的な回折格子装置
100は、静電力の適用によって作動できる装置であ
る。それぞれの第一及び第二の電気的に伝導性な領域7
8a及び78bは、それぞれの変形可能なリボン要素7
2a及び72bの第一若しくは第二セットの何れかに電
圧を適用できるようにお互いから分離できる。第一の電
気的に伝導性な領域78aは変形可能なリボン要素72
aの第一セットに電圧を適用し、第二の電気的に伝導性
な領域78bは変形可能なリボン要素72bの第二セッ
トに電圧を提供する。第二の電気的に伝導性な領域78
bは、接触75によって基部50(図3では明確に示さ
れていない)で示されている薄い底部の伝導性層56と
電気的に接触している。図4に示されるように、少なく
とも一つの誘電体層からなるスペーサー層65の一部分
と機械的な停止59は、第一及び第二伝導領域78a及
び78bのパターン化により可視できる。電気機械的な
回折格子装置100の操作において、静電力は薄い底部
の伝導性層56と各変形可能なリボン要素72a上に形
成される第一伝導性領域78aとの間の電圧差によって
生成される。伝導性領域はまた各変形可能なリボン要素
72a若しくは72bの底部表面70b(図9で明確に
示されている)に形成できることは容易に理解できる。
加えて、伝導性領域は各変形可能なリボン要素72a及
び72b内に位置できる。
【0043】図5は、装置を含むフィルム構成を例証す
るために図4で示される面5、6、7−5、6、7に沿
った断面図である。例示された実施態様において、薄い
底部の伝導性層56は表面53aを定義する。薄い底部
の伝導性層56の上部は、図3の従来技術で示されてい
る誘電性の機械的な停止層58とは明白に異なる機械的
な停止59である。この実施態様において、機械的な停
止59は、上部表面54aを定義する保護層114及び
保護層114の上部に位置している隔離層60からな
る。保護層114の上部に存在する一連の隔離61は、
隔離層60をパターン化することによって通路67内に
土台若しくはラインとして形成できる。図4の変形可能
なリボン要素72a及び72bの完全な作動の場合にお
いて、隔離層61は接触エリアを削減する(及び、それ
によってスティクションの可能性)。隔離層61の上部
表面は、完全な作動における変形可能なリボン要素72
a及び72bの停止表面54bを定義する。
【0044】さらに図4及び5を参照するに、隔離層6
0の上でスペーサー層65はリボン表面の低部70aを
定義する。リボン表面70の上部に形成される反射的で
伝導性の層78は変形可能なリボン要素72a及び72
bを定義する。第二伝導性領域78bと底部の伝導性層
56との間の接触は、保護層114、スペーサー層6
5、及びリボン層70を含む多層化装置による少なくと
も一つの開口部74をエッチングすることによって達成
される。開口部74は、例えば、アルミニウム合金など
の厚い伝導性層76によって満たされる。厚い伝導性層
76は写真平版処理及び厚い伝導性層76によって覆わ
れる小さいエリアをエッチングする方法によって限定さ
れる。
【0045】リボン要素72a、72bを作動させるた
めに適用された電圧は、プルダウンのために必要である
ことを超過する場合において、保護層114及び停止表
面54bを形成する隔離層61を含有する機械的な停止
59の存在は、リボン要素72a、72bが長い距離の
偏向を防ぐ。図5に示されるように、隔離層61は保護
層114の厚さよりも実際的に薄いかもしれない。事
実、隔離層60が保護層114と比較して、重要ではな
い構造的な完全な状態を有するために十分に薄い場合、
簡素化されたプルダウン数理モデルで下記に示されるよ
うに、機械的な停止59は主として保護膜114から有
効に構成される。
【0046】ここで、スペーサー層65の厚さと保護層
114の厚さは、表面70a及び54bの分離がプルダ
ウンにおける最大偏向dmaxよりもわずかに小さいよ
うに選択され、その結果プルダウンは起こらない。表面
70a及び54bの分離をh として定義し、表面54
a及び53aの分離をtmsとして定義し、リボン層7
0及び保護層114の誘電率をそれぞれε及びεms
と定義し、次いで、プルダウンの最大偏向は
【0047】
【数13】 によって与えられる。
【0048】理想的な構造において、hは機械的な障
壁との接触を伴わない偏向の1/4を許容するための光
の波長の1/4よりもわずかに大きい。したがって、通
路67内でプルダウンを防ぐために必要とされる保護層
114の厚さtmsは、
【0049】
【数14】 である。
【0050】実施例として、熱により成長する二酸化ケ
イ素が保護層114において使用される。二酸化ケイ素
の誘電率は約4.0である。本質的に全体の機械的な停
止59である、保護層114の厚さは光の波長のおよそ
2/3若しくは可視波長においておよそ5000オング
ストロームにすべきである。
【0051】本発明の好ましい実施態様が、図4の面
5、6、7−5、6、7に沿った断面として示される図
6に例示されている。この実施態様において及び図5と
の比較において、機械的な停止59は、プルダウンが起
こる以前に停止面54bで固体の障壁を提供するために
必要な高さに対する通路67内で組立てられる一連の高
い隔離61を含む。図6で示される保護層114は、薄
い底部の伝導層56と隔離層60との間にある。この実
施態様の電気機械的な挙動は、隔離61の高さ、エリ
ア、位置、及び誘電性の特徴による影響を受けて、より
複雑である。このように、隔離の幾何学的配置におい
て、作動したリボンがプルダウンを経験する際にリボン
表面70aの低部より下の距離で位置する停止表面54
bを定義する、tsoで与えられる隔離層60の理想的
な厚さがある。
【0052】第三の実施態様が、図4の面5、6、7−
5、6、7に沿った断面として示される図7に例示され
ている。第三の実施態様は第二の実施態様と類似してお
り、停止表面54bで固体の障壁を形成するために隔離
層60内で組立てられる隔離61を備える機械的な停止
59を示す。隔離層60を形成する誘電性物質は底部の
伝導性層56の上部に直接提供されており、停止表面5
4bを定義する。隔離層60は通路67のエリア内の隔
離61の形態でパターン化され、パターン化によって露
出された領域は隔離層60の厚さよりも浅い深さにエッ
チングされる。エッチングの深さと隔離層60の厚さ
は、高さtsoを伴う隔離を生成するように選択され
る。隔離の高さtsoは、リボン要素72a及び72b
をリボン表面70aと停止表面54bの分離に等しい距
離に偏向する電圧を供給する場合に変形可能なリボン要
素72a及び72bがプルダウンを経験するように選択
される。
【0053】装置100の操作において、静電力は、薄
い底部の伝導性層56と反射的で伝導性の層78との電
圧差によって生成される。図8は、リボン要素72a、
72bが平らで反射的な表面を形成する際に作動してい
ない図4の図面8、9−8、9に沿った装置の断面を例
示する。基板52に反するリボン要素72a、72bの
面はリボン表面70aの低部に位置している。さらに、
非作動状態において、装置100は入射光90を受取
り、光92を反射する。リボン表面70aの低部は、距
離hによって停止表面54bから分離している。
【0054】図9はリボン要素72aに適用された静電
力を伴う、図面8、9−8、9に沿った装置の断面図で
ある。力はリボン要素72aの中心の基板に向かう偏向
に帰着し、一方でリボン要素72bは動かないままで、
したがって回折格子を形成する。作動状態において、入
射光ビーム90は+1次の方向92b及び−1次の方向
92cで主に回折し、あるものは反射された光92aを
維持する。基板52に反する作動したリボン要素72a
の面は、偏向した底部の表面70bを定義する。リボン
表面70aと作動した底部の表面70bとの間の分離は
偏向距離dに等しい。0及びλ/4の範囲の任意の偏向
距離dにおいて、その偏向距離によって作動しているリ
ボン要素72aに帰着するであろう電圧が存在する。式
10及び11で表されたプルダウンにおける状態を満た
すであろう、偏向の1/4に帰着する電圧よりも大きい
電圧が存在する。しかしながら、リボン要素72aの実
際の偏向距離は、停止表面54bでの固体の障壁の存在
によってhに制限され、それによって機械的な故障の
可能性を削減する。
【0055】本発明の好ましい実施態様の等角の回折格
子装置は図10乃至13bに例示されている。図10
は、非作動状態で2つ並んでいる等角の回折格子装置1
05aと105bの構造を示している。この実施態様に
おいて、回折格子装置105aと105bは静電力の適
用によって操作できる。回折格子装置105aと105
bは、回折格子装置105aと105bを作動する電極
として作用する薄い底部の伝導性層56によって覆われ
ている、ガラス、金属、プラスチック、若しくは半導体
物質からなる基板52の上部に形成される。薄い底部の
伝導性層56は、アルミニウム、チタン、金、銀、タン
グステン、ドープ塗料を塗られたシリコン、若しくは酸
化スズインジウムなどの物質からなる。薄い底部の伝導
性層56は、隔離層60とスペーサー層65が後続する
保護層114によって覆われる。スペーサー層65の上
部に、リボン層70が反射層78に覆われて形成されて
いる。本実施態様において、反射層78はまた、等角の
回折格子装置105aと105bの作動において電極を
提供するためのコンダクターである。反射的で伝導性の
層78は2つの等角の回折格子装置105aと105b
に電極を提供するためにパターン化されている。好まし
くは、リボン層70は大きな復元力を提供するために十
分な伸長可能なストレスを備えた物質を含む。リボン物
質の例は、窒化ケイ素、アルミニウム化物チタン、及び
酸化チタンである。リボン層70の厚さ及び張力のスト
レスは作動及び復元力における静電力の影響によって最
適に実行するように選択される。それらの力は、等角の
回折格子装置105aと105bの電圧の必要性、速
さ、及び共振周波数に影響する。
【0056】2つの回折格子装置105aと105bの
各々は、反射的で伝導性の層78及びリボン層70から
パターン化された伸張されたリボン要素123a及び1
23bを関連させる。伸張されたリボン要素123a及
び123bは、スペーサー層65から形成された末端サ
ポート124a及び124bによってサポートされ、及
び一つ以上の中間サポート127によってサポートされ
る。図10において、3つの中間サポート127はスペ
ーサー層65から形成され示されている。それらの中間
サポート127は、4つの等しい幅の通路125を形成
するために均一に分離している。伸張されたリボン要素
123a及び123bは、それぞれ末端サポート124
a及び124bに固定され、及び中間サポート127に
固定されている。末端サポート124a及び124b
は、それらのエッジが面している通路125以外は定義
しない。複数の正方形の隔離61は、隔離層60からの
通路125の底部でパターン化されている。作動してい
る場合、それらの隔離61はリボン要素123a及び1
23bがくっつく可能性を削減している。隔離61はま
た、例えば、長方形若しくは円形などの正方形以外の形
状でパターン化されるかもしれない。
【0057】等角の回折格子装置105a、105b、
105c、及び105dの4つの装置の線形配列の上部
図が図11に示されている。それぞれの伸張されたリボ
ン要素123a、123b、123c、及び123dは
基礎的な構造を示すために、線A−Aより下の図の一部
分を部分的に取り外して描写する。最良の光性能及び最
大の対比のために、中間サポート127は、好ましくは
伸張されたリボン要素123a、123b、123c、
及び123dの下に完全に隠れるべきである。したがっ
て、上部から見た場合、好ましくは、中間サポートは等
角の回折格子装置105a乃至105d間のギャップ1
32で可視されない。ここで、等角の回折格子装置10
5a乃至105dの各々は、4つの等しい幅の通路12
5を備える3つの中間サポート127を有する。
【0058】中間サポート127の中心対中心の分離Λ
は、作動状態での等角の回折格子装置105a乃至10
5dの周期を定義する。伸張されたリボン要素123
a、123b、123c、及び123dは、お互いに機
械的及び電気的に分離されて、4つの等角の回折格子装
置105a乃至105d独立した操作を可能にする。図
10の薄い底部の伝導性層56はすべての装置において
共通となり得る。
【0059】図12aは、図11の線12a、12b−
12a、12bによる、非作動状態の等角の回折格子装
置105dの二つの通路125の側面図である。図12
bは作動状態における同様の図を示す。装置の操作にお
いて、引き付ける静電力は、薄い底部の伝導性層56と
伸張されたリボン要素123bの反射的で伝導性の層7
8との間の電圧差を適用することによって生成される。
非作動状態において(図12aを参照)、電圧差を伴わ
ないで、リボン要素123bは中間サポート127間に
平らにサスペンドしている。この状態において、入射光
ビーム90は主として鏡の方向への反射した光92aで
ある。作動状態を得るために、電圧は、伸張されたリボ
ン要素123bを変形し、周期Λ(図12b)を備える
部分的な等角の回折格子を生成する等角の回折格子装置
105bに適用する。図12bは隔離61と接触してい
る伸張されたリボン要素123bを備える完全な作動状
態の装置を示している。要素123bの底部と隔離61
の上部の高低差は、入射光の波長λのおよそ1/4とな
るように選択される。最適な高さは作動した装置の特定
の形状に依存する。作動状態において、入射光90は、
+2次の方向136a及び−2次の方向136bで追加
的な光の回折を伴い、+1次の方向92b及び−1次の
方向92cで主に回折する。わずかな光はさらに高い次
の方向に回折し、あるものは反射される。装置の表面に
対して垂直な光の入射において、入射ビームとmthオ
ーダーの回折されたビームとの間の角度θは、
【0060】
【数15】 によって与えられる。一つ以上の回折された次は収集さ
れて、適用に依存して光システムにより使用される。適
用された電圧が取り除かれた場合、張力のストレス及び
曲がりによる力はその元来の非作動状態にリボン要素1
23bを戻す。
【0061】図13a及び13bは、それぞれ、図11
の線13a、13b−13a、13bによる、非作動及
び作動状態での等角の回折格子105bの回転した側面
図を示す。伸張されたリボン要素123bは、末端サポ
ート124b及び隣接の中間サポート127(ここでは
示されていない)によってサスペンドされている。電圧
の適用は図13bに示されるような装置を作動する。
【0062】好ましい実施態様において、等角の回折格
子装置の線形配列は、配列方向(x方向)に垂直な回折
周期Λの方向(y方向)を備える図10乃至12に例示
されるような装置の配置によって形成されている。次い
で、回折次はy−z面の様々な角度であり、配列方向に
対して垂直である。光の狭いラインによって照射される
数千の装置からなる大きな線形配列でさえも、回折され
た次は比較的短い距離で空間的に分離する。この特徴は
光学系設計を単純化し、シュリーレン光学を必要とせず
に次の分離が空間的にできる、実現可能な設計を可能に
する。
【0063】機械的な停止が、保護層と及び保護層の上
部に位置し、間隔が置かれてパターン化された複数の隔
離を有する隔離層を含む電気機械的な回折格子装置。
【0064】リボン要素が第一及び第二のインターデジ
タルセットに配置され、一つのセットのリボン要素がも
う一方のセットのリボン要素から機械的及び電気的に分
離される電気機械的な回折格子装置。
【0065】底部の伝導性層がリボン要素の上部表面で
覆われ、光を反射する特質を所有する電気機械的な回折
格子装置。
【0066】機械的な停止が底部の伝導層とスペーサー
層との間に提供され、機械的な停止が少なくとも厚さt
を有し、ここで
【0067】
【数16】 であり、εはリボン要素の誘電率であり、λは電気機
械的回折格子装置によって偏向された光の波長であり、
及びεは機械的停止の誘電率である電気機械的回折格
子装置。
【0068】リボン要素が第一及び第二のインターデジ
タルセットに配置され、一つのセットのリボン要素がも
う一方のセットのリボン要素から機械的及び電気的に分
離される電気機械的な回折格子装置。
【0069】底部の伝導性層がリボン要素の上部表面で
覆われ、光を反射する特質を所有する電気機械的な回折
格子装置。
【0070】表面を有する基部;基部に提供される底の
伝導性の層;上部表面を確定し、第一と第二の相対する
側壁及び底部を有する通路を確定するスペーサー層が提
供され、縦方向の通路がスペーサー層に形成されるこ
と;互いに平行に間隔が置かれて位置し、通路にかかっ
ている複数のリボン要素であって、リボン要素は通路の
各側のスペーサー層の上部表面に固定され、各リボン要
素は伝導性層を備えて提供され、厚さtを有すること
を特徴とするリボン要素;底部の伝導性の層とスペーサ
ー層との間に提供される保護層であって、少なくとも厚
さtを有し、ここで
【0071】
【数17】 であり、隔離が保護層の厚さよりも薄い高さを有するよ
うな通路の幅内でパターン化された複数の隔離を有する
保護層である一方、一旦作動されると、リボン要素用の
固い障壁を成形するために保護膜の上に定住することを
特徴とする保護層を含有する電気機械的回折格子装置。
【0072】リボン要素が第一及び第二のインターデジ
タルセットに配置され、一つのセットのリボン要素がも
う一方のセットのリボン要素から機械的及び電気的に分
離される電気機械的な回折格子装置。
【0073】底部の伝導性層がリボン要素の上部表面で
覆われ、光を反射する特質を所有する電気機械的な回折
格子装置。
【0074】機械的な停止が、保護層と及び保護層の上
部に位置し、間隔が置かれてパターン化された複数の隔
離を有する隔離層を含む機械的に等角な回折格子装置。
【0075】第一操作状態において伸張された要素は平
面反射器として機能し、第二操作状態において伸張され
た要素は、伸張された要素の長さに対して平行な回折格
子周期を備える光回折格子として機能する機械的に等角
な回折格子装置。
【0076】第二操作状態において、中間サポートは伸
張された要素とのみ接触する機械的に等角な回折格子装
置。
【0077】伸張された要素は張力を受けてサポートさ
れている機械的に等角な回折格子装置。
【0078】表面を有する基部;基部に提供される底部
の伝導性層;上部表面を確定し、第一と第二の相対する
側壁及び底部を有する通路を確定するスペーサー層が提
供され、縦方向の通路がスペーサー層に形成されるこ
と;光を反射する表面を含有する伸張された要素;基部
上の両末端で伸張された要素をサポートするための末端
サポートの対;末端サポート間の少なくとも一つの中間
サポート;第一及び第二操作状態間で要素の変形を引き
起こす伸張された要素に力を適用するための手段であっ
て、伸張された要素は、部分的に、中間サポートの配置
によって決定される回折格子周期の光回折格子を形成す
る第二操作状態の中間サポートに機械的に一致し、厚さ
を有する伸張された要素であることを特徴とする手
段;底部の伝導性層とスペーサー層との間に提供される
保護層であって、少なくとも厚さt を有し、ここで
【0079】
【数18】 であり、εは伸張された要素の誘電率で、λは機械的
な等角の回折格子装置によって偏向される光の波長であ
ることを特徴とする保護層;通路の幅内にパターン化さ
れ、保護層の上部に位置し、機械的な停止が構成される
ような保護層の厚さと等しい高さを有する複数の隔離を
各々の機械的な等角の回折格子装置が含有し、その複数
の機械的な等角の回折格子装置を含んでいる回折によっ
て光の入射ビームを空間的に変調するための機械的な等
角の回折格子装置の配列。
【0080】第一操作状態において伸張された要素は平
面反射器として機能し、第二操作状態において伸張され
た要素は、伸張された要素の長さに対して平行な回折格
子周期を備える光回折格子として機能する機械的に等角
な回折格子装置配列。
【0081】第二操作状態において、中間サポートは伸
張された要素とのみ接触する機械的に等角な回折格子装
置の配列。
【0082】伸張された要素は張力を受けてサポートさ
れている機械的に等角な回折格子装置の配列。
【0083】機械的な停止が底部の伝導層とスペーサー
層との間に提供され、機械的な停止が少なくとも厚さt
を有し、ここで
【0084】
【数19】 であり、εは伸張された要素の誘電率であり、λは機
械的に等角の回折格子装置によって偏向された光の波長
であり、及びεは機械的停止の誘電率である機械的に
等角の回折格子装置。
【0085】表面を有する基部;基部に提供される底部
の伝導性層;上部表面を確定し、第一と第二の相対する
側壁及び底部を有する通路を確定するスペーサー層が提
供され、縦方向の通路がスペーサー層に形成されるこ
と;光を反射する表面を含有する伸張された要素;基部
上の両末端で伸張された要素をサポートするための末端
サポートの対;末端サポート間の少なくとも一つの中間
サポート;第一及び第二操作状態間で要素の変形を引き
起こす伸張された要素に力を適用するための手段であっ
て、伸張された要素は、部分的に、中間サポートの配置
によって決定される回折格子周期の光回折格子を形成す
る第二操作状態の中間サポートに機械的に一致し、厚さ
を有する伸張された要素であることを特徴とする手
段;底部の伝導性の層とスペーサー層との間に提供され
る保護層であって、少なくとも厚さtを有し、ここで
【0086】
【数20】 であり、隔離が保護層の厚さよりも薄い高さを有するよ
うな通路の幅内でパターン化された複数の隔離を有する
保護層である一方、一旦作動されると、リボン要素用の
固い障壁を成形するために保護膜の上に定住することを
特徴とする保護層を含有する回折により光の入射ビーム
を変調するための機械的に等角な回折格子装置。
【0087】第一操作状態において伸張された要素は平
面反射器として機能し、第二操作状態において伸張され
た要素は、伸張された要素の長さに対して平行な回折格
子周期を備える光回折格子として機能する機械的に等角
な回折格子装置。
【0088】第二操作状態において、中間サポートは伸
張された要素とのみ接触する機械的に等角な回折格子装
置。
【0089】伸張された要素は張力を受けてサポートさ
れている機械的に等角な回折格子装置。
【0090】
【発明の効果】電気機械的回折格子装置は、最小効率か
ら最大効率まで回折効率の連続制御を生成することが利
点である。固い機械的な障壁を形成する少なくとも一つ
の誘電体層からなる機械的な停止がリボン要素の過剰作
動を防ぐために提供され、それによってリボン要素の故
障、リボン要素の深割れ、若しくは深刻なリボン要素の
磨耗の危険性を排除する。固い機械的な障壁は、接地面
の上部に組立てられる隔離構造を連続的に若しくはパタ
ーン化して形成する、接地面とエアーギャップとの間に
位置する誘電体物質の一つ以上の層からなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術における回折格子からの回折の例示で
ある。
【図2】従来技術における連続的なレベルの制御のため
のブルーム等による電気機械的回折格子の例示である。
【図3】従来技術における本発明の電気機械的回折格子
装置の例示である。
【図4】本発明の電気機械的回折格子装置の上部図であ
る。
【図5】本発明の一つの実施態様の層状構造を例証する
ために図4に示された面5、6、7−5、6、7に沿っ
た断面図である。
【図6】本発明の第二実施態様の層状構造を例証するた
めに図4に示された面5、6、7−5、6、7に沿った
断面図である。
【図7】本発明の第三実施態様の層状構造を例証するた
めに図4に示された面5、6、7−5、6、7に沿った
断面図である。
【図8】変形可能なリボンに力が適用されていない図4
の電気機械的回折格子装置で示された面8、9−8、9
に沿った断面図である。
【図9】変形可能なリボンに力が適用された図4の電気
機械的回折格子装置で示された面8、9−8、9に沿っ
た断面図である。
【図10】2つの装置が線形配列であることを示す、本
発明の等角の回折格子装置を備える空間光変調器の外部
の一部を切り取った斜視図である。
【図11】4つの装置が線形配列であることを示す、本
発明の空間光変調器の上部図である。
【図12】12a、12bのそれぞれは、装置の非作動
状態及び作動状態を示す、図11の線12a、12b−
12a、12bによる断面図である。
【図13】13a、13bのそれぞれは、装置の非作動
状態及び作動状態を示す、図11の線13a、13b−
13a、13bによる断面図である。
【符号の説明】
10 反射する回折格子 11 光ビーム 13 回折されたビーム 30 電気機械的な回折格子装置 32 静止しているリボン要素 34 移動可能なリボン要素 35 伝導性の反射層 36 固体のサポート 40 接地電極 42 上部の基板表面 44 基板 50 基部 52 基板 53a 表面 54a 上部表面 54b 停止表面 56 薄い底部の伝導性層 58 誘電性の機械的停止層 59 機械的な停止 60 隔離層 61 隔離 65 スペーサー層 67 縦方向の通路 67a 第一側壁 67b 第二側壁 67c 底部 70 リボン層 70a リボン表面の低部 70b 変形可能なリボン要素72a及び72bの低
部表面 72a 変形可能なリボン要素 72b 変形可能なリボン要素 74 開口部 75 接触部 76 厚い伝導性層 78 反射的で伝導的な層 78a 第一伝導領域 78b 第二伝導領域 90 入射光 92a 反射された光 92b +1次の方向に回折された光 92c −1次の方向に回折された光 100 電気機械的な回折格子装置 105a 等角の回折格子装置 105b 等角の回折格子装置 105c 等角の回折格子装置 105d 等角の回折格子装置 114 保護層 123a 伸張されたリボン要素 123b 伸張されたリボン要素 123c 伸張されたリボン要素 123d 伸張されたリボン要素 124a 末端サポート 124b 末端サポート 125 通路 127 中間サポート 132 ギャップ 136a +2次の方向に回折された光 136b −2次の方向に回折された光
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H041 AA23 AB38 AC06 AZ01 AZ05 AZ08 2H049 AA50 AA53 AA55 AA60 AA65 AA68

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面を有する基部と;前記基部に提供さ
    れる底部の伝導性層と;上部表面を確定し、第一と第二
    の相対する側壁及び底部を有する通路を確定するスペー
    サー層が提供され、縦方向の前記通路が前記スペーサー
    層に形成されることと;互いに平行に間隔が置かれて位
    置し、前記通路にかかっている複数のリボン要素であっ
    て、前記リボン要素は前記通路の各側の前記スペーサー
    層の前記上部表面に固定され、各前記リボン要素は伝導
    性層を備えて提供されることを特徴とするリボン要素
    と;前記底部の伝導性層と前記通路の底部との間に提供
    される機械的な停止であって、前記機械的な停止は距離
    で前記リボン要素の低部のリボン表面から分離され
    る固い障壁を形成し、プルダウン電圧の適用においてh
    に制限される前記リボン要素の実際の偏向距離を引き
    起こし、それによって前記リボン要素の故障を減少し、
    ここでdmax>h>λ/4である場合、dmaxはプルダ
    ウンが発生する場合のリボン偏向であり、λは電気機械
    的な回折格子装置によって偏向される光の波長であるこ
    とを特徴とする機械的な停止と、を含有する電気機械的
    回折格子装置
  2. 【請求項2】 前記基部に提供される底部の伝導性層
    と;上部表面を確定し、第一と第二の相対する側壁及び
    底部を有する通路を確定するスペーサー層が提供され、
    縦方向の前記通路が前記スペーサー層に形成されること
    と;互いに平行に間隔が置かれて位置し、前記通路にか
    かっている複数のリボン要素であって、前記リボン要素
    は前記通路の各側の前記スペーサー層の前記上部表面に
    固定され、各前記リボン要素は伝導性層を備えて提供さ
    れ、厚さtを有することを特徴とするリボン要素と;
    前記底部の伝導性層と前記スペーサー層との間に提供さ
    れる保護層であって、少なくとも厚さtを有し、ここ
    で 【数1】 であり、εは前記リボン要素の誘電率で、λは前記電
    気機械的な回折格子装置によって偏向される光の波長で
    あることを特徴とする保護層と;及び前記通路の幅内に
    パターン化され、前記保護層の上部に位置し、前記機械
    的な停止が構成されるような前記保護層の厚さと等しい
    高さを有する複数の隔離とを含有する電気機械的回折格
    子装置。
  3. 【請求項3】 回折によって光の入射ビームを変調する
    ための機械的な等角の回折格子装置であって、 a)表面を有する基部と; b)前記基部に提供される底部の伝導性層と; c)上部表面を確定し、第一と第二の相対する側壁及び
    底部を有する通路を確定するスペーサー層が提供され、
    縦方向の前記通路が前記スペーサー層に形成されること
    と; d)光を反射する表面を含有する伸張された要素と; e)前記基部上の両末端で前記伸張された要素をサポー
    トするための末端サポートの対と; f)前記末端サポート間の少なくとも一つの中間サポー
    トと; g)第一及び第二操作状態間で前記要素の変形を引き起
    こす前記伸張された要素に力を適用するための手段であ
    って、前記伸張された要素は、部分的に、前記中間サポ
    ートの配置によって決定される回折格子周期の光回折格
    子を形成する前記第二操作状態の前記中間サポートに機
    械的に一致することを特徴とする手段と;及び h)前記底部の伝導性層と前記通路の底部との間に提供
    される機械的な停止であって、前記機械的な停止は高さ
    を有する固い障壁を形成し、プルダウン電圧の適用
    においてhに制限される前記伸張された要素の実際の
    偏向距離を引き起こし、それによって前記伸張された要
    素の故障を減少し、ここでdmax>h>λ/4である
    場合、dmaxはプルダウンが発生する場合の前記伸張さ
    れた要素の偏向であり、λは機械的な等角の回折格子装
    置によって偏向される光の波長であることを特徴とする
    機械的な停止と、を含有することを特徴とする機械的な
    等角の回折格子装置。
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