JP2003184744A - 空気圧設定装置 - Google Patents

空気圧設定装置

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JP2003184744A JP2001387288A JP2001387288A JP2003184744A JP 2003184744 A JP2003184744 A JP 2003184744A JP 2001387288 A JP2001387288 A JP 2001387288A JP 2001387288 A JP2001387288 A JP 2001387288A JP 2003184744 A JP2003184744 A JP 2003184744A
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air
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Nobutoshi Kasuga
伸敏 春日
Masaru Fujikawa
大 藤川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 報知を伴った適正な空気圧の注入を可能にす
るとともに、適正な空気圧の上限の報知に先駆けて、設
定空気圧を予め表示させて充填作業を快適に行えるよう
にした空気圧設定装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 空気注入ポンプに配設される空気圧設定
装置1において、該空気圧設定装置1に前記注入圧力が
設定された所定値に達したことにより、ピストン部材5
を上動させて電池8により点灯するLED等の表示手段
7と、前記設定空気圧より幾分高い適正空気圧になる
と、Oリング11が径大部10に移動して、注入ホース
内の空気がピストン孔14からダストシール15を経て
開放する開放手段とを設けたもので、安価な空気注入ポ
ンプを採用しても、設定空気圧よりやや高めの適正空気
圧の上限以上の空気を開放する際に発生する放出音によ
る報知を伴った適正な空気圧の注入を可能にするととも
に、適正な空気圧の上限の報知に先駆けて、目視して設
定空気圧を予め表示させることで、突然の報知に驚くこ
となく充填作業が快適に行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気注入ポンプに
配設される空気圧設定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自転車等やバイク等のタイヤに空
気を充填するには手動の空気注入ポンプが多用されてい
る。一般に、手動の空気注入ポンプでは、逆止弁を内蔵
するピストンのシリンダ内の往復動作によって空気が加
圧され、加圧部を構成する蓄圧部に蓄えられた後、注入
ホースによりタイヤに充填される。高価な空気注入ポン
プであれば空気圧ゲージが設置されて、注入すべき適正
な空気圧を正確に把握することが可能であるが、安価な
空気注入ポンプでは適正な空気圧を把握することは困難
であった。
【0003】そこで、適正な空気圧が得られた段階で大
気への開放弁を開いて、排気音により空気充填作業者に
適正空気圧を報知する実公昭40−20522号公報に
開示された第1従来例のものや実公昭56−23567
号公報に開示された第2従来例のもの、あるいは適正な
空気圧が得られた段階で表示部材が突出して空気充填作
業者が目視できるように構成された実公昭56−909
2号公報に開示された第3従来例のものが提案された。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の従来の空気注入ポンプにあって、前記実公昭40−2
0522号公報に開示された第1従来例のものでは、排
気音が発生した時点での適正な空気圧を知ることがで
き、しかもその排気音が発生する設定空気圧を調整する
こともできる等、安価な空気注入ポンプであっても適正
な空気圧を把握することが可能となったものの、設定空
気圧に達すると突然として排気音が発生したり、また、
適正空気圧の範囲内での空気圧の硬め、柔らかめの選択
には調整螺子でいちいち調整する必要があり、空気充填
作業が快適なものではなかった。しかも、設定空気圧の
調整螺子蓋が外部に露呈しているため、調整螺子蓋が盲
動して設定空気圧が変化する虞れもあった。さらに、経
年変化等によりタイヤの虫バルブが固着した場合には、
設定圧では圧力不足のために空気を充填することができ
なかった。
【0005】また、前記実公昭56−23567号公報
に開示された第2従来例のものも、設定された適正な空
気圧を排気音の発生により知ることができるが、排気音
を発生させる空気圧の設定は、ばね部材の特性により固
定されたもので格別に調整できるものではない。このも
のも、適正空気圧の範囲内での空気圧の硬め、柔らかめ
の選択ができないばかりか、突然として排気音が発生し
て空気充填作業が快適なものとは言い難かった。さら
に、前記実公昭56−9092号公報に開示された第3
従来例のものでは、適正な空気圧を表示部材の突出によ
って目視することが可能となったものの、日暮れ時等に
おいては目視が困難であり、常に適正な注入空気圧を把
握することはできなかった。
【0006】そこで本発明は、前記従来の空気注入ポン
プ等における諸課題を解決して、報知を伴った適正な空
気圧の注入を可能にするとともに、適正な空気圧の上限
の報知に先駆けて、設定空気圧を予め表示させて充填作
業を快適に行えるようにした空気圧設定装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、空気
注入ポンプに配設される空気圧設定装置において、該空
気圧設定装置に前記注入圧力が設定された所定値に達し
たことを表示する表示手段と、前記設定空気圧より幾分
高い適正空気圧以上の圧を開放する開放手段とを設けた
ことを特徴とする。また本発明は、前記表示手段にて表
示される設定空気圧が調整可能に構成されたことを特徴
とする。また本発明は、前記設定空気圧の調整は、空気
圧設定装置における本体部の切欠き窓に一部露出した調
整ダイヤルの回動により行われるように構成したことを
特徴とする。また本発明は、前記表示手段が、注入圧力
に応じて進退するピストン部材により点滅するLEDか
ら構成されたことを特徴とする。また本発明は、前記ピ
ストン部材とLED端子との間に弾性材を介設したこと
を特徴とする。また本発明は、前記開放手段が非作動に
ロック可能に構成されたことを特徴とする。また本発明
は、前記空気圧設定装置における圧力導入部である注入
管部が接続時の方向性を有しないように構成されたこと
を特徴とする。
【0008】このような解決手段により、安価な空気注
入ポンプを採用しても、設定空気圧よりやや高めの適正
空気圧の上限以上の空気を開放する際に発生する放出音
による報知を伴った適正な空気圧の注入を可能にすると
ともに、適正な空気圧の上限の報知に先駆けて、LED
等により暗闇中等でも明瞭に目視して設定空気圧を予め
表示させることで、突然の報知に驚くことなく充填作業
が快適に行える。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明の空気圧設定装置の実
施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1から図
5は本発明の空気圧設定装置の1実施の形態を示すもの
で、図1は設定空気圧が比較的低い場合における空気の
開放時の状態を示す空気圧設定装置の全体断面図、図2
(A)は設定空気圧が表示された状態を示す空気圧設定
装置の全体断面図、図2(B)は設定空気圧以下で空気
が充填されている状態を示す空気圧設定装置の全体断面
図、図3は空気圧設定装置の外観図、図4(A)は空気
圧設定装置が注入ホースの先端側に配設された例を示す
空気注入ポンプ全体図、図4(B)は空気圧設定装置が
注入ホースの基端側に逆向きに配設された例を示す空気
注入ポンプ全体図、図5は設定空気圧が比較的高い場合
における、設定空気圧表示状態および設定空気圧以下で
の充填状態ならびに空気の開放時の状態を示す空気圧設
定装置の各全体断面図である。
【0010】本発明の空気圧設定装置は、図1に示すよ
うに、空気注入ポンプに配設される空気圧設定装置1に
おいて、該空気圧設定装置1に前記注入圧力が設定され
た所定値に達したことを表示する表示手段(圧力導入室
9、ピストン部材5、設定ばね12、弾性部材6、ボタ
ン電池8、LED7と、前記設定空気圧より幾分高い適
正空気圧の上限以上の圧を開放する開放手段(Oリング
11、径大部10、放圧室17、ピストン孔14、ダス
トシール15)とを設けたことを特徴とする。
【0011】以下に詳述する。図1に示すように、空気
圧設定装置1は、円筒状(必ずしも円筒状でなくてもよ
い)の本体部2の下部に注入管部3が装着され、上部に
着脱自在に電源であるボタン電池8および表示手段を構
成するLED7が装着される。前記注入管部3の略中央
部は上方に延設された筒状部3Cとされ、内周側に注入
管部3内に連通した圧力導入室9が設けられるととも
に、ピストン部材5を上下進退自在に嵌合させ、その外
周側に刻設された螺合部13に調整ダイヤル4の内周部
が上下方向に進退自在に螺合される。前記ピストン部材
5の下端部にはOリング11が装着されて前記圧力導入
室9内を移動するとともに、前記筒状部3C内周側に形
成された径大部10との間で開放手段である開放弁機構
が構成される。
【0012】前記注入管部3の筒状部3Cの内周側と調
整ダイヤル4の内周側との間に形成される放圧室17内
で、ピストン部材5の下部と調整ダイヤル4の上壁との
間には圧縮ばねからなる設定ばね12が配設される。調
整ダイヤル4の上壁に穿設されたピストン孔14にピス
トン部材5の上部が遊嵌され、上方に突き出たピストン
部材5の上端部はスポンジやゴム等の弾性材6を介設し
てLED7のスイッチを構成する端子7A、7B(図
2)の一方に臨設させる。前記端子7A、7B間にはL
ED7を点灯させる電源であるボタン電池等8が収納さ
れる。LED7を覆って透明あるいは半透明の表示カバ
ー16が設置される。LED7やボタン電池等8は本体
部2の上端部の蓋体の着脱により交換が可能に構成され
る。さらに、調整ダイヤル4の外周部と空気圧設定装置
1の本体部2の内周部との間には、空気開放時の鳴動を
司るダストシール15が配設される。
【0013】前記注入筒部3の筒状部3Cの外周部に螺
合された調整ダイヤル4は、図3(A)の空気圧設定装
置1の外観図にて理解されるように、空気圧設定装置1
における本体部2の切欠き窓2Aにその外周部の一部が
露出して構成されており、この露出部分を手指で回動さ
せることで、筒状部3Cに対する調整ダイヤル4の上下
方向の相対位置を変更させて前記設定ばね12のばね荷
重を調整することで、圧力導入室9に作用する注入空気
によるピストン部材5の移動開始圧力を調整することが
できる。つまり、ピストン部材5の上動により弾性部材
6を介した表示手段であるLED7の点灯圧力すなわち
表示される注入空気の設定圧力の調整を可能とした。図
3(B)に示すように、調整ダイヤル4の回動に伴って
上下する設定圧表示線18により、本体部2の切欠き窓
2Aに刻設された設定圧目盛り19に合わせて空気圧を
設定することが可能となる。
【0014】本発明の空気圧設定装置1は、使用形態に
応じたポンプ型式に対応させるため、圧力導入部である
注入管部3が接続時の方向性を有しないように構成され
ている。図4(A)のような状態で空気注入ポンプ20
における注入ホース22の先端部の注入口金23近傍に
空気圧設定装置1を配設した型式の場合は、表示手段で
あるLED7は注入ホース22側である空気導入側に位
置し、注入口金23をタイヤに装着させた場合に、充填
作業者が目視し易い方向を向いている。つまり、図1に
おける注入筒部3の導入口3Aが注入ホース22の基部
側に、注入筒部3の供給口3B側が注入口金23側に接
続される。図4(B)に示すように、空気圧設定装置1
を注入ホース22の基部側に配設した型式のものでは、
3Bが導入口、3Aが供給口となるように注入筒部3を
逆向きに装着することによって、ポンピング作業中の充
填作業者が表示手段であるLED7を上方から目視し易
いように構成することができる。
【0015】このように構成された空気圧設定装置の動
作を説明する。図1および図2は、設定空気圧が比較的
低い場合で、注入管部3の筒状部3Cに対する調整ダイ
ヤル4はあまり下方にねじ込まれておらず、設定ばね1
2を殆ど圧縮していない。図2(B)に示すように、設
定空気圧以下で空気が充填されていくことにより、圧力
導入室9に作用する空気圧によって設定ばね12の復元
力に抗してピストン部材5を押し上げていく。注入管部
3内の空気圧が所定の設定圧力に達すると、図2(A)
に示すように、ピストン部材5の上端部が弾性部材6を
変形させた後、LED7の端子7A、7Bをボタン電池
8の両電極に接触させてLED7を点灯させる。これに
より、充填作業者はタイヤ内の空気圧が設定圧力に達し
たことを知見することができる。
【0016】さらに、空気の充填を続けることによっ
て、タイヤ内の空気圧がやや前記設定空気圧力より高い
適正空気圧力の上限に達すると、図1に示すように、ピ
ストン部材5の下端部に配設されたOリング11が圧力
導入室9から離れて径大部10に移動する。これによ
り、注入管部3内の空気が放圧室17、ピストン孔14
を経てダストシール15を押し退け、放出音を発生させ
つつ大気中に放出され、タイヤ内を適正空気圧力に維持
することができる。このように、適正空気圧力の維持の
ために発生する放出音に先立って、設定圧力に達したこ
とが予めLED7点灯により知見することができるの
で、突然の放出音に驚くことがなく、快適な空気の充填
作業を行うことが可能となる。また、設定圧力に達して
も、空気圧を硬めにしたい時はそのまま充填作業を続け
ることができ、適正空気圧力の上限に達したら、放出音
とともに空気が放出されるので、過剰に入れすぎること
はない。
【0017】図5は、設定空気圧が比較的高い場合で、
注入管部3の筒状部3Cに対する調整ダイヤル4はやや
下方にねじ込まれており、設定ばね12はある程度圧縮
されている。図5(A)に示すように、設定空気圧以下
で空気が充填されていくことにより、圧力導入室9に作
用する空気圧によって設定ばね12の復元力に抗してピ
ストン部材5を押し上げ、図1および図2の場合よりは
高い設定圧力にて、図5(B)に示すように、ピストン
部材5の上端部が弾性部材6を変形させた後、LED7
の端子7A、7Bをボタン電池8の両電極に接触させて
LED7を点灯させる。これにより、充填作業者はタイ
ヤ内の空気圧が設定圧力に達したことを知見することが
できる。
【0018】さらに、空気の充填を続けることによっ
て、図1および図2と同様に、タイヤ内の空気圧がやや
前記設定空気圧力より高い適正空気圧力の上限に達する
と、図5(C)に示すように、ピストン部材5の下端部
に配設されたOリング11が圧力導入室9から離れて径
大部10に移動し、注入管部3内の空気が放圧室17、
ピストン孔14を経てダストシール15を押し退け、放
出音を発生させつつ大気中に放出され、タイヤ内が適正
空気圧力を維持することができる。
【0019】また、本発明の空気圧設定装置1は、図6
に示すように、開放手段である開放弁を構成する前記O
リング11と径大部10との間の連通が非作動にロック
可能に構成される。つまり、注入管部3の筒状部3Cに
対する調整ダイヤル4を最も下方にねじ込むことによっ
て設定ばね12を完全に圧縮し、ピストン部材5の上動
が阻止されるように構成すれば、万一、経年変化により
タイヤ内の虫バルブが固着した場合であっても、前記開
放手段からの空気漏れを封じて高圧空気をタイヤに送り
込んで虫バルブを強制的に開弁させて非常時の空気充填
を行うことができる。
【0020】以上、本発明の実施の形態について説明し
てきたが、本発明の趣旨の範囲内で、空気注入ポンプの
型式、注入ホースの形状、形式および空気圧設定装置の
配設形態(注入ホースの途中の他、注入ホースと空気注
入ポンプの加圧室との間に配設することもできる)、表
示手段の形状、形式(LED以外の目視可能な表示手段
も採用可能であるし、設定空気圧力よりやや高い適正圧
力の空気の開放音より小さな電子音を発生させる手段も
採用可能である)、調整ダイヤルの形状、形式を含む空
気圧設定手段の形式、適正空気圧の開放手段の形状、形
式および適正空気圧の放出音の発生形態(ダストシール
による自然発生音の他、放出空気により積極的に笛を鳴
動させるようにすることもできる)、調整ダイヤルの本
体部の切欠き窓における露出形態、弾性材の形状、材
質、開放手段のロック形態等については適宜選定できる
ものである。
【0021】
【発明の効果】以上詳細に説明してきたように、本発明
によれば、空気注入ポンプに配設される空気圧設定装置
において、該空気圧設定装置に前記注入圧力が設定され
た所定値に達したことを表示する表示手段と、前記設定
空気圧より幾分高い適正空気圧以上の圧を開放する開放
手段とを設けたことにより、安価な空気注入ポンプを採
用しても、設定空気圧よりやや高めの適正空気圧以上の
空気を開放する際に発生する放出音による報知を伴った
適正な空気圧の注入を可能にするとともに、適正な空気
圧の上限の報知に先駆けて、目視して設定空気圧を予め
表示させることで、突然の報知に驚くことなく充填作業
が快適に行える。
【0022】また、前記表示手段にて表示される設定空
気圧が調整可能に構成された場合は、充填対象タイヤに
応じてきめ細かに空気圧の設定が可能となる。さらに、
前記設定空気圧の調整は、空気圧設定装置における本体
部の切欠き窓に一部露出した調整ダイヤルの回動により
行われるように構成した場合は、調整ダイヤルが外部の
障害物等により妄りに回動させられることがなく、設定
空気圧が変更されてしまう虞れがない。さらにまた、前
記表示手段が、注入圧力に応じて進退するピストン部材
により点滅するLEDから構成された場合は、適正空気
圧の上限に達する前に予め設定空気圧力を目視にて知見
することができ、しかも、日暮れ時等の目視が困難な条
件下でも、常に適正な注入空気圧を把握することが可能
である。
【0023】また、前記ピストン部材とLED端子との
間に弾性材を介設した場合は、適正空気圧を検出するた
めのピストン部材の移動によって、LED等における端
子部分が過度に押し付けられて破損する虞れがなく、確
実な検出機能が確保される。さらに、前記開放手段が非
作動にロック可能に構成された場合は、経年変化により
タイヤ内の虫バルブが固着したような場合であっても、
前記開放手段からの空気漏れを封じて高圧空気をタイヤ
に送り込んで虫バルブを強制的に開弁させて非常時の空
気充填を行うことができる。
【0024】さらにまた、前記空気圧設定装置における
圧力導入部である注入管部が接続時の方向性を有しない
ように構成された場合は、使用形態に応じたポンプ型式
に対応させて、充填形態に応じて表示手段が充填作業者
に見易い方向に空気圧設定装置を後付けにても注入ホー
ス等に配設することが可能となる。かくして、報知を伴
った適正な空気圧の注入を可能にするとともに、適正な
空気圧の上限の報知に先駆けて、設定空気圧を予め表示
させて充填作業を快適に行えるようにした空気圧設定装
置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気圧設定装置の1実施の形態を示す
もので、設定空気圧が比較的低い場合における空気の開
放時の状態を示す空気圧設定装置の全体断面図である。
【図2】同、図2(A)は設定空気圧が表示された状態
を示す空気圧設定装置の全体断面図、図2(B)は設定
空気圧以下で空気が充填されている状態を示す空気圧設
定装置の全体断面図である。
【図3】同、空気圧設定装置の外観図である。
【図4】同、図4(A)は空気圧設定装置が注入ホース
の先端側に配設された例を示す空気注入ポンプ全体図、
図4(B)は空気圧設定装置が注入ホースの基端側に逆
向きに配設された例を示す空気注入ポンプ全体図であ
る。
【図5】同、設定空気圧が比較的高い場合における、設
定空気圧表示状態および設定空気圧以下での充填状態な
らびに空気の開放時の状態を示す空気圧設定装置の各全
体断面図である。
【図6】同、ロック状態にある空気圧設定装置の全体断
面図である。
【符号の説明】
1 空気圧設定装置 2 本体部 2A 切欠き窓 3 注入管部 3A 導入部 3B 供給部 3C 筒状部 4 調整ダイヤル 5 ピストン部材(表示手段) 6 弾性部材(表示手段) 7 LED(表示手段) 7A 端子 7B 端子 8 ボタン電池(表示手段) 9 圧力導入室 10 径大部(開放手段) 11 Oリング(開放手段) 12 設定ばね 13 螺合部 14 ピストン孔(開放手段) 15 ダストシール(開放手段) 16 表示カバー 17 放圧室 18 設定圧表示線 19 設定圧目盛り 20 空気注入ポンプ 21 加圧部 22 注入ホース 23 注入口金

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気注入ポンプに配設される空気圧設定
    装置において、該空気圧設定装置に前記注入圧力が設定
    された所定値に達したことを表示する表示手段と、前記
    設定空気圧より幾分高い適正空気圧以上の圧を開放する
    開放手段とを設けたことを特徴とする空気圧設定装置。
  2. 【請求項2】 前記表示手段にて表示される設定空気圧
    が調整可能に構成されたことを特徴とする請求項1に記
    載の空気圧設定装置。
  3. 【請求項3】 前記設定空気圧の調整は、空気圧設定装
    置における本体部の切欠き窓に一部露出した調整ダイヤ
    ルの回動により行われるように構成したことを特徴とす
    る請求項2に記載の空気圧設定装置。
  4. 【請求項4】 前記表示手段が、注入圧力に応じて進退
    するピストン部材により点滅するLEDから構成された
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の
    空気圧設定装置。
  5. 【請求項5】 前記ピストン部材とLED端子との間に
    弾性材を介設したことを特徴とする請求項4に記載の空
    気圧設定装置。
  6. 【請求項6】 前記開放手段が非作動にロック可能に構
    成されたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか
    に記載の空気圧設定装置。
  7. 【請求項7】 前記空気圧設定装置における圧力導入部
    である注入管部が接続時の方向性を有しないように構成
    されたことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに
    記載の空気圧設定装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100534253B1 (ko) * 2003-10-08 2005-12-08 기아자동차주식회사 터보차져를 이용한 바닥쿠션 공기주입장치
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JP2020001913A (ja) * 2018-06-29 2020-01-09 東洋工機株式会社 真空リフト装置

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JP7195070B2 (ja) 2018-06-29 2022-12-23 東洋工機株式会社 真空リフト装置

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