JP2003184092A - 多目的用載荷袋 - Google Patents

多目的用載荷袋

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JP2003184092A JP2001402676A JP2001402676A JP2003184092A JP 2003184092 A JP2003184092 A JP 2003184092A JP 2001402676 A JP2001402676 A JP 2001402676A JP 2001402676 A JP2001402676 A JP 2001402676A JP 2003184092 A JP2003184092 A JP 2003184092A
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bag
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真宏 森下
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  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
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  • Biological Depolymerization Polymers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】工事現場等で使用する土嚢袋の代用や道路標識
や安全標識等の載荷袋として、あらゆる用途に、誰でも
簡単に使用できる便利な多目的用載荷袋を安価に提供せ
んとするものである。 【解決手段】筒体の片側又は両側の端部のいずれか一方
を密封閉鎖した後、もう一方の開口端部より小石・バラ
石・砂等の充填物を投入した後、密封閉鎖できる載荷袋
本体(生分解性素材も含む)であって、該結束紐同志又
は連結帯同志又は連結具同志で連結できるようにした多
目的用載荷袋で、安全面にも考慮したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工事現場等で使用
する多目的用載荷袋に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、工事現場等で使用するカラーコー
ン(登録商標)と称される座板の上部に円錐形部を突出
させた赤い樹脂系成形物がある。このカラーコーン(登
録商標)は、非常に軽量で積み重ねて運搬するなど、取
り扱いが誰でも簡単にできるので、道路工事箇所には無
くてはならない存在にまで普及されている。ところが路
面に設置された後、風で吹き飛ばされたり、通行人の足
で蹴飛ばされたりすることが頻繁にあり、所定の場所に
設置する目的が充分に満たされていなかった。
【0003】これらの対応策として、正方形の中央に円
形の貫通した孔を有するゴム系の座板を該カラーコーン
(登録商標)上部の円錐頭部より嵌入して、設置するも
のがあるが寸法的にも大きなものであり、ゴムで成形さ
れているので重量的にも大となり運搬性に難がありコス
トも非常に高価なものであった。
【0004】又、前記したゴム系の座板の代わりに、カ
ラーコーン(登録商標)の下側に土嚢袋を複数個載せ
て、該カラーコーン(登録商標)を動かないようにして
いるが、土嚢袋の設置状態が悪く見栄えの良いものでは
なかった。
【0005】カラーコーン(登録商標)以外に、道路標
識用看板やバリケード等、風で倒されることが頻繁にあ
り、ワンタッチで固定することができず手間暇掛けて固
定するため、取り外しも簡単にできるものではなかっ
た。
【0006】更に、土嚢袋として専用の袋が市販されて
いるが、片方の開口部側に紐が付いているだけで底部に
は紐がなく、収納容量が大きく無理に使用しても空間が
多すぎて不安定な形状となり、充填物の出し入れができ
ず景観性も悪かった。
【0007】又、植生用基材(土、肥料、種子等)を入
れる植生用土嚢袋は、最初から植生用基材を該袋に投入
し、該植生用基材がこぼれ出ないように密封閉鎖し、連
結して設置することができなかった。
【0008】従来の各種の袋は原色で一色の袋はある
が、殺風景で景観性が悪くコスト的に高価なものであ
り、機能的なものが無かった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本案は、上記のような
技術的背景に基づいて発明なされたものであって、工事
現場等で使用する土嚢袋の代用や道路標識や安全標識等
の載荷袋として、あらゆる用途に誰でも使用でき、載荷
袋の充填物を自由に出し入れすることのできる便利な多
目的用載荷袋を安価に提供せんとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】そのために本案の請求項
1では、筒体5の片側の端部6を予め密封閉鎖し、該筒
体5のもう一方の開口部7より小石・バラ石・砂等の充
填物3を投入し巾着状に結束紐4で絞って密封閉鎖でき
る載荷袋本体1であって、該筒体5の片側の端部6を密
封閉鎖した側に結束紐4を取り付け、該結束紐4、4同
志を結ぶことにより筒体5の端部6、6同志を連結して
構成されたことを特徴とする多目的用載荷袋Aとした。
【0011】本案の請求項2では、筒体5の両側の端部
6のいずれか一方を巾着状に結束紐4で絞って密封閉鎖
部2を設け、もう一方の開口部7より小石・バラ石・砂
等の充填物3を投入し巾着状に結束紐4で絞って、該筒
体5の両側の端部6、6を密封閉鎖できる載荷袋本体1
であって、該結束紐4、4同志を結ぶことにより筒体5
の端部6、6同志を連結して構成されたことを特徴とす
る多目的用載荷袋Bとした。
【0012】本案の請求項3では、筒体5の片側又は両
側の開口部7より小石・バラ石・砂等の充填物3を投入
し巾着状に結束紐4で絞って密封閉鎖できる袋1であっ
て、該筒体5の両側の端部6にそれぞれ連結帯8を設け
て、該連結帯8、8同志を結ぶことにより筒体5の端部
6、6同志を連結して構成されたことを特徴とする多目
的用載荷袋Cとした。
【0013】本案の請求項4では、筒体5の両側の端部
6のいずれか一方を巾着状に結束紐4で絞って密封閉鎖
部2を設け、もう一方の開口部7より小石・バラ石・砂
等の充填物3を投入し巾着状に結束紐4で絞って、該筒
体5の両側の端部6、6を密封閉鎖できる載荷袋本体1
であって、該筒体5の両側の端部6、6にそれぞれ連結
具9を取り付け、該連結具9により筒体5の端部6、6
同志を連結できるように構成したことを特徴とする多目
的用載荷袋Dとした。
【0014】本案の請求項5では、植生用種子15、植
生用肥料16、シート17を組み合わせて載荷袋本体1
の全体又は一部に塗工、貼着、付着、練り込みのいずれ
かに加工したことを特徴とする請求項1、2、3、4記
載の多目的用載荷袋Eとした。
【0015】本案の請求項6では、載荷袋本体1の全体
が生分解性素材21から構成されたことを特徴とする請
求項1、2、3、4、5記載の多目的用載荷袋Fとし
た。
【0016】本案の請求項7では、載荷袋1の充填物3
に砂又は水を入れたペットボトル10を投入したことを
特徴とする請求項1、2、3、4、5、6記載の多目的
用載荷袋Gとした。
【0017】本案の請求項8では、載荷袋本体1の全体
又は一部に少なくとも1色以上の文字、図形、記号等の
着色をしたことを特徴とする請求項1、2、3、4、
5、6、7記載の多目的用載荷袋Hとした。
【0018】本案の請求項9では、載荷袋本体1の全体
又は一部に文字、図形、記号等の特殊な発色顔料(真珠
顔料、蛍光顔料、蓄光顔料、夜光顔料、示温顔料)を施
してなることを特徴とする請求項8記載の多目的用載荷
袋Iとした。
【0019】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面に基
づきながら説明すると、図1は本案の請求項1の多目的
用載荷袋Aの全体図であり一部に充填物3の充填状態を
示す。該多目的用載荷袋Aは、筒袋5の素材は比較的に
重量が掛かるので強靱な素材が好ましく、多層のクラフ
ト紙やポリエチレンやナイロン、ポリエステルなどのフ
イルムシートやこれらの不織布又は小石・バラ石・砂等
が漏れない程度のフラットヤーン又はネットであればど
のような素材であってもよい。該筒体5の片側の端部6
が予め密封閉鎖部2が設けられている。尚、この密封閉
鎖部2に結束紐4を新たに取り付けて側方に引っ張り巾
着状に絞って、該結束紐4の長さは適当な長さに調整さ
れている。開口部7より小石・バラ石・砂等の充填物3
を投入し巾着状に結束紐4で絞って密封閉鎖できる載荷
袋本体1であって、該筒体5の片側の端部6を密封閉鎖
した側に結束紐4を取り付け、図2に示すように該結束
紐4、4同志を結ぶことにより筒体5の端部6、6同志
を連結して輪状にした斜視図である。
【0020】尚、これを使用するときには、図12に示
すように平面又は法面等の軟弱地盤化した場所に、本案
の多目的用載荷袋Aを均一な高さに並列し敷設したもの
で、誰でも簡単に並べられ景観性に優れたものとなる。
【0021】図13は、本案の多目的用載荷袋Aを複数
個束ねた状態の斜視図であり、水路の簡易堤防又は安全
柵として使用すると便利である。
【0022】図14は、法面などを保護するためにブル
ーシート14を敷設して、該ブルーシート14の上に風
や雨などで飛散しないように本案の多目的用載荷袋Aで
押さえた状態を斜視図に示したもので、法面以外に平地
にも適用できるものである。
【0023】図15は、本案の多目的用載荷袋Aを結束
紐4で結んで輪状にしたものを鎖状に連結し、山留めや
土留め等の防護柵に使用できるものである。
【0024】図16は、杭を打って柵として本案の多目
的用載荷袋Aを積み重ねて使用した斜視図で、工事現場
や家などの目隠し用及び第三者立入禁止用の柵や水路の
簡易堤防にしたものである。
【0025】図17は安全標識の工事用看板13が風や
人によって動かないように本案の多目的用載荷袋Aを結
束紐4で結んで固定した斜視図で、該結束紐4の結び方
で取り外しが簡単にできるものである。
【0026】図18は安全標識の安全柵18が風や人に
よって動かないように本案の多目的用載荷袋Aを結束紐
4で結んで固定した斜視図で、該結束紐4の結び方で取
り外しが自在にできるものである。
【0027】図19は、本案の多目的用載荷袋Aを輪状
にしてカラーコーン11(登録商標)上部の円錐頭部よ
り嵌入して座板12に設置した状態の斜視図で、風で吹
き飛ばされたり人に蹴飛ばされて倒れたりすることもな
く、又、設置した後の景観性も優れたものとなる。
【0028】次に本案の請求項2の多目的用載荷袋Bを
図3に示す。図3には筒体5の両側の開口部7のいずれ
かを一方を巾着状に結束紐4で絞って密封閉鎖部2を設
け、もう一方の開口部7より小石・バラ石・砂等の充填
物3を投入した後、巾着状に結束紐4で絞って、該筒体
5の両側の端部6、6を密封閉鎖した載荷袋本体1であ
って、該結束紐4、4同志を結ぶことにより筒体5の端
部6、6同志を連結したもので、図4は載荷袋本体1の
該結束紐4、4同志を結んで筒体5の端部6、6同志を
連結し輪状にした多目的用載荷袋Bの斜視図である。
【0029】尚、この多目的用載荷袋Bの使用例は、請
求項1の多目的用載荷袋Aで示した段落「0020」か
ら「0027」迄に記載したものと同じように使用する
ことができる。
【0030】次に本案の請求項3の多目的用載荷袋Cを
図5に示す。筒体5の片側又は両側の開口部7(図示せ
ず)より小石・バラ石・砂等の充填物3を投入し巾着状
に結束紐4で絞って密封閉鎖できる載荷袋本体1であっ
て、該筒体5の両側の端部6にそれぞれ連結帯8が設け
られている。この連結帯8は、筒体5の両側の端部6を
長く延ばして連結帯8にしたもので、該連結帯8の素材
を他の素材に代えて端部6に接続することもできる。
又、図6は本案の請求項3の多目的用載荷袋Cを輪状に
した斜視図である。
【0031】本案の請求項3の多目的用載荷袋Cを使用
するときには、請求項1の多目的用載荷袋Aで示した段
落「0020」から「0027」迄に記載したものと同
じように使用することができる。
【0032】次に本案の請求項4の多目的用載荷袋Dを
図7に示す。筒体5の両側の端部6のいずれか一方を巾
着状に結束紐4で絞って密封閉鎖部2を設け、もう一方
の開口部7より小石・バラ石・砂等の充填物3を投入し
巾着状に結束紐4で絞って,該筒体5の両側の端部6、
6を密封閉鎖できる載荷袋本体1であって、該筒体5の
両側の端部6、6にそれぞれ連結具9(登録商標マジッ
クテープ)を取り付け、図8に示すように該連結具9
(登録商標マジックテープ)により筒体5の端部6、6
同志を連結して輪状にできるようにした多目的用載荷袋
Dの斜視図であり、図9に示すように連結具9(フック
とリング)により筒体5の端部6、6同志を連結して即
座に直列させたり並列させたり、図10のように輪状に
することもできるので、結束紐で結ぶ面倒さもなくワン
タッチで連結できるものである。又、一例で連結具9に
登録商標マジックテープやフックとリングを使用した
が、ボタンやホック、ファスナー、ジッパー等の連結具
9を使用しても良い。
【0033】次に本案の請求項5の多目的用載荷袋Eを
図22に示す。載荷袋本体1の全体に植生用種子15を
水溶性樹脂(図示せず)で付着したもので、図23のよ
うに載荷袋本体1の全体に植生用種子15と植生用肥料
16を水溶性発泡剤(図示せず)で付着したものや図2
4のように植生用種子15と植生用肥料16をシート1
7に加工して載荷袋本体1内に入れたものであり、これ
らは載荷袋本体1の中に土を入れて使用するものであ
る。該載荷袋本体1の全体又は一部に前記した植生用種
子15、植生用肥料16、シートを組み合わせて塗工、
貼着、付着、練り込みのいずれかに加工することもでき
るものである。
【0034】これを使用するときには図20に示すよう
に、崩れやすい法面などに本案の多目的用載荷袋Eの結
束紐4を結んで並列した状態の斜視図で、図21のよう
に格子状に組み立てることもできる。又、請求項1から
請求項4までの載荷袋本体1にも適用でき、自然に土の
湿りや雨などにより発芽し地盤の強化や植生緑化だけで
なく、安定した法面を形成することができるものであ
る。
【0035】次に本案の請求項6の多目的用載荷袋Fを
図25に示す。載荷袋本体1全体が生分解性素材21か
ら構成された斜視図で、筒袋5の素材は比較的に重量が
掛かるので強靱な素材で、例えば多層のクラフト紙の場
合、生分解性促進剤などを塗工したものや、ポリエチレ
ンやナイロン、ポリエステルなどのフイルムシートやこ
れらの不織布の素材を用いて、小石・バラ石・砂等が漏
れない程度のフラットヤーン(平紐)又はネットの場
合、生分解の代表的な名称(登録商標名含む)として微
生物系生分解性樹脂(バイオポール、バイオポリエステ
ル等)や化学合成系生分解性樹脂(ビオノーレ、ラクテ
ィー、レイシア、セルグリーン)、複合系生分解性樹脂
(マタービー、ノボンフォーム、リネイチャー、エコフ
ォーム)、半化学合成系生分解性樹脂(アセテート)が
ある。又、これらの素材を塗工、貼着、付着、練り込み
などをしたりすることもできるものである。
【0036】本案の請求項6の多目的用載荷袋Fを使用
するときには、請求項1の多目的用載荷袋Aで示した段
落「0020」から「0027」迄に記載したものと同
じように使用することができ、ここで言う「生分解性素
材」とは澱粉やたんぱく質を該素材に練り込み又は含浸
又は塗工することにより、土の中に埋めた際、バクテリ
アが該素材を食べて本案の載荷袋本体1の全体が半年か
ら1年の間に生分解し、自然に土に戻るものである。
【0037】次に本案の請求項7の多目的用載荷袋Gを
図11に示す。多目的用載荷袋Gの一部に透視して充填
物3に砂又は水を入れたペットボトル10を投入した状
態を示しているが、該載荷袋本体1は請求項1から請求
項6のいずれの袋であっても良く、該載荷袋本体1から
充填物3であるペットボトル10の出し入れができ、該
ペットボトル10の中の充填物3の分量の調整が自由に
できるものである。
【0038】次に本案の請求項8の多目的用載荷袋Hを
図26に示す。載荷袋本体1の全体又は一部に少なくと
も1色以上の文字、記号、図形等の着色部19を設けて
いるので、載荷袋本体1の存在感が得られる。又、該載
荷袋本体1は請求項1、2、3、4、5、6、7記載の
いずれの載荷袋本体1であっても良い。
【0039】次に本案の請求項9の多目的用載荷袋Iを
図27に示す。載荷袋本体1の全体又は一部に文字、記
号、図形等の特殊な発色顔料(真珠顔料、蛍光顔料、蓄
光顔料、夜光顔料、示温顔料)を施したもので、発色顔
料として「真珠顔料」は天然パールエッセンス(魚鱗
箔)、塩基性炭酸鉛、酸塩化ビスマス、雲母チタン〔薄
い酸化チタン膜で反射色(金、銀、赤、紫、青、緑)や
透過色(紫、緑、黄、橙、赤)がある。「蛍光顔料」は
有機色素とアクリルや塩化ビニル、ユリア、メラミン、
ベンゾグアナミン等の樹脂中に固溶体と粉末状の2種類
がある。「蓄光顔料」はアルカリ土類金属の硫化物に活
性化するための微量の金属不純物を混入したもので紫外
から可視部の光エネルギーの刺激を受け、一旦刺激が蓄
えられた後、少し時間を得てから発光する。「夜光顔
料」は蓄光顔料に予め刺激を与えるために放射性同位元
素(トリチウム、プロメチウムなど)を励起エネルギー
源として添加し常に発光状態を持続させるようにしたも
のがある。「示温顔料」は無機系は可逆性タイプの結晶
水放出型(30〜100°Cで変色・組成はNi.Co
等のヘキサメチレンテトラミン錯塩類)と結晶転移型
(45〜150°Cで変色・組成はAg.Cu等のハロ
ゲン化錯塩類)があり、不可逆性の分解型(150°C
以上で変色・組成は重金属の炭酸塩.アンモニウム塩.
硝酸塩.有機錯塩類)があり、有機系にも可逆性と不可
逆性の2種類があり、ロイゴ染料とそれに弱く反応する
発色剤をそれぞれマイクロカプセルで分離し、これをバ
インダー中に分散したもので発色や消色は化学反応によ
り融点を利用して発色剤の結合を外れて色が消えるよう
にもできるものである。
【0040】これを使用するときには図27に示すよう
に、載荷袋本体1に文字、図形、記号等の発色部20を
設けているので、懐中電灯や車、自転車等の夜間用反射
材として危険場所等の表示ができ、誰でも簡単に使用で
きるものである。
【0041】
【発明の効果】本案は、安価で誰でも簡単に使用するこ
とができ、下記の如く多大の効果を奉するものである。
【0042】請求項1及び2の多目的用載荷袋A、B
は、筒体5の端部6、6同志を結束紐4で結ぶことによ
り単独に使用したり、複数の多目的用載荷袋A、Bの平
均的な嵩高さや重量を利用してあらゆる用途に使用でき
るだけでなく、例えば土留めや山留め用に使用するだけ
で均一に土盛りすることができ、使用後の景観性も優れ
たものとなる。
【0043】請求項3の多目的用載荷袋Cは、結束紐4
の代わりに連結帯8、8を設けているので、前記した多
目的用載荷袋A及びBと同様に使用内容により色々と条
件に合わせて使用できる。
【0044】請求項4の多目的用載荷袋Dは、連結具9
(マジックテープやフックとリング等)により筒体5の
端部6、6同志を連結して即座に直列させたり並列させ
たり、輪状にすることもできるので、結束紐4、4で結
ぶ面倒さもなくワンタッチで連結できるものである。
【0045】請求項5の多目的用載荷袋Eは、自然に土
の湿りや雨などにより、載荷袋本体1から発芽し、地盤
の強化や植生緑化だけでなく、安定した法面を形成する
ことができるものである。
【0046】請求項6の多目的用載荷袋Fは、載荷袋本
体1の全体が生分解性素材21から構成されているの
で、土中に埋めると自然に土に戻るので、環境に優しい
商品となる。
【0047】請求項7の多目的用載荷袋Gは、該多目的
用載荷袋Gから充填物3であるペットボトルの出し入れ
が自由にできるので、ペットボトルの中の充填物3の分
量調整が自由にできる。
【0048】請求項8の多目的用載荷袋Hは、載荷袋本
体1の全体又は一部に少なくとも1色以上の文字、図
形、記号等の着色部19を設けているので、載荷袋本体
1の存在感が得られる。
【0049】請求項9の多目的用載荷袋Iは、載荷袋本
体1に文字、図形、記号等の発色部20を設けているの
で、懐中電灯や車、自転車等の夜間用反射材として危険
場所等の表示ができ、誰でも簡単に使用できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部を透視した請求項1の多目的用載荷袋Aの
全体図。
【図2】輪状にした請求項1の多目的用載荷袋Aの斜視
図。
【図3】一部を透視した請求項2の多目的用載荷袋Bの
全体図。
【図4】輪状にした請求項2の多目的用載荷袋Bの斜視
図。
【図5】一部を透視した請求項3の多目的用載荷袋Cの
全体図。
【図6】輪状にした請求項3の多目的用載荷袋Cの斜視
図。
【図7】端部に連結具(登録商標マジックテープ)を取
り付けた状態の請求項4の多目的用載荷袋Dの全体図。
【図8】連結具(登録商標マジックテープ)を接続して
輪状にした請求項4の多目的用載荷袋Dの斜視図。
【図9】連結具(フックとリング)同志を接続した請求
項4の多目的用載荷袋Dの一例を示す斜視図。
【図10】連結具(フックとリング)同志を接続して輪
状にした請求項4の多目的用載荷袋Dの斜視図。
【図11】一部を透視した請求項7の多目的用載荷袋G
の全体図。
【図12】多目的用載荷袋Aの結束紐を結んで並列した
状態の平面図。
【図13】多目的用載荷袋Aの結束紐を結んで束ねた状
態の斜視図。
【図14】法面などを保護するためにブルーシートを敷
設して風などで飛ばないように多目的用載荷袋Aの結束
紐を結んで固定した状態の斜視図。
【図15】多目的用載荷袋Aを結束紐を結んで輪状にし
たものを鎖状に接続した状態の斜視図。
【図16】多目的用載荷袋Aを使用して簡易堤防又は柵
にした状態を示す斜視図。
【図17】工事用看板に多目的用載荷袋Aを結束紐で結
んで固定した一実施例を示す斜視図。
【図18】安全柵に多目的用載荷袋Aを結束紐で結んで
固定した一実施例を示す斜視図。
【図19】カラーコーンに使用した一例を示す請求項1
の多目的用載荷袋Aの斜視図。
【図20】土砂崩れの多い法面に請求項1の多目的用載
荷袋Aを並列した状態を示す斜視図。
【図21】法面に請求項1の多目的用載荷袋Aを格子状
に枠組みをした斜視図。
【図22】植生用種子を載荷袋の表面に塗工した一例を
示す請求項5の多目的用載荷袋Eの斜視図。
【図23】植生用種子と肥料を載荷袋本体の表面に塗工
した一例を示す請求項5の多目的用載荷袋Eの斜視図。
【図24】一部を透視した植生用種子と肥料入りのシー
トを載荷袋本体内に収納した一例を示す請求項5の多目
的用載荷袋Eの斜視図。
【図25】生分解性素材の一例を示す請求項6の多目的
用載荷袋Fの斜視図。
【図26】着色部を設けた一例を示す請求項8の多目的
用載荷袋Hの斜視図。
【図27】発色部を設けた一例を示す請求項9の多目的
用載荷袋Iの斜視図。
【符号の説明】
A 請求項1の多目的用載荷袋 B 請求項2の多目的用載荷袋 C 請求項3の多目的用載荷袋 D 請求項4の多目的用載荷袋 E 請求項5の多目的用載荷袋 F 請求項6の多目的用載荷袋 G 請求項7の多目的用載荷袋 H 請求項8の多目的用載荷袋 I 請求項9の多目的用載荷袋 1 載荷袋本体 2 密封閉鎖部 3 充填物 4 結束紐 5 筒体 6 端部 7 開口部 8 連結帯 9 連結具 10 ペットボトル 11 カラーコーン 12 座板 13 工事用看板 14 ブルーシート 15 植生用種子 16 植生用肥料 17 植生用シート 18 安全柵 19 着色部 20 発色部分 21 生分解性素材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 33/00 ZBP B65D 33/00 ZBPA 33/28 33/28 Fターム(参考) 2B022 AB02 AB04 BA01 BA02 BA14 BA21 BB01 BB05 DA19 2D044 DA03 2D064 AA01 AA21 BA03 DA17 EA02 EA03 2D101 CA06 CA11 CB01 CB05 EA02 EA05 FA06 FA12 FB11 FB21 GA04 GA23 3E064 AD03 BA05 BA10 BA26 BA36 BA54 BA60 BB03 BC15 EA30 FA01 HA06 HB05 HD07 HE01 HL06 HL09 HN31

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒体5の片側の端部6を予め密封閉鎖し、
    該筒体5のもう一方の開口部7より小石・バラ石・砂等
    の充填物3を投入し巾着状に結束紐4で絞って密封閉鎖
    できる載荷袋本体1であって、該筒体5の片側の端部6
    を密封閉鎖した側に結束紐4を取り付け、該結束紐4、
    4同志を結ぶことにより筒体5の端部6、6同志を連結
    して構成されたことを特徴とする多目的用載荷袋A。
  2. 【請求項2】筒体5の両側の端部6のいずれか一方を巾
    着状に結束紐4で絞って密封閉鎖した後、もう一方の開
    口部7より小石・バラ石・砂等の充填物3を投入し巾着
    状に結束紐4で絞って、該筒体5の両側の端部6、6を
    密封閉鎖できる載荷袋本体1であって、該結束紐4、4
    同志を結ぶことにより筒体5の端部6、6同志を連結し
    て構成されたことを特徴とする多目的用載荷袋B。
  3. 【請求項3】筒体5の片側又は両側の開口部7より小石
    ・バラ石・砂等の充填物3を投入し巾着状に結束紐4で
    絞って密封閉鎖できる載荷袋本体1であって、該筒体5
    の両側の端部6にそれぞれ連結帯8を設けて、該連結帯
    8、8同志を結ぶことにより筒体5の端部6、6同志を
    連結して構成されたことを特徴とする多目的用載荷袋
    C。
  4. 【請求項4】筒体5の両側の端部6のいずれか一方を巾
    着状に結束紐4で絞って密封閉鎖部2を設け、もう一方
    の開口部7より小石・バラ石・砂等の充填物3を投入し
    巾着状に結束紐4で絞って、該筒体5の両側の端部6、
    6を密封閉鎖できる載荷袋本体1であって、該筒体5の
    両側の端部6、6にそれぞれ連結具9を取り付け、該連
    結具9により筒体5の端部6、6同志を連結できるよう
    に構成したことを特徴とする多目的用載荷袋D。
  5. 【請求項5】植生用種子15、植生用肥料16、シート
    17を組み合わせて載荷袋本体1の全体又は一部に塗
    工、貼着、付着、練り込みのいずれかに加工したことを
    特徴とする請求項1、2、3、4記載の多目的用載荷袋
    E。
  6. 【請求項6】載荷袋本体1の全体が生分解性素材21か
    ら構成されたことを特徴とする請求項1、2、3、4、
    5記載の多目的用載荷袋F。
  7. 【請求項7】載荷袋本体1の充填物3に砂又は水を入れ
    たペットボトル10を投入したことを特徴とする請求項
    1、2、3、4、5、6記載の多目的用載荷袋G。
  8. 【請求項8】載荷袋本体1の全体又は一部に文字、図
    形、記号等の着色をしたことを特徴とする請求項1、
    2、3、4、5、6、7記載の多目的用載荷袋H。
  9. 【請求項9】載荷袋本体1の全体又は一部に文字、図
    形、記号等の特殊な発色顔料(真珠顔料、蛍光顔料、蓄
    光顔料、夜光顔料、示温顔料)を施してなることを特徴
    とする請求項8記載の多目的用載荷袋I。
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