JP2003183965A - 補強用不織布、積層体、内装材及び補強用不織布の製造方法 - Google Patents

補強用不織布、積層体、内装材及び補強用不織布の製造方法

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JP2003183965A
JP2003183965A JP2001381967A JP2001381967A JP2003183965A JP 2003183965 A JP2003183965 A JP 2003183965A JP 2001381967 A JP2001381967 A JP 2001381967A JP 2001381967 A JP2001381967 A JP 2001381967A JP 2003183965 A JP2003183965 A JP 2003183965A
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Hideyuki Ando
秀行 安藤
Masahiko Tokushige
雅彦 徳重
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可燃性であって廃棄物を焼却処理することが
可能になり、しかも高強度でかつ軽量な補強用不織布を
提供する。 【解決手段】 麻類の繊維と熱可塑性樹脂の繊維とを混
合して得られるウェブを加熱処理することによって、麻
類の繊維を熱可塑性樹脂の繊維で接着して得られた補強
用不織布4に関する。麻類の繊維と熱可塑性樹脂の繊維
が絡み合った状態で、麻類の繊維が熱可塑性樹脂の繊維
と絡み合う部分で接着することによって補強用不織布4
を形成することができる。この補強用不織布4は、可燃
性の麻類の繊維と熱可塑性樹脂の繊維を原料とするもの
であって、可燃性である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、補強用不織布、積
層体、内装材及び補強用不織布の製造方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】住宅用や車両用などに用いる内装材とし
て、内装仕上げ材の背面にガラス繊維の不織布など、ガ
ラス繊維シートを補強材として接着したものも用いられ
ている。図4は従来の内装材Aの一例を示すものであ
り、このものではガラス繊維シート10と発泡プラスチ
ックシート5とを積層接着して積層体6を作製し、内装
仕上げ材7の背面にこの積層体6を接着することによっ
て、内装材Aを形成するようにしてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
補強材としてガラス繊維シート10を用いると、内装材
Aは可燃物である内装仕上げ材や発泡プラスチックと非
可燃物であるガラス繊維との複合材になり、廃棄物処理
を行なうにあたって焼却処理をすることが困難になっ
て、地球環境保全上問題になるものであった。
【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、可燃性であって廃棄物を焼却処理することが可能
になり、しかも高強度でかつ軽量な補強用不織布、積層
体、内装材及び補強用不織布の製造方法を提供すること
を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
補強用不織布は、麻類の繊維と熱可塑性樹脂の繊維とを
混合して得られるウェブを加熱処理することによって、
麻類の繊維を熱可塑性樹脂の繊維で接着して成ることを
特徴とするものである。
【0006】また請求項2の発明は、請求項1におい
て、麻類の繊維は繊維長が10〜200mmであること
を特徴とするものである。
【0007】また請求項3の発明は、請求項1又は2に
おいて、厚みが0.1〜1mmであることを特徴とする
ものである。
【0008】本発明の請求項4に係る積層体は、請求項
1乃至3のいずれかに記載の補強用不織布と、発泡プラ
スチックとフェルトのいずれか一方のシートとを積層接
着して成ることを特徴とするものである。
【0009】本発明の請求項5に係る内装材は、請求項
1乃至3のいずれかに記載の補強用不織布と、内装仕上
げ材とを積層接着して成ることを特徴とするものであ
る。
【0010】また本発明の請求項6に係る内装材は、請
求項4に記載の積層体と、内装仕上げ材とを積層接着し
て成ることを特徴とするものである。
【0011】本発明の請求項7に係る補強用不織布の製
造方法は、請求項1乃至3のいずれかに記載の補強用不
織布を製造するにあたって、麻類の繊維と長さ10〜1
50mmの熱可塑性樹脂の繊維とを混合してウェブを作
製し、このウェブを加熱処理することによって、麻類の
繊維を熱可塑性樹脂の繊維で接着することを特徴とする
ものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
【0013】麻類の繊維は、麻類の幹の皮(靭皮)から
採取されたものであり、例えば亜麻、ケナフ(洋麻)、
サイザル麻、ジュート(黄麻)などの繊維を用いること
ができる。これら亜麻、ケナフ、サイザル麻、ジュート
などの靭皮部より、直径0.05〜0.6mmの長繊維
が束状となった幅10〜20mm程度で長さ2〜3mの
繊維束が得られるものであり、この繊維束を切断及び解
繊することによって、本発明において不織布に使用する
麻類の繊維を得ることができるものである。尚、繊維束
を解繊する際に解繊条件等を適宜に調整することによっ
て狙いとする繊維長のものが得られる場合には、繊維束
を切断することは必ずしも必要ではない。
【0014】本発明において麻類の繊維は、繊維長が2
0〜200mm程度の範囲が好ましく、50〜150m
m程度がより好ましい。麻類の繊維として比較的長い繊
維を用いることによって、繊維同士の絡み合いで強度特
性に優れた不織布を得ることができるものであり、繊維
長が50mm未満である場合、特に20mm未満である
と繊維の絡み合いが不十分で十分な強度特性を得ること
が難しくなる。繊維長が逆に150mmを超える場合、
特に200mmを超えると、後述のように麻類の繊維を
熱可塑性樹脂の繊維と混合してウェブを作製する際に、
均一に混合することが困難になり、ウェブを均一に作製
することが難しくなる。
【0015】また本発明において熱可塑性樹脂の繊維と
しては、軟化点が60〜100℃程度、融点が100〜
200℃程度の樹脂を繊維化したものが好ましく、例え
ばポリビニルアルコール(PVA)、ポリプロピレン
(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリエチレンテレフ
タレート(PET)、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニ
ル、ポリビニルアセタール、ポリアミドなどの繊維を用
いることができる。
【0016】熱可塑性樹脂の繊維は、後述のように麻類
の繊維と混合して加熱処理することによって、麻類の繊
維を接着させる接着剤としての機能を果たすものであ
る。このとき、熱可塑性樹脂をパウダーにして麻類の繊
維と混合したり、熱可塑性樹脂を液状にして麻類の繊維
に含浸させることによって混合したりして、これを加熱
処理することによっても、熱可塑性樹脂で麻類の繊維を
接着させることができるが、麻類の繊維に熱可塑性樹脂
の繊維を混合して絡み合わせた状態で加熱することによ
って、繊維同士をより良く接着させることができ、強度
特性に優れた不織布を得ることができるものである。熱
可塑性樹脂の繊維の繊維長は10〜150mm程度の範
囲が好ましく、50〜100mm程度がより好ましい。
熱可塑性樹脂の繊維として比較的長い繊維を用いること
によって、麻類の繊維と良く絡み合い、強度特性に優れ
た不織布を得ることができるものであり、繊維長が50
mm未満である場合、特に10mm未満であると十分な
強度特性を得ることが難しくなる。繊維長が逆に100
mmを超える場合、特に150mmを超えると、麻類の
繊維と熱可塑性樹脂の繊維を混合してウェブを作製する
にあたって、均一に混合することが困難になり、ウェブ
を均一に作製することが難しくなる。また熱可塑性樹脂
の繊維の直径は0.3mm以下であることが好ましい。
熱可塑性樹脂の繊維径が0.3mm以下であれば、麻類
の繊維と容易に絡み合い易くなるものであり、この場合
には熱可塑性樹脂の繊維を解繊をする必要もなくなるも
のである。
【0017】次に上記の麻類の繊維と熱可塑性樹脂の繊
維とを用いて補強用不織布を製造する方法を説明する。
まず、麻類の繊維や熱可塑性樹脂の繊維を切断工程で所
望の繊維長に切断する。特に麻類から得られる繊維束の
長さは2〜3mであるので、切断して20〜200mm
の繊維長に調整するものである。麻類の繊維と熱可塑性
樹脂の繊維はそれぞれ別々に切断される。
【0018】次に、このように所要寸法に切断した麻類
の繊維を解繊工程で解繊する。熱可塑性樹脂の繊維につ
いては必要に応じて解繊する。解繊は図2に示すよう
に、麻類の繊維1、あるいは熱可塑性樹脂の繊維2をピ
ン付きシリンダー11に通し、繊維1,2をシリンダー
11のピンでほぐすことによって行なうことができるも
のである。
【0019】そしてこのように解繊した麻類の繊維と熱
可塑性樹脂の繊維を混合し、これをカード機などにかけ
ることによって、麻類の繊維と熱可塑性樹脂の繊維が均
一に混合されたウェブを得ることができる。ここで、麻
類の繊維と熱可塑性樹脂の繊維の混合比率は特に制限さ
れるものではないが、麻類の繊維100質量部に対して
熱可塑性樹脂の繊維を5〜100質量部の範囲で混合す
るのが好ましく、より好ましくは10〜30質量部であ
る。麻類の繊維100質量部に対して熱可塑性樹脂の繊
維が5質量部未満であると、熱可塑性樹脂の繊維による
麻類の繊維の接着が不十分になり、強度特性に優れた不
織布を得ることが困難になる。逆に麻類の繊維100質
量部に対して熱可塑性樹脂の繊維が100質量部を超え
ると、不織布中の麻類の繊維の比率が低くなって、高強
度である麻類の繊維の特性を十分に発揮させることがで
きなくなり、この場合も強度特性に優れた不織布を得る
ことが困難になる。
【0020】このように麻類の繊維と熱可塑性樹脂の繊
維を混合したウェブを作製した後、このウェブを加熱処
理することによって、熱可塑性樹脂の繊維を軟化乃至溶
融させ、麻類の繊維を熱可塑性樹脂の繊維で融着して接
着させた不織布を得ることができるものである。このよ
うにして得られる不織布は、麻類の繊維と熱可塑性樹脂
の繊維が絡み合った状態で、麻類の繊維が熱可塑性樹脂
の繊維と絡み合う部分で接着されることによって形成さ
れており、少ない繊維量で不織布を形成することができ
るものであり、軽量であって、しかも麻類の繊維が有す
る高い強度によって高強度な不織布を得ることができる
ものである。そしてこの不織布は、可燃性の麻類の繊維
と熱可塑性樹脂の繊維を原料としているので、可燃性を
有するものである。
【0021】ここで、麻類の繊維と熱可塑性樹脂の繊維
のウェブ3を加熱処理して不織布を作製する加熱成形工
程の加熱方法としては、図3(a)のように加熱ヒータ
ー13を用い、加熱炉14の加熱ヒーター13,13間
にウェブ3を通して加熱する方法、図3(b)のように
加熱ロール15を用い、複数対の加熱ロール15間にウ
ェブ3を通して加熱する方法、図3(c)のように熱盤
16を用い、上下一対の熱盤16,16間でウェブ3を
プレスすることによって加熱する方法などを採用するこ
とができる。このウェブ3の加熱温度は、ウェブ3中の
熱可塑性樹脂の繊維が軟化乃至溶融する温度であればよ
く、熱可塑性樹脂の軟化点より10〜40℃程度高い温
度に設定するのが好ましい。また、熱可塑性樹脂の種類
によっては、加熱と同時に水蒸気を供給することが好ま
しい。
【0022】上記のようにして作製される不織布は補強
用不織布4として用いられるものであり、その厚みは
0.1〜1mmの範囲に設定するのが好ましい。補強用
不織布4の厚みが0.1mm未満であると、十分な補強
効果を得ることが難しくなり、また補強用不織布4の厚
みが1mmを超えると、単位面積当りの重量が大きくな
って軽量性が失われるおそれがある。
【0023】そしてこの補強用不織布4を用いて積層体
6を作製することができる。積層体6は発泡プラスチッ
クあるいはフェルトのシート5に補強用不織布4を積層
接着して作製されるものであり、補強用不織布4で高強
度を保持しながら発泡プラスチックあるいはフェルトの
シート5で断熱性、吸音性、クッション性等を付与する
ようにしたものである。図1(a)は積層体6の一例を
示すものであり、発泡プラスチックシート5の両面に補
強用不織布4を積層接着するようにしてある。この積層
体6にあっても、補強用不織布4や発泡プラスチックあ
るいはフェルトのシート5はいずれも可燃性であるの
で、可燃性を有するものである。
【0024】しかして、住宅用や車両用などの内装に用
いられる内装材Aは、内装仕上げ材7の背面側に上記の
補強用不織布4を積層接着することによって、図1
(b)に示すように作製することができるものであり、
補強用不織布4によって内装仕上げ材7を補強すること
ができるものである。内装仕上げ材7としては、化粧用
の合成樹脂シート、化粧クロス、フェルトなどの可燃性
を有するものを用いることができるものであり、柔らか
い感触を有するものが好ましい。このように作製される
内装材Aは、補強用不織布4と内装仕上げ材7のいずれ
もが可燃性であるので、可燃性を有するものであり、従
って、内装材Aの廃棄物を処理するにあたって、焼却処
理をすることが可能になるものである。
【0025】また、内装仕上げ材7の背面に上記の積層
体6を積層接着することによって、図1(c)のような
内装材Aを作製することができるものである。このもの
では、積層体6の補強用不織布4によって内装仕上げ材
7を補強することができると共に、積層体6の発泡プラ
スチックあるいはフェルトのシート5で内装材Aに断熱
性、吸音性、クッション性等を付与することができるも
のである。このように作製される内装材Aは、積層体6
と内装仕上げ材7のいずれもが可燃性であるので、可燃
性を有するものであり、従って、内装材Aの廃棄物を処
理するにあたって、焼却処理をすることが可能になるも
のである。
【0026】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1に係る補
強用不織布は、麻類の繊維と熱可塑性樹脂の繊維とを混
合して得られるウェブを加熱処理することによって、麻
類の繊維を熱可塑性樹脂の繊維で接着して得られたもの
であるので、麻類の繊維と熱可塑性樹脂の繊維が絡み合
った状態で、麻類の繊維が熱可塑性樹脂の繊維と絡み合
う部分で接着することによって補強用不織布を形成する
ことができるものであり、軽量であって、しかも麻類の
繊維が有する高い強度によって高強度に形成することが
できるものであると共に、さらに麻類の繊維は長いた
め、平板加工だけでなく曲面加工や深絞り成形をするこ
とができるものである。しかもこの補強用不織布は、可
燃性の麻類の繊維と熱可塑性樹脂の繊維を原料とするも
のであって、焼却処理をすることができるものである。
【0027】また請求項2の発明は、請求項1におい
て、麻類の繊維は繊維長が10〜200mmであるの
で、麻類の繊維からはこのような比較的長い繊維を得る
ことが容易であり、そしてこのような比較的長い繊維を
用いることによって、麻類の繊維同士の絡み合いで強度
特性に優れた補強用不織布を得ることができるものであ
る。
【0028】また請求項3の発明は、請求項1又は2に
おいて、補強用不織布は厚みが0.1〜1mmであるの
で、非常に薄く、軽量で、ロール状に巻くことが可能で
あり、取り扱い性に優れると共に、必要とする材料が少
なくて済んで低コストに作製することができるものであ
る。
【0029】本発明の請求項4に係る積層体は、請求項
1乃至3のいずれかに記載の補強用不織布と、発泡プラ
スチックとフェルトのいずれか一方のシートとを積層接
着したものであるので、補強用不織布で高強度を保持し
ながら発泡プラスチックあるいはフェルトのシートで断
熱性、吸音性、クッション性等を付与することができ、
しかも補強用不織布や発泡プラスチックあるいはフェル
トのシートはいずれも可燃性であって、焼却処理をする
ことができるものである。
【0030】本発明の請求項5に係る内装材は、請求項
1乃至3のいずれかに記載の補強用不織布と、内装仕上
げ材とを積層接着したものであるので、補強用不織布に
よって内装仕上げ材を補強することができ、また補強用
不織布は可燃性であって、内装材の廃棄物を焼却処理す
ることが可能になるものである。
【0031】また本発明の請求項6に係る内装材は、請
求項4に記載の積層体と、内装仕上げ材とを積層接着し
たものであるので、積層体で補強すると共に断熱性、吸
音性、クッション性等を付与することができるものであ
り、しかも積層体は可燃性であって、内装材の廃棄物を
焼却処理することが可能になるものである。
【0032】本発明の請求項7に係る補強用不織布の製
造方法は、請求項1乃至3のいずれかに記載の補強用不
織布を製造するにあたって、麻類の繊維と長さ10〜1
50mmの熱可塑性樹脂の繊維とを混合してウェブを作
製し、このウェブを加熱処理することによって、麻類の
繊維を熱可塑性樹脂の繊維で接着するようにしたので、
麻類の繊維に繊維長が比較的長い熱可塑性樹脂の繊維を
良く絡み合わせた状態で、麻類の繊維を熱可塑性樹脂の
繊維で接着させることができ、軽量であって、しかも麻
類の繊維が有する強度を有効に発揮させた高強度の補強
用不織布を得ることができるものであり、そしてこのよ
うにして得られる補強用不織布は、可燃性の麻類の繊維
と熱可塑性樹脂の繊維を原料とするものであって、焼却
処理をすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示すものであり、
(a)は積層体の正面断面図、(b)は内装材の正面断
面図、(c)は内装材の正面断面図である。
【図2】繊維の解繊工程を示す斜視図である。
【図3】ウェブの加熱成形工程を示すものであり
(a),(b),(c)はそれぞれ正面図である。
【図4】従来例の内装材を示す正面断面図である。
【符号の説明】
1 麻類の繊維 2 熱可塑性樹脂の繊維 3 ウェブ 4 補強用不織布 5 発泡プラスチックシート 6 積層体 7 内装仕上げ材
フロントページの続き Fターム(参考) 2E110 AA47 AB04 AB23 GA03X GA42X GB42X GB62X 4L047 AA08 AB02 BA09 CC09 CC13 CC14

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 麻類の繊維と熱可塑性樹脂の繊維とを混
    合して得られるウェブを加熱処理することによって、麻
    類の繊維を熱可塑性樹脂の繊維で接着して成ることを特
    徴とする補強用不織布。
  2. 【請求項2】 麻類の繊維は繊維長が10〜200mm
    であることを特徴とする請求項1に記載の補強用不織
    布。
  3. 【請求項3】 厚みが0.1〜1mmであることを特徴
    とする請求項1又は2に記載の補強用不織布。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の補強
    用不織布と、発泡プラスチックとフェルトのいずれか一
    方のシートとを積層接着して成ることを特徴とする積層
    体。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至3のいずれかに記載の補強
    用不織布と、内装仕上げ材とを積層接着して成ることを
    特徴とする内装材。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の積層体と、内装仕上げ
    材とを積層接着して成ることを特徴とする内装材。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至3のいずれかに記載の補強
    用不織布を製造するにあたって、麻類の繊維と長さ10
    〜150mmの熱可塑性樹脂の繊維とを混合してウェブ
    を作製し、このウェブを加熱処理することによって、麻
    類の繊維を熱可塑性樹脂の繊維で接着することを特徴と
    する補強用不織布の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105821585A (zh) * 2015-01-22 2016-08-03 丰田纺织株式会社 氨基甲酸乙酯发泡成形品用加强基布

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