JP2003181051A - パチンコ機の図柄表示装置 - Google Patents
パチンコ機の図柄表示装置Info
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Abstract
面白さの向上を図る。 【解決手段】 センター飾り2が遊技盤1に止ねじ22
で取り付けられた場合、フランジ6の裏面が意匠盤面4
に接触し、フランジ6の周辺部前面26が意匠盤面4よ
り滑らかに徐々に突出する斜面となり、フランジ6の前
面9とパネル5の前面8とが1つの面内に位置してお
り、球が意匠盤面4に沿ってセンター飾り2の上方より
センター飾り2に向けて流下した場合、当該球はセンタ
ー飾り2よりも上部の意匠盤面4からフランジ6の周辺
部前面26、フランジ6の前面9及びパネル5の前面8
を経由してセンター飾り2よりも下部の意匠盤面4へと
流下する。
Description
主体である遊技盤に設けられたセンター飾りとその裏側
に配置された図柄表示器とからなる図柄表示装置に関す
る。
し、センター飾り41と、前方の開放された額縁状の枠
部42と、枠部42の裏面開口を遮蔽して枠部42に連
接された透視性の有るパネル43と、枠部42を囲む周
辺意匠部44と、周辺意匠部44及び枠部42より外側
に突出する板状のフランジ45とを備える。そして、枠
部42が遊技盤46に形成された図外の開口部に前側よ
り挿入され、フランジ45が開口部の周縁を被覆しつつ
遊技盤46の前面である意匠盤面48に接触された形態
で木ねじのような止ねじ49で遊技盤46に取り付けら
れる。遊技盤46の開口部を経由して遊技盤46の裏側
に配置されたパネル43の裏側には画面を前方に向けた
形態で図柄表示器51が配置される。図柄表示器51は
遊技盤46の裏面に固定されたセット板と呼ばれるよう
な部品取付体47またはセンター飾り41に取り付けら
れる。このように、センター飾り41及び図柄表示器5
1からなる図柄表示装置が遊技盤46に取り付けられた
形態において、周辺意匠部44の少なくとも上縁部が意
匠盤面48より前方に1個の球の直径よりも大きな寸法
で突出されており、意匠盤面48との間に球の飛び交う
空間を形成するように遊技盤46の前方に配置された図
外のガラスと周辺意匠部44の前面との間は上記空間を
飛び交う球が入り込めない隙間になっており、上記空間
を飛び交う球が意匠盤面48に沿ってセンター飾り41
の上方よりセンター飾り41に向けて流下した場合、当
該球は周辺意匠部44の上縁部に衝突した後に上縁部の
上縁に沿って側方に流れて上縁部より落下する。このよ
うにセンター飾り41は意匠盤面48を流下する球が図
柄表示器51の画面及びパネル43の方向に行かないよ
うになっている。
の画面で表示される図柄を大きくして遊技者の視覚に訴
える遊技性を向上する傾向になってきており、画面が大
形になるのに伴い、センター飾り41が大形となり、セ
ンター飾り41が大形になるのに伴い、球の飛び交う遊
技領域が狭くなり、球飛びの面白さに欠けるという問題
点があった。
ても、球の飛び交う遊技領域を広くして、球飛びの面白
さを向上することができるパチンコ機の図柄表示装置を
提供するものである。
盤に設けられたセンター飾りとその裏側に配置された図
柄表示器とを備え、センター飾りと図柄表示器とからな
る図柄表示装置が遊技盤に取り付けられた場合、球が意
匠盤面に沿ってセンター飾りの上方よりセンター飾りに
向けて流下し、係る球はセンター飾りよりも上部の意匠
盤面からフランジの前面及びパネルの前面を経由してセ
ンター飾りよりも下部の意匠盤面へと流下することがで
きるので、パネルの前面及びフランジの前面が意匠盤面
と一体不可分な遊技領域を形成して、球の飛び交う遊技
領域が広くなり、球飛びの面白さを向上することがで
き、図柄表示器の大形化による遊技者の視覚に訴える遊
技性も向上することができる。また、本発明にあって
は、パネルに前面より前方に突出する遊技突起を備えれ
ば、パネルの前面を流れる球が遊技突起に衝突して左右
に飛び交い、球飛びの意外性の有る遊技を提供すること
ができる。また、本発明にあっては、パネルに複数の視
認領域を形成すれば、視認領域を通して図柄表示器の画
面に表示された図柄や遊技情報を見易くすることができ
る。また、本発明にあっては、視認領域をパネルの裏面
に形成された遮光性被膜の抜かれた色抜き部分により形
成すれば、遮光性被膜がパネルの前面を流下する球と接
触しないので、遮光性被膜の耐用寿命が向上し、色抜き
部分による視認領域も長期間明瞭な性状を維持すること
ができる。
って、図1は図2のA−A線に沿い切断した断面を示
し、図2は図柄表示装置の外観を示す。
する。図柄表示装置は遊技盤1に設けられたセンター飾
り2とその裏側に配置された図柄表示器3とを備える。
遊技盤1は前面である意匠盤面4のガイドレール11で
囲まれた内側の遊技領域にセンター飾り2、遊技釘1
2、ランプ風車13、普通入賞装置14、始動入賞装置
15、アタッカーや大入賞口と呼ばれるような可変入賞
装置16、サイドランプ17、アウト口18などの部品
を備える。そして、遊技領域に発射された図外の球が普
通入賞装置14、始動入賞装置15、可変入賞装置16
の何れかに入賞する毎に、遊技盤1の格納される図外の
遊技機枠の裏側に設けられた球払出装置が賞球としての
球を遊技機枠の前面に設けられる図外の上皿装置に払い
出す。
図柄表示器3が図柄変動を開始した後に停止し、停止し
た確定図柄が当たり図柄に揃うと、可変入賞装置16の
開閉体19が所定時間または所定回数開閉する。センタ
ー飾り2は透視性の有るパネル5と遮光性の有るフラン
ジ6とを備える。パネル5は遊技盤1に形成された開口
部21と対応する大きさの透視性を有する板状の合成樹
脂で形成されていて、複数の視認領域7を備える。これ
らの視認領域7はパネル5の裏側に例えば図1に示す黒
色系印刷または黒色系塗料で形成された遮光性被膜50
が抜かれた色抜き部分として形成される。
認領域7は図柄表示器3の画面に表示された図柄を個別
に視認させる領域であって、下段に設けられた複数の視
認領域7は図柄表示器3の画面に表示された例えば払出
総数、大当たり回数などのような遊技情報を視認させる
領域である。図柄表示器3は視認領域7の個々に対応す
るように画面に区分形成された図柄表示領域、遊技情報
表示領域のそれぞれに図柄、遊技情報を電気的に表示す
る。フランジ6はパネル5を囲むように外側に延びた有
色合成樹脂で形成されていて、開口部21の周縁を被覆
しつつ意匠盤面4に接触する形態である。フランジ6は
皿穴のような貫通孔が形成される。そして、止ねじ22
が前側より貫通孔を経由して遊技盤1に締結されること
によって、センター飾り2が遊技盤1に取り付けられ
る。
ついて説明する。パネル5がフランジ6の内部に前後方
向に貫通するように形成された方形状の窓23にフラン
ジ6の後側より挿入されて、パネル5の外周面に形成さ
れた段差部24と窓23の内周面に形成された段差部2
5とが突き合わせられることによって、パネル5の前面
8とフランジ6の前面9が1つの面内に位置する。この
ようにパネル5がフランジ6に嵌め込まれる場合、図外
の接着剤が双方の嵌合面間に塗布されて硬化することに
よって、パネル5とフランジ6とが1つのまとまりとし
て組み合わされて単一体を構成する。フランジ6の周辺
部前面26はパネル5側から外側に行くに従って徐々に
傾斜する斜面になっている。
図柄表示装置が遊技盤1に取り付けられた形態におい
て、フランジ6の前面9及びパネル5の前面8と意匠盤
面4との間には透視性を有するガラスまたは合成樹脂よ
りなる前面パネル30が球の飛び交う空間を形成するよ
うに遊技盤1の前方に1個の球の直径よりも僅かに大き
な寸法をもって配置される。パネル5の裏側に配置され
た図柄表示器3は表示器容器より外側に突出したブラケ
ット27が遊技盤1の裏面に取り付けられたセット板と
呼ばれるような部品取付体28に止ねじ29で裏側より
締結される。部品取付体28の前面と遊技盤1の裏面と
の間には図2の普通入賞装置14や始動入賞装置15或
いは可変入賞装置16に取込まれて遊技盤1の裏側に排
出された球を誘導する球通路が形成される。
り2が遊技盤1に止ねじ22で取り付けられた場合、フ
ランジ6の裏面が意匠盤面4に接触し、フランジ6の周
辺部前面26が意匠盤面4より滑らかに徐々に突出する
斜面となり、フランジ6の前面9とパネル5の前面8と
が1つの面内に位置しているので、図1に示すように球
Pが意匠盤面4に沿ってセンター飾り2の上方よりセン
ター飾り2に向けて流下した場合、当該球Pは図1の矢
印で示すようにセンター飾り2よりも上部の意匠盤面4
からフランジ6の周辺部前面26、フランジ6の前面9
及びパネル5の前面8を経由してセンター飾り2よりも
下部の意匠盤面4へと流下することができる。よって、
パネル5の前面8及びフランジ6の前面9が意匠盤面4
から流下する球の流下領域とすべく意匠盤面4と連接さ
れた形態であるので、図柄表示器3が大画面となる大形
の図柄表示器3を用いた場合でも、パネル5の前面8及
びフランジ6の前面9が意匠盤面4と一体不可分な遊技
領域を形成しているから、球の飛び交う遊技領域が広く
なり、球飛びの面白さを向上することができ、図柄表示
器3の大形化による遊技者の視覚に訴える遊技性も向上
することができる。パネル5が遮光性被膜50で囲まれ
た複数の視認領域7を有するので、視認領域7を通して
図柄表示器3の画面31に表示された図柄や遊技情報が
見易くなる。
外観を示す。第1実施形態がパネル5の前面8を平坦に
形成したのに対し、第2実施形態はパネル5の前面8に
遊技釘12や障害釘と呼ばれるような釘に類似する棒状
の遊技突起35を設けて、パネル5の前面8を流れる球
Pが遊技突起35に衝突して左右に飛び交うことができ
るようにしたものである。
数本の釘からなる連釘に類似した形態に配置したり、壁
のように形成したりしてもよい。また、遊技突起35と
図2に示す視認領域7とを併用してもよい。また、パネ
ル5から遮光性被覆を除去したり、遊技突起35を除去
したりしてもよい。パネル5から遮光性被覆を除去した
場合はパネル5全体が裏側の図柄表示器3に画面31を
視認させる領域となる。また、球が前面パネル30に衝
突しない範囲でパネル5の前面をフランジ6の前面より
何れかに突出させたりへこませたりしてもよい。
フランジ6とパネル5とを互いに別部材で形成したが、
パネル5とフランジ6とを同一部材からなる板状の単一
体として形成しても同様に適用できる。この場合、パネ
ル5が視認領域7を有することから、パネル5とフラン
ジ6とを形成する同一部材は透視性を有する合成樹脂と
し、フランジ6の部分に遮光性被膜50と類似する意匠
性被膜を塗料で形成すればよい。
Claims (4)
- 【請求項1】 遊技盤に設けられたセンター飾りとその
裏側に配置された図柄表示器とを備え、センター飾りが
遊技盤に形成された開口部と対応する透視性の有るパネ
ルとパネルの周りに設けられて開口部の周縁を被覆しつ
つ遊技盤の意匠盤面に接触した形態で遊技盤に取り付け
られるフランジとを備える一方、図柄表示器の画面が前
方に向けられて、図柄表示器がパネルの裏側に配置され
たパチンコ機の図柄表示装置において、パネルの前面及
びフランジの前面が意匠盤面から流下する球の流下領域
とすべく意匠盤面と連接されたことを特徴とするパチン
コ機の図柄表示装置。 - 【請求項2】 パネルに前面より前方に突出する遊技突
起を備えたことを特徴とする請求項1記載のパチンコ機
の図柄表示装置。 - 【請求項3】 パネルに複数の視認領域を形成したこと
を特徴とする請求項1記載のパチンコ機の図柄表示装
置。 - 【請求項4】 視認領域をパネルの裏面に形成された遮
光性被膜の抜かれた色抜き部分により形成したことを特
徴とする請求項3記載のパチンコ機の図柄表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001380151A JP2003181051A (ja) | 2001-12-13 | 2001-12-13 | パチンコ機の図柄表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001380151A JP2003181051A (ja) | 2001-12-13 | 2001-12-13 | パチンコ機の図柄表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003181051A true JP2003181051A (ja) | 2003-07-02 |
Family
ID=27591331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001380151A Pending JP2003181051A (ja) | 2001-12-13 | 2001-12-13 | パチンコ機の図柄表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003181051A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008183069A (ja) * | 2007-01-26 | 2008-08-14 | Aruze Corp | 遊技機 |
JP2010082203A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Kyoraku Sangyo Kk | 遊技機 |
JP7437777B2 (ja) | 2021-08-10 | 2024-02-26 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
-
2001
- 2001-12-13 JP JP2001380151A patent/JP2003181051A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008183069A (ja) * | 2007-01-26 | 2008-08-14 | Aruze Corp | 遊技機 |
JP2010082203A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Kyoraku Sangyo Kk | 遊技機 |
JP7437777B2 (ja) | 2021-08-10 | 2024-02-26 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071127 |
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