JP2003179532A - 無線通信システム - Google Patents
無線通信システムInfo
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- JP2003179532A JP2003179532A JP2001375113A JP2001375113A JP2003179532A JP 2003179532 A JP2003179532 A JP 2003179532A JP 2001375113 A JP2001375113 A JP 2001375113A JP 2001375113 A JP2001375113 A JP 2001375113A JP 2003179532 A JP2003179532 A JP 2003179532A
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- communication system
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- radio wave
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数のアクセスポイントを隣接して設置する
場合でも十分なデータ伝送レートを確保することができ
る無線通信システムを提供することを目的とする。 【構成】 複数の無線アクセスポイントを有する無線通
信システムであって、前記無線アクセスポイントのアン
テナの上部および側面を囲む第1の電波吸収材と、床に
設置され、前記アンテナの下部から放射され該床に到達
する電波を吸収する第2の電波吸収体と、を有するよう
に構成する。
場合でも十分なデータ伝送レートを確保することができ
る無線通信システムを提供することを目的とする。 【構成】 複数の無線アクセスポイントを有する無線通
信システムであって、前記無線アクセスポイントのアン
テナの上部および側面を囲む第1の電波吸収材と、床に
設置され、前記アンテナの下部から放射され該床に到達
する電波を吸収する第2の電波吸収体と、を有するよう
に構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信システム
に関し、特に、複数のアクセスポイントを隣接して設置
する場合でも十分なデータ伝送レートを確保することが
できる無線通信システムに関する。
に関し、特に、複数のアクセスポイントを隣接して設置
する場合でも十分なデータ伝送レートを確保することが
できる無線通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】IEEE802.11やBluetoo
thなどの近距離無線通信技術は、主に、オフィスや家
庭などでの使用を前提としている。たとえば、無線LA
Nは、有線LANではポータブル端末といえども席を移
動するたびに結線が必要となるため、かかる結線を不要
とするために使用されるものである。
thなどの近距離無線通信技術は、主に、オフィスや家
庭などでの使用を前提としている。たとえば、無線LA
Nは、有線LANではポータブル端末といえども席を移
動するたびに結線が必要となるため、かかる結線を不要
とするために使用されるものである。
【0003】また、近距離無線通信技術は、パーソナル
コンピュータ(PC)本体とディスプレイ、キーボード
またはマウスなどとの間を接続する有線の代わりとして
の無線技術として使用されたりもする。
コンピュータ(PC)本体とディスプレイ、キーボード
またはマウスなどとの間を接続する有線の代わりとして
の無線技術として使用されたりもする。
【0004】したがって、近距離無線通信技術を用いた
無線通信システムにおいて最も重要なことは、席を移動
してもPCとPCとの通信が切断されないようにするこ
とである。また、キーボードやマウスなどを動かしても
PCとの通信が切断されないようにすることである。
無線通信システムにおいて最も重要なことは、席を移動
してもPCとPCとの通信が切断されないようにするこ
とである。また、キーボードやマウスなどを動かしても
PCとの通信が切断されないようにすることである。
【0005】そこで、近距離無線通信技術を用いた従来
の無線通信システムにおいては、アクセスポイント(無
線基地局装置)から放射される電波が、四方八方に十分
にいきわたるように、方位による特性はあるものの、周
囲全体に放射されていた。
の無線通信システムにおいては、アクセスポイント(無
線基地局装置)から放射される電波が、四方八方に十分
にいきわたるように、方位による特性はあるものの、周
囲全体に放射されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる従来の
無線通信システムは、少数のアクセスポイントがある程
度離れて設置されるような、また、使用される近距離無
線通信技術の限界性能に近いような高速のデータ転送レ
ートを要求されることもないような一般的な使用形態を
前提としている。
無線通信システムは、少数のアクセスポイントがある程
度離れて設置されるような、また、使用される近距離無
線通信技術の限界性能に近いような高速のデータ転送レ
ートを要求されることもないような一般的な使用形態を
前提としている。
【0007】したがって、このような一般的な使用形態
とは異なり、展示会場や講演会場や駅の構内やプラット
ホームや繁華街などの人の集まる場所に複数のアクセス
ポイントを隣接して設置することにより、多くの人が一
斉にまたは順次通信するような使用形態においては、次
のような問題があった。
とは異なり、展示会場や講演会場や駅の構内やプラット
ホームや繁華街などの人の集まる場所に複数のアクセス
ポイントを隣接して設置することにより、多くの人が一
斉にまたは順次通信するような使用形態においては、次
のような問題があった。
【0008】図4は、複数のアクセスポイントを隣接し
て使用する場合の従来の無線通信システムを示す図であ
る。この無線通信システムは、データを保管するデータ
サーバと、複数の隣接したアクセスポイントと、それら
を繋げる有線ネットワークと、各アクセスポイントと通
信する無線子機と、を有した端末とから構成されてい
る。
て使用する場合の従来の無線通信システムを示す図であ
る。この無線通信システムは、データを保管するデータ
サーバと、複数の隣接したアクセスポイントと、それら
を繋げる有線ネットワークと、各アクセスポイントと通
信する無線子機と、を有した端末とから構成されてい
る。
【0009】かかる無線通信システムにおいて、各アク
セスポイントは、ある一つの無線子機と通信している。
しかし、各アクセスポイントから放射される電波は、直
接的にまたは壁や床などに反射して間接的に、通信して
いる無線子機以外の無線子機にまで届くことになる。
セスポイントは、ある一つの無線子機と通信している。
しかし、各アクセスポイントから放射される電波は、直
接的にまたは壁や床などに反射して間接的に、通信して
いる無線子機以外の無線子機にまで届くことになる。
【0010】他方、複数のアクセスポイントが隣接して
設置されているため、当該無線子機から放射される電波
も、直接的にまたは壁や床などで反射することにより間
接的に、通信しているアクセスポイント以外のアクセス
ポイントにまで届くことになる。
設置されているため、当該無線子機から放射される電波
も、直接的にまたは壁や床などで反射することにより間
接的に、通信しているアクセスポイント以外のアクセス
ポイントにまで届くことになる。
【0011】したがって、近距離無線通信技術を用いた
上記従来の無縁通信システムにおいては、上記壁や床や
天井や障害物などでの電波の反射により、電波干渉やア
クセス競合などのフェージングが生じる。
上記従来の無縁通信システムにおいては、上記壁や床や
天井や障害物などでの電波の反射により、電波干渉やア
クセス競合などのフェージングが生じる。
【0012】このため、従来の無線通信システムには、
複数のアクセスポイントを隣接して設置する場合に、十
分なデータ転送レートを確保できないという問題があっ
た。実際、IEEE802.11b使用の市販装置の場
合、チャネル番号が2つまで違うチャネルを同時に使用
すると、データ転送レートが10%前後低下する。
複数のアクセスポイントを隣接して設置する場合に、十
分なデータ転送レートを確保できないという問題があっ
た。実際、IEEE802.11b使用の市販装置の場
合、チャネル番号が2つまで違うチャネルを同時に使用
すると、データ転送レートが10%前後低下する。
【0013】また、近距離無線通信技術の送信電力は小
さいところ、従来の無線通信システムでは、このように
十分なデータ転送レートを確保できないために、無線通
信の可能な範囲がおよそ10m〜100mに限定される
という問題もあった。
さいところ、従来の無線通信システムでは、このように
十分なデータ転送レートを確保できないために、無線通
信の可能な範囲がおよそ10m〜100mに限定される
という問題もあった。
【0014】そこで、本発明は、かかる事情に鑑み、複
数のアクセスポイントを隣接して設置する場合でも十分
なデータ伝送レートを確保することができる無線通信シ
ステムを提供することを目的とする。
数のアクセスポイントを隣接して設置する場合でも十分
なデータ伝送レートを確保することができる無線通信シ
ステムを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、前記特
許請求の範囲に記載の発明により、解決される。すなわ
ち、請求項1に記載の発明は、複数の無線アクセスポイ
ントを有する無線通信システムであって、
許請求の範囲に記載の発明により、解決される。すなわ
ち、請求項1に記載の発明は、複数の無線アクセスポイ
ントを有する無線通信システムであって、
【0016】前記無線アクセスポイントのアンテナの上
部および側面を囲む第1の電波吸収体と、床に設置さ
れ、前記アンテナの下部から放射され該床に到達する電
波を吸収する第2の電波吸収体と、を有することを特徴
とする無線通信システムである。
部および側面を囲む第1の電波吸収体と、床に設置さ
れ、前記アンテナの下部から放射され該床に到達する電
波を吸収する第2の電波吸収体と、を有することを特徴
とする無線通信システムである。
【0017】請求項2に記載の発明は、複数の無線アク
セスポイントを有する無線通信システムであって、前記
無線アクセスポイントのアンテナの側面および下部を囲
む第1の電波吸収体と、天井に設置され、前記アンテナ
の上部から放射され該天井に到達する電波を吸収する第
2の電波吸収体と、を有することを特徴とする無線通信
システムである。
セスポイントを有する無線通信システムであって、前記
無線アクセスポイントのアンテナの側面および下部を囲
む第1の電波吸収体と、天井に設置され、前記アンテナ
の上部から放射され該天井に到達する電波を吸収する第
2の電波吸収体と、を有することを特徴とする無線通信
システムである。
【0018】請求項3に記載の発明は、複数の無線アク
セスポイントを有する無線通信システムであって、前記
無線アクセスポイントのアンテナの上部および下部を囲
む第1の電波吸収体と、壁に設置され、前記アンテナの
側面から放射され該壁に到達する電波を吸収する第2の
電波吸収体と、を有することを特徴とする無線通信シス
テムである。
セスポイントを有する無線通信システムであって、前記
無線アクセスポイントのアンテナの上部および下部を囲
む第1の電波吸収体と、壁に設置され、前記アンテナの
側面から放射され該壁に到達する電波を吸収する第2の
電波吸収体と、を有することを特徴とする無線通信シス
テムである。
【0019】請求項4に記載の発明は、前記無線アクセ
スポイントのアンテナは、指向性アンテナであることを
特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の
無線通信システムである。
スポイントのアンテナは、指向性アンテナであることを
特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の
無線通信システムである。
【0020】請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求
項4のいずれか1項に記載の無線通信システムであっ
て、前記無線アクセスポイントの間に設置された電波吸
収体を有することを特徴とする無線通信システムであ
る。
項4のいずれか1項に記載の無線通信システムであっ
て、前記無線アクセスポイントの間に設置された電波吸
収体を有することを特徴とする無線通信システムであ
る。
【0021】本発明は、従来、アンテナから周囲全体に
放射されていた電波を電波吸収体で吸収して特定の範囲
に限定して放射させる。本発明は、さらに、従来、床や
壁などで反射する電波をも電波吸収体で吸収する。
放射されていた電波を電波吸収体で吸収して特定の範囲
に限定して放射させる。本発明は、さらに、従来、床や
壁などで反射する電波をも電波吸収体で吸収する。
【0022】したがって、本発明によれば、通信してい
るアクセスポイント以外のアクセスポイントや通信して
いる無線子機以外の無線子機にまで届く電波を極力少な
くすることができる。
るアクセスポイント以外のアクセスポイントや通信して
いる無線子機以外の無線子機にまで届く電波を極力少な
くすることができる。
【0023】よって、本発明によれば、アクセスポイン
トの数を増やしても、電波干渉やアクセス競合などのフ
ェージングの発生を低減することができるため、個々の
データ転送レートが低下することはない。
トの数を増やしても、電波干渉やアクセス競合などのフ
ェージングの発生を低減することができるため、個々の
データ転送レートが低下することはない。
【0024】このため、一人当たりの通信時間を短くす
ることができ、一定時間に通信できる人数を増やすこと
ができる。
ることができ、一定時間に通信できる人数を増やすこと
ができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、本発
明に係る無線通信システムの好適な実施の形態を詳細に
説明する。
明に係る無線通信システムの好適な実施の形態を詳細に
説明する。
【0026】図1は、本発明に係る無線通信システムの
第1の実施の形態を示す図である。本実施の形態に係る
無線通信システムは、データを保管するデータサーバと
複数の隣接したアクセスポイントとそれらをつなげる有
線ネットワークと各アクセスポイントにつながる無線子
機を有した端末とから構成されている。
第1の実施の形態を示す図である。本実施の形態に係る
無線通信システムは、データを保管するデータサーバと
複数の隣接したアクセスポイントとそれらをつなげる有
線ネットワークと各アクセスポイントにつながる無線子
機を有した端末とから構成されている。
【0027】図2は、図1に示す無線通信システムにお
けるアクセスポイントのアンテナとこのアンテナの周囲
に取り付けられた電波吸収体と床面に設置された電波吸
収体との関係を示す図である。
けるアクセスポイントのアンテナとこのアンテナの周囲
に取り付けられた電波吸収体と床面に設置された電波吸
収体との関係を示す図である。
【0028】各アクセスポイントのアンテナの周囲には
電波吸収体が配置されている。この電波吸収体は、角錐
型や円錐形、その他これに類似する形で構成され、アン
テナの上部および側面から放射される電波を吸収してい
る。
電波吸収体が配置されている。この電波吸収体は、角錐
型や円錐形、その他これに類似する形で構成され、アン
テナの上部および側面から放射される電波を吸収してい
る。
【0029】また、各アクセスポイントの下部から放射
される電波を吸収すべく、当該下部から放射される電波
が直接届く床面にも電波吸収体が配置されている。した
がって、本実施の形態によれば、各アクセスポイントの
アンテナの上部および側面から放射される電波は、当該
アンテナの近傍にあるアクセスポイントにほとんど届か
ない。また、通信している端末以外の端末にもほとんど
届かない。
される電波を吸収すべく、当該下部から放射される電波
が直接届く床面にも電波吸収体が配置されている。した
がって、本実施の形態によれば、各アクセスポイントの
アンテナの上部および側面から放射される電波は、当該
アンテナの近傍にあるアクセスポイントにほとんど届か
ない。また、通信している端末以外の端末にもほとんど
届かない。
【0030】さらには、従来、床面で反射していた電波
が当該床面に配置された電波吸収体により吸収されるた
め、この電波がアクセスポイントや端末に届くこともほ
とんどない。
が当該床面に配置された電波吸収体により吸収されるた
め、この電波がアクセスポイントや端末に届くこともほ
とんどない。
【0031】よって、吸収率100%の電波吸収体が存
在しないため、各アクセスポイントのアンテナから当該
アンテナの周囲に回りこむ電波は微小ながら発生するも
のの、本実施の形態によれば、各アクセスポイントと無
線子機との通信において発生していた電波干渉やアクセ
ス競合を極力低減することができる。
在しないため、各アクセスポイントのアンテナから当該
アンテナの周囲に回りこむ電波は微小ながら発生するも
のの、本実施の形態によれば、各アクセスポイントと無
線子機との通信において発生していた電波干渉やアクセ
ス競合を極力低減することができる。
【0032】したがって、本実施の形態によれば、従来
の無線通信システムと比較して、高いデータ転送レート
を確保することができる。なお、本実施の形態において
は、端末の無線子機のアンテナから放射される電波が当
該端末の近傍にある他の端末に届く。したがって、この
電波は、上述の電波干渉やアクセス競合を引き起こし、
データ転送レートを低下させる。
の無線通信システムと比較して、高いデータ転送レート
を確保することができる。なお、本実施の形態において
は、端末の無線子機のアンテナから放射される電波が当
該端末の近傍にある他の端末に届く。したがって、この
電波は、上述の電波干渉やアクセス競合を引き起こし、
データ転送レートを低下させる。
【0033】しかし、複数のアクセスポイントが隣接し
て設置される繁華街や駅などの大勢の人が集まる場所で
は、メールやWebページなどの、アクセスポイントか
ら端末へのダウンロードがほとんどである。
て設置される繁華街や駅などの大勢の人が集まる場所で
は、メールやWebページなどの、アクセスポイントか
ら端末へのダウンロードがほとんどである。
【0034】このため、アクセスポイントのアンテナか
ら端末の無線子機のアンテナへ電波が放射される時間
と、端末の無線子機のアンテナからアクセスポイントの
アンテナへ電波が放射される時間とを比較すると、前者
の方が圧倒的に長い。
ら端末の無線子機のアンテナへ電波が放射される時間
と、端末の無線子機のアンテナからアクセスポイントの
アンテナへ電波が放射される時間とを比較すると、前者
の方が圧倒的に長い。
【0035】したがって、本実施の形態によれば、通信
全体として、データ転送レートが向上する。なお、本実
施の形態に係る無線通信システムには、ゲートウェイ装
置やファイヤーウォールを設置してもよい。また、IP
アドレスを動的に割り当てる場合には、本実施の形態に
係る無線通信システムに、DHCPサーバを設置するこ
とができる。
全体として、データ転送レートが向上する。なお、本実
施の形態に係る無線通信システムには、ゲートウェイ装
置やファイヤーウォールを設置してもよい。また、IP
アドレスを動的に割り当てる場合には、本実施の形態に
係る無線通信システムに、DHCPサーバを設置するこ
とができる。
【0036】また、アクセスポイントのアンテナとし
て、指向性を有するアンテナを採用することにより、ア
クセスポイントのアンテナの周囲から漏れる電波をさら
に少なくすることができる。なお、このアンテナは、ア
クセスポイントに外付けしても良い。
て、指向性を有するアンテナを採用することにより、ア
クセスポイントのアンテナの周囲から漏れる電波をさら
に少なくすることができる。なお、このアンテナは、ア
クセスポイントに外付けしても良い。
【0037】図3は、本発明に係る無線通信システムの
第2の実施の形態を示す図である。本実施の形態におい
ては、図1に示す無線通信システムの各アクセスポイン
トのアンテナ間に、さらに、端末の無線子機間で直接電
波が届くことを遮る高さの電波吸収体を設置している。
第2の実施の形態を示す図である。本実施の形態におい
ては、図1に示す無線通信システムの各アクセスポイン
トのアンテナ間に、さらに、端末の無線子機間で直接電
波が届くことを遮る高さの電波吸収体を設置している。
【0038】したがって、これにより、端末の無線子機
のアンテナから放射され、他の端末の無線子機アンテナ
へ届く電波を、図1に示す無線通信システムと比較し
て、さらに、少なくすることができる。
のアンテナから放射され、他の端末の無線子機アンテナ
へ届く電波を、図1に示す無線通信システムと比較し
て、さらに、少なくすることができる。
【0039】よって、本実施の形態によれば、図1に示
す無線通信システムと比較して、さらに、データ転送レ
ートを向上させることができる。
す無線通信システムと比較して、さらに、データ転送レ
ートを向上させることができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各アクセスポイントのアンテナや無線子機に届く、電波
干渉やアクセス競合を発生させる余分な電波を低減させ
ることができるため、従来の無線通信システムと比較し
て、高いデータ転送レートを確保できる。
各アクセスポイントのアンテナや無線子機に届く、電波
干渉やアクセス競合を発生させる余分な電波を低減させ
ることができるため、従来の無線通信システムと比較し
て、高いデータ転送レートを確保できる。
【0041】したがって、一人当たりの通信時間を短く
することができ、一定時間に通信できる人数を増やすこ
とができる。よって、本発明は、たとえば、展示会場や
駅の構内やプラットホームや繁華街などの大勢の人の集
まる場所において、または、大勢の人が限られたエリア
内で通信するような場所において、ユーザが端末から一
斉にまたは順次通信する場合に非常なる効果を奏する。
することができ、一定時間に通信できる人数を増やすこ
とができる。よって、本発明は、たとえば、展示会場や
駅の構内やプラットホームや繁華街などの大勢の人の集
まる場所において、または、大勢の人が限られたエリア
内で通信するような場所において、ユーザが端末から一
斉にまたは順次通信する場合に非常なる効果を奏する。
【図1】本発明に係る無線通信システムの第1の実施の
形態を示す図である。
形態を示す図である。
【図2】図1に示す無線通信システムにおけるアクセス
ポイントのアンテナとこのアンテナの周囲に取り付けら
れた電波吸収体と床面に設置された電波吸収体との関係
を示す図である。
ポイントのアンテナとこのアンテナの周囲に取り付けら
れた電波吸収体と床面に設置された電波吸収体との関係
を示す図である。
【図3】本発明に係る無線通信システムの第2の実施の
形態を示す図である。
形態を示す図である。
【図4】複数のアクセスポイントを隣接して使用する場
合の従来の無線通信システムを示す図である。
合の従来の無線通信システムを示す図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 複数の無線アクセスポイントを有する無
線通信システムであって、 前記無線アクセスポイントのアンテナの上部および側面
を囲む第1の電波吸収体と、 床に設置され、前記アンテナの下部から放射され該床に
到達する電波を吸収する第2の電波吸収体と、 を有することを特徴とする無線通信システム。 - 【請求項2】 複数の無線アクセスポイントを有する無
線通信システムであって、 前記無線アクセスポイントのアンテナの側面および下部
を囲む第1の電波吸収体と、 天井に設置され、前記アンテナの上部から放射され該天
井に到達する電波を吸収する第2の電波吸収体と、 を有することを特徴とする無線通信システム。 - 【請求項3】 複数の無線アクセスポイントを有する無
線通信システムであって、 前記無線アクセスポイントのアンテナの上部および下部
を囲む第1の電波吸収体と、 壁に設置され、前記アンテナの側面から放射され該壁に
到達する電波を吸収する第2の電波吸収体と、 を有することを特徴とする無線通信システム。 - 【請求項4】 前記無線アクセスポイントのアンテナ
は、指向性アンテナであることを特徴とする請求項1〜
請求項3のいずれか1項に記載の無線通信システム。 - 【請求項5】 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記
載の無線通信システムであって、 前記無線アクセスポイントの間に設置された電波吸収体
を有することを特徴とする無線通信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001375113A JP2003179532A (ja) | 2001-12-10 | 2001-12-10 | 無線通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001375113A JP2003179532A (ja) | 2001-12-10 | 2001-12-10 | 無線通信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003179532A true JP2003179532A (ja) | 2003-06-27 |
Family
ID=19183539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001375113A Withdrawn JP2003179532A (ja) | 2001-12-10 | 2001-12-10 | 無線通信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003179532A (ja) |
-
2001
- 2001-12-10 JP JP2001375113A patent/JP2003179532A/ja not_active Withdrawn
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