JP2003178312A - 運動する物体に付された光学信号マークの重心を写真測量により決定する方法及び装置 - Google Patents

運動する物体に付された光学信号マークの重心を写真測量により決定する方法及び装置

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JP2003178312A JP2002253594A JP2002253594A JP2003178312A JP 2003178312 A JP2003178312 A JP 2003178312A JP 2002253594 A JP2002253594 A JP 2002253594A JP 2002253594 A JP2002253594 A JP 2002253594A JP 2003178312 A JP2003178312 A JP 2003178312A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 電子カメラの画像信号から所定の情報内容を
識別する画像認識システムにおいて、より広範囲の新た
なデータ低減によってより高い処理速度が可能となるシ
ステムの提供。 【解決手段】 物体をビデオカメラで撮影し、画像信号
をデジタル画素の行ごとのシーケンスとしてデータ低減
用のデジタル処理ユニットに供給し、データ低減のため
に、順次連続する画像行の隣り合ったピクセルのグルー
プをn×m行列に順次まとめ、評価することによって、
運動する物体に付された光学信号マークの重心を写真計
測によって決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子カメラの画像
信号から所定の情報内容を識別するための画像認識シス
テムに関する。特に本発明は、運動する物体に付された
光学信号マークの重心を写真測量により決定する方法及
び装置に関するものであり、具体的には、前記物体をビ
デオカメラにより撮影し、前記物体の電子画像信号をデ
ジタル画素(ピクセル)の行ごとのシーケンスとしてデ
ータ低減用のデジタル処理ユニットに供給し、前記デジ
タル処理ユニットの出力信号を更なる処理のために計算
機に転送する形式の方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のシステムは、例えば、動的プロ
セスにおける運動の経過の分析に使用される(クラッシ
ュテストにおける変形過程、人間の運動の運動学的プロ
セスの詳細な研究など)。このために、観察される物体
の様々な位置に、決められた形状及びサイズ(例えば円
板)の光学信号マークが取付られる。さらに、これら信
号マークの表面は、典型的には、入射光が特徴的な仕方
で反射するように設計されている。
【0003】ビデオカメラから短い時間間隔で送られて
くる各々の個別画像は、個々の画素(ピクセル)の行ご
とのシーケンスから成っており、信号マークに割当てら
れている信号成分に基づいて評価されなければならな
い。逆反射する円形信号マークをこのように写真測量す
る場合、2つの根本的問題を解決しなければならない。
まず、連結した領域を分析及びマーキングしなければな
らず、続いて各領域の中心(信号マークの重心)を決定
しなければならない。これら2つの問題に対して、純粋
にソフトウェアによる評価方法が公知である。
【0004】連結分析 逆反射する信号マークは良好な画像コントラストを有し
ているため、各画像のバイナリバージョン(すなわち、
黒/白ピクセル値だけ)に対して、連結分析の実行が可
能である。この問題の最も完全で同時に最も効率のよい
解決策は、MANDLER及びOBERLAENDER
のBCC(Binary Connected Com
ponents)アルゴリズムによって提供される(I
nformatik Fachberichte 25
4,pp.248−254,Springer 199
0)。このアルゴリズムを実行するだけで、すべての連
結領域のエッジと、画像内での連結領域の関係を決定す
ることができる。これは、互いに何重にも入り組んだ領
域に対しても有効である。写真測量の専門的な定式化
は、MAAS(‘Digitale Photogra
mmetrie inder dreidimensi
onalen Stoemungsmesstechn
ik’,博士論文、ETH チューリッヒ、1992)
に記載されている。
【0005】点測定 すべての領域がマークされたら、これらの領域に点測定
の方法を適用することができる。この点測定は、例えば
LUHMANN(‘Nahbereichsphoto
grammetrie,Grundlagen Met
hoden Anwendungen’,Wichma
nn Verlag,2000)又はSHORTIS他
(‘Practical Testing of Pr
ecision and Accuracy of T
arget Image Centering Alg
orithms’,SPIE 2598,pp.65−
76,1995)に記載されているものと同様である。
【0006】最も単純なケースでは、バイナリ画像bの
重心(u,v)は、マークの周囲にあるすべての点b
(u,v)≡1の座標の平均値として決定される。
【0007】
【数1】
【0008】他の可能性は、グレー画像g上で、グレー
値により重み付けされた重心(加重重心)を次の式に従
って計算することである。
【0009】
【数2】
【0010】バイナリ画像bとの乗積はマークに属する
画素の選択に使用される。いわゆるテンプレートマッチ
ングは、より複雑である。この場合、所定のパターンm
(u,v)と画像g(u,v)との間の相互相関kが計
算される。
【0011】
【数3】
【0012】相関関数kの最大値がマークの中心位置を
示す。マークはたいてい遠近法的に歪んでおり、画像内
では様々な大きさに見えるので、1つのパターンとの比
較だけでは不十分である。様々なパターンの全パレット
との相関を計算し、「最も適合する」結果を選び出さな
ければならない。このため、この方法は比較的多くの計
算時間を要する。通常は、エッジ鮮鋭度の異なる様々な
サイズの楕円又は長方形が、パターンとして使用され
る。
【0013】専らソフトウェア処理によって信号マーク
の重心を識別する画像評価法は、基本的に比較的緩慢で
ある。というのも、高速シーケンスにおける高解像度の
画像の場合、非常に高いデータ速度が生じ、これに応じ
て画像の評価に時間がかかるようになるからである。解
像度が1280×1024画素であり画像速度が毎秒2
5画像であるHDTVカメラは、例えば、毎秒32,0
00,000画素の平均データ速度、及び、毎秒40,
000,000画素の典型的な伝送速度である。現在の
ところ標準的コンピュータにとって通常である毎秒約1
00MバイトのPCIバスの性能限界においては、これ
は、純粋なデータ伝送に関しても、すでに計算機アーキ
テクチャに対する多大な要求である。その上、現行のオ
ペレーティングシステムの下での従来のマイクロプロセ
ッサでは、同時処理又は複数のカメラの接続ですら考え
られない。
【0014】計算機の最大負荷を見積もるために、画素
ごとに処理に使用可能なクロックサイクルの数nを計
算する。
【0015】
【数4】
【0016】ここで、fはマイクロプロセッサのクロッ
ク周波数であり、rはカメラの伝送速度である。
【0017】rとして、上で見積もられた毎秒40,
000,000画素の伝送速度、すなわち40MHzの
伝送速度を使用し、fとして1000MHzを使用した
場合、1画素につきn=25のクロックサイクルしか
使用できない。これは、高速かつ高解像度の画像評価の
分野における使用にとっては不十分である。nにとっ
て意味のある値は明らかに1000よりも大きくなけれ
ばならない。とりわけ、すべてのクロックサイクルがプ
ロセッサの演算に使用できる訳ではなく、その一部はメ
モリアクセス時の待ち時間として失われてしまうことを
考えるならば、特にそうである。
【0018】その上、システムが性能限界で動作するこ
とのないように、付随して発生するオペレーティングシ
ステムのタスクのために、α=50%の大幅なサイクル
余裕を計算に入れるべきである。c個のカメラが同時に
作動している場合、画素ごとに使用可能なクロックサイ
クルの数はさらに低減される。
【0019】
【数5】
【0020】この見積もりによって、既に計算機内での
処理に先行して、カメラから送られてくる信号の徹底的
な低減が行われなければならないことが明らかとなる。
【0021】数式(5)をrについて解けば、計算機
内での処理において生じ得る最大のデータ速度rmax
を計算することができる。
【0022】
【数6】
【0023】この場合、興味深いのは、rのrmax
に対する比から生じるデータ低減率γである。
【0024】
【数7】
【0025】c=4個のカメラ、α=0.5、f=10
00MHz、r=40MHz、及びn≧1000サ
イクル/画素のシステムでは、 γ≧320 (8) のデータ低減率が得られる。これの意味するところは、
例えば、本来1Mバイトのメモリを要する画像の情報内
容が、さらなる評価のためにコンピュータに伝送される
前に、最大3200バイトで表されなければならないと
いうことである。
【0026】求められる情報、すなわち測定されるべき
マークの座標は、元のグレー画像では非常に冗長に符号
化されている。所望のデータ低減を達成するために、様
々な方法が使用される。
【0027】a)セグメンテーション グレー値平面上では、画像の情報は、実質的に、黒い背
景と白く表示された逆反射マークとの間の移行領域内に
ある。したがって、情報を担う部分と重要でない部分と
に画像を分割するのが適切である。この分割は、このタ
イプの画像では、最も簡単には後で述べる拡大操作(D
ilate−Operation)による閾値の形成に
よって行われる。なお、この拡大操作は、明るい領域を
所定のエッジ幅だけ拡大するものである。これにより、
画素の全エッジの検出が保証される。
【0028】図1の部分a)には、Dalsa社のCA
−D6高速度カメラにより撮影された逆反射マークを用
いた場合の典型的な測定像が示されている。マークの個
数が約170と比較的大きいにもかかわらず、カメラの
解像度が512×512画素と低い場合、情報を担う画
素の割合はほんの3〜4%である。
【0029】図1の部分b)には、図1a)のシーンと
類似した70個の画像の平均値として、画像行ごとに生
じるマーク頻度のヒストグラムが示されている。最大で
1行につき22個のマークが発見される。この場合、マ
ークは各フレームについて新たにカウントされる。全画
像内に全部で最大176個のマークが存在し、平均する
と1行につき1.9個のマークである。
【0030】マークによって覆われる画像の面積は、マ
ークの直径D、エッジ幅R及びマークの個数nに依存
する。セグメンテーション後、ビット単位でのデータ量
は、
【0031】
【数8】
【0032】になる。
【0033】
【外1】
【0034】
【数9】
【0035】
【外2】
【0036】これは、上記の見積もりによって示された
値よりも30倍も小さいが、後続の画像計測のために、
高速度カメラの画像シーケンスを省スペースでバッファ
記憶するのには十分である。
【0037】b)グレー値圧縮 データ量のさらなる明らかな低減は、残りのグレー値の
圧縮により達成される。これは、特に、上述したセグメ
ンテーションとの連係に適している。もちろん、このス
テップには損失が存在する。しがって、この低減方法が
どの程度まで使用可能かは、後続の画像計測の目標精度
に依存している。最大の低減は、2進化の両極端におい
て、すなわちピクセル値が0(=暗)又は1(=明)で
あるときにのみ得られる。
【0038】元のグレー値gから圧縮されたグレー値g
へのグレー値の変換は、下記の関数に従って行われ
る。
【0039】
【数10】
【0040】大括弧は、この括弧内の数を超えない最大
の整数への丸めを表す。符号化すべきグレイ値の範囲は
min及びgmaxによって限定される。
【0041】
【外3】
【0042】このような符号の使用は、画像の輝度範囲
が不十分にしか利用できない場合には、特に有利であ
る。
【0043】グレー値圧縮により得られる低減率は、単
純に原データのビット深さn′と圧縮データのビット
深さとの比である。
【0044】
【数11】
【0045】したがって、12ビットの深さの画像を2
進化する際、係数12の分だけの低減しか達成されず、
また画像計測の際に明らかな精度の損失が生じる。
【0046】セグメンテーションとグレー値圧縮を組み
合わせた方法は、OBERPAUL(‘Dynamis
che 3D−Photogrammetrie’,M
essTec&Automation 8(1),6
7,2000年1月)に記載されている。
【0047】c)画像計測 最も効率がよいがコストの高い低減方法は画像計測その
ものである。画像内の基本的な情報は、信号マークを特
徴付けるパラメータである。
【0048】
【外4】
【0049】別の有意義な量は、マークの面積A及び周
囲長l、最大グレー値gmax、ならびに座標軸に沿っ
た広がりΔu及びΔvである。さらに、楕円パラメータ
も、つまり両半軸の長さa及びbも関与し得る。情報量
は、次の表1にまとめられているように、1つのマーク
につき約66ビットである。
【0050】
【表1】
【0051】画像ごとの所要情報量は、 V=n・66 (13) である。それゆえ、170個のマークによる上記の例で
は、所要情報量は11220ビット、すなわち1403
バイトである。データ低減率は上記の数式(10)と同
様に、
【0052】
【数12】
【0053】
【外5】
【0054】d)ランレングス総和法 全体的な画像計測の複雑さと上記の画像圧縮との間の中
道が、行ごとの画像計測、すなわちランレングス総和法
である。この場合、計算機に前置接続されたデータ低減
部は、カメラから送られてきた順にそのつど1つの画素
だけを考慮する。行全体に亘る領域の認識は計算機で行
われる。次の表2ではパラメータが詳述されている。こ
れらのパラメータは、この方法では、計算機への転送の
ために決定されるものである。
【0055】
【表2】
【0056】ここでは、データ低減のプロセスは下記の
図式で行われる。
【0057】1.b(u,v)=0の間は、δU=δU
+1にセットする 2.δUを計算機に送る 3.b(u,v)=1の間は、Σg(u,v),Σδu
・g(u,v)を計算し、δuを1だけ増分する 4.すべての合計を計算機に送り、ΔU=0にセット
し、再び1.から始める この場合、2つの状態しか持たない単純な状態オートマ
トンが実施される。相応の有限オートマトンは図2に示
されている。2つの状態S0とS1との間の遷移は、そ
の時点の画像座標におけるバイナリ画像b(u,v)の
値によって制御される。
【0058】画像行内に現れる各マークについて、65
ビットが伝送されなければならない。今や、計算機はさ
らに、2つの順次連続する行の始点と終点が重なり合っ
ている場合、これら2つの行のマークの合計を互いに合
併させるというタスクを有する。モーメントの計算に関
して、行の座標vは1つの行に亘って一定であるという
事実を利用することができる。相対座標δuの使用によ
り、データ低減に使用される乗数の幅を明らかに制限
し、これにより多くのリソースを節約することができ
る。相対座標から絶対値を逆算すれば、これらのモーメ
ントからマークパラメータを計算することができる。
【0059】データ低減を用いた、信号マークの重心を
写真測量により検出する画像認識システムは、特許文献
US 5072249に記載されている。このシステム
では、アナログビデオカメラから送られてきた信号がま
ずデジタル化され、続いてデジタル圧縮回路に供給され
る。この回路では、実質的に上でスケッチしたようなラ
ンレングス総和の原理に従ったデータ低減が行われる。
これに引き続き、計算機(CPU)によって別の評価が
実行される。
【0060】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来技術とし
てこの画像認識システムを前提としている。本発明の課
題は、より広範囲の新たなデータ低減によってより高い
処理速度が可能となるようにシステムを改良することで
ある。
【0061】
【課題を解決するための手段】上記課題は、本発明によ
り、データ低減のために、順次連続する画像行の隣り合
ったピクセルのグループをn×m行列に順次まとめ、評
価することによって解決される。
【0062】また上記課題は、本発明により、デジタル
処理ユニットが、少なくとも1つの画像行をバッファ記
憶するための手段と、順次連続する画像行から隣り合っ
たピクセルのグループをn×m行列として順次まとめ、
制御信号として評価するコントロールユニットと、前記
コントロールユニットにより制御され、出力信号を計算
機に転送する手段とを有するように構成された装置によ
って解決される。
【0063】
【実施例】次に、本発明による方法及びこれに対応する
装置を有利な実施形態に基づいて説明する。
【0064】本発明の基本的な考えは、計算機での本来
の処理に先行して、データ低減のために、連結分析用の
順次連続する画像行を使用することである。データ低減
の際、隣り合ったピクセルのグループが行全体に亘って
評価される。これらのグループは、含まれているピクセ
ルの個数ならびに行及び列への分配に関して同一であ
り、例えばn×m行列として定義される。したがって、
バイナリ画像(すなわち、ピクセル値は1又は0だけ)
においては、グループ内で所定の型のピクセル値分布だ
けが可能である。このピクセルパターンは識別され、本
来のデータ低減のための制御信号として使用される。
【0065】以下で説明する有利な実施例では、ピクセ
ルグループとして単純な2×2行列が指定される。それ
ゆえ、連結分析のためには、つねにバイナリ画像の順次
連続する2つの行が分析されなければならない。
【0066】
【外6】
【0067】図3には、ピクセルの2進化された2×2
隣接4つ組の可能な状態が示されている。全部で16の
異なる組合せが、評価論理回路への入力信号として使用
される2進数として表されている。様々なピクセルパタ
ーンが、有限オートマトンとして表現可能な評価論理回
路の種々異なる演算を生じさせる。
【0068】図4には、マーク測定のための有限オート
マトンの動作原理が示されている。図示された状態ダイ
アグラムでは、円表示が状態を表し、矢印が遷移を表し
ている。矢印の数値は図3によるピクセルパターンを表
しており、ピクセルパターンは、それぞれ入力の際に2
進数として把握され、遷移をトリガする。
【0069】連結分析はレジスタバンクを介して行われ
る。レジスタバンクの空きアドレスはスタックで管理さ
れる。オートマトンは、新たなマークのスタートを認識
すると、一番上のアドレスをスタックから取り出し、レ
ジスタバンクの相応のエレメントにおいてモーメントの
総和を開始する。
【0070】
【外7】
【0071】次の行において再び同じマークに達すれ
ば、オートマトンはシフトレジスタからレジスタ内のア
ドレスを取り出すことができる。それぞれの遷移はオー
トマトンの所定の動作をトリガする。図4の長方形のボ
ックス内には、遷移によってトリガされる演算が記入さ
れている。
【0072】Neue Marke(x):空のレジス
タバンクのアドレスをスタックから取り出し、番号をシ
フトレジスタ位置xに書き込み、総和を開始する。
【0073】Summieren(x): シフトレジ
スタエントリxのレジスタバンク内でモーメントを総和
する。
【0074】S(x): シフトレジ
スタエントリxのレジスタバンク内でモーメントをその
時点のバンクと合併する。
【0075】Fertig(x): シフトレジ
スタ位置xに記載されたレジスタからのモーメントを出
力バッファに書き込む。
【0076】パラメータxは、それぞれレジスタバンク
への二重に間接的なアクセスを表している。xによって
4つの隣り合ったシフトレジスタ位置が表示され、そこ
から演算に必要な、レジスタバンク内のアドレスが読み
出される。
【0077】オートマトンは全部で5つの状態S0…S
4を有している。行ごとに画像を進む際に、オートマト
ンは、考察中の隣接4つ組におけるビットパターンに基
づいて、新たなマークなのかどうか(遷移1)、又はマ
ークが完全にされたかどうか(遷移6)を認識する。動
作を分かり易くするため、図5に、円形マークの拡大図
(20×20ピクセル)が示されている。この円形マー
クは、下記の一覧表において行ごとに走査される。その
際、S0から始まる状態変化がオートマトンに指定され
る。
【0078】
【表3】
【0079】
【表4】
【0080】さらに続けて、
【0081】
【表5】
【0082】動作プロセスのこの例では、図4によるタ
イプ‘6’又は‘9’のビットパターンは現れない。と
いうのも、ただ1つの完全に限定されたマークだけが走
査されるからであり、その際、これらの型は存在しない
からである(図5参照)。このタイプのピクセルパター
ンは、2つの信号マークが部分的に重なり合う場合に生
じる得るものであり、有限オートマトンの相応の演算及
び遷移をもたらす(例えば、ピクセルパターン‘6’
は、演算Sum(1)+S(2)を伴ったS1からS3
への遷移を引き起こし、ピクセルパターン‘9’は、そ
れぞれ演算Summieren(3)を伴ったS3から
S1への遷移か又はS4からS1への遷移を引き起こ
す)。これにより、有限オートマトンは、画像内で隣り
合う2つの信号マークのこのような遷移も確実に検出す
る。
【0083】上で紹介した、有限オートマトンを用いた
行全体に亘る連結分析の方法は、適切に設計された電子
回路によって実施される。以下、図6による有利な実施
形態に基づいて、光学信号マークの重心を測定するこの
ような電子回路の動作を説明する。
【0084】この回路は、デジタル入力信号、例えばデ
ジタルカメラから直接来るデジタル入力信号により動作
するものであり、自由に使用できるように、評価の結果
を同様にデジタル形式で出力する。その際、回路は複数
のサブタスクを解決しなければならない。回路は画像内
の信号マークを識別し、連結した領域を検出し(セグメ
ンテーション)、それに関連するモーメントを計算しな
ければならない。画像計測はこれらのモーメントから導
出することができる。このために、回路は、図6に示さ
れているように、複数の機能ブロックに区分されてい
る。
【0085】回路の入力側には、カメラよって生成され
たか又は外部の回路によって生成された信号が印加され
る。これらの信号は下記の表3に詳述されている。
【0086】
【表6】
【0087】データラインを介して供給されるデジタル
グレー値のビット幅は、使用されるカメラに依存する。
典型的には、8又は12ビットである。Start−o
f−frame(SoF)信号は、各画像の開始時点に
おける回路の初期化にのみ使用されるものであるため、
図6には記入されていない。
【0088】回路の出力側には、画像内に含まれている
個々の信号マークに関する使用可能な情報が出力され
る。これらの情報は画像計測のための前提であり、この
前提から、単純な方法ステップにおいて、例えば後続の
ソフトウェア又は別の電子回路によって、本来の画像計
測を導出することができる。
【0089】回路によって求められるモーメントは下記
の表4に詳述されている。
【0090】
【表7】
【0091】画像座標は、これらのモーメントから通常
の計算方法によって求めることができる。これらの座標
が、写真測量的意味での本来の画像計測値である。他の
パラメータは、確実な計測値の検出のために使用される
だけである。例えば、周囲長の面積に対する比は、マー
クの真円度の尺度である。縦長の物体は測定エラーとし
て容易に選り分けられる。
【0092】この後者の動作もこの電子回路(例えばA
SIC)によって実行可能である。しかしながら、その
ための開発コストは比較的高く、あまり役にも立たな
い。というのも、これら後者の処理ステップによってデ
ータ量がさらに低減されることは殆どないからである。
【0093】図6に示されている機能ブロックは、以下
に述べるようなタスクを有している。
【0094】幾つかの大域的素子が存在し、それらの信
号は他のブロックでも使用される。これらの素子は、一
つには、PClk、Start−Of−Line及びS
tart−of−Frameから画像行及び列の番号を
生成する行及び列カウンタ、すなわちuカウンタ及びv
カウンタである。さらに、入力されたグレー値を所定の
閾値と比較し、出力側で画像の2進化バージョンを発生
させるB/W変換器も存在している。この2進信号によ
って、ちょうど1つの画像行+2つの画素がシフトレジ
スタにバッファ記憶される。有限オートマトン(コント
ロールオートマトン)は、このシフトレジスタからその
最上位入力信号を受け取る。1つの閾値を用いた2進化
の代わりに、この判定のために、この箇所で、行に沿っ
たグレー値の第1の導出を使用してもよい。2つの隣り
合うグレー値の差g−gが負の閾値−tよりも小さ
ければ、画像内でエッジが立ち上がっており、後続のす
べての点は1に2進化される。差g−gが正の閾値
tよりも大きければ、画像内でエッジが立ち下がってお
り、後続のすべての点は0に2進化される。この形式の
2進化は、光学的結像に起因する画像内の輝度の変動
(例えば周辺減光)に対して比較的ロバストである。
【0095】コントロールオートマトン(有限状態機
械)は、予め決められた一定数の5つの状態S0…S4
を有している。これらの状態は、シフトレジスタからの
入力にもそれ以前の状態にも依存する。各状態に対し
て、個々の回路素子を制御するのに使用される、出力信
号の特性パターンが生成される(コントロール)。した
がって、オートマトンは回路の「頭脳」である。基本的
に、このオートマトンは、上述したように、2つの順次
連続する画像行から成る直接隣り合った2進化された4
つの画素の状態を分析する。これら4つの画素は、図3
に示されているように、16の異なる組合せを表現する
ことができる。これらのピクセルパターンの分析から、
他の回路ブロックが実行すべき動作が導かれる。したが
って、例えば隣接4つ組(=ピクセルパターン1)の右
下の要素内の白い点は、新たなマークの始まりを表して
いる。この回路構成におけるコントロールユニットとし
ての有限オートマトンの動作プロセスの構造は、図7に
示されている。
【0096】図示された回路実施例では、(有限)コン
トロールオートマトンによって2つの算術論理ユニット
(ALU)が制御される。算術論理ユニットは単純な算
術的演算(加算、減算、乗算、排他的OR)を行うこと
ができる。列ALUの構造は図8に示されている。列A
LUは、1つの画像行内の各マークに対するモーメント
を計算及び記憶し、その結果を行ALUに転送する。こ
のために、列ALUは、1つの行の中の順次連続する明
るい画素に対するモーメントを総和する。バイナリ画像
内で明から暗への変移が生じると、すべてのレジスタが
行ALUに伝送される。
【0097】行ALUの構造が図9に再現されている。
DATA INと表示されたレジスタは図8のレジスタ
と同一である。行ALUは、順次連続する2つの行から
の合計を形成する。このために、行ALUは、以前の行
からのすべての候補をバッファ記憶するリングバッファ
(デュアルポートRAM)を必要とする。列ALUによ
って計算された値は、それが互いに接する画像領域に由
来するものである場合は、リングバッファ内にバッファ
記憶された1つにまとめられた値と比較される。この判
定は、有限オートマトンによって観測された隣接関係に
基づいて為される。判定の結果は、次の行のために再び
リングバッファに書き込まれるか、又はオートマトン
が、マークが完全に検出されたことを認識したときに、
出力バッファに伝送される。
【0098】出力バッファは、およそ142ビットの幅
の情報ストリームを行ALUから受け取り、それを直列
化する。それゆえ、情報ストリームは、正しいワード幅
で出力メモリに伝送されることができる。このメモリに
接続されたコンピュータは、このメモリからデータを受
け取り、画像計測のための最後の計算を実行する。
【0099】上記の有限オートマトンを用いたデータ低
減は、様々な仕方で電子回路として実現可能であるが、
図6において図示され説明された実施形態に限定されな
い。したがって、図10には、同様に有限オートマトン
を用いて上記データ低減を行ういくらか変更された回路
構成が示されている。
【0100】同様に、データ低減はフィールドプログラ
マブルゲートアレイ(FPGA)でも実施可能である。
FPGAは、同種の多数の論理ブロック(CLB)から
形成された可変的に使用可能な論理回路である。FPG
Aは自由にプログラム可能な入/出力側を使用すること
ができ、これにより、ピン配列及び伝送プロトコルに依
存せずに多くの適用事例で使用可能である。典型的な使
用分野はネットワークルータと移動無線通信である。プ
ログラミングは取付られた状態で作動中に行われ、毎秒
1000回まで任意の頻度で変更可能である。例えばP
CIバスへの接続のような頻度の高いタスクに対して
は、既製品のプログラムブロックが市場に出回ってお
り、開発者は実装作業の大部分を免れる。素子のプログ
ラミングは、大抵、HDL(Hardware Def
inition Language)、VHDL(Ve
ry Large Scale Integrated
Circuit−HDL、ないしVLSI−HDL)
又はAHDL(Application Specif
ic Integrated Circuit HDL
ないしASIC−HDL)のようなハードウェア記述言
語で行われる。
【0101】このようなシステムを構想する際に考慮す
べきことは、VHDLプログラミングの開発コストはフ
レキシビリティが低い場合にはソフトウェアによる解決
策よりも著しく高いということである。したがって、解
決策のハードウェア部分とソフトウェア部分との間にイ
ンタフェースを設け、最終製品が最小の開発コストで十
分迅速に動作するようにすることが重要である。
【0102】有限オートマトンのパターン依存の状態変
化による行全体に亘る連結分析を用いた、光学信号マー
クの重心決定における上記データ低減は、妨害に対して
非常にロバストであり、さらに非凸領域の測定も可能に
する。大抵は、少数のパラメータしか必要とされないの
で、これに応じて処理速度は高い。直列的方法に関し
て、画像の連結した種々の部分領域を同時に評価するこ
とによって並列化することも可能である。確かに、この
やり方では、部分領域の境界において例外的処理が必要
となるが、今日利用可能なデジタル電子機器を用いて、
およそ毎秒500,000,000画素まで処理速度を
上げることができる。それゆえ、この技術は高速度領域
でも使用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】逆反射マークを用いた場合の典型的な測定像と
画像行ごとに生じるマーク頻度のヒストグラムとを示
す。
【図2】2つの状態しか持たない単純な状態オートマト
ンを示す。
【図3】2×2ピクセルグループの場合の可能なバイナ
リビットパターンを示す。
【図4】データ低減の間のプロセス及び回路状態の概略
図である。
【図5】2進化されたデジタル画像断片内の円形マーク
の図を示す。
【図6】データ低減のためのデジタル回路構成のブロッ
ク回路図である。
【図7】図6による回路構成内のコントロールオートマ
トンの動作プロセスを示す。
【図8】図6の列ALU(算術論理ユニット)の構造を
示す。
【図9】図6の行ALUの構造を示す。
【図10】種々の出力値を計算及びバッファ記憶するた
めの代替的ブロック線図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲオルク ヴィオラ ドイツ連邦共和国 シュツツトガルト レ ーテシュトラーセ 49 Fターム(参考) 2F065 AA12 AA17 AA24 AA28 AA58 BB27 FF04 QQ31 QQ38 QQ42 5B057 BA02 CA01 CA08 CA12 CA16 CB02 CB08 CB12 CB16 CE11 CG09 CH04 CH05 DA07 DA13 DB02 DB09 DC06 DC16 DC23 5L096 AA02 AA06 BA02 CA02 DA02 FA06 FA53 FA60 GA07 HA04 LA01 LA14

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運動する物体に付された光学信号マーク
    の重心を写真測量により決定する方法であって、 前記物体をビデオカメラにより撮影し、 前記物体の電子画像信号をデジタル画素(ピクセル)の
    行ごとのシーケンスとしてデータ低減用のデジタル処理
    ユニットに供給し、 前記デジタル処理ユニットの出力信号を更なる処理のた
    めに計算機に転送するようにした方法において、 データ低減のために、順次連続する画像行の隣り合った
    ピクセルのグループをn×m行列に順次まとめ、評価す
    ることを特徴とする、運動する物体に付された光学信号
    マークの重心を写真測量により決定する方法。
  2. 【請求項2】 前記グループを2×2行列にまとめる、
    請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 ピクセル値の分布の特性パターンを前記
    行列の行及び列で識別することによって、隣り合ったピ
    クセルの各グループを評価する、請求項1又は2に記載
    の方法。
  4. 【請求項4】 識別された各パターンが個々の制御信号
    をトリガする、請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記制御信号を、可算個の状態を有する
    有限オートマトンとして設計された評価論理回路への入
    力信号として供給する、請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記有限オートマトンは現在の状態と入
    力信号の状態変化とに依存して動作する、請求項5記載
    の方法。
  7. 【請求項7】 前記有限オートマトンは、前記データ低
    減用デジタル処理ユニットのすべての演算を制御する、
    請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記デジタル処理ユニットの出力信号と
    して、各信号マークについて、信号マークに属するすべ
    てのピクセル値の合計、画像内での信号マークの位置の
    指定、信号マークの面積、信号マークの周囲長、信号マ
    ークの幅及び信号マークの高さを、さらなる処理のため
    にデジタル数値として計算機に転送する、請求項1から
    7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 【請求項9】 ビデオカメラから送られてきた画像信号
    を、データ低減に先行して、前記デジタル処理ユニット
    内で、限定された個数のグレー値にまで低減する、請求
    項1から8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 【請求項10】 画像行内で、隣り合ったピクセルのグ
    レー値の差分値を所定の閾値と比較し、 前記差分値が負の閾値よりも小さい場合は、後続するピ
    クセルのグレー値をデジタル値“1”に決定し、前記差
    分値が正の閾値よりも大きい場合は、デジタル値“0”
    に決定する、請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】 請求項1から10のいずれか1項に記
    載の方法を用いた、運動する物体に付された光学信号マ
    ークの重心を写真測量により決定する装置において、 デジタル処理ユニットが、 少なくとも1つの画像行をバッファ記憶するための手段
    と、 順次連続する画像行から隣り合ったピクセルのグループ
    をn×m行列として順次まとめ、制御信号として評価す
    るコントロールユニットと、 前記コントロールユニットにより制御される、出力信号
    を計算機に転送するための手段とを有することを特徴と
    する、運動する物体に付された光学信号マークの重心を
    写真測量により決定する装置。
  12. 【請求項12】 コンバータ段が設けられており、 該コンバータ段において、ビデオカメラから送られてき
    た画像信号が、限定された個数のグレー値まで低減され
    る、請求項11記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記コントロールユニットにより制御
    される手段は算術論理ユニットである、請求項11又は
    12に記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記デジタル処理ユニットのコンポー
    ネントとして、フィールドプログラマブルゲートアレイ
    (FPGA)又はASICが使用される、請求項11か
    ら13までのいずれか1項に記載の装置。
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