JP2003178096A - 情報検索方法、ネットワークシステムおよび情報処理装置 - Google Patents

情報検索方法、ネットワークシステムおよび情報処理装置

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JP2003178096A
JP2003178096A JP2001376090A JP2001376090A JP2003178096A JP 2003178096 A JP2003178096 A JP 2003178096A JP 2001376090 A JP2001376090 A JP 2001376090A JP 2001376090 A JP2001376090 A JP 2001376090A JP 2003178096 A JP2003178096 A JP 2003178096A
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Hiroyuki Nagai
広行 永井
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Original Assignee
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】比較的あいまいな検索を比較的簡単な操作で実
行する。 【解決手段】ユーザは、パーソナルコンピュータ10や
携帯電話12等の端末からn個(n≧2)のキーワード
およびnより小さい希望数aの入力をサーバに送信す
る。これに応じて、サーバは、n個のキーワードに基づ
いて、検索対象項目を格納したデータベースを検索し、
少なくともa個のキーワードに同時に該当する検索対象
項目を探索し、少なくとも、a個からn個のうち最大個
数のキーワードに該当する検索対象項目を端末へ送信す
る。端末は送信された検索対象項目を受信して表示す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の検索対象項
目の中からキーワードに基づいて該当する項目を検索す
る情報検索方法およびネットワークシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、インターネットの普及に伴い、パ
ーソナルコンピュータ(パソコン)や携帯電話等の端末
装置(単に端末ともいう)を用いてホテルの予約、各種
チケットの購入等を行なうことが一般的になりつつあ
る。このようなネットショッピングの利点として、実際
に販売店に足を運ぶ必要がないこと、価格の比較検討が
容易なので商品を安く入手できること等が挙げられる。
【0003】多くの商品の中からユーザが希望する商品
(物品のみならずサービスも含む)を迅速に見つけだす
ための支援手段として、キーワードによる検索サービス
が提供されていることが多い。この検索には、いくつか
の方法が提案・実施されている。ここでは、端末を用い
て旅行情報を検索する場合を例として説明する。
【0004】まずユーザは端末で旅行代理店のウェブサ
イトにアクセスする。ウェブサイト上で希望する旅行
先、出発日、旅行日数等を入力し、送信する。これに応
じてサーバ側のデータベースが検索され、入力した条件
に合致する候補リストがユーザ側端末の画面上に表示さ
れる。ユーザは候補リストの中から最も気に入った旅行
プランを申し込むことができる。
【0005】また次のような検索方法も考えられる。ユ
ーザはウェブサイト上で「紅葉」、「温泉」、「ゴル
フ」等のキーワードを入力する。端末がそれらのキーワ
ードをサーバに送信すると、やはり入力した条件に合致
する候補リストがサーバから返送され、ユーザ側の端末
画面上に表示される。このようなキーワード検索は「ど
こへ行きたいか」ではなく「何をしたいか」に焦点を当
てた検索方法といえる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】旅行日数が長くなる
と、1つではなく複数のアクティビティを楽しみたくな
る。そこで、同時に複数個のキーワードを入力・送信で
きるようにすることが考えられる。例えば、ユーザがn
個(nは複数)のキーワードを入力し、全てのキーワー
ドに合致することを検索条件とした場合、nが大きくな
るほど条件が厳しくなるため、n個のキーワード全てを
網羅する旅行プランが存在しないことも多い。
【0007】しかしながら、n個すべてのキーワードが
厳格に満たされる必要がない場合がある。例えば、上記
の例で、「紅葉」、「温泉」、「ゴルフ」のうちいずれ
か二つが満たされれば足りる、というような場合があり
うる。このような場合、n個すべての条件を満たすもの
がなければ、ユーザはキーワードの個数を低減して(例
えばキーワードを1つ削除して)検索操作をやり直す必
要がある。これによっても該当プランが存在しない場合
には、さらに、削除するキーワードを差し替えたり、キ
ーワード数を低減したり、等々、試行錯誤しなければな
らず、操作がきわめて煩雑であった。
【0008】本発明はこのような背景においてなされた
ものであり、その目的は、比較的あいまいな検索を比較
的簡単な操作で実行することができる情報検索方法およ
びネットワークシステムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による情報検索方
法は、情報処理装置において複数の検索対象項目の中か
らキーワードに基づいて該当する項目を検索する情報検
索方法であって、n個(n≧2)のキーワードおよびn
より小さい希望数aの入力を受けるステップと、前記n
個のキーワードのうち少なくともa個のキーワードに同
時に該当する検索対象項目を探索するステップと、この
探索により抽出された検索対象項目を出力するステップ
とを備えたことを特徴とする。これにより、ユーザは、
n個のキーワードと希望数aとを入力するだけで、複雑
な検索条件を入力することなく、比較的あいまいな検索
を行うことができる。本明細書において、出力とは、典
型的には表示装置への表示であるが、印刷出力や音声出
力、さらには通信出力を排除するものではない。
【0010】この情報検索方法において、好ましくは、
前記抽出された検索対象項目の出力時に、前記入力され
たn個のキーワードのうち何個に該当したかに応じて、
各検索対象項目の出力態様を変化させる。これにより、
ユーザは該当キーワード数に応じて検索対象項目を容易
に認識することができる。
【0011】前記出力態様の変化としては、検索項目対
象の出力の有無、出力の強調の有無、出力の詳細度の変
化の少なくとも一つを含むことができる。
【0012】本発明のネットワークシステムは、端末と
サーバとがネットワークを介して接続されたネットワー
クシステムにおいて、端末からn個(n≧2)のキーワ
ードおよびnより小さい希望数aの入力をサーバに送信
し、サーバは、前記n個のキーワードに基づいて、検索
対象項目を格納したデータベースを検索し、少なくとも
a個のキーワードに同時に該当する検索対象項目を探索
し、少なくとも、a個からn個のうち最大個数のキーワ
ードに該当する検索対象項目を端末へ送信し、端末は送
信された検索対象項目を受信して出力することを特徴と
する。
【0013】サーバは、少なくともa個のキーワードに
同時に該当する検索対象項目を探索するが、これにより
抽出された全ての検索対象項目を端末に送信する必要は
ない。例えば、最も多いキーワードに該当した検索対象
項目のみを送信するようにしてもよい。
【0014】前記ネットワークシステムにおいて、前記
端末は、前記抽出された検索対象項目の出力時に、前記
入力されたn個のキーワードのうち何個に該当したかに
応じて、各検索対象項目の出力態様を変化させることが
好ましい。
【0015】本発明による情報処理装置は、複数の検索
対象項目の中からキーワードに基づいて該当する項目を
検索する情報処理装置であって、前記複数の検索対象項
目を格納した格納手段と、n個(n≧2)のキーワード
およびnより小さい希望数aを取得する取得手段と、前
記格納手段に格納された複数の検索対象項目の中から、
前記n個のキーワードのうち少なくともa個のキーワー
ドに同時に該当する検索対象項目を探索する探索手段
と、この探索により抽出された検索対象項目を出力する
出力手段とを備えたことを特徴とする。
【0016】この情報処理装置は、ネットワークを介し
て検索サービスを提供する装置の形態と、ローカルに検
索を行う独立の装置の形態とがありうる。前者は例えば
サーバであり、その場合の前記取得手段および出力手段
はネットワークに接続する通信手段である。後者は例え
ばパーソナルコンピュータや携帯情報端末装置等であ
り、その場合の取得手段は例えばキー入力手段等であ
る。
【0017】前記情報処理装置において、前記抽出され
た検索対象項目の出力時に、前記入力されたn個のキー
ワードのうち何個に該当したかに応じて、各検索対象項
目の出力態様を変化させることが好ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明のネットワークシステムの
概略構成を示している。このネットワークシステムは、
ユーザ側のパソコン10や携帯電話12のような端末
と、インターネットに代表されるネットワーク15を介
して端末に接続されるサーバ17とにより構成される。
【0020】図2に、サーバ17の構成例を示す。サー
バ17は、制御部170と、これに接続されたキーボー
ド等の情報入力手段としての入力部177、情報を表示
する表示手段としての表示部178、インターネット上
のウェブサイトで提供されるWebデータを格納したW
ebデータ格納部175,およびウェブサイトでの検索
サービスに利用される検索データベース176からな
る。
【0021】制御部170は、ネットワーク15と接続
され双方向の通信を行う通信処理部1171、Webデ
ータ格納部175のWebデータの読み書き、編集等の
処理を行うWebデータ処理部172、検索データベー
ス176を用いた検索処理および他の必要なデータ処理
を行うデータ処理部173、および、入力部177,出
力部178のための入出力インタフェース(I/F)1
74を備える。
【0022】以下、本実施の形態におけるネットワーク
システムの動作例について説明する。
【0023】図3は、本発明を適用した旅行代理店のウ
ェブサイトにおける旅行プランの検索のための画面例を
示している。検索画面20は、図2のサーバ17のWe
bデータ格納部175に用意されているデータである。
この画面は、図1の例で言えば、ユーザがパソコン10
や携帯電話12等の端末からネットワーク15を介し
て、当該旅行代理店のサーバ17にアクセスし、そのト
ップページから国内旅行プランに関する検索サービスを
要求した際に表示されるものである。この例では、ユー
ザが検索用の3つのキーワードを入力する入力エリア2
1,22,23が用意されている。この入力エリアの個
数nは3以上であることが好ましいが、3に限るもので
はなく2以上であればよい。同画面内には、これらのキ
ーワードのうち、当該旅行プランに該当することをユー
ザが希望するキーワードの個数(すなわち最低希望キー
ワード数)の入力エリア24が設けられている。本明細
書では、最低希望キーワード数のことを「希望数」とも
いう。この入力エリア24はここではプルダウンメニュ
ーの形でn以下の任意の自然数を選択できるようになっ
ている。但し、入力の方式はこのようなメニュー方式に
限るものではない。入力エリア24にn(ここでは3)
を入力した場合には、既存の論理積検索と同じになる。
本発明に特有の効果が発揮されるのは、入力エリア24
にnより小さい希望数aを入力する場合であるが、実施
の形態としては、既存の機能も含めた利便性をユーザに
提供するために、入力エリア24にnを入力することも
許容している。ユーザは、キーワードの入力エリアのす
べてにキーワードを入力しなければならない訳ではな
い。このように、ユーザはキーワード検索画面20に、
キーワードの入力およびキーワードの該当希望数を入力
した後、画面20内の検索ボタン25をポイントするこ
とにより、検索実行を指示することができる。これらの
入力されたキーワードおよび希望数は、サーバに送信さ
れる。
【0024】図4は、本実施の形態において旅行代理店
のサーバにおいて用意されている検索データベース17
6に格納されている検索対象項目の一例としての旅行プ
ランのデータ構成の概略を示すものである。各旅行プラ
ンには、その識別情報としての「番号」、「旅行プラン
名」、「目的地」、「出発日」、「日数」、「備考」、
該当する「キーワード」等が記録されている。このデー
タベース176から検索されたデータは、Webサーバ
処理部172が検索結果をユーザに提示する際に、We
bデータの一部として利用することができる。データベ
ース176内の「キーワード」は、各旅行プランについ
て予め抽出されたキーワードであり、通常、複数個抽出
されている。後述するように、この各旅行プランのキー
ワード(登録キーワード)が、ユーザの入力したキーワ
ードと比較されることになる。
【0025】ここで図5により、本実施の形態において
サーバ17のデータ処理部173により実行されるキー
ワード検索処理の概念を説明する。円51内に示すよう
に、端末から受信した、ユーザの入力したキーワード数
をn、希望数をaとする。受信したキーワードはデータ
処理部173内のメモリ等(図示せず)の変数配列(*K
eyword_In[n])52に一時的に格納される。一方、円5
3内に示すように、全旅行プランについて登録されてい
る全キーワードが変数配列(*Keyword_Database[L]
[m])54に格納されている。ここで変数Lは全旅行プラ
ン数を表し、変数mは1つの旅行プランに対して定めら
れる最多キーワード数を表している。この変数配列54
もデータ処理部173内のメモリ等内に格納されるもの
であり、その内容は図4に示したデータベース176内
の「キーワード」から得られる。データ処理部173
は、各受信キーワードを各旅行プランの登録キーワード
と比較し、旅行プラン毎に受信キーワードに該当したキ
ーワード数(ヒット数)を、ヒット変数配列(Keyword_
HitCount[L])55に格納する。このヒット変数配列5
5内でヒット数が希望数a以上のものが、ユーザの検索
結果に該当する旅行プランである。図4のデータベース
の例において、図示したような「紅葉」「温泉」「ゴル
フ」の3つの受信キーワードに対して、希望数aが2の
場合、旅行プラン番号1,3,5が該当することにな
る。旅行プラン番号1は3つの受信キーワードのすべて
に該当し、旅行プラン番号3,5は2つの受信キーワー
ドに該当したものである。
【0026】なお、図5に示した検索手法は本発明実現
のための一例として示したものであり、本発明はこれに
限定されるものではない。例えば、図3の検索画面への
入力情報に基づいて、その入力情報により定まる検索条
件を既存の論理式に変換した後に、その論理式に基づく
検索処理を行ってもよい。すなわち、条件に合致するキ
ーワード数毎のキーワードの論理積を求め、それらの結
果を論理和するような処理を行うことができる。例え
ば、3つのキーワードA,B,Cに対して、希望数が2
に指定された場合、論理式(A*B*C+A*B+B*
C+C*A)を求め、これに合致する検索項目を探索す
るようにしてもよい。
【0027】次に、検索結果をどのようにユーザに提示
するかについて、以下に具体例を説明する。
【0028】図6は、図3に示した検索画面での検索ボ
タン25の押下に応じてサーバが検索処理を行った後に
送信してきた検索結果データの端末での画面例を示す。
この例では、最も該当キーワード数の多かった検索対象
項目(旅行プラン)を他の検索対象項目と区別して太字
で表示している。ユーザはこの画面60で希望する旅行
プランをラジオボタンで選択して、「予約」ボタン68
により予約を行うことができる。気に入った旅行プラン
が無ければ、「戻る」ボタン69で前の画面に戻ること
もできる。予約ボタンを指示した後の動作は特に重要で
はないので、図示しないが、予約の最終指示を行う前に
当該旅行プランのより詳細な情報を提示するようにして
もよい。
【0029】図6では該当キーワード数に応じて検索対
象項目のテキスト表示に太字を採用する例を示したが、
その他、表示色、文字サイズ、文字フォント等の変更、
点滅、反転等、任意の強調表示を採用することができ
る。
【0030】図7は、検索結果画面の別の表示例を示
す。この例では、各検索対象項目(旅行プラン)につい
て、その各々に対してユーザの入力したキーワードの何
個がヒットしたかを示す「ヒット数」の表示欄を設けて
いる。これにより、ユーザは各検索対象項目の該当キー
ワード数を一覧して認識することができる。
【0031】図8は、検索結果画面のさらに他の表示例
を示している。この画面80は、検索対象項目の該当キ
ーワード数を明示するとともに、その数に応じて提示す
る情報量すなわち詳細度を変化させている。図の例では
最も多くの該当キーワード数(図では3)を有する検索
対象項目について詳細情報71を表示し、他のそれより
少ない該当キーワード数の検索対象項目については簡易
情報82を表示している。
【0032】図6,図7,図8の例では各旅行プランの
該当キーワード数が異なっても、検索条件に合致するも
のはすべて表示するようにした。この際、画面内に収納
しきれない場合には、スクロールさせるようにしてもよ
い。また、検索条件に合致している最大の該当キーワー
ド数(または所定の該当キーワード数まで)の検索対象
項目のみを表示し、それより小さい該当キーワード数の
検索対象項目は当初の検索結果画面には表示せず、ユー
ザの指示に応じて追加的に表示するようにしてもよい。
【0033】図9および図10は、本実施の形態におけ
るサーバでの検索関連処理の一例を示すフローチャート
である。本例では、図9の処理はサーバ17のデータ処
理部173が担当する検索処理であり、図10の処理は
サーバ17のWebサーバ処理部17が担当する検索結
果表示関連処理である。
【0034】まず、上述したとおり、次のような各種変
数を定義する(S11)。 n=ユーザから受信したキーワード数 a=ユーザから受信した最低希望キーワード数(希望
数) *Keyword_In[0]〜[n-1]=ユーザから受信したキーワー
ド L=全旅行プラン数 m=最多キーワード数 *Keyword_Database[0][0]〜[L-1][m-1]=全旅行プラン
の全キーワード
【0035】ついで、以下のループ処理に用いる変数lc
ount, ncount, mcountをそれぞれ0に初期化する(S1
2,S13,S14)。
【0036】そこで、複数の受信キーワードを、逐次、
データベース内の各旅行プランの登録キーワードとを比
較している。この例では、与えられた受信キーワード
を、与えられた旅行プランの複数のキーワードと順次比
較していき(S17のmcountのインクリメント)、次
に、受信キーワードを更新して(S18のncountのイン
クリメント)、再度当該旅行プランの複数の登録キーワ
ードと順次比較していく。その後、旅行プランを更新し
て(S19のlcountのインクリメント)、上記処理を繰
り返す。各受信キーワードと旅行プランの特定のキーワ
ードとの比較の度に、両者が一致したとき(S15,Y
es)、当該旅行プランの、ヒット変数配列(図5の5
5)の当該要素Keyword_HitCount[L]の値をインクリメ
ントする(S16)。このようにして、各旅行プランに
ついての該当キーワード数を求めることができる。図9
に示した処理手順はこれに限るものではなく、種々の変
更がありうる。
【0037】続く図10の処理は、図9の処理で求めら
れた該当キーワード数に基づいて、ユーザに出力する内
容や出力態様を変更する部分である。ここでは、図8に
示したような、該当キーワード数に応じて提示する情報
量すなわち詳細度を変化させる場合を示している。
【0038】図10において、まず、該当キーワード数
のサーチ対象を指定する変数searchvalueを受信キーワ
ード数nに初期化し(S21)、ヒット変数配列55の
各要素を指定するための変数hitcountを0に初期化する
(S22)。そこで、変数配列55の各要素のヒット数
が現在の変数searchvalue値と一致するか否かを調べ
(S23)、一致していれば、「”searchvalue件のキ
ーワードがヒット”」という表示情報を生成するととも
に、番号hitcount+1の旅行プランの詳細情報の表示情
報を生成する(S24)。不一致であれば、ステップS
24の処理は迂回される。順次変数hitcountをインクリ
メントして(S25)、ステップS23,S24を繰返
し実行することにより、全受信キーワードに該当する旅
行プランのみの詳細情報が端末に表示されることにな
る。
【0039】その後、変数searchvalue値をデクリメン
トする(S27)。これは、該当キーワード数を1低減
することに相当する。以下では、上記と同様に、この新
たな変数searchvalue値に該当するヒット数の旅行プラ
ンが存在すれば(S28,Yes)、それについ
て、「”searchvalue件のキーワードがヒット”」とい
う表示情報を生成するとともに、番号hitcount+1の旅
行プランの簡易情報の表示情報を生成する(S24)。
順次変数hitcountをインクリメントして(S30)、ス
テップS28,S29を繰返し実行することにより、変
数searchvalue値に該当する旅行プランのみの簡易情報
が端末に表示される。その後、変数searchvalue値がa
に達したとき、ステップS28,S29,S30を繰り
返して、本処理を終了する。これによって、全受信キー
ワード数nより小さいキーワード数について、希望数a
までのキーワード数に該当する旅行プランの簡易情報が
表示されることになる。
【0040】図11は、図10の処理の変形例を示す。
図10では、全受信キーワードに該当する旅行プランの
みを詳細表示するようにしたが、本例では、a<b<n
なる数値bを導入し、該当キーワード数nからbまでの
旅行プランは詳細情報を表示するようにするものであ
る。数値bは自動設定される値(例えば数値aから固定
値を引いた値)としてもよいが、ユーザが指定するよう
にすることも可能である。以下、重複説明を避け、図1
0の処理と異なる点のみを説明する。
【0041】図11のステップS41〜S45は図10
のステップS21〜S25と同じである。ステップS4
6では、変数searchvalueをデクリメントし、n−b回
繰り返して実行するまで、ステップS42に戻る。ステ
ップS47〜S50は図10のステップS27〜S30
と同じであるが、ステップS51において、n−a回で
はなくb−a回の繰返しを行う点が図10と異なる。こ
れにより、該当キーワード数b−1からaまでについて
の旅行プランを簡略表示することができる。
【0042】また、本発明による検索手法(あいまい検
索という)を既存の論理積、論理和による検索手法(従
来検索手法という)と組み合わせ用いることも可能であ
る。図12にそのような検索画面の一例を示す。あいま
い検索のキーワードの入力エリア21,22,23は図
3で前述したとおりである。新たな入力エリア26,2
8は従来検索手法におけるキーワードの入力エリアであ
る。入力エリア26と入力エリア28との関係は、プル
ダウンメニュー27で論理積(AND)か論理和(O
R)を選択できるようになっている。従来検索とあいま
い検索との関係は、プルダウンメニュー29で論理積か
論理和を選択できるようになっている。従来検索手法に
よるキーワードの入力エリア26,28の個数は2つに
限るものではない。従来検索の入力エリア26,28は
全く使用しなくても構わないし、一部のみを使用しても
構わない。このような検索画面によれば、例えば上記の
旅行プランの検索の例において、一つのキーワード(例
えば「テニス」)の条件は落とせない(必須である)と
いう場合、図12に例示するように、入力エリア26に
キーワード「テニス」を入力し、プルダウンメニュー2
9を「AND」にしておくことにより、上記の条件のう
ち、さらに「テニス」もキーワードに含む旅行プランが
抽出されることになる。その場合の検索処理の一例とし
ては、従来検索とあいまい検索の結果をANDする場合
には、従来検索により検索対象項目の絞り込みを行っ
て、検索対象の母集団を絞った後にあいまい検索手法を
適用すればよい。また、両検索手法の結果をORする場
合には、それぞれ別々に検索を行った結果の論理和をと
ればよい。
【0043】以上、本発明の好適な実施の形態について
説明したが、上記で言及した以外にも、種々の変形、変
更が可能である。例えば、端末がネットワーク経由でサ
ーバの検索サービスを受ける場合について説明したが、
ネットワークを利用せずに情報処理装置単体で検索対象
項目の検索および表示処理を行う場合にも本発明を適用
することができる。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、以上のようにして、比
較的あいまいな検索を比較的簡単な操作で実行すること
が可能となる。これによって検索効率が向上する。特に
ネットワーク経由での検索サービスでは、その利便性が
向上し、サービス利用者の増加を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のネットワークシステムの概略構成を示
す図である。
【図2】図1に示したサーバ17の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図3】本発明の実施の形態における検索画面例を示す
図である。
【図4】本発明の実施の形態における検索データベース
に格納されている検索対象項目のデータ構成の概略を示
す図である。
【図5】本発明の実施の形態において実行されるキーワ
ード検索処理の概念の説明図である。
【図6】本発明の実施の形態において検索処理を行った
後の表示例を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態における検索結果画面の別
の表示例を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態における検索結果画面のさ
らに他の表示例を示す図である。
【図9】本実施の形態における検索処理の一例のフロー
チャートである。
【図10】本実施の形態における検索結果表示関連処理
の一例のフローチャートである。
【図11】図10の処理の変形例を示すフローチャート
である。
【図12】本発明による検索手法を従来検索手法と組み
合わせて用いる検索画面の一例を示す図である。
【符号の説明】 10…パーソナルコンピュータ(端末)、12…携帯電
話(端末)、15…ネットワーク、17…サーバ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報処理装置において複数の検索対象項目
    の中からキーワードに基づいて該当する項目を検索する
    情報検索方法であって、 n個(n≧2)のキーワードおよびnより小さい希望数
    aの入力を受けるステップと、 前記n個のキーワードのうち少なくともa個のキーワー
    ドに同時に該当する検索対象項目を探索するステップ
    と、 この探索により抽出された検索対象項目を出力するステ
    ップと、 を備えたことを特徴とする情報検索方法。
  2. 【請求項2】前記抽出された検索対象項目の出力時に、
    前記入力されたn個のキーワードのうち何個に該当した
    かに応じて、各検索対象項目の出力態様を変化させるこ
    とを特徴とする請求項1記載の情報検索方法。
  3. 【請求項3】前記出力態様の変化は、検索項目対象の出
    力の有無、出力の強調の有無、出力の詳細度の変化の少
    なくとも一つを含む請求項2記載の情報検索方法。
  4. 【請求項4】端末とサーバとがネットワークを介して接
    続されたネットワークシステムにおいて、 端末からn個(n≧2)のキーワードおよびnより小さ
    い希望数aの入力をサーバに送信し、 サーバは、前記n個のキーワードに基づいて、検索対象
    項目を格納したデータベースを検索し、少なくともa個
    のキーワードに同時に該当する検索対象項目を探索し、
    少なくとも、a個からn個のうち最大個数のキーワード
    に該当する検索対象項目を端末へ送信し、 端末は送信された検索対象項目を受信して出力すること
    を特徴とするネットワークシステム。
  5. 【請求項5】前記端末は、前記抽出された検索対象項目
    の出力時に、前記入力されたn個のキーワードのうち何
    個に該当したかに応じて、各検索対象項目の出力態様を
    変化させることを特徴とする請求項4記載のネットワー
    クシステム。
  6. 【請求項6】前記出力態様の変化は、検索項目対象の出
    力の有無、出力の強調の有無、出力の詳細度の変化の少
    なくとも一つを含む請求項5記載のネットワークシステ
    ム。
  7. 【請求項7】複数の検索対象項目の中からキーワードに
    基づいて該当する項目を検索する情報処理装置であっ
    て、 前記複数の検索対象項目を格納した格納手段と、 n個(n≧2)のキーワードおよびnより小さい希望数
    aを取得する取得手段と、 前記格納手段に格納された複数の検索対象項目の中か
    ら、前記n個のキーワードのうち少なくともa個のキー
    ワードに同時に該当する検索対象項目を探索する探索手
    段と、 この探索により抽出された検索対象項目を出力する出力
    手段と、 を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  8. 【請求項8】前記抽出された検索対象項目の出力時に、
    前記入力されたn個のキーワードのうち何個に該当した
    かに応じて、各検索対象項目の出力態様を変化させるこ
    とを特徴とする請求項7記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】前記出力態様の変化は、検索項目対象の出
    力の有無、出力の強調の有無、出力の詳細度の変化の少
    なくとも一つを含む請求項8記載の情報処理装置。
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