JP2003177819A - ヒータ温度調節器 - Google Patents

ヒータ温度調節器

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JP2003177819A
JP2003177819A JP2001378840A JP2001378840A JP2003177819A JP 2003177819 A JP2003177819 A JP 2003177819A JP 2001378840 A JP2001378840 A JP 2001378840A JP 2001378840 A JP2001378840 A JP 2001378840A JP 2003177819 A JP2003177819 A JP 2003177819A
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temperature
heater
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temperature controller
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JP2001378840A
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Teruyoshi Masuda
晃佳 増田
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OM HEATER KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒータの温度管理を低コストで行うことがで
きるとともに、個々のヒータの異常や温度センサの異常
を適確に判定することができるヒータ温度調節器を提供
する。 【解決手段】 複数箇所に設置されたヒータ10毎に配
設するもので、各ヒータ10の温度管理を低コストで行
うことができるとともに、個々のヒータ10の異常や温
度センサの異常を適確に判定することができる。また、
異常検出信号を無線通信方式で出力し、この異常検出信
号を受信して聴覚的若しくは視覚的に異常を報知するこ
とにより、複数のヒータの異常や温度センサの異常を一
箇所で総合的に監視し、異常発生に迅速に対処すること
ができる。さらに、複数箇所に設置したヒータ10の全
てをパソコン13に接続することにより、各ヒータの温
度管理が容易となり、温度データ等の作成及び保存等が
簡単にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヒータ温度調節器
に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】製造プラント等では、長
い搬送路に多数のヒータを敷設して、搬送中の原料や半
製品を保温したり、広い加熱面に多数のヒータを配設し
て各ヒータ毎に設定された温度に制御する高精度の温度
管理が必要な場合がある。大きな規模のプラントでは、
高性能のコンピュータによる総合的なプロセス制御の一
環として温度管理を行っているが、システムの構築や維
持等に多大のコストが必要となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ヒータ
を用いた温度制御は所定の温度勾配で設定温度まで加熱
し、その後は原則的にオン・オフ制御により設定温度を
維持するものである。従って、各ヒータ毎にオン・オフ
制御や異常検出可能なヒータ温度調節器を配設すれば、
高性能のコンピュータを用いて大規模な温度管理システ
ムを構築する必要も無く、多数のヒータの温度管理を低
コストで行うことができるとともに、個々のヒータの異
常や温度センサの異常を適確に判定して迅速に対処する
ことができる。本発明は上記した点に着目してなされた
もので、ヒータの温度管理を低コストで行うことができ
るとともに、個々のヒータの異常や温度センサの異常を
適確に判定することができるヒータ温度調節器を提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載されたヒータ温度調節器は図1に示
すように、複数箇所に設置されたヒータ毎に配設される
もので、ヒータ温度を検出する温度センサ100の検出
温度に基づいて、ヒータ101を設定温度に制御する温
度制御手段102と、温度センサ100の検出温度を所
定の時間毎にサンプリングして記憶する温度データ記憶
手段103と、前記設定温度に対して閾値を設け、該閾
値と温度センサ100の検出温度とを比較して異常を検
出する異常検出手段104と、該異常検出手段104の
異常検出信号に基づいて聴覚的若しくは視覚的に異常を
報知する報知手段105と、前記温度データ記憶手段1
03に記憶した温度データを出力するデータ出力手段1
06とから構成したことを特徴とする。
【0005】請求項2に記載されたヒータ温度調節器
は、請求項1に記載の構成において、前記異常検出信号
を無線通信手段107で出力し、この異常検出信号を受
信して聴覚的若しくは視覚的に異常を報知する報知手段
105aを別途設けたことを特徴とする。
【0006】また、請求項3に記載されたヒータ温度調
節器は、請求項1又は請求項2に記載の構成において、
パーソナルコンピュータに接続し、前記データ出力手段
106から出力される温度データを表示画面に表示する
とともに、プリンタにより印刷するようにしたことを特
徴とする。
【0007】
【発明の作用及び効果】請求項1に記載のヒータ温度調
節器によれば、複数箇所に設置されたヒータ毎に配設さ
れ、温度制御手段102により温度センサ100の検出
温度に基づいてヒータ101を設定温度に制御する。温
度センサ100の検出温度は、所定の時間毎にサンプリ
ングされて温度データ記憶手段103に記憶される。そ
して、温度センサ100の検出温度が予め設けられた閾
値を外れた場合は、異常検出手段104により異常が検
出されるとともに、その異常検出信号に基づいて報知手
段105が聴覚的若しくは視覚的に異常を報知する。温
度データ記憶手段103に記憶された温度データは、デ
ータ出力手段106により出力され、総合的な温度管理
に供することができる。さらに、このヒータ温度調節器
は複数箇所に設置されたヒータ毎に配設するもので、高
性能のコンピュータを用いて総合的な温度管理を行うシ
ステムに比して、ヒータの温度管理を低コストで行うこ
とができるとともに、個々のヒータの異常や温度センサ
の異常を適確に判定して迅速に対処することができる。
【0008】請求項2に記載されたヒータ温度調節器に
よれば、異常検出信号を無線通信手段107で出力し、
この異常検出信号を受信して聴覚的若しくは視覚的に異
常を報知する報知手段105aを別途設けたから、複数
のヒータの異常や温度センサの異常を一箇所で総合的に
監視でき、異常発生に迅速に対処することができる。
【0009】請求項3に記載されたヒータ温度調節器に
よれば、パーソナルコンピュータに接続したから、前記
データ出力手段から出力される温度データを表示画面に
表示できるとともに、プリンタにより印刷でき、ヒータ
の温度管理が容易となるとともに、温度データ等の作成
及び保存等が簡単となる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に係るヒータ温度調節器1
について添付図面を参照して説明する。図2はヒータ温
度調節器1の概略ブロック図である。ヒータ温度調節器
1は、ワンチップのマイクロコンピュータからなるCP
U2、シリアルインターフェースIC3、オン・オフ制
御信号を出力する制御信号出力回路4、異常検出信号出
力回路5、電源回路6等から構成され、一枚のプリント
配線基盤上に実装されている。また、CPU2には、温
度センサ7、異常報知の赤色発光ダイオード8及び内蔵
ブザー9等が接続されている。制御信号出力回路4に
は、オン・オフ制御されるヒータ10が通電回路11を
介して接続されている。電源回路6は、AC100Vか
ら動作用の直流電圧を得てCPU2や制御信号出力回路
4へ供給する。ヒータ10としては、各種形状のシリコ
ンラバーヒータ、巻装可能なバンドヒータ、シーズヒー
タ、加熱面が平坦なプレートヒータ及びカートリッジヒ
ータ等がある。
【0011】CPU2はインストールされた処理ソフト
に従って、ヒータ10の設定温度及びその閾値やPID
制御の各種パラメータ等を記憶し、温度センサ7の検出
温度に基づいてヒータ10の温度制御を行う。温度制御
は、温度センサ7が検出するヒータ10の温度と設定さ
れた閾値とを比較演算して、制御信号出力回路4からヒ
ータ10への通電回路11をオン・オフするオン・オフ
制御信号を出力する。検出された温度データは、時系列
的にROMやRAM等のメモリ(図示しない)に記憶さ
れる。
【0012】また、CPU2は、温度センサ7の検出温
度とヒータ10への通電時間を入力し、ヒータ10の通
電時間に見合う温度上昇や、非通電時間に見合う温度下
降を監視し、予め設定した温度上昇度或いは温度下降度
から外れた場合は、温度センサ7やヒータ10の断線等
の異常が生じたものとして、異常検出信号出力回路5に
より出力される異常検出信号に基づいて、異常報知用の
赤色発光ダイオード7を点滅させるとともに、内蔵ブザ
ー8を鳴らして異常を報知する。
【0013】さらに、このヒータ温度調節器1は、通信
ケーブル12によりパーソナルコンピュータ(以下パソ
コンという)13に接続することができる。パソコン1
3は、温度センサ7が検出するヒータ10の温度を画面
に時系列的に表示できるとともに、プリンタ14により
印字することができる。また、テンキーにより設定温度
等の変更ができるようにプログラミングされている。
【0014】上記ヒータ温度調節器1は、最大180台
をパソコン13に接続することが可能であり、180個
の各種ヒータ10の温度管理を一括して行うことができ
る。さらに、パソコン13の画面上に温度センサ7やヒ
ータ10の断線等の異常が生じたヒータ10を表示する
こともできる。さらに、異常検出信号を無線通信方式で
出力し、他の場所に設置した報知器(図示しない)で受
信して赤色発光ダイオード7を点滅させるとともに、内
蔵ブザー8を鳴らして異常を報知することもできる。こ
れにより複数のヒータ10の異常や温度センサの異常を
一箇所で総合的に監視し、異常発生に迅速に対処するこ
とができる。
【0015】図3は上記ヒータ温度調節器1を配設して
温度管理を行う、合成樹脂製品の射出成形機21を示し
たものである。射出成形機21の原料投入ホッパ22に
は、バンドヒータ23が敷設され、ヒータ温度調節器1
aにより加熱温度が150℃に設定されている。射出成
形機21の本体23の外周には、3個のバンドヒータ2
4a〜24cが巻装され、このうちのバンドヒータ24
aと24bは、ヒータ温度調節器1bと1cにより、加
熱温度が250℃に設定され、バンドヒータ24cはヒ
ータ温度調節器1dにより、加熱温度が280℃に設定
されている。
【0016】また、Tダイ25に配設された2個のバン
ドヒータ25,26は、ヒータ温度調節器1e,1fに
より、加熱温度が300℃に設定され、2個のカートリ
ッジヒータ27,28は、ヒータ温度調節器1g,1h
により、加熱温度が280℃と250℃に設定されてい
る。各ヒータ温度調節器1a〜1hは、通信ケーブル1
2によりパソコン13に接続されている。そして、各ヒ
ータ温度調節器1a〜1hによりそれぞれ設定温度にオ
ン・オフ制御される。そして、各ヒータ温度調節器1a
〜1hに接続される温度センサ7や各種ヒータ23〜2
8の断線等の異常はパソコン13の画面上に表示され
る。
【0017】上記したように本発明のヒータ温度調節器
1は、複数箇所に設置されたヒータ10毎に配設するも
ので、各ヒータ10の温度管理を低コストで行うことが
できるとともに、個々のヒータ10の異常や温度センサ
の異常を適確に判定することができる。また、異常検出
信号を無線通信方式で出力し、この異常検出信号を受信
して聴覚的若しくは視覚的に異常を報知することによ
り、複数のヒータの異常や温度センサの異常を一箇所で
総合的に監視し、異常発生に迅速に対処することができ
る。さらに、複数箇所に設置したヒータ10の全てをパ
ソコン13に接続することにより、各ヒータの温度管理
が容易となり、温度データ等の作成及び保存等が簡単に
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クレーム対応図である。
【図2】ヒータ温度調節器の概略ブロック図である。
【図3】ヒータ温度調節器を配設して温度管理を行う合
成樹脂製品の射出成形機を示したブロック図である。
【符号の説明】
1,1a〜1h...ヒータ温度調節器 2...CPU 3...シリアルインターフェースIC 4...制御信号出力回路 5...異常検出信号出力回路 7,100...温度センサ 8...赤色発光ダイオード 9...内蔵ブザー 10,101...ヒータ 13...パソコン 14...プリンタ 102...温度制御手段 103...温度データ記憶手段 104...異常検出手段 105,105a...報知手段 106...データ出力手段 107...無線通信手段
フロントページの続き Fターム(参考) 3K058 AA97 AA98 CA12 CA22 CA31 CA32 CA71 CB02 CF01 CF05 5H223 AA01 BB02 CC01 DD07 DD09 EE02 FF01 5H323 AA05 BB11 CA06 CB02 CB20 CB42 DA01 EE01 FF03 HH02 KK05 MM02 QQ02 QQ06 RR01 SS01 TT02 TT04 TT17

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数箇所に設置されたヒータ毎に配設さ
    れるもので、ヒータ温度を検出する温度センサの検出温
    度に基づいて、ヒータを設定温度に制御する温度制御手
    段と、温度センサの検出温度を所定の時間毎にサンプリ
    ングして記憶する温度データ記憶手段と、前記設定温度
    に対して閾値を設け、該閾値と温度センサの検出温度と
    を比較して異常を検出する異常検出手段と、該異常検出
    手段の異常検出信号に基づいて聴覚的若しくは視覚的に
    異常を報知する報知手段と、前記温度データ記憶手段に
    記憶した温度データを出力するデータ出力手段とから構
    成したことを特徴とするヒータ温度調節器。
  2. 【請求項2】 前記異常検出信号を無線通信手段で出力
    し、この異常検出信号を受信して聴覚的若しくは視覚的
    に異常を報知する報知手段を別途設けたことを特徴とす
    る請求項1に記載したヒータ温度調節器。
  3. 【請求項3】 パーソナルコンピュータに接続し、前記
    データ出力手段から出力される温度データを表示画面に
    表示するとともに、プリンタにより印刷するようにした
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載したヒー
    タ温度調節器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005238399A (ja) * 2004-02-27 2005-09-08 Murata Mach Ltd 多軸工作機械
CN110108320A (zh) * 2018-05-08 2019-08-09 国网湖南省电力有限公司 温湿度校验装置及其校验方法和加热驱潮装置

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