JP2003177149A - 静電容量検出回路、静電容量検出装置及びマイクロホン装置 - Google Patents

静電容量検出回路、静電容量検出装置及びマイクロホン装置

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正巳 八壁
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 微小な容量を正確に検出することができ、か
つ、小型化に適した静電容量検出回路を提供する。 【解決手段】 交流電圧発生器11と、非反転入力端子
が所定の電位(本例では、接地)に接続された第1演算
増幅器14と、ボルテージフォロワを構成する第2演算
増幅器16と、交流電圧発生器11と第1演算増幅器1
4の反転入力端子間に接続される抵抗(R1)12と、
第1演算増幅器14の反転入力端子と第2演算増幅器1
6の出力端子間に接続される抵抗(R2)13と、第1
演算増幅器14の出力端子と第2演算増幅器16の非反
転入力端子間に接続されるインピーダンス素子(コンデ
ンサ)15とを備える静電容量検出回路10であって、
被検出コンデンサ17は第2演算増幅器16の非反転入
力端子と所定の電位間に接続され、静電容量検出回路1
0と被検出コンデンサ17とは隣接した位置に設けられ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電容量を検出す
る回路及び装置等に関し、特に、微小な容量を高い精度
で検出する回路、装置及びマイクロホン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】静電容量検出回路の従来例として、静電
容量式変位計を挙げることができる(例えば、特許文献
1参照)。図8は、この静電容量検出回路を示す回路図
である。この検出回路では、電極90、91で形成され
る容量センサ92が、信号線93を介して演算増幅器9
5の反転入力端子に接続されている。そしてこの演算増
幅器95の出力端子と前記反転入力端子との間にコンデ
ンサ96が接続されるとともに、非反転入力端子に交流
電圧Vacが印加されている。また信号線93はシールド
線94によって被覆され、外乱ノイズに対して電気的に
遮蔽されている。そしてこのシールド線94は、演算増
幅器95の非反転入力端子に接続されている。出力電圧
Vdは、演算増幅器95の出力端子からトランス97を
介して取り出される。
【0003】この検出回路では、演算増幅器95の反転
入力端子と非反転入力端子とがイマージナリショートの
状態となり、反転入力端子に接続された信号線93と非
反転入力端子に接続されたシールド線94とは、互いに
ほぼ同電位となる。これによって、信号線93はシール
ド線94によってガーディングされ、つまり、両者9
3、94間の浮遊容量はキャンセルされ、浮遊容量に影
響されにくい出力電圧Vdが得られるというものであ
る。
【0004】
【特許文献1】特開平9−280806号公報(第2
図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術によれば、確かに容量センサ92の容量が
ある程度に大きいときは信号線93とシールド線94と
の間の浮遊容量に影響されない正確な出力電圧Vdを得
ることができるものの、数pFあるいはfF(フェムト
ファラッド)オーダー以下の微小な容量の検出において
は、誤差が大きくなってしまうという問題がある。
【0006】また、印加する交流電圧Vacの周波数によ
っては、演算増幅器95の内部のトラッキングエラー等
により、イマージナリショートの状態にある反転入力端
子と非反転入力端子の電圧間にも結果的に微妙な位相・
振幅のズレが発生し、検出誤差が大きくなってしまうと
いう問題もある。
【0007】一方、携帯電話機等に代表される軽量・小
型の音声通信機器においては、コンデンサマイクロホン
等の容量センサで検出した音声を、高感度かつ忠実に電
気信号に変換するコンパクトな増幅回路が求められてい
る。数pFあるいはfFオーダー以下の微小な容量又は
その変化を正確に検出することができるならば、極めて
高い感度で、かつ、忠実に音声を検出することが可能な
高性能なマイクロホンが実現され、携帯電話機等の音声
通信機器での音声のピックアップにおける性能が飛躍的
に向上される。
【0008】そこで、この発明は、このような状況に鑑
みてなされたものであり、微小な容量を正確に検出する
ことができ、かつ、軽量・小型の音声通信機器に使用さ
れるコンデンサマイクロホン等の容量センサの容量検出
に適した静電容量検出回路等を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る静電容量検出回路は、被検出コンデン
サの静電容量に対応する検出信号を出力する静電容量検
出回路であって、入力インピーダンスが高く電圧利得が
ほぼ1のボルテージフォロワと、容量性の第1インピー
ダンス素子と、演算増幅器と、前記演算増幅器に交流電
圧を印加する交流電圧発生器と、前記演算増幅器の出力
に接続される信号出力端子とを備え、前記ボルテージフ
ォロワの入力端子には前記被検出コンデンサの一端と前
記第1インピーダンス素子の一端とが接続され、前記演
算増幅器の負帰還路に前記第1インピーダンス素子及び
前記ボルテージフォロワが含まれ、前記被検出コンデン
サと前記静電容量検出回路とは隣接して設けられている
ことを特徴とする。
【0010】また、本発明に係る静電容量検出回路は、
被検出コンデンサの静電容量に対応する検出信号を出力
する静電容量検出回路であって、入力インピーダンスが
高く電圧利得がほぼ1のボルテージフォロワと、容量性
の第1インピーダンス素子と、演算増幅器と、前記演算
増幅器に交流電圧を印加する交流電圧発生器と、前記演
算増幅器の出力に接続される信号出力端子とを備え、前
記ボルテージフォロワの入力端子には前記被検出コンデ
ンサの一端と前記第1インピーダンス素子の一端とが接
続され、前記演算増幅器の負帰還路に前記第1インピー
ダンス素子及び前記ボルテージフォロワが含まれ、前記
被検出コンデンサと前記第1インピーダンス素子と前記
ボルテージフォロワとが近接して設けられていることを
特徴とする。
【0011】具体例としては、交流電圧発生器と、非反
転入力端子が所定の電位に接続された第1演算増幅器
と、ボルテージフォロワを構成する第2演算増幅器と、
第1演算増幅器の反転入力端子と第2演算増幅器の出力
端子間に接続される抵抗と、第1演算増幅器の出力端子
と第2演算増幅器の非反転入力端子間に接続されるコン
デンサと(第1インピーダンス素子)を備える静電容量
検出回路を構成し、被検出コンデンサは第2演算増幅器
の非反転入力端子と所定の電位間に接続し、静電容量検
出回路と被検出コンデンサとは隣接、又は、信号線の浮
遊容量が接続される素子の容量の最大の値の10倍を超
えないように短く近接した位置に設けておく。ここで、
所定の電位とは、ある基準電位、所定の直流電位、接地
電位またはフローティング状態のいずれかを指すもので
あり、実施の態様にあわせて最適なものが選択される。
なお、交流電圧発生器と第1演算増幅器の反転入力端子
間に接続される第2インピーダンス素子(抵抗)がさら
に設けられても良い。
【0012】このような構成によって、被検出コンデン
サに一定の電圧が印加されるとともに、その被検出コン
デンサに流れる電流のほとんど全てがコンデンサ(第1
インピーダンス素子)に流れ、信号出力端子からは、被
検出コンデンサの静電容量に対応した信号が出力され
る。
【0013】なお、静電容量検出回路と被検出コンデン
サとを接続する信号線へのノイズの混入や、その信号線
の浮遊容量の発生を低減させるために、被検出コンデン
サと静電容量検出回路とは可能な限り隣接した位置に設
けておく。または、被検出コンデンサと第1インピーダ
ンス素子とボルテージフォロワとが可能な限り近接した
位置に設けておく。ここで、本願明細書において、「近
接する」とは、信号線の浮遊容量が、被検出コンデンサ
の容量値又は容量性の第1インピーダンス素子の容量値
の大きい方の容量値に対して10倍を超えない状態にあ
ることをいう。これは、信号線の浮遊容量が、接続され
ている素子の容量値の一桁上の数値を超えない容量値と
したときに、本発明の静電容量検出回路は、検出感度の
大幅な悪化を防ぐことができるということが分かったも
のであり、これは経験的に得られたものである。この信
号線の浮遊容量は、被検出コンデンサと、第1インピー
ダンス素子と、ボルテージフォロワとを信号線に接続し
ない状態で、容量測定を行えば測定できる。そして、本
願明細書では、上記の近接した条件で隣り合って接して
いる状態を「隣接」という。
【0014】ここで、前記静電容量検出回路に加えて、
信号出力端子での信号を反転する反転増幅回路と、ボル
テージフォロワの出力信号と反転増幅回路の出力信号と
を加算する加算回路とを付加してもよい。また、コンデ
ンサ(第1インピーダンス素子)と並列に抵抗を接続し
ておいてもよい。
【0015】また、本発明の応用として、被検出コンデ
ンサは、容量の変化に応じて物理量を検出する容量型セ
ンサとし、静電容量検出回路は、プリント基板又はシリ
コン基板上に形成し、それら容量型センサと基板とを固
定する、もしくは、一体成形しているものが好ましい。
さらに具体例として、より好ましくは、被検出コンデン
サとして、コンデンサマイクロホンを採用し、静電容量
検出回路についてはICで実現し、それらコンデンサマ
イクとICとを一体化し、携帯電話機等に使用されるマ
イクロホンとして1つの筐体(シールドボックス)に収
めてもよい。このとき、コンデンサマイクロホンとIC
とは隣接した位置に固定し、導電性の板、配線パター
ン、ワイヤボンディング等で接続しておく。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態例につ
いて、図面を用いて詳細に説明する。 (第1の実施の形態)図1は、本発明の第1の実施の形
態における静電容量検出回路10の回路図である。な
お、本図では、この静電容量検出回路10に、検出対象
である被検出コンデンサ17(ここでは、コンデンサマ
イクロホン等、静電容量Csの変化を利用して各種物理
量を検出する容量型センサ)が接続されている。
【0017】この静電容量検出回路10は、交流電圧を
発生する交流電圧発生器11、抵抗(R1)12、抵抗
(R2)13、第1演算増幅器14、インピーダンス素
子(ここでは、容量Cfのコンデンサ)15及び第2演
算増幅器16から構成され、被検出コンデンサ17の静
電容量に対応する検出信号(電圧Vout)を信号出力端
子20から出力する。
【0018】交流電圧発生器11は、一端が所定の電位
(本例では接地)に接続され、他端(出力端子)から一
定の交流電圧(電圧Vin、角周波数ω)を発生してい
る。交流電圧発生器11の出力端子と第1演算増幅器1
4の反転入力端子との間には抵抗(R1)12が接続さ
れている。
【0019】第1演算増幅器14は、入力インピーダン
ス及び開ループゲインが極めて高い電圧増幅器であり、
ここでは、非反転入力端子が所定の電位(本例では接
地)に接続され、非反転入力端子及び反転入力端子がイ
マージナリショートの状態となっている。この第1演算
増幅器14の負帰還路、つまり、第1演算増幅器14の
出力端子から反転入力端子までの間に、コンデンサ1
5、第2演算増幅器16及び抵抗(R2)13がこの順
で直列に接続されている。
【0020】第2演算増幅器16は、その反転入力端子
と出力端子とが接続され、入力インピーダンスが極めて
高く、出力インピーダンスが極めて低い、電圧ゲインが
ほぼ1のボルテージフォロワを構成している。この第2
演算増幅器16の非反転入力端子21には、信号線又は
プリント基板上の配線パターン等の導電体を介して、被
検出コンデンサ17の一端が接続され、一方、被検出コ
ンデンサ17の他端は、所定の電位(本例では接地)に
接続されている。第1演算増幅器14の出力端子には、
この静電容量検出回路10の出力信号、つまり、被検出
コンデンサ17の容量に対応した検出信号を出力するた
めの信号出力端子20が接続されている。
【0021】なお、被検出コンデンサ17と静電容量検
出回路10との接続について、不要な浮遊容量が検出誤
差として加算されたり、外乱ノイズが混入したりするこ
とを避けるために、可能な限り短い導電体(ケーブル、
銅箔の配線パターン、接続端子など)で接続するのが好
ましい。さらに、可能ならば、外乱ノイズに対する遮蔽
を強化するために、被検出コンデンサ17及び静電容量
検出回路10全体を接地されたシールド部材で覆った
り、シールドボックス内に収納するのが好ましい。
【0022】以上のように構成された静電容量検出回路
10の動作は以下の通りである。抵抗(R1)12、抵
抗(R2)13及び第1演算増幅器14等から構成され
る反転増幅回路に着目すると、第1演算増幅器14の両
入力端子がイマージナリショートの状態となって同電位
(例えば、0V)であり、かつ、その入力インピーダン
スが極めて高く、電流が流れないことから、抵抗(R
1)12を流れる電流は、Vin/R1となり、その全てが
抵抗(R2)13を流れるので、第2演算増幅器16の
出力電圧をV2とすると、 Vin/R1=−V2/R2 が成り立つ。これを整理することにより、第2演算増幅
器16の出力電圧V2は、 V2=−(R2/R1)・Vin (式1) となる。また、第2演算増幅器16はボルテージフォロ
ワを構成し、その両入力端子がイマージナリショートの
状態にあり、入力電圧(非反転入力端子21の電圧)V
1と出力電圧(反転入力端子及び出力端子22での電
圧)V2は等しくなるので、その入力電圧V1は、 V1=V2 (式2) が成り立つ。すなわち、第1演算増幅器14は利得を充
分に取るためのものであり、非反転入力を所定の電位に
接続することにより、その動作の安定性を向上させてい
る。また第2演算増幅器16の利得は1であり、反転入
力と出力の電圧が決まっているため、非反転入力の電圧
が決定されている。このように、利得を充分に獲得する
ためのアンプと電圧を決定するためのアンプとを分割し
ているために、それぞれの安定性が向上し、演算誤差の
大幅な低減を実現することができている。
【0023】さて、コンデンサ15を被検出コンデンサ
17に向かって流れる電流をiとすると、第2演算増幅
器16の入力インピーダンスが極めて高いことから、そ
の電流iの全てが被検出コンデンサ17に流れるので、
電流iは、jωCs・V1となり、信号出力端子20か
ら出力される検出信号の電圧Voutは、 となる。上記式1と式2とから、V2を消去すると、 V1=−(R2/R1)・Vin (式4) が得られ、このV1を上記式3に代入すると、 Vout=−(1+Cs/Cf)・(R2/R1)・Vin (式5) が得られる。
【0024】この式5から分かるように、静電容量検出
回路10の信号出力端子20から出力される検出信号の
電圧Voutは、被検出コンデンサ17の容量Csに依存し
た値となる。従って、この電圧Voutに対して種々の信
号処理を施すことによって、容量Csを特定することが
できる。また、この式5には角周波数ωが含まれていな
いことから分かるように、この検出信号の電圧Vout
は、交流電圧発生器11からの交流信号Vinの周波数及
び被検出コンデンサ17の周波数の変化に依存しない。
これによって、被検出コンデンサ17に印加される交流
電圧の周波数に依存することなく、被検出コンデンサ1
7の容量を検出することができる(回路での周波数依存
特性を有しない)静電容量検出回路が実現される。した
がって、コンデンサマイクロホン等、容量値がある周波
数(音声帯域)で変化するような被検出コンデンサ17
に対して、検出された信号を周波数補正することなく、
その電圧値から直接、容量値を特定することが可能とな
る。
【0025】また、本実施の形態の静電容量検出回路1
0では、コンデンサ15及び被検出コンデンサ17に電
流を供給している第1演算増幅器14は、その非反転入
力端子が所定の電位に接続され、固定化されている。し
たがって、図8に示される従来の回路における演算増幅
器95と異なり、第1演算増幅器14は、入力される交
流信号の周波数等に依存することなく、ノイズの少ない
安定した電流をコンデンサ15及び被検出コンデンサ1
7に供給するので、被検出コンデンサ17の微小な容量
の検出が可能となる。
【0026】なお、本発明に関する実験によれば、図1
の静電容量検出回路において、例えば、Cs(被検出コ
ンデンサ:本実施の形態ではマイクロホン)の元々の静
電容量が20pFのときに、信号線の浮遊容量が200
pFを越すと、かなり検出感度が悪化した。また、前記
Csについて、いくつかの別の静電容量値で確認したと
ころ、同じ傾向の結果を得た。また、第1インピーダン
ス素子である容量Cfと被検出コンデンサCsとは、こ
の回路中ではともに信号線に接続された容量素子であ
り、どちらの素子についてみても計算上は前記と同じ結
果をもたらすものと見られる。これらの実験結果及び経
験から、信号線の浮遊容量が、当該Cs又はCfの容量
値の一桁上の値を越えないように、被検出コンデンサと
第1インピーダンス素子とボルテージフォロワとを近接
させると良好な検出感度が得られることが分かった。
【0027】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態例における静電容量検出回路について説明
する。図2は、第2の実施の形態における静電容量検出
回路30の回路図である。この静電容量検出回路30
は、大きく分けて、図1に示された静電容量検出回路1
0に相当するコア部31、そのコア部31の信号出力端
子20での信号電圧V01を入力として反転する反転部3
2、及び、その反転部32の出力端子23での信号電圧
V03とコア部31の交流出力端子22での信号電圧V02
とを加算し、出力端子24に電圧V04の検出信号を出力
する加算部33から構成される。
【0028】コア部31は、図1に示された静電容量検
出回路10と同一の回路である。したがって、コア部3
1の信号出力端子20の電圧V01は、上記式5より、 V01=−(1+Cs/Cf)・(R2/R1)・Vin (式6) となり、コア部31の交流出力端子22の電圧V02は、
上記式1より、 V02=−(R2/R1)・Vin (式7) となる。
【0029】反転部32は、可変抵抗(R4)40、抵
抗(R5)41、可変抵抗(R6)42、コンデンサ43
及び演算増幅器44を備えた反転増幅回路であり、電圧
利得が−1で、かつ、その出力端子23での信号V03の
位相がコア部31の交流出力端子22での信号V02と同
一になるように、可変抵抗(R4)40及び可変抵抗
(R6)42の抵抗値が調整されている。したがって、
この反転部32の入力電圧V01と出力電圧V03とは、理
想的に以下の関係が成り立っている。 V03=−V01 (式8) 加算部33は、抵抗値の等しい3つの抵抗(R7)4
5、抵抗(R8)46及び抵抗(R9)47が演算増幅器
48に接続された加算器である。つまり、2つの入力信
号の電圧V02及びV03と、出力電圧V04とは、以下の関
係が成り立つ。 V04=−(V02+V03) (式9) この式9に、上記式8を代入してV03を消去した後に、
上記式6及び式7を代入すると、 V04=V01−V02 =−(Cs/Cf)・(R2/R1)・Vin (式10) が成り立つ。つまり、この静電容量検出回路30の出力
端子24から出力される検出信号の電圧V04は、容量値
Csに比例することが分かる。よって、この電圧V04に
基づいて、種々の信号処理を施すことで、未知の容量値
Cs又は容量変化を容易に特定することができる。
【0030】この式10と第1の実施の形態例における
検出信号の電圧Voutを示す式5とを比較して分かるよ
うに、第2の実施の形態例における静電容量検出回路3
0で得られる検出信号は、第1の実施の形態例と異な
り、被検出コンデンサ17の容量に比例する成分だけを
含み、不要なオフセット分(被検出コンデンサ17に依
存しない電圧)を含んでいない。したがって、第2の実
施の形態例における検出信号から被検出コンデンサ17
の容量又は容量変化を特定する信号処理は、簡易なもの
で済む。なお、本例では、V03=−V01となる例で説明
したが、本発明は、これに限定されるものではない。容
量センサの種類により、V03=k・V01(kは反転増幅
部の増幅率)として、出力電圧V04が、 V04={k・(Cs/Cf)+(k+1)}・(R2/R
1)・Vin となるように設定してもよい。
【0031】図3は、上記第1及び第2の実施の形態例
における静電容量検出回路の電子機器への応用例を示す
図である。ここでは、コンデンサマイクロホンと静電容
量検出回路とが一体化された、携帯電話機等に用いられ
るマイクロホン50の断面図が示されている。このマイ
クロホン50は、音孔52を有する蓋体51と、音によ
って振動する振動膜53と、振動膜53を固定している
リング54と、スペーサ55aと、スペーサ55aを介
して振動膜53と対抗して設けられた固定電極56と、
固定電極56を支持する絶縁板55bと、絶縁板55b
の裏面に固定された上記施の形態の静電容量検出回路が
形成されたICチップ58と、ICチップ58をモール
ドしているICパッケージ59と、ICチップ58とワ
イヤボンディング、コンタクトホール等で接続された外
部電極61a、61b等とから構成される。
【0032】コンデンサを形成している一方の電極であ
る振動膜53は、所定の電位(本例では、接地)に接続
され、他方の電極である固定電極56は、アルミニウム
板やワイヤボンディングコンタクトホール等の導電体を
介してICチップ58の回路に接続されている。振動膜
53と固定電極56とからなるコンデンサの容量又はそ
の変化は、絶縁板55bを介して隣接するICチップ5
8内の静電容量検出回路によって検出され、電気信号に
変換されて、外部電極61a、61b等から出力され
る。なお、蓋体51は、アルミニウム等の金属からな
り、絶縁基板60の上面に形成された導電膜(図示せ
ず)とともに、内部のコンデンサ53、56やICチッ
プ58への外乱ノイズの侵入を遮蔽するシールドボック
スとしての役割を果たしている。また本例では、固定電
極56と回路とを接続し、振動膜53を所定の電位に接
続しているが、振動膜53と回路とを接続し、固定電極
56を所定の電位に接続してもよい。ただし、経験的に
は前者の方が好ましい。
【0033】図4は、図3に示されたマイクロホン50
の概略的な外観図である。図4(a)は平面図、図4
(b)は正面図、図4(c)は底面図である。図4
(a)、(b)に示された蓋体51の大きさは、例え
ば、およそφ5mm×高さ2mmである。図4(c)に
示された4つの外部電極61a〜61dは、例えば、静
電容量検出回路の電源用の2つの端子と、出力信号用の
2つの端子である。
【0034】このような応用例においては、被検出コン
デンサ(ここでは、コンデンサマイクロホン)と静電容
量検出回路(ここでは、ICチップ)とは隣接して設け
られ、信号線は極めて短く、その浮遊容量がコンデンサ
マイクロホンか回路内の第1インピーダンス素子のいず
れか大きい方の容量値の10倍を超えないような長さの
導電体によって接続されている。そして、それらの部品
は、金属製の蓋体等のシールド部材で覆われている。し
たがって、このような応用例においては、被検出コンデ
ンサと静電容量検出回路とを接続する信号線(導電体)
に混入する外乱ノイズ等の悪影響については無視するこ
とができると考えられる。
【0035】つまり、このような小型のマイクロホンに
おいては、被検出コンデンサと静電容量検出回路とは極
めて短い導電体で接続されるので、その間をシールド付
きケーブルで接続したり、そのシールドにガード電圧を
印加するための特殊な回路を設けることは、却って、回
路規模を大きくし、回路のコンパクト化を妨げる。した
がって、被検出コンデンサと静電容量検出回路とは、非
シールドの(シールドされていない)導電板、配線パタ
ーン、ワイヤボンディング、リード線等により、最短経
路を接続するのが好ましい。他のマイクロホンの例とし
て、図5及び図6に、回路を基板にのせたものを示す。
図3の静電容量検出回路が基板62に搭載された以外は
基本的に同じである。
【0036】以上、本発明に係る静電容量検出回路につ
いて、2つの実施の形態例及び製品への応用例に基づい
て説明したが、本発明は、これらの実施の形態例及び応
用例に限定されるものではない。
【0037】例えば、静電容量検出回路10及び30に
おいて、被検出コンデンサ17に流れる電流を検出する
ために、第1演算増幅器14と第2演算増幅器16との
間に、コンデンサ15が接続されたが、抵抗やインダク
タンス等のインピーダンス素子を接続することも考慮可
能である。
【0038】また、図7に示されるように、上記実施の
形態における静電容量検出回路10及び30におけるコ
ンデンサ15と並列に抵抗18を付加して接続してもよ
い。これによって、コンデンサ15と被検出コンデンサ
17との接続点は、抵抗18を介して第1演算増幅器1
4の出力端子と接続されることになり、直流的にフロー
ティング状態となることが解消され、電位が固定され
る。
【0039】また、被検出コンデンサ17として接続さ
れる容量型センサは、コンデンサマイクロホンだけに限
られず、加速度センサ、地震計、圧力センサ、変位セン
サ、変位計、近接センサ、タッチセンサ、イオンセン
サ、湿度センサ、雨滴センサ、雪センサ、雷センサ、位
置合わせセンサ、接触不良センサ、形状センサ、終点検
出センサ、振動センサ、超音波センサ、角速度センサ、
液量センサ、ガスセンサ、赤外線センサ、放射線セン
サ、水位計、凍結センサ、水分計、振動計、帯電セン
サ、プリント基板検査機等の公知の容量型センサなど、
静電容量の変化を利用して各種物理量を検出する全ての
トランスデューサ(デバイス)が含まれる。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る静電容量検出回路、静電容量検出装置及びマイク
ロホン装置は、抵抗を介して演算増幅器に交流電圧を印
加し、信号線に被検出コンデンサを接続することで、被
検出コンデンサの容量を検出している。つまり、非反転
入力端子を所定の電位に接続した演算増幅器の出力端子
とボルテージフォロワの入力端子間にコンデンサを接続
するとともに、ボルテージフォロワの入力端子と所定の
電位間に被検出コンデンサを接続している。
【0041】これによって、被検出コンデンサに流れる
電流の全てがコンデンサに流れ、演算増幅器の出力端子
には被検出コンデンサの容量に対応する正確な信号が出
力されることとなり、数pFあるいはfFオーダー以下
の微小な容量の検出が可能となる。
【0042】そして、演算増幅器の非反転入力端子は所
定の電位に接続され、入力端子の一方の電位が固定され
るので、演算増幅器は安定して動作し、演算誤差が低減
し、検出信号に含まれるノイズが抑制される。
【0043】また、演算増幅器とボルテージフォロワと
の間にコンデンサが接続されているので、演算増幅器に
印加される交流電圧の周波数に依存せず、被検出コンデ
ンサの容量変化の周波数にも依存しない検出感度が確保
される。さらに、演算増幅器とボルテージフォロワとの
間に抵抗を接続した場合におけるその抵抗からの熱雑音
によるS/N比の劣化という問題も生じない。
【0044】なお、この静電容量検出回路と被検出コン
デンサとを隣接した位置に設けておくか、又は、信号線
に接続される回路素子を近接して設けることで、この間
を接続するシールドケーブルや、そのケーブルで発生す
る浮遊容量をキャンセルする特殊な回路等は不要とな
る。
【0045】ここで、前記静電容量検出回路に、信号出
力端子での信号を反転する反転増幅回路と、ボルテージ
フォロワの出力信号と反転増幅回路の出力信号とを加算
する加算回路とを付加してもよい。これによって、静電
容量検出回路の出力信号に含まれる不要なオフセット成
分が除去され、被検出コンデンサの容量に対応する正味
の信号を大きく増幅することができる。
【0046】また、被検出コンデンサをコンデンサマイ
クロホンとし、静電容量検出回路についてはICで実現
し、それらコンデンサマイクホンとICとを一体化し、
携帯電話機等に使用されるマイクロホンとして1つの筐
体(シールドボックス)に収めることで、コンデンサマ
イクロホンと静電容量検出回路とは極めて隣接した位置
に配置されるので、被検出コンデンサと静電容量検出回
路とを接続するための径の大きなシールドケーブルやガ
ード電圧を印加するための特殊な回路等が不要となる。
【0047】さらに、本発明に係る静電容量検出回路
は、被検出コンデンサに電流を流すことによって容量を
検出しているので、エレクトレットコンデンサマイクロ
ホン等のように、被検出コンデンサの電極に高分子フィ
ルム等を貼り付けてエレクトレット化する必要がなく、
通常の静電容量型センサに適用することができる。
【0048】以上のように、本発明により、使用環境の
限定も少なくなり、微小な容量を正確に検出することが
でき、かつ、小型化に適した静電容量検出回路等が実現
され、特に、携帯電話機等の軽量・小型の音声通信機器
の音声性能が飛躍的に向上され、その実用的価値は極め
て高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における静電容量検
出回路の回路図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態における静電容量検
出回路の回路図である。
【図3】本発明の静電容量検出回路の電子機器への応用
例を示す図(マイクロホンの断面図)である。
【図4】図3に示されたマイクロホンの概略的な外観図
であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底
面図である。
【図5】マイクロホンの他の一例の断面図である。
【図6】図5に示されたマイクロホンの概略的な外観図
であり、(a)は平面図、(b)は正面図である。
【図7】本発明の他の実施の形態における静電容量検出
回路の回路図である。
【図8】従来の静電容量検出回路の回路図である。
【符号の説明】
10、30 静電容量検出回路 11 交流電圧発生器 12、13、18、41、45〜47 抵抗 14 第1演算増幅器 15 コンデンサ(インピーダンス素子) 16 第2演算増幅器 17 被検出コンデンサ 20 信号出力端子 21 第2演算増幅器の非反転入力端子 22 交流出力端子 23 反転部の出力端子 24 静電容量検出回路の出力端子 31 コア部 32 反転部 33 加算部 40、42 可変抵抗 43 コンデンサ 44、48 演算増幅器 50 マイクロホン 51 蓋体 52 音孔 53 振動膜 54 リング 55a スペーサ 55b 絶縁板 56 固定電極 58 ICチップ 59 ICパッケージ 60 絶縁基板 61a〜61d 外部電極 62 回路基板

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検出コンデンサの静電容量に対応する
    検出信号を出力する静電容量検出回路であって、 入力インピーダンスが高く電圧利得がほぼ1のボルテー
    ジフォロワと、容量性の第1インピーダンス素子と、演
    算増幅器と、前記演算増幅器に交流電圧を印加する交流
    電圧発生器と、前記演算増幅器の出力に接続される信号
    出力端子とを備え、 前記ボルテージフォロワの入力端子には前記被検出コン
    デンサの一端と前記第1インピーダンス素子の一端とが
    接続され、 前記演算増幅器の負帰還路に前記第1インピーダンス素
    子及び前記ボルテージフォロワが含まれ、 前記被検出コンデンサと前記静電容量検出回路とは隣接
    して設けられていることを特徴とする静電容量検出回
    路。
  2. 【請求項2】 被検出コンデンサの静電容量に対応する
    検出信号を出力する静電容量検出回路であって、 入力インピーダンスが高く電圧利得がほぼ1のボルテー
    ジフォロワと、容量性の第1インピーダンス素子と、演
    算増幅器と、前記演算増幅器に交流電圧を印加する交流
    電圧発生器と、前記演算増幅器の出力に接続される信号
    出力端子とを備え、 前記ボルテージフォロワの入力端子には前記被検出コン
    デンサの一端と前記第1インピーダンス素子の一端とが
    接続され、 前記演算増幅器の負帰還路に前記第1インピーダンス素
    子及び前記ボルテージフォロワが含まれ、 前記被検出コンデンサと前記第1インピーダンス素子と
    前記ボルテージフォロワとが近接して設けられているこ
    とを特徴とする静電容量検出回路。
  3. 【請求項3】 前記静電容量検出回路は、さらに、前記
    第1インピーダンス素子と並列に接続される抵抗素子を
    含むことを特徴とする請求項1又は2記載の静電容量検
    出回路。
  4. 【請求項4】 前記交流電圧発生器と前記演算増幅器と
    の間に備えられる第2インピーダンス素子をさらに含む
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の
    静電容量検出回路。
  5. 【請求項5】 前記静電容量検出回路は、さらに、 前記信号出力端子での信号を反転する反転増幅回路と、 前記ボルテージフォロワの出力信号と前記反転増幅回路
    の出力信号とを加算する加算回路とを備えることを特徴
    とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の静電容量検
    出回路。
  6. 【請求項6】 前記被検出コンデンサの一端と前記ボル
    テージフォロワの入力端子とは非シールドの導電体で接
    続されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項
    に記載の静電容量検出回路。
  7. 【請求項7】 前記被検出コンデンサ及び前記静電容量
    検出回路は、1つのシールドボックス内に収納されてい
    ることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載
    の静電容量検出回路。
  8. 【請求項8】 容量の変化に応じて物理量を検出する前
    記被検出コンデンサとして容量型センサと、 プリント基板又はシリコン基板上に形成され、前記容量
    型センサに固定して設けられている請求項1〜7のいず
    れか1項に記載の静電容量検出回路とを備えることを特
    徴とする静電容量検出装置。
  9. 【請求項9】 前記被検出コンデンサとしてのコンデン
    サマイクロホンと、 請求項1〜7のいずれか1項に記載の静電容量検出回路
    とを備えることを特徴とするマイクロホン装置。
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