JP2003176998A - 装甲性に優れた防弾カプセルと走行部が合体する装甲車 - Google Patents

装甲性に優れた防弾カプセルと走行部が合体する装甲車

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JP2003176998A JP2001374586A JP2001374586A JP2003176998A JP 2003176998 A JP2003176998 A JP 2003176998A JP 2001374586 A JP2001374586 A JP 2001374586A JP 2001374586 A JP2001374586 A JP 2001374586A JP 2003176998 A JP2003176998 A JP 2003176998A
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豊治 會田
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    • F41WEAPONS
    • F41HARMOUR; ARMOURED TURRETS; ARMOURED OR ARMED VEHICLES; MEANS OF ATTACK OR DEFENCE, e.g. CAMOUFLAGE, IN GENERAL
    • F41H7/00Armoured or armed vehicles
    • F41H7/02Land vehicles with enclosing armour, e.g. tanks

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aiming, Guidance, Guns With A Light Source, Armor, Camouflage, And Targets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】狭小な地上、断崖、地中及び建物内部または火
中、雪中、戦闘などにおいて、火災による爆発、雪崩に
よる埋没、被弾と爆発などを恐れず、装甲車と乗員が安
全且つ機動的にパトロール、救出活動、偵察活動、誘導
活動または戦闘できる装甲車を提供する。 【解決手段】防弾カプセル1、走行部2及び複数の円錐
体が一体的または部分的に、合体または分離構成できる
装甲車であって、防弾カプセル1の被弾による防弾性を
高めるために、形状を球体、円柱体または円錐体を基本
とし、走行部を内燃エンジン2cと電動モータ2dによ
る2方式駆動を装備して前記の防弾カプセル1と合体ま
た分離走行を自在とし、防弾カプセル1の外部水平面ま
たは頭部に取付ける円錐体に、掘削機、消火銃、小火器
及び重火器3a、ウインチ3c及び照準器などを選択装
備して活動できるようにし、更に防弾カプセルを2重に
してジャイロ機能有し、その空間層に水を貯水した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、装甲と装甲車に関
する。特に装甲性に優れた防弾カプセルと走行部が合体
する装甲車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、装甲車は、広大な地上での警備及
び戦闘に対応するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】狭小な地上、断崖、地
中及び建物内部などで、火災による爆発、雪による雪
崩、被弾などを恐れずに装甲車及び乗員が安全且つ機動
的に消火作業、パトロール、火中、雪中及び人質などの
救出活動、偵察活動、誘導活動または戦闘できるように
する。
【0004】そこで、事件の発生現場に支援母体とする
高機動車またはヘリコプターに装甲車を積載し急行でき
る体制で、素早く臨機応変に前述の活動ができるように
する。
【0005】それには装甲車の主たる防弾カプセルは、
まず第1に爆力・爆熱・爆風に耐える高強度の合金鋼を
利用したカプセルとし、砲弾の直撃の受けにくい形状に
する。またスペースド装甲として水の導入を図り一段と
防弾性を高める。第2に高機動車またはヘリコプターな
どの支援母体を利用した装甲車の移動、展開、回収がし
やすいように軽量化と小型化を図る。第3に装甲車の移
動展開が速やかに対処するために、a:ヘリコプターか
ら乗員を乗せた装甲車を空中投下による地上、地中また
は建物内部に侵入できるように装甲車に掘削推進機を装
備する。b:高機動車及びヘリコプターから電源供給な
どを受け装甲車が自在に活動できるようにする。c:防
弾カプセルと走行部の合体と分離による活動が簡便にで
きるようにする。d:走行部を分離し、防弾カプセルに
よる自立輪転移動、またはウインチ及びチエーンまたは
ワイヤーの先端に取り付けられるアンカーの撃ち込み固
定による巻き揚げ移動ができるようにする。などの多様
な活動手段を装備して対処できるものとする。
【0006】それと、特に人通りの多いステーションな
どでパトロールする必要性のある場合、小火器及び重火
器を露出しない、流れ弾防止パッドで被覆した、やさし
い装甲車を局所配置し、緊急時に速やかに展開して活動
できるようにする。
【0007】本発明は、従来のパトロール、救出活動ま
たは戦闘に関して困窮な実情に着目して考案なされたも
のであって、万が一、事件の発生に対しても迅速な解決
を図り、再発の未然防止できる生命と財産の安全確保を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の装甲性に
優れた防弾カプセルと走行部が合体する装甲車は、防弾
カプセル、走行部及び複数の円錐体が一体的または部分
的に、合体または分離構成できる装甲車であって、防弾
カプセルが被弾による防弾性を高めるために形状を球
体、円柱体または円錐体を基本とし、走行部を内燃エン
ジンと電動モータによる2方式駆動を装備して前記の防
弾カプセルと合体また分離走行を自在とし、円錐体を防
弾カプセルの前部、後部または上部に必要に応じて取り
付け可能とし、更に防弾カプセル及びその支持皿と走行
部の間の合体箇所において、回転機能を装備しているこ
とを特徴とする装甲性に優れた防弾カプセルと走行部が
合体する装甲車
【0009】上記によると、狭小な地上、断崖、地中及
び建物内部においての機動的な活動をするには、防弾カ
プセル及び円錐体と走行部を合体及び分離して、小型化
と軽量化を図る。それに伴う防弾性の低下を解消する方
法として、最小限の材料で最大の効果が得られることを
基本に、まず第1に、砲弾による直撃の的が鋭角にまた
中心部との一致が難しいように曲面を有する球体、円柱
体及び円錐体の形状の装甲板で構成し、また本体全体面
の回転機能によって被弾直撃回避の装甲の作用を成す。
【0010】請求項2記載の装甲性に優れた防弾カプセ
ルと走行部が合体する装甲車は、前記請求項1の円錐体
に、掘削装置、ドリル、放水銃、小火器、重火器、ウイ
ンチ及び照準器などを装備することができる。また円錐
体は、外周面において回転することによって突起して掘
削推進作用する掘削刃を取り付け、掘削機駆動部によっ
て円錐体が回転し、防弾カプセルと一体となって掘削に
よる移動活動ができることを特徴とする装甲性に優れた
防弾カプセルと走行部が合体する装甲車。
【0011】上記によると、緊急事態による建物内部の
侵入、または偵察活動及び誘導活動するための前線基地
を速やかに安全な地中及び断崖に、装甲車である防弾カ
プセルを埋設するために、掘削装置を装備する構造であ
る他、孔を開けるドリル、消火作業で放水する放水銃、
砲弾を発射する小火器及び重火器、ワイヤーを巻き揚げ
るウインチ、銃撃・砲撃のねらいを定める照準器を選択
装備するスペースである。
【0012】請求項3記載の装甲性に優れた防弾カプセ
ルと走行部が合体する装甲車は、前記請求項1、2の装
甲車が高機動車またはヘリコプターからの支援母体とす
る方法によって、事件現場へ急行して活動するための運
搬、展開、回収において、吊り下げを兼ねた複合ケーブ
ルを利用とする電源、通信回線、水または酸素の供給を
受けることができることを特徴とする装甲性に優れた防
弾カプセルと走行部が合体する装甲車。
【0013】上記によると、難場所である狭小な地上、
断崖、地中及び建物内部などに突入する場合、小型化と
軽量化の有利性を活用して行動するための母体支援を仰
ぎ、また防弾カプセルと走行部を一時的に分離し、ある
時には必要に応じて両者合体を繰り返して、小回りの活
動を可能にするための母体支援を仰ぐものである。それ
には、ケーブルをチェーンまたはワイヤーに電源、通信
回線、水、酸素の各パイプを一体化した複合ケーブルに
して、前記の活動において、自立活動及び支援活動の切
り替えがスムーズでき、時間的猶予の許されない救出活
動、偵察活動、誘導活動、消火作業または臨戦において
臨機応変に、母体支援と装甲車の連結作用を成す。
【0014】請求項4記載の装甲性に優れた防弾カプセ
ルと走行部が合体する装甲車は、前記請求項1、2、3
の防弾カプセル内側の内部に、更に1個の内部カプセル
を設けた2重カプセルにし、前記防弾カプセル内側にジ
ャイロリングレールを配置し、そこに水平回転軸と垂直
回転軸にローラを取り付けて支点とする、乗員の一定姿
勢を保つジャイロ機能と姿勢を制御するジャイロブレー
キの装置をそれぞれ有することを特徴とする装甲性に優
れた防弾カプセルと走行部が合体する装甲車。
【0015】上記によると、内部カプセルの水平と垂直
な姿勢を一定に保つもので、、狭小な地上、断崖、地中
及び建物内部などで、カプセル本体が輪転して水平と垂
直バランスを失い、一方に傾いた時に、自動的に軌道修
正の作用をする装置である。またジャイロ機能は、通
常、ジャイロブレイキによって固定し、移動する時など
においてジャイロブレーキを解除して移動する。
【0016】請求項5記載の装甲性に優れた防弾カプセ
ルと走行部が合体する装甲車は、前記請求項1、2、
3、4の防弾カプセルの内側と内部カプセルの間の空間
層に、水を貯水できることを特徴とする装甲性に優れた
防弾カプセルと走行部が合体する装甲車。
【0017】上記によると、水の働きによって、火災に
よる高温または砲弾の爆熱に対し防弾カプセルの装甲版
に与える温度の影響を少なくする作用を成す。
【0018】請求項6記載の装甲性に優れた防弾カプセ
ルと走行部が合体する装甲車は、前記請求項1、2、
3、4、5の装甲車に、エンジン、電動モータ、バッテ
リー、掘削装置、照準器、複合ケーブル、放水銃、小火
器、重火器、太陽電池による出力機関、ウインチ、アン
カー、呼吸装置、換気装置、気圧調整装置、乗員保護用
エアーバック、折りたたみ車輪、格納庫(弾薬、燃料、
食料、消火器、衛生器具、給水)などを選択して装備で
きることを特徴とする装甲性に優れた防弾カプセルと走
行部が合体する装甲車。
【0019】上記によると、予期しない、多様な事件に
対応するために、カプセルで乗員が安全に、救出活動、
偵察活動、誘導活動、消火作業または臨戦するに必要な
装備機器であって、発生事件に応じた選択をして幅の広
い用途としての装甲車の作用を成す。
【0020】請求項7記載の装甲性に優れた防弾カプセ
ルと走行部が合体する装甲車は、前記請求項1、2、
3、4、5、6の防弾カプセル及び円錐体外部に、特に
パトロールなどの場合において、流れ弾防止のための被
弾を吸着する弾性体を被覆できる構造であることを特徴
とする装甲性に優れた防弾カプセルと走行部が合体する
装甲車。
【0021】上記によると、事件現場に多数の人が混在
している場合の救出活動または臨戦する場合において、
流れ弾による犠牲者を防止するための安全対策の装備で
ある。例えば、2次元及び3次元の高強度の繊維織物を
空間層の大きいハニカム構造によって弾性化したものを
用いて、装甲車を被覆して流れ弾防止の作用を成す。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る装甲性に優れ
た防弾カプセルと走行部が合体する装甲車の実施の形態
を図面を参照にして説明する。
【0023】図1、図2及び図3において、本発明の実
施の形態を示す装甲車の側面図とその内部の構成を示す
説明図である。防弾カプセル1は、高強度な合金鋼及び
セラミックスなどを用いた複合装甲板で構成され乗員1
人から3人で使用されるものであって、防弾カプセル1
内部には、操縦室1b前部にハンドル及び操作レバーの
他、計器類1c、監視窓1d、ハッチ1iが配置され、
側部に乗降ハッチ1hを有する。中央部の操縦席1eの
下部に格納庫(A)1fと格納庫(B)1gを設け両者
の格納庫にそれぞれ弾薬、燃料、食料、消火器、衛生器
具及び給水器などを選択格納する他、通信機器、バッテ
リー、換気装置、気圧調整装置、呼吸装置、乗員保護用
エアーバック、折りたたみ格納車輪なども格納配備する
スペースである。
【0024】走行部2と防弾カプセル1は、防弾カプセ
ルの回転支持皿2aによって電磁力及び図示してないピ
ンでロックされ、合体連結し分離も可能とし、360度
自在に水平回転及び傾斜回転される。主たる装甲車の活
動の電源供給は2つの選択方法を有し、その1が自立に
よる内燃エンジン2cとする走行駆動と自家利用の電源
供給。その2が支援母体による高機動車及びヘリコプタ
ーから複合ケーブルによって電源供給されて電動モータ
2dで走行駆動する。またバッテリを積載した場合もそ
の代替電源供給によって電動モータ2dで走行駆動と自
家利用の電源供給されることもできる構造である。
【0025】円錐体(A)3は、小火器及び重火器3
a、掘削機駆動部3b、ウインチ3c及び掘削刃3dで
構成される。小火器及び重火器3aは操縦室1bから選
択によって砲弾の自動連射できる構成である。掘削装置
は、掘削機駆動部3bが、走行部に配備のいずれかの内
燃エンジン2c若しくは支援母体から電源供給を受けて
円錐体を駆動する構造である。建物内部または地中に侵
入する際の硬い場合、小火器及び重火器3aで爆破しな
がら貫徹侵入を図ることもできる構造である。また装甲
車としての活用方法が消火作業の場合、図示しない消火
銃を小火器及び重火器3aから装備転換できる構造であ
る。
【0026】ウインチ3cの活用においては、防弾カプ
セル1から走行部2を分離し、前記防弾カプセル1本体
が独自で自立移動する時に活用されるものである。例え
ば、建物内部の1階から2階に移動する場合、またその
逆である2階から1階に移動する場合、更にまた地中か
ら地上に移動する場合に、円錐体においてアンカー付き
ワイヤを図示しないランチャーから発射し、移動先方向
の固定物体にアンカーを撃ち込み、そのワイヤをウイン
チ3cで巻き揚げて移動できる構造である。
【0027】図4によると、リップ溝型であるジャイロ
リングレール6aを防弾カプセル内側の所に配設し、水
平回転軸6b端部をベアリングで固定し、垂直回転軸6
cの両端部にローラを取付けたもの複数個を、内部カプ
セル総荷重に応じて、それぞれ配設される。他に図示し
ないジャイロブレーキが、ジャイロリングレール内で装
備される構造である。
【0028】また、防弾カプセル1と内部カプセルの空
間層に水が貯水されていることを示す。水は、球体空間
層に満たされて火中または爆熱に対して装甲板の急激な
温度上昇を抑制する構造である。
【0029】図5は、ヘリコプター支援母体とする走行
部を分離した装甲車を空中投下し、建物内部の救出活動
をしている状態を示す説明図である。装甲車を構成する
防弾カプセル1とその前部に取り付けの円錐体(A)3
及び後部の円錐体(B)4と一体化してヘリコプターか
らワイヤーによって投下され、円錐体(A)3に装備さ
れている小火器及び重火器3aと掘削機駆動部3b、掘
削刃3dにおいて、爆破または打撃を伴う回転掘削によ
って、建物内部に突入を図ることができる構造である。
【0030】また、前述の突入時において、ヘリコプタ
ー支援母体から走行部2を分離搬入して建物内部で防弾
カプセル1と合体することも可能な構造であることか
ら、円錐体(A)3及び円錐体(B)4の取り付けは、
装甲車を構成する基本を成すものでなく、現場での状況
判断に基づいた2個の円錐体を活用した方法の選択を示
したものである。
【0031】図6は、ヘリコプター支援母体とする装甲
車を空中投下し断崖基地の設置をしている状態を示す説
明図である。断崖基地の設置に伴う装甲車は、装甲車を
構成する防弾カプセル1と前部に取り付けの円錐体
(A)3及び後部の円錐体(B)4で一体を構成し、円
錐体(A)3に装備されている小火器及び重火器3aと
掘削機駆動部3b及び掘削刃3dにおいて、爆破と打撃
を伴う回転掘削によって、地中に埋設できる構造であ
る。
【0032】図7は、装甲車を地中基地設置するための
掘削の状態を示す説明図である。地中基地設置に伴う装
甲車の活動方法及び構造は、前述の図6と同様である。
【0033】図8は、装甲車による地中から地上へ移動
する状態を示す説明図である。装甲車に取り付た円錐体
(A)3に具備する掘削機駆動部3bは、侵入時点と逆
回転による戻りで退去を図り、更に地上の移動先方向に
アンカーを地中に撃ちこんで固定し、ウインチを巻き揚
げて自立移動が可能な構造である。そして、地上に装甲
車が這い上がった時点で、走行部2と合体して、走行で
きる構造である。また高機動車またはヘリコプターから
支援による移動と回収もされる構造である。
【0034】図9は、高機動車による支援母体とする装
甲車の搬入状態を示す説明図である。この場合、チエー
ンまたはワイヤーと電源供給ケーブルと一体のものを動
力源として電動モータ2dを駆動して目的地まで走行
し、電源供給の難場所ではケーブルを切り離し、自立駆
動による内燃エンジン2cまたはバッテリを利用して電
動モータ2dで走行して移動し、目的活動ができる構造
である。
【0035】例えば、高機動車を利用しての火災による
消火活動の場合は、円錐体(A)3または円錐体(B)
4に図示しない消火銃を装備して、ケーブルに電源供給
の他、送水管、通信回線それに酸素供給パイプを吊り下
げチェーンなどと組み合わせた複合ケーブルとして構成
されたものを使用し、それによって補給を受けながら火
中消火活動ができる構造であり、母体支援活動におい
て、極めて重要な役割を担う。
【0036】図10は、3個の円錐体利用の状況を示す
説明図である。防弾カプセル1の前部に円錐体(A)3
を取り付け、その内部に小火器及び重火器3a、掘削機
駆動部3b、ウインチ3c及び掘削刃3dを装備し、前
記防弾カプセル1の後部に円錐体(B)4を取り付け、
その内部に小火器及び重火器3a及びウインチ3cを装
備し、前記防弾カプセル1の上部に円錐体(C)5を取
り付け、その箇所に照準器などを装備して、目的の活動
ができる構造である。前述の円錐体に装備すものは、目
的の活動によって選択装備されることを基本とすること
から、例えば、防弾カプセル1の前部と後部に円錐体
(A)3を同様の装備で2個取り付けることもできる構
造である。またいずれに示した円錐体(A)3、同
(B)4及び同(C)5に、図示しない消火銃を配設で
きる構造である。
【0037】
【発明の効果】請求項1記載による発明によれば、カプ
セルの形状を球体また円柱体にすることで、高気密性が
容易く、爆風による衝撃を緩和及び抑制し、また砲弾の
直撃回避が可能になり、致命的損傷から免れ、爆力、爆
風及び爆熱に基づく運動エネルギーの衝撃破壊から防備
でき、一層の乗員の安全性確保とカプセルの保全効果を
もたらす。したがって火災による爆発、雪崩による埋没
または戦闘による被弾などを恐れないで、救出活動、偵
察活動、誘導活動、消火活動または戦闘ができる。また
装甲車の合体と分離によってコンパクト化することで高
機動車及びヘリコプターからの支援とする運搬、展開、
回収などの利便性が増し、事件現場における活動の幅が
拡大する。
【0038】請求項2記載による発明によれば、掘削装
置の働きによって一層の狭小な地上、断崖、地中及び建
物内部などへ、特に屋根または窓などの開口部から局所
破壊による急襲が可能になり、人質などの救出活動、消
火活動または臨戦が効率的にできる。また円錐体に各種
の機器を装備して、幅広い活用ができる。
【0039】請求項3記載による発明によれば、時間的
猶予のない活動において、現場に急行して迅速な対応が
できる。また、複合ケーブルにおいて、各種機能を一体
化することによって、母体支援からの供給体制がより万
全にになる。
【0040】請求項4記載による発明によれば、乗員に
よる操縦の操作性と安定性の確保ができ、また疲労の軽
減が図れる。
【0041】請求項5記載による発明によれば、高温に
よる装甲板低下の防止と乗員室である内部カプセルの室
温の高温防止できることによって、火中からの消火作業
が可能になる。また強力な成形炸薬弾などの侵徹を防止
でき、乗員の安全性の確保ができる。
【0042】請求項6記載による発明によれば、パトロ
ールによる装備、救出活動の装備、偵察活動の装備、誘
導活動の装備または臨戦に相応しい装備選択できること
によって、装甲車としての用途が幅広く活用できる。
【0043】請求項7記載による発明によれば、やさし
いパトロール体制で人々の往来の激しいところでも装甲
車の配備ができる。
【0044】以上説明したように本発明は、予期しない
事件の発生に対して、早期にパトロール体制、消火活
動、時間的猶予のない救出活動、偵察活動、誘導活動ま
た臨戦の対応と解決を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す装甲車の側面図であ
る。
【図2】装甲車内部の構成を示す説明図である。
【図3】装甲車の正面の構成を示す説明図である。
【図4】防弾カプセル内部に水を注入した状態とジャイ
ロ機能の説明図である。
【図5】ヘリコプターから装甲車を空中投下し、建物内
部の救出活動をしている状態を示す説明図である。
【図6】ヘリコプターから装甲車を空中投下し、断崖基
地の設置をしている状態を示す説明図である。
【図7】装甲車を地中基地設置するための掘削の状態を
示す説明図である。
【図8】装甲車を地中から地上へ移動する状態を示す説
明図である。
【図9】高機動車によって装甲車を搬入している状態を
示す説明図である。
【図10】3個の円錐体利用の状況を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 防弾カプセル 1a装甲板 1b操縦室 1c計器類 1d監視窓 1e操縦席 1f格納庫(A) 1g格納庫(B) 1h乗降ハッチ 1iハッチ 2 走行部 2a防弾カプセルの回転支持皿 2b軌道帯 2c内燃エンジン 2d電動モータ 3 円錐体(A) 3a小火器及び重火器 3b掘削機駆動部 3cウインチ 3d掘削刃 4 円錐体(B) 5 円錐体(C) 6aジャイロリングレール 6b水平バランス回転軸 6c垂直バランス回転軸

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防弾カプセル、走行部及び複数の円錐体
    が一体的または部分的に、合体または分離構成できる装
    甲車であって、防弾カプセルが被弾による防弾性を高め
    るために形状を球体、円柱体または円錐体を基本とし、
    走行部を内燃エンジンと電動モータによる2方式駆動を
    装備して前記の防弾カプセルと合体また分離走行を自在
    とし、円錐体を防弾カプセルの前部、後部または上部に
    必要に応じて取り付け可能とし、更に防弾カプセル及び
    その支持皿と走行部の間の合体箇所において、回転機能
    を装備していることを特徴とする装甲性に優れた防弾カ
    プセルと走行部が合体する装甲車。
  2. 【請求項2】 前記請求項1の円錐体に、掘削装置、ド
    リル、放水銃、小火器、重火器、ウインチ及び照準器な
    どを装備することができる。また円錐体は、外周面にお
    いて回転することによって突起して掘削推進作用する掘
    削刃を取り付け、掘削機駆動部によって円錐体が回転
    し、防弾カプセルと一体となって掘削による移動活動が
    できることを特徴とする装甲性に優れた防弾カプセルと
    走行部が合体する装甲車。
  3. 【請求項3】 前記請求項1、2の装甲車が高機動車ま
    たはヘリコプターからの支援母体とする方法によって、
    事件現場へ急行して活動するための運搬、展開、回収に
    おいて、吊り下げを兼ねた複合ケーブルを利用とする電
    源、通信回線、水または酸素の供給を受けることができ
    ることを特徴とする装甲性に優れた防弾カプセルと走行
    部が合体する装甲車。
  4. 【請求項4】前記請求項1、2、3の防弾カプセル内側
    の内部に、更に1個の内部カプセルを設けた2重カプセ
    ルにし、前記防弾カプセル内側にジャイロリングレール
    を配置し、そこに水平回転軸と垂直回転軸にローラを取
    り付けて支点とする、乗員の一定姿勢を保つジャイロ機
    能と姿勢を制御するジャイロブレーキの装置をそれぞれ
    有することを特徴とする装甲性に優れた防弾カプセルと
    走行部が合体する装甲車。
  5. 【請求項5】 前記請求項1、2、3、4の防弾カプセ
    ルの内側と内部カプセルの間の空間層に、水を貯水でき
    ることを特徴とする装甲性に優れた防弾カプセルと走行
    部が合体する装甲車。
  6. 【請求項6】 前記請求項1、2、3、4,5の装甲車
    に、エンジン、電動モータ、バッテリー、掘削装置、照
    準器、複合ケーブル、放水銃、小火器、重火器、太陽電
    池による出力機関、ウインチ、アンカー、呼吸装置、換
    気装置、気圧調整装置、乗員保護用エアーバック、折り
    たたみ車輪、格納庫(弾薬、燃料、食料、消火器、衛生
    器具、給水)などを選択して装備できることを特徴とす
    る装甲性に優れた防弾カプセルと走行部が合体する装甲
    車。
  7. 【請求項7】 前記請求項1、2、3、4,5、6の防
    弾カプセル及び円錐体外部に、特にパトロールなどの場
    合において、流れ弾防止のための被弾を吸着する弾性体
    を被覆できる構造であることを特徴とする装甲性に優れ
    た防弾カプセルと走行部が合体する装甲車。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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