JP2003174748A - 磁気ディスク装置用ディスクドライブモータ - Google Patents

磁気ディスク装置用ディスクドライブモータ

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JP2003174748A
JP2003174748A JP2001370292A JP2001370292A JP2003174748A JP 2003174748 A JP2003174748 A JP 2003174748A JP 2001370292 A JP2001370292 A JP 2001370292A JP 2001370292 A JP2001370292 A JP 2001370292A JP 2003174748 A JP2003174748 A JP 2003174748A
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Japan
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shaft
hub
insertion hole
magnetic disk
shaft insertion
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JP2001370292A
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Katsutoshi Arai
勝敏 新居
Yuji Yoshitomi
雄二 吉富
Yoshimi Sugaya
好美 菅谷
Tadao Yano
忠雄 矢野
Hidekazu Tokushima
秀和 徳島
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Hitachi Ltd
Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Powdered Metals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シャフトとハブの高い締結強度が得られ、デ
ィスク回転精度が高く、低コストで量産性に優れた磁気
ディスク装置用ドライブモータを提供する。 【解決手段】 本発明の磁気ディスク装置用ディスクド
ライブモータは、シャフト1の直径Dとハブ7のシャフ
ト挿入孔の軸方向長さLとの関係をL/D<1とし、ま
た、シャフト外周の環状の溝19とハブの塑性加工部2
0または21との間に間隔S(図5)を確保した。こう
して、シャフト挿入孔近傍のハブの両端面全周を、ハブ
の降伏応力を越える荷重で押圧して孔面を塑性流動さ
せ、シャフト1とハブ7とのすきまを埋めて両者を一体
締結した。本発明によれば、塑性流動によって高い締結
強度とディスク取付け面の振れ精度を得ることができ、
磁気ディスク装置の高密度化とスピンドルモータの信頼
性を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気ディスク装置用
ディスクドライブモータに係り、特に、磁気ディスク装
置において、シャフトとハブとを高い強度で締結できる
ディスクドライブ用スピンドルモータに関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク装置の大容量化に伴い、磁
気ディスクの記録の高密度化が進められており、磁気デ
ィスクドライブ用スピンドルモータは、これに対応する
ために、回転変動や軸振れのない高い回転精度が要求さ
れている。
【0003】特に、ノートパソコンやモバイルパソコン
等の可搬型のパソコンでは、使用時や持運び時に、モー
タに衝撃が作用することが多いので、モータは高い回転
精度を維持できる強度が要求されている。
【0004】例えば、キーボードを乱暴に打つことによ
って、200G相当の衝撃がモータに作用したり、机上
から落下させると1000G近い衝撃が加わるので、モ
ータには高い強度が要求される。
【0005】したがって、この磁気ディスク装置用ディ
スクドライブモータ(以下、単にモータとも呼ぶ)は、
上記したように、磁気ディスク装置に衝撃が作用して
も、精度の高い回転が維持できなければならない。
【0006】これに対応できるモータの軸受として、従
来のボールベアリングに比較し、耐衝撃性に優れた動圧
軸受が用いられるようになった。このモータは、DCブ
ラシレスモータで駆動され、主に磁気ディスクと、これ
を搭載するハブと、ハブに締結されたシャフトおよび動
圧軸受ユニットとで構成されている。
【0007】特に、モータは、磁気ディスク装置の使用
時や、持ち運び時の落下等において衝撃が作用しても、
精度の高い回転を維持できなければならないので、シャ
フトとハブとの締結部にも高い強度が要求されている。
【0008】このシャフトとハブとの締結方法として、
圧入、焼き嵌め、および接着等の締結方法があるが、い
ずれの方法も、強度ないしは締結後の寸法精度が十分得
られないなどの理由で、これに代わる締結方法として、
締結強度が高い塑性流動加工を用いた締結法が、特開2
001−54268号公報に開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】磁気ディスク装置のモ
ータでは、衝撃荷重として、具体的にはシャフトとハブ
との締結部に、軸方向に400N〜500Nといった大
きな荷重が作用すると言われている。したがって、シャ
フトとハブとを締結した後のシャフトには、衝撃荷重の
2倍前後の抜去力が必要とされている。
【0010】このシャフトの締結方法として、一般のモ
ータに適用されている、圧入や焼き嵌め、あるいは、接
着や溶接接合等の締結方法は、シャフトの抜去力不足、
および、熱変形などによる精度や、量産性、コスト等の
問題で、磁気ディスク装置のモータには適用されていな
い。
【0011】また、特開2001−54268号公報に
開示されている塑性流動加工を用いたシャフトとハブの
締結方法は、ハブとの締結範囲のシャフト外周に環状の
溝を有するシャフト外径部を、ハブ中央に設けた孔に圧
入し嵌合した後、ハブの一方の端面部を塑性流動させて
シャフト外周の環状の溝を埋め、この溝部のせん断力と
シャフトに残留圧縮応力を与えて、緊迫力によって必要
な結合力を得ようとしている。
【0012】この圧入と塑性流動加工を用いたシャフト
とハブの締結方法は、実験結果によると、シャフトとハ
ブとの結合に対して十分な強度は得られるが、シャフト
をハブに圧入するので、シャフトとハブとの精度の高い
直角度が出せず、このため、ディスク取付け面の、振れ
精度のばらつきが大きいことが分かった。
【0013】すなわち、磁気ディスク装置では、ハブの
ディスク取付面の振れは、直径20mm前後の位置で、
20μm以下といった高い精度が要求されている。前記
した締結方法は、圧入治具の精度の影響を受けるため、
締結後のディスク取付面の振れは、20μm以上の振れ
になることが多い。
【0014】また、このシャフトとハブの締結方法は、
シャフトとの締結部が長いと、ハブに設けた孔の直角精
度が悪くなったり、孔がテーパ形状になることがあり、
ディスク取付け面の振れ精度が阻害される。さらに、こ
のモータは、シャフトのセンターにねじ孔が加工されて
いて、磁気ディスクはねじでセンタークランプされてい
る。
【0015】一方、塑性加工領域には、ねじ孔と環状の
溝が設けられているので、溝の部分の肉厚は薄く、その
うえ、ねじ孔のセンターとシャフトセンターとは、加工
精度上わずかのずれがあり、シャフトには肉厚にばらつ
きがある。したがって、この締結方法は、塑性加工時の
荷重や治具端面の直角精度によって、環状の溝の位置で
シャフトに曲がりが出ることがあった。
【0016】さらに、磁気ディスク装置は量産品であ
り、作業性のよい締結構造にする必要がある。しかし、
上記した塑性流動加工を用いたシャフトとハブの締結方
法は、圧入作業を併用しており、これが量産性や低コス
ト化の阻害要因になっている。したがって、この締結方
法は、圧入治具、作業方法等の改善によって、これらの
課題を解決する必要があった。
【0017】本発明の目的は、上記した課題を解決する
ためになされたもので、磁気ディスク装置において、シ
ャフトとハブとの高い締結強度が得られ、かつ回転精度
が高く、低コストで量産性に優れた磁気ディスク装置用
ディスクドライブモータを提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の磁気ディスク装置用ディスクドライブモー
タは、磁気ディスクを搭載するハブと、該ハブのシャフ
ト挿入孔に挿入され、該シャフト挿入孔の内径より小さ
い外径を有するシャフトと、該シャフトを回転自在に支
持する軸受ユニットとを備え、前記ハブのシャフト挿入
孔の軸方向長さが、該シャフト挿入孔部のシャフトの外
径より小さく、かつ、該シャフト挿入孔部のシャフト外
周に環状の溝を有するとともに、該シャフト挿入孔部の
ハブとシャフトとのすきまを、該ハブの塑性流動によっ
て埋めることにより、該シャフトと該ハブとが一体に締
結されていることを特徴とするものである。
【0019】本発明によれば、ハブとシャフトの締結部
となるシャフト挿入孔の軸方向長さを、シャフト外径よ
り小さくしたので、塑性加工領域が減少するため、シャ
フトとディスク取付け面との直角度について、加工精度
によるばらつき等の影響を減少させることができる。し
かも、塑性流動させる押圧荷重が小さくてすみ、シャフ
トやハブの荷重変形等によるディスク取付け面の振れの
ばらつきを少なくすることができる。
【0020】さらに、シャフト挿入孔のハブとシャフト
とのすきまを、ハブの塑性流動加工によって埋めている
ので、シャフトには圧縮荷重が作用すると同時にシャフ
トに設けた環状の溝にはハブの一部が塑性流動し、その
ため、例えば、軸方向に衝撃荷重が作用しても、上記環
状溝部のせん断力と圧縮荷重による緊迫力とにより高い
シャフトの抜去力が得られる。そして、ハブのシャフト
挿入孔が、シャフト外径より大きい内径を持つので、ハ
ブにシャフトを簡単に挿入でき、作業性および量産性に
優れ、コストも低くなる。
【0021】また、前記ハブの表面および裏面で、前記
シャフト挿入孔の開口部全周を押圧して形成された凹み
と、前記シャフトの外周に形成した溝との間に、所定の
間隔を設けた。また、前記シャフトは、前記シャフト挿
入孔部の直径に対して前記軸受ユニット部の直径が大き
くなる段付き部を有し、該段付き部に前記ハブのシャフ
ト挿入孔に形成された段差部が係止されるようにした。
また、前記ハブの表面および裏面で、前記シャフト挿入
孔の開口部全周を押圧して形成された凹みと、前記シャ
フト挿入孔部の直径に対して前記軸受ユニット部の直径
が大きくなる段付き部との間にも所定の間隔を設けた。
【0022】これらの構成は、いずれの構成を採用して
も、シャフト外周に形成した溝部の肉厚のばらつきによ
るシャフトの曲がりを防止でき、また、シャフトとハブ
との直角精度や、ハブを押圧するパンチなどの治具によ
る直角度のばらつきが抑制され、精度の高いディスク取
付け面の振れ精度を出すことができる。したがって、高
い回転精度の維持ができるので信頼性の高い磁気ディス
ク装置が提供できる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の実
施の形態について説明する。図1は、本発明の一実施形
態を示す磁気ディスク装置用ディスクドライブモータの
縦断面図である。本図では、2枚の磁気ディスク9、1
0を搭載したモータの概略構造を示している。
【0024】まず、本実施形態の概略構成を説明する。
本例のモータ(磁気ディスク装置用ディスクドライブモ
ータ)は、図1において、磁気ディスク9、10を搭載
するハブ7とシャフト1との締結を高い強度で締結し、
磁気ディスク9、10とシャフト1との直角精度を保持
し、簡便な作業性を持たせるために、以下に示す構成を
採用したものである。
【0025】 シャフト1とハブ7との締結部となる
ハブ中央部に形成したシャフト挿入孔の内径を、シャフ
ト1の外径より若干大きくした。(図3、図4参照)
【0026】 締結部のシャフト1の直径寸法Dと、
ハブ7のシャフト挿入孔の軸方向の長さ寸法Lとの関係
を、L/D<1の関係にしている。(図5参照)
【0027】 シャフト1は、ハブ7との締結領域
(シャフト挿入孔部)に、環状の溝19を形成した。
(図1参照)
【0028】 ハブ7のシャフト挿入孔の開口部全周
を押圧して、ハブを塑性流動させた後、ハブのシャフト
挿入孔周囲にできる凹部20、21は、シャフト1外周
に設けた環状の溝19と、所定距離Sだけ離れた位置関
係に構成している。(図5参照)
【0029】以下、図1を参照して詳述する。このモー
タは、ディスククランパー8を用いて、ねじ12によっ
て、ハブ7に、磁気ディスク9、10およびスペーサリ
ング11がセンタークランプされている。
【0030】また、ハブ7とこれに直結したシャフト1
は、軸受ユニットで回転自在に支持されていて、ハブ7
に嵌合された永久磁石製のロータ13に、モータ固定子
14で回転磁界を与えてハブ7を駆動させる。
【0031】この実施形態では、モータケース15に嵌
合された軸受ハウジング6に、ラジアル軸受2およびラ
ジアル軸受3、リング4、スラスト軸受5が組込まれて
軸受ユニットが構成され、潤滑油16が封入されてい
る。これらの軸受は、磁気ディスクを円滑に精度よく回
転自在に支持するために、動圧軸受を用いている。
【0032】また、このモータは、落下させると、前記
したように、1000G近い衝撃を受けるので、シャフ
ト1が抜け出さないように、シャフト1にはスラスト軸
受5側の端面部に角溝を設け、軸受3とスラスト軸受5
間にストッパーリング18を配置している。さらに、本
発明のモータのシャフト1とハブ7は、以下に説明する
塑性流動加工法を用いて締結している。
【0033】図2は、本発明のモータのシャフト1とハ
ブ7との締結の一例を示したものである。ハブ7のディ
スク取付け面Fの振れは、磁気ディスクの記録密度を高
めるために高い精度が要求されるので、シャフト1の回
転に対して20μm以下といった高い精度が必要であ
る。
【0034】このような高い精度に対応するため、本発
明のモータのシャフト1には、焼入れしたステンレス鋼
SUS420J2を用い、このシャフト1の外周に環状
の溝19を設けて、シャフト1をシャフト1の外径より
も大きいシャフト挿入孔を有するステンレス鋼SUS4
20製のハブ7に挿入する。
【0035】そして、締結は、図示のように、ハブ7の
中央部の端面Aおよび端面Bに、ハブ7の降伏応力を越
える荷重を与えて、塑性流動させることによって行う。
この締結方法では、ハブ7を塑性加工するので、ハブ7
の焼入れは不要である。逆に、シャフト1は塑性変形し
ないように、焼入れして硬度をHRC50以上に高め、
ハブ7より高い降伏応力にしている。
【0036】このように、降伏応力の異なる材料の組み
合わせで、ハブ端面Aおよびハブ端面Bを塑性流動させ
ることによって、凹み20および21を形成し、この凹
みの体積に相当する材料で、シャフト1とハブ7とのす
きま、および、シャフト1の外周に設けた環状の溝19
を埋め、同時に、シャフト1とハブ7に圧縮応力を与え
て締結する。
【0037】ここでは、ハブ7の材料をステンレス鋼で
説明したが、ハブ7の材質としてアルミニウムを用いる
こともあり、シャフト1より降伏応力の低い材料であれ
ば、シャフト1とハブ7を塑性流動加工によって一体締
結できる。
【0038】上記した方法によって、本発明のモータで
は、衝撃荷重に対して、シャフト1の抜去力は、シャフ
ト外周に形成した溝19の内部に塑性流入したハブのせ
ん断力と、シャフト1に作用する圧縮応力によって、十
分な締結力が得られる。
【0039】次に、本発明のモータのシャフト1とハブ
7の締結方法を、図面に従い説明する。図3は、塑性流
動加工の第一作業を示した図である。シャフト1を、ベ
ース24に固定された治具23に挿入する。そして、ハ
ブ7を、図のように、治具23に置き、パンチ22をハ
ブ端面Aに押し当てる。
【0040】ここで、治具23とシャフト1とのすき
ま、および、シャフト1とハブ7のシャフト挿入孔との
すきまは、ハブ7のディスク取付け面Fの振れ精度を高
めるために、数μmのせまいすきまに設定している。こ
の状態で、パンチ22に、ハブ7の降伏応力を越える軸
方向の荷重Pを加えて、ハブ7の中央のシャフト挿入孔
周辺を塑性流動させる。
【0041】このように、ハブ7の端面Aを押圧し、ハ
ブ7の中央のシャフト挿入孔周辺を塑性流動させると、
ハブ端面Aには凹み20(図2参照)ができ、シャフト
1とハブ7のシャフト挿入孔とのすきまが、ハブ7の塑
性流動によって埋められる。このようにハブ端面Aは塑
性加工されるので、凹み20の近傍ではシャフト1に高
い圧縮応力が作用する。
【0042】次に、塑性流動加工の第二作業を説明す
る。上記した作業によって、シャフト1がハブ7に仮締
結された状態で上下を逆にして、図4に示すように、治
具25に設置する。この状態で、第一作業と同様に、締
結部はパンチ22に荷重Pを加えて押圧され、塑性流動
によって凹み21(図2参照)が作られる。
【0043】この作業では、ハブ端面Bに凹み21がで
きるので、シャフト1とハブ7とのすきま、および、シ
ャフト1の外周に設けた溝19に、ハブ1の一部が塑性
流動し、これらのすきまが埋められる。そして、上記凹
み20の近傍と同様に、ハブ端面Bの凹み21の近傍で
は、この塑性加工によって、シャフト1に高い圧縮応力
が作用する。
【0044】したがって、本発明のモータは、シャフト
1とハブ7との締結を、ハブ7のシャフト挿入孔近傍の
両端面を、ハブ7の材料の降伏応力を越える荷重で押圧
し、塑性流動によってシャフト1とハブ7とのすきまを
なくし、かつシャフト1に高い圧縮応力を与えているの
で、高い締結力が得られる。
【0045】次に、本発明の締結方法におけるシャフト
とハブの寸法関係について、図5を用いて説明する。図
に示すように、本発明のモータでは、ハブ7の塑性流動
加工を効果的に行うために、締結部のシャフト挿入孔の
長さLと、シャフト1の直径Dとの関係を、L/D<1
にしている。
【0046】この理由は、Lを長くすると、シャフト挿
入孔の直角精度がくずれたり、孔がテーパ形状になりや
すくなるので、シャフト1とハブ7の締結後の直角精度
が悪くなり、ハブ7のディスク取付け面Fの振れに、ば
らつきが出やすくなるからである。また、塑性加工領域
でもあるLが長いほど、軸方向に加える荷重Pが大きく
なるので、パンチ22の変形が無視できなくなる。
【0047】すなわち、この締結方法では、凹み20、
21の幅となるパンチ22の先端の幅Cは、塑性加工に
必要な面圧より決められ、締結部の長さLには関係しな
いので、荷重Pが大きくなるとパンチ22の先端が変形
したり破損することもあり、塑性加工領域Lは、締結後
の寸法精度の点で長くできない。本発明者らの実験によ
れば、0.3<L/D<0.7が好適な範囲であった。
【0048】また、パンチ22の先端の幅Cについて
は、シャフト直径が、D=5mm前後の寸法で、L/D
<1の場合、パンチ先端の幅は、C=0.2mm〜0.3
mm程度で、ハブ7の端面を十分に塑性流動させること
ができる。この場合、凹み20、21の深さは、G=
0.1mm前後になる。
【0049】一方、通常の圧入や焼き嵌め等による締結
方法では、シャフト1の直径Dとの関係をL/D>1に
し、シャフトの抜去力を高めることが多い。しかし、通
常の圧入や焼き嵌め等による締結方法でも、L/Dを大
きくすると、シャフト挿入孔の直角精度がくずれたり、
孔がテーパ形状になりやすくなるので、シャフトとハブ
の締結後の直角精度が悪くなり、ハブのディスク取付け
面の振れにばらつきが出やすくなる。
【0050】また、これらの通常の締結方法では、例え
ば、シャフト直径D=3mm、シャフト挿入孔長さL=
3mmの場合、実験結果によると、シャフトの抜去力
は、高々100Nから300N程度で、磁気ディスク装
置のモータには適用できないばかりでなく、必要な精度
が得られなかった。
【0051】さらに、本発明のモータは、シャフト1と
ハブと7との直角精度を高めるために、シャフト1の外
周に形成した環状の溝19は、ハブ端面B側の凹み20
から間隔Sをおいた位置に設定している。
【0052】この間隔Sを設けた理由を以下に説明す
る。シャフト1に設けたディスククランプ用のねじ穴1
7の寸法は、シャフト1の直径がD=φ5mmの場合、
ねじ呼称がM3ないしはM3.5の寸法になる。また、
シャフト1の直径がD=φ3mmの場合、ねじ穴17の
寸法はM2になる。
【0053】図6は、シャフト1とハブ7との締結部の
部分断面を示したものであるが、図のように、環状の溝
19が設けられた部分の肉厚は、特に薄くなっていて、
しかも、ねじ穴17のセンターとシャフトセンターと
は、加工精度上わずかのずれが生じるので、シャフト1
には、図のように、t、tの肉厚の差が生じる。
【0054】したがって、S=0前後になるまで塑性流
動させると、溝19の部分の肉厚が薄いことと、t
の肉厚の差によって、シャフト1が変形し、結果的
にシャフト1の曲がりにより、ディスク取付け面Fの振
れが大きくなる。
【0055】また、押圧部のパンチ22の端面と、パン
チ22に設けたシャフト1の案内用の孔との直角精度が
悪い場合や、あるいは、パンチ22とシャフト1とのす
きまは数μmではあるが、このすきまに相当するパンチ
22の倒れによっても、押圧されるとシャフト1に曲が
りが発生する。
【0056】したがって、S=0前後の寸法に設定する
と、必要なシャフトの抜去力は得られるが、ディスク取
付け面Fの振れが大きくなったり、そのばらつきも大き
くなるという問題を生じる。
【0057】本発明者らの実験によれば、このばらつき
を小さくして、ディスク取付け面の振れを20μm以下
にするには、図7に示すように、凹み21とシャフト1
に設けた環状の溝19との間隔Sを与えることが、きわ
めて有効であることが判明した。
【0058】この顕著な効果は、ハブ7の塑性加工後、
シャフト1の溝19の部分で、シャフトの肉厚t、t
の差による曲げが発生しようとしても、ハブ7がSの
寸法部分でシャフト1に密着し、かつ高い圧縮応力が作
用するので、締結部に間隔Sを与えることによって、シ
ャフト1の曲げが防止されるためである。
【0059】この間隔Sの寸法は、シャフトの直径がD
=φ3mm〜φ5mm前後の場合、0.1mmから0.3
mmの間隔を与えると、必要なシャフトの抜去力と、精
度の高いハブのディスク取付け面Fの振れ精度を得られ
ることが、実験により分かった。
【0060】間隔Sの寸法をこれ以上大きくすると、パ
ンチ22の押圧荷重Pが増大し、上記したように、シャ
フトの荷重変形により寸法精度が阻害されることにな
る。また、本締結方法では、シャフト直径D=φ3mm
の場合、環状の溝19がないと、シャフト1の抜去力は
200N程度であったが、溝幅がH=0.15mmの環
状のV形状溝を設けると、抜去力が1000N前後に増
大することが分かった。
【0061】この強度は、溝19の部分のせん断強さ
で、ハブ7が溝19に塑性流動していることを示し、締
結部の断面観察によっても、十分に塑性流動しているこ
とが分かった。この環状の溝19の形状や本数は、必要
な強度を得るために決めればよいが、磁気ディスク装置
のモータでは、溝の形状はV形状が好ましく、溝数は1
本で十分な強度が得られることも判明した。
【0062】図8は、本発明の他の実施形態を示すモー
タの構造図で、図1に示したモータとほぼ同じ構成であ
るが、図1に示したモータと異なる点は、直径D1とD
2を有する異径のシャフト1を用いた点である。
【0063】本例は、シャフト1とハブ7の締結部が、
図のように、径の異なるD1とD2の境界の段付き部2
6で、ハブ7とシャフト1との位置決めを行うととも
に、溝19の部分のせん断力と、D1とD2の境界の段
付き部26での強度によって、高い抜去力とハブの振れ
精度を得ている。
【0064】ここで、簡単に本実施形態におけるシャフ
ト1とハブ7との締結作業を説明する。締結作業は、図
3および図4で説明した実施形態と同様に、二つの工程
で行っている。
【0065】すなわち、締結部は、シャフト1とハブ7
のシャフト挿入孔との間に、数μmのすきまを持たせて
あって、第一作業では、シャフト1をハブ7に挿入後、
パンチ22を用いてハブ端面Aを押圧して塑性流動させ
る。第二作業では、ハブ端面Bを同様に押圧して塑性流
動させてすきまを埋め、シャフト1とハブ7を締結す
る。
【0066】本例の場合も、図9に示すように、溝19
とハブ端面の凹み20との間には、寸法Sの間隔を持た
せている。また、シャフト1の径の異なるD1とD2の
境界の段付き部26と、ハブ端面の凹み21との間に
も、寸法Rの間隔を設定している。
【0067】本実施形態では、間隔Sおよび間隔Rを与
えることにより、シャフト1の曲げを防止している。な
お、実験によれば、間隔Rは、前述の間隔Sと同様の顕
著な作用効果を有している。
【0068】上述のとおり、本発明の各実施形態によれ
ば、シャフトとハブの締結方法として、ハブのシャフト
挿入孔の内径をシャフト外径より若干大きくし、シャフ
ト直径寸法Dとハブ締結部寸法Lとの関係をL/D<1
の関係とし、締結領域のシャフト外周に環状の溝を設
け、ハブを塑性流動加工することによりハブとシャフト
とのすきまを埋め、また、塑性流動加工後ハブ端面にで
きる凹部とシャフト外周の溝とを離れた位置関係に設定
するなどの構成とすることにより、以下のような優れた
作用効果を得ている。
【0069】第一に、ハブ中央にシャフトの外径より大
きい内径を持つ孔を設けているので、ハブにシャフトを
簡単に挿入でき、作業性がよく量産性に優れた安価なモ
ータが提供できる。
【0070】第二に、ハブ端面の両方向から軸方向に圧
縮荷重を加えて、シャフトとハブとの締結部のすきま
を、ハブの塑性流動加工によって埋めているので、シャ
フトには圧縮荷重が作用すると同時に、シャフトに設け
た環状の溝にはハブの一部が塑性流動しているため、軸
方向に衝撃荷重が作用しても、上記した環状の溝部のせ
ん断力と圧縮荷重による緊迫力とで、高いシャフトの抜
去力が得られている。
【0071】第三に、従来の塑性流動加工を用いたシャ
フトとハブの締結方法は、前記したようにディスク取付
け面の振れ精度が、ハブに設けたシャフト挿入孔の直角
精度や真円度の影響を直接受けやすい。しかし、本実施
形態では、締結部の寸法関係をL/D<1の関係にし、
塑性加工領域を少なくしてシャフトとディスク取付け面
との直角度が、加工精度の影響を直接受ないようにして
いる。また、L/D<1の関係によって、塑性流動させ
る押圧荷重が小さくてすみ、シャフトやハブの荷重変形
等によるディスク取付け面の振れのばらつきを少なくで
きる。
【0072】第四に、上記シャフトとハブの構成体にお
いて、第三のハブとシャフトの寸法関係に加え、ハブ端
面の塑性加工後によってできる環状の凹部と、シャフト
に設けた環状の溝とを、若干離れた位置関係になるよう
に構成しているので、シャフト外周に形成した溝部の肉
厚のばらつきによるシャフトの曲がりが防止できる。ま
た、この位置関係によって、シャフトとハブとの直角精
度や、ハブを押圧するパンチの直角度によるばらつきが
抑制され、精度の高いディスク取付け面の振れ精度を出
すことができる。
【0073】したがって、本実施形態の磁気ディスク装
置用ディスクドライブモータは、シャフトを支持する軸
受に動圧すべり軸受を用いて、磁気デスクを精度よく円
滑に支持し、かつシャフトとハブの締結に塑性流動加工
を用いているので、外部から衝撃が作用しても、軸受お
よびシャフト締結部の強度が高いため、長期の使用に対
して回転精度の維持ができ、信頼性の高い磁気ディスク
装置が得られる。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の磁気ディ
スク装置のディスクドライブ用モータは、シャフトの直
径Dとハブの締結部の寸法Lとの関係を、L/D<1の
関係にし、シャフトとハブとの締結部を塑性流動させた
後、ハブ端面にできる凹部をシャフトに設けた環状の溝
と離れた位置関係に構成しているので、高い締結強度と
ディスク取付け面の振れ精度を得ることができ、磁気デ
ィスクの高密度化とモータの信頼性を向上させることが
できる。
【0075】また、本発明のモータは、直径D1とD2
を有する異径のシャフト1を用いた場合でも、シャフト
1とハブ7の締結部が、径の異なるD1とD2の境界の
段付き部を持たせ、締結部のハブ端面の構成を上記と同
様の構成にすることによっても高い強度とハブの振れ精
度を得ることでき、磁気ディスクの高密度化とモータの
信頼性を向上させることができる。
【0076】さらに、本発明のモータは、シャフトの外
径より大きい内径を持つシャフト挿入孔をハブに設けて
いるので、ハブとシャフトの締結作業が簡単で、作業性
がよく量産性に優れた低コストのモータを提供できる。
【0077】したがって、上記したシャフトとハブとの
締結方法によって、本発明のディスクドライブ用スピン
ドルモータは、モータに外部から衝撃が作用しても、長
期の使用に対して高い回転精度の維持ができるので、信
頼性の高い磁気ディスク装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる磁気ディスクドライブ用スピンド
ルモータの一実施形態を示す縦断面図。
【図2】図1に示したシャフトとハブの締結構造を示す
縦断面図。
【図3】本発明のシャフトとハブの締結作業を示す説明
図。
【図4】本発明のシャフトとハブの締結作業を示す説明
図。
【図5】図1に示した締結部の寸法関係を示す説明図。
【図6】シャフトとハブの締結構造の参考例を示す部分
縦断面図。
【図7】本発明のシャフトとハブの締結構造を示す部分
縦断面図。
【図8】本発明になる磁気ディスクドライブ用スピンド
ルモータの他の実施形態を示す縦断面図。
【図9】図8に示した締結部の寸法関係を示す説明図。
【符号の説明】
1 軸 2、3 ラジアル軸受 5 スラスト軸受 6 軸受ハウジング 7 ハブ 8 クランパ 9 磁気ディスク 10 磁気ディスク 12 ねじ 13 ロータ 14 固定子 15 モータケース 16 潤滑油 17 ねじ穴 19 溝 20、21 凹み 22 バンチ 23、25 治具 24 ベース 26 段付き部 A、B ハブ端面 L シャフト挿入孔長さ D、D1、D2 シャフト直径 F ディスク取付け面 S 凹みと溝との間隔 R 凹みと段付き部との間隔
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 21/22 H02K 21/22 M (72)発明者 吉富 雄二 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 菅谷 好美 千葉県松戸市稔台520番地 日立粉末冶金 株式会社内 (72)発明者 矢野 忠雄 千葉県松戸市稔台520番地 日立粉末冶金 株式会社内 (72)発明者 徳島 秀和 千葉県松戸市稔台520番地 日立粉末冶金 株式会社内 Fターム(参考) 5D109 CA01 5H002 AA07 AA08 AB08 5H607 AA12 BB01 BB07 BB14 BB17 BB25 CC09 DD02 DD19 FF12 GG01 GG02 GG09 GG12 JJ00 5H615 AA01 BB01 BB07 BB14 BB17 PP02 PP24 SS10 SS19 SS24 SS55 TT15 5H621 JK01 JK13 JK17 JK19

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ディスクを搭載するハブと、該ハブ
    のシャフト挿入孔に挿入され、該シャフト挿入孔の内径
    より小さい外径を有するシャフトと、該シャフトを回転
    自在に支持する軸受ユニットとを備え、前記ハブのシャ
    フト挿入孔の軸方向長さが、該シャフト挿入孔部のシャ
    フトの外径より小さく、かつ、該シャフト挿入孔部のシ
    ャフト外周に環状の溝を有するとともに、該シャフト挿
    入孔部のハブとシャフトとのすきまを、該ハブの塑性流
    動によって埋めることにより、該シャフトと該ハブとが
    一体に締結されていることを特徴とする磁気ディスク装
    置用ディスクドライブモータ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の磁気ディスク装置用デ
    ィスクドライブモータにおいて、前記ハブの表面および
    裏面で、前記シャフト挿入孔の開口部全周を押圧して形
    成された凹みと、前記シャフトの外周に形成した溝との
    間に、所定の間隔を有することを特徴とする磁気ディス
    ク装置用ディスクドライブモータ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の磁気ディスク
    装置用ディスクドライブモータにおいて、前記シャフト
    は、前記シャフト挿入孔部の直径に対して前記軸受ユニ
    ット部の直径が大きくなる段付き部を有し、該段付き部
    に前記ハブのシャフト挿入孔に形成された段差部が係止
    されていることを特徴とする磁気ディスク装置用ディス
    クドライブモータ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のうちいずれか1項に記載
    の磁気ディスク装置用ディスクドライブモータにおい
    て、前記ハブの表面および裏面で、前記シャフト挿入孔
    の開口部全周を押圧して形成された凹みと、前記シャフ
    ト挿入孔部の直径に対して前記軸受ユニット部の直径が
    大きくなる段付き部との間に、所定の間隔を有すること
    を特徴とする磁気ディスク装置用ディスクドライブモー
    タ。
  5. 【請求項5】 磁気ディスクを搭載するハブと、該ハブ
    のシャフト挿入孔に挿入され、該シャフト挿入孔の内径
    より小さい外径を有するシャフトと、該シャフトを回転
    自在に支持する軸受ユニットとを備えた磁気ディスク装
    置用ディスクドライブモータの製造方法であって、前記
    ハブのシャフト挿入孔の軸方向長さを、該シャフト挿入
    孔部のシャフトの外径より小さく形成するとともに、該
    シャフト挿入孔部のシャフト外周に環状の溝を形成し、
    該シャフトを該シャフト挿入孔に挿入した状態で、該シ
    ャフト挿入孔の開口部全周のハブ表面を、該ハブの降伏
    応力を越える荷重で押圧し、前記シャフトに対面する該
    ハブのシャフト挿入孔端面を塑性流動させて該シャフト
    と該ハブとのすきまを埋めることにより、該シャフトと
    該ハブとを一体化して締結することを特徴とする磁気デ
    ィスク装置用ディスクドライブモータの製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007020241A (ja) * 2005-07-05 2007-01-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 小型モータ
US7520674B2 (en) * 2004-12-16 2009-04-21 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Magnetic disk device with rotor supported by fluid bearing
JP2011019383A (ja) * 2009-07-10 2011-01-27 Samsung Electro-Mechanics Co Ltd モータ

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