JP2003174660A - 通信システムならびに通信システムで使用される制御装置および通信資源の割当方法 - Google Patents

通信システムならびに通信システムで使用される制御装置および通信資源の割当方法

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JP2003174660A
JP2003174660A JP2001373358A JP2001373358A JP2003174660A JP 2003174660 A JP2003174660 A JP 2003174660A JP 2001373358 A JP2001373358 A JP 2001373358A JP 2001373358 A JP2001373358 A JP 2001373358A JP 2003174660 A JP2003174660 A JP 2003174660A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数システム共用方式を採用する通信システ
ムにおいて、通信を行っているセルラ通信システム専用
の移動局と同じ場所でハンドオーバを行うこと。 【解決手段】 本発明による通信システムは、少なくと
も第1および第2のセルラ通信システムから構成され
る。この通信システムは、共用セルに移行する移動局に
対して、第1および第2のセルラ通信システムの通信資
源を割り当て、通常セルに移行する移動局に対して、所
定のセルラ通信システムの通信資源を割り当てる制御装
置を有する。更に、通信システムは、目下通信に使用し
ているセルラ通信システムにおける移動局の移行先とな
るセルを判別する第1判別手段と、別のセルラ通信シス
テムにおける移動局の移行先となるセルを判別する第2
判別手段を有する。第1判別手段により判別された移動
局の移行先となるセルが共用セルでない場合に、第2判
別手段が移動局の移行先となるセルを判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信システムなら
びに通信システムにおける制御装置および通信資源の割
当方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、セルラ通信システムは、複数の
移動局と、各々が1以上のセルを担当する複数の基地局
より成り、それらのセル全体でサービスエリアを構成す
る。各基地局は、基地局制御装置、セルラ交換機を介し
て公衆交換網に接続される。移動局は、セルからセルへ
移動しながらサービスエリア内で通信を行うことが可能
である。あるセルに属する移動局が、別のセルに移行し
ようとする場合の手法の1つに、移動局が、自身の属す
るセルに隣接する周辺セルからのパイロット・チャネル
を受信してその受信レベルを監視するものがある。パイ
ロット・チャネルの受信レベルが、通話チャネルの受信
レベルよりも所定値以上大きくなった場合に、基地局制
御装置および/またはセルラ交換機等(ネットワーク)
にその旨を通知する。通知を受けた基地局制御装置等
は、その受信レベルの大きいパイロット・チャネルを発
するセルへ移動局が移行するための移行処理を行う。
【0003】このようなセルラ通信システムには、サー
ビス内容によって様々なものが存在し、場合によって
は、同一の地理的範囲に複数のセルラ通信システムが並
存することもある。例えば800MHzのディジタル自
動車電話システムと、1500MHzのディジタル自動
車電話システムである。この場合において、ある一定の
地域内で、両セルラ通信システムで動作することが可能
な移動局は、いずれのセルラ通信システムからも通信資
源の割り当てを受けることができるという方式(複数シ
ステム共用方式)が採用されている。その一定の地域は
「共用セル」と呼ばれる。具体的には、「共用セル」に
設定されているセルの中では、そのセルの通信システム
に専用の移動局と、両システムで動作することが可能な
移動局とに、その通信システムの通信資源を割り当て
る。「共用セル」に設定されていないセル(通常セル)
の中では、そのセルの通信システムに専用の移動局にの
み、その通信システムの通信資源を割り当てる。この方
式を採用すると、例えば、一方の通信資源(800MH
z)が不足してきた場合であって、他方の通信資源(1
500MHz)に余裕があるような場合に、資源の不足
気味のシステムの移動局を資源に余裕のあるシステムに
振り分けることができ、通信資源を有効かつ柔軟に利用
できる。どの地域(セル)を「共用セル」に設定するか
については、システム運営者がセルごとに設定すること
ができる。
【0004】図7は、従来の複数システム共用方式にお
ける移動局の移行先(ハンドオーバ先)となるセルを探
索するための機能ブロック図である。この機能ブロック
図に示される処理は、各基地局を制御する制御装置が行
う。先ず、入力インターフェース部701に、移動局か
ら受信した入力情報が入力される。この入力情報には、
例えば、移動局の識別番号、目下通信に使用しているセ
ルラ通信システム(上記の例では1500MHzシステ
ム)に関するセル識別コードおよび周辺セルからのパイ
ロット・チャネルの受信レベル、通信に使用してないセ
ルラ通信システム(上記の例では800MHzシステム)
に関するセル識別コードおよび周辺セルからのパイロッ
ト・チャネルの受信レベル等が含まれる。移動局が一方
のセルラ通信システムに専用の装置である場合は、他方
のセルラ通信システムに関する情報は、上記の入力情報
には含まれていない。入力情報のうち、パイロット・チ
ャネルの受信レベルはセル情報解析部702に提供さ
れ、セル識別コードはセルコード・バッファ部703に
提供される。セルコード・フィルタ部704では、両セ
ルラ通信システムに対して最強の受信レベルを与えるセ
ルを特定して移動局の移行先とする。移動局判別部70
5では、移動局が両方のセルラ通信システムで動作可能
であるか否かが調べられる。一方のセルラ通信システム
に専用の移動局であれば、セルコード・フィルタ部70
4で特定されたセルへ移行するよう出力インターフェー
ス部708から指示が出される。移動局が両方のセルラ
通信システムで動作可能である場合は、さらに、共用セ
ル/通常セル判別部706において移行先となるセル
が、共用セルであるか通常セルであるかが検査される。
共用セル/通常セル判別部706に結合された情報格納
部707には、どのセルが共用セルであるかについての
情報が格納されている。検査の結果、移行先となるセル
が共用セルである場合には、セルコード・フィルタ部7
04で移行先として特定されたセルが、実際の移行先と
して認められ、そのセルへ移行するよう出力インターフ
ェース部708から出力される。一方、検査の結果、移
行先となるセルが共用セルでない場合には、そのセルへ
移行することは許されないので、出力インターフェース
部708からは、適切なセルが存在しないことを意味す
る情報が出力される。この場合の移動局は、移行先とな
るセルが共用セルであるような状況になるまで、ハンド
ーバすることができない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなハンドーバ制御を行わせると、図8に関して以下説
明するような不都合が生じる。移動局MSは、基地局B
S1と第1セルラ通信システムの通信資源を利用して通
信を行っている。移動局の進行方向(図中右側)には、
第1セルラ通信システムの基地局BS2(通常セル)
と、第2セルラ通信システムの基地局BS3(共用セ
ル)とがある。移動局MSが地点Pに達した場合、通常
セルBS2からの受信電界強度が、共用セルBS3から
のものより大きいときは、地点Pで基地局BS2のセル
が移動先の候補となるが、基地局BS2のセルが共用セ
ルでないのでハンドーバは行われない(上記の例)。移
動局は更に進み地点Qに達し、共用セルBS3からの受
信電界強度が十分に大きくなると、共用セルBS3へハ
ンドオーバすることが許される。ところで、仮に移動局
が、第1セルラ通信システム専用の移動局であったなら
ば、地点Pに達した時点(場所)で基地局BS2のセル
へハンドオーバしていたに違いない。言い換えれば、第
1セルラ通信システムの通信資源を使用する上では、地
点Pでハンドーバすべきだったのである。したがって、
地点PからQまでの間は、例えば受信レベルその他の通
信品質が十分でないことが懸念される。
【0006】逆に、移動局MSが地点Pに達した場合
に、通常セルBS2からの受信電界強度が、共用セルB
S3からのものより小さいときは、BS3が共用セルで
あるのでハンドーバ自体は良好に行われるであろう。し
かし、仮に移動局が第1通信システム専用の移動局であ
ったならば、地点Pでハンドーバは行わず、セルBS2
からの受信電界強度が十分に大きくなる地点Qに達した
ときに、ハンドオーバが行われるであろう。この場合
は、第1セルラ通信システムの通信資源を利用する上で
は、地点Pではハンドオーバする必要はなかったのであ
る。したがって、この場合は、地点Pから地点Qまでの
間は、使用し続けることができたはずの第1セルラ通信
システムの通信資源を捨てて別の通信資源を使用したこ
とになる。
【0007】第1セルラ通信システムの通信資源を使用
するに当たっては、第1セルラ通信システム専用の移動
局と同じ条件(場所)で、ハンドオーバ制御を行うこと
が好ましい。けだし、そのような条件でハンドオーバを
行えば、第1セルラ通信システムの通信資源を最も有効
かつ効率的に使用できるようにシステム設計がなされて
いるからである。上記の例のように、ハンドーバする場
所がそのセルラ通信システム専用の移動局と比較して異
なる場合には、受信品質の劣化や、繰り返し距離(同一
周波数を使用するゾーン間距離)を確保できなくなるこ
とが懸念される。
【0008】本願課題は、複数のセルラ通信システムで
動作することが可能な移動局に対して、通信を行ってい
るセルラ通信システム専用の移動局と同じ条件でセル移
行の処理を行うことである。
【0009】
【課題を解決するための手段】以下に説明する手段によ
って、上記課題が解決される。
【0010】請求項1記載の発明は、少なくとも第1お
よび第2のセルラ通信システムから構成される通信シス
テムである。この通信システムは、所定のセルに移行す
る移動局に対して、前記第1および第2のセルラ通信シ
ステムの通信資源を割り当て、所定のセル以外のセルに
移行する移動局に対して、所定のセルラ通信システムの
通信資源を割り当てるように制御する、前記少なくとも
第1および第2のセルラ通信システムの通信資源の割当
を制御する制御装置を有する。さらにこの通信システム
は、目下通信に使用しているセルラ通信システムにおけ
る移動局の移行先となるセルを判別する第1判別手段
と、セルラ通信システムとは別のセルラ通信システムに
おける移動局の移行先となるセルを判別する第2判別手
段とを有し、第1判別手段により判別された移動局の移
行先となるセルが所定のセルでない場合に、前記第2判
別手段が移動局の移行先となるセルを判別する通信シス
テムである。
【0011】請求項2記載の発明は、少なくとも第1お
よび第2のセルラ通信システムの通信資源の割当を制御
する制御装置である。この制御装置は、所定のセルに移
行する移動局に対して、第1および第2のセルラ通信シ
ステムの通信資源を割り当て、所定のセル以外のセルに
移行する移動局に対して、所定のセルラ通信システムの
通信資源を割り当てるように制御する制御手段を有す
る。さらにこの制御装置は、目下通信に使用しているセ
ルラ通信システムにおける移動局の移行先となるセルを
判別する第1判別手段と、セルラ通信システムとは別の
セルラ通信システムにおける移動局の移行先となるセル
を判別する第2判別手段とを有し、第1判別手段により
判別された移動局の移行先となるセルが所定のセルでな
い場合に、第2判別手段が移動局の移行先となるセルを
判別する制御装置である。
【0012】請求項3記載の発明は、制御装置が、前記
少なくとも第1および第2のセルラ通信システムに共通
の制御部より成ることを特徴とする請求項2記載の制御
装置。
【0013】請求項4記載の発明は、制御装置が、第1
および第2のセルラ通信システムの通信資源の割当を夫
々制御する第1および第2の制御部より成る請求項2記
載の制御装置である。
【0014】請求項5記載の発明は、移動局が目下通信
に使用しているセルラ通信システムのパイロット・チャ
ネルの受信レベルに基づいて、移動局のセル移行の要否
が決定されることを特徴とする請求項2記載の制御装置
である。
【0015】請求項6記載の発明は、少なくとも第1お
よび第2のセルラ通信システムから構成される通信シス
テムにおける通信資源の割当方法である。この割当方法
は、第1のセルラ通信システムの通信資源を利用して通
信を行っている移動局が、第1および第2のセルラ通信
システムの通信資源の割当を制御する制御装置に対して
セルの移行を要求し、第1のセルラ通信システムにおけ
る移動局の移行先となるセルが、所定のセルであるか否
かを制御装置が判別し、セルの移行先が所定のセルでな
い場合に、第2のセルラ通信システムにおける移動局の
移行先を制御装置が判別し、移行先へ移行するために、
移動局に対して前記第2のセルラ通信システムの通信資
源を割り当てる通信資源の割当方法である。
【0016】請求項7記載の発明は、セルの移行先が所
定のセルである場合には、セルへ移行するために、移動
局に対して第1のセルラ通信システムの通信資源を引き
続き割り当てる請求項6記載の通信資源の割当方法であ
る。
【0017】請求項8記載の発明は、移動局が、移動局
周辺の基地局が送信する第1の通信システムに関するパ
イロット・チャネルを受信し、該受信レベルが通話チャ
ネルの受信レベルよりも所定値以上大きくなった場合
に、セルの移行が要求される請求項6記載の通信資源の
割当方法である。
【0018】請求項9記載の発明は、制御装置が、第1
および第2のセルラ通信システムの通信資源の割当を夫
々制御する第1および第2の制御部より成り、第2のセ
ルラ通信システムの通信資源の割当が、第2の制御部に
より行われる請求項6記載の通信資源の割当方法であ
る。
【0019】請求項1,2又は6記載の発明によれば、
一方のセルラ通信システムの通信資源に関する移行先セ
ルを調べ、移行先セルが所定のセル(共用セル)でなけ
れば他のセルラ通信システムの通信資源に関する移行先
セルを調べることによって、通信資源の割り当てを行う
ので、第1又は第2セルラ通信システム専用の移動局と
同じ条件でセル移行の処理を行うことが可能である。し
たがって、ハンドオーバ地点の相違に起因する通信品質
の劣化や不十分な繰り返し距離に関する問題も解決され
る。
【0020】従属請求項4又は9記載の発明によれば、
制御装置が夫々第1および第2セルラ通信システムに関
する第1および第2の制御部より成るので、既存のセル
ラ通信システムに容易に応用することが可能である。
【0021】従属請求項5又は8記載の発明によれば、
移動局が目下通信に使用しているセルラ通信システムに
関するパイロット・チャネルの移動局における受信レベ
ルに基づいて、移動局のセル移行の要否を判断するの
で、通信に使用しているセルラ通信システムのパイロッ
ト・チャネルを利用して、他のセルラ通信システムへの
移行の要否を把握することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は、2つのセルラ通信システ
ムの地理的に重複するサービスエリアの概略を示す。第
1セルラ通信システム10のサービスエリアは、セル1
01ないしセル119より成る。第2セルラ通信システ
ム20のサービスエリアは、セル120ないしセル13
8より成る。これらのサービスエリアの全部又は一部は
地理的に重複している。これらのセルのうち、第1セル
ラ通信システムのセル101ないし119および第1セ
ルラ通信システムのセル132ないしセル138は、上
述した「共用セル」として設定されている。すなわち、
セル101ないし119では、第1セルラ通信システム
専用の移動局と、第1および第2セルラ通信システム間
を移行することが可能な移動局(両システムで動作可能
な移動局)とに、第1セルラ通信システムの通信資源を
割り当てることができる。セル132ないしセル138
内でも同様に、第2セルラ通信システム専用の移動局
と、第1および第2セルラ通信システム間を移行するこ
とが可能な移動局(両システムで動作可能な移動局)と
に、第2セルラ通信システムの通信資源を割り当てるこ
とができる。そして、セル120ないし131は、「通
常セル」(共用セルに設定されていないセル)として設
定されており、第2セルラ通信システム専用の移動局に
対してのみ、第2セルラ通信システムの通信資源が割り
当てられる。
【0023】図2は、図1に示されるような第1および
第2セルラ通信システムの主要な構成要素を示す部分概
略図である。図2には、移動局203と、第1通信シス
テムの基地局204と、第2通信システムの基地局20
5と、これら両基地局を制御する制御装置422および
音声処理装置418とが図示されている。制御装置42
2および音声処理装置418は、更に図示されていない
セルラ交換機および公衆交換網等のネットワークに接続
される。図中実線は主に通信信号の経路を示し、破線は
主に制御信号の経路を示す。なお、図2では制御装置4
22および/または音声処理装置418(制御装置等)
は、両セルラ通信システムに共通する形式で描かれてい
るが、各セルラ通信システムにそれぞれ設けられていて
もよい。ただし、その場合は、各制御装置等は、例えば
移動局の移行先となるセルについて互いに連絡を取り合
うことができなければならない。
【0024】図3は、図2において番号203で示され
るような移動局300の主要な構成を示す概略ブロック
図である。移動局300は、第1セルラ通信システム用
のアンテナ310と、このアンテナ310に接続された
無線機回路312を有する。無線機回路312は、第1
セルラ通信システムで通信する電波の変復調、符号化お
よび復号化等の処理を行う回路を有する。同様に、移動
局300は、第2セルラ通信システム用のアンテナ32
0と、このアンテナ320に接続された無線機回路32
2を有する。無線機回路322も、第2セルラ通信シス
テムで通信する電波の変復調、符号化および復号化等の
処理を行う回路を有する。無線機回路312および32
2は、セレクタ330に結合され、無線機回路312ま
たは322を後段の処理要素に結合させる。セレクタ3
30が何を選択するかは、制御線332を介して制御回
路334から伝送される制御信号に基づいて決定され
る。セレクタ330は、制御回路334を経てダイヤル
等のユーザ操作部336に結合される。また、セレクタ
330は、マイクやスピーカ等の入出力要素338に結
合される。図中実線は主に通信信号の経路を示し、破線
は主に制御信号の経路を示す。
【0025】図3に示している例では、アンテナを2つ
別個に設けているが、第1および第2セルラ通信システ
ムが例えば同一周波数の通信資源を使用するような場合
には、1つの共通アンテナとすることも可能である。ま
た、無線機回路も2つ別個に設けているが、変復調方
式、符号化および複合化等の処理が、第1および第2セ
ルラ通信システムで同様である場合には、無線機回路の
全部又は一部を共用することも可能である。
【0026】図4は、図2において番号204,205
で示されるような基地局400の主要な構成を示す概略
ブロック図である。簡単のため、基地局400は、第1
および第2セルラ通信システムで共通する構造を有する
ことを想定しているが、異なる構成を採用することも可
能である。基地局400は、移動局と通信するためのア
ンテナ410と、このアンテナ410に接続された無線
機回路412を有する。無線機回路412は、移動局と
の間で送受信する電波の変復調、符号化および復号化等
の処理を行う回路を有する。基地局400は、無線機回
路412に結合され通信信号と制御信号とを分離する分
離回路414を有する。分離された通信信号は、通信信
号インターフェース416を介して音声処理装置418
に結合される。分離回路414で分離された制御信号
は、制御信号インターフェース420を介して制御装置
422へ結合される。図中実線は主に通信信号の経路を
示し、破線は主に制御信号の経路を示す。
【0027】図5は、本発明による通信システムで行わ
れるセル移行のための動作を示すフローチャートであ
る。以下に説明する動作は、移動局と、基地局または基
地局を介して基地局制御装置との間で行われるものであ
る。各動作は、必要に応じてソフトウエアまたはハード
ウエアで実現することが可能である。前提として、第2
セルラ通信システムで通信している移動局が、共用セル
(例えば137)の中で第2セルラ通信システム20の
通信資源を利用して通信を行っているとする(ステップ
501,502)。ステップ504において、移動局
は、移動局周辺の基地局から伝送される第2セルラ通信
システム(目下通信に使用しているセルラ通信システ
ム)に関するパイロット・チャネルを受信し、その受信
レベルを監視する。ステップ506において、パイロッ
ト・チャネルの受信レベルが、通信中の受信レベルより
も所定値以上大きくなったか否かを調べ、大きくない場
合はステップ504に戻って監視を続ける。パイロット
・チャネルの受信レベルが、通信中の受信レベルよりも
所定値以上大きくなると、その大きなパイロット・チャ
ネルを発するセルへ移行することが望ましいので、ステ
ップ508において、移動局は、セルの移行の要求を求
めるセル移行要求信号を基地局等(基地局または基地局
を介した基地局制御装置)に送信する。セル移行要求信
号には、移行先となるセルを担当する基地局の識別コー
ド(セル識別コード)が含まれている。
【0028】ステップ510において、移動局の発した
セル移行要求信号は、基地局又は基地局を経由して制御
装置に知らされる。ステップ511において、移動局が
両方のセルラ通信システムで動作可能であるか否かが判
別される。移動局が一方のセルラ通信システムに専用の
移動局であればステップ514に進み、両方のセルラ通
信システムで動作することが可能であればステップ51
2に進む。ステップ512において、制御装置は、移動
局の移行先が、所定のセルであるか否かを調べる。所定
のセルとは共用セルであり、その基地局またはセルの識
別コードは制御装置における不揮発性メモリ等の記憶手
段に予め格納されている。セル移行要求信号により伝送
された基地局又はセルの識別コードと、予め記憶手段に
格納されている内容とを比較して、移動局の移行先とな
るセルが所定のセルである場合は、ステップ514に進
み、制御装置は、移動局から通知された移行先に移行す
べきことを指示するセル移行指示信号を移動局へ送信す
る。その後は、ステップ516でセル移行の処理を行
い、ステップ518で終了する。ステップ520におい
て、セル移行指示信号を受信した移動局は、ステップ5
22において、指定されたセルへ移行するための処理を
行い、ステップ524でセル移行の処理を終了する。こ
のようにして、第2通信システム通信している移動局
が、共用セルから別の共用セルへ移動する場合に、引き
続き第2通信システムの通信資源を利用して通信を継続
することができる。
【0029】ところで、ステップ512において、移動
局の移行先となるセルが所定のセルでない場合は、ステ
ップ530に進み、第2ではなく第1セルラ通信システ
ムに関する移動局の移行先を探索する。これは例えば、
移動局が移動局周辺の基地局から受信する第1セルラ通
信システムに関するパイロット・チャネルの受信レベル
の強弱に基づいて行われ、例えば最強のパイロット・チ
ャネルを発する第1セルラ通信システムに関する基地局
が移行先の基地局として選択される。このようにして見
出された基地局またはセルの識別コードとともに、ステ
ップ532において、セル移行指示信号が移動局に送信
される。その後は、ステップ534でセル移行の処理を
行い、ステップ536で終了する。一方、ステップ52
0において、セル移行指示信号を受信した移動局は、ス
テップ522において、ステップ530で探索されたセ
ルへの移行処理を行い、ステップ524でセル移行の処
理を終了する。先に説明した場合とは異なり、この場合
は、第2通信システムで通信している移動局が、共用セ
ルから共用セルでないセル(通常セル)へ移動し、第2
ではなく第1通信システムの通信資源を利用して通信を
継続することができる。
【0030】上述したように、基地局を制御する制御装
置は、両セルラ通信システムに共通する制御装置として
構成してもよいし、各セルラ通信システムに別々の制御
装置として構成してもよい。システムの一括管理等の観
点からは、共通の制御装置であることが好ましい。共通
の制御装置として構成する前者の場合は、ステップ50
2から始まる制御装置の処理を、その共通の制御装置が
実行する。後者の場合も、各制御装置がステップ502
から始まる制御装置の処理を総て行い得ることを要する
が、セルラ通信システムを変更して通信を続行する場合
の役割分担が異なる。この場合は次のようにすることが
可能である。現在の通信を担当しているセルラ通信シス
テムの制御装置が、移動局および移行先の判別を行い、
現在の通信を担当するセルラ通信システムとは別のセル
ラ通信システムの制御装置に対して、セル移行のための
処理を行うよう指示する。上記の実施例では第2セルラ
通信システムの制御装置が、ステップ502,510,
511,512,530,532までの処理を行って、
第1セルラ通信システムの制御装置に対して、移動局に
第1セルラ通信システムの通信資源を割り当てるよう指
示する。その指示に応じて、第1セルラ通信システムの
制御装置は、移動局に通信資源を割り当てる。既存のシ
ステムに本願を簡易に実現する観点からは、このように
別々の制御装置として構成することが好ましい。
【0031】図6は、本発明による複数システム共用方
式における移動局の移行先(ハンドオーバ先)となるセ
ルを探索するための機能ブロック図である。図7におけ
る機能ブロック図と同様に、この機能ブロック図に示さ
れる処理は、各基地局を制御する制御装置が行う。先
ず、入力インターフェース部601に、移動局から受信
した入力情報が入力される。この入力情報には、例え
ば、移動局の識別番号、目下通信に使用しているセルラ
通信システムに関するセル識別コードおよび周辺セルか
らのパイロット・チャネルの受信レベル、通信に使用し
てないセルラ通信システムに関するセル識別コードおよ
び周辺セルからのパイロット・チャネルの受信レベル等
が含まれる。移動局が一方のセルラ通信システムに専用
の装置である場合は、他方のセルラ通信システムに関す
る情報は、上記の入力情報には含まれていない。入力情
報のうち、目下通信に使用しているセルラ通信システム
に関するパイロット・チャネルの受信レベルが、第1セ
ル情報解析部602に提供される。入力情報のうち、通
信に使用していないセルラ通信システムに関するパイロ
ット・チャネルの受信レベルは、第2セル情報解析部6
09に提供される。この点は特に従来と異なる。セル識
別コードはセルコード・バッファ部603に提供され
る。第1セルコード・フィルタ部604では、目下通信
に使用しているセルラ通信システムに対して最強の受信
レベルを与えるセルを移動局の移行先として選択する。
この点は特に従来と異なる。移動局判別部605では、
移動局が両方のセルラ通信システムで動作可能であるか
否かが調べられる。一方のセルラ通信システムに専用の
移動局であれば、第1セルコード・フィルタ部604で
特定されたセルへ移行するよう出力インターフェース部
608から指示が出される。移動局が両方のセルラ通信
システムで動作可能である場合は、さらに、共用セル/
通常セル判別部606において、移行先となるセルが、
共用セルであるか通常セルであるかが検査される。共用
セル/通常セル判別部606に結合された情報格納部6
07には、どのセルが共用セルであるかについての情報
が格納されている。検査の結果、移行先となるセルが共
用セルである場合には、第1セルコード・フィルタ部6
04で移行先として特定されたセルが、実際の移行先と
して認められ、そのセルへ移行するよう出力インターフ
ェース部608から出力される。一方、検査の結果、移
行先となるセルが共用セルでない場合には、そのセルへ
移行することは許されない。この場合は、セルコード・
フィルタ部610が、通信に使用していないセルラ通信
システムに対して最強の受信レベルを与えるセルを移動
局の移行先として選択し、出力インターフェース部60
8に連絡する。出力インターフェース部108は、第2
セルコード・フィルタ部610で特定されたセルへ移行
するよう指示を出力する。
【0032】以上説明した動作を、より具体的に概説す
る。
【0033】まず、図1に示すような第1セルラ通信シ
ステム10に加入している移動局(図2の203)が、
斜線で示される共用方式対応セル(例えば137)の中
で第2セルラ通信システム20の通信資源を利用して通
信を行っているとする。移動局は周辺セル120,13
2,138,136,128,129,130,131
からのパイロット・チャネルを監視する。移動局がセル
138の方向へ進むと、セル138からのパイロット・
チャネルの受信レベルが、通信中の受信レベルよりも所
定値以上高くなり、セル移行要求信号を制御装置へ送信
する。セル移行要求信号には、移行先となるセル138
の基地局の識別コードが含まれている。セル移行要求信
号を受信した制御装置は、通知された識別コードと、予
め記憶手段に格納していた内容とを比較し、移行先とな
るセル138が所定セル(共用セル)であることを判定
する。そして、制御装置は、移動局に対して、セル13
8へ移行するようセル移行指示信号を送信し、移動局お
よび基地局等はセル移行のための処理を行う。移動局
は、引き続き第2セルラ通信システム20の通信資源を
利用して通信を継続する。一方、移動局がセル130の
方へ進むと、制御装置は、移行先が所定のセル(共用セ
ル)でないことを判定する。制御装置は、移動局に対し
て、第1セルラ通信システム10に関するパイロット・
チャネルの受信レベルに基づいて、例えば最強の受信レ
ベルとなるものを移行先セルとして選択する。こうして
選ばれたセルが例えば111であるとすると、制御装置
は、移動局に対して、セル111へ移行するようセル移
行指示信号を送信し、移動局および基地局等はセル移行
のための処理を行う。このようにして、移動局は第1セ
ルラ通信システム10の通信資源を利用して通信を継続
することとなる。
【0034】
【発明の効果】以上本発明によれば、複数のセルラ通信
システムで動作することが可能な移動局に対して、通信
を行っているセルラ通信システム専用の移動局と同じ条
件でハンドーバの処理を行うことが可能である。
【0035】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、複数システム共用方式が採用されてい
る2つのセルラ通信システムのサービスエリアの概念図
である
【図2】図2は、セルラ通信システムにおける主要な要
素を示す部分概略図である。
【図3】図3は、移動局の構成を示す概略ブロック図で
ある。
【図4】図4は、基地局の構成を示す概略ブロック図で
ある。
【図5】図5は、本発明による通信システムで行われる
セル移行の動作を示すフローチャートである。
【図6】図6は、本発明による複数システム共用方式に
おける移動局の移行先(ハンドオーバ先)となるセルを
探索するための機能ブロック図である。
【図7】図7は、従来の複数システム共用方式における
移動局の移行先(ハンドオーバ先)となるセルを探索す
るための機能ブロック図である。
【図8】図8は、従来の複数システム共用方式における
問題点を説明するための概念図である。
【符号の説明】
10,20 セルラ通信システム 101〜119,120〜138 セル 101〜119 共用セル 132〜138 共用セル 204,205 基地局 201,202 セル 203 移動局 208 ハンドーバ先セル導出部 310,320 アンテナ 312,322 無線機回路 330 セレクタ 332 制御線 334 制御回路 336 操作部 338 入出力要素 410 アンテナ 412 無線機回路 414 分離回路 416 通信信号インターフェース 418 音声処理装置 420 制御信号インターフェース 422 制御装置 601 入力インターフェース部 602 第1セル情報解析部 603 セルコード・バッファ 604 セルコード・フィルタ部 605 移動局判定部 606 共用セル/通常セル判別部 607 情報格納部 608 出力インターフェース 609 第2セル情報解析部 610 第2セルコード・フィルタ部 701 入力インターフェース部 702 セル情報解析部 703 セルコード・バッファ 704 セルコード・フィルタ部 705 移動局判定部 706 共用セル/通常セル判別部 707 情報格納部 708 出力インターフェース MS 移動局 BS1,BS2,BS3 基地局 P,Q ハンドーバ地点

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも第1および第2のセルラ通信
    システムから構成される通信システムであって、 所定のセルに移行する移動局に対して、前記第1および
    第2のセルラ通信システムの通信資源を割り当て、前記
    所定のセル以外のセルに移行する移動局に対して、所定
    のセルラ通信システムの通信資源を割り当てるように制
    御する、前記少なくとも第1および第2のセルラ通信シ
    ステムの通信資源の割当を制御する制御装置と、 目下通信に使用しているセルラ通信システムにおける移
    動局の移行先となるセルを判別する第1判別手段と、 前記セルラ通信システムとは別のセルラ通信システムに
    おける移動局の移行先となるセルを判別する第2判別手
    段とを有し、前記第1判別手段により判別された前記移
    動局の移行先となるセルが所定のセルでない場合に、前
    記第2判別手段が前記移動局の移行先となるセルを判別
    することを特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】 少なくとも第1および第2のセルラ通信
    システムの通信資源の割当を制御する制御装置であっ
    て、 所定のセルに移行する移動局に対して、前記第1および
    第2のセルラ通信システムの通信資源を割り当て、前記
    所定のセル以外のセルに移行する移動局に対して、所定
    のセルラ通信システムの通信資源を割り当てるように制
    御する制御手段と、 目下通信に使用しているセルラ通信システムにおける移
    動局の移行先となるセルを判別する第1判別手段と、 前記セルラ通信システムとは別のセルラ通信システムに
    おける移動局の移行先となるセルを判別する第2判別手
    段とを有し、前記第1判別手段により判別された前記移
    動局の移行先となるセルが所定のセルでない場合に、前
    記第2判別手段が前記移動局の移行先となるセルを判別
    することを特徴とする制御装置。
  3. 【請求項3】 前記制御装置が、前記少なくとも第1お
    よび第2のセルラ通信システムに共通の制御部より成る
    ことを特徴とする請求項2記載の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記制御装置が、前記第1および第2の
    セルラ通信システムの通信資源の割当を夫々制御する第
    1および第2の制御部より成ることを特徴とする請求項
    2記載の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記移動局が目下通信に使用しているセ
    ルラ通信システムのパイロット・チャネルの受信レベル
    に基づいて、移動局のセル移行の要否が決定されること
    を特徴とする請求項2記載の制御装置。
  6. 【請求項6】 少なくとも第1および第2のセルラ通信
    システムから構成される通信システムにおける通信資源
    の割当方法であって、 前記第1のセルラ通信システムの通信資源を利用して通
    信を行っている移動局が、前記第1および第2のセルラ
    通信システムの通信資源の割当を制御する制御装置に対
    してセルの移行を要求し、 前記第1のセルラ通信システムにおける移動局の移行先
    となるセルが、所定のセルであるか否かを前記制御装置
    が判別し、 前記セルの移行先が前記所定のセルでない場合に、前記
    第2のセルラ通信システムにおける移動局の移行先を前
    記制御装置が判別し、 前記移行先へ移行するために、前記移動局に対して前記
    第2のセルラ通信システムの通信資源を割り当てること
    を特徴とする通信資源の割当方法。
  7. 【請求項7】 前記セルの移行先が前記所定のセルであ
    る場合には、前記セルへ移行するために、前記移動局に
    対して前記第1のセルラ通信システムの通信資源を引き
    続き割り当てることを特徴とする請求項6記載の通信資
    源の割当方法。
  8. 【請求項8】 前記移動局が、前記移動局周辺の基地局
    が送信する前記第1の通信システムに関するパイロット
    ・チャネルを受信し、該受信レベルが通話チャネルの受
    信レベルよりも所定値以上大きくなった場合に、セルの
    移行が要求されることを特徴とする請求項6記載の通信
    資源の割当方法。
  9. 【請求項9】 前記制御装置が、前記第1および第2の
    セルラ通信システムの通信資源の割当を夫々制御する第
    1および第2の制御部より成り、前記第2のセルラ通信
    システムの通信資源の割当が、前記第2の制御部により
    行われることを特徴とする請求項6記載の通信資源の割
    当方法。
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