JP2003174580A - ディジタルカメラ - Google Patents

ディジタルカメラ

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JP2003174580A
JP2003174580A JP2001374417A JP2001374417A JP2003174580A JP 2003174580 A JP2003174580 A JP 2003174580A JP 2001374417 A JP2001374417 A JP 2001374417A JP 2001374417 A JP2001374417 A JP 2001374417A JP 2003174580 A JP2003174580 A JP 2003174580A
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lens
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JP2001374417A
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Tetsuya Uno
哲哉 宇野
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つのモータで焦点距離調節と焦点調節を行
うズームフォーカス方式の撮像レンズを用いて連続ズー
ム可能なディジタルカメラを実現する。 【解決手段】 ズームスイッチST又はSWの操作時間
から仮想の焦点距離を演算し、撮像レンズ(ステップズ
ーム)10による各焦点距離間の中間の焦点距離が選択
された場合、撮像部20から出力される画像データを用
いて電子ズーム処理を行い、表示部50にモニタ表示さ
れる画像又は記録部(記録媒体)60に記録される画像
データ上で中間の焦点距離又は像倍率を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ズームフォーカス
方式の撮像レンズを用いたディジタルカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、1つのモータで焦点距離調節
(ズーミング)と焦点調節(フォーカシング)を行うズ
ームフォーカス方式の撮像レンズが知られている。ズー
ムフォーカス方式の撮像レンズでは、撮像レンズを構成
する複数のレンズ群の相対的な位置を変化させて焦点距
離を変化させると共に焦点位置も変化させる。そのた
め、1つのモータでズーミングとフォーカシングが可能
である反面、レンズの焦点距離を短焦点側端と長焦点側
端との間で連続的に変化させることはできず、あらかじ
め設定されている複数の焦点距離に段階的にしか変化さ
せられない。このようなズームフォーカス方式の撮像レ
ンズは、銀塩フィルムを用いるカメラの分野では、レン
ズシャッタ方式のコンパクトカメラなどに採用されてい
る。
【0003】一方、ディジタルカメラの分野では、撮像
レンズにズームレンズを用いた光学式ズームのほか、撮
像部により得られた画像データの一部分を取り出して拡
大する電子式ズームも実用化されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】デジタルカメラの小型
軽量化を目的として、上記ズームフォーカス方式の撮像
レンズを採用することが提案されている。ところが、ズ
ームフォーカス方式の撮像レンズの場合、焦点距離を段
階的にしか変化させられないため、ズーミング動作中L
CDなどのモニタ画面上に表示される画像の大きさがス
ムーズに変化せず、見た目が良くないという問題点を有
していた。
【0005】本発明は、上記従来例の問題点を解決する
ためになされたものであり、ズームフォーカス方式の撮
像レンズを用いたディジタルカメラにおいて、ズーム動
作中でもモニタ画面上に表示される画像の大きさをスム
ーズに変化させることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のディジタルカメラは、複数のレンズ群の相
対的な位置を変化させることにより焦点距離及び合焦位
置を変化させることが可能な撮像レンズと、前記撮像レ
ンズの光軸上の所定位置に設けられ、その上に結像され
る像を光電変換する撮像素子を含み、画像データを出力
する撮像部と、前記撮像レンズの焦点距離を、その最長
焦点距離と最短焦点距離との間で変化させるためのズー
ムスイッチと、前記ズームスイッチからの信号に応じ
て、前記撮像レンズの焦点距離をあらかじめ設定されて
いる複数の焦点距離のうちのいずれかに設定すると共
に、焦点距離をほぼ一定に維持した状態で被写体の像を
前記撮像部上に結像させるように、前記複数のレンズ群
の相対的な位置を変化させるレンズ駆動機構と、前記撮
像レンズの最長焦点距離と最短焦点距離とを結ぶ仮想の
ズーム特性曲線と前記ズームスイッチが連続して操作さ
れている時間とから、仮想の焦点距離及び像倍率を演算
する第1像倍率演算部と、現時点における撮像レンズの
焦点距離から実際に前記撮像部上に結像されている像の
倍率を演算する第2像倍率演算部と、第1像倍率演算部
による仮想の像倍率と第2像倍率演算部による実際の像
倍率を用いて前記撮像部から出力される画像データを拡
大した拡大画像データを作成する拡大画像データ作成部
と、前記拡大画像データを用いて画像表示を行う表示部
と、前記拡大画像データを記録する画像データ記録部と
を具備する。
【0007】上記構成において、前記レンズ駆動機構
は、現時点の仮想焦点距離と等しいか又はそれよりも短
い焦点距離であって、あらかじめ設定されている前記複
数の焦点距離のうち現時点の仮想焦点距離に最も近い焦
点距離をとるように、前記複数のレンズ群の相対的な位
置を変化させることが好ましい。
【0008】また、前記拡大画像データ作成部は、画像
データの拡大の結果生ずる画素データの不足分を、デー
タが不足する画素の近傍の画素データを用いて補間する
ことが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に係るディジタルカメラの
一実施形態について説明する。本実施形態では、撮像レ
ンズとして、1つのモータで焦点距離調節(ズーミン
グ)と焦点調節(フォーカシング)を行うズームフォー
カス方式(ステップズームとも言う)のレンズを用い
る。ズームフォーカス方式の撮像レンズでは、撮像レン
ズ10の焦点距離を、長焦点端、短焦点端及びあらかじ
め設定された少なくとも1つの中間焦点距離のいずれか
にしか設定することができないので、これら以外の焦点
距離をユーザが選択した場合には、いわゆる電子ズーム
方式を併用して所定の像倍率となるように画像データを
拡大処理する。
【0010】撮像レンズの構成及び焦点距離を変化させ
た場合の各構成レンズ群の位置関係を図1に示す。図1
中、(a)は撮像レンズ10の焦点距離を短焦点端に設
定した場合、(b)は撮像レンズ10の焦点距離を中間
値に設定した場合、(c)は撮像レンズ10の焦点距離
を長焦点端に設定した場合を示す。
【0011】周知のように、ズームレンズは、光学系を
構成する複数のレンズ群の相対的な位置を変化させるこ
とによりその焦点距離を変化させることができる。ま
た、インナーフォーカスタイプと呼ばれるレンズでは、
光学系を構成する複数のレンズ群のうち一部のレンズ群
の位置を変化させることによりその合焦位置を変化させ
ることができる。
【0012】図1に示す構成例では、被写体(物体)側
から第1レンズ群11、第2レンズ群12及び第3レン
ズ群13の位置を変化させることにより撮像レンズ10
の焦点距離を変化させる。また、第1レンズ群11と第
2レンズ群12の位置を固定した状態で、第3レンズ群
13の位置を変化させることにより合焦位置を調節す
る。なお、撮像素子21の直近の第4レンズ群14は固
定されている。
【0013】第3レンズ群13の位置を変化させるため
のカム溝の形状を図2に示す。図中、沈胴端P0は、こ
のディジタルカメラのメインスイッチをオフしたとき
に、撮像レンズ10の光学性能を無視して、レンズ長が
最も短くなるように各レンズ群、この場合特に第3レン
ズ群13の収納位置に対応するレンズガイドピンの位置
(以下、単に「第3レンズ群13の位置」とする)を示
す。
【0014】点P1は、撮像レンズ10の焦点距離が最
も短い短焦点端で、かつ無限遠の被写体に合焦する状態
における第3レンズ群13の位置を示す。点P2は、撮
像レンズ10の短焦点端で、かつ光学性能上許容しうる
至近距離の被写体に合焦する状態における第3レンズ群
13の位置を示す。点P1と点P2の間のフォーカス区
間では、第1レンズ群11及び第2レンズ群12は基本
的に動かず、第3レンズ群13がリニアに移動し、合焦
位置を調節する。以下の点P3とP4、P5とP6、P
7とP8、P9とP10の間でも同様である。
【0015】点P3、P5及びP7は、それぞれ撮像レ
ンズ10の焦点距離が短焦点端と長焦点端の中間の焦点
距離で、かつ無限遠の被写体に合焦する状態における第
3レンズ群13の位置を示す。点P4、P6及びP8
は、それぞれ撮像レンズ10の焦点距離が短焦点端と長
焦点端の中間の焦点距離で、かつ至近距離の被写体に合
焦する状態における第3レンズ群13の位置を示す。点
P9は、撮像レンズ10の焦点距離が最も長い長焦点端
で、かつ無限遠の被写体に合焦する状態における第3レ
ンズ群13の位置を示す。点P10は、撮像レンズ10
の長焦点端で、かつ至近距離の被写体に合焦する状態に
おける第3レンズ群13の位置を示す。
【0016】図2中、各点P1、P2、P3、P4、P
5、P6、P7、P8、P9及びP10を結ぶ実線は実
際のカム曲線である。一方、点P1、P3、P5、P7
及びP9を結び一点鎖線は、この撮像レンズ10の長焦
点端と短焦点端を結ぶ仮想カム曲線(仮想ズーム特性)
を示す。
【0017】次に、本実施形態に係るディジタルカメラ
のブロック構成を図3に示す。撮像レンズ10の光軸L
上には、例えばCCDやMOSなどの撮像素子21が設
けられている。周知のように、撮像素子21の受光面に
は、微小な光電変換素子からなる画素が縦方向及び横方
向にそれぞれ所定数配列されており、各画素からの画素
信号(電荷量などのアナログデータ)が出力される。撮
像素子21からの画素信号は、A/D変換器22により
ディジタル信号に変換された後、画像処理部23により
ホワイトバランス調節やγ補正などが施され、画像デー
タメモリ24に一時的に記憶される。これら撮像素子2
1、A/D変換器22、画像処理部23及び画像データ
メモリ24などで撮像部20を構成する。
【0018】なお、以下の説明において、各画素信号を
ディジタル化し、所定の画像処理を施したものを「画素
データ」と称し、「画素データ」を所定の順に配列した
ものを「画像データ」と称する。
【0019】レンズ駆動機構30は、撮像レンズ10の
カム筒などを回転させるためのモータ、歯車列、カム筒
の回転位置や回転方向などを検出するためのエンコーダ
などで構成されている。レンズ駆動機構30は、全体制
御部40からの制御信号によりモータの回転数及び回転
方向が制御され、撮像レンズ10を構成する複数のレン
ズ群の相対的な位置を変化させる。また、エンコーダの
出力を全体制御部40に入力することにより、全体制御
部40は撮像レンズ10の現時点での焦点距離や像倍率
などを検出することができる。
【0020】全体制御部40は、このディジタルカメラ
全体を制御する所定のプログラムを記憶したROM、画
像データなどの演算処理すべきデータを一時的に記憶す
るためのRAM及び上記所定のプログラムを実行して様
々な機能を実現するためCPUなどで構成されいる。全
体制御部40には、シャッタスイッチS1,S2、ズー
ムスイッチSW,ST、測光部61、測距部62などが
接続されている。全体制御部40の詳細は後述する。
【0021】表示部50は、LCDなどの表示装置51
と、表示装置51上に表示するための表示用画像データ
を一時的に記憶するためのRAMなどの表示用画像デー
タメモリ52などで構成されている。
【0022】シャッタスイッチS1は、カメラハウジン
グの上部などに設けられたシャッタ操作ボタンにユーザ
が指を載せた状態でオンするスイッチであり、撮影準備
動作を行うためのスイッチである。シャッタスイッチS
2は、シャッタ操作ボタンを最後まで押し込んだときに
オンするスイッチであり、撮像部20を駆動して画像デ
ータを取り込み、取り込んだ画像データを記録部60に
よりメモリカードなどの記録媒体に記録するためのスイ
ッチである。ズームスイッチSWは、撮像レンズ10の
焦点距離を短くする方向に操作するスイッチであり、ま
たズームスイッチSTは、撮像レンズ10の焦点距離を
長くする方向に操作するスイッチである。ズームスイッ
チSW及びSTは、シャッタ操作ボタンと同様にカメラ
ハウジングの上部などに設けられ、二者択一的にオンす
るように(同時にはオンできないように)構成されてい
る。
【0023】測光部61は、撮像レンズ10を透過した
光の強度を検出し、被写体輝度を演算する。ディジタル
カメラの場合、撮像素子21の画素自体が光電変換素子
であるため、撮像素子21から出力される画素データ又
は撮像部20から出力される画像処理後の画像データを
演算処理することにより、被写体輝度を求めることがで
きる。
【0024】測距部62は、被写体までの距離を測定
し、レンズ駆動機構30を制御して撮像レンズ10を被
写体に合焦させる。一般的に、ディジタルカメラの場
合、撮像素子21自体が測距センサとして機能しうるの
で、レンズ駆動機構30を適宜駆動しつつ、撮像部20
から出力される画像データのコントラストが最大となる
状態を合焦とする(いわゆる「山登り方式」)。
【0025】上記全体制御部40は第1像倍率演算部4
1として機能し、撮像レンズ10の最長焦点距離と最短
焦点距離とを結ぶ仮想のズーム特性曲線とズームスイッ
チSW又はSTが連続して操作されている時間とから、
仮想の焦点距離及び像倍率を演算する。本実施形態では
撮像レンズ10としてズームフォーカス方式のものを用
いているため、撮像レンズ10は、あらかじめ設定され
ている複数の焦点距離のいずれかしかとることができな
い。これに対して、ユーザに対しては、電子ズーム方式
を併用して、あたかも連続して撮像レンズ10の焦点距
離が変化しているかのように、表示部50の表示装置5
1上に表示される画像の像倍率を変化させる。そのた
め、ズームスイッチSW又はSTの操作時間などから、
表示部50の表示装置51上に表示される画像の仮想像
倍率γ(撮像レンズ10の仮想焦点距離)を演算する必
要がある。
【0026】次に、全体制御部40は第2像倍率演算部
42として機能し、レンズ駆動機構30のエンコーダか
らの出力を用いて現時点における撮像レンズ10の焦点
距離を演算し、実際に撮像素子21の受光面上に結像さ
れている像の倍率αを演算する。すなわち、電子ズーム
方式による画像データの拡大率β(γ=α×β)を演算
するために、撮像素子21上に結像されている画像の実
際の像倍率αを知る必要があるからである。
【0027】さらに、全体制御部40は拡大画像データ
作成部43として機能し、第1像倍率演算部41による
仮想の像倍率γと第2像倍率演算部42による実際の像
倍率αを用いて電子ズーム方式による拡大率βを演算
し、撮像部20から出力される画像データを拡大した拡
大画像データを作成する。
【0028】拡大画像データ作成部43は、さらに、演
算された拡大率βを用いて撮像部20から出力される画
像データの中から拡大処理に用いる画素データを抽出す
るための電子ズーム部44と、表示部50の表示装置5
1上にモニタ画像を表示するために、抽出された画素デ
ータを間引き処理して表示用画像データを作成する画素
データ間引部45と、抽出された画素データを拡大処理
する際、不足する画素についての画素データを補間処理
する画素データ補間部46と、抽出された画素データに
補間された画素データを合成して記録用の画像データを
作成する記録用画像データ作成部47などで構成され
る。記録用画像データ作成部47により作成された画像
データは、記録部60に入力され、メモリカードなどの
記録媒体に記録される。
【0029】次に、画素データの抽出、画素データの間
引き及び画素データの補間について説明する。前述のよ
うに、撮像レンズ10はあらかじめ設定されている複数
の焦点距離のいずれかしかとることはできず、ユーザが
これらの中間の焦点距離を選択した場合には、電子ズー
ム方式によりその中間の焦点距離(又は像倍率)を実現
する。
【0030】撮像レンズ10のとりうる焦点距離と各焦
点距離における画像及び電子ズームによる中間焦点距離
における画像の関係を図4に示す。
【0031】図4において、上段の(a1)〜(a5)
は、順に撮像レンズ10のとりうる各焦点距離fT、f
1、f2、f3及びfWにおけるカメラ(レンズ部分)
の外観を示す。ここでは、撮像レンズ10の焦点距離と
レンズのカメラボディからの突出量がほぼ比例している
ことを前提としている。
【0032】中段の(b1)〜(b5)は、順に上記各
焦点距離fT、f1、f2、f3及びfWにおける画像
及びその像倍率αT、α1、α2、α3及びαWを示
す。各画像は、撮像レンズ10により撮像素子21上に
実際に結像されている画像を表す。
【0033】下段の(c1)〜(c4)は、電子ズーム
の一例として焦点距離fTとf1の中間の(仮想)焦点
距離fm1、fm2、fm3及びfm4における画像及
びその像倍率γ1、γ2、γ3及びγ4を示す。これら
の場合、撮像レンズ10の焦点距離及び像倍率は実際に
は変化しておらず、撮像素子21上には(b2)におけ
る最も外側のフレームで示された画像が結像されてい
る。
【0034】上記第1像倍率演算部41により演算され
た仮想の焦点距離がfm1(像倍率γ1)であったとす
ると、電子ズーム部44は、図中フレームBに含まれる
画素データのみを抽出する。換言すると、フレームBの
外側の画素データを捨てる。同様に、仮想の焦点距離が
fm4(像倍率γ4)であったとすると、電子ズーム部
44は、フレームAに含まれる画素データのみを抽出す
る。この処理を「画素データの抽出」という。
【0035】なお、撮像素子21の横方向寸法をL、フ
レームAの横方向寸法をLA、フレームBの横方向寸法
をLBとすると、γ1=α1×β1=α1×(L/L
B)、γ4=α1×β4=α1×(L/LA)となる。
【0036】ところで、撮像素子21の画素数は、その
目的にもよるがディジタルカメラ用では数百万画素に及
ぶ。一方、ディジタルカメラのビューファインダに用い
られる小型のLCD(液晶表示素子)の場合、その画素
数はせいぜい数万画素である。そこで、画素データ間引
部45は、電子ズーム部44により抽出された画素デー
タを用いて、フレームの縦方向及び横方向にそれぞれ隣
接する数画素〜数十画素の中から1画素のデータを抽出
するか、あるいはこれらの画素データの平均値を求め、
画素データ数を減らして表示用画像データを形成する。
これを「画素データの間引き」という。なお、拡大率β
が大きくなると抽出される画素データ数が少なくなるの
で、画素データの間引き率は拡大率に反比例する。
【0037】一方、電子ズーム部44により抽出された
画素データは、拡大率β=1、すなわち電子ズームを行
わない場合を除いて、撮像素子21の画素数よりも少な
くなる。この画素データをそのまま画像データとして記
録媒体に記録し、その画像データを用いてプリンタなど
の出力すると仮定すると、拡大率βが大きくなるにつれ
て画像が粗くなり、画質が低下する。そこで、電子ズー
ムを行わない場合の画像データと画素数を同じにするべ
く、画素データ補間部46は、まず抽出した各画素デー
タの画素番地に対して、拡大率βに応じて番地の付け替
えを行う。そうすると、各画素間に隙間ができるので、
隙間部分を埋めるべく、隙間に隣接する複数の画素デー
タを用いて新たに画素データを作成する。これを「画素
データの補間」という。
【0038】次に、撮像レンズ10のズーム特性を図5
に示す。図中、階段状の実線は撮像レンズ10の実際の
ズーム特性を示し、一点鎖線は仮想のズーム特性を示
す。また、図の左半分はズームスイッチSTをオンし、
撮像レンズ10の焦点距離を短焦点側から長焦点側に変
化させる場合を示し、右半分はズームスイッチSWをオ
ンし、撮像レンズ10の焦点距離を長焦点側から短焦点
側に変化させる場合を示す。
【0039】図からわかるように、撮像レンズ10の焦
点距離を短焦点側から長焦点側に変化させる場合、撮像
レンズ10の焦点距離は、仮想焦点距離よりも遅れて変
化する。これに対し、撮像レンズ10の焦点距離を長焦
点側から短焦点側に変化させる場合、撮像レンズ10の
焦点距離は、仮想焦点距離よりも先に変化する。このよ
うに撮像レンズ10の焦点距離を変化させることによ
り、撮像素子21上には電子ズームに必要な画像よりも
広範囲の画像が常に結像される。
【0040】本実施形態に例示するように、撮像レンズ
10の焦点距離を5段階に変化させ、電子ズームによる
拡大率の最大値βmax=1.5とすると、1.5(5-1)
5.0となり、5倍のズーム比が得られる。
【0041】次に、本実施形態におけるディジタルカメ
ラの撮像シーケンスについて、図6〜図8に示すフロー
チャートを参照しつつ説明する。
【0042】まず、電源スイッチがオンされると(ステ
ップ#1)、全体制御部40はレンズ駆動機構30を駆
動して、撮像レンズ10を沈胴位置から引き出し(ステ
ップ#3)、撮像レンズ10の焦点距離を短焦点端に設
定する(ステップ#5)。
【0043】撮像レンズ10の焦点距離が設定される
と、電子ズーム部44は、拡大率β=1に初期設定する
(ステップ#7)。また、測距部62は、例えば撮像部
20から出力される画像データをモニタしながらレンズ
駆動機構30を駆動し、コントラストが最大となるよう
に合焦動作を行う(ステップ#9)。撮像レンズ10の
合焦動作が完了すると、画素データ間引部45は、撮像
部20から出力される画像データを読み出し、間引き処
理を行い表示用画像データを作成する(ステップ#1
1)。表示用画像データは一旦表示用画像データメモリ
52に入力された後、表示装置51上にモニタ表示され
る(ステップ#13)。なお、モニタ用の画像データ
は、所定時間経過するごとに更新されるものとし、画像
データの更新のためのタイマのカウントを開始する。
【0044】モニタ表示が開始されると、全体制御部4
0はズームスイッチSTがオンされたか否かを判断する
(ステップ#15)。なお、この時点では撮像レンズ1
0の焦点距離が短焦点端に初期設定されているので、仮
にズームスイッチSWをオンしてもレンズ駆動機構30
を駆動しないように設定しておく。次に、ズームスイッ
チSTがオンされると、第1像倍率演算部41は、仮想
ズーム特性とズームスイッチSTの操作時間とから仮想
像倍率γを演算する(ステップ#17)。これと並行し
て、第2像倍率演算部42はレンズ駆動機構30のエン
コーダの出力から撮像レンズ10による実際の像倍率α
を演算する(ステップ#19)。演算された仮想像倍率
γ及び実際の像倍率αはそれぞれ電子ズーム部44に入
力され、拡大率βが演算される(ステップ#21)。
【0045】拡大率βが演算されると、電子ズーム部4
4は、演算された拡大率βを用いて撮像部20から出力
される画像データの中から所定の画素データを抽出し、
電子ズーム処理を行う(ステップ#23)。画素データ
間引部45は、抽出された画素データを間引き処理し
(ステップ#25)、表示部50は間引き処理された表
示用画像データを用いて表示装置51上のモニタ表示を
更新する(ステップ#27)。
【0046】さらに、全体制御部40はズームスイッチ
STがオフされたか否かを判断する(ステップ#2
9)。ズームスイッチSTがオフされていない場合(ス
テップ#29でNO)、全体制御部40はβ=1.5か
否かを判断する(ステップ#31)。β=1.5の場合
(ステップ#31でYES)、レンズ駆動機構30を駆
動して、撮像レンズ10の焦点距離を1段長焦点側に変
化させる(ステップズーム駆動:ステップ#33)。そ
して、β=1.5でない場合には、ステップ#17から
#27を繰り返し、仮想倍率γの演算、実際の像倍率α
の演算、拡大率βの演算、電子ズーム処理、間引き処
理、モニタ表示の更新を順に行う。
【0047】ステップ#29でズームスイッチSTがオ
フされると(ステップ#29でYES)、ズームスイッ
チSWがオンされたか否かを判断する(ステップ#3
5)。ズームスイッチSWがオンされると(ステップ#
35でYES)、仮想像倍率γの演算(ステップ#3
9)、撮像レンズ10による実際の像倍率αの演算(ス
テップ#41)、拡大率βの演算(ステップ#43)、
電子ズーム処理(ステップ#45)、画素データの間引
き処理(ステップ#47)、モニタ表示の更新(ステッ
プ#49)を順に行う。
【0048】さらに、全体制御部40はズームスイッチ
SWがオフされたか否かを判断する(ステップ#5
1)。ズームスイッチSWがオフされていない場合(ス
テップ#51でNO)、全体制御部40はβ=1か否か
を判断する(ステップ#53)。β=1の場合(ステッ
プ#53でYES)、レンズ駆動機構30を駆動して、
撮像レンズ10の焦点距離を1段短焦点側に変化させ
(ステップズーム駆動:ステップ#55)、その後ステ
ップ#39から#49を実行する。一方、β=1でない
場合、ステップ#39から#49を繰り返す。
【0049】ズームスイッチSTもSWもオンされなく
なると(ステップ#51でYES)、撮像レンズ10の
焦点距離又は像倍率が確定するので、全体制御部40
は、シャッタスイッチS1がオンされたか否かを判断す
る(ステップ#57)。シャッタスイッチS1がオンさ
れていない場合(ステップ#57でNO)、ステップ#
15に戻って上記フローをやり直す。
【0050】スイッチS1がオンされた場合(ステップ
#57でYES)、測距部62がその時点での撮像レン
ズ10の焦点距離で合焦動作をやり直す(ステップ#5
9)。また、測距部62は、撮像部20からの画像デー
タを用いて被写体輝度を測定し(測光処理:ステップ#
61)、測定した被写体輝度に基づいて撮像レンズ10
の絞り値や撮像素子21の露光時間(電荷蓄積時間)な
どの露光条件を演算する(ステップ#63)。
【0051】更に、全体制御部40は、シャッタスイッ
チS2がオンされたか否かを判断する(ステップ#6
5)。シャッタスイッチS2がオンされていない場合
(ステップ#65でNO)、ステップ#59から#63
までを繰り返す。シャッタスイッチS2がオンされると
(ステップ#65でYES)、拡大画像データ作成部4
3は、撮像部20を駆動して画像データを読み出し(ス
テップ#67)、既に演算されている拡大率βの応じて
画像データの中から所定範囲の画素データを抽出する
(ステップ#69)。さらに、拡大画像データ作成部4
3の画素データ補間部46は、不足する画素データを補
間処理により作成する(ステップ#71)。記録用画像
データ作成部は、抽出した画素データと補間処理した画
素データを合成し記録用画像データを作成する(ステッ
プ#73)。作成された記録用画像データは記録部60
に出力され、メモリカードなどの記録媒体に記録される
(ステップ#75)。記録用画像データを記録媒体に記
録して本フローを終了し、必要に応じてステップ#15
に戻り、次の撮影に備える。
【0052】次に、本実施形態に係るディジタルカメラ
のブロック構成の変形例を図9に示す。図9に示す変形
例では、上記構成に加えてさらに画像決定スイッチS
a、最大画像取り込みスイッチSb、画像倍率変更スイ
ッチSc及び画像消去スイッチSdが全体制御部40に
接続されている。
【0053】画像決定スイッチSaは、上記フローチャ
ートのステップ#67で撮像部20から出力され、所定
の処理を経て表示装置51にモニタ表示されている画像
(画像データ)を記録媒体に記録するか否かを決定する
スイッチである。画像消去スイッチSdは、その画像デ
ータを記録しない場合に使用するスイッチであり、スイ
ッチSdがオンされると、全体制御部40は、ステップ
#67で読み出された画像データを消去する。
【0054】一般的なディジタルカメラでは、上記フロ
ーチャートに示すように、シャッタスイッチS2オン後
に撮像部20から読み出された画像は、自動的に一旦記
録媒体に記録され、画像を消去する場合は、記録媒体に
記録された画像データを事後処理により消去する。これ
に対して、この変形例のように画像決定スイッチSa及
び画像消去スイッチSdを設けることにより、記録媒体
に画像データを記録する前に、不要な画像データを消去
することができる。
【0055】最大画像取り込みスイッチSbは、ステッ
プ#69〜#73で作成される記録用画像データの代わ
りに、ステップ#67で撮像部20から読み出された画
像データを記録媒体に記録するスイッチである。その
際、演算された拡大倍率βを画像データと共に記録媒体
に記録し、このディジタルカメラ又は専用の再生ソフト
を用いて記録媒体に記録されている画像データを用いて
画像を再生することにより、表示装置51やプリンタ
(図示せず)などの出力装置から電子ズーム処理された
画像が出力される。
【0056】画像倍率変更スイッチScは、連続画像倍
率変更と所望の画像倍率ピッチとを切り替えるスイッチ
である。連続画像倍率変更に設定されている場合、上記
ズームスイッチST及びSWの操作に応じてステップ#
21又は#43で演算された拡大率βに応じて像倍率を
無段階に変化させることができる。一方、所望の画像倍
率ピッチが選択されている場合、選択された画像倍率ピ
ッチで像倍率を段階的に変化させることができる。
【0057】なお、上記実施形態の説明では、測光部6
1及び測距部62において、それぞれ撮像素子21から
出力される画素データ又は撮像部20から出力される画
像データを用いて被写体輝度を測定したり合焦状態を検
出するように構成したが、これに限定されるものではな
く、それぞれ独自の測光センサ及び測距センサを用いて
も良い。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のディジタ
ルカメラによれば、複数のレンズ群の相対的な位置を変
化させることにより焦点距離及び合焦位置を変化させる
ことが可能な撮像レンズと、前記撮像レンズの光軸上の
所定位置に設けられ、その上に結像される像を光電変換
する撮像素子を含み、画像データを出力する撮像部と、
前記撮像レンズの焦点距離を、その最長焦点距離と最短
焦点距離との間で変化させるためのズームスイッチと、
前記ズームスイッチからの信号に応じて、前記撮像レン
ズの焦点距離をあらかじめ設定されている複数の焦点距
離のうちのいずれかに設定すると共に、焦点距離をほぼ
一定に維持した状態で被写体の像を前記撮像部の受光面
上に結像させるように、前記複数のレンズ群の相対的な
位置を変化させるレンズ駆動機構と、前記撮像レンズの
最長焦点距離と最短焦点距離とを結ぶ仮想のズーム特性
曲線と前記ズームスイッチが連続して操作されている時
間とから、仮想の焦点距離及び像倍率を演算する第1像
倍率演算部と、現時点における撮像レンズの焦点距離か
ら実際に前記撮像部の受光面上に結像されている像の倍
率を演算する第2像倍率演算部と、第1像倍率演算部に
よる仮想の像倍率と第2像倍率演算部による実際の像倍
率を用いて前記撮像部から出力される画像データを拡大
した拡大画像データを作成する拡大画像データ作成部
と、前記拡大画像データを用いて画像表示を行う表示部
と、前記拡大画像データを記録する画像データ記録部と
を具備する。
【0059】すなわち、ステップズームを採用すること
によりカメラの小型化を図りつつ、ステップズームによ
る撮像レンズの段階的な焦点距離の変化を電子ズームを
用いて補正するので、ビューファインダとして機能する
表示部の画面上では、無段階ズームを用いた場合と同様
に、ズームスイッチの動作に連動して像倍率を連続的に
変化させることができる。また、ズームスイッチがオフ
された時点における仮想の焦点距離がステップズームの
途中であっても、シャッタスイッチ(S2)をオンると
すると、そのときの仮想の焦点距離(又は像倍率)に対
応する画像データを記録部により記録媒体に記録するこ
とができる。
【0060】また、前記レンズ駆動機構は、現時点の仮
想焦点距離と等しいか又はそれよりも短い焦点距離であ
って、あらかじめ設定されている前記複数の焦点距離の
うち現時点の仮想焦点距離に最も近い焦点距離をとるよ
うに、前記複数のレンズ群の相対的な位置を変化させる
ことにより、撮像部の受光面上には、表示部の画面上に
表示されている画像の範囲と同じかそれよりも広い範囲
の画像が結像されるので、ズームスイッチを短焦点側か
ら長焦点側に操作する場合だけでなく、長焦点側から短
焦点側に操作する場合においても、電子ズーム方式によ
る画像データの間引きを行うことができる。
【0061】さらに、前記拡大画像データ作成部によ
り、画像データの拡大の結果生ずる画素データの不足分
を、データが不足する画素の近傍の画素データを用いて
補間することにより、記録部により記録媒体に記録され
る画像データの数が同じになり、電子ズームによる画質
低下を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のディジタルカメラの一実施形態にお
ける撮像レンズの構成及び焦点距離を変化させた場合の
各構成レンズ群の位置関係を示す図である。
【図2】 上記撮像レンズにおけるステップズーム用の
カム溝の形状を示す図である。
【図3】 上記実施形態に係るディジタルカメラのブロ
ック構成を示す図である。
【図4】 上記実施形態における撮像レンズのとりうる
焦点距離と各焦点距離における画像及び電子ズームによ
る中間焦点距離における画像の関係を示す図である。
【図5】 上記実施形態における撮像レンズのズーム特
性を示す図である。
【図6】 上記実施形態におけるディジタルカメラの撮
像シーケンスを示すフローチャートである。
【図7】 図6のフローチャートの続きである。
【図8】 図7のフローチャートの続きである。
【図9】 上記実施形態に係るディジタルカメラのブロ
ック構成の変形例を示す図である。
【符号の説明】
10 :撮像レンズ 11 :第1レンズ群 12 :第2レンズ群 13 :第3レンズ群 14 :第4レンズ群 20 :撮像部 21 :撮像素子 22 :A/D変換器 23 :画像処理部 24 :画像データメモリ 30 :レンズ駆動機構 40 :全体制御部 41 :第1像倍率演算部 42 :第2像倍率演算部 43 :拡大画像データ作成部 44 :電子ズーム部 45 :画素データ間引部 46 :画素データ補間部 47 :記録用画像データ作成部 50 :表示部 51 :表示装置 52 :表示用画像データメモリ 60 :記録部 61 :測光部 62 :測距部 S1,S2 :シャッタスイッチ SW,ST :ズームスイッチ Sa :画像決定スイッチ Sb :最大画像取り込みスイッチ Sc :画像倍率変更スイッチ Sd :画像消去スイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のレンズ群の相対的な位置を変化さ
    せることにより焦点距離及び合焦位置を変化させること
    が可能な撮像レンズと、 前記撮像レンズの光軸上の所定位置に設けられ、その上
    に結像される像を光電変換する撮像素子を含み、画像デ
    ータを出力する撮像部と、 前記撮像レンズの焦点距離を、その最長焦点距離と最短
    焦点距離との間で変化させるためのズームスイッチと、 前記ズームスイッチからの信号に応じて、前記撮像レン
    ズの焦点距離をあらかじめ設定されている複数の焦点距
    離のうちのいずれかに設定すると共に、焦点距離をほぼ
    一定に維持した状態で被写体の像を前記撮像部の受光面
    上に結像させるように、前記複数のレンズ群の相対的な
    位置を変化させるレンズ駆動機構と、 前記撮像レンズの最長焦点距離と最短焦点距離とを結ぶ
    仮想のズーム特性曲線と前記ズームスイッチが連続して
    操作されている時間とから、仮想の焦点距離及び像倍率
    を演算する第1像倍率演算部と、 現時点における撮像レンズの焦点距離から実際に前記撮
    像部の受光面上に結像されている像の倍率を演算する第
    2像倍率演算部と、 第1像倍率演算部による仮想の像倍率と第2像倍率演算
    部による実際の像倍率を用いて前記撮像部から出力され
    る画像データを拡大した拡大画像データを作成する拡大
    画像データ作成部と、 前記拡大画像データを用いて画像表示を行う表示部と、 前記拡大画像データを記録する画像データ記録部とを具
    備するディジタルカメラ。
  2. 【請求項2】 前記レンズ駆動機構は、現時点の仮想焦
    点距離と等しいか又はそれよりも短い焦点距離であっ
    て、あらかじめ設定されている前記複数の焦点距離のう
    ち現時点の仮想焦点距離に最も近い焦点距離をとるよう
    に、前記複数のレンズ群の相対的な位置を変化させるこ
    とを特徴とする請求項1記載のディジタルカメラ。
  3. 【請求項3】 前記拡大画像データ作成部は、画像デー
    タの拡大の結果生ずる画素データの不足分を、データが
    不足する画素の近傍の画素データを用いて補間すること
    を特徴とする請求項1記載のディジタルカメラ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009025347A1 (ja) * 2007-08-22 2009-02-26 Shinichiro Yumura データ圧縮方法及び画像表示方法及び表示画像拡大方法
JP2009171428A (ja) * 2008-01-18 2009-07-30 Nec Corp デジタルカメラ装置および電子ズームの制御方法およびプログラム
US8941759B2 (en) 2011-03-29 2015-01-27 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Interchangeable lens and digital camera including controller for stopping zoom lens at one of discrete predetermined stop positions

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