JP2003174476A - 帯域管理装置及び帯域管理方法 - Google Patents

帯域管理装置及び帯域管理方法

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JP2003174476A
JP2003174476A JP2001371196A JP2001371196A JP2003174476A JP 2003174476 A JP2003174476 A JP 2003174476A JP 2001371196 A JP2001371196 A JP 2001371196A JP 2001371196 A JP2001371196 A JP 2001371196A JP 2003174476 A JP2003174476 A JP 2003174476A
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Takeshi Ake
武 安家
Kenichi Fukuda
健一 福田
Hidehira Iseda
衡平 伊勢田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のコアノードと複数のエッジノードとを
含むネットワーク構成の帯域管理装置及び帯域管理方法
に関し、カスタマのサービス要求に迅速荷対応する。 【解決手段】 相互に接続された複数のコアノードと、
このコアノードの一つと接続された単一又は複数のエッ
ジノードとを含むネットワークに於ける帯域管理装置1
及び帯域管理方法であって、コアノードとエッジノード
とリンクとの接続構成を含むネットワーク構成情報を格
納したネットワーク構成情報部5と、リンクの残帯域情
報を保持しているリンク残帯域情報部6と、ネットワー
ク構成情報とリンク残帯域情報とを基に、エッジノード
間の最短経路の残帯域情報を求めて格納且つ更新するエ
ッジノード間最短経路の残帯域情報部7を含むエッジノ
ード間残帯域算出部4とを備え、全エッジノード間最短
経路の残帯域情報を求めて管理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、相互間を接続した
複数のコアノードと、この複数のコアノードの中の一つ
と接続した単一又は複数のエッジノードとを含むネット
ワーク構成について、エッジノード間の残帯域情報を管
理する帯域管理装置及び帯域管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワークは、ノード間を1対1で接
続した構成や、複数のノードをリング状に接続した構成
や、複数のノードをメッシュ状に接続した構成等の各種
の構成が知られており、特にメッシュ状に接続したネッ
トワークに於いては、益々複雑化する傾向にある。又各
種のネットワークに於いて、ノード障害やリンク障害に
対処する為の集中ネットワーク管理システムが知られて
いる。又ネットワークのノード間のリンクの帯域情報を
集中管理し、カスタマからのサービス要求に対して受付
可能か否かを判定する為の帯域管理装置も知られてい
る。
【0003】この従来の帯域管理装置は、ネットワーク
のノード間のリンク情報を集中管理し、カスタマからの
サービス要求を受付けると、そのサービス要求経路上の
全リンク情報を検索する。そして全リンクについてのそ
れぞれの帯域と他のカスタマが既に使用している帯域と
の差分の残帯域を求めて、新たなカスタマが要求した帯
域を満足するか否かを判定し、満足する場合は、カスタ
マのサービス要求に対して帯域割当てを行うことにな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
帯域管理装置は、カスタマからのサービス要求毎に、リ
ンク情報を検索して、残帯域を求める処理を行うもので
あるから、ネットワーク規模が大きくなるに伴って、サ
ービス要求経路上の全リンク情報の検索処理に要する時
間が長くなる。従って、カスタマからのサービス要求に
対して迅速に対応することが困難となる問題があった。
本発明は、カスタマのサービス要求に対する対応の迅速
化を図ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の帯域管理装置
は、図1及び図2を参照して説明すると、相互に接続さ
れた複数のコアノード1〜コアノード4と、このコアノ
ードの一つと接続された単一又は複数のエッジノード1
〜エッジノード6とを含むネットワークに於ける帯域管
理装置であって、コアノードとエッジノードとリンクと
の接続構成を含むネットワーク構成情報を格納したネッ
トワーク構成情報部5と、リンクの残帯域情報を保持し
ているリンク残帯域情報部6と、ネットワーク構成情報
部5とリンク残帯域情報部6とを参照して、エッジノー
ド間の最短経路の残帯域情報を求めて格納且つ更新する
エッジノード間最短経路の残帯域情報部7を含むエッジ
ノード間残帯域算出部4とを備えている。
【0006】又エッジノード間残帯域算出部4は、リン
ク対応の残帯域情報を格納したリンク残帯域情報部6の
残帯域情報を昇順にソートし、小さい値の残帯域情報の
リンクから順に選択し、選択したこのリンクをエッジノ
ード間最短経路上のリンクの一部として利用するエッジ
ノードの組を、ネットワーク構成情報部6を参照して検
索し、エッジノード間最短経路の残帯域情報として、該
残帯域情報を設定して、全エッジノード間最短経路の残
帯域情報を予め算出管理する構成を有するものである。
【0007】又本発明の帯域管理方法は、相互に接続さ
れた複数のコアノードと、このコアノードの一つと接続
された単一又は複数のエッジノードとを含むネットワー
クに於ける帯域管理方法であって、コアノードとエッジ
ノードとリンクとの接続構成を示すネットワーク構成情
報と、リンクの対応の残帯域情報と、リンクがエッジノ
ードとコアノードとの間又はコアノード間か否かを示す
リンク種別情報とを基に、全エッジノード間最短経路の
残帯域情報を予め算出してエッジノード間最短経路の残
帯域情報部に格納する過程を含むものである。
【0008】又リンク残帯域情報を昇順にソートし、小
さい値の残帯域情報のリンクから順に選択し、選択した
該リンクをエッジノード間最短経路上のリンクの一部と
して利用するエッジノードの組を検索し、該エッジノー
ド間最短経路の残帯域情報が設定されていなければ、該
リンクの残帯域情報を設定して、全エッジノード間最短
経路の残帯域情報を予め設定する過程を含み、又リンク
残帯域情報を昇順にソートし、小さい値の残帯域情報の
リンクから順に選択し、選択した該リンクをエッジノー
ド間最短経路上のリンクの一部として利用するエッジノ
ードの組を検索し、該エッジノード間最短経路の残帯域
情報を順次追加設定して、全エッジノード間最短経路の
残帯域情報を予め設定する過程を含むことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態の説明
図であり、1は帯域管理装置、2はサービス受付判定
部、3はDB(データベース)管理部、4はエッジノー
ド間残帯域算出部、5はネットワーク構成情報部、6は
リンク残帯域情報部、7はエッジノード間最短経路の残
帯域情報部、8はカスタマ、9は管理対象ネットワーク
装置(後述のコアノードやエッジノードを含むネットワ
ーク)を示す。帯域管理装置1は、カスタマ8と管理対
象ネットワーク装置9と間を接続した構成を有する。又
後述のリンク種別テーブルをDB管理部3に設けること
ができる。
【0010】又ネットワークは、例えば、図2に概要を
示すように、複数のコアノード1〜コアノード4間をリ
ンク8〜リンク12によりフルメッシュ接続した場合を
示し、エッジノード1〜エッジノード6を、1つのコア
ノードとリンク1〜リンク6により接続し、エッジノー
ド1〜エッジノード6に、カスタマNW1〜カスタマN
W6(カスタマ又はLAN等のネットワークを含むカス
タマ)の単一或いは複数接続した構成を有し、帯域管理
装置1は、点線で示すように、エッジノードやコアノー
ドと接続し、或いは、カスタマNW1〜カスタマNW6
と接続し、エッジノード1〜エッジノード6間の最短経
路の残帯域情報を管理し、且つカスタマのサービス要求
を、サービス要求受付判定部2(図1参照)により受付
可能か否かの判定を行うものである。
【0011】この帯域管理装置1に於いては、DB管理
部3のネットワーク構成情報部5により、管理対象ネッ
トワーク装置9(図2に示すようなネットワーク)のネ
ットワーク構成情報を格納し、又リンク残帯域情報部6
は、各リンク1〜リンク12(図2参照)の残帯域情報
を格納している。従って、エッジノード間残帯域算出部
4は、ネットワーク構成情報部5からのネットワーク構
成情報を基に、エッジノード間の最短経路を求め、リン
ク残帯域情報部6からの各リンク1〜リンク12対応の
残帯域情報を用いて、エッジノード間の最短経路の残帯
域情報を求めることができる。この残帯域情報を予め算
出して保持し、又カスタマのサービス要求,リンク障
害,ノード障害等により残帯域情報の更新を行うもので
ある。
【0012】図1に於けるカスタマ8は、図2に於ける
カスタマNW1〜カスタマNW6の何れか、又はそれら
に接続されたカスタマを示す。そのカスタマ8からのサ
ービス要求に対して、サービス要求受付判定部2は、エ
ッジノード間残帯域算出部4のエッジノード間最短経路
の残帯域情報部7を参照して、カスタマ8のサービス要
求に従ったエッジノード間の最短経路の残帯域情報と、
要求帯域情報とを比較することにより、そのサービス要
求を受付可能か否かを即座に判定して応答することが可
能となる。
【0013】図3は本発明の一実施の形態のフローチャ
ートを示し、システム立上時等に於いては、エッジノー
ド間最短経路の残帯域情報部7には何も設定されていな
い状態である。そして、システム立上時に於いて、エッ
ジノード間最短経路の残帯域情報を求めて設定するもの
である。先ず、リンク対応の帯域情報はネットワーク構
成の立上時に予め設定されるものであり、従って、最初
の帯域情報をリンク対応の残帯域情報としてリンク残帯
域情報部6に格納し、そのリンク対応の残帯域情報を昇
順にソートし(A1)、選択していないリンク情報の有
無を判定し(A2)、全リンク情報の選択によりこの処
理は終了とする。又全リンク情報の選択が終了していな
い場合は、次のリンク情報を選択し(A3)、選択した
リンク情報は、後述のリンク種別テーブルを参照してコ
アノード間のリンクか否かを判定し(A4)、コアノー
ド間リンクでない場合は、選択したリンク情報はエッジ
・コアノード間のリンクか否か、即ち、エッジノードと
コアノードとの間のリンクか否かを判定し(A5)、何
れのリンクでもない場合はエラー(A6)として処理す
る。
【0014】又選択したリンク情報が、コアノード間リ
ンクの場合は、このリンクの両端のコアノードとそれぞ
れ接続するエッジノードの組を検索する(A7)、又選
択したリンク情報が、エッジノードとコアノードとの間
のリンクの場合は、このエッジノードと他のエッジノー
ドの組の全検索を行う(A8)。
【0015】ステップ(A7)又は(A8)の後に、選
択していないエッジノードの組の有無を判定し(A
9)、無しの場合はステップ(A2)に移行し、有りの
場合は、次のエッジノードの組を選択し(A10)、エ
ッジノード間の残帯域情報が設定済みか否かを判定し
(A11)、設定済みの場合はステップ(A9)に移行
し、設定済みでない場合は、エッジノード間の残帯域情
報として、そのリンクの残帯域情報を設定してステップ
(A9)に移行する。従って、リンク残帯域情報を残帯
域情報の昇順にソートして、小さい値の残帯域情報のリ
ンクから順に選択して、エッジノード間の最短経路の残
帯域情報を設定するから、エッジノード間に於ける最小
のリンク残帯域情報として設定することになる。
【0016】図4はエッジノード間最短経路の残帯域情
報の一例の説明図であり、図2に示すエッジノード1〜
エッジノード6間の最短経路の残帯域〔Mbps〕が図
示のように、エッジノード間最短経路の残帯域情報部7
(図1参照)に設定される。例えば、エッジノード1・
エッジノード2間は、リンク1,リンク2の何れか一方
が20〔Mbps〕で他方がそれより大きい値の場合、
20〔Mbps〕、エッジノード1・エッジノード3間
は、リンク1,リンク3,リンク8の残留帯域情報の最
小値が10〔Mbps〕である場合、10〔Mbps〕
が設定される。同様に、エッジノード1・エッジノード
4間は20〔Mbps〕として残帯域情報が設定され
る。
【0017】従って、カスタマのサービス要求が、サー
ビス要求受付判定部2に加えられると、エッジノード間
残帯域算出部4のエッジノード間最短経路の残帯域情報
部7を参照して、エッジノード1・エッジノード6間
で、要求帯域が10〔Mbps〕であったとすると、残
帯域情報部7に設定されたエッジノード1・エッジノー
ド6間の残帯域情報は、20〔Mbps〕を示すので、
サービス要求受付可能と直ちに判定することができる。
【0018】図5は本発明の他の実施の形態のフローチ
ャートを示し、リンク残帯域情報部6に格納しているリ
ンク残帯域情報の残帯域情報を昇順にソートし(B
1)、選択していないリンク情報の有無を判定し(B
2)、全リンク情報の選択が終了していると、この処理
は終了とする。又全リンク情報の選択が終了していない
場合は、次のリンク情報を選択し(B3)、選択したリ
ンク情報は、コアノード間のリンクを示すか否かを判定
し(B4)、コアノード間リンクでない場合は、選択し
たリンク情報はエッジ・コアノード間のリンクか否かを
判定し(B5)、何れのリンクでもない場合はエラー
(B6)として処理する。
【0019】又選択したリンク情報が、コアノード間リ
ンクの場合は、このリンクの両端のコアノードとそれぞ
れ接続するエッジノードの組を検索する(B7)、又選
択したリンク情報が、エッジノードとコアノードとの間
のリンクを示す場合は、このエッジノードと他のエッジ
ノードの組について全検索を行う(B8)。
【0020】ステップ(B7)又は(B8)の後に、選
択していないエッジノードの組の有無を判定し(B
9)、無しの場合はステップ(B2)に移行し、有りの
場合は、次のエッジノードの組を選択する(B10)。
前述の各ステップ(B1)〜(B10)は、図3に於け
るステップ(A1)〜(A10)と同様である。そし
て、この実施の形態は、ステップ(B10)の次に、エ
ッジノード間の残帯域情報に、そのリンクの残帯域情報
を順次追加し(B11)、ステップ(B9)に移行す
る。即ち、各エッジノード間の残帯域情報は、複数設定
される。
【0021】図6は図5に示すフローチャートに従って
設定した残帯域情報の一例を示すもので、図3に示すフ
ローチャートのステップ(A11)を、図5に示すフロ
ーチャートに於いては含まないので、エッジノード1〜
エッジノード6間の最短経路の残帯域情報を複数設定し
た状態となる。例えば、エッジノード1・エッジノード
3間は、リンク1,リンク8,リンク3の最短経路のそ
れぞれの残帯域情報の10,20,80〔Mbps〕を
設定することになる。従って、カスタマのサービス要求
に対しては、その中の最小の残帯域情報を用いて受付可
能か否かの判定を行うことになる。又予め昇順にソート
して設定することもできる。
【0022】図7は本発明の実施の形態のリンク残帯域
減少時のフローチャートを示し、カスタマのサービス要
求を受付けたことにより、リンクの残帯域情報を減少さ
せる更新が必要となった時(C1)、その更新されたリ
ンク情報はコアノード間リンクか否かを判定し(C
2)、コアノード間リンクでない場合は、エッジノード
とコアノードとの間のリンクか否かを判定し(C3)、
何れでもない場合はエラー(C4)とする。
【0023】又更新されたリンク情報がコアノード間の
リンクの場合、そのリンクの両端のコアノードとそれぞ
れ接続するエッジノードの組を検索し(C5)、ステッ
プ(C7)に移行する。又更新されたリンク情報がエッ
ジノードとコアノードとの間のリンクの場合は、そのエ
ッジノードと他のエッジノードの組を検索し(C6)、
ステップ(C7)に移行する。
【0024】ステップ(C7)に於いては、選択してい
ないエッジノードの組の有無を判定し、全て選択済みの
場合は終了とし、選択済みでない場合は、次のエッジノ
ードの組を選択し(C8)、そのリンクの残帯域情報の
値がエッジノード間の残帯域情報の値より小さいか否か
を判定し(C9)、小さくない場合はステップ(C7)
に移行し、小さい場合は、エッジノード間の残帯域情報
を、そのリンクの残帯域情報に更新し、ステップ(C
7)に移行する。
【0025】従って、リンク残帯域減少時のエッジノー
ド間最短経路の残帯域情報は、更新したリンクの残帯域
情報と、このリンクを最短経路上のリンクの一部として
利用するエッジノード間の残帯域情報の大小を比較し
て、小さい場合は更新し、そうでない場合の残帯域情報
は更新しない。従って、各種のカスタマのサービス要求
に対しても、その後の応答が即座に可能となる。
【0026】図8は本発明の実施の形態のリンク残帯域
増加時のフローチャートを示し、リンクの増設やカスタ
マのサービス要求の停止等により、或るリンクの残帯域
を増加する更新が発生すると(D1)、更新されたリン
ク情報はコアノード間リンクか否かを判定し(D2)、
コアノード間リンクでない場合は、エッジノードとコア
ノードとの間のリンクか否かを判定し(D3)、何れで
もない場合はエラー(D4)として処理する。
【0027】又コアノード間のリンクの場合は、そのリ
ンクの両端のコアノードと接続するエッジノードの組を
検索し(D5)、ステップ(D7)に移行する。又コア
ノードとエッジノードとの間のリンクの場合は、このエ
ッジノードと他のエッジノードとの組を検索し(D
6)、ステップ(D7)に移行する。
【0028】ステップ(D7)に於いては、選択してい
ないエッジノードの組の有無を判定し、全て選択済みの
場合は終了とし、選択済みでない場合は、次のエッジノ
ードの組を選択し(D8)、エッジノード間最短経路上
の全リンク情報を検索し(D9)、エッジノード間の残
帯域情報を、全リンク情報の残帯域情報の最小値に更新
して、ステップ(D7)に移行する。即ち、リンク残帯
域増加時のエッジノード間最短経路の残帯域情報は、そ
のリンクを最短経路上のリンクの一部として利用するエ
ッジノード間の経路上の全リンクの残帯域情報を検索し
て、その最小値を設定することになる。これは、一部の
リンクの残帯域情報が増加しても、エッジノード間の最
短経路の残帯域情報が増加するとは限らないことによる
ものである。
【0029】図9は本発明の実施の形態のリンク残帯域
更新時のフローチャートを示し、図5及び図6に示す実
施の形態を適用した場合のリンク残帯域更新時の処理を
示す。即ち、或るリンクの残帯域情報の更新が発生する
と(E1)、このリンクの更新前と更新後の残帯域情報
を記憶し(E2)、更新されたリンク情報はコアノード
間リンクか否かを判定し(E3)、コアノード間のリン
クでない場合は、エッジ・コアノード間リンクか否かを
判定し(E4)、何れでもない場合はエラー(E5)と
する。
【0030】更新されたリンク情報がコアノード間リン
クについての場合は、そのリンクの両端コアノードとそ
れぞれ接続するエッジノードの組を検索し(E6)、ス
テップ(E8)に移行する。又更新されたリンク情報が
エッジ・コアノード間リンクについての場合は、そのエ
ッジノードと他のエッジノードの組を検索し(E7)、
ステップ(E8)に移行する。
【0031】ステップ(E8)に於いては、選択してい
ないエッジノードの組が残っているか否かを判定し、残
っていなければ処理を終了し、残っていれば、次のエッ
ジノードの組を選択し(E9)、そのエッジノード間の
残帯域情報について、更新前の残帯域情報を更新後の残
帯域情報に更新し(E10)、その残帯域情報を昇順に
ソートして(E11)、ステップ(E8)に移行する。
即ち、図6に示すように、エッジノード間の最短経路の
昇順に配列した残帯域情報の中で更新する残帯域情報が
あれば、更新した後、昇順に配列し直すことになる。
【0032】図10は本発明の実施の形態のリンク障害
時のフローチャートであり、或るリンクに障害が発生す
ると(F1)、そのリンクの残帯域情報を0と見做し
て、エッジノード間最短経路の残帯域情報を更新する
(F2)。即ち、前述の残帯域減少時のフローチャート
に従って、障害発生リンクの残帯域情報を0として更新
処理を行うものである。
【0033】図11は本発明の実施の形態のノード障害
のフローチャートであり、或るノードに障害が発生する
と(G1)、そのノードと接続するリンクを全検索し
(G2)、障害発生ノードと接続したリンクの残帯域情
報を0と見做して、エッジノード間最短経路の残帯域情
報を更新する(G3)。この場合も、前述の残帯域減少
時のフローチャートに従って、残帯域情報の更新処理を
行うものである。
【0034】以下具体例について説明する。先ず図12
に示すネットワーク構成を前提とする。即ち、エッジノ
ード1〜エッジノード5にそれぞれカスタマNW1〜カ
スタマNW5が接続され、コアノード1・コアノード3
間をリンク6〜リンク8により接続し、コアノード1に
エッジノード1をリンク1により接続し、エッジノード
2,エッジノード3をそれぞれリンク2,リンク3によ
りコアノード2に接続し、エッジノード4,エッジノー
ド5をそれぞれリンク4,リンク5により接続したネッ
トワーク構成に於いて、リンク1〜リンク5の残帯域を
図示の値とすると、図13に示すようなリンク残帯域情
報が得られる。
【0035】即ち、帯域管理装置1(図1参照)のリン
ク残帯域情報部6には、図13に示す残帯域情報が格納
される。又図12に示すネットワーク構成について、帯
域管理装置1(図1参照)のネットワーク構成情報部5
には、図14に示すようなエッジノード1〜エッジノー
ド5と、コアノード1〜コアノード3と、リンク1〜リ
ンク8との接続関係が格納される。即ち、各ノードをオ
ブジェクトとし、このオブジェクト間の結びつきで接続
関係を表現することができる。従って、エッジノード間
の最短経路を容易に検索することができる。
【0036】又帯域管理装置1は、リンク1〜リンク8
がコアノード間のリンクである否かのリンク種別テーブ
ルを備えるもので、図12のネットワーク構成について
は、図15に示すように、リンク1〜リンク8の種別を
格納することができる。即ち、コアノード間は“1”、
エッジ・コアノード間は“0”として格納した場合を示
し、リンク6〜リンク8は、リンク種別が“0”である
から、コアノード間のリンクであることを示している。
【0037】前述の図13に示すリンク残帯域情報と、
図14に示すネットワーク構成情報と、図15に示すリ
ンク種別情報とを基に、図3に示すフローチャートに従
った図16に示す手順で、エッジノード間最短経路の残
帯域情報を求めることができる。以下(1) 〜(9) の手順
に従って説明する。先ず、(1) リンク残帯域情報を昇順
にソートする。それにより、リンク2の残帯域情報の1
0〔Mbps〕を最小値とし、リンク5の残帯域情報の
80〔Mbps〕を最大値としたリンク残帯域情報が得
られた場合を示す。
【0038】次に(2) 残帯域最小値のリンク2を選択
し、(3) リンク種別テーブルを参照すると、このリンク
2のリンク種別は“1”であるから、エッジ・コアノー
ド間リンクと判定することができる。そして、(4) ネッ
トワーク構成情報部5を参照して、リンク2と接続する
エッジノード2と他のエッジノードの組を全検索する。
この場合、(エッジノード1,エッジノード2),(エ
ッジノード2,エッジノード3),(エッジノード2,
エッジノード4),(エッジノード2,エッジノード
5)の4組を抽出する。次に(5) 残帯域情報が設定され
ていないエッジノード間に、リンク2の残帯域情報の1
0〔Mbps〕を設定する。即ち、エッジノード間最短
経路の残帯域情報の(5) に示すように、4組のエッジノ
ード間の残帯域情報として10〔Mbps〕を設定す
る。
【0039】次に(6) 残帯域の少ない方から2番目のリ
ンク8を選択し、(7) リンク種別テーブルを参照する
と、このリンク8のリンク種別は“0”であるから、コ
アノード間リンクと判定し、(8) エッジノードの組をネ
ットワーク構成情報部5を参照して検索し、リンク8の
両端のコアノード2,コアノード3と、それらに接続し
たエッジノードの組を全検索する。この場合、(エッジ
ノード2,エッジノード4),(エッジノード2,エッ
ジノード5),(エッジノード3,エッジノード4),
(エッジノード3,エッジノード5)の4組を抽出す
る。次に(9) 抽出したエッジノードの組のそれぞれに対
して、残帯域情報が設定されていなければ、エッジノー
ド間最短経路の残帯域情報として、リンク8の残帯域情
報の20〔Mbps〕を設定する。即ち、エッジノード
間最短経路の残帯域情報の(9) に示すように、エッジノ
ード3・エッジノード4間及びエッジノード3・エッジ
ノード5間の残帯域情報として20〔Mbps〕が設定
される。
【0040】以下同様にリンク1,リンク7,リンク
4,リンク3,リンク6,リンク5を順次選択して処理
することにより(Mbpsを省略して示す)、エッジノ
ード間最短経路の残帯域情報として、エッジノード1・
エッジノード3間に30、エッジノード1・エッジノー
ド4間に30、エッジノード1・エッジノード5間に3
0が設定され、エッジノード4・エッジノード5間に5
0が設定される。
【0041】図17は、図5に示すフローチャートに従
った残帯域設定手順の説明図であり、(1) 〜(9) の手順
に従って説明する。その手順(1) 〜(4) ,(6) 〜(8) に
ついては、図16に示す手順(1) 〜(4) ,(6) 〜(8) と
同様であるから、重複した説明は省略する。手順(5) に
於いて、抽出したエッジノードの組のそれぞれに対し
て、エッジノード間最短経路の残帯域情報に、リンク2
の残帯域情報を追加する。同様に、手順(9) に於いて
も、エッジノード間最短経路の残帯域情報にリンク8の
残帯域情報を追加する。そして、エッジノード間最短経
路の残帯域情報を昇順にソートして管理する。従って、
エッジノード間最短経路の残帯域情報は、例えば、エッ
ジノード1・エッジノード2間の各残留帯域は(10,
30,70)であり、エッジノード・エッジノード3間
は(30,60,70)となる。
【0042】図18は管理対象ネットワーク構成の一例
の説明図であり、図12と同一のネットワーク構成を有
し、カスタマのサービス要求に従って残帯域更新を行う
場合を示す。例えば、エッジノード3に接続されたカス
タマNW3のサービス要求は、カスタマNW5を相手側
として、契約帯域を10〔Mbps〕とすると、エッジ
ノード3・エッジノード5間の最短経路のリンク3,リ
ンク8,リンク5の残帯域情報は、それぞれ10〔Mb
ps〕を減算した値となる。
【0043】このエッジノード3・エッジノード5間最
短経路の残帯域情報は、図19に示す手順に従って更新
される。この場合、リンク残帯域情報は、リンク1・リ
ンク8について、ネットワーク構成情報からエッジノー
ド3・エッジノード5間の最短経路のリンクは、リンク
3,リンク8,リンク5であることが判り、カスタマの
サービス要求帯域は10〔Mbps〕であるから、それ
ぞれの残帯域情報を、60→50,80→70,20→
10として示すように更新する。この更新されたリンク
残帯域情報を基に、エッジノード間最短経路の残帯域情
報を求める。
【0044】先ず(1) 更新されたリンクを順に選択す
る。この場合、リンク3,リンク5,リンク7を順次選
択する。最初に選択したリンク3は、(2) 図15のリン
ク種別テーブルを参照すると、エッジノードとコアノー
ドとの間のリンクと判定することができる。(3) エッジ
ノードの組を図14のネットワーク構成情報を参照して
検索すると、次の4組が抽出される。(エッジノード
1,エッジノード3),(エッジノード2,エッジノー
ド3),(エッジノード3,エッジノード4),(エッ
ジノード3,エッジノード5)。
【0045】次に(4) 選択したリンク3の残帯域情報が
エッジノード間に設定された残帯域情報より小さい場合
は、リンク3の残帯域情報に更新する。ここでは、更新
は発生しない。又(5) リンク5についても、前述のリン
ク3の場合と同様の手順を踏むもので、ここでも更新は
発生しない。
【0046】又リンク8の場合、(6) 選択したリンク8
は、リンク種別テーブルを参照して(7) コアノード間リ
ンクと判定し、(8) このコアノードに接続されたエッジ
ノードの組を検索する。それにより、次の4 組が抽出さ
れる。(エッジノード2,エッジノード4),(エッジ
ノード2,エッジノード5),(エッジノード3,エッ
ジノード4),(エッジノード3,エッジノード5)。
そして、(9) 選択したリンク8の残帯域情報がエッジノ
ード間に設定された残帯域情報より小さい場合は、リン
ク8の残帯域情報に更新する。
【0047】前述の更新手順により、エッジノード間最
短経路の残帯域情報は、図16に示す内容から、図19
に示すエッジノード3・エッジノード4間の20→1
0、エッジノード3・エッジノード5間の20→10と
して示すように更新される。
【0048】図20は図17に示す設定手順によりエッ
ジノード間最短経路の残帯域情報を設定した場合に於い
て、前述の場合と同様に、エッジノード3に接続された
カスタマNW3のサービス要求は、カスタマNW5を相
手側として、契約帯域を10〔Mbps〕とすると、エ
ッジノード3・エッジノード5間の最短経路のリンク
3,リンク8,リンク5の残帯域情報は、それぞれ10
〔Mbps〕を減算した値となる。
【0049】そして、(1) 更新前後のリンク残帯域情報
を記憶し、(2) リンク3,リンク5,リンク8の中のリ
ンク3を選択し、(3) このリンク3 を、前述のように、
リンク種別テーブルを検索して、エッジ・コアノード間
リンクと判定し、(4) エッジノードの組を検索する。こ
の場合、次の4組が抽出される。(エッジノード1,エ
ッジノード3),(エッジノード2,エッジノード
3),(エッジノード3,エッジノード4),(エッジ
ノード3,エッジノード5)。
【0050】次に、(5) エッジノード間に設定された残
帯域情報を、更新前のリンク3の残帯域情報(60〔M
bps〕)を更新後の残帯域情報(50〔Mbps〕)
に更新してソートして昇順に配列する。即ち、エッジノ
ード間最短経路の残帯域情報は、更新前のエッジノード
1・エッジノード3間は、(30,60,70)であっ
たが、更新後は、矢印で示すように、(30,60→5
0,70)とする。又(6) リンク5についても前述のリ
ンク3の場合と同様に、残帯域情報を80→70として
示すように更新する。
【0051】又(7) リンク8を選択し、(8) リンク8
は、リンク種別テーブルを参照してコアノード間リンク
と判定し、(9) エッジノードの組を検索する。この場
合、次の4組が抽出される。(エッジノード2,エッジ
ノード4),(エッジノード2,エッジノード5),
(エッジノード3,エッジノード4),(エッジノード
3,エッジノード5)。そして、(10)エッジノード間に
設定された残帯域情報について、更新前のリンク8の残
帯域情報(20〔Mbps〕)を更新後の残帯域情報
(10〔Mbps〕)に更新してソートする。従って、
エッジノード間最短経路の残帯域情報は、例えば、エッ
ジノード3・エッジノード5間は、図17に示す(2
0,60,80)から図20に示すように(20→1
0,60→50,80→70)に更新される。
【0052】図21はリンク容量増設の説明図であり、
図12に示すネットワーク構成に於いて、コアノード2
・コアノード3間のリンク8の帯域を20〔Mbps〕
から60〔Mbps〕とした場合を示す。その結果、エ
ッジノード間最短経路の残帯域情報は、図22に示す手
順に従って更新される。即ち、(1) 増設したリンク8を
選択し、(2) このリンク8をリンク種別テーブルを参照
してエッジ・コアノード間リンクと判定し、(3) エッジ
ノード間の組を検索する。この場合、次の4組が抽出さ
れる。(エッジノード2,エッジノード4),(エッジ
ノード2,エッジノード5),(エッジノード3,エッ
ジノード4),(エッジノード3,エッジノード5)。
【0053】そして、(4) エッジノード間の最短経路上
の全リンク情報を検索し、その全リンクの残帯域情報の
最小値に更新する。即ち、図22は、図16に示すエッ
ジノード間最短経路の残帯域情報を基に更新処理を行う
場合を示すもので、エッジノード間最短経路の残帯域情
報は、エッジノード2・エッジノード4間及びエッジノ
ード2・エッジノード5間は、リンク2を含むから10
〔Mbps〕のままであり、エッジノード3・エッジノ
ード4間は、残帯域情報が50〔Mbps〕のリンク4
を含むから、残帯域情報を60〔Mbps〕とすること
ができず、20→50として示すように、リンク4の残
帯域情報の50〔Mbps〕とする。又エッジノード3
・エッジノード5間は、リンク3の残帯域情報が60
〔Mbps〕、リンク5の残帯域情報が70〔Mbp
s〕であるから、リンク8の残帯域情報に従って、20
→60として示すように更新する。
【0054】図23は、図17に示すエッジノード間最
短経路の残帯域情報を基に、図21に示すリンク容量増
設の場合の手順説明図であり、(1) 更新前後のリンク残
帯域情報を記憶し、(2) 容量増設したリンク8を選択
し、(3) このリンク8はリンク種別テーブルを参照して
エッジ・コアノード間リンクと判定し、(4) エッジノー
ドの組を検索する。この場合、次の4組が抽出される。
(エッジノード2,エッジノード4),(エッジノード
2,エッジノード5),(エッジノード3,エッジノー
ド4),(エッジノード3,エッジノード5)。
【0055】そして、(5) エッジノード間に設定された
残帯域情報について、更新前のリンク8の残帯域情報2
0〔Mbps〕を更新後の残帯域情報60〔Mbps〕
に更新してソートする。そして、エッジノード2・エッ
ジノード4間は、(10,20→60,50)のように
更新されて、ソートすることにより、(10,50,6
0)となる。又エッジノード3・エッジノード4間は、
(20→60,50,60)のように更新され、ソート
することにより、(50,60,60)となる。又エッ
ジノード3・エッジノード5間は、(20→60,6
0,80)のように更新され、ソートすることにより、
(60,60,80)となる。従って、実際の残帯域情
報は、最小値を用いるものであるから、結果として、図
22に示すものと同一となる。
【0056】図24はリンク障害発生時の説明図であ
り、コアノード2・コアノード3間のリンク8に障害が
発生した場合、図13に示すリンク残帯域情報のリンク
8の残帯域情報を図25に示すように、20→0とす
る。そして、図19又は図20について説明した手順に
従ってエッジノード間最短経路の残帯域情報を更新す
る。この場合、エッジノード2・エッジノード4間と、
エッジノード2・エッジノード5間と、エッジノード3
・エッジノード4間と、エッジノード3・エッジノード
5間との残帯域情報は0となる。即ち、リンクが障害と
なった場合は、障害発生リンクの残帯域情報を0と見做
して、エッジノード間最短経路の残帯域情報の更新を行
うものである。
【0057】図26はノード障害発生時の説明図であ
り、コアノード2に障害が発生した場合を示す。図27
はノード障害発生時の手順説明図であり、(1) 障害が発
生したノード2と接続するリンクを検索する。この場
合、リンク2,リンク3,リンク6,リンク8を抽出す
る。そして(2) 抽出した全リンクの残帯域情報を0と見
做して、即ち、10→0,60→0,70→0,20→
0として示すように変更して、前述の残帯域減少時のエ
ッジノード間最短経路の残帯域情報の更新処理を行う。
この場合、エッジノード1・エッジノード4間と、エッ
ジノード1・エッジノード5間と、エッジノード4・エ
ッジノード5間との間の最短経路の残帯域情報は影響を
受けない。
【0058】(付記1)相互に接続された複数のコアノ
ードと、該コアノードの一つと接続された単一又は複数
のエッジノードとを含むネットワークに於ける帯域管理
装置に於いて、前記コアノードと前記エッジノードとリ
ンクとの接続関係を示すネットワーク構成情報を格納し
たネットワーク構成情報部と、前記リンクの残帯域情報
を格納したリンク残帯域情報部と、前記ネットワーク構
成情報部のネットワーク構成情報と前記リンク残帯域情
報のリンク残帯域情報とを基に前記エッジノード間の最
短経路の残帯域情報を求めて格納管理するエッジノード
間最短経路の残帯域情報部を含むエッジノード間残帯域
算出部とを備えたことを特徴とする帯域管理装置。 (付記2)前記エッジノード間残帯域算出部は、前記リ
ンク対応の残帯域情報を格納したリンク残帯域情報部の
前記残帯域情報を昇順にソートし、小さい値の残帯域情
報から順に選択して、選択されたリンクをエッジノード
間最短経路上のリンクの一部として利用するエッジノー
ドの組を前記ネットワーク構成情報部を参照して検索し
て求め、前記エッジノード間最短経路の残帯域情報を予
め算出して、エッジノード間最短経路の残帯域情報部に
格納管理する構成を有することを特徴とする付記1記載
の帯域管理装置。 (付記3)前記ネットワーク構成情報部と前記リンク残
帯域情報部とリンク種別テーブルとによりデータベース
管理部を構成し、前記リンク種別テーブルは、コアノー
ド間リンクか又はエッジノードとコアノードとの間のリ
ンクかの種別を示すリンク種別情報を格納した構成を有
することを特徴とする付記1又付記2記載の帯域管理装
置。
【0059】(付記4)相互に接続された複数のコアノ
ードと、該コアノードの一つと接続された単一又は複数
のエッジノードとを含むネットワークに於ける帯域管理
方法に於いて、前記コアノードと前記エッジノードとリ
ンクとの接続構成を示すネットワーク構成情報と、リン
ク対応の残帯域情報と、前記リンクがエッジノードとコ
アノードとの間又はコアノード間か否かを示すリンク種
別情報とを基に、全エッジノード間最短経路の残帯域情
報を予め算出してエッジノード間最短経路の残帯域情報
部に格納する過程を含むことを特徴とする帯域管理方
法。 (付記5)前記リンク残帯域情報を昇順にソートし、小
さい値の残帯域情報のリンクから順に選択し、選択した
該リンクをエッジノード間最短経路上のリンクの一部と
して利用するエッジノードの組を検索し、該エッジノー
ド間最短経路の残帯域情報が設定されていなければ、該
リンクの残帯域情報を設定することにより、全エッジノ
ード間最短経路の残帯域情報を予め設定する過程を含む
ことを特徴とする付記4記載の帯域管理方法。
【0060】(付記6)前記リンク残帯域情報を昇順に
ソートし、小さい値の残帯域情報のリンクから順に選択
し、選択した該リンクをエッジノード間最短経路上のリ
ンクの一部として利用するエッジノードの組を検索し、
該エッジノード間最短経路の残帯域情報を順次追加設定
して、全エッジノード間最短経路の残帯域情報を予め設
定する過程を含むことを特徴とする付記4記載の帯域管
理方法。 (付記7)前記リンク残帯域情報を減少させる状態が発
生した場合に、該リンクをエッジノード間最短経路上の
リンクの一部として利用するエッジノードの組を検索
し、検索されたエッジノード間最短経路の残帯域情報を
前記減少させたリンク残帯域情報に従って更新する過程
を含むことを特徴とする付記4記載の帯域管理方法。 (付記8)前記リンク残帯域情報を増加させる状態が発
生した場合、該リンクをエッジノード間最短経路上のリ
ンクの一部として利用するエッジノードの組を検索し、
該エッジノード間最短経路上の全リンク残帯域情報を基
に、該エッジノード間最短経路の残帯域情報の更新を行
う過程を含むことを特徴とする付記4記載の帯域管理方
法。 (付記9)前記リンクに障害が発生した時に、該リンク
の残帯域情報を0と見做して、リンク残帯域情報の減少
による更新処理を行う過程を含むことを特徴とする付記
4又は付記7記載の帯域管理方法。 (付記10)前記コアノード又はエッジノードに障害が
発生した時に、該障害発生ノードに接続した全リンクの
残帯域情報を0と見做して、リンク残帯域情報の減少に
よる更新処理を行う過程を含むことを特徴する付記4又
は付記7記載の帯域管理方法。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、複数の
コアノードと複数のエッジノードとそれらの間を接続す
るリンクとを含むネットワーク構成に於ける残帯域を管
理するもので、ネットワーク構成情報とリンク残帯域情
報とを基に、予め全エッジノード間最短経路の残帯域情
報を求めておくことができるから、カスタマからのサー
ビス要求に対して受付可能か否かを即座に応答すること
ができる。従って、サービス向上に寄与することができ
る。又カスタマのサービス要求に伴う帯域変更等に対し
てもエッジノード間最短経路の残帯域情報を更新するこ
とができるから、ネットワークの運用を円滑に行うこと
ができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の説明図である。
【図2】ネットワークの説明図である。
【図3】本発明の一実施の形態のフローチャートであ
る。
【図4】エッジノード間最短経路の残帯域情報の一例の
説明図である。
【図5】本発明の他の実施の形態のフローチャートであ
る。
【図6】エッジノード間最短経路の残帯域情報の一例の
説明図である。
【図7】本発明の実施の形態のリンク残帯域減少時のフ
ローチャートである。
【図8】本発明の実施の形態のタンク残帯域増加時のフ
ローチャートである。
【図9】本発明の実施の形態のリンク残帯域更新時のフ
ローチャートである。
【図10】本発明の実施の形態のリンク障害時のフロー
チャートである。
【図11】本発明の実施の形態のノード障害時のフロー
チャートである。
【図12】管理対象ネットワーク構成の一例の説明図で
ある。
【図13】リンク残帯域情報の一例の説明図である。
【図14】ネットワーク構成情報の一例の説明図であ
る。
【図15】リンク種別テーブルの説明図である。
【図16】エッジノード間最短経路の残帯域設定手順の
説明図である。
【図17】エッジノード間最短経路の残帯域設定手順の
説明図である。
【図18】管理対象ネットワーク構成の一例の説明図で
ある。
【図19】エッジノード間最短経路の残帯域情報更新手
順の説明図である。
【図20】エッジノード間最短経路の残帯域情報更新手
順の説明図である。
【図21】リンク容量増設の説明図である。
【図22】リンク容量増設時の手順説明図である。
【図23】リンク容量増設時の手順説明図である。
【図24】リンク障害発生時の説明図である。
【図25】リンク障害発生時のリンク残帯域情報の説明
図である。
【図26】ノード障害発生時の説明図である。
【図27】ノード障害発生時の手順説明図である。
【符号の説明】
1 帯域管理装置 2 サービス要求受付部 3 DB管理部 4 エッジノード間残帯域算出部 5 ネットワーク構成情報部 6 リンク残帯域情報部 7 エッジノード間最短経路の残帯域情報部 8 カスタマ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊勢田 衡平 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5K030 HA08 KA05 LB05 LC09

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に接続された複数のコアノードと、
    該コアノードの一つと接続された単一又は複数のエッジ
    ノードとを含むネットワークに於ける帯域管理装置に於
    いて、 前記コアノードと前記エッジノードとリンクとの接続関
    係を示すネットワーク構成情報を格納したネットワーク
    構成情報部と、 前記リンクの残帯域情報を格納したリンク残帯域情報部
    と、 前記ネットワーク構成情報部のネットワーク構成情報と
    前記リンク残帯域情報のリンク残帯域情報とを基に前記
    エッジノード間の最短経路の残帯域情報を求めて格納管
    理するエッジノード間最短経路の残帯域情報部を含むエ
    ッジノード間残帯域算出部とを備えたことを特徴とする
    帯域管理装置。
  2. 【請求項2】 前記エッジノード間残帯域算出部は、前
    記リンク対応の残帯域情報を格納したリンク残帯域情報
    部の前記残帯域情報を昇順にソートし、小さい値の残帯
    域情報から順に選択して、選択されたリンクをエッジノ
    ード間最短経路上のリンクの一部として利用するエッジ
    ノードの組を前記ネットワーク構成情報部を参照して検
    索して求め、前記エッジノード間最短経路の残帯域情報
    を予め算出して、エッジノード間最短経路の残帯域情報
    部に格納管理する構成を有することを特徴とする請求項
    1記載の帯域管理装置。
  3. 【請求項3】 相互に接続された複数のコアノードと、
    該コアノードの一つと接続された単一又は複数のエッジ
    ノードとを含むネットワークに於ける帯域管理方法に於
    いて、 前記コアノードと前記エッジノードとリンクとの接続構
    成を示すネットワーク構成情報と、リンク対応の残帯域
    情報と、前記リンクがエッジノードとコアノードとの間
    又はコアノード間か否かを示すリンク種別情報とを基
    に、全エッジノード間最短経路の残帯域情報を予め算出
    してエッジノード間最短経路の残帯域情報部に格納する
    過程を含むことを特徴とする帯域管理方法。
  4. 【請求項4】 前記リンク残帯域情報を昇順にソート
    し、小さい値の残帯域情報のリンクから順に選択し、選
    択した該リンクをエッジノード間最短経路上のリンクの
    一部として利用するエッジノードの組を検索し、該エッ
    ジノード間最短経路の残帯域情報が設定されていなけれ
    ば、該リンクの残帯域情報を設定することにより、全エ
    ッジノード間最短経路の残帯域情報を予め設定する過程
    を含むことを特徴とする請求項3記載の帯域管理方法。
  5. 【請求項5】 前記リンク残帯域情報を昇順にソート
    し、小さい値の残帯域情報のリンクから順に選択し、選
    択した該リンクをエッジノード間最短経路上のリンクの
    一部として利用するエッジノードの組を検索し、該エッ
    ジノード間最短経路の残帯域情報を順次追加設定して、
    全エッジノード間最短経路の残帯域情報を予め設定する
    過程を含むことを特徴とする請求項3記載の帯域管理方
    法。
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