JP2003174459A - ローカルエリアネットワークおよびその構成方法 - Google Patents
ローカルエリアネットワークおよびその構成方法Info
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- JP2003174459A JP2003174459A JP2001371851A JP2001371851A JP2003174459A JP 2003174459 A JP2003174459 A JP 2003174459A JP 2001371851 A JP2001371851 A JP 2001371851A JP 2001371851 A JP2001371851 A JP 2001371851A JP 2003174459 A JP2003174459 A JP 2003174459A
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- star coupler
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- area network
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ネットワークの拡張性、柔軟性に優れ、低コ
ストのローカルエリアネットワークを構成する。 【解決手段】 各々が異なる波長の光信号を送信する複
数のノード１０１１〜１０１４を、光ファイバを介して
スターカプラ１０２に接続して通信を行うローカルエリ
アネットワークにおいて、スターカプラ１０２は、１つ
の入力端に入力された光信号を任意の１または複数の出
力端に分配するスターカプラモジュール１２１と、スタ
ーカプラモジュール１２１を搭載し、入力端および出力
端に結合するレセプタクルコネクタ１２２を有するプラ
ットフォーム１２３とを含む。
ストのローカルエリアネットワークを構成する。 【解決手段】 各々が異なる波長の光信号を送信する複
数のノード１０１１〜１０１４を、光ファイバを介して
スターカプラ１０２に接続して通信を行うローカルエリ
アネットワークにおいて、スターカプラ１０２は、１つ
の入力端に入力された光信号を任意の１または複数の出
力端に分配するスターカプラモジュール１２１と、スタ
ーカプラモジュール１２１を搭載し、入力端および出力
端に結合するレセプタクルコネクタ１２２を有するプラ
ットフォーム１２３とを含む。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ローカルエリアネ
ットワークおよびその構成方法に関し、より詳細には、
一般家庭、集合住宅、オフィス等で使用するのに適し、
拡張、変更が容易で低コストの光ファイバを用いたロー
カルエリアネットワークおよびその構成方法に関する。
ットワークおよびその構成方法に関し、より詳細には、
一般家庭、集合住宅、オフィス等で使用するのに適し、
拡張、変更が容易で低コストの光ファイバを用いたロー
カルエリアネットワークおよびその構成方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、高速な信号伝送を行うローカルエ
リアネットワーク（以下、ＬＡＮという）として、例え
ば、１００Ｍｂｐｓの伝送速度を有するＦＤＤＩ（Fibe
r Distributed Data Interface）、ギガビット・イーサ
ネットなどが実現されている。また、家庭まで光ファイ
バを布設し、情報を伝送するＦＴＴＨ（Fiber To The H
ome)も進められており、一般家庭でも大容量のデータ通
信が可能なネットワークと接続することができる。特開
２０００−５９３８３号公報には、ネットワークと情報
家電の間および各情報家電間で、動画情報等の大容量通
信が可能なＬＡＮであるホームネットワークが記載され
ている。
リアネットワーク（以下、ＬＡＮという）として、例え
ば、１００Ｍｂｐｓの伝送速度を有するＦＤＤＩ（Fibe
r Distributed Data Interface）、ギガビット・イーサ
ネットなどが実現されている。また、家庭まで光ファイ
バを布設し、情報を伝送するＦＴＴＨ（Fiber To The H
ome)も進められており、一般家庭でも大容量のデータ通
信が可能なネットワークと接続することができる。特開
２０００−５９３８３号公報には、ネットワークと情報
家電の間および各情報家電間で、動画情報等の大容量通
信が可能なＬＡＮであるホームネットワークが記載され
ている。
【０００３】このようなＬＡＮにおいては、マルチキャ
ストが容易に実現できること、および拡張性、柔軟性に
優れていることが求められる。特に、一般家庭において
は、情報家電、コンピュータ端末、通信機器などのノー
ドの追加、配置換えに伴う配線の変更、異なるネットワ
ーク様式の追加等が、比較的高い頻度で起こることを想
定しなければならない。
ストが容易に実現できること、および拡張性、柔軟性に
優れていることが求められる。特に、一般家庭において
は、情報家電、コンピュータ端末、通信機器などのノー
ドの追加、配置換えに伴う配線の変更、異なるネットワ
ーク様式の追加等が、比較的高い頻度で起こることを想
定しなければならない。
【０００４】マルチキャストが可能なＬＡＮとして、特
開昭５６−９８９４９号公報には、スターカプラと波長
多重技術を用いた波長多重−分配選択型ＬＡＮが記載さ
れている。図５に、従来の波長多重−分配選択型ＬＡＮ
の基本構成を示す。各ノード５０１１〜５０１４は、光
送信部と光受信部とを有し、スターカプラ５０２に、フ
ァイバ対を用いて連結されている。スターカプラ５０２
の一端部には、全てのノード５０１１〜５０１４の光送
信部が接続され、他端部には、全てのノード５０１１〜
５０１４の光受信部が接続され、各ノードには互いに異
なる波長の光が割り当てられている。このようにして、
１つのノードから送信された光信号は、スターカプラ５
０２で分配されて、全てのノードに伝達される。各ノー
ド５０１ １〜５０１４の光受信部では、波長を選択する
ことにより、所定のノード間で通信を行うことができ
る。
開昭５６−９８９４９号公報には、スターカプラと波長
多重技術を用いた波長多重−分配選択型ＬＡＮが記載さ
れている。図５に、従来の波長多重−分配選択型ＬＡＮ
の基本構成を示す。各ノード５０１１〜５０１４は、光
送信部と光受信部とを有し、スターカプラ５０２に、フ
ァイバ対を用いて連結されている。スターカプラ５０２
の一端部には、全てのノード５０１１〜５０１４の光送
信部が接続され、他端部には、全てのノード５０１１〜
５０１４の光受信部が接続され、各ノードには互いに異
なる波長の光が割り当てられている。このようにして、
１つのノードから送信された光信号は、スターカプラ５
０２で分配されて、全てのノードに伝達される。各ノー
ド５０１ １〜５０１４の光受信部では、波長を選択する
ことにより、所定のノード間で通信を行うことができ
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
波長多重−分配選択型ＬＡＮにおいて、ノードの増設
は、予めスターカプラが具備している端子数までに限ら
れ、それを超える場合には、スターカプラを含むネット
ワーク全体を更新しなければならず、ネットワークの拡
張性に制限があるという問題があった。この問題を解決
するために、特開平０５−１４３８５号公報には、複数
の端子を有し、自端子への光信号の分配がなくかつ自端
子以外に光信号を分配する構成の相互接続可能なスター
カプラが記載されている。しかし、ノードごとに設けら
れた異なるスターカプラ間では、端子の出力強度に差が
生じてしまうという問題があった。
波長多重−分配選択型ＬＡＮにおいて、ノードの増設
は、予めスターカプラが具備している端子数までに限ら
れ、それを超える場合には、スターカプラを含むネット
ワーク全体を更新しなければならず、ネットワークの拡
張性に制限があるという問題があった。この問題を解決
するために、特開平０５−１４３８５号公報には、複数
の端子を有し、自端子への光信号の分配がなくかつ自端
子以外に光信号を分配する構成の相互接続可能なスター
カプラが記載されている。しかし、ノードごとに設けら
れた異なるスターカプラ間では、端子の出力強度に差が
生じてしまうという問題があった。
【０００６】また、従来の波長多重−分配型ＬＡＮの固
定的配線では、ノードの配置替えに伴い配線を変更する
場合、一時的に特定ノード間だけをポイント・ツー・ポ
イントで接続したい場合、特定のノードだけ一時的に配
信を停止したい場合などに柔軟に対応することは難しか
った。
定的配線では、ノードの配置替えに伴い配線を変更する
場合、一時的に特定ノード間だけをポイント・ツー・ポ
イントで接続したい場合、特定のノードだけ一時的に配
信を停止したい場合などに柔軟に対応することは難しか
った。
【０００７】さらに、シングルモード光ファイバや半導
体レーザを用いたネットワークにおいては、これら素子
が高価なためネットワーク構築に大きなコストがかかる
こと、シングルモード光ファイバと光素子との接続に高
精度が要求されること、ガラスファイバを使用すると耐
屈曲性が低いため細部の短い配線が難しいことなどの問
題があった。
体レーザを用いたネットワークにおいては、これら素子
が高価なためネットワーク構築に大きなコストがかかる
こと、シングルモード光ファイバと光素子との接続に高
精度が要求されること、ガラスファイバを使用すると耐
屈曲性が低いため細部の短い配線が難しいことなどの問
題があった。
【０００８】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、ネットワークの拡
張性、柔軟性に優れ、低コストのローカルエリアネット
ワークおよびその構成方法を提供することにある。
たもので、その目的とするところは、ネットワークの拡
張性、柔軟性に優れ、低コストのローカルエリアネット
ワークおよびその構成方法を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、請求項１に記載の発明は、各々が
異なる波長の光信号を送信する複数のノードを、光ファ
イバを介してスターカプラに接続して通信を行うローカ
ルエリアネットワークにおいて、前記スターカプラは、
１つの入力端に入力された光信号を任意の１または複数
の出力端に分配するスターカプラモジュールと、該スタ
ーカプラモジュールを搭載し、前記入力端および出力端
に結合するレセプタクルコネクタを有するプラットフォ
ームとを含むことを特徴とする。
的を達成するために、請求項１に記載の発明は、各々が
異なる波長の光信号を送信する複数のノードを、光ファ
イバを介してスターカプラに接続して通信を行うローカ
ルエリアネットワークにおいて、前記スターカプラは、
１つの入力端に入力された光信号を任意の１または複数
の出力端に分配するスターカプラモジュールと、該スタ
ーカプラモジュールを搭載し、前記入力端および出力端
に結合するレセプタクルコネクタを有するプラットフォ
ームとを含むことを特徴とする。
【００１０】この構成によれば、ＬＡＮごとにスターカ
プラを配備し、スターカプラモジュールと光ファイバと
を着脱自在にすることで、ネットワークの拡張性、柔軟
性に優れたローカルエリアネットワークを構成すること
ができる。
プラを配備し、スターカプラモジュールと光ファイバと
を着脱自在にすることで、ネットワークの拡張性、柔軟
性に優れたローカルエリアネットワークを構成すること
ができる。
【００１１】請求項２に記載の発明は、請求項１に記載
の前記スターカプラモジュールは、高分子導波路からな
ることを特徴とする。
の前記スターカプラモジュールは、高分子導波路からな
ることを特徴とする。
【００１２】この構成によれば、異なる導波路構成を有
するスターカプラモジュールを、低コストで製造できる
ので、コストの低いローカルエリアネットワークを構成
することができる。
するスターカプラモジュールを、低コストで製造できる
ので、コストの低いローカルエリアネットワークを構成
することができる。
【００１３】請求項３に記載の発明は、請求項１または
２に記載の前記光ファイバは、プラスチック光ファイバ
であり、前記光信号は、可視光であることを特徴とす
る。
２に記載の前記光ファイバは、プラスチック光ファイバ
であり、前記光信号は、可視光であることを特徴とす
る。
【００１４】この構成によれば、高い接続精度が要求さ
れず、耐屈曲性も高いので、材料コストのみならず、製
造からネットワーク構築までコストの低いローカルエリ
アネットワークを構成することができる。
れず、耐屈曲性も高いので、材料コストのみならず、製
造からネットワーク構築までコストの低いローカルエリ
アネットワークを構成することができる。
【００１５】請求項４に記載の発明は、各々が異なる波
長の光信号を送信する複数のノード間で通信を行うロー
カルエリアネットワークの構成方法において、１つの入
力端に入力された光信号を任意の１または複数の出力端
に分配するスターカプラモジュールを選択し、前記入力
端および出力端に結合するレセプタクルコネクタを有す
るプラットフォームに、選択された前記スターカプラモ
ジュールを搭載し、前記複数のノードと前記プラットフ
ォームとを光ファイバで接続することを特徴とする。
長の光信号を送信する複数のノード間で通信を行うロー
カルエリアネットワークの構成方法において、１つの入
力端に入力された光信号を任意の１または複数の出力端
に分配するスターカプラモジュールを選択し、前記入力
端および出力端に結合するレセプタクルコネクタを有す
るプラットフォームに、選択された前記スターカプラモ
ジュールを搭載し、前記複数のノードと前記プラットフ
ォームとを光ファイバで接続することを特徴とする。
【００１６】この方法によれば、異なる導波路構成を有
するスターカプラモジュールを選択し、光ファイバの接
続との組み合わせにより、様々なネットワーク構成を実
現することができ、スターカプラモジュールと光ファイ
バとを着脱自在にすることにより、拡張性、柔軟性に優
れたローカルエリアネットワークを構成することができ
る。
するスターカプラモジュールを選択し、光ファイバの接
続との組み合わせにより、様々なネットワーク構成を実
現することができ、スターカプラモジュールと光ファイ
バとを着脱自在にすることにより、拡張性、柔軟性に優
れたローカルエリアネットワークを構成することができ
る。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。本実施形態において、ネッ
トワークの拡張性、柔軟性は、スターカプラモジュール
を搭載するレセプタクルコネクタ付きプラットフォ−ム
により、スターカプラモジュールの選択、着脱、光ファ
イバ配線の接続の変更を行うことで実現できる。
施の形態を詳細に説明する。本実施形態において、ネッ
トワークの拡張性、柔軟性は、スターカプラモジュール
を搭載するレセプタクルコネクタ付きプラットフォ−ム
により、スターカプラモジュールの選択、着脱、光ファ
イバ配線の接続の変更を行うことで実現できる。
【００１８】本実施形態においては、ＬＡＮごとに複数
のスターカプラを配備することを考慮して、低コストで
スターカプラの製造が可能な高分子導波路技術を採用し
た。また、光ファイバとしてマルチモードのプラスチッ
ク光ファイバを用い、送信部にＬＥＤを設けて可視光の
送信を行うことにより、システム全体のコストを低廉化
することができる。
のスターカプラを配備することを考慮して、低コストで
スターカプラの製造が可能な高分子導波路技術を採用し
た。また、光ファイバとしてマルチモードのプラスチッ
ク光ファイバを用い、送信部にＬＥＤを設けて可視光の
送信を行うことにより、システム全体のコストを低廉化
することができる。
【００１９】図１に、本発明の第１の実施形態にかかる
ＬＡＮの基本構成を示す。各ノード１０１１〜１０１４
は、光送信部と光受信部とを有し、スターカプラ１０２
に、ファイバ対を用いて連結されている。ノードは、例
えば、光送信部と光受信部とを有するコンピュータ端
末、テレビ、ビデオ、ゲーム機等の情報家電、通信機器
等である。
ＬＡＮの基本構成を示す。各ノード１０１１〜１０１４
は、光送信部と光受信部とを有し、スターカプラ１０２
に、ファイバ対を用いて連結されている。ノードは、例
えば、光送信部と光受信部とを有するコンピュータ端
末、テレビ、ビデオ、ゲーム機等の情報家電、通信機器
等である。
【００２０】本実施形態では、ノード１０１１は、ホー
ムサーバとして構成し、外部ネットワークと通信線路１
１１で接続されている。通信線路１１１が光ファイバの
場合には、Ｏ／Ｅ変換器１１２で外部ネットワークから
の光信号を電気信号に変換し、Ｅ／Ｏ変換器１１３でＬ
ＡＮ用の特定の波長に変換して送信する。また、ＬＡＮ
からの光信号は、Ｏ／Ｅ変換器１１４で光信号を電気信
号に変換し、Ｅ／Ｏ変換器１１５で外部ネットワーク用
の波長の光に変換して送出する。ノード１０１ １は、通
常のサーバと同様に、外部ネットワークからの情報を蓄
積し、他のノードからのアクセスに応じて情報をダウン
ロードすることもできる。また、アンテナを介して得ら
れた情報をデータ処理して蓄積することもできる。
ムサーバとして構成し、外部ネットワークと通信線路１
１１で接続されている。通信線路１１１が光ファイバの
場合には、Ｏ／Ｅ変換器１１２で外部ネットワークから
の光信号を電気信号に変換し、Ｅ／Ｏ変換器１１３でＬ
ＡＮ用の特定の波長に変換して送信する。また、ＬＡＮ
からの光信号は、Ｏ／Ｅ変換器１１４で光信号を電気信
号に変換し、Ｅ／Ｏ変換器１１５で外部ネットワーク用
の波長の光に変換して送出する。ノード１０１ １は、通
常のサーバと同様に、外部ネットワークからの情報を蓄
積し、他のノードからのアクセスに応じて情報をダウン
ロードすることもできる。また、アンテナを介して得ら
れた情報をデータ処理して蓄積することもできる。
【００２１】スターカプラ１０２の一端部には、全ての
ノード１０１１〜１０１４の光送信部が接続され、他端
部には、全てのノード１０１１〜１０１４の光受信部が
接続されている。スターカプラ１０２と光ファイバとの
接続は、スターカプラモジュール１２１に接続されたレ
セプタクルコネクタ１２２に、光ファイバに接続された
コネクタプラグ１３１を挿入することにより行われる。
ノード１０１１〜１０１４の光送信部が接続され、他端
部には、全てのノード１０１１〜１０１４の光受信部が
接続されている。スターカプラ１０２と光ファイバとの
接続は、スターカプラモジュール１２１に接続されたレ
セプタクルコネクタ１２２に、光ファイバに接続された
コネクタプラグ１３１を挿入することにより行われる。
【００２２】このようにして、光ファイバとスターカプ
ラ１０２とは、着脱自在であり、ネットワークの拡張
性、簡便な配線の変更、異なるネットワーク様式の一時
的採用を同時に実現することができる。各ノード１０１
１〜１０１４の送信部に異なる波長を割り当てることに
より、１つのノードから送信された信号は、スターカプ
ラ１０２で分配されて、全てのノードに伝達される。各
ノード１０１１〜１０１ ４の光受信部では、波長可変フ
ィルタにより所望の波長を選択することにより、所定の
ノード間で通信を行うことができる。
ラ１０２とは、着脱自在であり、ネットワークの拡張
性、簡便な配線の変更、異なるネットワーク様式の一時
的採用を同時に実現することができる。各ノード１０１
１〜１０１４の送信部に異なる波長を割り当てることに
より、１つのノードから送信された信号は、スターカプ
ラ１０２で分配されて、全てのノードに伝達される。各
ノード１０１１〜１０１ ４の光受信部では、波長可変フ
ィルタにより所望の波長を選択することにより、所定の
ノード間で通信を行うことができる。
【００２３】図２に、本発明の一実施形態にかかるスタ
ーカプラを示す。高分子導波路を用いた着脱式のスター
カプラである。スターカプラ１０２は、レセプタクルコ
ネクタ１２２付のプラットフォ−ム１２３が有する凹部
１２４に、スターカプラモジュール１２１を搭載するこ
とにより構成されている。スターカプラモジュール１２
１は、１つの入力端に入力された光信号を任意の１また
は複数の出力端に分配することができ、様々な導波路構
成を有するものを、着脱自在に搭載する。
ーカプラを示す。高分子導波路を用いた着脱式のスター
カプラである。スターカプラ１０２は、レセプタクルコ
ネクタ１２２付のプラットフォ−ム１２３が有する凹部
１２４に、スターカプラモジュール１２１を搭載するこ
とにより構成されている。スターカプラモジュール１２
１は、１つの入力端に入力された光信号を任意の１また
は複数の出力端に分配することができ、様々な導波路構
成を有するものを、着脱自在に搭載する。
【００２４】プラットフォ−ム１２３は、スターカプラ
モジュール１２１の入力端および出力端と、レセプタク
ルコネクタ１２２とが結合するように構成されている。
スターカプラモジュール１２１を、凹部１２４に搭載し
た後に、押え蓋（図示せず）とクリップ等により固定さ
れる。このようにして、スターカプラモジュール１２１
は、着脱が可能になっており、配線の変更、異なるネッ
トワーク様式の採用などの柔軟性に対応することができ
る。
モジュール１２１の入力端および出力端と、レセプタク
ルコネクタ１２２とが結合するように構成されている。
スターカプラモジュール１２１を、凹部１２４に搭載し
た後に、押え蓋（図示せず）とクリップ等により固定さ
れる。このようにして、スターカプラモジュール１２１
は、着脱が可能になっており、配線の変更、異なるネッ
トワーク様式の採用などの柔軟性に対応することができ
る。
【００２５】図３に、本発明の一実施形態にかかるスタ
ーカプラモジュールを示す。スターカプラモジュール１
２１は、内側の２本の導波路がスターカプラを構成し、
両端の２本の導波路がポイント・ツー・ポイント接続を
構成している。
ーカプラモジュールを示す。スターカプラモジュール１
２１は、内側の２本の導波路がスターカプラを構成し、
両端の２本の導波路がポイント・ツー・ポイント接続を
構成している。
【００２６】図４に、本発明の第２の実施形態にかかる
ＬＡＮの基本構成を示す。第１の実施形態からネットワ
ーク様式の変更を行った一例であり、スターカプラ１０
２のスターカプラモジュール１２１を差し替えて構成し
ている。図４において、ノード１０１１と１０１４と
は、ポイント・ツー・ポイントで接続され、ノード１０
１２と１０１３とは、スターカプラ１０２で接続された
波長多重ネットワークの構成となっている。
ＬＡＮの基本構成を示す。第１の実施形態からネットワ
ーク様式の変更を行った一例であり、スターカプラ１０
２のスターカプラモジュール１２１を差し替えて構成し
ている。図４において、ノード１０１１と１０１４と
は、ポイント・ツー・ポイントで接続され、ノード１０
１２と１０１３とは、スターカプラ１０２で接続された
波長多重ネットワークの構成となっている。
【００２７】高分子導波路からなるスターカプラと、光
ファイバとしてマルチモードのプラスチック光ファイバ
を組み合わせて用い、さらに送信部にＬＥＤを設けて可
視光の送信を行うことにより、システム構築を低コスト
で行うことができる。プラスチック光ファイバの伝送損
失は、波長６５０ｎｍで１４ｄＢ／１００ｍ程度であ
り、帯域も１２５Ｍｂｉｔ／ｓであることから、ホーム
ネットワーク等の小規模ＬＡＮには充分適用可能であ
る。また、光ファイバの外径も１ｍｍ程度と大きく、し
かも可視光を用いるため接続等も容易に行うことができ
る。
ファイバとしてマルチモードのプラスチック光ファイバ
を組み合わせて用い、さらに送信部にＬＥＤを設けて可
視光の送信を行うことにより、システム構築を低コスト
で行うことができる。プラスチック光ファイバの伝送損
失は、波長６５０ｎｍで１４ｄＢ／１００ｍ程度であ
り、帯域も１２５Ｍｂｉｔ／ｓであることから、ホーム
ネットワーク等の小規模ＬＡＮには充分適用可能であ
る。また、光ファイバの外径も１ｍｍ程度と大きく、し
かも可視光を用いるため接続等も容易に行うことができ
る。
【００２８】本実施形態では、ホームネットワークに用
いる例を示したが、これに限らず、自動車や飛行機など
の移動体内の通信系統、集合住宅、オフィスなどの通信
系統にも適用することができる。また、本実施形態の着
脱可能な高分子導波路としては、詳しく例示したスター
カプラ型導波路ばかりでなく、ネットワーク構成を、ス
ター型、バス型、リング型などの構成に置き換えること
ができる導波路も適用することができる。
いる例を示したが、これに限らず、自動車や飛行機など
の移動体内の通信系統、集合住宅、オフィスなどの通信
系統にも適用することができる。また、本実施形態の着
脱可能な高分子導波路としては、詳しく例示したスター
カプラ型導波路ばかりでなく、ネットワーク構成を、ス
ター型、バス型、リング型などの構成に置き換えること
ができる導波路も適用することができる。
【００２９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
スターカプラモジュールと光ファイバとを着脱自在にし
たことにより、ネットワークの拡張性、簡便な配線の変
更、他のネットワーク様式の一時的採用などの柔軟性を
付与することが可能となる。
スターカプラモジュールと光ファイバとを着脱自在にし
たことにより、ネットワークの拡張性、簡便な配線の変
更、他のネットワーク様式の一時的採用などの柔軟性を
付与することが可能となる。
【００３０】また、本発明によれば、高分子導波路から
なるスターカプラモジュールと、プラスチック光ファイ
バとを用い、光信号を可視光とすることにより、システ
ム構築を低コストで行うことが可能となる。
なるスターカプラモジュールと、プラスチック光ファイ
バとを用い、光信号を可視光とすることにより、システ
ム構築を低コストで行うことが可能となる。
【図１】本発明の第１の実施形態にかかるＬＡＮの基本
構成を示した図である。
構成を示した図である。
【図２】本発明の一実施形態にかかるスターカプラを示
した斜視図である。
した斜視図である。
【図３】本発明の一実施形態にかかるスターカプラモジ
ュールを示した上面図である。
ュールを示した上面図である。
【図４】本発明の第２の実施形態にかかるＬＡＮの基本
構成を示した図である。
構成を示した図である。
【図５】従来の波長多重−分配選択型ＬＡＮの基本構成
を示した図である。
を示した図である。
１０１１〜１０１４，５０１１〜５０１４ ノード
１０２，５０２ スターカプラ
１１１ 通信線路
１１２，１１４ Ｏ／Ｅ変換器
１１３，１１５ Ｅ／Ｏ変換器
１２１ スターカプラモジュール
１２２ レセプタクルコネクタ
１２３ プラットフォ−ム
１２４ 凹部
１３１ コネクタプラグ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 都丸 暁
東京都新宿区西新宿二丁目１番１号 エ
ヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株
式会社内
(72)発明者 疋田 真
東京都新宿区西新宿二丁目１番１号 エ
ヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株
式会社内
(72)発明者 今村 三郎
東京都新宿区西新宿二丁目１番１号 エ
ヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株
式会社内
Ｆターム(参考） 5K002 BA04 BA32 DA12 FA01
5K033 AA04 DA15 DB02 DB16 DB22
Claims (4)
- 【請求項１】 各々が異なる波長の光信号を送信する複
数のノードを、光ファイバを介してスターカプラに接続
して通信を行うローカルエリアネットワークにおいて、
前記スターカプラは、１つの入力端に入力された光信号
を任意の１または複数の出力端に分配するスターカプラ
モジュールと、該スターカプラモジュールを搭載し、前
記入力端および出力端に結合するレセプタクルコネクタ
を有するプラットフォームとを含むことを特徴とするロ
ーカルエリアネットワーク。 - 【請求項２】 前記スターカプラモジュールは、高分子
導波路からなることを特徴とする請求項１に記載のロー
カルエリアネットワーク。 - 【請求項３】 前記光ファイバは、プラスチック光ファ
イバであり、前記光信号は、可視光であることを特徴と
する請求項１または２に記載のローカルエリアネットワ
ーク。 - 【請求項４】 各々が異なる波長の光信号を送信する複
数のノード間で通信を行うローカルエリアネットワーク
の構成方法において、 １つの入力端に入力された光信号を任意の１または複数
の出力端に分配するスターカプラモジュールを選択し、 前記入力端および出力端に結合するレセプタクルコネク
タを有するプラットフォームに、選択された前記スター
カプラモジュールを搭載し、 前記複数のノードと前記プラットフォームとを光ファイ
バで接続することを特徴とするローカルエリアネットワ
ークの構成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001371851A JP2003174459A (ja) | 2001-12-05 | 2001-12-05 | ローカルエリアネットワークおよびその構成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001371851A JP2003174459A (ja) | 2001-12-05 | 2001-12-05 | ローカルエリアネットワークおよびその構成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003174459A true JP2003174459A (ja) | 2003-06-20 |
Family
ID=19180838
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001371851A Pending JP2003174459A (ja) | 2001-12-05 | 2001-12-05 | ローカルエリアネットワークおよびその構成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003174459A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006211591A (ja) * | 2005-01-31 | 2006-08-10 | Fujitsu Ltd | 光ネットワークシステムおよび伝送装置 |
| JP2007225690A (ja) * | 2006-02-21 | 2007-09-06 | Sekisui Chem Co Ltd | 光ファイバーケーブル敷設システム、該光ファイバーケーブル敷設システムにおける光ファイバーケーブルが敷設される住宅ユニット、及び、該光ファイバーケーブルの光ファイバーケーブル敷設方法 |
| JP2012231409A (ja) * | 2011-04-27 | 2012-11-22 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 光通信システム及び接続装置 |
-
2001
- 2001-12-05 JP JP2001371851A patent/JP2003174459A/ja active Pending
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| JP4669795B2 (ja) * | 2006-02-21 | 2011-04-13 | 積水化学工業株式会社 | 光ファイバーケーブル敷設方法 |
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