JP2003173322A - 携帯情報端末を利用したプログラム処理システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 公衆電話回線に接続することなく、情報検索
やデータベース等の処理が可能な携帯情報端末を利用し
たプログラム処理システムを提供する。 【解決手段】 公衆電話回線に接続可能な携帯情報端末
３と、携帯情報端末３に装着され、所定の処理を実行す
るためのプログラムとプログラムに基づく所定の処理に
供されるデータとが同一チップ上に内蔵されたチップメ
モリ２３、２５にそれぞれ記録されたワンチップマイク
ロコンピュータ２とにより構成され、携帯情報端末３か
らの指示により、チップメモリ２５に記録された各種デ
ータを携帯情報端末に装着されたワンチップマイクロコ
ンピュータ２が読み込んで所定の処理を行なった後、そ
の結果を携帯情報端末３に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、携帯情報端末を利
用したプログラム処理システムに係り、さらに詳しく
は、携帯情報端末に装着されるワンチップマイクロコン
ピュータにより所定の処理を行なう携帯情報端末を利用
したプログラム処理システムに関する。

【０００２】

【従来の技術】近年情報関連産業の発達は目覚しいもの
があり、電子メールやＦＡＸ等の情報伝達がノート型の
パーソナルコンピュータによっても簡単に行なわれるよ
うになっている。また、携帯電話も単に通話ができると
いった基本的機能のみならず電子メール等の様々な機能
が付加されている。さらに、情報の送受信を目的とした
携帯型のモバイル端末機器も種々発売され今日に至って
いる。ノート型のパーソナルコンピュータを含むこれら
の機器は自由に持ち運びも可能であるため、移動中でも
すぐに使用できるというメリットがあり、その普及は近
年めざましいものがある。

【０００３】また、インターネットを代表とする通信ネ
ットワークを利用した銀行振込や各種チケットの予約等
の数多くのサービスが提供されている。ここで「携帯情
報端末」とは、上述のように、ノート型のコンピュー
タ、携帯電話、ポケベル等を含むモバイルコンピューテ
ィング用の機器をいう。また、「携帯電話」とは、無線
を介して公衆電話回線に接続可能な電話をいい、ＰＨＳ
（Personal HandyphoneSystem簡易型携帯電話）も含む
ものである。

【０００４】一方、コンピュータ関連機器の著しい進歩
に伴い、携帯用の電子辞書、翻訳機、ゲーム機等も数多
く登場してきている。そして、これらの中には通信機能
を持つものもあり、相互にデータを交換したり、互いに
通信ケーブルを接続して情報交換を行なったりすること
ができるものもある。また、ゲーム機は、近年では小型
化がさらに進み、持ち運びに容易なキーホルダ型の小型
ゲーム機も登場しており、僅かの空き時間を利用して手
軽に楽めることから人気を得ている。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】かかる携帯情報端末を
介しての情報収集は手軽に行なうことができる反面、こ
れらの情報収集は通常公衆電話回線を利用して行なわれ
るため、アクセスが集中すると公衆電話回線が非常に混
雑し、通信品位が低下してスムーズな情報収集ができな
くなることがある。そして、最悪の場合には、電話が繋
がらないという場合も生じる。

【０００６】また、提供される情報が電子データであれ
ばその電子データをサーバからダウンロードすることに
より取得することができるが、人が対応するような情報
サービスの場合には手軽に利用されて利用回数が増える
ことによりかえって情報提供コストが増加する場合があ
る。この場合、その需要に対応できるように電話回線を
増やし、さらに対応する人数を増やすことも考えられる
が、設備費や人件費等面から必ずしも最良の対策とはい
えない。特に、電話番号案内等のサービスは人件費の占
める割合が多く、利用回数が増えるに従って逆に採算が
取れなくなるという状況となっている。

【０００７】従って、公衆電話回線を使用することなく
各情報携帯端末において個別に情報収集や情報検索がで
きれば上述のような公衆電話回線の混雑や情報提供に伴
うコストアップを抑制することが可能となる。そこで、
本発明は、公衆電話回線に接続することなく、情報携帯
端末側で情報検索やデータベース処理が可能な携帯情報
端末を利用したプログラム処理システムを提供すること
を目的とする。また、検索やデータベース処理以外にも
携帯情報端末で計算やゲーム等のプログラムを実行可能
な携帯情報端末を利用したプログラム処理システムを提
供することを目的とする。さらに、本発明は、各種情報
の電子データの最新情報をダウンロード等により電子デ
ータを更新し保存することが可能な携帯情報端末を利用
したプログラム処理システムを提供することを目的とす
る。

【０００８】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項１に記載の本発明は、公衆電話回線に接続可能
な携帯情報端末と、携帯情報端末に装着され、所定の処
理を実行するためのプログラムと、プログラムに基づく
所定の処理に供されるデータとが同一チップ上に内蔵さ
れたチップメモリにそれぞれ記録されたワンチップマイ
クロコンピュータとにより構成され、携帯情報端末から
の指示により、チップメモリに記録されたデータを携帯
情報端末に装着されたワンチップマイクロコンピュータ
が読み込んで所定の処理を行なった後、その結果を携帯
情報端末に表示する携帯情報端末を利用したプログラム
処理システムを提供する。

【０００９】上記課題を解決するために請求項２に記載
の本発明は、公衆電話回線に接続可能な携帯情報端末
と、携帯情報端末に装着され、同一チップ上に内蔵され
たメモリに記録されたプログラムを読み込んで所定の処
理を実行するワンチップマイクロコンピュータと、プロ
グラムに基づいて動作するワンチップマイクロコンピュ
ータにより所定の処理に供されるデータが記録された記
録媒体とにより構成され、携帯情報端末からの指示によ
り、記録媒体に記録されたデータを携帯情報端末に装着
されたワンチップマイクロコンピュータが読み込んで所
定の処理を行なった後、その結果を携帯情報端末に表示
する携帯情報端末を利用したプログラム処理システムを
提供する。

【００１０】上記課題を解決するために請求項３に記載
の本発明は、請求項１又は２に記載の携帯情報端末を利
用したプログラム処理システムにおいて、プログラムが
検索プログラムであり、データが電話番号データである
ことを特徴とする。

【００１１】上記課題を解決するために請求項４に記載
の本発明は、請求項３に記載の携帯情報端末を利用した
プログラム処理システムにおいて、電話番号データの中
から検索プログラムにより検索された特定の電話番号を
携帯情報端末に内蔵された端末メモリに転送し、端末メ
モリに転送された特定の電話番号に基づいて発信するこ
とにより、改めて入力操作を行なうことなく相手方と連
絡可能とされていることを特徴とする。

【００１２】上記課題を解決するために請求項５に記載
の本発明は、請求項３又は４に記載の携帯情報端末を利
用したプログラム処理システムにおいて、記録媒体又は
チップメモリは書き込み可能とされていることを特徴と
する。

【００１３】上記課題を解決するために請求項６に記載
の本発明は、請求項１〜５のいずれか１項に記載の携帯
情報端末を利用したプログラム処理システムにおいて、
記録媒体又はチップメモリに記録されたデータは、該デ
ータが保存されると共に通信回線に接続されたサーバか
らダウンロードすることにより記録されることを特徴と
する。

【００１４】

【発明の実施の形態】本発明に係る携帯情報端末を利用
したプログラム処理システムについて図面に基づいて詳
細に説明する。図１は本発明に係る携帯情報端末を利用
したプログラム処理システムの一実施形態のブロック図
である。

【００１５】初めに、本発明に係る携帯情報端末を利用
したプログラム処理システムの第一の実施形態について
その概略の構成を説明する。本発明に係る携帯情報端末
を利用したプログラム処理システム１は、図１に示すよ
うに、一般的な携帯情報端末の一つである携帯電話３
と、携帯電話３の底面に設けられたスロット３５に装着
され、検索プログラム及び電話番号データが記録された
ワンチップマイクロコンピュータ２が組み込まれたカー
トリッジ５とにより構成されている。本発明に係る携帯
情報端末は携帯電話以外にもノート型のパーソナルコン
ピュータ、モバイル端末、等の機器が使用できる。尚、
無線を介して接続される携帯情報端末だけでなく、有線
電話やデスクトップ型のパーソナルコンピュータでも実
現可能である。

【００１６】携帯電話３は、図３に示すように、液晶表
示部３１と、入力ボタン３３と、スロット３５及びアン
テナ３７を有すると共に、その内部には、図1に示すよ
うに、処理回路３０と、端末メモリ３４と、通信制御部
３８含んで構成されている。入力ボタン３３は、携帯電
話３の正面側に複数配置され、主として電話番号である
数字や平仮名、カタカナ又はローマ字等の文字を入力す
るために使用される。また、液晶表示部３１は、入力ボ
タン３３から入力された数字や文字又は携帯電話３に送
られてきた情報を数字や文字として表示す部分であり、
一般に液晶が用いられている。尚、液晶表示部３１には
カラー液晶又は白黒液晶のいずれも採用可能である。

【００１７】処理回路３０は、通話音声や電子データ等
の送信情報及び受信情報を発信又は受信したり、その結
果を液晶表示部３１に表示させると共に、必要な電子デ
ータを端末メモリ３４に記録させたりするものである。
例えば、入力ボタン３３から入力された電話番号データ
である送信情報に基づいて相手側の電話機と接続させて
通話可能とすると共に、他の電話から送られてきた受信
情報を取得して通話可能とする。その際、受信情報に含
まれる必要なデータを端末メモリ３４や液晶表示部３１
に送り必要な情報を表示させ、あるいは端末メモリ３４
に記録することもできる。アンテナ３７は送られてきた
電波を受信し、又はこちらから発声した音声信号を外部
へ送信するものである。尚、アンテナ３７の近傍には着
信を光で知らせる着信表示部３９が設けられている

【００１８】携帯電話３の底面にはカートリッジ５が挿
入されるスロット３５が設けられている。スロット３５
の開口部にはカートリッジ５が挿入されていないときは
開口部を閉ざし、スロット３５が挿入されるときには開
口部の長手方向の一端部側を軸として開口する蓋板が設
けられている。底部には、また、携帯電話３の内部に収
納された電池を充電するために図示しない充電器の端子
と接触する端子３５ａ、３５ａが設けられている。本実
施形態においてスロット３５は、携帯電話３の底面に設
けられているが、スロット３５を設ける場所は底面に限
られるものではなく、例えば、携帯電話３の左右の側面
又はアンテナ３７付近の上面等のいずれに設けることも
可能である。また、スロット３５はカートリッジ５専用
とすることもできる。

【００１９】カートリッジ５は、上面が開放されたケー
ス５０ａとその開放面を覆う蓋材５０ｂとにより構成さ
れ、ケース５０ａに蓋材５０ｂが嵌め込まれるようにし
て固定されている。カートリッジ５の内部には、種々の
データ処理を実行する中央処理装置２１と、データベー
ス処理や情報検索のためのアプリケーションプログラム
が記録されたチップメモリ２３と、電話番号データが記
録されたチップメモリ２５とが一つのチップ上に内蔵さ
れたワンチップマイクロコンピュータ２が収納されてい
る。ワンチップマイクロコンピュータは、周辺ＬＳＩの
機能やメモリを１つのプロセッサ内に搭載したもので、
洗濯機等の家電製品をはじめとする様々な製品に制御用
のコントローラとしても利用されている。

【００２０】ここで、チップメモリ２５に記録されたプ
ログラムデータを文字の入力を行なうためのワードプロ
セッサ、各種計算を行なうための表計算、翻訳を行なう
ための翻訳プログラムやゲームのプログラムとし、チッ
プメモリ２３には各アプリケーションで使用するデー
タ、例えば、電子辞書、商品の売上データや仕入れデー
タ等を予め記録しておくことも可能である。これによ
り、携帯電話３で手軽に様々な処理を行なうことが可能
となる。

【００２１】また、ワンチップマイクロコンピュータ２
は、携帯電話３を操作することによって中央処理装置２
１に検索処理を行なわせるための命令を転送すると共
に、中央処理装置２１で処理された電話番号データを携
帯電話３側へ転送するためのコネクタ２７を有してい
る。そして、コネクタ２７は、カートリッジ５の短手方
向の一端面から突出して処理回路３０と電気的に接続さ
れるようになっている。中央処理装置２１は、携帯電話
３を操作することにより、予めチップメモリ２３に記録
された検索プログラムを読み込んで、予めチップメモリ
２５に記録された電話番号データの中から指定された電
話番号の検索処理を行なう。尚、カートリッジカートリ
ッジ５の形状はこれに限るものではなく、種々の形態が
採用可能である。

【００２２】チップメモリ２３、２５は、集積回路を利
用した読み出し専用の記憶装置であり、不揮発性のメモ
リ（ＲＯＭ）である。ワンチップマイクロコンピュータ
２の製造時にプログラムや電話番号データが焼き付けら
れるマスクＲＯＭが採用される。また、自由に情報を書
き込めるＰＲＯＭ等を採用すれば電話番号データの更新
やアプリケーションの変更を行なうことが可能となる。
本実施形態においては電話番号データとして役所、図書
館、病院等の公共施設の電話番号データが記録されてい
る。電話番号データ及びアプリケーションプログラムの
更新は以下のように行なわれる。図４に示すように、チ
ップメモリ２３、２５に記録されたプログラム及び電話
番号データの最新データは通信回線に接続されたサーバ
７に保存されており、携帯電話３からインターネット９
を介してサーバ７に保存されたプログラム及び電話番号
データダウンロードすることにより書き換えることによ
り行なわれる。これにより、プログラム及び電話番号デ
ータを常に最新状態に保つことが可能となる。

【００２３】上述した第一の実施形態においては、プロ
グラムが記録されたチップメモリ２３と、電話番号デー
タが記録されたチップメモリ２５がワンチップ上に設け
られているが、第二の実施形態として、ワンチップマイ
クロコンピュータ２には検索プログラムが記録されたチ
ップメモリ２３のみを設け、電話番号データは交換可能
な他の記録媒体により提供する構成とすることもでき
る。すなわち、第二の実施形態は、図２に示すように、
第一の実施形態におけるワンチップマイクロコンピュー
タ２のチップメモリ２５をカートリッジ５に装着して読
み込むことが可能な外部メモリ４０として構成されてい
る。この構成とすれば、中央処理装置２１及びチップメ
モリ２５に記録された検索プログラムは携帯電話３に装
着したままで使用できるのでデータを交換するためにカ
ートリッジ５ごと、すなわち、同時に中央処理装置２１
も交換するという無駄がなくなるので、ワンチップマイ
クロコンピュータ２資源の節約が可能となり、また、生
産コストも軽減される。

【００２４】次に、本発明に係る携帯情報端末を利用し
たプログラム処理システムの第一の実施携帯についての
動作を説明する。図５は、処理の流れを示すフローチャ
ートである。まず、携帯電話３のスロット３５にカート
リッジ５を装着してワンチップマイクロコンピュータ２
のコネクタ２７を処理回路３０と接続する（ステップＳ
１）。そして、携帯電話３の入力ボタン３３を操作して
カートリッジ５に記録されている検索プログラムを起動
させる（ステップ２）。検索プログラムが起動すると、
図６（ａ）に示すように、液晶表示部３１に検索メニュ
ー表示されるので（ステップＳ３）、入力ボタン３３に
より知りたい項目の番号を選択する（ステップＳ４）。

【００２５】すると、図６（ｂ）に示すように、その項
目に含まれる電話番号データがさらに細分化された形で
表示される（ステップＳ５）。ここで、「１」を選択す
ると液晶表示部３１には「足立区役所」の電話番号が表
示されると共に、その電話番号が端末メモリ３４に記録
される（ステップＳ６）。「足立区役所」の電話番号デ
ータは端末メモリ３４に記録されているのでその電話番
号データに基づいて発信操作を行なうことができ、改め
て入力ボタン３３から電話番号を入力する手間が不要と
なる（ステップＳ７）。また、示された項目の中から複
数のデータを端末メモリ３４に取り込み、携帯電話３に
予め装備されている公知の電話番号検索機能によって所
望の電話番号を検索することもできる。

【００２６】一方、検索メニューは、図７に示すよう
に、検索ボックス７１内に電話番号が知りたい場所の名
称を入力し、入力ボタン３３により検索指示番号である
「１」を入力すると電話番号データの検索を行い、その
結果が表示される。尚、入力を誤った場合には入力ボタ
ン３３の「２」を押すことにより検索ボックス７１の表
示を消去することができ、改めて正しい名称を入力した
のち検索指示番号である「１」を入力する。

【００２７】次に、第二の実施形態の動作を説明する。
まず、携帯電話３のスロット３５にカートリッジ５を挿
入してワンチップマイクロコンピュータ２のコネクタ２
７を処理回路３０と接続する。そして、電話番号データ
が記録された外部メモリ４０をカートリッジ５の図示し
ないスロットから挿入してワンチップマイクロコンピュ
ータ２と外部メモリ４０を接続させる。その後は第一の
実施形態と同様の操作を行い、所望の電話番号データを
入手する。

【００２８】

【発明の効果】本発明に係る携帯情報端末を利用したプ
ログラム処理システムによれば、携帯情報端末と、携帯
情報端末に装着され、所定の処理を実行するためのプロ
グラムとプログラムに基づく所定の処理に供されるデー
タとが同一チップ上に内蔵されたチップメモリにそれぞ
れ記録されたワンチップマイクロコンピュータとにより
構成することとしたので、携帯情報端末からの指示によ
り、チップメモリに記録されたデータを携帯情報端末に
装着されたワンチップマイクロコンピュータが読み込ん
で所定の処理を行なってその結果を携帯情報端末に表示
することができるので、公衆電話回線に接続することな
く情報携帯端末側で情報検索やデータベース処理が可能
となるという効果がある。

【００２９】また、本発明に係る携帯情報端末を利用し
たプログラム処理システムによれば、ワンチップマイク
ロコンピュータにより所定の処理に供されるデータを別
の記録媒体である記録媒体により提供することとしたの
でワンチップマイクロコンピュータに記録された検索プ
ログラムは同じものを使用できるため、データを交換す
るために同時にワンチップマイクロコンピュータも交換
するという無駄がなくなると共に生産コストも軽減され
るという効果を有する。

【００３０】また、本発明に係る携帯情報端末を利用し
たプログラム処理システムによれば、ワンチップマイク
ロコンピュータが組み込まれたカートリッジを交換する
ことにより、電話番号検索やデータベース処理以外にも
携帯情報端末で計算やゲーム等のプログラムを実行する
ことができるという効果がある。

【００３１】さらに、本発明に係る携帯情報端末を利用
したプログラム処理システムによれば、情報の電子デー
タの最新情報をダウンロード等により電子データを更新
し保存することが可能であるためプログラム及び電話番
号データを常に最新状態に保つことができるという効果
がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係る携帯情報端末を利用したプログラ
ム処理システムの一実施形態のブロック図である

【図２】図１に示した実施形態とは異なる実施形態のブ
ロック図である。

【図３】（ａ）は携帯電話及びカートリッジの斜視図、
（ｂ）はカートリッジの拡大斜視図である。

【図４】本発明に係る携帯情報端末を利用したプログラ
ム処理システムとサーバとの通信を示す一実施形態の説
明図である。

【図５】本発明に係る携帯情報端末を利用したプログラ
ム処理システムの処理の流れを示すフローチャートであ
る。

【図６】（ａ）及び（ｂ）は、検索メニューを示す説明
図である。

【図７】図６とは異なる検索メニューを示す説明図であ
る。

【符号の説明】

１ プログラム処理システム ２ ワンチップマイクロコンピュータ ３ 携帯電話 ５ カートリッジ ７ サーバ ９ インターネット ２１ 中央処理装置 ２３ チップメモリ ２５ チップメモリ ２７ コネクタ ３０ 処理回路 ３１ 液晶表示部 ３３ 入力ボタン ３４ 端末メモリ ３５ スロット ３５ａ 端子 ３７ アンテナ ３８ 通信制御部 ３９ 着信表示部 ４０ 外部メモリ ５０ａ ケース ５０ｂ 蓋材

フロントページの続き Ｆターム(参考） 5B019 GA10 HG12 JA10 5K027 AA11 BB02 BB15 FF01 FF22 MM03 MM17 5K067 AA34 BB04 BB21 DD53 EE02 FF07 HH05 KK13 KK15 5K101 KK16 LL11 MM04 MM06 MM07 NN18 NN25 NN40 PP03 RR12 TT02

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 公衆電話回線に接続可能な携帯情報端末
   と、 前記携帯情報端末に装着され、所定の処理を実行するた
   めのプログラムと、前記プログラムに基づく所定の処理
   に供されるデータとが同一チップ上に内蔵されたチップ
   メモリにそれぞれ記録されたワンチップマイクロコンピ
   ュータとにより構成され、 前記携帯情報端末からの指示により、前記チップメモリ
   に記録されたデータを前記携帯情報端末に装着された前
   記ワンチップマイクロコンピュータが読み込んで所定の
   処理を行なった後、その結果を前記携帯情報端末に表示
   する携帯情報端末を利用したプログラム処理システム。
2. 【請求項２】 公衆電話回線に接続可能な携帯情報端末
   と、 前記携帯情報端末に装着され、同一チップ上に内蔵され
   たメモリに記録されたプログラムを読み込んで所定の処
   理を実行するワンチップマイクロコンピュータと、 前記プログラムに基づいて動作する前記ワンチップマイ
   クロコンピュータにより所定の処理に供されるデータが
   記録された記録媒体とにより構成され、 前記携帯情報端末からの指示により、前記記録媒体に記
   録されたデータを前記携帯情報端末に装着された前記ワ
   ンチップマイクロコンピュータが読み込んで所定の処理
   を行なった後、その結果を前記携帯情報端末に表示する
   携帯情報端末を利用したプログラム処理システム。
3. 【請求項３】 請求項１又は２に記載の携帯情報端末を
   利用したプログラム処理システムにおいて、 前記プログラムが検索プログラムであり、前記データが
   電話番号データであることを特徴とする携帯情報端末を
   利用したプログラム処理システム。
4. 【請求項４】 請求項３に記載の携帯情報端末を利用し
   たプログラム処理システムにおいて、 前記電話番号データの中から前記検索プログラムにより
   検索された特定の電話番号を前記携帯情報端末に内蔵さ
   れた端末メモリに転送し、前記端末メモリに転送された
   特定の電話番号に基づいて発信することにより、改めて
   入力操作を行なうことなく相手方と連絡可能とされてい
   ることを特徴とする携帯情報端末を利用したプログラム
   処理システム。
5. 【請求項５】 請求項３又は４に記載の携帯情報端末を
   利用したプログラム処理システムにおいて、 前記記録媒体又は前記チップメモリは書き込み可能とさ
   れていることを特徴とする携帯情報端末を利用したプロ
   グラム処理システム。
6. 【請求項６】請求項１〜５のいずれか１項に記載の携帯
   情報端末を利用したプログラム処理システムにおいて、 前記記録媒体又は前記チップメモリに記録された前記デ
   ータは、該データが保存されると共に通信回線に接続さ
   れたサーバからダウンロードすることにより記録される
   ことを特徴とする携帯情報端末を利用したプログラム処
   理システム。