JP2003172223A - 燃料フィルタ - Google Patents

燃料フィルタ

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JP2003172223A
JP2003172223A JP2001371006A JP2001371006A JP2003172223A JP 2003172223 A JP2003172223 A JP 2003172223A JP 2001371006 A JP2001371006 A JP 2001371006A JP 2001371006 A JP2001371006 A JP 2001371006A JP 2003172223 A JP2003172223 A JP 2003172223A
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JP
Japan
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case
filter
fuel
cover
inlet
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Pending
Application number
JP2001371006A
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English (en)
Inventor
Ryuji Kuwabara
龍司 桑原
Masatomo Tanaka
政友 田中
Kunihiro Tomoyasu
邦博 友安
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Roki Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Roki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接着剤が剥離して流出することがなく、濾過
面積を増大することができる燃料フィルタを提供する。 【構成】 濾過エレメント21を、上部はエレメントホ
ルダ27と濾過エレメント21との間に不織布28を加
圧接触させ、下部は濾過エレメント21とケース24と
の間に不織布29を加圧接触させて、ケース24内に装
着し、エレメントホルダ27を、入口30と出口31と
を有するカバー32の入口30と出口31との間に挟ま
れる位置に溶着し、ケース24をカバー32に溶着す
る。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、内燃機関等に、
燃料ポンプによって燃料タンクから燃料を汲み上げる際
に、異物を途中で除去する燃料フィルタに関する。 【0002】 【従来の技術】従来の燃料フィルタについて、図2を参
照しつつ説明する。ポリアセタール(ジュラコン)等の
樹脂製の端板1及び端板2に、濾紙等の濾過材3の上下
を接着剤4,5で接着することにより、濾過エレメント
6が成っている。濾過エレメント6は、燃料が流入する
樹脂製の流入管7を有するケース8内にて、流入口9を
有するエレメント支持部10と、出口管11を有するカ
バー12との間に介在され、端板1及び端板2をエレメ
ント支持部10とカバー12に溶着することにより保持
されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の樹脂製燃料フィルタにおいては、濾過エレメントの
端板として、耐燃料性の高い高分子樹脂、例えばポリア
セタール(ジュラコン)樹脂が使用されていたので、濾
過材と端板とを接着する接着剤による端板への接着力が
弱かったため、接着剤が剥離して流出する惧れがあっ
た。また、接着剤部分は、濾過機能を発揮することがで
きないため、デッドスペースが生じるといった課題もあ
る。 【0004】この発明は、以上の問題点を解決するもの
であって、その目的は、接着剤が剥離して流出すること
がなく、濾過面積を増大することができる燃料フィルタ
を提供するところにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は、エレメントホルダとの間に不織布を加
圧接触させることにより濾過エレメントの上部を保持
し、ケースとの間に不織布を加圧接触させることにより
前記濾過エレメントの下部を保持することにより、該濾
過エレメントを前記ケース内に装着してなるとともに、
前記ケースに溶着されて燃料の入口及び出口を有するカ
バーを備えた燃料フィルタであって、前記エレメントホ
ルダを前記カバーの入口と出口との間に挟まれる位置に
溶着したことを特徴とするものである。 【0006】以上の構成によれば、燃料フィルタのダー
ティサイドとクリーンサイドとの隔離の気密性が高くな
り、燃料から異物を除去する効率を高めることが可能に
なる。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を、図1を用いて詳細に説明する。図1はこの発明に係
る燃料フィルタの側断面を示している。 【0008】図1に示されるように、燃料フィルタ20
においては、濾紙等で形成された濾過エレメント21を
筒状のケース24内に装着し、上部はエレメントホルダ
27と濾過エレメント21との間に不織布28を加圧接
触させてシールし、下部は濾過エレメント21とケース
22との間に不織布29を加圧接触させてシールする。
そして、ケース24とエレメントホルダ27とは、ケー
ス24の開口端23とエレメントホルダ27の接合部2
5との間を溶着することによってカバー32に接合され
る。ここで、ケース24は、底部が閉鎖部22となり、
上部が開口端23になったものである。エレメントホル
ダ27は、上部に接合部25を有し、下部にそらせ板2
6を有している。カバー32は、入口30と出口31と
を有する。本発明では、エレメントホルダ27は、カバ
ー32の入口30と出口31との間に挟まれる位置に溶
着される。 【0009】以上の構成において、入口30から流入し
た燃料は、そらせ板26よって濾過エレメント21の外
周部33の下方まで導かれ、濾過エレメント21を通過
して濾過されて清浄となり、濾過エレメント21の内周
部34を経て出口31から流出する。 【0010】ここで、燃料フィルタ20においては、エ
レメントホルダ27と濾過エレメント21との間に不織
布28を加圧接触させてシールし、濾過エレメント21
とケース22の間に不織布29を加圧接触させてシール
している。このように、両者とも接着剤を使用していな
いが故に接着剤の剥離はあり得ない。 【0011】 【発明の効果】以上の構成によれば、接着力の弱い高分
子樹脂製端板への濾過体接着を廃止し、エレメントホル
ダと濾過エレメントとの間、及び、濾過エレメントとケ
ースとの間について、接着剤を用いることなくシールを
実現できるため、接着剤が剥離して流出することがな
く、またシール部にも濾過機能を持たせることができる
ので濾過面積を増大することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明による燃料フィルタの断面図である。 【図2】従来の燃料フィルタの断面図である。 【符号の説明】 20 燃料フィルタ 21 濾過エレメント 24 ケース 27 エレメントホルダ 28,29 不織布 30 入口 31 出口 32 カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 友安 邦博 神奈川県横浜市都筑区仲町台3丁目12番3 号 東京濾器株式会社内 Fターム(参考) 4D064 AA23 BM03

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 エレメントホルダとの間に不織布を加圧
    接触させることにより濾過エレメントの上部を保持し、
    ケースとの間に不織布を加圧接触させることにより前記
    濾過エレメントの下部を保持することにより、該濾過エ
    レメントを前記ケース内に装着してなるとともに、前記
    ケースに溶着されて燃料の入口及び出口を有するカバー
    を備えた燃料フィルタであって、 前記エレメントホルダを前記カバーの入口と出口との間
    に挟まれる位置に溶着したことを特徴とする燃料フィル
    タ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008163810A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Denso Corp 燃料濾過装置
KR100891748B1 (ko) 2007-11-21 2009-04-03 르노삼성자동차 주식회사 엘피아이 차량의 연료공급장치
JP2013524086A (ja) * 2010-04-09 2013-06-17 エミテック ゲゼルシヤフト フユア エミツシオンステクノロギー ミツト ベシユレンクテル ハフツング 液体還元剤を提供するための装置

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