JP2003170029A - 次亜塩素酸を含有した殺菌液の製造装置およびそれを用いた殺菌液の製造方法 - Google Patents

次亜塩素酸を含有した殺菌液の製造装置およびそれを用いた殺菌液の製造方法

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JP2003170029A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】医療器具、食品加工器具、調理器具、食品、特
に青果物、鮮魚、精肉の殺菌を十分行え、殺菌効果が持
続し、しかも食感を損なわず、人間の健康への悪影響が
少なく、かつ安価な次亜塩素酸を含有した殺菌液の製造
方法およびそれを実施するための小型、軽量、安価な製
造装置を提供する。 【解決手段】次亜塩素酸塩水溶液と水で希釈した酸を混
合し、次亜塩素酸含有の水溶液である殺菌液を製造する
混合装置が静止型混合器を含む殺菌液の製造装置。前記
殺菌液の有効塩素濃度が2〜1000ppmで、かつp
Hが3〜8の範囲である次亜塩素酸を含有した殺菌液。 【効果】安全で、殺菌効果の大きい殺菌液を小型、軽
量、安価な装置で製造できた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、次亜塩素酸を含有した
殺菌液の製造方法およびそれを実施するための製造装
置。
【0002】
【従来の技術】 近年、食中毒、感染症の発生等が深刻
な問題になっている。外食産業では食中毒の発生が営業
に致命的な打撃を与えるので、作業現場では詳細なマニ
ュアルを作成し、食中毒の発生防止に努めている。最近
多量に使われているカット野菜の殺菌は大きな問題であ
る。殺菌には塩素系の殺菌剤、特に次亜塩素酸ナトリウ
ム水溶液が使われることが多いが、殺菌力の点で問題が
あるだけでなく、食感を損なう欠点があった。また、殺
菌がかなり十分に行われても、その後の保管時に菌が繁
殖する問題もある。医療現場においては感染症やMRSA,
PRSP, 緑膿菌などの問題が大きくなっており、また抗菌
薬の使用により耐性菌の発生が問題になっている。この
ため、抗菌スペクトルが広く、使用が容易で、十分な殺
菌効果を確実に安定に発揮でき、安価であり、耐性菌が
生成しにくい殺菌液、および殺菌液の製造装置、製造方
法が求められていた。特許2852461号に次亜塩素
酸を含有した殺菌液の製造方法および装置の記載がある
が、この装置は小型、軽量化が難しく、かつ高価である
欠点を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 医療器具、食品加工
器具、調理器具、食品、特に青果物、鮮魚、精肉の殺菌
を十分行え、殺菌効果が持続し、しかも食感を損なわ
ず、人間の健康への悪影響が少なく、かつ安価な次亜塩
素酸を含有した殺菌液の製造方法およびそれを実施する
ための小型、軽量、安価な製造装置を提供することであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本発明者は、次亜塩素
酸を含有した水溶液である殺菌液の製造方法において、
次亜塩素酸塩水溶液と水で希釈した酸を混合する混合装
置が静止型混合器を含む殺菌液の製造装置で上記の課題
を達成することを見出した。前記殺菌液の有効塩素濃度
が2〜1000ppmで、かつpHが3〜8の範囲であ
る次亜塩素酸を含有した殺菌液が好ましい。さらには、
前記次亜塩素酸塩水溶液のpHが3〜9であり、かつ水
で希釈した酸のpHが3〜7であることでよりよく課題
を達成できる。次亜塩素酸塩としては次亜塩素酸ナトリ
ウムおよび/あるいは次亜塩素酸カリウムが好ましい。
酸としては塩酸、リン酸、酢酸、クエン酸、酒石酸の少
なくとも1種の酸が好ましい。本発明では抗菌、殺菌と
いう言葉を、抗菌、抗かび、消毒、殺菌、減菌、滅菌、
消臭という概念を含む言葉として使用する。
【0005】本発明に用いられる静止型混合器(スタチ
ックミキサー)としては、配管内に装着された静止した
エレメントがあり、そのエレメントを液が通過する際に
分割、転換、拡大、縮小、合一などを繰り返し受けて移
動することで、管断面全体における流体の濃度、温度が
均一になる混合器を示す。上記の要件を満たせば特に形
状は限定されるものではないが、例えば「化学工学の進
歩34 ミキシング技術」(化学工学会編、槇書店 20
00年11月1日出版)の216ページから228ペー
ジに記載の静止型混合器はいずれも好ましく用いられ
る。矩形の板を180度にねじった螺旋形状のエレメン
トがある。たとえば右ねじりと左ねじりの2種類があ
り、各々が直角になるよう交互に固定したものでケニッ
クス型と呼ばれる(上記の書籍の218ページ、図1
4.1に記載)。この型のものはノリタケカンパニーリ
ミテド、マーキュリー・サプライ・システム等が供給し
ている。
【0006】管の内側に並列に2本の円筒通路があり、
各々の通路に螺旋羽根1個が挿入され、エレメント間に
は、前のエレメントを通過した流体が合流する中間室が
あり、各々は交互に90度ずらして取り付けられている
(上記の書籍の218ページ、図14.2に記載)。こ
の型のものは東レ等が供給している。波板を積層した構
造で、その波板には格子状に斜めの流路があり、主流体
を部分流に分割し隣り合ったエレメントは各々90度の
角度で配置されている(上記の書籍の219ページ、図
14.3、4に記載)。この型のものはスルザー社等が
供給している。TAH社のステーターチューブ型で、そ
れは各ステージは3枚の半楕円の板から構成され、半楕
円の板3枚の内2枚は管のセンターの軸の左右で交差
し、もう1枚を反対側に組み合わせたものである(上記
の書籍の220ページ、図14.6に記載)。この型の
ものはTAH社、マーキュリー・サプライ・システム等
が供給している。円盤の両表面が流体通路で、流体は表
面の面の中心から管壁方向に向かい外側の孔で16分割
され反転して裏面に流れ、集合プレートの中心に向かっ
て合一し、次のエレメントの中心から4分割した流体は
管壁に向かい、さらに16分割を繰り返す構造である
(上記の書籍の221ページ、図14.7に記載)。こ
の型のものは日本ソセー社等が供給している。1ユニッ
トは4枚の円盤でいずれも片面に正六角形の突起を持っ
たハニカム構造である。外側の円盤2枚の中心部は流体
の流入口と出口としての穴がある。内側の円盤2枚は背
中合わせで、正六角形のハニカムの半ピッチずらした状
態で外側の円盤と傘ねあわせてくみ詰められる(上記の
書籍の222ページ、図14.10に記載)。この型の
ものは環境科学工業等が供給している。
【0007】その他、例えばKenics社の180°
左右にねじった羽根を90°ずらして配列したnエレメ
ント通過させると2のn乗層分割するタイプ(KM S
eries Static Mixers、Kenic
sStaticMixers等)、Apriori社の
タイプ等が知られている。また特開平5−137989
号、特開平5−293348号記載のものも好ましく用
いられる。静止混合器の各エレメントの材質はステンレ
ス、アルミ等の金属、ガラス、セラミックス、プラスチ
ックが好ましい。特に塩素イオンで腐食されにくく、軽
量なことからプラスチックが好ましい。
【0008】本発明の装置は内部を浸透性隔膜を介して
相対する一対の通水チャンバに仕切った通水槽と、この
通水槽の両通水チャンバの一側に原水を圧送する原水供
給手段と、通水槽の両通水チャンバの他側にそれぞれ独
立に連通する一対の排水管を合流させてなる排水手段
と、通水槽の一方の通水チャンバに次亜塩素酸塩を添加
する次亜塩素酸塩供給手段と、通水槽の他方の通水チャ
ンバに酸を添加する酸供給手段を具備することも好まし
い。次亜塩素酸塩を添加した水と酸を添加した水を浸透
性隔膜を介して反応させると緩やかに反応し、次亜塩素
酸を生ずるとともに、所定のpHに調節される。
【0009】次亜塩素酸塩としては特に限定されないが
次亜塩素酸ナトリウム、次亜塩素酸カリウムが好まし
く、次亜塩素酸ナトリウムが特に好ましい。次亜塩素酸
塩の水溶液のpHは3〜9が好ましく、5〜9がより好
ましく、6〜8.5が特に好ましい。
【0010】本発明の殺菌液のpH調節は、塩酸、リン
酸、硫酸、硝酸等の無機酸、あるいは酢酸、ぎ酸、クエ
ン酸、酒石酸等の有機酸を添加することで調節すること
が好ましい。酸としては塩酸、リン酸、酢酸、クエン
酸、酒石酸がより好ましく、塩酸、酢酸がさらに好まし
く、塩酸が特に好ましい。これらのpHの調節の際に
は、酸は水で希釈して用いることが好ましい。酸の水溶
液のpHは3〜7が好ましく、4〜6が特に好ましい。
特に酸が塩酸の場合、塩酸添加側の溶液のpH値を3〜7
に特定することが好ましく、4〜6が特に好ましい。そ
の理由はpH値が3より小さいと次亜塩素酸塩溶液との混
合時に塩素ガスが発生するおそれがあり、他方、pH値を
7よりも大きくするとアルカリ側となり次亜塩素酸塩溶
液のpHを下げる働きの有効性が失われるからである。
【0011】本発明の殺菌液の有効塩素濃度は2〜10
00ppmが好ましく。10〜800ppmがより好ま
しく、30〜300ppmが最も好ましい。またpHは
3.0〜8.0が好ましく、4.0〜7.2がより好ま
しく、4.5〜6.5が最も好ましい。有効塩素濃度は
殺菌効果を発揮するに最低必要濃度が望ましい。濃度が
高いと塩素臭等の好ましくない影響があり、濃度が低い
と十分な殺菌効果が得られない。殺菌効果は温度でも異
なる。室温付近の温度では、高い温度の方が殺菌効果が
大きい。pHは解離していない次亜塩素酸の濃度が決ま
る重要な要因である。pH8以上では次亜塩素酸が解離
し、殺菌効果が著しく減少する。また、pHが2以下で
は塩素が発生し人体に有害である。
【0012】また、酸、アルカリの水溶液と、次亜塩素
酸水溶液(次亜塩素酸ナトリウム水溶液が好ましい)お
よび水を混合し所定の濃度、pHの該次亜塩素酸水溶液
を調製する。この調製は予め使用のかなり前に行われて
も、使用直前に行われてもどちらでも構わない。ただ
し、該次亜塩素酸水溶液中の次亜塩素酸は熱、光、酸化
剤に対し不安定なので、密閉容器に入れ、遮光し、低温
で保存することが好ましい。使用する容器は十分洗浄さ
れたものを用いることが好ましい。また、各組成の濃度
を所定の値に正確に合わせるため、添加量を高精度で調
節できる、混合機器を用いることが好ましい。この機器
では使用直前に該次亜塩素酸水溶液を調製できる。その
場合は、酸あるいはアルカリの水溶液と、次亜塩素酸水
溶液(次亜塩素酸ナトリウム水溶液が好ましい)および
水の3種の溶液を混合することもできるし、酸あるいは
アルカリの水溶液および/または次亜塩素酸水溶液(次
亜塩素酸ナトリウム水溶液が好ましい)を予め水で所定
の濃度に希釈して用いることも好ましい。これらの溶液
は密閉された容器に保存されるのが好ましく、着脱が容
易なカートリッジ形式のもはさらに好ましい。
【0013】次亜塩素酸水溶液が展着剤を含有すること
も好ましい。本発明の次亜塩素酸水溶液には。展着剤と
してはアニオン系、カチオン系、ノニオン系、ベタイン
系のいずれの界面活性剤、水溶性高分子が好ましくもち
いられる。展着剤の濃度は20〜2000ppmが好ま
しい。直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、ジアルキル
サクシスルホネート、リグニンスルホン酸塩、ポリナフ
チルスルホン酸塩、脂肪酸のアルキルエステルのスルホ
ン酸塩(特開平2−167202号等)アルキルスルホ
コハク酸塩系界面活性剤等のアニオン系界面活性剤。ポ
リアクリル酸塩、アルキル硫酸塩、アルキルアミンオキ
シド、脱アセチル化度が30%以上のキトサン、4級ア
ンモニウム塩とうのカチオン系界面活性剤等が好ましく
用いられる。中でも、モノアルキル硫酸塩、トリアルキ
ルアミン−N−オキシド、脂肪酸ナトリウム、アルキル
トリメチルアンモニウムが特に好ましい。 展着剤の添
加は使用のかなり前でも良いが、使用直前の方が好まし
い。実際の使用の際はpH調節用の酸に混合するか、希
釈水に混合することが好ましい。次亜塩素酸の水溶液に
予め添加することは、次亜塩素酸の分解を促進すること
があるので好ましくない。
【0014】本発明の殺菌液は混合後に保管する場合
は、光特に紫外線を遮断し、低温で保管し、かつ蛋白
質、アルコール等の有機物あるいは不純物として混入す
る金属イオンをできるだけ少なくすることが好ましい。
そのため、容器、器具等は十分に洗浄したものを使用す
ることが好ましい。次亜塩素酸含有水溶液自体も保管す
る場合は、光特に紫外線を遮断し、低温で保管すること
が好ましい。
【0015】本発明の殺菌液、殺菌液の製造装置、製造
方法は、食品、食品の加工器具、調理器具、医療器具、
医療施設、衣類、住宅、樹木、店舗、貯水、循環水設
備、農業、衛生器具等用の殺菌液の製造に用いることが
できる。
【0016】 以下、本発明の実施例を説明する。
【実施例1】小型のポンプを使いY字管の片方の口から
次亜塩素酸ナトリウムを添加した水(pHを8)を圧送
し、もう一方の口から水で希釈した塩酸(pHを4)を同
様にポンプで圧送した。両液が初めて接触するY字管の
混合部(中央部)に本発明の静止型混合器(プラスチッ
ク製のケニックス型静止混合機でエレメントが8段のも
の)を接続した。これにより有効塩素濃度50ppm、
pH5.8の次亜塩素酸含有の殺菌液を得た(本発明
1)。本調整法では塩素臭がしなかった。なお、静止型
混合器を用いないY字管の出口にやや大きい容器を取り
付け、それに攪拌機を入れ、撹拌して上記の両水溶液を
混合した。この装置でも有効塩素濃度50ppm、pH
5.8の次亜塩素酸含有の殺菌液を得た(比較例1)
が、調整中に塩素臭がして好ましくなかった。また、本
発明の静止型混合器を用いた装置は、用いない装置に比
べ、小型、軽量であり好ましかった。
【実施例2】実施例1と同様にして次亜塩素酸含有の殺
菌液を調整した。Y字管のY字の中央部の混合部に続く
直線管(通水槽)の内部を不織布によるフィルターで2
つに分割した。Y字管の片方の口から次亜塩素酸ナトリ
ウムを添加した水(pHを8)を圧送し、この水溶液がY
字の中央の混合部に接続する直線の管のフィルターで分
割された片側に入るようにした。また、もう一方の口か
ら水で希釈した塩酸(pHを4)を圧送し、この水溶液を
次亜塩素酸水溶液が流れる側の、フィルターで隔てた反
対側に導いた。この通水槽を長くし、両水溶液を十分混
合させ、有効塩素濃度100ppm、pH5.8の次亜
塩素酸含有の殺菌液を得た(比較例2)。Y字管の中央
からの直線部の管(通水槽)の最初の部分を比較例2同
様にフィルターで仕切り、そのすぐ後の部分に実施例1
と同じケニックス型の本発明の静止型混合器を設けたこ
とおよび、直線管(通水槽)の長さを1/3にした以外
は比較例2と同様にして有効塩素濃度100ppm、p
H5.8の次亜塩素酸含有の殺菌液を得た(本発明
2)。本発明2の調整では塩素臭が全くしなかったが、
比較例2の調整ではやや塩素臭がして好ましくなかっ
た。また本発明2の方が比較例2より直線部の管を短く
でき、小型、軽量であり好ましかった。
【実施例3】静止型混合器としてADVANCE社製の
MXシリーズのものを用いた以外は実施例2を繰り返し
同様の結果を得た(本発明3)。
【実施例4】本発明1、2、3の殺菌液で大腸菌を添加
した布巾を消毒した。消毒した布巾の大腸菌を調べた
が、菌数は検出限界以下であった。本発明の殺菌液は十
分な殺菌効果を示した。
【実施例5】静止型混合器としてADVANCE社製の
MXシリーズのものを用いた以外は実施例2を繰り返し
同様の結果を得た。
【比較例6】水で希釈した塩酸の量を減らした以外は本
発明1と同様にして(同様の製造装置、製造方法)pH
8.5、有効塩素濃度50ppmの殺菌液を製造した
(比較例6)。実施例1と同様にして大腸菌を用い殺菌
効果を調べた。大腸菌数は殺菌前と変わらなかった。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】次亜塩素酸塩水溶液と水で希釈した酸を混
    合し、次亜塩素酸含有の水溶液である殺菌液を製造する
    装置において、その装置が静止型混合器を含むことを特
    徴とする次亜塩素酸を含有した殺菌液の製造装置。
  2. 【請求項2】内部を浸透性隔膜を介して相対する一対の
    通水チャンバに仕切った通水槽と、通水槽の一方の通水
    チャンバに次亜塩素酸塩を添加する次亜塩素酸塩供給手
    段と、通水槽の他方の通水チャンバに酸を添加する酸供
    給手段と静止型混合器を具備することを特徴とする次亜
    塩素酸含有殺菌液の製造装置。
  3. 【請求項3】請求項1〜2のいずれかに記載の次亜塩素
    酸を含有した殺菌液の製造装置を用いた殺菌液の製造方
    法であって、前記次亜塩素酸塩水溶液のpHが3〜9で
    あり、かつ水で希釈した酸のpHが3〜7であることを
    特徴とする次亜塩素酸を含有した殺菌液の製造方法。
  4. 【請求項4】前記次亜塩素酸を含有した殺菌液の有効塩
    素濃度が2〜1000ppmで、かつpHが3〜8の範
    囲であることを特徴とする請求項3に記載の次亜塩素酸
    を含有した殺菌液の製造方法。
  5. 【請求項5】前記酸が塩酸、リン酸、酢酸、クエン酸、
    酒石酸の少なくとも1種の酸であることを特徴とする請
    求項3〜4のいずれかに記載の次亜塩素酸を含有した殺
    菌液の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101286088B1 (ko) * 2011-07-15 2013-07-15 주식회사 유한크로락스 안정성이 높은 차아염소산수 제조 방법
US8486276B2 (en) 2008-12-19 2013-07-16 Infracor Gmbh Method of treating water and aqueous systems in pipes with chlorine dioxide
US8663481B2 (en) 2007-12-19 2014-03-04 Infracor Gmbh Method of treating water with chlorine dioxide

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